JPH0649306Y2 - 簡易放口ポンププロポーショナー - Google Patents
簡易放口ポンププロポーショナーInfo
- Publication number
- JPH0649306Y2 JPH0649306Y2 JP11213090U JP11213090U JPH0649306Y2 JP H0649306 Y2 JPH0649306 Y2 JP H0649306Y2 JP 11213090 U JP11213090 U JP 11213090U JP 11213090 U JP11213090 U JP 11213090U JP H0649306 Y2 JPH0649306 Y2 JP H0649306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- proportioner
- foam
- pump
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、通常のポンプ車等を簡易化学車として運用可
能な簡易放口ポンププロポーショナーに関する。
能な簡易放口ポンププロポーショナーに関する。
従来の技術 戦後化学工業の発展はめざましく、新しい製品が次々と
開発され、人間の生活環境の変化をもたらし、文化的生
活の向上に大きく貢献してきた。
開発され、人間の生活環境の変化をもたらし、文化的生
活の向上に大きく貢献してきた。
しかし、このことが飛躍的な石油などの化石燃料の消費
につながり、多数の新しい化学物質を生み出し、潜在的
な火災発生の危険を大きくしている。
につながり、多数の新しい化学物質を生み出し、潜在的
な火災発生の危険を大きくしている。
したがって、消防がその使命を達成するためには、必要
な化学車を増強させることが必要不可欠であるものの、
都市構造の複雑・多様化に対しては、単に化学車のみの
増強にとどまらず、災害に対応して多様化を図っていく
必要がある。
な化学車を増強させることが必要不可欠であるものの、
都市構造の複雑・多様化に対しては、単に化学車のみの
増強にとどまらず、災害に対応して多様化を図っていく
必要がある。
現在、化学車以外の普通ポンプ車等においては、油脂火
災用にピックアップ式泡ノズル、ラインプロポーショナ
ーなどの発泡器具が用いられている。
災用にピックアップ式泡ノズル、ラインプロポーショナ
ーなどの発泡器具が用いられている。
ピックアップ式泡ノズルは、流水のエジェクター作用に
より本体のピックアップホースで泡消火薬剤を吸引して
泡放射するものであるが、泡消火薬剤を筒先まで搬送す
る必要があり、火災現場での泡消火薬剤の補給上困難な
場合があった。
より本体のピックアップホースで泡消火薬剤を吸引して
泡放射するものであるが、泡消火薬剤を筒先まで搬送す
る必要があり、火災現場での泡消火薬剤の補給上困難な
場合があった。
また、ラインプロポーショナーは、ポンプ車等から泡ノ
ズルに送水される消防ホースの中間に接続され、流水の
エジェクター作用により泡消火薬剤を吸引し、所定の泡
混合液を泡ノズルに送るものである。しかしラインプロ
ポーショナーは、ホースの先端部分に抵抗（背圧）があ
るとジェット部分の流速が得られず、発生する負圧が弱
まり泡消火薬剤の吸入ができなくなることから、泡ノズ
ルとラインプロポーショナー間のホース延長本数や背圧
などの点で使用上の制約があった。
ズルに送水される消防ホースの中間に接続され、流水の
エジェクター作用により泡消火薬剤を吸引し、所定の泡
混合液を泡ノズルに送るものである。しかしラインプロ
ポーショナーは、ホースの先端部分に抵抗（背圧）があ
るとジェット部分の流速が得られず、発生する負圧が弱
まり泡消火薬剤の吸入ができなくなることから、泡ノズ
ルとラインプロポーショナー間のホース延長本数や背圧
などの点で使用上の制約があった。
考案が解決しようとする課題 本考案は、消防車の近辺で泡消火薬剤の混合ができ、ホ
ースの延長、水利、泡放射ノズル数などにおける制約が
少なく、通常のポンプ車等で泡消火を可能とする簡易放
口ポンププロポーショナーを提供するものである。
ースの延長、水利、泡放射ノズル数などにおける制約が
少なく、通常のポンプ車等で泡消火を可能とする簡易放
口ポンププロポーショナーを提供するものである。
考案の構成 本考案の簡易放口ポンププロポーショナーは、 消防ポンプの吸引側に接続される放水口、水が供給され
る給水口、給水口から放水口に流れる水のエジェクター
作用により外部から泡消火薬剤を吸引する吸引口を具え
たラインプロポーショナーと、 一端が消防ポンプの吐出側に連結され、他端がラインプ
ロポーショナーの給水口に連結され、消防ポンプからの
吐出水の一部をラインプロポーショナーの給水口に循環
する高圧ホースと、 ラインプロポーショナーの吸引口に連結され、エジェク
ター作用により外部の泡消火薬剤をラインプロポーショ
ナー内に供給する泡剤ホースとを有することを特徴とす
る。
る給水口、給水口から放水口に流れる水のエジェクター
作用により外部から泡消火薬剤を吸引する吸引口を具え
たラインプロポーショナーと、 一端が消防ポンプの吐出側に連結され、他端がラインプ
ロポーショナーの給水口に連結され、消防ポンプからの
吐出水の一部をラインプロポーショナーの給水口に循環
する高圧ホースと、 ラインプロポーショナーの吸引口に連結され、エジェク
ター作用により外部の泡消火薬剤をラインプロポーショ
ナー内に供給する泡剤ホースとを有することを特徴とす
る。
作用 ラインプロポーショナーの放水口を消防ポンプの吸水側
に連結し、一方、高圧ホースを介してラインプロポーシ
ョナーの給水口を消防ポンプの吐出側に連結する。消防
ポンプにより放水を開始すると、消防ポンプの放水側よ
り、高圧ホースを通って一部の水がラインプロポーショ
ナーに循環される。この際、ラインプロポーショナーの
エジェクター作用により、泡消火薬剤が泡剤ホースを介
して吸引され、水と混合されて消防ポンプの吸引側に供
給される。これが水と混合されて消防ポンプの吐出側に
送られ、消防ホースを通り、適宜のノズルにより泡消火
がなされる。
に連結し、一方、高圧ホースを介してラインプロポーシ
ョナーの給水口を消防ポンプの吐出側に連結する。消防
ポンプにより放水を開始すると、消防ポンプの放水側よ
り、高圧ホースを通って一部の水がラインプロポーショ
ナーに循環される。この際、ラインプロポーショナーの
エジェクター作用により、泡消火薬剤が泡剤ホースを介
して吸引され、水と混合されて消防ポンプの吸引側に供
給される。これが水と混合されて消防ポンプの吐出側に
送られ、消防ホースを通り、適宜のノズルにより泡消火
がなされる。
実施例 第１図は、本考案で用いられるラインプロポーショナー
11の実施例を示す上側半断面図である。また、第２図
は、ラインプロポーショナー11の消防ポンプ31への取り
付け状態を示す説明図である。
11の実施例を示す上側半断面図である。また、第２図
は、ラインプロポーショナー11の消防ポンプ31への取り
付け状態を示す説明図である。
消防ポンプ車に搭載された消防ポンプ31は、吸引側31a
に設けられた吸口33,33から水を吸い、吐出側31bに供給
し、消防ホース35,35,35を介して３本のフォームショッ
トガン37,37,37から放水する。この際、ラインプロポー
ショナー11の放水口13を、消防ポンプ31の吸引側31bに
取り付けリング15により連結する。一方、ラインプロポ
ーショナー11の給水口19には取付けリング21により高圧
ホース27の一端側が連結され、この高圧ホース27の他端
側は消防ポンプ31の吐出側31bに連結される。また、ラ
インプロポーショナー11の吸引口25には、泡剤ホース29
の一端側が連結され、この他端側は泡剤タンク41の泡消
火薬剤43中に導かれる。
に設けられた吸口33,33から水を吸い、吐出側31bに供給
し、消防ホース35,35,35を介して３本のフォームショッ
トガン37,37,37から放水する。この際、ラインプロポー
ショナー11の放水口13を、消防ポンプ31の吸引側31bに
取り付けリング15により連結する。一方、ラインプロポ
ーショナー11の給水口19には取付けリング21により高圧
ホース27の一端側が連結され、この高圧ホース27の他端
側は消防ポンプ31の吐出側31bに連結される。また、ラ
インプロポーショナー11の吸引口25には、泡剤ホース29
の一端側が連結され、この他端側は泡剤タンク41の泡消
火薬剤43中に導かれる。
この状態で、ポンプ31により水が吸口33,33より吸引さ
れると、ポンプ31の吐出側31bから、吸引した水の一部
が高圧ホース27を通して、ラインプロポーショナー11の
給水口19に導かれる。この水は、ラインプロポーショナ
ー11のジェットノズル17を通過し、エジェクター作用に
より、泡剤ホース29を介して吸引口25から泡消火薬剤43
をラインプロポーショナー11に吸引する。この泡消火薬
剤43は水と混合されて、ラインプロポーショナー11の放
水口13から、消防ポンプ31の吸引側31aに送られる。こ
こでさらに吸口33からの水と混合され、ポンプ31によ
り、消防ホース35を通ってフォームショットガン37に送
られ、発泡して泡放射がなされる。泡消火薬剤43の混合
割合は、泡剤混合メタリングコック23の開度を調整する
ことにより制御できる。
れると、ポンプ31の吐出側31bから、吸引した水の一部
が高圧ホース27を通して、ラインプロポーショナー11の
給水口19に導かれる。この水は、ラインプロポーショナ
ー11のジェットノズル17を通過し、エジェクター作用に
より、泡剤ホース29を介して吸引口25から泡消火薬剤43
をラインプロポーショナー11に吸引する。この泡消火薬
剤43は水と混合されて、ラインプロポーショナー11の放
水口13から、消防ポンプ31の吸引側31aに送られる。こ
こでさらに吸口33からの水と混合され、ポンプ31によ
り、消防ホース35を通ってフォームショットガン37に送
られ、発泡して泡放射がなされる。泡消火薬剤43の混合
割合は、泡剤混合メタリングコック23の開度を調整する
ことにより制御できる。
考案の効果 本考案の簡易放口ポンププロポーショナーによれば、通
常のポンプ車を化学車として利用することができ、しか
も、泡消火薬剤の吸引をポンプ車のところで行なうた
め、機関員が操作でき、また、泡消火薬剤を筒先まで搬
送する必要がないので、消防隊員の消火活動の負担を大
幅に軽減できる。
常のポンプ車を化学車として利用することができ、しか
も、泡消火薬剤の吸引をポンプ車のところで行なうた
め、機関員が操作でき、また、泡消火薬剤を筒先まで搬
送する必要がないので、消防隊員の消火活動の負担を大
幅に軽減できる。
さらに、泡放射量および消防ホース延長に制約を受け
ず、高所からの泡放射が可能なので、普通ポンプ車を化
学車として運用できる。
ず、高所からの泡放射が可能なので、普通ポンプ車を化
学車として運用できる。
また、自然水利はもちろんのこと、消火栓、中継水など
の有圧水利を利用することもできる。
の有圧水利を利用することもできる。
第１図は、本考案で用いられるラインプロポーの実施例
を示す上側半断面図である。 第２図は、ラインプロポーショナーの消防ポンプへの接
続状態を示す説明図である。 11……ラインプロポーショナー 13……放水口、15,21……取付けリング 17……ジェットノズル、19……給水口 23……泡剤混合メタリングコック 25……吸引口、27……高圧ホース 29……泡剤ホース、31……消防ポンプ 31a……吸引側、31b……吐出側 33……吸口、35……消防ホース 37……フォームショットガン 41……泡剤タンク、43……泡消火薬剤
を示す上側半断面図である。 第２図は、ラインプロポーショナーの消防ポンプへの接
続状態を示す説明図である。 11……ラインプロポーショナー 13……放水口、15,21……取付けリング 17……ジェットノズル、19……給水口 23……泡剤混合メタリングコック 25……吸引口、27……高圧ホース 29……泡剤ホース、31……消防ポンプ 31a……吸引側、31b……吐出側 33……吸口、35……消防ホース 37……フォームショットガン 41……泡剤タンク、43……泡消火薬剤
Claims (1)
- 【請求項１】消防ポンプの吸引側に接続される放水口、
水が供給される給水口、給水口から放水口に流れる水の
エジェクター作用により外部から泡消火薬剤を吸引する
吸引口を具えたラインプロポーショナーと、 一端が消防ポンプの吐出側に連結され、他端がラインプ
ロポーショナーの給水口に連結され、消防ポンプからの
吐出水の一部をラインプロポーショナーの給水口に循環
する高圧ホースと、 ラインプロポーショナーの吸引口に連結され、エジェク
ター作用により外部の泡消火薬剤をラインプロポーショ
ナー内に供給する泡剤ホース とを有することを特徴とする簡易放口ポンププロポーシ
ョナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11213090U JPH0649306Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 簡易放口ポンププロポーショナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11213090U JPH0649306Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 簡易放口ポンププロポーショナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0470052U JPH0470052U (ja) | 1992-06-22 |
| JPH0649306Y2 true JPH0649306Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31859633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11213090U Expired - Lifetime JPH0649306Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 簡易放口ポンププロポーショナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649306Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220063880A (ko) * | 2020-11-11 | 2022-05-18 | 주식회사 대진정공 | 초소형 전기 소방펌프차 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7221103B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2023-02-13 | 能美防災株式会社 | ラインプロポーショナー |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP11213090U patent/JPH0649306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220063880A (ko) * | 2020-11-11 | 2022-05-18 | 주식회사 대진정공 | 초소형 전기 소방펌프차 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0470052U (ja) | 1992-06-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |