JP2000140143A - 携帯式ウォーターミスト消火装置 - Google Patents
携帯式ウォーターミスト消火装置Info
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- JP2000140143A JP2000140143A JP10320475A JP32047598A JP2000140143A JP 2000140143 A JP2000140143 A JP 2000140143A JP 10320475 A JP10320475 A JP 10320475A JP 32047598 A JP32047598 A JP 32047598A JP 2000140143 A JP2000140143 A JP 2000140143A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消火作業者への衝撃が少なく、かつ消火効率
が優れた携帯式ウォーターミスト消火装置を提供する。 【解決手段】 圧縮空気を充填した空気ボンベ１と消火
液を充填した液体タンク２とを互いに連通させると共
に、液体タンク２から噴射用ホース１１を延長し、噴射
用ホース１１に弁の開閉機構と吐出ノズル１５とを備え
た噴射ガン１２を取り付け、弁の開閉により液体タンク
２の内圧に基づいて消火液を吐出ノズル１５から噴射す
るように構成する。
が優れた携帯式ウォーターミスト消火装置を提供する。 【解決手段】 圧縮空気を充填した空気ボンベ１と消火
液を充填した液体タンク２とを互いに連通させると共
に、液体タンク２から噴射用ホース１１を延長し、噴射
用ホース１１に弁の開閉機構と吐出ノズル１５とを備え
た噴射ガン１２を取り付け、弁の開閉により液体タンク
２の内圧に基づいて消火液を吐出ノズル１５から噴射す
るように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水や泡消火剤を含
む消火液を高圧でミスト状に噴射するウォーターミスト
消火装置に関し、さらに詳しくは、消火作業者への衝撃
が少なく、かつ消火効率が優れた携帯式ウォーターミス
ト消火装置に関する。
む消火液を高圧でミスト状に噴射するウォーターミスト
消火装置に関し、さらに詳しくは、消火作業者への衝撃
が少なく、かつ消火効率が優れた携帯式ウォーターミス
ト消火装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ウォーターミスト消火装置は、スプリン
クラー等の消火装置とは異なって、水を超高圧で霧状に
噴射することにより、火災空間全体を多めの霧で覆うよ
うにし、その気化吸熱による冷却効果と、水蒸気の発生
に伴う酸素濃度の希釈による窒息効果とを併用して消火
効率を飛躍的に増大させたものである。このウォーター
ミスト消火装置は、使用水量が少なくて済み、省スペー
ス化が可能であるため、ライトバン等の小型自動車や自
動二輪車に搭載することができる。そのため、消防車に
先駆けて火災現場に急行して初期消火を行う手段として
最適である。
クラー等の消火装置とは異なって、水を超高圧で霧状に
噴射することにより、火災空間全体を多めの霧で覆うよ
うにし、その気化吸熱による冷却効果と、水蒸気の発生
に伴う酸素濃度の希釈による窒息効果とを併用して消火
効率を飛躍的に増大させたものである。このウォーター
ミスト消火装置は、使用水量が少なくて済み、省スペー
ス化が可能であるため、ライトバン等の小型自動車や自
動二輪車に搭載することができる。そのため、消防車に
先駆けて火災現場に急行して初期消火を行う手段として
最適である。
【０００３】このようなウォーターミスト消火装置の一
種として、インパルス消火システムと呼ばれる携帯式の
消火装置がある。このインパルス消火システムは、圧縮
空気を充填した空気ボンベと、消火液を充填した液体タ
ンクと、その消火液を噴射するためのインパルス銃とを
備え、液体タンクからインパルス銃のシリンダ内に噴射
１回分の消火液を充填し、これを空気ボンベの内圧を利
用してピストンで噴射するようになっている。
種として、インパルス消火システムと呼ばれる携帯式の
消火装置がある。このインパルス消火システムは、圧縮
空気を充填した空気ボンベと、消火液を充填した液体タ
ンクと、その消火液を噴射するためのインパルス銃とを
備え、液体タンクからインパルス銃のシリンダ内に噴射
１回分の消火液を充填し、これを空気ボンベの内圧を利
用してピストンで噴射するようになっている。
【０００４】しかしながら、上述したインパルス消火シ
ステムでは、噴射毎にインパルス銃のシリンダ内に消火
液を充填する必要があり、消火液の噴射が間欠的になら
ざるを得ないので消火効率が極めて悪いという問題があ
った。即ち、消火液のインパルス噴射により火災が鎮火
したとしても、次の噴射のための充填中に再び火災が広
がってしまうのである。また、上記インパルス消火シス
テムでは、インパルス銃のシリンダ内の消火液を一気に
噴射するため、その噴射時の反動が非常に大きく、間欠
的な噴射を行う毎に消火作業者が大きな衝撃を受けると
いう問題もあった。
ステムでは、噴射毎にインパルス銃のシリンダ内に消火
液を充填する必要があり、消火液の噴射が間欠的になら
ざるを得ないので消火効率が極めて悪いという問題があ
った。即ち、消火液のインパルス噴射により火災が鎮火
したとしても、次の噴射のための充填中に再び火災が広
がってしまうのである。また、上記インパルス消火シス
テムでは、インパルス銃のシリンダ内の消火液を一気に
噴射するため、その噴射時の反動が非常に大きく、間欠
的な噴射を行う毎に消火作業者が大きな衝撃を受けると
いう問題もあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、消火
作業者への衝撃が少なく、かつ消火効率が優れた携帯式
ウォーターミスト消火装置を提供することにある。
作業者への衝撃が少なく、かつ消火効率が優れた携帯式
ウォーターミスト消火装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の携帯式ウォーターミスト消火装置は、圧縮空
気を充填した空気ボンベと消火液を充填した液体タンク
とを互いに連通させると共に、該液体タンクから噴射用
ホースを延長し、該噴射用ホースに弁の開閉機構と吐出
ノズルとを備えた噴射ガンを取り付け、前記弁の開閉に
より前記液体タンクの内圧に基づいて前記消火液を前記
吐出ノズルから噴射するようにしたことを特徴とするも
のである。
の本発明の携帯式ウォーターミスト消火装置は、圧縮空
気を充填した空気ボンベと消火液を充填した液体タンク
とを互いに連通させると共に、該液体タンクから噴射用
ホースを延長し、該噴射用ホースに弁の開閉機構と吐出
ノズルとを備えた噴射ガンを取り付け、前記弁の開閉に
より前記液体タンクの内圧に基づいて前記消火液を前記
吐出ノズルから噴射するようにしたことを特徴とするも
のである。
【０００７】このように空気ボンベと液体タンクとを互
いに連通させ、該液体タンクに噴射用ホースを介して噴
射ガンを接続し、該噴射ガンの弁の開閉により液体タン
クの内圧に基づいて吐出ノズルから消火液を噴射する構
成にしたことにより、従来のインパルス消火システムと
は異なって消火液を連続的に噴射することができるの
で、火災の延焼を効果的に防止して消火効率を高めるこ
とができる。しかも、上記のように消火液を連続的に噴
射するようにすれば、消火作業者は連続噴射による継続
的な反動力を受けるだけで従来のインパルス消火システ
ムのように大きな衝撃を受けることはない。なお、上記
消火液は水のみであっても良く、或いは水と消火剤との
混合液であっても良い。
いに連通させ、該液体タンクに噴射用ホースを介して噴
射ガンを接続し、該噴射ガンの弁の開閉により液体タン
クの内圧に基づいて吐出ノズルから消火液を噴射する構
成にしたことにより、従来のインパルス消火システムと
は異なって消火液を連続的に噴射することができるの
で、火災の延焼を効果的に防止して消火効率を高めるこ
とができる。しかも、上記のように消火液を連続的に噴
射するようにすれば、消火作業者は連続噴射による継続
的な反動力を受けるだけで従来のインパルス消火システ
ムのように大きな衝撃を受けることはない。なお、上記
消火液は水のみであっても良く、或いは水と消火剤との
混合液であっても良い。
【０００８】本発明において、ウォーターミスト消火装
置は水を超高圧でミスト状に噴射することにより、火災
空間全体を高濃度のミストで覆い、その気化吸熱による
冷却効果と、水蒸気の発生に伴う酸素濃度の希釈による
窒息効果とを併用して消火効率を向上するものである
が、その噴射圧力としては５０〜３００ｋｇｆ／ｃ
ｍ2、より好ましくは１００〜２５０ｋｇｆ／ｃｍ2 の
範囲で任意に選択し、吐出ノズルから噴射する水滴の大
きさは３０〜３００μｍ、より好ましくは５０〜２００
μｍの範囲で任意に選択することができる。但し、上記
噴射圧力は空気ボンベの使用開始時における設定であ
り、空気ボンベの内圧低下に伴って変化するものであ
る。
置は水を超高圧でミスト状に噴射することにより、火災
空間全体を高濃度のミストで覆い、その気化吸熱による
冷却効果と、水蒸気の発生に伴う酸素濃度の希釈による
窒息効果とを併用して消火効率を向上するものである
が、その噴射圧力としては５０〜３００ｋｇｆ／ｃ
ｍ2、より好ましくは１００〜２５０ｋｇｆ／ｃｍ2 の
範囲で任意に選択し、吐出ノズルから噴射する水滴の大
きさは３０〜３００μｍ、より好ましくは５０〜２００
μｍの範囲で任意に選択することができる。但し、上記
噴射圧力は空気ボンベの使用開始時における設定であ
り、空気ボンベの内圧低下に伴って変化するものであ
る。
【０００９】吐出ノズルから噴射する水滴（ミスト）の
大きさを小さくするほど、同量の水で水滴数が増加して
水の表面積が増大するため冷却効果と窒息効果を向上す
ることが可能になる。しかしながら、水滴の大きさが小
さ過ぎると水の噴射距離が短くなるため、水が火災発生
個所に届き難くなってしまう。そのため、噴射圧力及び
水滴の大きさは要求特性に応じて任意に設定することが
できる。
大きさを小さくするほど、同量の水で水滴数が増加して
水の表面積が増大するため冷却効果と窒息効果を向上す
ることが可能になる。しかしながら、水滴の大きさが小
さ過ぎると水の噴射距離が短くなるため、水が火災発生
個所に届き難くなってしまう。そのため、噴射圧力及び
水滴の大きさは要求特性に応じて任意に設定することが
できる。
【００１０】空気ボンベ及び液体タンクは肩ベルトを備
えたバックプレートに装着することが好ましい。また、
空気ボンベとしては、呼吸用マスクに連通する空気供給
用ホースを備えた汎用の空気ボンベを使用し、これを液
体タンク加圧用に兼用するように構成すればよい。
えたバックプレートに装着することが好ましい。また、
空気ボンベとしては、呼吸用マスクに連通する空気供給
用ホースを備えた汎用の空気ボンベを使用し、これを液
体タンク加圧用に兼用するように構成すればよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して具体的に説明する。図１〜図２は、本
発明の実施形態からなる携帯式ウォーターミスト消火装
置を例示するものである。図において、圧縮空気を充填
した空気ボンベ１と、水や泡消火液剤を含む消火液を充
填した液体タンク２とは、それぞれバルブ１ａ，２ａが
下側になるようにバックプレート３に搭載され、固定用
バンド４，４でバックプレート３に対して強固に固定さ
れている。このバックプレート３には左右一対の肩ベル
ト５，５と腰ベルト５ａがそれぞれ取り付けられている
と共に、その背負い面にパッド６が取り付けられてい
る。
の図面を参照して具体的に説明する。図１〜図２は、本
発明の実施形態からなる携帯式ウォーターミスト消火装
置を例示するものである。図において、圧縮空気を充填
した空気ボンベ１と、水や泡消火液剤を含む消火液を充
填した液体タンク２とは、それぞれバルブ１ａ，２ａが
下側になるようにバックプレート３に搭載され、固定用
バンド４，４でバックプレート３に対して強固に固定さ
れている。このバックプレート３には左右一対の肩ベル
ト５，５と腰ベルト５ａがそれぞれ取り付けられている
と共に、その背負い面にパッド６が取り付けられてい
る。
【００１２】上記空気ボンベ１と液体タンク２とはパイ
プ７を介して互いに連通するようになっている。図２の
切り欠き部に示すように、パイプ７は液体タンク２の内
部において下部から上部まで延長し、液面から突出する
ようになっている。空気ボンベ１のバルブ１ａには空気
供給用ホース８の一端が接続され、この空気供給用ホー
ス８の他端に呼吸用マスク９が取り付けられている。呼
吸用マスク９は空気供給用ホース８を介して消火作業者
に空気を供給するためのものである。そのため、空気供
給用ホース８をバックプレート３に沿わせて消火活動中
における損傷を防止するように配置するとよい。また、
空気供給用ホース８からは圧力計１０が分岐しており、
この圧力計１０により空気ボンベ１の内圧を確認できる
ようになっている。
プ７を介して互いに連通するようになっている。図２の
切り欠き部に示すように、パイプ７は液体タンク２の内
部において下部から上部まで延長し、液面から突出する
ようになっている。空気ボンベ１のバルブ１ａには空気
供給用ホース８の一端が接続され、この空気供給用ホー
ス８の他端に呼吸用マスク９が取り付けられている。呼
吸用マスク９は空気供給用ホース８を介して消火作業者
に空気を供給するためのものである。そのため、空気供
給用ホース８をバックプレート３に沿わせて消火活動中
における損傷を防止するように配置するとよい。また、
空気供給用ホース８からは圧力計１０が分岐しており、
この圧力計１０により空気ボンベ１の内圧を確認できる
ようになっている。
【００１３】一方、液体タンク２のバルブ２ａには噴射
用ホース１１の一端が接続され、この噴射用ホース１１
の他端に噴射ガン１２が取り付けられている。噴射ガン
１２は引き金１３の操作により弁の開閉を行うと共に、
ハンドル１４を捻ることにより吐出ノズル１５及び泡発
生器１６のいずれか一方から消火液を噴射するようにな
っている。水と泡消火剤は特定の割合で混合した状態で
噴射してもよく、或いは水だけを噴射してもよい。
用ホース１１の一端が接続され、この噴射用ホース１１
の他端に噴射ガン１２が取り付けられている。噴射ガン
１２は引き金１３の操作により弁の開閉を行うと共に、
ハンドル１４を捻ることにより吐出ノズル１５及び泡発
生器１６のいずれか一方から消火液を噴射するようにな
っている。水と泡消火剤は特定の割合で混合した状態で
噴射してもよく、或いは水だけを噴射してもよい。
【００１４】次に、上記携帯式ウォーターミスト消火装
置の操作方法について説明する。先ず、消火作業者は圧
縮空気を充填した空気ボンベ１と消火液を充填した液体
タンク２とを用意し、これらをバックプレート３に搭載
し、上述の接続を完了する。空気ボンベ１の容量と液体
タンク２の容量が同じである場合、例えば、空気ボンベ
１の内圧を２００ｋｇ／ｃｍ2 以上にすれば、空気ボン
ベ１と液体タンク２とを互いに連通させたときに液体タ
ンク２が空になるまで１００ｋｇ／ｃｍ2 以上の噴射圧
力を確保することが可能になる。
置の操作方法について説明する。先ず、消火作業者は圧
縮空気を充填した空気ボンベ１と消火液を充填した液体
タンク２とを用意し、これらをバックプレート３に搭載
し、上述の接続を完了する。空気ボンベ１の容量と液体
タンク２の容量が同じである場合、例えば、空気ボンベ
１の内圧を２００ｋｇ／ｃｍ2 以上にすれば、空気ボン
ベ１と液体タンク２とを互いに連通させたときに液体タ
ンク２が空になるまで１００ｋｇ／ｃｍ2 以上の噴射圧
力を確保することが可能になる。
【００１５】火災現場において、消火作業者は空気ボン
ベ１から空気供給用ホース８を介して延長する呼吸用マ
スク９で呼吸する一方で、液体タンク２から噴射用ホー
ス１１を介して延長する噴射ガン１２を手に持ち、該噴
射ガン１２のハンドル１４の操作により吐出ノズル１５
及び泡発生器１６のいずれか一方を選択し、引き金１３
を引いて消火液を吐出ノズル１５から高圧でミスト状に
噴射し、或いは泡発生器１６から高圧で泡状に噴射す
る。
ベ１から空気供給用ホース８を介して延長する呼吸用マ
スク９で呼吸する一方で、液体タンク２から噴射用ホー
ス１１を介して延長する噴射ガン１２を手に持ち、該噴
射ガン１２のハンドル１４の操作により吐出ノズル１５
及び泡発生器１６のいずれか一方を選択し、引き金１３
を引いて消火液を吐出ノズル１５から高圧でミスト状に
噴射し、或いは泡発生器１６から高圧で泡状に噴射す
る。
【００１６】上述のように空気ボンベ１と液体タンク２
とを互いに連通させ、液体タンク２の下部に噴射用ホー
ス１１を介して噴射ガン１２を接続し、空気ボンベ１の
内圧に等しい液体タンク２の内圧に基づいて吐出ノズル
１５から消火液を途切れることなく連続的に噴射するよ
うにしたので、火災の延焼を効果的に防止して消火効率
を高めることができる。しかも、消火液を連続的に噴射
する場合、消火作業者は従来のインパルス消火システム
のように大きな衝撃を受けることはないので、作業時の
負担を軽減することができる。また、上記実施形態によ
れば、消火活動に使用される汎用の空気ボンベをウォー
ターミスト消火装置の一部として利用可能であるという
利点もある。
とを互いに連通させ、液体タンク２の下部に噴射用ホー
ス１１を介して噴射ガン１２を接続し、空気ボンベ１の
内圧に等しい液体タンク２の内圧に基づいて吐出ノズル
１５から消火液を途切れることなく連続的に噴射するよ
うにしたので、火災の延焼を効果的に防止して消火効率
を高めることができる。しかも、消火液を連続的に噴射
する場合、消火作業者は従来のインパルス消火システム
のように大きな衝撃を受けることはないので、作業時の
負担を軽減することができる。また、上記実施形態によ
れば、消火活動に使用される汎用の空気ボンベをウォー
ターミスト消火装置の一部として利用可能であるという
利点もある。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮空気を充填した空気ボンベと消火液を充填した液体タ
ンクとを互いに連通させると共に、該液体タンクから噴
射用ホースを延長し、該噴射用ホースに弁の開閉機構と
吐出ノズルとを備えた噴射ガンを取り付け、前記弁の開
閉により前記液体タンクの内圧に基づいて前記消火液を
前記吐出ノズルから連続的に噴射するようにしたので、
火災の延焼を効果的に防止して消火効率を高めることが
でき、しかも消火作業者への衝撃を少なくすることがで
きる。
縮空気を充填した空気ボンベと消火液を充填した液体タ
ンクとを互いに連通させると共に、該液体タンクから噴
射用ホースを延長し、該噴射用ホースに弁の開閉機構と
吐出ノズルとを備えた噴射ガンを取り付け、前記弁の開
閉により前記液体タンクの内圧に基づいて前記消火液を
前記吐出ノズルから連続的に噴射するようにしたので、
火災の延焼を効果的に防止して消火効率を高めることが
でき、しかも消火作業者への衝撃を少なくすることがで
きる。
【図１】本発明の実施形態からなる携帯式ウォーターミ
スト消火装置を示す正面図である。
スト消火装置を示す正面図である。
【図２】本発明の実施形態からなる携帯式ウォーターミ
スト消火装置を一部切り欠いて示す背面図である。
スト消火装置を一部切り欠いて示す背面図である。
１ 空気ボンベ ２ 液体タンク ３ バックプレート ５ａ 肩ベルト ７ パイプ ８ 空気供給用ホース ９ 呼吸用マスク １１ 噴射用ホース １２ 噴射ガン １３ 引き金 １４ ハンドル １５ 吐出ノズル １６ 泡発生器
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮空気を充填した空気ボンベと消火液
を充填した液体タンクとを互いに連通させると共に、該
液体タンクから噴射用ホースを延長し、該噴射用ホース
に弁の開閉機構と吐出ノズルとを備えた噴射ガンを取り
付け、前記弁の開閉により前記液体タンクの内圧に基づ
いて前記消火液を前記吐出ノズルから噴射するようにし
た携帯式ウォーターミスト消火装置。 - 【請求項２】 前記空気ボンベ及び前記液体タンクを肩
ベルトを備えたバックプレートに装着した請求項１に記
載の携帯式ウォーターミスト消火装置。 - 【請求項３】 前記空気ボンベが呼吸用マスクに連通す
る空気供給用ホースを備えた請求項１又は請求項２に記
載の携帯式ウォーターミスト消火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320475A JP2000140143A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 携帯式ウォーターミスト消火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320475A JP2000140143A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 携帯式ウォーターミスト消火装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000140143A true JP2000140143A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18121867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10320475A Withdrawn JP2000140143A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 携帯式ウォーターミスト消火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000140143A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007043671A1 (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Air Water Safety Service Inc. | 消火装置 |
| KR100820724B1 (ko) | 2006-09-29 | 2008-04-15 | (주) 엔케이텍 | 복합식 소화시스템 |
| KR100860489B1 (ko) | 2007-11-22 | 2008-09-26 | (주)태성 | 산불 진화용 등짐 살수 장치 |
| WO2011022241A1 (en) * | 2009-08-19 | 2011-02-24 | Raytheon Company | Methods and apparatus for providing emergency fire escape path |
| CN102580275A (zh) * | 2011-01-10 | 2012-07-18 | 魏东 | 背负式气泡雾化细水雾灭火装置 |
| RU176738U1 (ru) * | 2017-01-27 | 2018-01-25 | Федеральное Государственное Бюджетное Образовательное Учреждение Высшего Образования (ФГБОУ ВО) "Уральский Государственный Аграрный Университет" (УрГАУ) (отдел по научной, инновационной работе и докторантуре) | Универсальный модульный порошковый распылитель |
| CN115607884A (zh) * | 2022-08-09 | 2023-01-17 | 浙江中辰城市应急服务管理有限公司 | 一种单兵灭火设备 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10320475A patent/JP2000140143A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2007043671A1 (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Air Water Safety Service Inc. | 消火装置 |
| KR101028174B1 (ko) * | 2005-10-13 | 2011-04-08 | 에어·워터 보우사이 가부시키가이샤 | 소화장치 |
| US8261844B2 (en) | 2005-10-13 | 2012-09-11 | Air Water Safety Service Inc. | Fire extinguisher |
| KR100820724B1 (ko) | 2006-09-29 | 2008-04-15 | (주) 엔케이텍 | 복합식 소화시스템 |
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| US8276680B2 (en) | 2009-08-19 | 2012-10-02 | Raytheon Company | Methods and apparatus for providing emergency fire escape path |
| CN102580275A (zh) * | 2011-01-10 | 2012-07-18 | 魏东 | 背负式气泡雾化细水雾灭火装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |