JP2020528811A - 消火システムを動作させるための制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、消火システムを動作させるための制御装置に関する。消火システムは、端部に消火ノズル(4)が配置された少なくとも1つのホース(3)であって、操作員によって操作され、加圧された消火液を放出可能なホース(3)と、ホース(3)内の消火液を加圧して消火ノズル(4)まで送るための送水ポンプ(5)と、消火装置、具体的には消防車(1)のタンク(8)から送水ポンプ(5)までの第1の供給ライン(7)と、固定式消火液源(2)から送水ポンプ(5)までの第2の供給ライン(9)とを備えている。送水ポンプ(5)の上流に接続されたマニホールド弁(10)が、切替弁として、第1の供給ライン(7)及び第2の供給ライン(9)の領域に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の、消火システムを動作させるための制御装置に関する。本発明はまた、請求項10に記載の消火ノズルに関する。
消火任務の際には、消防車がまず位置に着き、最初に消防車のタンク内にある消火液で、火元の消火にあたる。これにより、消火任務を可能な限り迅速に開始可能である。タンクの体積は限られており、限られた時間しか消火できないため、さらなる消火液源の探索が、同時に行われる。消火液源とは、通常、固定して取り付けられた消火栓、小川、又は、湖である。これらの消火液源は、無制限の体積の消火液を提供する。しかしながら、好適な消火液源を探して消防車の消火システムに繋ぐことは、一定の時間を必要とする。
水ホースの端部に取り付けられた消火ノズルを用いて、消防士は、加圧された消火液を火元の上に噴射して火元の消火にあたる。消防士が火元から撤退しようとする時には、消火液がほとんどわきに逸れていない状態で消火ノズルから放出されるのではなく消火液の壁が形成されるように、消火ノズルを作動させることが可能である。消火液の壁は、撤退時に、消防士が炎及び/又は熱に襲われることから保護する。消火液の供給が突然停止されることにより、消防士が消火液の壁を形成できなくなると、消防士の生命や身体に対して著しい危険がある。結果として、消防士は、タンクにはどれくらいの消火液が残っているか、及び、別の消火液源への接続は完了しているかを常に認識していなければならない。これは、消防士が、非常時に火元から適時に撤退可能であることを確保するための唯一の方法である。
任務の間、いずれも消火液タンクからの送水ポンプにより給水される1つ又はさらに複数個の消火ノズルを動作させるならば、このリスクはさらに上昇する。なぜなら、消火液タンクの放出量が急激に増大し得るからである。これに関して、消防士が、消火液の壁を形成するために必要な時間を有していないことが起こり得る。
消火液とは、消火水、又は、消火水と泡などの形をした添加剤との混合物である。
(先行技術)
請求項1の前提部分に記載の消火システムを動作させるための制御装置が、例えば、DE第689 02 671 T2号から公知である。この公知の制御装置は、水ホース内に配置され、水ホースの先端に立っている消防士と消防車側の操作員との間の通信リンク用の伝送線を有するケーブル通信システムを備える。このケーブル通信システムにより、特に音声接続が可能にすることが意図されている。このために、消防士のヘルメットには、受信器及びマイクが収納されている。したがって、消防士は、専ら、消防車側の操作員とのケーブル通信に依存する。つまりこの原理は、消防士と操作員との間の音声通信を改善することを意図するものである。この音声通信が、何等かの理由により、たとえ短時間であっても利用できない場合、火元にいる消防士にとっての危険度は高くなる。
EP第990 453 A1号は、ホースを介して高圧装置に接続された消火銃を備える消火装置を示している。消火銃の反対側のホース端部は、三方弁を介して2つのチャンバに接続されている。ここで、一方のチャンバは泡を含まない消火水を含み、他方のチャンバは水/泡の混合物を含む。消火銃には、ホースに一体化された電線によってベースに接続された駆動装置が設けられている。
G第87 10 073.8号は、消火用泡配合装置を示している。この泡配合装置は、泡剤タンクと、水タンクと、消火栓、湖、又は、川用の流入入口とを備える。この流入入口の領域には、ピボット可能なバタフライ弁を備える切替弁が設けられている。
US第7,987,916 B2号からは、消防車の内側又は外側に取り付けられた制御パネルを備える消火装置用制御装置が知られている。この制御パネルを用いて、消防士は、異なるモードの消火装置の動作を選択可能である。さらに、制御装置は、タンクに接続された送水ポンプの圧力を判定する装置を備える。タンクが空になると、制御パネルには、警告信号が操作員に対して出力される。
WO第95/07526は、消火中の実際の動作シナリオを生成するための電気光学装置を示している。この装置は、消防士のヘルメットに収納可能なビデオカメラを含む。記録されたデータは、データセンタに伝送される。そこで、伝送されたデータは、記憶されたデータ、つまり正確な位置データと組み合わされて、消火任務の支援のために使用される。
DE第10 2008 004 785 A1号は、建物内の消防士の保護及び位置確認用の携帯システムを記載している。このシステムは、特に、熱画像データを記録するための赤外線カメラ、及び、表示装置を含む。この表示装置は、ヘッドアップディスプレイとして、消防士のヘルメットの中に収納されていることが可能である。データは、無線により直接、熱画像カメラからヘッドアップディスプレイに伝送される。
DE第20 2015 002 738 U1号からは、消火剤ホースを介して接続された消火銃を備える消火器が公知である。消火銃には、熱画像カメラ又は他の熱検出装置の形をしたセンサが取り付けられており、該センサの光軸は、消火剤銃のノズルの管軸にほぼ平行に伸びている。このセンサは、アンテナを介して、受信装置に無線リンクで接続可能である。受信装置は、消火銃に配置されたディスプレイ、又は、消防士がヘルメットに装着した画像生成装置であることが可能であり、この受信装置に、無線リンクを介してデータが伝送される。
DE第35 17 284 C2号は、添加剤と混合された消火剤を搬送する装置を記載している。この装置は、ホースラインの端部に消火剤銃を含む。消火剤銃には、ボタンが配置されており、このボタンを用いて、消火銃を操作する消防士は、直接、添加剤を消火剤に添加するための事前混合器を始動させることが可能である。このボタンは、ホースライン内に配置された線を介して、制御装置に接続されている。
US第8,418,773 B2号に記載の消火任務用の制御システムでは、ホースラインの端部に立っている消防士が、消防車に配置された基地局に無線を介して接続された表示及び制御パネルを動作させる。この表示及び制御パネルにより、消防士は、一人で、つまり、消防車における他の人の助けなしに、消火剤の供給を制御することが可能である。しかしながら、無線伝送は妨害に曝されることが多く、このため、特に、例えば建物の内部で火事が発生し、鉄筋コンクリートの床が無線伝送を妨げているような場合には、消防士は極めて大きな危険に曝される。消防士は、タンクが空になると、タンクの接続を解除しなければならない。
また、US第9,220,935 B2号は、消火任務用のノズルを開示している。このノズルには、様々なパラメータを表示するためのディスプレイが直接設置されている。このディスプレイは、遠隔部品に通信可能に接続されている。該ディスプレイには、水タンク内にある水の体積、及び、固定式貯水器への供給ライン内の水圧が表示される。水の量を知った消防士は、この知識に基づき、タンクが空になるまでの残留時間を算出することを強いられる。加えて、さらなる消火ホースにタンクを介して消火液が供給されるならば、タンクの放出量は急激に増加する。また、第1の消火液ホースの消防士は、新たに操作された第2の消火液ホースにおいてどの程度集中的に消火液が消費されるかも分からない。
本発明の課題は、一般的な、消火システムを動作させるための新規の制御装置であって、単純な実施構造において、消火ノズルの傍にいる消防士の安全性を向上させる制御装置を提供することにある。
上記課題は、請求項1に記載の制御装置、及び、請求項10に記載のマニホールド弁により解決される。本発明に係る制御装置の有効な実施形態は、従属請求項に記載される。
タンクへの第1の供給ライン、及び、固定式消火液源への第2の供給ラインが、送水ポンプの上流に設けられたマニホールド弁に接続されているので、消火液の流れは、タンクから固定式消火液位置に自動的に切り替わり得る。このため、消防士が、送水ポンプの各供給ラインにおける弁を監視したり、それぞれの流れを遮断したりする必要がなくなる。この切り替えは、マニホールド弁により自動的に行われ、人が操作員としてのこのプロセスに介入する必要はない。
本発明に係るマニホールド弁は、圧力制御されるマニホールド弁であることが有利である。
マニホールド弁の基本位置は、送水ポンプをタンクに接続する。これに対して、マニホールド弁は、固定式消火液源への第2の供給ラインにおいてマニホールド弁に存在する圧力により制御されることが可能である。
したがって、マニホールド弁が基本位置にある場合、消火システムの動作中に、まずタンクが空にされ、そして、第2の供給ラインにおいてマニホールド弁に所定の圧力が印加されると、消火液の供給が、タンクから固定式消火液源に切り替わる。
第2の供給ラインにおいてマニホールド弁に存在する圧力は、別のポンプで規定可能であることにより、固定式消火液源からの消火液が(例えば消火栓の場合のように)加圧されておらずむしろ吸引する必要がある場合にも、マニホールド弁の圧力制御を利用可能である。
マニホールド弁の切り替えは、調節可能な圧力閾値において行われることが有利である。
このマニホールド弁は、圧力に依存する切替点が、例えばバネといった弾性要素、及び/又は、磁気手段によって決定されるマニホールド弁であることが有利である。
あるいは、マニホールド弁は、切替条件が満たされた時にコントローラにより制御可能な電動駆動装置を有していてもよい。
必要に応じて、マニホールド弁の切替位置も、消火ノズル又はこの消火ノズルを操作する消防士の領域に配置されたディスプレイ上に表示可能であることが有効であり得る。
好ましくは、送水ポンプからタンクまでの戻りラインが設けられていてもよく、この戻りラインによって、固定式消火液源から消火液を調達する間、搬送される消火液の量のうちの所定の割合分をタンクに戻すことが可能であり、これによって、消火任務の間に当該タンクを補充することが可能である。
マニホールド弁が、制御線を介して、オペレーションセンタとして機能するコントローラに接続されているので、マニホールド弁の切替位置を、中央で監視することが可能であり、及び/又は、必要に応じて制御することも可能である。
マニホールド弁は、切替弁として構成されていることが都合がよい。
本発明は、別の独立請求項に記載の、消火システムを動作させるための制御装置用のマニホールド弁に関する。このマニホールド弁は、
消火装置、具体的には消防車のタンクへの消火液ラインに接続するための第1の消火液接続部と、
消火装置、具体的には消防車の領域における固定式消火液源への消火液ラインに接続するための第2の消火液接続部と、
送水ポンプへの消火液ラインに接続するための第3の消火液接続部と、
を備える。
以下に、本発明の有効な実施形態を、図面を用いてより詳細に説明する。
図1は、火元を消火する際の典型的な消火任務の状況を示す極めて簡略化した図である。 図2は、本発明に係る制御装置を示す極めて簡略化した概略図である。 図3は、消火ノズルと、消防士のヘルメット内に設けられたディスプレイとの間の通信ブリッジの領域を示す極めて簡略化した概略図である。 図4は、マニホールド切替弁の使用を示す極めて簡略化した概略図であり、図4Aは、タンクから消火液を搬送する切替位置にある時を示す図である。 図4は、マニホールド切替弁の使用を示す極めて簡略化した概略図であり、図4Bは、固定式消火液源を介して消火液を搬送する切替位置にある時を示す図である。 図5は、消防士によって運ばれるディスプレイ内の表示内容を示す極めて簡略化した概略図である。
図1は、建物の地下室で発火した火を消火する際の典型的な消火任務の状況を示す図である。消防車1が到着した後、消防士が、ホース3と共に建物の地下に入り、即刻消火するために、消火ノズル4を介して消火液を放出する。この場合、消火液は、消防車1内のタンクから得られるものである。こうして、消防車1が到着するとすぐに、火元の消火を開始することが可能である。同時に、さらなる消防士が、周辺の消火栓、湖27、又は、小川といった無制限の消火液源2を探す。これにかなりの時間がかかる場合がある。無制限の消火液源が見つかるとすぐに、該消火液源は、送水ラインを介して消防車1に接続される。その後、火元に配置されたホース3には、無制限の消火液源からの消火液が供給可能である。
消火のために、消防車1には、通常、複数のホースが設けられている。これらは、必要に応じて、同時に使用することも可能である。分かりやすいように、図1では、端部に消火ノズルが設置された第2のホースだけを示している。この消火ノズルは、さらなる消防士によって操作される。
消火を行うために、消防士は、手動で消火ノズル4を調節して、消火液が小さい開放角で消火ノズル4から放出されるようにすることが可能である。結果として、火元に対する最大の消火効果が実現され得る。しかしながら、この消火活動にもかかわらず火が広がり消防士に危険が及ぶ場合、消防士は、手動で消火ノズル4を調節して、消火液が極めて大きな開放角で消火ノズル4から放出されるようにすることが可能である。結果として、消防士は、火、及び/又は、過度の熱から保護され、建物から安全に退出することが可能である。図1には、消火ノズル4のいずれの操作モードも概略的に示されている。消火液の供給が意図せずに中断されると、消防士は、突然、生命が脅かされる状況に陥る。なぜなら、この消防士は、保護のために極めて大きな開放角で消火液を放出することが出来なくなるからである。
図2は、本発明に係る制御装置の簡略化された基本接続図である。ここでは、破線で囲まれた部品は、消火装置の領域、つまり、消防車1の領域に配置されていることが好ましい。これらの部品は、システム全体の異なる機能部品に接続された多数の制御及び/又は信号線(点線)を備えるコントローラ11を含む。具体的には、消防車1に直接、消火液を提供するためのタンク8が示されている。タンク8は、第1の供給ライン7を介して、送水ポンプ5、例えば遠心力ポンプに接続されている。
さらに、第2の供給ライン9が設けられている。第2の供給ライン9は、送水ラインに接続され、送水ポンプ5に、固定式消火液源2からの消火液を供給する。
第1の供給ライン7及び第2の供給ライン9は、送水ポンプ5の上流に配置された、好ましくは圧力制御されるマニホールド弁10の中に通じている。したがって、マニホールド弁10は、第2の供給ライン9に存在する圧力に応じて、送水ポンプ5への流入が、タンク8から固定式消火液源2に切り替えられることを確保する。図2では、マニホールド弁10の圧力制御部30は、概略的にのみ示されている。
端部に携帯型消火ノズル4が配置されたホース3には、送水ポンプ5を介して消火液が供給される。分かりやすいように、図2には、消火ノズルを備えるさらなるホースが1つだけ示されている。しかしながら、必要に応じて、多数の消火ノズル、及び、これらに関連付けられ、送水ポンプ5を介して消火液が供給される多数のホースが設けられていてもよい。消火ノズルへの各供給ラインの領域には、弁31、32が配置されている。これらの弁31、32は、それぞれ、制御及び/又は信号線を介してコントローラ11に接続され、コントローラ11によって作動されることが可能である。
送水ポンプ5の出力部は、戻りライン33にも接続されている。戻りライン33を介して、同じくコントローラ11に接続された弁34を介して制御されて、固定式消火液源2からの消火液がタンク8に戻り、タンク8を補給することが可能である。
参照番号29は、送水ポンプを制御するための装置又はいわゆる「調圧器」を示している。この調圧器は、ポンプ出力を、必要とされる消火液の出力量に調節することが可能である。例えば、さらなるホース又はさらなる消火ノズルを駆動することによって圧力が低下すると、送水ポンプを制御するための装置29は、ポンプ出力を制御して、各ホース内の消火液の送水圧力を以前のレベルに合わせるようにポンプ出力を増大させる。
図2の参照番号26は、さらなるポンプを示している。このさらなるポンプは、加圧されていない固定式消火液源2が見つかった場合に、消火液源2から送水ポンプ5までの第2の供給ライン9における圧力状態を規定するために設けられたものである。ポンプ26は、好ましくは、一種の空気ポンプ又は吸引ポンプであり、第2の供給ライン9における圧力状態に作用して、例えば、より低い位置にある湖又は小川からの消火液が、供給ライン9を介して、(場合によってはより高い位置にあり得る)マニホールド弁10に向かって流れるようにするために設けられたものである。ポンプ26によって生成された、第2の供給ライン9のマニホールド弁10への入口における圧力状態を用いて、当該マニホールド弁の切替工程を開始させる。そのため、現地の消火液源2が見つかって消火装置に接続されるとすぐに、制御装置は自動的に切り替わることが可能である。
図2は、コントローラ11が、消火ノズル4の領域において制御線12に接続された無線装置13に、制御線手段12を介して接続されていることをさらに示している。制御線手段12は、ホース3の被覆部に取り付けられていてもよいし、又は、ホースの壁と一体化されていてもよい。制御線手段12は、電気信号やデータを送信するため、及び/又は、エネルギー供給のための導電体であることが好ましい。無線装置は、送信器と受信器との間の、WPAN又はWLANといった短距離データ伝送用の無線モジュールであることが好ましい。この種の無線伝送技術は、無線装置13の周りのワークエリアをカバーするように構成されていることが好ましい。
また、消火ノズル4を操作する消防士によって運ばれる無線装置14が設けられている。この無線装置14は、無線装置13によって出力された無線信号15を受信して、これらを、消火ノズル4を操作する消防士によって運ばれる、好ましくはヘッドアップディスプレイの形のディスプレイ16上に表示可能である。結果として、無線による極めて短かいデータ伝送経路だけが、直接、消防士のワークエリア内に形成されるため、妨害の影響を受けにくい。図2に示される本発明の実施形態では、図2の無線信号15の方向矢印によって示されるように、データは一方向においてのみ伝送される。
図2に示されるように、ディスプレイ16が、消防士のヘルメット6内のヘッドアップディスプレイとして構成されているならば、任務中の消防士は、特に、例えば悪い照明条件、煙、煤煙等によって視認条件が不良であることが多い場合に、オペレーションセンタからの情報に対して特に良好な視認状態を有する。
無線装置13にデータを供給するために、充電式電池(図示されていない)が、消火ノズル4又はその領域内に設けられていることが可能である。あるいは、無線装置13には、電気エネルギーが、ホース3の中又は上を延びる、制御手段12又はさらなる電気エネルギー運搬用導電手段(同じく図示されていない)を介して供給されることも可能である。
好ましくは、ディスプレイ16に示される情報は、好ましくは同時に、消火装置又は消防車1のディスプレイ17に表示可能であり、このようにして、消防車の傍にいる操作員は、消火ノズル4の傍にいる消防士に伝送されたデータ又は情報を同時に視認する。
図3は、消火ノズル4とディスプレイ16との間の通信ブリッジのさらなる実施形態を示す図である。ここでは、追加的に、データインターフェース18が設けられていることが可能である。データインターフェース18は、制御線12からディスプレイ16までのさらなるケーブル接続を形成可能である。このために、少なくとも1つ、好ましくは2つのプラグ接点接続18a、18bが、データインターフェース18として設けられていることが可能である。この追加的なデータインターフェース18は、緊急時のための予備としてのみ機能する。
消防士のヘルメット6内にヘッドアップディスプレイとして設けられたディスプレイ16は、(図3には図示されていない)エネルギー源、例えば充電式電池を介して接続されている。本発明に係る、消火ノズル4の領域における短い無線伝送ブリッジは、通信ケーブル19を介したさらなるデータ伝送を、予備として、容易に提供可能である。
さらなる実施形態において、本発明は、第1の無線装置13と第2の無線装置14との間の双方向データ伝送を形成することも可能である。ディスプレイ16に表示されるデータに加えて、音声ファイルが、消火ノズル4を操作する消防士からコントローラ11に伝送されること、及び/又は、音声ファイルが、コントローラ11の傍の消防士から消火ノズル4の傍の消防士に伝送されることも可能であることが好ましい。
図4Aは、送水ポンプ5にタンク8からの消火液が供給される時のマニホールド弁10の切替位置を示している。タンク8からの消火液の供給は、送水ポンプ5への固定式消火液源2を介した供給が形成されるまで維持される必要がある。これには、固定して取り付けられた消火栓28、又は、湖27、小川、若しくは川等のいずれかが適している。
消火栓28が存在する場合、送水ポンプ5の第2の供給ライン9が、消火栓28の接続部に接続される。例えば、消火栓からの消火水は、約3バールの圧力を有している。そのため、消火栓28を開けた後、消火水はこの圧力で、第2の供給ライン9を介してマニホールド弁10に印加されることになる。この圧力により、マニホールド弁10は、図4Aに示される切替位置から、図4Bに示される切替位置に切り替わる。この場合、必要に応じて、ポンプ26が、第2の供給ライン9において生成された圧力を、必要とされる圧力又は圧力範囲に調節可能であることが有効であり得る。
しかしながらポンプ26は、消火栓28が利用できず、湖27といった水の塊だけが利用可能である場合に、特に重要である。このような場合、湖の水の表面が消防車1よりも低い位置にある場合が多く、そのため、第2の供給ライン9内の圧力状態は、ポンプ26の駆動により影響を受け、湖27からの消火水が、マニホールド弁10を介して送水ポンプ5に達することが可能になる。
マニホールド弁10の圧力制御30のために、弾性要素25、例えば、バネが設けられていることが可能である。これによって、マニホールド弁10は、事前に張力を与えられた状態で、図4Aに示される切替位置で維持される。選択的又は追加的に、マニホールド弁10の圧力制御のために、磁気要素(図示されていない)が設けられていてもよい。
図5は、消防士のヘルメット6におけるディスプレイ16、好ましくはヘッドアップディスプレイを示している。以下の情報、すなわち、
タンク8の消火液による現状の充填レベル20と、
タンク8から消火液を放出する残留時間21と、
固定式消火液源2から消火装置までの消火液の搬送接続が存在することに関する状態表示22と、
固定式消火液源2から消火装置までの消火液の搬送接続が存在しないことに関する状態表示22と、
無線リンクが存在すること、及び/又は、存在しないことに関する状態表示23と、及び/又は、
警報信号24、及び/又は、
マニホールド弁10の切替位置、
が個別に、又は、組み合わされて、ディスプレイ16を介して表示されることが有効である。
なお、本発明の原理は、上記の全特徴の部分的組み合わせも含むことは、明らかであろう。
1 消防車
2 固定式消火液源
3 ホース
4 消火ノズル
5 送水ポンプ
6 ヘルメット
7 第1の供給ライン
8 タンク
9 第2の供給ライン
10 マニホールド弁
11 コントローラ
12 制御線
13 第1の無線モジュール
14 第2の無線モジュール
15 無線信号
16 ディスプレイ
17 ディスプレイ
18 データインターフェース
18a プラグ接点接続
18b プラグ接点接続
19 通信ケーブル
20 現状の充填レベル
21 残留時間
22 搬送接続の状態表示
23 無線リンクの状態表示
24 警報信号
25 弾性要素
26 ポンプ
27 湖
28 消火栓
29 送水ポンプ制御部
30 圧力制御部
31 弁
32 弁
33 戻りライン
34 弁

Claims (15)

  1. 消火システムを動作させるための制御装置であって、前記消火システムは、
    端部に消火ノズルが配置された少なくとも1つのホース(3)であって、加圧された消火液を放出可能なホース(3)と、
    前記ホース(3)内の消火液を加圧して前記消火ノズルに送るための送水ポンプ(5)と、
    消火装置、具体的には消防車(1)のタンク(8)から前記送水ポンプ(5)までの第1の供給ライン(7)と、
    固定式消火液源(2)から前記送水ポンプ(5)までの第2の供給ライン(9)と、を備える制御装置において、
    前記送水ポンプ(5)の上流に接続されたマニホールド弁(10)が、前記第1の供給ライン(7)及び前記第2の供給ライン(9)の領域に設けられていることを特徴とする、制御装置。
  2. 前記マニホールド弁(10)は、圧力制御される、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記マニホールド弁(10)は、前記第2の供給ライン(9)において前記マニホールド弁(10)に存在する圧力を介して制御可能である、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第2の供給ライン(9)において前記マニホールド弁(10)に存在する前記圧力は、ポンプ(26)により規定可能である、請求項1〜3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記マニホールド弁(10)は、圧力閾値において切り替えられ、前記圧力閾値は調節可能である、請求項1〜4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記マニホールド弁(10)に負荷がかかった状態において、前記タンク(8)と前記ポンプ(5)との間に流体接続(基本位置)が存在する、請求項1〜5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記マニホールド弁(10)は、オペレーションセンタとして機能するコントローラ(11)に、制御線を介して接続されている、請求項1〜7のいずれかに記載の制御装置。
  8. 前記マニホールド弁(10)の切替位置を表示可能である、請求項1〜7のいずれかに記載の制御装置。
  9. 前記マニホールド弁(10)は、切替弁である、請求項1〜8のいずれかに記載の制御装置。
  10. 消火システムを動作させるための制御装置用のマニホールド弁(10)であって、
    消火装置、具体的には消防車(1)のタンク(8)への消火液ラインに接続するための第1の消火液接続部と、
    固定式消火液源(2)への消火液ラインに接続するための第2の消火液接続部と、
    送水ポンプ(5)への消火液ラインに接続するための第3の消火液接続部と、
    を備えるマニホールド弁(10)。
  11. 前記第1の消火液接続部と前記第2の消火液接続部との間を、好ましくは消火液圧力で制御されて切り替わる、請求項10に記載のマニホールド弁(10)。
  12. 消火液圧力の制御のために、前記第2の消火液接続部に、ポンプ(26)が関連付けられており、前記ポンプ(26)により、前記第2の供給ライン(9)において前記マニホールド弁(10)に存在する圧力を規定可能である、請求項10又は11に記載のマニホールド弁(10)。
  13. 前記マニホールド弁(10)は、バネ負荷及び/又は電磁負荷がかけられている、請求項10〜12のいずれかに記載のマニホールド弁(10)。
  14. 前記マニホールド弁(10)は、モータ駆動される、請求項10〜13のいずれかに記載のマニホールド弁(10)。
  15. 前記マニホールド弁(10)は、3/2方弁である、請求項10〜14のいずれかに記載のマニホールド弁(10)。
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