JPH11514566A - 消火装置 - Google Patents

消火装置

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JPH11514566A JP10512289A JP51228998A JPH11514566A JP H11514566 A JPH11514566 A JP H11514566A JP 10512289 A JP10512289 A JP 10512289A JP 51228998 A JP51228998 A JP 51228998A JP H11514566 A JPH11514566 A JP H11514566A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、大きい浸透能力を有する微細に分割された液体ミストの形態の消火媒体を生成することができそして噴霧ヘッド付近における同時的吸引の能力のあるようなタイプの噴霧ヘッド(1a')、2a')を具備する、空間において消火するための装置に関する。その構造が簡単であり、そして水の量が非常に少なくすることができると同時にヒュームが清浄化されるように空間における火災を非常に有効に消火することができる装置を得るために、噴霧ヘッド(1a'、2a'、1b'、2b')が、部屋の床レベル(24)から1〜10mの距離のところに吸引開口(67a'、67b')を有しそして床レベルの付近に噴霧開口(45a'、45')を有するパイプ(3a'、3b')に配置されており、該噴霧ヘッドは該吸引開口から該噴霧開口への方向に噴霧して該吸引開口において吸引を生じるように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 消火装置 本発明は、空間における火災を消火するための装置であって、噴霧ヘッドを具 備し、該噴霧ヘッドは、大きな浸透能力(penetrating abili ty)を有する微細に分割された液体ミストの形態にある消火媒体を生成させる ことができそして該噴霧ヘッド付近における同時的吸引(simultaneo us suction)の能力のあるようなタイプの噴霧ヘッドである。 このような装置は、国際公開WO92/20453、WO92/22353及 びWO94/16771から知られる。これらの既知の装置は、消火のために非 常に良く機能することが証明された。消火液の液滴寸法があまりにも大きくなる のを防止するために、消火液にガスを混合する装置が国際公開WO94/086 59に開示されている。ガスの混合の結果として、液圧式アキュムレータの空化 (emptying)期間中液滴寸法を比較的小さく保つことが可能であった。 コンピュータ及び他の機械のための部屋のような或る空間は、高価な機械の他 に、火災の場合に大きな損害を引き起こす電線の束を含む。電線は、典型的PV Cのプラスチック外被(mantle)である。子のような部屋で火災が発生し そして電線に火がつくと、有毒なヒュームが形成されそしてこれらのヒュームは 人間に対して危険であるのみならずコンピュータのような鋭敏な機械を破壊する 。このような火災を消すための既知の装置は、少量の水で火災を迅速に消火する ことはできない。消火のために水をベースとする消火媒体以外のもの、例えばハ ロゲンを使用すると、環境に有害な化学物質が生成し、従って水をベースとする 消火媒体が好ましい。消火のために使用される水の量は大きくないことが重要で ある。何故ならばそうすれば水の被害を少なくすることができるからである。 本発明は、所望により簡単な構造を有し、そして煙ガス(smoke gas es)及びヒューム(fumes)は清浄化されそして使用される消火液の量は 同時に非常に少なくすることができるように空間、例えば部屋の中の火災を非常 に有効に消火することができる新規な装置に関する。 この目的で、本発明に従う装置は、空間の床レベルから1〜10mの距離のと ころに吸引開口を有しそして床レベル付近に噴霧開口を有するパイプに噴霧ヘッ ドが配置されており、該噴霧ヘッドは吸引開口から噴霧開口への方向に噴霧して 吸引開口において吸引を生じさせるように配置されている。 より大きい空間においてより良好な効果を達成するために、該パイプは好まし くはパイプシステムの一部を構成し、該パイプシステムは少なくとも本質的に床 に沿って該パイプシステムからミストの形態で消火媒体を噴霧するための複数の 噴霧開口及び複数の吸引開口を含んで成り、この更なるパイプシステムは第1の 細長いパイプ区域(elongated pipe section)及び第2 の細長いパイプ区域、及び該第1の細長いパイプ区域を該第2の細長いパイプ区 域と接続する中間パイプ区域を有し、該噴霧開口は第2の細長いパイプ区域にお いてその長手方向に配置されており、そして該吸引開口は第1の細長いパイプ区 域においてそのその長手方向に配置されており、第2の細長いパイプ区域は部屋 の床レベル付近に配置され、該第1の細長いパイプ区域は床レ ベルから1〜10mの距離のところに配置されている。 大きな空間においては、該装置は、好ましくは上記パイプシステムから離れて 配置された更なるパイプシステムを含み、このパイプシステムは空間の対向する 壁の付近に配置されている。ヒュームは、結果として、該空間においてヒューム の混合(intermixing)が起こることなく有効に吸引される。床下張 り(subfloor)を有する部屋における煙吸引及び火災消火を達成するた めに、該装置は更に床下張りに配置されたパイプネット(pipe net)を 具備し、該パイプネット中にミストの形態の消火媒体を噴霧するために少なくと も1つの噴霧ヘッドが該パイプネットに配置されており、該パイプネットは該パ イプネットからミストを噴霧するための噴霧開口と該パイプネットにヒュームを 吸引するため及び噴霧開口から吸引開口に向けて消火媒体の流れを生成させるた めの吸引開口を具備し、該パイプネットは第1の細長いパイプ部分と第2の細長 いパイプ部分と、該第1の細長いパイプ部分を該第2の細長いパイプ部分と接続 する中間パイプ部分を有し、該第1の細長いパイプ部分は該第2の細長いパイプ 部分に対して少なくとも本質的に平行に向けられており、そして該噴霧開口と該 吸引開口は該細長いパイプ部分において該細長いパイプ部分の長手方向に配置さ れている。 本発明の好ましい態様は請求の範囲2〜19に記載されている。 本発明に従う最も大きな利点は、簡単な装置で火災を消火することが可能であ りそして同時にヒュームが有効に清浄化されることである。該装置は、非常に少 量の消火液を使用することにより“環境に優しい”方法で火災を消火することも 可能とし、これは材料の被害を最小にするであろう。 以下に、本発明を添付図面を参照して更に詳細に説明する。 第1図は本発明の好ましい態様を示し、 第2図は第1図の駆動ユニットを更に詳細に示し、 第3図は第2図の詳細を示し、そして 第4図は本発明の詳細部の別の解決方法を示す。 第1図において番号100は本発明に従う消火装置を備えた部屋を示す。示さ れた部屋100は、コンピュータ101、102のために意図した部屋でありそ して部屋の床下張り23への開口103〜105を有する部屋であるが、この部 屋は一般にいかなる種類の部屋であってもよい。床下張り23は、コンピュータ 101、102及び他の機械(示されていない)のための多数のケーブル(示さ れていない)を含む。開口103〜105は、コンピュータ101、102への ケーブルのために意図しておりそしてコンピュータに冷却空気を与えることを意 図している。本発明は、ヒューム及び/又は水により被害を受ける高価な機械を 有する部屋に使用するのに特に適している。参照番号200及び300は、部屋 100の天井近くに配置された感熱性スプリンクラを示す。これらのスプリンク ラは、大きな浸透能力又は勢い(great penetrating abi lity or momentum)を有する微細に分割された液体ミストの形 態の消火媒体を発生することができそして噴霧ヘッド付近における同時的吸引の 能力のあるようなタイプであることが好ましい。浸透能力により、消火媒体は火 災の場所に到達することができる。このようなスプリンクラは国際公開WO92 /20453、WO92/22353及びWO94/16771に記載されてい る。 上記装置は、部屋100の端壁に床下張り23より上に互いに離れて配置され た2つの長方形パイプシステム3a'、3b'を含んで成る。スプリンクラ200 及び300と同じタイプの噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、2b'、即ち、大き な圧力下に、大きな浸透能力を有する微細に分割された液体ミストの形態の消火 媒体を生成することができそして噴霧ヘッド付近における同時的吸引の能力のあ る噴霧ヘッドが該パイプシステムに配置されている。好ましくは、噴霧ヘッド1 a'、2a'、1b'、2b'は、国際公開WO92/20453、WO92/22 353及びWO94/16771に記載されているタイプのものである。 パイプシステム3a'は、第1の細長いパイプ区域910a'、第2の細長いパ イプ区域811a'、及び中間のパイプ区域12a'及び13a'を含んで成り、 該中間のパイプ区域12a'及び13a'は第1及び第2の細長いパイプ区域を接 続しそして該中間のパイプ区域にはそれぞれの噴霧ヘッド1a'及び2a'が配置 されている。第2の細長いパイプ区域811a'は例えば3〜5個の複数の噴霧 開口45a'を有し、そして第1の細長いパイプ区域910a'は例えば3〜10 個の複数の吸引開口67a'を有する。噴霧開口45a'はパイプ区域811a' の長手方向に配置されており、吸引開口67a'はパイプ区域910a'の長手方 向に配置されている。吸引開口67a'の機能はヒュームをパイプネット3a'に 吸引することである。 パイプ区域811a'は、本質的に床の方向に液体ミストを噴霧するように床 面24のすぐ上に配置されている。パイプ区域910a'は床レベル24より約 3m上の距離のところに配置されている。この距離はもちろん用途に依存して変 えることができる。パイプ区域811a'と 910a'間の約1〜5mの距離は、実際に起こる用途の大部分にたいして良好 な結果を生じるが、この距離は、部屋が非常に高い場合には約10mまでとする ことができる。パイプ区域910a'及び811a'は、本質的に床面24を横断 する本質的に同じ面内に配置されている。 パイプ区域811a'、910a'はプラスチックから作られており、そして例 えば100〜150mmの直径を有することができる。噴霧開口及び吸引開口の 直径は好ましくは5〜40mmである。 パイプシステム3b'はパイプシステム3a'と同様に構成されており、そして パイプシステム3a'が部屋の壁及び床レベルに対して配置されているのと同じ ように、部屋の壁及び床レベルに対して配置されている。対応する部品は、参照 記号において文字“a”が文字“b)により置き換えられていることを除いては 、対応する参照記号で示された。パイプシステム3b'はパイプシステム3a'と 同じように機能する。 参照番号3により一般的に示された長方形パイプネットは、部屋100の床下 張り23に配置されており、床下張りの上部レベル24は長点線により示されて いる。噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、2b'と同じタイプの2つの噴霧ヘッド 1、2がパイプネット3に配置されている。 パイプネット3は、第1の細長いパイプ部分910及び第2の細長いパイプ部 分811を含んで成る。パイプ部分910は、本質的にパイプ区域910a'及 び811a'と同じ面内に配置されており、パイプ部分811は本質的にパイプ 区域910b'及び811b'と同じ面内に配置されている。パイプ部分910、 811の直径は、例えば100〜150mmであることができ、そしてそれらは プラスチックから作られている。パイプ部分910、811はそれらの端部で第 1中間パイプ部分1 2及び第2中間パイプ部分13と接続されており、該第1中間パイプ部分12に は噴霧ヘッド1が配置されており、該第2中間パイプ部分13には噴霧ヘッド2 が配置されている。噴霧ヘッド1及び2はそれぞれパイプ部分12及び13の中 央部に配置されているが、それらはパイプネット3において他のどこかに配置さ れてもよいことは考えられ得る。噴霧ヘッド1及び2は反対の方向に噴霧するよ うに配置されており、従って噴霧ヘッド1はパイプ部分811に向けて噴霧し、 これに対して噴霧ヘッド2はパイプ部分910に向けて噴霧する。第1パイプ部 分910は4つの噴霧開口5及び4つの吸引開口6を有している。パイプ部分9 10における噴霧開口5はプラグ106により吸引開口6から分離されている。 第2パイプ部分811は対応して4つの噴霧開口4及び4つの吸引開口7及びプ ラグ107を有している。噴霧開口4は吸引開口6に向けて消火媒体を噴霧する ように配置されている。噴霧開口5は吸引開口7に向けて消火媒体を噴霧するよ うに配置されている。噴霧開口4、5及び吸引開口6、7の直径は、例えば、開 口4〜7の数及び用途に依存して好ましくは5〜40mmである。 スプリンクラ200、300、噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、3b'及び噴 霧ヘッド1、2に消火媒体を供給するための駆動源として、本装置は参照番号1 4により示される駆動ユニットを含んで成り、該駆動ユニットは液圧式アキュム レータ15、15'を含んで成り、液圧式アキュムレータは15、15'は各々5 01の容積をもつ3つの圧力容器16'及び各々101の容積をもつ2つの圧力 容器16a、16bから成る。圧力容器16'、16a、16bは水をベースと する液体、即ち、添加剤を伴う又は伴わない水から成る消火液を含む。圧力容器 は該 容器の空化(emptying)及び消火の開始の前に約80%に充填される。 圧力容器の数及び寸法は部屋100の用途及び寸法に依存して変わりうる。大き な部屋の場合には、圧力容器は通常大きな容積を持つことが必要である。圧力容 器1a、16bの容積は、例えば、より小さな部屋の場合には半分の寸法である ことができる。 それぞれ、スプリンクラ200、300及び噴霧ヘッド1a'、2b'及び噴霧 ヘッド1、2に消火媒体を与える圧力容器16'、16a、16bは、導管10 8を通して501の容積を持つガスボトル21に接続されている。圧力容器16 'は、それぞれの立ち上がり管17'を備えている。ガスボトル21の容積は部屋 100の容積及び他のファクターに基づいて選ばれる。ガスは200バールの圧 力を有する窒素ガスである。異なる圧力のガスボトル21を使用することができ 、圧力は消火の開始前に典型的には100〜300バールである。窒素を使用す ることの利点は、消火液のための適当な重量が得られ、それにより消火液は最初 床に溜まる(settle)ことができ、その後消火媒体のガス成分は後に上昇 することができ、かくして部屋100の中の酸素含有率を減少させ、このように して火災を消火するか又は少なくとも火災を制御下に保つことができるというこ とである。窒素ガスの代わりにアルゴン又は二酸化炭素のような他の不燃性ガス を使用することができる。 参照番号115は逆止め弁を示し、逆止め弁115は、媒体が左側の2つの圧 力容器16'の立ち上がり管17'を経由して最も右側の圧力容器16'に流れる のを阻止するが、媒体の反対向きの流れを許容する。第2図参照。 駆動ユニット14が第2図においてもっと詳細に説明される。第3図 は第2図の詳細を示す。圧力容器16'の立ち上がり管17'は下部に3つの側部 開口18'を含んで成り、立ち上がり管の約70%は該側部開口より上に位置し そして約30%は該側部開口より下に位置している。立ち上がり管17'の底部 には供給開口19'がある。 立ち上がり管17'の下部はスロットル20'により狭小化されている(con tracted)ことは、拡大した立ち上がり管17'の下部を示す第3図から 明らかである。スロットル20'は、立ち上がり管17'の下部において立ち上が り管17'の側部開口18'より下に形成されている。スロットル20'は立ち上 がり管17'における絞り(constriction)により形成される。こ の絞りは直径d2=0.5mmの開口を形成し、これに対して立ち上がり管17 'の公称直径d1は典型的には8〜15mmの範囲である。スロットル20'は好 ましくは直径d2=0.2〜4mm、最も好ましくは0.3〜2mmを有する。 スロットル20'に対する直径d2の選択は、多くのファクター、例えば、噴霧 ヘッド200、300、1a'、2a'、2b'のタイプ、噴霧ヘッドの数、ガス ボトル21における推進剤圧力、ガスのタイプ、立ち上がり管17'の直径d1 、側部開口18'の寸法及び数、装置の意図する用途、即ち、消火されるべき火 災のタイプに依存する。 圧力容器16a、16bはガス供給パイプ120a、120bを具備し、それ らの内容(contents)はガスボトル21からのガスを圧力容器に供給す るための導管108に接続されている。 参照番号122は、流体が圧力容器16bからガスボトル21に又は圧力容器 16aに流れるのを防止する逆止め弁を示す。 使用の前、即ち消火の開始の前に、圧力容器16aは水で満たされ る。ガス供給パイプ120aの出口(outlet mouth)121aは圧 力容器16aの底部の開口130aから十分に大きな距離、例えば約20又は3 0センチメートルのところに配置されており、水は開口130aを通して圧力容 器から外側供給パイプ110に運ばれ、該外側供給パイプ110は噴霧ヘッド1 、2に通じている。恐らく少なくとも約4cmの最小距離が必要とされる。圧力 容器16aの水が空になる前にガスが開口130aに流れないように、該距離が 必要とされる。噴霧ヘッド1、2に通じる外側供給パイプ110に通じるダクト が131aにより示される。 圧力容器16bはそれが空にされる(emptied)前に水で約80%まで 満たされている。第2図参照。圧力容器16bの上部のガス空間には、窒素ガス が、アキュムレータ15の空化が開始される前に例えば140バールの圧力が形 成されるように、高い圧力でガスボトル21から供給される。圧力容器16bは 、該圧力容器から外側供給パイプ110に延びている立ち上がり管17を有する 。立ち上がり管17と接続して、スロットル121が配置されている。スロット ル121の機能は、圧力容器16aの水が最初に空にされ、その後スロットルを 通して圧力容器16bの空化が開始できるように、水のための十分に大きい流れ 抵抗を与えることである。 圧力容器16aは、ヒューム及び煙ガスを清浄化するために使用され、そして 圧力容器16bは水滴及び窒素ガスを含んで成る極めて微細に分割されたミスト を与えるために使用される。 第1図に従う装置は、部屋100の天井のレベル近くに配置された煙検出器1 11からの信号によって作動される。この信号は、ガスボトル 21と圧力容器16'、16a、16bとの間に配置されたソレノイド弁109 を開かせる。この装置のスプリンクラ200、300は、例えば、WO92/1 5370及びWO94/1677に開示された圧力バランス型のもの、或いは熱 により放出される(released)型のものであってもよいことが考えられ る。弁109が信号により開放されると、窒素ガスが圧力容器16'、16bに 供給され、該圧力容器において例えば140バールの初期圧力が形成される。こ の圧力は、圧力容器16'、16bの上部において該圧力容器のガス空間に形成 される。圧力容器16'及び16b中のガス空間は該圧力容器の容積の約20% を構成する。第2図参照。窒素は、圧力容器16'、16aから水を追い出すた めの推進剤ガスとして機能する。圧力容器16aは水のための立ち上がり管を持 っていないことにより、水の凍結は起こり得ず、その代わりに圧力容器16aは ガスボトル21からの圧力により積極的に(positively)水を空にさ れる。圧力容器16aの水が空にされた後、ガスは開口130aを経由して外側 供給パイプ110に流れ始め、同時に圧力容器16bからの水が該圧力容器中の 圧力によりスロットル121を経由してダクト131aに流れそして該ガスに混 合される。圧力容器16aを通ってくるガスの量対圧力容器16bからくるガス の量の比は例えば、300:1、適当には10:1〜500:1の範囲にある。 これは噴霧ヘッド1、2から非常に微細なミストを発生させる。圧力容器16b の上部におけるガス圧力は水を最初に外側供給パイプ110に流れさせる圧力で ある。 圧力容器16aが空になるのと同時に又はそれより或る時間遅れて、圧力容器 16'が空になり、その結果水が立ち上がり管17'の供給開口 19'及び側部開口18'を通って流入する。圧力容器16'を空にすると、その 水レベルは下がり、その結果としてガスのための圧力容器のガス空間の容積は増 加する。立ち上がり管17'を去るガス/水の割合は圧力容器16'中の水レベル の位置に基づいて決定される。まず初めに、側部開口18'及び供給開口19'は スロットル20を通って立ち上がり管17'に水のみを与える。ガスは消火の初 めには消火液中に混合されるべきではない。何故ならば、その場合には吸引開口 6、7、67a'、67b'において最初に必要とされる吸引は達成されないから である。水は煙ガス又はヒュームの吸引及び浄化のために使用され、同時に火は 冷却される。水レベルが側部開口18'のレベルに達し、そして例えば1〜31 の水が圧力容器16'から噴霧されると、窒素ガスが側部開口18'を通って流れ るにつれて水への窒素ガスの混合が始まる。次いでガス圧力は140バールより 相当低い値に下がった。圧力容器16’中のガス圧力は比較して相当下がったの で、例えば10〜20μmの小さな液滴(small droplets)を得 るのに必要なガスの量は比較的大きい。液滴寸法(drop size)は残り のパラメーターが不変に保たれているならば圧力の降下とともに増加する。ガス が消火液に混合されるという事実にもかかわらず、より大きな速度を持つ小さな 液滴が得られ、そして吸引開口6、7、67a'、67b'は消火の初めに生成さ れた強い初期吸引により所望のように機能することができ、その結果噴霧開口4 、5、45a'、45b'から吸引開口6、7、67a'、67b'への媒体の流れ が起こる。圧力容器16'の空化は、弁109及び160が閉じられないならば 該圧力容器の水が完全に空になるまで続けられる。 側部開口18'において立ち上がり管17'の外側区域から内側区域への、比較 的大きな圧力差p1−p2が形成される。第3図参照。例えば50バールのオー ダーであることができるこの圧力差は、圧力容器16'の水レベルが側部開口1 8'より下のレベルに下がったとき、窒素ガスを開口18'中に有効に流入させる 。ガスが側部開口18'に有効に流入することができることにより、結果として 、消火の終わりに、噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、2b'、200、300か ら排出された噴霧の非常に小さな、例えば10〜20μmのそして10μm未満 すらの液滴寸法を得ることが可能である。ガスの混合は有効であるので、少量の 水で十分であろう。 側部開口はもちろん立ち上がり管17'の異なる高さに配置することができ、 それにより、側部開口の高さ位置及び寸法により、空化プロセス期間中消火媒体 の所望の液滴寸法及びコンシステンシーを達成することが可能である。この際ス ロットルは最下部側部開口より下に配置され、それにより側部開口のすべてにお いて大きな圧力差が得られ、これは液体中にできるかぎり多くの量のガスを混合 しようとする試みにおいて有利である。しかしながら、側部開口をスロットル2 0'より上及び下の両方に設けうることが考えられる。しかしながら、スロット ル20'は最上部側部開口より下に配置され、それによりより大きな圧力差が少 なくともこの側部開口において得られ、水レベルがこの開口の高さレベルに下が ったときガスが該側部開口に流入するのを誘発することは重要である。 側部開口18'の直径に比べて十分に小さな直径d2を有する開口によりスロ ットル20'が形成されるならば、圧力差p1−p2は非常に 大きくなり、液体は側部開口を通って流入することができる。側部開口の直径は 好ましくは0.5〜5mm、最も好ましくは1〜3mmである。第1図の態様で は、側部開口は2mmの直径を有する。 圧力容器16'中の立ち上がり管17'は側部開口18'及びスロットル20'を 必ずしも必要としない。 パイプネット3によって、床に沿って床下張り23における反対方向に吹き抜 ける(sweeping)媒体の2つの流れが形成され、そしてパイプシステム 3a'、3b'によって、部屋100の上部におけるヒューム吸引も引き起こされ る。これは以下に説明するであろう。 煙検出器111が駆動ユニット14に信号を与えた後第1図の装置が作動され ると、噴霧ヘッド200、300、1a'、2a'、1b'、2b'は最初窒素添加 なしでミスト状液体噴霧を噴霧し始める。噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、2 b'は、パイプシステム3a'及び3b'の中間区域に沿って噴霧し、その結果最 初に清浄化された(煙ガス及びヒュームから清浄化された空気)及び後に窒素ガ スを含有する水ミストが噴霧開口45a'、45b'から排出される。噴霧ヘッド 1、2はパイプシステム3の中間部分12、13に沿って噴霧し、その結果最初 清浄化された空気が噴霧開口4、5から噴霧され、その後ミストが噴霧開口4、 5から排出される。噴霧ヘッド1a'、2a'、1b'、2b'、1、2が噴霧する と同時に、それらはそれらの後ろに強い吸引を引き起こし、そしてそれぞ吸引開 口67a'、67b'及び6、7において吸引が引き起こされる。ヒュームは吸引 開口に吸引され、そして噴霧ヘッドからミスト状噴霧において吸収される。これ らの吸収されたヒュームは、パイプシステム3a'、3b'及びパイプネット3に おいて消火媒体中に吸収さ れてとどまる。パイプシステム3a'、3b'及びパイプネット3がヒューム及び 煙ガスを吸い込んだことのの結果として、部屋100内の空気は、ヒューム及び 煙ガスがなんらの損害(samages)及び損傷(harm)を引き起こさな いように有効にヒューム及び煙ガスから清浄化される。 ヒューム残留物(fume residues)を集めるために、中間パイプ 部分12、13は、他の真っすぐなパイプ部分に凹んだ空間(recessed spaces)(示されていない)を有するのが好ましい。これらの空間は噴 霧ヘッド1、2の圧力側に配置される。パイプシステム3a'、3b'は、下部に 、第5図及び第6図に示されそして参照番号200'''及び200''''により示 され種類の収集容器(collecting receptacle)を有する ことができる。 圧力容器16a、16b、16'の消火液が空にされると、部屋100及び床 下張り23はヒューム及び煙ガスから清浄化され、床下張りは窒素ガスを含有す る消火媒体ミストで満たされ、そして部屋、特にその下部は、しばらくすると床 に向かって沈むミスト状噴霧(mist−like spray)で満たされる 。消火媒体中の水により、床下張り23における消火媒体ミスト及び床レベル2 4付近の消火媒体ミストは比較的重く、そして床下張り23に噴霧された消火媒 体ミスト及び床より上の消火媒体ミストは、最初はそれぞれ床下張りに及び部屋 の床レベルに残り、くすぶっている火を消す。典型的には数分の期間の後、水は ゆっくりと降下し、そして窒素ガスが水から放出され、それは空気より軽いので 部屋の中で上昇し始める。窒素ガスが上昇するとき、窒素ガスは、その途中で、 場合により部屋の中にまだくすぶっているすべての場 所の火を消す。窒素ガスがコンピュータ101、102に沿って上昇するように 煙突として機能する“煙突効果〃により、窒素ガスはコンピュータ101、10 2に入るであろうということは非常に興味深い。窒素ガスは開口103〜105 を通ってコンピュータ101、102に流れる。窒素ガスがコンピュータ101 、102に入りそしてそれらの高さに沿って上昇するにつれて、すべての可能な くすぶっている火はコンピュータの内側で消される。 このシステムの操作は、上記に従って下記のように説明することもできる。 1.先ず最初の段階で、ヒューム及び煙ガス及び熱は、ノズル1、2、1a' 、1b'、2a'、2b'を通して高い圧力で水のみを噴霧することにより部屋か ら吸引される。水が噴霧されると、強い吸引効果が生じ、そしてパイプネット3 及びパイプシステム3a'、3b'に吸引されたヒュームは、水ミストを通過しな ければならず、これはパイプネット及びパイプシステムにおいて浄化される。水 ミストのみが、即ち窒素なしで、パイプネットを通して噴霧されそしてそれが少 なくとも1つのエルボーパイプを通過しなければならない場合に、ミストは再び 水に変わり、これはタンク(示されていない)に集められるか又は下水管(示さ れていない)に押し込まれ(forced down)、かくして汚染された水 が鋭敏な電子装置を含む部屋100に入るのが防止される。パイプネット及びパ イプシステムにおけるネット又はメッシュ(示されていない)は、エルボーパイ プ(曲がったパイプ)と同じ効果を生じさせて消火ガスを含むヒュームが部屋及 び床下張り空間に噴霧されるのを防止することができる。かくして清浄化された 空気(煙ガス及びヒュームがなくそ して水がない)が排気開口4、5、45a'、45b'を通してパイプネット及び パイプシステムから噴霧される。 2.ガスが水ミストに供給されそしてアキュムレータ15及び15'が使用さ れる場合に、水滴はさらに分割され、高い速度を達成しそして水に再び変わるこ となくエルボーパイプを通って行くことができる。この場合に、ガスと混合され た消火液はパイプネット3及びパイプシステム3a'、3b'から現れることがで きそして火災を消す。 3.床下張り23における消火は、水ミストをガスと混合することにより引き 起こされ、これはガス/水混合物を空気より重くする。圧力も床下張りにおいて 増加され、そして十分な濃度が達成されると、ガス/水混合物は空気入り口10 3、105を経由してコンピュータへと上昇する。1つの理由は窒素/水混合物 は部屋の上の方の温度より冷たく、かくして混合物はより暖かい部屋へと上昇す るということでもある。コンピュータ又はデバイスが高ければ高い程消火は速い ことが試験により示された。煙突効果はより高いデバイスの場合により大きい。 かくして第1図のシステムは、簡単に言えば、水ミストを噴霧することにより 煙は吸引されそして清浄化され、その後ミストの組成は相対的に大量の窒素ガス と非常に少量の水を含有するミストを噴霧することにより変えられるような方式 で機能する。ミストの水成分は窒素ガスを床レベルに向けて下へと強制する。水 が更に降下すると、窒素ガスはミストら分離されそして上昇し、これは場合によ りまだくすぶっているどんな火も消火する。この装置を操作するのに電気は必要 ではなく、これは大きな利点である。何故ならば、電気は火災がある場合に必ず しも使えないからである。 本発明は、前記においては1つの実施例のみに関して説明された。本発明はそ の詳細にかんしては請求の範囲内で多くの方法で変えることができることが指摘 される。かくして例えば、パイプシステム及びパイプネットの寸法及び形状は変 わることができ、噴霧ヘッドの数は変わることができ、噴霧開口及び吸引開口の 数は変わることができる。中間パイプ部分及び中間パイプ区域の噴霧開口及び吸 引開口の数は例えば2〜20であることができる。中間パイプ部分は、特にもし 中間パイプ部分が長ければ、大きな浸透能力を有する微細に分割された水ミスト の形態の消火媒体を発生させることができそして噴霧ヘッド付近における同時的 吸引の能力のあるようなタイプの1つより多くの噴霧ヘッドを有し得ることも考 えられる。これらの噴霧ヘッドを、お互いの後の適当な距離のところに配置しそ してそれらを同じ方向に噴霧するように配列することにより、微細に分割された 水ミストの強化が該吸引により達成される。1つの噴霧ヘッド又はそれより多く の噴霧ヘッドを細長い第1パイプ部分及び細長い第2パイプ部分に配置させてい てもよく、該噴霧ヘッドは中間部分における1つ又は複数の噴霧ヘッドを補充又 は代替するものであるということも考えられる。第1の細長いパイプ区域は、第 2の細長いパイプ区域に必ずしも平行に向けらる必要はない。しかしこのような 構造は簡単であり、部屋の非常に小さな空間をふさぎ、そして良好な結果を生じ させる。液圧式アキュムレータを有する消火媒体源が使用される場合には、別法 として、スロットルは、例えば立ち上がり管の最下部端部における立ち上がり管 のパイプ壁に作られた開口として構成することができる。立ち上がり管の側部開 口の数は、図に示された数よりはるかに大きくしてもよい。1つのみの側部開口 があることも考えられ得る。 部屋又は空間の上部における吸引ユニット、即ちパイプシステムは、上端に吸引 開口を、そしてエルボー(水が部屋に流れ出るのを防止する)及び下端における 噴霧開口を備えた鉛直パイプのみであることができる。しかしながら、より均一 な分布を達成するために、天井のレベルにより長いパイプをそして床レベルによ り低いパイプを使用することは好ましい。小さな部屋に関しては、部屋に1つの パイプで十分であり、より大きな部屋は、パイプの各端部において2つの噴霧ヘ ッドを有する2つの又はそれより多くのパイプを必要とする。本発明は、液圧式 アキュムレータなしで駆動源(drive source)により実現されうる ことが指摘されるべきである。しかしながら、請求の範囲の開示及び第1図に従 う液圧式アキュムレータは、特に本発明において必要とされるこのような微細に 分割された液体ミストを生成させるのに特に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 971118 (32)優先日 1997年3月17日 (33)優先権主張国 フィンランド(FI) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.噴霧ヘッド(1a'、2a'、1b'、2b'、1''、1'''、1''''、2''' ')を具備し、該噴霧ヘッドは大きな浸透能力を有する微細に分割された流体ミ ストの形態の消火媒体を生成することができそして噴霧ヘッド付近における同時 的吸引の能力のあるようなタイプのものである、空間(100)において消火す るための装置において、該噴霧ヘッド(1a'、2a'、1b'、2b'、1''、1 '''、1''''、2'''')が該部屋の床レベル(24)から1〜10mの距離のと ころに吸引開口(67a'、67b')及び該床レベル付近に噴霧開口(45a' 、45b')を有するパイプ(3a'、3b'、3''、3'''、3'''')に配置され ており、該噴霧ヘッドは該吸引開口から該噴霧開口への方向に噴霧して該吸引開 口において吸引を生じるように配置されていることを特徴とする装置。 2.該パイプはパイプシステム(3a'、3''、3'''、3'''')の一部を構成 し、該パイプシステムは、少なくとも本質的に床(24)に沿って該パイプシス テムからミストの形態で消火媒体を噴霧するための複数の噴霧開口(45a'、 45''、45'''、45'''')と、煙ガスを該パイプシステムに吸引させるため の複数の吸引開口(67a'、67''、67'''、67'''')を具備し、該パイプ システムは、第1の細長いパイプ区域(910a'、910a''、910a'''、 910a'''')及び第2の細長いパイプ区域(811a'、811a''、811 a'''、811a'''')及び該第1の細長いパイプ区域を該第2の細長いパイプ 区域と接続する中間パイプ区域(12a'、13a'、13a''、13a'''、1 2a''''、13a'''')を有し、該噴霧開口(45a'、45''、4 5'''、45'''')は該第2の細長いパイプ区域(811a'、811a''、81 1a'''、811a'''')においてその長手方向に配置されており、そして該吸 引開口(67a'、67''、67'''、67'''')は該第1の細長いパイプ区域( 910a'、910a''、910a'''、910a'''')においてその長手方向に 配置されており、該第2の細長いパイプ区域(811a'、811a''、811 a'''、811a'''')は該空間の床レベル(24)の付近に配置されそして該 第1の細長いパイプ区域(910a'、910a''、910a'''、910a'''' )は床レベル(24)より1〜10m上の距離の所に配置されていることを特徴 とする請求の範囲1に記載の装置。 3.該第1の細長いパイプ区域(910a'、910a''、910a'''、91 0a'''')は該第2の細長いパイプ区域(811a'、811a''、811a''' 、811a'''')に対して少なくとも本質的に平行に向けられていることを特徴 とする請求の範囲2に記載の装置。 4.該装置は更なるパイプシステム(3b')を具備し、該パイプシステム( 3b')は、少なくとも主として床(24)に沿って該パイプシステムからミス トの形態で消火媒体を噴霧するための複数の噴霧開口(45b')と、複数の吸 引開口(67b')を具備し、該更なるパイプシステムは、第1の細長いパイプ 区域(910b')及び第2の細長いパイプ区域(811b')及び該第1の細長 いパイプ区域を該第2の細長いパイプ区域と接続する中間パイプ区域(12b' 、13b')を有し、該噴霧開口(45b')は該第2の細長いパイプ区域(81 1b')においてその長手方向に配置されそして該吸引開口(67b')は該第1 の細長いパイプ区域(910b')においてその長手方向に配置されてお り、該第2の細長いパイプ区域(811b')は該部屋の床レベル(24)付近 に配置されそして該第1の細長いパイプ区域(910b')は該床レベルから1 〜10m上の距離のところに配置されていることを特徴とする請求の範囲2に記 載の装置。 5.該第1の細長いパイプ区域(910b')が該第2の細長いパイプ区域( 811b')に対して少なくとも本質的に平行に向けられていることを特徴とす る請求の範囲4に記載の装置。 6.該更なるパイプシステム(3b')は、パイプシステム(3a'、3b') が部屋(100)の対向する壁の付近に配置されるようなパイプシステム(3a ')からの距離のところに配置されていることを特徴とする請求の範囲4に記載 の装置。 7.該装置は更に床下張り(23)に配置されたパイプネット(3)を具備し 、少なくとも1つの噴霧ヘッド(1、2)が該パイプネット中にミストの形態で 消火媒体を噴霧するように該パイプネットに配置されており、該パイプネットは 、該パイプネットからミストを噴霧するための噴霧開口(4、5)と該パイプネ ットに煙ガスを吸引するための吸引開口(6、7)であって該噴霧開口から該吸 引開口に向けて消火媒体の流れを生成させるための吸引開口(6、7)を具備し 、該パイプネットは第1の細長いパイプ部分(910)と第2の細長いパイプ部 分(811)と、該第1の細長いパイプ部分を該第2の細長いパイプ部分と接続 する中間パイプ部分(12、13)を有し、該第1の細長いパイプ部分は該第2 の細長いパイプ部分に対して少なくとも本質的に平行に向けられており、そして 該噴霧開口と該吸引開口は該細長いパイプ部分において該細長いパイプ部分の長 手方向に配置されていることを特徴とする床 下張り(23)を有する部屋(100)のための請求の範囲1に記載の装置。 8.該噴霧ヘッド(1、2)が該中間パイプ部分(12、13)に配置されて いることを特徴とする請求の範囲7に記載の装置。 9.該パイプネット(3)が長方形であり、該中間パイプ部分は、第1中間パ イプ部分(12)及び第2中間パイプ部分(13)を具備し、該中間パイプ部分 (12、13)は本質的に平行でありそして互いに離れて配置されており、該噴 霧ヘッド(1)は該第1中間パイプ部分(12)に配置されていること、及び該 装置は更なる噴霧ヘッド(2)を具備し、該噴霧ヘッド(2)は、大きな浸透能 力を有する微細に分割された液体ミストの形態の消火媒体を生成することができ そして該更なる噴霧ヘッド(2)の付近における同時的吸引の能力のあるような タイプのものであり、該更なる噴霧ヘッドは該第2中間パイプ部分(13)に配 置されていることを特徴とする請求の範囲7又は8に記載の装置。 10.該第1の細長いパイプ部分(910)は、噴霧開口(5)及び吸引開口 (6)の両方を具備し、該噴霧開口は該第1の細長いパイプ部分の第1区域(9 )に配置されそして該吸引開口は該第1の細長いパイプ部分の第2区域(10) に配置されており、そして該第2の細長いパイプ部分(811)は噴霧開口(4 )及び吸引開口(7)の両方を具備し、該噴霧開口は該第2の細長いパイプ部分 の第1区域(8)に配置されておりそして該吸引開口は該第2の細長いパイプ部 分の第2区域(11)に配置されており、該第2の細長いパイプ部分の該噴霧開 口は該中間パイプ部分(12、13)に対して少なくとも本質的に平行に該第2 の細長いパイプ部分の該吸引開口に向けて噴霧するように配置されてお り、そして該第2の細長いパイプ部分の噴霧開口は該中間パイプ部分に対して少 なくとも本質的に平行な方向に該第1の細長いパイプ部分の該吸引開口に向けて 噴霧するように配置されていることを特徴とする請求の範囲9に記載の装置。 11.該第1の細長いパイプ部分(910)、前記パイプシステム(3a') の第2の細長いパイプ区域(811a')及び第1の細長いパイプ区域(910 a')は、床(24)の面に対して本質的に横断方向にある少なくとも本質的に 同じ面内にあるように配置されており、そして該第2の細長いパイプ部分(81 0)及び前記更なる細長いパイプシステム(3b')の第2の細長いパイプ区域 (811b')及び第1の細長いパイプ区域(910b')は、床(24)の面に 対して少なくとも本質的に横断方向の少なくとも本質的に同じ面内にあるように 配置されていることを特徴とする請求の範囲7に記載の装置。 12.該パイプシステム(3a')が長方形であり、該中間パイプ区域が第1 中間パイプ区域(13a')及び第2中間パイプ区域(12a')を含んで成り、 該パイプ区域(12a'、13a')は本質的に平行でありそして互いに離れて配 置されており、噴霧ヘッド(1a')は該第1の中間パイプ区域(13a')に配 置されており、そして該装置は、更なる噴霧ヘッド(2a')を具備し、該噴霧 ヘッド(2a')は、大きな浸透能力を有する微細に分割された液体ミストの形 態の消火媒体を発生させることができそして該更なる噴霧ヘッド(2a')付近 における同時的吸引の能力のあるようなタイプのものであり、該更なる噴霧ヘッ ドは該第2の中間パイプ区域(12a')に配置されていることを特徴とする請 求の範囲3又は11に記載の装置。 13.該パイプシステム(3a'、3b')の噴霧ヘッド(1a'、2a'、1b '、2b')及び該パイプネット(3)の噴霧ヘッド(1、2)は液圧式アキュム レータ(15、15')を含んで成る駆動ユニット(14)に接続されているこ とを特徴とする請求の範囲7に記載の装置。 14.該液圧式アキュムレータ(15、15')は、消火液のための空間と推 進剤ガスのための空間を有する少なくとも1つの圧力容器(16a、16b、1 6')を具備することを特徴とする請求の範囲13に記載の装置。 15.ガス源(21、21')が、該容器に推進剤ガスを与えるように圧力容 器(16a、16b、16')に結合されていることを特徴とする請求の範囲1 4に記載の装置。 16.該圧力容器(16a、16b、16')中の消火液が水をベースとする 液体であり、そして該ガス源が不燃性ガスを有する圧力ボトル(21、21') により形成されることを特徴とする請求の範囲15に記載の装置。 17.該ガスボトルが30〜300バールの圧力となるように詰められた窒素 ボトル(21、21')であることを特徴とする請求の範囲16に記載の装置。 18.パイプシステム(3a'、3b')のための液圧式アキュムレータ(15 ')が立ち上がり管(17')を有する圧力容器(16')を具備し、該立ち上が り管(17')は該立ち上がり管及び更に該パイプシステムの噴霧ヘッド(1a' 、2a'、1b'、2b')に消火液を供給するための少なくとも1つの側部開口 及び該圧力容器の下部に位置した供給開口(19')を備えており、該少なくと も1つの側部開口より下の 区域における立ち上がり管(17')はスロットル(20')を有することを特徴 とする請求の範囲17に記載の装置。 19.パイプネット(3)の噴霧ヘッド(1、2)は、パイプシステム(3a '、3b')のための液圧式アキュムレータ(15)とは別のそして2つの圧力ボ トル(16a、16b)を具備する液圧式アキュムレータ(15)により作動さ れるように配置されており、該2つの圧力ボトルの1つ(16a)はその液体内 容物を該パイプネットの噴霧ヘッド(1、2)に通じる外側供給パイプ(110 )へと完全に空にするように配置されており、その後他方の圧力ボトル(16b )は、ガスボトルからの推進剤ガスが外側供給パイプに同時に供給されて微細に 分割された液体ミストが得るように空にされるように配置されていることを特徴 とする請求の範囲18に記載の装置。
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