JP2001525627A - パイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器における効率的な誤差補正 - Google Patents

パイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器における効率的な誤差補正

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JP2001525627A JP2000523760A JP2000523760A JP2001525627A JP 2001525627 A JP2001525627 A JP 2001525627A JP 2000523760 A JP2000523760 A JP 2000523760A JP 2000523760 A JP2000523760 A JP 2000523760A JP 2001525627 A JP2001525627 A JP 2001525627A
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マッキャロル,ベンジャミン・ジェイ
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マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、N+1個のパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器によって生成されたN個のディジタルワードの誤差を補正するための方法及び装置を開示する。本発明の方法は、(1)該N個のディジタルワードをN群のパイプラインレジスタによって同期化するステップと;(2)調整値に基づいてインクリメント演算またはデクリメント演算を実行することにより、同期化された該N個のディジタルワードを補正する補正ステップとを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、パイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器に関し、より詳し
くは、本発明はパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器における変換誤
差の補正のための技術に関する。
【0002】 (背景技術) パイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器(ADC)は、後段のディジ
タル出力に対して、前段のディジタル出力を遅延させ、スケールし、加算して正
しいディジタル出力を発生するための加算器を必要とする。
【0003】 後段には前段の補正が反映される。後段の加算器は、前段におけるアナログ‐
ディジタル変換の結果を補正あるいは調整すると共に、さらに付加的な分解度ビ
ット(resolution bit)を導入するめに使用される。これらの補正値、すなわち
調整量は前段の値に加えられる。この補正値は正の数のこともあれば、負の数の
こともある。負の数は、加算前に2の補数演算法を用いて符号拡張される。
【0004】 従来技術の方法は、N段パイプライン接続型ADCでこのデジタル補正を行う
のにN個の加算器を使用していた。各加算器のサイズは、パイプライン段の有意
水準ないしは有効係数の関数である。パイプライン段がより下位ビットに向かい
、より多くの分解度ビットが加えられるにつれて、加算器のサイズはどんどん大
きくなる。そしてこのような加算器を実際に設けるための面積が著しく大きくな
る。例えば、1段4ビットの4段パイプライン接続型ADCは:第1段の7ビッ
ト加算器、第2段の10ビット加算器、第3段の13ビット加算器及び最終段で
ある第4段の19ビット加算器の4つの加算器を必要とする。各N桁の加算器は
1つの半加算器とN-l個の全加算器を必要とする。半加算器は1つのXORゲ ートと1つのANDゲートを必要とする。また、全加算器は2つのXORゲート
と2つのANDゲート及び1つのORゲートを必要とする。そのために、デジタ
ル補正のためのハードウェア全体の量がかなり大きくなる。
【0005】 従って、目下、より小さい集積回路専有面積とより簡単な構成のパイプライン
接続型ADCによるデジタル補正を可能にする方法及び装置を得ることが望まし
い情況にある。
【0006】 (発明の開示) 本発明は、N+1のパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器によって
生成されるN個のデジタルワードの誤差を補正するための方法及び装置を開示す
る。本発明の方法は:(1)N個のディジタルワードをN群のパイプラインレジ
スタによって同期化するステップと;(2)それらの同期化されたN個のディジ
タルワードを調整値に基づいてインクリメント演算あるいはデクリメント演算を
実行することにより補正するステップと; を具備したものである。
【0007】 本発明の目的、特徴並びに長所については、以下の発明の詳細な説明から明ら
かとなろう。
【0008】 (発明の実施のための最良の形態) 本発明はパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器におけるディジタル 補正を効率化するための方法及び装置を開示する。本発明のデジタル補正回路は
インクリメンタ/デクレメンタとして実装される。N段パイプライン接続型AD
Cの場合、完全なディジタルワードを得るのにN個の補正回路がカスケード接続
される。インクリメンタ/デクレメンタを補正回路として用いることによって、
ハードウェアの量と複雑さが著しく低減される。
【0009】 以下の説明においては、説明の目的上、本発明の完全な理解を期すために多く
の詳細事項が記載される。しかしながら、これら特定の詳細事項は本発明を実施
する上において必ずしも記載する必要のないものであることは当業者にとって明
白であろう。それ以外の場合において、周知の電気的構成や回路は、不必要に本
発明を不明瞭にすることがないようブロック図形式で示してある。
【0010】 図1には、本発明の開示技術に基づく変換器100の一実施形態の構成が図解
されている。図1に示すブロック図はもっぱら図示説明のためにのみを使用され
るものであるということは理解されよう。この実施形態では、20ビットの結果
出力を得るために4つのパイプライン接続段が設けられている。変換器100は
、(1)4つのカスケード接続されたディジタル−アナログ変換器(DAC)部
10、20、30、及び40と;(2)5つの補助アナログ‐ディジタル変換器
(ADC)11、21、31、41、及び50と;(3)4つのパイプライン接
続型レジスタ群110、120、130、及び140と;(4)4つの補正回路
151、152、153、及び154と;(5)結果レジスタ180と;で構成
されている。
【0011】 4つのDAC部10、20、30、及び40は基本的に互いに類似している。
DAC部10は最上位の補正を受け持つ。DAC部20及び30はその次下位の
補正を受け持つ。DAC部40は最下位の補正を扱う。ここでは、説明を簡潔に
するため、DAC部10についてのみ説明する。他のDAC部20、30、及び
40はDAC10と同様である。DAC部10は、ディジタル‐アナログ変換器
1(DAC1)(12)、トラック・アンド・ホールド回路15、アナログ減算
器16、及び剰余増幅器17で構成されている。DAC1(12)は、対応する
ADC1によって得られるディジタル値を調整アナログ信号に変換し、この調整
アナログ信号は比較アナログ信号、すなわちトラック・アンド・ホールド回路1
5の出力から減算器16によって減じられる。トラック・アンド・ホールド回路
15は、スイッチ15a及びコンデンサ15bを有する。スイッチ15aはトラ
ッキング機能を果たす。すなわち、スイッチが閉じられると、トラック・アンド
・ホールド回路の出力はアナログ入力に従って変化する、すなわちこれに追随す
る。コンデンサ15bはホールド機能を果たす。すなわち、スイッチが開いてい
るとき、このアナログ値はコンデンサ15bによって保持される。減算器15は
、トラック・アンド・ホールド回路の出力とDAC1の出力との間で減算を実行
する。トラック・アンド・ホールド回路の出力を比較アナログ信号と称する。比
較アナログ信号(トラック・アンド・ホールド回路出力)と調整アナログ信号(
DAC1出力)との差は次いで増幅器17によって増幅され、緩衝されて、剰余
信号が得られ、この剰余信号は次段、すなわち第2のDAC部20に供給される
。ADC2(21)は前段の剰余を次の下位ビットに変換し、それらの下位ビッ
トはDAC2(22)によって再度アナログ信号に変換される。DAC部20、
30、及び40の動作も同様に説明することができる。
【0012】 補助ADCの11、21、31、41、及び50はアナログ信号をディジタル
ワードに変換する。各ディジタルワードあるいはスライスは、アナログ入力の5
ビット精度の変換値を表す最上位ワードを除く前段の剰余アナログ信号の変換値
を表す。5ビットワードは、変換器の状態の範囲をカバーするために使用される
。一実施形態においては、この状態数は17である。補助ADC1(11)はア
ナログ入力を5ビットのディジタルワードD1[4:0]に変換する。DAC部
10は、D1[4:0]及びアナログ入力AINを受け取って剰余アナログ信号
A1発生する。補助ADC2(21)は、剰余アナログ信号A1を5ビットのデ
ィジタルワードD2[4:0]に変換する。DAC部20は、D2[4:0]及
び剰余アナログ信号A1を受け取って剰余アナログ信号A2を発生する。補助A
DC3(31)は、剰余アナログ信号A2を5ビットのディジタルワードD3[
4:0]に変換する。DAC部30は、D3[4:0]及び剰余アナログ信号A
2を受け取って、剰余アナログ信号A3を発生する。補助ADC4(41)は剰
余アナログ信号A3を5ビットのディジタルワードD4[4:0]に変換する。
DAC部40はD4(4:0)及び剰余アナログ信号A3を受け取って、剰余ア
ナログ信号A4を発生する。最後に、補助ADC50は剰余アナログ信号A4を
8ビットのディジタルワードD5[7:0]に変換する。この8ビットワードは
最終段における変換器の状態の範囲全体を包括的に表すために使用される。一実
施形態においては、この状態数は136である。
【0013】 パイプライン接続型レジスタ群110、120、130及び140は、対応す
るワードが適切な時間に補正回路に到達するように、ディジタルワードを時間的
に位置合わせする。パイプラインレジスタ群110、120、130及び140
は、補正されるデジタルビットを時間的に位置合わせするためにディジタルワー
ドの同期化を行う。パイプライン接続型レジスタ群110は、4クロックの遅延
を通してディジタルワードD1[4:0]をリップル効果により補正するための
4つのレジスタ112、114、116及び118を有する。パイプライン接続
型レジスタ群120は、3クロックの遅延を通してディジタルワードD2[4:
0]をリップル効果により補正するための3つのレジスタ122、124及び1
26を有する。パイプライン接続型レジスタ群130は、2クロック遅延を通し
てディジタルワードD3[4:0]をリップル効果により補正するための2つの
レジスタ132及び134を有する。パイプライン接続型レジスタ群140は、
1クロックの遅延を通してディジタルワードD4[4:0]をリップル効果によ
り補正するための1つのレジスタ142を有する。最終段のディジタルワードD
5[7:0]はパイプライン遅延なしに得られる。そして、D5[7:0]と共
に4本のパイプライン系統の5ビット・ディジタルワードが対応する補正回路に
同時に現れる。
【0014】 補正回路151、152、153及び154は変換されたディジタルワードの
ディジタル補正を行う。各補正回路は、[−2,−1,0及び1]の範囲内の量
をインクリメントまたはデクリメントすることにより前段の結果に対して補正を
加える。補正回路154は最下位部であり、D5[7:6]の2ビットを桁上げ
入力として取り込む。補正回路154の桁上げ出力は次上位補正回路153の桁
上げ入力になる。補正回路153の桁上げ出力は次上位補正回路152の桁上げ
入力になる。補正回路152の桁上げ出力は最上位補正回路151の桁上げ入力
になる。最後に、補正回路151の桁上げ出力は、最終ディジタル出力D0[1
9:0]の2つの最上位ビットD0[19:18]になる。
【0015】 結果レジスタ180は、最上位補正回路151の最終桁上げ出力を含めて補正
回路151、152、153及び154の結果を受け取る。また、結果レジスタ
180は、D5[7:0]の下位6ビット、すなわちD5[5:0]をこの結果
の最下位6ビットとして受け取る。最終結果は、20ビット・ディジタル出力D
0[19:0]として得られる。
【0016】 このパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器100においては、補正
回路151、152、153及び154によってディジタル補正が効率的な形で
行われる。
【0017】 図2には、補正回路151の一実施形態が図解されている。図示の補正回路1
51、補正回路152、153及び154はいずれも同じ構成を有する。補正回
路151は、1つのANDゲート202、1つの排他的ORゲート204、及び
4つの全加算器(FA)210、220、230、240を有する。補正回路1
51の入力には、2つの桁上げ入力CI1及びCI0と5つのデータ入力B[4
:0]がある。補正回路151の出力には、2つの桁上げ出力CO1とCO0及
び3つの結果出力S[2:0]が含まれる。
【0018】 補正回路151は、−2、−1、0、または+1の調整値だけインクリメント
またはデクリメントする。この調整値は、そのパイプライン段の次のパイプライ
ン段による補正に反映される。この補正値の範囲の場合、桁上げ入力は2ビット
で足りる。キャリーインは符号拡張される。さらに、補正回路の出力もこの範囲
内であるので、桁上げ出力も2ビットで十分である。補正回路151の設計は表
1に示す真理値表に基づいて行われる。数の書式は2の補数形式である。桁上げ
入力及び桁上げ出力の2進コーディングは下記の通りである。
【0019】 2進数 10進数 00 0 01 1 10 -2 11 -1
【0020】 Ci B S Co (2進数) (16進数 (16進数 (2進数) /10進数) と10進数) 00 18/-8 0 11 00 19/-7 1 11 00 1A/-6 2 11 00 1B/-5 3 11 00 1C/-4 4 11 00 1D/-3 5 11 00 1E/-2 6 11 00 1F/-1 7 11 00 00/0 0 00 00 01/1 1 00 00 02/2 2 00 00 03/3 3 00 00 04/4 4 00 00 05/5 5 00 00 06/6 6 00 00 07/7 7 00 00 08/8 0 01 Ci B S Co (2進数) (16進数 (16進数 (2進数) /10進数) と10進数) 01 18/-8 1 11 01 19/-7 2 11 01 1A/-6 3 11 01 1B/-5 4 11 01 1C/-4 5 11 01 1D/-3 6 11 01 1E/-2 7 11 01 1F/-1 0 00 01 00/0 1 00 01 01/1 2 00 Ci B S Co 01 02/2 3 00 01 03/3 4 00 01 04/4 5 00 01 05/5 6 00 01 06/6 7 00 01 07/7 0 01 01 08/8 1 01 10 18/-8 6 10 10 19/-7 7 10 10 1A/-6 0 11 10 1B/-5 1 11 10 1C/-4 2 11 10 1D/-3 3 11 10 1E/-2 4 11 10 1F/-1 5 11 Ci B S Co (2進数) (16進数 (16進数 (2進数) /10進数) と10進数) 10 00/0 6 11 10 01/1 7 11 10 02/2 0 00 10 03/3 1 00 10 04/4 2 00 10 05/5 3 00 10 06/6 4 00 10 07/7 5 00 10 08/8 6 00 11 18/-8 7 10 11 19/-7 0 11 11 1A/-6 1 11 11 1B/-5 2 11 11 1C/-4 3 11 11 1D/-3 4 11 11 1E/-2 5 11 11 1F/-1 6 11 11 00/0 7 11 11 01/1 0 00 11 02/2 1 00 11 03/3 2 00 11 04/4 3 00 11 05/5 4 00 11 06/6 5 00 11 07/7 6 00 11 08/8 7 00 表1 補正回路の真理値表
【0021】 各補正回路は4つの全加算器、1つのANDゲート及び1つのXORゲートを
有する。N加算器型の従来技術の方法と比較して、本発明は必要回路及び回路面
積が従来技術より少なくて済む。
【0022】 本発明では、加算器の代わりにインクリメンタ/デクレメンタを使用するデジ
タル誤差補正によりフラッシュパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器
の効率化を達成するための方法及び装置を開示した。インクリメンタ/デクレメ
ンタの使用によって集積回路面積が著しく節減される。本発明を、図示実施形態
との関連で説明したが、この説明は限定的な意味に解釈されることを意図したも
のではない。図示実施形態の種々の修正態様並びに他の実施態様が当業者には自
明であり、それらの修正態様及び実施態様は全て本発明の精神及び範囲内に包括
されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開示技術に基づくパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器1
00の一実施形態のブロック図である。
【図2】 本発明の開示技術に基づき動作する補正回路の一実施形態のブロック図である 。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月12日(1999.11.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項20】 上記N個のアナログ剰余信号を発生するステップが: 上記N個のディジタルワードの中の対応する1つのワードを受け取るトラック
・アンド・ホールド回路によって比較剰余信号を発生するステップと; 該N個のディジタルワードの中の該対応する1つのワードをディジタル‐アナ
ログ変換器(DAC)によって調整アナログ信号に変換するステップと; アナログ減算器により該比較剰余信号から該調整アナログ信号を減じて次下位
アナログ信号を作り出すステップと; 増幅器によって該次下位アナログ信号を増幅して次下位剰余アナログ信号を作
り出すステップと; をさらに具備することを特徴とする請求項18記載の方法。
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月10日(2000.8.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N+1個のパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換器
    により生成されるN個のディジタルワードの誤差を補正するための回路において
    : 該N個のディジタルワードを同期化するためのN群のパイプラインレジスタと
    ; 該N群のパイプラインレジスタに接続されていて、調整値に基づいてインクリ
    メント演算またはデクリメント演算を実行することにより、同期化された該N個
    のディジタルワードを各々補正するためのN個の補正回路と; を具備したことを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 上記調整値が次のパイプライン段によって生成されることを
    特徴とするコンピュータ請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 上記N個の補正回路の1つが、上記調整値が負でないときイ
    ンクリメント演算を実行することを特徴とする請求項1記載の回路。
  4. 【請求項4】 負でない上記調整値が0及び1のどちらか1つであることを
    特徴とする請求項3記載の回路。
  5. 【請求項5】 上記N個の補正回路の1つが、上記調整値が負のときデクリ
    メント演算を実行することを特徴とする請求項1記載の回路。
  6. 【請求項6】 負の上記調整値が−2及び−1のどちらか1つであることを
    特徴とする請求項5記載の回路。
  7. 【請求項7】 最終結果を記憶するための、上記N個の補正回路に接続され た結果レジスタをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の回路。
  8. 【請求項8】 N個の剰余アナログ信号を発生するためのN個のディジタル
    ‐アナログ変換器部をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の回路。
  9. 【請求項9】 上記N+1個中のN個のアナログ‐ディジタル変換器が上記
    N個の剰余アナログ信号をN個の最下位ディジタルワードに変換することを特徴
    とする請求項8記載の回路。
  10. 【請求項10】 上記N個の各ディジタル‐アナログ変換器部が: 上記N個の剰余アナログ信号の中の対応する1つの信号を受け取るよう接続
    されていて、比較剰余信号を発生するトラック・アンド・ホールド回路と; 上記N個のディジタルワードの中の対応する1つのワードを受け取るよう接
    続されていて、該N個のディジタルワードの中の該対応する1つのワードを調整
    アナログ信号に変換するディジタル‐アナログ変換器(DAC)と; 該トラック・アンド・ホールド回路及びDACに接続されていて、該比較剰
    余信号から該調整アナログ信号を減じて次下位アナログ信号を作り出すためのア
    ナログ減算器と; 該アナログ減算器に接続されていて次下位アナログ信号を増幅して次下位剰
    余アナログ信号を作り出すための増幅器と; をさらに具備したことを特徴とする請求項8記載の回路。
  11. 【請求項11】 N+1個のパイプライン接続型アナログ‐ディジタル変換
    器によって生成されるN個のディジタルワードの誤差を補正するための方法にお
    いて: 該N個のディジタルワードをN群のパイプラインレジスタによって同期化する
    ステップと; 調整値に基づいてインクリメント演算またはデクリメント演算を実行すること
    により、同期化された該N個のディジタルワードを補正する補正ステップと; を具備したことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 上記調整値が次のパイプライン段によって生成されること
    を特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記補正ステップが、上記調整値が負でないとき、インク
    リメント演算を実行することを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 負でない上記調整値が0及び1の中のどちらか1つである
    ことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記補正ステップが、上記調整値が負のとき、デクリメン
    ト演算を実行することを特徴とする請求項11記載の方法。
  16. 【請求項16】 負の上記調整値が−2及び−1の中のどちらか1つである
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 最終結果を結果レジスタに保存するステップをさらに具備
    したことを特徴とする請求項11記載の方法。
  18. 【請求項18】 N個のディジタル‐アナログ変換器部によってN個の剰余
    アナログ信号を発生するステップをさらに具備したことを特徴とする請求項11
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記N個の剰余アナログ信号をN個の最下位ディジタルワ
    ードに変換するステップをさらに具備したことを特徴とする請求項18記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 上記N個のアナログ剰余信号を発生するステップが: 上記N個のディジタルワードの中の対応する1つのワードを受け取るトラッ
    ク・アンド・ホールド回路によって比較剰余信号を発生するステップと; 該N個のディジタルワードの中の該対応する1つのワードをディジタル‐ア
    ナログ変換器(DAC)によって調整アナログ信号に変換するステップと; アナログ減算器により該比較剰余信号から該調整アナログ信号を減じて次下
    位アナログ信号を作り出すステップと; 増幅器によって該次下位アナログ信号を増幅して次下位剰余アナログ信号を
    作り出すステップと; をさらに具備することを特徴とする請求項11記載の方法。
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