JP2001522917A - ゴムベース製品、ゴムベース製品の製造法及びゴムベース製品で造られたタイヤのローリング抵抗を減少させる方法。 - Google Patents

ゴムベース製品、ゴムベース製品の製造法及びゴムベース製品で造られたタイヤのローリング抵抗を減少させる方法。

Info

Publication number
JP2001522917A
JP2001522917A JP2000520504A JP2000520504A JP2001522917A JP 2001522917 A JP2001522917 A JP 2001522917A JP 2000520504 A JP2000520504 A JP 2000520504A JP 2000520504 A JP2000520504 A JP 2000520504A JP 2001522917 A JP2001522917 A JP 2001522917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
iron
iii
salt
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000520504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001522917A5 (ja
JP4374136B2 (ja
Inventor
フランソワ マソーン
フランシス レノール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Original Assignee
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA filed Critical Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Publication of JP2001522917A publication Critical patent/JP2001522917A/ja
Publication of JP2001522917A5 publication Critical patent/JP2001522917A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4374136B2 publication Critical patent/JP4374136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0091Complexes with metal-heteroatom-bonds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ゴムベース製品であって、前記製品の少なくとも一つの感応帯を酸化から保護する為に、前記製品に対する外部酸素を捕捉する為の少なくとも一つの緩衝帯を含み、前記の又は各緩衝帯は、少なくとも一種のエラストマーをベースとした組成物を含み、該エラストマーは該組成物中での酸化を活性化する為の少なくとも一種の鉄(III)塩を含有し、該塩が、鉄(III)アセチルアセトネート及び式、Fe(Cn2n23(式中、nは6〜23である)を有するカルボン酸の鉄(III)塩から成る群に属する事を特徴とするゴムベース製品。この製品は、前記緩衝帯を得る為に、組成物に含有されるエラストマー中に前記鉄(III)塩を機械的作業によって混入する事によって得られる。本発明は、有利にタイヤで使用され、改善されたローリング抵抗を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、ゴムベース製品、そのゴムベース製品を得る為の方法及び前記製品
によって形成されるタイヤのローリング抵抗を減少させる方法に関する。 (発明の背景) タイヤ製造における主な関心事の一つは、タイヤの寿命を増大させる事に在る
。特に、ゴム組成物、金属又は繊維強化材及びこれらの混合物と強化材との間の
界面の酸化処理に関して、耐久性を増加させる事が重要である。 これらの酸化現象を減少させる為の方法の一つは、インフレーション空気又は
外部空気から入って来て、酸化に特に敏感なタイヤの帯域に到達する酸素の量を
制限する事である。この様に、長きにわたって、酸素に対して不浸透性のブチル
ゴム層が、タイヤの内壁に対して使用されてきた。残念ながら、このブチルゴム
は全体的には不浸透性ではなく、長期間タイヤの塊の中を通過する酸素の流れが
、たとえ減少されたとしても、避ける事が望ましい酸化現象の原因となっている
。 ブチルゴムよりも更に空気を通さないその他の材料は、例えば、米国特許第5
,236,030号明細書、第4,874,670号明細書、第5,036,1
13号明細書、EPA337279号明細書、米国特許第5,040,583号
明細書及び第5,156,921号明細書に開示されている様に、この目的の為
に提案されている。然しながら、これらの材料は高価であり、タイヤでのそれら
の使用は多くの問題を引起す。
【0002】 酸化の問題を避ける為のその他の方法は、主たる酸素源と、酸化現象から保護
される事が望まれる帯域との間に配置された緩衝域として働くゴム組成物の促進
熱酸化によって酸素を化学的に捕捉する事から成る。例えば、その様な緩衝組成
物は、特に重量車両に取付けられるタイヤにおいては、ブチルゴムで被覆しても
良いタイヤの内側面と、インフレーション空気からカーカスプライ(carcass ply
)との接触の為に入ってくる酸素の量を減少させる為のカーカスプライとの間に 配置されても良い。酸素の固定を促進する為に、これらの緩衝組成物中に、酸化
を触媒する金属塩、特にコバルト塩を使用する事は公知である。この塩の効果は
、前述の酸化現象の原因となるエージングによって生成される過酸化物の均等な
分解を活性化する事に在る。この塩は、緩衝組成物中のエラストマー100質量
部当りコバルトの当量で0.2〜0.3質量部の量で導入する事が好ましい。こ
の様に、この緩衝組成物によって捕捉出来る酸素の量は、コバルト塩無しの同じ
組成物と比較して、約50〜100%増加する。残念ながら、経験から、酸化に
関する対応の仕方でのこの改善は、導入されるコバルト塩の著しい量の結果とし
て、緩衝組成物のヒステリシス損失の主要な増加をもたらす事が分かった。ヒス
テリシス損失でのこの増加は、第一に、組成物の自己加熱と言う結果になり、従
って寿命が短縮され、この事は所期の目的に反し、更に、ローリング抵抗の増加
をもたらす事となり、これは又、製造業者の目的が、燃費を出来る限り減少させ
る為にローリング抵抗を制限する事に在る事からして避けられねばならない事で
ある。
【0003】 これらの理由の為に、緩衝組成物の使用は、どんなに魅力的であっても、期待
以上の開発が為されていなかった。 EPA507207は、パッケージ層中に含まれる緩衝エラストマー組成物の方法によ って酸素を捕捉する方法を開示している。この緩衝組成物は、特に、酸素固定を
活性化する為の遷移金属塩の存在を特徴とする。上述の様に、そこに開示された
好ましい金属塩はコバルト塩である。補足的に、マンガン或いは鉄の様なその他 の金属が考慮されるが、特定化された塩に関するものではない。
【0004】 (発明の開示) 本発明者は、ゴムベース製品であって、前記ゴムベース製品の少なくとも一つ
の感応帯を酸化から保護する為に前記ゴムベース製品に対する外部酸素を捕捉す
る為の少なくとも一つの緩衝域を含み、前記の又は各緩衝域が、前記組成物にお
ける酸化を活性化する為の少なくとも一種の鉄(III)塩を含む少なくとも一
種のエラストマーをベースとした組成物を含むタイプのゴムベース製品を得る為
に、これらの緩衝組成物中において、コバルト塩に代えて特定の鉄塩を使用する
事によって上記欠点が大いに減少され得る事を予想外に見出した。更に正確には
、本発明の製品は、前記塩が鉄(III)アセチルアセトネート及び式、 Fe(Cn2n23 (式中、nは6〜23である) を有するカルボン酸の鉄(III)塩から成る群に属するものである。
【0005】 前記塩は、鉄(III)アセチルアセトネート、鉄(III)ヘキサノエート
、鉄(III)2−エチルヘキサノエート又は鉄(III)ラウレートが好まし
い。 この式に相当する酸の鉄(III)塩は、次のカルボン酸の塩である:ヘキサ
ン酸、2−エチルヘキサン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペン
タデカン酸、パルミチン酸、ヘプタデカン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、エ
イコサン酸、ヘンエイコサン酸、ドコサン酸及びトリコサン酸。 本発明の一実施態様によれば、前記塩は、鉄(III)アセチルアセトネート
及び式: Fe(Cn2n23 (式中、nは13〜23である) を有する脂肪酸の鉄(III)塩から成る群に属する。 更に好ましくは、前記鉄(III)塩は、鉄(III)ステアレート又は鉄(I II)パルミテートである。 好ましくは、組成物中の鉄(III)化合物の量は、鉄当量で0.01〜0.
02pceである。ここで、「pce」とは、組成物中に存在する全エラストマ
ー100質量部当りの質量部を示す。
【0006】 本発明の組成物は、天然又は合成ゴム、又はこれらのゴムの二種以上のブレン
ドをベースとする。本発明の組成物で使用する事の出来る合成ゴムの例としては
、ポリイソプレン、ポリブタジエンの様なジエンゴム、ポリクロロプレン、ポリ
イソブチレンの様なモノオレフィンゴム、スチレン−ブタジエン又はスチレン−
ブタジエン−イソプレンコポリマー、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
コポリマー及びエチレン−プロピレン−ジエンターポリマーが挙げられる。合成
ゴムでは、ジエンゴムが好ましく、特に、4〜12個の炭素原子を有する共役ジ
エンモノマーの重合によって得られるホモポリマー、一種以上の共役ジエン相互
、又は8〜20個の炭素原子を有するビニル芳香族化合物との共重合によって得
られるコポリマーが好ましい。 適当な共役ジエンとしては、特に、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3
−ブタジエン、2,3−ジ(C1〜C5アルキル)−1,3−ブタジエン、例えば
、2,3−ジメチル−及び2,3−ジエチル−1,3−ブタジエン、2−メチル
−3−エチル−1,3−ブタジエン、2−メチル−3−イソプロピル−1,3−
ブタジエン、フェニル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2,4−
ヘキサジエン等が挙げられる。
【0007】 適当なビニル芳香族化合物としては、特に、スチレン、オルト−、メタ−及び
パラ−メチルスチレン、市販混合物の「ビニル−トルエン」、パラ−t−ブチル
スチレン、メトキシスチレン、クロロスチレン、ビニルメシチレン、ジビニルベ
ンゼン、ビニルナフタレン等が挙げられる。 コポリマーは、例えば、99質量%〜20質量%のジエン単位と1質量%〜8
0質量%のビニル芳香族単位を含んでも良い。 ポリマーはミクロ構造を有しても良く、これは、使用される重合条件、特に、
変性及び/又はランダム化剤の有無及び使用される変性及び/又はランダム化剤
の量の関数である。ポリマーは、ブロック、ランダム、順次、ミクロ順次等のポ
リマーであっても良く、分散又は溶液中で調製されても良い。 好ましい合成ジエンゴムは、ポリブタジエンであり、特に、4%〜80%の1
,2−単位の含有量を有し、90%より多いシス−1,4結合を有するポリブタ
ジエン、ポリイソプレン、ブタジエン−スチレンコポリマー、特に、5〜50質
量%、好ましくは20〜40質量%のスチレン含有量、4%〜65%のブタジエ
ン部分の1,2−結合含有量と30%〜80%のトランス−1,4結合含有量で
、芳香族化合物の全含有量が5%〜50%でガラス転移温度(Tg)が0℃〜−
80℃を有し、特に、25〜30質量%のスチレン含有量、55%〜65%のブ
タジエン部分のビニル結合含有量、20%〜25%のトランス−1,4単位の含
有量及び−20℃〜−30℃の転移温度を有するものである。
【0008】 ブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーの場合は、スチレン含有量が5
質量%〜50質量%、特に、10質量%〜40質量%、イソプレン含有量が15
質量%〜60質量%、特に、20質量%〜50質量%、ブタジエン含有量が5質
量%〜50質量%、特に、20質量%〜40質量%、ブタジエン部分の1,2単
位の含有量が4%〜85%、ブタジエン部分のトランス−1,4単位の含有量が
6%〜80%、イソプレン部分の1,2+3,4単位の含有量が5%〜7%、及
びイソプレン部分のトランス−1,4−単位の含有量が10%〜50%のものが
適当である。 合成ゴムは、カップリング及び/又は星状化又は官能化剤で、カップリング及
び/又は星状化又は官能化しても良い。 これらのゴムは、例えば、硫黄、過酸化物、ビス−マレイミド等の公知の剤で
加硫及び/又は網状化しても良い。 本発明の組成物は、通常の充填剤及び添加剤、例えば、カーボンブラック、シ
リカ、ステアリン酸、強化樹脂、珪酸、酸化亜鉛、活性剤、顔料、加硫促進剤又
は遅延剤、老化防止剤、復元防止剤、耐酸化剤、オイル又は種々の加工剤、粘着
樹脂、金属に対する接着促進剤、耐酸化ワックス、結合剤及び/又はシリカ用被
覆剤等を含む。
【0009】 本発明の組成物は、極めて広範囲の用途で使用しても良く、多数のゴム製品、
特に、例えば、タイヤにおいて、酸素源、特にインフレーション空気又は外部空
気と、タイヤ中にあって保護されるべき帯域との間の緩衝組成物として使用して
も良い。例えば、これらの組成物は、内側ゴムとカーカスプライとの間、カーカ
スプライとクラウンプライとの間、クラウンプライとトレッドとの間、カーカス
プライと側壁との間の内側ゴム内で、或いは、側壁外側として使用する事が出来
る。 本発明の鉄化合物の使用は、ゴム工業での鉄化合物の公知の使用、例えば、ゴ
ムの混練(解凝固性)又はリサイクルの為の脱硫を促進する為の酸化塩の公知の
使用とは非常に異なるものである。これらの用途に就いては、例えば、米国特許
第3,324,100号明細書、EPA−157079及びRUA−20143
39に記載されている。 本発明のゴムベース製品を得る為の方法は、前記鉄(III)塩を、前記組成
物に含まれるエラストマー中に機械的作業によって混入して、前記の又は各緩衝
帯域を得る事を含む。 本発明のその他の特徴によれば、前記組成物を強化する為の充填剤と同時に前
記エラストマー中に前記鉄(III)塩を混入する事を含む。 タイヤのローリング抵抗を減少させる為の本発明方法は、前記タイヤを形成す
る一種以上のエラストマー中に、機械的作業によって上記定義の鉄(III)塩
を混入する事から成る。
【0010】 本発明は、以下の非限定的実施例の助けによって容易に理解されるであろう。 これらの実施例は、本発明による実施例か、或いは、金属化合物無しの組成物
又はコバルト塩を伴う組成物又は、本発明の範囲内で選ばれる群には含まれない
鉄化合物を伴う組成物を使用する本発明によらない実施例のいずれかである。 鉄又はコバルト化合物の促進酸化 (pro-oxidising) の有効性は、この化合物 を熱酸化エージングに掛ける事によって評価される。次いで、この酸素摂取は、
元素分析によって測定され、機械的性質、例えば、弾性率、ヒステリシス損失及
び破断特性が決定される。 テストは、以下の条件の下で行われる。加硫 特に指示がある以外は、全てのテストは、150℃で10分間の硬化によって
加硫されたサンプルについて行われた。熱的酸化エージング 65℃〜85℃の温度の換気オーブンが使用された。これらの温度は、タイヤ
の作動中の温度範囲を代表するものである。ヒステリシス損失 ヒステリシス損失又はヒステリシス(HI)の測定は、6回の衝撃において、
測定されて課せられたエネルギーに関する回復による、60℃でのエネルギー損
失である。この値は%で表示され、供給されたエネルギーと、供給されたエネル
ギーに関する回復されたエネルギーとの間の差である。測定される損失の為の変
形は40%である。
【0011】引張りテスト 10%伸び(M10)及び100%伸び(M100)での伸びの弾性率は、I
SO標準37により測定された。スコット破断指数 破断応力(Bs)は、MPa及び破断点伸び(Eb)%で測定された。全てこ
れらの引張り測定は、ISO標準37による温度及び湿度の標準条件下で行われ
た。
【0012】実施例 以下の実施例で、密閉式ミキサーと外部ミキサーとでそれ自体公知の方法で製
造された次のベース組成物が使用され、表中の数字は全て質量部であり、鉄(I
II)塩は、密閉式ミキサー、例えばバンバリーに、カーボンブラック、酸化亜
鉛、ステアリン酸及び6PPDと同時に導入された。
【0013】
【表1】 DCBS:N,N−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
。 6PPD:N−1,3−ジメチルブチル−N′−フェニル−パラフェニレンジア
ミン。 このベース組成物を出発材料として、次の組成物を調製した。 対照の組成物: 組成物T1:金属誘導体無しのベース組成物。 組成物T2:更に、コバルトナフテネートを、コバルトの当量で0.25pc
e含有するベース組成物。 組成物T3:更に、鉄(III)フマレートを、鉄の当量で0.25pce含
有するベース組成物。 組成物T4:更に、鉄(III)グルコネートを、鉄の当量で0.25pce
含有するベース組成物。 組成物T5:更に、鉄(III)シトレートを、鉄の当量で0.25pce含
有するベース組成物。
【0014】 本発明の組成物: 組成物I1:更に、アセチルアセトネート第二鉄を、鉄の当量で0.02pc
e含有するベース組成物。 組成物I2:更に、ステアレート第二鉄を、鉄の当量で0.01pce含有す
るベース組成物。 組成物I3:更に、2−エチルヘキサノエート第二鉄を、鉄の当量で0.02
pce含有するベース組成物。 組成物I4:更に、ラウレート第二鉄を、鉄の当量で0.02pce含有する
ベース組成物。 組成物I5:更に、パルミテート第二鉄を、鉄の当量で0.02pce含有す
るベース組成物。 組成物I6:更に、ヘキサノエート第二鉄を、鉄の当量で0.02pce含有
するベース組成物。
【0015】実施例1 これらの組成物を用いて、M10とM100の伸び弾性率を、ヒステリシス損
失(又はヒステリシス)と同様に決定した。結果は以下の表1で与えられる。
【0016】
【表2】 表1 この表は、鉄塩は、本発明の組成物においては、コバルト化合物よりもベース
組成物の特性の変更が少なく、ヒステリシス損失は、コバルト化合物を含む対照
組成物T2では著しく高い事を示す。
【0017】実施例2 この実施例の目的は、対照組成物のT1とT2との比較において、65℃で1
0週間又は85℃で2週間の熱的酸化後に、酸素を固定する為の本発明の組成物
I1、I2、I3、I4、I5及びI6の適性を証明する為のものである。 これらの熱的酸化テストの結果は、以下の表2で示され、各熱的酸化温度に対
して固定された酸素が質量%で与えられる。
【0018】
【表3】 表2 表2は、本発明の組成物は、公知のコバルト組成物(T2)で得られる酸素固
定と同様の酸素固定を可能とし、この酸素固定は、鉄無しの又はコバルト化合物
(T1)の対照の組成物よりも顕著に大きい事を示す。 促進酸化用として文献に記載されているその他の金属塩を含むベース組成物で
あって、対照組成物T2に関して等モル量の金属が存在する量で、例えば、マン
ガン(II)又は(III)塩、特に、マンガン(II)のカーボネート、アセ
テート又はアセチルアセトネート、マンガン(III)のアセチルアセトネート
、モリブデン(IV)塩、特に、モリブデン(IV)硫化物及び酸化物、銅(I
I)塩、特に、銅(II)の水酸化物、カーボネート、ステアレ−ト、アセテー
ト又はアセチルアセトネート、クロム(III)塩、特にクロムのアセチルアセ
トネート、硫酸セリウム(IV)が導入されたベース組成物は、金属塩無しの対
照組成物T1と同様の結果、即ち、85℃で1.0〜1.3質量%の酸素固定を
示した。
【0019】実施例3 この実施例の目的は、コバルト化合物を含有する対照組成物のT2との比較に
おいて、実施例2に記載の熱的酸化処理後に、本発明の組成物I1、I3、I4
、I5及びI6の弾性率及び破断特性並びにヒステリシスを検証する為のもので
ある。 結果は表3及び4で与えられ、各組成物に対して、熱的酸化処理前の同じ組成
物に関して異なるパラメーターの値の評価を示す。表3は、65℃での処理に対
する評価を与え、表4は85℃での処理に対する評価を与える。
【0020】
【表4】 表3
【0021】
【表5】 表4 これらの表は、本発明の組成物(I1)と公知の組成物(T2)の評価がほぼ
同じ程度であるが、本発明の組成物のヒステリシス損失は、対照のT2よりはな
お改善されている事を示す。
【0022】実施例4 この実施例は、本発明の組成物(I2)が、組成物(I1)の代りに使用され
た以外は実施例3と同様に行われた。結果は表5で、65℃での処理及び85℃
での処理として与えられ。
【0023】
【表6】 表5
【0024】
【表7】 表6 この実施例からの結論は、実施例3と同じである。
【0025】実施例5 この実施例の目的は、鉄化合物を含有する、本発明の組成物ではない組成物で
固定された酸素の量を検証するものである。 酸素固定テストは、対照組成物のT1〜T5について実施例2と同じ条件下で
行われた。結果を以下の表7において、表2の結果と同様の表示で示す。
【0026】
【表8】 表7 この結果から、本発明のものではない鉄化合物を含有する対照組成物T3〜T
5は、コバルト誘導体を含有する対照組成物T2よりも少ない酸素固定能力を有
し、金属塩無しの組成物T1の能力と同水準である事が認められる。
【0027】実施例6 この比較実施例の目的は、タイヤでの本発明の組成物の使用の利点を証明する
ものである。 寸法が315/80R22.5の重量車両用のタイヤの内側から外側を、公知
の方法で製造した。 加圧空気を含ませる為の内側キャビティーを形成するゴム層であって、タイヤ
の静止に対して空気の出口を制限する為に空気に対して低浸透性であるゴム層で
、これを「内側ゴム」と称する; 内側キャビティーからやってくる酸素を捕捉する為のゴムの緩衝組成物; カーカスプライ; トレッド。 カーボンブラックN326に代えてカーボンブラックN772を使用した以外
は、先の実施例のベース組成物をこの緩衝組成物の為に使用した。 このベース組成物を出発材料として、次の組成物を製造した: 対照組成物T6:更に、コバルトナフテネートの、コバルト当量で0.25p
ceを含有するベース組成物。 本発明I3の組成物:更に、第二鉄アセチルアセトネートの、鉄当量で0.0
2pceを含有するベース組成物。 これらの組成物を、それ自身公知の方法で加硫し、二つの組成物のM10、M
100の伸び弾性率及びヒステリシス損失を決めた。結果は表8で与えられる。
【0028】
【表9】 表8 以前に示した通り、本発明は、ヒステリシス損失の減少を実質的に可能とする
。 組成物T6を含有する三つの対照タイヤと組成物I3を含有する三つのタイヤ
を製造し、それら全てのタイヤのローリング抵抗をISO標準9948によって
評価した。以下の結果は(kg/tonneで表示される)、各範疇のタイヤの
三回測定の平均である。 T6のタイヤ I3のタイヤ 5.15 5.07 この結果から、本発明のI3組成物は、タイヤのローリング抵抗を実質的に減
少させる事が出来る事が認められる。 要するに、本発明は、 実質的に同じ酸素固定特性を維持しながら、ゴム組成物中の金属含有量を著
しく減少させる; ゴム組成物のヒステリシス損失を顕著に減少させ、特に、タイヤのロ−リン
グ抵抗を減少させ、耐久性を改善する、 事を可能とする。 勿論、本発明は先に記載された実施例に限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 レノール フランシス フランス エフ−63100 クレルモン フ ェラン リュー ド ノアーナン 78 Fターム(参考) 4J002 AC011 AC031 AC061 AC081 AC091 BB151 BB181 BN151 EG046 FD206 GN01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムベース製品であって、前記製品の少なくとも一つの感応
    帯を酸化から保護する為に、前記製品に対する外部酸素を捕捉する為の少なくと
    も一つの緩衝帯を含み、前記の又は各緩衝帯は、少なくとも一種のエラストマー
    をベースとした組成物を含み、該エラストマーは該組成物中での酸化を活性化す
    る為の少なくとも一種の鉄(III)塩を含有し、該塩が、鉄(III)アセチ
    ルアセトネート及び式、 Fe(Cn2n23(式中、nは6〜23である) を有するカルボン酸の鉄(III)塩から成る群に属する事を特徴とするゴムベ
    ース製品。
  2. 【請求項2】 前記塩が、鉄(III)アセチルアセトネート及び式、 Fe(Cn2n23(式中、nは13〜23である) を有する脂肪酸の鉄(III)塩から成る群に属する、請求項1に記載のゴムベ
    ース製品。
  3. 【請求項3】 前記塩が、鉄(III)アセチルアセトネートである請求項
    1に記載のゴムベース製品。
  4. 【請求項4】 前記塩が、鉄(III)ヘキサノエートである請求項1に記
    載のゴムベース製品。
  5. 【請求項5】 前記塩が、鉄(III)2−エチルヘキサノエートである請
    求項1に記載のゴムベース製品。
  6. 【請求項6】 前記塩が、鉄(III)ラウレートである請求項1に記載の
    ゴムベース製品。
  7. 【請求項7】 前記塩が、鉄(III)ステアレートである請求項2に記載
    のゴムベース製品。
  8. 【請求項8】 前記塩が、鉄(III)パルミテートである請求項2に記載
    のゴムベース製品。
  9. 【請求項9】 前記組成物中の前記鉄(III)塩の量が、鉄当量で0.0
    1〜0.02pceである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のゴムベース製
    品。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載のゴムベース製品で形
    成される事を特徴とするタイヤ。
  11. 【請求項11】 前記タイヤが、内側ゴム、ビードワイヤーからビードワイ
    ヤーへと伸びるカーカスプライ、クラウンプライ、少なくとも一つのビードワイ
    ヤーから成るビード中で終わる側壁とトレッドから成るタイヤであって、前記緩
    衝帯又は各緩衝帯を含む前記組成物が、次の位置の少なくとも一つを占める事を
    特徴とするタイヤ: 1)前記内側ゴムの内側に放射状に、2)前記内側ゴムと前記カーカスプライ
    との間、3)前記カーカスプライと前記クラウンプライとの間、4)前記クラウ
    ンプライと前記トレッドとの間、5)前記カーカスプライと前記側壁との間、6
    )前記側壁の内又は上、又は7)前記トレッドの外側又は外側の上の位置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9のいずれか一項に記載のゴムベース製品の製
    造方法であって、前記鉄(III)塩を、前記組成物を構成するエラストマー中
    に機械的作業によって混入し、前記の又は各緩衝帯を得る事を特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記組成物を強化する為の充填剤と同時に前記鉄(III
    )を前記エラストマーに混入する、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 タイヤのローリング抵抗を減少させる方法であって、前記
    タイヤを形成する一種以上のエラストマーに、請求項1〜9のいずれか一項に定
    義された鉄(III)塩を、機械的作業によって混入する事を特徴とする方法。
JP2000520504A 1997-11-10 1998-11-06 ゴムベース製品、ゴムベース製品の製造法及びゴムベース製品で造られたタイヤのローリング抵抗を減少させる方法。 Expired - Fee Related JP4374136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR97/14210 1997-11-10
FR9714210A FR2770848A1 (fr) 1997-11-10 1997-11-10 Composition de caoutchouc comportant comme activateur d'oxydation un sel de fer
PCT/EP1998/007111 WO1999024502A1 (fr) 1997-11-10 1998-11-06 Produit a base de caoutchouc, son procede d'obtention et procede pour reduire la resistance au roulement d'un pneumatique constitue dudit produit

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001522917A true JP2001522917A (ja) 2001-11-20
JP2001522917A5 JP2001522917A5 (ja) 2006-01-12
JP4374136B2 JP4374136B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=9513312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000520504A Expired - Fee Related JP4374136B2 (ja) 1997-11-10 1998-11-06 ゴムベース製品、ゴムベース製品の製造法及びゴムベース製品で造られたタイヤのローリング抵抗を減少させる方法。

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP1028996B1 (ja)
JP (1) JP4374136B2 (ja)
KR (1) KR100585572B1 (ja)
AT (1) ATE274023T1 (ja)
AU (1) AU2048699A (ja)
BR (1) BR9813992A (ja)
CA (1) CA2310129C (ja)
CO (1) CO5050273A1 (ja)
DE (1) DE69825776T2 (ja)
ES (1) ES2224460T3 (ja)
FR (1) FR2770848A1 (ja)
WO (1) WO1999024502A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097522A1 (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 The Yokohama Rubber Co., Ltd. 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP2011020672A (ja) * 2010-08-16 2011-02-03 Yokohama Rubber Co Ltd:The 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP2012522092A (ja) * 2009-03-31 2012-09-20 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン ゴム組成物および該組成物を使用したタイヤ
JP2012530825A (ja) * 2009-06-24 2012-12-06 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン アセチルアセトネート化合物を含むタイヤゴム組成物
JP2016008244A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2018002873A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 横浜ゴム株式会社 タイヤスチールコード被覆用ゴム組成物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068309A1 (fr) * 1999-05-07 2000-11-16 Societe De Technologie Michelin Produit a base de caoutchouc, son procede d'obtention, pneumatique constitue par ce produit et procede pour reduire la resistance au roulement de ce pneumatique
EP1215232B1 (fr) * 2000-12-12 2004-07-14 Société de Technologie MICHELIN Produit à base de caoutchouc, tel qu'un pneumatique, contentant un sel de fer d'acide carboxylique aromatique comme agent antioxydant et son procédé d'obtention
US8020597B2 (en) 2006-05-31 2011-09-20 Ford Global Technologies, Llc Oxidation shield for tires
FR2966384A1 (fr) 2010-10-22 2012-04-27 Michelin Soc Tech Pneumatique comportant une zone tampon entre l'armature de carcasse et l'armature de sommet
EP2797960B1 (en) 2011-12-31 2018-02-28 Bridgestone Corporation Functionalized polymer
FR3138351A1 (fr) 2022-07-29 2024-02-02 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique à armature de carcasse radiale
FR3138350A1 (fr) 2022-07-29 2024-02-02 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique à armature de carcasse radiale
FR3138352A1 (fr) 2022-07-29 2024-02-02 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique à armature de carcasse radiale

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494300B1 (ja) * 1970-04-28 1974-01-31
CA2062083C (en) * 1991-04-02 2002-03-26 Drew Ve Speer Compositions, articles and methods for scavenging oxygen

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097522A1 (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 The Yokohama Rubber Co., Ltd. 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP2005297597A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Yokohama Rubber Co Ltd:The 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP4613508B2 (ja) * 2004-04-06 2011-01-19 横浜ゴム株式会社 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP2012522092A (ja) * 2009-03-31 2012-09-20 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン ゴム組成物および該組成物を使用したタイヤ
JP2012530825A (ja) * 2009-06-24 2012-12-06 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン アセチルアセトネート化合物を含むタイヤゴム組成物
JP2011020672A (ja) * 2010-08-16 2011-02-03 Yokohama Rubber Co Ltd:The 酸素吸収剤を含む空気入りタイヤ
JP2016008244A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2018002873A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 横浜ゴム株式会社 タイヤスチールコード被覆用ゴム組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CA2310129C (fr) 2009-01-13
DE69825776D1 (de) 2004-09-23
BR9813992A (pt) 2000-09-26
EP1028996A1 (fr) 2000-08-23
CA2310129A1 (fr) 1999-05-20
DE69825776T2 (de) 2005-08-25
CO5050273A1 (es) 2001-06-27
JP4374136B2 (ja) 2009-12-02
EP1028996B1 (fr) 2004-08-18
AU2048699A (en) 1999-05-31
KR100585572B1 (ko) 2006-06-02
ATE274023T1 (de) 2004-09-15
ES2224460T3 (es) 2005-03-01
WO1999024502A1 (fr) 1999-05-20
FR2770848A1 (fr) 1999-05-14
KR20010031931A (ko) 2001-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6211278B1 (en) Composition intended for the manufacture of tire casing with an elastomeric base containing oxygenated functions and silica as filler
US5900449A (en) Diene rubber composition based on alumina as reinforcing filler and its use for the manufacture of a tire
JP2001522917A (ja) ゴムベース製品、ゴムベース製品の製造法及びゴムベース製品で造られたタイヤのローリング抵抗を減少させる方法。
JP2002521515A (ja) ポリ硫化アルコキシシラン、エナミン及びグアニジン誘導体に基づくカップリング系(白色充填剤/ジエンエラストマー)
EP2231759B1 (en) Tire and crosslinkable elastomeric composition comprising diatomite particles
CA2230624A1 (en) Tire with thread of rubber composition containing two different carbon blacks
JP4861554B2 (ja) ゴム製品、その製造方法、そのゴム製品から造られたタイヤ及びそのタイヤのローリング抵抗を減少させる為の方法
US6675851B1 (en) Rubber based product, method for producing same and method for reducing rolling resistance of a tire made of said product
JP5498395B2 (ja) 亜鉛含量が低減されたゴム組成物
US11492458B2 (en) Sulfur-free crosslinked composition comprising a phenolic compound
JP2007023070A (ja) 高速高荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2022501470A (ja) ポリフェノール化合物を含むゴム組成物
JP4082902B2 (ja) タイヤの様なゴム製品及びそのタイヤのローリング抵抗を減ずる方法
US20050090623A9 (en) Product based on rubber, such as a tire, and process for reducing the rolling resistance of the said tire
JP2001049047A (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ
US20040084123A1 (en) Product based on rubber, such as a tire, and process for reducing the rolling resistance of the said tire
EP1270661A2 (en) Article having a component of a rubber composition which contains particles of pre-vulcanized rubber and high purity trithiodiproponic acid
EP0716120A1 (en) Pneumatic tires
JPH10226736A (ja) ゴム組成物
JPH1077364A (ja) 空気入りタイヤ
JPH10237230A (ja) ゴム組成物
JPS5911342A (ja) ゴム組成物
JPH111576A (ja) ゴム組成物およびそれをトレッドゴムに用いた重荷重用空気入りタイヤ
JP2005068213A (ja) ゴム組成物
JP2001049033A (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080924

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090806

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090907

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees