JP2001522636A - 螺条付きインプラントを骨、例えば顎骨、内に固定するための構成及びその使用 - Google Patents
螺条付きインプラントを骨、例えば顎骨、内に固定するための構成及びその使用Info
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Abstract
Description
インプラントを固定することを可能とする構成に関する。その上方部に、インプ
ラントはインプラントに取り付けられることができ、この場合フィクスチャーホ
ルダー、フィクスチャー、スペーサ、等からなることができる素子を固定するこ
とを意図した好ましくはねじの形の装置のための固定穴を持つ。固定穴の中心軸
はまたインプラントの縦軸に関して傾斜している。
ィクスチャーホルダー、フィクスチャー、スペーサ、等の形の素子の使用に関し
、そこではインプラントは骨、例えば顎骨、中に道具によりねじ込まれ、インプ
ラントは問題の素子のための好ましくはねじの形の固定装置のための固定穴を持
つ。
96/18355に記載されたタイプのインプラントのねじ込み機能と関連す
る。このタイプのインプラントの特徴はインプラントのためのフィクスチャーに
または実際のインプラント自体に配置されることのできる傾斜した螺条付き穴の
存在である。穴の中心軸はインプラントの回転軸に関して傾斜している。更にフ
ィクスチャー、スペーサ、等をインプラントに固定するとき、固定穴の雌ねじ中
に緊密にねじ込まれることのできる固定ねじが使用される。
ンプラントの上方部に連結されるねじ込み道具の使用の可能性を述べている。
ある。この発明は特にこの問題を解決することを意図している。
用いる道具を提案している。この道具は固定穴の延長と一致するまたは構成する
傾斜した凹所を備えている。この場合固定ねじがまず取り外され、道具が道具の
凹所がインプラントの凹所に関して同心的に配置されているような方式で適用さ
れ、その後でそれらは前記固定ねじにより緊密にねじ込まれることができる。イ
ンプラントが締め付けられたとき、固定ねじはゆるめられ取り外され、その後で
道具はまた取り外されることができる。この工程は長い工程である。道具の傾斜
凹所は深く、問題の固定ねじのねじ込み、ねじをゆるめる、等の時に問題が起こ
る。本発明はこの問題もまた解決することを意図している。
いことが望ましいであろう。この発明はこの問題もまた解決する。
装置(ねじ)により取り付けられることのできる素子(フィクスチャーホルダー
、フィクスチャー、等)が道具と共働する手段を備えていること、及び素子とそ
の共働する手段が道具の回転軸が本質的にインプラントの回転軸の延長と一致す
ることを確実とする方法で道具の適用を可能とするように配置されていることで
ある。
スチャーホルダー、フィクスチャー、スペーサ、等)がそれを介して素子が固定
装置によりインプラント内に固定される第一部分と、第一部分から離れておりか
つ道具のための共働手段を持つ第二部分を持つという事実によって、この装置(
ねじ)により発揮される固定機能とは別のものであるという事実により特徴づけ
られると主として考えることができる。
ペーサ、等)が道具と共働する手段を持ち、この手段に道具がインプラントの回
転軸の延長と本質的に一致するその回転軸を持って適用されるという事実によっ
て素子が道具と共に締め付け操作に使用されるという事実により、特徴づけられ
ると主として考えられることができる。
れたかつ高価でない締め付け機能が得られる。小さな締め付けねじの取扱いが避
けられ、インプラントを回転しまたはねじ込むためにインプラントへの簡単な適
用が実現されることができる。道具のための施錠機能が、通常の施錠ねじがそれ
自身知られた態様で使用されることができるという事実により、極めて簡素化さ
れることができる。組み合わされた素子、すなわちフィクスチャーホルダー、フ
ィクスチャー、スペーサ、等、を持つインプラントが一つのユニットとして供給
されることができ、このユニットに対し締め付け道具が極めて簡単でかつ効果的
な態様で適用されることができる。
関して以下に説明されるであろう。図面において: 図1は道具(ねじ込み道具)により顎骨中に部分的にねじ込まれたインプラン
トを垂直部分断面で示し、 図2はインプラント中にねじ込まれたフィクスチャーホルダーを一緒に持つイ
ンプラントを垂直断面で図1に関して拡大して示し、 図3はフィクスチャーホルダーの上部に配置され道具と共働することのできる
手段の平面図であり、 図4はフィクスチャーホルダーの設計を線A−Aに沿った垂直断面で示し、 図5はインプラント上のナット形状部の設計を上から斜めに示し、 そして 図6は図5による組み合わされたナット形状部を持つインプラントの上部を横
から示す。
骨2中にねじ込まれることを意図しており、それは前もって穿孔された穴3中に
ねじ込まれることができる。インプラントはセルフタッピングタイプのものであ
ることができ、この場合雄ねじ1aを備えている。インプラントの上部に例えば
フィクスチャーホルダーの形の素子4が取り付けられている。これはねじ5また
は他の固定装置により取り付けられまたは適用されることができる。例えばシャ
フト状部6aとハンドル部6bを持つねじ込み道具6の形の道具が素子の上方部
または部分4aに取り付けられ/適用されることができる。道具は例えば施錠ね
じ7の形の施錠装置を備えている。フィクスチャーホルダー4は第一部分4aか
ら離れている第二部分4bを備えている。
軸は5aにより示されている。インプラントは傾斜した、螺条付き凹所1cを持
ち、その中にねじ5がねじ込まれまたは装置が固定されることができる。穴の中
心軸はねじの中心軸5aと一致する。穴の中心軸はインプラントの縦軸1bに関
して、ある角度、例えば約45°の角度で傾斜している。前記第二部分4bはホ
ルダーがインプラント上のその固定位置にあるとき凹所1cに関して同心的な凹
所4cを持つ。ねじ5のヘッド5bはホルダーがインプラント内のその固定位置
にあるとき凹所4c内に部分的に係合される。
加的に上部が開放している中央凹所4e(螺条付きとされることができる)、及
び凹所の底部内に横断凹所4fを備えている。ホルダーの中心線4gは本質的に
インプラントの回転軸1bと一致する。穴4eの中心線はホルダー4の中心線4
gと一致する。ホルダーの肩部は4hにより示される。インプラントの上部は1
dにより示される。
6c(図1)を備えている。キーグリップは他の辺数を持つことができ、凹所6
cは同様に対応する他の壁数を持つことができる。肩部4hを支える部分は約6
mmの直径を持つことができ、キーグリップの外部寸法dは約3.9mmである
ことができる。
4c′は螺条付きである。凹所4c′の直径は肩4c′′′を形成するように凹
所4cの直径より小さく、ねじ5の下側5b′(図2参照)がねじがねじ込まれ
た位置にあるときその肩と共働しまたはその肩の上にそれが支えられる。ホルダ
ー4は傾斜した表面4iを持ち、それは軸4gに関して約45°の角度αで傾い
ている。
、このナットに対しホルダー4は1cの外形に相当する内部六角形状を持って設
計されている凹所4c″により回転して嵌合されることができる。他の辺数が使
用されることができる。
ることによりインプラントに固定され、その後で部材5が適用され固定される(
ねじ込まれる)。道具はその後でその対応する四辺凹所6dを介して四辺形状4
dの上に係合されることができ、その後で施錠部材7が作動される(施錠ナット
が締め付けられる)。インプラントが顎骨2中に完全にねじ込まれると、施錠部
材7が奪活され、道具6がホルダー4から取り外される。ホルダーはこの方法で
その場所に残されることができ、すなわち装置またはねじ5は取り外され、緊密
にねじ込まれそして最終的にそれぞれの凹所中に再びねじ戻されるためにもう一
度取り外される必要がない。
じ5により発揮される固定機能とは別のものであるという事実により特徴づけら
れる。前記機能はホルダー、スペーサ、フィクスチャー、等の別の部分に属させ
ることができ、この部分はかくして離れているかまたは別個のものとされる。例
えば上記によるホルダーの形の一素子がこの場合道具によるねじ込み機能で使用
されることができ、道具は道具の6dがインプラントの縦軸1bと一致するよう
な方法で適用される。図1を参照すれば道具の縦軸6dの方向がそれぞれインプ
ラントとフィクスチャーホルダーの縦軸1bと4gの延長と一致することが分か
る。
縦軸1bに関して角度α′により傾いており、この角度は本質的に図4の角度α
に相当する。この構成はまた表面4iと1eが互いに支え合うとき、縦軸4gと
1bが本質的に一致するようなものであり、これはまたキーグリップ4dがホル
ダーの縦軸4gの周りに同心的に配置されているので道具の縦軸6dについても
真実である。
び発明思想の範囲内で改変されることができる。
直部分断面で示す。
ントを垂直断面で図1に関して拡大して示す。
平面図である。
す。
Claims (11)
- 【請求項1】 螺条付きインプラント(1)をねじ込み道具(6)により人
体の骨、例えば顎骨(2)、内に固定することを可能とする構成であって、イン
プラントがインプラントに取り付けられることのできる素子(4)、例えばフィ
クスチャーホルダー、フィクスチャー、スペーサ、等、を固定することを意図し
た装置(ねじ)のための固定穴(1c)をその上方部に持ち、かつ固定穴の中心
軸(5a)がインプラントの縦軸(1b)に関して傾斜しているものにおいて、
前記装置(ねじ)により取り付けられることのできる素子(フィクスチャーホル
ダー、フィクスチャー、スペーサ、等)が道具(6)と共働するための手段(4
d)を備えていること、及び素子とその共働手段が道具の回転軸(6d)がイン
プラントの縦軸(1b)の延長と本質的に一致することを確実とする方法で道具
の適用を可能とするように配置されていることを特徴とする構成。 - 【請求項2】 素子の縦方向における、素子の中心軸(4g)が前記延長と
本質的に一致すること、及びキーグリップが素子の上方部(4a)で、素子の中
心軸周りに同心的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の構成。 - 【請求項3】 素子が、インプラントの上方部(1d)と共働するその部分
に、インプラント上の対応する傾斜面(1e)に対して適用されることのできる
傾斜面(4i)を持つことを特徴とする請求項1または2に記載の構成。 - 【請求項4】 素子がインプラントに関して回転自在に固定されるアタッチ
メントを持って配置されていること、及び素子がその回転自在に固定されるアタ
ッチメントに対応する部分に、固定穴(1c)に関して同心的な傾斜凹所を備え
ていること、及び前記装置の外方部(5b)が前記傾斜凹所(1c)内に少なく
とも部分的に係合されることができることを特徴とする請求項1,2または3の
いずれかに記載の構成。 - 【請求項5】 ねじ込み道具(6)が道具を素子の共働手段(4d)に施錠
するための、例えば施錠ねじ(7)を含む施錠装置を備えていることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載の構成。 - 【請求項6】 素子が二つまたはそれ以上の辺、例えば四辺を持つキーグリ
ップを持って設計されていること、及び道具(6)が、素子が回転されることが
できるように素子と共働するその部分に、真直ぐな壁部分(その数は辺の数に相
当する)を持つ凹所を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の構成。 - 【請求項7】 道具がシャフト状部(6a)(その自由端に素子と共働する
部材(6c)を支持する)とハンドル部(6b)(それによりインプラントを所
定場所にねじ込むとき道具上に回転運動が発揮されることができる)を持つこと
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の構成。 - 【請求項8】 素子がフランジと追加的な歯科部材(フィクスチャー、スペ
ーサ、等)を固定するための螺条付き穴(4e)を持ち、適切な場合には、前記
螺条付き穴の底の下で横断方向に延びかつ貫通開口であることができる穴(4f
)を持つことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の構成。 - 【請求項9】 螺条付きインプラント(1)をねじ込み道具(6)により人
体の骨(2)、例えば顎骨、内に固定することを可能とする構成であって、イン
プラントがインプラントに取り付けられることのできる素子、例えばフィクスチ
ャーホルダー、フィクスチャー、スペーサ、等、を固定することを意図した装置
(ねじ)のための固定穴(1c)をその上方部に持ち、かつ固定穴の中心軸がイ
ンプラントの縦軸(1b)に関して傾斜しているものにおいて、道具により発揮
される締め付け機能が、素子(4)が第一部分(4b)(これを介して素子がイ
ンプラント内に固定装置(5)により固定される)と第二部分(4a)(これは
第一部分(4b)から離れておりかつ道具(6)のための共働手段(4d)を持
つ)を持つという事実によって、その装置により発揮される固定機能とは別のも
のであることを特徴とする構成。 - 【請求項10】 螺条付きインプラントに取り付けられることのできる素子
、例えばフィクスチャーホルダー、フィクスチャー、スペーサ、等の使用であっ
て、インプラントが道具(6)により人体の骨(2)、例えば顎骨、中にねじ込
まれ、かつインプラントが素子のための固定装置(ねじ)のための固定穴を持ち
、固定穴の中心軸がインプラントの回転軸(1b)に関して傾斜しているものに
おいて、素子が道具と共働する手段(4d)(この手段(4d)に道具がインプ
ラントの回転軸(1b)の延長と本質的に一致するその回転軸(6d)を持って
適用される)を持つことによって素子(4)が道具と共にねじ込み操作に使用さ
れることを特徴とする素子の使用。 - 【請求項11】 素子(4)が道具(6)上の対応するキーグリップ(6c
)のためのキーグリップ(4d)を形成するのに使用されることを特徴とする請
求項10に記載の使用。
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