JP2001521652A - それぞれが対応するシールドカバーの凹部に係合するタブを有するシールドカバー付電子カード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 電子カードは、縁部を有する２つのカードシールド（７，８）真に介挿されたプリント回路基板を有する。一方のシールド縁部上のタブ（９）が、他方のシールド縁部上の凹部（１０）に係合する。結合されたカードのシールド（７，８）は、適用可能な曲げおよびねじり抵抗仕様を十分越える高レベルの剛性を形成する。これにより、好適な剛性が形成される。更に、その全長にわたってシールドされるＩ／Ｏコネクタ８２）が包含され、別個の接地コンタクトを用いることなく接地される。タブは中間部に傾斜した突起を有する弧状部材を備え、この傾斜部は、凹部の近部の他方のシールドの棚部に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】 それぞれが対応するシールドカバーの凹部に係合するタブを 有するシールドカバー付電子カード 発明の背景 １．発明の分野： 本発明は、電子カード、特に、電子カードの外側シェルに関 する。 ２．従来技術の簡単な説明： 特に、パーソナルコンピュータに記憶容量及び／ 又は機能を付加するために、電子カードが幅広く使用されている。パーソナルコ ンピュータメモリーカード国際協会（ＰＣＭＣＩＡ）は、このカードの規格を定 め、このカードをタイプＩ、タイプＩＩ及びタイプＩＩＩのカードに分類した。 従来のカードは、中間フレームにラッチ係合され及び／又は接着剤で固定され るカバーシールドと、一体的にレーザー溶着又は超音波溶着されるカバーとを使 用している。より最近のカードは、フレーム無しで直接、一体的に固定される金 属シールドを使用している。しかし、通常使用の際に、それに作用する可能性が ある屈曲、湾曲及び引張力に十分に耐える剛性をこの構造体に維持させるのに困 難がある。従って、上述の困難を防止する電子カードが必要とされている。 発明の概要 本発明の電子カードは、縁部を有するカードシールド間に介挿されるプリント 回路基板を備えている。一方のシールドの縁部のタブは、他方のシールドの縁部 の凹部に係合する。これにより、十分な剛性が提供される。別側の接地コンタク ト無しで接地されかつその長さにわたってシールドされるＩ／Ｏコネクタも含ま れる。 図面の簡単な説明 添付図面を参照して本発明について更に説明する。 図１は、本発明の電子カードの分解斜視図、 図２は、図１に示したカードの斜視図、 図３は、図１の円ＩＩＩの領域の拡大図、 図４a〜図４fは、図１に示したカードのタブ及び凹部が係合可能な本発明の範囲 内の種々の態様を示す概略図、 図５a及び５bは、それぞれ、図１に示したカードで使用されるＩ／Ｏコネクタと これに取付けられるユニバーサル接地部材の分解斜視図、および、ユニバーサル 接地部材が係合した状態のＩ／Ｏコネクタの斜視図、 図６a及び６bは、それぞれ、他のＩ／Ｏコネクタの分解図、および、その接地部 材が係合した状態の他のＩ／Ｏコネクタの分解図、 図７は、他のシールドされたＩ／Ｏレセプタクルの分解斜視図、 図８は、図７に示したＩ／Ｏレセプタクルで使用可能な他のシールド部材の斜視 図、 図９は、本発明のカードの他の好ましい実施の形態の拡大斜視図、 図１０は、図９のカードの底部からの斜視図、 図１１は、図９に示すカードに使用されるカードシールドの上部斜視図、 図１２は、図１１の円１２内の領域の詳細図、 図１３は、図１１の円１３内の領域の詳細図、 図１４は、図９に示したカードコネクタで使用されるＩ／Ｏコネクタの詳細図、 図１５は、係合したラッチの断面図、 図１６は、図１５の線１６−１６に沿う断面図、 図１７は、図１５の線１７−１７に沿う断面図、 図１８は、本発明のカードの他の好ましい実施の形態で使用されるシールドの平 面図、 図１９は、図１８に示したシールドの側部立面図、 図２０は、図１８に示したシールドの端面図、 図２１は、図１８に示したシールドを利用するカード全体の端面図、 図２２は、本発明のカードの他の好ましい実施の形態で使用されるシールドの平 面図、 図２３は、図２２に示したシールドの側部立面図、 図２４は、図２２に示したシールドの端面図、 図２５は、本発明のカードの他の好ましい実施の形態で使用されるシールドの平 面図、 図２６は、図２２に示したシールドの側部立面図、 図２７は、図２２に示したシールドの端面図、 図２８は、図１８に示したシールドの部分斜視図、 図２９は、図２８の円２９内の領域の拡大図、 図３０は、図１８に示したシールドを製造することができるブランクを示す説明 図、 図３１は、図３０の円３１内の領域の拡大図、そして、 図３２a及び３２ｂは、タブ及び凹部のそれぞれの他の好ましい実施の形態を示 す図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 図１〜３を参照すると、ＰＣＢアセンブリは、一方の端部のメタライズされた レセプタクルＩ／Ｏコネクタ１と、基板の他方の端部の６８ポジションMTB（MIC RO TRIBEAM(登録商標)）レセプタクルコネクタ２とから成っている。このコネク タ２は、プラスチックハウジングの側部に一体化された２つのコーデイングキー ３，４と共に、このハウジングの上部及び底部で直立する突条とを有している。 コネクタ２のコーデイングキーの両端部のそれぞれには、上面及び底面に、更に ２つの凹部６も設けられている。以下に、Ｉ／Ｏレセプタクルについて詳述する 。 上部及び底部のカードシールド７，８は、例えば、ステンレススチールである シートメタルで形成された同じスタンピング部材である。シールドのかなりの長 さにわたって、一方の側には、直立タブ９が周期的に離隔、すなわち３mmの間隔 で設けられ、他方の側には、好適な凹部１０が同じ配置及び周期で設けられるの が好ましい。更に、シールドの前側１３には、２つの固定タブ１１が設けられ、 各シールドの後側には、Ｉ／Ｏコネクタ１のコネクタプラグ開口部における金属 シールドの前部と同一面となるように直角に曲げられた延長部１２が設けられて いる。このように直角に曲げることにより、美観を改善し、更に、Ｉ／Ｏコネク タとシールドとの間の開口を防止し、ＰＣＢアセンブリを軸方向に適切に配置さ せつつ、カードの“スマイル”効果として知られている状態を防止する。 ２つのカードシールド半片部７，８が、ＰＣＢアセンブリの両側で位置決めさ れかつ互いに接近する方向に移動すると、側部に沿うタブ９と固定タブ１１が、 反対側に配置された凹部１０，６のそれぞれと協働して、図２に示した最終的な カードアセンブリ１４を形成する。 通常、１のタブ９のみが、適切に配置された１の凹部１０と協働する場合には 、操作中に作用する機械的な曲げ／引張力にかかわらずカードアセンブリ構造体 （図２を参照）をもとのままの状態に保持する力は小さい。両側でかなりの長さ にわたって均一に離隔した比較的多数のタブ及び凹部を用いることにより、アセ ンブリの十分な剛性を得ることができる。一般的に、スタンピング精度のために 、タブと凹部との間に真位置の不整合−整合が形成される可能性があり、通常の 場合にはこのような状態が存在する。この結果、２つのカードシールドのそれぞ れの間とＭＴＢコネクタ２のプラスチックハウジングの凹部６との間に摩擦嵌め が生じることがある。これらの個々の摩擦力は、一体的に協働して機械的構造体 を形成するタブ／凹部の相対的寸法／形状を適切に選択することにより、高める ことができる。例えば、図４ａのタブ９の断面Ａを考慮すると、タブが、図４ｄ に示したように、凹部より長い場合、タブが、捩れている場合(図４ｅ)、あるい は、タブが、湾曲している場合（図４ｃ）に、タブと凹部との間の摩擦係合が発 生することがある。更に、タブを凹部内にラッチ係合するための幾つかの選択可 能な構造が、図４b、図４g、図４ｃ及び図４ｈに示され、タブの中央又は一方の 端部に形成されたラッチ９aは、完全に嵌合したときに、せん断部により、タブ を凹部内にラッチ係合する。ラッチ装置の目的は、機械的な力に耐え、アセンブ リをそのままの状態に保持することである。他の目的は、カードアセンブリのほ ぼ平坦な金属側部を形成して、ＰＣＭＣＩＡカードを取付ける必要がある装置の スロット（図示せず）の接地コンタクトに適切に接触するのを許容することであ る。 Ｉ／Ｏコネクタが、図５a，５bに示してあり、図中、内方に突出するラッチ ２３，２４と端部２５，２６とを有する脚部２１，２２を備えた２つの金属ばね を、後方（ＰＣＢ側）から挿入可能とするために、上部及び底部のプラスチック 壁２０の端部で、プラスチック材料が除去されている。最終の組立てられた状態 において、ラッチ２３，２４は、組立てられたＩ／Ｏプラグコネクタの金属製シ ールドプラグコネクタ１８に接触し、端部２５，２６は、金属製の上部、下部シ ールド７，８上で押圧されてシステムの全接地接続を完了する。これらの２つの 金属ばね部材は、初期構造と同様に、リベットにより、２つのコネクタ端部でＰ ＣＢ上の接地トラックに接続される。 図６a，６bを参照すると、１の金属部材が、レセプタクルＩ／Ｏコネクタの上 部、底部プラスチック壁上に挿入される他の実施の形態が示されている。この構 造の利点は、１の部材しか必要とされないということだけでなく、コネクタ端部 に位置する２つの接地位置間に電位降下が存在しないことを確保しつつ、金属シ ールドが、コネクタの全長にわたって延びることである。この構造の場合、内方 に突出するラッチ２３，２４は、中央のプラスチックインサート１３に対向し、 最終的に、相手側プラグＩ／Ｏシールド１８に接続する。Ｉ／Ｏコネクタ外側の 外方に向いたラッチ２７は、上部、下部シールド７，８に接触し、縁部２５，２ ６もカードシールドの縁部に対向して配置される。 図７および図８を参照すると、初期構造の接地コンタクト７の代替部材との組 合せられるＩ／Ｏレセプタクルシールドの他の実施の形態が示されている。ここ で、上部、下部シールド部が、２つの別個の半片部として示され、それぞれ互い に対向するラッチ保持開口１２の対称構造のセグメントを有する。この実施形態 の構造では、金属板にラッチ保持開口を有するだけでなく、レセプタクルＩ／Ｏ の後端部２８に、端子のＳＭＴ脚部に必要な領域に近接して、カードの残部の幅 に沿う金属壁が設けられる。この特長は、ＰＣＢ側からレセプタクルＩ／Ｏの後 部を示す図４に、より明瞭に示されている。この構造のこの後端部２８（図８） は、下部シールド部から延びる同様な壁上でロックされたときに、カードアセン ブリのこの側のＰＣＢ電子回路Ｉ／Ｏコネクタ間にＥＭＣ／ＥＳＤシールドを提 供する。 図９〜１６を参照すると、ＰＣＢアセンブリは、一方の端部のメタライズされ たレセプタクルＩ／Ｏコネクタ１０１と、基板の他方の端部の６８ポジションMT Bレセプタクルコネクタ１０２とを備える。このＭＴＢコネクタ１０２は、プラ スチックハウジングの側部と一体の２つのコーデイングキー１０３，１０４と共 に、このハウジングの上部及び底部の直立した突条１０５を有している。ＭＴＢ コネクタ１０２の２つのコーデイングキー端部のそれぞれの上面及び底面に、２ つの凹部１０６もＩ／Ｏコネクタ端部上に設けられている。以下に、Ｉ／Ｏレセ プタクルについて詳述する。 上部及び下部のカードシールド１０７，１０８は、例えば、ステンレススチー ルのシートメタルである。シールドの長さの主要部にわたって、直立タブ１０９ が、一方の側に、周期的に、すなわち３mm毎に設けられ、他方の側に、好適な凹 部１１０が同じ配置及び周期で設けられている。更に、シールドの前側１１３に 、２つの固定タブ１１１が設けられ、シールドの後側に、最終的なカードアセン ブリ状態のＩ／Ｏコネクタ１０１のコネクタコネクタプラグ開口の金属シールド と同一面となるように直角に曲げられた延長部１１２が設けられている。このよ うに直角に湾曲させることにより、ＰＣＢアセンブリを長手方向に沿って軸方向 に適切に配置可能としつつ、カードの美観を改善する。 ２つのカードシールド半片部１０７，１０８が、ＰＣＢアセンブリを囲むよう に配置されかつ互いに接近する方向に移動したときに、タブ１０９が、側部に沿 う凹部１１０と協働し、固定タブ１１１が、スロット１００を通って上部シール ドの反対側の対向して配置された凹部１４４と協働して最終的なカードアセンブ リを形成する。 両側のアセンブリの長さに沿うタブ及び凹部の周期は、アセンブリの所望の剛 性を確保するのに十分である。上述のように、スタンピング精度のために、タブ と凹部との間には、通常、真の位置のずれが存在する。この構造の結果、側部の タブ１０９が側部の凹部１１０に入り込み、２つの前部固定タブ１１１が２つの 凹部１０６を貫通してコネクタ１０２のプラスチックハウジングの反対側のシー ルドの前部凹部１４４に入り込むために、２つのカードシールドのそれぞれの間 に少なくとも初期に摩擦ばめが生じる。これらの個々の摩擦力は、協働して機械 的構造体を形成するタブ／凹部の相対的寸法／形状を適切に選択することにより 高めることができる。 特に、図９〜１０及び図１４を参照すると、初期構造の接地コンタクト７の代 替部材との組合せのＩ／Ｏレセプタクルシールドの他の実施の形態が示されてい る。ここで、上部、下部シールド部が、２つの別個の半片部として示され、それ ぞれ互いに対向するラッチ保持開口１２の対称的なセグメントを有する。この構 造では、金属板にラッチ保持開口を有するだけでなく、端子のＳＭＴ脚部に必要 な領域の側方で、レセプタクルＩ／Ｏの後端部１２８に、カードの残部の幅に沿 う金属壁が設けられる。 図１１及び図１２は、固定用タブの変形形態を示し、ここでは、タブ１０９は 、対向する剛性側部１３１と面取り部１３２とを有し、ばねラッチ１３３が下方 かつ外方に延びる直立弧状部１３０を備える。特に、図１３を参照すると、凹部 １１０が突条１３４に形成されている。凹部１１０の端部は、先端部１３８に対 して内方に傾斜した縁部１３５，１３６を有している。特に、図１５〜図１７を 参照すると、タブ１３３は、凹部１１０内で棚部１３４の下側に係合する。 この実施の形態の２つのカードシールドは、０．２mmのステンレススチールか ら形成されるのが好ましく、多数の機械的なスナップ嵌めファスナを有している 。２つのシールドを互いに組立て後、これらのファスナは、湾曲及びねじりに対 してカードを驚くほどかつ予期せぬほど剛くかつ堅固にする。これらのファスナ は、複数接触点のために、優れた電気接続も達成して、２つのカードシールド間 を接地し、また、中間の負荷支持面が使用されていないために、カードは、ＥＭ Ｉに対する最適な状態でシールドされる。これらのファスナは、凹部１１０に係 合する多数のタブ１０９を備えている。これらのタブ１０９とラッチ１３３のそ れぞれが、直交面から内方に、例えば、（図１５）の角度だけ傾斜し、凹部１１ ０によりよい状態で係合するのが図面（図１５，１６の一部）から分かるであろ う。各タブ１０９は、ラッチ１３３と一体のばね部１３２を備え、このばね部は 、ラッチ１３４内で各凹部１１０の領域の下側にフック係合する。このラッチ１ ３３は、組立て後、２つのカードシールドが開くのを抑制する。嵌合の際、タブ １０９は、ラッチ１３３の先端から双方の剛性側部まで弾性曲げ及びねじり力を 受ける。 各タブ１０９は、所定の遊びのある状態で凹部１１０の両端部に係合する２つ の剛性側部１３１も含んでいる。剛性側部１３１と凹部端部との総数は、２つの カードシールド間の機械的接続部に高せん断強度を与え、この高せん断強度は、 曲げ及びねじりに対する大きな剛性を形成する。２つのカードシールドは、同一 でありかつ両性的であり、すなわち、各シールドは、雄雌双方のファスナ部材を 内包している。 特に、図１２〜図１４に示すように、嵌合の際、面取り部１３２は、最初に、 先行縁部１３５，１３６に接触して、タブ１０９を、先端部１３８を超えて末端 位置に案内し、ラッチ１３３を、縁部１３４の下側に確実にフック係合させる。 先端部１３８は、タブを凹部内の所定位置で保持するラッチとして作用し、適切 にラッチ係合されたことを表す可聴のスナップ音を発する。面取り部１３２と棚 部１３５，１３６との相対的な寸法は、製造（スタンピング）誤差を吸収するよ うに設計される。 ラッチ機構１３４は、ラッチと棚部１３４との間に垂直方向の初期遊びが設け られるように形成され、この遊びは、棚部の端部１３７の第２のばねの作用によ り排除される。これらの端部は、９０度より小さい湾曲角を有しているので、２ つのカードシールドを組立てるときに最初に接触し、この後、ラッチ１３３が嵌 合する少し前に、一体的に押圧する必要がある。この後、ラッチ機構は、更に遊 びを持たない。 タブのようなばねを累積した全体の長さは、シールドの長さの少なくとも１０ ％であるのが好ましく、シールドの長さの５０％であるのがより好ましい。 特に、図９を参照すると、コネクタ１０２の各端部に、タブ１１１がコネクタ を通過して対向するカードシールドの凹部１４４に係合するのを可能とするスロ ット１０６が設けられているのも分かるであろう。従って、完全に金属と金属と の接触が形成され、コネクタ１０２内のプラスチックに係合することは必要でな い。特に、コネクタ１０１，１０２を使用せずに、２つのカードシールド１０７ ，１０８のみが係合する場合、その結果形成されるカードケースは剛性を有する 。 図１８〜図２１を参照すると、Ｉ／Ｏレセプタクルが使用されていない実施の 形態が示されている。この点を除き、この実施の形態は、図９〜図１７に記載の ものとほぼ同じである。すなわち、この実施の形態は、同一の凹部２５４に係合 する同一のタブ２４５を有しており、ＭＴＢコネクタ（図示せず）のためのスペ ース２４０も有している。特に、図２０〜図２１を参照すると、後部の隣接する タブ及び凹部は、側部に設けられ、中央で隣接するパネル２４１，２４２が設け られているのが分かるであろう。図２２〜図２４を参照すると、単一の１５ポジ ションＩ／Ｏコネクタ３４３を使用している点を除き、前述の実施の形態と同様 な他の実施の形態が示されている。タブ３０９と凹部３１０は上述のものと同様 である。この実施の形態の場合、接続タブ及び凹部３４５，３５４は、それぞれ 、カードの前端部上のＩ／Ｏコネクタに近接して外方に向けて配置され、タブ３ １１と凹部３４４とは、ＭＴＶコネクタ側上で互いに協働する。 図２５〜図２７を参照すると、２つのＩ／Ｏコネクタ４４６，４４７を使用す る他の実施の形態が示されている。この点を除き、この実施の形態は、上述のも のとほぼ同様である。このカードの後端部に、タブと凹部４４８が、Ｉ／Ｏコネ クタとカードの後側との間に配置されるのが分かるであろう。 図２８〜図２９を参照すると、上述の実施の形態の完全に金属のコーナー部が 、５４９でその全体が示された折り曲げられた金属壁から成っているのが分かる であろう。図３０〜図３１を参照すると、この湾曲したコーナー部は、所望のラ ウンド効果（rounded effect）を形成するために、上方かつ内方に向けてセグメ ントに折り曲げることができる中間突起４５０と側方突起４５１，４５２とを有 するブランクから製造可能であることが分かるであろう。当業者は、ＥＭＩ Ｅ ＳＴシールドの点でこの完全な金属コーナー部あるいはプラスチック又は大気開 口用いない完全に金属のシールドと同様な構造上の利点が分かるであろう。鋭利 な縁部を有していないので、この特長も美観の点で有利である。 湾曲及びねじりに対し最適なせん断強度と剛性とを実現するカードコネクタが 提供されることが分かるであろう。 種々の図面の好ましい実施の形態と関連して本発明について説明したが、他の 同様な実施の形態が使用可能であること、あるいは、本発明から逸脱することな く、本発明の同様な機能を果たす変更及び追加が上述の実施の形態に対し行うこ とができることが理解されるべきである。従って、本発明は、いかなる単一の実 施の形態に限定されるべきでなく、添付請求の範囲に記載された幅及び範囲で解 釈されるべできである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＮ，ＪＰ，ＫＲ，Ｓ Ｇ，ＵＳ (72)発明者 ファン、アルスト・ビム オランダ国、エヌエル―5491 ジェイエッ クス・セント・オエデンローデ、コニンギ ンネラーン 104 (72)発明者 ピグマンス、パウルス・ヨハンネス オランダ国、エヌエル―5032 ティーシ ー・ティルブルグ、グレフェリンゲン 37 (72)発明者 ポッタース、パウル・ヨハンネス・マリヌ ス オランダ国、エヌエル―5651 イージー・ アイントホーフェン、ネーデストラート ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 縁部を有するカードシールド間に介挿されたプリント回路基板アセンブリ を備える電子カードにおいて、一方のシールド縁部にタブを備え、このタブは、 他方のシールド縁部の凹部に係合し、これらのタブのそれぞれは前記他方のシー ルドに係合する傾斜突起を有する部材を有することを特長とするカード。 ２． シールドのそれぞれは、そのフレームに棚部を有し、凹部は、これらの棚 部内に設けられ、タブの突起は、前記棚部に係合する、請求項１に記載のカード 。 ３． 凹部は、タブの弧状部材に係合する傾斜端部を有する、請求項１に記載の カード。 ４． タブのそれぞれは、弾性を有する、請求項１に記載のカード。 ５． タブのそれぞれは、その全長にわたって弾性を有する、請求項６に記載の カード。 ６． タブは、ばねとして作用する、請求項７に記載のカード。 ７． タブは、その全長にわたってばねとして作用する、請求項８に記載のカー ド。 ８． カードは、長さを有し、タブは、累積長さを有し、タブのこの累積長さは 、カードの長さの少なくとも１０％である、請求項９に記載のカード。 ９． カードは、所定の長さを有し、タブは、累積された長さを有し、タブのこ の累積された長さは、カードの長さの少なくとも５０％である、請求項９に記載 のカード。 １０． 明細書中のテストに基づく必要値の湾曲力に抗する、請求項１に記載の カード。 １１． 端部コネクタを使用することなく、ねじり力に抗する請求項１に記載の カード。 １２． 少なくとも１のほぼ平坦なコーナー部を有する、請求項１に記載のカー ド。 １３． プリント回路基板は、金属性材料によって全体が包まれる、請求項１に 記載のカード。 １４． 少なくとも１のほぼ平坦なコーナー部を有する、請求項１５に記載のカ ード。 １５． 対角状の金属性壁である少なくとも１つのコーナー部を有する、請求項 １４に記載のカードコネクタ。 １６． 対角状の金属性壁は、前記シールドに向って後方に向いたシールドから 突起を折曲げることによって形成される、請求項１７に記載のカードコネクタ。 １７． 上部、底部のシールドは、同じである、請求項１に記載のカード。 １８． コーナー部を有するカードシールド間に介挿されたプリント回路基板ア センブリを備えるカードであって、前記コーナー部の少なくとも１は、平坦化さ れているカード。 １９． プリント回路基板アセンブリは、金属性材料により、全体が包まれる、 請求項１９に記載のカード。 ２０． シールドは、両性的性質を有する、請求項１に記載のカード。 ２１． 傾斜突起を有する部材は、弧状である、請求項１に記載のカード。 ２２． ねじり力及びせん断力の双方に抗する、請求項１に記載のカード。 ２３． 端部コネクタを使用して、ねじり力及びせん断力の双方に抗する請求項 ２５に記載のカード。 ２４． メモリーカードで使用される金属性シールドであって、複数のコーナー 部を有し、このコーナー部の少なくとも１は、平坦化されているシールド。 ２５． 可聴のスナップ音が、シールドの係合で生じる、請求項１に記載のカー ド。 ２６． 凹部は、先端部に向って外方に傾斜した対向縁部を有する、請求項２６ に記載のカード。 ２７． タブは、凹部に係合したときに、所定位置までカム運動する、請求項２ ６に記載のカード。 ２８． 約１．２Ｎｍより大きな力が、トルクテストでカードに作用したときに 、平均回転角度は約１２度より小さい、請求項１に記載のカード。 ２９． 約２０Ｎより大きな力が、曲げテストで、カードに作用したときに、平 均撓みが、約３．５mmより小さい、請求項１に記載のカード。 ３０． １００Ｎより大きな力が、フィンガーネイルテストで作用したときに、 変位は、１．５mmより小さい、請求項１に記載のカード。 ３１． 別個の接地コンタクト無しに接地するＩ／Ｏコネクタを含む、請求項１ に記載のカード。 ３２． Ｉ／Ｏコネクタは、所定長さを有し、前記コネクタは、その長さにわた ってシールドされる、請求項１に記載のカード。 ３３． 少なくとも１つの凹部は、スロット及びカム構造体を含み、タブが凹部 に向って動いたときに、タブをスロット内に側方に動かす、請求項１に記載のカ ード。 ３４． カム構造体は、一対の分岐壁を有する、請求項３３に記載のカード。 ３５． 各分岐壁は、スロット端部から離隔した位置で、スロットと交差する、 請求項３４に記載のカード。 ３６． 各凹部は、各タブのラッチと係合する突起を含む、請求項１に記載のカ ード。