JP2001521540A - 虹彩メラノサイトにおけるメラニン生成を阻害するα−メチル−P−チロシンの使用 - Google Patents

虹彩メラノサイトにおけるメラニン生成を阻害するα−メチル−P−チロシンの使用

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Abstract

(57)【要約】 薬理学的処置または代謝平衡失調により誘導される、メラニン蓄積により生じる虹彩の永久的色素沈着を防ぐチロシナーゼ合成遮断剤の使用を記載する。

Description

【発明の詳細な説明】虹彩メラノサイトにおけるメラニン生成を阻害するα−メチル−P−チロシンの 使用 本発明は、薬理学的処置または代謝平衡失調により誘導されるメラニン蓄積に より生じる虹彩の永久的色素沈着を防ぐチロシナーゼ合成阻害剤の使用に関する 。発明の背景 合成プロスタグランジン類似体である、ラタノプロスト(13,14−ジヒド ロ−17−フェニル−18,19,20−トリ−ノル−PGF2 αイソプロピル エステル)(EP−A−0364317)並びにPGF2 αおよびPGE2などの 天然に存在するプロスタグランジンは、長期的処置によりサル虹彩の色素沈着増 加を誘導す J.,Resul B.霊長類におけるプロスタグランジン誘導虹彩色素沈着、 Surv.Ophthalmol 1997;41,Suppl.2:S125 −S128)。プロスタグランジン処置に対するこの反応の正確な機構は知られ ていないが、メラニンの合成(メラニン形成)の増加により眼色がより暗く なる。また、ラタノプロスト(Wistrand PJ,Stjernscha ntz J.,Olsson K.眼色の関数としてのラタノプロスト誘導虹彩 色素沈着の発生率および時間推移、Surv.Ophthalmol 1997 ;41,Suppl.2:S129−S138)またはイソプロピルウノプロス トン(13,14−ジヒドロ−15−ケト−20−エチル−PGF2 αイソプロ ピルエステル)(Yamamoto T.,Kitazawa Y.局所イソプ ロピルウノプロストン処置後に発生した虹彩色変化、J.Glaucoma 1 997;6:430−432)で処置した患者において、虹彩の暗色化が長期療 法において時に認められる。特に、複数色の虹彩(すなわち、青−茶、グレイ− 茶、緑−茶またはうす茶色の眼色)をもつ患者は、この副作用を受けやすくなる 。副作用は、特に片眼のみを処置した片側緑内障の患者において、外見を損ない 得るため、およびこの副作用は不可逆で比較的頻繁であるため、それを発症した 患者に健康障害を与えるとは考えられなくても回避することが有利である。 大量に天然に存在するポリマーであるメラニンは、アミノ酸チロシンから形成 される。メラニン形成の第一段階において、 チロシンは、L−ドーパにヒドロキシル化され、さらにドーパキノンに酸化され る。両反応を触媒する酵素はチロシナーゼと呼ばれる。ドーパキノンは、不安定 な化合物であり、ドーパクロムに変換され、これはDHICA(ジヒドロキシイ ンドール−カルボン酸)オリゴマーの形成に必要な黒色化合物であり、これはオ イメラニン(黒または茶色メラニン)を生成する最終ポリマー化に必要である。 ドーパキノンは、またシステインと反応して硫黄含有オリゴマーおよび最後にフ ェオメラニン(黄または赤メラニン)となり得る。認識すべき重要なことは、メ ラニン生成における律速段階は、チロシナーゼにより触媒される反応であるとい うことである。例えばチロシナーゼ遺伝子の変異による機能性チロシナーゼの欠 失により、体に全く色素が形成できないので、必ず色素欠乏症となる。興味深い ことに、同チロシナーゼ酵素はまた、神経伝達物質であるノルアドレナリン、お よびホルモンであるアドレナリンの生成に交感神経および副腎髄質において必要 である。なぜなら、これらの化合物は、チロシンから生合成されるからである。 従って、チロシナーゼ酵素を阻害する化合物は、メラニン形成および交感神経系 の機能の両方に影響を与える。発明の要約 チロシナーゼ酵素の阻害剤、特にα−メチル−p−チロシンは、ラタノプロス トおよびウノプロストンなどのPGF2 αおよびPGE2誘導体の投与により誘導 されるメラニン生成を阻害することが見出された。 従って、緑内障患者におけるプロスタグランジン誘導体投与の前、間、または 後に該チロシナーゼ阻害剤で処置することにより、これらの患者において、虹彩 メラノサイトによるメラニン生成が阻害され、眼色変化が回避される。発明の詳細な記載 古典的チロシナーゼ合成遮断剤は、α−メチル−パラ−チロシン(メチロシン の名称で知られる薬剤)であり(J.Am.Chem.Soc.77,700, 1958)、これは酵素の偽基質である。従って、L−ドーパは形成されず、結 果としてメラニンもアドレナリン/ノルアドレナリンも形成できない。当該薬剤 は、副腎髄質の腫瘍で、血中に高濃度のカテコールアミンをもたらし、よって血 圧を上昇させる、クロム親和性芽細胞腫の待期的療法に使用されてきた。十分に 高濃度で使用すれば、α−メチル−パラ−チロシンは、アドレナリン/ノルアド レナリン並びにメラニンの生合成を顕著に遮断できる。クロム親和性芽細胞腫の 処置に臨床濃度で使用した場合、体中のカテコールアミン濃度は、顕著に減少し (Weiner N.アドレナリン作用性神経を阻害しアドレナリンレセプター を遮断する薬剤、Goodman Gilman A.、Goodman LS 、Rall TW、Murad F.編;GoodmanおよびGilmanの 治療の薬理学的基礎、Macmillan、New York、1985、pp 181−214)、および本発明のインビトロ実験において、メラニン生成は顕 著に減少した。本質的に、チロシナーゼ酵素と干渉する薬剤はいずれもメラニン 生成を遮断する同様の有益な効果を有する。 かかる薬剤は、例えばヒドロキシキノン、および銅イオンと反応する基質(な ぜなら銅はチロシナーゼ酵素の必要な補因子であるからである)、および当該酵 素に対する様々な種類の偽基質である。従って、もしこれらの薬剤を、ラタノプ ロスト、イソプロピルウノプロストンまたはメラニン形成を誘導する任意の他の プロスタグランジンと、別々にもしくは一緒に混合物として投与した場合、虹彩 における色素形成を妨げることがで きるか、または少なくとも顕著に低下させることができる。 α−メチル−p−チロシンのこの活性は以下の実験で実証した: 材料および方法細胞培養 ぶどう膜メラノサイトを成人ドナー眼から単離し培養した。虹彩を切断し、背 部表面を土にして皿に配置した。虹彩色素土皮を、37℃で2時間、0.25% トリプシン溶液(Gibco、USA)中に浸漬した後、ストロマから分離した 。残りの虹彩ストロマを、4℃で18時間、0.25%トリプシン溶液に置き、 次いで、37℃で1時間インキュベートした。単離した細胞を回収した。トリプ シン溶液をコラゲナーゼ溶液(400U/ml、F−12培地中、Sigma、 USA)と取り替え、37℃でインキュベートした。コラゲナーゼ溶液を取り替 え、細胞を回収し、遠心し、再懸濁し、各時間3時間培養した。 単離したぶどう膜メラノサイトは、10%ウシ胎児血清、2mMグルタミン( 全てGibcoから)、10ng/mlコレラ毒素、0.1mMイソブチルメチ ルキサンチン、50μg/mlゲンタマイシン(全てSigmaから)、および 20ng /ml基本繊維芽細胞増殖因子(Promega、USA)を補足したF−12 培地からなるFIC培地を含むファルコン培養皿(Becton Dickin son、USA)中で培養した。培養皿は加湿5%CO2雰囲気でインキュベー トした。培地を1週間に3回交換した。細胞障害性薬剤であるゲネチシン(Ge neticin)(Sigma、USA)を、必要時に3〜7日間加えた(10 0μg/ml)。 本研究で使用したぶどう膜メラノサイトの8細胞株を、異なる虹彩色(茶およ び茶−青)を有するドナーから単離した。メラニン測定 培養ブドウ膜メラノサイトを、トリプシン−EDTA溶液により脱着し、血球 計で測定し、細胞懸濁液を遠心し、ペレットを1N NaOHに溶かした。メラ ニン濃度を475nmで光学密度を測定することにより決定し、合成メラニン( Sigma)を用いて得られた標準曲線と比較した。メラニン含量はng/細胞 で示した。メラニン生成の計算 メラニン生成は、以下の式: Cp=CtP−C0/1.3D(P−1) [式中、C0およびCtは、それぞれ時間0および時間tにおける細胞あたりのメ ラニン含量を示し;Pは時間t間での個体数増加であり、Dはブドウ膜メラノサ イトの倍加時間であり;およびCpは時間t間での1日あたり細胞あたりのメラ ニン生成である] により、各世代の始まりおよび終りにおけるメラニン含量および細胞数を測定す ることにより計算した。チロシナーゼ活性 チロシナーゼ活性は、チロシンの酵素的ヒドロキシル化により放出される32 Oの測定に基づくポメランツ(Pomerantz)法の適用を用いて9つの細 胞株で評価した。結果 茶虹彩の5つの細胞株および茶−青虹彩の3つの細胞株由来の虹彩メラノサイ ト中のメラニン含量は、ラタノプロストを高モル濃度で加えた場合に増加した。 同じことがメラニン生成およびチロシナーゼ活性にも認められた(表1および2 )。 α−メチル−p−チロシン淵加後(10-5M)、メラニン含量および生成およ びチロシナーゼ活性の顕著な減少が、茶虹彩および茶−青虹彩から培養したメラ ノサイトにおいて、ラタノ プロスト10-7から10-5Mで認められた(表1および2)。 これらの結果は、虹彩メラノサイトによるメラニン生成がα−メチル−p−チ ロシンにより阻害されることを示す。 本発明はまた、抗−緑内障活性を有するPGF2αまたはPGE2誘導体およ びチロシナーゼ阻害剤を、緑内障に治療に同時、別々または連続的に使用する組 合せ製剤として含む医薬組成物に関する。特に、本発明は、抗−緑内障剤である ラタノプロストおよびα−メチル−p−チロシンを、緑内障に治療に同時、別々 または連続的に使用する組合せ製剤として含む医薬生成物に関する。 治療的使用において、α−メチル−p−チロシンは、好ましくは、局所経路ま たは経口経路により約100〜500mgの1日用量で投与する。 本明細書は、特に、ラタノプロストにより誘導されるメラニン生成の阻害に関 するが、α−メチル−p−チロシンを使用して、他の薬理学的処置または異なる 起源の代謝平衡失調により誘導される同様の副作用である色素沈着を良好に阻害 することができる。 表1 5細胞株(茶) -増殖段階- メラニン含量 (ng/細胞) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 0.0138 0.0133 ラタノプロスト10-8M 0.0141 0.0135 ラタノプロスト10-7M 0.0151 0.0136 ラタノプロスト10-6M 0.0161* 0.0137 ラタノプロスト10-5M 0.0149* 0.0131* P<0.01対対照 メラニン生成 (ng/細胞/日) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 0.0031 0.0033 ラタノプロスト10-8M 0.0038 0.0035 ラタノプロスト10-7M 0.0046* 0.0039 ラタノプロスト10-6M 0.0036 0.0029 ラタノプロスト10-5M 0.0047* 0.0031* P<0.01対対照 チロシナーゼ活性 (単位) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 36.7 33.6 ラタノプロスト10-8M 36.7 35.5 ラタノプロスト10-7M 38.3 38.7 ラタノプロスト10-6M 42.5 34.6 ラタノプロスト10-5M 63.1* 31.5* P<0.01対対照 表2 3細胞株(茶−青) -増殖段階- メラニン含量 (ng/細胞) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 0.0121 0.0122 ラタノプロスト10-8M 0.0127 0.0119 ラタノプロスト10-7M 0.0142* 0.0123 ラタノプロスト10-6M 0.0149* 0.0125 ラタノプロスト10-5M 0.0151* 0.0128* P<0.01対対照 メラニン生成 (ng/細胞/日) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 0.0021 0.0023 ラタノプロスト10-8M 0.0038 0.0025 ラタノプロスト10-7M 0.0046* 0.0029 ラタノプロスト10-6M 0.0056* 0.0029 ラタノプロスト10-5M 0.0067* 0.0031 P<0.01対対照 チロシナーゼ活性 (単位) α-メチル-p-チロシン無し α-メチル-p-チロシン10-5 ラタノプロスト無し (対照) 32.5 32.4 ラタノプロスト10-8M 33.7 34.6 ラタノプロスト10-7M 48.1* 31.7 ラタノプロスト10-6M 52.5* 34.6 ラタノプロスト10-5M 62.7* 39.5 P<0.01対対照
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薬理学的処置または代謝平衡失調により誘導される虹彩メラノサイトによる メラニン生成を予防する医薬品の製造におけるチロシナーゼ阻害剤の使用。 2.メラニン生成は、PGF2 αまたはPGE2誘導体により誘導される、請求項 1に記載の使用。 3.PGF2 αまたはPGE2誘導体はラタノプロストまたはウノプロストンであ る、請求項2に記載の使用。 4.チロシナーゼ阻害剤はα−メチル−p−チロシンである請求項1〜3のいず れか一項に記載の使用。 5.抗−緑内障剤のPGF2α誘導体およびチロシナーゼ阻害剤を、緑内障の治 療に同時、別々、または連続的に使用する組合せ製剤として含む医薬組成物。 6.抗−緑内障剤のラタノプロストおよびα−メチル−p−チロシンを、緑内障 の治療に同時、別々、または連続的に使用する組合せ製剤として含む、請求項5 に記載の医薬組成物。 7.有効量のチロシナーゼ阻害剤を投与することを含む、虹彩メラノサイトによ るメラニン生成を阻害する方法。 8.チロシナーゼ阻害剤は、α−メチル−p−チロシンである、請求項7に記載 の方法。
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