JP2001519012A - 自動ギヤ・ボックスの自発性の向上 - Google Patents

自動ギヤ・ボックスの自発性の向上

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JP2001519012A JP54236898A JP54236898A JP2001519012A JP 2001519012 A JP2001519012 A JP 2001519012A JP 54236898 A JP54236898 A JP 54236898A JP 54236898 A JP54236898 A JP 54236898A JP 2001519012 A JP2001519012 A JP 2001519012A
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Abstract

(57)【要約】 ギヤ・シフトが重なりシフトとして実施される自動ギヤ・ボックスの自発性を向上させる方法が提案される。この場合、第1伝動段階から第2伝動段階へのハイギヤ・シフトが完全に終了される事なく、またアボート基準が認識されるならば、ローギヤ・シフトへの変換が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】 自動ギヤ・ボックスの自発性の向上 本発明は、第1連結が開く間に第2連結が閉じるようにしてギヤ・シフトが実 施される電気油圧ギヤ・シフト式自動ギヤ・ボックスの自発性を向上させる方法 に関するものである。 自動ギヤ・ボックスにおいては、ギヤ・シフトは重なりギヤ・シフトとして実 施され、すなわち第1連結が開く際に第2連結が閉じるように実施される。この 場合、ギヤ・シフトに関わる各連結の状態と圧力経過が電子的ギヤ・ボックス制 御装置から、電磁的補正要素を介して確定される。このような制御乃至調整の方 法は例えばDE−OS 42 40 621から公知である。 通常、自動ギヤ・ボックスにおいては、ドライバによって与えられる性能レベ ル、例えば走行ペダル値がギヤ・シフト性能グラフの特性曲線を超える時にギヤ が引外される。このような走行ペダルによって引外されるギヤ・シフトのほか、 ドライバはそれぞれの所望の時点に、手動的にローギヤシフトを引外す事ができ る。例えばDE−OS−4311 886は、ドライバが手動Hレバー移動路を 有する選択レバー乃至はシフトレバーを使用してハンドルでギヤ・シフトを引外 す事ができる装置が記載されている。現在実際上、下記のような問題点がある。 ドライバは追い越し動作に際して対向車を通過させなければならない事を知って いる。次にドライバは走行ペダルを離す。走行ペダル値が一定のハイギヤ特性曲 線を越えると、その結果として自動ギヤ・ボックスはハイギヤシフトを実施する 。ハイギヤシフト中にドライバが今や対向車の存在しない事に気づけば、ドライ バは改めて走行ペダルを作動する。しかし自動ギヤ・ボックスはまずハイギヤを 終了し、次にブロッキング時間が続き、そこで始めて自動ギヤ・ボックスがロー ギ ヤへのギヤ・シフトを実施する。従って問題点は、この場合にドライバの性能要 求と自動ギヤ・ボックスの反応との間に対応の長い時間が経過する事にある。こ の長い反応時間は多くのドライバによって面倒と感じされる。 従って本発明の基礎にある課題は自動ギヤ・ボックスの自発性を向上させるに ある。 本発明によれば、第1伝動段階から第2伝動段階へのハイギヤシフトに際して 、アボート基準が認識される場合には、このギヤシフトが完全に終了される事な く、第1伝動段階におけるローギヤ・シフトへの変換が生じる事によって前記課 題が解決される。この際にこのアボート基準がドライバによって与えられたロー ギヤ要求によって決定される。 本発明による方法の利点は、自動ギヤ・ボックスの動作がドライバの所望の機 能に密接に結びつけられる事にある。すなわち、先行技術と相違して、ハイギヤ シフトが放棄されて直接にローギヤシフトに変換される。このようなドライバの 所望の機能に対して自動ギヤ・ボックスの動作をより緊密に結合する事により、 反応時間の短縮が得られる。自動ギヤ・ボックスはさらに自発的に作動する事に なる。 他の実施態様においては、第1伝動段階から第2伝動段階へのハイギヤ中に、 アボート基準が実現された場合、追加的に許容可能性が検討される。この場合に 実際のギヤ・ボックス入力回転数値が第1境界値と第2境界値を有する回転数領 域の内部にあれば、前記の許容可能性が実現される。この際に前記第1境界値は 第1伝動段階の同期回転数値の関数を表わし、また第2境界値は第2伝動段階の 同期回転数値の関数を表わす。さらに他の実施態様において、ギヤ・ボックス入 力回転数のグラジエント経過が与えられた回転数帯域の中にあるかいなかが検討 される。これらの2つの実施態様は本質的に自動ギヤ・ボックスの作動確実性に 役立つ。同期点に近いシフトは許容されず、また追加的にハイギヤシフトが誤動 作なしで進行するかいなかが検討されるからである。 さらに他の実施態様においては、第1連結に対する遮断命令が出された時に時 間段階が開始され、この時間段階は最大時間まで継続し、この際に時間段階の各 値に対して1つの減少時間が対応する。さらに他の実施態様によれば、ローギヤ シフトに際して今や再び接続される第1連結の急速ローディング時間が減少時間 に依存して変動される。このようにしてローギヤシフトに際して再び接続される 第1連結がより迅速に接続される。このようにして衝撃が防止される。 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが、本発明はこれら の実施例によって限定されるものではない。付図において、 第1図は本発明によるシステムの概略図、 第2図は連結論理表、また 第3図は時間ダイヤグラムである。 第1図は自動ギヤ・ボックスのシステム・ダイヤグラムである。このギヤ・ボ ックスは本来の機械的部分、油圧舵取りトランスデューサ3,油圧舵取り装置2 1および電子的ギヤ・ボックス制御装置13とから成る。この自動ギヤ・ボック スは、駆動装置1、特に内燃機関から、駆動軸2を介して駆動される。この駆動 軸2は油圧トランスデューサ3のポンプインペラーと回転自在に連結されている 。公知のように、油圧トランスデューサ3はポンプギヤ4と、タービンホイール 5と、アイドラーホイール6とから成る。油圧トランスデューサ3と並列にトラ ンスデューサ連結器7が配置されている。トランスデューサ連結器7とタービン ・ホイール5がタービン軸8上に達する。トランスデューサ連結器7が作動され ると、タービン軸8が駆動軸2と同一回転数を有する。 自動ギヤ・ボックスの機械的部分は連結および制動A乃至Gと、フライホイー ル10(FL1)、ラビニョー型衛星歯車組立体9および後置された衛星歯車1 1とから成る。ギヤ・ボックス出力軸12を通して駆動が生じる。この出力軸1 2は図示されていない差動装置に達し、この差動装置が2つの車軸半軸を介して 自動車の駆動輪を駆動する。対応の連結/制動組立体を通して自動ギヤ・ボック スのギヤ段階が固定される。ギヤ段階の連結論理表が第2図に図示されている。 例えば第2速から第3速への上昇に際して、この表によれば、ブレーキGが開か れ、連結Fが閉じられる。さらにこの表から見られるように、第2速から第4速 へのシフトは重なりシフトとして実施される。本発明のこれ以上の理解のために 機械的部分は関係ないので、これより詳細な説明は放棄される。 電子的ギヤ・ボックス制御装置13は入力値18乃至20に依存して対応の走 行ギヤを選択する。次に電磁的制御要素を収容した油圧舵取り装置21を介して 、電子的ギヤ・ボックス制御装置13が対応の連結/制動組合わせを作動する。 ギヤ・シフト中に、電子的ギヤ・ボックス制御装置13がシフトに関与する連結 /制動の圧力経過を特定する。電子的ギヤ・ボックス制御装置13について、下 記の要素が非常に簡単にブロックとして図示されている。すなわち、マイクロコ ンピュータ14,メモリ15,機能ブロック制御用アクチュエータ16および機 能ブロック計算要素17。メモリ15の中にギヤ・ボックス関連データが保存さ れる。ギヤ・ボックス関連データは、例えばプログラム、ギヤ・シフト特性曲線 および自動車固有の特性値、並びに診断データを含む。通常、メモリ15はEP ROM、EEPROMまたはバッファラムとして構成される。機能ブロック「計 算」17中で、1つのギヤ・シフト経過に関連するデータが計算される。機能ブ ロック「舵取り」のアクチュエータ16は油圧舵取り装置21中に存在するアク チュエータの作動に役立つ。 電子ギヤ・ボックス制御装置13は入力値20を有する。入力値20は例えば 走行ペダル値/絞り弁位置または手動で要求されるギヤ・シフトなどのドライバ の所望の機能を代表する値、内燃機関から出力されるモーメントの信号、内燃機 関の回転数乃至は温度などである。通常、内燃機関固有のデータがエンジン制御 装置によって与えられる。このエンジン制御装置は第1図には図示されていない 。電子ギヤ・ボックス制御装置13はタービン軸18の回転数およびギヤ・ボッ クス出力軸19の回転数を他の入力値として受ける。 第3図はハイギヤシフトとこれに続くローギヤシフトの時間ダイヤグラムを示 す。第3図は部分図3A−3Eから成る。各ダイヤグラムはそれぞれ時間に対し て、第3A図はドライバの所望の機能を代表する値の信号経過、この場合、絞り 弁情報DKIを示し、第3B図は信号経過、シフトの命令SBを示し、第3C図 はギヤ・ボックス入力軸の回転数経過nTを示し、第3D図は第1連結の圧力経 過pK1を示し、また第3E図は第2連結の圧力経過pK2を示す。第3B図乃 至第3E図においては、それぞれ2つの実施例が図示されている、すなわち第1 実施例は先行技術による経過を示し(破線)、第2実施例は本発明による解決法 を示す(実線)。第1実施例は、第3C図においては点A、D、およびEを有す る曲線である。第3D図においては、これは点M、P、Rを有する曲線である。 第3E図においては、これは点F、G、KおよびLを有する曲線である。第2実 施例は、第3C図においては、点A,B,Cを有する曲線である。第3D図にお いては、これは点M、N、OおよびRを有する曲線である。第3E図においては 、これは点F、GおよびHを有する曲線である。 第3図の時間ダイヤグラムは、ドライバが追い越しに際して対向車を通過させ なければならないという事を認識している場合である。次にドライバは直接に走 行ペダルを開放する。その結果、走行ペダルの開放によりハイギヤシフト特性曲 線が越えられる。ハイギヤシフトはプル−またはプッシュハイギヤシフトとして 実施される。反対側走路が開放された後に、ドライバは改めて追い越しを試みる 。従ってドライバは走行ペダルを非常に強く作動する。その結果として、走行ペ ダルの作動により、ローギヤシフト特性グラフが越えらる。すなわちローギヤシ フトがプルローギヤシフトとして実施される。一般にプッシュ/プルの区別が特 性 グラフに関して用いられる。このような特性グラフは例えばDE−OS 44 17 477から公知である。従ってさらにその結果として、アボート基準が許 容可能となる。すなわち、実際のギヤ・ボックス入力回転数値nTが一定の回転 数領域の中に入る。回転数領域は第1および第2境界値によって確定される。従 って、ギヤ・ボックス入力回転数nTのグラジエントが与えられた回転数帯域の 中に入る事になる。すなわち、ギヤシフトが誤動作なしで進行する。 第1実施例に関して。 時点t1において、DKI値がハイギヤシフト特性曲線を越える。そこで電子 的ギヤ・ボックス制御装置がハイギヤシフト命令を出す。これは第3B図に図示 されている。これは、信号経過SBが1からゼロに変わるからである。同様に時 点t1において、連結K2が時間t2まで、点Fに対応する圧力水準の急速全圧 を受ける。時間t2乃至t3において,この連結について完全平行位相が生じる 。時点t3において、この第2連結K2について圧力上昇が傾斜関数によって生 じる。この傾斜中に、第2連結が第1連結のモーメントを引き受けはじめる。す なわち、第1連結が時点t3において遮断される事ができる。第2連結K2の第 1連結K1からの負荷引き受けは第3C図の点A、すなわち第1段階の同期点n T(i1)に見られる。この点においては、ギヤ・ボックス入力回転数の経過n Tが第2段階の同期点nT(12)の方向に変換する。時点t4において、第2 連結K2が負荷を完全に引き受ける。時点t5において、DKI値がローギヤシ フト特性曲線を越える。この場合、先行技術によれば、まずハイギヤシフトが完 全に終了される。ハイギヤシフトは時点t7において終了される。これは、ギヤ ・ボックス入力回転数nTが第2段階の同期点nT(i2)、点Dに達するから である。通常、ハイギヤシフトの終結後に禁止期間が必要である。これは、ハイ ギヤシフト行程に際して遮断される第1連結K1の完全な空白化を保証しなけれ ば ならないからである。これは、現在再び閉鎖されるべき連結K1が衝撃の形でマ イナス方向にローギヤシフトする際に見られる急速ローディングの場合と相違す る。禁止期間の経過後に、時点t8において電子ギヤ・ボックス制御装置がロー ギヤシフト命令を出すので、ローギヤシフトが導入される。第3B図における信 号SBの経過がゼロから1に変化する。同時に第1連結は時点t11まで急速ロ ーディング圧によって影響される。その後、時点12まで第1連結K1について ローディング平衡段階が生じ、これに続いて圧力上昇傾斜が生じ、この傾斜はt 14の点Rにおいて終了する。時点t8と同時に第2連結K2がt13までの時 間間隔中、多段階で遮断される。その結果として、ギヤ・ボックス入力回転数n Tは点Dの回転数レベルから第3C図において点Eに対応する第1伝動段階の同 期点nT(i1)の方向に変化される。時点14において、ローギヤシフトが完 了する。 第2実施例について。 時点t1から時点t5まで経過は前述と同様に進行する。時点t5において、 すなわち電子ギヤ・ボックス制御装置による命令の発信と共に、第1連結はただ ちに点Nに対応する圧力レベルの時間的に短縮された急速ローディング圧を時点 t6まで受ける。その後、完全平衡段階と圧力傾斜とが続く。この圧力傾斜は時 点t9の点Oにおいて終了する。時点t5において第2連結の圧力レベルpK2 が点Gから減少し、この第2連結は時点t7において完全に遮断される。第2連 結pK2の圧力レベルの減少の結果、ギヤ・ボックス入力回転数の経過が点Bに おいて変動される。ギヤ・ボックス入力回転数nTは第1段階の同期点nT(i 1)の方向に、第3C図における点Cの方向に近接する。時点t7において回転 数は同期点に達する。これにより、ローギヤシフトが終了する。 本発明の1つの実施態様において、第3D図において時点t3に対応する第1 連結K1の遮断と共に、時間段階tRが開始される。この時間段階は最大限時間 まで進行する。この時間段階の各値に対して1つの減少時間が対応する。ローギ ヤシフトに際して再び連結されようとする第1連結K1の急速ローディング時間 tSF、すなわちt5からt6までの時間間隔はこれらの減少時間に依存して変 動する。時間段階tRの小さい値はそれだけ短い急速ローディングを生じる。こ れにより、まだ完全にアンローディングされていない第1連結K1が接続中に過 度に長時間ローディングされないように保証される。 第3C図において、第1境界値(GW1)と第2境界値(GW2)が表示され ている。ギヤ・ボックス入力回転数nTがGW1とGW2の間の回転数領域中に 存在する場合、アボート基準が許容可能となる。第1境界値GW1は第1伝動段 階の同期回転数値の関数である。第2境界値GW2は第2伝動段階の同期回転数 値の関数である。これは例えば下記の公式によって実施される事ができる。 GW1: nT(i1)−オフセット GW2: nT(i2)+オフセット GW1: 第1境界値 GW2: 第2境界値 nT(i1); 第1伝動段階の同期回転数 nT(i2): 第2伝動段階の同期回転数 オフセット:絶対回転数値、例えば200 l/分、 または差nT(i2)−T(i1)に対する相対回転数値 先行技術によれば、すなわち第1実施例によれば、ハイギヤシフトと後続のロ ーギヤシフトは時点t14において終了する。本発明によれば、第2実施例に対 応する同一のギヤシフトはすでに時点t7において終了される。t14からt7 までのこのような時間間隔は明かに時間利得とみなされる。すなわち、自動ギヤ ・ボックスの反応がドライバの希望機能に近づく。従ってギヤ・ボックスがより 自発的となる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月26日(1999.3.26) 【補正内容】 を越えると、その結果として自動ギヤ・ボックスはハイギヤシフトを実施する。 ハイギヤシフト中にドライバが今や対向車の存在しない事に気づけば、ドライバ は改めて走行ペダルを作動する。しかし自動ギヤ・ボックスはまずハイギヤを終 了し、次にブロッキング時間が続き、そこで始めて自動ギヤ・ボックスがローギ ヤへのギヤ・シフトを実施する。従って問題点は、この場合にドライバの性能要 求と自動ギヤ・ボックスの反応との間に対応の長い時間が経過する事にある。こ の長い反応時間は多くのドライバによって面倒と感じされる。 例えばEP−OS 0 341 631は改良法として、重なりギヤシフトの 制御法を提案し、この方法においては第1ギヤシフトのギヤシフト命令後のブロ ッキング時間の経過後に、遮断される連結がなおも回転モーメントを有しまた接 続される連結がまだ回転モーメントを引き受けていない時間中に第2ギヤシフト の命令が出されれば、開始されている第1ギヤシフトが完全に実行されない。こ の時点において、すなわち重なりギヤシフトの第1段階終了時および第2段階中 に第2ギヤシフト命令が出された場合、まずすでに開始されている第1ギヤシフ トが完全に遂行され、第2ブロッキング時間が待機され、次に後続ギヤシフトが 実行される。 従って問題は、加速に関するドライバの希望と自動ギヤ・ボックスの反応との 間に、多くの場合大きな時間的ずれが生じる事にある。 従って本発明の基礎にある課題は自動ギヤ・ボックスの自発性を向上させるに ある。 本発明によれば、第1伝動段階から第2伝動段階へのハイギヤシフトに際して 、アボート基準が認識される場合には、このギヤシフトが完全に終了される事な く、第1伝動段階におけるローギヤ・シフトへの変換が遅滞なく生じる事によっ て前記課題が解決される。この際にこのアボート基準がドライバによって与えら れたローギヤ要求によって決定される。 本発明による方法の利点は、自動ギヤ・ボックスの動作がドライバの所望の機 能に密接に結びつけられる事にある。すなわち、先行技術と相違して、ハイギヤ シフトが遅滞なく放棄されて直接にローギヤシフトに変換される。このようなド ライバの所望の機能に対して自動ギヤ・ボックスの動作をより緊密に結合する事 により、反応時間の短縮が得られる。自動ギヤ・ボックスはさらに自発的に作動 する事になる。 他の実施態様においては、第1伝動段階から第2伝動段階へのハイギヤ中に、 アボート基準が実現された場合、 請求の範囲 1. 第1連結(K1)が開いている間に第2連結(K2)が閉鎖するように 成された電磁油圧制御式自動ギヤ・ボックスの自発性の向上法において、第1伝 動段階(i1)から第2伝動段階(i2)へのハイギヤシフトに際して、アボー ト基準が認識されこのアボート基準がドライバによって与えられたローギヤシフ ト要求によって決定される場合には、このハイギヤシフトが完全に終了される事 なく、第1伝動段階(i1)におけるローギヤシフトへの変換が生じる事を特徴 とする電磁油圧制御式自動ギヤ・ボックスの自発性向上法。 2. 第1伝動段階(i1)から第2伝動段階(i2)へのハイギヤシフト中 に、アボート基準が実現された場合、追加的に許容可能性が検討され、この場合 に実際のギヤ・ボックス入力回転数値(nT(t))が第1境界値(GW1)と 第2境界値(GW2)を有する回転数領域(GW1>nT(t)>GW2)の内 部にあれば、前記の許容可能性が実現され、この際に前記第1境界値(GW1) は第1伝動段階の同期回転数値の関数を表わし(GW1=f(nT(i1))、 また第2境界値(GW2)は第2伝動段階の同期回転数値の関数を表わす(GW 2=f(nT(i2))事を特徴とする請求項1に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1連結が開いている間に第2連結が閉鎖するように成された電磁油圧 制御式自動ギヤ・ボックスの自発性の向上法において、第1伝動段階(i1)か ら第2伝動段階(i2)へのハイギヤシフトに際して、アボート基準が認識され このアボート基準がドライバによって与えられたローギヤシフト要求によって決 定される場合には、このハイギヤシフトが完全に終了される事なく、第1伝動段 階(i1)におけるローギヤシフトへの変換が生じる事を特徴とする電磁油圧制 御式自動ギヤ・ボックスの自発性向上法。 2. 第1伝動段階(i1)から第2伝動段階(i2)へのハイギヤシフト中 に、アボート基準が実現された場合、追加的に許容可能性が検討され、この場合 に実際のギヤ・ボックス入力回転数値(nT(t))が第1境界値(GW1)と 第2境界値(GW2)を有する回転数領域(GW1>nT(t)>GW2)の内 部にあれば、前記の許容可能性が実現され、この際に前記第1境界値(GW1) は第1伝動段階の同期回転数値の関数を表わし(GW1=f(nT(i1))、 また第2境界値(GW2)は第2伝動段階の同期回転数値の関数を表わす(GW 2=f(nT(i2))事を特徴とする請求項1に記載の方法。 3. さらにギヤ・ボックス入力回転数のグラジエント経過(nT(Grad) )が与えられた回転数帯域の中にあるかいなかが検討される事を特徴とする請求 項2に記載の方法。 4. 第1連結(K1)に対する遮断命令が出された時に時間段階(tR)が 開始され、この時間段階は最大時間(tMAX)まで継続し、この際に時間段階 (tR)の各値に対して1つの減少時間が対応する事を特徴とする請求項1,2 または3のいずれかに記載の方法。 5. ローギヤシフトに際して今や再び接続される第1連結(K1)の急速ロ ーディング時間(tSF)が減少時間に依存して変動される事を特徴とする請求 項4に記載の方法。 6. 時間段階(tR)の小さい値ほど短い急速ローディング時間(tSF) を生じるように急速ローディング時間が変動される事を特徴とする請求項5に記 載の方法。 7. 第1伝動段階(i1)から第2伝動段階(i2)へのハイギヤシフト中 にプッシュからプルへの交代に際して、時間段階(dt)が開始され、この段階 中に時間段階の現状のほかに許容可能性の検討が問い合わされ、時間段階の現状 が境界値(GW)を越えていれば(dt>GW)、ローギヤシフトへの変換が実 行される事を特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の方法。
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