JP2001518230A - 粒子操作 - Google Patents

粒子操作

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マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ
カイザー−テレーデ・ゲー・エム・ベー・ハー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、キャリアガスのプラズマ中でプラズマ結晶状態にある粒子を操作する方法に関する。その方法によれば、粒子は少なくとも部分的にプラズマ処理を受けるか、または基体の表面に与えられる。プラズマ結晶状態における粒子を操作する装置は、プラズマ電極と少なくとも1つの基体が位置される反応容器を具備している。本発明は反応容器の選択された位置に低周波数または静電界を生成するための適合電極を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子操作 本発明は微粒子を操作するための、特にプラズマ結晶状態にある粒子を操作す るための方法および装置に関する。 プラズマ中の微小の固体粒子はいわゆるプラズマ結晶として可視的に規則的な 配列で方向付けされることが知られている。プラズマ結晶の特性は例えば文献( H.Thomas、“Phys.Rev.Lett”、73巻、1994年、652 f f頁)または(H.Thom asとG.E.Morfill、“Nature”、379巻、1996年、806 f f頁)に記載されている 。 ユカワシステムの分子力学シミュレーションに基づいたプラズマ結晶の量的な 説明と、“液体”状態に関する限界は、文献(S.Hamaguchi、“Physical Revie w E”、56巻、1997年、4671 f f頁)に記載されている。この文献は本発明の出 願の優先日後に出版された。プラズマ結晶と非プラズマ結晶(例えば液体)状態 との間の境界は状態図に基づいて行われ、その横座標は粒子間の電荷に依存する 距離といわゆるデバイ長との商としての無次元パラメータκにより形成され、そ の座標はパラメータΓにより形成され、その無次元は粒子のクーロン相互作用を 示している。横座標と座標パラメータがプラズマの動作パラメータに依存するの で、粒子のプラズマ状態の状態変化は動作パラメータの変化により行われてもよ い。 プラズマ結晶形成の重要な特徴を図14によるプラズマ結晶形成の一般的な装 置を参照して以下説明する。 例えばグロー放電またはガス放電により生成されるプラズマ状態では、ガスは 正または負に荷電されたイオン、電子、遊離基、異なった荷電をされた粒子を含 んでいるが中性子原子のような中性の粒子が含まれてもよい。例えばダスト粒子 等、プラズマ中に微粒子(大きさの程度:μm)が存在するならば、これらは電 気的に帯電される。電荷は粒子のサイズとプラズマ条件(ガスのタイプ、プラズ マの密度、温度、圧力等)に基づいて数十万までの電子電荷であってもよい。適 切な粒子およびプラズマ状態において、クーロン力は荷電粒子間で生成され、そ の影響下で、粒子は二次元または三次元配置としてプラズマ結晶状態を取る。ク ーロン力に加えて、プラズマ内で中性子原子との衝突によって粒子のエネルギ減 少は効果を有する。 プラズマ結晶を形成するための装置が図14で例示して示されている(先のPh ys.Rev.Lett.の文献も参照)。キャリアガスを有する反応装置(容器壁は図示 せず)では、2つの平面放電電極が相互に重なって配置されている。下部の円形 またはディスク状HF電極11には交流電圧が与えられ、上部のリング状の対向電 極12は例えば接地される。電極間の距離は約2cmである。制御回路13がHF発 生器14をHF電極11に接続するために設けられ、対向電極12の接地および分離回 路15を与える。高周波エネルギは例えば周波数13.56MHz、電力約5Wで 結合されることができる。キャリアガスは約0.01乃至2ミリバールの圧力下 の不活性ガスまたは反応ガスにより形成される。ダストディスペンサ(図示せず )により、ダスト粒子は反応装置中へ導入される。ダスト粒子は平衡した状態で プラズマ結晶として配置され、この状態では粒子に作用する重力Gは電界Eによ り平衡され、これはそれらの電荷に基づいてHF電極11近くの粒子に影響を与え る。これが単一の分散されたダストグレイン分布であるならば、プラズマ結晶配 置は平面の単一の層として、または3次元プラズマ結晶を形成するとき多層状態 として実行される。プラズマ結晶は約1μmまでのサイズの粒子をライトアップ 下で裸眼で検出可能である。プラズマ結晶の可視度は側面に配置されたヘリウム ネオンレーザ16により改良され、そのビームはシリンダレンズの組合わせ16aを 使用して直径約150μmへ横方向の結晶寸法の大きさまで扇状に広がる。プラ ズマ結晶の観察はCCDカメラ17を使用して行われ、CCDカメラ17は拡大光学 系18に適合され、レーザ16とも接続されるイメージ処理装置19により制御される 。 プラズマ中の微粒子の性質は非常に理論的で実際的な問題である。理論的な問 題は特にプラズマ結晶とそれらの状態変化に関する。実際的な問題は(特に半導 体技術における)被覆または処理手順に使用されるプラズマ反応装置が図14に よる電極構造を有する事実から得られる。 プラズマ結晶を検査するための従来技術の装置では、プラズマ結晶に影響する 手段が、使用される粒子のタイプと実現されるプラズマ状態に限定された。プラ ズマ結晶を判断し位置選択処理する手段は現在利用可能ではないので、現在まで プラズマ結晶のための実用的な使用は知られていない。 本発明の目的は、プラズマ中の粒子を操作するための、特に粒子自体に影響を 与えるための、または基体表面を変化するための方法と、この方法を実行する装 置とを提供することである。 この目的は、それぞれ特許請求の範囲の請求項1、2または12にしたがった 特徴を有する方法と、請求項の13または17にしたがった特徴を有する装置に よって解決される。本発明の有効な実施形態は従属請求項に記載されている。 本発明は以下の基本的な発見に基づいている。プラズマ結晶の特性、特に幾何 学的形状はプラズマのそれぞれの粒子の特性に基づいているだけではない。さら に、前述した重力と電気的な力との平衡における位置選択効果により、ブラズマ 結晶の形態、特に外部エッジまたは断面形態を変更することも可能である。この 目的では、例えば静的、疑似静的の位置依存変化により、またはプラズマ反応装 置の電極間の電界を変化する低周波数による等の粒子に影響を与える外部の力は 、位置選択性粒子放電または位置選択性粒子放射(調整する力の効果)により変 化される。この方法で、プラズマ中の粒子はプラズマ結晶状態で任意のエッジを 有する任意の湾曲した平面上に整列されてもよい。それ故、プラズマ中の粒子は 予め定められた方法で移動されてもよく、これによってこの動作は可逆性であり 、プラズマ結晶状態は異なる形態間で切換えられてもよい。 本発明の別の重要な特徴は、プラズマ結晶の位置選択性変形により、プラズマ 結晶の異なる部分が異なるプラズマ条件を受ける事実からなる。これは特に2つ の基本的な平面電極間のプラズマにおいてプラズマ結晶の一部分の位置選択性プ ラズマ処理(例えば被覆または研磨)を可能にする。このような位置選択性粒子 処理に後続して基体上に被覆が施されてもよい。 さらに、本発明の重要な特徴は、プラズマ反応装置の基体の存在、特にグロー 放電またはガス放電を生成する反応装置電極間に基体が存在することによってプ ラズマ結晶状態の形成が影響を受けない状態にあることにある。面状(areal) 、平面または湾曲基体のすぐ近辺で前述の切換えプロセスを行い、続いて、粒子 の少なくとも予め定められた部分が基体表面に供給される方法で、プラズマ結晶 状 態の粒子と基体表面との間の距離を減少することが特に可能である。距離の減少 は、粒子の位置を保持する電界の力に影響を与えるかまたは基体表面の移動によ り行われることができる。それ故、プラズマ結晶状態にある粒子は任意の設計の パターンで基体表面に付着されることができる。それ故、本発明は変形した表面 を生成するための新しい、位置選択性でマスクを使用しない被覆方法を与える。 与えられた粒子によって、変形された表面は電子的、光学的および/または機械 的特性を変化する。しかし、さらに続いて被覆ステップを行う前に基体表面をマ スキングまたは調節するため位置選択性の与えられた粒子自体を使用することも 可能である。 プラズマ結晶状態の粒子の操作を行うための本発明による装置は、プラズマを 形成する装置を含んだ反応容器と、少なくとも1つの基体を含んでいる。プラズ マを形成する装置は平面、特に平行な電極により形成されることが好ましく、そ の距離で基体が移動することができる。反応容器内の電極はプラズマ結晶状態の 粒子の位置選択性の効果のための電界成形構造であってもよい。反応容器はさら に位置選択性粒子放電用手段(例えばマスキング装置を有するUV露光手段)と 、粒子に放射圧力を与える手段と、観察手段と制御手段を含んでもよい。 本発明の特別な特徴は、反応容器内の粒子の位置選択性効果を行うための電極 設計である。本発明にしたがって、電極装置(または:適合電極)が設けられ、 これは複数の電極セグメントを具備し、これらには同時に高周波電圧が与えられ 、それぞれのケースで特別な直流電圧または低周波電圧が別々に与えられる。高 周波電圧は反応容器内でプラズマ状態を生成し、これを維持する目的に適してお り、一方、直流電圧および低周波電圧は反応容器内の電界分布の静的なまたは低 速度の変化を生成するのに適しており、この影響下で粒子は反応容器内で配置さ れ、または移動する。さらに適合電極の重要な特徴は最小型化された電極セグメ ント(ポイント電極)から形成されるマトリックスの形成と、基本的に平面、多 層構成要素でありその電極側が反応容器に向いており、その後部が制御電子装置 を支持するマトリックスの設計と、例えば電極装置の後部が向いている空間に真 空を生成することによる構成要素の圧力軽減と、制御電子系用の調節装置の設置 である。 本発明の詳細および利点を添付図面を参照して以下説明する。 図1は、プラズマ結晶状態の粒子を操作するための本発明による装置の概略側 面図である。 図2は、図1による装置の一部分の概略平面図である。 図3は、本発明による被覆技術を示すためそれぞれ自由または吸収状態のプラ ズマ結晶断面の平面図である。 図4は、プラズマ結晶を操作するための本発明による電極設計と、位置選択性 基体被覆の例の概略図である。 図5は、本発明による適合電極を有する反応容器の分解図である。 図6は、図5による適合電極への概略平面図である。 図7は、関連する切換え電極を含んだ図5および図6で示されている適合電極 のサブユニットの概略斜視図である。 図8は、本発明による適合電極の制御電子装置を示したブロック図である。 図9は、位置選択性基体被覆のさらに別の例を示した概略図である。 図10は、位置選択性基体被覆のさらに別の例を示している。 図11は、プラズマ結晶を操作するための変更された設計と、位置選択性基体 被覆のさらに別の例に対する概略平面図である。 図12は、いわゆるブッキー管を含んでいる基体被覆の概略図である。 図13は、本発明によるプラズマ結晶を操作する装置のさらに別の設計の概略 平面図である。 図14は、プラズマ結晶を形成するための通常の反応装置(現在の技術)の概 略斜視図である。 [好ましい実施例の詳細な説明] 本発明をプラズマ装置の例を使用して以下説明し、プラズマ装置は反応容器と して反応装置を含んでおり、そのプラズマ発生およびプラズマ結晶監視に関する 設計は図14を参照して前述したように通常の設計と本質的に同じである。しか し、その他の設計の反応装置も本発明にしたがったプラズマ結晶状態の粒子を操 作するのに適する限り使用されてもよいことが当業者に理解されるであろう。 図1によるプラズマ結晶を操作する装置の概略側面図は、HF電極11、接地さ れた対向電極12、制御装置13、HF発生器14、切換え装置15、シリンダレンズ装 置16aを含む監視光源16、拡大光学系18を有するCCDカメラ17の形態の観察手 段、関連する制御装置19を示している。非常に小さい(<100nm)粒子の場 合、監視するための別の手段が必要である(例えばブラッグ散乱を使用)。貯蔵 器22、調節装置23、注入手段24を有するダストディスペンサ21は、HF電極11と 対向電極12間の空間に粒子を移動するために設置される。調節装置23は例えば粒 子の事前帯電装置を含んでもよい。 本発明による装置はさらに基体30を含んでおり、この基体30は調整装置31を使 用して空間の任意の方向で移動されてもよい。図1はキャリアガスを閉じ込める 空間を形成し、電極12、基体30、粒子供給装置の部分を密封して包囲している反 応容器の壁を示していない。さらに壁は放射光を結合するためのウィンドウを有 する。 図2は図1の本発明による装置の部分、即ちHF電極11と、調整装置31を有す る基体30への概略平面図である。付加的に図1では示されていない放電装置24が 示されており、プラズマ結晶状態の粒子の位置選択性放電を行う。示されている 例では、放電装置24はUV放射源25とディスプレイおよびマスキングシステム26 とを含んでおり、それによってプラズマ結晶は部分的に照射され、UV放射の影 響により放電されることができる。 以下、図1および2を参照してプラズマ内の粒子を操作する本発明による方法 の第1の実施形態について説明する。 反応容器(図示せず)の、特に放電電極の効果を有するHF電極と対向電極と の間では、プラズマはキャリアガス中で点火される。本発明の特別な利点は、キ ャリアガスのタイプに特別な要件がいらないことである。プラズマの状態(ガス のタイプおよび密度、HF電力、周波数、圧力等)がプラズマ設計と所望の結晶 特性の条件にしたがって当業者により選択されてもよい。これらは半導体技術の プラズマ付着に使用されるような状況下では、例えば低エネルギのアルゴン放電 またはシラン放電であってもよい。例えばシランのような反応ガスの使用はプラ ズマ結晶におけるさらなる処理ステップに有効である。プラズマ内のイオンのエ ネルギは基本的にガス温度に対応する。これは放電状態と、恐らくは外部冷却装 置により決定される。例えば窒素冷却(図示せず)が本発明による装置で行われ てもよい。 ダストディスペンサ21を使用して、操作される粒子は電極空間中に誘導される 。粒子の寸法は20nm乃至100μmの範囲である。粒子サイズの下限は反応 容器内の圧力と電荷状態により設定される。粒子はプラズマのない状況では粒子 が重力の影響下で垂直運動を行い、懸濁状態に留まらないように適当に重くなけ ればならない。粒子サイズの上限は隣接粒子間のいわゆるデバイ長により設定さ れる。デバイ長はプラズマ温度の平方根に比例して増加するが、プラズマ密度の 平方根に反比例する。本発明のもう一つの特別な利点は、操作される粒子におけ るサイズの要件に加えて、粒子の形状または材料に関する他の制限がないことか らなる。例えば、円形、ピン型、管状またはプレート状の粒子のような任意の形 態の粒子が使用されてもよい。粒子は固体であるが、プラズマ状態で十分な形状 の安定性をもたなければならない。問題の粒子サイズ範囲内で特別な電気または 光学的特性を有する材料が使用されることが好ましい。また、例えば有機物のよ うな異なった物質からなる材料を使用することも可能である。 プラズマ中に導入された粒子はプラズマ結晶10を形成する(図1および2参照 )。プラズマ結晶は平面で、領域的で、規則的な粒子配置を特徴とする。粒子配 置は図3を参照して以下説明するような単一層、多重層または3次元構造であっ てもよい。 HF電極は負の直流電圧を有する。電極直径約8乃至10cm、電極間距離約 2cm、HF電極11のバイアス電位約−15ボルトの場合、例えば特性サイズ約 7μmのポリマー粒子はHF電極11から約0.5cmの距離で領域的な雲状に配 置される。 ここで例示した寸法は、変更した電極パラメータ(電極直径、電極距離、電圧 )にしたがって変化する。電極直径は例えば60cmまでの数センチメートルの 範囲内であってもよく、電極間距離は1cmから10cmまでの範囲であっても よい。利用可能なCVD反応装置に適合する電極パラメータが選択されることが 好ましい。 基体30はHF電極11とプラズマ結晶10との間に位置される。基体材料と基体形 状に関する制限がないことも利点である。特に、導電性基体および非導電性基体 はプラズマ結晶形成の状態を変更せずに使用されることができる。 本発明による粒子の操作方法の場合、処理位置への粒子の第1の調整が行われ る。この処理位置は粒子を反応装置へ導入した後にプラズマ結晶を形成するため の平衡状態に適合する。しかし、特に電極または基体に関して相対的な位置を変 化するためにプラズマ結晶10を移動することも可能である。これは例えばプラズ マ状態の変化により実行される。例えばキャリアガス密度と、さらに粒子の電荷 を変化することによって、重力と電気の力との間の平衡状態の変化を実現するこ とが可能である。同様のことはHF電極の負のバイアス電圧の変化または粒子の 外部放電の場合にも当てはまる。処理位置では、次のステップにおいて、粒子の 少なくとも一部がプラズマ処理を受けるかまたは基体へ与えられる。 プラズマ処理は例えば粒子表面被覆または研磨を含んでもよい。研磨の場合、 例えばプラズマ結晶をHF電極上の低い高さまで段階的に下げることによって、 プラズマ結晶の下部層が選択的なプラズマエッチングプロセスを受けることにな る。粒子被覆では、現在の反応装置動作中のプラズマの交換が行われることが可 能である。 プラズマ結晶と基体表面との間の距離の適切な変化が基体30への付着に使用さ れてもよい。第1の実施形態では、プラズマ結晶はプラズマ条件の変更によって 基体まで下げられる。第2の実施形態では、基体は調整装置31を使用してプラズ マ結晶まで上げられる。第3の好ましい実施形態では、電極間の放電はオフに切 換えられ、それによってプラズマは消滅され、粒子は基体上へ落下する。粒子と 基体との接触中、分子付着力は基体表面上の粒子を吸着する。さらに処理して、 粒子吸着はその上の被覆により増加されてもよい。 図3は前述の第3の実施形態にしたがって基体表面へ粒子を特に簡単に付着し た結果を例示により示している。イメージ記録装置17を使用して観察したとき、 プラズマ内の自由懸濁状態(エッジが塗潰されていない形状)とプラズマ消滅後 の基体上の吸収状態(エッジが塗潰された形状)におけるプラズマ結晶の単一層 が示されている。粒子の寸法は約5乃至10μmであり、約200乃至300μ mの距離を有する。本発明者は、最初に、懸濁状態または吸収状態における粒子 の位置の偏差が最小であることを示しているので、この基体に対する特に単純な 粒子の供給によって規則的な整列がほぼ完全に保持されることを発見している。 この特性のために、高い正確度で微粒子を基体表面に配置することが可能である 。 図4は、本発明による粒子操作のための装置の1セクションの概略側面図を示 している。HF電極11と、調整装置31を一方の端部に有する基体30と、接地され た対向電極12間で、プラズマ結晶状態の粒子が位置される。プラズマ結晶40は多 数の湾曲部を有する断面形態を有し、これは基本的に電極間の空間の静電界の形 状に対応する。電極間の電界は電極構造41により位置選択的に変形される。示さ れている例の場合、電極構造は付加的な電極41(ニードル電極)により作られ、 これは正電圧でバイアスされ、対向電極12とは絶縁されて貫通している。プラズ マ結晶は電界の位置選択性変形を受け、それによって多数の湾曲部を有する結晶 形状が形成される。付加的な電極41は行または面状に整列されてもよい。付加的 な電極41はまた正電位の代わりに、負電位でバイアスされてもよい。 図4の下部には、本発明により操作されるプラズマ結晶で被覆された位置選択 性基体の2つの例が概略して示されている。結晶断面形状が上方向を指す湾曲部 を示すようにプラズマ結晶の形成が行われる場合には、前述の第1または第2の 実施形態にしたがって基体30へのプラズマ結晶の接近は図4の左下部分による被 覆パターンになる。反対に(付加的な電極41の負電位のために)下方向を指向す る湾曲部が設定されたならば、反対方向の接近は図4の右下部分による島状被覆 を生成する。 電極構造又は付加的な電極の適切な成形によって、基体表面上に任意の被覆パ ターン、例えば円状、リング状、弧状、条帯状または類似のパターンを形成する ことが可能である。付加的な電極が図4にしたがって可動に配置されたならば、 付加的な変形が可能であり、プラズマ結晶40の操作は時間の経過とともに変化さ れてもよい。したがって、異なる被覆パターンが順次基体30に与えられることが できる。 電極間の電界の位置選択性変形の別の設計を図5乃至8を参照して以下説明す る。 図5は本発明の構造に適した反応装置20の分解図を示している。反応装置20は 以下説明する適合電極に適応するだけでなく、他の図面で示されている本発明の 設計と関連して実現されることもできる。反応装置20はコンテナ底部202に埋設 された電極シート201を有している。反応空間は電極シート201を有するコンテナ 底部202と、コンテナ壁203と、コンテナカバー204により包囲され、真空接続205 を使用して排気されることができる。コンテナカバー204は挿入されたウィンド ウ206を有し、これはコンテナカバー204のサブユニット207上に取付られ、コン テナカバー204に関して真空密に回り継手で留められてもよい。これはサブユニ ット207自体が真空下で回動できるように設けられる。ウィンドウ挿入部206は反 応チャンバ内で操作される粒子の異なる監視または診断手段に適合するように設 計されている。反応装置20の部分は真空容器のように通常の方法で接続される。 さらに、側面フランジ装置を通って付加的に異なる診断装置が導入されてもよい 。 図5は適合HF電極11と接地された対向電極12(図1と比較)を示している。 対向電極12はリング状に設計され、それによって監視手段(図示せず)のための 観察開口を形成する。 適合電極11の拡大された平面図が図6に示されている。適合電極11は外部コン テナ装置により乱されていない電界形状を形成するための真空容器の一般的なシ リンダ形状にしたがって、基本的に円形のエッジ111を有する。エッジはリング 電極112と多数の電極セグメントを含んでおり、これは示されている例では電極 サブユニット113中に集められている。リング電極112は一体化部材からなる連続 的な電極セクションとして示されており、高いセグメント電極セクションの電界 の電界補正(平坦化)のために設けられている。その代わりに、リング電極112 の代わりにセグメント化された電極セクションを設けることも可能であり、それ においてはセグメントは同一電界でバイアスされている。電極サブユニットとリ ング電極間の転移部では、リング(恐らくは下部から研磨した)がサブユニット 上で押付けられるような方法でサブユニットは高さが変更される。 電極サブユニット113はリング電極112により囲まれている電極11の内部セクシ ョンに設けられており、それぞれ多数の電極セグメントを含んでいる。電極セグ メントの形状、サイズ、および数は電極11、12間(図1と比較)の直流または 低周波電界(E)に関する空間的な要求を考慮してアプリケーションに依存して 設計される。調整可能な電界形状の最大の変化性は、多数の点状電極セグメント (以下、ポイントセグメントまたはポイント電極と呼ぶ)のマトリックス配置に より実現される。これに関して、用語点状電極セグメントまたはポイントセグメ ントは、各電極セグメントが反応チャンバに面する限定された狭い区域を有する が、実質上電極11の全体の寸法よりもはるかに小さい寸法を有することを意味す る。例えば各ポイント電極は、電極11の外部寸法(直径)に関しては1/300 等、約1/500乃至1/100の係数で小さい特徴的な長さの寸法を有する。 マトリックスグリッドはアプリケーションに基づいてさらに大きく選択されても よい。ここで示されている適合電極のポイントグリッド形状の場合、ポイント電 極の特徴的な長さの寸法はプラズマ内の粒子のデバイ長以下(例えば約3mm) であることが好ましい。 例えば適合電極11はリング電極112の幅が約5cmで、約50cmの外部直径 を有し、それによって電極セグメント113の内部セクションは直径約40cmを 有する。適合電極サブユニット113は全体で例えば約50,000乃至100, 000のポイントセグメントを含んでもよい。セグメント化の好ましい尺度は、 図7を参照してより詳細に説明するように、有効な1/20インチのプラグ設置 に適合する1.27mmグリッドである。この場合、電気的に相互に絶縁されて いる約80,000のポイントセグメントがリング電極112内に配置されること ができる。 明瞭にするために、図6の下部は全ての単一のポイントセグメントを示すので はなく、電極サブユニット(ポイントセグメントグループ)を示している。ポイ ントセグメントのグループに関する組合わせは本発明の重要な特徴ではないが、 図7および8を参照して以下詳細に説明するように電極制御において利点を有す る。例えば、例示された図6の下部のラインパターンは電極サブユニット113を 示しており、それぞれの場合で8×32ポイントセグメントを含んでいる。これ は図6の上部で明瞭にされており、電極サブユニット113のエッジのセクション (X)の拡大図を示している。本発明は8×32ポイントセグメントを1つの電 極サブユニットに結合することに限定されず、構造およびアプリケーションに基 づいてその他のグループ(例えば16×16ポイントセグメント)を含んでもよ い。 例示された図6の上部は、複数のポイントセグメントまたはポイント電極115 を有する電極サブユニット113を強調して示しており、これはそれぞれの場合、 絶縁ウェブにより相互に電気的に分離されている。ポイント電極115は、反応チ ャンバを指向する幅a=1.25mmの方形面を有する。絶縁ステム116は幅b =0.02mmを有し、それによって全体で前述の1.27mmグリッドが結果 として生じる。例えば電極サブユニット113は8×32ポイント電極115を含んで いる。さらにリング電極112と電極サブユニット113のセクションが反対にオーバ ーラップしていることが図6から認められる。これは図6の拡大部分で見られる ように、リング電極112のエッジにおいてさえも電極11の内部セクタを最適に、 密に埋めることを実現する。 リング電極112と電極サブユニット113は金属電極材料からなる。電極材料はア プリケーション依存性であり、所望の製造処理にしたがって選択される。以下説 明するエッチングプロセスの場合、例えばステンレス鋼、アルミニウムまたは銅 が電極材料として使用されることができる。電極表面上の付着物により電気的干 渉を防止するために、これは絶縁層で被覆されることが好ましく、絶縁層は例え ば絶縁ウェブ116と同一の絶縁材料から構成されてもよい。絶縁層は例えば厚さ 約10μm乃至100μm、好ましくは20μmを有してもよい。発生する電圧 に対してポイント電極間に十分な絶縁強度を確保する任意の材料が絶縁ウェブ11 6用の絶縁材料に適している。この絶縁材料は例えばエポキシ樹脂またはその他 の適切なプラスティック材料である。 図7は電極サブユニット113の例示によりセグメント化された電極の組合せを 示している。前述の例にしたがった電極サブユニット113は8×32ポイント電 極115を含んでいる。これらは(適合電極の図示されていないその他のセグメン トと共に)上部電極セクションを形成し、それはまたセグメント化された電極12 0とも呼ばれる。セグメント化された電極はさらに絶縁プレート122を備え、そこ に複数のソケット(図示せず)が埋設され、各ケースでのその量と配置は電極サ ブユニット113のポイント電極115に対応する。ソケットはプラグ装置123と 適合するように設けられており、これは一体化したベースプレートの形態を取っ てもよい。またソケットとしてプラグ装置123を設置し、絶縁プレートと一体化 されたソケットと電気的な接続を行い、導電ピンを生成することも可能である。 絶縁プレート122の各ソケットと対応するポイント電極115との電気接続が存在す る。絶縁プレート122の構成は電極11全体または電極サブユニット113のセクショ ンの製造プロセスに依存している。このような製造プロセスを以下例により説明 する。 最初に、絶縁プレート122の下側から、ドリル穴が各ポイント電極115に対して 絶縁プレート122を通してそれぞれのポイント電極115の後部位置まで作られ、導 電性接着剤を使用して絶縁プレートに固定された各ポイント型電極の端部で、プ ラグイン装置123のピンと適合するための関連するソケットが生成される。その 後、所望の外側直径および厚さパラメータを有する選択された電極材料で作られ た金属プレートまたはフィルムが、絶縁プレート122の所望の厚さに対応した厚 さの絶縁材料から作られたプレートに接着される。材料の切削はポイント電極11 5を形成するため金属電極フィルムに対して行われ、それによってポイント電極 の対応する位置は絶縁プレートの穴の上に位置される。材料の切削では、絶縁ウ ェブ116(図6に匹敵)のパターンにしたがったチャンネル形状の自由空間が形 成される。この材料の切削は例えばマスクエッチングプロセスによって実行され 、その期間中に金属フィルムがポイント電極の所望位置を除いて絶縁プレートま で取除かれる。その後、絶縁ウェブ116を形成するためのチャンネルが絶縁材料 を使用して充填される。これは例えば硬化樹脂を使用した充填により実行される 。 別の処理手順の場合、対応する構造処理手順を使用してソケットが絶縁プレー ト122に形成され、これはそれぞれの場合、適合電極の方向で閉じられており、 電気的にそれぞれのポイント電極115に接続されている。いずれの場合にも、セ グメント化された電極は反応チャンバの真空密封した終端部を形成する。 セグメント化された電極と反対側のプラグ装置123の側にはボード124が取付け られ、これは外部電子装置への接続プラグ126を支持し、デコーダ、マルチプレ クサおよびデマルチプレクサ回路127、128、129をそれぞれアドレスし、そ の機能は図8を参照して以下詳細に説明する。示された本発明の実施形態では、 2×32のポイント電極115の各場合では、(ボード124を含む)4つのプラグ装 置123はそれぞれ8×32のポイント電極の制御のために1つのMUXモジュール に結合される。4つの対応するボード124の距離は基準グリッドにより決定され 、重畳された回路127、128、129の高さよりも僅かに大きい。この寸法はサイズ とアプリケーションに基づいて変更されてもよい。4つのボード124は部分的に 導電性の安定装置126aにより相互に接続されている。 取扱いをさらに容易にする(プラグ装置とのセグメント化された電極の固定) ために、各電極サブユニット113の絶縁プレート122の下側にカラーコード117を 設けることが可能である。ボード124は図8で示されている電子スイッチングコ ンポーネントが集積される方法で設計されている。 以下、本発明による適合電極11の電気制御について図8によるブロック図を参 照して説明する。図8は反応装置20(図5参照)におけるHF電極(適合電極11 )の一部としてのポイント電極115と対向電極12(例えば図1も参照)を示して いる。電極サブユニット113のポイント電極115(全部で256)では、第1および 第4のボード124の第1および最後のポイント電極はそれぞれの場合、拡大され た位置(マトリックス位置(1,1)、(2,64)、(7,1)、(8,64 ))で示されている。さらにリング電極112が示されている。 電子装置セクション130はポイント電極115に割当てられた全てのボード124( 図7参照)を含んでいる。例えば8×32のポイント電極115のボード124が示さ れている。電子装置セクション130は反応チャンバから見た適合電極11の反対側 であり、適合電極11上の過度の圧力負荷を防ぐために真空にさらされる。電子装 置セクション130中の圧力は例えば10乃至100mバールの範囲であってもよ い。その代わりに、電子装置セクションは、適合電極の圧力緩和装置として、例 えばオイルのような絶縁液体を使用して充填されてもよく、これは冷却機能を有 してもよい。電子装置セクション130から離れて、大気状態下で電源回路140と制 御装置150が設けられている。電源回路140はHF発生装置141と、リング電極12 のための電源回路142と、制御電圧回路143を含んでいる。 ボード124は各ポイント電極115に対する結合回路131を有する。結合回路13 1は、HF発生器141の出力電圧と制御電圧回路143のセグメント特定出力電圧に より同時に、適合電極11の各ポイント電極(それぞれ一般的には各電極セグメン ト)をバイアスするために設けられている。本発明にしたがって、この事実は、 HF供給が高周波信号であり、反応チャンバ中の電界分布の位置選択性生成が静 電界をそれぞれ使用して低周波信号であるという特別な利点を有して利用されて いる。例えば、HF発生装置141の出力パラメータはMHz範囲の出力周波数( 例えば12乃至15MHzのプラズマ発生および維持のための通常の周波数に対 応する)と、±150Vss(正弦波形)の電圧範囲を有する。これと対照的に、 ポイント電極115のバイアスは低周波数(≦100Hz)または静的(直流電圧 DC)制御電圧により実行される。したがって各結合回路131はキャパシター抵 抗結合の組合わせ(C1−C256、R1−R256)を含んでおり、それによってH F特性は全てのキャパシタを通じて共に結合される。 各ボードはさらにアドレス回路132を備え、これは前述の(図7参照)アドレ スデコーダ、マルチプレクサ、デマルチプレクサ回路127、128、129を含んでお り、以下のように共同して動作する。 アドレスデコード回路127は、制御回路150の切換え信号(DEMUX制御およ びMUX制御)に基づいて、切換え周波数256kHzを使用して、マルチプレ クサ回路128を含む制御電圧回路143によって中央ライン133へ切換えられる電圧 を選択し、ここから結合回路131へのデマルチプレクサ回路129を使用して、ポイ ント電極115にしたがってアドレスデコード回路127により再度選択される。示さ れている実施形態では、制御電圧回路143は64の制御電圧を64供給ラインへ 供給する(図8とも比較)。電源バス143a上の制御電圧は例えば電圧ステップ 0.625Vにより区分され、±20V(直流電圧)の範囲をカバーする。した がって、マルチプレクサ回路128は、64の供給ライン143aのうちの1つと中心 ライン133との接続のために1:64の選択を行う。示されている実施形態では 、さらに256のポイント電極115による256の結合回路131が設けられ、それ によってデマルチプレクサ回路129は中心線133から結合回路131のうちの1つへ 256:1の選択を行う。 (電極サブユニットにしたがって)ボード124に属するポイント電極115は好 ましくはある逐次的パターンにしたがって順次直列的に制御される。このことに 関して特別な利点により、結合キャパシタC1−C256の二重機能が使用される 。これらはHF信号の結合を行うだけでなく、直列的な制御シーケンスにしたが って制御電圧回路143への接続がない限り、個々のポイント電極の電極電位のメ インテナンスを行う。各ポイント電極115からプラズマを通って一定の電流漏洩 が存在するので、結合キャパシタC1−C256は所望の電圧へ周期的に再充電さ れなければならない。結合キャパシタはアプリケーション依存性の電極電圧のそ れぞれの結合キャパシタでの放電およびパワー損失と、さらに制御サイクル中の 関連するポイントダイオードにおける電圧損失が電極電圧に関係する(≦1%) ように設計される。 アドレスデコード回路127の切換え周波数は、サブユニット113に属するポイン ト電極115の数と、制御電圧変化の周波数と、ポイント電極における1サイクル 中の電圧定常性に基づいて選択され、それによってサブユニットまたはセグメン トグループ113による直列的なサイクルシーケンスは制御電圧変化の低周波電圧 よりも実質上高い周波数を有する。例えばこれは256のポイント電極と約1k Hzの所望のサイクル周波数(毎秒当り各ポイント電極における1,000の再 充電プロセスに対応する)の場合、256kHzの切換え周波数を意味する。こ の制御電圧回路143の電圧段間の高速度の切換えはまたパルス化された電界動作 にしたがって反応チャンバ20の電界形状の位置選択性モデリングを可能にする。 図8にしたがった制御電子装置140および150全体は、電位に関してHF信号に 重畳され、それ故低キャパシタンスにより制御コンピュータ、ネットワーク、そ の他の冷却目的のインターフェイス等から結合しないようにされる。制御装置15 0を使用する制御信号の入力は光結合器を使用して行われることが好ましい。 前述の適合電極11および関連する制御電子装置は以下のように変更されてもよ い。電極セグメントの数、形状、配置はアプリケーションに基づいて変更されて よい。ポイント電極を使用するマトリックスを実現するとき、セグメントグルー プの蓄積はアプリケーションに基づいて変更されてもよい。同一のことが制御電 圧回路143の電圧範囲と、調節可能な電圧ステップまたは段のサイズにも当ては まる。最後に、反応装置(図5参照)中の装置は下側に接地電極12を、また上側 にHF電極11(特に適合電極11)を固定することにより反対にされてもよい。 適合電極11の最も重要な利点は、反応チャンバ内でのプログラム可能な空間的 静止電界または低周波数電界の生成であり、それによって荷電粒子はある位置に 保持されるかある方法で移動されてもよい。このことによって粒子は任意の方法 で位置されることができるように操作される。 図9は本発明の1実施形態の部分的な概略側面図を示しており、ここではプラ ズマ結晶50はHF電極11と調節装置31を有する基体30との間に形成され、他方の 対向電極12は段状に成形されている。このプラズマ結晶形状は例えば図2による 放電装置の使用により実現されてもよい。UV光線を使用したプラズマ結晶の部 分的放射により、幾つかの粒子(図9の左部分)が放電され、それによって変化 のないプラズマ状態の平衡がHF電極11上で低い高さで設定される。プラズマ結 晶50および/または基体30の相対位置の対応する変更により、図4の下部で示さ れているように基体30の部分的被覆を実現することが可能である。 図10による構造素子を使用してHF電極11を構成することによって、HF電 極11と対向電極12間の電界が影響を受け一部分のHF電極11の上記部分に位置さ れ構造素子61により被覆されないプラズマ結晶が最小の電位のセクションにのみ 形成される。構造素子61が例えば条帯状ギャップを離れた被覆バーにより形成さ れるならば、プラズマ結晶60は条帯型(図10の平面に対して垂直方向に延在) である。プラズマ結晶60は本発明にしたがって基体30上に付着されてもよい。図 10による条帯設計の代わりに、HF電極11は任意の構造素子61を使用して構成 またはマスクされてもよい。 図11はプラズマ結晶上で外部力を使用する付加的な可能性を示している。本 発明による設計の概略平面図は、制御装置13を有するHF電極11と調整装置31を 有する基体30とを示している。HF電極11は図10にしたがって構造素子(図示 せず)を支持し、それによって条帯型プラズマ結晶が形成される。プラズマ結晶 70の形状は交流電圧により偏向電極71を同期的にバイアスすることによってさら に変更されることができる。偏向電極71は層平面における層状プラズマ結晶の横 方向変形をさせるために設定される。例えば、図11の下部で示されているよう な粒子の蛇行状振動が実現されてもよい。この結晶設計は続いて基体30上に付着 されてもよい。 図12は引伸ばされた粒子を使用した表面被覆を示しており、これは特に異方 性光学表面特性を実現するために適合している。引伸ばされた粒子は例えばいわ ゆるブッキー管(炭素原子の規則的配置からなる微細な管型粒子)である。ブッ キー管は例えば数マイクロメータの長さと、約10乃至20nmの直径を有する 。これらの粒子は比較的大きい表面を有し、プラズマ内の強力な電荷と偏極を生 じる。プラズマ結晶80では、ブッキー管はそれらの長さが放電電極の平面と垂直 に規則的に整列されている。対応して基体30に隣接することによって、図12の 下部で示されているように引伸ばされた粒子の吸着は好ましい垂直方向で行われ る。これらの吸着された物質は付加的な被覆を使用する付加的なステップでその 位置に固定されてもよい。 本発明による装置の部分的平面図を示している図13にしたがって、プラズマ 結晶90の操作はまた外部光源91からの放射圧力を使用することによって可能であ る。外部制御光源は例えば約10mWのパワーのヘリウムネオンレーザにより形 成されてもよい。レーザビームを使用した粒子に与えられた放射圧力は正確な位 置制御を可能にし、それは監視装置17(図1参照)を使用して監視されてもよい 。放射圧力を使用することによって、プラズマ結晶は回転されるか(矢印参照) 、または横方向に位置する基体上へ移動されることが好ましい。 示されている本発明の実施形態に加えて、本発明による装置のさらに別の変形 は、外部力を用いてプラズマ結晶の状態が位置選択的に変更される手段を使用す る装置により考慮される。慎重なプラズマ制御、例えば電極平面に関して垂直に 整列した磁界方向により付加的な磁界装置を実現することが可能である。さらに 、被覆処理をダイナミックに行うことも可能であり、それによってプラズマ結晶 が基体表面に位置選択的に与えられたとき粒子はプラズマ空間に連続して配置後 に導入される。さらに基体に対して変更が行われる。基体は平面である必要はな く、湾曲した表面でもよい。幾つかの基体を有することが可能である。またディ スプレイ装置としての基体に対するアプリケーションなしで本発明による装置を 動作することも可能であり、それにおいては異方性粒子は予め定められたパター ンのディスプレイ、例えばそれぞれ“黒色”または“透明”状態を表すディスプ レイ の異なる方向を切換えてもよい。異なる高さのプラズマにおいて異なるサイズの 粒子を操作し、異なる波長の励起光源を使用してこれらを横方向から照射し、そ れによって高解像度のカラーディスプレイが生成されることも可能である。 本発明の特別な利点は、これが(例えば回路製造からの)典型的なプラズマリ アクタの廉価な変形により実現されることであり、その動作状態は良く知られて おり制御される。本発明は特別な表面特性を有するいわゆる設計者の材料の製造 に使用されてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モルフィル、グレゴール ドイツ連邦共和国、デー―81927 ミュン ヘン、ハイナー―キプファルト―ベーク 7 (72)発明者 トーマス、フバートス ドイツ連邦共和国、デー―85276 プファ ッフェンホフェン、ニーダースシエイエナ ー・シュトラーセ 127 (72)発明者 スタッフラー、ティモ ドイツ連邦共和国、デー―82229 ゼーフ ェルド、ヘドビークシュトラーセ 4 (72)発明者 ティックマン、カール ドイツ連邦共和国、デー−85748 ガルヒ ング、ラケルベーグ 2 (72)発明者 コノプカ、ウベ ドイツ連邦共和国、デー−85375 ノイフ ァールン、ディータースハイマー・シュト ラーセ 67 シー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.キャリアガスのプラズマ中でプラズマ結晶状態で配列されている粒子(10、 40、50、60、70、80、90)を操作する方法において、粒子は少なくとも部分的に 基体表面(30)に与えられることを特徴とする方法。 2.キャリアガスのプラズマ中でプラズマ結晶状態で配列されている粒子(10、 40、50、60、70、80、90)を操作する方法において、粒子は少なくとも部分的に プラズマ処理を受けることを特徴とする方法。 3.粒子は、外部調整力の影響および/またはプラズマ処理のプラズマ状態の変 更により少なくとも部分的に処理位置に移動される請求項2記載の方法。 4.プラズマ処理後、粒子は少なくとも部分的に基体表面(30)に供給される請 求項3記載の方法。 5.基体表面からの粒子の距離は基体表面の移動、外部調整力の影響、および/ またはプラズマ状態の変更により、粒子が少なくとも部分的に基体表面に付着す るまで変更される請求項1または3記載の方法。 6.外部調整力は位置選択性粒子の放電または光放射圧力により行われる請求項 2乃至5のいずれか1項記載の方法。 7.粒子放電はプラズマ結晶状態における粒子の位置選択性UV放射によって行 われる請求項6記載の方法。 8.プラズマ状態の変更は、プラズマ圧力、プラズマ温度、キャリアガス、プラ ズマエネルギおよび/またはプラズマの動作周波数と、プラズマ生成のオフ切換 えおよび/またはプラズマ結晶状態中の粒子範囲の電界における影響の変化を含 んでいる請求項3乃至5のいずれか1項記載の方法。 9.電界の影響には、プラズマ結晶状態にある粒子が予め定められた湾曲平面に 沿って、または予め定められた方法で境界を設定した区域に配列される方法によ る静電界の調節が含まれている請求項8記載の方法。 10.粒子(80)は細長いバー形状を有し、基体表面に供給され、それによって 細長い形状は基体表面に基本的に垂直である請求項1乃至9のいずれか1項記載 の方法。 11.プラズマ結晶状態の粒子は平面で限定された表面を有するプラズマ結晶の 形状から変移した幾何学的形状で配置されている請求項1乃至10のいずれか1 項記載の方法。 12.請求項1乃至11のいずれか1項記載の方法にしたがって操作される粒子 を使用する基体表面の被覆方法。 13.プラズマ生成用の装置を含む反応容器内のキャリアガスのプラズマ中でプ ラズマ結晶状態の粒子(10、40、50、60、70、80、90)を操作する装置において 、少なくとも1つの基体(30)が反応容器内に位置されていることを特徴とする 装置。 14.プラズマ生成用の装置は、基本的に並列する面状プラズマ電極(11、12) であり、キャリアガス内でガスまたはグロー放電を形成するために設定され、こ れらの電極間に基体が移動可能に位置されている請求項13記載の装置。 15.反応容器は、プラズマ結晶状態にある粒子を位置選択的に操作するための 電界成形構造(41)を含んでいる請求項13または14記載の装置。 16.位置選択性の粒子放電を行うための装置と、放射圧力を作用させる装置と 、監視手段と、および/または制御手段とをさらに有している請求項13乃至1 5のいずれか1項記載の装置。 17.高周波電圧を受ける共に受けるように設置され、それぞれの場合、個々に 特定の直流電圧または低周波電圧を受ける複数の電極セグメントを有する高周波 電極装置(11)。 18.各電極セグメントは結合回路に接続され、それぞれ結合および充電キャパ シタンス(C1,…,C256)を含んでおり、これは高周波発生器(141)から高 周波電圧の同時的な結合と、制御電圧回路(143)の予め定められた出力電圧に したがった充電とを行うために設置されている請求項17記載の高周波電極装置 。 19.電極セグメントは平面上で列および行のマトリックスとして配列されてい る請求項17または18のいずれか1項記載の高周波電極装置。 20.電極セグメントはポイント電極(115)を含んでおり、それらの電極表面 は高周波電極装置の表面全体よりも実質上小さい請求項17乃至19のいずれか 1項記載の高周波電極装置。 21.電極セグメント(115)は、電極サブユニット(113)中に結合されている 請求項17乃至20のいずれか1項記載の高周波電極装置。 22.電極セグメント(115)には絶縁プレート(122)が設けられており、その 前面はプラズマ生成用の反応容器方向を向いており、各電極セグメントのソケッ トを有し、それによってソケットがプラグ装置(123)を受けるように適合され ている請求項17乃至21のいずれか1項記載の高周波電極装置。 23.各プラグ装置(123)は、結合および制御回路(131、127、128、129)を 有する1つのボード(124)をそれぞれ支持している請求項22記載の高周波電 極装置。 24.ボード(124)は、真空でバイアスされた空間中に配置されている請求項 23記載の高周波電極装置。 25.ボード(124)は絶縁性の液体で充填された空間中に配置されている請求 項23記載の高周波電極装置。 26.電極サブユニット(113)はそれぞれの場合にマルチプレクサ回路(129) およびデマルチプレクサ回路(128)の組合わせに接続され、それによってマル チプレクサ回路(129)は制御信号に応じて制御電圧回路(143)の複数の出力電 圧のうちの1つと、デマルチプレクサ回路(128)の入力との間に接続を形成し 、これは選択された出力電圧をそれぞれの電極サブユニット(113)の電極セグ メント(115)の1つに伝送する請求項21乃至24のいずれか1項記載の高周 波電極装置。 27.電極セグメント(113)は制御電圧回路(143)の出力電圧で順次バイアス される請求項26記載の高周波電極装置。
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