JP2001517983A - 吸入装置 - Google Patents

吸入装置

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Abstract

(57)【要約】 分散状態で物質を供給するための吸入装置であって、物質を送り、分散状態で物質を含む内部表面と、少なくとも内部表面のいくつかに振動を発生させるメカニズムと、を含む吸入装置。

Description

【発明の詳細な説明】 吸入装置 本発明は、分散状態で物質を提供する吸入装置、特に、負圧又は真空を生じる 手段を組み込んだ装置と、適当な物質を分散状態にする方法に関する。 吸入でき、薬学的に活性な物質は、一般に、喘息や慢性気管支炎のような気管 支及び肺領域の病気の治療に用いられる。様々な種類の吸入装置が、この目的の ために使用される。 吸入装置の一種は、呼吸で動かす吸入器であるが、特に活性物質を含む複数の 用量の粉体を含む乾燥した粉体吸入器である必要はない。そのような吸入器とし ては、ターブヘイラ(Turbuhaler)(登録商標)乾燥粉体吸入器がある。そのよ うな吸入器は、吸入器に用量の粉体を供給するための回転できるグリップ部分を 有する。この種類の吸入器は、EP-A-0069715及びEP-A-0237507に開示されている 。 この吸入器の操作は、使用者による、吸入器から生じる空気流の形成に依存す る。この空気流は、活性物質を含む用量の粉体を吸い上げ、その中にそれを分散 させる。凝集体の分解は、吸入中にも達成される。凝集体は、微細な粉体におい て、特に、吸入に適するように細かく砕かれた粉体において、常に発生する。 気管支の病気を持った小さな子供や老人のような患者では、しかしながら、呼 吸で動かす吸入器を使用できない。典型的には約30−60l/min.である、必要 な吸入流速を、それらの患者は形成することができないからである。これらの患 者は、フレオン(CFC)のような推進剤を使用する加圧され計量された用量吸 入器を使用しなければならない。そのような吸入器は、多くの知られた欠点を有 し、特に、環境及び患者の双方に好ましくない側の影響を及ぼす。 加圧され計量された用量の吸入器の使用により運ばれた薬学的に活性な物質の 吸入を促進するためには、典型的には、2000ml以上で、その中に加圧ガス中 で浮遊させた物質が運ばれる、相当の体積のチャンバの使用が知られている。こ の装置は、一般に、スペーサ(spacer)として知らる。GB-A-1565029に典型的な スペーサが開示されている。 分散チャンバを含む吸入装置は、また、上述のような乾燥粉体吸入器のために も開発された。そのような吸入装置の1つが、EP-A-0548152に開示されている。 この装置は、活性物質を含む粉体の貯蔵部(貯蔵部は、吸入装置中に設けられた 乾燥粉体吸入器の一部でも良い)と、分散チャンバとを含む。分散チャンバは、 分散チャンバの体積が最大と最小との間で変えうる可動壁部を有し、活性物質を 含む粉体を分散チャンバ内に吸い上げる。可動壁部は、分散チャンバが負圧にな った場合に動くピストンとして提供される。分散された場合、患者は、フェイス マスク又はマウスピースを通して活性物質を含む粉体を吸入する。 本発明の目的は、活性物質を含む粉体が、このような吸引装置の内部表面上に 蓄積しないことを確実にすることにある。 本発明によれば、分散状態の物質を供給するための吸入装置であって、物質を 送り、分散状態で物質を含む内部表面と、物質が少なくともいくつかの内部壁面 上に蓄積しないことを確実にするために、少なくとも内部表面のいくつかに振動 を発生させるメカニズムと、を含む吸入装置を提供する。 本発明によれば、また、分散状態の物質を供給する吸入装置の内部壁面上に、 物質が蓄積しないことを確実にする方法であって、かかる方法が、そこから物質 を取り除くように内部表面の少なくともいくつかに振動を発生させる工程を含む 方法を提供する。 この方法では、内部表面上に堆積する少量の物質が、吸入チャネル中の空気中 に取り除かれる。好ましくは、振動は、取り除かれた物質が運び去られるように 使用に先立って発生させ、これにより、物質を保持する可能性を最小にする。 好ましくは、振動は、吸入装置の壁に衝突するバネ構成部品を緩めることによ り発生させられる。もちろん、弾性システムを含む他のメカニズムも使用できる が、これらは、より複雑となる。 好ましくは、吸入装置は、収納位置と動作位置との間で移動可能な、分散チャ ンバ及び/又はマウスピースのような構成部品を含み、収納位置と動作位置との 間を構成部品が移動した場合に振動が生じるように、メカニズムは構成部品に結 び付けられる。 この方法では、ユーザ側の他の特別な動作を必要とせずに、物質は自動的に吸 入装置の内部表面から取り除かれる。 好ましくは、構成部品は、その中にフック部分が挿入される、マウスピースの 開口部のような、開口部を有する。フック部分は、それをバネに押しつけるため にメカニズムと結びつき、フックが開口部から離れた場合に、バネの力によって メカニズムが戻り吸入装置の壁に衝突する。 このように、振動は、組み立てが比較的簡単なメカニズムを用いた吸入装置に 、自動的に、確実に、導入される。更には、マウスピースの開口部のような開口 部の使用は、メカニズムを操作するための特別な構成部品の必要を避ける。 本発明の好ましい具体例は、添付された図面のみを参照した例として以下に説 明する。ここで、 図1は、本発明の好ましい具体例にかかる吸入装置の垂直断面図であり、収納 位置を表し、 図2は、収縮した非活動位置にある図1の装置の垂直断面図を表し、 図3は、活動位置にある図1の装置の垂直断面図を表し、 図4は、活動位置にある図1の装置の垂直断面図であり、そこを通る空気流を 模式的に表し、 図5は、変形したマウスピースバルブを組み込んだ図1の装置の垂直断面図で あり、収縮した井活動位置を表し、 図6(a)から図6(c)は、他の変形したマウスピースバルブの構成部品を 表し、 図7(a)は、図1の装置の(図1のI−Iに沿って切断した)水平断面図で あり、収納位置を表し 図7(b)は、図1の装置の(図1のI−Iに沿って切断した)水平断面図で あり、活動位置を表し 図8は、図1の装置の搭載要素のもう1つの接続を表し、 図9は、集めた粉体のもれを防止するために、分散チャンバに、挿入部を合体 させた図1の装置の垂直断面図を表し、 図10(a)から10(b)は、変形された分散チャンバ中の挿入部を表し、 図11(a)から10(d)は、図1の装置のノッカアセンブリの構成部品を 表す。 吸入装置は、その一部に体積を変えうる吸い上げチャンバを形成する第1チャ ンバ2と、固定された体積の第2分散チャンバ3と、を含むハウジング1を含む 。この具体例では、チャンバ2、3は円筒形であるが、他の形状であっても良い 。チャンバ2、3は、互いに軸方向に伸長して動き、その間に流体接続が形成さ れる。 分散チャンバ3は、その上部を覆うふた31を含む。ふた31は、分散チャン バ3から分離された構成部品でも、分散チャンバ3と一体に形成されてもかまわ ない。ふた31は、装置が使用される場合に、ユーザの口に入れられるマウスピ ース32を含む。マウスピース32は、好ましくは、例えば差し込みのような手 段で、ふた31から分離可能となる。この方法では、マウスピース33が、清掃 のために取り外される。ふた31の内側では、吸入チャンバ33が、分散チャン バ33とマウスピース32との間に、これらと流体接合されて配置される。装置 が使用される際には、分散チャンバ3は、(図1に示す)収納位置から、(図3 に示す)活動位置に、動かされる。もし、ユーザが小さい子供の場合、公知の種 類のフェイスマスクがマウスピース32の搭載され、マウスピース32がそのよ うなフェイスマスクと交換されても良い。 一方向バルブ5が、吸入チャネル33に取りつけられる。装置が使用状態で、 ユーザがマウスピース32を通って吸入する場合、バルブ5が開いて、吸入され た空気はその中を通ってユーザの口に入れる。ユーザが吐出した場合、バルブ5 は閉じて、空気が吸入チャンバ33を通って分散チャンバ3に入るのを防止する 。この具体例では、バルブ5はフラップバルブ(flap valve)である。図5は、 変形されたマウスピースバルブ5が取りつけられた装置を示す。図6(a)から 図6(c)は、他の変形されたマウスピースバルブ5の構成部品を示す。バルブ 5は、バルブシート52、隙間53及び軸受54、フラップ55を有する挿入部 5 1を含む。図6(b)及び図6(c)に示すように、フラップ55は、軸受54 に入るためのシャフト56を含み、フラップ55は軸受の周りを自由に回転する ことができる。図6(a)から図6(c)に示されるバルブ5では、挿入部51 がマウスピース32中に取りつけられ、マウスピース32の壁が軸受54を閉じ る。 装置は、更に、搭載及び活動手段6を含み、ハウジング1の集積形成された一 部又は取り外せるように搭載された吸入器7を搭載し、活動させる。この具体例 では、吸入器7は、ターブヘイラ(登録商標)乾燥粉体吸入器であり、第1チャ ンバに隣接したキャビティに設けられる。吸入器7は、吸入チャネルと、吸入さ れる粉体を含む収納チャンバと、用量の粉体を吸入チャネルに供給する用量ユニ ットと、用量ユニットを操作するための回転可能なグリップ部分71と、ユーザ がそこを通して吸入するマウスピース72と、を含む。この具体例では、装置は 、ターブヘイラ(登録商標)乾燥粉体吸入器で形成されたが、この種類の又は類 似種類の他の吸入器の使用も可能であることは明らかである。搭載及び活動手段 6は、以下において更に詳しく説明される。 吸入器7がハウジング1に搭載された場合、吸入器7のマウスピース72は、 実質的にL形状のチャネル8の第1端部を通して分散チャンバ3に接続される。 チャネル8の他の端部は、分散チャンバ3が収縮して回転した場合、即ち、活動 位置にある場合に周囲の壁37に形成された開口部34により、分散チャンバ3 と流体接続されるように配置される。シール81はチャネル8の他の端部に提供 され、装置が収納位置にある場合に、開口部34がチャネル8から離れて配置さ れ、空気固定シールが吸入器7と分散チャンバ3との間に設けられる。 多くの薬理学的に活性な物質は、吸湿性(hydroscopic)である。湿気に対し て敏感であるため、それらの物質は、安定した湿度の環境に保持されなければな らない。吸入器7が、不必要に水分に晒されるのを防止するために、装置が収納 位置にある場合に、吸入器7がその中に配置されたキャビティは、空気固定手段 により、雰囲気からシールされる。このシールは、装置が吸入のために活動する 場合に限り、即ち、分散チャンバ3が活動位置に回転された場合にのみ破られる 。 活動位置の場合、第1チャンバ2に隣接した壁の導入口(図示せず)が開き、そ こを通って空気が吸い込まれる。使用後、分散チャンバ3は回転され、折りたた まれた収納位置に戻され、導入口は閉じられ、空気固定シールが再度達成される 。 上述したように、第1チャンバ2及び分散チャンバ3は、互いに関係して、伸 長して移動できる。チャンバ2、3が互いに移動するのをガイドするガイド要素 が提供されることが好ましい。ガイド要素は、チャンバ2、3の1の表面上のピ ンと、チャンバ2、3の他の表面上に設けられた対応する溝として提供されても 良い。ガイド要素の機能は、装置の操作と関係して、更に以下に説明する。 分散チャンバ3は、第1チャンバ2中に設けられ、その底面35が第1チャン バ2の上面を形成する。第1チャンバ2は、その中に配置されたピストン4を含 み、ピストンは、(図2及び3にそれぞれ示された)収縮された第1位置と、緩 められた第2位置との間を動くことができる。ピストン4は、分散チャンバ3の 底面35と第1チャンバ2の側壁が共に吸出しチャンバを形成し、その体積がピ ストン4の動きにより変化する。ピストン4は、周辺シール41を含み、ピスト ン4の移動の殆どにおいて、第1チャンバ2の周囲の壁に向かって空気固定シー ルを提供する。第1チャンバ2は、更に、分散チャンバ3の底面35とピストン 4との間に配置されたバイアス手段43を含み、バイアス手段43は、ピストン 4が収縮位置から緩められた場合に、ピストンを開放位置に移動させるために適 用される。バイアス手段43は、好ましくは、圧縮されたバネである。ピストン 4は、分散チャンバ3も底面35に形成された溝21にかかる突起部42を含み 、これにより、ピストン4をバイアス手段43の抑える力に対して保持し、ピス トン4を収縮位置に固定する。 この装置は、更に、分散チャンバ3と流体接続された流量調整装置9を含み、 吸入器7を通って吸い込まれる空気の最適な流量プロファイルが達成され、ここ では、流速は、制御された手段で増加し、約60l/min.の最大速度となる。流量 調整装置9は、バネ構成部品、即ち、上述したピストン4とバイアス手段43と の特性を補う。この具体例では、流量調整装置9が流量調整バルブとして形成さ れ、ピストン4に操作可能なように取りつけられている。流量調整装置9は、ス タンドパイプ91と、スタンドパイプ91中に動くように配置された円錐型の針 92を含むニードルバルブとして形成される。スタンドパイプ91は、分散チャ ンバ3の底面35に搭載され、分散チャンバ3の中を上方に延びる。一方向バル ブ93は、スタンドパイプ91の上部に配置され、空気又は気体であってもよい 流体を、スタンドパイプ91に、及び吸い込みチャンバの変化する体積中に流す 。針92は、ピストン4上に設けられ、スタンドパイブ91中に上方に突き出す 。ピストン4の引っ込んだ位置では、針92の全体の長さが、実質的にスタンド パイプ91内に配置される。吸い込みチャンバの体積を増加させるために、ピス トン4が引き込み位置から離されて下方に移動した場合、針92はピストン4と ともに移動し、スタンドパイプ91の外に出る。針92はスタンドパイプ91の 断面を制限し、これにより、その中のバルブの隙間を制限する。スタンドパイプ 91を通って下方に流れるこの空気は、ピストン4の緩めた位置において最も制 限されるが、この制限は、針92がスタンドパイプ91から下方に移動し、第1 チャンバ2に入るのに従って、減少する。最適化された動作では、空気流のプロ ファイルは、装置が使用されたどの時においても同じであるべきである。これは 、スタンドパイプ91と針92の配置により達成される。上述の構造では、装置 を通る空気流の速度、力、及び空気流プロファイルが最適化されている。針92 の形状及び長さ、最適化された吸入空気流が達成できるようになっている。もち ろん、スタンドパイプ91及び針92の他の形や形状も使用することができ、流 量の制限の必要性に合うように提供される。 上述した搭載及び動作手段6は、正方形又は矩形の断面を有し、ハウジング1 の底面に搭載されて、それぞれがピストン4、分散チャンバ3の底面35に形成 された孔44、36を通って第1チャンバ2及び分散チャンバ3中に突き出す。 1の具体例では、レベル61が、シャフト11の下端部に接続されている。図 7(a)及び図7(b)に示すように、少なくとも1の、好ましくは2の更なる レバー62a、62bが、その1の端部において、第1レバー61のそれぞれの 端部に接続されている。更なるレバー62a、62bの他の端部は、回転可能な 吸入器7のグリップ部分71が設けられた搭載要素63に接続されている。更な るレバー62a、62bは、搭載要素63に、その動きが搭載要素63を回転さ せるような方法で接続され、これにより、吸入器7のグリップ領域71もまた回 転する。グリップ部分71の回転は、用量ユニットが吸入チャンバ7の吸入チャ ネルに用量の粉体を供給するために必要な移動に一致する。更なるレバー62a 、62bの長さ及び形状は、グリップ部分71の必要な回転動作により決められ る。 代わりの具体例では、図8に示すように、第1ギア261がシャフト11の下 端部に接続され、第1ギア261は、中間ギア262を介して、搭載要素63に 接続された搭載ギア263に接続される。 装置の操作を以下に述べる。 最初に、装置は(図1に示す)収納位置にあり、分散チャンバ3は第1チャン バ2の中に配置され、マウスピース32はハウジング1に隣接して配置される。 必要な場合に、分散チャンバ3が引っ込められ、即ち、(図2に示される)第1 チャンバ2に対して上昇する。その後に、マウスピース32は、(図3に示す) 動作位置まで、90°角度回転される。この具体例では、マウスピース32は、 分散チャンバ3の一部として固く接続又は形成されたふた31の一部として搭載 又は形成される。マウスピース32の移動は、このように、ロックされた位置か らピストン4を開放する。この具体例では、分散チャンバ3が、水平面内で約9 0°の角度回転するが、回転に必要とされる角度は、単に、レバーアームの配置 や、搭載又は活動手段6のギアの歯数により90°より大きく又小さく変更でき る。これは、吸入チャネルに用量の粉体を提供するためのグリップ部分71の回 転移動が、搭載要素63の必要とされる移動を決めるからである。搭載手段63 は、装置が活動状態にある場合、即ち、分散チャンバ3と付随するマウスピース 32が回転された場合、レバー61、62a、62b又はギア261、262、 263の動作により回転する。 ふた31とマウスピース32が、装置を動作させるために回転する場合、分散 チャンバ3及びピストン4の移動は、シャフト11を介して、第1レバー61又 はギア261に伝えられる。第1レバー61は回転し、この動作を更なるレバー 62a、62bに伝え、第1ギア261はこの動作を更なるギア262、263 に伝え、これらのレバーやギアは、それから、吸入器7の搭載手段63及びグリ ップ部分71を回転させる。 上述のように、吸入器7の搭載又は動作手段6は、マウスピース32が動作位 置に回転した場合に吸入器7のグリップ部分71が回転するように、配置される 。この方法では、吸入される用量の粉体が、吸入器7の吸入チャネルに供給され る。 収納位置では、ピストン4上の突起部42が、分散チャンバ3の底面35中の 溝21のロック位置にロックされる。分散チャンバ3が、第1チャンバ2に対し て上昇した場合、端部分が到達するまで、ピストン4は分散チャンバ3に従って 上昇する。端部分に達した場合、マウスピース32が回転し、チャンバ2、3の 間に配置されたガイド要素が、ピストン4が開放されるように、突起部42を開 放させる。バイアス手段43の押し付ける力により、ピストン4は底面35から 離れて、第1チャンバ内に下方に送られ、これにより、吸い込みチャンバの体積 が即座に増加する。空気が、スタンドパイプ91を通って、分散チャンバ3から 吸い込みチャンバ内に下方に吸いこまれ、分散チャンバ3中に負圧又は真空が形 成される。上述したように、空気導入口がハウジング1の底面に形成され、そこ を通って、吸入器7がその中に設けられたキャビティ中に、空気が吸いこまれる 。吸入器7の周辺を囲んでシール73が提供されることにより、空気の経路のみ が、吸入器7の吸入チャネルを通る。このように、吸入器7の吸入チャネル内に すでに配置された用量の粉体は、吸いこまれ、空気流中の空気と混ぜられる。粉 体を含んだ空気は、チャネル8を介して、分散チャンバ3内に、開口部34を通 って、吸入器7のマウスピース72を通って吸い上げられる。 この具体例では、吸い込みチャンバに入る空気が、分散チャンバ3の体積より 小さくなるように、スタンドパイプ91が組み立てられる。この方法では、相当 の量の粉体は、スタンドパイプ91には入らない。 好ましい具体例では、図9に示すように、分散チャンバ3の底面に集められた 粉体が、そこから、ふた31の吸入チャネル33内に、又はマウスピース内に逃 げるのを防止するための周囲のチャネル3を提供するために、挿入部100を分 散チャネル3中に形成することもできる。好ましくは、挿入部100は、分散チ ャンバ3の底面35に方向に向かったより小さい開口部102を有する円錐台の 形状である。しかしながら、図10(a)に示されたカーブした断面や、図10 (b)に示された棟状の断面にように、開口部102の周りに周囲のチャネルを 提供するような形状も用いることができる。 上述のように、使用に際しては、粉体が吸入器7から吸い上げられ、チャネル 8を通って分散チャンバ3の中に入る。吸入器7から吸い出される物質が、チャ ネル8の表面上で固まることが起き得る。この影響を低減するために、装置は、 更に、装置の各使用に先立ってチャネル8の壁に衝突するノッカアセンブリを含 み、形成した振動の効力により、あらかじめ堆積した粉体を、チャネル8の内面 から取り除く。 ノッカアセンブリの構成部品は、図11(a)から図11(d)に、より詳細 に示されている。ノッカアセンブリは、(図1に示すように)マウスピース32 の開口部内に取りつけるフック要素852を含むフック部材851を含む。フッ ク部材851は、更に、使用に際して、マウスピース32の端部と対向するハウ ジング1との間の隙間内に配置されるリップ853を含む。フック部材851の 下方部分は、それぞれが、スプリング856と噛み合う突出部855を含む2つ のレッグ854を含む。ノックアセンブリは、更に、2つの典型的には平行な拡 張部858とその間のウエブ要素859とにより接続された2つのコイル857 を含むスプリング856を含む。 図1に示すように、収納位置では、フック部材851が、マウスピース32の 開口部内のフック852と、スプリング856の拡張部858の間のレッグ85 4とを備えて配置される。分配チャンバ3が伸縮できるようにハウジング1から 引っ込められた場合、マウスピース32の開口部に噛み合ったフック852は、 フック部材851をハウジング1から引っ張り出す。突出部855は、その後、 スプリング856の拡張部858と噛み合って、スプリング856の弾力的な抵 抗に向かって、拡張部858をたわませる。このように、フック部材851は、 図2に示される位置に移動されるが、もちろん、スプリング856の抵抗によっ てこの場所には残らない。実際、フック部材851は、図2に示す位置に一度到 達し、スプリング856の弾力的な抵抗、又はフック部材851のハウジング1 中ストップとの物理的噛み合わせのいずれかが、フック部材851が更に動くの を防止する。この点で、フック852はマウスピース32の開口部の外にそらさ れ、これにより、フック部材851が開放され、スプリング856が緩み、(図 3に示すように)チャネル8の壁の外部面に向かってウエブ要素859を動かす 。上述のように、この衝撃が、チャネル8の壁の内面に堆積した粉体を取り除く 。 フック部材851は、少し異なった方法で操作するように形成されても良い。 特に、もし、スプリング856の弾性が、適当に選択され、又はスプリング85 6のために止めが形成された場合、レッグ854は、内方にたわみ、フック85 2がマウスピース32の開口部から離される前に、スプリング856の拡張部8 58から突出部855が開放される。この場合、ウエブ要素859は、上述の方 法と同じ方法でチャネル8の壁の外壁を打つ。続いて、マウスピース32が収納 位置に戻った場合、フック部材851がスプリング856の上に押し下げられ、 突出部855が再度、スプリング856の拡張部858の間に噛み合うようにレ ッグ854がたわむ。 最後に、本発明は、その好ましい具体例とともに説明されたが、添付したクレ ームに限定された発明の範囲から離れることなく、多くの異なった方法で変形す ることができるということは、当業者は理解するであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月8日(1999.6.8) 【補正内容】 明細書 吸入装置 本発明は、分散状態で物質を提供するスペーサに関する。 吸入でき、薬学的に活性な物質は、一般に、喘息や慢性気管支炎のような気管 支及び肺領域の病気の治療に用いられる。様々な種類の吸入装置が、この目的の ために使用される。 吸入装置の一つとして、活性物質を含む粉体を多数回の服用できる量だけ収容 した乾燥粉体吸入器がある。EP−A−0069715号及びEP−A−023 7507号には粉体吸入器が開示されており、これらの吸入器は収容部から一回 の服用量の粉末を吸入用の吸入路に供給する回転自在なグリップ部を備えている 。WO−93/03782号には乾燥粉体吸入器が開示されており、この吸入器 は収容部から一回の服用量(用量)の粉末を吸入用吸入路に供給するために、軸 方向に移動自在な服用部材を備えている。上記服用部材は、この服用部材を移動 することにより収容部の粉末に振動を与えるように振動源に連結されている。こ れらの吸入器の操作は、活性物質を含む一回の服用量の粉末を吸い上げるために 利用者が行う吸入によって生じる空気の流れが作られることに依存している。 別の種類の吸入装置は加圧計量式吸入器で、これはフレオン(CFC)等の高 圧推進剤を用いで活性物質を含む一回の服用量を送るようにしている。これらの 吸入器は、乾燥粉体吸入器で必要な約30−60リットル/分の必要吸入量を得 ることが困難な小児及び気管支炎に主に利用されている。これらの吸入器はまた 、特に、環境及び患者の双方に副作用を及ぼすという、多くの既知の欠点がある 。 加圧計量された用量の吸入器により運ばれた薬学的に活性な物質の吸入を促進 するためには、典型的には、2000ml以上で、その中にガス中で浮遊させた活 性物質が運ばれる、相当の体積の分散チャンバを含むスペーサの使用が知られて いる。GB-A-1565029号に典型的なスペーサが開示されている。 スペーサは、乾燥粉体吸入器のためにも開発された。そのようなスペーサの1 つが、EP-A-0548152号に開示されている。このスペーサは、活性物質を含む粉体 を含む貯蔵部(貯蔵部は、スペーサ中に設けられた乾燥粉体吸入器の一部でも良 い)と、分散チャンバとを含む。分散チャンバは、分散チャンバの体積が最大と 最小との間で変えうる可動壁部を含み、用量の粉体を分散チャンバ内に吸い上げ る。可動壁部は、分散チャンバが負圧になった場合に動くピストンとして提供さ れる。分散された場合、患者は、フェイスマスク又はマウスピースを通して活性 物質を含む粉体を吸入する。 本発明の目的は、活性物質を含む粉体が、その内部表面上に蓄積することを防 止する改良されたスペーサを提供することにある。 本発明は、分散状態で物質を提供するスペーサであって、分散状態で物質を供 給し収容する複数の内面と、使用時に吸入される物質が通る開口部を有する出口 と、上記内面に物質が溜まるのを防止するために複数の内面の少なくとも一つに 振動を与えるバイブレータと、第1の位置と第2の位置との間を移動でき、これ ら第1の位置と第2の位置との間を移動するとバイブレータを動作して複数の内 面の少なくとも一つに振動を与えるように連結された構成部材とを備えたスペー サを提供する。 この構成によれば、スペーサの内面に付着した少量の物質が分離される。 バイブレータはスペーサの使用直前に動作され、それにより分離された物質が 除去されるように構成するのが好ましい。これにより、スペーサ内面に物質した まま置かれることがなくなる。 バイブレータは、壁部材に衝撃を与えるスプリング部材を解放することにより 振動が発生するように構成するのが好ましい。当然、構成は多少複雑になるが、 電気的な装置などの他の構成を採用してもよい。 構成部材に開口部を設け、この開口部を介して使用時に物質が吸入されるよう にするのが好ましい。 スペーサは、複数の内面の少なくとも一つに機械的に連結された壁部材を有し 、 バイブレータは、壁部材に隣接して配置された接触部材と接触部材を壁部材に 向けて付勢する弾性部材を有し、 接触部材は、構成部材が第1と第2の位置との間を移動し、弾性部材に駆動さ れて壁部材に衝撃を与えると共に複数の内面の少なくとも一つに振動を与えるよ うに解放されるど弾性部材の付勢力に対抗して構成部材により移動できるように 構成するのが好ましい。 バイブレータは、弾性部材に連結されたフック部材を有し、構成部材が第1と 第2の位置との間を移動すると出口の開口部に係合するフック部材を有するのが 好ましい。 複数の表面は、分散状態で物質を収容する部屋とこの部屋に物質を案内する通 路を有し、壁部材は通路を形成する複数の内面の少なくとも一つに接続されてい るのが好ましい。 出口はマウスピースを有するのが好ましい。 第1の位置で構成部材と共に動作不能で、第2の位置で構成部材と動作可能に 構成するのが好ましい。 このような構成によれば、使用者が特別な行為を行わなくても、物質が自動的 にスペーサ内面から分離される。 本発明の好ましい具体例は、添付された図面のみを参照した例として以下に説 明する。ここで、 図1は、本発明の好ましい具体例にかかるスペーサの垂直断面図であり、収納 位置を表し、 図2は、収縮した非活動位置にある図1のスペーサの垂直断面図を表し、 図3は、活動位置にある図1のスペーサの垂直断面図を表し、 図4は、活動位置にある図1のスペーサの垂直断面図であり、そこを通る空気 流を模式的に表し、 図5は、変形したマウスピースバルブを組み込んだ図1のスペーサの垂直断面 図であり、収縮した非活動位置を表し、 図6(a)から図6(c)は、他の変形したマウスピースバルブの構成部品を 表し、 図7(a)は、図1のスペーサの(図1のI−Iに沿って切断した)水平断面 図であり、収納位置を表し、 図7(b)は、図1のスペーサの(図3のII−IIに沿って切断した)水平断面 図であり、活動位置を表し、 図8は、図1のスペーサの搭載要素のもう1つの接続を表し、 図9は、集めた粉体のもれを防止するために、分散チャンバに、挿入部を合体 させた図1のスペーサの垂直断面図であり、収縮した非活動位置を表し、 図10(a)から10(b)は、変形された分散チャンバ中の挿入部を表し、 図11(a)から11(d)は、図1のスペーサのノッカアセンブリの構成部 品を表す。 スペーサは、その一部に体積を変えうる吸い上げチャンバを形成する第1チャ ンバ2と、固定された体積の第2分散チャンバ3と、を含むハウジング1を含む 。第1チャンバ2は、分散チャンバ3中に負圧又は真空を発生させるピストンメ カニズム4を含み、分散チャンバ3は、空気をそこから取り出すことのみを許容 する一方向バルブ5を含む。この具体例では、チャンバ2、3は円筒形であるが 、他の形状であっても良い。チャンバ2、3は、互いに軸方向に伸長して動き、 その間に流体接続経路が形成される。 分散チャンバ3は、その上部を形成するふた31を含む。ふた31は、分離さ れた構成部品でも、一体に形成されてもかまわない。分散チャンバ3は、更に、 スペーサが使用される場合に、ユーザの口に入れられるマウスピース32を含む 。この具体例では、マウスピース32は、ふた31に取り付けられる。マウスピ ース32は、好ましくは、例えば差し込みのような手段で、ふた31から分離可 能となる。この方法では、マウスピース32が、清掃のために取り外される。ふ た31は、流体接合経路にマウスピース32を提供する分散チャネル33を形成 する。ユーザが小さい子供の場合、公知の種類のフェイスマスクがマウスピース 32に搭載され、又は、マウスピース32がそのようなフェイスマスクと交換さ れても良い。分散チャンバ3は、第1チャンバ2に中に、その底面34が第1チ ャンバ2の上面を形成するように配置される。スペーサが使用される際には、分 散チャンバ3は、(図1に示す)収納位置から、(図3に示す)活動位置に、動 か される。 ピストンメカニズム4は、引っ込めた第1の位置と解放された第2の位置(図 2と図3にそれぞれ示す。)との間を移動可能なピストン41と、バイアス部材 42を有する。ピストン41、分散チャンバ3の底部壁34、及び第1チャンバ 2の周壁21が一緒になって吸い込みチャンバを形成しており、この吸い込みチ ャンバの大きさがピストン41の移動に応じて変化するようにしてある。ピスト ン41は、このビストン41が移動する際に第1チャンバ2の周囲の壁21を気 密シールする周囲のシール部43を有する。バイアス要素42は、分散チャンバ 3の底壁34とピストン41との間の第1チャンバ2に配置されており、ピスト ン41が引っ込み位置から解放されたときに、該ピストンを解放位置に移動させ るために設けてある。バイアス要素42としては圧縮スプリングが好ましい。ピ ストン41は、分散チャンバ3の底壁34に設けた溝35に係合する突起部44 を有し、これによ、りピストン41がバイアス要素42のバイアスに対抗してピ ストン41を保持すると共にこのピストン41を引っ込み位置に固定する。 この具体例では、マウスピース32中に配置された一方向バルブ5が、吸入時 に開いて、吸入された空気をそこを通ってユーザの口に導き、そして、排気時に 閉じて、排気された空気が分散チャンバ3に入るのを防止するように形成される 。この具体例では、バルブ5はフラップバルブ(flap valve)である。図5は、 変形されたマウスピースバルブ5が取りつけられたスペーサを示す。図6(a) から図6(c)は、第2の変形されたマウスピースバルブ5の構成部品を示す。 バルブ5は、バルブシート52、隙間53及び軸受54、フラップ55を含む、 挿入部51を含む。図6(b)及び図6(c)に示すように、フラップ55は、 軸受54に入るためのシャフト56を含み、フラップ55は軸受54の周りを自 由に回転することができる。第2の変形されたバルブ5では、挿入部分51がマ ウスピース中に取り付けられた場合に、マウスピース32の壁がベアリング54 を閉じる。 スペーサは、更に、搭載及び活動手段6を含み、ハウジング1の集積形成され た一部又は取り外せるように搭載された吸入器7を搭載し、活動させる。この具 体例では、吸入器7は、ターブヘイラ(登録商標)乾燥粉体吸入器であり、第1 チャンバに隣接したキャビティに設けられる。吸入器7は、吸入チャネルと、吸 入される粉体を含む収納部と、用量の粉体を吸入チャネルに供給する用量ユニッ トと、用量ユニットを操作するための回転可能なグリップ部分71と、ユーザが そこを通して吸入するマウスピース72と、を含む。この具体例では、装置は、 ターブヘイラ(登録商標)乾燥粉体吸入器で形成されたが、この種類の又は類似 種類の他の吸入器の使用も可能であることは明らかである。搭載及び活動手段6 は、以下において更に詳しく説明される。 吸入器7がハウジング1に搭載された場合、吸入器7のマウスピース72は、 実質的にL形状のチャネル8の第1端部を通して分散チャンバ3に流体接続され る。チャネル8の他の端部は、分散チャンバ3が収縮して回転した場合、即ち、 活動位置にある場合、周囲の壁37に形成された開口部36により、分散チャン バ3と流体接続されるように形成される。シール81はチャネル8の他の端部に 提供され、スペーサが収納位置にある場合に、分散チャンバ3の周囲の壁37の 開口部36がチャネル8から離れて配置され、空気固定シールが吸入器7と分散 チャンバ3との間に設けられる。 多くの薬理学的に活性な物質は、湿気に対して敏感である。このため、それら の物質は、安定した湿度の環境に保持されなければならない。吸入器7が、不必 要に水分に晒されるのを防止するために、スペーサが収納位置にある場合に、吸 入器7がその中に配置されたキャビティは、空気固定手段により、雰囲気からシ ールされる。このシールは、スペーサが吸入のために活動する場合に限り、即ち 、分散チャンバ3が活動位置に回転された場合にのみ破られる。活動位置の場合 、第1チャンバ2に隣接したハウジング1の入口(図示せず)が開き、そこを通 って空気が吸い込まれる。使用後、分散チャンバ3は回転され、折りたたまれた 収納位置に戻され、導入口は閉じられ、空気固定シールが再度達成される。 上述したように、第1チャンバ2及び分散チャンバ3は、互いに関係して、伸 長して移動できる。チャンバ2、3が互いに移動するのをガイドするガイド要素 が提供されることが好ましい。ガイド要素は、チャンバ2、3の1の表面上のピ ンと、チャンバ2、3の他の表面中に設けられた対応する溝として提供されても 良い。ガイド要素の機能は、スペーサの操作と関係して、更に以下に説明する。 このスペーサは、更に、分散チャンバ3と流体接続された流量調整装置9を含 み、吸入器7を通って吸い込まれる空気の最適な流量プロファイルが達成され、 ここでは、流速は、制御された手段で増加し、約60l/min.の最大速度となる。 流量調整装置9は、バネ構成部品、即ち、上述したピストン41とバイアス要素 42との特性を補う。この具体例では、流量調整装置9が流量調整バルブとして 形成され、ピストン41に操作可能なように取りつけられている。流量調整装置 9は、スタンドパイプ91と、スタンドパイプ91中に動くように配置された円 錐型の針92を含むニードルバルブとして形成される。スタンドパイプ91は、 分散チャンバ3の底面34に搭載され、分散チャンバ3の中を上方に延びる。ス タンドパイプ91は、一方向バルブ93を、その上部に含み、典型的には空気で ある流体を、スタンドパイプ91に、及び吸い込みチャンバの変化する体積中に 流す。針92は、ピストン41上に設けられ、スタンドパイプ91中に上方に突 き出す。ピストン41の引っ込んだ位置では、針92の全体の長さが、実質的に スタンドパイプ91内に配置される。吸い込みチャンバの体積を増加させるため に、ピストン41が引き込み位置から離されて下方に移動した場合、針92はピ ストン41とともに移動し、スタンドパイプ91の外に出る。針92はスタンド パイプ91の断面を制限し、これにより、その中のバルブの隙間を制限する。ス タンドパイプ91を通って下方に流れるこの空気は、ピストン41の緩めた位置 において最も制限されるが、この制限は、針92がスタンドパイプ91から下方 に移動し、第1チャンバ2に入るのに従って、減少する。最適化された動作では 、空気流のプロファイルは、スペーサが使用されたどの時においても同じである べきである。これは、スタンドパイプ91と針92の配置により達成される。上 述の構造では、スペーサを通る空気流の速度、力、及び空気流プロファイルが最 適化されている。針92の形状及び長さ、最適化された吸入空気流が達成できる ようになっている。もちろん、スタンドパイプ91及び針92の他の形や形状も 使用することができ、流量の制限の必要性に合うように提供される。 好ましい具体例では、上述した搭載及び動作手段6は、正方形又は矩形の断面 を有し、ハウジング1の底面に搭載されて、それぞれがピストン41、分散チャ ンバ3の底面34に形成された孔45、38を通って第1チャンバ2及び分散チ ャンバ3中に突き出すシャフト61を含む。 1の具体例では、レバー62が、シャフト61の下端部に接続されている。図 7(a)及び図7(b)に示すように、少なくとも1の、好ましくは2の更なる レバー63a、63bが、その1の端部において、第1レバー62のそれぞれの 端部に接続されでいる。更なるレバー63a、63bの他の端部は、回転可能な 吸入器7のグリップ部分71が設けられた搭載要素64に接続されている。更な るレバー63a、63bは、搭載要素64に、その動きが搭載要素64を回転さ せるような方法で接続され、これにより、吸入器7のグリップ領域71もまた回 転する。グリップ部分71の回転は、用量ユニットが吸入チャンバ7の吸入チャ ネルに用量の粉体を供給するために必要な移動に一致する。更なるレバー63a 、63bの長さ及ぴ形状は、グリップ部分71の必要な回転動作により決められ る。 代わりの具体例では、図8に示すように、第1ギア162がシャフト61の下 端部に接続され、第1ギア162は、中間ギア163を介して、搭載要素64に 接続された搭載ギア164に接続される。 スペーサの操作を以下に述べる。 最初に、スペーサは(図1に示す)収納位置にあり、分散チャンバ3は第1チ ャンバ2の中に配置され、マウスピース32はハウジング1に隣接して配置され る。必要な場合に、分散チャンバ3が引っ込められ、即ち、(図2に示される) 第1チャンバ2に対して上昇する。その後に、分散チャンバ3は、(図3に示す )動作位置まで、90°角度回転される。分散チャンバ3の回転は、ピストン4 1をロック位置から開放する。この具体例では、分散チャンバ3が、水平面内で 約90°の角度回転するが、回転に必要とされる角度は、単に、レバー62、6 3a、63b又はギア162、163、164の配置や搭載により90°より大 きくヌ小さく変更できる。これは、吸入チャネルに用量の粉体を提供するための グリップ部分71の回転移動が、搭載要素64の必要とされる移動 を決めるからである。搭載手段63は、スペーサが活動状態にある場合、即ち、 分散チャンバ3と付随するマウスピース32が回転された場合、レバー62、6 3a、63b又はギア162、163、164の動作により回転する。 分散チャンバ3が、スペーサを動作させるために回転される場合、この回転は 、シャフト61を介して、第1レバー62又はギア162に伝えられる。第1レ バー62は回転し、この動作を更なるレバー63a、63bに伝え、第1ギア0 62はこの動作を更なるギア163、164に伝え、これらのレバー63a、6 3b又はギア163、164は、それから、吸入器7の搭載手段64及びグリッ プ部分71を回転させる。 上述のように、吸入器7の搭載又は動作手段6は、分散チャンバ3が動作位置 に回転した場合に吸入器7のグリップ部分71が回転するように、配置される。 この方法では、吸入される用量の粉体が、吸入器7の吸入チャネルに供給される 。 収納位置では、ピストン41上の突起部44、分散チャンバ3の底面34中の 溝35のロック位置にロックされる。分散チャンバ3が、第1チャンバ2に対し て上昇した場合、上端部分に到達するまで、ピストン41は分散チャンバ3に従 って上昇する。上端部分に達した場合、分散チャンバ3が回転し、チャンバ2、 3の間に配置されたガイド要素が、ピストン41上の突起部44が分散チャンバ 3の底面34の溝35から開放され、ピストン41を開放させる。バイアス要素 42の押し付ける力により、ピストン41は分散チャンバ3の底面34から離れ て、第1チャンバ2内に下方に送られ、これにより、吸い込みチャンバの体積が 即座に増加する。空気が、スタンドパイプ91を通って、分散チャンバ3から吸 い込みチャンバ内に下方に吸いこまれ、分散チャンバ3中に負圧又は真空が形成 される。上述したように、空気導入口がハウジング1の底面に形成され、そこを 通って、吸入器7がその中に設けられたキャビティ中に、空気が吸いこまれる。 吸入器7の周辺を囲んでシール73が提供されることにより、空気の経路のみが 、吸入器7の吸入チャネルを通る。このように、吸入器7の吸入チャネル内にす でに配置された用量の粉体は、吸い込まれ、空気流中の空気と混ぜられる。粉体 を含んだ空気は、チャネル8を介して、吸入器7のマウスピース72を通って吸 い 上げられ、その周囲に壁37の開口部36を通って、分散チャンバ3に入る。 この具体例では、吸い込みチャンバに入る空気が、分散チャンバ3の体積より 小さくなるように、流量調整装置9のスタンドパイプ91が組み立てられる。こ の方法では、相当の量の粉体は、スタンドパイプ91には入らない。 好ましい具体例では、図9に示すように、分散チャンバ3の底面に集められた 粉体が、そこから、ふた31の吸入チャネル33内に、又はマウスピース32内 に逃げるのを防止するための周囲のチャネル3を提供するために、挿入部10を 分散チャネル3中に形成することもできる。好ましくは、挿入部10は、分散チ ャンバ3の底面34に方向に向かったより小さい開口部102を有する円錐台の 形状である。しかしながら、図10(a)に示されたカーブした断面や、又は図 10(b)に示された棟状の断面にように、開口部102の周りに周囲のチャネ ルを提供するような形状も用いることができる。 上述のように、使用に際しては、粉体が吸入器7から吸い上げられ、チャネル 8を通って分散チャンバ3の中に入る。吸入器7から吸い出される物質が、チャ ネル8の表面上で固まることが起き得る。この影響を低減するために、装置は、 更に、スペーサの各使用に先立ってチャネル8の壁に衝突するノッカアセンブリ を含み、形成した振動の効力により、あらかじめ堆積した粉体を、チャネル8の 内面から取り除く。 ノッカアセンブリの構成部品は、図11(a)から図11(d)に、より詳細 に示されている。ノッカアセンブリは、(図1に示すように)マウスピース32 の開口部内に取りつけるフック要素852を含むフック部材851を含む。フッ ク部材851は、更に、使用に際して、マウスピース32の端部と対向するハウ ジング1との間の隙間を満たすように形成されたリップ853を含む。フック部 材851は、それぞれが、外部に飛び出した突出部855を含む2つのレッグ8 54を含む。ノックアセンブリは、更に、2つの典型的には平行な拡張部858 とその間のウエブ要素859とにより接続された2つのコイル857を含むスプ リング856を含む。スプリング856の拡張部858は、フック部剤851の レッグ854に隣接するように配置され、フック部材851のレッグ854上の 突出部855が、スプリング856の拡張部858と噛み合うように用いられる 。 図1に示すように、収納位置では、フック部材851が、マウスピース32の 開口部内のフック852と、スプリング856の拡張部858の間のレッグ85 4とを備えて配置される。分配チャンバ3が伸縮できるようにハウジング1から 引っ込められた場合、マウスピース32の開口部に噛み合ったフック部材851 のフック要素852は、フック部材851をハウジング1から引っ張り出す。フ ック部材851の上方への移動により、フック部材851のレッグ854上の突 出部855は、スプリング856の拡張部858と噛み合って、スプリング85 6の弾力的な抵抗に向かって、拡張部858をたわませる。このように、フック 部材851は、図2に示される位置に移動されるが、もちろん、スプリング85 6の抵抗によってこの場所には残らない。実際、フック部材851は、図2に示 す位置に一度到達し、スプリング856の弾力的な抵抗、又はフック部材851 のハウジング1中ストップとの物理的噛み合わせのいずれかが、フック部材85 1が更に動くのを防止する。この点で、フック部材851のフック要素852は マウスピース32の開口部の外にそらされ、これにより、フック部材851が開 放され、スプリング856が緩み、(図3に示すように)チャネル8の壁の外部 面に向かってウエブ要素859を動かす。上述のように、この衝撃が、チャネル 8の壁の内面に堆積した粉体を取り除く。 他の具体例では、フック部材851は、少し異なった方法で操作するように形 成されても良い。特に、もし、スプリング856の弾性が、適当に選択され、又 はスプリング856のために止めが形成された場合、フック部材851のレッグ 854は、内方にたわみ、フック852がマウスピース32の開口部から離され る前に、スプリング856の拡張部858から突出部855が開放される。この 場合、スプリング856のウエブ要素859は、上述の方法と同じ方法でチャネ ル8の壁の外壁を打つ。続いて、分散チャンバ3が収納位置に戻った場合、フッ ク部材851がスプリング856の上に押し下げられ、突出部855が再度、ス プリング856の拡張部858の間に噛み合うようにフック部材851のレッグ 854がたわむ。 最後に、本発明は、その好ましい具体例とともに説明されたが、添付したクレ ームに限定された発明の範囲から離れることなく、多くの異なった方法で変形す ることができるということは、当業者は理解するであろう。 請求の範囲 1. 分散状態で物質を提供するスペーサであって、 分散状態で物質を供給し収容する複数の内面と、 使用時に吸入される物質が通る開口部を有する出口と、 上記内面に上記物質が溜まるのを防止するために上記複数の内面の少なくとも 一つに振動を与えるバイブレータと、 第1の位置と第2の位置との間を移動でき、これら第1の位置と第2の位置と の間を移動すると上記バイブレータを動作して上記複数の内面の少なくとも一つ に振動を与えるように連結された構成部材とを備えたスペーサ。 2. 上記構成部材は、使用時に吸入される物質が通る上記出口を有する請求項 1のスペーサ。 3. 上記複数の内面の少なくとも一つに機械的に連結された壁部材を有し、 上記バイブレータは、上記壁部材に隣接して配置された接触部材(859)と 上記接触部材(859)を上記壁部材に向けて付勢する弾性部材(856)を有 し、 上記接触部材(859)は、上記構成部材が第1と第2の位置との間を移動し 、上記弾性部材(856)に駆動されて壁部材に衝撃を与えると共に上記複数の 内面の少なくとも一つに振動を与えるように解放されると上記弾性部材(856 )の付勢力に対抗して上記構成部材により移動できるように構成されている請求 項1又は2のスペーサ。 4. 上記バイプレータは、上記弾性部材(856)に連結されたフック部材( 851)を有し、上記構成部材が第1と第2の位置との間を移動すると上記出口 の開口部に係合するフック部材(852)を有する請求項3のスペーサ。 5. 上記複数の表面は、分散状態で上記物質を収容する部屋(3)と上記部屋 (3)に上記物質を案内する通路(8)を有し、上記壁部材は通路(8)を形成 する複数の内面の少なくとも一つに接続されている請求項3又は4のスペーサ。 6. 上記出口はマウスピース(32)を有する請求項1から5のいずれかのス ペーサ。 7. 上記第1の位置で構成部材と共に動作不能で、上記第2の位置で構成部材 と動作可能に構成された請求項1から6のいずれかのスペーサ。 【図1】【図2】【図3】【図4】【図5】【図6】【図7】【図8】【図10】 【図9】【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.分散状態の物質を供給するための吸入装置であって、 上記物質を送り、上記物質を分散状態で含む内部表面と、 物質が、上記内部壁面の少なくともいくつかに堆積しないことを確実にするた めに、少なくとも上記内部表面のいくつかに振動を発生させるメカニズムと、を 含む吸入装置。 2.更に、収納位置と動作位置との間で移動可能な構成部品を含み、上記メカニ ズムが、上記収納位置と上記動作位置との間を構成部品が移動した場合に振動が 生じるように、上記メカニズムが上記構成部品に結び付けられた請求項1の吸入 装置。 3.上記構成部品が、分散状態で含まれた上記物質が、使用に際して、そこを通 って吸入されるマウスピースを含む請求項2の吸入装置。 4.上記構成部品が、開口部を形成する壁を含み、上記メカニズムが、上記開口 部を形成する壁の1つと噛み合い、上記構成要素が上記収納位置と上記動作位置 との間を移動する場合に上記壁の1つにより動かされるフック部分を含む、請求 項2又は3の吸入装置。 5.更に、上記内部表面の少なくともいくつかと機械的に接続された内壁を含み 、上記メカニズムが、 弾性部分と、 上記内壁に隣接し、上記弾性部分に接続されたノッカ部分であって、上記構成 部品が上記収納位置と上記動作位置との間を動く場合に、上記構成部品により、 上記弾性部分のバイアスに向かって動かされる上記ノッカ部分と、 上記弾性部分が、上記内壁に衝突して上記内部表面の少なくともいくつかに振 動を発生させるために、上記弾性部分が上記ノッカ部分を叩くように、上記ノッ カ部分を緩めるゆるめ部分と、を含む請求項2から4のいずれかの吸入装置。 6.更に、分散状態で上記物質を含むチャンバと、上記物質を上記チャンバに導 くチャネルを形成する表面を有する壁と、を含み、 上記壁が、上記内壁と、上記内部表面の少なくともいくつかを含むチャネルを 形成する上記表面と、を含む上記チャネルを形成する請求項5の吸入装置。 7.上記弾性部分及ぶ上記ノッカ部分が集積形成され、上記弾性部分が、上記ノ ッカ部分を上記構成部品に機能的に作用するように接続するフックを含み、上記 構成部品が上記収納位置以外の位置にある場合に、上記フックが、上記機能的に 作用している接続を緩める請求項5又は6の吸入装置。 8.分散状態の物質を供給する吸入装置の内部壁面上に、物質が蓄積しないこと を確実にする方法であって、 そこから物質を取り除くように、上記内部表面の少なくともいくつかに振動を 発生させる工程を含む方法。 9.上記振動を発生させる工程が、上記吸入装置のそれぞれの使用の直前に行わ れる請求項8の方法。
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