JPH06504223A - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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JPH06504223A JP5504000A JP50400092A JPH06504223A JP H06504223 A JPH06504223 A JP H06504223A JP 5504000 A JP5504000 A JP 5504000A JP 50400092 A JP50400092 A JP 50400092A JP H06504223 A JPH06504223 A JP H06504223A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸入器 本発明は医療技術に関し、方法の独立請求項の上位概念に記載した、特に粉末状 吸入薬剤を配量するための方法と、装置の独立請求項の上位概念に記載した、こ の方法を実施するための吸入器に係わる。
吸入は、例えば気道や肺に薬を吸収させるために知られた方法である。この目的 のために、いろいろな吸入器が市販されている。この吸入器により、液状または 粉末状の薬剤が口腔内または口腔の手前に圧力また駆動ガスによって噴霧され、 吸入によって気道に入る。その際、薬剤の効果的な1服量は、吸入器内で供され る1服量の大きさに依存するだけてなく、粒子の大きさや吸入の強さにも依存す る。粒子が大きければ大きい程、薬剤は吸入流れから口腔内に落下し、気道に達 しない。患者によって発生する吸入流れが弱ければ弱いほど、多くの粒子が吸入 流れから口腔内に落下する。
吸人当たりの有効収量を一定に保つためには、吸入器を適当に設計することによ り、先ず第4に、吸人当たりに薬剤の一定の収量が供され、第2に、吸入流れ内 の薬剤の粒子の大きさができるだけ一定に保たれ、第3に、患者が一定の力で吸 入を行うようにする。これは例えば、本願出願人のスイス国特許出願第0250 0/90−4号明細書に記載された吸入器によって達成される。この吸入器は液 状の溶解または浮遊した薬剤の貯蔵容器を備えている。手動操作によって、この 貯蔵容器から所定の1服量がノズルによって吸入通路に噴霧される。患者が調節 可能な吸入力で吸引するときにのみ、すなわち配量された薬剤の充分な量を患者 の気道の方へ加速するために、患者が吸入通路内でその口腔の方へ充分な強さの 空気流れを発生するときにのみ、阻止機構によって配量と噴霧が可能である。
このスイス国特許出願明細書に記載された方法と吸入器は、液状薬剤に制約され る。すなわち、固体の薬剤が溶剤や駆動ガスに溶けるかまたは浮遊するときにの み使用可能である。
本発明の課題は、溶剤や駆動ガスを用いないで、粉末状の薬剤が吸入のために患 者によって発生した吸入流れ内で配量される方法と吸入器を提供することである 。その際、薬剤はできるだけ均一に吸入流れ内に分散しなければならない。配量 は患者によって手動で行われ、しかも1回の操作で1服量が配量され、その結果 吸人当たり1服量だけが配量されるように吸引を制御することが患者にとって簡 単になるようにすべきである。
この課題は、方法の独立請求項に記載した、吸入薬剤、特に粉末状薬剤を配量す るための本発明による方法と、装置の独立請求項に記載した本発明による吸入器 によって解決される。
本発明による方法では、吸入によって発生する空気流れ(吸入流れ)が吸入通路 の中を案内され、吸入器の構造によって生じる置場の渦が吸入流れ内で薬剤を均 一に分散させるように、薬剤の1服量か貯蔵容器から吸入通路に移される。置場 は吸入流れ内を案内され下流側に渦を発生ずるる障害物によって生じる。置場の 範囲のこの下流側において、薬剤の1服量が吸入流れに取り込まれる。その際、 粉末状の薬剤であると、その前の振動によって粉末は流動しやすくなっており、 それによって容易にかつてきるだけ同じ大きさの粒子の形態で、渦を巻いた吸入 流れによって捕らえられる。液状の溶解または浮遊した薬剤の場合には、渦を巻 いた空気流れ内に圧力によって噴霧される。
吸入時に充分な強さの空気流れを保証するために、本発明による吸入器は阻止機 構を備えている。この阻止機構は、吸入によって吸入器内に発生した吸入流れが 成る強さに達したときにのみ、配量を開始する。吸入器は、配量のために必要な 吸入流れの強さが患者によって調節できるように形成されている。このような阻 止機構の利点は、本願出願人の前記のスイス国特許出願の明細書に詳細に記載さ れている。この出願はここでは公知であると仮定する。
阻止機構を持たない吸入器の実施形は、強い吸入流れの発生を要求されない患者 や、配量や吸入の開始の調整を要求されない患者のために役立つ。この吸入器の 場合には、配置の開始は、吸入器の吸入穴から閉鎖キャップを離すことに関連し て行われる。キャップが再び吸入穴に装着され、新たに開放されるときに初めて 、次の配量が可能になる。それによって、患者は吸入あたり1服量だけを配量す ることになる。
本発明による方法と本発明による吸入器を、次の図に基づいて詳細に説明する。
その際、 図1は吸入流れ内での配量のための方法原理を示す図、図2は指操作装置と阻止 機構を備えた本発明による吸入器の実施例の停止位置を示す断面図、 図3は図2の吸入器の配量位置、すなわち吸入のために1服量を提供する状態を 示す断面図、 図4は、レバー操作装置を備えた本発明による吸入器の他の実施例の停止状態の 断面図、 図5は、図4に示した吸入器の配量状態を示す図、図6は、配量部に作用連結さ れた閉鎖キャップを備え、阻止機構を備えていない本発明による吸入器の他の実 施例の停止状態を示す断面図、図7は図6に示した吸入器の配量状態を示す図、 図8と図9は、閉鎖キャップを備えた本発明による吸入器の他の実施例(停止位 状態と配量状態)を示す図、 図1Oと図11は図8と図9と同様に、本発明による吸入器の他の実施例を示す 図、 図12と図13は図8と図9と同様に、本発明による吸入器の他の実施例を示す 図、 図14は薬剤を振動させるための装置部分の他の実施例を示す図、図15は配量 要素を戻すための装置部分の他の実施例の停止位置を示す図、図161図17お よび図18は、図12と図13の吸入器のための貯蔵容器の他の実施例を示す図 、 図19と図20は貯蔵容器内の充填レベル表示のための異なる実施例を示す図、 図21と図22は、噴霧によって吸入流れ内で配量を行う本発明による吸入器の 実施例を示す図、 図23と図25は本発明による吸入器の他の実施例の停止位置または配量位置を 示す断面図、 図24と図26はそれぞれ図23と図25の吸入器の平面図、図26Aは、図2 3と図25に示した吸入器の吸い口と反対の側の後側部分を示す図、 図27は本発明による吸入器の他の実施例を示す図、図28は図27の吸入器の 半分の分離面を見た図、図29〜34は、図23〜26に示した本発明による吸 入器の吸い口片の異なる実施例を示す詳細図、 図35〜37は本発明による吸入器の吸い口片範囲のいろいろな変形を示す詳細 図、 図38〜40は配量窪みのいろいろな実施例を示す詳細図、図41〜43は本発 明による吸入器の貯蔵容器の異なる実施例を示す詳細図、図44〜47は本発明 による吸入器の配量要素と貯蔵容器の間のシールのいろいろな実施例を示す詳細 図、 図48〜50は空気流れ内での振動発生のいろいろな例を示す詳細図、図51〜 55は本発明による吸入器内での機械的な振動発生の例を示す詳細図である。
図1は、吸入によって発生する空気流れを略示している。この空気流れ内では、 例えば円筒状障害物Wが流れ方向に対して垂直に突出している。流れ方向におい て障害物の背後に、置場が生じる。この置場の渦は配量窪みD内にある物質を洗 い流す。そして物質は空気流れによって障害物から運び去られる。流れ方向に対 して直角な障害物の面積が流れ方向において急激に縮小すればするほど、障害物 の背後で渦が強く発生する。図に示すように、円筒状障害物は、例えば流れ方向 に対して垂直に延びる後側の面を備えた障害物よりも、渦の発生は少ない。更に 、円筒状障害物は他の形の障害物と比べて、障害物と相対的に動く貯蔵容器に対 して容易にシールすることができるという利点と、本発明による配量機構のため に利用可能であるという利点がある。
図2.3は本発明による吸入器の実施例を示している。この吸入器は、使用者が ある程度強く吸い込むときにのみ、薬剤を配量することができる装置である。
重力方向に傾斜した通路内の球が阻止機構として使用される。球はその停止位置 (吸入流れがないかあるいは吸入流れが弱い)て配量動作を阻止する。吸入流れ が充分に強い場合には、通路内で球が動き、それによって配量を可能にする。
図2,3による吸入器は実質的に、吸入部]と配量部2とからなっている。吸入 部は吸入によって発生した空気流れを通路で案内するために役立つ。この吸入部 は図2,3に示した実施例では、既に述べた阻止機構3を備えている。この阻止 機構は同じ空気流れによって作動する。配量部2は、吸入のための薬剤1服量を 吸入通路内に入れるために役立つ。それによって、薬剤は吸入流れによって患者 の気道内に運ばれる。配量部2は特に粉末状の薬剤のための貯蔵容器21と、配 量機構22を備えている。
吸入部lは吸入通路11を備えている。この吸入通路の患者側の端部は吸い口1 2によって形成され、他方の端部は好ましくは吸入通路11に対して狭くなって いる空気流入通路13によって形成されている。患者はその口を吸い口11に当 てて吸い込むことにより、空気流入通路13から吸い口12へ吸入通路11を通 って空気流れを発生する。
吸入部lは他の通路、すなわち球を含む通路14を備えている。この通路は吸い 口12の近(においてその接続出口15が吸入通路11に開口し、球16を含ん でいる。球を含む通路14は、吸入器が吸入にとって正しい位置(図2,3に示 す位lIりにあるときに、接続出口15から重力の方向へ傾斜するよう延びてい る。球を含む通路14は空気流入口17または17′によって形成されている。
球16の直径と球を含む通路14の直径は、球16が球を含む通路14内で自由 に動くことができるように互いに調和選定されている。しかし、接続出口15と 空気流入口17(または17′)は、球16が通路14内に保持されるよう縮小 している。
吸入器が吸入位置に保持されると、球16は重力によって球を含む通路14の下 側の端部の方へ移動する(図1の停止位り。吸入によって吸入通路ll内に空気 の流れLが生じると、同時に、球を含む通路14を経て空気流れL′が発生する 。この空気流れはそれが充分な強さであると、球16を通路14の下側端部から 上側端部の方へ駆動する(図2の配量位置)。球16が球を含む通路14の下側 端部から離れると、配量機構22のキ一部分23が下方へ動き、配量を可能にす る。このキ一部分の端部は対応する穴18を通って球を含む通路14の範囲に達 している。
貯蔵容器21は吸入通路IIの上方において吸入部の対応するガイド14内に配 置され(吸入器の吸入位置)、その下端に、吸入通路11に開口する出口24を 備えている。貯蔵容器は好ましくはこの出口の方へ狭くなっている。出口24を 通って延びかつ貯蔵容器の外方から移動させることができる配量要素25は、そ の下端に配量窪み26を備えている。配量要素25は出口24と調和し、この出 口を通って制限されて移動可能であり、それによって、出口24を常にシールし 、配量要素25の一方の端位置て配量窪み26が貯蔵容器21の内側に位置しく 停止位ft)、他方の端位置て貯蔵容器21の外側て吸入通路11内に位置する (配量位置)。キ一部分23は貯蔵容器21の外側て配量要素25の下端に固定 されている。キ一部分は既に述べたように、穴18を通って球16の範囲に達し 、球16の位置に応して配量を阻止するかまたは阻止しない。
配量窪み26は配量要素25上で次のように位置決められている。すなわち、吸 入通路11内て配量要素25の下流側に向くよう、すなわち吸い口12の方へ向 くように位置決めされている。配置窪み26は、その全部が吸入流れの渦によっ て洗い流されるよう、すなわちできるだけ浅く、幅が狭いかまたは尖っていて容 易に接近できる範囲となるよう形成されている。配量要素の内面領域と連続する 表面によって決まる配量窪みの容積は、吸入のために必要な薬剤1服量を受け入 れることができるように定められている。
配量要素25は出口24内て支承要素33に支承されている。この支承要素33 は同時に、貯蔵容器のシールとしての働きをし、貯蔵容器21がら配量窪み26 内へ移される薬剤1服量を、所定の容量を有するよう、貯蔵薬剤から分離する。
既に述べたように、配量要素25が円筒状であれば、支承要素33の3重の機能 はリング状シールによって簡単に実施される。このシールは横断面が長方形であ ると有利であるが、例えば上下に配置された21[11の0−リングがらなって いてもよい。
貯蔵容器21は上側がカバー27によって閉鎖されている。このカバーは出口2 4に対向するカバー穴28を備えている。配置要素25がこのカバー穴を通過し ているので、このカバー穴を閉鎖している。カバー穴28を通過している配量要 素25の部分が出口24を通過している部分よりも小さな直径を存すると有利で ある。配量要素25はカバー穴28においても支承要素33′によって支承され ている。この支承要素は同時に貯蔵容器のシールとしての働きをする。カバー穴 28から延びる配量要素25の部分は好ましくは円筒状に形成されている。それ によって、支承要素33′として、適当な0−リングまたは同等のシール手段を 使用することができる。
配量要素25の上端に成形された頭部分29は例えば弾性要素に固定連結されて いる。配量要素25は弾性要素の弾性力によって重力に抗して停止位置に保持さ れ、かつ停止位置に戻るよう駆動される。弾性要素は例えば半球状の弾性ベロー ズ30である。このベローズはカバー27上に固定連結されであるいは拘束され ずに載るように設けられ、その内側に係合部分31を備えている。この保合部分 には、同様に係合部分としてして形成された頭部分29が固定連結されている。
指によってベローズ30を吸入通路11の方へ押すことにより、配量要素25が 操作され、それによってベローズ30が圧縮される。指の押圧力が弱まるや否や 、ベローズはその元の形に戻るので、配量要素25は停止位置へ戻される。
配量要素25の運動は例えばキ一部分23によって制限される。このキ一部分は 一方では、吸入通路11の底壁に近接し、他方では貯蔵容器21の底壁に近接し ている。
薬剤は好ましくは粉末である。従って、貯蔵容器21の内部は、薬剤が出口24 の方へ容易に流れるように形成されている。そのために、貯蔵容器の底壁と配量 要素直径縮小部を下方へ斜めに傾斜させることにより、貯蔵容器内部の底に水平 な面が設けられていない。
出口24や配量窪み26の方へ粉末が少しずつ流れ落ちるようにするためには、 配量部2を次のように形成すると有利である。すなわち、配量部の作動の前およ びまたは作動時に、粉末が自動的に振動させられ、重力の方向に移動するよう形 成すると有利である。図2.3に示した実施例では、これはベローズ3oによっ て達成される。このベローズは、指の押圧による変形時に成る形まで変形しなけ ればならず、そしてスナップ動作して最終位置に自動的に達し、更に離すと、そ のひずみのない位置へスナップ動作して戻るように形成されている。この動きは ゆっくりであってはならない。この二つの急な運動によって、貯蔵容器内の粉末 は各々の吸入時に二度振動され、それによってさらさらした状態に保たれ、重力 の方向に動く。
吸入のために、吸入する人は吸入器の吸い口12をその人の口に当て、深く巳を 吸って1本の指でベローズ30を押す。それによって、空気流れLとL′が生じ る。空気流れL′により、球16が球を含む通路14内を上方へ移動する。空気 流れL′が充分な強さであると、球16はキ一部分23の範囲から移動し、それ によってキ一部分23ひいては配量要素25は指の押圧力によって下方へ移動す る。この移動は、キ一部分23か吸入通路11の底に位置するまで行われ、それ によって配量窪み26は吸入通路内に位置する(配量位置)。ベローズ30の上 述の運動特性により、この配置要素25の下方への運動の間、薬剤が振動し、出 口24の方へ移動し、配量窪み26を満たす。配量要素運動の終了後、吸入窪み 26内の薬剤はこの範囲に渦を生じる空気流れLにさらされ、この空気流れによ って患者の気道の方へ移動する。ベローズ30への押圧力が弱まると、配置要素 25は再び上方へ移動する。吸入が弱まると、球16は球を含む通路14内で再 び下方へ移動する。それによって、吸入器は再び停止位置に達する。
必要な吸引力を加えることができない患者のために、球を含む通路14が出口1 5の方へ下向きに傾斜し、球16が重力によって出口15の方へ移動し、配量を 可能にするように、吸入器を吸い口12の方へ傾斜させることができる。
球を含む通路14はその下端が栓19によって閉鎖されていると有利である。
この栓は空気流入穴+7’を有する。それによって、吸入器の組み立てが簡単に なる。なぜなら、吸入器が出来上がった状態で、球16を通路14に挿入し、栓 をすることができるからである。栓19の形状は、停止位置においてキ一部分2 3の中心軸線が球16の中心よりも球を含む通路11の穴15の側に位置するよ うに選択されている。適当なカバーやスライダによって、あるいは栓19を適当 に形成することによって、空気流入穴17または17’は、薬剤を吸入する人に よって変えることができる横断面を存する。それによって、球16を動かすため に必要な吸引の強さは、吸入する人の状態に応じて調節可能である。非常に健康 な状態のために、最小の供給穴を設けてもよいし、またこれを省略し、吸入通路 11の供給通路13が穴18を経て球を含む通路14の供給穴として作用するよ うにしてもよい。更に、球は重い材料からなっていてもよいし、また金属のポー ルや栓19は磁石を備えていてもよい。
図2.3に示した本発明による吸入器の実施例は、交換可能なカートリッジの形 をした配量部2を示している。この配量部はカバー27を備えた貯蔵容器21と 、キ一部分23を備えた配量要素25と、頭部分29に固定されたベローズ30 を含んでいる。配量窪み26が吸い口12の方へ向き、キ一部分23が吸入通路 11と球を含む通路14との間の穴18内に位置するように、カートリッジをガ イド14に挿入しなければならない。カートリッジをガイド14内に容易にかつ 正しく挿入されるようにするために、配量要素25は好ましくは、貯蔵容器21 内で回転できないように固定されている。この固定は例えば、貯蔵容器の壁とベ ローズ30との間の適当なロック手段によって行われている。一方、ガイド14 は対応する櫛状部、例えば空気供給通路13の壁を備えている。カートリッジは 、櫛状部が溝内に位置するように、ガイド14に差し込むことができ、それによ ってカートリッジの位置が決まる。貯蔵容器21の壁は(少なくとも出口24の 範囲が)やや弾性を育するようおよびまたは係合手段を有するように形成されて いる。従って、カートリッジを吸入通路内の対応する穴に差し込むときに、カー トリッジは締付けられておよびまたは係合して固定される。
交換カートリッジとしての配量部を備えた吸入器は利点があることが判った。
なぜなら、薬剤の消費後膜入部を捨てる必要がなくなり、貯蔵容器の充填容積を 薬剤の寿命に合わせることによって、薬剤の老化が回避されるからである。
図4と5は本発明による吸入器の他の実施例を示している。この吸入器の重要な 部品と作用は図2.3の実施例と一致している。従って、一致する部分には同じ 参照番号が付けである。
ベローズ30には、図2.3の実施例の場合と同じように、配量要素25が固定 されている。このベローズは本実施例では指の押圧力によって操作されずに、レ バー41によって操作される。このレバーは回転個所42の回りに揺動可能にガ イド14に取付けられている。レバーの一端41.1が持ち上げられると、他端 41.2がベローズ30を押圧して変形させる。
図3.4に示すように、レバー41はベローズ30の少なくとも一部を取り囲む 中空レバーとして形成可能である。更に、ベローズ30は溝43を備え、レバー 41はその内面に、少なくとも一つの係止部44を備えている。レバー4Iの操 作時に、二〇係止部と溝は互いに摩擦する。それによって、ベローズ30内に振 動が発生する。この振動は貯蔵容器21の壁に伝達され、薬剤を振動させる。
図6〜11に示した本発明による吸入器の実施例は、患者にとって、吸入力が弱 くて済むという利点があり、更に片手または1本の指て配量部を吸入位置へ操作 できるようにするために、患者にとって調整問題や難点がある場合に青刈である 。このような装置は、吸入の間配量部の操作を必要とする阻止機構を持っていな い。このすべての実施例の場合に、例えば吸い口を閉鎖する閉鎖キャップを開放 することによって、吸入器が停止位置から吸入位置へもたらされる。それによっ て、配量要素は操作のために解放されるかまたは直接その配置位置へ動かされる 。閉鎖キャップを閉じることによって吸入器が再びその停止位置にもたらされる と、配置要素は停止位置へ戻る。この実施例の主たる利点は、吸入毎に1服量か 配量されることにある。2回の配量の間で、吸い口は閉鎖キャップによって閉じ なければならない。すなわち、吸入は少なくとも中断され、吸入器はその吸入位 置から外へ動かれる。
図6〜11の実施例の他の利点は、閉鎮キャップを備えた他のすべての実施例の 場合のように、吸入通路の吸い口が閉鎖されることによって汚れないということ と、この閉鎖キャップが吸入器に固定されているので紛失しないということにあ る。
これらの実施例は、それぞれ停止位置(図6. 8. to)と配量位置(図7 ゜9.11)が断面図で示しである。
図6,7は曲がった吸入通路11.1を存する実施例を示している。薬剤を配量 する吸入通路の部分は、既述の実施例の場合のように、配量要素25の移動方向 に対して垂直に向いており一方、吸い口12の方へ向いた吸入通路11.1の部 分は、配量要素25の移動方向に対して平行に向いている。配量要素25は吸入 器の吸入位置て(図示のように)水平方向に移動する。曲がった形にもかかわら ず、吸入通路11.1を簡単に清掃できるようにするために、吸い口I2と反対 の側の吸入通路部分を、例えば穴64や適当なカバー65によって容易にアクセ スできるように形成すると育利である。
吸い口12を備えた吸入器の側に、揺動軸61の回りに揺動可能な閉鎖キャップ 62が配置されている。この閉鎖キャップはレバー系によって配量要素25に作 用連結されている。図では、配量要素25に直接作用するレバー系の部分63だ けが示しである。閉鎖キャップ62を開放して吸い口12から離すと、部分63 が配量要素25を押圧し、この配量要素を配量位置へ動かす。閉鎖キャップ62 が再び吸い口12上へ揺動すると、配量要素25は対応する弾性要素(図15も 参照)によっであるいは部分63と配量要素25の頭側端部との間の枢着連結部 によって、再び停止位置へ戻る。
図8,9は、閉鎖キャップを備えた本発明による吸入器の他の実施例を示してい る。貯蔵容器21と配量要素25.2の上側部分は図2〜5の場合と同じように 形成されているので、図示していない。
吸入部1.2は阻止機構を備えていない。吸入部は単に吸入通路11.2からな り、この吸入通路には貯蔵容器用のガイド14が取付けられている。吸入通路1 1.2は上側の穴91を備えている。この上側の穴には貯蔵容器21の出口24 が開口している。吸入通路は更に、穴91に対向する下側の穴92を備えている 。この穴92の開口面積は少なくとも配量要素25の横断面積と同じである。
閉鎖キャップ62.2は吸入通路11,2の吸い口12を閉鎖し、この吸い口か らレール状に延長形成され、吸入通路11.2の外壁に沿って穴92を越えるま で延びている。閉鎖キャップ62.2は吸い口12を開放するために、吸入通路 11.2に沿って引っ張られ、矢印Rの方向に完全に離れる。配量要素25.2 は停止位置で吸入通路11.2と穴92を通過し、閉鎖キャップ62.2の閉鎖 時にこの閉鎖キャップに載り、それによってロックされるように形成されている 。
閉鎖キャップ62.2を取り外すことによって、配量部がロック解除される。す なわち、配量要素25.2は穴92を通過し、それによって配量位置に達するこ とができる。配量要素25.2の操作は配量要素の頭部分(図示していない)に 指て押圧力を加えることによって行われる。その際、配量要素25.2を停止位 置に戻すばね要素は設けられていない。それによって、配量要素25.2を停止 位置へ戻すためには、閉鎖キャップ62.2を装着しなければならない。
貯蔵容器2Iの内蔵物を振動させるために、吸入通路11,2の外壁の下面と、 この下面寄りの、閉鎖キャップ622のレール状延長部の表面に、溝93か閉鎖 キャップの移動方向に対して横方向に設けられている。この溝93は互いに係合 しく図8)、それによって閉鎖キャップ62,2の運動時に一方の部分の溝の間 の櫛状部か他方の部分の溝から飛び出して次の溝に入り、それによって吸入器全 体の振動を生じる。
図1Oと図11は配量を阻止する閉鎖キャップ62.3の他の実施例を示してい る。この実施例でも、吸入通路11.3は配量要素25.3のための下側の穴9 2を備えている。閉鎖キャップ62.3は同様に、吸入器の下面全体にわたって 延びるよう形成されている。吸い口12から最も離れた吸入通路】1,3の範囲 において、閉鎖キャップ62.3は吸入通路の壁に揺動可能に固定されている。
吸入通路11.3の外壁は、吸い口12に直接接続する範囲に、揺動運動に対し てほぼ垂直方向に延びる側方の溝100を備えている。閉鎖キャップ62.3の 内面は同じ範囲に、吸入通路11.3の溝100に対してほぼ平行に延びる溝を 備えている。これらの溝は互いに係合し、閉鎖キャップ62.3の揺動運動時に 吸入器全体を振動させる。
[ff112と図13は本発明による吸入器の他の実施例を示している。この実 施例の場合には、(図8〜11の実施例の場合のように)配量要素の戻り運動だ けでな(、配置位置への配量要素の移動、すなわち配量目体が、閉鎖キャップの 開放によって直接生じる。このような場合、吸入通路と反対の側で貯蔵容器から 突出する配量要素25.4の上端が機能を有していないので、配量要素25.4 は最小の長さを有し、上側が貯蔵容器内で流下円錐体+20によって閉鎖されて いる。
閉鎖キャンプ62.4は図10,11の閉鎖キャップ(62,3)と頴似の形を し、同様に吸入通路の壁に揺動可能に取けけられている。閉鎖キャップ62.4 は、吸入通路の下側の穴に対向して、穴12+を備えている。この穴の開口面積 は外側の方が拡がっており、この穴121内に達する首部】23を育する、配量 要素25,4の下面に取付けられた連行部材122が、この穴121から上方へ 引き抜くことができないようになっている。
吸い口12を開放するために閉鎖キャップ62.4を揺動させることにより、配 量要素25.4は開口121内で把持された連行部材122によって配量位置( 図12)に引っ張られる。閉鎖キャップ62.4の再閉鎖の際に、穴121の最 小式面積よりも大きな横断面積を有する配量要素25.4は再び停止位置(図1 3)へ移動する。
この実施例において撮動のために、配量要素25.4とピン126との間にラチ ェット124が設けられている。配量要素は溝125を備えている。ビンは出口 24の範囲において貯蔵容器21.4または吸入通路の内壁に取付けられている 。
この実施例の場合、配量要素25.4の運動は一方では連行部材122によって 制限され、他方ではストッパー127によって制限される。この連行部材122 の首部123は閉鎖キャップ62.4の穴121に固定され、ストッパー127 は流下円錐体120の範囲において配量要素25.4に取付けられている。
図13にはガイド14.4が切断されないで示しである。それによって、貯蔵容 器の高さ全体にわたって延びるスリット状の穴128が見える。この穴は貯蔵容 器21.4内での薬剤の充填レベルチェックのために役立つ。例えば、穴128 の範囲に目盛り130が取付けられている。このような充填レベルチェック装置 については、図19.20および21に関連して説明する。
図12と図13に示した実施例の貯蔵容器21.4は、前記実施例の貯蔵容器と 異なるように形成可能である。なぜなら、操作に役立たない貯蔵容器表面を任意 に形成することができるからである。例えば、図12と図13に示すように、貯 蔵容器は上側が開放し、閉鎖栓129を持っている。それによって、貯蔵容器2 1.4は例えば補充可能である。閉鎖栓129は更に、乾燥剤のための容器とし ても役立つ。配量要素用の一つの穴を有する貯蔵容器のための他の実施例につい ては、lN16.17および18にl!I連して説明する。
図14は本発明による吸入器の他の実施例を示している。この場合、上側から操 作される配量要素25.5が使用される。この実施例では、ラチェット124゜ 5が振動発生機能を育する。このラチェットは弾性要素、例えばベローズ30゜ 5と貯蔵容器21.5の表面との間に設けられている。ベローズ30.5は例え ば溝を有する内側のウェブ141を支持し、貯蔵容器21.5の上側の外壁はピ ン142を備えている。このビンは溝の範囲に達し、ベローズの変形時に溝から 次の溝へ移る。配量要素25゜5の運動の前に振動か開始され、そして配量窪み 26が出口24の範囲へ移動する前に振動によって配量窪みに薬剤が充填される ようにするために、配量要素255の上端はベローズ30.5に固定されておら ず、ベローズ30.5の停止位置て配量要素25.5の頭部分とベローズ30゜ 5(またはウェブ141)との間に隙間が生じるように形成されている。ベロー ズ30.5が変形されると、先ず最初にラチェット124.5が操作され、ベロ ーズ305(またはウェブ)と配量要素25.5の間に隙間が無くなって初めて 、配量要素か動かされる。この配量要素の運動はウェブ141の当接肩部141 aによって制限される。
このような実施例ては配量要素255がベローズ30.5によって停止位置へ戻 されないので、他の弾性要素143が配量要素25.5の頭部分と貯蔵容器21 .5の上側の外壁の間に設けられている。この弾性要素はベローズ3o、5の変 形時に同様に変形し、ベローズの押圧を止めると、元の形に戻り、配量要素を停 止位置へ引っ張る。
図15は弾性要素の他の実施例を示している。この弾性要素は、配置要素25゜ 6をその停止位置へ戻すために使用される。この弾性要素は吸入通路11.6内 に設けられたばね要素である。このばね要素は例えば配量要素の下端の方へ向い た弾性的な捧151の形をしている。この棒は配量要素25.6の配量運動によ ってその停止位置から外へ動くように形成および配置されている。
図’16.17および18には、貯蔵容器の他の形が示しである。その際、個々 の実施例は製作、充填、シールおよびエコロジーに関して異なっている。
図16は、閉鎖前に両側が開放した管161の形をした貯蔵容器21.7を示し ている。吸入通路と反対の側の管の端部はシール要素を備えた栓129.7によ って閉鎖されている。一方、吸入通路寄りの端部は、一体化された支承およびシ ール要素33,7によって閉鎖されている。
図17は、例えばガラス製の吹き出しまたは引き抜き管171を示している。
この管は上側(吸入通路と反対側の端部)が閉じていて、下側(吸入通路側の端 部)が一体化された支承およびシール要素33.8を備えた閉鎖要素162.8 によって閉鎖されている。
図18は閉鎖要素126.9を備えた貯蔵容器を示している。この閉鎖要素は熱 溶接カラー181を備えている。この熱溶接カラーには、例えば障壁作用を有す るラミネートフィルム、多層フィルムまたはその他のフィルム(182)からな る貯蔵容器が溶接されている。この貯蔵容器は(閉じているかまたは一部が破断 された形の)内側の支持部材183を備えていてもよい。比較的に剛性のある閉 鎖要素162.9を除いて、他のすへての部材は充分に可撓性がある。
図19と図20は貯蔵容器用の充填レベル表示装置の実施例を示している。この 装置は、貯蔵容器内の薬剤の有効レベルをモニターするという思想ではなく、配 量装置に連結された機械的な装置によって配量された1服量の数を数えるという 思想に基づいている。貯蔵容器が交換可能である場合には、カウント機構がこの 貯蔵容器と共に交換され、使い捨て機器を構成するので、簡単かつ安価に製作で きるものでなければならず、事情によっては使い捨て機構として設計可能である 。すなわち、再充填された容器の、機器を操作する人による再調整は必ずしも必 要ではない。
図]9は1服量の数を数えるカウント機構を示している。この機構では、端範囲 192に異なる彩色を施した糸+91がラチェットホイール193によって巻き 取られ、のぞき窓194のそばを通って案内されている。ラチェットホイール1 93は、各配量時に一つの歯だけ更に回転するように、配量機構に作用連結され ている。その際、糸の他方の色付端部がのぞき窓194から見えて、薬剤の貯蔵 がまもなく無くなることを示すまで、糸は連続的に巻き取られる。このような機 構は例えば中空レバー41(図4,5)内に配置することができる。
図20は1服量の数を数えるカウント機構の他の実施例を示している。この機構 はスピンドル201を備えている。このスピンドル上を、ナツト202が相対回 転しないでナツトガイド203と共に案内軌道204に沿って移動する。この案 内軌道は吸入器の外側から見える。スピンドル201は配量機構に作用連結され 、配量の度にスピンドルが幾らか回転し、それによって相対回転しないナツト2 02が案内軌道に沿って印し205の方へ移動する。この印しは貯蔵容器が空に なったことを示している。
図21と図22は、本発明による吸入器の他の実施例を示している。この吸入器 の吸入部は図2と図3に示した実施例の吸入部に一致している。配量要素2゜1 0は実質的に駆動ガスを充填した圧力容器からなっている。この圧力容器は薬剤 を含み、そしてこのような圧力容器にとって普通である、圧力によって操作可能 な出口弁を持っている。圧力容器はガイド14内に挿入され、その噴霧上o2I Iは吸入通路11.10内で吸い口12の方へ向いており、操作ヘッド2+2は 吸入通路の下側の内壁上に位置している。吸入通路の方へ容器を押すことにより (図22)、出口弁か開放し、薬剤の1回の1服量が操作ヘッド212によって 吸入流れ内に発生する置場内に噴霧される。
本発明による吸入器の上記実施例の場合には、配量窪み26を180°だけ配量 要素の長手中心軸線回りに回転させて配置することができる。更に、この二つの 位fl(0°と180°)から約45°以下の角度だけ回転させた配置も可能で ある。
図23〜55には、本発明による吸入器の他の実施例が示しである。この実施例 は主として、配量要素が空気流れに対して横方向に配置されておらず、空気流れ に対して平行に、すなわち吸入器の使用時にほぼ水平に摺動可能に配置されてい る点か、前述の実施例と異なっている。
図23と図24は吸入器のこのような実施例の断面図であり、しかも配量状態を 上側から見た図である。この場合、配量要素は配量位置にある。図25と図26 は同吸入器の停止状態を示している。この場合、配量要素は停止位置にある。
図示のように、吸入器はほぼ平行六面体または円筒の形をした細長い本体500 を備えている。この本体内で、管の形をした配量要素525が停止位置と配量位 置の間で軸方向に摺動可能に支承されている。配量要素525は中実の欅として 形成してもよい。本体500の前端には吸い口片512が固定されている。本体 の後端には、操作キャップ550が配量要素525に対して平行に閉鎖位置(図 25)と開放位置(図23)の間で往復摺動可能に支承されている。配量要素5 25は操作キャップ550の端壁552のほぼ中央551において、この操作キ ャップに運動連結されている。従って、両端位置の間て操作キャップ500を摺 動させることにより、配量要素525はその両端位置の間で一緒に摺動する。
本体500の前側の範囲には、はぼ漏斗状の貯蔵容器521が形成されている。
この貯蔵容器は下側が、摺動可能な配量要素525によって閉鎖された出口52 4に開口している。カバー527は貯蔵容器524を上側から閉鎖している。
本体500の後側の範囲には、1服量の数を数えるカウント機構が配置されてい る。このカウント機構は歯付の計数ホイール580、連行ピン582を備えたラ チェットホイール581、逆回転止め583および駆動爪584を備えている。
駆動爪は配量要素525に設けられ、この配量要素と共に移動可能である。配量 要素525をその停止位置(図25)から配量位置(図23)へ動かす度に、駆 動爪584はラチェットホイール581に係合し、このラチェットホイールを一 つの歯だけ更に回転させる。ラチェットホイール581が1回転した後でそれぞ れ、その連行ビン582は、送出された1服量のための目盛りを備えた計数ホイ ール580を、一つの歯だけ更に回転させる。計数ホイール580の目盛りは操 作キャップ550の窓553から読み取ることができる。
管状の配量要素525は貯蔵容器521の前方および後方の範囲において、2個 の支承要素533,533’によって封隙的にかつ揺動可能に支承されている。
この支承要素の構造については図44〜47に関連して詳しく説明する。更に、 配量要素525の表面には配量窪み526が設けられている。この配量窪みは、 配量要素525の停止状態において吸い口片512の範囲に位置し、配量要素5 25の配量状態において配量要素の出口524の範囲に位置するよう設けられて いる。配量窪み526の形状は図38〜40に関連して詳しく説明する。
吸い口片512はその前側に一つの空気出口513と、側方に二つ以上の空気供 給通路514を備えている。この空気供給通路は、配量要素525が停止位置に あるときに、はぼ配量窪み526の方へ向き、そこに既述の渦を発生する。空気 供給通路514の形状と配置は図29〜34に関連して詳細に説明する。
本体500の下面は波形起伏505を備えている。この波形起伏は突起554と 協働する。この突起は操作キャップ550の下面に形成され操作キャップの端壁 から突出している揺動可能な弾性舌片555の端部に設けられている。特に図2 6Aから判るように、舌片555は操作キャップ550の側壁と端壁の二つのス リット556によって、操作キャップの残りの部分から分離されている。操作キ ャップ550をその両端位置の間て摺動させる際に、舌片555は機械的な振動 を励起する。この振動は操作キャップ550を経て配量要素525に伝達される 。同様に、本体500にも振動が発生する。この振動は貯蔵容器521内の吸入 薬剤に作用する。舌片555のほぼ中央の他の突起557は、本体500の上の 個所に振動を伝達する。振動発生については図48〜55に関連して詳細に説明 する。
図23〜26に示した吸入器の作用は、本発明による吸入器の前述の実施例の作 用と実質的に同じである。吸入の前に、配量要素525が、操作キャップ550 によって、図25に示したその停止位置から図23に示した配量位置へもたらさ れる。その際、重力の作用により、および摺動運動時に発生する貯蔵容器521 や配量要素525の振動によって補助されて、配置窪み52Gにその容量に一致 する量の吸入薬剤が充填される。続いて、配置要素525は、同時に吸入位置で もあるその停止位置に戻され、吸入器が口に当てられる。吸い込むことにより、 空気は空気供給通路514を通って吸い口片512に吸い込まれ、配量窪み52 6の範囲て角化される。それによって、吸入薬剤が配量窪み526から洗い流さ れ、空気流れに微細分布する。この空気流れは最後に、それに懸濁した吸入薬剤 と共に、吸い口片512の空気出口513から患者の気道に達する。
図28は図23〜26に示した吸入器の実施例と類似している吸入器の実施例を 示している。この実施例は製作の観点から、合成樹脂射出成形技術によって最適 化されている。吸入器の一方の半部の分離面が操作キャップを省略して示しであ る。図から判る判るように、本体600と吸い口片は612は一体に形成されて いる。上側の空気供給通路614に加えて、他の空気供給通路615が吸い口片 612の下側部分に設けられている。この空気供給通路615は出口613の近 くて開口し、適切な大きさにすることによって流れ状態を更に最適化するために 使用される。
更に、図28から判るように、貯蔵容器621は(他の実施例の場合のように) 特にほぼ二重円錐形に形成されている。すなわち、その出口624のすぐ上に狭 い個所628を備えている。これにより、この狭い個所と出口624または配量 要素(ここでは見えない)の間に、ポケット629が形成されている。このポケ ット内には吸入薬剤が集まり、それによって吸入器を斜めにしたときても、配置 窪みの完璧な充填、ひいては正しい配量が保証される。
リング状の二つの空洞633は配量要素のための支承要素(ここでは見えない) を収容するためのものである。
振動機構は図23〜26の実施例の場合と幾分異なるように形成されている。
なぜなら、舌片655が操作キャップ(ここには図示していない)ではなく、本 体600に形成され、波形起伏605を備えているからである。一方、操作キャ ップは、この波形起伏と協働する突起を備えている。しかし、振動機構の作用は 類似している。更に、通過穴671を備えたウェブ670が設けられている。こ のウェブは、貯蔵容器621を取り囲む本体600の壁部分と舌片655の基部 を連結し、舌片によって発生する振動を貯蔵容器621に直接伝達する。本体6 00の後方上側の範囲には、その自由端に突起691を持つ他の舌片690が設 けられている。この舌片は操作キャップの図示していない対応する波形起伏と協 働し、同様に振動を発生し、貯蔵容器621に伝達する。他のウェブ692は振 動伝達を補助する働きをする。
図27は若干の変形を有する吸入器の平面図である。付加的な振動機構が設けら れている。この振動機構は貯蔵容器621を形成する本体部分の側部に直接作用 する。この振動機構は操作キャップ650に形成された波形起伏693と、貯蔵 容器621の外側に成形された歯694によって形成されている。更に、貯蔵容 器621にアンダーカット695,696が設けられている。このアンダーカッ トは同様に、貯蔵容器に発生する振動に影響を与えるために役立つ。いろいろな 励振手段を適切に選択、配置または採寸することにより、その都度の吸入薬剤に 適合した振動形および組み合わせ振動形が得られる。従って、流動しにくい吸入 薬剤の場合や配量の量がきわめて少ない(0,1mg以下)場合でも、正確で確 実な配量が保証される。
図29〜34は吸い口片のいろいろな実施例を示している。図29と図30では 、吸い口片712がその表面に、付加的な4個の空気供給通路713〜716を 備えている。この空気供給通路はほぼ四角形に配置され、特に図38に示した配 置窪みの四角形の形成に調和している。l’J31と図32は斜め前方・\延び る上側の二つの空気供給通路723,724と、同様に斜めに開口する下側の一 つの空気供給通路725を育する吸い口片722を示している。この吸い口片は 図39に従って斜めに形成された配量窪みに適合しているが勿論、他の形の配量 窪みにも適している。図33と図34は、軸線に対して垂直に開口する側方の二 つの空気供給通路733.734と、斜め上方に開口する一つの空気供給通路7 35を存する吸い口片732を示している。空気供給通路の上記形成および配置 と、配量要素に設けられた配量窪みの形状に対する空気供給通路の適合により、 配量窪み内の薬剤が空気によって最適に排出され、空気流れ内で薬剤の角化が達 成される。
図35〜37は吸い口片512のいろいろな実施例を断面図で詳しく示している 。図35では、管状または棒状の配量要素525の前端が、空気力学的に形成さ れた尖端部745を備えている。この尖端部は吸い口片の出口のすぐ手前まで延 び、空気流れ内での吸入薬剤の付加的な角化並びに場合によって存在する塊の一 層の破壊を行う。図36と図37の実施例の抵抗体746,747も同様の目的 を育する。この抵抗体は配量窪み526の停止位置の上方および幾分手前におて 吸い口片512の土壁に成形されている。尖端部745と抵抗体746,747 の形状は流れ状態や要求に合わせることができる。
図38〜40は配量要素の配量窪みのいろいろな実施例を示している。図38と lN40ては、配量窪み750はほぼ長方形の形をし、はぼ長方形の二つの突起 751.752を備えている。それによって、空洞はほぼ8の字の形を有する。
両突起は図38に一点鎖線で示すように分割し、4個の突起が存在するようにし てもよい。図38では、配量窪み760はほぼ斜めに延びる二つの細長い溝76 1.762を備えている。この両実施例において、空洞か配量要素525の長手 方向の長さが短いので、通常は弾性である配量要素の支承要素533は、配量要 素のいかなる運動位置でも空洞に侵入することができず、従って正確で一定の配 量が保証される。
図41〜43は貯蔵容器521の構造の詳細を示している。図41はカバーを取 り外したときの平面図であり、図42は長手方向に対して横方向の断面を示し、 図43は配量要素525の長手方向に対して平行な断面を示している。
貯蔵容器は配量要素525の両側に、それぞれ一つの傾斜した平らな滑り面77 1または772を備えている。この滑り面は側方において、配量窪み526の側 方縁部のすぐ近くまで達している。それにより、吸入薬剤は配量窪み526の空 洞内に最適に案内される。更に、貯蔵容器521の出口524の寸法は配量要素 525の長手方向において、配量窪み526よりもはるかに大きくなっている。
それによって、配量要素の摺動距離の一部分において配量窪みが出口内に留まり 、吸入薬剤が確実に充填される。
図44〜47は、配量要素525のための支承要素のいろいろな構造を詳細に示 している。
図44では、支承要素がスリット付の二つの0−リング781,782からなっ ている。図45では、半径方向において重ねられたそれぞれ二つの0−リング7 83a、783bが設けられている。図46では、それぞれ二つの○−リング7 84a、784bが長手方向に並べて設けられている。図47の実施例の場合に は、それぞれ一つの0−リング785が設けられ、この0−リングは配量要素5 25の斜めの肩面786に付加的に支持されている。すべての実施例にとって共 通していることは、半径方向においては比較的に小さな押圧力が配量要素525 0表面に加えられ、振動機構によって発生した配量要素525の振動の邪魔をし ないということである。
既に述べたように、すべての実施例において配置要素は管状にあるいは中実の棒 として形成可能である。しかし、管状の形成の場合には、振動の発生に関して他 の自由度があるので、吸入薬剤の特性に最適に適合可能である。
図48は管状に形成された配量要素825を示している。この配量要素は全体が 中空であり、その前方の自由端に、流れ状態に影響を与えるための付加的な空気 通路826,827を備えている。管の前端はその内面が漏斗状に拡がっていて もよい。これは線828,829によって示しである。管の後端には、細くなっ た突起830か設けられている。この突起によって、管または配量要素825が 操作キャップ550の端壁552に挟持されている。これにより、配量要素は軸 方向において端壁に運動学的に連結されているが、自由に振動することができ図 49に示した、後方か開放した管状の配;要素835は、ノズル836を除いて 閉した尖端部837を備えている。この配量要素はその後端に、ビート状の肉厚 部838を備えている。配量要素はこの肉厚部によって、操作キャップ550の 端壁552の環状溝839に支承されている。配量要素835の中には弾性的な 薄板840か設けられている。この薄板は運転中に配量要素を通って流れる空気 によって振動させられ、それによって付加的に音響的な振動が発生する。この振 動は、適切な採寸によって、配量要素526の充填に有利に作用する。
図50では、吸い口片512の開放端部に、振動可能な薄板841が設けられて いる。この薄板は管状の配量要素845の前端部に挿入されている。その代わり に、あるいはそれに付加して、配置要素845と吸い口片512の間に、他の弾 性的な薄板850等を設けることかできる。この薄板は空気流れによって振動し 、その際叩(ような運動が配量要素845に加えられる。これは配量窪み526 の排出と、空気流れ内での吸入薬剤の角化を良好にする。
本発明による吸入器の振動の発生のその他の詳細は、図51〜55から明らかで ある。
図51は貯蔵容器521とその下にある配量要素525の部分を示している。
貯蔵容器内にはコイルばね860が設けられている。このばねは一方ではカバー 527に、他方では配量要素525に弾性的に支持されている。ばね860の下 端はシュー861に載っている。振動が貯蔵容器521およびまたは配量要素5 25に伝達されると、コイルばね860が踊りのような運動を行う。この運動は 吸入薬剤の塊を破壊し、配量窪み526への正確な充填を可能にする。
図52に示した叩き要素870も同様な作用を育する。この叩き要素は貯蔵容器 521内にほぼ斜めに配置され、運動時に叩き運動を行う。この叩き要素の下側 部分871はショベル状に形成され、吸入薬剤を配量窪み526内に移動させる 。
図53は図25の詳細断面図である。本体500の波形起伏505と、突起55 4を備えた操作キャップ550の舌片555の自由端部が拡大して示しである。
異なる形態の振動を発生するために、波形起伏505は異なる形の歯を備えてい る。これにより、異なる特性の吸入薬剤のために同じ吸入器を使用することがで きる。
図54では、突起5540代わりに、舌片に弛く挿入されたビン880が設けら れている。このピンはほぼ球形の表面を育する。図55は、再振動方向において 異なる振動を発生するために、波形起伏505の歯と舌片555の突起554か 非対称に形成されている。振動を発生させるために役立つ波形起伏は、本体50 0の下面だけでなく、その上面または軸にも配置することができる。貯蔵容器に 所定の振動を発生させるために、図28に示したウェブ692に付加しであるい はその代わりに、貯蔵容器621の内壁から側方へ突出する、突起694と同様 な突起を、例えば貯蔵容器の外側に設けることができる。
本体または操作キャップの波形起伏は蛇行線に沿って延びるように設けてもよい 。それによって、振動発生の他の変形が生じる。
FIG、1 FIG、 7 FIG、10 FIG、16 FIG、 17 FIG、 42 FIG、43

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.吸入薬剤、特に粉末状吸入薬剤を配量するための方法において、吸入によっ て発生した空気流れが吸入通路の中を案内され、少なくとも一つの範囲で渦を発 生し、薬剤の1服量が発生した渦によって吸入流れ内に取り込まれて分散される ように、薬剤の1服量が貯蔵容器から吸入通路に移されることを特徴とする方法 。 2.配量開始が薬剤を吸入する患者の手動操作によって行われることを特徴とす る請求の範囲第1項の方法。 3.配量開始前およびまたは配量中に、薬剤が振動させられることを特徴とする 請求の範囲第1項または第2項の方法。 4.患者が所定の強さの吸入流れを発生するまで、配量開始が阻止されることを 特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一つの方法。 5.配量を開始するために必要な吸入強さが調節可能であることを特徴とする請 求の範囲第4項の方法。 6.配量の開始が形状拘束手段によって阻止され、吸入流れが所定の強さに達す るや否やこの吸入流れによって形状拘束手段が起動し、それによって配量が開始 され、そして吸入流れが弱くなると、配量が自動的に再び阻止されることを特徴 とする請求の範囲第4項または第5項の方法。 7.形状拘束手段が球からなり、この球が通路内に移動可能に設けられ、この球 を含む通路が重力の方へ傾斜し、吸入流れの少なくとも一部がこの球を含む通路 の中を流れることを特徴とする請求の範囲第6項の方法。 8.配量開始の阻止が薬剤を吸入する患者によって、必要な場合には吸入しない で解除可能であることを特徴とする請求の範囲第4項から第7項までのいずれか 一つの方法。 9.吸入器が停止状態から吸入状態に移るときに、薬剤の1服量が吸入通路内で 配量され、吸入器が吸入状態から停止状態に移るときおよび吸入状態に戻るとき に初めて、他の1服量が配量されることを特徴とする請求の範囲第1項から第3 項までのいずれか一つの方法。 10.吸入通路が吸入のために開放されるときに、薬剤の1服量が配量され、吸 入通路が再び閉じるときおよび初めて開くときに初めて、他の1服量が配量され ることを特徴とする請求の範囲第9項の方法。 11.薬剤が高い圧力によってノズルから、配量要素の下流の渦場に噴霧される ことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項の方法。 12.請求の範囲第1項または第2項の方法を実施するための、特に粉末状の吸 入薬剤を吸入する吸入器において、患者によって生ずる空気流れを案内するため の吸入通路(11)と、吸入薬剤を貯蔵する貯蔵容器(21)と、貯蔵容器(2 1)から吸入通路(11)へ吸入薬剤を1服量ずつ移す配量機構(22)とを備 え、吸入薬剤が吸入流れ内において配量機構(22)の下流側で吸入流れに取り 込まれるように、配量機構が形成されていることを特徴とする吸入器。 13.配量機構(22)がその一方の端部の範囲において側方に設けた配量窪み (26)を備え、配量窪み(26)が配量要素(25)の一方の端位置において 貯蔵容器(21)内に位置し、配量要素(25)の他方の端位置において貯蔵容 器(21)の外で吸入通路(11)内に位置するように、配量機構(25)がそ の動きを制限されて貯蔵容器(21)の出口(24)に支承されていることを特 徴とする請求の範囲第12項の吸入器。 14.配量要素(25)が出口(24)と反対の側の、貯蔵容器(21)の他の 穴(28)で、同様にその動きを制限されて支承され、この穴(28)から突出 する配量要素の上端部が操作手段およびまたは弾性手段に達結されていることを 特徴とする請求の範囲第13項の吸入器。 15.配量要素(25)の上端部に弾性ベローズ(30)が取付けられ、このベ ローズが指揮圧力による操作手段としておよび弾性手段として働くことを特徴と する請求の範囲第14項の吸入器。 16.配量要素の上端部に弾性ベローズが取付けられ、このベローズが弾性手段 としての働きをし、操作手段が揺動可能なレバーからなり、このレバーがその揺 動運動によってベローズを変形するように、吸入器に揺動可能に固定されている ことを特徴とする請求の範囲第14項の吸入器。 17.所定の強さの吸入流れが吸入通路を流れないときに、配量を阻止する阻止 機構(3)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第12項から第16項 までのいずれか一つの吸入器。 18.阻止機構が通路内に可動に支承された球を備え、この通路が吸入器の吸入 位置において重力の方へ傾斜するよう配量され、吸入流れの少なくとも一部がこ の通路を流れ、配量機構(22)の一部(23)が球の範囲に達し、かつこの球 によって一方の位置にロック可能であることを特徴とする請求の範囲第17項の 吸入器。 19.吸入器が吸い口(12)用の閉鎖キャップ(62)を備え、この閉鎖キャ ップ(62)が配量要素(25)に作用連結されていることを特徴とする請求の 範囲第12項の吸入器。 20.閉鎖キャップ(62)が吸入器に揺動可能に取付けられ、かつレバー装置 (60)を介して配量要素(25)の上端部に作用連結され、それによって開鎖 キャップ(62)がその閉鎖位置から開放位置へ揺動する時に、配量要素の上端 部が貯蔵容器(21)の方へ押圧されることを特徴とする請求の範囲第19項の 吸入器。 21.配量要素が出口(24)と反対側の、吸入通路の壁の通過穴(92)内に 達していることを特徴とする請求の範囲第13項の吸入器。 22.配量窪み(26)を有する配量要素の端部が吸い口用閉鎖キャップに作用 連結されていることを特徴とする請求の範囲第21項の吸入器。 23.操作時に互いに相対的に動く吸入器の部分に振動手段が設けられ、この振 動手段が操作時あるいは停止位置への戻り時に、貯蔵容器内の薬剤の振動を生じ ることを特徴とする請求の範囲第12項から第22項までのいずれか一つの吸入 器。 24.配量装置が交換可能なカートリッジとして形成されていることを特徴とす る請求の範囲第12項から第23項までのいずれか一つの吸入器。 25.貯蔵容器が補充可能な貯蔵容器であり、出口(24)と反対側に位置決め された栓(129)を備えていることを特徴とする請求の範囲第12項から第2 4項までのいずれか一つの吸入器。 26.栓(129)が乾燥剤用容器として役立っように形成されていることを特 徴とする請求の範囲第25項の吸入器。 27.吸入器が1服量の数を数えるカウント機構を備えていることを特徴とする 請求の範囲第12項から第26項までのいずれか一つの吸入器。 28.患者によって発生した空気流れを案内する吸入通路を形成する吸い口片( 512)と、貯蔵容器(521)から吸入通路へ吸入薬剤を1服量ずつ供給可能 な配量機構(525,526)とを備えた、特に粉末の吸入薬剤のための吸入器 において、配量機構が棒状または管状の配量要素(525)を含み、この配量要 素の外側表面に、配量成形凹部(526)の形をした配量窪みが設けられ、配量 要素(525)が操作機構(550)によって停止位置と配量位置の間でその長 手方向に往復摺動可能であり、停止位置で配量窪み(526)が吸い口片(51 2)内にあり、配量位置で配量窪みが貯蔵容器(521)と連通して貯蔵容器の 下方にあり、吸い口片(512)内に空気供給通路(514)が設けられ、配量 要素(525)が停止位置にあるときにこの空気供給通路が患者によって発生す る空気流れを配量窪み(526)の方へ向け、吸入薬剤が配量窪み(526)か ら吹き出されて空気流れ内で渦を発生することを特徴とする吸入器。 29.吸入器が細長い本体(500)を備え、この本体が貯蔵容器(521)を 形成し、二つの端位置の間で往復運動可能な操作キャップ(550)が本体(5 00)に摺動可能に設けられ、操作キャップが配量要素(525)用操作機構を 形成していることを特徴とする請求の範囲第28項の吸入器。 30.投与された1服量の数のカウント機構(580〜584)が設けられ、こ のカウント機構が操作機構(550)に連結され、この操作機構によって増加分 が加算されることを特徴とする請求の範囲第28項または第29項の吸入器。 31.貯蔵容器(521)がほぼ漏斗状に形成され、配量要素(525)の長手 方向に関して横向きの二つの滑り面(771,772)を備え、配量要素がその 配量位置にあるときに、この滑り面がそれに貯蔵された吸入薬剤を配量窪み(5 26)に案内することを特徴とする請求の範囲第28項から第30項までのいず れか一つの吸入器。 32.貯蔵容器(521)がその下方を案内された配量要素(525)のすぐ上 に、狭い個所(628)を備え、この狭い個所が配量要素(525)と共に吸入 薬剤用のポケット(629)を形成していることを特徴とする請求の範囲第28 項から第31項までのいずれか一つの吸入器。 33.貯蔵容器(521)が細長い出口(524)を備え、この出口が配量要素 (525)によって閉鎖され、その長手方向の長さが配量窪み(526)よりも 長くなっており、配量窪みが配量要素(525)の揺動運動の一部の間出口(5 24)の範囲に留まっていることを特徴とする請求の範囲第28項から第32項 までのいずれか一つの吸入器。 34.吸入器が配量要素(525)の摺動運動によって起動可能な振動機構(5 05,554,555)を備え、この振動機構が機械的な振動を貯蔵容器(52 1)およびまたは配量要素(525)に発生することを特徴とする請求の範囲第 28項から第33項までのいずれか一つの吸入器。 35.振動機構が本体(500)または操作機構(550)に成形された弾性的 な舌片(555)と、この舌片と協働する、操作機構(550)または本体(5 00)に設けられた波形起伏(505)によって形成されていることを特徴とす る請求の範囲第34項の吸入器。 36.振動機構によって発生した振動を貯蔵容器(521)に導く手段(670 )が設けられていることを特徴とする請求の範囲第35項の吸入器。 37.異なる形の振動を吸入器の異なる個所に発生する二つ以上の振動機構(5 05,555;690〜692:693,694)が設けられていることを特徴 とする請求の範囲第34項から第36項までのいずれか一つの吸入器。 38.音響的な空気振動を管状の配量要素(525)に発生するための手段(8 40,841)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第34項から第3 7項までのいずれか一つの吸入器。 39.配量要素(525)を叩いて衝撃を加えるための手段(850)が吸い口 片(512)に設けられていることを特徴とする請求の範囲第34項から第38 項までのいずれか一つの吸入器。 40.振動機構が配量要素(525)の運動方向に応じて異なる形の振動を発生 することを特徴とする請求の範囲第34項から第39項までのいずれか一つの吸 入器。 41.実質的に可動に支承された破砕機構(860,870)が貯蔵容器(52 1)内に設けられ、この破砕機構が貯蔵容器に加えられる機械的な振動によって 不規則なジャンプ運動、叩き運動、衝突運動または振動を生じ、それによって吸 入薬剤の塊が破砕され、配量要素(525)の配量窪み(526)への吸入薬剤 の充填が改善されることを特徴とする請求の範囲第34項から第40項までのい ずれか一つの吸入器。 42.破砕機構がコイルばね(860)によって形成され、このコイルばねが一 方では貯蔵容器(521)のカバー(527)に支持され、他方では特にシュー (861)を介して配量要素(525)に支持されていることを特徴とする請求 の範囲第41項の吸入器。 43.破砕機構が棒(870)によって形成され、この棒が貯蔵容器(521) 内にほぼ斜めに弛くまたは振動可能に設けられ、特にショベル状に形成された棒 の下端(871)が配量要素(525)に載っていることを特徴とする請求の範 囲第41項の吸入器。 44.停止位置にある配量窪み(526)の範囲において抵抗体(746,74 7)が吸い口片(512)に設けられ、この抵抗体が配量窪みの範囲において空 気流れに渦場を発生することを特徴とする請求の範囲第28項から第43項まで のいずれか一つの吸入器。 45.配量要素(525)の吸い口片側の前方端部に、空気力学的に形成された 機構(745)が設けられ、この機構が吸入空気流れ内に浮遊する吸入薬剤に渦 を発生することを特徴とする請求の範囲第28項から第44項までのいずれか一 つの吸入器。 46.配量要素に加えられる振動ができるだけ減衰しないように、配量要素(5 25)が貯蔵容器(521)の両側で支承要素(533)に摺動可能に支承され ていることを特徴とする請求の範囲第28項から第45項までのいずれか一つの 吸入器。 47.支承要素(533)が小さな押圧力で配量要素(525)に接触するよう に、配量要素(525)が貯蔵容器(521)の両側で支承要素(533)に摺 動可能に案内されていることを特徴とする請求の範囲第28項から第46項まで のいずれか一つの吸入器。 48.配量窪みが配量要素(525)に形成され、配量要素(525)の運動方 向において、配量窪み(526)の長さが、それに支承要素(533)が侵入で きないように採寸されていることを特徴とする請求の範囲第46項または第47 項の吸入器。
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