JP2001517758A - 改良駆動素子 - Google Patents

改良駆動素子

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JP2001517758A
JP2001517758A JP2000513064A JP2000513064A JP2001517758A JP 2001517758 A JP2001517758 A JP 2001517758A JP 2000513064 A JP2000513064 A JP 2000513064A JP 2000513064 A JP2000513064 A JP 2000513064A JP 2001517758 A JP2001517758 A JP 2001517758A
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projection
rotatable
drive
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JP2000513064A
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ジョージ マザック,
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フェアクレスト ホールディングス ピーティーワイ. リミテッド
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/44Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected the intermediate member being connected to the coupling parts by ridges, pins, balls, or the like guided in grooves or between cogs
    • F16D3/46Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected the intermediate member being connected to the coupling parts by ridges, pins, balls, or the like guided in grooves or between cogs each coupling part embracing grooves or ridges on the intermediate member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
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Abstract

(57)【要約】 回転可能シャフト(12、14)同士を結合させるために駆動素子(10)が提供される。シャフト(12、14)は、それぞれ縦軸(12A,14A)を中心に回転可能である。さらに、シャフト(12、14)は、駆動素子(10)の幾何形状中心に一致するピボット点Pの回りで、相対的に枢軸回転できる。駆動素子(10)は、シャフト(12)のタング(16)を受ける溝(20)と、シャフト(14)に形成される溝(18)内に着座するタング(22)とを含む。溝(20)の表面(26)、タング(22)の反対側上の表面(34)は、シャフト(12、14)の回転軸(12A,14A)が、所定の角度範囲で相対的に枢軸回転となり、シャフト(12、14)とピボット点P間で、最接近接触軌跡がそれぞれ一定であるよう、形成される。したがって、シャフト(12)、素子(10)、シャフト(14)を備えるユニバーサル・カプリング・ドライブ(24)の全長は、シャフト(12、14)の所定枢軸回転範囲において一定となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、2つの回転可能部材間で、トルクの伝達、移転を行う改良駆動素子
に関する。 本出願人による国際出願番号PCT/AU96/00193号に、駆動素子、
および時計回り、反時計回りの両方向で、直線、曲線に沿ってトルクの伝達を行
う1つ以上の駆動素子を組み込んだ連接ドライブが記載されている。曲がった、
または曲線の経路の回りでトルクの伝達を行うため、チューブ等の支持構造内で
、2つ以上の駆動素子が相互にかみ合わされ、保持される。曲線経路に沿って、
反対方向にトルクを伝達する連接ドライブは、この方法で成功裡に構築されてき
た。だが、達成可能曲度は、2つの駆動素子が配置される経路の曲度、または曲
率半径が変化するに伴い、素子間距離が変化するという事実により制限されるこ
とが分かっている。このことは、結局、所定の連接ドライブが利用できる曲度に
制限を加え、フレキシブルな連接ドライブの複雑性を増加することになる。連接
ドライブがより複雑になると、曲率半径の変化に伴う隣接する駆動素子間の距離
に変化が起こり、その補償のため、追加の機構が必要となる。
【0002】 本発明の目的は、本出願人の前記出願で記載された素子の特性を向上した、改
良駆動素子を提供することである。
【0003】 本発明の実施の形態によると、駆動素子の幾何形状の中心に位置するピボット
点の回りを相対的に枢軸回転可能であり、それぞれ回転軸を有する第1、第2回
転可能部材を結合させる駆動素子が提供される。この駆動素子は、それぞれ第1
、第2回転可能部材と結合するための第1、第2結合手段を備え、ピボット点と
、前記軸の相対的所定枢軸回転角度の範囲で、第1、第2部材が駆動部材幾何形
状中心と最接近接触する各軌跡間とで、間隔が実質的に一定に維持されるよう構
成される。
【0004】 前記所定角度範囲は、最大50°〜60°程度とすることが好ましい。
【0005】 第1結合手段は、必要に応じ、第1回転可能部材上に形成されるスロット、ま
たは突起と係合する突起、またはスロット形状とすることが好ましい。この場合
、突起、またはスロットの根元に隣接する結合手段の表面が、突起、またはスロ
ットの長さに沿って反対方向に、突起、またはスロット中間点から開放される。
これにより、座面(bearing surface, ベアリング表面)が定められる。座面形 状、または外形は、その長さが、第1部材と第1結合手段の最接近接触軌跡に対
応するよう形成される。
【0006】 第2結合手段は、必要に応じ、第2回転可能部材上に形成されるスロット、ま
たは突起と係合する突起、またはスロット形状とすることが好ましい。この場合
、突起、またはスロットの根元に隣接する第2結合手段表面が、突起、またはス
ロットの長さに沿って反対方向に、突起、またはスロット中間点から開放される
。これにより、座面が定められる。座面形状、または外形は、その長さが、第2
部材と第2結合手段の最接近接触軌跡に対応するよう形成される。
【0007】 第1、第2結合手段は、相対直角方向に延長されることが好ましい。
【0008】 第1結合手段は、突起、またはスロットのどちらか一方として形成され、第2
結合手段は、突起、またはスロットの他方として形成されることが好ましい。し
かし、他実施例では、第1、第2結合手段の両方を同じ形状、つまり両方とも突
起状、またはスロット状とすることができる。
【0009】 駆動素子は、前記第1、第2結合手段を形成するため、材料を取り除かれた球
形とすることが好ましい。
【0010】 本発明の他の実施の形態によると、連接カプリングが提供される。この連接カ
プリングは、それぞれ縦軸を中心に回転可能な第1、第2回転可能シャフトと、
一方のシャフトから他方のシャフトに、時計回り、または反時計回りにトルクを
伝達する第1、第2回転可能シャフト間に位置し、第1、第2結合可能シャフト
に結合される駆動素子とを備える。駆動素子には、それぞれ第1、第2回転可能
シャフトと結合するための第1、第2結合手段が設置される。第1、第2結合手
段は、回転可能部材の縦軸が、それぞれ、駆動素子の幾何形状中心に一致するピ
ボット点を中心に、相対的に枢軸回転可能となるよう構成される。さらに、駆動
素子は、ピボット点と、軸の相対的所定枢軸回転角度の範囲で、第1、第2回転
可能シャフトが駆動素子幾何形状中心と最接近接触する各軌跡との間で、距離が
実質的に一定に維持されるよう構成される。これにより、連接カプリング全長が
、軸の相対的所定枢軸回転角度範囲にまたがり実質的に一定に保持される。
【0011】 本発明の別の様態によると、時計回り、反時計回りの両方向に、動力伝達系路
(drive line)に沿ってトルク伝達を行う連接フレキシブル・ドライブが提供さ
れる。この連接フレキシブル・ドライブは、複数の駆動素子と、動力伝達装置に
沿って駆動素子を回転可能に保持するフレキシブル・ハウジングとを備える。駆
動素子は、動力伝達装置に接する各回転軸を中心に回転可能であり、それぞれ第
1、第2結合手段を有する。それにより、隣接する相互噛み合い駆動素子の第1
、第2結合手段を含む平面で、隣接する駆動素子がお互いにスライドできるよう
、隣接素子の噛み合いが容易になる。さらに、第1、第2結合手段は、各回転軸
の相対的所定枢軸回転角度範囲における隣接駆動素子最接近接触軌跡で、隣接駆
動素子の幾何形状中心間の間隔が実質的に一定となるよう構成される。
【0012】 次に、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
【0013】 添付図面に示すように、シャフト12、14形状の第1、第2回転可能部材を
結合させる駆動素子10が提供される。シャフト12は、その縦軸12Aを中心
に回転可能であり、シャフト14も、その縦軸14Aを中心に回転可能である。
また、シャフト12、14は、軸12Aと14Aが列に並んでいないとき、その
軸交差点に位置するピボット点Pを中心に、相対的に枢軸回転可能である。駆動
素子10は、その幾何形状中心がピボット点Pと一致する、シャフト12、14
間に位置決めされる。駆動素子10に隣接するシャフト12端には、突起、また
はタング16が形成され、駆動素子10に隣接するシャフト14端には、スロッ
ト、または溝18が形成される。シャフト12、14を結合するため、駆動素子
10には、第1結合手段が備えられる。この第1結合手段は、タング16と、ス
ロット18内に着座する突起、またはタング22を受ける溝20の形状である。 例えば、シャフト14が、その軸14Aを中心に回転するよう駆動されると、
駆動素子10によりシャフト12へトルクが伝達され、シャフト12は、シャフ
ト14と同じ回転方向で、その軸12Aを中心に回転される。
【0014】 シャフト12、14、駆動素子10は、共に、ユニバーサル・カプリング24
を形成する。シャフト12の枢軸回転は、スロット20の長さに一致する平面内
である。シャフト14は、突起22を含む平面と一致する横断面内で枢軸回転で
きる。シャフト12、14が、ユニバーサル・カプリング24の全長を変更する
ことなく、ピボット点Pを中心に相対的に枢軸回転できるよう、駆動素子10は
、ピボット点Pと、軸12Aと14Aの相対的所定枢軸回転角度の範囲で、シャ
フト12、14が、駆動素子10の幾何形状中心Pと最接近接触する各軌跡との
間で、その間隔を実質的に一定に維持するよう構成される。
【0015】 図5に、最接近接触軌跡が最もよく例示されている。この図は、中央位置、2
カ所の対向位置にあるカプリング24を示している。中央位置では、シャフト1
が、軸14Aと共直線の回転軸12A1を有する。反時計方向に角度α分シ
ャフト12を枢軸回転させると、仮想シャフト12が示す位置にシャフトが残
されることなる。シャフト12を中央位置から時計方向に枢軸回転させると、シ
ャフト12が示す位置にシャフトが置かれることになる。位置12、12 、12におけるシャフト12の最接近接触点は、それぞれ接触点C、C
として示されている。シャフトが位置12と12間で枢軸回転すると、
最接近接触点Cにより、シャフト12と幾何形状中心P間での最接近接触(最短
距離)軌跡Lが定めされる。ユニバーサル・カプリング24の全長は、枢軸回転
軸14Aと相対的な枢軸回転軸12Aからプラス・マイナスαの枢軸回転範囲に
おいて、実質的に一定に維持可能であるが、これは、軌跡Lに沿う点全てが、確
実にピボット点Pから同じ距離を保つことにより可能となる。また、このことは
、スロット20の根元における素子10の表面26を、スロット20の長さ中央
点から反対方向に開放、またはその形を形成することにより達成される。表面2
6は、中央凸面部28と、2つの対向凹面部30、32(図3参照)よりなる複
合形状となるよう開放される。中央凸面部28は、軌跡Lと一致する形状、また
は外形を有する。面部28、30、32は、滑らかに連続形成される。凹面部3
0、32は、それぞれ枢軸回転位置12、12にあるシャフト12部分を収
容する。
【0016】 表面26が、平面である場合、シャフト12の位置12、または12への
枢軸回転は、幾何形状中心Pからのシャフト12の直線平行移動を伴う。これは
、シャフトが、平らな表面に対して外側にてこ移動されるからである。
【0017】 タング22の反対側上にある素子10の表面34は、表面26と同様の方法で
開放、またはその形が形成される。これにより、シャフト14が、軸14Aと1
2Aが一致する中央線から±α°枢軸回転され、ピボット点Pに対するシャフト
14の最接近接触軌跡からの距離が、一定に維持される。突起22反対側上の表
面34は、その反対側に、中央凸部36、連続する凹部38、40を備える。凸
部36は、その形状、または外形が、シャフト14の最接近接触点と、その中心
位置から±α°間枢軸回転する幾何形状中心Pとの間における一定距離軌跡に対
応するよう形成される。
【0018】 表面26、34の適切な加工、または開放により、回転軸12Aと14Aは、
カプリング24の全長に影響を与えることなく、中心位置から反対方向におよそ
25°〜30°枢軸回転が可能となる。したがって、単一の素子10により、1
シャフトが50°〜60°円錐状に枢軸回転できるユニバーサル・カプリングが
提供される。
【0019】 スロット20、突起22は、互いに直交する平面にあるため、ドライブ10は
、実際には、シャフト12、14により、ピボット点Pを中心とする回転が抑制
される。したがって、駆動素子10を適切な位置に保持するための、軸受、他装
置等を設置する必要はない。このことにより、摩擦による動力損失が最小に止め
られる。しかし、実際には、駆動素子10を中心に運行クリアランスを有する位
置決めリング(例えばナイロンなどの自己潤滑材よりなる)、または軸受を設け
ることも考えられる。重負荷、および・または高RMPでの適用では、軸受を設
けることが推奨される。
【0020】 本発明の他の実施の形態では、図6、図7に示すように、フレキシブル連接ド
ライブ42が、チューブ44等のフレキシブル・ハウジング内に、多くの駆動素
子10を相互に噛み合わせることにより形成され、チューブ44の各端に、トル
ク入力、トルク出力シャフト46、48がそれぞれ備えられる。本実施例におい
て、第1の駆動素子10Aが、トルク入力シャフト46のタング50と噛み合わ
せられ、最後の駆動素子10Nが、トルク出力シャフト48のタング52と噛み
合わせられる。各駆動素子10は、隣接駆動素子間との間隔を変更することなく
、およそ25〜30°、その隣接駆動素子に対して枢軸回転可能である。そのた
め、フレキシブル・チュービングでは、対向端素子間隔を大幅に変更することな
く、一定、可変、そして多数半径での曲げ、またはねじ曲げが可能となる。効率
を最大にするには、フレキシブル連接ドライブ42に、駆動素子10間のクリア
ランスを微調整するため、一端、または両端にバイアス素子、または他の手段を
備えることも考えられる。トルク入力、出力シャフト46、48は、チューブ4
4の対向端に設置される糸58、60上に固着される各ブッシュ54、56内に
回転可能に保持される。チューブ44内での2つの駆動素子10Aと10Bの相
互噛み合わせは、図7に最も明確に示されている。駆動素子10A,10B,そ
して他全ての素子10は、図1〜5に示す素子と同様の形状、構成、作用を有し
ている。素子10Aの突起22は、素子10Bのスロット20に受け入れられる
。素子10A、10Bは、前記図1〜5に示す実施例と同様の方法で、枢軸回転
角度の所定範囲で、その間になんら間隔なしに、相対的に枢軸回転可能である。
回転中、素子は、スロット噛み合わせにおける突起固有の特性のため、それらの
回転軸を横断する方向に、相対的にスライド可能でもある。このスライド動作は
、隣接する相互噛み合わせ素子10のスロット20、突起22を含む平面内で起
こる。これにより、トルクが、入力シャフト46から出力シャフト48に移転さ
れるとき、素子10に振れ動作が生じる。
【0021】 以上本発明の実施例を詳細に記述したが、関連技術の当業者であれば分かるよ
うに、本発明の基本的概念を逸脱することなく、種々の修正、変更が可能である
。例えば、駆動素子10は、スロット20と突起22を備えている。しかし、駆
動素子10に接続される部材特性に応じ、駆動素子10は、互いの直交平面に2
つの突起22、または2つのスロット20を備えるようにしてもよい。素子10
は、必ずしも球形とする必要もない。また、駆動素子10は、中実(例えば、ダ
イカスト、または中実球形材の加工により形成される)、中空のどちらか一方に
形成してもよい。さらなる実施例において、スロット20、突起22は、必ずし
も相互に直交状態とする必要はない。むしろ、90°以下の角度でオフセットす
るようにしてもよい。素子10が、図6に示すような列状に配置される場合、ス
ロット20、突起22が、90°ではなく60°でオフセットされることが好ま
しい。回転中、素子の回転加速、減速におけるバラツキが排除されるからである
。この点に関して、回転するとき、素子10は、ユニバーサル・ジョイントに幾
分類似した方法で、連続的に加速、減速されることに留意する必要がある。素子
10の列において、スロット20と突起22間の角度をオフセットすることによ
り、素子はそれぞれ異なる時間に加速、減速することになり、それにより列全体
の「がた振れ」が除去される。オフセットは、列内の素子10数に応じ、変更し
てよい。
【0022】 前記のような変更、修正は全て、その特徴が前記より判断される本発明の範囲
内とする。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の駆動素子を組み込んだユニバーサル・カプリングの側面図で
ある。 図2は、図1に示すカプリングの側面図であるが、構成要素が全て90°回転
されている。 図3は、図1に示す駆動素子を示す図である。 図4は、図2に示す駆動素子を示す図である。 図5は、図1に示すカプリングの側面図であるが、出力シャフトが、様々な傾
斜範囲で示されている。 図6は、駆動素子を組み込んだ連接フレキシブル・ドライブの部分断面図であ
る。 図7は、図6に示す連接フレキシブル・ドライブの駆動素子のうち2つを示す
拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ回転軸を有する第1、第2回転可能部材を結合する駆動素子において
    、前記第1、第2回転可能部材が、前記駆動素子の幾何形状中心に位置するピボ
    ット点を中心に相対的に回転可能であり、 それぞれ前記第1、第2回転可能部材と結合するための第1、第2結合手段を
    備え、 前記ピボット点と、前記軸の相対的所定枢軸回転角度範囲において、前記第1
    、第2部材が前記駆動素子の幾何形状中心と最接近接触する各軌跡との間で、実
    質的に一定の間隔を維持するよう構成されることを特徴とする駆動素子。
  2. 【請求項2】 前記第1結合手段が、必要に応じ、前記第1回転可能部材上に形成されるスロ
    ット、または突起と係合する突起、またはスロットのどちらか一方形状に形成さ
    れ、前記突起、またはスロットの根元に隣接する前記結合手段表面が、前記突起
    、またはスロットの長さに沿って対向方向に、前記突起、またはスロットの中間
    点から開放、またはその形が形成され、それにより座面が定められ、前記座面の
    長さは、その形状、または外形が、前記第1部材、前記第1結合手段の最接近接
    触軌跡に対応するよう形成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動素子。
  3. 【請求項3】 前記第2結合手段が、必要に応じ、前記第2回転可能部材上に形成されるスロ
    ット、または突起と係合する突起、またはスロットのどちらか一方形状に形成さ
    れ、前記突起、またはスロットの根元に隣接する前記第2結合手段表面が、前記
    突起、またはスロットの長さに沿って対向方向に、前記突起、またはスロットの
    中間点から開放、またはその形が形成され、それにより座面が形成され、前記座
    面の長さは、その形状、または外形が、前記第2部材、前記第2結合手段の最接
    近接触軌跡に対応するよう形成されることを特徴とする請求項2に記載の駆動素
    子。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2結合手段が、相互に直角の方向に延長されることを特徴とする
    請求項3に記載の駆動素子。
  5. 【請求項5】 前記第1結合手段が、前記突起、スロットのどちらか一方として形成され、前
    記第2結合手段が、前記突起、スロットの他方として形成される、ことを特徴と
    する請求項4に記載の駆動疎素子。
  6. 【請求項6】 前記駆動素子が、前記第1、第2結合手段を形成するよう、材料が取り除かれ
    た球形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動素子。
  7. 【請求項7】 前記所定角度範囲が、最大50°〜60°程度であることを特徴とする請求項
    1に記載の駆動素子。
  8. 【請求項8】 連接カプリングにおいて、 それぞれの縦軸中心に回転可能な第1、第2回転可能シャフトと、 前記シャフトの一方から他方に、時計回り、または反時計回りにトルクを伝達
    する前記第1、第2回転可能シャフト間に位置し、前記第1、第2回転可能シャ
    フトに結合される駆動素子とを備え、 前記駆動素子には、それぞれ前記第1、第2回転可能シャフトと結合するため
    の第1、第2結合手段が設置され、前記第1、第2結合手段は、回転可能部材の
    縦軸が、それぞれ、前記駆動素子の幾何形状中心に一致するピボット点を中心に
    、相対的に枢軸回転可能となるよう構成され、さらに、前記駆動素子は、前記ピ
    ボット点と、軸の相対的所定枢軸回転角度の範囲で、前記第1、第2回転可能シ
    ャフトが前記駆動素子幾何形状中心と最接近接触する各軌跡との間で、距離が実
    質的に一定に維持されるよう構成され、これにより、前記連接カプリング全長が
    、前記軸の相対的所定枢軸回転角度の範囲にまたがり実質的に一定に維持される
    ことを特徴とする連接カプリング。
  9. 【請求項9】 前記第1結合手段が、必要に応じ、前記第1回転可能シャフト上に形成される
    スロット、または突起と係合する突起、またはスロットのどちらかの形状に形成
    され、前記突起、またはスロットの根元に隣接する前記結合手段表面が、前記突
    起、またはスロットの長さに沿って対向方向に、前記突起、またはスロットの中
    間点から開放され、それにより座面が定められ、前記座面の長さは、その形状、
    または外形が、前記第1シャフト、前記第1結合手段の最接近接触軌跡に対応す
    るよう形成されることを特徴とする請求項8に記載のカプリング。
  10. 【請求項10】 前記第2結合手段が、必要に応じ、前記第2回転可能シャフト上に形成される
    スロット、または突起と係合する突起、またはスロットのどちらかの形状に形成
    され、前記突起、またはスロットの根元に隣接する前記第2結合手段表面が、前
    記突起、またはスロットの長さに沿って対向方向に、前記突起、またはスロット
    の中間点から開放され、それにより座面が形成され、前記座面の長さは、その形
    状、または外形が、前記第2シャフト、前記第2結合手段の最接近接触軌跡に対
    応するよう形成されることを特徴とする請求項9に記載のカプリング。
  11. 【請求項11】 時計回り、反時計回りの両方向に、動力伝達系路に沿ってトルク伝達を行う連
    接フレキシブル・ドライブにおいて、 複数の駆動素子と、 前記動力伝達系路に沿って前記駆動素子を回転可能に保持するフレキシブル・
    ハウジングとを備え、 前記駆動素子は、前記動力伝達系路に接する各回転軸を中心に回転可能であり
    、それぞれ第1、第2結合手段を有し、それにより隣接する相互噛み合わせ駆動
    素子の前記第1、第2結合手段を含む平面で、隣接する駆動素子がお互いスライ
    ドできるよう、隣接素子の噛み合わせを容易とし、さらに、前記第1、第2結合
    手段は、各回転軸の相対的所定枢軸回転角度の範囲における隣接駆動素子の最接
    近接触軌跡で、隣接駆動素子の幾何形状中心間の間隔が実質的に一定となるよう
    構成されることを特徴とする連接フレキシブル・ドライブ。
  12. 【請求項12】 前記第1結合手段が、突起形状に形成され、前記第2結合手段が、スロット形
    状に形成され、前記スロット、突起の根元に隣接する各駆動素子表面が、対向方
    向に、前記突起、またはスロットの中間点から開放、またはその形状が形成され
    、それにより各座面が定められ、前記各座面の長さは、その形状、または外形が
    、その駆動素子が、隣接する駆動素子に最接近接触する軌跡に対応するよう形成
    されることを特徴とする請求項11に記載の連接フレキシブル・ドライブ。
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