JP2001516796A - 漂白剤 - Google Patents

漂白剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、光漂白化合物および重合体状化合物を含んでなる、光漂白性能が改良された光漂白剤に関する。この光漂白剤は、漂白を必要とするすべての用途、例えば洗浄組成物、に使用できる。本発明は、光漂白剤の製造方法にも関連する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、光漂白性能が改良された、光漂白化合物および重合体状化合物を含
んでなる光漂白剤に関する。この漂白剤は、漂白を必要とするすべての用途、例
えば洗浄組成物、に使用できる。
【0002】 本発明は、この光漂白剤の製造方法にも関連する。
【0003】 発明の背景 露光により光活性化され、化学反応または他の光化学反応に活性な物質になる
様々な化合物がこの分野で公知である。
【0004】 それらの2つの一般的な例は、ポルフィリンおよびフタロシアニン光漂白化合
物である。これらの化合物は、金属を含まず、特に好適な陽イオンと組み合わせ
た時に、その化合物を励起状態に変換する光化学反応段階から出発する一連の反
応を行なう。この分子の励起状態は、染と反応してそれらの染みを漂白するか、
またはその後に続く反応段階の後に、分子状酸素と連携して、「活性酸素」を形
成することができる。活性酸素は、「一重項酸素」または超酸化物の分子を包含
する。超酸化物は、続いて過酸化水素に転化し得る。この一連の反応で形成され
る「一重項酸素」、超酸化物または過酸化水素は、染と反応し、それらの染みを
無色の、通常は水溶性の状態に化学的に漂白し、それによっていわゆる光化学漂
白を行なうことができる酸化性物質である。ポルフィリンまたはポルフィリン状
化合物の例には、ヘマトポルフィリン、クロロフィル、クロリン(chlorin) 、オ
キソクロリン、フェオホルビド、ピロフェオホルビド、ベンゾポルフィリン、テ
トラ−アリールポルフィリン、亜鉛テトラフェニルポルフィリン、トリピロール
ジメタン−誘導膨脹ポルフィリンが挙げられる。フタロシアニンおよびナフタロ
シアニンの例には、亜鉛、アルミニウム、インジウム、ケイ素、およびガリウム
フタロシアニンおよびナフタロシアニンが挙げられるが、亜鉛およびアルミニウ
ムフタロシアニンが最も一般的である。
【0005】 光漂白剤の他の例はキサンテン染料、例えばローズベンガル、エオシン、およ
びフルオレセイン、である。他の光漂白剤の例には、メタクロム系染料、例えば
チオニン、メチレンブルー、ベンゾ[a]フェノキサジニウム(Nile Blue A )
、およびベンゾ[a]フェノチアジニウム、が挙げられる。これらの、水溶性が
より高い光漂白剤の使用は、それらの界面活性が乏しいために、制限されること
がある。
【0006】 フタロシアニン、ナフタロシアニン、およびポルフィリン光漂白化合物の使用
に関連する問題の一つは、これらの物質が、特に親の環が水素のみで置換されて
いる場合に、水溶性ではないことである。
【0007】 光漂白化合物および洗浄製品の処方者の課題は、水溶性である光漂白剤を製造
することである。これを行なう努力の中で、様々な特許文献、例えばヨーロッパ
特許第119746号明細書、第379312号明細書、第553608号明細
書、第596187号明細書および第692947号明細書、が、各種の可溶化
置換基を有するフタロシアニン誘導体による光漂白に関連している。これらの文
献は、親水性であり、感光性環単位に結合して分子の溶解性または光化学特性を
強化する、選択された置換基単位を開示している。一般的に、必要な溶解度を得
るには3個以上の置換基が必要とされている。
【0008】 しかし、(特定レベルの水溶性を確保するために)光漂白化合物に(多数の)
置換基を導入することに関連する問題は、環系の光漂白特性が影響を受け易いこ
とである。例えば、溶解度を増加させる変形は、分子の量子効率を下げることが
ある。これによって、十分な光漂白特性が無い誘導体化合物が生じることがある
。第一に、これは、一重項酸素の形成を少なくし、そのために漂白効果を下げる
ことがある。第二に、吸収スペクトルが変化し、使用の際に光漂白化合物の好ま
しくない変色につながることがあるが、これは布地の光漂白に使用した場合に特
に問題である。
【0009】 この分野では、これらの誘導体光漂白剤の製造方法は公知である。しかし、こ
れらの誘導体光漂白剤の製造は、低収率で進行し、不純物を導入するので、コス
トを増加させることがある。これらの不純物は、特に布地に使用した場合に、好
ましくない変色を引き起こし、染を形成することもある。
【0010】 この分野で公知のほとんどの光漂白化合物の使用に対する別の大きな制約は、
高度に着色した物質(600〜800ナノメートルの領域に吸収を有する)であ
る。例えば、布地上の高濃度のこれらの化合物は、布地の染形成を引き起こす。
従って、洗濯中の布地上に大量の光漂白化合物が付着することは避けるべきであ
る。さらに、布地表面上にこれらの化合物が蓄積することも避けるべきである。 この分野で公知のほとんどの光漂白化合物のさらに別の制約は、可溶性付与基
の導入により、化合物が不安定になるので、光、特に日光、に露出した時に分解
する傾向があり、それらの化合物が光漂白化合物として失活し、漂白性能が低下
することである。さらに、光漂白化合物を含む洗浄組成物で、他の漂白剤の存在
を必要とすることが多い。しかし、これらの漂白剤は、光漂白剤の分解および不
活性化を引き起こすこともある。
【0011】 そのため、水溶性であり、最適な光漂白特性を有し、分解および蓄積の問題を
解決する、改良された光漂白化合物が必要とされている。
【0012】 本発明により、改良された光漂白剤を提供する。本発明者は、水に不溶である
か、または水に僅かに可溶である光漂白化合物を、特殊な重合体状化合物と一体
化することにより、水溶性の光漂白剤が形成されることを発見した。さらに、本
発明者は、界面活性が乏しい(可溶性の)光漂白化合物をこれらの重合体状化合
物と一体化することにより、界面活性が改良された(水溶性)漂白剤が得られる
ことも見出だした。理論に捕らわれることはないが、洗濯する布地上に存在する
汚れに対する親和力を改良した光漂白剤により、光漂白性が改良される。そのた
め、これらの汚れを、より特異的に、より効果的に漂白することができる。さら
に、本発明に包含される光漂白剤は、光や漂白剤に露出した時に、より安定して
いるので、より効果的な光漂白性能を与えることができる。例えば、表面上に付
着した特定量の光漂白剤に対して、その光漂白剤が分解する前に、より大量の一
重項酸素または他の漂白物質を形成することができる。また、この光漂白剤は、
望ましい色、特に青色、の薬剤およびその薬剤を含んでなる布地を生じる吸収ス
ペクトルを有する。さらに、これらの光漂白剤は、布地表面に一様に移行するこ
とが分かった。そのため、染を生じる、局所的に大量の光漂白剤を避けることが
できる。その後の洗浄においても、これらの漂白剤が布地上に蓄積する程度は低
いことが分かった。本発明の光漂白剤は不純物を導入せずに製造できるので、高
度に着色した不活性薬剤による布地の染形成も避けられる。さらに、光漂白剤は
、布地上に望ましい色合いを与え、布地の外観を改良することができる。
【0013】 この様に追加の特性により、光漂白性能が全体的に改良される。
【0014】 本説明で引用する文献はすべて、関連する部分で、ここに参考として含める。 発明の概要 本発明は、互いに一体化された a)重合体状成分、および b)光漂白成分 を含んでなり、a)とb)との重量比が1:1〜1000:1である光漂白剤を
含んでなる。
【0015】 本発明は、互いに一体化された光漂白成分および重合体状成分を含んでなり、
a)とb)との重量比が1:1〜1000:1である光漂白剤であって、 a)光漂白化合物および重合体状化合物を含んでなる溶融物または溶液を形成す
る工程、 b)別の工程で、光漂白剤を形成し、分離する工程を含んでなる製法により得ら
れる光漂白剤にも関連する。
【0016】 本発明は、水溶性を改良する、および/または化合物の界面活性を改良するた
めに、好ましくは双極性非プロトン基を含む単量体単位を有する特殊な重合体状
化合物の使用も含んでなる。
【0017】 発明の詳細な説明 光漂白剤 本発明の光漂白剤は、ここに説明する様な、互いに一体化された1種以上の特
殊な重合体状成分および1種以上の光漂白成分を含んでなる。
【0018】 ここで使用する「互いに一体化された」は、 a)光漂白化合物および重合体状化合物を含んでなる溶融物または溶液を形成す
る工程、 b)別の工程で、光漂白剤を形成し、分離する工程 を含んでなる方法により得られる、光漂白剤の成分間の一体化を意味する。
【0019】 これは、光漂白成分が重合体状成分の上に吸着されるか、またはその中に吸収
されること、あるいは重合体状成分および光漂白成分が会合錯体構造またはコア
セルベート錯体構造を形成することを意味することができる。
【0020】 光漂白剤中の重合体状成分対光漂白成分の重量比は、1:1〜1000:1、
より好ましくは5:1〜1000:1、より好ましくは20:1〜100:1、
最も好ましくは20:1〜60:1である。
【0021】 本発明の光漂白剤は、好ましくは50〜99.9重量%、より好ましくは90
〜99.9重量%、より好ましくは92〜99重量%、最も好ましくは95〜9
8重量%の重合体状成分を含んでなる。
【0022】 本発明の光漂白剤は、好ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは0.1
〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%、最も好ましくは2〜5重量%の光
漂白成分を含んでなる。漂白剤を布地に対して使用する際、布地に対する色調効
果が望ましい場合、高レベルの光漂白成分が好ましいことがある。
【0023】 重合体状化合物 光漂白化合物と一体化して本発明の光漂白剤の重合体状成分を形成する重合体
状化合物は、好ましくは双極性非プロトン基を含んでなる単量体単位を重合させ
た材料を含んでなる。
【0024】 好ましくは、重合した単量体単位の少なくとも50%、より好ましくは少なく
とも75%、さらに好ましくは少なくとも95%が双極性非プロトン基を含んで
なる。
【0025】 本発明の重合化合物は、1種類の重合した単量体単位を有する骨格を含んでな
る単独重合体、または異なった重合した単量体単位を有する骨格を含んでなる共
重合体でよい。
【0026】 重合体状化合物は、好ましくは数平均分子量が500〜1,000,000、
より好ましくは1,000〜100,000、より好ましくは2000〜80,
000、最も好ましくは5000〜60,000である。
【0027】 非常に好ましい単量体単位には、ビニルアミド、例えばN−ビニルピロリドン
およびN−ビニルアセトアミド、並びにビニル複素環式化合物、例えばN−ビニ
ルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニルトリアゾール、4−ビ
ニルピリジン、および4−ビニルピリジン−N−オキシド、が挙げられる。これ
らの双極性非プロトン基含有単量体単位は、光漂白成分を可溶化するのに特に効
果的である。
【0028】 コモノマーを使用して重合体に追加の特性、例えば電荷、親水性および疎水性
、を与えることができる。好適なコモノマーには、アクリル酸またはメタクリル
酸、それらの塩、およびそれらの、アクリル酸メチル、エチル、ヒドロキシエチ
ル、プロピル、ヒドロキシプロピル、ブチル、エチルヘキシル、デシル、ラウリ
ル、i−ボルニル、セチル、パルミチル、フェノキシエチル、ステアリルを包含
するエステル、が挙げられる。アクリル酸ジエチルアミノエチル、アクリル酸ジ
メチルアミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノプロピル、およびアクリル酸ま
たはメタクリル酸のコリンエステルも挙げられる。アクリルアミドまたはメタク
リルアミドおよびそれらの、N−メチロール−アクリルアミド、N,N−ジメチ
ルアミノプロピルアクリルアミド、N,N,N−トリメチルアンモニウムプロピ
ルアクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリルアミド、N−te
rt−ブチルアクリルアミド、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−ウ
ンデシルアクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
を包含する各種のN−置換誘導体も挙げられる。ビニルエステル、例えば酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ネオオクタン酸ビニルエステル
、ネオノナン酸ビニルエステル、ネオデカン酸ビニルエステル、も挙げられる。
他のビニルモノマー、例えばスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、
も挙げられる。不飽和酸、例えばクロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、またはそれらの無水物またはエステルも挙げられる。
【0029】 本発明の最も好ましい重合体状化合物は、ポリビニルイミダゾール(PVI)
、またはポリビニルピロリドンおよびポリビニルイミダゾールの共重合体(PV
PVI)、最も好ましくはポリビニルピロリドン(PVP)である。これらの非
常に好ましい重合体状化合物の平均分子量は好ましくは20,000〜60,0
00である。
【0030】 また、ここに記載する2種類以上の重合体状化合物を光漂白化合物と一体化し
、本発明の光漂白剤の重合体状成分を形成することができる。
【0031】 光漂白化合物 重合体状化合物と一体化して本発明の光漂白剤の光漂白成分を形成する光漂白
化合物は、分子状酸素との光化学反応から出発し、「活性酸素」の分子を形成す
る反応、または一連の反応を行なうことができる、この分野で公知のすべての化
合物でよい。活性酸素は、「一重項酸素」または超酸化物の分子を包含する。続
いて超酸化物は過酸化水素に転化される。この一連の反応で形成される「一重項
酸素」、超酸化物または過酸化水素は、染と反応し、染みを無色の、通常は水溶
性の状態に化学的に漂白し、それによっていわゆる光化学漂白を達成することが
できる酸化性物質である。
【0032】 好ましい光漂白化合物は、ポルフィンまたはポルフィリン構造を有する化合物
である。
【0033】 ポルフィンおよびポルフィリンは、文献中では同義語として使用されるが、通
常、ポルフィンは、置換基を含まない最も簡単なポルフィリンを意味し、ポルフ
ィリンはポルフィンの亜群である。本願におけるポルフィンの意味はポルフィリ
ンを包含する。
【0034】 ポルフィン構造は、好ましくは金属元素または陽イオン、好ましくはCa、M
g、P、Ti、Cr、Zr、In、SnまたはHf、より好ましくはGe、Si
またはGa、より好ましくはAl、最も好ましくはZnを含んでなる。
【0035】 光漂白化合物または成分は、アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、
t−ブチル基、および芳香族環系、例えばピリジル、ピリジル−N−オキシド、
フェニル、ナフチルおよびアントラシル部分、から選択された置換基で置換され
ているのが好ましい場合がある。
【0036】 光漂白化合物または成分は、置換基として可溶化する基を有することができる
が、本発明には、光漂白化合物または成分は、2個以下の可溶化する置換基を有
するのが好ましい。より好ましくは、光漂白化合物または成分は、可溶化する置
換基を含まず、置換されていないのが最も好ましい。
【0037】 非常に好ましい光漂白化合物は、フタロシアニン構造を有し、好ましくは上記
の金属元素または陽イオンを有する化合物である。
【0038】 金属フタロシアニンおよびそれらの誘導体を、フタロシアニン構造の原子位置
を通常通りに番号付けした図1および/または図2に示す構造を有する。
【0039】 フタロシアニンは、図1および/または図2の原子位置1〜4、6、8〜11
、13、15〜18、20、22〜25、27の1箇所以上で置換されたフタロ
シアニン構造の様に、置換されていてよい。
【0040】 しかし、非常に好ましい遷移金属フタロシアニンは置換されていないフタロシ
アニンである。
【0041】 金属元素または陽イオンの(II)を超える酸化状態に関して、図2の記号X4 は
、酸化状態が(III) である場合、陰イオン、好ましくはOH- またはCl- を表
す。
【0042】
【化1】 図1
【化2】 図2 光漂白剤の製造方法 本発明の光漂白剤は、 a)光漂白化合物および重合体状化合物を含んでなる溶融物または溶液を形成す
る工程、 b)別の工程で、光漂白剤を分離する工程 を含んでなる製法により得られる。
【0043】 好ましくは、工程a)で溶液を形成する際、溶液に溶解しない固体光漂白化合
物はすべて、所望により行なう工程で、例えば濾過または遠心分離により、除去
する。
【0044】 工程a)で溶液を形成し、これを所望により濾過し、溶解しない光漂白化合物
をすべて除去する場合、その後の工程は好ましくは沈殿工程を含んでなり、その
際、好ましくは第二の溶剤および/または溶液を加えることにより、光漂白剤を
溶液から析出させる。その沈殿物は好ましくは明らかに目に見える沈殿物である
【0045】 次いで、例えば溶液の濾過または遠心分離により、光漂白剤を沈殿物として集
めることができる。
【0046】 工程a)で溶融物を形成する場合、分離工程c)は好ましくは、溶融物を冷却
し、光漂白剤を好ましくは固体として得る工程を含んでなる。
【0047】 本方法は、必要な処理工程が最小限度であり、光漂白剤(最終生成物)が高収
率で得られ、処理の際に失われる出発物質、すなわち重合体状化合物および光漂
白化合物、を最少に抑えるのが好ましい。
【0048】 別の一製法では、好ましくは出発物質を特殊な溶剤に溶解させ、最終生成物を
形成する様な処理条件にする。好ましくは、最終生成物が沈殿により溶剤から容
易に得られる様な処理条件にする。その際、未反応出発物質が沈殿せず、溶液中
に残留する様な処理条件が好ましい。
【0049】 本発明の光漂白剤の好ましい製造方法は、 a)光漂白化合物および重合体状化合物を溶剤に入れて溶液を形成する工程、 b)溶解しない光漂白剤を濾過または遠心分離により除去する工程、 c)1)工程a)の溶液を第二の溶剤に加え、工程a)の溶剤と第二溶剤を含ん
でなる溶剤混合物中で沈殿物を形成すること、 2)重合体状化合物および光漂白化合物を(重合体状成分および光漂白成分
が互いに一体化された形態で)含んでなる漂白剤を含んでなる沈殿物を溶剤混合
物から分離すること を含んでなる工程 を含んでなる。
【0050】 好ましくは、分離工程c)2)は、溶剤混合物を濾過し、続いて沈殿物を洗浄
し、沈殿物を乾燥させる工程を含んでなる。
【0051】 好ましくは、工程a)で使用する溶剤は、ここに記載する様に、その構造中に
、本発明の重合体状化合物中に含まれる重合した単量体単位の1種以上の構造に
類似した基を含んでなる。
【0052】 溶剤がN−アルキルピロリドン、好ましくはN−メチルピロリドンまたはN−
オクチルピロリドンであるのが非常に好ましい。
【0053】 他の好ましい溶剤はピリジン、ピリジンN−オキシド、N−メチルモルホリン
N−オキシドである。
【0054】 溶剤は、ここに記載する溶剤の混合物、または水およびここに記載する1種以
上の溶剤の混合物でもよい。
【0055】 第二の溶剤は、好ましくはエーテル、好ましくはジエチルエーテルまたはt−
ブチルメチルエーテルである。
【0056】 本製法を実行する温度は、出発物質が溶解し、最終生成物の沈殿物、つまり光
漂白剤、が形成され、好ましくは未反応出発物質が溶液中に残留する様な温度に
すべきである。温度が0℃〜100℃、好ましくは約25℃になる様な方法が好
ましい。
【0057】 所望により、他の化合物または成分が、上記の工程a)の溶液またはそこで使
用する溶剤の中に存在するか、または他の化合物または成分をそれらの溶液また
は溶剤に加え、例えば光漂白剤の製造方法または性能を改良することができる。 あるいは、本発明の光漂白剤の製造方法は、 a)重合体状化合物および光漂白化合物を含んでなる溶融物を形成する工程、 b)溶融物を冷却することにより、光漂白剤を分離する工程 を含んでなることができる。
【0058】 好ましくは、工程a)は、重合体状化合物を融解させ、溶融した重合体状化合
物に光漂白化合物を加える工程を含んでなる。
【0059】 工程a)で形成される溶融物中に含まれる非常に好ましい重合体状化合物は、
N−メチルモルホリン−N−オキシドである。
【0060】 溶融物が追加の化合物または成分、例えば、界面活性剤の様な、洗浄組成物に
大量に使用される他の成分または化合物、を含んでなるのが好ましい場合がある
【0061】 製造の例 ここに記載するすべての製造の際、およびそれに続く貯蔵の際も、光漂白化合
物または成分のすべての溶液および固体を、光から遮断する様に注意する必要が
ある。
【0062】 下記の例の製法で得られる光漂白剤はIPC分析方法により分析する。この方
法では、得られた光漂白剤の特定量を等級Aのメスフラスコ中で計量し、特定量
の蒸留水をPyrex/Quartz蒸留器から加える。分析は、Unicam 701 ICP-OES計器で
行なうが、これはマンガン溶液でピークに達し、問題とする元素に対する市販の
ICP標準で、問題とする濃度範囲で校正する。最少3つの校正点を使用し、各
点はその点における3回測定の平均である。各試料を問題とする各元素に関して
3回測定し、測定の平均を報告する(その平均を、校正に使用した3回の測定と
共に)。
【0063】 下記の例では、「重量部」および「体積部」は、対応するSI単位を意味する
、すなわち「1重量部」が1グラムに対応する場合、「1体積部」は1ミリリッ
トルに対応し、「1重量部」が1キログラムに対応する場合、「1体積部」は1
リットルに対応する。
【0064】 例1 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、97%活性の亜鉛フタロシアニン(Aldrich 製)0.046重量部を加
え、得られた混合物を室温で一晩攪拌する。
【0065】 次いでこの溶液を、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、アルゴ
ン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加える。 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、1.03重量部の光漂
白剤を得る。
【0066】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量3.8重量%を示している。
【0067】 例2 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン塩化物(Aldrich 製)0.0
53重量部を加え、得られた混合物を室温で一晩攪拌する。
【0068】 次いでこの溶液を、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、アルゴ
ン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加える。 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、1.07重量部の光漂
白剤を得る。
【0069】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン塩化物含有量3.9重量%を示している。
【0070】 例3 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約40,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、97%活性の亜鉛フタロシアニン(Aldrich 製)0.091重量部を加
え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0071】 次いでこの溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過して
から、アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しな
がら加える。
【0072】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、0.83重量部の光漂
白剤を得る。
【0073】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量4.2重量%を示している。
【0074】 例4 ポリビニルピロリドン(Polysciences製、M約2,500)1重量部を室
温で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。こ
の溶液に、97%活性の亜鉛フタロシアニン(Aldrich 製)0.091重量部を
加え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0075】 次いでこの溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過して
から、アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しな
がら加える。
【0076】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、0.77重量部の光漂
白剤を得る。
【0077】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量3.9重量%を示している。
【0078】 例5 ポリ[ビニルピロリドン−コ−アクリル酸](Aldrich 製、M約96,0
00、アクリル酸含有量25%)1重量部を室温で1−メチル−2−ピロリドン
(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この溶液に、97%活性の亜鉛フタ
ロシアニン(Aldrich 製)0.205重量部を加え、得られた混合物を95℃で
一晩攪拌する。
【0079】 この光漂白剤溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過し
てから、アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌し
ながら加える。
【0080】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させる。
【0081】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量1.4重量%を示している。
【0082】 例6 ポリ[ビニルピロリドン−コ−ビニルイミダゾール](BASF製、K 20)1重量
部を室温で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させ
る。この溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン塩化物(Aldrich 製
)0.091重量部を加え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0083】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0084】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させる。
【0085】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン塩化物含有量7.4重量%を示している。
【0086】 例7 ポリ[ビニルピロリドン−コ−メタクリル酸ジメチルアミノエチル]ジメチル
サルフェート第4級物質(50%エタノール溶液を回転蒸発させて得る、Polysc
iences製)1重量部を室温で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5
体積部に溶解させる。この溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン塩
化物(Aldrich 製)0.091重量部を加え、得られた混合物を95℃で一晩攪
拌する。
【0087】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0088】 粘性の暗青色の固体が沈殿するので、これをジエチルエーテル中に再度スラリ
ー化し、次いで濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上
で乾燥させる。
【0089】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン塩化物含有量5.0重量%を示している。
【0090】 例8 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン水酸化物(Aldrich 製)0.
236重量部を加え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0091】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0092】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させる。
【0093】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン水酸化物含有量4.6重量%を示している。
【0094】 例9 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン塩化物(Aldrich 製)0.1
00重量部を加え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0095】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、t−ブチルメチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌し
ながら加える。
【0096】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、t−ブチル
メチルエーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、光漂白剤0.
99重量部を得る。
【0097】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン塩化物含有量4.2重量%を示している。
【0098】 例10 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、97%活性の亜鉛フタロシアニン(Aldrich 製)0.205重量部およ
びピリジン(Merck 製)0.055重量部、すなわち亜鉛フタロシアニン1モル
あたりピリジン2モル、を加える。得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0099】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0100】 トルコ石の様な緑色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、光漂白剤0.97重量
部を得る。
【0101】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量4.4重量%を示している。
【0102】 例11 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
でN,N−ジメチルホルムアミド(Merck 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、97%活性の亜鉛フタロシアニン(Aldrich 製)0.205重量部を加
え、得られた混合物を95℃で一晩攪拌する。
【0103】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0104】 トルコ石の様な緑色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させ、光漂白剤0.83重量
部を得る。
【0105】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、亜
鉛フタロシアニン含有量1.9重量%を示している。
【0106】 例12 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部を室温
で1−メチル−2−ピロリドン(Aldrich 製)4.5体積部に溶解させる。この
溶液に、85%活性のアルミニウムフタロシアニン塩化物(Aldrich 製)0.1
10重量部を加え、得られた混合物を95℃で30分間攪拌する。
【0107】 この溶液を室温に冷却し、湿分を排除するためにアルゴン下で濾過してから、
アルゴン下で、ジエチルエーテル(Merck 製)60体積部に強く攪拌しながら加
える。
【0108】 トルコ石の様な青色の固体が沈殿するので、これを濾過して集め、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空中、塩化カルシウム上で乾燥させる。
【0109】 こうして得られた光漂白剤を分析にかける。ICP−OESによる分析は、ア
ルミニウムフタロシアニン含有量6.7重量%を示している。
【0110】例13 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部および
4−メチルモルホリンN−オキシド(Fluka 製)0.5重量部を95℃に加熱す
ると、固体が融解して粘性液体を形成する。これに97%活性の亜鉛フタロシア
ニン(Aldrich 製)0.02重量部を加え、混合物を95℃で一晩分間攪拌する
。 この混合物を室温に冷却すると、堅い、暗青色固体の光漂白剤に固化するが
、これは洗剤溶液の様な水溶液に溶解する。
【0111】例14 ポリビニルピロリドン(Aldrich 製、M約10,000)1重量部および
等重量部の4−メチルモルホリンN−オキシド一水和物(Fluka 製)を95℃に
加熱すると、固体が融解して粘性液体を形成する。これに97%活性の亜鉛フタ
ロシアニン(Aldrich 製)0.04重量部を加え、混合物を95℃で一晩分間攪
拌する。
【0112】 この混合物を室温に冷却すると、堅い、暗青色固体の光漂白剤に固化するが、
これは洗浄溶液の様な水溶液に溶解する。
【0113】 重合体状化合物の使用 本発明は、化合物を改良または増加するための重合体状化合物の使用(または
方法)にも関連する。好ましくは、重合体状化合物は数平均分子量が500〜1
,000,000であり、好ましくは重合した単量体単位を含んでなり、それら
の単位の少なくとも50%が双極性非プロトン基を含んでなる。
【0114】 あるいは、またはさらに、本発明は化合物を改良または増加するための重合体
状化合物の使用(またはその方法)にも関連する。好ましくは、重合体状化合物
は数平均分子量が500〜1,000,000であり、好ましくは重合した単量
体単位を含んでなり、それらの単位の少なくとも50%が双極性非プロトン基を
含んでなる。
【0115】 洗浄組成物 本発明の光漂白剤は、漂白性能を必要とするすべての洗浄組成物、例えば顆粒
状または液体洗剤組成物、硬質表面洗浄組成物または毛髪保護製品、に使用でき
る。特に、光漂白剤は、洗浄または洗濯工程の後に光、特に日光、に露出される
布地または表面の洗浄に使用する組成物に効果的である。
【0116】 本発明の光漂白剤を含んでなる好ましい洗浄組成物は、酸素系または塩素系漂
白剤をさらに含んでなる。
【0117】 その様な組成物中に存在する光漂白剤の量は、これらの組成物の性質およびそ
れらの用途により異なる。好ましくは、洗浄組成物は、光漂白剤を重量で組成物
の0.01 ppm〜10%、より好ましくは0.05 ppm〜5%、最も好ましくは
15 ppm〜1%の量で含んでなる。
【0118】 本発明の光漂白剤を使用できる好ましい洗浄組成物は、洗剤組成物、好ましく
は洗濯用洗剤組成物である。
【0119】 洗剤組成物およびその成分 本発明の光漂白剤は、漂白を必要とするすべての洗剤組成物に使用することが
できる。
【0120】 洗剤組成物またはその成分は、伝統的に公知であり、使用されている洗剤原料
または成分のすべてを含むことができる。これらの成分の正確な性質およびそれ
らの配合量は、組成物の物理的形態、およびそれらを使用する洗浄操作の正確な
性質に応じて異なる。
【0121】 洗剤組成物またはその成分は、追加の界面活性剤、漂白剤、例えば酸素系およ
び塩素系、および/または漂白剤触媒、および/または漂白剤前駆物質、水溶性
および非水溶性ビルダー、キレート化剤、有機重合体状化合物、酵素、発泡抑制
剤、石灰セッケン分散剤、汚れ分散および再付着防止剤、香料および腐食防止剤
から選択された1種以上の洗剤成分を含むのが好ましい。
【0122】 界面活性剤は、陰イオン系、非イオン系、陽イオン系、両性(ampholytic)、両
性(amphoteric)および双生イオン系界面活性剤およびそれらの混合物から選択す
ることができる。
【0123】 洗剤組成物は、蒸留水中1%溶液として測定したpHが好ましくは少なくとも
8.5、好ましくは9.0〜12.5、最も好ましくは9.5〜11.0である
【0124】 組成物の形態 本発明の光漂白剤を含んでなる洗浄組成物は、固体形態、例えば顆粒状、錠剤
、バー、および液体形態を包含する様々な物理的形態を取ることができる。
【0125】 本発明の顆粒状洗剤組成物は、乾燥混合、噴霧乾燥、凝集およぞ造粒を包含す
る様々な方法により製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ユーサフ、オーブラヒム ベルギー国ベー‐3080、テルブレン、シン ト、ポールブスラーン、111 (72)発明者 ジョフリー、ウイリアム、ローランド イギリス国タイン、アンド、ウィート、ジ ャロー、フェルゲイト、エステイト、ピー ターボロ、ウェイ、48 Fターム(参考) 4H003 CA15 DA01 EB26 EB28 ED29 ED31 EE07 FA08 FA43

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)重合体状成分と、 b)光漂白成分とが互いに一体化されたものを含んでなり、 a)とb)との重量比が1:1〜1000:1、好ましくは20:1〜100
    :1である、光漂白剤。
  2. 【請求項2】 光漂白成分と重合体状成分とが互いに一体化されたものを含んでなり、a)と
    b)との重量比が1:1〜1000:1、好ましくは20:1〜100:1であ
    る光漂白剤であって、 a)光漂白化合物と重合体状化合物とを含んでなる溶融物または溶液を形成す
    る工程と、 c)別の工程で、光漂白剤を形成し分離する工程とを含んでなる方法によって
    り得られる、光漂白剤。
  3. 【請求項3】 前記重合体状化合物が500〜1,000,000の数平均分子量を有し、か
    つ、重合した単量体単位を含んでなり、前記単位の少なくとも50%が双極性非
    プロトン基を含んでなる、請求項2に記載の光漂白剤。
  4. 【請求項4】 工程a)における溶剤が、N−アルキルピロリドン、好ましくはN−メチルピ
    ロリドンまたはオクチルピロリドンである、請求項2または3に記載の光漂白剤
  5. 【請求項5】 別の工程b)において、工程a)の溶液をエーテル、好ましくはジエチルエー
    テルまたはt−ブチルメチルエーテルに加えることを含んでなる、請求項2〜4
    のいずれか一項に記載の光漂白剤。
  6. 【請求項6】 光漂白剤に対して90〜99.9重量%の重合体状成分と、光漂白剤に対して
    0.1〜10重量%の光漂白成分とを含んでなる、請求項1〜5のいずれか一項
    に記載の光漂白剤。
  7. 【請求項7】 前記重合体状化合物が、その成分または化合物に対して少なくとも95重量%
    の、双極性非プロトン基を含んでなる重合した単量体単位を含んでなる、請求項
    1〜6のいずれか一項に記載の光漂白剤。
  8. 【請求項8】 前記重合体状化合物が、N−ビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミド、N
    −ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニルトリアゾール、
    4−ビニルピリジン、および4−ビニルピリジン−N−オキシドからなる群から
    選択された一種以上の単量体単位を含んでなる、請求項1〜7のいずれか一項に
    記載の光漂白剤。
  9. 【請求項9】 前記光漂白化合物がメタロフタロシアニン、好ましくは亜鉛メタロフタロシア
    ニンまたはアルミニウムメタロフタロシアニンである、請求項1〜8のいずれか
    一項に記載の光漂白剤。
  10. 【請求項10】 前記光漂白化合物が、可溶性を示す置換基を含むものではない、請求項1〜9
    のいずれか一項に記載の光漂白剤。
  11. 【請求項11】 92〜99重量%の前記重合体状成分を含んでなる、請求項1〜10のいずれ
    か一項に記載の光漂白剤。
  12. 【請求項12】 1〜8重量%の前記光漂白成分を含んでなる、請求項1〜11のいずれか一項
    に記載の光漂白剤。
  13. 【請求項13】 a)光漂白化合物と重合体状化合物とを含んでなる溶融物または溶液を形成す
    る工程と、 b)別の工程で、光漂白剤を分離する工程とをを含んでなる、請求項1〜12
    のいずれか一項に記載の光漂白剤の製造方法。
  14. 【請求項14】 a)溶剤中に光漂白化合物と重合体状化合物とを含んでなる溶液を形成する工
    程と、 b)不溶性光漂白剤を濾過または遠心分離により除去する工程と、 c)1)工程a)の溶液を第二の溶剤に加えて、工程a)の溶剤と第二溶剤と
    を含んでなる溶剤混合物中で沈殿物を形成する工程と、 2)前記重合体状化合物と、重合体状成分と光漂白成分とが互いに一体化
    された形態でなる化合物とを含んでなる漂白剤と、を含んでなる沈殿物を溶剤混
    合物から分離する工程とから構成される別の工程とを含んでなる、請求項13に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 工程a)の前記溶剤がN−メチルピロリドンであり、前記第二溶剤がエーテル
    である、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 工程a)で、N−メチルモルホリン−N−オキシドを含んでなる溶融物が形成
    される、請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 化合物の水溶性および/または界面活性を増加させるための、重合体状化合物
    の使用。
  18. 【請求項18】 数平均分子量が500〜1,000,000であり、重合した単量体単位を含
    んでなり、前記単位の少なくとも50%が双極性非プロトン基を含んでなり、化
    合物の水溶性および/または界面活性を増加させるための、請求項17に記載の
    重合体状化合物の使用。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか一項に記載の光漂白剤を含んでなる洗浄組成物であ
    って、酸素系漂白剤または塩素系漂白剤をさらに含んでなる、洗浄組成物。
  20. 【請求項20】 組成物の0.05ppm〜5重量%の量で存在する、請求項1〜19のいずれ
    か一項に記載の光漂白剤を含んでなる、洗浄組成物。
  21. 【請求項21】 洗濯用洗剤組成物の形態にある、請求項19または20に記載の洗浄組成物。
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