JP2001516071A - 顕微鏡、特に蛍光顕微鏡、特に立体蛍光顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡、特に蛍光顕微鏡、特に立体蛍光顕微鏡

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JP2001516071A
JP2001516071A JP2000511092A JP2000511092A JP2001516071A JP 2001516071 A JP2001516071 A JP 2001516071A JP 2000511092 A JP2000511092 A JP 2000511092A JP 2000511092 A JP2000511092 A JP 2000511092A JP 2001516071 A JP2001516071 A JP 2001516071A
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filter
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トーマス アマン
ユリイ シュテルバン
リュディ ロッターマン
ペーター ゾッペルザ
ハインツ ツィンマーマン
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ライカ マイクロシステムス アクチエンゲゼルシャフト
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/16Microscopes adapted for ultraviolet illumination ; Fluorescence microscopes

Abstract

(57)【要約】 本発明は、倍率切換え器(1)により光強度を最適化されて観察光路(2)に平行に案内されている照明光路(3)を備えた新規な顕微鏡に関する。特に、交換フィルタ担持体(19)内のフィルタセットを迅速に交換可能な立体蛍光顕微鏡に関する。この新規な構成により、対象物(4)に好適な視感度が生じる。顕微鏡内部での固有反射或いは蛍光現象の発生は回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の前提概念に記載の顕微鏡に関する。実質的には顕微鏡検査
法のための新規な照明システムに関わる。顕微鏡検査法の分野における各種照明 態様に対する本発明の利点および応用の可能性は当業者にとって明白であるが、
各種照明態様を説明する代わりに、以下では特に、本発明が有利に適用される蛍 光光線による照明分野における特殊性について述べる。なお本発明は各種タイプ
の顕微鏡に有利に適用できるが、以下では特に立体顕微鏡について説明する。
【0002】 蛍光顕微鏡検査法に対してはプロエム(Ploem)の落射原理が適用されること が多い。緑色蛍光性たんぱく質GFP(Green Fluorescent Protein)が発見された
ことにより蛍光立体顕微鏡の必要性が生じたが、これは、非毒性GFPで生きて
いる有機体をも検査できるからである。このためには、従来の2D顕微鏡よりも、 左右が逆になっていない3次元の正立像を生じさせ、作業インターバルが大きい 立体顕微鏡のほうが適している。従来の2D顕微鏡はたとえばライカ社の社報9 13894に記載されている。3D顕微鏡を用いた蛍光顕微鏡検査法の解決手段 としては次のようなものが知られている。 a)分離照明
【0003】 観察者は従来の立体顕微鏡を使用する。観察光路の適当な個所に分離フィルタ が挿入される。この場合の分離フィルタは、両光路を覆うようなフィルタ、或いは 立体顕微鏡の両光路にそれぞれ一つずつ設けられるフィルタである。対象物の照 明は立体顕微鏡の光学系とは独立に、たとえば側方から行なわれる。励起フィルタ
は照明光路内に配置されている。この種の構成はたとえばドイツ連邦共和国特許 公開第2348567号公報に見られ、ここではリング状の光管が使用される。リ
ング状の光管は主対物レンズを取り囲み、光管自体はベローにより周囲から遮蔽 されている。対象物を蛍光照明する透過型顕微鏡は、たとえば「ライツ直交型蛍光
顕微鏡」として販売されている。 b)立体顕微鏡による照明
【0004】 各光路内には、倍率切換え器と立体顕微鏡の双眼鏡筒の間に、励起フィルタと 二色性スプリッターミラーと遮断フィルタとを備えたプロエム型蛍光照明装置が
配置されている。照明は両光路の一方だけにカップリングすれば十分である。この
場合、他方の光路内に励起フィルタを設ける必要はない。二色性スプリッターミラ
ーおよび(または)遮断フィルタは、両光路を覆うような一つの構成要素に統合 されていてよい。この種のシステムはたとえば社報「ライカ立体蛍光システム」( 印刷物番号M1−203−3de;IV96)および「ライカ立体蛍光システム」
(印刷物番号M1−203−4de;IV96)に記載されており、同様にこれ 以前のライカ社報(印刷物番号M1−143−4de−II.97)にも示され
ている。
【0005】 顕微鏡による非蛍光照明はたとえば米国特許第3512860号公報、ドイツ 連邦共和国特許公開第3339172号公報、ドイツ連邦共和国特許公開第34 27592号公報にも示されている。第1および第2の公報に記載された構成で は、光はスプリッターミラー介して主対物レンズの前方において、または主対物 レンズにより直接観察光路へ反射される。第3の公報に記載されている構成では、
照明光路は主対物レンズの横で観察光路に対して傾斜するようにして対物レンズ
へ誘導される。第2の公報に指摘する照明システムは本出願人の立体顕微鏡「M6
50」であり、この立体顕微鏡においてはさらに付加的に照明光路に倍率切換え器
が設けられている。この倍率切換え器は観察光路の倍率切換え器と機械的に連結
されているので、たとえばライカ社報、印刷番号M1−601−Ofr.IX94に 記載されているように、イメージフィールドの照明も輝度もその都度の倍率に適 合している。
【0006】 以上の従来技術には以下のような欠点がある。 a)分離照明の場合 倍率が変化すると、照明光学系は対象物フィールドの大きさの変化に適合しな
い。これにより、倍率が小さければ対象物フィールドの一部分だけが照明され、お よび(または)倍率が大きければ、対象物の見ることのできない部分も照明され て無駄である。したがって、倍率が大きいときの照明強度は、光の流れ全部が小さ な対象物フィールドに集中する場合よりも小さい。 b)立体顕微鏡による照明の場合
【0007】 励起光は、倍率切換え器内において、蛍光性対象物を照明するためにも利用され
る同じ光学要素を満たす。このためには、これらすべての光学要素が紫外線および
灰色光に対して高い透過性を有し、固有蛍光から自由でなければならない必要が ある。選定した倍率に応じてはレンズの周辺部分も励起光で照射されることがあ り、望ましくない。そこでも蛍光光線を生成してはならない。実際には、この要件を
満たすには高いコストが必要である。これまでは器具の構造の点で妥協していた。
したがって対象物の放射強度が励起光により低減され、他方倍率切換え器内或い は観察光路内に望ましくない蛍光光線が発生し、これが対象物の蛍光光線に重畳 して画質を損なわせていた。さらに場合によってはレンズキット、埃、ハウジン グ部分の固有蛍光光線が発生して阻害していた。
【0008】 本出願人の前記顕微鏡(たとえば「M650」または「M690」は倍率調整部を
備えた固有の照明光路を有し、観察光路の倍率切換え器が照明光路の倍率切換え 器と連結されているので、基本的には対象物の照明はそれぞれの倍率に適合して いるが、空間的に別個の付加的な倍率切換え器と対応するカップラー機構とを必 要とするために、この構成はきわめて容積が大きい。従来の照明系の代わりに蛍光
光源および対応するフィルタを設けることにより従来の顕微鏡を使用することは
まだ提案されていない。この種の場合にも望ましくない蛍光光線の固有反射とい う問題が主対物レンズと倍率切換え器の間に発生することがあるが、これは、反
射した照明光路が観察光路に対して傾斜してある程度の角度で主対物レンズ上に
発生するからである。
【0009】 本発明の目的は、照明光路を最適化した顕微鏡を提供することである。特に、従 来技術の欠点を解消した、蛍光性対象物を観察するための顕微鏡、有利には立体顕
微鏡を提供することである。特に、励起光による対象物の観察はそれぞれの選定倍
率に適合しているべきである。さらに、照明光学系は紫外線および灰色光に対し高
い透過性を有し、画質が器具内部の蛍光光線により阻害されないように構成すべ きである。
【0010】 本出願人による「M650」または「M690」に比較し得る顕微鏡を傾向顕微鏡
に改変する目的で、従来の光源の代わりに蛍光光源を設け、対応する励起フィルタ
および遮断フィルタを取り付けるという技術思想がすでに発明と見なされ、この ような新規な構成には、励起光が集中的になり、よって使用上経済的に対象物に照
射され、しかもこの顕微鏡の観察光路の選定倍率に関係なく照射されるという利 点があるが、本発明はさらにこれを越えて、この種の上部構造をも改善しようとす
るものである。
【0011】 さらに本発明によれば、立体顕微鏡の倍率切換え器を励起光用の第3の光路で 補完することが提案される。これにより両観察光路が励起光により満たされるこ とはない。照明光路内に固有蛍光光線が発生しても観察を阻害することがない。照
明光路は、紫外線および灰色光の透過性が改善されるように最適化でき、しかも観
察光路の結像クオリティを考慮する必要がない。倍率切換え器の上記第3の光路 への励起光のカップリングは非常に簡単である。このために二色性スプリッター ミラーを設ける必要はない。したがって励起フィルタおよび遮断フィルタ用の交 換装置を簡潔に構成することができる。
【0012】 特に、すべての光路が倍率切換え器の領域で平行に延在するようにカップリン グを行なえば、阻害性の固有蛍光光線が照明光路へ反射されるので、主対物レンズ
の内面においてもこの阻害性固有蛍光光線の影響を受けない。
【0013】 他の有利な構成および変形実施形態は請求の範囲に記載され、保護の対象とな っている。付加的な変形実施形態は図面を用いた説明から明らかである。 本発明による立体顕微鏡はグリーノー立体顕微鏡にも、また主対物レンズを共 通とする立体顕微鏡にも適用することができる。
【0014】 観察光路内にさらに紫外線保護フィルタ(たとえば「GG420」)を固定して
取り付ければ、遮断フィルタを除去しても観察者は有害な紫外線から保護される。 励起フィルタと遮断フィルタを除去すれば、対象物を落射で観察することがで きる。照明は急傾斜で対象物にあたるので、この装置は深い穴の検査に理想的であ
る。標準光光源の代用または付加的な配置は技術的に簡単に解決できる。たとえば
、常置の標準光をスプリッターミラーを介して照明光路に重ね合わせる切換え器
またはカバーフラップを設けてもよい。この点はたとえば公知の透過型蛍光顕微 鏡「LN Galileo」において実現されている。
【0015】 励起フィルタと遮断フィルタを互いに独立に交換可能にして、任意のフィルタ コンビネーションを表示できるようにするのが有利である。この場合本発明によ れば、フィルタをディスクまたはスライダとして形成されたフィルタ交換器上に 取り付けて励起フィルタおよび遮断フィルタのいくつかのセットを形成させる。 これにより、種々の蛍光方式間で迅速に切換えができる。有利に配置され、フィル タディスクにより駆動されるシャッターは、一つのフィルタセットから他のフィ ルタセットへの交換時に照明光路を遮断する。その結果観察者に対して安全性が 保障されている。付加的にスライダを設けると、照明光路を手動で遮断することが
できる。このように、慣用の照明系を備えた顕微鏡を使用することができ、しかも 蛍光観察用の光源を切断する必要がない。このように蛍光ランプの冷却および再 始動の際の保守が必要ないので有利である。
【0016】 フィルタセットはフィルタ担持体に埋設することにより操作性がよくなり、フ ィルタ交換器に収容することで汚染および損傷から保護されている。公知の顕微 鏡において観察光路内へ反射させるための交換フィルタとして使用されていた容
積の大きい高コストの二色性のミラーまたはプリズムとは異なり、本発明による 平らなフィルタセットは低コストであり、最適に組み込み可能である。
【0017】 フィルタ交換は補助手段を要せずに行なわれるので、作業速度が最適化されて いる。 公知のように、観察光路に対して平行に少なくとも1つの助手用鏡筒を接続し、
その光路を少なくとも1つの部分鏡面を介して観察光路の接眼レンズとフィルタ
との間に反射させてもよい。このようにして助手も支障なく蛍光性対象物を観察 することができる。
【0018】 本発明の特別な構成によれば、スペースを最適化するため(すべての光路をで きるだけ狭い筒状の空間に収める)、主対物レンズの中心はこの筒状空間の横断 面に対し偏心してスライドされる。
【0019】 さらにスペースの最適化を計るため、照明光路を分割してもよい。この場合観察
光路の軸線は再び筒状空間のラジアル面へスライドさせる。この構成の場合、筒の
径をさらに小さくすることができる。
【0020】 上記構成の代わりに、すべての光路がともに1つの主対物レンズを通過するよ うに構成するか、またはそれぞれの光路がそれ自体固有の主対物レンズを有する ように構成してもよい。このように構成すれば、反射障害が生じても完全に除去で
きる。
【0021】 照明技術上の理由から対象物の傾斜照明が望ましい場合には、主対物レンズの 後方に、照明を対応的に誘導する対応的な光学要素を設けてもよい。 観察者と非関与者を保護するため、主対物レンズに同心にベローを設けて、対象
物と主対物レンズの間の空間を外部に対して遮断するようにしてもよい。
【0022】 以下では本発明を具体的な実施形態に関し説明するが、本発明はこれに限定さ れるものではない。本発明の適用分野は主に立体蛍光顕微鏡であるので、特に新種
の立体蛍光顕微鏡を例にとって説明する。しかし本発明は決して蛍光顕微鏡に限 定されるものではなく、特許請求の範囲を仔細に検討すれば当業者に明らかであ るようなあらゆる種類の光学顕微鏡にも適用できる。これら他種の光学顕微鏡の 場合、本発明による新規な照明光路の配置は、蛍光顕微鏡の場合と実質的に同一で
あるので、これら他種の光学顕微鏡のそれぞれ公知の特異性を検討すれば、以下の
説明からこれら他種の光学顕微鏡に対する本発明の最良の実施形態も当業者にと
っては明らかである。
【0023】 図面は重複して説明されている。同一の符号は同一の部材を示している。添え字
が異なる符合は、機能は同じであるが、構成および位置の点で異なっている部材を
示している。 本発明による構成は、互いに独立で且つ独立に使用可能な複数の発明的構成要 件を含んでいる。
【0024】 図1は観察光路2aと2bを備えた従来の立体顕微鏡の構成を示すもので、光 路2a,2bは光27を対象物4から主対物レンズ8と、倍率切換え器1(本実 施形態ではたとえばズームレンズ系として構成されている)とにより、双眼鏡筒 25a,25bへ誘導する。倍率切換え器1はハウジング5内にレンズスライダ7
を有し、レンズスライダ7には光学系のレンズが保持されている。この構成に新規
に第3の照明光路3が付加される。照明光路3も倍率切換え器1により観察光路 2に平行に案内されている。この観察光路3は、それ自体公知の処置により側方か
らレンズスライダ7の固有のレンズと主対物レンズ8とにより対象物4へ反射す
る。観察光路は、本発明によれば通常の照明であり、或いは図示した実施形態のよ うに、励起フィルタ16により特殊な光帯域に設定されている蛍光照明である。こ
の蛍光構成に対しては、同様に他の特殊な光帯域に対し透過性がある従来の遮断 フィルタ15がそのまま示されている。したがって観察者が双眼部25a,25b
を覗くと、光路3内で蛍光光線を励起させた対象物から出て遮断フィルタ15を 透過した光だけが見える。顕微鏡の横にいる他の観察者に対しては、励起光線が発
生しても、この励起光線は確実性のために(しかし強制的ではない)ベロー29 により遮蔽されている。ベロー29の代わりに、公知のように透明なフィルタディ
スク等を設けててもよい。
【0025】 図2aは、両観察光路2a,2bを従来の構成で配置した倍率切換え器1aの断
面図である。その光軸9a,9bは、倍率切換え器1aにより取り囲まれる筒状の 空間を通る軸面上にある。これにより、光軸9a,9bが軸面の外側に配置された 図2bの構成の場合よりも広い空間が得られ、したがって容積の大きい倍率切換 え器1aが得られる。照明光路3は両観察光路2a,2bに接しているが、両観察 光路は両例の場合(図2a,2b)互いに間隔を持って位置している。この構成の
代わりに、両観察光路2a,2bを互いに接するようにシフトさせて、光軸9a,9
bが(断面図で見て)照明光路3の光軸11とともに二等辺三角形を形成し、そ の重心(中心)が筒横断面の中心と一致するように構成してもよい。このように して筒状空間を最小にすることができる。なお、本発明において「接触する」とは、 複数の光線が技術的に可能な限り接近して位置していることである。
【0026】 冒頭で述べた顕微鏡とは異なる他の顕微鏡(たとえば「M840」)も本出願人
により知られるようになった。この顕微鏡は、観察光路以外に別の平行な複数の光
路を倍率切換え器内に有しているが、これらの光路は助手用の観察鏡筒またはビ デオカメラ等によって観察を行なうために用いられるものである。しかしながら 従来、観察目的用のこの種の付加的な光路を利用することによりどのような利点
が得られるかを当業者が認識していなかったことは明らかである。この限りでは、
本発明による照明光路を備えたこの種の公知の構成の変形例も本発明の範疇にあ
る。
【0027】 図3は他の変形実施形態の側面図で、主対物レンズ8の光軸30のまわりに照 明光路3a,3bが配分されている。主対物レンズ8と倍率切換え器1の間に配置
されている2つのミラー31a,31bにより照明光路3の半分3bが転向され、
他の半分は影響を受けずに対象物へ誘導される。
【0028】 図4は、観察用に径を最適化した従来の主対物レンズ8をいかに照明用にも最 適に使用できるかを示したもので、照明光路が2つの部分光路3a,3bに分割さ
れている。この場合、観察光路2a,2bに対し対称な主対物レンズ8の配置構成 は維持されている。
【0029】 図5は、以下に詳細に説明する顕微鏡の断面図である。シャッター21は、回動 軸37の周りに回動可能に支持されているので、照明光路3を選択的に開放また は遮蔽することができる。この本発明によるシャッター21は、後述するこの顕微
鏡とは関係なく照明遮断用に使用してもよい。シャッター21は、ロック部材36
により調整壁38で支持さればねにより付勢されている回動機構34によって駆
動される。調整壁38が回動軸37のまわりで回動すると、シャッター21は照明
光路3を閉鎖する。ロック部材36が調整壁38のロック位置35でロックされ ている図示した位置においてのみ、照明光路3は開放されている。このようにして
、望ましくない光の侵入を回避することができる。この詳細発明の独立な適用を除
けば、図6に示すような、交換フィルタ担持体19aと組み合わせた特別の応用例
が得られる。この場合シャッター21は、所望のフィルタ15a−15dまたは1
6a,16bがそれぞれの光路2,3を横切ったときにだけ開く。フィルタ交換の ため、交換フィルタ担持体19aを、したがって調整壁38を回動軸37のまわり
に回転させる。これは手で、或いはモータで行なうことができる。
【0030】 交換フィルタ担持体19aは、図6によれば、それぞれ3個のフィルタ15また
は16を有するフィルタ担持体17を有している。フィルタ担持体17は手で取 り出し可能であり、支持可能であるので、一組のフィルタ担持体は多数のフィルタ
組み合わせを有することができ、これらのフィルタ組み合わせを特に迅速に交換 することができる。なお図中の二重矢印は、有利には交換フィルタ担持体にロック
されている1つのフィルタ担持体17の交換位置を示している。さらに交換フィ ルタ担持体19aは4個のフィルタ担持体17を有しているので、このような本 発明による解決法により極めて迅速な普遍的な作業が可能になる。したがって、本
発明によれば他の部分の構成とは独立に使用可能である。
【0031】 フィルタ担持体17aの一例を図8に拡大図で示した。フィルタの挿入を容易 にする特別な処置として、本発明によればラベリングフィールド41が設けられ ている。ラベリングフィールド41はフィルタ担持体17aを特別に組み合わせ て迅速にアクセス可能な保管を可能にするとともに、使用者が顕微鏡の目視窓ま たは目視穴を一瞥しただけでどのフィルタ組み合わせがいま使用されているかを
確認することができる。ラベリングフィールド41を備えた部分はグリップ部材 としても用いられる。
【0032】 図7において32は光源40への接続部である。光源40は、本実施形態の場合
蛍光光源または組み合わせ光源であるが、通常の光源を使用してもよい。溝33a
,33bは、たとえば顕微鏡での操作のために光の供給を遮断する他のフィルタま
たはフィルタスライダまたはカバースライダの送入に用いる。光源40の光は光 源40から出て側方から顕微鏡内へ放射され、そこで(場合によって手は取り外 し可能な、或いは交換可能な)絞り42を介して案内される。対応的に構成された
プリズム43は光を下方へ転向させて、照明光路3へ誘導する。
【0033】 図9と図10は双眼担持体44を示している。双眼担持体44は、顕微鏡と顕微
鏡に固定して組み込まれる付加的な紫外線等の遮断フィルタ18とへの接続部4
5を備えている。締め付けねじ46により自在接続部への取り付けが可能である。
【0034】 図11は、溝33に挿入した遮断スライダ47aの一例である。この変形実施形
態を図12に示す。この変形実施形態では、スライダ47bがフィルタホールダと
して形成されている。さらに、溝33に選択的に押し込み可能な灰色フィルタも可
能である。
【0035】 図13と図14は、回転型交換フィルタ担持体19aの変形実施形態を示して いる。この構成によればレール48が設けられている。レール48には側方から図
15に示すようなフィルタ担持体17bを押し込み可能である。示唆的に示した 締め付けねじ49はフィルタ担持体17bの摩擦増大または締め付け固定のため
に用いる。
【0036】 スライド可能な単独のフィルタ担持体17aの変形実施形態として、図16a ないし図16eに示すような、側方へスライド可能な複数の交換フィルタ担持体1
9b−19hを使用してもよい。
【0037】 本発明によるこれら交換フィルタ担持体のそれぞれ独立に使用可能な特性は以
下のとおりである。 図16aは、1つの交換フィルタ担持体19bに設けた3つのフィルタセット 15,16を示している。
【0038】 図16bは3つのフィルタセット15と5個のフィルタ16を示している。こ れらは互いに独立に位置調整可能であるので、多数の異なる励起位置または観察 位置が可能である。
【0039】 図16cは3つのフィルタセット15と独立に側方へスライド可能なフィルタ 16dを示している。フィルタ16dは無段階の濃淡可変フィルタ(光周波数帯 域フィルタ)または輝度可変フィルタとして形成されている。
【0040】 図16dは1つのフィルタセット15,16を備えた交換可能なフィルタ担持 体17cを示している。図16eによれば、図16dに対応して3個のフィルタ担持
体17cが設けられている。もちろんそれぞれのフィルタセットの数量は単に例に
すぎない。他の組み合わせも本発明の範囲内にあり、回転型交換フィルタ担持体1
9aの場合と同様に、本発明による顕微鏡の操作性をよくし、時間節約的な操作に
用いる。フィルタセットは励起光フィルタおよび遮光フィルタの組み合わせに限 定されるものではない。本発明によるフィルタセットは、顕微鏡に使用可能な他の
カラーコンビネーションまたはフィルタコンビネーションにも関わるものである
【0041】 図17と図18は本発明によるズーム系を示している。このズーム系は、ハウジ
ング5と、主対物レンズ用の接続部50と、光路2と3のズーム要素6a,6bを 収容しているレンズスライダ7a,7bと、観察光路2の光軸9がズーム系により
形成される光路2,3のまわりの筒状の空間の軸線10を通る軸面に対し側方に ずれたずれ部52とを備えている。この構成の残りの図示していない、或いは示唆
するだけにとどめた要素は当業者に知られているものであり、たとえば本出願人 による公知の装置(「M690」)の構成から読み取ることができるので、ここで 詳細に立ち入る必要はない。
【0042】 図19は、照明光路3が主対物レンズ8を貫通して光学要素26により主対物 レンズの軸線30のほうへ転向せしめられることにより、傾斜した照明(角度α を参照)を得るようにした構成を示すものである。光学要素26(ミラーまたは プリズム等)の種類および形状に依存してたとえば分光等の種々の付加的効果を
得ることができる。
【0043】 更なる説明は参照符号リストおよび図面自体から読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 蛍光顕微鏡検査法のための照明光路を組み込んだ本発明による立体顕微鏡の原理
を説明する図である。
【図2aと2b】 立体的な光路配置構成の2つの変形実施形態を示すもので、図2bは本発明によ る特に省スペースの実施形態を示すものである。
【図3】 照明光路をミラーを介して分割した構成を示す図である。
【図4】 径を最適化した主対物レンズにおいて照明光路を分割した構成の断面図である。
【図5】 照明光路用のシャッターを備えた本発明による顕微鏡の断面図である。
【図6】 図5に対応する断面図であるが、その上または下に交換フィルタ担持体をも併せ て示した図である。
【図7】 図5または図6に対応する断面図であるが、その上に照明光路用の重畳プリズム および光源をも合わせて示した図である。
【図8】 図6の詳細図である。
【図9】 図7に対応する断面図であるが、いくぶんその上の図である。
【図10】 線X−Xによる図9の断面図である。
【図11と図12】 光源用の接続部に設けた溝に押し込むための遮断フィルタと緩衝フィルタの変形
実施形態を示す図である。
【図13】 スライド可能な交換フィルタ担持体の変形実施形態の平面図である。
【図14】 線XIV−XIVによる図13の変形実施形態の断面図である。
【図15と16a−e】 フィルタセットの各種実施形態を示す図である。
【図17】 図7の断面図であるが、その下の領域(ズーム系の領域)を示す図である。
【図18】 本発明によるズーム系の縦断面図である。
【図19】 対象物に光を傾斜させて当てる構成の簡略図である。
【符号の説明】
1a,1b 倍率切換え器 2a,2b 観察光路 3a,3b 照明光路、部分照明光路、(2)に平行な光路 4 対象物 5 ハウジング 6 ズーム要素、6aは(2)用、6bは(3)用 7 レンズスライダ、7a,7b 8 主対物レンズ、8a,8b 9 観察光路の軸線9a,9b 10 空間の縦軸線 11 照明光路の軸線 12 部分光路用の2つの転向ミラー 13 照明系 14 蛍光光源 15 遮断フィルタ、15a−15d 16 励起フィルタ、16a−16d 17 フィルタ担持体17a−17c 18 付加的な遮断フィルタ 19 交換フィルタ担持体19a−19h 20 (17)のための収容部 21 シャッター 24 (23)のための部分鏡面 25 接眼レンズ 26 光学要素 27 被検出光 28 モジュール 29 ベロー 30 主対物レンズの光軸 31 ミラー31a,31b 32 接続部 33a,33b フィルタスライダのための溝 34 ばね付勢されている回動機構 35 ロック個所 36 ロック部材 37 回動軸 38 調整壁 40 光源 41 ラベリングフィールド 42 絞り 43 プリズム 44 双眼担持体 45 接続部 46 締め付けねじ 47 遮断スライダ47a,47b 48 レール 49 締め付けねじ 50 接続部 51 ばね 52 ずれ部 α 角度
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月6日(2000.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロッターマン リュディ スイス ツェーハー・9442 ベルンエック ネルケンヴェーク 9 (72)発明者 ゾッペルザ ペーター スイス ツェーハー・9436 バルクアッハ シュトッケルシュトラーセ 40 (72)発明者 ツィンマーマン ハインツ スイス ツェーハー・9436 バルクアッハ ビュールシュトラーセ 38 Fターム(参考) 2H052 AA09 AA13 AB05 AB19 AB21 AB24 AC04 AC14 AC27 AD31 AD34

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】倍率切換え器(1)を貫通する少なくとも1つの観察光路(2
    )を備えた顕微鏡において、倍率切換え器(1)が、観察光路(2)に対して少な
    くともほぼ平行な被観察対象物(4)照明用の少なくとも1つの他の照明光路(
    3)を有していることを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】倍率切換え器(1)を貫通する2つの立体観察光路(2)を備
    えた立体顕微鏡において、倍率切換え器(1)が、観察光路(2)に対して少なく
    ともほぼ平行な被観察対象物(4)照明用の少なくとも1つの他の照明光路(3
    )を有していることを特徴とする立体顕微鏡。
  3. 【請求項3】倍率切換え器(1)がズーム系として形成され、少なくとも1 つのレンズスライダ(7)上に光学ズーム要素(6)を含む少なくとも1つの照
    明光路(3)を備え、観察光路(2)と照明光路(3)が主対物レンズ(8)の 平面を貫通している、請求項1または2に記載の顕微鏡において、すべての光路(
    2,3)がズーム系(1)の領域において少なくともほぼ平行に延在しているこ と、ズーム系(1)が照明光路(3)内に少なくとも1つのズーム要素(6b) をも含み、このズーム要素(6b)は、観察光路(2)内での倍率変更により照 明射影が変化し、この照明射影の変化がその都度の倍率変更に対応する対象物( 4)のイメージトリミング変更にほぼ対応するようにレンズスライダ(7)に配
    置されていることを特徴とする顕微鏡。
  4. 【請求項4】すべての光路(2,3)が共通の主対物レンズ(8)を貫通し ていること、または1つまたは複数の観察光路(2)に少なくとも1つの主対物 レンズ(8a)が付設され、且つ照明光路(3)に比較可能な主対物レンズ(8 b)が付設されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに
    記載の顕微鏡。
  5. 【請求項5】すべての光路(2,3)が筒状空間の倍率切換え器(1)の領 域に延在していること、観察光路(2)の軸線(9)が、筒状空間の縦軸線(10
    )を通るラジアル面からほぼ3ないし5mm、特に4mm離間してこのラジアル 面に平行に位置している面内にあること、および(または)1つまたは複数の観 察光路(2)の軸線(9)が、前記筒状空間の縦軸線(10)に対し照明光路( 3)の軸線(11)とは異なる間隔で位置していることを特徴とする、請求項1
    から4までのいずれか一つに記載の顕微鏡。
  6. 【請求項6】照明光路(3)が倍率切換え器(1)の前方、内部または後方 において2つの部分照明光路(3a,3b)に分割され、これらの部分照明光路(
    3a,3b)が横断面で見てほぼ半筒状に形成されており、且つ有利には観察光路
    (2)の軸線(9)によって張られる面に対しほぼ左右逆になるように且つ有利
    には筒湾曲部により互いに対向するように配置され、両部分照明光路(3)が有 利にはそれぞれ2つの転向ミラー(12)により生成され、または場合によって は倍率切換え器(1)と主対物レンズ(8)の間で1つの照明光路(3)に再び
    統合されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の顕微
    鏡。
  7. 【請求項7】請求項1から6までのいずれか一つに記載の照明系(13)を
    備えた顕微鏡において、照明系(13)が、照明光路(3)を使用する少なくとも
    1つの蛍光光源(14)を有し、観察光路(2)内に短波長光線用の少なくとも 1つの遮断フィルタ(15)が配置されていること、照明光路(3)が、蛍光光線
    の帯域を限定するための有利には少なくとも1つの励起フィルタ(16)を有し
    ていることを特徴とする顕微鏡。
  8. 【請求項8】遮断フィルタ(15)と励起フィルタ(16)とが一つの面内
    に、有利には共通のフィルタ担持体(17)上の面内にあることを特徴とする、 請求項7に記載の顕微鏡。
  9. 【請求項9】1つまたは複数の観察光路(2)内に少なくとも1つの付加的
    な紫外線遮断フィルタ(18)が配置されていることを特徴とする、請求項7ま
    たは8に記載の顕微鏡。
  10. 【請求項10】1つの倍率切換え器(19)が設けられ、該倍率切換え器( 19)は光路(2,3)によって貫通せしめられるとともに、該倍率切換え器(1
    9)をスライドまたは回動させることにより対応する光路(2,3)に二者択一 的に直列接続可能な遮断フィルタ(15)および(または)励起フィルタ(16
    )の少なくとも2つの異なるセットを有し、有利には倍率切換え器(1)が、標 準光照明の目的で、遮断フィルタ(15)および励起フィルタ(16)のない光 透過位置を可能にすることを特徴とする、請求項7から9までのいずれか一つに
    記載の顕微鏡。
  11. 【請求項11】倍率切換え器(19)が、有利にはそれぞれ一対の遮断フィ ルタ(15)および励起フィルタ(16)を収容する、交換可能なフィルタ担持 体(17)用の収容部(20)を有していることを特徴とする、請求項10に記
    載の顕微鏡。
  12. 【請求項12】照明光路(3)および(または)1個或いは複数個の観察光
    路(2)が、フィルタ(15,16)の交換の際に1個の光路および(または) 他の光路(2,3)を覆う離隔可能なシャッター(21)を備え、シャッター(2
    1)が有利には倍率切換え器(19)と移動連結されていることを特徴とする、
    請求項7から11までのいずれか一つに記載の顕微鏡。
  13. 【請求項13】フィルタ(15,16)と特に倍率切換え器(19)が、顕微
    鏡から離隔可能なフィルタモジュールまたは蛍光モジュール(28)に組み込ま
    れており、フィルタモジュールまたは蛍光モジュール(28)が、光路と交差す る両側に、顕微鏡構成要素のための自在接続部を備えていることを特徴とする、 請求項7から12までのいずれか一つに記載の顕微鏡。
  14. 【請求項14】1つ以上の照明光路、有利には2つの照明光路(3)が設け られ、そのうち1つの照明光路が標準光を案内し、他の照明光路が蛍光光線を案内
    し、2つの照明光路(3)が有利には二者択一的に利用可能(切換え可能)およ び(または)同時に利用可能であることを特徴とする、請求項1から13までの
    いずれか一つに記載の顕微鏡。
  15. 【請求項15】照明光路(3)内の対象物に近い領域に、作動状態にある照 明光路(3)を観察光路(2)に対し角度αで対象物(4)へ誘導する少なくと
    も1つの光学要素(26)が設けられていることを特徴とする、請求項1から1
    4までのいずれか一つに記載の顕微鏡。
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