JP2001515391A - スプレーヘッドを装着するためのホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は消火用スプレーヘッドを装着し、スプレーヘッドのハウジング（１８）がチャンネルに挿入されるようにスプレーヘッドをチャンネル（１７）本体の第２端部で受けるためのホルダー（１）に関するもので、前記ホルダーは本体（８）、第１端部（９）、第２端部（１０）、第１端部と第２端部の間にあって、第１端部から第２端部に消火剤を導くための通路（１１）を備え、第１端部は消火剤を導く導管（３）を受けるようになっている。スプレーヘッドをホルダー（１）から取り外したとき、消火剤がスプレーヘッドにつながる導管（３）から流れ出るのを防ぐ目的のために、ホルダーは通路（１１）に装着した移動自在な部材（１２）を備えていて、この部材を通路を閉鎖する第１の位置から、通路を開放させる第２の位置に移動させることができ、スプレーヘッドが装着されていないときは、部材は第１の位置に配置させ、またスプレーヘッドがホルダーに装着されているときは、部材を第２の位置に移動させるようになっている。本発明はまた、ホルダーとスプレーヘッドの組み合わせに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 スプレーヘッドを装着するためのホルダー 発明の背景 本発明は本体、第１の端部、第２の端部、消火剤を第１端部から第２端部に導 くために第１端部と第２端部の間に設けた通路、本体の第２端部に設けたチャン ネルであって、スプレーヘッドのハウジングが中に挿入されるようにスプレーヘ ッドを受け入れるチャンネル、を備えた消火用スプレーヘッドを装着するための ホルダーに関するもので、第１端部は消火剤を供給する導管を受け入れる。この ホルダーはスプレーヘッド装着部分と呼んでもよい。 上記のタイプのホルダーは例えばＷＯ９５／３１２５２などで知られる。この ホルダーは天井に装着されるのが通常であるが、壁面などに装着することもでき る。 ＳＥ ５０４ ３２５は、スプリンクラーヘッド用の解除装置を開示しており、 機能テストを容易にするもので、リモートコントロールのパイロットピストンを 備えていて、ヒューズしていない場合にも（also in case of intact fuse）、 パイロットピストンの位置に応じて、装置は入口とノズルとの間の通路をそれぞ れ閉じた状態と開いた状態に保つようになっている。 より具体的には、本発明は添付の特許請求項１の前文に記載のホルダー、およ び添付の特許請求項１０の前文に記載のホルダーとスプレーヘッドの組み合わせ に関する。 スプレーヘッドとスプリンクラー、すなわち解除手段を内蔵したスプレーヘッ ドは、火災に備えて圧力試験（pressure tested）をおこなったり、他の方法で 機能を確認する試験を行う。試験後、スプリンクラーおよび／またはスプレーヘ ッドはそれぞれネジをゆるめてホルダーから取り外し、必要な調節を行い、スプ リンクラーを使用した場合は、ガラス製のアンプルが壊れるなど、解除時に損傷 した解除手段を交換したりする。 スプリンクラーあるいはスプレーヘッドの試験後、スプリンクラーあるいはス プレーヘッドに流れる消火剤の流れを制御するセクション弁（section valve） を閉じても、消火剤は（消火剤を供給するための）導管に残ってしまう。スプレ ーヘッドまたはスプリンクラーのネジをゆるめると、消火剤をスプレーヘッドに 導く導管の中に残っていた消火剤が流れ出る。 このことは、消火剤として水を用いた場合は水が、床あるいはその他好ましく ない場所に流れ落ちることを意味する。導管には非常に長いものもあり、流れ出 る水はかなりの量になる。水による被害を防ぐためには、この水を乾かす、ある いは、大きな容器が必要になる。この水の流れがもたらすもう一つの欠点は、ス プリンクラーあるいはスプレーヘッドの試験をする人にすぐに水がかかってしま うことにある。 発明の簡単な説明 本発明の目的は上記の欠点を解消することにある。この目的は、本体、第１の 端部、第２の端部、消火剤を第１端部から第２端部に導くために第１端部と第２ 端部の間に設けた通路、本体の第２端部に設けたチャンネルであってスプレーヘ ッドのハウジングが中に挿入されるようにスプ レーヘッドを受け入れるチャンネル、を備えた消火用スプレーヘッドを装着する ためのホルダーによって達成されるもので、ホルダーは通路に装着した移動可能 な部材を備えており、この部材は、部材が通路を閉じる第１の位置から、通路を 開放する第２の位置に移動させることができ、スプレーヘッドが装着されていな いときは、部材は第１の位置を占め、スプレーヘッドがホルダーに装着されてい るときは、部材が第２の位置に移動するように、ホルダーが配置されていること を特徴とする。 ホルダーの好ましい実施例は添付の特許請求項２乃至９に提示されている。 本発明によれば、ホルダーとスプレーヘッドの組み合わせは、添付の特許請求 項１０の特徴記載部分（characterizing portion）に記載されていることを特徴 とする。 本発明は基本的には、スプレーヘッドまたはスプリンクラーをホルダーから取 りはずした際に、スプレーヘッド（またはスプリンクラー）につながる導管から 水または他の消火剤が流れ出るのを自動的に防止し、スプレーヘッド（またはス プリンクラー）をホルダーに装着した時は、水が流れるようにした構成を提供す ることが発想の基になっている。換言すれば、本発明は消火用スプレーヘッド（ またはスプリンクラー）のためのホルダーの弁に関し、弁の作用位置はスプレー ヘッド（またはスプリンクラー）がホルダーに装着されているか、いないかに応 じて制御されるようになっている。スプレーヘッドが装着されていないときは、 １）弁に重力が働く、２）消火剤の圧力が弁に働く、あるいは３）バネなどの部 材が弁に働くことにより、弁は遮断位置にくる。当然、上記理由を組み合わせて も遮断位置はもたらされる。 本発明の最大の長所は、スプリンクラーやスプレーヘッドをそれぞれのホルダ ーから取り外したとき、水などの消火剤がスプリンクラーやスプレーヘッドにつ ながる導管から流れ出るのを防ぎ、その結果、消火剤による被害が生じる可能性 のある場所に大量の消火剤が流れ出るのを防ぐことにある。 発明の詳細な説明 以下に、添付の図面を参照しながら２つの実施例により本発明をより詳細に説 明する。図中、 図１は本発明ホルダーの第１の実施例が第１の位置にあるところを示す。 図２は図１のホルダーに装着されるスプリンクラーを示す。 図３は第２の位置にある図１のホルダーと、ホルダーに装着した図２のスプリ ンクラーを示す。 図４乃至６は、図１のホルダーの細部を、上面、側面、底面からそれぞれ見た ところを示す。 図７は、本発明のホルダーの第２の実施例が、図１の位置に対応する第１の位 置にあるところを示す。 図８は、図７のホルダーに装着されるスプリンクラーを示す。 図９は、第２の位置にある図７のホルダーと、ホルダーに装着した図８のスプ リンクラーを示す。 発明の詳細な説明 図１は、消火用スプレーヘッドを装着するための部分、すなわちホルダー１を 示す。この装着部分を用いて、スプレーヘッドをパネルなどに装着することがで きる。スプレーヘッドは、割ったりあるいは熱でその 形状を変えることができるアンプル又はその他の部材で構成することで、スプレ ーヘッドを取り外せるようになっており、このスプレーヘッドと前記部材でスプ リンクラーを構成する。このようなスプリンクラー２を図２に示す。 図１において、ホルダー１はネジ７または同様の締め具部材によってパネル６ に装着されている。パネル６は一般に天井である。ホルダーは図１に示すように 水平に装着するかわりに、垂直面あるいは傾斜面に装着することもできる。消火 剤を供給するためにホルダー１内に装着した、消火剤供給用導管３も図１に示す 。導管３はネジを切った部分４によって装着状態に保たれる。 ホルダー１は本体８、導管３を受ける第１端部９、スプリンクラー２を受ける 第２端部１０からなる。水などの消火剤のための通路１１が第１端部９から第２ 端部１０につながっている。図１では、通路は弁部材１２によって遮断されてお り、弁部材は自重によって、すなわち重力によって、図１に示す位置に保持され る。他の方法として、弁部材の圧力表面１３ｄに力を加えて、弁部材を密封状態 のまま（sealingly）所定の位置に保持することもできる。弁部材１２の下端に は、駆動表面１３ｅに対向する圧力表面１３ｄが形成されている。この駆動表面 １３ｅはスプリンクラー２と協同して、後述するように、通路１１を開放するた めに作用する。 図４、５、６に、弁部材１２を上面、側面、底面から見た図を示す。 弁部材１２は円錐形にテーパーする部分１３ａを備え、この部分１３ａがくび れ部分１３ｃと、３つの突起１５を設けた広幅部分をもつガイド部分１３ｂへと 変化するが、突起１５の間には溝１１０がある（図５、 ６参照）。通路１１（図１参照）は、弁部材１２の円錐形にテーパーする部分１ ３ａに対応する形状を持ち、円錐形にテーパーする座部１４ａ、ガイド部分の突 起１５を受けるための円筒形部分１４ｂを備える。円錐形にテーパーする部分１ ３ａは、円錐形にテーパーする座部１４ａとともに、通路１１を遮断する密閉表 面又は密閉線によるシールを構成する。 ガイド部分１３ｂがあるために、弁部材１２は通路１１の長手方向に案内され る。通路１１の円筒形部分１４ｂには、弁部材の突起１５を受けるために浅い溝 １６を設けてもよく、その場合、弁部材１２は、通路１１が開放しているときに も安定よく所定の位置に保持される（図３参照）。このことは、ホルダーを水平 位置に装着した場合も同じである。 図１及び３から、円錐形にテーパーする部分の直径が最も大きい部分でも、円 錐形にテーパーする部分１３ａと周囲の通路１１の壁面との間にスロット４０が 形成されているのがわかる。ガイド部分１３ｂの溝１１０は、弁部材１２が開放 位置にあるとき、スロット４０、弁部材１２を通って消火剤が流れるチャンネル を形成する（図３、５参照）。スロット４０を通って弁部材１２を流れる消火剤 の流れは、溝１６を突起１５より大きくして溝１６が消火剤のための通路を構成 するようにすることでも得られる（弁部材が開放位置にあるとき）。 上記は、ガイド部分１３ｂの形状をさまざまに変えることができることを示し ている。たとえば、くびれ部分があれば、弁部材１２のサイズが小さいにもかか わらず、効率よく消火剤の流れをもたらすことはできるが、しかしくびれ部分は 必ずしも必要ではない。また、ホルダーの第１端部９に面する弁部材１２の端部 を、通路１１によって案内することも考えられる。これにより、弁部材１２のガ イド部分または通路のいず れかに、消火剤の流れをもたらす溝が設けられる。後者の場合、弁部材１２には ホルダーの第２端部１０に面するガイド部分が不要になり、ガイド部分をホルダ ーの第１端部９に面する位置に設ければよい。 円筒形部分１４ｂの断面積は通路１１の断面積の約３から３０％を占める。 通路１１を構成する壁面にチャンネル（図示せず）を１つ以上設け、弁部材１ ２を図３の位置に移動させることでチャンネルを開放してもよい。弁部材１２の 溝１１０の代わりにこうしたチャンネルを用いて、第１端部９から第２端部１０ に消火剤が流れるようにすることができる。 通路１１の下端部はスプリンクラー２を受けるチャンネル１７を構成している （図１、２参照）。スプリンクラー２は、上端部１９を持つハウジング１８を備 える。スプリンクラー２はホルダー１のチャンネル１７に設けたネジ山２０によ って、所定の位置にネジ留めされている。ネジ山の代わりに、差込み式接続など の簡単な継ぎ手手段を用いてスプリンクラーをホルダーに固定してもよい。スプ リンクラー２をホルダー１に装着しているときは、ハウジング１８の上端部１９ が駆動表面１３ｅに押圧し、弁部材１２を図１に示す位置から図３に示す位置に 押し上げる。その結果、通路１１が開放され、消火剤が導管３からスプリンクラ ー２に流れる。駆動表面１３ｅとは、どのような駆動表面でもよく、表面積が非 常に小さいものでよい。したがって、駆動表面は、点でも線でもよい（図９では 点が駆動表面を形成している）。 図７に、本発明の他の実施例であるホルダー１’を示す。図７のホルダー１’ と図１のホルダーとの相違は、ホルダー１’では、円錐形にテーパーする弁部材 のかわりに、バネ３０’で負荷をかけたボール１２’ を備えている点にある。ボール１２’の直径はこれを取り囲む通路１１より小さ いため、ボールと周囲のチャンネルの壁面との間にスロット４０’ができる。バ ネ３０’は、第１端部と第２端部を備える螺旋状バネで、バネの第１端部はボー ル１２’を、バネの第２端部は通路１１’のリング部材４０’を押圧している。 図７乃至９において、ホルダーとスプリンクラーのうち、似通った部分は、図１ 乃至３で用いた参照番号にダッシュをつけて示す。バネ３０’はなくてもよいが 、バネがあるおかげで、ホルダー１’を垂直位置とは異なる位置に装着しても、 ボール１２’は図１に示す遮断位置に留まる。弁部材１２、１２’は、弁部材に 消火剤の圧力による力をかけて傾斜位置を取るようになっているが、ホルダーを 水平または傾斜位置に装着した場合バネ３０’がないと、弁部材を通って消火剤 が流れる可能性がある。バネ３０’は、通路を開放させる位置にボール１２’が あるとき、ボール１２’が回転して消火剤の流れを妨げることがないようにする 働きも持つ。 図９から、通路１１’が開放状態になる位置までボール１２’を移動させるた めには、スプリンクラーの上端部１９’は十分な長さが必要であることがわかる 。 以上、本発明をわずか２つの例を通して説明してきたが、本発明の細部は添付 の特許請求項の範囲内でさまざまに変えることができることを指摘したい。した がって、移動可能な部材１２、１２’の形状は、円錐形部分を持つ部材や、ボー ル型の部材とは異なるものでもよい、部材１２、１２’を通路１１、１１’の中 央に装着する代わりに、ホルダーの本体８、８’壁面に組み込むことも可能であ る。後者の場合、当該技術分野の熟練者にとって、スプリンクラーの上端部１９ 、１９’のかわり に、ハウジング１８、１８’の他の部分を用いて、部材を閉鎖位置から開放位置 に移動させることも考えられるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，Ｌ Ｔ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ， ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，Ｕ Ａ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 本体（８、８’）、第１端部（９、９’）、第２端部（１０、１０’）、 第１端部から第２端部に消火剤を導くために第１端部と第２端部の間に設けられ た通路（１１、１１’）、本体の第２端部にあって、スプレーヘッドのハウジン グ（１８、１８’）がその中に挿入されるようにスプレーヘッドを受けいれるた めのチャンネル（１７、１７’）を備えた、消火用スプレーヘッド（２、２’） を装着するためのホルダー（１、１’）であって、第１端部は消火剤を供給する 導管をうけいれるためのものであり、ホルダー（１、１’）は通路（１１、１１ ’）に装着した移動自在の部材（１２、１２’）を備え、前記部材は部材が通路 を閉鎖する第１の位置から、部材が通路を開放状態に保つ第２の位置に移動させ ることができるホルダー（１、１’）において、部材（１２、１２’）は、スプ レーヘッド（２、２’）が装着されていないときは第１の位置を占め、またスプ レーヘッドがホルダーに装着されているときは、第２の位置に移動させるように なっていることを特徴とする、消火用スプレーヘッドを装着するためのホルダー 。 ２． スプレーヘッド（２、２’）がホルダー（１、１’）に装着されていると き、部材（１２、１２’）にスプレーヘッドのハウジング（１８、１８’）によ って力を加えることで部材（１２、１２’）を第２の位置に移動させることを特 徴とする、請求項１によるホルダー。 ３． 部材（１２）は、通路を満たしている消火剤の圧力が加えられる圧力表面 （１３ｄ）を備え、前記圧力は部材に力を加えて、スプレーヘッド（２）が装着 されていないとき、部材を第１の位置に保持することを特徴とする、請求項１に よるホルダー。 ４． スプレーヘッド（２’）が装着されていないとき、部材（１２’）は、こ の部材に力を加えるバネ（３０’）によって第１の位置を占めることを特徴とす る、請求項１によるホルダー。 ５． スプレーヘッド（２、２’）が装着されていないとき、部材（１２、１２ ’）は重力によって第１の位置を占めることを特徴とする、請求項１によるホル ダー。 ６． 部材（１２）は、ホルダーの通路（１１）に設けた円錐形にテーパーする 座部（１４ａ）を押圧するために、円錐形にテーパーする部分（１３ａ）を備え 、スプレーヘッド（２）が装着されていないとき、この部分と座部とが密閉表面 を構成して、消火剤がホルダーの第１端部（９）から第２端部（１０）に流れる のを防ぎ、スプレーヘッドが装着されているときは、前記部分が座部から移動し てホルダーの第１端部と第２端部との間の連結を開放することを特徴とする、請 求項１によるホルダー。 ７． 部材（１２）は、この部材の部分（１３ｂ）から伸びる放射状突起（１５ ）を備え、通路（１１）は、突起が溝（１６）に挿入されるようにして突起を受 け入れる溝（１６）を備えることを特徴とする、請求項６によるホルダー。 ８． 円錐形にテーパーする部分（１３ａ）は、チャンネル（１７）に向かって テーパーしてガイド部分（１３ｂ）になり、スプレーヘッドを装着したとき、ホ ルダーの第１端部（９）と第２端部（１０）の間の通路（１１）を開放状態に保 つチャンネル（１１０）を少なくとも１つ備えることを特徴とする、請求項６に よるホルダー。 ９． 部材がスプレーヘッド本体（１８’）に設けた座部（１４ａ’） に当接するボール（１２’）を備え、スプレーヘッド（２’）が装着されていな いとき、前記ボールと座部はともにホルダーの第１端部（９’）から第２端部（ １０’）に消火剤が流れるのを防ぐシールを構成し、スプレーヘッドが装着され ているときは、前記ボールが座部から移動してホルダーの第１端部と第２端部の 間の通路（１１）を開放することを特徴とする、請求項１によるホルダー。 １０． 本体（８、８’）、第１端部（９、９）、第２端部（１０、１０’）、 第１端部（９、９’）と第２端部（１０、１０’）との間にあって第１端部から 第２端部に消火剤を導くための通路（１１、１１’）、本体の第２端部にあって 、スプレーヘッド（２、２’）のハウジング（１８，１８’）がその中に挿入さ れるようにスプレーヘッドを受け入れるためのチャンネル（１７、１７’）を備 えた、消火用スプレーヘッドを装着するためのホルダー（１、１’）と、スプレ ーヘッド（２、２’）との組み合わせであって、第１端部は消火剤を供給する導 管を受けるためのものであり、ホルダー（１、１’）は通路（１１、１１’）に 装着した移動自在な部材（１２、１２’）を備え、前記部材は通路を閉鎖する第 １の位置から、通路を開放する第２の位置に移動させることができる組み合わせ において、スプレーヘッド（２、２’）が装着されていないとき、部材（１２、 １２’）は第１の位置を占め、スプレーヘッドがホルダーに装着されているとき は、部材は第２の位置を占めるようにしたことを特徴とする、ホルダー（１、１ ’）とスプレーヘッド（２、２’）の組み合わせ。