JP2001513330A - N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含有する増進された香味組成物及びそれを製造及び使用する方法 - Google Patents

N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含有する増進された香味組成物及びそれを製造及び使用する方法

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1種の香味料及び有効量のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含有する増進された香味組成物。N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドは、該増進された香味組成物の約0.04〜約2.2重量%で存在する。本発明は、更に、香味有効量の増進された香味組成物を含有するチューインガム及び糖菓組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含有する増進
された香味組成物、該増進された香味組成物を含有する糖菓組成物及びチューイ
ンガム、及びそれらを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
糖菓製品及びチューインガムに使用される香味料のインパクトを増進するため
の多くの研究が食品分野で行われている。これら末端製品に使用するための香味
成分は、コーティングされたり、カプセル化されたり、他の活性成分や他の不活
性成分等と一緒に組み合わされたりしてきた。米国特許第3,857,964号
、3,897,566号、3,930,026号、4,388,328号、4,
485,118号、4,568,560号、4,590,075号、4,752
,481号、4,803,082号、5,004,595号、5,041,29
4号、5,266,335号、及び5,284,659号は、全て香味修飾に関
するものである。
【0003】 末端製品における、特にガム製品における香味放出の制御に多くの努力が向け
られた。食物製品からの香味の放出は、その食物製品の母材によって殆ど決定さ
れる。弾性なガムベース、コーンシロップ及び甘味料を含んでなる母材を有する
ガム製品は、通常、使用される香味料の量の60〜75%の香味料を放出しない
で保持するが、そのパーセンテージは幾分その母材についてのその香味料の親和
性に依存する。従って、かなりの香味効果を提供するためには、ガムに大量の香
味料が使用される。
【0004】 チューインガムにおける果実香味のインパクトを増進することに特別な注目が
払われてきた。それらの化学的特徴の故に、果実香味料は、ガムベースに特に高
い親和性を有している。果実香味料は、低い香味インパクトしか与えない軽い香
味品質をも有する。例えば、米国特許第5,158,790号は、これら欠点を
克服して甘味と香味を増進するために、果実香味料と一緒にL−カルボンを使用
することを教示している。米国特許第5,415,888号及び5,429,8
27号は、果実香味料に関して特別な溶解性パラメーターを有するポリマー拘束
剤を使用して放出を制御することを教示している。
【0005】 香味増進剤としての物質の使用により提供される相乗効果も、食品分野で周知
である。香味付与相乗性は、特定の香味性材料を引き立てる非常に少量の非特異
的材料の添加である。既知の相乗性には、例えば、ペパーミントを引き立てるた
めのペパーミント中でのクエン酸の使用、チョコレート香味を引き立てるための
チョコレート中でのバニリンの使用、マラサス (malasses) 中でのレモン油の使
用、カンゾウエキス又はアニス中でのペパーミント油の使用、及びバターで香味
を付与したキャンディを除く殆どのキャンディ中での塩の使用が含まれる。
【0006】 清涼剤は、清涼感及び吐息新鮮化効果のために、香味料と一緒に又は香味料な
しで糖菓組成物及びチューインガムに使用される。メントールは、おそらく最も
よく知られた清涼剤であろうが、高い揮発性、苦味及び強いハッカ風味のような
周知の欠点を有する。N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドも、清涼
剤として周知である。米国特許第4,193,936号は、N−エチル−p−メ
ンタン−3−カルボンアミドがメントールよりも低い揮発性であること及び臭い
が殆ど又は全く無いことを教示している。米国特許第4,060,091号、4
,136,163号、及び5,405,604号は、可食性組成物中でN−エチ
ル−p−メンタン−3−カルボンアミドを清涼剤として使用することを教示して
いる。米国特許第5,009,893号、米国特許第5,244,670号、W
O93/23005及びWO93/25177は、全て、N−エチル−p−メン
タン−3−カルボンアミドをアジュバントとして、メントールを含む他の清涼剤
と一緒に使用することを教示している。しかしながら、WO97/06695は
、清涼剤として使用される化合物は全て香味、特に果実香味に負のインパクトを
与えることを教示している。更に、WO97/06695は、この問題を回避す
るためには、香味剤と清涼剤とは、その糖菓製品の別々でかつ慎重に吟味された
領域内に配合されなければならないことを教示している。
【0007】 かくして、N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを特にハッカ性の
香味を付与するガム及び糖菓製品に使用して、清涼効果及び吐息新鮮化効果の増
進を提供することは公知である。しかしながら、食品分野では、N−エチル−p
−メンタン−3−カルボンアミドを香味増進剤として使用することは教示されて
いない。より具体的には、当該分野では、N−エチル−p−メンタン−3−カル
ボンアミドを、香味料と組み合わせて、特に果実香味料と組み合わせて、相乗効
果をもたらすレベルでガム及び糖菓製品に使用することは教示されていない。
【0008】
【発明の要旨】
本発明は、少なくとも1種の香味料及びその香味を増進するのに有効な量のN
−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含んでなる増進された香味組成
物であって、該N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが該増進された
香味組成物の約0.04〜約2.2重量%で存在する組成物を提供する。本発明
は、更に、香味料を増進するための方法であって、該香味料に有効量のN−エチ
ル−p−メンタン−3−カルボンアミドを、該組み合わせ物の約0.04〜約2
.2重量%で添加することを含んでなる方法に関する。本発明は、更に、香味有
効量の該増進された香味組成物を含有するチューインガム及び糖菓組成物にも関
する。
【0009】
【発明の具体的説明】
今回、驚いたことに、N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミド自体を
香味修飾剤として使用すると、香味剤の香味を増進できることが見いだされた。
この相乗効果は、N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを低いレベル
で香味料と組み合わせて使用したときに見られる。その香味の性質は、同じ香味
料を含有するがN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含まない組成
物と比較したときに、概して、より鋭敏又は鮮明で、切れがよく、より明瞭かつ
持続的である。この増進された香味組成物は、ガムや糖菓のような食品組成物、
特に果実香味料を施したチューインガムに長く持続する香味感覚を提供する。
【0010】 本明細書で使用される“香味”という用語は、口の中に入れられた物によって
もたらされ、主として味覚及び臭覚により知覚される感覚を意味する。香味は、
その感覚をもたらす物の総合的特性を意味する。本明細書で使用される“香味料
”という用語は、そうした香味感覚をもたらす天然油又は合成油の組成物を意味
する。 本明細書で意図される香味には、ベリー、柑橘類、熱帯果実香味のような果実
香味;シナモン、アニス、コリエンダー、ユーカリ、朝鮮人参、ウイキョウのよ
うな薬草味;蜂蜜、カラメル、タフィー、マラサスのような甘味;及びナツメグ
、胡椒、シナモン、カラモン(caramon) 、生姜、クローブのようなスパイス味が
含まれる。
【0011】 果実香味の増進及び知覚持続は、本発明の好ましい用途である。果実香味は、
天然でも合成されたものでもよく、典型的には、エステル、アルデヒド及びケト
ンのような芳香族炭化水素;オレンジ油、レモン油又は他の天然油のような植物
材料からの精油;及び植物成分からの蒸留物の組み合わせを含有する。果実香味
料には、レモン、オレンジ、ライム、アンズ、グレープフルーツ、バナナ、サク
ランボ、リンゴ、パイナップル、グレープ、イチゴ、及びツッティ・フルッティ
及びフルーツポンチのようなブレンドが含まれるが、これらに限定されない。
【0012】 この増進された香味組成物中の香味料とN−エチル−p−メンタン−3−カル
ボンアミドの量は、約99.96〜約97.8%の香味料と約0.04〜約2.
2%のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドであろうが、0.4〜約
1.1%のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが好ましい。これら
量は、香味のタイプ、末端用途及び望まれる効果のような要因に幾分依存するで
あろう。 末端製品中で使用される増進された香味組成物の量も、香味のタイプ、末端製
品及び望まれる効果に依存するであろう。一般に、増進された香味組成物は、好
適には、糖菓組成物中では、その糖菓の約0.10〜約1.0重量%の範囲で使
用され、0.2〜0.5重量%が好ましい。チューインガムでは、約0.8〜約
3.5%が適しており、1.0〜3.0%が好ましい。
【0013】 本発明の増進された香味組成物は、硬質及び軟質糖菓、及びチューインガムの
ような可食性製品中で使用することができる。糖菓配合物の調製は歴史的に周知
であり、長年にわたって殆ど変わっていない。一般に、硬く固めたキャンディ糖
菓は、非晶質状態又はガラス状態に保持された砂糖と他の炭水化物増量剤の、好
ましくは、約0.5〜約1.5%の水分を有する混合物からなるベースを有する
。このベースは、普通は約80%までの砂糖と約65%までのコーンシロップを
ショ糖の割合をコーンシロップより高くして含有する。香味料、甘味料、酸味料
、着色料のような更なる成分を添加してもよい。硬く固めたキャンディは、ソル
ビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、水素
化澱粉加水分解物のような非発酵性の糖から調製することもできる。
【0014】 そのような糖菓は、火炎調理器、減圧調理器、及び高速常圧調理器とも呼ばれ
る削り表面調理器 (scraped-surface cooker) を包含する慣用的な方法によって
常習的に調製することができる。キャンディ塊を適度に練ったら、それを加工可
能な大きさに切断しても所望の形状に成形してもよい。望まれる最終製品の形状
及び大きさに依存して、種々の成形法を利用することができる。硬質糖菓の組成
及び調製の一般的な説明は、E.B.Jackson, Ed. “Sugar Confectionary Manufac
ture", 2nd edition, Blackie Academic & Professional Press, Glasgrow UK (
1990) pp.129-169 に見ることができる。
【0015】 硬質キャンディ糖菓と同じように、軟質キャンディ糖菓にこの発明を利用する
ことができる。軟質キャンディには、フォンダン、カラメル、タフィー、ファッ
ジ、マシュマロ、及びヌガー等が含まれ、ジャム及びゼリーも含まれ得る。ヌガ
ーのような軟質糖菓の調製は、2種の主要成分、即ち(1)コーンシロップのよ
うな高沸点シロップ、及び(2)一般に、卵アルブミン、ゼラチン、大豆由来化
合物のような植物タンパク質、牛乳タンパク質のようなミルク由来化合物、及び
それらの混合物から調製される、比較的軽いテクスチャーのフラッペを組み合わ
せるなどの慣用的方法を包含する。増進された香味料、香味料、追加の炭水化物
増量剤、着色料、保存剤、医薬品、それらの混合物等のような更なる成分をそれ
らの後にやはり攪拌しながら加えてもよい。そのような糖菓の組成及び調製の一
般的な説明は、E.B.Jackson, Ed. “Sugar Confectionary Manufacture", 2nd e
dition, Blackie Academic & Professional Press, Glasgrow UK (1990) pp.170
-235 に見ることができる。
【0016】 圧縮錠剤状糖菓及びトローチも本発明の可食性糖菓組成物の範囲内である。圧
縮錠剤状糖菓は特別な材料を含有し、加圧により構造体に成形される。これら糖
菓は、一般に、その組成物の約95重量%までの量の、砂糖又は砂糖代替物と、
結合剤及び滑剤のような典型的な錠剤賦形剤、並びに増進された香味料、香味料
、着色料等を含有する。トローチは、堅いドゥのシートから切り抜かれて乾燥さ
れ、粗い表面を有する堅い甘味物とされる。そのような糖菓の組成及び調製の一
般的な説明は、E.B.Jackson, Ed. “Sugar Confectionary Manufacture", 2nd e
dition, Blackie Academic & Professional Press, Glasgrow UK (1990) pp.236
-258 に見ることができる。
【0017】 この増進された香味組成物は、チューインガムにも同じように使用することが
できる。チューインガム組成物は、一般に、1種又はそれを越える天然又は合成
のエラストマーを含んでなり、それに慣用的なチューインガム成分が補充される
。これら成分には、1種又はそれを越える溶剤、可塑剤、充填剤、香味料、着色
料及び/又は甘味料が含まれる。 本発明に使用するのに適するエラストマーには、チクル、ジェラトン、グッタ
ペルカ、グアヤール及びクラウンガムのような植物起源の物質が含まれる。ブタ
ジエン−スチレンコポリマー、イソブチレン−イソプレンコポリマー、ポリエチ
レン、ポリイソブチレン、ポリ酢酸ビニル、及びそれらの混合物のような合成エ
ラストマーも使用することができる。これらエラストマーは、一般に、チューイ
ンガム組成物の約14〜50重量%、好ましくは約20〜約30重量%を構成す
る。
【0018】 本チューインガム組成物は、ポリマー成分を軟化させるためにエラストマー溶
剤を含有することができる。そのようなエラストマー溶剤には、水素化、二量化
又はポリマー化されたロジン又はそれらの混合物のような、ロジンのメチル、グ
リセロール若しくはペンタエリスリトールのエステル又は変性されたロジンが含
まれ得る。本発明で使用するのに適するエラストマー溶剤の例には、部分水素化
ウッドロジンのペンタエリスリトールエステル、ウッドロジンのペンタエリスリ
トールエステル、部分二量化ロジンのグリセロールエステル、ポリマー化された
ロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、ウッ
ドロジンのグリセロールエステル、及び部分水素化ウッドロジン、及び部分水素
化ロジンのメチルエステル、及びそれらの混合物が含まれる。ポリテルペン及び
それらの混合物を含むテルペン樹脂も有用である。この溶剤は、チューインガム
組成物の約10〜75重量%、好ましくは約15〜約50重量%の量で用いるこ
とができる。
【0019】 種々のテクスチャー及びコンシステンシー特性を得るために、ラノリン、レシ
チン、モノステアリン酸グリセロール、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム
、ステアリン酸カリウム、トリ酢酸グリセロール、トリアセチン、グリセリン等
の可塑剤又は乳化剤として使用される種々の伝統的成分も本チューインガム組成
物に加えることができる。これら追加の材料には、天然ワックス、石油系ワック
ス及び微晶質ワックスのようなワックス;及び、ラード及び獣脂のような動物脂
肪、大豆油及び綿実油のような植物油、水素化及び部分水素化植物油、及びココ
アバターを含む油脂も含まれる。これら成分は、一般に、最終チューインガム組
成物の約30重量%まで、好ましくは1〜25重量%、より好ましくは約3〜約
7重量%の量で用いられる。
【0020】 本チューインガム組成物は、更に、二酸化チタンのような着色料を最終組成物
の2重量%までの量で含むことができ、そして、リン酸二カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、ケイ酸アルミニウム、タルク、炭酸
カルシウム、セルロース、及びそれらの組み合わせのような充填剤を5〜35重
量%までの量で含むことができる。 本チューインガム組成物は、スクロース、デキストロース、マルトース、フル
クトース等の糖、又はソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトー
ル、イソマルト、エリスリトール、及び水素化デンプン加水分解物、及びそれら
の組み合わせのような糖アルコールを含むバルク甘味料も含有することができる
。バルク甘味料は、最終組成物の90重量%までの量で存在することができる。
アスパルターム (aspartame)、アセスルファーム (acesulfame) 塩、アリアター
ム (aliatame) サッカリン等の高強度甘味料も存在することができる。これら甘
味料は、最終ガム組成物の1重量%までの量で存在することができる。
【0021】 本チューインガムは、増進された香味組成物に加えて香味料を3.5%までの
量で含有することができる。概して、National Academy of Sciences により “Chemicals Used In Food Processing", 公報 1274 の63〜258頁に記載さ
れたようなあらゆる食品添加物を使用することができる。 本チューインガムは、一般に、バッチ式又は連続式で種々のチューインガム成
分を市販のミキサー又は押出機に逐次添加することによる、当該技術分野で既知
の方法によって製造することができる。本発明の増進された香味組成物は、常法
によりチューインガムに添加される。諸成分を完全に混合した後、混合塊が取り
出され、裁断されるか、ロールにかけられるか又は所望の形状に成形される。 以下の非限定的実施例により本発明を説明する。
【0022】
【実施例】
N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドは、Sterling Organics によ
り供給される“WS−3”として入手可能である。実施例I:糖菓 55/45の比率のグラニュー糖とコーンシロップを47.9gの水と混合し
てその混合物を145℃に調理することによりキャンディベース(478.55
g)を調製した。その調理したベースを調理テーブル上に移して、冷やしながら
21.25gの香味料プレミックスを練り込んだ。ドロップローラーでローリン
グすることにより香味料入りキャンディにした。香味料プレミックスは、20.
0gのミックス残と1.25gの香味料からなるものであったので、キャンディ
中の香味料は0.25重量%となった。 同じように調製したキャンディベース(478.55g)に、やはり20.0
gのミックス残と1.25gの香味料を含有すると共にN−エチル−p−メンタ
ン−3−カルボンアミドの5%エタノール溶液0.20g(N−エチル−p−メ
ンタン−3−カルボンアミド,0.01g)をも含有する第2の香味料プレミッ
クスを加えて、キャンディ中のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミド
が0.002重量%となり、かつ香味料とN−エチル−p−メンタン−3−カル
ボンアミドの比率が99.2:0.8になるようにした。 香味料プレミックス中にN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを加
える上記の方法及び加えない上記の方法の両方により、蜂蜜、柑橘系スパイス、
薬草、及びリンゴの香味がするキャンディを調製した。これら4種の香味のペア
は次のように評価された。
【0023】
【表1】 ─────────────────────────────────── 香味料 評 価 ─────────────────────────────────── 蜂蜜 カルボンアミドは蜂蜜の風味を強める。それは蜂蜜香味料プ ロフィールに対し、より良好でかつ快い満足感とまろやかさ の感覚を与える。 ─────────────────────────────────── 柑橘系 カルボンアミドは柑橘系スパイス香味料の風味を変える。そ スパイス れは1つの香味料の風味に種々の要素をブレンドすることに よりその香味料をまろやかにする。 ─────────────────────────────────── 薬草 このレベルでは、カルボンアミドはその苦みを強めて幾分歪 んだ要素をもたらす。0.002%未満ではこの薬草風味に とって好ましいであろう。 ─────────────────────────────────── リンゴ カルボンアミドはこの香味料のリンゴ的要素を鮮明にしかつ より明瞭にする。 ───────────────────────────────────
【0024】 無作為に選ばれた9人が、N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを
配合したキャンディを、それを含まないベースキャンディと比較するよう依頼さ
れた。これら評価者は、それらキャンディのペアが“違った味がする”かどうか
尋ねられた。示した香味料入りキャンディについて違った味がすると答えた人数
を示す:柑橘系スパイス−6;蜂蜜−5;薬草−5。
【0025】実施例II:チューインガム A.調製 1.柑橘系香味料入りチューインガムを、22.0gのガムベース、69.0
4gの甘味料、0.24gの高強度甘味料、2.97gの酸味料、3.85gの
他の慣用的な添加物、及び1.9gの柑橘系香味料から、慣用的方法により調製
した。0.02g及び0.04gのその甘味料をそれぞれ同量のN−エチル−p
−メンタン−3−カルボンアミドと置き換えて、香味料とN−エチル−p−メン
タン−3−カルボンアミドの比率がそれぞれ98.96/1.04及び97.9
4/2.06になるようにした2つの追加サンプルを調製した。これら対照及び
2つの本発明例を更に以下に記載するように比較した。 2.シナモン香味料入りチューインガムを、22.0gのガムベース、73.
29gの甘味料、0.81gの高強度甘味料、2.1gの他の慣用的な添加物、
及び1.8gのシナモン香味料から、慣用的方法により調製した。0.02g及
び0.04gのその甘味料をそれぞれ同量のN−エチル−p−メンタン−3−カ
ルボンアミドと置き換えて、香味料とN−エチル−p−メンタン−3−カルボン
アミドの比率がそれぞれ98.90/1.10及び97.83/2.17になる
ようにした2つの追加サンプルを調製した。これら対照及び2つの本発明例を更
に以下に記載するように比較した。
【0026】 B.比較 0.02%のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミド使用レベルで、
N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドの放出は約50ppmであり、
0.04%の使用レベルで、放出は約100ppmであると考えられた。香味が
増進されたガム製品は、対応する対照サンプルと、風味が違うか及び似ているか
についてコメントすることによりサンプルを評価するよう依頼された6人のパネ
ルにより比較された。6人のパネリストのうち4人は、次に纏めたように、サン
プルの違いを認識した。
【0027】
【表2】 ─────────────────────────────────── 香味料 N−エチル−p−メンタン− 評 価 3−カルボンアミド ─────────────────────────────────── 柑橘系 0% 甘酸っぱい感じと共に初め に良好な柑橘系インパクト がある ─────────────────────────────────── 柑橘系 0.02% より柑橘系で、より明瞭で より酸っぱい感じがする ─────────────────────────────────── 柑橘系 0.04% 知覚できる苦さと僅かな刺 激感/感覚的兆しと共に非 常に明瞭で鋭い酸味で皮が むけるような感じがする ─────────────────────────────────── シナモン 0% 僅かに焼けるような感覚と 共に甘いシナモンの風味が ある ─────────────────────────────────── シナモン 0.02% 明瞭に異なる:知覚できる 焼けるような感覚と共にシ ナモンスパイスの特性がよ り明瞭である ─────────────────────────────────── シナモン 0.04% シナモンの特性が不快な木 材様の要素とより焼けるよ うな感覚を有している ───────────────────────────────────
【0028】 柑橘系及びシナモン香味料の両方について、0.02gのN−エチル−p−メ
ンタン−3−カルボンアミドは、香味を好ましく増進させた。0.04gでは、
香味は増進されるが、あまり望ましくない要素も知覚された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN, CZ,EE,GE,HR,HU,ID,IL,IS,J P,KR,LC,LK,LR,LT,LV,MG,MK ,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI, SK,SL,TR,TT,UA,UZ,VN,YU (72)発明者 キーファー,ジェシー・ジェイ アメリカ合衆国ニュージャージー州07823, ベルビディア,ハイ・ロック・ドライブ 2 (72)発明者 オラヤ,ヘクター アメリカ合衆国ニュージャージー州07954, パーシッパニー,ボールドウィン・ロード 350 (72)発明者 ルオー,シウー・ジョン アメリカ合衆国ニュージャージー州07039, リビングストン,ウッドクレスト・ドライ ブ 51 Fターム(参考) 4B014 GB07 GB13 GG09 GG17 GK05 GL03 GY04 4B047 LB09 LG14 LG38 LG43 LP02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の香味料及び前記香味料を増進するのに有効
    な量のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを含んでなる増進された
    香味組成物であって、前記N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが前
    記増進された香味組成物の約0.04〜約2.2重量%で存在する組成物。
  2. 【請求項2】 香味料が、果実、薬草、甘味料及びスパイスからなる群から
    選択される、請求項1記載の増進された香味組成物。
  3. 【請求項3】 香味料が果実である、請求項2記載の増進された香味組成物
  4. 【請求項4】 N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが0.4〜
    1.1%で存在する、請求項1記載の増進された香味組成物。
  5. 【請求項5】 香味料を増進するための方法であって、香味料にそれを増進
    するのに有効量のN−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドを添加するこ
    とを含んでなり、前記N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが該組み
    合わせ物の約0.04〜約2.2重量%で存在する方法。
  6. 【請求項6】 香味料が、果実、薬草、甘味料及びスパイスからなる群から
    選択される、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 香味料が果実である、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 N−エチル−p−メンタン−3−カルボンアミドが0.4〜
    1.1%で存在する、請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 香味有効量の請求項1の増進された香味組成物を含有する糖
    菓組成物。
  10. 【請求項10】 香味料が、果実、薬草、甘味料及びスパイスからなる群か
    ら選択される、請求項9記載の糖菓組成物。
  11. 【請求項11】 香味料が果実である、請求項10記載の糖菓組成物。
  12. 【請求項12】 増進された香味組成物が約0.10〜約1.0重量%で存
    在する、請求項9記載の糖菓組成物。
  13. 【請求項13】 増進された香味組成物が0.2〜0.5重量%で存在する
    、請求項12記載の糖菓組成物。
  14. 【請求項14】 香味有効量の請求項1の増進された香味組成物を含有する
    チューインガム。
  15. 【請求項15】 香味料が、果実、薬草、甘味料及びスパイスからなる群か
    ら選択される、請求項14記載のチューインガム。
  16. 【請求項16】 香味料が果実である、請求項15記載のチューインガム。
  17. 【請求項17】 増進された香味組成物が約0.8〜約3.5%で存在する
    、請求項14記載のチューインガム。
  18. 【請求項18】 増進された香味組成物が1.0〜3.0%で存在する、請
    求項17記載のチューインガム。
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