JPH03502166A - チューインガム中の風味延長のための乳化剤 - Google Patents

チューインガム中の風味延長のための乳化剤

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JPH03502166A
JPH03502166A JP51133089A JP51133089A JPH03502166A JP H03502166 A JPH03502166 A JP H03502166A JP 51133089 A JP51133089 A JP 51133089A JP 51133089 A JP51133089 A JP 51133089A JP H03502166 A JPH03502166 A JP H03502166A
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gum
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チャップデライン アルバート エイチ
バーレット ケヴィン エフ
リード マイケル エイ
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ダブリューエム リグリー ジュニア コムパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チューインガム中の風味延長のための乳化剤発明の背景 本発明は延長された風味知覚および良好な組織品質を生ずるチューインガム並び にその製法に関する。
ガムに風味を与えるために製造方法は植物および果実から誘導された油、例えば 柑橘油、はっか油、スペアミント油、果実エツセンス、などが包含される精油、 合成風味またはそれらの混合物を利用できる。残念ながら風味油はチューインガ ム基材に対する強い親和性を有し、風味油をガム基材内に脱出できなく結合させ る。従って、風味油はかむ間にチューインガム基材から完全には遊離しない。
従って、チューインガム基材と結合する性向を低下された風味油を含むチューイ ンガムは当該技術における進歩を構成するであろう、そのようなチューインガム は当業者により容易に受容され、商業的成功を経験するであう。
従って本発明の目的は改良された風味遊離特性を有する風味油を含むチューイン ガムを提供することである。
このおよび他の目的は以下の詳細な記載に照らして当業者に明らかになろう、し かし、前記目的は本発明の限定と考えるべきてな(、発明の範囲は請求の範囲中 に示される。
発明の概要 本発明によれば風味強化量の乳化剤を含むチューインガム、およびチューインガ ムの製法が提供される。乳化剤は約7より大きい、好ましくは約10〜約14の HLB値を有する。その方法は風味強化量の意図乳化剤を他のチューインガム成 分と混合することを含む。
好ましい態様の詳細な説明 今回、本発明により意図された型および量の乳化剤をチューインガム成分に加え ると、チューインガムの風味イールドが長引かされることが見出された。本発明 により意図された他の利点にはより早い風味遊離が含まれる。また適当なときに はっかチューインガムの風味特性がはっか風味に関連する「涼」感覚を増大され る点で改良される。本発明のチューインガムはまた改良された組織特性を示す。
殊に、ガムが一層軟かく、一層大きいかみ大きさを維持する。
これらおよび他の利点は以下の開示に照らして明らかになろう。
しかし本発明は示したまたは意図した利点および態様により限定されることが意 図されないことを理解すべきである。請求の範囲およびその等催物が発明の範囲 を規定する。
本発明によれば、意図される風味強化乳化剤は製造工程中の任意のときにチュー インガム塊中へ混合される。しかし、乳化剤がガム製造工程中の初期に融解基材 中に十分に混合されることが好ましい。他の好ましい方法は乳化剤を風味剤中へ 予備混合するこ本発明により意図される乳化剤には一定の変性ホスファチド/リ ン脂質組合せ例えば変性レシチン;ポリグリセロールの脂肪酸エステル、および 他のスクロース脂肪酸エステル、ポリソルベートまたは類似の化合物が含まれる 。意図乳化剤は約7より大きいHLBを有する。ホスファチド/リン脂質乳化剤 は典型的には7未満のHLB値を有する。しかしそれらは、例えばアセチル化ま たはヒドロキシル化により変性してHLB値を高めることができる。2種または それ以上の乳化剤を配合し、それ自体のHLBをな配合物は、配合物のHLBが 7より上である限り7未満のHLB値を有する乳化剤を含むことができる。好ま しくは、チューインガム成分に添加する乳化剤は個々のチューインガムの風味お よび基材組成により決定される。
親水性疎水性比(HLB)数は乳化剤親水性疎水性比、すなわち乳化剤の親水性 および疎水性基の大きさおよび強さのバランスを表わす。1940年代後期以来 当業者に知られたHLB系は適当な乳化剤の選択に有用である。本発明の一態様 によれば約7より大きいHLB値を有する乳化剤がチューインガム成分に添加さ れる。正確なHLB値はチューインガムの風味および基材組成による。しかし、 使用される乳化剤は約7より大きい、好ましくは9以上、最も好ましくは12以 上のHLB値を有する。
本発明によれば、風味強化量の乳化剤が添加される。好ましくは、チューインガ ムに添加される乳化剤の量はチューインガムの約0.1〜約0.7重量パーセン トの範囲内にある。添加される乳化剤の正確な量はチューインガムの個々の風味 および基材組成による。最も好ましくは、添加される乳化剤の量はチューインガ ムの約0.2〜約0.3重量パーセントである。
一般に、チューインガム組成物は水溶性バルク部分、水不溶性かみ可能ガム基材 部分、および典型的には水不溶性風味を含む。
水溶性部分はかんでいる間の時間中風味の一部とともに散逸する。
ガム基材部分はかむ間中口中に保持される。
不溶性ガム基材は一般にエラストマー、樹脂、油脂、ろう、軟化剤および無機増 量剤を含む。エラストマーにはポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレン共 重合体、スチレンブタジェンゴムおよび天然ラテックス例えばチクルが含まれる ことができる。
樹脂にはポリビニルアセテート、エステルガムおよびテルペン樹脂が含まれる。
油脂もまたガム中に含まれることができ、牛脂、水素化および部分水素化植物油 およびカカオ脂が含まれる。普通に使用されるろうにはパラフィン、ミクロクリ スタリン並びに天然ろう例えばみつろうおよびカルナウバろうが含まれ、110 〜180°Fの範囲内の融点を有する。不溶性ガム基材はガムの約5〜95パー セントを構成する。好ましくは不溶性ガム基材はガムの約10〜約50重量パー セント、より好ましくは約20〜約30重量パーセント含まれる。
ガム基材は典型的にはまた増量剤成分、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ ム、タルク、リン酸二カルシウムなどが含まれる。
増量剤はガムの約5〜約60重量パーセントを構成することができる。好ましく は増量剤はチューインガム基材の約5〜50重量パーセント含まれる。ガム基材 は典型的にはまたグリセリンモノステアラードおよびグリセリントリアセタート を包含する軟化剤を含む、さらにガム基材はまた随意成分例えば酸化防止荊、着 色剤および乳化剤を含むことができる。
チューインガムの水溶性部分はさらに軟化剤、甘味剤およびそれらの組合せを含 む、軟化剤はガムのかみ性および口感触を最適化するためにチューインガムに添 加される。軟化剤はまた該技術において可塑剤または可塑化剤として知られ、一 般にチューインガムの約0.5〜約15重量パーセントを構成する0本発明によ り意図される軟化剤にはグリセリン、レシチンおよびそれらの混合物が含まれる 。さらに甘味剤水溶液例えばソルビトール、水素化デンプン氷解物、コーンシロ 7プおよびそれらの組合せがガム中に軟化剤および結合剤として使用できる。
チェーインガムはまた強力甘味剤を含むことができる。そのような甘味剤ユもま たチューインガムに対する添加物として本発明により意図される。これらの甘味 剤には糖および無垢成分が含まれる。垢せ味剤には一般にチューインガム技術に おいて普通に知られた成分を含むサンカリドが含まれ、それにはスクロース、デ キストロース、マルトース、デキストリン、乾燥添加糖、フルクトース、レブロ ース、ガラクトース、コーンシロップ固体などが単独または任意の組合せで含ま れ、しかしそれらに限定されない。
無糖甘味剤は甘味特性を存する成分を含むが、しかし普通に知られた糖を欠き、 糖アルコール例えばソルビトール、マンニトール、キシリトール、水素化デンプ ン氷解物、マルチトールなどが単独でまたは任意の組合せで含まれ、しかしそれ らに限定されない。
強力甘味剤例えばアスパルターム、スクラロース(sucralose)、アセ スルファムにおよびサッカリンもまたチューインガムに対する添加物として意図 される。
当業者は糖および(または)無糖甘味剤の任意の組合せをチューインガム配合物 中に混合できることを認めるであろう、さらに、当業者は甘味剤が全部または一 部水溶性充填剤としてチューインガム中に存在できることを認めるであろう、さ らに、軟化剤を甘味剤例えば甘味剤水溶液と組合せることができる。
風味はチューインガム中に、ガムの約0.1〜約lO重量パーセント、好ましく は約0.5〜約3.0重量%の量で存在できる0本発明により意図される風味に は食物許容性液体風味が含まれる。風味は植物および果実から誘導される油、例 えば柑橘油、果実エツセンス、はっか油、スペアミント油、丁字油、ウィンター グリーン油、アニスなどを含みしかしそれらに限定されない精油、合成風味、そ れらの混合物を含むことができる0人工風味成分もまた本発明により意図される 。当業者は天然および人工風味を任意の方法で組合せることができることを認め るであろう、そのような風味および配合物はすべて本発明により意図される。
追加の成分例えば着色剤および薬学的試剤をチューインガムに添加することがで きる。
一般に、チューインガムは種々のチューインガム成分を当該技術において知られ た任意の商業的に利用できるミキサーに連続的に加えることにより製造される。
成分が十分混合された後、ガム塊をミキサーから排出し、例えばシートに圧延し てスティックに切断すること、チャンクに押出すこと、またはペレットにキャス トすることにより所望形態に付形する。
一般に、成分は初めにガム基材を融解し、それを運転ミキサーに加えるこよによ り混合される。基材はまたミキサー自体中で融解させることができる。着色剤も またこのときに加えることができる。次いで軟化剤例えばグリセリンを次にシロ ップ右よび充填剤の一部きともに加えることができる。充填剤の他の部分はミキ サーに加えることができる。適当な条件で、本発明の乳化剤をガム製造工程中の 任意のときに加えることができることが理解されよう。それらはまたガム基材に 、ガム製造の前に、殊に基材製造中に加えることができる。
全混合操作は典型的には5〜15分を要するが、しかし一層長い混合時間がとき どき必要であるかもしれない。当業者は前記操作に対する変形を使用できること を認めるであろう。前記態様の等価の変更および改変もまた本発明により意図さ れることを理解すべきである。以下の実施例は本発明の制限と解すべきではなく 、単に様々の態様の例示として含まれる。
実施例1 シグマブレードミキサーに融解基材を加え、次いでコーンシロップおよびグリセ リンを運転ミキサーに加えることによりチューインガムを製造した。デキストロ ースおよび糖は徐々に加え、風味は最後の糖とともに加えた。すべての他の実施 例は同様に製造した。乳化剤を用いる場合に、それらは融解基材にコーンシロッ プおよびグリセリンの前に加えた。
チューインガム試料1は表1中の「試料1」の下に記載される成分に従い製造し た。
チューインガム試料2は表1中の「試料2jの下に記載される成分に従い製造し た。
チューインガム試料3は表1中の「試料3」の下に記載される成分に従い製造し た。
試料1と試料2とを比較するかみ試験において試料2が速い風味遊離およびわず かに長い風味持続を有すると認められた。
試料1と試料3とを比較するかみ試験において試料3が長い風味持続および大き い風味強さを存すると認められた。
基材     20.67 20.67 20.671!              53.18   53.005   53.005コーンシロツプ       14.59   14.59   14.59デキストロース       10.14   10.14   10.14グリセリン        0 .86   0.86   0.86スペアミント油      0.56     0.56    0.56サントン34−5 (HLB7) ’             0.175サン) 78−1−0(HLB13)”                 −一虹工匝100.00   100.00’   10 0.00サントン(Santone)乳化剤はポリグリセロールの脂肪酸エステ ルである。
1、 3−1− Sはトリグリセロールモノステ了ラードである。
2、 8−1−0はオクタグリセロールモノオレアートである。
実施例2 チェーインガム試料4は表2中の「試料4」の下に記載される成分に従い製造し た。
チューインガム試料5は表2中の「試料5」の下に記載される成分に従い製造し た。
かみ試験において試料4と試料5を比較し、試料5が長く続く風味イールド、並 びに大きい最大風味持続および遅い風味減退を有すると認められた。
基材     19.30 19.301!             55. 08   54.93コーンシロツプ      16.75   16.75 デキストロース       7.28    7.28グリセリン        0.87   0.87天然および人工風味    0.72    0. 72サントン8−1−0(HLB13)−0,耳L100.00   100. 00 実施例3 チューインガム試料6は表3中の試料6の下に記載される成分に従い製造した。
チューインガム試料7は表3中の試料7の下に記載される成分に従い製造した。
試料6と試料7とを比較するかみ試験において試料7が長く続く風味イールドを 有すると認められた。
lニー1 基材      19.30 19.30塘                   55.23    54.98コーンシロツプ        16.75    16.75デキストロース         7.28    7.28 グリセリン          0.73   0.73天然および人工果実風 味    0.71    0.71セントロミツクス’(HLB 12)−J ユL100.00   100.00 1、 セントロミックス(Centromiχ)はレシチンとポリソルベート8 0との配合物である。
実施例4 チューインガム試料8は表4中の試料8の下に記載される成分に従い製造した。
チューインガム試料9は表4中の試料9の下に記載される成分に従い製造した。
チューインガム試料10は表4中の試料10の下に記載される成分に従い製造し た。
かみ試験において試料8.9および試料10を比較した。試料9は風味イールド のわずかに惑じた持続並びに望ましくない風味属性およびロコーティングを有す ると認められた。従って、試料9は特定チューインガム組成物に対してこの型の 乳化剤過剰量を有すると思われる。試料10は一層速い風味遊離、最も広い風味 ピークおよび最大の風味強さ並びに最大の風味持続および最良の風味を有した。
l−工 基材     20.18 20.18 20.18$Ji             54.44   54.14   54.14コーンシロツプ       13.32   13.32   13.32デキストロース        9.90    9.90    9.90グリセリン        1.2 9   1.29   1.29はっか油         0.87     0.87    0.87サントン3−1−5OILB?)              0.30サントン8−1−0(HLB13)     −−−−0,3 0ioo、oo    ioo、oo    1oo、o。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.チューインガム基材、風味および風味強化量の乳化剤を含み、前記乳化剤が 約7より大きいHLB値を有するチューインガム。
  2. 2.乳化剤がスクロース脂肪酸エステルである、請求項1記載のチューインガム 。
  3. 3.乳化剤がポリソルベートである、請求項1記載のチューインガム。
  4. 4.乳化剤が変性ホスファチド/リン脂質組合せである、請求項1記載のチュー インガム。
  5. 5.乳化剤がポリグリセロールの脂肪酸エステルである、請求項1記載のチュー インガム。
  6. 6.乳化剤が変性レシチンである、請求項1記載のチューインガム。
  7. 7.乳化剤が乳化剤の組合せを含む、請求項1記載のチューインガム。
  8. 8.乳化剤約0.1〜約0.7重量パーセントを含む、請求項1記載のチューイ ンガム。
  9. 9.チューインガム基材、風味および風味強化量の乳化剤を含み、前記乳化剤が 約10〜約14のLHB値を有するチューインガム。
  10. 10.乳化剤がスクロース脂肪酸エステルである、請求項9記載のチューインガ ム。
  11. 11.乳化剤がポリソルベートである、請求項9記載のチューイソガム。
  12. 12.乳化剤が変性ホスファチド/リン脂質組合せを含む、請求項9記載のチュ ーインガム。
  13. 13.乳化剤がポリグリセロールの脂肪エステルである、請求項9記載のチュー インガム。
  14. 14.乳化剤が変性レシチンである、請求項9記載のチューインガム。
  15. 15.乳化剤が乳化剤の組合せである、請求項9記載のチューインガム。
  16. 16.乳化剤約0.1〜約0.7重量パーセントを含む、請求項9記載のチュー インガム。
  17. 17.チューインガム基材、風味および風味強化置の乳化剤であって、約7より 大きいHLB値を有する乳化剤を混合することを含むチューインガムを製造する 方法。
  18. 18.乳化剤がチューインガムの約0.1〜約0.7重量パーセント含まれる、 請求項17記載の方法。
  19. 19.チューインガム基材、風味および風味強化量の乳化剤であって約10〜約 14のHLB値を有する乳化剤を混合することを含むチューインガムを製造する 方法。
  20. 20.乳化剤がチューインガムの約0.1〜約0.7重量パーセント含まれる、 請求項19記載の方法。
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