JPH0412098B2 - - Google Patents

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JPH0412098B2
JPH0412098B2 JP59119255A JP11925584A JPH0412098B2 JP H0412098 B2 JPH0412098 B2 JP H0412098B2 JP 59119255 A JP59119255 A JP 59119255A JP 11925584 A JP11925584 A JP 11925584A JP H0412098 B2 JPH0412098 B2 JP H0412098B2
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JP
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kola
weight
chewing gum
extract
sweeteners
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JP59119255A
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JPS6012937A (ja
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Josefu Pitsukoro Dominitsuku
Jeen Fuainaaman Debora
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Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
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Publication of JPH0412098B2 publication Critical patent/JPH0412098B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G4/068Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing plants or parts thereof, e.g. fruits, seeds, extracts

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工コラ(Kola)香味料と天然コラ
抽出物の組合せの添加によるチユーインガムのコ
ラ味の増進に関する。 今日まで、清涼飲料のコラ香味を刺激するコラ
香味チユーインガム組成物は開示されていない。
フランス国特許第290376号には、キサンチン類及
びそれらの塩並びにコラ、コーヒー、茶及びココ
ナツツのようなキサンチン類を含有する植物抽出
物から選ばれた興奮剤含有チユーインガムが開示
されている。好ましいキサンチン類としては1〜
10%の量存在するカフエイン、テオブロミン、テ
オフイリイン又はこれらの混合物が挙げられる。
また、安息香酸ナトリウムのような防腐剤並びに
興奮剤をゆつくり放出するための吸収剤、珪酸及
び陽イオン交換樹脂も存在する。コラ香味キヤン
デーチツプを有する新しい粉末チユーインガムが
ジヤーナル・オブ・マニユフアクチヤリング・コ
ンフエクシヨナー(Journal of“Manufacturing
Confectioner”)、1982年8月、14頁に開示されて
いる。このチユーインガムは日本国の会社パイン
(Pine)社によつて販売されている。 コラ香味料又はコラ抽出物のいずれかを含有す
る種々のチユーインガム組成物は公知である。
1979年8月6日付西独国公開公報第1901277号に
は、ニコチンの効果を刺激する方法として、たと
えばコラ抽出物、カフエイン、ホツプ類抽出物等
の鎮静物質含有チユーイン材が開示されている。
このチユーインガムはより少く喫煙することを望
む過度の喫煙者の埋め合せに役立つように意図さ
れたものである。 1981年5月26日にオガワ(Ogawa)等に付与
された米国特許第4269860号には、炭酸塩顆粒並
びに硫酸ナトリウム、果実粉末、有機酸、砂糖及
び香味成分を含有するガス発生チユーインガムが
開示されている。方法としては、上記成分を混練
し、次いで得られた混合物を使用してチユーイン
ガムを被覆したり、あるいは、チユーインガムに
充填することによりガス発生チユーインガムを製
造することが請求されている。コーラ及びりんご
汁(cider)のような、炭酸飲料業に使用される
香味料が有用なものとして開示されている。しか
しながら、コラ香味料と組合せたコラ抽出物の使
用に関する示唆はない。 1974年7月3日にオガワ等に付与された米国特
許第3826847号は、ポリビニルエステル類のよう
な高分子化合物と組合され、又はそれに封入され
た香料及び他の調味料を含有するチユーインガム
製品の製造に関する。有用な香料としては、コー
ヒー、ココア等のようなマメ類より誘導された香
味料、ぶどう香味料並びにアフイニン
(affinin)、胡椒及び芥子のような興奮性物質が
挙げられている。 咀しやく用マメ及びナツツ植物の詳細な総説
が、“Masticatory et Fruits Tropicaux”、
Dupaigen,P.、IRFA Journal、1979年、35巻、
353〜358頁に見られる。さらに、興味ある他の論
文としては、“Chewing Substances−from
Coca to Chewing Gum”、Benabai,A.、Ann.
Sanita Pubb.1970年、31巻、353〜392頁;
American Perfumer Essential Oil Review、S.
B.Penick&Co.、New York、N.Y.、58巻、
12931頁、1951年の“Plant Extracts for
Flavors”、E.G.Allisonが挙げられる。 飲料類及び菓子類におけるコカ、コーラ及びコ
カコーラ香味料の製造に関しては、
“Riechstoffe,Aromen,Kosmetica”、西独国、
1978年、28巻、(b)、146〜150頁にKarg,J.E.に
論じられている。 チユーインガム組成物はコラ香味料又はコラ抽
出物に言及しているが、それらは、チユーインガ
ムにコラ抽出物及びコラ香味料の組合せを添加す
ることによつてコラ風味及び香味を高めることは
示唆していない。さらに、大衆が親しみをもつよ
うになつたコラ飲料のコラ味は、チユーインガム
組成物において再現もしくは模擬されてはいな
い。 “コラ(Kola)”の用語は、一般に、人工コラ
香味料を含有する飲料製品を普通に示す“コーラ
(cola)”の用語と互換的に使用される。今日、こ
れらの人工コラ類の味及び香味は、真実にコラ香
味であるものとして消費者により親しみを持たれ
ている。しかし、このことは、コラナツツの天然
エツセンス又は抽出物が渋さ、すつぱさ又は苦さ
を与え、非常に異なつた味を与えるものであるた
め、真実ではない。 コラの用語は、従来、アオギリ科
(Sterculiaceoe)植物の乾燥した子葉より誘導さ
れる物質として理解されている。コラノキ
(Cola nitida)、ゴウシユウアオギリ(Sterculia
acuminata)及びコーラ・ベーラ(Cola Vera)
は本発明に有用な公知の種に属する。コラ科の他
の種も意図されるものであつて、その選択、すな
わち、いずれを選ぶかは、本発明の理解に重大な
ものではなく、しかも従来技術に属するものであ
ると考えられ、香味及び味に関する日常的な実験
により選択を行うことができる。これらの天然香
味料の蒸留した芳香はいくぶん特殊な香気である
ものの、ココア豆に似ており、しかもほろ苦い
(bitter−sweet)味を有している。一般的に言え
ば、コラ抽出物の有機成分としては、澱粉、砂
糖、カフエイン及びテオプロミンが挙げられる。 コラノキ種より得られる基本的に3種類のコラ
ナツツがある。これらは、白色のサクハラ
(Sakhala)のコラ、赤色もしくは白色のカツシ
イー(Kassi)、シアラ(Siarra)及びトオウテ
(Toute)のコラ、赤色のマニニアン
(Maninian)のコラが挙げられる。白色のコラに
は2種類あり、一方は白ぽくSakhalaのコラに似
ているが大きさがより小さく、他方はいくぶんば
ら色であつて、より大きい。他の公知の種類と同
様にこれらの種類のコラも、本発明のコラ香味料
の製造に有用である。 天然コラ抽出物及び人工コラ香味料の両者を合
わせて用いてコラ飲料の飲料者に認められるコラ
香味をチユーインガムに与えるということは、本
発明の香味料にとつて重要なことである。人工香
味料は油溶性でなければならず、チユーインガム
組成物の全体に対して、約0.05〜約5重量%、好
ましくは約0.5〜約1.0重量%存在する。天然コラ
抽出物は、水溶液の形で、チユーインガム組成物
の全体に対して、約0.05〜約2.0重量%、好まし
くは約0.5〜約0.75重量%存在しなければならな
い。2重量%を越えるコラ抽出物の量は、そのよ
うな高い量は、香味油の香味が強くなりすぎ、生
成物に好ましくない風味を与えることになるた
め、通常、許容されない。逆に、約0.05重量%未
満の量では香味知覚の効果がない。 上記した各量は、目的の味に応じて通常の当業
者によつてその範囲内で変えられてもよいが、抽
出物香味料と人工香味料の微妙なバランスは、過
度の渋さ、すつぱさ及び/又は香辛味を回避する
ように維持されなければならない。本発明の目的
は、消費者がコラ香味飲料に対し認識するように
なつてきた香味に近似する香味を有するコラ香味
チユーインガムを製造することにある。 一般に、人工コラ香味料は、クローブ、ナツメ
グ、シナモン、ケイ皮アルデヒド、ジンジヤー等
のような種々の香辛料と天然もしくは人工のレモ
ンもしくはライムの香味料又油との混合物からな
る。これらの成分の適切なバランスは極めて難し
く、すべてのコラ味の効果は、香辛料をきかすと
しばしば消える。 本発明のチユーインガム組成物は、特異なコラ
の香味を除き、公知のものである。本発明に使用
されるガムベースは公知の水溶性ガムベースであ
ればいかなるものであつてもよい。ガムベースの
好適な重合体の具体例としては、天然と合成の両
方の弾性体及びゴムが挙げられる。ガムベースに
好適なそれらの重合体としては制限はないが、た
とえばチクル、ジエルトン、グツタペルカ及びク
ラウンゴムのような植物起源の物質が挙げられ
る。ブタジエン−スチレン共重合体、イソブチレ
ン−イソプレン共重合体、ポリエチレン、ポリイ
ソブチレン及びポリ酢酸ビニル並びにこれらの混
合物のような合成弾性体が特に有用である。 使用されるガムベースの量は、用いるベースタ
イプ、目的とするかたさ及び最終生成物を製造す
るために用いる他の成分のような種々の要因によ
つて大いに変わるであろう。通常、最終チユーイ
ンガム組成物に対し、約5〜約45重量%の量がチ
ユーインガム組成物への使用に対し許容される
が、約15〜約25重量%が好ましい。 ガムベース組成物はゴム成分の軟化を助けるた
めに弾性体溶剤を含有していてもよい。このよう
な弾性体溶剤は、ロジン類又は水素化、二量化も
しくは多量化ロジン類のような変性ロジン類又は
これら混合物のメチルエステル、グリセリンエス
テル又はペンタエリスリトールエステル類からな
るものでもよい。ここで、使用に好適な弾性体溶
剤の具体例としては、部分水素化ウツドロジンの
ペンタエリスリトールエステル、ウツドロジンの
ペンタエリスリトールエステル、部分二量化ロジ
ンのグリセリンエステル、多量化ロジンのグリセ
リンエステル、タール油ロジンのグリセリンエス
テル、ウツドロジン及び部分水素化ウツドロジン
のグリセリンエステル、ロジンの部分水素化メチ
ルエステル並びにこれらの混合物が挙げられる。
溶剤は、ガムベースに対し、約10〜約75重量%の
範囲の量、好ましくは約45〜約70重量%の範囲の
量で使用される。 ラノリン、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸カリウム、グリセリントリア
セテート、グリセリン、レシチン及びグリセリン
モノステアレート等のような可塑剤並びに軟化材
として使用される種々の従来の成分も、また、多
様な望ましい口当りと堅さを得るためにガムベー
スに包含させてもよい。これらの添加物質は最終
ガムベース組成物に対し、通常、約30重量%、好
ましくは約3〜約7重量%の量で使用される。 このガムベースに使用されるチユーインガム組
成物は、一般に、甘味料を含有する。甘味料は、
水溶性甘味料、水溶性人工甘味料及びジペプチド
をベースとする甘味料並びにそれらの混合物を含
む広範囲な物質より選択することができる。用い
る甘味料は、特定のものに限定されるものではな
く、具体例としては、 A キシロース、リボース、グルコース、マンノ
ース、ガラクトース、フルクトース、デキスト
ロース、シヨ糖、砂糖、マルトース、部分加水
分解デンプン又はコーンシロツプ固形物のよう
な単糖類、二糖類及び多糖類;ソルビトール、
キシリトール、マンニトール、水素化デンプン
加水分解物のような糖アルコール並びにそれら
の混合物のような水溶性甘味料、 B 水溶性サツカリン塩、すなわち、サツカリン
のナトリウムもしくはカルシウム塩、サイクラ
ミン酸塩、アセスルフアーム−K(acesulfam
−K)及び遊離酸型のサツカリンのような水溶
性人工甘味料、 C L−アスパルチル−L−フエニルアラニンの
メチルエステル及び米国特許第3492131号に記
載されている物質等のようなジペプチドをベー
スとする甘味料 が挙げられる。 一般に、甘味料の量は、ある特定のチユーイン
ガム組成物用に選ばれる甘味料の目的量に応じて
変わるであろう。この量は容易に抽出可能な甘味
料を用いる場合、通常、約0.01〜約90重量%であ
ろう。上記Aの範疇に属する水溶性甘味料は、最
終チユーインガム組成物に対し、約25〜約75重量
%の量で使用するのが好ましく、約50〜約65重量
%用いるのが最も好ましい。これに対し、範疇B
及びCに記載された人工甘味料は、最終チユーイ
ンガム組成物に対し、約0.005〜約5.0重量%、最
も好ましくは約0.05〜約2.5重量%が使用される。
これらの量は香味油により達成される香味水準と
は別の甘味の目的水準を達成するため、通常、必
要である。 本発明のチユーインガム組成物は、さらに、二
酸化チタンのような着色剤;レシチン及びグリセ
リンモノステアレートのような乳化剤並びに水酸
化アルミニウム、アルミナ、ケイ酸アルミニウ
ム、タルク、リン酸二カルシウム、炭酸カルシウ
ム及びそれらの混合物のような充填剤の従来の添
加剤を含んでいてもよい。使用時の好まし充填剤
の量は、ガムベースに対し、約25〜約45重量%の
範疇で変えることができる。 発明の好ましい組成は、コラ香味料及びコラ抽
出物に加えて、次のようなチユーインガム成分か
らなる。 組成物の全体に対する重量%で、約8%〜約30
%のガムベース;約10%〜約30%の液状甘味料;
約0.05%〜約10%の軟化剤;約20%〜約80%の粒
状甘味料;約0.05%〜約5%の乳化剤である。 本発明は、また、本発明のチユーインガム組成
物の製造方法にも関するが、この方法は、最も広
範疇な意味で、ガムベース、液状甘味料及び軟化
剤を互いに合わせて第1の混合物を形成すること
を特徴とする。この混合操作は、混合物を可塑化
するためにガムベースを加熱しながら、慣用の方
法により行なわれる。加熱今度は広い範疇に亘つ
てもよいが、実用目的には約70℃〜120℃が好ま
しい。ついで、この混合物は砂糖、着色剤、必要
に応じて充填剤及びコラ抽出物と混合させる。抽
出物を上述のように直接的に混合してもよく、あ
るいは混合中にその分散を助けるため砂糖の一部
に予め混合していてもよい。成分を数分間混合し
た後、香味油、及びグリセリンのような軟化剤並
びに水のごとき残余の成分を添加する。 本発明の方法は、最初の香味油を添加する前
に、ガムベース混合物にコラ抽出物を包含せしめ
ることを意図するものである。具体的には、コラ
抽出物をガムベース混合物に添加し、混練によつ
て部分的もしくは完全に混合すると均一な塊が形
成される。ここで、一般的に注意すべきことは、
上述の工程が、当初のガムベースに相互分散した
コラ抽出物が形成されるということである。抽出
物は、従つて、ガムベース母材の全体に、均一に
分散され、それにより、咀しやく中、適度な放出
が確実に行われ、その結果香味の点で、香味油と
相乗作用を示すことになる。粒状物質、可塑剤、
軟化材等を添加する場合には、一定量づつ逐次的
に添加してもよい。それぞれの添加のあとには、
ガムベースの主浴充分に混合を行つて最終的な均
一性を達成してもよい。上述した通り、液状香味
料は、第1に香味油成分の揮散を避けるために、
最後に、ガムベース混合物中に導入される。コラ
抽出物は高粘性であり、一般に、高い加工温度に
よる影響を受けないため、その添加を、粒状物質
を添加しながら行うと最終配合物内のその分散が
促進される。 本発明のチユーインガム組成物は、発明の目的
及び本質を逸脱しないかぎり、風船ガム類、ステ
イツクガム類、非粘着ガム類、無糖ガム類又はこ
れらの組合せであつてもよい。 以下の実施例は本発明のより一層の理解のため
に役立つものであつて、本発明の有効範囲を決し
て限定せんとするものではない。全明細書中、別
段の記載がない限り、%はすべて最終組成物に対
する重量%である。 例〔実施例A〜D及び比較例1〜45〕 専門家からなるパネルが、初期の一度にどつと
出る香味とそれに続く香味の放散の両方につい
て、チユーインガム中の一連のコラ香味料を評価
するために選定された。下の表には、天然抽出
物及び香味油を併用した本発明の組成物と比較し
て、種々の市販の天然及び/又は人工コラ香味料
を用いた一連のチユーインガム組成物を示す。表
に示されているように、同じチユーインガム組
成物をすべての被験香味料に使用した。パネル
は、許容又は非許容として香味を評価している
が、後者についてはコメントも合わせ述べられて
いる。 配合物を、シグマブレードミキサーを備えた蒸
気シヤケツト付反応釜でガムベースを約88℃〜約
105℃の温度で融解することにより製造した。 次いで、コーンシロツプとカラメルペーストを
ガムベースに添加し、それを、ガムベース全体に
亘つて成分が分散するように該ベースと混合し
た。 その後、一定量の粉砂糖、りんご散、該砂糖の
一部と予め混合した着色剤及び同様に該砂糖の一
部と同様に予め混合したコラ抽出物(両者とも約
0.05%〜5%の砂糖を用いた)を添加し、約2〜
4分間、ガムベースと混合した。この工程を行つ
たのは、そうすることによつて、配合物中のコラ
抽出物の分散が非常に容易になるためである。 添加される残余の物質としては、グリセリン、
水及び液状香味料が挙げられる。混合物を、均一
な塊が得られるまで、通常2〜3分混合した。つ
いで、この柔かい塊を釜から取り出し、ロールに
かけ、チユーインガム片に裁断した。 パネラーは、評価を行う前に、約5分間、チユ
ーインガムを噛んだ。表から判るように、香味
油を単独で用いたもの(実験試料1〜44)は、香
辛味のアンバランス、柑橘類様風味又はコラ刺激
味の欠除のために、専門家からなるパネルによつ
て、許容できないものと判定された。公知のコラ
飲料の香味は比較のための基準であつた。 実験試料45においては、香味油を添加せず、コ
ラ抽出物のみをチユーインガム配合物に添加し
た。この香味料は、アンバランスな風味を呈し、
かつ、普通に知覚されるようなコラ香味とは全く
異なつていた。 3種類の香味油、すなわち香味油番号4、16及
び44は、部分的に許容できるものであつたことは
注目されなければならない。これらの油類は、レ
モン/ライムと香辛料物質のバランスに関する限
り、部分的に許容できるコラ香味を示した。しか
し、これらは、コラ飲料香味の味覚からは未だほ
ど遠いものであつた。本発明のA〜Dにおいて
は、コラ抽出物の添加により、苦味を同時に増加
させることなくコラ味が増加している。 試料A、B、C及びDとして具体的に示された
本発明のものは、コラ飲料の香味に比べ優れたコ
ラ香味を有し、かつ味覚がコラ飲料の香味に極め
て近似している。 本発明は、上記のとおりであるが多くのやり方
で変形しうることは明らかであろう。そのような
変形は、本発明の範囲の精神から逸脱したものと
みなされるべきではなく、かかる変形のすべてが
請求の範囲に含まれるものである。 表 重量% ガムベース 17.0 コーンシロツプ 25.0 カラメルペースト 2.0 粉砂糖 53.7 グリセリン 0.3 水 0.3 リンゴ酸 0.75 着色剤 0.14 【表】
様香辛味
【表】 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 改良された知覚可能なコラ香味を有するコラ
    香味チユーインガム組成物であつて、組成物の全
    体に対し、約0.05〜約5.0重量%の人工油溶性コ
    ラ香味料及び0.05〜約2.0重量%の天然コラ抽出
    物を合せ添加することを特徴とするコラ香味チユ
    ーインガム組成物。 2 人工コラ及び天然コラ抽出物が、組成物の全
    体に対し、それぞれ、約0.5〜約1.0重量%の量及
    び約0.5〜約0.75重量%存在する特許請求の範囲
    第1項記載のコラ香味チユーインガム組成物。 3 残部のチユーインガム成分が、組成物の全体
    に対し、 (a) 約5〜約45重量%のガムベース、 (b) 約10〜約30重量%の液状甘味料、 (c) 約0.05〜約10重量%の軟化剤、 (d) 約20〜約80重量%の液状甘味料、 (e) 約0.05〜約5重量%の乳化剤 からなるものである特許請求の範囲第1項記載の
    コラ香味チユーインガム組成物。 4 コラ抽出物が、コラノキ種(コラ・ニチダ、
    Cola nitida)より誘導されたものである特許請
    求の範囲第1項記載のコラ香味チユーインガム組
    成物。 5 コラ抽出物が、ゴウシユウアオギリ種(ステ
    ルキユーリア・アクニナータ、
    Sterculiaacuminata)より誘導されたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載のコラ香味チユーイ
    ンガム組成物。 6 種が、白色様、赤色様又は褐色様である特許
    請求の範囲第4項記載のコラ香味チユーインガム
    組成物。 7 ガムベースが、天然又は合成の弾性体及び充
    填剤からなる特許請求の範囲第3項記載のコラ香
    味チユーインガム組成物。 8 天然弾性体が、チクル、ジエルトン、バラ
    タ、グツタペルカ、レチ・カスピ(lechi
    caspi)、ソルバ及びこれらの混合物からなる群よ
    り選ばれたものである特許請求の範囲第7項記載
    のコラ香味チユーインガム組成物。 9 合成弾性体が、ブタジエン−スチレン共重合
    体、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソブレ
    ン共重合体及びこれらの混合物からなる群より選
    ばれたものである特許請求の範囲第7項記載のコ
    ラ香味チユーインガム組成物。 10 液状及び粒状甘味料が、水溶性甘味料、水
    溶性人工甘味料、ジペプチドベース甘味料及びこ
    れらの混合物からなる群より選ばれたものである
    特許請求の範囲第3項記載のコラ香味チユーイン
    ガム組成物。 11 さらに、着色剤、乳化剤、充填剤、可塑剤
    及びこれらの混合物からなる群より選ばれた物質
    を含有する特許請求の範囲第1項記載のコラ香味
    チユーインガム組成物。 12 組成物の全体に対し、 (a) () チクル、ジエルトン、バラタ、グツタ
    ペルカ、レチ・カスピ、ソルバ、ブタジエン
    −スチレン共重合体からなる群より選ばれた
    天然又は合成弾性体、及び () 粒状充填剤 からなるガムベース組成物 約8〜30重量% (b) 液状コーンシロツプ甘味料 約10〜約30重量% (c) 天然水溶性甘味料、人工水溶性甘味料及びジ
    ペプチドベース甘味料からなる群より選ばれた
    粒状甘味料 約20〜約80重量% (d) グラニユー糖、多価アルコール、サツカリン
    及びこれらの混合物からなる群より選ばれた粒
    状甘味料 約20〜約80重量% (e) ウツドロジンのメチル、グリセリン及びペン
    タエリスリトールエステル並びにこれらの混合
    物からなる群より選ばれた軟化剤
    約0.05〜約10重量% (f) 人工油溶性コラ香味料約0.05〜約5.0重量% と 天然コラ抽出物 約0.05〜約2.0重量% の混合物、 並びに (g) 乳化剤 約0.05〜約5重量% からなる改良された知覚可能なコラ香味料を有す
    るコラ香味チユーインガム組成物。 13 (a) 抽出物がベース母材に十分に分散する
    ように、常用の添加剤と共に甘味料及びコラ抽
    出物の予め調製された混合物(プレミツクス)
    を、融解したチユーインガムベースに混練し; (b) ガムベースに添加される最終の成分として人
    工油溶性コラ香味料を導入し; (c) 生成した柔かい塊からチユーインガム片を形
    成する一連の工程からなる改良された知覚可能
    なコラ香味を有するコラ香味チユーインガム組
    成物の製造方法。 14 コラ抽出物及び人工油溶性コラ香味料が、
    組成物の全体に対し、それぞれ、約0.05〜約5.0
    重量%存在する特許請求の範囲第13項記載の製
    造方法。 15 コラ抽出物が、コラノキ(Cola nitada)
    又はゴウシユウアオギリ(Sterculiur
    acuminata)種より誘導されたものである特許請
    求の範囲第13項記載の製造方法。 16 ガムベースが、天然又は合成の弾性体及び
    充填剤からなる特許請求の範囲第13項記載の製
    造方法。 17 チユーインガム組成物が、さらに、着色
    剤、乳化剤、充填剤、可塑剤及びこれらの混合物
    からなる群より選ばれた1種以上のものを含有す
    る特許請求の範囲第13項記載の製造方法。
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