JP2001511745A

JP2001511745A - 航空貨物輸送用積荷積載ユニット

Info

Publication number: JP2001511745A
Application number: JP53561498A
Authority: JP
Inventors: エグバートスルター，ピーター
Original assignee: ケイエルエムロイヤルダッチエアラインズ
Priority date: 1997-02-12
Filing date: 1998-02-12
Publication date: 2001-08-14
Also published as: US20020033392A1; PT960059E; DE69817155D1; ES2202814T3; DE69817155T2; EP0960059B1; ATE247053T1; US6446824B1; CA2281714C; EP0960059A1; DK0960059T3; AU6123398A; CA2281714A1; NL1005258C2; WO1998035890A1

Abstract

(57)【要約】積荷積載ベース(１)、積荷積載ベース（１）上の４部の直立側壁（３、４、５、２５、２６）及び直立側壁上のカバー（２）を備え、側壁は、積荷積載ベース（１）とカバー（２）とに着脱自在に連結されている航空輸送用積荷積載ユニット。積荷積載ベース（１）とカバー（２）とが周縁にスロット（１１）を有し、側壁が収納できる。積荷積載ベース（１）とカバー（２）とが、直立した縁部（９、１０；１４、１５）をも有し、一方をもう一方の上に直接載置できる。

Description

【発明の詳細な説明】航空貨物輸送用積荷積載ユニット本発明は、航空貨物輸送の分野、特にこの分野で使用される貨物輸送ユニットに関する。航空輸送用の貨物は、多くの場合、個別の荷物として出される。一方では、フォークリフトトラック等を使用して効率よく扱うことを可能にしなくてはならないので、積み荷を共に梱包して大きなユニットにする必要がある。多数の積み荷を積載する場となるパレットは、かかる目的ですでに使用されている。積み荷はできる限り釣り合いよくパレットの上に積み上げられた後、積み上げられた積み荷にはパレット端部にしっかりと取り付けられたネットがかぶせられる。かかるパレットを使用することで、荷積み時間が節約され、使用が容易になっているが、依然としてパレットの使用に伴う種々の欠点がある。例えば、積み荷を積載した２つのパレットを積み上げること等が容易に可能なわけではない。さらに、屋外で航空機に荷積みや荷下ろしをする際の欠点である天候の影響から、積荷が十分にまた適切に保護されない。しかしながら、パレットやネット等の積載補助具の重量が大きくないという理由だけで、現在までかかる方法が行われている。さらに、屋外でのスペースを不必要に広く取らないようにしなければならない。しかしながら、積み上げの容易性を欠いている等の前述の問題が、ますます差し迫った問題になっている。したがって、本発明の目的は、よりよく、より効率的で、かつ、重量が重すぎず、スペースをとり過ぎない、航空貨物輸送用補助器具を提供することである。このため、本発明は、積荷積載ベース、積荷積載ベース上に直立した側壁、直立した側壁上の平坦なカバーを備え、直立した側壁は積荷積載ベースとカバーとに着脱自在に連結されており、少なくとも２つの直立した側壁が互いに連結されて少なくとも１つのセルフサポーティング壁部ユニットを構成する、航空貨物輸送用積荷積載ユニットに関する。着脱自在な側壁には、空の状態の積荷積載ユニットを、小さな梱包として輸送できるという利点がある。このため、積荷積載ベースにはスロットを設けることが好ましく、少なくともベース周縁部により側壁が収納しうるものでなければならない。カバーにもスロットがあり、少なくともカバー周縁部により側壁が収納されるようになっている。積荷積載ベース及び／又はカバーは直立の縁部を有し、縁部の一方をもう一方の上に直接載置することができる。その縁部の高さは、一方がもう一方の上に位置するベースとカバーとの間に、取り外された側壁が収納される高さである。側壁は互いに連結され、側壁の結合力と積み重ねに対する積荷積載ユニットの十分な強度とを十分に確保できる。かかる連結により、４枚の側壁からなるセルフサポーティング壁ユニットを提供する。かかる側壁ユニットは十分な荷重能力を有しているのでさらに積み上げられた積荷積載ユニットを支持することができ、かかる目的に欠かせない角柱を必要としない。本発明による積荷積載ユニットの長所は、構成部品の数が限られていることである。ブロック型又は立方体型の積荷積載ユニットは、最大で６点の異なった部品から、すなわち、積荷積載ベース、カバーと、多くても４枚の独立した側壁から構成される。しかしながら、かかる４枚の側壁は、一体型ユニットを構成しているので、たった３点の異なった部品から構成される。この結果、積荷積載ユニットを、素早く、かつ、容易に組み立て又は解体することができる。部品を失う可能性もまた、事実上排除できる。ともかくも、積荷積載ユニットは、比較的小型の固定具を有していないので、すぐに組み立ての用意ができる。空荷で輸送する場合に積荷積載ユニットの大きさを縮小するため、２組の対向する側壁は、高さの方向に二分割でき、積荷積載ベースとカバーから取り外した後、側壁は他の２組の側壁の間、下もしくは上に置けるように、折り畳むことができる。側壁を分割しうる折畳み可能な側壁としたことで、全体をかなり小型の梱包に折り畳むことができ、積荷積載ベースとその上に載置されるカバーとの間に側壁を容易に収納することができる。側壁は、必要とされる機械的な特性を有する、例えばボール紙といった、種々の材料から製造することができる。また、側壁は２つずつ連結し、全周を閉じて、全側面が閉じたセルフサポーティング壁ユニットを構成することができる。ボール紙、特に十分な厚さを有する段ボール紙は、積載荷重への耐久能力を含む優れた強度と、かつ軽量であるという長所を兼ね備えている。さらに、ボール紙は、変動する天候の影響にさらされてもなんら問題なく取り扱うことができる。各側壁は一体型の連結部をその直立縁部に有し、例えば一体型連結部により隣り合う側壁を互いに連結することが可能である。側壁はすべて独立した部材に解体できる。その一方で、バックル締めの支持によらない、２つ以上のセルフサポーティングユニットを構成して、側壁を堅牢に連結することができ、側壁自体が横断面全体に圧縮力を受けても、側壁の堅牢な支持が確保できる。側壁のバックル締めの支持によらない安定性は、分散された荷重によって評価できる。各一体型連結部材は、側壁の縁部に恒久的に固定された成形部とすることもできる。かかる連結部材は、例えば、フック部分を有し、フック部分は側壁縁部の方向に互いに摺動して差し込むことができる。前記成形部部品の横寸法は非常に小さいので、かかる部品は上に積み上げられた積荷積載ユニットを支持する役割を果たすものではない。各成形部は、切り欠き開口部を有し、隣接する側壁の成形部のフック部材を互いに摺動することにより連結することができる。このように、隣り合う２枚の側壁の連結は、側壁横端に設けられた切り欠き開口部を有する成形部と、隣り合う側壁横端に設けられた別の切り欠き開口部を有する成形部によって行うことができる。これら成形部は、互いに対向して設けられている。比較的丈の高い積荷積載ユニットの場合には、側壁は、一方が上に重なって、高さ方向にさらに分割でき、上に位置する側壁は、２つずつＨ字型部材によって連結できる。本実施例の長所は、側壁を２以上の小型の梱包に縮小でき、積荷積載ベースの上に載置したカバーの間に収納できることである。積荷積載ベースは、下面にサポートを有しており、フォークリフトトラックのフォーク部分をその間に受け入れることができる。現在まで使用されている周知のパレットとの互換性を保証するため、本発明による積荷積載ユニットは、外部寸法を１．０２×１．２２ｍとすることができ、段ボール紙を使用する場合、内部寸法は１．００×１．２０ｍとなる。積荷積載ユニットの外寸高さの全体は、サポートを含めて０．７５又は１．５０ｍにすることができ、折り畳んだ場合には、積荷積載ユニットの高さを全１．５０ｍの７分の１にすることができる。本発明による積荷積載ユニットを説明する実施例を、図面を参照してより詳細に説明する。図１は、本発明による積荷積載ユニットの一部切欠きを有する斜視図である。図２は、積荷積載ユニットの縦断面図である。図３は、梱包された状態の積荷積載ユニットを示す縦断面図である。図４ａ、ｂは、側壁の横断面図である。図５は、航空機デッキ下部貨物室内での積荷積載ユニットの多様な使用の一形態を示す図である。図６は、航空機デッキ上部貨物区域での、本発明に基づく積荷積載ユニットの使用の一形態を示す図である。図７は、積荷積載ユニットの別の実施例における側壁の横断面図である。図８は、図７のVIIIの詳細を示す図である。図９は、図７に示された積荷積載ユニットの梱包された状態の積荷積載ユニットを示す図である。図１に示された積荷積載ユニットは、積荷積載ベース１、カバー２及び３として全体が示されている４枚の側壁を有する。各側壁は、下部壁４と上部壁５からなり、Ｈ字型部材６によって連結されている。図２でより明確に示されているように、積荷積載ベース１は、リベット８によって、直立縁部を形成する縁部形成部９、１０を備えたベースプレート７からなっている。直立した縁部形成部９、１０の端部は、周縁のスロット１１を形成し、各々の下部側壁４を収納できるようになっている。さらに、サポート１２は、リベット４１によって積荷積載ベース１に固定されている。それに応じて、カバーは、カバープレート１３からなっており、カバーの直立した縁部を形成する縁部形成部１４、１５を縁部に備えている。前記縁部形成部１４、１５は端部に、各々の側壁５を収納するスロット１６を形成している。縁部形成部１４は、外側に延出している端部域１７を有しており、図３で示されるように、カバー２を積荷積載ベース１に直接載置する場合に、積荷積載ベース１の縁部形成部９と係合する。スロット１１、１６及びＨ字型部材６から取り外した後、各々の側壁４、５は、図４ａに示されるような方法で折り畳むことができる。２組の対向する側壁４、５は、折り畳み線１８によって２つの側壁１９に分割されて、小さな梱包を形成する。これにより、側壁１９は、他の２つの側壁４、５と折り畳み線２０によって合わされる。図３の縦断面図において、パック２１（側壁４からなる）及び２２（側壁５からなる）を、積荷積載ベースとカバーの内部に収納できることがわかる。側壁４は、側壁５よりも高さが低いことが好ましい。かかる利点を、図５で示された使用例を参照して説明する。本発明による積荷積載ユニットは、航空機床下部の貨物室内で、上限の高さで載置することができる。別の例では、各側壁４からなるより小型の積荷積載ユニットを、２個ずつ上に重ねて載置することができる。上に載置された積荷積載ユニット用にサポート１２のセットを余分に使用しているにもかかわらず、側壁４が側壁５よりも多少高さが低いので、２個の小型の積荷積載ユニットの集積を前記貨物室に合わすことができる。別の使用例は図６に示されており、この例では航空機デッキの上方にある空間部分が貨物区域として利用されている。側壁４からなる積荷積載ユニットは、この実施例においても同様に使用されており、この場合、貨物区域下部付近で使用されている。貨物区域側面の高さが高ければ、当然この位置でも高い側壁５を有する積荷積載ユニットを使用することができる。図４ｂに示される別の実施例のように、側壁４、５は図４ａに示される折畳み線１８で分割することができる。このように、２つの二分割した部分からなる側壁４、５が得られ、各側壁は、二分割した側壁４又は５を両側に有する畳まれていない側壁４又は５からなる(図４ｂを参照)。かかる二分割した側壁は一体化され、再度完全な矩形又は正方形に形成することができる。図７に示される横断面図は、積荷積載ユニットの側壁２５、２６を示す。前述の側壁２５、２６は各々の形成部２７、２８によって、２つの垂直な側壁２５、２６の縁部で、互いに着脱自在に連結されている。形成部２７、２８は支持機能を有しておらず、すなわち、例えば積み上げた積荷積載ユニットによる垂直荷重を分散する役割を果たすものではない。かかる理由は、形成部２７、２８の縦断面部分が小さいので、かかる荷重は主に側壁２５、２６自体で支持するからである。図８に示されるように、形成部２７、２８はそれぞれＵ字型部材２９、３０からなり、連結している側壁２５、２６の側面の縁部が恒久的に固定されている。前記の恒久的な固定をするには、例えばリベット、接着、溶接等によって行うこともできる。形成部２７は、フランジ３１及びフック３２を有し、共に切り欠き開口部３３を形成する。形成部２８も同様に、フランジ３４及びフック３５を有し、共に切り欠き開口部３６を形成する。各フック３２、３５を、もう一方の切り欠き開口部３３、３６、つまり前記形成部の長手方向に摺動して差し込んで、側壁２５、２６を互いに連結することができる。互いに摺動して差し込まれた位置で、形成部２７、２８によって２つの側壁２５、２６の間を堅牢に固定する。残りの角にも対応する同様な形成部が設けられている。図９に示されるように、互いに上部に積み上げられた場合、側壁２５、２６は、積荷積載ベース１とカバー２の内部に収納される。図９に示されている例では、高さ方向に分割される側壁を有する比較的丈の高い積荷積載ユニットを形成するのに十分な、図１の実施例に類似の、合計４部の側壁２５と合計４部の側壁２６が収納される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】平成１１年３月１０（１９９９．３．１０）【補正内容】請求の範囲１．積荷積載ベース(１)、積荷積載ベース（１）上の直立側壁（３、４、５、２５、２６）及び該直立側壁（３、４、５、２５、２６）上のカバー（２）を備え、側壁（３、４、５、２５、２６）は、積荷積載ベース（１）とカバー（２）とに着脱自在に連結されており、互いに連結してセルフサポーティング壁部ユニット（３６）を形成する航空輸送用積荷積載ユニットであって、カバーが平坦で、積荷積載ベース（１）と前記カバー（２）が、各側壁（４）を収納できるスロット（１１、１６）を周縁の少なくとも１部に有し、積荷積載ベース内部寸法が、１．００×１．２０ｍであることを特徴とする航空輸送用積荷積載ユニット。２．積荷積載ベース（１）がスロット（１１）を有し、側壁（４）が少なくともベース周縁部により収納される、請求項１に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。３．カバー（２）がスロット（１６）を有し、側壁（５）が少なくともカバー周縁部により収納される、請求項１又は２に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。４．積荷積載ベース（１）とカバー（２）とが、互いに直接対向する位置にある直立した縁部（９、１０；１４、１５）を有し、前記縁部が、前期側壁を取り外した後、一方をもう一方の上に載置できる請求項１、２又は３に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。５．縁部（９、１０；１４、１５）が、一方がもう一方の上に載置された積荷積載ベース（１）とカバー（２）との間に、取り外した側壁(３、４、５)を収納できる高さを有する請求項４に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。６．側壁(３、４、５)が、折り返し可能に互いに連結され、２つの対向する側壁がその高さで２つの側壁（１９）に分割されて、互いに対応して折り返し可能で、側壁(３、４、５)が、積荷積載ベース（１）とカバー（２）とから取り外された後、折り畳まれて、側壁（１９）を他の２つの側壁（３、４、５）の間におくことができる請求項１〜５のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。７．側壁（３、４、５）が、ボール紙で製造されている請求項６に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。８．側壁（４、５）が、２つずつ連結されて、全周を閉じてセルフサポーティング壁ユニットを構成する請求項６又は７に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。９．各側壁（２５、２６）が、一体型連結部(２７，２８)を直立した縁部に有し、一体型連結部（３１〜３６）により各側壁（２５、２６）を２つずつ連結する請求項１〜８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１０．各一体型連結部が、側壁（２５、２６）の縁部で恒久的に固定されている成形部（２７、２８）である請求項９に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１１．一体型連結部が、フック部材（３２、３５）を有し、フック部材（３２、３５）は側壁（２５、２６）の縁部方向に互いに摺動して差し込み可能である請求項９又は１０に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１２．各成形部（２７、２８）が、切り欠き開口部（３３、３６）を有し、隣接する形成部のフック部材（３２、３５）が摺動して差し込まれる請求項１１に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１３．互いに連結した２つの成形部（２７、２８）における各々の成形部（２７）が、接合した側壁（２５）の縁部の切り欠き開口部（３３）と、もう一方の接合した側壁(２６)の表側に切り欠き開口部（３６）を有する成形部（２８）とを組み立てられる請求項１２に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１４．側壁は、一方が上に重なって、高さ方向に側壁（４、５）にさらに分割され、互いにＨ字型部材（６）によって連結できる請求項１〜１３のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１５．隣接する下部側壁（４）と上部側壁（５）が、場合によって２つずつ連結される請求項１４に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１６．積荷積載ベース（１）が、下面にサポートを有しており、フォークリフトトラックのフォーク部分を間に受けることができる前述の請求項のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１７．直立した側壁の間の積荷積載ベース（１）内部寸法が、１．００×１．２０ｍである前述の請求項のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１８．積荷積載ベースの外部寸法が、１．０２×１．２２ｍである請求項１７に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１９．サポートを含む全体の高さが、１．５ｍである請求項１７又は１８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。２０．サポートを含む全体の高さが、０．７５ｍである請求項１７又は１８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims

【特許請求の範囲】１．積荷積載ベース(１)、積荷積載ベース（１）上の直立側壁（３、４、５、２５、２６）及び該直立側壁（３、４、５、２５、２６）上の平坦なカバー（２）を備え、側壁（３、４、５、２５、２６）は、積荷積載ベース（１）とカバー（２）とに着脱自在に連結されており、少なくとも２つの側壁が連結されて少なくとも１つのセルフサポーティング壁部ユニット（３６）を形成する航空輸送用積荷積載ユニット。２．積荷積載ベース（１）がスロット（１１）を有し、側壁（４）が少なくともベース周縁部により収納される、請求項１に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。３．カバー（２）がスロット（１６）を有し、側壁（５）が少なくともカバー周縁部により収納される、請求項１又は２に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。４．積荷積載ベース（１）とカバー（２）とが、互いに直接対向する位置にある直立した縁部（９、１０；１４、１５）を有し、該縁部が、前記側壁を取りはずした後、一方の縁部をもう一方の縁部の上に載置できる請求項１、２又は３に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。５．縁部（９、１０；１４、１５）が、一方がもう一方の上に載置された積荷積載ベース（１）とカバー（２）との間に取り外した側壁(３、４、５)を収納できる高さを有する請求項４に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。６．側壁(３、４、５)が、折り返し可能に互いに連結され、２つの対向する側壁がその高さで２つの側壁（１９）に分割されて、互いに対応して折り返し可能で、側壁(３、４、５)が、積荷積載ベース（１）とカバー（２）とから取り外された後、折り畳まれて、側壁（１９）を他の２つの側壁（３、４、５）の間におくことができる請求項１〜５のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。７．側壁（３、４、５）が、ボール紙で製造されている請求項６に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。８．側壁（４、５）が、２つずつ連結されて、全周を閉じてセルフサポーティング壁ユニットを構成する請求項６又は７に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。９．各側壁（２５、２６）が、一体型連結部(２７，２８)を直立した縁部に有し、一体型連結部（３１〜３６）により各側壁（２５、２６）を２つずつ連結する請求項１〜８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１０．各一体型連結部が、側壁（２５、２６）の縁部で恒久的に固定されている成形部（２７、２８）である請求項９に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１１．一体型連結部が、フック部材（３２、３５）を有し、フック部材（３２、３５）は側壁（２５、２６）の縁部方向に互いに摺動して差し込み可能である請求項９又は１０に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１２．各成形部（２７、２８）が、切り欠き開口部（３３、３６）を有し、隣接する成形部のフック部材（３２、３５）が摺動して差し込まれる請求項１１に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１３．互いに連結した２つの成形部（２７、２８）における各々の成形部（２７）が、連結する側壁（２５）の縁部の切り欠き開口部（３３）と、もう一方の側壁(２６)の切り欠き開口部（３６）から組み立てられる請求項１２に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１４．側壁が、一方が上に位置して、高さ方向に側壁（４、５）をさらに分割することができ、互いにＨ字型部材（６）によって連結できる請求項１〜１３のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１５．隣接する下部側壁（４）と上部側壁（５）が、場合によって２つずつ連結される請求項１４に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１６．積荷積載ベース（１）が、下面にサポートを有しており、フォークリフトトラックのフォーク部分をその間に受け入れることができる請求項１〜１５のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１７．直立した側壁の間の積荷積載ベース（１）内部寸法が、１．００×１．２０ｍである請求項１〜１６のいずれかに記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１８．積荷積載ベースの外部寸法が、１．０２×１．２２ｍである請求項１７に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。１９．サポートを含む全体の高さが、１．５ｍである請求項１７又は１８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。２０．サポートを含む全体の高さが、０．７５ｍである請求項１７又は１８に記載の航空輸送用積荷積載ユニット。