JP2001511290A - 電気防柵編織りロープ - Google Patents

電気防柵編織りロープ

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Abstract

(57)【要約】 家畜を囲い、そして望ましくない動物を立ち入らせないための防柵のための、軽量で強く、可撓性の、編み織りされた電気防柵ロープが、その外側編織りジャケットの中で各導電性要素を二重螺旋形状に各高強度非導電性要素と組み合わせている。その外側編織りジャケットは好ましくは非導電性高強度要素の内側芯材を取り巻く。それら高強度非導電性要素とこの編織りロープ構造の物理的性質とがその防柵ロープに固有の強度と可撓性とを与える。外側編織りシャケットの中の各導電性要素は、動物が接触したときに効果的電気ショックを与えるように選ばれる。この電気防柵ロープは障壁強度と、飼養動物及び野獣の両方に対する心理的抑止作用とを組み合わせている。

Description

【発明の詳細な説明】 電気防柵編織りロープ発明の分野 本発明は、家畜を或る囲いの中に保ち、そして望ましくない動物を囲いの中に 立ち入らせないようにし、或いはこの防柵又は他の障壁を横切るのを防ぐための 種々の防柵において使用するための、又は防柵自身としての電気防柵編織りロー プに関する。発明の分野 従来の防柵は、障壁型の防柵であって、これは不動の障壁を作り出すことによ って動物を囲いの中に、又は囲いの外に留めようとするものである。古くは石壁 や材木が選ばれる材料であった。多年にわたり有刺鉄線や高張力ワイヤが広く用 いられてきた。ビニル板防柵及び金網防柵はより近年になって開発されたもので ある。リサイクルゴム、剛質パイプ、ポリマー被覆ワイヤ及び押出し成形ポリマ ー(非金属)ワイヤはすべて今日防柵材料として用いられている。 防柵はこれまで常に種々の問題を提起してきた。それらは構築するのに費用が かかり、そして維持するのが面倒である。動物によって、又は倒木によって弱い 連結点が発見されたり、作り出されたりしたときにその防柵は通り抜けられてし まう。防柵が一旦破られると動物は囲いから逃げ出し、その際動物や人に重大な 傷害の危険がもたらされ、そして動物の多量の損失が生ずる。 動物、中でも馬は、従来の防柵材料によって損傷を受け、又はこれを損傷する ことがある。馬は材木防柵を蹴破ることがあり、これが裂断されるまで木を噛む ことがあり、木の切片、刺及び外れたワイヤの先端によって刺し傷を負うことが あり、ワイヤによって切られ、そして足に絡みついたワイヤの外れた先端によっ て重大な傷を負うことがある。 農家にとって最も頭を悩ます問題は、従来の防柵を構築するための時間、トラ ブル及び費用、そしてそれらを絶えず修理しなければならないことである。 電気防柵技術は防柵に心理的な阻止力を導入した。動物は電気ショックを受け たがらない。材木やワイヤ或いはプラスチックでできた従来の防柵を補完し、防 止するための追加的な阻止手段として電気防柵が用いられる。 永久的母柵として使用するのに適した強くて耐久性の電気防柵を考案するため に種々の試みがなされてきた。支柱に取り付けた電気を流した高張力ワイヤが恒 久的防柵として広く使用されてきたがこれはいくつかの欠点を有する。ワイヤは 重くて取り付け及び修理するのが煩わしい。ワイヤは温度が上昇すると膨張する ので引き締めることが必要であり、次に温度が低下すると共に収縮して引張応力 を生じそして破断に導く。加えて、ワイヤは弾力性がなく、そして鋭く加えられ た力によって折れることがある。ワイヤは動物にとって木々や典型的な牧場の風 景を背景にして目で見つけるのが困難であり、腐食し、そして動物に切り傷や刺 し傷を負わせることがある。 もう一つの型の電気防柵ロープは、導電性ワイヤをガラス繊維やポリマー繊維 の撚紐とともに撚り合わせて撚りロープを形成することによって作られている。 欠点は、撚りロープが張力のもとで解けて引き伸ばされる傾向を有することであ る。この場合にその防柵ロープはもう一度引き締めなければならず、これは緊張 を回復するけれどもそのロープが更に解けることをもたらす。そのワイヤは一般 に軽量であって、特に繊維は引き伸ばされるけれどもワイヤがそうでないときは 張力のもとで破断する傾向を持つ。この導電性ワイヤを大きくすることは重量と その防柵ロープの価格とを上昇させる。ステンレス鋼のような高張力金属ワイヤ を銅のような低強度のワイヤと置き換えることはその防柵線の電気伝導度を低下 させ、と言うのはステンレス鋼は銅よりも電気伝導度が大いに低いからである。 更にもう一つの型の電気防柵線は、米国特許第4,449,733号にOlssonによって 開示されているような、長手方向に織込まれた針金の導電性フィラメントととも に複数本の織物紐又はガラス繊維紐から織り上げられたテープを含む。このよう な金属線は張力のもとで破断しやすい。 電気防柵線の1つが米国特許第5,036,166号にMonopoliによって開示されてい る。当該技術のレビューにおいてMonopoliは、従来の電気防柵は、それらが抗張 力の低い比較的弱い導電材料を用いており、そしてこれらはまた加工硬化しやす くて、結果として破断しやすく、中でもその線が結び目を有したりねじれたりす るときにその線に沿ってこの線の中の摩耗を受け、又は引張力を受けるような 点において加工硬化しやすく、従って破断しやすいという欠点を有すると言って いる。この特許は、その防柵線の中に導電性の高い撚り線をルーズに取り入れ、 そして高強度の追加的な導電性撚り線をその導電性の高い撚り線と接触している 状態でその防柵線の中に取り入れることによってそのような問題を克服しようと するものである。すなわちこの防柵は銅のような導電性の高い金属撚り線を少な くとも1本の、ステンレス鋼のような導電性の低い高強度金属撚り線と一緒に有 している。それら金属撚り線は互いに接触した関係で配向されて高導電性撚り線 が破断したときにその高強度金属撚り線がその破断部を架橋してその防柵線の全 体としての電気抵抗の上昇を最小限にとどめる。 米国特許第4,819,914号にMooreにより開示されたもう一つの型の電気防柵ロー プは、撚り線導電ケーブルの内側芯と、このケーブルを完全に取り囲んで物理的 に隔離してこの導電ケーブルの導電性部分が曝されないようにしている合成繊維 編織要素の外側絶縁層とを含む。これら合成繊維編織り要素がそのケーブルを絶 縁しているけれども、この防柵ロープはそれら外側合成繊維要素に触れた動物に なお電気ショックを与えることが開示されている。しかしながら、このショック は、もしその導電体が絶縁されていなかった場合と同じ程度には効果的になりえ ないことは明らかである。同様に、実際においては、その内側芯ケーブルの重量 が大きくて硬いためにこの防柵ロープは取り扱いが困難である。 同様に、米国特許第3,805,667号公報においてOrserは、それぞれが複数本の糸 からなり、そして管状の編み織り被覆材の中に包まれている撚り線の中で導電体 が長手方向に延びている編織りロープを開示している。それら複数本の管状の編 織りされた撚り線は次に一緒に真田紐状に編み合わされるけれどもその導電体は 曝露されない。 Moore及びOrserによって特許を受けた形に開発された電気防柵ロープは重大な 欠点、すなわちそれら導電性要素が、そのロープに触れた動物に最大の電気的シ ョックを与えないようにそれら導電体を絶縁するような非導電性要素の中に埋め 込まれていると言う欠点を有する。結果として、その導電体は、Mooreの撚り線 ケーブルにおけるように、その電気抵抗を低下させるために大きくて重く作られ ており、そしてそのロープは弾力がなくて取り扱いにくい。 各種複合電気防柵線は、軽量材を使用しているために典型的には、恒久的囲い の中の可搬性で一時的な防柵用に用いられる。市場における殆どの電気防柵線製 品は容易に破断しやすく、そしてその梱包のラベルにはこれらの型の防柵が恒久 的な囲いの中でのみ使用しなければならないことをしばしば警告している。 従来の防柵系の最良のものでも所望のものからかけ離れている。改善された防 柵が多くの用途において世界的な広がりで要求されている。すべての飼養動物は できるだけ経済効率的かつ安全に収容しなければならない。農家は、より強く、 より容易に取り扱うことのできる、回し放牧のための可搬性防柵材を必要として いる。農業作物及び貯蔵牧草は或る地方では鹿やおおじかを含む種々の動物から より効果的に防護することが要求される。放牧動物は湖や川の岸で土手の崩れを 防ぐために岸から遠ざけておく必要がある。ムース(アメリカヘラジカ)/車及び 鹿/車の衝突によって引き起こされる高速道路事故の増大に対して解決策を見出 すことが求められている。発明の要約 本発明のアスペクトの1つの目的は、種々の動物等の衝撃により通常加えられ る力のもとで破断しないような固有の強さと弾性とを有するとともに、動物がそ の防柵に触れるのを阻止するように電気ショックを与えるような改善された電気 防柵ロープを提供することである。 従って本発明のアスペクトの1つは、電気防柵用の編み織りロープを提供する ものであるが、これはワイヤの形の何本かの導電性要素と合成繊維の形の何本か の非導電性要素との外側層を含み、その際上記導電性要素及び非導電性要素は、 それら導電性要素が螺旋状であり、そして上記ロープがこのものの対抗端の間で 導電性であるような態様に互いに編織りされてその外側層を形成している。 好ましい具体例の一つにおいて、その編織りされた防柵ロープの外側層は、例 えばポリマー繊維のような高強度非導電性要素の内側芯を取り巻いて構成されて いる。 本発明のもう一つのアスペクトは、電気防柵のための導電性ロープを提供する が、このものは緊密に織られた編織りされた円筒状の外側層を含み、その際上記 編織りされた外側層は複数本の要素のうち少なくとも2本が導電性要素であって 残余が非導電性要素であるような複数本の要素から形成されており、その際上記 導電性要素の各々は複数本の導電性ワイヤであり、そして上記導電性及び非導電 性の各要素は、それら導電性要素が反対向き方向に螺旋状に巻かれていて、上記 各導電性要素がその外側層の表面上にあってその外側層に沿って周期的な間隔で 電気的に接触しているような態様で織りあわされて上記緊密に織られた円筒状の 編織り外側層を形成しており、上記可撓性ロープは場合により非導電性合成繊維 の内側芯を有している。 本発明の好ましい具体例の1つにおいてその編織りされた外側層は、8ないし 32本、好ましくは16本の編織りされた要素から形成されており、そして中で もそれら編織りされた要素の2本が導電性要素である。 もう1つの具体例においてはその防柵ロープは少なくとも400kgの破壊強さ 及び15ないし20%の破壊延びを有する。 更にもう一つの具体例においてはその防柵ロープの編織りが1インチ当り4な いし32ピック、中でも1インチ当り8ピックの緊密度で形成されている。 更にもう一つの別な具体例においてはその防柵ロープは捩り、結び合わせ、縛 り又は折り曲げが可能である。 好ましいいくつかの具体例においてその導電性要素は、それぞれ撚り合わされ た撚り線の捩り複数本の銅ワイヤ、中でも3ないし8本の銅ワイヤであって、そ れら銅ワイヤが20番ゲージ又はそれよりも細く、中でも20番ないし40番ゲ ージ、最も好ましくは30番ゲージのものであるが、但しここで言うゲージ番号 は米国ワイヤゲージ規格によるものである。これらの銅ワイヤは好ましくは2本 以上の撚り線に撚りあわされる。 更に別な好ましいいくつかの具体例においてそれら非導電性要素はポリプロピ レン、ポリアミド又はポリエステルの繊維で形成されている。 もう一つの具体例において、その防柵ロープは外部温度が変化したときに長さ の変化を受けない。 更にもう一つの具体例において、その防柵ロープに200kgまでの引張負荷を かけ、そして次いでそのような負荷を除くことによってその防柵ロープの長さの 増大を生じない。 他のいくつかの具体例においてその編織りはセイルハリヤド紐やスピンネーカ ーシートに用いられているような海洋ヨット編みである。図面の簡単な説明 本発明は貼付の図面に示す具体例によって説明されるが、その際 図1は、防柵ロープの長手方向の部分切断断面を図式的に示し、 図2は、図1の防柵ロープの或る断面の断面図を図式的に示し、そして 図3は、このロープの別な構成のものの断面を図式的に示す。詳細な説明 本発明は電気防柵用のロープに関し、これは導電性材料の撚り線と編み織りさ れた態様で組み合わされた、例えば高テナシティーフィラメントのような非導電 性要素の内側芯を含む。それら導電性及び非導電性要素の撚り線は通常は個別に 編織りされる要素であるが、このような導電性及び非導電性要素の編織りはそれ ら要素の1つ以上又はそれぞれと組み合わせて一緒に編織りされてもよい。それ ら非導電性要素がこのロープの主要部であることが理解されよう。 本発明は、その非導電性材料の高強度及び柔軟性を種々の動物に対する追加的 な抑制手段として電気ショックを与えることができると言う利点と組み合わせた ものである。この防柵ロープはこのように、取り扱いに容易な編み織りロープに おいて強度、柔軟性及び導電性を組み合わせたものである。 このロープはその編み織りされた外側層により取り囲まれた芯を有することが でき、或いはこれは芯のない編み織りされた外側層を有することができる。これ ら両方の具体例をここで説明するが、本発明は芯を有するロープについて特に記 述される。 図1に示した具体例を参照するならば、一般に1で示してある防柵ロープは内 側芯材5と外側編織りジャケット2とを含む。外側編織りジャケット2は内側芯 材5を包んでいる。 内側芯材5は好ましくは通常のロープ製造技術を用いて高テナシティー繊維の 多重撚り線から構成されている。それらの撚り線は扁平な、方形の、卵形の、丸 形の又は他の種々の形の押出されたモノフィラメントを含むか、又は、ポリプロ ピレン、ナイロン(ポリアミド)及びポリエステルのような合成ポリマーから作ら れた繊維を含めて、撚りをかけた繊維の糸を含む。内側芯材はまっすぐな、又は 撚りをかけた、或いは編織りされた構造のものであることができる。 図1〜図3の具体例によって示されているように、外側編織りジャケット2を 作っている編み織り要素は2つの型のものであることができる。 第1の型の編み織り要素は、各図において3で示してあるように、単一導電要 素よりなる導電性要素であるか、又は、中でも導電性フィラメントの、好ましく は互いに撚りあわせた撚り線よりなる。非常に導電性の良い導電性要素は銅であ り、これが好ましいけれども、他の高導電性要素も、例えば銅合金、他の金属の 上に銅メッキしたもの或いは他の金属でメッキした銅、並びに多くの他の導電性 金属のいずれも使用することができる。この導電性要素は比較的低い電気抵抗を 有するべきである。それら導電性要素はその編織りされた外側層の中でその得ら れた要素がなお、防柵ロープの外表面の上に電荷を与えると言うここに記述する 目的に用いられることを条件として種々の非導電性フィラメントと組み合わせる ことができる。 図1に示すように、その編織りされた要素3の中の各紐材のすべてが導電性で ある必要はない。例えば、3Aのそれらが導電性であって3Bのそれらが非導電 性であることができる。残りの紐材3Cは見易さのために着色されたトレーサで ある。同様に着色した紐材を編織りされた要素4の中にも包含させることができ る。このような着色紐材は任意材である。第4の型の編織り要素は、4で示され ているように、通常はなんらの導電性フィラメントも含まないけれども、上に述 べたように、そのようになっていてもよい。この型の編織り要素は典型的には芯 材5において用いたものと同じものであっても、又は異なったものであってもよ い非導電性繊維の適当な紐材から構成されている。これら編み織りされた非導電 性要素は着色されていてもよく、又はその防柵ロープの肉眼識別性を高めるため に着色されたトレーサを含んでいてもよく、そのような着色要素は任意材である 。 別な構成が図2及び図3に示されている。図2においては図1におけると同様 に、導電性フィラメントの含まれた外側ジャケットの中にただ1つの編み織りさ れた要素3が存在している。この構成においては、この単一導電要素が完全に導 電性フィラメントよりなっているのが好ましい。図3においてはいくつかの編み 織りされた要素3が存在しており、そしてそれらはそれぞれ導電性フィラメント のみからできているか、又は導電性フィラメントと非導電性フィラメントとの両 方の組み合わせより作られていることができる。いずれの構成においても、この 電気防柵ロープの目的に使用するのに充分な導電性が存在していなければならな い。 図1及び図2にはただ1つの導電性要素しか示されていないけれども、2本の 導電性要素を使用するのが好ましい構成である。図1及び図2の導電性要素は図 1の下方から見たときに逆時計回り方向の螺旋状に編まれている。第2の導電性 要素を加えてもよく、そしてその場合には時計回り方向の螺旋状に編み織りされ ることになる。残りの非導電性要素は、半分が逆時計回り方向螺旋状に、そして 半分が時計回り方向螺旋状に編まれる。 多数の材料を使用することができること、及び本発明のロープの構成が変化で きることが認められるであろう。芯材又は担持材のいずれかであるのに適した多 くの材料が導電性フィラメント及び非導電性フィラメントの両方について存在す る。そのような材料は当業者によって判断されるであろう。 上に述べたように、導電性要素は好ましくは銅であり、と言うのはそのような フィラメントが電気の良導体であり、容易に腐食せず、そして容易に入手できる からである。他の材料も使用することができるが、その種々の例はここに開示さ れる。 非導電性フィラメントは広範囲の合成ポリマー繊維から選ぶことができる。ロ ープの製造において通常使用される種々のフィラメントをモノフィラメントとし て、又は撚り糸として使用することができる。好ましい材料はモノフィラメント として、又は撚り糸としてのポリプロピレン、ポリアミド及びポリエステルであ るか、或いは、例えばPolysteel(商標)モノフィラメントのようなモノフィラメ ントとしての共押出しされた高張力ポリプロピレン及びポリエチレンである。好 ましいポリエステル繊維は自動車シートベルトの製造に用いられるAllied Sign alの高テナシティー糸IW70である。抑止システムにおいて使用されるシートベ ルトは強度、摩耗抵抗、延び、色耐久性及び紫外線や微生物に対する抵抗性 を含めて、それらの課せられた高い基準値に合致しなければならない。好ましい 繊維は1000デニールであり、そして9.2kgの比破壊強さ、9.2g/デニール のテナシティー、0.71g/デニールの靭性及び14%の破断延びを有する。 他の種々の合成繊維も使用することができ、それらは超高分子量ポリエチレン のSpectra(商標)繊維、例えばKevlar(商標)やNomex(商標)繊維のようなアラミド 繊維、及びDacron(商標)ポリエステル繊維並びにここであげる他の種々の繊維を 含む。目的とする最終用途に依存して他の種々の合成繊維が使用できることも理 解されるであろう。 この導電性要素の二重螺旋形状は銅のような比較的低い強度の導電体を引張力 から保護する。この防柵ロープに応力が加えられたときにこの防柵ロープは伸長 するけれども、この防柵ロープが伸びるに従ってその導電体がコイルばねの態様 で巻き解かれ、すなわちこのものは“Slinky”(商標)玩具のような態様で巻きほ どかれてその銅ワイヤ自身には僅かな長手方向張力しか加わらない。張力が上昇 するにつれてその外側編織りジャケットの中の各繊維要素は内側芯材の上に締め 付けられる傾向を有し、そしてこの編み織り構造の中の種々の力が組み合わせら れてその防柵ロープの伸長が阻止される。この編み織り構造と共にその高強度の 非導電性繊維はその防柵ロープに固有の強度を与え、一方その銅導電体が効果的 な電気ショックを提供する。 本発明の防柵ロープの好ましいいくつかの具体例において比較的弱い銅が破断 する傾向は好ましくは、まず第1にさもなければ用いられるよりも実質的により 大きな、例えば30番ゲージのような銅ワイヤが用いられていること、第2に、 より小さなゲージ番号の数本のみの銅ワイヤの代わりにこの大きなゲージ番号の 銅ワイヤ10本を用いていること、第3に、撚り合わせ材の方が個別のワイヤよ りも高強度高靭性であるのでそれら銅ワイヤをそれぞれ5本づつのワイヤの撚り 線に撚り合わせたこと、及び第4に、この撚り合わせた銅ワイヤを適当な螺旋形 状に配置したことによって、更に低められている。この螺旋形状は、この銅導電 体がコイルばねに似た作用をすることを許容し、これはその防柵ロープに張力が 加えられたときに、中でもその防柵ロープの伸びが10%よりも少ないときに、 この銅ワイヤがワイヤ破断を生じさせるには非常に僅かな長手方向の引張力で巻 き解けることを許容する。 本発明の好ましいいくつかの具体例においてそれら編織り要素は、例えばセイ ルハリアドやスピンネーカーシート等の海洋ヨット産業用の編織りロープに用い られる装置で形成される。 もし存在しているときにその芯材は、例えばいかなる非導電性高テナシティフ ィラメントから通常的なロープ製造技術によっても作ることができ、そしてそれ らは撚りがかかっていないか、撚りがかけられているか、又は編み織りされてい ることができる。この芯材の繊維はその編み織りされた外側層の繊維と同一であ っても、又は異なっていてもよい。 各導電性フィラメントは電荷を伝えるために充分な数でその編み織りされた要 素の中に用いられる。単一の編み織り外側層しか存在しないときは、例えば可撓 性の金属フィラメントのような複数本の導電性フィラメントが通常必要である。 それら導電性要素はそれら編み織りされた要素の1つ又は好ましくは2つの中に 存在していることができるが、但し上に述べたようにより多数の、又はすべての 編み織り要素が導電性要素を有していてもよい。それら導電性の編み織り導電性 要素はそれぞれ、好都合には少なくとも1本以上、そして好ましくは数本の導電 性フィラメントを含むことができる。これと異なって、1つの編み織り要素がす べて導電性フィラメントで作られていてもよい。もし1つよりも多い編み織り層 が存在しているときは、少なくとも外側の層が導電性要素を含んでいなければな らない。 編み織り外側ジャケットの中に1つ以上の蛍光性要素或いは1つ以上の光反射 性要素が用いられてその防柵ロープに、より高い肉眼識別性を比較的暗いところ で、或いは夜間において月明かりや移動している車或いは他の光源によって与え ることができる。所望の場合には外側層の高テナシティフィラメントが高識別性 着色剤を含む種々の顔料で着色されていることができる。高テナシティフィラメ ントはまた、0℃以下の温度環境において適当な柔軟性を提供するように選ばれ ることもできる。 電気を使用しない野外試験及び実験室における破壊強さ試験において、この編 み織り防柵ロープの2重螺旋構造がその純銅ワイヤを含む導電性要素をその最大 級の飼養動物、例えば種馬や雄牛により、又は端系的な農場作業によって加えら れる力にもかかわらず破断に対して防護されることが示されている。 本発明の電気防柵ロープの導電性要素は野外試験及び実験室試験において、恒 久的防柵として使用したときに疲れ破壊したり、加工硬化して破断したり、或い は摩耗に撚り破断しないことが示されている。この防柵ロープは摩耗にさらされ ときに、最も外側の個別の撚り線か又はいくつかの撚り線しか破断されない。も し完全な1本の撚り線が破断したときにはこの防柵ロープの反対側の上の銅フィ ラメントの第2の撚り線が損なわれることなく残留して導電性を維持する。もし 防柵ロープ全体が切断されたときはこれはその防ロープの両端をその防柵ロープ の外直径よりも僅かに大きな内直径の銅管の短い切片の中に挿入して締め付け固 定するか、又は銅又は他の金属の締め金を用いることにより、或いは銅又は他の 金属のU字型ボルトによって容易にかつ効果的に修理することができる。 この編み織り構造及び高強度合成繊維、例えばポリエステルの入手可能性のた めに、本発明の編み織り防柵ロープは温度変化、風、雪及び氷、或いは典型的な 動物の衝突や通常の農場作業において加えられる力にもかかわらず垂れ下がった り緩んだりすることなくその寸法安定性、中でもその長さを維持することができ る。 本発明のアスペクトの1つにおいて、その電気防柵ロープは最小限の伸び及び クリープとなるように設計されている。もう一つのアスペクトにおいてはこの電 気防柵ロープは大きな弾性をもつように設計されている。その第1のアスペクト においてはその内側芯材の非導電性要素はその寸法安定性及び相対的な非伸長性 のために選ばれる。第2のアスペクトにおいてはその内側の非導電性要素はそれ らの弾性のために選ばれており、そしてその外側ジャケットのために選ばれた編 み織り構造の設計は、その外側のコイルの中の緊密にコイル巻きされた螺旋であ って、その編み織りされたジャケットがこの編み織りジャケットの中の導電性要 素に過剰の引張力を加えることなく簡単に巻きほどきによって伸びることを許容 するようになっている。 好ましい具体例の1つにおいて、それら導電性要素は純銅のようなワイヤの多 重フィラメントの撚り線であり、そして外側層の中の非導電性要素は摩耗、紫外 線及び化学的侵食に対する抵抗性のために選ばれた繊維、例えばポリエステルで ある。 本発明の具体例の1つにおいては内側芯材が存在していない。このような具体 例のものは、外側層が緻密に構成されている場合、或いはその防柵ロープが全体 として小さな直径のものである場合に特に用いられる。内側芯材及び外側の各編 織り層は、そのロープに、中でも特定の最終用途に必要な場合に、引張強度及び /又は破断強度を加える。 実際の使用に当ってはこのロープは正しく接地された標準的な電気防柵通電装 置に適当な締結具又は連結部材を用いて接続することができる。このロープは、 例えば通常の電気防柵絶縁材を用いて現存の防柵に加えることができるか、又は 単一の防柵材として使用することができる。所望の場合には通常の電気防柵絶縁 材を使用することができる。これは所望の場合に単一ロープとして、多重ロープ として又は他の構造として使用することができる。これは単一で使用するため、 又は多重ロープ形状で大型動物、例えば馬や牛について使用するための強度を有 する。 本発明の防柵ロープは種々の長さに結び合わせ、又は織り付け、成いはワイヤ 留め具或いは緊締具で固定することにより連結してルーズに、又は緻密に編まれ たネットを形成させることができ、これは通電して種々の動物、中でも鹿、兎又 は狐或いは更にりすをも含めて、馬や牛よりも小さな動物のより確実な制御を行 なうことができる。これらの網によって形成される穴は方形、6角形又は他の形 であることができる。 本発明の電気防柵ロープに用いられる材料や設計は、形状、寸法及び各要素の 構成、並びにその防柵ロープの総合直径及び重量の変更を含む、防柵についての 多くの異なった要求条件についての変形態様のものから選ぶことができる。編織 り形状はコイルばねのような緊密にコイル巻きした螺旋状であることができ、或 いは開放ばねのような長い開放螺旋の形であることができる。その内側芯材は編 織りされた繊維、直っすぐな繊維又は撚りをかけた繊維であることができるか、 或いは又この内側芯材は省略してもよい。この内側芯材のために選ばれる材料は 寸法的に非常に安定であるか、又は弾性を有することができる。1つ以上の編み 織りされたジャケットを使用することができ、そしてこれらは強度を高めるため に一体的に、外側層の中の導電性要素と一緒に編み織りされていてもよい。 この防柵ロープは比較的柔らかくて可撓性があり、そして軽量である。これは 錆び、黴、紫外線或いは化学的な損傷に対して抵抗性があり、そして目視識別性 を高めるために着色されることができる。これは非常に高強度のものであってい くつかの動物についての電気ショックのない試験において実証されている。これ は各防柵杭が50mまで離れている領域において実証されており、そのようにし て防柵杭、装置及び労働の経費が節約される。このロープの柔軟性及び可撓性の 結果として、この柵に突入してくる動物は通常、傷害を受けない。そのような衝 撃に際してこの防柵ロープは切断しないように充分な弾性があり、そしてこれは つぎに本質的にそのもとの長さに戻る。その編み織り構造のためにこの防柵ロー プは、撚り合わせ構造の材料で起こるような、張力の加えられた状態で垂れ下が ったり、又は緩んだりしない。張力が上昇したときにその外側編み織り要素は内 側芯材の上を締め付ける傾向を有し、それによってこの内側芯材によっていかな る伸びも防止される。 撚り合わせ材料は張力が加えられたときにそれらの撚りが解けることによって 伸長する傾向を有し、そしてその過程においてまっすぐになり、強度を失う傾向 を有する。撚り合わせ材料を緊張状態に保つためにはますます大きな張力が必要 となり、そしてこれが防柵杭をその場に維持するのに問題を生ずる。本発明の防 柵ロープは、これを緊張状態に保つのにそれほどの張力を必要とせず、そして張 力のもとで伸長する傾向を持たず、それにより保守作業が低減される。 本発明の編み織り電気防柵ロープは、各防柵杭の間の互いにより大きく隔たっ た間隔を許容するような強さと弾性とを有する。動物の衝突の衝撃は、ボクシン グリングにおけるロープと類似の態様でこの防柵ロープによて吸収され、そして 動物は通常、この防柵ロープを破断したり、その動物が怪我したりすることなく 制止される。動物はこれを噛んだりすることがあるけれども、もしこの防柵に電 気が通じられているときは動物はそのようにはしないであろう。動物を抑制する ための弾性の結果として、そして通電された結果として、本発明の防柵ロープは 機械的に緊張させる必要はないけれども、ロープラチェット又は手動の防柵緊締 具を用いて緊締することができる。 本発明は次のように説明される: 5/16インチの直径の編織りロープを1インチ当り5ピックで8キャリヤの 編織り機で作った。その非導電性要素は、共押出しされた高強度ポリプロピレン 及びポリエチレンの、商品名Polysteel(商標)の何本かの平坦化されたモノフィ ラメントを7本の非導電性要素に集めたものよりなっていた。類似の性質を有す る他のモノフィラメントは、各商標Garfil Maxima(商標)及びDanline(商標)の もとに得られる。錫被覆した銅ワイヤの6つの末端を有して撚り合わされた線材 の形の単一導電性要素を逆時計回り方向螺旋で編織りした。その内側芯材はその 外側編織りジャケットと同じ共押出しされたモノフィラメントからその編織りジ ャケットの中の中空芯を充填するのに充分な量でまっすぐな形状で形成した。こ の構成のロープの破壊強さは1000ないし1500kgの範囲であった。 もう一つのロープを回り放牧のために馬について使用するための防柵ロープと して作った。これは1インチ当り8ピックで16キュリヤの編織り機で作った。 その外側編み織りジャケットの非導電性要素は自動車シートベルト用にAllied Signalによって、撚り合わせて線材として製造された撚り合わせIW70ポリエス テル繊維よりなっていた。ポリエステル繊維は柔軟で紫外線及び摩耗に対して抵 抗性である。各導電性要素は純銅ワイヤのそれぞれ5本末端の2本の撚り線であ った。これら2つの導電性要素を時計回り方向及び反時計回り方向の螺旋形状に 14本の非導電性要素と共に編み織りした。それら非導電性繊維の要素にはすべ ての繊維がその編み織りされたロープに沿って並んだ平滑な外側状態を作り出す ようにS字撚り又はZ字撚りが与えられた。このロープはその編み織りジャケッ トの中空の芯を充満する僅かに撚りをかけた形状の多重フィラメントポリプロピ レンの撚り糸の内側芯材を有していた。この構造の破壊強さは500-700kg の範囲であった。 促進耐候性試験(ASTM G 53−96)は僅かな黄色化以外は1000時間の 試験の間に製品質の低下の兆候を示さなかった。亀裂、ほつれ、黴や菌類の発生 の兆候、銅の腐食及び周期的な破断試験における強度の重大な損失はなかった。 屋外試験は通常の農場作業において摩耗、加工硬化又は種々の張力によるによる 破断や電気伝導度の損失を示さず、そして動物に対するいかなる種類の傷害や損 傷も示さなかった。 もう一つのロープはムース/車の衝突事故を少なくするためにムースを高速道 路から閉め出すための3/8インチの防柵ロープであった。このものは、まっす ぐな何本かのPolysteel(商標)モノフィラメントを取り巻いているPolysteel(商 標)モノフィラメントの編み織りされた内側スリーブを含む編み織りされたポリ エステル外側ジャケットを有していたが、これはいわゆる2重編み織り構造に編 み織りする間に完全に一体化された。その外側編み織りジャケットは光反応性繊 維及び撚りあわせた30番ゲージのワイヤの銅導電性要素を使用していた。この 比較的重い防柵ロープの破壊試験は殆ど2000kgであった。 もう一つの例において、平衡に配置された芯材とともに8つのキャリヤの編み 織り機で1/8インチの直径の電気防柵ロープを製造した。この編み織りジャケ ットはポリエステル繊維を有し、そしてその芯材は多重フィラメントポリプロピ レン繊維を有していた。それぞれ34番ゲージの銅ワイヤの3末端の撚り線を逆 向きの螺旋形状の外側ジャケットに編織りした。この防柵ロープは現存の防柵と ともに使用するためのものであって、破壊試験強さ200kgを有している。 本発明の編織り電気防柵ロープは、電気ショックの心理的阻止作用及び動物に より加えられる力に耐えるような強度及び弾性と組み合わせた電気防柵を構築す るために使用することができる。本発明の防柵ロープの種々の具体例は多くの追 加的な利点を有し、すなわちこれは取り付けて維持するのが容易であり、これは 計量であり、このものは必要の場合可搬性でかつ可撓性であり、このものは、例 えば上の第2頁にあげたような電気高張力ワイヤの欠点を低下させるか、又は除 くものであり、このものは動物にとって肉眼識別性にすることができ、このもの は動物の筋肉を切断したり、又は刺し傷をもたらしたりすることなく、そしてこ のものは経済的に製造し、実用することができる。 いくつかの具体例において本発明のロープより作られた防柵は取り扱いが容易 であり、各支柱の間のより長い間隔で使用することができ、可撓性であり、そし てわずかな伸び率しか持たない。このものはこれに突入してくる動物を傷つけな いげどもそれに耐えるのに充分に強い。この防柵ロープはすりむけず、このもの は亀裂したり、はがれたりせず、そして風や氷のもとで垂れ下がったり破断した りしない。このものは雪や光の暗い条件を含む変化する背景において、そして中 でも、例えば森林領域のような暗い背景及び、或る程度までは夜間においても目 視識別性を高くすることができる。防柵囲いは最小限の努力で種々変化する地形 を越えて設置することができる。設置の後でこの防柵は締め直す必要がなく、そ してこのものは暴風の後で破断を調べる必要がない。雪や氷は、軽微な風があれ ばただちに落ちてしまう傾向がある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月9日(1998.3.9) 【補正内容】 【図1】 【図2】 【図3】 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年8月29日(1998.8.29) 【補正内容】 明細書 電気防柵編織りロープ発明の分野 本発明は、家畜を或る囲いの中に保ち、そして望ましくない動物を囲いの中に 立ち入らせないようにし、或いはこの防柵又は他の障壁を横切るのを防ぐための 種々の防柵において使用するための、又は防柵自身としての電気防柵編織りロー プに関する。発明の分野 従来の防柵は、障壁型の防柵であって、これは不動の障壁を作り出すことによ って動物を囲いの中に、又は囲いの外に留めようとするものである。古くは石壁 や材木が選ばれる材料であった。多年にわたり有刺鉄線や高張力ワイヤが広く用 いられてきた。ビニル板防柵及び金網防柵はより近年になって開発されたもので ある。リサイクルゴム、剛質パイプ、ポリマー被覆ワイヤ及び押出し成形ポリマ ー(非金属)ワイヤはすべて今日防柵材料として用いられている。 防柵はこれまで常に種々の問題を提起してきた。それらは構築するのに費用が かかり、そして維持するのが面倒である。動物によって、又は倒木によって弱い 連結点が発見されたり、作り出されたりしたときにその防柵は通り抜けられてし まう。防柵が一旦破られると動物は囲いから逃げ出し、その際動物や人に重大な 傷害の危険がもたらされ、そして動物の多量の損失が生ずる。 動物、中でも馬は、従来の防柵材料によって損傷を受け、又はこれを損傷する ことがある。馬は材木防柵を蹴破ることがあり、これが裂断されるまで木を噛む ことがあり、木の切片、刺及び外れたワイヤの先端によって刺し傷を負うことが あり、ワイヤによって切られ、そして足に絡みついたワイヤの外れた先端によっ て重大な傷を負うことがある。 農家にとって最も頭を悩ます問題は、従来の防柵を構築するための時間、トラ ブル及び費用、そしてそれらを絶えず修理しなければならないことである。 電気防柵技術は防柵に心理的な阻止力を導入した。動物は電気ショックを受け たがらない。材木やワイヤ或いはプラスチックでできた従来の防柵を補完し、防 止するための追加的な阻止手段として電気防柵が用いられる。 永久的母柵として使用するのに適した強くて耐久性の電気防柵を考案するため に種々の試みがなされてきた。支柱に取り付けた電気を流した高張力ワイヤが恒 久的防柵として広く使用されてきたがこれはいくつかの欠点を有する。ワイヤは 重くて取り付け及び修理するのが煩わしい。ワイヤは温度が上昇すると膨張する ので引き締めることが必要であり、次に温度が低下すると共に収縮して引張応力 を生じそして破断に導く。加えて、ワイヤは弾力性がなく、そして鋭く加えられ た力によって折れることがある。ワイヤは動物にとって木々や典型的な牧場の風 景を背景にして目で見つけるのが困難であり、腐食し、そして動物に切り傷や刺 し傷を負わせることがある。 もう一つの型の電気防柵ロープは、導電性ワイヤをガラス繊維やポリマー繊維 の撚紐とともに撚り合わせて撚りロープを形成することによって作られている。 欠点は、撚りロープが張力のもとで解けて引き伸ばされる傾向を有することであ る。この場合にその防柵ロープはもう一度引き締めなければならず、これは緊張 を回復するけれどもそのロープが更に解けることをもたらす。そのワイヤは一般 に軽量であって、特に繊維は引き伸ばされるけれどもワイヤがそうでないときは 張力のもとで破断する傾向を持つ。この導電性ワイヤを大きくすることは重量と その防柵ロープの価格とを上昇させる。ステンレス鋼のような高張力金属ワイヤ を銅のような低強度のワイヤと置き換えることはその防柵線の電気伝導度を低下 させ、と言うのはステンレス鋼は銅よりも電気伝導度が大いに低いからである。 更にもう一つの型の電気防柵線は、米国特許第4,449,733号にOlssonによって 開示されているような、長手方向に織込まれた針金の導電性フィラメントととも に複数本の織物紐又はガラス繊維紐から織り上げられたテープを含む。 (以上英文明細書1〜2頁に相当。翻訳文1頁〜2頁24行までとさしかえる) (以下英文明細書6〜18頁に相当。 翻訳文5頁8行〜16頁までとさしかえる) 本発明の好ましい具体例の1つにおいてその編織りされた外側層は、8ないし 32本、好ましくは16本の編み織りされた要素から形成されており、そして中 でもそれら編織りされた要素の2本が導電性要素である。 もう1つの具体例においてはその防柵ロープは少なくとも400kgの破壊強さ 及び15ないし20%の破壊延びを有する。 更にもう一つの具体例においてはその防柵ロープの編織りが1インチ当り4な いし32ピック(2-13ピック/cm)、中でも1インチ当り8ピック(3ピック/ cm)の緊密度で形成されている。 更にもう一つの別な具体例においてはその防柵ロープは捩り、結び合わせ、縛 り又は折り曲げが可能である。 好ましいいくつかの具体例においてその導電性要素は、それぞれ撚り合わされ た撚り線の捩り複数本の銅ワイヤ、中でも3ないし8本の銅ワイヤであって、そ れら銅ワイヤが20番ケージ(0.80mm)又はそれよりも細く、中でも20番 ないし40番ケージ(0.08-0.80mm)、最も好ましくは30番ケージ(0. 25mm)のものであるが、但しここで言うケージ番号は米国ワイヤケージ規格 によるものである。これらの銅ワイヤは好ましくは2本以上の撚り線に撚りあわ される。 更に別な好ましいいくつかの具体例においてそれら非導電性要素はポリプロピ レン、ポリアミド又はポリエステルの繊維で形成されている。 もう一つの具体例において、その防柵ロープは外部温度が変化したときに長さ の変化を受けない。 更にもう一つの具体例において、その防柵ロープに200kgまでの引張負荷を かけ、そして次いでそのような負荷を除くことによってその防柵ロープの長さの 増大を生じない。 他のいくつかの具体例においてその編織りはセイルハリヤド紐やスピンネーカ ーシートに用いられているような海洋ヨット編みである。図面の簡単な説明 本発明は貼付の図面に示す具体例に撚って説明されるが、その際 図1は、防柵ロープの長手方向の部分切断断面を図式的に示し、 図2は、図1の防柵ロープの或る断面の断面図を図式的に示し、そして 図3は、このロープの別な構成のものの断面を図式的に示す。詳細な説明 本発明は電気防柵用のロープに関し、これは導電性材料の撚り線と編み織りさ れた態様で組み合わされた、例えば高テナシティーフィラメントのような非導電 性要素の内側芯を含む。それら導電性及び非導電性要素の撚り線は通常は個別に 編織りされる要素であるが、このような導電性及び非導電性要素の編織りはそれ ら要素の1つ以上又はそれぞれと組み合わせて一緒に編織りされてもよい。それ ら非導電性要素がこのロープの主要部であることが理解されよう。 本発明は、その非導電性材料の高強度及び柔軟性を種々の動物に対する追加的 な抑制手段として電気ショックを与えることができると言う利点と組み合わせた ものである。この防柵ロープはこのように、取り扱いに容易な編み織りロープに おいて強度、柔軟性及び導電性を組み合わせたものである。 このロープはその編み織りされた外側層により取り囲まれた芯を有することが でき、或いはこれは芯のない編み織りされた外側層を有することができる。これ ら両方の具体例をここで説明するが、本発明は芯を有するロープについて特に記 述される。 図1に示した具体例を参照するならば、一般に1で示してある防柵ロープは内 側芯材5と外側編織りジャケット2とを含む。外側編織りジャケット2は内側芯 材5を包んでいる。 内側芯材5は好ましくは通常のロープ製造技術を用いて高テナシティー繊維の 多重撚り線から構成されている。それらの撚り線は扁平な、方形の、卵形の、丸 形の又は他の種々の形の押出されたモノフィラメントを含むか、又は、ポリプロ ピレン、ナイロン(ポリアミド)及びポリエステルのような合成ポリマーから作ら れた繊維を含めて、撚りをかけた繊維の糸を含む。内側芯材はまっすぐな、又は 撚りをかけた、或いは編織りされた構造のものであることができる。 図1〜図3の具体例によって示されているように、外側編織りジャケット2を 作っている編み織り要素は2つの型のものであることができる。 第1の型の編み織り要素は、各図において3で示してあるように、単一導電要 素よりなる導電性要素であるか、又は、中でも導電性フィラメントの、好ましく は互いに撚りあわせた撚り線よりなる。非常に導電性の良い導電性要素は銅であ り、これが好ましいけれども、他の高導電性要素も、例えば銅合金、他の金属の 上に銅メッキしたもの或いは他の金属でメッキした銅、並びに多くの他の導電性 金属のいずれも使用することができる。この導電性要素は比較的低い電気抵抗を 有するべきである。それら導電性要素はその編織りされた外側層の中でその得ら れた要素がなお、防柵ロープの外表面の上に電荷を与えると言うここに記述する 目的に用いられることを条件として種々の非導電性フィラメントと組み合わせる ことができる。 図1に示すように、その編織りされた要素3の中の各紐材のすべてが導電性で ある必要はない。例えば、3Aのそれらが導電性であって3Bのそれらが非導電 性であることができる。残りの紐材3Cは見易さのために着色されたトレーサで ある。同様に着色した紐材を編織りされた要素4の中にも包含させることができ る。このような着色紐材は任意材である。第4の型の編織り要素は、4で示され ているように、通常はなんらの導電性フィラメントも含まないけれども、上に述 べたように、そのようになっていてもよい。この型の編織り要素は典型的には芯 材5において用いたものと同じものであっても、又は異なったものであってもよ い非導電性繊維の適当な紐材から構成されている。これら編み織りされた非導電 性要素は着色されていてもよく、又はその防柵ロープの肉眼識別性を高めるため に着色されたトレーサを含んでいてもよく、そのような着色要素は任意材である 。 別な構成が図2及び図3に示されている。図2においては、導電性フィラメン トの含まれた外側ジャケットの中にただ1つの編み織りされた要素3が存在して いる。この構成においては、この単一導電要素が完全に導電性フィラメントより なっているのが好ましい。図3においてはいくつかの編み織りされた要素3が存 在しており、そしてそれらはそれぞれ導電性フィラメントのみからできているか 、又は導電性フィラメントと非導電性フィラメントとの両方の組み合わせより作 られていることができる。いずれの構成においても、この電気防柵ロープの目的 に使用するのに充分な導電性が存在していなければならない。 2本の導電性要素の使用が好ましい構成である。図1の第1の導電性要素は図 1の下方から見たときに逆時計回り方向の螺旋状に編まれている。第2の導電性 要素は時計回り方向の螺旋状に編まれることになる。残りの非導電性要素は、半 分が逆時計回り方向螺旋状に、そして半分が時計回り方向螺旋状に編まれる。 多数の材料を使用することができること、及び本発明のロープの構成が変化で きることが認められるであろう。芯材又は担持材のいずれかであるのに適した多 くの材料が導電性フィラメント及び非導電性フィラメントの両方について存在す る。そのような材料は当業者によって判断されるであろう。 上に述べたように、導電性要素は好ましくは銅である。理由は銅のフィラメン トが電気の良導体であり、容易に腐食せず、そして容易に入手できるからである 。他の材料も使用することができるが、その種々の例はここに開示される。 非導電性フィラメントは広範囲の合成ポリマー繊維から選ぶことができる。ロ ープの製造において通常使用される種々のフィラメントをモノフィラメントとし て、又は撚り糸として使用することができる。好ましい材料はモノフィラメント として、又は撚り糸としてのポリプロピレン、ポリアミド及びポリエステルであ るか、或いは、例えばPolysteel(商標)モノフィラメントのようなモノフィラメ ントとしての共押出しされた高張力ポリプロピレン及びポリエチレンである。好 ましいポリエステル繊維は自動車シートベルトの製造に用いられるAllied Sign alの高テナシティー糸IW70である。抑止システムにおいて使用されるシートベ ルトは強度、摩耗抵抗、延び、色耐久性及び紫外線や微生物に対する抵抗性を含 めて、それらの課せられた高い基準値に合致しなければならない。好ましい繊維 は1000デニールであり、そして9.2kgの比破壊強さ、9.2g/デニールのテ ナシティー、0.71g/デニールの靭性及び14%の破断延びを有する。デニー ルは糸の重さの尺度であり、そして9000mの長さの糸のグラム重として定義 される。 他の種々の合成繊維も使用することができ、それらは超高分子量ポリエチレン のSpectra(商標)繊維、例えばKevlar(商標)やNomex(商標)繊維のようなアラミド 繊維、及びDacron(商標)ポリエステル繊維並びにここであげる他の種々の繊維を 含む。目的とする最終用途に依存して他の種々の合成繊維が使用できることも理 解されるであろう。 この導電性要素の二重螺旋形状は銅のような比較的低い強度の導電体を引張力 から保護する。この防柵ロープに応力が加えられたときにこの防柵ロープは伸長 するけれども、この防柵ロープが伸びるに従ってその導電体がコイルばねの態様 で巻き解かれ、すなわちこのものは“Slinky”(商標)玩具のような態様で巻きほ どかれてその銅ワイヤ自身には僅かな長手方向張力しか加わらない。張力が上昇 するにつれてその外側編織りジャケットの中の各繊維要素は内側芯材の上に締め 付けられる傾向を有し、そしてこの編み織り構造の中の種々の力が組み合わせら れてその防柵ロープの伸長が阻止される。この編み織り構造と共にその高強度の 非導電性繊維はその防柵ロープに固有の強度を与え、一方その銅導電体が効果的 な電気ショックを提供する。 本発明の防柵ロープの好ましいいくつかの具体例において比較的弱い銅が破断 する傾向は好ましくは、まず第1にさもなければ用いられるよりも実質的により 大きな、例えば30番ケージのような銅ワイヤが用いられていること、第2に、 より小さなケージ番号の数本のみの銅ワイヤの代わりにこの大きなケージ番号の 銅ワイヤ10本を用いていること、第3に、撚り合わせ材の方が個別のワイヤよ りも高強度高靭性であるのでそれら銅ワイヤをそれぞれ5本づつのワイヤの撚り 線に撚り合わせたこと、及び第4に、この撚り合わせた銅ワイヤを適当な螺旋形 状に配置したことによって、更に低められている。この螺旋形状は、この銅導電 体がコイルばねに似た作用をすることを許容し、これはその防柵ロープに張力が 加えられたときに、中でもその防柵ロープの伸びが10%よりも少ないときに、 この銅ワイヤがワイヤ破断を生じさせるには非常に僅かな長手方向の引張力で巻 き解けることを許容する。 本発明の好ましいいくつかの具体例においてそれら編織り要素は、例えばセイ ルハリアドやスピンネーカーシート等の海洋ヨット産業用の編織りロープに用い られる装置で形成される。 もし存在しているときにその芯材は、例えばいかなる非導電性高テナシティフ ィラメントから通常的なロープ製造技術によっても作ることができ、そしてそれ らは撚りがかかっていないか、撚りがかけられているか、又は編み織りされてい ることができる。この芯材の繊維はその編み織りされた外側層の繊維と同一であ っても、又は異なっていてもよい。 各導電性フィラメントは電荷を伝えるために充分な数でその編み織りされた要 素の中に用いられる。単一の編み織り外側層しか存在しないときは、例えば可撓 性の金属フィラメントのような複数本の導電性フィラメントが通常必要である。 それら導電性要素はそれら編み織りされた要素の1つ又は好ましくは2つの中に 存在していることができるが、但し上に述べたようにより多数の、又はすべての 編み織り要素が導電性要素を有していてもよい。それら導電性の編み織り導電性 要素はそれぞれ、好都合には少なくとも1本以上、そして好ましくは数本の導電 性フィラメントを含むことができる。これと異なって、1つの編み織り要素がす べて導電性フィラメントで作られていてもよい。もし1つよりも多い編み織り層 が存在しているときは、少なくとも外側の層が導電性要素を含んでいなければな らない。 編み織り外側ジャケットの中に1つ以上の蛍光性要素或いは1つ以上の光反射 性要素が用いられてその防柵ロープに、より高い肉眼識別性を比較的暗いところ で、或いは夜間において月明かりや移動している車或いは他の光源によって与え ることができる。所望の場合には外側層の高テナシティフィラメントが高識別性 着色剤を含む種々の顔料で着色されていることができる。高テナシティフィラメ ントはまた、0℃以下の温度環境において適当な柔軟性を提供するように選ばれ ることもできる。 電気を使用しない野外試験及び実験室における破壊強さ試験において、この編 み織り防柵ロープの2重螺旋構造がその純銅ワイヤを含む導電性要素をその最大 級の飼養動物、例えば種馬や雄牛により、又は端系的な農場作業によって加えら れる力にもかかわらず破断に対して防護されることが示されている。 本発明の電気防柵ロープの導電性要素は野外試験及び実験室試験において、恒 久的防柵として使用したときに疲れ破壊したり、加工硬化して破断したり、或い は摩耗に撚り破断しないことが示されている。この防柵ロープは摩耗にさらされ ときに、最も外側の個別の撚り線か又はいくつかの撚り線しか破断されない。も し完全な1本の撚り線が破断したときにはこの防柵ロープの反対側の上の銅フィ ラメントの第2の撚り線が損なわれることなく残留して導電性を維持する。もし 防柵ロープ全体が切断されたときはこれはその防ロープの両端をその防柵ロープ の外直径よりも僅かに大きな内直径の銅管の短い切片の中に挿入して締め付け固 定するか、又は銅又は他の金属の締め金を用いることにより、或いは銅又は他の 金属のU字型ボルトによって容易にかつ効果的に修理することができる。 この編み織り構造及び高強度合成繊維、例えばポリエステルの入手可能性のた めに、本発明の編み織り防柵ロープは温度変化、風、雪及び氷、或いは典型的な 動物の衝突や通常の農場作業において加えられる力にもかかわらず垂れ下がった り緩んだりすることなくその寸法安定性、中でもその長さを維持することができ る。 本発明のアスペクトの1つにおいて、その電気防柵ロープは最小限の伸び及び クリープとなるように設計されている。もう一つのアスペクトにおいてはこの電 気防柵ロープは大きな弾性をもつように設計されている。その第1のアスペクト においてはその内側芯材の非導電性要素はその寸法安定性及び相対的な非伸長性 のために選ばれる。第2のアスペクトにおいてはその内側の非導電性要素はそれ らの弾性のために選ばれており、そしてその外側ジャケットのために選ばれた編 み織り構造の設計は、その外側のコイルの中の緊密にコイル巻きされた螺旋であ って、その編み織りされたジャケットがこの編み織りジャケットの中の導電性要 素に過剰の引張力を加えることなく簡単に巻きほどきによって伸びることを許容 するようになっている。 好ましい具体例の1つにおいて、それら導電性要素は純銅のようなワイヤの多 重フィラメントの撚り線であり、そして外側層の中の非導電性要素は摩耗、紫外 線及び化学的侵食に対する抵抗性のために選ばれた繊維、例えばポリエステルで ある。 本発明の具体例の1つにおいては内側芯材が存在していない。このような具体 例のものは、外側層が緻密に構成されている場合、或いはその防柵ロープが全体 として小さな直径のものである場合に特に用いられる。内側芯材及び外側の各編 織り層は、そのロープに、中でも特定の最終用途に必要な場合に、引張強度及び /又は破断強度を加える。 実際の使用に当ってはこのロープは正しく接地された標準的な電気防柵通電装 置に適当な締結具又は連結部材を用いて接続することができる。このロープは、 例えば通常の電気防柵絶縁材を用いて現存の防柵に加えることができるか、又は 単一の防柵材として使用することができる。所望の場合には通常の電気防柵絶縁 材を使用することができる。これは所望の場合に単一ロープとして、多重ロープ として又は他の構造として使用することができる。これは単一で使用するため、 又は多重ロープ形状で大型動物、例えば馬や牛について使用するための強度を有 する。 本発明の防柵ロープは種々の長さに結び合わせ、又は織り付け、或いはワイヤ 留め具或いは緊締具で固定することにより連結してルーズに、又は緻密に編まれ たネットを形成させることができ、これは通電して種々の動物、中でも鹿、兎又 は狐或いは更にりすをも含めて、馬や牛よりも小さな動物のより確実な制御を行 なうことができる。これらの網によって形成される穴は方形、6角形又は他の形 であることができる。 本発明の電気防柵ロープに用いられる材料や設計は、形状、寸法及び各要素の 構成、並びにその防柵ロープの総合直径及び重量の変更を含む、防柵についての 多くの異なった要求条件についての変形態様のものから選ぶことができる。編織 り形状はコイルばねのような緊密にコイル巻きした螺旋状であることができ、或 いは開放ばねのような長い開放螺旋の形であることができる。その内側芯材は編 織りされた繊維、直っすぐな繊維又は撚りをかけた繊維であることができるか、 或いは又この内側芯材は省略してもよい。この内側芯材のために選ばれる材料は 寸法的に非常に安定であるか、又は弾性を有することができる。1つ以上の編み 織りされたジャケットを使用することができ、そしてこれらは強度を高めるため に一体的に、外側層の中の導電性要素と一緒に編み織りされていてもよい。 この防柵ロープは比較的柔らかくて可撓性があり、そして軽量である。これは 錆び、黴、紫外線或いは化学的な損傷に対して抵抗性があり、そして目視識別性 を高めるために着色されることができる。これは非常に高強度のものであってい くつかの動物についての電気ショックのない試験において実証されている。これ は各防柵杭が50mまで離れている領域において実証されており、そのようにし て防柵杭、装置及び労働の経費が節約される。このロープの柔軟性及び可撓性の 結果として、この柵に突入してくる動物は通常、傷害を受けない。そのような衝 撃に際してこの防柵ロープは切断しないように充分な弾性があり、そしてこれは つぎに本質的にそのもとの長さに戻る。その編み織り構造のためにこの防柵ロー プは、撚り合わせ構造の材料で起こるような、張力の加えられた状態で垂れ下が ったり、又は緩んだりしない。張力が上昇したときにその外側編み織り要素は内 側芯材の上を締め付ける傾向を有し、それによってこの内側芯材によっていかな る伸びも防止される。 撚り合わせ材料は張力が加えられたときにそれらの撚りが解けることによって 伸長する傾向を有し、そしてその過程においてまっすぐになり、強度を失う傾向 を有する。撚り合わせ材料を緊張状態に保つためにはますます大きな張力が必要 となり、そしてこれが防柵杭をその場に維持するのに問題を生ずる。本発明の防 柵ロープは、これを緊張状態に保つのにそれほどの張力を必要とせず、そして張 力のもとで伸長する傾向を持たず、それにより保守作業が低減される。 本発明の編み織り電気防柵ロープは、各防柵杭の間の互いにより大きく隔たっ た間隔を許容するような強さと弾性とを有する。動物の衝突の衝撃は、ボクシン グリングにおけるロープと類似の態様でこの防柵ロープによて吸収され、そして 動物は通常、この防柵ロープを破断したり、その動物が怪我したりすることなく 制止される。動物はこれを噛んだりすることがあるけれども、もしこの防柵に電 気が通じられているときは動物はそのようにはしないであろう。動物を抑制する ための弾性の結果として、そして通電された結果として、本発明の防柵ロープは 機械的に緊張させる必要はないけれども、ロープラチェット又は手動の防柵緊締 具を用いて緊締することができる。 本発明は次のように説明される: 5/16インチ(8mm)の直径の編織りロープを1インチ当り5ピック(2ピッ ク/cm)で8キャリヤの編織り機で作った。その非導電性要素は、共押出しされ た高強度ポリプロピレン及びポリエチレンの、商品名Polysteel(商標)の何本か の平坦化されたモノフィラメントを7本の非導電性要素に集めたものよりなって いた。類似の性質を有する他のモノフィラメントは、各商標Garfil Maxima(商 標)及びDanline(商標)のもとに得られる。錫被覆した銅ワイヤの6つの末端を有 して撚り合わされた線材の形の単一導電性要素を逆時計回り方向螺旋で編織りし た。その内側芯材はその外側編織りジャケットと同じ共押出しされたモノフィラ メントからその編織りジャケットの中の中空芯を充填するのに充分な量でまっす ぐな形状で形成した。この構成のロープの破壊強さは1000ないし1500kgの範囲で あった。 もう一つのロープを回り放牧のために馬について使用するための防柵ロープと して作った。これは1インチ当り8ピックで16キュリヤの編織り機で作った1 /4インチ(6.3mm)の直径の編み織りされたロープであった。その外側編み織 りジャケットの非導電性要素は自動車シートベルト用にAllied Signalによって 、撚り合わせて線材として製造された撚り合わせIW70ポリエステル繊維よりな っていた。ポリエステル繊維は柔軟で紫外線及び摩耗に対して抵抗性である。各 導電性要素は純銅ワイヤのそれぞれ5本末端の2本の撚り線であった。これら2 つの導電性要素を時計回り方向及び反時計回り方向の螺旋形状に14本の非導電 性要素と共に編み織りした。それら非導電性繊維の要素にはすべての繊維がその 編み織りされたロープに沿って並んだ平滑な外側状態を作り出すようにS字撚り 又はZ字撚りが与えられた。このロープはその編み織りジャケットの中空の芯を 充満する僅かに撚りをかけた形状の多重フィラメントポリプロピレンの撚り糸の 内側芯材を有していた。この構造の破壊強さは500-700kgの範囲であった 。 促進耐候性試験(ASTM G 53-96)は僅かな黄色化以外は1000時間の 試験の間に製品質の低下の兆候を示さなかった。亀裂、ほつれ、黴や菌類の発生 の兆候、銅の腐食及び周期的な破断試験における強度の重大な損失はなかった。 屋外試験は通常の農場作業において摩耗、加工硬化又は種々の張力によるによる 破断や電気伝導度の損失を示さず、そして動物に対するいかなる種類の傷害や損 傷も示さなかった。 もう一つのロープはムース/車の衝突事故を少なくするためにムースを高速道 路から閉め出すための3/8インチ(9.5mm)の防柵ロープであった。このもの は、まっすぐな何本かのPolysteel(商標)モノフィラメントを取り巻いているPol ysteel(商標)モノフィラメントの編み織りされた内側スリーブを含む編み織りさ れたポリエステル外側ジャケットを有していたが、これはいわゆる2重編み織り 構造に編み織りする間に完全に一体化された。その外側編み織りジャケットは光 反応性繊維及び撚りあわせた30番ケージのワイヤの銅導電性要素を使用してい た。この比較的重い防柵ロープの破壊試験は殆ど2000kgであった。 もう一つの例において、平衡に配置された芯材とともに8つのキャリヤの編み 織り機で1/8インチ(3.2mm)の直径の電気防柵ロープを製造した。この編み 織りジャケットはポリエステル繊維を有し、そしてその芯材は多重フィラメント ポリプロピレン繊維を有していた。それぞれ34番ケージの銅ワイヤの3末端の 撚り線を逆向きの螺旋形状の外側ジャケットに編織りした。この防柵ロープは現 存の防柵とともに使用するためのものであって、破壊試験強さ200kgを有して いる。 本発明の編織り電気防柵ロープは、電気ショックの心理的阻止作用及び動物に より加えられる力に耐えるような強度及び弾性と組み合わせた電気防柵を構築す るために使用することができる。本発明の防柵ロープの種々の具体例は多くの追 加的な利点を有し、すなわちこれは取り付けて維持するのが容易であり、これは 計量であり、このものは必要の場合可搬性でかつ可撓性であり、このものは、例 えば上の第2頁にあげたような電気高張力ワイヤの欠点を低下させるか、又は除 くものであり、このものは動物にとって肉眼識別性にすることができ、このもの は動物の筋肉を切断したり、又は刺し傷をもたらしたりすることなく、そしてこ のものは経済的に製造し、実用することができる。 いくつかの具体例において本発明のロープより作られた防柵は取り扱いが容易 であり、各支柱の間のより長い間隔で使用することができ、可撓性であり、そし てわずかな伸び率しか持たない。このものはこれに突入してくる動物を傷つけな いげどもそれに耐えるのに充分に強い。この防柵ロープはすりむけず、このもの は亀裂したり、はがれたりせず、そして風や氷のもとで垂れ下がったり破断した りしない。このものは雪や光の暗い条件を含む変化する背景において、そして中 でも、例えば森林領域のような暗い背景及び、或る程度までは夜間においても目 視識別性を高くすることができる。防柵囲いは最小限の努力で種々変化する地形 を越えて設置することができる。設置の後でこの防柵は締め直す必要がなく、そ してこのものは暴風の後で破断を調べる必要がない。雪や氷は、軽微な風があれ ばただちに落ちてしまう傾向がある。 請求の範囲 1.電気防柵用の導電性ロープにおいて、これが緊密に織られた円筒状の編織り 外側層を含み、その際上記編織り外側層は複数本の要素から形成されていて、そ れらの少なくとも2本が導電性要素であって、それらの残りが非導電性要素であ り、上記非導電性要素のそれぞれは複数本の合成繊維であって、上記導電性要素 のそれぞれは複数本の導電性ワイヤであって、上記導電性及び非導電性の各要素 はそれら導電性要素が反対向きの配向で螺旋状に巻かれているような態様で編み 織りされて上記緊密に織られた円筒状の編織り外側層を形成しており、上記各導 電性要素はその外側層の表面上に存在していて、この外側層に沿って周期的な間 隔で電気的に接触している、上記導電性ロープ。 2.このロープが非導電性合成糸の内側芯材を有している、請求の範囲1のロー プ。 3.各導電性要素が複数本の銅ワイヤである、請求の範囲1又は2のロープ。 4.各導電性要素の中に3ないし8本の銅ワイヤが存在している、請求の範囲3 のロープ。 5.各銅ワイヤが互いに撚りあわされている、請求の範囲3又は請求の範囲4の ロープ。 6.それら銅ワイヤが20番ケージ(0.80mm)又はそれよりも小さいもので ある、請求の範囲3ないし5のいずれか1つのロープ。 7.各銅ワイヤが20番ないし40番の範囲のケージ(0.08-0.80mm)の ものである、請求の範囲6のロープ。 8.銅ワイヤが30番のケージ(0.25mm)のものである、請求の範囲6のロ ープ。 9.その編織り外側層が8ないし32本の編み織りされた要素から形成されてい る、請求の範囲8のロープ。 10.16本の編織り要素が存在している、請求の範囲9のロープ。 11.編み織りされているすべての要素が導電性要素である、請求の範囲8な いし10のいずれか1つのロープ。 12.ロープが張力のもとで実質的に非伸長性である、請求の範囲8ないし11 のいずれか1つのロープ。 13.ロープが少なくとも400kgの破壊強さを有している、請求の範囲1ない し12のいずれか12のいずれか1つのロープ。 14.破壊伸びが約25%よりも低い、請求の範囲1ないし13のいずれか1つ のロープ。 15.このロープに200kgまでの引張負荷をかけ、次いでこの負荷を除くこと がこのロープの長さの上昇をもたらさない、請求の範囲1ないし14のいずれか 1つのロープ。 16.ロープの編織りが1インチ当り4-32ピック(2-13ピック/cm)で形 成されている、請求の範囲1ないし15のいずれか1つのロープ。 17.ロープが1インチ当り8ピック(3ピック/cm)を有する、請求の範囲1 6のロープ。 18.非導電性要素がポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ ン又はアラミドの繊維から形成されている、請求の範囲1ないし17のいずれか 1つのロープ。 19.編織り外側層により包まれた芯材を有し、上記芯材がポリプロピレン繊維 より形成されている、請求の範囲1ないし18のいずれか1つのロープ。 20.高強度非導電性要素の内側芯材を編み織りされた要素の外側ジャケットが 取り巻いている、請求の範囲1ないし19のいずれか1つのロープ。 21.内側芯材がまっすぐな、又は僅かな撚りを加えた形状の要素よりなる、請 求の範囲19のロープ。 22.内側芯材が編織り形状において組み合わされたいくつかの要素を含む、請 求の範囲19のロープ。 23.編織りロープの外側層が内側芯材を含むことなく緊密に構成されている、 請求の範囲1又は請求の範囲8のロープ。 24.導電性要素が金属ワイヤである、請求の範囲1のロープ。 25.金属ワイヤが銅ワイヤ、もう一方の金属の上の被覆としての銅、もう一 方の金属との合金としての銅及びもう一方の金属で被覆された銅から選ばれる、 請求の範囲24のロープ。 26.外側層が、導電性及び高強度非導電性の両方の要素の含まれた編織り要素 の単一外側層を含む、請求の範囲1ないし25のいずれか1つのロープ。 27.編織り要素の多重層が存在しており、その際その外側の層が導電性要素を 有している、請求の範囲1ないし26のいずれか1つのロープ。 28.各編み織りされた要素が導電性要素と非導電性要素との両方を含んでいる 、請求の範囲1ないし27のいずれか1つのロープ。 29.非導電性要素が押出されたモノフイラメントであるか、又は撚り糸である 、請求の範囲1ないし28のいずれか1つのロープ。 30.非導電性要素がポリエステルである、請求の範囲29のロープ。 31.その編み撚り構造が、内側芯材がいくつかの弾性要素を含むようなもので ある、請求の範囲1ないし30のいずれか1つのロープ。 32.張力のもとでその螺旋状の導電性要素がコイルばねの態様で伸長する、請 求の範囲1ないし31のいずれか1つのロープ。 33.外側編織り層が1本以上の蛍光性又は1本以上の光反射性要素を含む、請 求の範囲1ないし32のいずれか1つのロープ。 34.通電される網防柵の形での、請求の範囲1ないし33のいずれか1つのロ ープ。 35.網が6角形、ダイヤモンド形又は矩形の穴を有する、請求の範囲34のロ ープ。 36.導電性防柵の形での、請求の範囲1ないし35のいずれか1つのロープ。 37.2本の編織り要素が導電性要素である、請求の範囲1ないし36のいずれ か1つのロープ。 38.破壊伸びが15ないし20%である、請求の範囲1ないし37のいずれか 1つのロープ。 39.その編織り外側層がセイルハリアドにおいて用いられるような海洋ヨット 編みである、請求の範囲1ないし38のいずれか1つのロープ。 40.ロープが外気温度の変化と共に長さの変化を受けない、請求の範囲1ない し39のいずれか1つのロープ。 41.各導電性要素が銅ワイヤフィラメントの撚り合わせ線材であり、そして各 非導電性要素がポリエステル繊維である、請求の範囲1ないし40のいずれか1 つのロープ。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月24日(1998.11.24) 【補正内容】 明細書 電気防柵編織りロープ (以下英文明細書3〜5頁に相当。翻訳文2頁21行〜5頁7行とさしかえる) 更にもう一つの型の電気防柵線は、米国特許第4,449,733号にOlssonによって 開示されているような、長手方向に織込まれた針金の導電性フィラメントととも に複数本の織物紐又はガラス繊維紐から織り上げられたテープを含む。このよう な金属線は張力のもとで破断しやすい。 電気防柵線の1つが米国特許第5,036,166号にMonopoliによって開示されてい る。当該技術のレビューにおいてMonopoliは、従来の電気防柵は、それらが抗張 力の低い比較的弱い導電材料を用いており、そしてこれらはまた加工硬化しやす くて、結果として破断しやすく、中でもその線が結び目を有したりねじれたりす るときにその線に沿ってこの線の中の摩耗を受け、又は引張力を受けるような点 において加工硬化しやすく、従って破断しやすいという欠点を有すると言ってい る。この特許は、その防柵線の中に導電性の高い撚り線をルーズに取り入れ、そ して高強度の追加的な導電性撚り線をその導電性の高い撚り線と接触している状 態でその防柵線の中に取り入れることによってそのような問題を克服しようとす るものである。すなわちこの防柵は銅のような導電性の高い金属撚り線を少なく とも1本の、ステンレス鋼のような導電性の低い高強度金属撚り線と一緒に有し ている。それら金属撚り線は互いに接触した関係で配向されて高導電性撚り線が 破断したときにその高強度金属撚り線がその破断部を架橋してその防柵線の全体 としての電気抵抗の上昇を最小限にとどめる。図4は、その防柵線の強度に貢献 しない真田紐状に編んだ鞘の中に包まれたプラスチックモノフィラメントの中心 芯材を取り入れた防柵線を示す。この真田紐状に編んだ鞘の編織りの少なくとも 1つの組はステンレス鋼の中心撚り線及び銅ワイヤの2本の隣接撚り線を有して いる。 米国特許第4,819,914号にMooreにより開示されたもう一つの型の電気防柵ロー プは、撚り線導電ケーブルの内側芯と、このケーブルを完全に取り囲んで物理 的に隔離してこの導電ケーブルの導電性部分が曝されないようにしている合成繊 維編織要素の外側絶縁層とを含む。これら合成繊維編織り要素がそのケーブルを 絶縁しているけれども、この防柵ロープはそれら外側合成繊維要素に触れた動物 になお電気ショックを与えることが開示されている。しかしながら、このショッ クは、もしその導電体が絶縁されていなかった場合と同じ程度には効果的になり えないことは明らかである。同様に、実際においては、その内側芯ケーブルの重 量が大きくて硬いためにこの防柵ロープは取り扱いが困難である。 同様に、米国特許第3,805,667号公報においてOrserは、それぞれが複数本の糸 からなり、そして管状の編み織り被覆材の中に包まれている撚り線の中で導電体 が長手方向に延びている編織りロープを開示している。それら複数本の管状の編 織りされた撚り線は次に一緒に真田紐状に編み合わされるけれどもその導電体は 曝露されない。 Moore及びOrserによって特許を受けた形に開発された電気防柵ロープは重大な 欠点、すなわちそれら導電性要素が、そのロープに触れた動物に最大の電気的シ ョックを与えないようにそれら導電体を絶縁するような非導電性要素の中に埋め 込まれていると言う欠点を有する。結果として、その導電体は、Mooreの撚り線 ケーブルにおけるように、その電気抵抗を低下させるために大きくて重く作られ ており、そしてそのロープは弾力がなくて取り扱いにくい。 各種複合電気防柵線は、軽量材を使用しているために典型的には、恒久的囲い の中の可搬性で一時的な防柵用に用いられる。市場における殆どの電気防柵線製 品は容易に破断しやすく、そしてその梱包のラベルにはこれらの型の防柵が恒久 的な囲いの中でのみ使用しなければならないことをしばしば警告している。 従来の防柵系の最良のものでも所望のものからかけ離れている。改善された防 柵が多くの用途において世界的な広がりで要求されている。すべての飼養動物は できるだけ経済効率的かつ安全に収容しなければならない。農家は、より強く、 より容易に取り扱うことのできる、回し放牧のための可搬性防柵材を必要として いる。農業作物及び貯蔵牧草は或る地方では鹿やおおじかを含む種々の動物から より効果的に防護することが要求される。放牧動物は湖や川の岸で土手の崩れを 防ぐために岸から遠ざけておく必要がある。ムース(アメリカヘラジカ)/車及び 鹿/車の衝突によって引き起こされる高速道路事故の増大に対して解決策を見出 すことが求められている。発明の要約 本発明のアスペクトの1つの目的は、種々の動物等の衝撃により通常加えられ る力のもとで破断しないような固有の強さと弾性とを有するとともに、動物がそ の防柵に触れるのを阻止するように電気ショックを与えるような改善された電気 防柵ロープを提供することである。 従って本発明のアスペクトの1つは、電気防柵用の導電性ロープを提供するも のであるが、これは緊密に織られた円筒状の編織り外側層を含み、その際上記編 織り外側層は複数本の要素から形成されていて、それらのうち少なくとも2本は 導電性要素であって、それらの残余は非導電性要素であり、上記非導電性要素の おのおのは複数本の合成繊維であり、そして上記導電性要素のおのおのは複数本 の導電性ワイヤであり、上記導電性及び非導電性の各要素は編み合わされて、そ れら導電性要素が反対向きの配向で螺旋状に巻かれており、上記導電性要素がそ の外側層の表面上にあってこの外側層に沿って周期的な間隔で電気的に接触して いるような態様で上記緊密に織られた円筒状編織り外側層を形成している。 好ましい具体例の一つにおいて、その編織りされた防柵ロープの外側層は、ポ リマー繊維、例えば合成糸のような高強度非導電性要素の内側芯を取り巻いて構 成されている。 【手続補正書】 【提出日】平成11年8月23日(1999.8.23) 【補正内容】 請求の範囲 1.電気防柵用の導電性ロープにおいて、これが緊密に織られた円筒状の編織り 外側層を含み、その際上記編織り外側層は複数本の要素から形成されていて、そ れらの少なくとも2本が導電性要素であって、それらの残りが非導電性要素であ り、上記非導電性要素のそれぞれは複数本の合成繊維であって、上記導電性要素 のそれぞれは少なくとも1本の導電性ワイヤであって、上記導電性及び非導電性 の各要素はそれら導電性要素が反対向きの配向で螺旋状に巻かれているような態 様で編み織りされて上記緊密に織られた円筒状の編織り外側層を形成しており、 上記各導電性要素はその外側層の表面上に存在していて、この外側層に沿って周 期的な間隔で電気的に接触している、上記導電性ロープ。 2.その編織り外側層が1インチ当り4-32ピック(2-13ピック/cm)で編 み織りされた8ないし32本の要素から形成されている、請求の範囲1のロープ 。 3.ロープが張力のもとで実質的に非伸長性である、請求の範囲1または2のロ ープ。 4.ロープが少なくとも400kgの破壊強さを有している、請求の範囲1ないし 3のいずれか1つのロープ。 5.破壊伸びが15ないし20%である、請求の範囲1ないし4のいずれか1つ のロープ。 6.このロープに200kgまでの引張負荷をかけ、次いでこの負荷を除くことが このロープの長さの増大をもたらさない、請求の範囲1ないし5のいずれか1つ のロープ。 7.非導電性要素がポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン 又はアラミドの繊維から形成されている、請求の範囲1ないし6のいずれか1つ のロープ。 8.導電性要素が導電性フィラメントである、請求の範囲1ないし7のいずれか 1つのロープ。 9.導電性要素が銅ワイヤ、もう一方の金属の上の被覆としての銅、もう一方の 金属との合金としての銅及びもう一方の金属で被覆された銅から選ばれる、請求 の範囲1ないし7のいずれか1つのロープ。 10.外側層が、導電性及び高強度非導電性の両方の要素の含まれた編織り要素 の単一外側層を含む、請求の範囲1ないし9のいずれか1つのロープ。 11.編織り要素の多重層が存在しており、その際その外側の層が導電性要素を 有している、請求の範囲1ないし10のいずれか1つのロープ。 12.非導電性要素が押出されたモノフイラメントであるか、又は撚り糸である 、請求の範囲1ないし11のいずれか1つのロープ。 13.非導電性要素がポリエステルである、請求の範囲1ないし12のいずれか 1つのロープ。 14. 張力のもとでその螺旋状の導電性要素がコイルばねの態様でほどける、 請求の範囲1ないし13のいずれか1つのロープ。 15.外側編織り層が1本以上の蛍光性又は1本以上の光反射性要素を含む、請 求の範囲1ないし14のいずれか1つのロープ。 16.外側編織り層が肉眼識別性の高い色彩の高テナシティーフィラメントを含 む、請求の範囲1ないし15のいずれか1つのロープ。 17.通電される網防柵の形での、請求の範囲1ないし16のいずれか1つのロ ープ。 18.網が6角形、ダイヤモンド形又は矩形の穴を有する、請求の範囲17のロ ープ。 19.導電性防柵の形での、請求の範囲1ないし16のいずれか1つのロープ。 20.編織り要素が海洋ヨット産業用の網織りロープに用いられる装置で形成さ れる、請求の範囲1ないし19のいずれか1つのロープ。 21.装置がセイルハリアド紐やスピンネーカーシートのためのロープの網織り のためのものである、請求の範囲20のロープ。 22.ロープが外気温度の変化と共に長さの変化を受けない、請求の範囲1ない し21のいずれか1つのロープ。 23.編織りロープの外側層が内側芯材を含むことなく緊密に構成されている、 請求の範囲1ないし22のいずれか1つのロープ。 24.このロープが高強度非導電性合成糸の内側芯材を有している、請求の範囲 1ないし22のいずれか1つのロープ。 25.その編み撚り構造が、内側芯材がいくつかの弾性要素を含むようなもので ある、請求の範囲1ないし22および24のいずれか1つのロープ。 26.内側芯材がまっすぐな、又は僅かな撚りを加えた形状の要素よりなる、請 求の範囲24のロープ。 27.内側芯材が編織り形状において組み合わされたいくつかの要素を含む、請 求の範囲24ないし26のいずれか1つのロープ。 28.各導電性要素が1本の銅ワイヤである、請求の範囲1ないし27のいずれ か1つのロープ。 29.2本の導電性要素を有する、請求の範囲1ないし27のいずれか1つのロ ープ。 30.各銅ワイヤが米国ワイヤゲージ標準20番ないし30番の範囲のゲージ( 0.25-0.80mm)のものである、請求の範囲28または29のロープ。 31.外側層中の非導電性網織り繊維がポリエステルである、請求の範囲1ない し30のいずれか1つのロープ。 32.内側芯材がモノフィラメントのポリプロピレンから形成されている請求の 範囲24ないし27のいずれか1つのロープ。 33.1インチ当り8ピック(3ピック/cm)で形成された16本の編織り要 素が存在している、請求の範囲1ないし32のいずれか1つのロープ。 34.各導電性要素が複数本の銅ワイヤであり、これらワイヤが互いに撚りあわ されて2本またはそれ以上の撚り縄を形成している、請求の範囲1ないし27の いずれか1つのロープ。 35.各導電性要素の中に3ないし8本の銅ワイヤが存在している、請求の範囲 34のロープ。 36.各銅ワイヤが米国ワイヤゲージ標準30番ないし40番の範囲のゲージ( 0.08-0.25mm)のものである、請求の範囲28ないし35のいずれか1つ のロープ。 37.厚さが1/8〜3/8インチである、請求の範囲1ないし36のいずれか1 つのロープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電気防柵用の編織りロープにおいて、ワイヤの形の導電性要素及び合成繊維 の形の非導電性要素の外側層を含み、その際上記導電性要素及び非導電性要素は 一緒に編み織りされて、それら導電性要素が螺旋状であるようにその外側層を形 成し、またその際上記ロープはその対抗端の間で電気伝導性である、上記編織り ロープ。 2.少なくとも2本の編み織りされた導電性要素が存在しており、その際この導 電性要素は、一方が時計回り方向で他方が反時計回り方向の螺旋であるような螺 旋状である、請求の範囲1の編織り防柵ロープ。 3.編織りロープの外側層が高強度非導電性要素の内側芯材を取り巻いて封じら れており、この内側芯材のそのような各要素が合成繊維より形成されている、請 求の範囲1ないし2のいずれか一つの編織りロープ。 4.外側層が円筒状の緊密に織られた外側層である、請求の範囲1ないし3のい ずれか1つの編織り防柵ロープ。 5.反対方向へ螺旋状に巻かれた各導電性要素がその編織りロープに沿って周期 的間隔で電気的に接触している、請求の範囲2ないし4のいずれか1つの編織り ロープ。 6.各導電性要素が外側層の表面上に存在している、請求の範囲1ないし5のい ずれか1つの編織りロープ。 7.2つよりも多い編み織りされた要素が電気伝導性要素を有している、請求の 範囲2ないし6のいずれか1つの編織りロープ。 8.電気防柵のための導電性ロープにおいて、これが緊密に織られた円筒状の編 織り外側層を含み、その際上記外側編織り層は複数本の要素から形成されていて 、それらのうちの少なくとも2本が導電性要素であって、それらのうちの残余は 非導電性要素であり、上記導電性要素のそれぞれは複数本の導電性ワイヤであり 、そして上記導電性及び非導電性の各要素は、それら導電性要素が反対向きに配 向した螺旋状に巻かれているような態様で編み織りされて上記緊密に織られた円 筒状の編織り外側層を形成しており、上記各導電性要素はその外側層の表面上 に存在してこの外側層に沿って周期的な間隔で電気的に接触しており、上記可撓 性ロープが場合により非導電性合成糸の内側芯材を有している、上記導電性ロー プ。 9.その編織り外側層が8ないし32本の編み織りされた要素から形成されてい る、請求の範囲8のロープ。 10.16本の編織り要素が存在している、請求の範囲9のロープ。 11.編み織りされているすべての要素が導電性要素である、請求の範囲8ない し10のいずれか1つのロープ。 12.ロープが張力のもとで実質的に非伸長性である、請求の範囲8ないし11 のいずれか1つのロープ。 13.ロープが少なくとも400kgの破壊強さを有している、請求の範囲1ない し12のいずれか12のいずれか1つのロープ。 14.破壊伸びが約25%よりも低い、請求の範囲1ないし13のいずれか1つ のロープ。 15.このロープに200kgまでの引張負荷をかけ、次いでこの負荷を除くこと がこのロープの長さの上昇をもたらさない、請求の範囲1ないし14のいずれか 1つのロープ。 16.ロープの編織りが1インチ当り4-32ピックで形成されている、請求の 範囲1ないし15のいずれか1つのロープ。 17.ロープが1インチ当り8ピックを有する、請求の範囲16のロープ。 18.各導電性要素が複数本の銅ワイヤである、請求の範囲1ないし17のいず れか1つのロープ。 19.各導電性要素の中に3ないし8本の銅ワイヤが存在している、請求の範囲 18のロープ。 20.各銅ワイヤが互いに撚りあわされている、請求の範囲19のロープ。 21.それら銅ワイヤが20番ゲージ又はそれよりも小さいものである、請求の 範囲18ないし20のいずれか1つのロープ。 22.各銅ワイヤが20番ないし40番の範囲のゲージのものである、請求の範 囲21のロープ。 23.銅ワイヤが30番のゲージのものである、請求の範囲22のロープ。 24.非導電性要素がポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ ン又はアラミドの繊維から形成されている、請求の範囲1ないし23のいずれか 1つのロープ。 25.編織り外側層により包まれた芯材を有し、上記芯材がポリプロピレン繊維 より形成されている、請求の範囲1ないし24のいずれか1つのロープ。 26.高強度非導電性要素の内側芯材を編み織りされた要素の外側ジャケットが 取り巻いている、請求の範囲1ないし25のいずれか1つのロープ。 27.内側芯材がまっすぐな、又は僅かな撚りを加えた形状の要素よりなる、請 求の範囲25のロープ。 28.内側芯材が編織り形状において組み合わされたいくつかの要素を含む、請 求の範囲25のロープ。 29.編織りロープの外側層が内側芯材を含むことなく緊密に構成されている、 請求の範囲1又は8のロープ。 30.導電性要素が金属ワイヤである、請求の範囲1又は8のロープ。 31.金属ワイヤが銅ワイヤ、もう一方の金属の上の被覆としての銅、もう一方 の金属との合金としての銅及びもう一方の金属で被覆された銅から選ばれる、請 求の範囲30のロープ。 32.外側層が、導電性及び高強度非導電性の両方の要素の含まれた編織り要素 の単一外側層を含む。請求の範囲1ないし31のいずれか1つのロープ。 33.編織り要素の多重層が存在しており、その際その外側の層が導電性要素を 有している、請求の範囲1ないし32のいずれか1つのロープ。 34.各編み織りされた要素が導電性要素と非導電性要素との両方を含んでいる 、請求の範囲1ないし33のいずれか1つのロープ。 35.非導電性要素が押出されたモノフイラメントであるか、又は撚り糸である 、請求の範囲1ないし34のいずれか1つのロープ。 36.非導電性要素がポリエステルである、請求の範囲35のロープ。 37.その編み撚り構造が、内側芯材がいくつかの弾性要素を含むようなもので ある、請求の範囲1ないし36のいずれか1つのロープ。 38.張力のもとでその螺旋状の導電性要素がコイルばねの態様で伸長する、請 求の範囲1ないし37のいずれか1つのロープ。 39.外側編織り層が1本以上の蛍光性又は1本以上の光反射性要素を含む、請 求の範囲1ないし18のいずれか1つのロープ。 40.通電される網防柵の形での、請求の範囲1ないし39のいずれか1つのロ ープ。 41.網が6角形、ダイヤモンド形又は矩形の穴を有する、請求の範囲40のロ ープ。 42.導電性防柵の形での、請求の範囲1ないし41のいずれか1つのロープ。 43.2本の編織り要素が導電性要素である、請求の範囲1ないし42のいずれ か1つのロープ。 44.破壊伸びが15ないし20%である、請求の範囲1ないし42のいずれか 1つのロープ。 45.その編織り外側層がセイルハリアドにおいて用いられるような海洋ヨット 編みである、請求の範囲1ないし44のいずれか1つのロープ。 46.ロープが外気温度の変化と共に長さの変化を受けない、請求の範囲1ない し45のいずれか1つのロープ。 47.各導電性要素が銅ワイヤフィラメントの撚り合わせ線材であり、そして各 非導電性要素がポリエステル繊維である、請求の範囲1ないし46のいずれか1 つの編織り防柵ロープ。
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