JP2001511051A - 加熱式のカッティング器具 - Google Patents

加熱式のカッティング器具

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ファイラー ノルベルト
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    • B26B13/22Hand shears; Scissors combined with auxiliary implements, e.g. with cigar cutter, with manicure instrument
    • B26B13/24Hand shears; Scissors combined with auxiliary implements, e.g. with cigar cutter, with manicure instrument to aid hair cutting

Abstract

(57)【要約】 加熱式のカッティング器具は特に理容業界で髪の焼灼及びカッティングのために使用される。従来公知の加熱式のカッティング器具は、露出した若しくは十分にはカバーされない発熱体を備えている。このようなカッティング器具は衛生的及び安全性の観点から不十分であり、若しくは全く問題である。新規な加熱式のカッティング器具はこの種のはさみの安全性及び操作性を改善するものでありたい。本発明に基づく加熱式のカッティング器具(1)は発熱体(12)の受容のための空所(11)を備えた少なくとも1つのブレード(2)を有している。この場合、発熱体(12)が完全にブレード(2)によって取り囲まれていて、従って外部からアクセスされない。これによってカッティング器具(1)のエネルギ効率、熱分布及び安全性構造が著しく改善されている。さらに、操作性が電流の流れるすべての構成部分の完全な被包によって改善されている。

Description

【発明の詳細な説明】 加熱式のカッティング器具 本発明は、加熱式のカッティング器具であって、少なくとも1つの発熱体によ って加熱可能なシャフトを備えており、発熱体が温度調節のための調整装置若し くは制御装置に作用接続されている形式のものに関する。 このようなカッティング器具は既に国際公開92/00688号公報により公 知である。該カッティング器具は加熱式のはさみであって、それぞれ1つのカッ ティングエッジを備えた2つのシャフトを有しており、各シャフトがカッティン グエッジと逆の側に電熱線の受容のための凹所を備えており、凹所はシャフトの ほぼ全長にわたってカッティングエッジに対して平行に延びている。シャフトが 電熱線を介して加熱される。電熱線が、センサで制御可能な調整装置によって作 動させられる。 前記はさみにおいては電熱線が外部から自由にアクセス可能な凹所内に配置さ れているので、対応するカバーを用いて電気絶縁を行い若しくはやけどに対する 保護を行わねばならない。この場合、当該はさみは一般的に特殊な保護手袋を用 いて使用されている。 米国特許第3892024号明細書により、ブレー ドを備えたカッティング器具が公知であり、ブレードが電気的な発熱体の受容の ための中空室を有している。ブレードは、互いに溶接可能若しくは接着可能な2 つの部分から成っている。有利な構成ではブレードは一体的に形成されている。 この場合、中空室は曲げ加工技術によって形成されて、ブレードが縁部で溶接さ れている。このような解決策においては問題点として、二部構造のブレードも一 体構造のブレードも強い応力を受けるカッティングエッジの区分に溶接継ぎ目若 しくは接着継ぎ目を有している。従って、このようなブレードのカッティングエ ッジは研削されにくい。さらに、例えばはさみにとって所望される細いカッティ ングエッジは不可能であるに等しい。 ドイツ連邦共和国実用新案出願第29506308号明細書により公知の手段 は、ブレードを適当に固定可能なプラスチック部材によって部分的にカバーする ようになっている。ブレードとプラスチック部材との間にブレードの加熱のため の発熱シート(Heizfolie)が配置されている。この場合、ブレードとプラスチッ ク部材との間に生じる中間室内には湿気が容易に侵入して、はさみの機能障害を 生ぜしめてしまう。 本発明の課題は、加熱式のカッティング器具を改善して、該カッティング器具 の発熱体が外部からの影響に対して効果的に保護されているようにすることであ る。 前記課題を解決するために本発明の構成では、加熱可能なシャフトが一体的(e instuekig)にかつ孔なし(bohrungsfrei)に形成されていて、発熱体の完全な受容 のための通路状の空所(kanalartige Aussparung)を有しており、空所がシャフト の中実材内に次のように加工成形されて、直接にカッティングエッジ若しくはブ レードの区分に配置されており、即ち、発熱体が完全にシャフト内に受容されて おり、シャフトがカッティングエッジ若しくはブレードの区分で結合継ぎ目なし に形成されている。 これによってカッティング器具の発熱体が完全にシャフトによって包囲されて いる。このように被包された発熱体は完全に電気的に絶縁されており、その結果 、カッティング器具が流水で洗浄され得る。湿気の影響による腐食若しくは電気 的な短絡は、同じく排除されている。発熱体の受容のための凹所をもはや必要と しないことによって、カッティング器具のシャフトが完全に平らな表面を有して おり、その結果、洗浄も容易である。バクテリアの巣になってしまうような凹所 は、少なくともシャフトの加熱のためには必要ではない。さらに、シャフトの内 部に位置する加熱装置(Heizung)によって、改善された熱伝達、ひいては高いエ ネルギ効率が得られる。カッティングエッジ若しくは歯ストリップ(Zahnleiste) に必要な熱をシャフトの外側から、離れたカッティングエッジ若しくは歯ストリ ッ プへ導くのではなく、発熱体を直接にシャフト自体内に配置してあることによっ て、熱がカッティング器具のカッティングエッジ若しくは歯ストリップ全体にわ たって均一に分布される。中実材内に通路状の空所を設けることによって、接着 継ぎ目若しくは溶接継ぎ目をカッティングエッジの区分に配置することが避けら れる。おおよそ継ぎ目結合(Nahtverbindung)が不必要である。 本発明の有利な構成が請求項2乃至12に記載してある。 シャフトの、発熱体の受容のために適した空所が有利には電子エロージョン法 によってシャフトの中実材内に正確に形成されている。 費用のかかる電子エロージョン法の代わりに、本発明に基づくはさみは前述の 利点を維持して、カッティング器具のシャフトにブレードと逆の側から溝をフラ イス加工することによっても形成され得る。次いで溝が発熱体の受容のための通 路状の空所を残して閉鎖部材によって再び閉じられ、閉鎖部材が適当な結合手段 、有利には溶接によってシャフト部分に結合され、再びシャフトの一体性が保た れる。このようなシャフト片は加工されて、ブレードを備えたシャフトが形成さ れる。このような製造によって、発熱体の受容のための一体構造のシャフトが、 発熱体の受容のための孔(Bohrung)を必要とすることなく、若しくはカッティン グ エッジの区分若しくはブレードでの結合継ぎ目を甘受することなしに提供できる 。 発熱体をシャフト内に有利にはカッティングエッジに対して平行に配置してあ ることによって、カッティングエッジの全長にわたってほぼ均一な熱分布が得ら れる。このことは例えば髪のカッティングの際の髪の焼灼と関連して重要である 。 本発明の有利な構成では、加熱可能な各シャフトがプラスチックカバーを備え ている。これによって操作を煩わしくする保護手袋の使用が避けられる。さらに 本発明の有利な構成では、プラスチックカバーが取り外し可能に取り付けられて いる。これによってプラスチックカバーがカッティング器具の本格的な洗浄のた めに容易に取り外され、かつ時々衛生的な理由から完全に交換され得る。 請求項5に記載のクリップ手段によって、カッティング器具の特に簡単な洗浄 が可能である。 少なくともカッティング器具のシャフトが中実材から切削加工される。これに よって、通常の鍛造過程が省略され、ひいてはシャフト材料の脆化のおそれがな くなる。 特にアレルギー体質者にとって有利には、少なくともシャフトがニッケルのな い材料から製造されている。 加熱式のカッティング器具の別の構成では、温度セ ンサをシャフト内に設けて、実際値と目標値との比較を行うようになっている。 これによってカッティング器具のための自動的な温度コントロールが実施できる 。 本発明に基づくカッティング器具としてはさみが考えられ、この場合に有利な 構成でははさみの半部全体が中実材から切削加工されている。 有利な構成では加熱式のはさみが交点に玉形支承部を備えている。このような はさみは、耐用年数が高く、頑丈でかつ動きがスムースであり、必要なかみ合い を有している。 玉形支承部としての玉軸受が有利には、はさみのねじ・ナット結合部のねじの 頭部の下側に配置されている。 はさみの握り部分が有利にはプラスチック半割シェル内に受容されている。こ れによって、使用者が加熱された金属握り片との接触に基づくやけどに対して有 効に保護される。さらに、プラスチック半割シェル内には発熱体の電流供給導線 が案内されている。 次に本発明を図面に概略的に示した実施例に基づき説明する。 図1ははさみの平面図、 図2は図1の線II−IIに沿った異なる尺度の横断面図、 図3は図1のはさみのブレードの異なる尺度の平面 図、 図4ははさみの半部の平面図、及び 図5ははさみのヒンジ部分内のねじ・ナット結合部の分解図である。 図1に示す加熱式のカッティング器具(beheiztes Schneidinstrument)は、例 えば理容に用いられるはさみ(Schere)1である。はさみ1は加熱可能な2つのブ レード(Scherblatt,Klinge)8を有しており、各ブレードはそれぞれはさみ1の 切断側と逆の側で握り部分(Griffstueck)3に移行している。握り部分3ははぼ 、プラスチック被覆(Kunststoffmantel)5を備えたリングハンドル4から成って いる。リングハンドル4は互いに同じ距離に、若しくはずらして配置されていて よい。しばしば、リングハンドル4の1つに、リングハンドル4内に受容されな かった指のための指止めが一体成形されている。ブレード8はヒンジ部分6によ って互いに結合されており、ヒンジ部分の旋回点がねじ7によって形成されてい る。ねじ7は両方のブレード8を互いに結合している。ねじ7によって付加的に 玉・ヒンジ支承部(Kugel-Gelenklagerung)が取り付けられている。一方のブレー ド8の、他方のブレード8に向けられた縁部が、カッティングエッジ10として 形成されている。 図2の横断面図から明らかなように、ブレード8のシャフト2内に空所(Aussp arung)11を設けてある。 空所11は、図1に破線で示してあるようにカッティングエッジ10の区分で該 カッティングエッジ10に対してほぼ平行に配置されている。空所11内に加熱 抵抗体(Heizwiderstand)12を受容してあり、加熱抵抗体が電流供給導線13に 接続されている。 電流供給導線13はヒンジ部分6の領域にブランチ(Verzweigung)14を有し ている。ブランチ14の配置に応じて、加熱抵抗体12が互いに直列に若しくは 並列に接続され得る。いずれの場合にも、ブランチ14に基づき加熱抵抗体12 への電流供給が唯一の電流供給導線13を介して可能であり、電流供給導線は握 り部分3から外部のケーブル15並びに電流制御部に接続されている。ケーブル は差し込み接続部17を介して握り部分3に取り外し可能に取り付けてある。 ブレード8が加熱抵抗体12によって加熱されている。はさみ1の問題のない 操作を可能にするために、ブレード8は外側にプラスチックカバーを備えていて よい。このために、ブレード8は図3に示すように、対応するプラスチックカバ ーの取り付けのために切欠き16を有している。プラスチックカバーは、対応す るブレード8に適合した形を有している。さらにプラスチックカバーは保持突起 を有しており、保持突起が切欠き16内に取り外し可能に係止される。プラスチ ックカバーを装着することによって、加熱されたブレード8によるやけどが避け られる。 次に加熱式のはさみ1の製造及び機能について述べる: ブレード8のシャフト2が握り部分3及びヒンジ部分6と一緒に半部(Halbtei l)18を形成している。はさみ1は、ねじ7によって互いに結合された2つの半 部18から成っている。半部18が有利にはCNC法(CNC-Verfahren)によって 中実材からフライス加工される。この種の半部18が図4に示してある。半部1 8はブレード8からヒンジ部分6への移行部の区分に段部20を有している。段 部20はブレード8の、握り部分3に向いた端面を被っている。 ブレード8内の通路状の空所(kanalartige Aussparung)11の形成のために、 半部18が固定されて、段部20の側から電子ビームを当てられる。電子ビーム を用いて電子エロージョン法(Elektornenerosionsverfahren)によって空所11 が段部20の側からブレード8内に形成される。電子エロージョン法の精度に基 づき、空所11を所望の深さまで掘り進み、図1に示すように正確に配置するこ とが可能である。もちろん別の配置も実施できる。 前述の加熱式のはさみ1は必ずしも電子エロージョン法によって製作されなく てもよい。経済的に実用的でかつ製造技術的に優れた手段として、発熱体(Heize lement)12の受容のための通路状の空所11をカッティングエッジと逆の側か らシャフト2内にフライス 加工することが考えられる。次いでシャフト2が空所11を残して閉鎖片を用い て有利にはブレード区分の外側で溶接継ぎ目で固定して閉じられる。このように して形成された一体的なシャフトが所望のブレードの形成のためにまず切削加工 される。 電子エロージョン法及び前述の別の製作方法の他にもあらゆる制作方法が考え られ、本発明の目的は、孔なしにかつ結合継ぎ目をなくし、シャフト2の一体構 造を維持して、発熱体12の受容のために適した空所を適当な箇所に形成するこ とである。 次いで空所11内に発熱体12を取り付けるようになっており、発熱体は電流 供給導線13に接続されている。電流供給導線13は段部20の開口部から外側 へ延びている。電流供給導線13は握り部分3のための半割シェル(Halbschale) の形のプラスチック被覆5内に受容されて、差し込み接続部17に接続される。 次いで、はさみ11が組み立てて完成される。 はさみ11は差し込み接続部17及びケーブル15を介して電流制御部(図示 せず)に接続されててよい。従って温度が電流の強さの調整によって調節される 。 付加的に空所11内、若しくは別の箇所に温度センサが取り付けられている。 温度センサが加熱されたブレード8の温度・実際値を検出する。温度・実際値が 、加熱抵抗体12に電流を供給する電流制御部に伝達 される。 電流制御部、加熱抵抗体12及び温度センサ(図示せず)が加熱式のはさみ1 のための閉じた温度制御回路を形成している。温度制御回路を用いてはさみ1が 調節可能なほぼ一定の稼働温度で使用される。該加熱式のはさみ1の通常の稼働 温度は理容業では100℃と300℃との間である。 両方の半部18はヒンジ部分6の区分でねじ・ナット結合部(Schrauben-Mutte r-Verbindung)を介して互いに結合されている。この箇所に図5に示す玉軸受(Ku gellagerung)24が配置されている。 両方の半部18はヒンジ部分6の区分でねじ(Schraube)7によって互いに結合 されている。ねじ7は面取り部21を備えている。これによってねじが両方の半 部18の1つに相対回動不能に結合されている。両方の半部18のねじ結合はロ ーレットナット(Raendelmutter)22を用いて行われる。ローレットナット22 によってはさみ1のかみ合い(Biss)が調節可能である。 ローレットナット22はテフロンプレート(Teflonscheibe)23及び玉軸受(Ku gellager)24を介在してねじ17に結合されている。この場合、玉軸受24は ねじ頭部の下側で1つの半部18に配置され、テフロンプレート23がローレッ トナット22に接して別の半部18に配置されている。 加熱式のはさみ1は理容業では髪カッティングのた めに適している。加熱式のはさみを用いてカッティングされた髪は高い温度に基 づき切断縁で溶解する。髪先端が焼灼(kauterisieren)される。このことは、髪 先端が封印され、ひいては髪の応力が減少されることを意味する。髪の焼灼と関 連して髪先端の時々見受けられる塊状の固まり(Verklumpung)は、できるだけ正 確でブレード8の全長にわたって一定な温度によって避けられる。このような丁 寧なカッティング処置によって、髪の内部成分(Haarinhaltsstoff)が保たれる。 このようにカッティングされた髪は健全(gesund)に作用して、光沢を長く保つ。 さらに、理容業界で心配される髪裂け現象(Haarspiss)が避けられる。従って、 髪先端の定期的なカッティングが完全に省略でき、若しくは少なくとも長い間隔 でしか必要でない。 玉軸受に基づき堅牢なスムースに操作可能なはさみ1は、流水で問題なく洗浄 でき、それというのは電気配線全体が完全にブレード8内に組み込まれているか らである。プラスチックカバーは切欠き16内にクリップ止めされているだけで あって、洗浄のために容易に外され、衛生的な理由から時々交換され得る。ヒン ジ部分6の区分に電流ブランチ14を設けてあることによって、本発明に基づく はさみ1は唯一の給電ケーブル15で作動され得る。これによってもはさみの操 作がさらに容易になる。 発熱体12をシャフト2内に配置してあることによ って、発熱体12から放出される熱全体がブレード8によって受け取られて、カ ッティングエッジ10の区分に伝達される。カッティングエッジ10がほぼ全長 にわたって所望の定格温度を有する。熱損失は間接的にシャフト2若しくはブレ ード8を介してしか生ぜず、その結果、露出する発熱体からの直接的な熱放射に 比べて著しく小さい。従って、本発明に基づくはさみ1は高いエネルギ効率で加 熱される。 加熱式のはさみの前述の実施例で述べた利点は、加熱式の刃物、ナイフ、くし (Kamm)、若しくはその他のカッティング器具にも容易に活用される。このような 対象においても、前述の電子エロージョン法を用いてくしのカッティングエッジ 10の区分でシャフト2内に加熱抵抗体12の受容のための空所11を設けるこ とによって、高いエネルギ効率で均一な温度分布を達成することができる。製造 及び機能は前述のはさみ1に類似して行われる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 加熱式のカッティング器具であって、少なくとも1つの発熱体(12)に よって加熱可能なシャフト(2)を備えており、発熱体(12)が温度調節のた めの調整装置若しくは制御装置に作用接続されている形式のものにおいて、加熱 可能なシャフトが一体的にかつ孔なしに形成されていて、発熱体(12)の完全 な受容のための通路状の空所(11)を有しており、空所がシャフトの中実材内 に次のように加工成形されて、直接にカッティング器具(1)のカッティングエ ッジ(10)若しくはブレードの区分に配置されており、即ち、発熱体が完全に シャフト内に受容されており、シャフトがカッティングエッジ若しくはブレード の区分で結合継ぎ目なしに形成されていることを特徴とする加熱式のカッティン グ器具。 2. 発熱体(12)の受容のために適した空所(11)が電子エロージョン法 によってシャフト(2)の中実材内に形成されている請求項1記載のカッティン グ器具。 3. シャフト内にカッティングエッジ(10)若しくはブレードと逆の側に溝 をフライス加工してあり、溝が通路状の空所を残して閉鎖部材によって閉じられ ており、閉鎖部材が適当な結合手段、有利には溶接によってシャフト若しくはブ レードに結合されている請 求項1記載のカッティング器具。 4. 加熱可能な各シャフト(2)がそれぞれ、有利には取り外し可能なプラス チックカバーを備えている請求項1から3のいずれか1項記載のカッティング器 具。 5. 加熱可能な各シャフト(2)が少なくとも2つの切欠き(16)を備えて おり、切欠きがシャフト(2)の相対する縁部に配置されており、各プラスチッ クカバーが対応する保持突起を有しており、保持突起が切欠き(16)に係止結 合している請求項4記載のカッティング器具。 6. 少なくともシャフト(2)が中実材から切削加工、有利にはフライス加工 されている請求項1から5のいずれか1項記載のカッティング器具。 7. 少なくともシャフト(2)がニッケルのない材料、有利には金属から製造 されている請求項6記載のカッティング器具。 8. 温度調節のための制御装置が、シャフト(2)内に組み込まれて実際温度 値を検出するための温度センサに作用接続されている請求項1から7のいずれか 1項記載のカッティング器具。 9. はさみ(1)がほぼ2つの半部(18)から成っており、半部がそれぞれ 握り部分(3)、ヒンジ部分(6)及び、シャフト(12)から成るはさみブレ ード(8)を有しており、半部全体が一体的に中実材 から切削加工、有利にはフライス加工されている請求項1から8のいずれか1項 記載のカッティング器具。 10.ヒンジ部分(6)に、半部(18)のヒンジ・玉形支承部(7,21,2 2,23,24)が設けられている請求項9記載のカッティング器具。 11.ヒンジ・玉形支承部がねじ・ナット結合部を有しており、該ねじ・ナット 結合部の頭部の下側に玉軸受(24)が配置されている請求項10記載のカッテ ィング器具。 12.はさみ(1)の握り部分(3)が互いに結合されたプラスチック半割シェ ル内に受容されており、プラスチック半割シェル内に発熱体(12)への給電の ための電流供給導線(13)が案内されている請求項1から11のいずれか1項 記載のカッティング器具。
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