JP2001510884A - モーター付き運送車両用炭化水素流体封じ込め - Google Patents

モーター付き運送車両用炭化水素流体封じ込め

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Abstract

(57)【要約】 モーター付き運送車両用炭化水素流体の搬送および閉じ込め用の構造体は、極性ポリマーのマトリックス中に分散された極性−グラフト化フルオロポリマーの配合物から製造される。その配合物は、複合構造体の構成成分中に存在し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、1997年7月25日に出願された仮出願番号60/053,75
0号の利益を主張する。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、炭化水素流体を含有するための容器および搬送管路に関する。
【0003】 (発明の背景) モーター付き運送車両、例えば、自動車、トラック、および飛行機などのすべ
ては、車両内に搭載された炭化水素流体を搬送および処理する間、その流体を含
有するための搬送管路および容器をぞれぞれ有する。その流体は、液体あるいは
蒸気またはそれらの混合物であることができ、そして封じ込めのタスクは、搬送
管路および容器を画成する構造体を通るその流体の透過を妨げることを含む。そ
の搬送管路は一般的に管状構造体であり、そして燃料管路ホース、ジャンパーホ
ースと呼ばれることもある燃料充填ホース、燃料蒸気管路、燃料燃焼生成物を燃
焼に戻すための管路、ウォッシャー流体リザーバとウォッシャースプレーノズル
との間でアルコールを含有する液体を搬送するための管路、および不凍液管路の
ような管路を含む。車両に搭載された流体の処理用の容器は、注入流体から燃料
蒸気を浄化するカーボンキャニスター、並びに油および燃料のフィルターのよう
な、一般的に、閉鎖された一端と、未処理の流体用の入口および処理された流体
用の出口とを備える円筒形構造体である。
【0004】 現在の構築材料は主として金属であるが、金属は、車両の使用条件により腐蝕
されること、または、非腐蝕性金属あるいは腐蝕に耐性である金属系が使用され
るときの過剰な費用、並びに、車両への重量の付加という短所を有する。ポリア
ミドはいくつかの燃料管路ホース用途において使用されているが、ポリアミドは
過剰な炭化水素蒸気の透過性を欠点とする。フルオロポリマーは高い蒸気不透過
性を有する。米国特許第5,500,257号は、内層がフルオロポリマーから
製造され、および外層がポリアミドから製造される複合燃料管路であり、それぞ
れがその複合燃料管路に不透過性および強度を提供する複合燃料管路を開示する
。そのフルオロポリマー内層は最初に押出され、続いてそのフルオロポリマー管
状押出物の外表面の表面処理がなされ、そしてポリアミド外層がその表面処理さ
れた内層の上に押出される。
【0005】 (発明の要旨) 本発明は、ポリアミドおよびポリエステルのような極性ポリマーの強度と、フ
ルオロポリマーの不透過性を組み合わせて、車内に搭載された炭化水素流体の搬
送および処理用の、並びに、供給および配送のような関連機能におけるそのよう
な流体の取り扱い用の管路および容器用の構築材料としての単一層にする。した
がって、本発明は、モーター付きの運送車両用の炭化水素流体の封じ込め用容器
および搬送管路として記載されることができ、その容器および搬送管路の構造体
は、極性ポリマーに分散された極性−グラフト化フルオロポリマーの配合物を含
有し、その極性ポリマーは、フルオロポリマーの極性グラフトに先立ちそのフル
オロポリマーと非相溶性であり、その極性ポリマーはその構造体に強度を提供し
、およびそこに分散されたその極性−グラフト化フルオロポリマーは炭化水素流
体へのその構造体の改良された不透過性を提供し、それによって、その容器およ
び搬送管路は炭化水素流体を含むことができる。
【0006】 その搬送管路および容器は上記の管路および容器を含み、および、類似の構築
物、例えば、搬送管路の場合には管、そして容器の場合には円筒状ハウジング(
キャニスター)を備えることができる。したがって、本発明は、燃料管路ホース
、燃料充填ホース、蒸気戻りホース、炭素キャニスター、およびオイルフィルタ
ーハウジングのような特に車内に搭載される流体取り扱い製品を含む。
【0007】 前述の配合物は、3から43容量%の所望のフルオロポリマーを典型的に含有
し、そして、取り扱われる特定の炭化水素流体に応じた管路またはホースを画成
する構造体の単独で機能する構築材料として使用されて改良された不透過性を提
供することができる。別の態様として、その配合物はその管路または容器を画成
する多層構造体の層を形成することもできる。たとえば、そのような構造体は、
フルオロポリマーの内層を具えることができ、そしてその配合物は外層を形成し
、その配合物の層中に分散された極性−グラフト化フルオロポリマーは、その内
層のいかなる表面処理もなしに、その2層を一緒に接着する。したがって、その
ような複合構造体は両方の層の同時形成により、すなわち、溶融層が押出ダイの
外側に一緒に来るので溶融層が互いに接着する共押出しにより製造されることが
できる。そのような複合構造体は、管状の形態で、または、容器形状に熱成形す
ることができる共押出シートのような所望の流体取り扱い物品に変えられること
ができる他の形状の形態で共押出しされることができる。もうひとつの態様は、
同時に押出されたフルオロポリマーと極性ポリマーのそれぞれ内層と外層の間の
中間層として共押出しされた配合物層を有することであり、その配合物層はその
内層および外層を一緒に接着するために供される。
【0008】 (詳細な説明) 連続相(マトリックス)および分散相を有する溶融混合された配合物は、本発
明の炭化水素流体取り扱い物品の構築基本材料である。その配合物の連続相はフ
ルオロポリマーではない極性ポリマーであり、一方、その分散相は極性−グラフ
ト化フルオロポリマーである。その炭化水素流体は、炭化水素ベースである化合
物、または炭化水素誘導体である化合物、例えば、ヘテロ原子を含む炭化水素化
合物を含む。その流体は添加剤のようないくらかの非炭化水素成分を含むことが
できるが、依然として主として炭化水素流体である。従来および本明細書中で使
用される「流体」は液体およびガスを含む。
【0009】 その配合物層のフルオロポリマー成分のベースフルオロポリマーは、それ自体
はその極性ポリマーマトリックスと非相溶性である、すなわち、その2種のポリ
マーが二軸スクリュー押出機中などで一緒に溶融配合されるとき、その配合プロ
セスの間にそのフルオロポリマーはその極性ポリマーよりもむしろそれ自体と会
合することを好むので、得られたフルオロポリマー分散相は、かなり大きい粒子
(領域)、例えば少なくとも平均粒径2000nmから構成される。分散された
粒径は透過電子顕微鏡法により測定される。フルオロポリマーの具体例は、特定
のフルオロポリマーに対して通常測定される0.5×103から60×103Pa
・sの範囲の溶融粘度によって示されるような、溶融押出し可能な幅広い多様な
フルオロポリマーを含む。そのフルオロポリマーは、少なくとも1種のフッ素含
有モノマーから製造されるが、フッ素を含まないか、または他のハロゲンを含む
モノマーを組み込むこともできる。好ましくは、少なくとも1種のモノマーは水
素を含み、それに関して、水素/フッ素原子比は好ましくは少なくとも0.1:
1である。しかしながら、そのフルオロポリマーは好ましくは少なくとも35重
量%のフッ素を含む。フッ素化されたモノマーは、2から8の炭素原子を含むフ
ルオロオレフィン、並びに式CY2=CYORまたはCY2=CYOR´ORであ
り、YはHまたはF、そして−R−および−R´−は独立に完全にフッ素化され
るか、または部分的にフッ素化された線状または枝分かれの1から8の炭素原子
を含有するアルキルおよびアルキレン基であるフッ素化ビニルエーテル(FVE
)であるフッ素化モノマーを含む。好ましいR基は1から4の炭素原子を含み、
好ましくは過フッ素化される。好ましいR´基は2から4の炭素原子を含み、好
ましくは過フッ素化される。使用されることができる炭化水素モノマーは、エチ
レン、プロピレン、n−ブチレン、およびイソ−ブチレンを含む。好ましいフル
オロポリマーは、エチレンと、テトラフルオロエチレン(TFE)またはクロロ
トリフルオロエチレン(CTFE)のような過ハロゲン化モノマーとのコポリマ
ーであり、そのようなコポリマーはそれぞれETFEおよびECTFEと称され
ることがしばしばである。ETFEの場合には、微量の追加のモノマーが低下し
た高温脆性のような特性を改良するために慣用的に使用される。パーフルオロ(
プロピルビニルエーテル)(PPVE)、パーフルオロ(エチルビニルエーテル
)(PEVE)、パーフルオロブチルエチレン(PFBE)、およびヘキサフル
オロイソブチレン(HFIB)は、好ましい追加のコモノマーである。ECTF
Eは追加の改質コモノマーを有してもよい。使用されることができる他のフルオ
ロポリマーは、ホモポリマー、および他のパーフルオロオレフィン、特にヘキサ
フルオロプロピレン(HFP)との、および随意にTFEとのコポリマーを含む
フッ化ビニリデン(VF2)ポリマーを含む。少量のVF2を含有するTFE/H
FPコポリマーが使用されることもでき、そのコポリマーはTHVと称されるこ
とがしばしばである。過フッ素化コポリマーの具体例は、TFEとHFPおよび
/またはPPVEあるいはパーフルオロ(エチルビニルエーテル)とを含む。そ
のようなフルオロポリマーは、DSCによって最初の溶融で測定される溶融吸熱
に関連するゼロではない融解熱によって示されるように通常は部分的に結晶性で
あり、そしてフルオロエラストマーよりむしろフルオロプラスチックと見なされ
る。
【0010】 極性ポリマーとの溶融配合に先だって、そのフルオロポリマーは、極性−官能
基をそのフルオロポリマーに付加するグラフトプロセスに当てられる。これは、
極性ポリマーどころか、異類の材料に接着しない通常は不活性(非接着性)なフ
ルオロポリマーを、接着特性を有し、そして極性ポリマーに接着する(相互に作
用する)極性−グラフト化フルオロポリマーに変える。その極性−グラフト化フ
ルオロポリマーは、その極性ポリマーマトリックスに均一に分散されるはるかに
小さい粒径まで減少されるので、この接着は、溶融配合プロセスにおいてそれ自
体を明白に示す。したがって、溶融配合プロセスが実行されて、1000nm未
満、好ましくは500nm以下の分散粒径(平均)を生成することができる。極
性−グラフト化フルオロポリマーの粒子は、形状が一般に球形であり、例えば、
外寸寸法/小寸法が2/1またはそれ未満の比を支配的に有し、そして一般的に
マトリックス中によく分散される(均一に分散される)。
【0011】 そのフルオロポリマーは、そのフルオロポリマーに極性官能価を付与する、そ
れにグラフトされたエチレン性不飽和化合物を有することによって機能化され、
その極性官能価は、米国特許第5,576,106号においてグラフト化された
フルオロポリマー粉体に対して記載されているような、および欧州特許第0 6
50 987号に記載されたグラフト化フルオロポリマーのような、エチレン性
不飽和化合物の部分として存在する。グラフトの他の既知の方法が使用され得る
。好ましい極性−グラフト化フルオロポリマーは、その´106特許の表面−グ
ラフト化粉体を含む。グラフトにより提供される極性官能価の具体例は、カルボ
ン酸、スルホン酸、ホスホン酸を含む酸、そのエステルおよび塩、並びにエポキ
シドを含む。グリシジルメタクリレートは、エポキシド官能価を提供するグラフ
ト化合物の具体例である。極性グラフト化フルオロポリマーにグラフトし、およ
びそれによって極性−グラフト化フルオロポリマーの部分になるための化合物の
中では、マレイン酸および無水マレイン酸が好ましい。無水マレイン酸はハロゲ
ン置換されることができ、例えば、ジクロロ−無水マレイン酸およびジフルオロ
−無水マレイン酸である。フルオロポリマーにグラフト化されるグラフト化合物
の量は、その配合物の溶融混合において、上述の極性−グラフト化フルオロポリ
マーの小さい分散粒径の達成をもたらすために有効な量である。一般的に、グラ
フト化される化合物の量は、得られる極性−グラフト化フルオロポリマーの総重
量に基づいて0.1重量%から5重量%の範囲である。好ましくは、グラフト化
される極性−官能性化合物の量は、0.2〜3重量%、さらに好ましくは0.2
〜2重量%である。
【0012】 その配合物のマトリックスを形成する極性ポリマーは、その極性ポリマーがフ
ッ素を含まない点で、もちろん、その極性−グラフト化フルオロポリマーとは異
なる。本明細書中で使用される「極性ポリマー」は、ポリマー鎖に沿って、およ
び/またはポリマー鎖の末端に存在する、例えば、カルボニル、アミン、または
酸などの極性基を有するポリマーを示す。鎖に沿う極性基は、ポリマー主骨格に
直接連結されるか、または主骨格に付加されるペンダント基に存在することがで
きる。そのようなポリマーの具体例は、ポリアミド、ポリエステル、およびポリ
ウレタン樹脂を含む。
【0013】 使用されることができるポリアミド樹脂は、もちろん溶融押出し可能であるべ
きであり、好ましくは少なくとも5000の数平均分子量を有する。ポリアミド
の具体例は、4から14の炭素原子を含有する少なくとも1種の飽和カルボン酸
と、4から14の炭素原子を含有する少なくとも1種のジアミンとの等モル量の
縮合によって製造されるものを含む。しかしながら、過剰のジアミンは、ポリア
ミド中のカルボキシル末端基より過剰なアミン末端基を提供するために使用され
ることができる。特定の具体例は、ポリヘキサメチレンアジパミド(66ナイロ
ン)、ポリヘキサメチレンアゼラミド(69ナイロン)、ポリヘキサメチレンセ
バカミド(610ナイロン)、ポリヘキサメチレンドデカノアミド(612ナイ
ロン)、およびポリカプロラクタム(6ナイロン)を含む。溶融押出し可能な芳
香族ポリアミド(例えば、ポリアラミドに対比される、脂肪族−芳香族ポリアミ
ド)も本発明の溶融混合された配合物において使用されることができる。そのよ
うな半芳香族ポリアミドは、Amodel(登録商標)A 1000、およびZ
ytel(登録商標)HTN 501(DuPont)のような2−メチルペン
タメチレンジアミンテレフタレートとヘキサメチレンテレフタルアミドとのコポ
リマーを含む。そのような脂肪族および芳香族ポリアミドのエラストマー変性バ
ージョン、例えば、Amodel(登録商標)ET1000HSNT(Amoc
o)も使用されることができる。そのようなポリアミドは、Kirk-Othmer, Encyc
lopedia of Chemical Technology, 第4版, Vol. 19, p.454 (1996) に記載され
ている。
【0014】 本発明において使用されることができるポリエステル樹脂は、熱可塑性ポリエ
ステルである。そのようなポリエステルは、Kirk-Othmer, Encyclopedia of Che
mical Technology, 第4版, Vol. 19, p.609 (1996) に記載されている。熱可塑
性ポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタ
レート)、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)、ポリ(シクロヘ
キシルジメチレンテレフタレート)、およびポリ(エチレンナフタレン−2,6
−ジカルボキシレート)を含む幅広い範囲の組成物を含む。熱可塑性ポリエステ
ルには、ポリ(エステル−エーテル)ブロックコポリマーのような熱可塑性エラ
ストマー、および液晶(全芳香族)ポリエステルであるポリマーも含まれる。本
発明に使用される熱可塑性ポリエステルは、自己支持性軟質フィルムを形成する
ために十分に高い分子量を有し、好ましくは少なくとも10,000の数平均分
子量を有する。好ましい熱可塑性ポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、および熱可塑性エラストマーである熱
可塑性ポリエステルを含む。
【0015】 本発明において使用されることができるポリウレタン樹脂は、熱可塑性ポリウ
レタンエラストマーおよびエンジニアリング熱可塑性樹脂を含む熱可塑性ポリウ
レタンである。そのようなポリウレタンは、Kirk-Othmer, Encyclopedia of Che
mical Technology, 第4版, Vol. 24, p.695 (1997) に記載されている。熱可塑
性ポリウレタンは、トルエンジイソシアネート、4,4´−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、およびヘキサメチレンジイソシアネートのようなジイソシアネ
ートと、ポリエステル、ポリエーテル、ポリ(プロピレングリコール)、および
ポリ(テトラメチレングリコール)のようなポリオールと、1,4−ブタンジオ
ールのような連鎖延長剤の組み合わせに基づく幅広い範囲の組成物を含む。熱可
塑性ポリウレタンの市販の具体例は、Pellethane(登録商標)(Do
w Chemical)、Estane(登録商標)(Goodrich)、E
lastuf(登録商標)(Goodyear)、Texin(登録商標)(B
ayer)、およびRoylar(登録商標)(Uniroyal)の商標の下
で販売されているものを含む。
【0016】 本発明に使用される溶融混合された配合物は、好ましくは、高剪断下で成分を
一緒に溶融配合することにより調製される。最初にその成分が所望の割合で組み
合わされ、そしてドラム中でタンブリングなどによって乾燥状態で互いに配合さ
れるか、または、溶融配合装置への1または2以上の成分の供給物の同時あるい
は別々の測量によって混合されることができる。好ましくは、溶融配合は、Wern
er & Pfleidererにより、またはBerstorffにより製造されたような二軸スクリュ
ー押出機で行なわれる。当業者に知られている数多くの他の高剪断溶融配合装置
は、本発明の精神から逸脱することなく使用され得る。
【0017】 本発明において使用される配合物に対して、その配合物において使用される極
性−グラフト化フルオロポリマーは、ニート極性ポリマーに接着するというその
配合物の性能を消失させることなく、その配合物に、マトリックス極性ポリマー
にはもともと欠如しているフルオロポリマーの特徴を付与することができる。そ
のような特徴は、燃料による透過性の減少(改良された不透過性)、一層良好な
耐薬品性、改質された表面特性などを含むことができる。したがって、その配合
物は本発明の物品における使用に適している。その溶融混合された配合物は、積
層体におけるように、本発明の物品においてフルオロポリマーと組み合わせて使
用されるとき、その配合物における極性グラフト化フルオロポリマーの量は、好
ましくは、フルオロポリマー層にその配合物を接着するために有効である量であ
る。そのような量は、フルオロポリマー層のフロオロポリマーの本性、およびそ
の配合物のフルオロポリマー成分にグラフトされる極性官能性化合物の量で変動
するであろう。
【0018】 本発明の溶融混合された配合物は、フルオロポリマーまたは極性ポリマーであ
ることもできる他のひとつのポリマーの共押出しされた層に接着することができ
る。当業者によって認識されるであろうとおり、そのような接着は、その層の組
成と同様にラミネート条件に依存し得る。そのような条件は、温度、押出速度、
引落比、延伸比バランス、界面圧力、冷却速度、(冷却の間の圧力の維持のよう
な)冷却条件などを含むことができ、そしてマンドレル長、ランドの長さを含む
ダイデザインの特徴などのような装置の選択によって影響され得る。「他のひと
つのポリマーの共押出しされた層への接着」は、他のひとつのポリマー層および
溶融混合された配合物の層を具える積層体が単一押出工程において、すなわち共
押出しにより形成されるとき、その溶融混合された配合物層およびその他の層は
、接着つなぎ層の存在なしに互いに接着することを意味する。その接着は、例え
ば、その共押出しが管状の形態であり、そしてその溶融混合された配合物がその
層のひとつを形成するときに、特徴づけられることができる。その管材料は縦に
半分に切断されるとき、その切断された複合管材料の半分は屈曲させることがで
き、さらに、その他の層からその溶融混合された配合物層が離層することなく9
0゜の角度で折り曲げられることさえできる。
【0019】 その配合物における極性−グラフト化フルオロポリマーの量は、極性ポリマー
と極性−グラフト化フルオロポリマーの合計容量に基づいて、一般的に、3〜4
3容量%、好ましくは6〜29容量%、最も好ましくは10〜21容量%である
。以下の実施例において記載されるようにエチレン、テトラフルオロエチレン、
およびパーフルオロブチルエチレンのグラフト化されたコポリマーである分散さ
れた極性−グラフト化フルオロポリマーと、ポリエステルである極性ポリマーマ
トリックスとを有する溶融混合された配合物に対して、そのフルオロポリマーお
よびそのポリエステルの密度としてそれぞれ1.70g/cm3および1.30 g/cm3を用いて計算すると、容量%での前述の濃度は、4〜50重量%、8 〜35重量%、および13〜26重量%にそれぞれ対応する。機能化されたパー
フルオロポリマーに対して、前述の容量濃度に対応する重量に基づく濃度は、一
層高い密度、典型的には約2.15g/cm3の過フッ素化樹脂により一層高く なる。
【0020】 その極性−グラフト化フルオロポリマーの小さい分散粒径は、良好な機械的特
性と、炭化水素および高い蒸気圧を有する炭化水素ベースの燃料のような化学品
に対する驚くほど低い透過性とを有する溶融混合された配合物をもたらす。これ
らの特性は、その配合物を、搬送用物品中のそのような化学品に対するバリア、
およびそのような化学品の封じ込め、すなわち、本発明の物品としての使用に適
したものにする。その配合物もフルオロポリマーに接着するので、そのような物
品は、その溶融混合された配合物に接着されたフルオロポリマーとの良好な結着
性を有する複合体、例えば、多層構造体となり得る。
【0021】 その溶融混合された配合物が、流体取り扱い物品を画成する一体式の構造体と
しての代わりの複合構造体の部材、例えば複合構造体の層として使用されるとき
、別のフルオロポリマー層のフルオロポリマーは、極性−グラフト化されるフル
オロポリマーと同一の一般的な組成を有するか、または極性−グラフト化される
フルオロポリマーと相溶性(混和性)である。層間の最良の接着に対して、フル
オロポリマーは同一であるべきである。そのマトリックス極性ポリマーが複合構
造体の別の層を形成するとき、その別の層を形成する極性ポリマーは、これらの
層間の接着を促進するために、その配合物層のマトリックスポリマーと同一であ
ることができる。これらの複合構造体において、その配合物層中の分散された極
性−グラフト化フルオロポリマーは、そのフルオロポリマー層にその配合物層を
接着するための接着剤であり;別の接着層は必要ない。その配合物層のマトリッ
クスポリマーは、別の層が存在する場合には、別の層を形成する同一のポリマー
に接着するであろう。
【0022】 複合構造体である本発明の搬送管路および容器は、従来の共押出プロセスによ
り、押出形状以外の形状が所望される場合にはつづいて熱成形することにより、
またはフラットラミネートのようなプレハブ式の(prefabricated)形状を熱成 形することにより、溶融混合された配合物と極性ポリマーとから加工されること
ができる。その配合物が、管路または容器を画成する一体式構造体において使用
されるときは、ブロー成形を含む、押出成形および射出成形のような溶融加工プ
ロセスが使用され得る。
【0023】 (実施例) 米国特許第5,576,106号の実施例1にしたがって、以下の実施例の極
性−グラフト化フルオロポリマーを一般的に調製した。そのフルオロポリマー樹
脂は、PFBEで変性されたETFEコポリマーであり、E/TFEモル比は約
0.9であり、1モル%のPFBEを含有し、およびASTM D−3159に
準拠して297℃で測定したメルトフローレート(MFR)が約7g/10分で
ある。前記´106特許に記載されているように、約100〜120μm(好ま
しくは50〜500μmの範囲内)の平均粒径を有する微粉砕された粉体として
そのコポリマーを使用した。コポリマーの粉体と無水マレイン酸とを、粉体/無
水物の比が100/1で配合し、そして閉ざされた容器中で6Mradの電子照
射に当てて表面がグラフト化された粉体を得た。得られたグラフト化無水マレイ
ン酸の濃度は、米国特許第5,576,106号に開示された方法により測定す
ると約0.4重量%である。そのグラフト化されたETFE粉体を周囲温度でペ
レットに圧縮して押出機への供給を促進した。この極性−グラフト化フルオロポ
リマーを、“g−ETFE”とする。
【0024】 他に特定されない限り、使用されたポリアミドは6,6−ポリアミド(Zyt
el(登録商標)ナイロン樹脂グレード101、DuPont)であり、以下“
ナイロン”と称す。
【0025】 他に特定されない限り、使用された熱可塑性ポリエステルはポリ(エチレンテ
レフタレート)樹脂(Crystar(登録商標)ポリエステルテレフタレート
樹脂グレード5054、DuPont)であり、以下“PET”と称す。
【0026】 熱可塑性エラストマーである熱可塑性ポリエステル樹脂(Hytrel(登録
商標)ポリエステルエラストマーグレード8238、DuPont)も使用され
、以下“TPE”と称す。
【0027】 以下のg−ETFEとナイロンとの比、またはg−ETFEとPETとの比は
、g−ETFEとマトリックス樹脂との合計重量に基づくか、または合計容量に
基づく。
【0028】 実施例1 配合物1はナイロンマトリックスに分散された20重量%(13.3容量%)
g−ETFEである。その溶融配合装置は、400rpmで作動する高剪断2−
ゾーンの混合スクリューを備えた40mmの Werner & Pfleiderer二軸スクリュ
ー押出機である。g−ETFE(40ポンド/時、18.2kg/時)およびナ
イロン(160ポンド/時、72.7kg/時)を、別々のK−Tronロス−
イン−ウェイトスクリューフィーダーによりバレルセクション1に供給した。バ
レルセクション8に減圧を適用した。外部バレル温度は273〜285℃であり
、および手持ちの熱電対温度プローブを用いて測定すると、生成物溶融温度は3
89℃であった。そのストランドを、4−孔ダイから取り出した後、循環水を備
える周囲温度水槽で急冷した。続いてそのストランドをペレット化し、そして窒
素パージ下で冷却するにまかせた。配合物1のペレットからホットプレスされた
フィルムを、ナイロンだけを染色するリン−タングステン酸で処理し、そして透
過電子顕微鏡写真(TEM)を記録した。その配合物は良好な混合を示し、主に
球状のg−ETFE粒子は、表面に明らかであり、およびナイロンによく分散さ
れた約200nmの平均直径を有する。
【0029】 極性−グラフト化されていないETFEを使用して20重量%ETFEである
ETFE/ナイロン配合物を製造するとき、染色されたフィルムサンプルは、直
径約5000〜10,000nm(5〜10μm)のETFEの大きな球体を示
した。
【0030】 実施例2 配合物2はナイロンマトリックスに分散された50重量%(38.0容量%)
g−ETFEである。g−ETFEおよびナイロンの供給速度がそれぞれ100
ポンド/時(45.5kg/時)であり、外部バレル温度は264〜280℃で
あり、および生成物溶融温度は340℃である以外は、基本的に実施例1の手順
によって配合物2を調製した。染色されたフィルムサンプルに対するTEMは、
再び良好な混合を示し、球状のg−ETFE粒子は、ナイロンによく分散された
約200nmの平均直径を有する。
【0031】 実施例3 0.010インチ(0.25mm)厚のフィルムを配合物1および配合物2か
ら、並びに対照例としてg−ETFEおよびナイロンからホットプレスした。つ
いで、ASTM E96−66に準拠し、改変されたThwing-Albert透過カップ にこれらのフィルムの部分を据え付けた。各試験カップを100mL(〜76g
)の燃料CM15(50/50イソ−オクタン/トルエンである燃料C中の15
%メタノール)で充填し、そしてその試験フィルムの76.2mm直径の隔膜を
そのカップの頂部に載せた。フルオロエラストマーシーリングガスケットを備え
た6−ボルトフランジシーリングリングを用いてその隔膜をその場所に保持した
。その隔膜の曝された表面積は37cm2であった。組み立て後そのカップを重 量測定し、燃料がその試験隔膜と接触するように逆さにし、ついで31日間を超
える種々の間隔で重量測定した。試験を室温で行い、そしてサンプルを重複して
試験した。減量の速度を表1に示す。それは、各一対の試験に対する平均を示し
、そしてナイロンに対して標準化されている。g−ETFEの減量の速度はこの
試験では測定できなかった。g−ETFEが配合物1のわずか13.3容量%で
さえ、配合物1に対する透過速度は、純粋のナイロンに対してのものより87%
低い。同様に、配合物2に対する透過速度は、g−ETFEが配合物のわずか3
8容量%でさえ、ナイロンに対してのものより96%低い。溶融混合された配合
物中のg−ETFEフラクションに対する割合で純粋のナイロンに対する透過速
度が減少すると予想されていたであろう点で、これらの結果は驚くべきものであ
る。
【0032】
【表1】 透過試験 減量の平均速度 隔 膜 損失(g/日) 標準化(%) ナイロン 0.1700 100 配合物1 0.0226 13 配合物2 0.0065 4 g−ETFE --- 〜0
【0033】 実施例4 配合物1およびポリアミド樹脂(Zytel(登録商標)ナイロングレードS
T811、DuPont)を、内層としての配合物1および外層としてのポリア
ミドを有する2層複合管として共押出しした。一般用途の押出スクリューを備え
付けた1.0インチ(2.54cm)Davis押出機を用いてその溶融混合さ
れた配合物を押出し、そして共押出クロスヘッドに溶融温度華氏530度(27
7℃)で入れて共押出しされる管の内層を形成した。一般用途の押出スクリュー
を備え付けた1.5インチ(3.81cm)Davis押出機を用いてそのポリ
アミドを押出し、そして共押出クロスヘッドに溶融温度華氏451度(233℃
)で入れて共押出しされる管の外層を形成した。そのクロスヘッドダイ温度は華
氏550度(288℃)であり、およびその押出速度は8.5フィート/分(2
59cm/分)である。その共押出しされた管は外径が0.270インチ(6.
86mm)であり、および、フルオロポリマー内層が0.003インチ(0.0
8mm)厚である0.030インチ(0.76mm)の壁厚を有する。共押出し
された管の内層と外層の間の接着は、その管の長さを縦に半分に切断し、そして
その管の得られた半分の屈曲および折曲げにより具体的に説明される。その層は
分離せず、その溶融混合された配合物のポリアミドへの接着を示している。その
ような複合体管は、燃料搬送管用に使用され得る。
【0034】 実施例5 配合物3はPETマトリックスに分散された20重量%(16.0容量%)g
−ETFEである。ナイロンの代わりにPETを160ポンド/時で供給し、お
よび外部バレル温度は260〜285℃である以外は、基本的に実施例1の手順
によって配合物3を調製した。フィルムサンプルに対するTEMは良好な混合を
示し、主に球状のg−ETFE粒子は、PETによく分散された500nm未満
の平均直径を有する。
【0035】 実施例6 配合物4はPETマトリックスに分散された50重量%(43.3容量%)g
−ETFEである。g−ETFEおよびPETの供給速度がそれぞれ100ポン
ド/時(45.5kg/時)である以外は、基本的に実施例5の手順によって配
合物4を調製した。フィルムサンプルに対するTEMは、再び良好な混合を示し
、主に球状のg−ETFE粒子はPETによく分散された500nm未満の平均
直径を有する。
【0036】 実施例7 PETをTPEで置き換えた以外は、基本的に実施例5の手順を同じ供給速度
で繰り返して、15.8容量%g−ETFEである配合物5を得た。フィルムサ
ンプルに対するTEMは良好な混合を示し、主に球状のg−ETFE粒子は熱可
塑性ポリエステルエラストマーによく分散された500nm未満の平均直径を有
する。
【0037】 実施例8 配合物5(実施例13のように調製したTPEマトリックス)を配合物1の代
わりに使用し、およびTPEをポリアミドの代わりに使用した以外は、基本的に
実施例4の手順を繰り返し、混合スクリューを備え付けた1.0インチ(2.5
4cm)Entwistle押出機を用いてその溶融混合された配合物を押出し
、クロスヘッドに入る配合物3の溶融物の温度は華氏444度(229℃)であ
り、そしてDavis−標準押出機に混合スクリューを備え付け、クロスヘッド
に入るポリエステル溶融物の温度は華氏418度(214℃)であり、クロスヘ
ッドダイ温度は華氏600度(316℃)であり、およびその押出速度は10フ
ィート/分(305cm/分)であった。その共押出された管は外径が0.27
0インチ(6.86mm)であり、および、溶融混合された配合物の内層が0.
003インチ(0.08mm)厚である0.030インチ(0.76mm)の壁
厚を有する。共押出しされた管の内層と外層の間の接着は、その管の長さを縦に
半分に切断し、そしてその管の得られた半分の屈曲および折曲げにより具体的に
説明される。その層は分離せず、その溶融混合された配合物のポリエステルへの
接着を示している。そのような複合管は、燃料搬送管用に使用され得る。
【0038】 実施例9 ETFE樹脂に対するようにASTM D−3159に準拠して測定された配
合物1のMFRは91g/10分であった。これは、その配合物が複雑な形状お
よび薄肉部分を有する部品の射出成形に有用であることを示す。3オンス(89
mL)ショット用に備え付けられた200トン(181メトリックトン)射出成
形機(HPM)において配合物1を使用してキャニスターを射出成形した。その
部品は良好な品質であり、射出成形による本発明の物品の加工を示す。
【0039】 実施例10 180rpmおよび外部バレル温度330℃で作動する25mmのBrabe
nder平行二軸スクリュー押出機を1回通す溶融混合によっても配合物3(実
施例5)を調製した。フィルムサンプルに対するTEMは良好な混合を示し、主
に球状のg−ETFE粒子は、PETによく分散された約275nmの平均直径
を有する。引張強さは7516psi(51.8MPa)および伸びは282%
であった。
【0040】 実施例11 Brabender二軸スクリュー押出機を1回通して配合物4(実施例6)
を調製した。引張強さは6613psi(45.6MPa)および伸びは78%
であった。
【0041】 実施例12 g−ETFEの半分をグラフト化されていない類似のETFE樹脂と置き換え
た以外は、配合物6は配合物4(実施例11)と類似である。フィルムサンプル
に対するTEMは良好な混合を示し、主に球状のg−ETFE粒子は、PETに
よく分散された約450nmの平均直径を有する。引張強さは5697psi(
39.3MPa)および伸びは173%であった。
【0042】 実施例13 180rpmおよび外部バレル温度330℃で作動するBrabender二
軸スクリュー押出機を2回通すg−ETFEとTPEとの溶融混合によっても配
合物5(実施例7)を調製した。フィルムサンプルに対するTEMは、TPEに
よく分散された約450nmの平均直径を有する球状のg−ETFE粒子を支配
的に備えた良好な混合を示した。引張強さは4557psi(31.4MPa)
および伸びは45%であった。グラフト化されていない類似のETFE樹脂を用
いてその実験を繰り返したとき、分散されたETFE球状粒子ははるかに大きく
、平均直径3000nmのオーダーであり、引張強さは2736psi(18.
9MPa)であり、および伸びはわずか8%であった。後者の配合物に対するT
EFは、ETFE粒子とTPEマトリックスの間の相互作用がなく、ETFE粒
子はマトリックスから分離し、およびいくつかの例ではマトリックスから脱落し
ていることを示す。これはTEMがマトリックスからのg−ETFEの分離を示
さない配合物5と対照的であり、そして強度および伸びの差と一致する。
【0043】 実施例14 8オンス(237mL)Cincinnati Milacron射出成形機
で配合物1を使用してカップのようなキャニスターを射出成形した。溶融温度は
華氏569度(298℃)であり、総サイクルタイムは28秒であり、および部
品重量は21.5gであった。その部品は良好な品質であり、射出成形による本
発明の物品の加工を示す。
【0044】 実施例15 およそ6インチ(15cm)平方および0.030インチ(0.76mm)厚
のシートを配合物1から、および極性グラフトにより機能化されていないETF
E樹脂(Tefzel(登録商標)ETFEフルオロポリマー樹脂グレード20
0、DuPont)から、ホットプレスにより成形した。0.050インチ(1
.3mm)厚のチェイスにおいて6インチ平方開口内および2枚の金属プレート
の間にそのシートを一緒に配置した。このサインドウィッチを300℃の加熱さ
れた圧盤を有する実験室用プレスに配置し、そして圧力をかけずにそのサンドウ
ィッチを5分間加熱した。そのサンドウィッチ上の圧力を5分間で56psi(
0.39MPa)に高めた。ついで、その圧力を開放し、その圧盤が冷却される
ままにし、そしてそのサンプルを観察した。その2枚のシートは密接な接触であ
り、そして指の爪では、あるいはナイフでさえも分離させることができなかった
。界面の目視観察によると、配合物1およびフルオロポリマーはその界面で溶け
込んでいる(配合している)ようである。ナイロンのシートを配合物1のシート
と置き換え、そしてそのラミネート手順を繰り返すとき、ナイロンとETFEと
の間に相互作用はなく、すなわち、接着結合は形成されなかった。配合物1とE
TFEとの間の接着結合はg−ETFEによるナイロンの接着活性を示す。
【0045】 この結合は次のプロセスを用いて共押出によっても達成された。配合物1とE
TFE200を、内層としてのフルオロポリマーおよび外層としての配合物1を
有する2層複合体として共押出しした。混合スクリューを備え付けた1.0イン
チ(2.54cm)Davis押出機を用いて、および溶融温度華氏575度(
302℃)でETFE樹脂を押出した。一般用途のスクリューを備え付けた1.
5インチ(38mm)Davis押出機を用いて、溶融温度華氏530度(27
7℃)でその溶融混合された配合物を押出した。そのダイはランド長さが3.5
インチ(8.9cm)であり、そして速度10フィート/分(3.05m/分)
で圧力押出モードにおいてその押出を実行した。クロスヘッドダイ温度は華氏5
50度(288℃)であった。その共押出しされた管は外径が0.270インチ
(6.9mm)であり、および、ETFE樹脂内層が0.005インチ(0.1
3mm)厚である0.030インチ(0.76mm)の壁厚を有する。層間の接
着を、その管の長さを縦に半分に切断し、そしてその管の得られた半分の屈曲お
よび折曲げにより試験した。その層は分離せず、本発明の溶融混合された配合物
のフルオロポリマーへの接着を示している。そのような複合管は、燃料搬送管用
に使用され得る。
【0046】 中間層としてその溶融混合された配合物を有する多層系において、実施例4に
記載されたポリアミド押出条件を用いて、上記の成分とともにポリアミドを共押
出しすることもできる。
【0047】 実施例16 実施例11において調製した配合物3を配合物1の代わりに使用した以外は、
実施例15のホットプレス手順を基本的に繰り返した。その2枚のシートは密接
な接触であり、そして指の爪では、あるいはナイフでさえも分離させることがで
きなかった。界面の目視観察によると、配合物3およびフルオロポリマーはその
界面で溶け込んでいる(配合している)ようである。PETのシートを配合物3
のシートと置き換え、そしてそのラミネート手順を繰り返すとき、ポリエステル
とETFEとの間に相互作用はなく、すなわち、接着結合は形成されなかった。
【0048】 実施例17 実施例13において調製した配合物5を配合物1の代わりに使用した以外は、
実施例15のホットプレス手順を基本的に繰り返した。その2枚のシートは密接
な接触であり、そして指の爪では、あるいはナイフでさえも分離させることがで
きなかった。界面の目視観察によると、配合物5およびフルオロポリマーはその
界面で溶け込んでいる(配合している)ようである。TPEのシートを配合物5
のシートと置き換え、そしてそのラミネート手順を繰り返すとき、ポリエステル
とETFEとの間に相互作用はなく、すなわち、接着結合は形成されなかった。
【0049】 配合物5を配合物1の代わりに使用し、溶融配合された配合物の溶融温度は華
氏500度(260℃)であり、およびそのクロスヘッドダイの温度は華氏53
0度(288℃)である以外は、この結合は実施例15の共押出手順を基本的に
繰り返すことによっても達成された。層間の接着を、その管の長さを縦に半分に
切断し、そしてその管の得られた半分の屈曲および折曲げにより試験した。その
層は分離せず、本発明の溶融混合された配合物のフルオロポリマーへの接着を示
している。そのような複合管は、燃料搬送管用に使用され得る。
【0050】 中間層としてその溶融混合された配合物を有する多層系において、実施例8に
記載されたTPE押出条件を用いて、上記の成分とともにTPEを共押出しする
こともできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP Fターム(参考) 3E033 AA06 BA13 BB08 CA09 CA16 FA10 GA02 3H111 AA02 BA15 BA34 CB04 DA09 DA26 DB08 DB11 DB19 EA04 4J002 BN03W BN05W CF06X CF07X CF08X CK03X CK04X CL03X GD00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター付き運送車両用炭化水素流体の封じ込め用の容器お
    よび搬送管路であって、前記容器および搬送管路の構造体は、フルオロポリマー
    の極性グラフトに先だち該フルオロポリマーと非相溶性である極性ポリマーに分
    散された極性−グラフト化フルオロポリマーの配合物を含有し、前記極性ポリマ
    ーは、前記構造体に強度を提供し、およびそこに分散された前記極性−グラフト
    化フルオロポリマーは、炭化水素流体に対する前記構造体の改良された不透過性
    を提供し、それによって炭化水素流体を含有することができることを特徴とする
    容器および搬送管路。
  2. 【請求項2】 前記極性−グラフト化フルオロポリマーは、極性ポリマーと
    極性−グラフト化フルオロポリマーを併せた容量に基づいて前記配合物の3から
    43容量%を構成することを特徴とする請求項1に記載の容器および搬送管路。
  3. 【請求項3】 前記構造体は、(a)前記極性ポリマーの層、(b)前記極
    性−グラフト化フルオロポリマーの層、(c)極性グラフトしていない前記フル
    オロポリマーの層、または(d)前記(a)層と(c)層を一緒に接着する前記
    配合物の層を有する(a)および(c)、に接着された前記配合物の層を具える
    ことを特徴とする請求項1に記載の容器および搬送管路。
  4. 【請求項4】 前記構造体は共押出しにより製造されることを特徴とする請
    求項3に記載の容器および搬送管路。
  5. 【請求項5】 前記搬送管路は、燃料管路ホースの形態であることを特徴と
    する請求項1に記載の容器および搬送管路。
  6. 【請求項6】 前記搬送管路は、燃料充填ホースの形態であることを特徴と
    する請求項1に記載の容器および搬送管路。
  7. 【請求項7】 前記搬送管路は、蒸気戻りホースの形態であることを特徴と
    する請求項1に記載の容器および搬送管路。
  8. 【請求項8】 前記容器は、キャニスターの形態であることを特徴とする請
    求項1に記載の容器および搬送管路。
  9. 【請求項9】 前記炭化水素流体は、燃料、不凍液、および/またはアルコ
    ールであることを特徴とする請求項1に記載の容器および搬送管路。
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