JP2001510237A - 金属塩を含む組成物及びこれを焼成することによる金属粉末 - Google Patents
金属塩を含む組成物及びこれを焼成することによる金属粉末Info
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Abstract
(57)【要約】
成分として、液体の親水性有機ポリマー、少なくとも1種の金属もしくはメタロイド元素を含む塩水溶液、及び凝固剤を有する、本質的に固体相である組成物が開示されている。この組成物は焼成すると、平均粒度が1ミクロン以下である金属含有粉末を与える。この金属含有粉末は工業用触媒、セラミックス、電子部品の製造、又はプラスチック、塗料もしくは化粧品における充填材として有効である。
Description
【0001】 本発明は、液体親水性ポリマー、金属もしくはメタロイド元素の塩の水溶液、
及び凝固剤を含む組成物、並びにこの組成物を焼成することによる金属ベース粉
末の製造方法に関する。
及び凝固剤を含む組成物、並びにこの組成物を焼成することによる金属ベース粉
末の製造方法に関する。
【0002】 ミクロン以下の大きさの金属もしくは金属酸化物粒子は、例えば化学産業にお
いて用いられるような産業用触媒の製造、セラミックスの製造、電子部品の製造
、及びプラスチック、塗料もしくは化粧品用の充填材を含む多くの用途において
価値のある産業用の商品である。
いて用いられるような産業用触媒の製造、セラミックスの製造、電子部品の製造
、及びプラスチック、塗料もしくは化粧品用の充填材を含む多くの用途において
価値のある産業用の商品である。
【0003】 粒度が微細である金属もしくは金属酸化物の製造には様々な方法が有効である
。そのような方法は、溶液加工並びに高温気相及び縮合相合成を含む。一般的な
有効な方法を包括的に検討するため、最近の文献であるJournal of Industrial
Engineering and Chemical Research, p.349-377, Vol.35, 1996における表題"C
hemical Engineering Aspects of Advanced Ceramic Materials" by V.Hlavacek and J.A.Puszynskiを参照されたい。
。そのような方法は、溶液加工並びに高温気相及び縮合相合成を含む。一般的な
有効な方法を包括的に検討するため、最近の文献であるJournal of Industrial
Engineering and Chemical Research, p.349-377, Vol.35, 1996における表題"C
hemical Engineering Aspects of Advanced Ceramic Materials" by V.Hlavacek and J.A.Puszynskiを参照されたい。
【0004】 多くの方法が有効であるにもかかわらず、ほとんどすべての方法において、多
かれ少なかれ、純度の高い微細な均質な粒子を得ることが困難であるという問題
がある。この点において一貫する方法では、必要な装置の複雑さのため操作に伴
うコストが高く、高価なかつ危険性のある原料を使用し、又はエネルギー消費が
多い。最近2つの密接に関連した方法が公開され、これは複雑なかつコストのか
かる装置を必要とすることなくミクロン以下の大きさの金属粉末を製造する手段
を提供する。EP-A-621,234において、金属粉末を製造するため、金属塩を含むポ
リウレタンポリマーを焼成することが必要であるが、収率は比較的低い。他の文
献であるWO96/29280では、このポリウレタン法が、危険な化学物質であるポリイ
ソシアネートの使用を避けることにより改良し、ゲルもしくは液体を焼成させる
ことを必要としている。ゲルはそのような焼成法において取扱いもしくは処理困
難であり、固体を取扱うことが好ましい。
かれ少なかれ、純度の高い微細な均質な粒子を得ることが困難であるという問題
がある。この点において一貫する方法では、必要な装置の複雑さのため操作に伴
うコストが高く、高価なかつ危険性のある原料を使用し、又はエネルギー消費が
多い。最近2つの密接に関連した方法が公開され、これは複雑なかつコストのか
かる装置を必要とすることなくミクロン以下の大きさの金属粉末を製造する手段
を提供する。EP-A-621,234において、金属粉末を製造するため、金属塩を含むポ
リウレタンポリマーを焼成することが必要であるが、収率は比較的低い。他の文
献であるWO96/29280では、このポリウレタン法が、危険な化学物質であるポリイ
ソシアネートの使用を避けることにより改良し、ゲルもしくは液体を焼成させる
ことを必要としている。ゲルはそのような焼成法において取扱いもしくは処理困
難であり、固体を取扱うことが好ましい。
【0005】 従って、粒度が微細である金属もしくは金属酸化物粒子を製造する、コスト的
に有効な方法を開発することが望ましい。比較的入手容易でありかつ特別な装置
及びコストの高い溶剤もしくは化学加工助剤を用いることなく操作可能な原料を
用いてそのような方法を行うことができることが特に有利であろう。また、産業
上の方法において取扱いが困難であるゲルとは対照的に、この方法が固体の焼成
により高い収率で金属粉末を製造することができることが有利であろう。
に有効な方法を開発することが望ましい。比較的入手容易でありかつ特別な装置
及びコストの高い溶剤もしくは化学加工助剤を用いることなく操作可能な原料を
用いてそのような方法を行うことができることが特に有利であろう。また、産業
上の方法において取扱いが困難であるゲルとは対照的に、この方法が固体の焼成
により高い収率で金属粉末を製造することができることが有利であろう。
【0006】 第一の態様において、本発明は、成分として a)液体の親水性有機ポリマー、及び b)少なくとも1種の金属もしくはメタロイド元素を含む塩の水溶液 を含む組成物であって、さらにc)凝固剤を含み、前記塩が組成物の総重量を基準
として少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有する組成物
を与える量存在することを特徴とする組成物に関する。
として少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有する組成物
を与える量存在することを特徴とする組成物に関する。
【0007】 第二の態様において、本発明は、 a)液体の親水性有機ポリマー、及び b)少なくとも1種の金属もしくはメタロイド元素を含む塩の水溶液 を含む組成物であって、さらにc)凝固剤を含み、前記塩が組成物の総重量を基準
として少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有する組成物
を与える量存在することを特徴とする組成物を、300 ℃〜3000℃の温度において
焼成することによる、平均粒度が1ミクロン未満である金属をベースとする粉末
の製造方法に関する。
として少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有する組成物
を与える量存在することを特徴とする組成物を、300 ℃〜3000℃の温度において
焼成することによる、平均粒度が1ミクロン未満である金属をベースとする粉末
の製造方法に関する。
【0008】 第三の態様において、本発明は、液体親水性有機ポリマーと少なくとも1種の
金属もしくはメタロイド元素の塩の水溶液を含む混合物を固化する方法であって
、前記混合物に凝固剤又はその前駆体を加えることを含む方法に関する。
金属もしくはメタロイド元素の塩の水溶液を含む混合物を固化する方法であって
、前記混合物に凝固剤又はその前駆体を加えることを含む方法に関する。
【0009】 親水性有機ポリマー、特にポリエーテルポリオールと金属塩水溶液の混合物に
凝固剤を添加すると、得られる組成物が実質的に固体又は半固体状態になること
が見出された。さらに、そのような固体物質を焼成すると、ミクロン以下の大き
さの金属粉末が得られ、得られる粉末のBET表面積が、オキシエチレン含有量
を高くするように選択したポリエーテルポリオールの使用によって高くなること
が見出された。
凝固剤を添加すると、得られる組成物が実質的に固体又は半固体状態になること
が見出された。さらに、そのような固体物質を焼成すると、ミクロン以下の大き
さの金属粉末が得られ、得られる粉末のBET表面積が、オキシエチレン含有量
を高くするように選択したポリエーテルポリオールの使用によって高くなること
が見出された。
【0010】 本発明は、粒度がミクロン以下の大きさである金属含有粉末を製造するための
、比較的簡単なかつコスト的に有効な方法を提供する。そのような粒子は、セラ
ミックス製品、エレクトロニクス、産業用触媒の製造、及びプラスチック、塗料
もしくは化粧品(クリーム及びオイルを含む)における充填材における価値が見
出されている。充填材として用いる場合、この充填材の粒度が小さいほど可視光
の反射を最小にし、この充填材を充填する物質の可視光透過性もしくは透明性に
対する障害を最小にして充填材特性を活用することが可能になる。この充填材の
存在によって他の波長の電磁波の透過はブロックされるであろう。
、比較的簡単なかつコスト的に有効な方法を提供する。そのような粒子は、セラ
ミックス製品、エレクトロニクス、産業用触媒の製造、及びプラスチック、塗料
もしくは化粧品(クリーム及びオイルを含む)における充填材における価値が見
出されている。充填材として用いる場合、この充填材の粒度が小さいほど可視光
の反射を最小にし、この充填材を充填する物質の可視光透過性もしくは透明性に
対する障害を最小にして充填材特性を活用することが可能になる。この充填材の
存在によって他の波長の電磁波の透過はブロックされるであろう。
【0011】 ここに開示する組成物は、本質的に固体であるか又は半固体状態の非液体物質
である。この組成物は、第一の成分として液相を有する親水性ポリマーと、第二
の成分として金属もしくはメタロイド物質の塩水溶液を含み、第三の成分として
凝固剤を含むことを特徴とする。
である。この組成物は、第一の成分として液相を有する親水性ポリマーと、第二
の成分として金属もしくはメタロイド物質の塩水溶液を含み、第三の成分として
凝固剤を含むことを特徴とする。
【0012】 この組成物の金属もしくはメタロイド元素含有量は、対イオン及び結晶水を除
き、組成物の総重量を基準として少なくとも1重量パーセントである。有利には
、この金属もしくはメタロイド元素含有量は少なくとも3重量パーセント、好ま
しくは少なくとも5重量パーセント、さらに好ましくは少なくとも10重量パーセ
ントである。原則としてより少量であってもよいが、その後の焼成工程における
金属粉末の高い収量を得る目的には反する。実際には、存在する金属塩の上限は
、水への溶解性の制限及び親水性ポリマーとの混和性によって制限される。
き、組成物の総重量を基準として少なくとも1重量パーセントである。有利には
、この金属もしくはメタロイド元素含有量は少なくとも3重量パーセント、好ま
しくは少なくとも5重量パーセント、さらに好ましくは少なくとも10重量パーセ
ントである。原則としてより少量であってもよいが、その後の焼成工程における
金属粉末の高い収量を得る目的には反する。実際には、存在する金属塩の上限は
、水への溶解性の制限及び親水性ポリマーとの混和性によって制限される。
【0013】 この組成物の個々の成分について以下に詳細に説明する。 この組成物の親水性ポリマー成分は、当初は液体相を有し、例えばポリエーテ
ル、ポリアミド及びポリエステルを含む親水性を示す無機もしくは有機ポリマー
であってよい。有機ポリマーが好ましい。それは固体残留物を残すことなく焼成
もしくは熱分解可能であるからである。好適に親水性有機ポリマーは、ポリエー
テルポリオール、好ましくはポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)ポリオ
ールであり、より好ましくはオキシエチレンが分子内にランダムに分布している
ポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)ポリオールである。このポリオール
のオキシアルキレン部分はオキシエチレンであってよいが、オキシプロピレンも
しくはオキシブチレンが好ましい。ポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)
ポリオールが親水性有機ポリマー成分として選ばれた場合、有利には、このポリ
オールのオキシエチレン含有量は、ポリオールの総分子量の少なくとも35重量パ
ーセント、好ましくは少なくとも50重量パーセントである。我々の研究によれば
、得られる金属ベース粉末の特性に対してはポリオールの分子量はほとんど影響
がなかった。しかし、組成物の調製のために、500 〜10000 、好ましくは1000〜
6000の分子量を有するポリエーテルポリオールを選択することが有利である。好
適なポリエーテルポリオールの例は、グリセリン開始オキシプロピレンポリオー
ル、例えばVORANOL 1055(分子量1000) 、及びグリセリン開始オキシプロピレン
−オキシエチレンポリオール、例えばVORANOL 1421(分子量5000、ランダム分布
のエチレンオキシド75重量パーセント)(共にThe Dow Chemical Comapny製)を
含む。
ル、ポリアミド及びポリエステルを含む親水性を示す無機もしくは有機ポリマー
であってよい。有機ポリマーが好ましい。それは固体残留物を残すことなく焼成
もしくは熱分解可能であるからである。好適に親水性有機ポリマーは、ポリエー
テルポリオール、好ましくはポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)ポリオ
ールであり、より好ましくはオキシエチレンが分子内にランダムに分布している
ポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)ポリオールである。このポリオール
のオキシアルキレン部分はオキシエチレンであってよいが、オキシプロピレンも
しくはオキシブチレンが好ましい。ポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)
ポリオールが親水性有機ポリマー成分として選ばれた場合、有利には、このポリ
オールのオキシエチレン含有量は、ポリオールの総分子量の少なくとも35重量パ
ーセント、好ましくは少なくとも50重量パーセントである。我々の研究によれば
、得られる金属ベース粉末の特性に対してはポリオールの分子量はほとんど影響
がなかった。しかし、組成物の調製のために、500 〜10000 、好ましくは1000〜
6000の分子量を有するポリエーテルポリオールを選択することが有利である。好
適なポリエーテルポリオールの例は、グリセリン開始オキシプロピレンポリオー
ル、例えばVORANOL 1055(分子量1000) 、及びグリセリン開始オキシプロピレン
−オキシエチレンポリオール、例えばVORANOL 1421(分子量5000、ランダム分布
のエチレンオキシド75重量パーセント)(共にThe Dow Chemical Comapny製)を
含む。
【0014】 この組成物の第二の成分は、金属もしくはメタロイド元素を1種以上含む塩の
水溶液である。有利には、この金属もしくはメタロイド元素は、元素の周期表に
おいて2a、3a、4a、5a、6a、2b、3b、4b、5b、6b、7b、
8、1b及び2b族、ランタノイド元素並びにアクチノイド元素より選ばれるも
のである。この金属もしくはメタロイド元素は、原則として粉末を得ることが望
ましいものであればいずれの元素であってもよい。しかし、産業上価値がありか
つ本発明に適したものは、ランタン、バリウム、ストロンチウム、クロム、ジル
コニウム、イットリウム、アルミニウム、リチウム、鉄、アンチモン、ビスマス
、鉛、カルシウム、マグネシウム、銅、硼素、カドミウム、セシウム、セリウム
、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、金、ハフニウム、ホルミウム、
ルテチウム、水銀、モリブデン、ニオブ、オスミウム、パラジウム、白金、プラ
セオジム、レニウム、ロジウム、ルビジウム、ルテニウム、サマリウム、スカン
ジウム、ナトリウム、タンタル、トリウム、ツリウム、錫、亜鉛、ニッケル、チ
タン、タングステン、ウラン、バナジウム、イッテルビウム、又はこれらの2種
以上の混合物を含む。
水溶液である。有利には、この金属もしくはメタロイド元素は、元素の周期表に
おいて2a、3a、4a、5a、6a、2b、3b、4b、5b、6b、7b、
8、1b及び2b族、ランタノイド元素並びにアクチノイド元素より選ばれるも
のである。この金属もしくはメタロイド元素は、原則として粉末を得ることが望
ましいものであればいずれの元素であってもよい。しかし、産業上価値がありか
つ本発明に適したものは、ランタン、バリウム、ストロンチウム、クロム、ジル
コニウム、イットリウム、アルミニウム、リチウム、鉄、アンチモン、ビスマス
、鉛、カルシウム、マグネシウム、銅、硼素、カドミウム、セシウム、セリウム
、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、金、ハフニウム、ホルミウム、
ルテチウム、水銀、モリブデン、ニオブ、オスミウム、パラジウム、白金、プラ
セオジム、レニウム、ロジウム、ルビジウム、ルテニウム、サマリウム、スカン
ジウム、ナトリウム、タンタル、トリウム、ツリウム、錫、亜鉛、ニッケル、チ
タン、タングステン、ウラン、バナジウム、イッテルビウム、又はこれらの2種
以上の混合物を含む。
【0015】 水中に存在する塩の濃度は、その溶解度の限界を考慮してできるだけ高くする
。可能であれば、周囲温度において本質的に飽和している溶液である水性組成物
を用いることが好ましい。
。可能であれば、周囲温度において本質的に飽和している溶液である水性組成物
を用いることが好ましい。
【0016】 本発明において、「凝固剤」とは、凝固を起こすことができる、すなわち液体
状態から固体もしくは半固体状態に変化させることができる物質を意味する。
状態から固体もしくは半固体状態に変化させることができる物質を意味する。
【0017】 凝固剤は、水性pH値が7未満(酸性)又は7より高い(塩基性)である有機
もしくは無機物質であってよい。有利には、この物質は熱分解/焼成後に残留物
を残さないべきである。この凝固剤が有機物質である場合、好適なものは1級も
しくは2級アミン、アミドもしくはアルカノールアミンである。好ましくは、例
えばモノエタノールアミンもしくはジエタノールアミンが適している。この凝固
剤が武器物質である場合、好適な塩基性物質は、例えば水酸化アンモニウム、炭
酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウムを含む。無機、酸性凝固剤の例は硫化水
素を含む。
もしくは無機物質であってよい。有利には、この物質は熱分解/焼成後に残留物
を残さないべきである。この凝固剤が有機物質である場合、好適なものは1級も
しくは2級アミン、アミドもしくはアルカノールアミンである。好ましくは、例
えばモノエタノールアミンもしくはジエタノールアミンが適している。この凝固
剤が武器物質である場合、好適な塩基性物質は、例えば水酸化アンモニウム、炭
酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウムを含む。無機、酸性凝固剤の例は硫化水
素を含む。
【0018】 本発明において特に好ましい凝固剤は、その高い塩基性及び急速な凝固を与え
る水溶性のため、水酸化アンモニウムである。水酸化アンモニウムは水溶液とし
て加えてよく、又は前駆体の使用によって現場で発生させてもよい。前駆体の例
は、アンモニアガス及び尿素を含む。尿素は熱エネルギーにさらされると分解し
、アンモニアを発生し、これは水性環境において水酸化アンモニウムを形成する
。尿素による水酸化アンモニウムの形成は組成物中に凝固剤を有効に分布させる
ことができ、多くの場合には直接添加する又は機械的に混合するよりも優れてい
る。
る水溶性のため、水酸化アンモニウムである。水酸化アンモニウムは水溶液とし
て加えてよく、又は前駆体の使用によって現場で発生させてもよい。前駆体の例
は、アンモニアガス及び尿素を含む。尿素は熱エネルギーにさらされると分解し
、アンモニアを発生し、これは水性環境において水酸化アンモニウムを形成する
。尿素による水酸化アンモニウムの形成は組成物中に凝固剤を有効に分布させる
ことができ、多くの場合には直接添加する又は機械的に混合するよりも優れてい
る。
【0019】 ポリマー中の塩の微細な分散を得るためには高い凝固速度が必要であると考え
られている。対照的に、凝固速度が低いと、凝固の間に望ましくない金属塩結晶
の成長が起こると考えられている。そのような結晶の形成はポリマー中に局部的
な金属塩の高濃度化をもたらし、これは焼成すると粒度の大きな粒子を形成する
ことになる。
られている。対照的に、凝固速度が低いと、凝固の間に望ましくない金属塩結晶
の成長が起こると考えられている。そのような結晶の形成はポリマー中に局部的
な金属塩の高濃度化をもたらし、これは焼成すると粒度の大きな粒子を形成する
ことになる。
【0020】 本発明の組成物は、すべての成分を同時に混合すること、又は2種の成分を混
合し、次いで最後の成分を加えることを含む様々な添加順序で製造することがで
きる。平均粒度が小さく、表面積の大きな金属粉末の形成を促進するため、まず
親水性有機ポリマーを金属水溶液と混合し、次いで凝固剤を加えることが有利で
あることが見出された。凝固剤前駆体として尿素を用いる場合、最初に混合した
後、例えば熱エネルギーを加えることによって尿素を分解させることが必要であ
る。他のエネルギー源を用いてもよい。
合し、次いで最後の成分を加えることを含む様々な添加順序で製造することがで
きる。平均粒度が小さく、表面積の大きな金属粉末の形成を促進するため、まず
親水性有機ポリマーを金属水溶液と混合し、次いで凝固剤を加えることが有利で
あることが見出された。凝固剤前駆体として尿素を用いる場合、最初に混合した
後、例えば熱エネルギーを加えることによって尿素を分解させることが必要であ
る。他のエネルギー源を用いてもよい。
【0021】 粘稠な液体の混合に一般的に用いられている装置を用いて本発明の組成物を製
造することができる。そのような装置は、金属塩及びポリマー組成物の両者を含
む水性組成物と制御された量の塩基水溶液を、高剪断条件において有効に混合す
る。
造することができる。そのような装置は、金属塩及びポリマー組成物の両者を含
む水性組成物と制御された量の塩基水溶液を、高剪断条件において有効に混合す
る。
【0022】 この組成物は、すべての有機物質を除去するように制御された条件において焼
成すると、実質的に均一なサイズの、凝集体を含まない、金属含有粉末を形成す
る。通常、この焼成条件は、この組成物を300 ℃〜3000℃、好ましくは400 ℃〜
1000℃の温度に数分〜数時間加熱することが必要である。有機ポリマーの除去を
促進するため、焼成する前に熱分解工程を用いてもよい。「金属含有」とは、粉
末が元素として、酸化物として、又は例えば炭化物もしくはそのアロイ、硫化物
もしくは窒化物を含む他の付加物として金属を含むことを意味する。得られる粉
末が金属、金属アロイ、酸化物もしくは炭化物であるかどうかは組成物中に存在
する金属塩及び熱分解もしくは焼成の条件によってきまる。同じファクターはサ
イズ及び表面積を含む粒子の特性にも影響する。
成すると、実質的に均一なサイズの、凝集体を含まない、金属含有粉末を形成す
る。通常、この焼成条件は、この組成物を300 ℃〜3000℃、好ましくは400 ℃〜
1000℃の温度に数分〜数時間加熱することが必要である。有機ポリマーの除去を
促進するため、焼成する前に熱分解工程を用いてもよい。「金属含有」とは、粉
末が元素として、酸化物として、又は例えば炭化物もしくはそのアロイ、硫化物
もしくは窒化物を含む他の付加物として金属を含むことを意味する。得られる粉
末が金属、金属アロイ、酸化物もしくは炭化物であるかどうかは組成物中に存在
する金属塩及び熱分解もしくは焼成の条件によってきまる。同じファクターはサ
イズ及び表面積を含む粒子の特性にも影響する。
【0023】 本発明により得られる金属含有粉末は、平均粒度が1ミクロン(1nm) 未満、好
ましくは0.1 ミクロン(100nm) 未満、より好ましくは0.02ミクロン(20nm)未満で
あることを特徴とする。粒度に関して、粒子の50パーセント未満、好ましくは25
パーセント未満、より好ましくは10パーセント未満が前記平均粒度を越える粒度
を有する粒度分布が存在する。「粒度」とは、その最大寸法の粒子のサイズを意
味する。この粉末は、BET表面積が少なくとも5m2/g、好ましくは少なくとも
25m2/g、より好ましくは少なくとも50m2/gであることをさらに特徴とする。好ま
しい実施態様において、金属含有粉末は0.1 ミクロン未満の平均粒度及び少なく
とも25m2/gのBET表面積を有する。
ましくは0.1 ミクロン(100nm) 未満、より好ましくは0.02ミクロン(20nm)未満で
あることを特徴とする。粒度に関して、粒子の50パーセント未満、好ましくは25
パーセント未満、より好ましくは10パーセント未満が前記平均粒度を越える粒度
を有する粒度分布が存在する。「粒度」とは、その最大寸法の粒子のサイズを意
味する。この粉末は、BET表面積が少なくとも5m2/g、好ましくは少なくとも
25m2/g、より好ましくは少なくとも50m2/gであることをさらに特徴とする。好ま
しい実施態様において、金属含有粉末は0.1 ミクロン未満の平均粒度及び少なく
とも25m2/gのBET表面積を有する。
【0024】 本発明により得られる粉末は所望の金属を含むことができる。有利には、その
金属は、0価もしくは適当な酸化状態において、ランタン、バリウム、ストロン
チウム、クロム、ジルコニウム、イットリウム、アルミニウム、リチウム、鉄、
アンチモン、ビスマス、鉛、カルシウム、マグネシウム、銅、硼素、カドミウム
、セシウム、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、金、ハフニウム、ホ
ルミウム、ルテチウム、水銀、モリブデン、ニオブ、オスミウム、パラジウム、
白金、プラセオジム、レニウム、ロジウム、ルビジウム、ルテニウム、サマリウ
ム、スカンジウム、ナトリウム、タンタル、トリウム、ツリウム、錫、亜鉛、ニ
ッケル、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、又はイッテルビウムの1
種以上である。
金属は、0価もしくは適当な酸化状態において、ランタン、バリウム、ストロン
チウム、クロム、ジルコニウム、イットリウム、アルミニウム、リチウム、鉄、
アンチモン、ビスマス、鉛、カルシウム、マグネシウム、銅、硼素、カドミウム
、セシウム、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、金、ハフニウム、ホ
ルミウム、ルテチウム、水銀、モリブデン、ニオブ、オスミウム、パラジウム、
白金、プラセオジム、レニウム、ロジウム、ルビジウム、ルテニウム、サマリウ
ム、スカンジウム、ナトリウム、タンタル、トリウム、ツリウム、錫、亜鉛、ニ
ッケル、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、又はイッテルビウムの1
種以上である。
【0025】 粒度がミクロン以下であるこの金属含有粉末は、セラミックス製品、工業用触
媒、電子部品、及びプラスチック、塗料もしくは化粧品用の充填材の製造におい
て有効である。充填材として用いる場合、この金属含有粉末は、バルクマトリッ
クス及び粉末の総重量を基準として、通常0.1 〜50重量パーセント、より一般的
には1〜25重量パーセントの量で存在する。バルクマトリックスは例えば、熱硬
化性もしくは熱可塑性ポリマーを含むプラスチック、塗料、又はクリームもしく
はオイルを含む化粧品であってよい。 本発明を以下の実施例により説明する。特に示さない限り、すべての量は重量
部(pbw) で表す。
媒、電子部品、及びプラスチック、塗料もしくは化粧品用の充填材の製造におい
て有効である。充填材として用いる場合、この金属含有粉末は、バルクマトリッ
クス及び粉末の総重量を基準として、通常0.1 〜50重量パーセント、より一般的
には1〜25重量パーセントの量で存在する。バルクマトリックスは例えば、熱硬
化性もしくは熱可塑性ポリマーを含むプラスチック、塗料、又はクリームもしく
はオイルを含む化粧品であってよい。 本発明を以下の実施例により説明する。特に示さない限り、すべての量は重量
部(pbw) で表す。
【0026】 実施例 表1に示す順で成分を混合することによって多くの組成物を製造した。この順
は数字で示し、{1}が最初であり、{2}が2番目であることを示す。 40g のH2O 中に50g のZrO(NO3)2xH2O/Ce(NO3)6H2O を6.14:1の比で溶解する
ことによって塩溶液を製造した。
は数字で示し、{1}が最初であり、{2}が2番目であることを示す。 40g のH2O 中に50g のZrO(NO3)2xH2O/Ce(NO3)6H2O を6.14:1の比で溶解する
ことによって塩溶液を製造した。
【0027】 示した順で混合した様々な成分の量(pbw) を以下の通りである。 ポリオール 30pbw 塩 38.9pbw 塩溶液 70pbw 塩基 20もしくは60pbw
【0028】 その後得られる組成物を700 ℃において熱分解/焼成すると、S.Brunauer, P.
H.Emmett and E.Teller らのJ.Am.Chem.Soc. 60 (1938) 309に記載にBET表面
積を有する金属粉末を得た。すべてのBET測定はMicromeritics Instrument C
orporationのPULSE CHEMISORB 2700を用いて行った。粒度は、Handbook of Chem
istry and Physics, 76 版、CRC Press, 1995 に報告されているように、測定し
たBET表面積からCeO2及びZrO2密度と組み合わせて計算した。
H.Emmett and E.Teller らのJ.Am.Chem.Soc. 60 (1938) 309に記載にBET表面
積を有する金属粉末を得た。すべてのBET測定はMicromeritics Instrument C
orporationのPULSE CHEMISORB 2700を用いて行った。粒度は、Handbook of Chem
istry and Physics, 76 版、CRC Press, 1995 に報告されているように、測定し
たBET表面積からCeO2及びZrO2密度と組み合わせて計算した。
【0029】 金属塩:6.14:1の重量比のZrO(NO3)xH2O/Ce(NO3)6H2O CP1421:70重量パーセントのランダムに分布したオキシエチレン含有量を有す
る分子量が5000であるグリセリン開始オキシプロピレン−オキシエチレンポリオ
ール CP1055:分子量が1000のグリセリン開始オキシプロピレンポリオール 塩基:水酸化アンモニウム、25パーセント水溶液 塩溶液:上記の金属塩の最大溶解までの水中の溶液
る分子量が5000であるグリセリン開始オキシプロピレン−オキシエチレンポリオ
ール CP1055:分子量が1000のグリセリン開始オキシプロピレンポリオール 塩基:水酸化アンモニウム、25パーセント水溶液 塩溶液:上記の金属塩の最大溶解までの水中の溶液
【0030】 例1〜14及び33は比較例であり、例15〜32は本発明の例である。表1にデータ
は以下のことを示している。 a)乾燥塩への水性金属塩溶液の使用はより表面積の大きな金属粉末を与える。 b)3成分系は2成分系よりも表面積の大きな金属粉末を与える。 c)表面積の大きな金属粉末を得ることを望む場合、ポリオキシアルキレン−オ
キシエチレンポリオールの使用はポリオキシアルキレンポリオールの使用よりも
好ましい。 d)例21〜26は、添加順序が得られる金属粉末の表面積にほとんど影響を与えな
いことを示唆している。
は以下のことを示している。 a)乾燥塩への水性金属塩溶液の使用はより表面積の大きな金属粉末を与える。 b)3成分系は2成分系よりも表面積の大きな金属粉末を与える。 c)表面積の大きな金属粉末を得ることを望む場合、ポリオキシアルキレン−オ
キシエチレンポリオールの使用はポリオキシアルキレンポリオールの使用よりも
好ましい。 d)例21〜26は、添加順序が得られる金属粉末の表面積にほとんど影響を与えな
いことを示唆している。
【0031】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 35/626 C04B 35/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ウァンビュレン,フレデリク エル. オランダ国,エヌエル−4535 ハーセー テルニュゼン,ドメルストラート 41 Fターム(参考) 4G030 AA01 AA02 AA07 AA08 AA09 AA10 AA11 AA12 AA13 AA14 AA16 AA17 AA19 AA21 AA22 AA24 AA27 AA31 AA32 AA33 AA35 AA36 AA42 AA43 AA44 GA01 4G042 DA03 DB08 DD04 DE06 DE14 4G046 MA19 MB02 MC04 4K017 AA01 BA04 BA07 CA07 EH03 FB03
Claims (26)
- 【請求項1】 a)液体の親水性ポリマー、及び b)少なくとも1種の金属もしくはメタロイド元素を含む塩の水溶液 を成分として含む組成物であって、さらにc)凝固剤を含み、前記塩が組成物の総
重量を基準として少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有
する組成物を与える量存在することを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 前記親水性ポリマーがポリエーテルポリオールである、請求
項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記ポリエーテルポリオールがポリ(オキシアルキレン−オ
キシエチレン)ポリオールである、請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記ポリ(オキシアルキレン−オキシエチレン)ポリオール
が、ポリオールの総重量を基準として少なくとも35重量パーセントのオキシエチ
レン含有量を有する、請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 ポリオールのオキシエチレンがポリオール中にランダムに分
布している、請求項3記載の組成物。 - 【請求項6】 前記塩が少なくとも5重量パーセントの金属もしくはメタロ
イド元素含有量を与える量存在する、請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 前記金属もしくはメタロイド元素が、元素の周期表において
2a〜6a族、1b〜8族、ランタノイド及びアクチノイドに示される元素より
選ばれる1種以上の物質である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項8】 前記金属もしくはメタロイド元素が、ランタン、バリウム、
ストロンチウム、クロム、ジルコニウム、イットリウム、アルミニウム、リチウ
ム、鉄、アンチモン、ビスマス、鉛、カルシウム、マグネシウム、銅、硼素、カ
ドミウム、セシウム、セリウム、ジスプロシウム、エルビウム、ユウロピウム、
金、ハフニウム、ホルミウム、ルテチウム、水銀、モリブデン、ニオブ、オスミ
ウム、パラジウム、白金、プラセオジム、レニウム、ロジウム、ルビジウム、ル
テニウム、サマリウム、スカンジウム、ナトリウム、タンタル、トリウム、ツリ
ウム、錫、亜鉛、ニッケル、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、イッ
テルビウム、又はこれらの2種以上の組合せを含む、請求項1記載の組成物。 - 【請求項9】 前記凝固剤が7より高い水性pH値を有する有機又は無機物
質である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 前記凝固剤が1級もしくは2級アミン、アミドもしくはア
ルコールアミンを含む有機物質である、請求項9記載の組成物。 - 【請求項11】 前記凝固剤が無機塩基である、請求項9記載の組成物。
- 【請求項12】 前記無機塩基が水酸化アンモニウムである、請求項11記
載の組成物。 - 【請求項13】 前記凝固剤が7未満の水性pH値を有する有機又は無機物
質である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項14】 前記凝固剤が無機物質である、請求項13記載の組成物。
- 【請求項15】 前記凝固剤が硫化水素である、請求項14記載の組成物。
- 【請求項16】 前記親水性有機ポリマーがポリ(オキシアルキレン−オキ
シエチレン)ポリオールであり、このポリオールがその総重量を基準として少な
くとも35重量%のランダムに分布したオキシエチレン含有量を有し、前記凝固剤
がアルカノールアミンである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項17】 前記親水性有機ポリマーがポリ(オキシアルキレン−オキ
シエチレン)ポリオールであり、このポリオールがその総重量を基準として少な
くとも35重量%のランダムに分布したオキシエチレン含有量を有し、前記凝固剤
が水酸化アンモニウムである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項18】 a)液体の親水性有機ポリマー、及び b)少なくとも1種の金属もしくはメタロイド元素を含む塩の水溶液 を含む組成物であって、さらに凝固剤を含み、前記塩が組成物の総重量を基準と
して少なくとも1重量%の金属もしくはメタロイド元素含有量を有する組成物を
与える量存在することを特徴とする組成物を、300 ℃〜3000℃の温度において焼
成することによる、平均粒度が1ミクロン未満である金属をベースとする粉末の
製造方法。 - 【請求項19】 前記親水性有機ポリマーがポリ(オキシアルキレン−オキ
シエチレン)ポリオールであり、このポリオールがその総重量を基準として少な
くとも35重量%のランダムに分布したオキシエチレン含有量を有し、前記凝固剤
がアルカノールアミンである、請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 前記親水性有機ポリマーがポリ(オキシアルキレン−オキ
シエチレン)ポリオールであり、このポリオールがその総重量を基準として少な
くとも35重量%のランダムに分布したオキシエチレン含有量を有し、前記凝固剤
が水酸化アンモニウムである、請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 液体親水性有機ポリマーと少なくとも1種の金属もしくは
メタロイド元素の塩の水溶液を含む混合物を固化する方法であって、前記混合物
に凝固剤又はその前駆体を加えることを含む方法。 - 【請求項22】 前記凝固剤が水酸化アンモニウム又はアルカノールアミン
を含む、請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記凝固剤の前駆体が尿素である、請求項21記載の方法
。 - 【請求項24】 尿素の熱分解が現場で凝固剤を与える、請求項23記載の
方法。 - 【請求項25】 ポリエーテルポリオールがポリ(オキシアルキレン−オキ
シエチレン)ポリオールであり、このポリオールがその総重量を基準として少な
くとも35重量%のランダムに分布したオキシエチレン含有量を有する、請求項2
2記載の方法。 - 【請求項26】 前記水性金属塩水溶液が、混合物の総重量を基準として少
なくとも10重量%の金属塩含有量を有する混合物を与える量存在する、請求項2
2記載の方法。
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