JPS62158173A - セラミツク構造体の製法 - Google Patents

セラミツク構造体の製法

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JPS62158173A
JPS62158173A JP13486085A JP13486085A JPS62158173A JP S62158173 A JPS62158173 A JP S62158173A JP 13486085 A JP13486085 A JP 13486085A JP 13486085 A JP13486085 A JP 13486085A JP S62158173 A JPS62158173 A JP S62158173A
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foam
mold
ceramic
parts
foaming
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JP13486085A
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English (en)
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幸久 竹内
均 吉田
貞勝 安井
吉男 中村
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Denso Corp
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
NipponDenso Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミック構造体の製法に関する。さらに詳し
くは、ディーゼル内燃機関の排気カス中に含有されるカ
ーボン微粒子の捕集または触媒担体に有用な多孔質セラ
ミック構造体の製造方法に関するものである。
[従来技術] 従来、多孔質セラミックの製造として、有機高分子発泡
体たとえばセル膜を完全に除去したポリウレタンツブオ
ームにセラミック泥漿を付着させ、乾燥および焼成する
方法は知られており(特開昭55−1118174、同
24585号公報);また、互いに平行な複数の柱状中
空孔(隣接する中空孔は逆向きに開口している)を有す
る多孔質セラミックの製法として、上記セラミックスと
同一形状を構成する成形型キャビティーにおいて三次元
網状骨格をもつ有機化合物を発泡させ1qられた有機化
合物発泡体に除膜処理を施しセラミックスラリ−を含浸
し乾燥し焼成する方法も知られている(特開昭58−1
61962号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] このような多孔質セラミックの製造に用いる有機高分子
発泡体はセル膜を有しないことが要求され、ポリウレタ
ンモールドフオームの場合は薬品(アルカリ)または熱
(燃焼)処理しセル膜を完全に除去することが必要であ
り、従来のポリウレタンモールドフオームはこのような
除膜処理に長時間を要する、また、あまり長時間処理を
行うとセル骨格の崩壊を起こす等の問題点が必り;この
ような除膜処理を要しない、あるいは短時間の除膜処理
で充分な除膜効果が得られ多孔質セラミックを製造でき
るものが要望されている。
[問題を解決するための手段] 本発明に従って、ポリエーテルポリオールに架橋剤を併
用して得られたポリウレタンフォームが上述のような多
孔質セラミックの製造、とくに特開昭58−16196
2号によるもの、に有用であることが見出された。
すなわち、本発明は有機高分子発泡体にセラミックスラ
リ−を付着させ乾燥および焼成して多孔質セラミック構
造体を製造するに当り、該発泡体として、有機ポリイソ
シアネートとボ1ノエーテルボリオール(a)および架
1矯剤(b)をシリコーン整泡剤。
3級アミン触媒および発泡剤の存在下にモールド発泡さ
せてなるポリウレタンフォームを使用することを特徴と
する、セラミック構造体の製法(第一発明);あJ:び
セラミックスの内部には互いに平行な複数の柱状中空孔
が、その中空孔の軸に垂直な断面において格子状配列を
なす様に設けられ、前記柱状中空孔の一端はセラミック
スの一端面に開口し、その他端はセラミックスの他の端
面部において封止され、格子状に配列する中空孔Wを隔
てて隣接する柱状中空孔は相互に逆向きに開口している
多孔質セラミック構造体の製造方法において、前記同一
向きに開口する柱状中空孔群を形成するための柱状部材
を固着した端面と側路とから成り他端面を開口した成形
型容器部と、他の同一向きに開口する前記、柱状中空孔
群を形成するための柱状部材を固着した成形型首部とを
かみ合わしてできる成形型のキャビティが、上記セラミ
ックスと同一形状を構成する様にし、該成形型キャビテ
ィにおいて、有薇ポリイソシアネートとポリエーテルポ
リオール(a)および架橋剤(b)をシリコーン整泡剤
、3級アミン触媒および発泡剤の存在下にモールド発泡
ざじてセラミックスと同一形状をした発泡体を(qる工
程と、前記工程で得られた発泡体にセラミックスラリ−
を含浸し乾燥し焼成する工程とからなることを特徴とす
る、多孔質セラミック構造体の製法(第二発明)である
本願発明に用いる架橋剤(b)としては2〜6個の活性
水素原子含有基(ヒドロキシル基、アミノ基など)を有
し30〜500の当量(活性水素原子含有基当りの分子
量)を有する活性水素原子含有多官能化合物が使用でき
る。このような化合物としては、2(Iltiアルコー
ル(プロピレングリコール。
ジエチレングリコール等〉、3価以上の多価アルコール
(グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール等)、アル
カノールアミン アミン、ジェタノールアミン等)、脂肪族ポリアミン類
(エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン等)、脂環式ポリアミン類(シクロへキ
シレンジアミン、イソホロンジアミン等)、芳香族ポリ
アミン(フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシ
リレンジアミン。
ジフェニルメタンジアミン、ポリフェニルメタンポリア
ミン、ジエチルトリレンジアミン等〉、複素環式ポリア
ミン(ピペラジン、N−アミノエチルピペラジン等);
およびこれらの化合物のアルキレンオキサイド低モル付
加物が挙げられる。
このような架橋剤(b)を使用しない場合(これに代え
て500を越える当量のものを用いた場合)、ポリウレ
タンフォームの硬ざが出しにクク,フオームが収縮しや
すくなる。
架tn剤(b)の使用量は、ポリエーテルポリオール(
a) 1 0 0重量部当り、通常30重量部以下,好
ましくは2〜15重量部でおる。(b)の川が30重2
部を越えると、ポリウレタンフォームの柔軟性がなくな
りモールドフオームの表面スキンが極端に張り易くなる
本発明において触媒として併用する3級アミンとしては
、樹脂化反応を促進する3綴アミン、発泡反応を促進す
る3級アミン、およびとくに両者の併用系が用いられる
樹脂化反応を促進する3級アミンとしては、アルコール
とイソシアネートとの反応の触媒として有効なもの、た
とえばトリエチレンジアミン、テトラメチルエチレンジ
アミン、テトラメチルヘキシレンジアミン、1,8−ジ
アザ−ビシクロ[5,4,Olウンデセン−7、および
下記一般式(1)で示されるポリアミン[ジメチルアミ
ノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエ
チルアミノプロピルアミン、ジブチルアミノエチルアミ
ン、ジメチルアミノオクチルアミン、ジプロピルアミノ
プロピルアミンなどのジアルキルアミノアルキルアミン
ffl:2−(1−アジリジニル)エチルアミン、4−
(1−ピペリジニル)−2−ヘキシルアミンなどの複素
環式アミノアルキルアミン類]の炭酸塩もしくは右前酸
塩(ギ酸塩など)等が挙げられる。
[式中、R1とR2は、それぞれ炭素数1ないし4のア
ルキル基(メチル、エチル、n−またはiso−プロピ
ル、n−またはiSO−ブチルなど;好ましくはメチル
)であり、R1とR2は相互に結合して2価の基(エチ
レン、n−またはiSO−プロピレン、テトラメチレン
、ペンタメチレンなど)となり窒素原子とともに3ない
し6員環のへテロ環を形成していてもよい。R3はアル
キレン基(炭素数2・〜12のアルキレン基たとえばエ
チレン、n−プロピレン、テトラメチレン、ヘキサメチ
レン、2−エチルヘキシレン、デカメチレンなどの直鎖
または分岐を有するアルキレン基;好ましくはエチ・1
ノン、0−プロピレンおよびn−ブチレン基)である。
]これらの触媒のうちで好ましいものはトリエチレンジ
アミン;および一般式(1)のポリアミン(とくにジメ
チルアミノプロピルアミン、ジメチルアミノエチルアミ
ン)の炭酸塩もしくは右前酸塩(とくにギ酸塩)である
発泡反応を促進する3@アミンとしては、水とイソシア
ネートとの反応の触媒として有効なもの、たとえばN−
メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、トリエチル
アミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエタノー
ルアミン等が挙げられる。好ましいものはN−エチルモ
ルホリンである。
樹脂化触媒のうち一般式(1)のポリアミンの塩(炭酸
塩、ギ酸塩など)の使用4は、ボ1ノオール100部(
重σ部、以下同様)当り通常062〜2.0部、好まし
くは0.5〜1.5部でおる。0.2部未満ては本用途
のゼラミックフォームの性能を大幅に低下させ、フオー
ムのセル崩れを起し、2.0部を越えるとモールドフオ
ームの表面スキンが出来易くなり通気i生も悪くなる。
その他の樹脂化触媒の使用量は、ポリオール100部当
り、通常o、 oi部〜0,2部、好ましくは0.02
〜0.1部である。0.01部未満では樹脂化反応が遅
く硬化に長時間を要する。また、0.2部をこえるとモ
ールドフオームの表面スキンが出来易くなり通気性が悪
くなる。
発泡触媒の伍は、ポリオール100部当り通常0.2〜
0.9部、好ましくはO14〜0.6部である。
0.2部未満では発泡が遅く、モールドフオームの表面
スキンが多くなる。0.9部より多いと発泡が速くなり
すぎ、フオームセルが微細となり、通気i生か悪くなる
一般式(1)のポリアミンの塩(炭酸塩、ギ酸塩)と樹
脂化触媒と発泡触媒との割合は通常40〜75:1〜5
:25〜60、好ましくは50〜65: 1〜2:35
〜45である。三者の合計量はポリオール100部当り
通常 1.0〜3,0部である。
本発明に用いるポリエーテルポリオールfa)としては
、多価アルコール、多価フェノール、ポリカルボン酸、
アミン化合物などの活性水素原子含有多官能化合物にア
ルキレンオキサイドか付加した溝道の化合物か挙げられ
る。上記多価アルコールとしてはエチレングリコール、
プロピレングリコール、1.4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコールなどの二価アルコール、グリセリン、
トリメチロールプルパンなどの三価アルコール、ペンタ
エリスリトール、ソルビトール、ショ糖すどの四価以上
のアルコール;多価フェノール類としてはピロガロール
、ヒドロキノンなどの多価フェノールのばかビスフェノ
ールAなどのビスフェノール類、フェノール性水酸基を
2個以上右するノボラック樹脂、レゾール樹脂の中間物
など:またポリカルボン酸としてはコハク酸、アジピン
酸などの脂肪族ポリカルボン酸、フタル酸、テレフコル
酸、トリメリット酸などの芳香族ポリカルボン酸が挙げ
られる。またアミン化合物としてはたとえばアンモニア
、ブチルアミン等のモノアミン類;エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン等の脂
肪族ポリアミン類:シクロヘキレンジアミン、イソボロ
ンジアミン等の脂環式ポリアミン煩;フェニレンジアミ
ン、1〜リレンジアミン、キシレンジアミン、ジフェニ
ルメタンジアミン、ポリフェニルメタンポリアミン、ジ
エチルトリレンジアミン等の芳香族ポリアミン類;ピペ
ラジン、N−アミノエチルピペラジン等の複素環式ポリ
アミン類;および七ノエタノールアミン、ジェタノール
アミン、1−リエタノールアミン等のアルカノールアミ
ン類が挙げられる。上述した活性水素原子含有化合物は
2種以上使用することもできる。上記活性水素原子含有
化合物に付加するアルキレンオキサイドとしてはエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド、テトラヒドロフラン、スチレンオキサイド、エピ
クロルヒドリン等があげられる。アルキレンオキサイド
は単独でも2種以上併用してもよく、後者の場合はブロ
ック付加でもランダム付加でも両者の混合系でもよい。
これらのアルキレンオキサイドのうちで好ましいものは
プロピレンオキサイドおよび/またはエチレンオキサイ
ドであるが、要求される性能に応じてこれらに他のアル
キレンオキサイド(ブチレンオキサイド、テトラヒドロ
フラン、スチレンオキサイド等)を少量併用してもよい
。反応性の点から好ましいのはプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドとの併用系(重量比て通常70 :
 30〜95: 5とくに80 : 20〜90:10
)である。アルキレンオキサイドの付加は通常の方法で
行うことができ、無触媒で、または触媒(アルカリ触媒
、アミン触媒、酸触媒)の存在下(とくにアルキレンオ
キサイド付加の後半の段階で)に常圧または加圧下に行
われる。
ポリエーテルポリオール(a)のOH価は通常10〜7
0、好ましくは20〜50でおる。OH価は通常10未
満の場合はフオームが柔かくなりすぎ、成形物の形保持
性が悪くなり、OH価が70以上の場合は、モールド表
面のスキンおよびセル膜が多く通気性の悪いフオームと
なる。(a)の官能基(平均)数は通常2〜8好ましく
は2〜4である。
(a)のうちで好ましいのは末端にオキシエチレン鎖を
有するもの[チップ型、バランス型、ランダムチップ型
(内部にランダムポリオキシエチレン/オキシプロピレ
ン鎖を有するもの)]である。
末端オキシエチレン基含量は通常5%(重量%、。
以下同様)以上、好ましくは5〜30%、ざらに好まし
くは10〜20%である。オキシエチレン鎖含有量が5
%未満の場合は、発泡終了直前の硬化が不充分となり、
フオームが崩壊する。仝オキシエチレン基含量は通常5
〜50%好ましくは10〜30%でおる。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートとして
は従来からポリウレタン製造に使用されているものが使
用できる。たとえば、脂肪族ポリイソシアネート(ヘキ
サメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート
など)、脂環式ポリイソシアネート、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
、芳香族ポリイソシアネート[トリレンジイソシアネー
ト(TD I ) 、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト(MD I ) 、ナフチレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネー1〜など]およびこれらの混合
物があげられる。これらのうち好ましいものは芳香族ジ
イソシアネートであり、とくに好ましものは、TDI、
MDIである。これらのポリイソシアネートは粗製ポリ
イソシアネートたとえば粗製TDI、粗製MDI[粗製
ジアミノジフェニルメタン(ホルムアルデヒドと芳香族
アミンまたはその混合物との縮合生成物ニジアミノジフ
ェニルメタンと少量(たとえば5〜20重伍%)の3官
能以上のポリアミンとの混合物)のホスゲン化合物:ポ
リアリルポリイソシアネート(PAPI)]として使用
することもできる。あるいは変性ポリイソシアネートた
とえば液体化MDI(カーポジイミド変性、トリヒドロ
カルヒルホスフェート変性など)や過剰のポリイソシア
ネート(TDI。
MDIまたはこれらの変性物など)とポリオールとを反
応させて得られる遊離イソシアネート含有プレポリマー
として使用することもでき、またこれらを併用(たとえ
ば変性ポリイソシアネートとプレポリマーを併用)する
こともできる。上記プレポリマー製造に用いるポリオー
ルとしては当量が通常30〜200のポリオールたとえ
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコールなどのグリコ
ール、トリメチロールプロパン、グリセリンなどのトリ
オール;ペンタエリスリトール、ソルビトールなどの高
官能ポリオール:およびこれらのアルキレンオキサイド
(エチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサ
イド)付加物が挙げられる。これらのうち好ましいもの
は官能基数2〜3のものである。上記変性ポリイソシア
ネートおよびプレポリマーの遊離イソシアネート基含有
量は通常10〜30%好ましくは15〜30%とくに好
ましくは20〜30%でおる。有機ポリイソシアネート
のうち、好ましいのはTDIと粗MDIを混合されたも
の(重量比たとえば95〜5:30〜70好ましくは9
0 : 10〜50 : 50)である。
発泡剤としては水および/またはハロゲン置換脂肪族炭
化水素系発泡剤(トリクロロモノフロロメタンなどのフ
ロン類)が使用できる。好ましいのは水でおる。
本発明においては、フリー発泡密度が0.02〜0.0
49/cmの範囲内になるように発泡剤の使用量を調整
するのが好ましい。フリー発泡密度か0.02 ’;j
/cn!!未満の場合は、モールドフオームにした時、
フオームのセル荒れを起し、0.04!7/CIAより
高くなるとモールド表面に強い表面スキンが多くなる。
モールドへのフオーム原液の注入量は、パック率(過剰
充填率)120〜300%になるように調整するのが好
ましい。すなわちモールド内容積より計算されるフオー
ム原液の最低必要量(フリー発泡の場合の注入量)の1
.2倍〜3倍のはを注入する。パック率が120%未満
の場合はモールドフオ−ムのセル荒れおよびセル崩れを
起す。パック率が300%を越える場合はモールドフオ
ームのセルが微細となり強いセル膜と、表面スキンが多
く通気四が悪く発泡か速く、また、発泡圧がかかりすぎ
モールド注入時の作業性が著しく低下する。また必要に
より顔料、フィラー、難燃剤、揺変剤などをフオーム原
液中に添加することもてきる。
本発明においてフオームの製造は、通常のモールド発泡
技術で行うことができる。たとえばポリオールに発泡剤
、触媒、整泡剤等を混合してA液とし、B液としては有
機イソシアネートを予め用意しておき、低圧発泡機のタ
ンクに充瞑する。ミキシングヘッドでポリウレタンフォ
ーム原液(A液とB液)をオープンモールドへ注入し、
ふたを締め、発泡終了後80〜150’Cのキュアー炉
へ入れ、硬化後説型する。イソシアネー1〜指数は通常
70〜1201好ましくは80〜110である。
得られたフオームは、ざらに必要により、アルカリ水溶
液処理おるいは燃焼法にて、表面スキン、セル膜を完全
に除去することができる。
アルカリとしてはNaOH,KOHが挙げられる。水溶
液の濃度は通常20〜50%である。アルカリ水溶液処
理は通常の方法、条件で行うことができる。例えばモー
ルドフオームを80〜90°Cの30%アルカリ水溶液
中に15〜20時間浸し、除膜する。
また、燃焼法に用いる燃焼カスとしてはプロパン、ブタ
ン等と酸素との混合ガス等が挙げられる。
プロパンと酸素の)昆合比(重量比)は通常5:95〜
14 : 85である。燃焼法にて除膜する方法は一般
に知られている方法、条件で行うことができる。
例えば、密閉容器の中にフオームを入れ、約、100m
1−(Qまで減圧にした後、プロパン7%、酸素93%
の混合ガスを入れ760m HQにし、点火燃焼させ除
膜する。
本発明において、ポリエーテルポリオール(a)と架橋
剤(b)とを併用して発泡させたポリウレタンフォーム
を用いて多孔質セラミック構造体を製造する方法として
は通常の方法が使用でき、例えば、特開昭55−245
85号、特開昭55−111817号、特開昭58−1
61962@、特開昭58−91048号、特開昭58
−15崩絽書の浄古(内容に変更なし) 1382号公報記載のものが挙げられる。
含浸に使用されるセラミックスラリ−の原料は焼成によ
りコージェライト組成となるMCl01AhO3,5i
Ozを含む混合粉末、あるいは上記の混合粉末を加熱し
てコージェライト系セラミックスにし、これを粉末化し
た合成コージェライト粉末、あるいは両者の混合体にメ
チルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルブチラール等のバインダー、水を加え
たものが望ましいが必ずしもこれらのものに限定されず
その他公知のセラミック原料を用いてもよい。また焼成
処理は一般に知られた温度、時間で良い。望ましくは1
300〜1470’C,5〜6時間である。
本発明(第二発明)により製造される多孔質セラミック
の形状は円柱状、楕円柱状等の柱状形態が一般に用いら
れるが、その他端面が曲面であっても良く外形は限定さ
れない。セラミックス内部に形成される柱状中空孔の断
面形状は円、正三角形、正方形、正六角形等に構成でき
るが必ずしもこれらの形状に限定されない。また中空孔
の大きざ、故、中空孔壁の厚ざ、中空孔封止部の厚さは
任意に選定できる。
成形型は目的の製造物品である多孔質セラミックスの形
状と相似系に形成されたキャビティを有する成形型容器
部と成形型蓋部とからなる。成形型容器部は同一の向き
に開口する中空孔断面形状とほぼ同一の断面および長さ
を有する柱状部材が格子状に適当な間隔を空けて設けら
れている。一方、成形型蓋部は他の同一の向きに開口す
る中空孔とほぼ同一の断面および長さに格子状に適当な
間隔を空けて設けられている。そして成形型容器部と成
形型蓋部とをかみ合わせるように組み合わせて成形型を
得る。このとき、成形型容器部の柱状部材間の上記間隔
には、成形型蓋部の柱状部材が入り込み、両部を組み合
わせた状態で、これらの柱状部材間には上記ポリウレタ
ンフォーム原液が発泡すべき適当な空間(キャビティ)
が存在する。この成形型キャビティは目的の製造物品で
ある多孔質セラミックスとほぼ同形で市って後述する焼
成による収縮を見込んだ大きざに構成する。
このように構成された型内で該フオーム原液を発泡させ
る。また発泡の工程は型を組み合わせてからフオーム原
液を注入しても良く、成形型容器部にフオーム原液を注
入してすみやかに成形型蓋部を組合わせ、成形型の内部
で発泡させ余分のフオーム原液を排出するようにしても
良い。なお、発泡の際には、発泡剤、シリコーン整泡剤
、触媒等の配合割合等の条件により多孔質セラミックス
の網目の粗さを自由に調整することができる。また、成
形体の内部は、適当な離型剤を塗布しておくか、テフロ
ン加工等の表面処理をしておくことにより、発泡径有機
化合物を成形体から容易に脱型できるようにするのが望
ましい。
[実施例1 以下本発明の′IA造方法を実施例によって具体的に説
明する。なお、部および%はそれぞれ重量品および重量
%を表わす。
以下において使用したフオーム原料は次の通りである。
ポリオール■:グリセリン92部にプロピレンオキサイ
ド4258部を付加重合させ、ざらにエチレンオキサイ
ド650部付加重合させた分子fi5000のポリエー
テルポリオール。
ポリオール■ニアミノエチルピペラジン129部にプロ
ピレンオキサイド5151部を付加重合させさらにエチ
レンオキナイド720部を付加重合させた分子1600
0のポリエーテルポリオール。
栗僑剤工:グリセリン92部にプロピレンオキサイド1
58部を付加重合させた分子量250の1〜リオール。
架橋剤■:エチレンジアミン60部にプロピレンオキサ
イド240部を付加重合させた分子量300のテトラオ
ール。
触媒工:トリエチレンジアミン 触媒■:N−エチルモルホリン 触媒■ニジメチルアミノプロピルアミンのギ酸塩発泡剤
工:トリクロロモノフルオロメタン整泡剤■:シリコー
ン整泡剤B−5246[ゴールドシュミット社製] イソシアネートI : TDI−80とクルード)ID
Iとを80 : 20にブレンドしたイソシアネート。
フオーム製造例1 ポリオールI  70部およびポリオール[30部に対
して、水4.0部、触媒10.03部、触媒■0.6部
、触媒10.9部、発泡剤工 15部、整泡剤1000
部を加えたプレミックスに、イソシアネート141.2
部を加え、1000RP)lのスピードで10秒間撹拌
混合した後、型温50°Cに調整された1、5馴φのベ
ントホールを持つモールド(30cm X 30cm 
X5CmのAl製)に注入し、ふたを閉じ、モールド内
で発泡した。発泡終了後、3分経過した後、100’C
のオーブンで30〜45分間キュアーした。
得られたフオームについて、下記評価方法により、表面
スキンセル膜の但、通気性、一般機械的四質を調べた。
(フオームの評価方法) A9表面スキンの面積:モールドフオーム表面の面積を
100としたときのスキンのはっている面積を%で示す
。表面スキンの面積が小さい程通気性の良いフオームで
ある。
B、セル膜の量:モールドフオームをカットし、カット
面のセル状態を拡大鏡で観察し、ioCm長ざの中にセ
ル膜のついたセルが何個あるか数え%で示す。セル膜の
量が小さい程、通気性が良く、フィルターとして使用す
るとき圧力損失が小ざい優れたフオームで市る。
C,アルカリ処理時間:得られたモールドフオームを8
0〜120℃の30%アルカリ水溶液中に浸し、完全に
表面スキンセル膜がなくなる時間を示す。
処理時間が短い程完全に表面スキン、セル膜のないスキ
ンレスモールドフオームが容易に得られる。
D、I載面性質:引張強度、伸び、引裂強度、圧縮強度
、永久歪、通気性等を調べる。機械的強度の優れたもの
はクッション材として良好なモールドフオームである。
E、セルの内部崩壊:モールドフオームをカットし、内
部セルの状態を観察した。セル骨格がくずれ数個のセル
が接合したものをセル崩れありと判定した。
評価試験の結果を表2に示す。
フオーム製造例2〜8 栗橋剤の種類および伍、またはNGO指数をそれぞれ変
化させた以外は、実施例1と同様に行った。
発泡処方と評価結果はそれぞれ表1,2に示す。
実施例1 シリカ(SiOz>46%、アルミナ(Af 0203
 ) 329J’Jにヒ1化第1銖(FeO)22%か
らなる化学組成になるように配合したタルク(滑石)、
カオリンおよびフエイアライト(鉄カンラン石)からな
る配合物100部と、水60部、ざらに粘結剤としてポ
リビニルアルコール1部および界面活性剤1部を混合し
てよく撹拌し、泥漿化した。
フオーム製造例2で得たポリウレタンフォームをこの中
に浸漬し、次いで引き上げ、120’Cで1〜3時間乾
燥した。この操作を2〜3回繰り返し、泥漿がポリウレ
タンフォームの骨格上に厚く堆積したものを得た。
i欠にシリカ(SiO2)51%、アルミナ(A120
3 )35%およびマグネシア(MqO)14%なる化
学組成になるように配合したタルク、カオリンおよび水
酸化アルミニウムからなる配合物を前記と同様にして泥
漿化した。この中に前記泥漿付着ポリウレタンフォーム
を浸漬させてから120°Cで1〜3時間乾燥した。こ
の操作を2〜3回繰り返した。
このような操作で得た泥漿付着ポリウレタンフt−ムを
1400’Cで3時間焼成して三次元網目構造のセラミ
ック構造体を得た。
実施例2 次に、本発明の方法を用いたセラミック構造体(フィル
ター材)の具体的製造方法を、フオーム成形体の1溝造
ならびに成形型の構造を)昆じえながら以下に説明する
(1)フオーム成形体およびフィルター材の構造第1図
(a)はフオーム成形体およびフィルター材200の外
観斜視図を示し、第1図(b)はその成形体の要部断面
図を示す。フオーム成形体およびフィルター材は全体が
円筒形状を有しており、この成形体およびフィルター材
にはその両端より互いに交差しないようにして多数の中
空孔20が設けており、一端側を入口部23、他端側を
出口部24としである。隣り合う中空孔20はその端部
22を閉じられており、中空孔20同志の間に位置する
隔壁21を介して互いに連通ずるようになっている。こ
の隔壁21は第2図に示すように3次元網目状構造とな
っており、その骨格211の間に形成された通孔212
を空気が通り(友けるようになっている。なお、上記端
部22も第2図のごとき構造を有しているか、発泡圧力
により通孔212は非常に小ざくなっている。
(2)成形型の構造 第3図は上記フオーム成形体の構造に使用される成形型
容器部を図示したものであり、第3図(a)は平面図、
第3図(b)は断面図でおる。成形型容器部1は基盤上
に区画した1つ置きの区画においてその区画面積よりも
小さな正方形断面を有する柱状部材3を垂直に固着した
端面5と側壁2とから成り、他の端面ば開口されている
一方、第4図は上記成形型容器部1に組合わされる成形
型監部を示したものでおり、第4図(a)は平面図、第
4図(b)は断面図である。成形型蓋部10は、上記成
形型容器部1と同様に柱状部材13を垂直に固着した平
板蓋15から成る。柱状部材13の取付位置は、成形型
容器部1において柱状部材13が取付けられていない格
子状区画に取付ける。また成形型蓋部10の平板には各
区画に連通孔16が設けられ、平板の側周には連通孔1
7が設けられている。
かかる構成の成形型容器部1と成形型蓋部10とを組合
わせて成形型を作成する。第5図は組合わされた成形型
の断面を示している。
この成形型の内部は製造されるべき前記フオーム成形体
と同一形状のキャビティ18が形成される。成形型蓋部
10と成形型容器部1とは所定の組合わせがなされるべ
く成形型蓋部10の側周に設けた連通孔17を通してビ
ス19によって取外し自在に固着される。
(3)フオーム成形体の製造 さて、上記構成の成形型を用いたフオーム成形体の具体
的製造方法を述べる。
fa)  前記フオーム製造例1で述べたポリオールI
  70部とポリオール[30部との混合物100部に
対して水4.0部、触媒IIO,6部、触媒■0.9部
、触媒I’ 0.03部、整泡剤11.75部、発泡剤
工 15部、イソシアネートI  41.2部を加え、
11000ppのスピードで8秒間撹拌混合する。この
混合したものを予めワックス系の離型剤(例えばボンド
ワックス社IRT−35T)が内部に塗布(総塗布量1
.5s>された前記第5図の成形型(型温50’C)の
1つ置きの連通孔16から注入する。なあ、このとき成
形型内部の空気は他の残りの連通孔16から排出され、
上記原料液の注入をよくしている。また、ウレタンフオ
ームの注入は、成形型容器部1にウレタンフオームの原
液を注入しておき、次に成形型帽部10を挿入し成形型
内の空気および余分なウレタンフオームを成形型詰部1
0に設けられた多数の連通孔16から排出するようにし
て作成することもできた。
次に、前記キャビティ18て発泡ざぜ、80’Cで15
〜60分加熱し硬化させた。その後、成形型容器部1と
成形型蓋部10を取外してフオーム成形体を得る。
ところで、上jホのごとくにして得たフォーム成形体に
おいて、前記原料液中の整泡剤と型表面のワックス系離
型剤ならびに発泡時の圧力とが相俟って、成形型容器部
1の柱状部材3および成形型蓋部10の柱状部材13に
接している部分は無膜化し、従って上記柱状部材3.1
3に接している部分の3次元網目状構造の骨格の間には
スキン(膜)か張られなくなり、通気性をもつようにな
る。
なお、前記第1図のフオーム成形体のように隔壁21の
厚みか20m以下(1〜20711111>の場合には
、前記成形型の柱状部分3と柱状部分13との間の隙間
(型空間;第5図参照)についてフオームのセルが崩れ
るが、成形型の内面に塗ったワックス系の離型剤の表面
張力によってその崩れを防ぐことができ、スキンレスフ
オームの成形に大きく貢献することになる。また、第5
図に示す成形型は発泡倍率の上げやすいシール特性のよ
い構造になっており、この点もスキンレスフオームの成
形に貢献している。
さて、前述のごとく製造したフオーム成形体は更に必要
により例えば約30%苛性ソーダ水溶液80’C〜12
0’Cの中に約5〜30時間浸漬し、セル膜を除去した
。こうして外径が120#、長さ150mmの円筒形状
をし、−辺が5mmの正方形の中空孔(第1図の符号2
0>および厚さ3#の隔壁(第1図の符号21)を有し
、10〜80メツシユの通気孔の大きざを有したフオー
ム成形体が得られた。
(1))  ここで、本発明の優秀ざを示すために実験
例を説明する。試験品はいずれも第1図(a)、(b)
の構造で、直径127#、長ざ110#、隔壁の厚さ3
M、通気孔の大きざ60〜70メツシユ、中空孔の大き
さは4#角の正方形の各寸法を有している。そして、試
験品の一つは上記した(3)(a)の方法により作成し
たもので、他のものは前記の整泡剤、離型剤を用いずに
作製した従来例のものでおる。なお、上記いずれの試験
品も成形後に、温度80〜90°Cに保持した30%N
aOH水溶液中に約16時間浸漬して骨格の一つ一つに
形成されているスキン(薄膜)を取除き、十分に水洗し
た後、80’Cで2時間〜4時間乾燥しである。
上記各試験品に空気を流した際の圧力損失の状況を第6
図に示す。この第6図から理解されるごとく、本発明方
法により得たものは従来に比べて格段に圧力損失が低く
スキン除去効果が著しく現われている。
なお、上述したフオーム成形体の製造方法において、離
型剤は商品名URT−35T  (ボンドワックス社製
)を用いたが、80’C〜90°Cの温度で同相から液
相に変化し、かつ成形型表面との濡れ性が良好なワック
ス系のものであればよい。
(4)セラミック構造体の製造 次に、コージェライトを主成分とする粉末と水とポリビ
ニルアルコールとを混合撹拌したセラミックスラリ−の
中に前記フオーム成形体を浸漬し余分なスラリーを除い
た後、100〜120°Cで加熱乾燥させ、この浸漬、
乾燥を数回繰り返した。その後1300〜1470°C
程度で約5時間焼成した。この様にして得られた多孔質
セラミックスの軸断面図を第1図(1))に、その組織
の部分拡大図を第2図に示す。図中矢印は排気ガスの進
行経路を示す。排気ガスはセラミック入口部23から中
空孔20へ流入し多孔質の中空孔壁21を通過して隣接
する中空孔20へ流出し中空孔の出口部24からセラミ
ックス外部へ流出する。排気ガス中に含まれるカーボン
微粒子は主に中空孔′壁21で捕集される。また中空孔
の封止部22は中空孔壁21と一体に作られている。
上記の手段によって外形が直径120朧、長さ150m
mの円筒形状をし、−辺が5IrUnの正方形の中空孔
および厚さ3mの中空孔壁を有し目の粗さ#40の多孔
質セラミック構造体が製造された。
この多孔質セラミックスを用いてカーボン微粒子の捕集
効率の試験を行った。排気最2.2、走行条件11モー
ドの条件で、カーボン微粒子排出量は0.497マイル
に対し、多孔質セラミックスに捕集されたカーボンの割
合は0.359/マイルで−おり捕集率87,5%が得
られた。圧力損失は、1TIi/分の空気を通過させた
条件で、2cmH2Oであった。
また、前記の整泡剤を用いずに作製したフオーム成形体
から製造した多孔質セラミック構造体で捕集率75%、
圧力損失8cmH2O(1m/分の空気通過)でおった
[発明の効果] 本発明の製造法は、従来の製造法に比べて次の点て明ら
かに滞れでいる。
本発明に従って、ポリエーテルポリオール(a)と架橋
剤(b)を併用し3@アミン触媒を用いてモールド発泡
させてなるポリウレタンフォームは、従来のポリウレタ
ンフォームに比して、セル膜および表面スキンが少なく
通気性が良好で、セル骨格が細く、セルが揃っており圧
力損失が少ないためこれを多孔質セラミック構造体の製
造に用いる場合に、従来のものに比して、除膜処理(ア
ルカリ処理など)が著しく短時間ですむ(場合によって
は省略することができる)。
従来のフオームではアルカリ水溶液処理しても表面スキ
ンおよびセル膜が充分とれず、アルカリ水溶液処理時間
を長くするとセル骨格が崩れフオームの形体をなさなく
なる。セル崩れを起しフィルターとしての捕集機能のな
いフオームとなる等の欠点があり、これから製造した多
孔質セラミックは圧力損失が大きく、捕集機能、機械強
度も不充分であったが、本発明で得られる多孔質セラミ
ック構造体は従来のものに比して圧力損失が少なく捕集
機能、機械強度が優れている。
本発明で得られる多孔質セラミック構造体は触媒担体、
耐熱フィルター、耐薬品フィルター、溶融金属濾過体、
散気体、流体ミキサー等の用途に有用である。
本発明(第二発明)で得られる構造体はとくにディーゼ
ル内燃機関の排気ガス中に○有されるカーボン微粒子の
捕集に有用でおる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明によって得たフオームフィルター
を示す斜視図、図1図(b)は第1図(a)のフィルタ
ーの断面を示す要部断面図、第2図は第1図(b)の隔
壁を拡大して示す組織図、第3図(a)、(b)は本発
明の説明に供する成形型容器部の1例を示す平面図およ
び断面図、第4図(a)、(b)は本発明の説明に洪す
る成形型蓋部の1例を示す平面図および断面図、第5図
は第3図と第4図とを組合わせた状態を示す断面図、第
6図は本発明の詳細な説明に供する特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機高分子発泡体にセラミックスラリーを付着させ
    乾燥および焼成して多孔質セラミック構造体を製造する
    に当り、該発泡体として、有機ポリイソシアネートとポ
    リエーテルポリオール(a)および架橋剤(b)をシリ
    コーン整泡剤、3級アミン触媒および発泡剤の存在下に
    モールド発泡させてなるポリウレタンフォームを使用す
    ることを特徴とする、セラミック構造体の製法。 2、(b)が、2〜6個の活性水素原子含有基および3
    0〜500の当量を有する活性水素原子含有多官能化合
    物である、特許請求の範囲第1項記載の製法。 3、(a)100重量部当り30重量部以下の(b)を
    用いる、特許請求の範囲第1または2項記載の製法。 4、該触媒が、樹脂化反応を促進する3級アミンおよび
    発泡反応を促進する3級アミンからなる、特許請求の範
    囲第1、2または3項記載の製法。 5、該フォームがフリー発泡密度0.02〜0.04g
    /cm^3を与えるフォーム原液をパック率が120〜
    300%となる量モールドに注入して得られるポリウレ
    タンフォームである、特許請求の範囲第1〜4項の何れ
    か記載の製法。 6、セラミックスの内部には互いに平行な複数の柱状中
    空孔が、その中空孔の軸に垂直な断面において格子状配
    列をなす様に設けられ、前記柱状中空孔の一端はセラミ
    ックスの一端面に開口し、その他端はセラミックスの他
    の端面部において封止され、格子状に配列する中空孔壁
    を隔てて隣接する柱状中空孔は相互に逆向きに開口して
    いる多孔質セラミック構造体の製造方法において、前記
    同一向きに開口する柱状中空孔群を形成するための柱状
    部材を固着した端面と側壁とから成り他端面を開口した
    成形型容器部と、他の同一向きに開口する前記柱状中空
    孔群を形成するための柱状部材を固着した成形型蓋部と
    をかみ合わせてできる成形型のキャビティが、上記セラ
    ミックスと同一形状を構成する様にし、該成形型キャビ
    ティにおいて、有機ポリイソシアネートとポリエーテル
    ポリオール(a)および架橋剤(b)をシリコーン整泡
    剤、3級アミン触媒および発泡剤の存在下にモールド発
    泡させてセラミックスと同一形状をした発泡体を得る工
    程と、前記工程で得られた発泡体にセラミックスラリー
    を含浸し乾燥し焼成する工程とからなることを特徴とす
    る、多孔質セラミック構造体の製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5998523A (en) * 1997-07-18 1999-12-07 The Dow Chemical Company Composition comprising a metal salt and metal powder therefrom by the calcining thereof
US6211285B1 (en) 1996-07-22 2001-04-03 The Dow Chemical Company Polyisocyanate-based polymer comprising metal salts and preparation of metal powders therefrom
CN109942314A (zh) * 2019-03-12 2019-06-28 昆明理工大学 一种利用聚氨酯制备多孔氧化铝陶瓷的方法

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