JP2001509576A - 摩耗補償付きブレーキキャリパ - Google Patents
摩耗補償付きブレーキキャリパInfo
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
ディスクブレーキ用ブレーキキャリパは、一対の対向するブレーキパッド(11、12)を保持するヨーク(2)、および前記ヨーク(2)に接続された電気作動機構(3、32)を備え、前記作動機構(3、32)は、該ブレーキパッド(11、12)を互いに他に向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材(10)に係合している。該作動機構(3、32)は、第1の回転範囲並びに第2の回転範囲にわたって駆動可能であり、該両回転範囲の一方は、該パッド(11、12)を互いに他に向けて、また、互いに他から変位させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの、また、該両回転範囲の他方は、該パッドの摩耗補償のためのものである。
Description
【0001】 本発明は、一対の対向するブレーキパッドを保持するヨーク、および前記ヨー
クに接続された作動機構を備え、前記作動機構は、該ブレーキパッドを互いに他
に向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材に係合し、
前記作動機構は、該ブレーキパッドを、それぞれ互いに他に向けて、また、互い
に他から変位させて、関連ブレーキディスクに、それぞれ制動力を加え、また、
前記制動力を開放するために、回転範囲にわたり駆動可能であるブレーキキャリ
パに関する。
クに接続された作動機構を備え、前記作動機構は、該ブレーキパッドを互いに他
に向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材に係合し、
前記作動機構は、該ブレーキパッドを、それぞれ互いに他に向けて、また、互い
に他から変位させて、関連ブレーキディスクに、それぞれ制動力を加え、また、
前記制動力を開放するために、回転範囲にわたり駆動可能であるブレーキキャリ
パに関する。
【0002】 上述のディスクブレーキ用アクチュエータは、DE-A-1655401 以来、既知であ る。
【0003】 使用中、ブレーキパッドは、徐々に摩耗するが、これは、ねじ機構が、より多
くの回転数にわたって回転しないと、所望の制動力が得られなくなることを意味
する。しかしながら、適切なブレーキ挙動の観点からは、一方におけるブレーキ
パッドと他方におけるブレーキディスクの間に、所望のエアギャップを維持する
ことが望ましい。例えば、所望のエアギャップとして、一般に約0.2mmが選
ばれる。
くの回転数にわたって回転しないと、所望の制動力が得られなくなることを意味
する。しかしながら、適切なブレーキ挙動の観点からは、一方におけるブレーキ
パッドと他方におけるブレーキディスクの間に、所望のエアギャップを維持する
ことが望ましい。例えば、所望のエアギャップとして、一般に約0.2mmが選
ばれる。
【0004】 しかしながら、エアギャップは、摩耗により、遙かに大きくなる、例えば、約
20mmにもなる場合があり、したがって、ブレーキディスクと係合するために
は、より大きなストロークが必要になる。エアギャップがこのように大きくなる
ことは、ブレーキの正しい動作を損なうため、望ましいことではない。
20mmにもなる場合があり、したがって、ブレーキディスクと係合するために
は、より大きなストロークが必要になる。エアギャップがこのように大きくなる
ことは、ブレーキの正しい動作を損なうため、望ましいことではない。
【0005】 先行技術のアクチュエータでは、前記エアギャップは、ラチェット/爪装置に
より維持されている。このラチェット/爪装置は、作動の回転範囲がひとたび過
大になると、起動し、エアギャップが過大になったことを指示する。前記通常の
回転範囲内で戻り回転すると、ラチェット/爪装置の歯の大きさにより、自動的
で不可避の補償が行われる。
より維持されている。このラチェット/爪装置は、作動の回転範囲がひとたび過
大になると、起動し、エアギャップが過大になったことを指示する。前記通常の
回転範囲内で戻り回転すると、ラチェット/爪装置の歯の大きさにより、自動的
で不可避の補償が行われる。
【0006】 したがって、本発明の目的は、ブレーキパッドとブレーキディスクの間に所望
のエアギャップを、狭いリミット内に維持でき、かつ、より柔軟なやり方で制御
できる、上述したタイプの機械的ブレーキを提供することである。この目的は、
パッドの摩耗補償のためには、作動機構は、制動力を加えるための前記回転範囲
の外でも、回転可能であることにより、達成される。
のエアギャップを、狭いリミット内に維持でき、かつ、より柔軟なやり方で制御
できる、上述したタイプの機械的ブレーキを提供することである。この目的は、
パッドの摩耗補償のためには、作動機構は、制動力を加えるための前記回転範囲
の外でも、回転可能であることにより、達成される。
【0007】 特に、該作動機構は、第1の回転範囲並びに第2の回転範囲にわたって駆動可
能であることができ、該両回転範囲の一方は、パッドを互いに他に向けて、また
、互いに他から変位させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの
、また、該両回転範囲の他方は、パッドの摩耗補償のためのものであり、前記回
転範囲は、共通の起点に対して対向している。
能であることができ、該両回転範囲の一方は、パッドを互いに他に向けて、また
、互いに他から変位させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの
、また、該両回転範囲の他方は、パッドの摩耗補償のためのものであり、前記回
転範囲は、共通の起点に対して対向している。
【0008】 第1の回転範囲は、一方の回転方向への回転の起点を有し、第2の回転範囲は
、他方の回転方向への回転の起点を有する。
、他方の回転方向への回転の起点を有する。
【0009】 本発明の重要な局面によれば、アクチュエータは、互いに他から独立して制御
される。
される。
【0010】 補償および通常の制動作用を制御できる制御装置により、ブレーキパッドの摩
耗を補償するための補償作用を、通常の制動作用とは独立に開始できる。
耗を補償するための補償作用を、通常の制動作用とは独立に開始できる。
【0011】 一般に、摩耗補償は、理想のエアギャップからの偏差が過大になった場合のみ
、起動される。しかしながら、前記補償は、自動的で不可避なやり方では行われ
ず、望む通りに、すなわち、エアギャップにおける小さなまたは大きな摩耗の増
大後に行われるよう、制御可能である。要するに、作動機構は、制動効果を与え
るため、第1の回転範囲にわたって回転可能であり、また、補償効果を与えるた
め、第2の回転範囲にわたって回動可能である。
、起動される。しかしながら、前記補償は、自動的で不可避なやり方では行われ
ず、望む通りに、すなわち、エアギャップにおける小さなまたは大きな摩耗の増
大後に行われるよう、制御可能である。要するに、作動機構は、制動効果を与え
るため、第1の回転範囲にわたって回転可能であり、また、補償効果を与えるた
め、第2の回転範囲にわたって回動可能である。
【0012】 該電気作動機構は、ほんの限られた程度まで、例えば、10,000 サイクルのオ ーダで、第2の回転範囲にわたり駆動される。これとは対照的に、第1の回転範
囲は、制動作用を決定し、比較的大荷重の存在下で、1,000,000 サイクルのオー
ダで使用される。これら異なる作動環境用の二種類の範囲を選択することによっ
て、該作動機構は、信頼性および原価効率に対する条件によりよく適合させるこ
とができる。
囲は、制動作用を決定し、比較的大荷重の存在下で、1,000,000 サイクルのオー
ダで使用される。これら異なる作動環境用の二種類の範囲を選択することによっ
て、該作動機構は、信頼性および原価効率に対する条件によりよく適合させるこ
とができる。
【0013】 好適な一実施例によれば、該作動機構は、二つのアクチュエータを備え、一方
のアクチュエータは、制動力を加えるため、パッドを互いに他に向けて、また、
互いに他から変位させるためのものであり、他方のアクチュエータは、パッドの
摩耗補償のためのものである。
のアクチュエータは、制動力を加えるため、パッドを互いに他に向けて、また、
互いに他から変位させるためのものであり、他方のアクチュエータは、パッドの
摩耗補償のためのものである。
【0014】 これらアクチュエータは、予想される荷重およびサイクルに基づいて、選択可
能である。好ましくは、これらは、ただ一つの駆動部品により駆動される。
能である。好ましくは、これらは、ただ一つの駆動部品により駆動される。
【0015】 該ただ一つの駆動部品は、斜面軌道機構を含む第1のアクチュエータにより、
変位可能な支持部材に係合する回転可能な駆動部品であるため、非常に数多くの
制動サイクルに耐えることができ、該斜面軌道機構は、第1の回転範囲にわって
、変位可能な支持部材の直線運動、および第2の回動範囲にわって、変位可能な
支持部材の補償運動を与える。
変位可能な支持部材に係合する回転可能な駆動部品であるため、非常に数多くの
制動サイクルに耐えることができ、該斜面軌道機構は、第1の回転範囲にわって
、変位可能な支持部材の直線運動、および第2の回動範囲にわって、変位可能な
支持部材の補償運動を与える。
【0016】 斜面軌道機構は、高サイクル・デューティ環境において、比較的小さな変位を
行うのに適した頑丈で信頼性の高い手段を代表するものである。比較的大きな変
位は、ブレーキパッドの摩耗を補償する変位可能な支持部材の補償運動に関連す
るこの機構で処理すべきではない。
行うのに適した頑丈で信頼性の高い手段を代表するものである。比較的大きな変
位は、ブレーキパッドの摩耗を補償する変位可能な支持部材の補償運動に関連す
るこの機構で処理すべきではない。
【0017】 斜面軌道機構は、固着位置をもつことができ、該位置から、変位可能な支持部
材の、回転可能な部分から遠ざかる直線運動が、第1の方向の回転に応答して行
われ、また、該位置から、変位可能な支持部材の、回転可能な部分に対する固着
が、反対方向の回転に応答して行われる。
材の、回転可能な部分から遠ざかる直線運動が、第1の方向の回転に応答して行
われ、また、該位置から、変位可能な支持部材の、回転可能な部分に対する固着
が、反対方向の回転に応答して行われる。
【0018】 さらに、変位可能な支持部材は、ナットを含む第2のアクチュエータに係合で
き、該ナットは、斜面軌道機構により回転可能な部分、およびねじに係合し、該
ねじは、ブレーキパッドの一方に接続し、かつ、螺条によりナットに係合し、該
螺条は、ナットの、前記反対方向の回転に応答した、電動機の回転可能な部分に
対するその固着位置からの回転で、ねじのブレーキパッド摩耗補償変位を生ずる
。
き、該ナットは、斜面軌道機構により回転可能な部分、およびねじに係合し、該
ねじは、ブレーキパッドの一方に接続し、かつ、螺条によりナットに係合し、該
螺条は、ナットの、前記反対方向の回転に応答した、電動機の回転可能な部分に
対するその固着位置からの回転で、ねじのブレーキパッド摩耗補償変位を生ずる
。
【0019】 この実施例では、摩耗補償変位は、ナット/ねじ機構間の相対的回転により行
われる。この機構は、大きな変位を与えるのに特に適している。他方、この機構
は、高サイクル・デューティに耐える必要はない。なぜなら、ブレーキ機構より
遙かにより少なく起動され、また、制動作用を行うのには使用されないからであ
る。
われる。この機構は、大きな変位を与えるのに特に適している。他方、この機構
は、高サイクル・デューティに耐える必要はない。なぜなら、ブレーキ機構より
遙かにより少なく起動され、また、制動作用を行うのには使用されないからであ
る。
【0020】 該ナットは、第1の範囲にわたり、ナットを回転に対して固着させ、また、第
2の範囲にわたり、回転を許容する一方向固着機構により、ヨークに接続された
ハウジングに係合している。例えば、該ナットは、ラチェット/爪機構により、
ハウジングに係合している。
2の範囲にわたり、回転を許容する一方向固着機構により、ヨークに接続された
ハウジングに係合している。例えば、該ナットは、ラチェット/爪機構により、
ハウジングに係合している。
【0021】 斜面軌道機構の一好適な実施例によれば、回転可能な部分および変位可能な支
持部材は、対向する半径方向の面をもち、各面は、三つの斜面を有し、前記斜面
の各対向対の間にローラが締め付けられている。
持部材は、対向する半径方向の面をもち、各面は、三つの斜面を有し、前記斜面
の各対向対の間にローラが締め付けられている。
【0022】 各斜面は、その最も低い領域において、関連ローラをそれ以上の回転に対して
固着させるストップを有している。別の方法、例えば、くさびまたはうねにより
、両部分を接続することも可能である。
固着させるストップを有している。別の方法、例えば、くさびまたはうねにより
、両部分を接続することも可能である。
【0023】 エアパッドとブレーキディスクの間のエアギャップについて確実な情報を得る
ためには、前記部品の間に接触点を設けることが望ましい。この目的のためには
、望ましくは、ブレーキパッドの一方をロードセルに接続する。
ためには、前記部品の間に接触点を設けることが望ましい。この目的のためには
、望ましくは、ブレーキパッドの一方をロードセルに接続する。
【0024】 また、測定を光学的に行うこともできる。
【0025】 ロードセルにより、ひとたび、ブレーキパッドとブレーキディスクの間の接触
の喪失が確認されると、アクチュエータの回転数のカウントが開始される。前記
開始点から静止位置までの差が、エアギャップに関する所望の情報である。
の喪失が確認されると、アクチュエータの回転数のカウントが開始される。前記
開始点から静止位置までの差が、エアギャップに関する所望の情報である。
【0026】 望ましくは、作動機構は、電動機を備えている。
【0027】 本発明は、さらに、次の手順を含むブレーキキャリパの運転方法に関する。
【0028】 - ブレーキパッドを、それぞれ互いに他に向けて、また、互いに他から変位さ
せて、関連ブレーキディスクに、それぞれ制動力を加え、また、前記制動力を開
放するための、回転範囲における作動機構の回転運動を監視すること、 - 前記回転範囲における最高回転数に関連した実際の値を閾値と比較すること
、 - 実際の値が、ひとたび、閾値より大きくなったら、摩耗を補償するために、
作動機構が前記回転範囲の外に回転するよう、作動機構を制御すること。
せて、関連ブレーキディスクに、それぞれ制動力を加え、また、前記制動力を開
放するための、回転範囲における作動機構の回転運動を監視すること、 - 前記回転範囲における最高回転数に関連した実際の値を閾値と比較すること
、 - 実際の値が、ひとたび、閾値より大きくなったら、摩耗を補償するために、
作動機構が前記回転範囲の外に回転するよう、作動機構を制御すること。
【0029】 最後に、本発明は、互いに他と機械的に接触させることができ、また、接触か
ら外すことができる二つの部材を保持するフレームおよび前記フレームに接続さ
れた作動機構を備え、前記作動機構は、変位可能な支持部材に係合し、該部材を
互いに他に向けて、また、互いに他から変位させるために回転範囲にわたり駆動
可能である。このアクチュエータは、上述のブレーキキャリパにおいて使用可能
であるが、機械的クラッチにおいても、同様に使用可能である。
ら外すことができる二つの部材を保持するフレームおよび前記フレームに接続さ
れた作動機構を備え、前記作動機構は、変位可能な支持部材に係合し、該部材を
互いに他に向けて、また、互いに他から変位させるために回転範囲にわたり駆動
可能である。このアクチュエータは、上述のブレーキキャリパにおいて使用可能
であるが、機械的クラッチにおいても、同様に使用可能である。
【0030】 本発明によれば、前記要素の摩耗補償のため、作動機構は、該部材を互いに他
に向けて、また、互いに他から変位させるための前記回転範囲の外にも回転可能
である。 例えば、クラッチプレートの摩耗は、このやり方で補償できる。
に向けて、また、互いに他から変位させるための前記回転範囲の外にも回転可能
である。 例えば、クラッチプレートの摩耗は、このやり方で補償できる。
【0031】 次に、本発明を、図に示した摩耗補償付き電気・機械ブレーキの実施例を引用
して説明する。
して説明する。
【0032】 以下、図示のブレーキキャリパの例を参照して、本発明をさらに説明する。
【0033】 図1は、本発明による電気・機械ブレーキの部分横断面側面図を示す。
【0034】 図2は、図1のII−IIによる横断面図を示す。 図3は、斜面軌道機構の詳細を示す。
【0035】 図1に示したブレーキキャリパは、ヨーク2に接続されたハウジング1を含む
。ハウジングは、電動機3を内蔵し、その固定子4は、ハウジング1、29に接
続され、その回転可能な部分5は、支持ピース6に支持されている。支持ピース
6は、軸受7並びに4点接触軸受8により、ハウジング内に回転可能に支持され
ている。この軸受8は、非対称の作用線をもち得る。
。ハウジングは、電動機3を内蔵し、その固定子4は、ハウジング1、29に接
続され、その回転可能な部分5は、支持ピース6に支持されている。支持ピース
6は、軸受7並びに4点接触軸受8により、ハウジング内に回転可能に支持され
ている。この軸受8は、非対称の作用線をもち得る。
【0036】 支持ピース6は、第1の機械的アクチュエータ32の一部であり、該第1の機
械的アクチュエータ32は、ブレーキパッドの一方11を保持する変位可能な支
持部材10に係合している。他方のブレーキパッド12は、ヨークに接続されて
いる(ロードセル13を介設可能である)。
械的アクチュエータ32は、ブレーキパッドの一方11を保持する変位可能な支
持部材10に係合している。他方のブレーキパッド12は、ヨークに接続されて
いる(ロードセル13を介設可能である)。
【0037】 変位可能な支持部材10は、さらに、第2の機械的アクチュエータ33に係合
しており、これは、螺条により、ねじ15と協動するナット14を備えている。
ねじ15は、その端部に、ねじ15から出ているヘッド16を有しており、該ヘ
ッドに対して、ブレーキパッド11が支持されている。アクチュエータおよび電
動機3を内蔵する空間は、可撓ベローズ17により、外界に対してシールされて
いる。
しており、これは、螺条により、ねじ15と協動するナット14を備えている。
ねじ15は、その端部に、ねじ15から出ているヘッド16を有しており、該ヘ
ッドに対して、ブレーキパッド11が支持されている。アクチュエータおよび電
動機3を内蔵する空間は、可撓ベローズ17により、外界に対してシールされて
いる。
【0038】 ブレーキパッド11、12の制動運動、すなわち、互いに他に対する運動を行
うため、第1のアクチュエータ32は、斜面軌道機構を備えている。この目的の
ため、回転可能な支持ピース6は、三つの斜面19の第1の組を有するリング1
8を有している。さらに、変位可能な支持部材10は、三つの斜面21の一組を
同様に有するリング20を有している。斜面19、21の間に、ローラ22が、
ばね23により、予圧下に保持されており、該ばね23は、一方ではリング18
に当接し、他方では、変位可能な支持部材10に接続された引張り部材24に当
接している。
うため、第1のアクチュエータ32は、斜面軌道機構を備えている。この目的の
ため、回転可能な支持ピース6は、三つの斜面19の第1の組を有するリング1
8を有している。さらに、変位可能な支持部材10は、三つの斜面21の一組を
同様に有するリング20を有している。斜面19、21の間に、ローラ22が、
ばね23により、予圧下に保持されており、該ばね23は、一方ではリング18
に当接し、他方では、変位可能な支持部材10に接続された引張り部材24に当
接している。
【0039】 電動機3の回転可能な部分5が、第1の回転範囲、すなわち、図において、右
側のターンにより示した範囲にわたり回転すると、回転可能な支持ピース6のリ
ング18と変位可能な支持部材10のリング20の間の距離は、斜面軌道19、
21上のローラ22の転動運動により増大する。したがって、図1において、変
位可能な支持部材10は、左方に移動し、ブレーキパッド11および12を、互
いに他に押しつけて、両者の間に設置されたブレーキディスク(図示しない)に
対して、制動力を加える。
側のターンにより示した範囲にわたり回転すると、回転可能な支持ピース6のリ
ング18と変位可能な支持部材10のリング20の間の距離は、斜面軌道19、
21上のローラ22の転動運動により増大する。したがって、図1において、変
位可能な支持部材10は、左方に移動し、ブレーキパッド11および12を、互
いに他に押しつけて、両者の間に設置されたブレーキディスク(図示しない)に
対して、制動力を加える。
【0040】 一般に、理想的な状況では、ブレーキパッド11、12を、互いに他に向けて
移動すべき距離は、小さく、例えば、0.2mmのオーダである。しかしながら
、ブレーキパッドの摩耗が起こるやいなや、この距離は、徐々に増大して、例え
ば、応答時間の増大による制動挙動の満足度の低下が起こることになる。さらに
、問題の斜面軌道機構は、比較的小さな最大距離までの移動しか許容しないため
、どこかに摩耗が起こると、補償を行わなければならない。
移動すべき距離は、小さく、例えば、0.2mmのオーダである。しかしながら
、ブレーキパッドの摩耗が起こるやいなや、この距離は、徐々に増大して、例え
ば、応答時間の増大による制動挙動の満足度の低下が起こることになる。さらに
、問題の斜面軌道機構は、比較的小さな最大距離までの移動しか許容しないため
、どこかに摩耗が起こると、補償を行わなければならない。
【0041】 図に示したブレーキキャリパでは、ブレーキパッドの摩耗の補償は、ねじ15
およびナット14を含む第2の機械的アクチュエータ33により行われる。この
ナットは、変位可能な支持部材10と一体な個片を形成している。図3に示した
ように、斜面軌道19および21は、それぞれ、固着部分25および26で終わ
っている。ブレーキキャリパの静止位置においては、リング18、20は、ロー
ラ22が、固着部分25、26の間で締め付けられるような位置に達している。
回転可能な支持ピース6が電動機3によりさらに左方に回転すると、リング18
および、したがってナット14も、左方に回転する。したがって、ナット14は
、ねじ15に対して、左方への移動力を加え、それにより、ブレーキパッド11
は、ブレーキパッド12に向けて移動し、生じた摩耗を補償する。摩耗の補償後
、第1のアクチュエータ32は、所望の位置にあり、所望の、比較的小さなエア
ギャップから始動して、制動力を加える。
およびナット14を含む第2の機械的アクチュエータ33により行われる。この
ナットは、変位可能な支持部材10と一体な個片を形成している。図3に示した
ように、斜面軌道19および21は、それぞれ、固着部分25および26で終わ
っている。ブレーキキャリパの静止位置においては、リング18、20は、ロー
ラ22が、固着部分25、26の間で締め付けられるような位置に達している。
回転可能な支持ピース6が電動機3によりさらに左方に回転すると、リング18
および、したがってナット14も、左方に回転する。したがって、ナット14は
、ねじ15に対して、左方への移動力を加え、それにより、ブレーキパッド11
は、ブレーキパッド12に向けて移動し、生じた摩耗を補償する。摩耗の補償後
、第1のアクチュエータ32は、所望の位置にあり、所望の、比較的小さなエア
ギャップから始動して、制動力を加える。
【0042】 ナット14が、左方にのみ回転することを保証するため、図1および3で判か
るように、ナット14は、その周囲にラチェット歯26が付けてあり、これは、
対応形状をもつ爪27と協動する。爪27は、可撓体28により、ラチェット歯
26に対して、予圧下に保持されており、該可撓体28は、ハウジング1のリン
グ部分29内に締め付け・保持されている。予圧と爪・ラチェット機構の形状と
の組合わせは、第2のアクチュエータの起動に必要なトルクを決定する。
るように、ナット14は、その周囲にラチェット歯26が付けてあり、これは、
対応形状をもつ爪27と協動する。爪27は、可撓体28により、ラチェット歯
26に対して、予圧下に保持されており、該可撓体28は、ハウジング1のリン
グ部分29内に締め付け・保持されている。予圧と爪・ラチェット機構の形状と
の組合わせは、第2のアクチュエータの起動に必要なトルクを決定する。
【0043】 別の可能性としては、ブレーキキャリパは、回転可能な支持ピース6の回転量
を示すパルスリングを有するセンサ30を備えている。このセンサ30から得ら
れた情報に基づいて、電動機3は、所望の制動作用を行うよう、制御できる。こ
のセンサは、摩耗補償、保守表示、ブレーキ力フィードバック(ABS)、牽引制 御および車両用ダイナミック機能などについての情報を与えるなどの基本的機能
に役立ち得る。
を示すパルスリングを有するセンサ30を備えている。このセンサ30から得ら
れた情報に基づいて、電動機3は、所望の制動作用を行うよう、制御できる。こ
のセンサは、摩耗補償、保守表示、ブレーキ力フィードバック(ABS)、牽引制 御および車両用ダイナミック機能などについての情報を与えるなどの基本的機能
に役立ち得る。
【0044】 ローラ22は、互いに他に対して、また、斜面軌道19、21に対して、正し
い位置に保たれるよう、保持器31に収容されている。
い位置に保たれるよう、保持器31に収容されている。
【0045】 第2のアクチュエータは、手動で動作させることもできることが観察されてい
る。
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月7日(2000.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、一対の対向するブレーキパッドを保持するヨーク、および前記ヨー
クに接続された作動機構を備え、前記作動機構は、該ブレーキパッドを互いに他
に向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材に係合し、
該作動機構は、第1の回転範囲並びに第2の回転範囲にわたって駆動可能であり
、該両回転範囲の一方は、パッドを互いに他に向けて、また、互いに他から変位
させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの、また、該両回転範
囲の他方は、パッドの摩耗補償のためのものであるディスクブレーキ用ブレーキ
キャリパに関する。
クに接続された作動機構を備え、前記作動機構は、該ブレーキパッドを互いに他
に向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材に係合し、
該作動機構は、第1の回転範囲並びに第2の回転範囲にわたって駆動可能であり
、該両回転範囲の一方は、パッドを互いに他に向けて、また、互いに他から変位
させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの、また、該両回転範
囲の他方は、パッドの摩耗補償のためのものであるディスクブレーキ用ブレーキ
キャリパに関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 この種ブレーキキャリパは、GB-A-1 303 133 以来、既知である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 前記先行技術のアクチュエータは、斜面軌道機構を備え、これは、ブレーキパ
ッドの予め規定された最大軸方向移動距離を可能にする。この最大軸方向移動距
離が、ひとたび到達されると、螺条付き補償装置を起動して、遊隙を減らすこと
ができる。
ッドの予め規定された最大軸方向移動距離を可能にする。この最大軸方向移動距
離が、ひとたび到達されると、螺条付き補償装置を起動して、遊隙を減らすこと
ができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 前記斜面軌道機構並びに補償装置は、一つの、かつ同じ方向への回転運動によ
り、起動される。したがって、前記アクチュエータの制御の可能性は、限定され
、補償装置は、予め規定された量の遊隙が到達された後でのみ、起動可能になる
。本発明の目的は、この種のアクチュエータを提供することであり、該アクチュ
エータは、より柔軟なやり方で制御できる。この目的は、
り、起動される。したがって、前記アクチュエータの制御の可能性は、限定され
、補償装置は、予め規定された量の遊隙が到達された後でのみ、起動可能になる
。本発明の目的は、この種のアクチュエータを提供することであり、該アクチュ
エータは、より柔軟なやり方で制御できる。この目的は、
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 第1の回転範囲は、一方の回転方向への回転の起点を有し、第2の回転範囲は
、他方の回転方向への回転の起点を有することにより、達成される。
、他方の回転方向への回転の起点を有することにより、達成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3J058 AA43 AA48 AA53 AA63 AA78 AA87 BA57 CC06 CC15 CC17 CC25 CC33 CC35 CC56 CC77 DA04 DA13 DA24 DA32 DB02 DB03 DB04 DB23 DE08
Claims (22)
- 【請求項1】 一対の対向するブレーキパッド(11、12)を保持するヨ
ーク(2)、および前記ヨーク(2)に接続された作動機構(3、32)を備え
、前記作動機構(3、32)は、該ブレーキパッド(11、12)を互いに他に
向けて、また、互いに他から変位させるための変位可能な支持部材(10)に係
合し、前記作動機構(3、32)は、該パッド(11、12)を、それぞれ互い
に他に向けて、また、互いに他から変位させて、関連ブレーキディスクに、それ
ぞれ制動力を加え、また、前記制動力を外すために、回転範囲にわたり駆動可能
であるディスクブレーキ用ブレーキキャリパにおいて、該パッド(11、12)
の摩耗補償のために、該作動機構は、該パッド(11、12)を互いに他に向け
て、また、互いに他から変位させるための前記回転範囲の外にも回転可能である
ことを特徴とするディスクブレーキ用ブレーキキャリパ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のブレーキキャリパにおいて、作動機構(3
、32)は、第1の回転範囲並びに第2の回転範囲にわたって駆動可能であり、
該両回転範囲の一方は、該パッド(11、12)を互いに他に向けて、また、互
いに他から変位させて、制動力を関連ブレーキディスクに加えるためのもの、ま
た、該両回転範囲の他方は、該パッド(11、12)の摩耗補償のためのもので
あることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のブレーキキャリパにおいて、第1の回転範
囲は、一方の回転方向への回転の起点を有し、第2の回転範囲は、他方の回転方
向への回転の起点を有することを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項4】 請求項1、2または3に記載のブレーキキャリパにおいて、
作動機構(33、32)は、二つのアクチュエータ(33、32)を備え、一方
のアクチュエータ(33)は、制動力を加えるため、パッド(11、12)を互
いに他に向けて、また、互いに他から変位させるためのものであり、他方のアク
チュエータ(32)は、該パッド(11、12)の摩耗補償のためのものである
ことを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項5】 請求項4に記載のブレーキキャリパにおいて、アクチュエー
タ(32、33)は、共通の駆動部分(5、6)を有し、アクチュエータ(33
)の末端の位置では、該アクチュエータ(32、33)の一方が、前記駆動部分
(5、6)の一方の方向への回動により起動可能であり、また、該アクチュエー
タ(32、33)の他方は、前記駆動部分(5、6)の反対方向への回動により
起動可能であることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項6】 請求項4または5に記載のブレーキキャリパにおいて、アク
チュエータ(32、33)は、互いに他から独立して制御されることを特徴とす
るブレーキキャリパ。 - 【請求項7】 上記請求項のいずれか1項に記載のブレーキキャリパにおい
て、作動機構(3、32)は、斜面軌道機構(19〜22)により、変位可能な
支持部材(10)に係合する回動可能な部分(5)を備え、該斜面軌道機構(1
9〜22)は、第1の回転範囲にわって、該変位可能な支持部材(10)の直線
運動、および第2の回転範囲にわって、該変位可能な支持部材(10)の補償運
動を与えることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項8】 請求項7に記載のブレーキキャリパにおいて、斜面軌道機構
(19〜22)は、固着位置をもち、該固着位置から、変位可能な支持部材(1
0)の、回転可能な部分(5)から遠ざかる直線運動が、第1の方向の回転に応
答して行われ、また、該固着位置から、変位可能な支持部材(10)の、該回転
可能な部分(5)に対する固着が、反対方向の回動に応答して行われることを特
徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項9】 請求項8に記載のブレーキキャリパにおいて、変位可能な支
持部材(10)は、ナット(14)を含む第2のアクチュエータ(53)に係合
し、該ナット(14)は、斜面軌道機構(19〜22)により回転可能な部分(
5)、およびねじ(15)に係合し、該ねじ(15)は、ブレーキパッド(11
)の一方に接続し、かつ、螺条により該ナット(14)に係合し、該螺条は、該
ナット(14)の、前記反対方向の回転に応答した、該回転可能な部分(5)に
対するその固着位置からの回転で、該ねじ(15)のブレーキパッド摩耗補償変
位を生ずることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項10】 請求項9に記載のブレーキキャリパにおいて、ナット(1
4)は、該ナット(14)を回転に対して固着させて制動効果を与え、また、回
転を許して補償効果を与える一方向固着機構により、ヨーク(2)に接続された
ハウジング(2)に係合していることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項11】 請求項10に記載のブレーキキャリパにおいて、ナット(
14)は、ラチェット/爪機構(27、18)により、ハウジング(1)に係合
していることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1項に記載のブレーキキャリパ
において、回転可能な部分(5)および変位可能な支持部材(10)は、対向す
る半径方向の面をもち、各面は、三つの斜面(19、21)を有し、斜面(19
、21)の各対向対の間にローラ(22)が締め付けられていることを特徴とす
るブレーキキャリパ。 - 【請求項13】 請求項12に記載のブレーキキャリパにおいて、各斜面(
19、21)は、その最も低い領域において、関連ローラをそれ以上の回転に対
して固着させるストップ(25、26)を有していることを特徴とするブレーキ
キャリパ。 - 【請求項14】 請求項12または13に記載のブレーキキャリパにおいて
、斜面(19、21)およびローラ(22)に予荷重を与えるため、ばね(23
)が設けられていることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項15】 請求項7〜14のいずれか1項に記載のブレーキキャリパ
において、回転可能な部分(5)は、少なくとも一つのアンギュラコンタクト軸
受、例えば、4点接触玉軸受(8)により、ハウジング(1)に対して支持され
ていることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項16】 上記請求項のいずれか1項に記載のブレーキキャリパにお
いて、ブレーキパッド(12)の一方がロードセル(13)に接続されているこ
とを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項17】 請求項7〜16のいずれか1項に記載のブレーキキャリパ
において、回転可能な部分(5)は、電動機(3)の部品であるか、あるいは、
電動機(3)に駆動可能に接続されており、該電動機(3)の固定子(4)は、
ヨーク(2)接続されていることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項18】 上記請求項のいずれか1項に記載のブレーキキャリパにお
いて、作動機構(3、32)の回転運動を検知するためセンサ(30)が設けら
れていることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項19】 請求項18に記載のブレーキキャリパにおいて、センサか
らの信号および制動信号に基づいて電気作動機構を制御するための制御ユニット
を備えることを特徴とするブレーキキャリパ。 - 【請求項20】 請求項18または19に記載のブレーキキャリパを運転す
るための方法において、 - ブレーキパッド(11、12)を、それぞれ互いに
他に向けて、また、互いに他から変位させて、関連ブレーキディスクに、それぞ
れ制動力を加え、また、前記制動力を外すための、回転範囲における作動機構の
回転運動を監視すること、 - 該ブレーキパッドと該ブレーキディスクの間のエアギャップの幅を前記ブレ
ーキパッドの静止位置において測定すること、 - エアギャップの幅が、ひとたび、閾値より大きくなったら、摩耗を補償する
ために、該作動機構が前記回動範囲の外に回動するよう、該作動機構を制御する
こと、 という手順を含むことを特徴とするブレーキキャリパの運転方法。 - 【請求項21】 互いに他と機械的に接触させることができ、また、接触か
ら外すことができる二つの部材を保持するフレームおよび前記フレームに接続さ
れた作動機構を備え、前記作動機構は、変位可能な支持部材に係合し、該部材を
互いに他に向けて、また、互いに他から変位させるために回転範囲にわたり駆動
可能であるアクチュエータにおいて、前記要素の摩耗補償のためには、該作動機
構は、該部材を互いに他にむけて、また、互いに他から変位させるための前記回
転範囲の外でも、回転可能であることを特徴とするアクチュエータ。 - 【請求項22】 請求項21に記載の方法において、ブレーキパッド(11
、12)を、それぞれ互いに他に向けて、また、互いに他から変位させて、関連
ブレーキディスクに、それぞれ制動力を加え、また、前記制動力を外すための、
回転数を確立することに基づいて、エアギャップの幅を測定すること、 - 回転範囲における最高回動数に関連した実際の値を閾値と比較すること、 - エアギャップの幅が、ひとたび、閾値より大きくなったら、摩耗を補償する
ために、作動機構が前記回転範囲の外に回転するよう、作動機構を制御すること
、 という手順を含むことを特徴とする方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL1006542A NL1006542C2 (nl) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | Remklauw met slijtagecompensatie. |
NL1006542 | 1997-07-10 | ||
PCT/NL1998/000403 WO1999002885A1 (en) | 1997-07-10 | 1998-07-10 | Brake calliper with wear compensation |
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---|---|
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---|---|---|---|
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