JP2001508980A - 無線通信システムの方法並びに装置 - Google Patents

無線通信システムの方法並びに装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明はフレーム化されたデータをセルラ通信システム、例えばCDMAシステム内の非同期基地局(BS1,BS2)経由で同期通信するための方法ならびに構成に関する。同期方法はあるシステムフレームカウンタ状態をシステム内の中央ノードから、それが接続されている全ての基地局(BS1,BS2)に送信することにより連続的に実行される。各々の基地局(BS1,BS2)はローカルフレームカウンタ(LFCBS1;LFCBS2)を含み、これはシステムフレームカウンタ状態で相関を取られたローカル・フレームカウンタ状態(t1(1)−t1(4);t2(1)−t2(4))を生成する。基地局(BS1,BS2)経由での情報の送信は、各々のデータフレーム(DF(1)−DF(4))に特定のフレーム番号を割り当てることで同期を取られ、これらのフレーム番号はローカル・フレームカウンタ状態(t1(1)−t1(4);t2(1)−t2(4))により、同一番号を有するデータフレーム(DF(1)−DF(4))があるデータパケットのコピーを含むように与えられている。正しいフレーム番号は基地局(BS1,BS2)内で実行される共通ダウンリンクチャンネル・オフセット測定(CCO1;CCO2)と、中央ノード内で計算されたタイミング進み値(TA2)とダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO1;DCO2)とから導き出される。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信システムの方法並びに装置 技術分野 本発明は、例えばCDMAシステム(符号分割多重アクセス)のようなセルラ 通信システム内の非同期基地局経由で、フレーム化されたデータの通信を同期さ せるための方法に関する。この同期方法は連続的に実施されるが、特に接続確立 およびソフト・ハンドオーバー実行中に実施される。 本発明はまた上記の方法を実行するための装置を目的としている。 技術水準 今日CDMAまたは拡散スペクトルシステムを商用アプリケーションで使用す ることの関心が増している。例としてディジタル・セルラ無線、陸上移動無線、 衛星システム、および室内並びに室外パーソナル通信ネットワークが含まれ、こ こでは纏めてセルラシステムと呼ばれている。 CDMAでは信号が時間的にも周波数的にも重なり合うことが可能である。従 って、CDMA信号は同一周波数スペクトルを共有する。周波数または時間領域 に於いて、多重アクセス信号は互いに重なり合って現れる。 CDMA通信技術に関しては多数の利点がある。CDMAに基づくセルラ・シ ステムの容量限界は高い。これは広帯域CDMAシステムの属性、例えば改善さ れた干渉ダイバーシティー、音声アクティビティー・ゲーティング、および干渉 ダイバーシティー内で同一スペクトルを再使用の結果である。 原理的にCDMAシステムにおいて、送信されるべき情報データ・ストリーム が、シグニチャ・シーケンスとして知られているより高い速度のデータ・ストリ ームの上に重畳されている。典型的にシグニチャ・シーケンスはバイナリであり 、ビット・ストリームを提供する。このシグニチャ・シーケンスを生成させる1 つの方法は、PNプロセス(疑似雑音)によるものでありランダムに現れるが、 認証された受信者で再生出来るものである。情報データ・ストリームおよび高ビ ット速度シグニチャ・シーケンス・ストリームはこの2つのビット・ストリーム を、 この2つのビット・ストリームのバイナリ値が+1または−1で表されると仮定 して、互いに掛け算することにより結合される。高ビット速度信号と低ビット速 度データ・ストリームとのこの結合は情報データ・ストリーム信号拡散と呼ばれ る。各々の情報データ・ストリームまたはチャンネルにはユニークな拡散符号が 割り当てられている。シグニチャ・シーケンス・ビット速度と情報ビット速度と の比率は拡散比と呼ばれる。 複数の符号化情報信号は無線周波数搬送波を、例えばQPSK(直交位相シフ ト・キーイング)により変調し、これらは受信機で合成信号として一緒に受信さ れる。各々の符号化信号はその他の符号化信号の全て、また同様に雑音に関連し た信号と、周波数と時間の両方で重なりあっている。受信機が認証されている場 合、合成信号はユニークな符号の1つで相関を取られて、対応する情報信号が分 離されて復号される。 FH−CDMA(周波数ポッピングCDMA)と区別するためにDS−CDM A(直接拡散CDMA)とも呼ばれるCDMAでは、上記の「情報ビット」はま た符号化ビットとも呼ぶことができ、ここで使用されている符号はブロックまた は畳み込み符号である。1つまたは複数の情報ビットはデータ・シンボルを形成 出来る。またシグニチャ・シーケンスまたはスクランブル・マスクを単一符号シ ーケンスよりもかなり長くでき、その場合シグニチャ・シーケンスまたはスクラ ンブル・マスクの副シーケンスが符号シーケンスに加算される。 CDMAセルラ通信システムにおいて、各々のセルはいくつかの変調器/復調 器ユニットまたは拡散スペクトラム・モデムを有する。各モデムは1台のディジ タル拡散スペクトラム送信変調器、少なくとも1台のディジタル拡散スペクトラ ム・データ受信機および1台の探索受信機とで構成されている。基地局BS部の 各々のモデムは1台の移動局に対して必要に応じて割り当てることが可能で、割 り当てられた移動局MSとの通信を容易にする。多くの段階で多数のモデムが使用 可能である一方、その他のものはそれぞれの移動局と通信状態に有るはずである 。ソフト・ハンドオーバ手法がCDMAセルラ通信システムで採用されており、 ここでは旧基地局モデムが呼のサービスを継続している一方で新基地局モデムが 移動局に割り当てられる。この移動局が2つの基地局の間の遷移領域内に配置さ れている時、これは両方の基地局と通信を行う。同様に、1つの基地局が複数の 地理的セクタに対して責任を負う場合、ハンド・オーバが同一基地局に属する異 なる区域の間で実施される。 移動局通信が新たな基地局または新たなセクタとの間で確立されると、例えば その移動局は良好な通信を新たなセルまたはセクタと有し、旧基地局/モデムは その呼のサービスを中止する。このソフト・ハンドオーバは本質的にメーク・ビ フー・ブレイク切換機能である。移動局は最適な新基地局、またはセクタを決定 しそこに対して通信は旧基地局またはセクタから移行される。移動局がハンドオ ーバ要求を出して新基地局を決定することが好ましいが、ハンドオーバ処理決定 は従来型セルラ電話システムと同様に行われ、そこでは基地局がハンドオーバが 適切な時期を決定し、システム制御装置を経由して隣接のセルまたはセクタに対 してその移動局信号を探索するように要求する。最も強い信号を受信する基地局 がシステム制御装置によって決定され、ハンドオーバーを受け入れる。 CDMAセルラ通信システムにおいて、各々の基地局は通常パイロット搬送波 信号を各々のセクタ内で送信している。このパイロット信号は移動局で使用され て初期システム同期が得られ、いわゆる空気インタフェース・チップ同期位相の 間に基地局で送信された信号に対するロバストな時間、周波数および位相追従を 提供する。RNC(無線ネットワーク制御ノード)はその同期をPSTN(公衆 電話交換網)と維持する。 特定移動局に対するアクディブセット(active set)は、それを介して移動局 が通信をしているセクタのリストである。セクタをアクティブセットに追加そし て/または削除することはASU(アクティブセット更新:active set update) と呼ばれる。従って第1基地局(第1セクタをサービス)から第2基地局(第2 セクタをサービス)への定常ハンドオーバは、ハンドオーバ前は第1セクタのみ を含み、ハンドオーバ後は第2セクタのみを含むアクティブセットとして定義で きる。もちろん第1から第2基地局へのハンドオーバをまた、元々第1セクタを 含むが第2セクタは含まないいくつかのセクタを含むアクティブセットで、ハン ドオーバの後は第2セクタは含むが第1セクタは含まないいくつかのセクタを含 むアクティブセットとして定義することも出来る。更に、ハンドオーバは同一周 波数間で、いわゆるイントラ無線周波数ハンドオーバ(イントラRF−HO)と して実行することも、または異なる周波数間で、いわゆる相互無線周波数ハンド オーバ(相互RF−HO)として実行することも可能である。しかしながらハン ドオーバの厳密な定義は本発明には無関係であって、何故ならば本発明はアクテ ィブセットの更新のみに係わり、特にアクティブセットに1つまたは複数のセク タをアクティブセットに追加することに関しているからである。 アクティブセットはまた特定移動局に対するアップおよびダウンリンク接続と は異なる。例えば、アクティブセットはアップリンク用には1つ及び同一基地局 の多数の異なるセクタを含み、対応するダウンリンクに対してはこれらのセクタ の唯1つのみを含むようにすることが可能である。 マクロ・ダイバーシティー中、アクティブセットは複数のセクタを含み、これ は1つ以上の基地局からサービスを受けている。マクロ・ダイバーシティーはソ フト・ハンドオーバ中に使用されるものであり、一方ハード・ハンドオーバは処 理中に決して複数のセクタが含まれることのないアクティブセットに関係してい る。 無線周波数同期は特定チップ・シーケンスの決定と選択を通して実行され、こ れはその移動局で受信される最も強い無線周波数搬送波に関連するものである。 これは「最良サービス」基地局を同定することを可能とする。前記チップ・シー ケンスは例えば空気インタフェース・フレーム伝送時間をセットするために使用 されるシステム時間に参照されている。 CDMAシステムにおいで、TDMA(時分割多重アクセス)システムでの様 な時間スロットの重なりは問題とはならないが、それは移動局が連続的に送信し ているため、別の移動局に同期をとる必要が無いからである。しかしながら移動 局がマクロ・ダイバーシティーの中で複数の基地局に接続されている場合、ダウ ンリンク(フォーワード・リンクとしても知られている)の中で基地局に同期さ せる必要がある。 CDMAシステム中のマクロ・ダイバーシティーは同期を取られた基地局と実 現される。基地局は通常、GPS(全地球測位システム)時間基準を使用する共 通CDMAシステム全般時間基準で参照されている全ての基地局のディジタル送 信に同期しており、このGPS時間基準はUTC(世界時)に追尾可能であり同 期している。全ての基地局からの信号は同時に送信される。 マクロ・ダイバーシティーを可能とするために、基地局は上記のように共通時 間基準、GPSを通して同期をとることが出来る。従って、基地局から送信され た信号は時間的に同期が取られている。しかしながらリンク内での伝搬遅延が異 なるため、信号は移動局に異なる時刻に到達する。通常、CDMAシステムでは レーキ受信機が時間分散を取り扱うために使用されており、マクロ・ダイバーシ ティーは受信機の観点からは時間分散と見ることができる。レーキ受信機の原理 は異なる経路からエネルギーを集めてそれらをビット判定が行われる前に組み合 わせることである。 ATMまたはフレーム・リレー・ネットワーク内の2つのノード間の遅延のパ ラメータを連続的に監視するための方法がUS,A,5 450 394に知ら れている。特別測定セルは1つのセルが送信した時刻と、受信と送信時間との間 の差を示す遅延値とを示すタイム・スタンプを含む。 US,A,4 894 823は、固定通信ネットワークを通して送信される タイム・スタンプ付きデータパケットに関する、代替方法を開示している。ネッ トワーク・ノード内でデータ・パケットで検知される遅延は、ノードに入力され た時点で各々のパケットのヘッダ内に開始時刻値を挿入し、このパケットがその ノードを通して輸送された時に出口時刻スタンプ機能の中でこの時刻値を更新す ることにより測定される。 CDMAシステム内のダウンリンク上での送信の時間整列を行うための方法が WO,A1,94/30024に開示されている。特定のセルラ呼接続用の信号 は最初、移動局が接続された基地局の信号とマクロ・ダイバーシティー候補基地 局の信号との間の時間差を測定することで同期が取られる。この測定は次にネッ トワークに送信され、これは最終的にその差を補償して基地局を同期するが、こ れはその処理作業中にデータが失われることの無くハンドオーバが実行されるよ うに行われる。 US,A,5 450 394及びUS,A,4 894 823は、フレー ム化データ通信システム内の送信遅延を推定するための解決策を提供している。 しかしながら、これらの文書は多重基地局と特定の移動局との間での同期が取ら れた通信を、これらの遅延にも係わらず如何にして実現するかについては教えて いない。 WO,A1,94/30024によれば、CDMAシステム内のダウンリンク 上での送信の時間整合を実現するための方法が知られている。それにも係わらず 、異なる基地局から送信された信号間の遅延差が、データフレームの半分の間隔 を超えた時にこれらの送信がどの様に制御されるべきかの解決策は提示されてい ない。 発明の開示 従って、本発明の目的は特定の移動局に2つまたはそれ以上の同期基地局また はセクタから送られた情報フレーム間の同期エラーを最少とすることである。非 同期とは此処では位相差が少なくとも2つの異なる基地局から送信された信号間 で許され、異なる基地局内のクロック装置が互いにロックされていないことを意 味している。 本発明の別の目的は、移動局に対するアクティブセットの更新中に同期要求に 合わせるために、各々の非同期基地局内の外部時間基準受信機に頼らねばならな いことを回避することである。 本発明の別の目的は、特定移動局から同時に情報フレームを受信する非同期基 地局内でのバッファリングの必要性を最少とすることである。 本発明の更に別の目的は移動局内のバッファリングの必要性を緩和することに より移動局の複雑さを削減することである。 本発明の更に別の目的は、セルラ無線通信システム、特にCDMA通信システ ム内で経験される平均多重反射遅延を最少とすることである。多重反射遅延とは 此処では、接続の一方の端からもう一方に送られ再び戻ってくる仮想メッセージ が取る(平均として)総合時間を意味する。 これらの目的は本発明により実現されており、これは1つまたは複数の基地局 に接続されているシステムの中央ノード、無線ネットワーク制御ノード、内で或 るシステム・フレームカウンタ状態を生成することで実現される。対応するロー カル・フレームカウンタ状態はシステム内の各々の基地局内で生成される。シス テム・フレームカウンタ状態の現在のサンプルは無線ネットワーク制御ノードか ら、その接続されている基地局に定期的に送られて各々のローカル・フレームカ ウンタをシステム・フレーム、カウンタ状態と同期させるようにしており、これ はセルラ無線通信システム内でフレーム番号付け基準として機能する。 本発明の1つの側面によれば、システム・フレームカウンタ状態をその接続さ れた基地局に定期的に送るための方法が提供されている。各々の基地局はそれら のローカル・フレームカウンタ状態を調整して、彼らの全てがシステム・フレー ムカウンタ状態と整合するようにしている。従って基地局を経由して通信された データパケットの同期は、フレームカウンタ状態に基づいて番号付けられたデー タ・フレーム毎に1つのデータパケットを送ることで実現される。フレームカウ ンタ状態は接続のアップリンク経路では各基地局内でローカルに生成され、接続 のダウンリンク経路ではフレームカウンタ状態は、典型的には無線通信制御ノー ドである中央ノード内のシステム・フレームカウンタ状態から導出される。 上記の方法はここでは特許請求項1に明示されている。 本発明の別の側面によれば、1つの特定の移動局と少なくとも1つの基地局と の間での接続を確立するための方法が提供されており、これは上記の同期方法に 基づいている。第1番目に、少なくとも1つのダウンリンクと1つのアップリン クチャンネルを含むアクティブセットがその移動局に対して定義される。その様 なチャンネルが割り当てられている基地局(1つまたは複数)が、移動局で実施 されるパイロット信号強度測定により決定される。一般的にそのパイロット信号 強度値が予め定められた閾値を超える全てのセクタがそのアクティブセットの候 補である。それにも係わらずダウンリンク・チャンネルは全てのこれらのセクタ 内に割り当てられる必要は無く、また1つより多くのアップリンク・チャンネル が割り当てられる必要も無い。第2番目にタイミング進み値が各々のダウンリン ク・チャンネルに対してアクティブセット内でセットされる。タイミング進み値 はそのセクタに対する共通ダウンリンク制御チャンネルと対象としているダウン リンク・チャンネルとの間のオフセットを特定し、ネットワーク上の送信負荷と システム内の無線資源を、既に進行している接続に関して最も均一に配分する結 果となる値に選択される。各々の基地局は定期的な間隔で、そのローカル・フレ ームカウンタ状態とその各々のセクタに対する共通ダウンリンク制御チャンネル との間の、共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットを測定する。その測定結 果は中央ノードに報告される。第3番目のステップとして、ダウンリンク・チャ ンネルオフセットが共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットをタイミング進 み値に加算することにより計算される。最後に、特定フレーム番号が各々のそれ ぞれのダウンリンクチャンネル上の各データフレームに割り当てられる。このフ レーム番号はどのデータフレームの中で、中央ノードから受信された特定のデー タパケットが送信されるべきかを示す。データフレームは以下のように番号付け られる。ローカル・フレームカウンタ状態の現行状態の後にダウンリンク・チャ ンネルオフセットを開始する初期データフレームは、ローカル・フレームカウン タの現行値に等しいフレーム番号として与えられる。ローカル・フレームカウン タは平均してチック速度でインクリメントされており、これは1データ・フレー ムの間隔あたり1チックに相当する。しかしながらシステム・フレームカウンタ 状態からの更新に基づくローカル・フレームカウンタの調整により、ローカル・ フレームカウンタが暫定的にあるチック速度を持つ場合があり、それは1データ ・フレームの間隔毎の1チックよりも僅かに高いかまたは僅かに低い。後続のデ ータ・フレームには、初期データ・フレームとの関係でそれらの順番に基づいて フレーム番号が割り当てられる。 本発明のこの特徴に基づぎ接続を確立するための方法は、特許請求項10に明 らかにされている。 本発明の更に別の側面によれば、少なくとも1つの第2セクタを経由して、既 に少なくとも1つの第1セクタ経由で情報を通信している特定の移動局と、上記 の同期方法を用いて通信を開始するための方法が提供されている。第1番目にア クティブセット内のダウンリンク・チャンネルとASUに対する候補セクタの共 通ダウンリンク制御チャンネルとの間のフレーム・オフセットが移動局で測定さ れる。第2番目にこのフレームオフセット値が中央ノードに報告される。第3番 目に第2セクタがアクティブセットに加えられる。第4番目に第2セクタ内のダ ウンリンクチャンネルに関するタイミング進み値とダウンリンクチャンネル・オ フセット値が計算される。第5番目に第2セクタ内のダウンリンクチャンネル上 を送信されるべきデータフレームとこのセクタに関する共通ダウンリンク制御チ ャンネルとの間のオフセットが、タイミング進み値に等しくなるようにセットさ れる。最後に特定のフレーム番号が第2セクタ内のダウンリンクチャンネル上の 各データフレームに与えられる。これは第2セクタをサービスする基地局内のロ ーカル・フレームカウンタ状態から開始し、1データフレームの間隔の半分以下 の範囲に落ちるダウンリンクチャンネルオフセットを加えた初期データフレーム を割り当てて、フレーム番号が第2セクタをサービスする基地局内の後続のロー カル・フレーム状態と等しくなるように実施される。従って各後続のデータフレ ームには初期番号に、初期データフレームに関して各々のそれぞれのデータフレ ームの順序に等しい整数値分をインクリメントして割り当てられる。 第1セクタ経由で既に通信を行っている際に、更に別のセクタ経由で通信を開 始するための方法は、本発明のこの特徴に基づき特許請求項11に明らかにされ ている。 セルラ無線通信システム内でフレーム化された情報を通信するための本発明に 基づく構成は、1つまたは複数の中央ノードに加えて1つまたは複数の基地局を 含む。典型的に無線ネットワーク制御ノードである中央ノードは代わって主タイ ミングユニット、主制御ユニットおよびダイバーシチハンドオーバ・ユニットを 含む。主タイミングユニットはシステム・フレームカウンタ状態を生成し、これ はこの中央ノードに接続されている基地局に送出される。主制御は中央ノードの 一般制御ユニットである。このユニットは例えば何時ASUを実行するかを決定 する。更に、これはタイミング進み値とダウンリンクチャンネル・オフセット値 を計算し、これらはダウンリンクチャンネル上のデータフレームに番号付けを行 う際に利用される。ダイバーシチ・ハンドオーバユニットは、複数の基地局経由 で1台の移動局と同時通信を取り扱う責任がある。 本発明の上記の構成は特許請求項22から明らかである。 従って本発明は非同期基地局を含むセルラ無線通信システム内で、いずれの基 地局内にもGPS受信機を必要とすることなく、アクティブセット更新(例えば ソフト・ハンドオーバ実行に関連して)を実行するための解決策を提供している 。 提案された解決方法はまた、非同期基地局への接続確立中の同期も保証してい る。 この様に同期エラーが小さくなる結果として、システム内の平均多重反射遅延 を小さくし、無線ネットワーク制御ノードと例えばATM接続の様な非同期であ る基地局との間の送信接続を可能とする。 またフレーム・スリップエラーが接続のダウンリンク内にもアップリンク内に も生じないことが保証される。更にバッファリング要求が基地局内でも同様に移 動局内でも緩和できる。 バッファリング要求が少ない結果、移動局を簡単に単純なレーキ受信機として 作ることが出来る。 図面の簡単な説明 図1は固定通信ネットワークに接続されている、既知のCDMAセルラ無線通 信システムを示す。 図2は空気インタフェース同期のための既知の方法を図示する。 図3は図2に示された方法で生じるフレーム・スリップ問題を説明している。 図4は本発明の1つの実施例に基づく空気インタフェース同期方法を図示する 。 図5は非同期基地局と同期するための本発明に基づく方法に関する流れ図を示 す。 図6はセルラ無線通信システム内で接続を確立するための本発明の方法の1つ の実施例に関する流れ図を示す。 図7はセルラ無線通信システム内で第1セクタ経由で通信中に第2セクタ経由 で通信を開始するための本発明の方法の1つの実施例に関する流れ図を示す。 図8は本発明の1つの実施例に基づく構成を示す。 次に本発明を好ましい実施例に基づき添付図を参照して更に詳細に説明する。 好ましい実施例 図1には、例えばPSTNの様な固定通信ネットワーク10に接続されている 、それ自身既知のCDMAセルラ無線通信システム100を示す。当然固定通信 ネットワーク10はCDMAセルラ無線通信システム100を通して送信される データの型式に適合した任意の種類のネットワークが可能である。例えば、パケ ットデータがCDMAシステム100内で通信される場合、固定ネットワーク1 0 は好適にPSPDN(パケット交換公衆データネットワーク)、IP(インター ネット・プロトコル)に基づき動作しているネットワーク、ATMネットワーク またはフレーム・リレーネットワークである。 ノードMSC(移動体サービス交換センタ)はCDMAセルラ無線通信システ ム100を固定通信ネットワーク10と接続する。ノードMSCは、CDMAセ ルラ無線通信システム100外の通信ネットワークとの接続を有する場合は特に 、ゲートウェイ移動体サービス交換センタと呼ばれる。ノードMSCは例えばA TM接続を経由して、更に無線ネットワーク制御ノードRNC1およびRNC2 と接触し、これらは各々1つまたはいくつかの基地局BS1,BS2およびBS 3−BS5とそれぞれ、別々のATM接続を通して接続されている。無線ネット ワーク制御ノードRNC1とRNC2との間の特別接続110もまた提供されて おり、これは1つの無線ネットワーク制御ノードをもう一方とマスタ・スレーブ 様式、例えばRNC1がマスタでTNC2がスレーブ、で同期出来るようにして いる。これに代わって、全ての無線ネットワーク制御ノードRNC1;RNC2 をノードMSCから同期させることも可能である。全ての基地局BS1−BS5 は、ある地理的領域内での無線通信に責任を負つており、これらはそれぞれいわ ゆるセクタs11−s16,s21−s26,s31−s36,s41−s46 そしてs51−s56である。 あるセクタは少なくとも1つの共通ダウンリンク制御チャンネルで同定されて おり、これは近隣の全てのその他のチャンネルから特定チップシーケンスまたは 特定周波数と組み合わせた特定チップシーケンスのいずれかを通して識別されて いる。移動局MS1−MS4は1つまたは複数の基地局BS1−BS5と専用チ ャンネル上で通信している。この様な接続のダウンリンク・レグは少なくとも1 つのダウンリンクチャンネル経由でセットアップされ、アップリンク・レグは1 つのアップリンクチャンネル経由でセットアップされる。各々のセクタs11− s56は一般的にそれ自身のダウン並びにアップリンクチャンネルのセットを有 する。しかしながら、このセットは含まれるチャンネルが変更されるように適合 される。移動局が1つまたは複数のセクタ経由で基地局と通信するとき、それは 受信されるデータを復号するために複数のダウンリンクチャンネルに同調しなけ ればならない。 第1移動局MS1は最初セクタs24内の基地局BS2通信している。移動局 MS1と基地局BS2との間のデータパケットの送信は第1無線ネットワーク制 御ノードRNC1で同期がとられている。移動局MS1が異なるセクタs23に 近づくときこのセクタs23に対して測定されたパイロット信号はセクタs23 がASU(アクティブセット更新)の候補となるのに十分なまで強く成長する。 すなわち移動局MS1と基地局BS2との間のセクタs23を経由した通信が開 始される。移動局MS1はそのセクタs24内の現在のダウンリンクチャンネル とセクタs23内の共通ダウンリンク制御チャンネルとの間のフレームオフセッ ト値を測定する。この測定の結果は続いて、基地局BS2を経由して無線ネット ワーク制御ノードRNC1に報告され、ここでタイミング進み値が計算される。 タイミング進み値はセクタs23内のダウンリンクチャンネルをセクタs24内 の移動局MS1で使用されでいるダウンリンクチャンネルと同期させるために使 用される。2つのダウンリンクチャンネルを同期させた後、移動局MS1との接 続用のアクティブセットが更新され、通信は基地局BS2とセクタs23経由で 開始される。 おそらくセクタs24経由の通信はセクタs23経由の通信が終了される前に 切断される。しかしながら、これは例えば移動局MS1が再びセクタs24に接 近する場合には必要ではない。従ってこれとは反対にセクタs23経由の通信が 最初に切断される可能性の方が高い。 第2移動局MS2はセクタs14内で基地局BS1と接続を確立する。第2移 動局MS2は、セクタs14に隣接するセクタに対するフレームオフセットとパ イロット強度の測定を定期的に実行し、これらの測定の結果を無線ネットワーク 制御ノードRNC1に基地局BS1経由で報告する。パイロット強度測定値が別 のセクタs21経由のほうが更に効果的に通信が実行できることを示し、従って そこで継続されるべきである場合、セクタs21内のダウンリンクチャンネルは セクタa14内の移動局MS2の現行のダウンリンクチャンネルと容易に同期さ れる。しかしながらセクタs21はセクタs14にサービスをしている基地局B S1とは異なる基地局BS2のサービスを受けている。セクタs14とs21内 のダウンリンクチャンネル間の同期はまた、無線ネットワーク制御ノードRNC 1内のタイミング進み値を計算することにより実現できる。移動局MS2に対す るアクティブセットは無線ネットワーク制御ノードRNC1から更新され、その 通信はセクタs21内で継続される。セクタs14経由の通信は維持されたりさ れなかったりするが、それはASUが実行される予め定められた閾値に関連して セクタs21に対してどのパイロット強度値を移動局MS2が測定したかに依存 している。 もちろん、移動局MS3は同様に2つ以上のセクタ、例えば2つ以上の基地局 BS3−BS5でサービスされているs32,s45,s51およびs56経由 で同時通信を維持している。この様に、全ての基地局BS3−BS5が同一無線 ネットワーク制御ノードRNC2に接続されている場合、その通信に対して使用 されているダウンリンクチャンネルの同期は上記の方法に基づいて実施できる。 各々のそれぞれのセクタs32,s45,s51およびs56経由で通信が開始 されて終了される厳密な手順は、どの様にして同期が実行されたかには無関係で 、ASUを実行するために予め定められた閾値に関するパイロット強度測定値の みの結果である。従って移動局MS3はひの呼の一部の間、全呼の間全てのセク タs32,s45,s51およびs56経由で通信しているか、またはそれらの 任意の組み合わせの1つまたは複数のセクタ経由で周期的に通信をしている。 移動局MS4から報告されるパイロット信号強度測定値が、現在使用されてい る基地局BS1が接続されでいる無線ネットワーク制御ノードRNC1とは異な る無線ネットワーク制御ノードRNC2に接続されている基地局BS3経由で通 信を開始すべきであることを示している場合、ここに含まれている無線ネットワ ーク制御ノードRNC1;RNC2が互いに同期を取られていて、ダウンリンク チャンネルの同期が得られることが本質的に重要である。この様な同期は中央時 間基準を必要とする。これは多数のいろいろな方法で実現できる。1つの方法は 基準時間発生器を各々の無線ネットワーク制御ノードRNC1;RNC2内に配 置し、これらはセルラ無線通信システム100内の全ての無線ネットワーク制御 ノードRNC1;RNC2で生成される同期信号が互いに位相が会っていること を見ている。別の方法は例えばゲートウェイ移動局サービス交換センタGMSC または特定マスタ無線ネットワーク制御ノードの様に、マスタ・スレーブ方式で システム100内の中央ノードと同期されたいくつか(または全て)の無線ネッ トワーク制御ノードRNC1;RNC2を用意することである。基準時間発生器 は好適にGPS受信機で構成されるが、もちろん十分な精度を有する、例えば原 子時計の様な時間を示す任意の装置が使用できる。 図2にはASUに関連して空気インタフェース同期用の既知の方法が図示され ている。第1セクタ内の移動局はフレーム化されたデータを第1ダウンリンクチ ャンネルDCH1上で通信している、例えばデータフレーム内のデータパケット を同期した方法で受信している。第1ダウンリンクチャンネルDCH1は第1共 通ダウンリンク制御チャンネルCDCH1に対する第1タイミング進み値TA1 を有する。 測定されたパイロット信号強度値がASUが実施されるべきであることを示す 時、移動局は無線ネットワーク制御ノードから、その現在のダウンリンクチャン ネルDCH1と、アクティブセットの候補である第2セクタに対する第2共通ダ ウンリンク制御チャンネルCDCH2との間のフレームオフセットOf12を測定 するように指示される。測定されたフレームオフセットOf12は無線ネットワー ク制御ノードに報告され、これは第2タイミング進み値TA2をフレームオフセ ットOf12をデータフレームの間隔から引き算することにより計算する、すなわ ちTA2=Tf−Of12。この後第2タイミング進み値TA2が第2セクタ内の第 2専用チャンネルDCH2上で通信するためにセットされる。従って同期ASU の実行が実施される。ASUはこの場合、第2セクタがアクティブセットに追加 され、その後通信が第2専用チャンネルDCH2上で開始されることを意味する 。 図3は既知の解決方法のタイミングの特徴を示しており、ここでデータパケッ トDP(1)−DP(4)のセットが無線ネットワーク制御ノードRNCから第 1および第2基地局BS1およびBS2にそれぞれ送信される。データパケット DP(1)−DP(4)のセットの第1コピーが、第1基地局BS1に第1送信 時間t1の後に到着し、続いて第1ダウンリンクチャンネルDCH1上を特定の 移動局に送られる。データパケットDP(1)−DP(4)のセットの第2コピ ーが、第2基地局BS2に第2送信時間t2の後に到着する。しかしながら送信 時間の差t2−t1がデータフレームの半分の間隔Tf/2を超えている。従って 、もう一方よりも更に遅延した信号を有する基地局BS2には、データフレーム 内の全てのデータパケットDP(1)−DP(4)が、1データフレーム(また はt2が複数のデータフレームの間隔Tfよりも長い場合は数データフレーム) 分時間がシフトされて、第2ダウンリンクチャンネルDCH2上に誤って送られ ることになるであろう。いわゆるフレームスリップが生じ、これは結果として移 動局内で信号を破壊的に結合することになる。すなわち、第1基地局BS1から 送信された信号と第2基地局BS2から送信された信号は移動局内で、各々の指 定された瞬間に於いて、異なるデータパケットからのデータを含み、これは典型 的に合い矛盾する情報を含む。その結果、移動局は専用チャンネルDCH1およ びDCH2上で受信されたデータフレームパケットを組み合わされた意味のない 信号を復号することが出来なくなる。 図3に図示されているこのフレームスリップ問題は、セルラ無線通信システム の各々の無線ネットワーク制御ノード内にシステムフレームカウンタ状態SFC を生成することによって、本発明を通して解決されている。このシステムフレー ムカウンタ状態SFCは好適に基地局に対して専用および個別の接続、例えばA TM接続上で送信され、これらの信号に対する遅延が可能な限り一定となるよう にしている。 図4はデータパケットがデータフレームDF(1)−DF(4)内で無線ネッ トワーク制御ノードから移動局に、第1ダウンリンクチャンネルDCH1を用い ている第1基地局BS1からサービスされている第1セクタ経由で送られる際の 、本発明に基づくタイミングの様子を図示しており、一方移動局へのデータフレ ームDF(1)−DF(4)の送信は、第2専用チャンネルDCH2を用いてい る第2基地局BS2からサービスされている第2セクタ経由で開始されている。 第1および第2セクタはそれぞれ第1、CDCH1および第2、CDCH2共通 ダウンリンク制御チャンネルに関連している。両方の基地局BS1;BS2は、 それらの第1共通ダウンリンク制御チャンネルCDCH1;CDCH2とそれぞ れのローカル・フレームカウンタLFCBS1;LFCBS2の間の共通ダウンリン ク制御チャンネルオフセットCCO1;CCO2を測定する。各々の基地局BS 1,BS2は定期的にその共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットCCO1 ;CCO2をその無線ネットワーク制御ノードRNCに報告する。 フレーム番号付けの中で高い同期精度を維持するために、第1基地局BS1は 定期的にシステム・フレームカウンタ状態を無線ネットワーク制御ノードから受 信し、それに基づいてそのローカルフレームカウンタLFCBS1経由で、同期さ れたローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1(n)の第1シリーズを生成す る。ローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1(n)は無線ネットワーク制御 ノードから十分頻繁に更新されて、それがシステムフレームカウンタ状態SFC からデータフレームの間隔Tfの数分の1、例えばデータフレームの間隔Tfの 10分の1程度に維持されるようにしている。 図4から分かるように、第1ローカル・フレームカウンタLFCBS1と第2ロ ーカル・フレームカウンタLFCBS2の間には小さな位相シフトが存在している 。それにも係わらず、本発明の方法は特定の接続に関係し、基地局BS1;BS 2経由で通信されているデータフレームが互いに常に同期されていることを保証 している。 第1ダウンリンクチャンネルDCH1は第1共通ダウンリンク制御チャンネル CDCH1に対して第1タイミング進み値TA1を有する。第1タイミング進み 値TA1は接続のセットアップに際して、基地局BS1と無線ネットワーク制御 ノードまた同様に無線インタフェースの間のネットワーク資源上の通信負荷が、 そのシステム内で既に進行している接続に関して可能な限り均一に分配されるよ うに、個別の接続が時間的に最適とする値にセットされる。 第1ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1は第1セクタ内の第1共通 ダウンリンク制御チャンネルCDCH1と第1ローカル・フレームカウンタ状態 t1(1)の間のオフセットCCO1と第1タイミング進み値TA1とを加えた もの、すなわちDCO1=CCO1+TA1として計算される。第1ダウンリン クチャンネル・オフセットDCO1はデータフレームDF(1)−DF(4)の 番号付けの際に使用される。共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセットCC O1;CCO2をダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1を介して補償す ることにより、システムフレームカウンタ状態SFCとの正確なフレーム番号同 期が基地局BS1内で実現できる。 基地局BS1内で各々のデータフレームDF(1)−DF(4)が、ローカル ・フレームカウンタ状態LFCBS1(n)の第1シリーズから個別のt1(1) −t1(4)に関連づけられる。このフレーム番号付けは現在のローカル・フレ ームカウンタ状態に等しい第1フレーム番号t1(1)に、第1シリーズから現 在のローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1(n)に等しい時間内の第1デ ータフレームDF(1)を割り当てることで実施される。後続のデータフレーム DF(2)−DF(4)は、第1データフレームDF(1)とのそれらの順序関 係に従って、Tf秒毎にフレーム番号t1(2)−t1(4)をインクリメント する事で番号が付けられる。 無線ネットワーク制御ノードが第2セクタをアクティブセット内に含めるよう に指示した際には、移動局は無線ネットワーク制御ノードからその現在のダウン リンクチャンネルDCH1と第2共通ダウンリンク制御チャンネルCDCH2と の間のフレームオフセット値Of12を測定するように指示される。測定された値 は続いて無線ネットワーク制御ノードに報告され、これは第2ダウンリンクチャ ンネルDCH2に対する第2タイミング進み値TA2を、データフレームの間隔 Tf引くフレームオフセット値Of12、すなわちTA2=Tf−Of12として計算す る。次に第2ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO2値が、第2ダウンリ ンクチャンネルDCH2に対する共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットC CO2に第2タイミング進み値TA2を加え、データフレームの間隔Tfを係数 i倍して加えたもの、すなわちDCO2=CCO2+TA2+i・Tfとしてセ ットされる、ここでiは正、負またはゼロの整数であり、これは第1、DCO1 と第2、DCO2ダウンリンクチャンネル・オフセットの間の差│DCO1−D CO2│minの法を最少とする値に選択される。更に、第1、DCO1と第2、 DCO2ダウンリンクチャンネル間の同期をもっと改善するために、第1ダウン リンクチャンネル・オフセットDCO1値をDCO1=CCO1+TA1、すな わち、基地局BS1から無線ネットワーク制御ノードRNC1へ報告された最新 の共通ダウンリンク制御オフセットCCO1値と、第1ダウンリンクチャン ネルDCH1に対するタイミング進みTA1値の和として再計算される。 基地局BS1はシステム・フレームカウンタ状態を無線ネットワーク制御ノー ドから受信し、基地局BS2も同様に受信するので、同期されたローカル・フレ ームカウンタ状態の第2シリーズLFCBS2(n)がそこから生成される。また 、基地局BS2内で各々のデータフレームDF(1)−DF(4)が個別のフレ ーム番号t2(1)−t2(4)に関連付けられ、これはローカル・フレームカ ウンタ状態の第2シリーズLFCBS2(n)から導かれる。第2シリーズからの 現在のローカル・フレームカウンタ状態LFCBS2(n)の第2ダウンリンクチ ャンネル・オフセット値DCO2に等しい時間内の第1データフレームDF(1 )は、第1フレーム番号t2(1)が割り当てられる。後続のデータフレームD F(2)−DF(4)は第1データフレームDF(1)との関係におけるそれら の順序に従って、Tf秒ごとにフレーム番号t2(2)−t2(4)をインクリ メントして番号が付けられる。 第2ダウンリンクチャンネル・オフセット値DCO2を、第1、DCO1と第 2、DCO2ダウンリンクチャンネル・オフセットの間の差│DCO1−DCO 2│minの法が最少とされる値にセットすることにより、第1ダウンリンクチャ ンネルDCH1の現在のデーータフレーム番号t1(1)が第2ダウンリンクチ ャンネルDCH2の対応するデータフレーム番号t2(1)と最適に整列させる ことが可能である。第2ダウンリンクチャンネルDCH2上のデータフレーム番 号付けと第1ダウンリンクチャンネルDCH1上のデータフレーム番号付けとを ひとたび同期させると、データフレームDF(1)−DF(4)の第2ダウンリ ンクチャンネルDCH2上での移動局への送信が開始できる。 データフレームの対応する同期された番号付けは、もちろんアップリンク・レ グ内の基地局からRNCへの接続上でも実施される、すなわちデータパケットが 移動局からアップリンクチャンネル上で1つまたは複数のセクタおよび1つまた は複数の基地局を経由して送信されるときである。従って各々の基地局は、基地 局から無線ネットワーク制御ノードにアップリンク・レグ上で送信される各々の データフレームに関して1つのフレーム番号を関連付け、これはその個々の接続 に対する対応するダウンリンクチャンネルのフレーム番号に等しい。 無線ネットワーク制御ノード内のバッファユニットは受信されたデータパケッ トのコピーを格納し、同じ番号付けのデータフレーム内で送信されたデータパケ ット上でのダイハーシチ処理手順を実行する。この処理手順中に行われる厳密な 手順は本開示の中で、特に図7及び図8を参照して後ほど詳細に説明する。 図5には、特定の中央ノードに接続されている全ての非同期基地局を同期させ るための本発明による方法に関する流れ図が示されている。第1ステップ500 ではタイマ変数tがゼロにセットされる。現在のシステムフレームカウンタ状態 SFCが中央ノードRNCから、それが接続されている全ての基地局BSに、第 2ステップ510で送られる。続くステップ520では各々の基地局内のローカ ルフレームカウンタ状態LFCがシステムフレームカウンタ状態SFCと整合さ れる。中央ノードRNCに接続されている全ての基地局は次のステップ530で 、そのローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1;LFCBS2とその共通ダウン リンク制御チャンネルCDCH1;CDCH2との間のそれぞれの共通ダウンリ ンク制御チャンネルオフセットCCO1を測定する。測定の結果は中央ノードR NCに報告され、そこでダウンリンクチャンネル・オフセットが計算される。次 にステップ540で、タイマ変数tが予め定められた値Tに等しいかが検査され 、もし等しい場合は流れは第1ステップ500に戻る。そうでない場合は流れは タイマ変数tが予め定められた値Tに等しくなるまでステップ540内に留まる 。それ故、予め定められた値Tは、ローカル・フレームカウンタ状態LFCがシ ステムフレームカウンタ状態SFCから更新されるべき周波数を定めている。 図6は、セルラ無線通信システムの固定部分と、特定の移動局MS2との間の 接続を確立するための本発明による方法の1つの実施例に関する流れ図を示す。 第1ステップ600で、ある中央ノードRNCの責任領域内の移動局から通信要 求がなされているかが問い合わされ、要求がある場合は流れは後続のステップ6 10に続く。そうでない場合は、流れは再び第1ステップ600に戻る。アクテ ィブセットASが移動局MS2に対し、ステップ610で定められる。このアク ティブセットは、その中央ノードRNCに接続されている基地局でサービスされ ている少なくとも1つのセクタ内で、移動局MS2に対し少なくとも1つのアッ プリンクと1つのダウンリンクチャンネルとを指定する。次のステップ620で タイミング進みTA値が1つまたは複数のダウンリンクチャンネルにセットされ 、これはシステム内で既に進行中の接続が考慮対象となった際に、ネットワーク およびチャンネル資源の最も均一な時間配分を与えるものである。その後、ステ ップ630でアクティブセットAS内の各々のダウンリンクチャンネルに対して 、ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO値が共通制御チャンネルオフセッ トCCOとタイミング進み値TAの和として計算される。最後にステップ640 で特定のフレーム番号FNがダウンリンクチャンネル上の各々のデータフレーム DFに対して以下のように割り当てられる。初期データフレームDFは、現行ロ ーカル・フレームカウンタ状態に、対象としているセクタをサービスしている基 地局のローカル・フレームカウンタの後続の状態に等しいフレーム番号が割り当 てられた後、ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO値から開始する。後続 のデータフレームDFには初期データフレームDFとの関係におけるそれらの順 序に従って、Tf秒ごとにフレーム番号をインクリメントして、フレーム番号F Nが割り当てられる。 既に第1セクタ経由で情報を通信している移動局が、第2セクタ経由で通信を 開始するための本発明の方法の1つの実施例に関する流れ図が図7に示されてい る。この様な追加セクタ経由で通信を開始することは、その移動局MSに対する 空でないアクティブセットに新たなセクタを追加することと等価である。第1ス テップ700で、移動局MS(例えば図1の第2移動局MS2)が、番号付けら れたデータフレームのデータパケットDPを、少なくとも1つのダウンリンクお よびアップリンク・ダウンリンクチャンネル経由で通信している。移動局MSは アクティブセットAS内で指定されたセクタと近隣のセクタに対するパイロット 信号強度を定期的に測定し、その結果を中央ノードRNC(例えば図1の第1無 線ネットワーク制御ノードRNC1)に報告する。接続のダウンリンク・レグ内 ではデータパケットDPがサービス中の1つまたは複数の基地局内に、そのデー タパケットが移動局MSに無線ネットワーク制御ノードRNC1で指示されたフ レーム番号を有するデータフレーム内でダウンリンクチャンネル上を送信できる までバッファリングされ、接続のアップリンク・レグ内では、データパケットD Pが中央ノードRNC内にバッファリングされ、その後同一のフレーム番号を具 備したデータフレームDF内に到着するデータパケットDPに対してダイバーシ チ処理手順が実行される。基地局内のバッファ制限は、ダウンリンクチャンネル DCO値とそのダウンリンクチャンネルに対する無線ネットワーク制御ノードR NC1からの送信タイミングに依存する。無線ネットワーク制御ノードRNC1 で指示されたデータフレームDF内で送信するにはあまりに遅く到着したデータ パケットDPは、基地局内で廃棄される。同様のバッファの制約は中央ノードR NC内のアップリンクチャンネルに対しても存在する。中央ノードは特定のデー タパケットDPの全てのコピーが到着するかまたは、予め定められた時間τの後 ダイバーシチ処理手順を実行する。この予め定められた時間τは、システム内で の最大許容遅延、使用されるATMリンクまたはフレーム同期処理手順の様な、 多数の異なる要因により定められるはずである。ダイバーシチ処理手順は2つの 原理の内の1つに基づいて実行される。最高品質のデータパケットDPを選択す るかまたは、それがデータバケットDPの受信された全てのコピーから信号エネ ルギーを組み合わせることを意味するかのいずれかである。もちろん予め定めら れた時間τが経過すると、中央ノードはデータパケットDPの全てのコピーより 少ないものに対してマクロ・ダイバーシチを強制的に実行させる。 ステップ710では定期的な間隔でアクティブセットASが更新されるべきか 否かが調査され、そうでない場合は流れは第1ステップ700に戻る。しかしな がらアクティブセットが更新されるべきである場合は(例えばセクタs21を図 1の第2移動局MS2用のアクティブセットに追加する様な場合)、ステップ7 20に続く。このステップ内で移動局MSはアクティブセットAS内で現在指定 されているダウンリンクチャンネル(例えばDCH1)とASU候補セクタ用の 共通ダウンリンク制御チャンネル(例えばCDCH2)との間のフレームオフセ ット値Of12を測定するように指示される。このフレームオフセット値Of12は中 央ノードRNCに報告される。続いてアクティブセットASは次のステップ73 0で新たなセクタで更新され、続くステップ740でダウンリンクチャンネルが 新たなセクタ内で移動局MSに情報を送信するために割り当てられる。次のステ ップ750では、中央ノードRNC内で新たなダウンリンクチャンネルに対しす るタイミング進み値TAが、データフレームの間隔Tf引くフレームオフセ ット値Of12として計算される。中央ノードRNCはまた、新たなダウンリンク チャンネルに対するダウンリンクチャンネル・オフセットDCO(すなわち、新 たなダウンリンクチャンネルの新たなデータフレームDFが、新たなセクタをサ ービスしている基地局内のローカル・フレームカウンタ状態に関連してどの様に 番号付けられるべきか)を、(1)第2セクタをサービスしている基地局内の一 連のローカル・フレームカウンタ状態とこのセクタ内の共通ダウンリンク制御チ ャンネルとの間の共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットと、(2)新たな ダウンリンクチャンネル用のタイミング進み値と、(3)データフレームDFの 間隔Tfの整数倍の和としで計算され、ここでこの整数はアクティブセットAS 内のチャンネルDCO1のダウンリンクチャンネル・オフセットとアクティブセ ットASに含まれる予定のチャンネルDCO2のダウンリンクチャンネル・オフ セットとの間の差の法を最少とする(すなわち│DCO1−DCO2│min)値 (正、負またはゼロ)にセットされる。 計算されたタイミング進みTA値およびダウンリンクチャンネル・オフセット DCOが後続のステップ760でアクティブセットAS内の新たなチャンネルに 対してセットされ、最後のステップ770で特定のフレーム番号FNが、新たな ダウンリンクチャンネルの各々のデータフレームDFに、初期データフレームD FをデータフレームDFの間隔Tfの半分以内の新たなダウンリンクチャンネル 上で与えることで割り当てられ、これは現行のローカル・フレームカウンタ状態 の後ダウンリンクチャンネル・オフセット値DCOから開始し、初期フレーム番 号FNは後続のローカル・フレームカウンタ状態に等しい。各々の後続のデータ フレームDFにはこの初期フレーム番号FNの整数インクリメント値が割り当て られており、これは初期データフレームDFに関連する各々のそれぞれのデータ フレームDFの順序に等しい。この処理手順は第1ステップ700に戻る。 フレーム化された情報をセルラ無線通信システム内で通信するための本発明の 1つの実施例に基づく構成が図8のブロック図に示されている。 無線ネットワーク制御ノードRNC1の形式の中央ノードは、ここでは第1B S1と第2BS2基地局に、例えばATM接続経由で接続されている。無線ネッ トワーク制御ノードRNC1はクロックユニット805を含み、これはノードR NC1内のその他の全てのユニットを同期させる基準クロック信号CKRを生成 する。クロックユニット805はそれ自身、基準時間発生器860からの時間基 準信号TRからトリガを掛けられており、この基準時間発生器はGPS受信機ま たは十分な精度を有する時間を示すための同様な装置である。ノードRNC1内 の主タイミングユニット810はシステムフレームカウンタ状態SFCを生成し 、これは専用の個別の接続850;890経由で基地局BS1およびBS2を参 照するフレーム番号として送信される。基地局BS1;BS2は各々、クロック 信号CK1;CK2を通して基地局BS1;BS2内のその他の全てのユニット を同期させるためのクロックユニット830;860を含む。各々の基地局BS 1;BS2はまたタイミングユニット835;865を含み、ここからローカル ・フレームカウンタ状態の第1シリーズLFCBS1およびローカル・フレームカ ウンタ状態の第2シリーズLFSBS2がそれぞれトランシーバユニット840: 870に対して生成される。 データパケットDPで経験される一方向遅延D1;D2を推定するために、中央 ノードRNC1と基地局BS1およびBS2との間でそれぞれ通信される時に、 多重反射遅延メッセージRTD1;RTD2が中央ノードRNC1と各々の特定の 基地局BS1;BS2の間で帰還されたり送られたりする。一方向遅延D1;D2 の推定値は続いて、多重反射遅延メッセージRTD1;RTD2の到着時刻taを そのメッセージRTD1;RTD2の対応する送信時刻から引き算して、その結果 を2で割り算して計算される、すなわちD1=(ta1−ts1)/2;D1=(ta2 −ts2)/2。一方向遅延D1;D2の更に信頼性のある推定値を得るために、数 p(ここで例えばp=10)だけその様な計算が実行され、それから平均一方向 遅延D1;D2が計算される。当然、これに代わるフィルタリング方法を適用して 一方向遅延D1;D2を推定することも可能である。多重反射遅延メッセージRT D1;RTD2はまた中央ノードRNC1からのシステムフレームカウンタSFC メッセージと組み合わせたりまたはそこに含まれることが可能である。 多重反射遅延メッセージRTD1;RTD2は基地局BS1;BS2から、また は中央ノードRNC1のいずれかから生じる。多重反射遅延メッセージ RTD1;RTD2が基地局BS1;BS2の1つから送られる場合、一方向遅延 に対する補償もまた基地局BS1;BS2内で実行され、これはローカル・フレ ームカウンタ状態LFCBS1;LFCBS2をシステム・フレームカウンタ状態SF Cに一方向遅延D1;D2を加算したもの、すなわちLFCBS1=SFC+D1;L FCBS2=SFC+D2に基づいて調整することで実行される。この代わりに多重 反射遅延メッセージRTD1;RTD2が中央ノードRNC1から生じる場合は、 一方向遅延D1;D2がこのノード内で補償され、これは各々のシステムフレーム カウンタ状態SFCメッセージSFC1;SFC2の送信をそれぞれの各々の基地 局BS1:BS2に対して推定された一方向遅延D1;D2に等しい時間先行させ る、すなわちSFC1=SFC−D1;SFC2=SFC−D2、ことで実行される 。 主制御ユニット815は番号付けられたデータフレーム内のデータパケットD PsをダウンリンクチャンネルDCH1(DPs);DCH2(DPs)上で通 信する際に、基地局BS1;BS2内で使用されるタイミング進み値TA1;T A2およびダウンリンクチャンネル・オフセット値DCO1;DCO2を計算す るために使用される。しかしながら主制御ユニット815はまた、特定の移動局 NS2のアクティブセットをそのアクティブセットに1つまたは複数のセクタを 加えたり削除することにより、何時更新するかも決定する。ダイバーシチ・ハン ドオーバユニット820はハンドオーバ処理手順中、また同様に通常通信中に、 すなわちデータパケットDPを送信したり受信する間に、情報の通信を取り扱う 。 移動局MS2で実時間音声が通信される場合、情報sはネットワークの中央部 から音声コーデック(coder/decoder)経由で受信され、ネットワークの中央部 に同一音声コーデック経由で送信される。別の種類のデータが通信される場合、 その情報sは代わりのコーデックを通して送られるかまたはコード化されずに通 信される。データパケットDPの形式のスプリットアップ情報はダイバーシチ・ ハンドオーバユニット820から交換ユニット825を介して基地局BS1;B S2に配信され、また基地局BS1;BS2からのデータパケットはダイバーシ チ・ハンドオーバユニット820へ交換ユニット825およびバッファユニット 880経由で送られる。バッファユニット880はダイバーシチ処理手順を受信 されたデータパケットDPのコピーに対して実行する際に使用される。バッファ ユニット880はデータパケットDPを予め定められた時間格納し、この時間は 例えばシステム内の最大許容遅延、無線ネットワーク制御ノードRNC1と基地 局BS1;BS2の間で使用されるATMリンクの特性により決定される。予め 定められた時間が経過するとダイバーシチ処理手順が、特定のデータパケットD Pの現在利用可能なコピーに対して実行される。ダイバーシチ・ハンドオーバユ ニット820はまたフレームオフセット値Of12を受信し、これはデータパケッ トDP内に含まれていて移動局MS2から基地局BS1の1つを介して報告され る。フレームオフセット値Of12は主制御ユニット815の入力としてタイミン グ進み値TA2を計算するために送られる。 基地局BS1;BS2内のトランシーバユニット840;870はデータパケ ットDPを移動局MS2からアップリンクチャンネルUCH1(DPs);UC H2(DPs)上で受信し、データパケットDPsを移動局MS2にダウンリン クチャンネルDCH1;DCH2上で送信する。このデータパケットDPsは無 線ネットワーク制御ノードRNC1に交換ユニット825経由で送信され、デー タパケットDPsは無線ネットワーク制御ノードRNC1から交換ユニット82 5およびバッファユニット855;875経由で受信される。バッファユニット 855;875はデータパケットDPsを、データパケットDPが移動局MS2 へ第1BS1および第2BS2基地局からダウンリンクチャンネルDCH1;D CH2上を、無線ネットワーク制御ノードRNC1で指示されるフレーム番号を 有するデータフレーム内で送信されるまで格納する。特定の基地局BS1;Bs 2に、この要求を満たすには遅すぎて到着したデータパケットDPは破棄される 。更に、トランシーバユニット840;870そのローカル・フレームカウンタ 状態LFCBS1;LFCBS2とその共通ダウンリンク制御チャンネルCDC H1;CDCH2の間の共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセットCCO1 ;CCO2を測定する。この測定結果は中央ノードRNC1内の主制御ユニット 815にタイミングユニット835;865および交換ユニット825経由で報 告される。 各々の基地局BS1;BS2内のタイミング制御ユニット845;855はタ イミング進み値TA1;TA2およびダウンリンクチャンネル・オフセット値D CO1;DCO2を中央ノードRNC1内の主制御ユニット815から交換ユニ ット825経由で受信する。タイミング制御ユニット845;855はトランシ ーバユニット840;870の動作を制御信号I1,I2経由で調整して、空気 インタフェース経由で受信ざれ、送信された各々のデータパケットDPが正しい フレーム番号と関連するようにしている。 本発明は基本的にCDMAセルラ無線通信システム内で使用されることを意図 しているが、本発明の方法および構成は、もちろん任意の種類のセルラ無線通信 システムで、その無線資源がそのシステムの個々の使用者の間でどの様に分割さ れているかに関係なく適用可能である。共通ダウンリンク制御チャンネル、ダウ ンリンクチャンネルおよびアップリンクチャンネルは従って、符号分割、符号お よび周波数分割の組み合わぜ、符号および時間分割の組み合わせ、または無線ス ペクトルの符号、周波数および時間分割の組み合わせとして互いに区別される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月27日(1999.7.27) 【補正内容】 請求の範囲 1. 予め定められた間隔(Tf)のデータフレーム(DF)内の情報を通信す るように構成され、少なくとも1つの中央ノード(RNC1,RNC2)と少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)を含み、特定の中央ノード(RN C1)に接続されている全ての基地局(BS1,BS2)を同期させるための、 セルラ無線通信システム(100)内の方法であって (510)システムフレームカウンタ状態(SFC)を中央ノード(RNC1 )からそれが接続されている全ての基地局(BS1,BS2)に送信するステッ プと、 (520)各々の基地局(BS1,BS2)内でそれぞれのローカル・フレー ムカウンタの状態(LFCBS1,LFCBS2)をシステムフレームカウンタ状態( SFC)に整合させるステップとを含み、そして システムフレームカウンタ状態(SFC)が各々のデータフレーム(DF)が 経過した後に1チックづつインクリメントされ、 各々のデータフレーム(DF)がそれぞれのローカル・フレームカウンタ(L FCBS1,LFCSBS2)からのフレーム番号(t1(1)−t1(4);t2( 1)−t2(4))と整合される、 ことを特徴とする前記方法。 2. 請求項1記載の方法において、システムフレームカウンタ状態(SFC) が、データフレーム(DF)の各々が経過した後に1チックインクリメントされ 、また各々の基地局(BS1−BS)はその配列において少なくとも1つのダウ ンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)を有しており、前記方法は 更に、 (530)各々の基地局(BS1,BS2)内で、システムフレームカウンタ (SFC)チック速度と相関された速度でインクリメントされるローカル・フレ ームカウンタの状態(LFCBS1,LFCBS2)と共通ダウンリンク制御チャンネ ル(CDCH1,CDCH2)の間の共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセ ット値(CCO1,CCO2)を測定するステップと、 (530)共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値(CCO1,CC O2)を中央ノード(RNC1)に報告するステップとを含むことを特徴とする 、前記方法。 3. 請求項1または2記載の方法において、システムフレームカウンタ状態( SFC)の更新が定期的な時間間隔(T)で送られることを特徴とする前記、方 法。 4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の方法において、 一方向遅延(D1,D2)が、中央ノード(RNC1)とそれが接続されている 全ての基地局(BS1,BS2)の間の各々の接続に対して決定され、その一方 向遅延(D1,D2)が補償されることを特徴とする、前記方法。 5. 請求項4記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)を中央ノード(RNC1)と指定された 基地局(BS1)の間で双方向に送信し、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)の到着時間(ta)と対応する送信時間 (ts)の差を2で割り算し、 先の2つのステップを予め定められた回数(p)繰り返し、 先のステップで得られた(p)個の結果を平均する、以上の連続するステップ を含む手順を通して計算されることを特徴とする、前記方法。 6. 請求項5記載の方法において、多重反射遅延メッセージ(RTD1)が基 地局(BS1,BS2)から発せられることを特徴とする、前記方法。 7. 請求項6記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が各々の基地局( BS1,BS2)内で、ローカル・フレームカウンタ状態を ここで LFCBSX はそれぞれのローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1また はLFCBS2を表し、それらの解像度は1チックの分数(好適に チック/10)であり、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 LFCBSX=SFC+DX より調整することで補償されることを特徴とする、前記方法。 8. 請求項5記載の方法において、多重反射遅延メッセージ(RTD1)が中 央ノード(RNC1)から発せられることを特徴とする、前記方法。 9. 請求項8記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が中央ノード( RNC1)内で、各々のシステム・フレームカウンタ状態(SFCx)メッセー ジの送信時刻を接続されている基地局(BS1,BS2)よりも SFCX は個別の基地局(X=1:BS1,X=2:BS2)に送られ るシステム・フレームカウンタメッセージを表し、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 SFCX=SFC−DX により先行させることで、補償されることを特徴とする、前記方法。 10.セルラ無線通信システム(100)内の方法であって、各々にある共通ダ ウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)が関連されている、各々 が少なくとも1つの地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)に接続された、少なくとも1つの 中央ノード(RNC1,RNC2)を含み、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)と通信し 、この情報はデータパケット(DP)の中に分割されて、これらはデータフレー ム(DF)内で ダウンリンクチャンネル1(DCH1,DCH2)上を、1つまたは複数のセ クタ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS4)から1つ または複数のセクタ(s23,s24)を経由して送信され、 特定の移動局(MS2)と少なくとも1つの基地局(BS1)との間の接続を、 請求項2−8のいずれかに基づいて確立するための前記セルラ無線通信システム (100)内の方法であって (610)その中で少なくとも1つのダウンリンクチャンネル(DCH1)と 1つのアップリンクチャンネル(UCH2)が規定されている1つのアクティブ セット(AS)を移動局(MS2)に対して定義するステップと、 (620)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリンクチャンネル(D CH1)に対して、共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1)と特定のダ ウンリンクチャンネル(DCH1)との間のオフセットを示すタイミング進み値 (TA1)を設定するステップと、 (630)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリンクチャンネル(D CH1)に対して、ダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO1)を共通ダ ウンリンク制御チャンネル・オフセット(CCO1)とタイミング進み値(TA 1)の和(CCO1+TA1)として計算するステップと、 (640)各々のダウンリンクチャンネル(DCH1)上で、各々のデータフ レーム(DF(1)−DF(4))に対して特定のフレーム番号(t1(1)− t1(4))を割り当てることを、初期データフレーム(DF(1))には第1 番号(t1(1))を、そして後続のデータフレーム(DF(2)−DF(4) )には、初期データフレーム(DF(1))との関係におけるそれぞれ各各のデ ータフレーム(DF(2)−DF(4))の順序に等しい、この番号(t1(1 ))の整数インクリメント(t1(2),t1(3),t1(4))を与えるこ とで行うステップとを含むことを特徴とする、前記方法。 11.セルラ無線通信システム(100)内の方法であって、各々にある共通ダ ウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)が関連されている、各々 が少なくとも1つの地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)に接続された、少なくとも1つの 中央ノード(RNC1,RNC2)を含み、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)と通信し 、この情報はデータパケット(DP)の中に分割されて、これらはデータフレー ム(DF)内で ダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上を、1つまたは複数のセク タ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS4)から1つ または複数のセクタ(s23,s24)を経由して送信され、 移動局(MS2)に対するアクティブセット(AS)内で指定されている少な くとも1つの第1セクタ(s14)経由で既に情報を通信している特定の移動局 (MS2)と、少なくとも1つの第2セクタ(s21)経由で通信を、請求項2 〜請求項8のいずれかに基づく方法を用いていて開始するための前記セルラ無線 通信システム(100)内の方法であって (720)アクティブセット(AS)内のダウンリンクチャンネル(DCH1 )と、そのアクティブセット(AS)内には含まれていない第2セクタ(s21 )に関連する、第2共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)との間の少 なくとも1つのフレーム・オフセット値(Of12)を測定するステップと、 (720)そのフレーム・オフセット値(Of12)を中央ノード(RNC1) に報告するステップと、 (730)アクティブセット(AS)をそこに第2セクタ(s21)を追加す ることで更新するステップと、 (750)タイミング進み値(TA2)と、第2セクタ(s21)内の少なく とも1つの第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)に対するダウンリンクチャ ンネル・オフセット値(DCO2)とを計算するステップと、 (760)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上を送信されるデータフ レーム(DF)と第2共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)との間の オフセットをタイミング進み値(TA2)に等しく設定するステップと、 (770)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上で、各々のデータフレ ー(DF(1)−DF(4))に対して特定のフレーム番号(t2(1)−t2 (4))を割り当てるこどを、初期データフレーム(DF(1))にはローカル ・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))の第2シリーズから現在のロー カル・フレームカウンタ状態に基づいて、このシリーズから後続のローカル・フ レームカウンタ状態に等しい第1番号(t2(1))を、そして各々の後続のデ ータフレーム(DF(2)−DF(4))には、初期データフレーム(DF(1 ))との関係におけるそれぞれ各々のデータフレーム(DF(2)−DF(4) )の順序に等しい、この番号(t2(1))の整数更新(t2(2),t2(3 ),t2(4))を与えることで行うステップとを含むことを特徴とする、 前記方法。 12.請求項11記載の方法において、計算(750)が TA2=Tf−Of12 ここで TA2 タイミング進み値を表し Tf データフレーム(DF)の間隔を表し Of12 フレームオフセット値を表すものとし、 および DCO2=CCO2+TA2+i・Tf ここで DCO2 第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)に対するダウンリンクチ ャンネル・オフセット、すなわち第2ダウンリンクチャンネル(D CH2)のデータフレーム(DF)が第2セクタ(s21)内のロ ーカル・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))に対してどの 様に番号付け(t2(1)−t2(4))されるかを表し、 CCO2 ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))の第2シリ ーズと共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)の間の共通 ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値を表し、 TA2 タイミング進み値を表し、 i は整数で、これは第1ダウンリンクチャンネル・オフセット(DC O1)で与えられるフレーム番号(t1)と第2ダウンリンクチャ ンネル・オフセット(DCO2)で与えられるフレーム番号(t2 )との間の差(│DCO1−DCO2│min)の法を最少とする値 にセットされる、そして Tf データフレーム(DF)の間隔を表すものとしたとき、以上に基づ いておこなわれることを特徴とする、前記方法。 13.請求項12記載の方法において、第1ダウンリンクチャンネル(DCH1 )に対するダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO1)が DCO1=CCO1+TA1 ここで CCO1 は第1基地局(BS1)から中央ノード(RNC1)に報告された 、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS1(n))と第1 共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1)の間の最新の共通 ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値であり、 TA1 は第1ダウンリンクチャンネル(DCH1)に対するタイミング進 み値に等しいものとしたとき、 以上に基づいて再計算されることを特徴とする、前記方法。 14.請求項10〜請求項13のいずれかに記載の方法において、 情報のダウンリンク通信中に、データパケット(DP)が各々の基地局(BS 1,BS2)の中に、各々特定のデータパケット(DP(1)−DP(4))を 送信しているデータフレームに対するフレーム番号が、それぞれのダウンリンク チャンネル(DCH1;DCH2)上のフレーム番号(t1(1)−t1(4) ;t2(1)−t2(4))と一致するまでバッファリング(B)されることを 特徴とする、前記方法。 15.請求項14記載の方法において、バッファリング(B)はデータパケット (DP)を最大数まで保持し、中央ノード(RNC1)で指示されるそれぞれの ダウンリンクチャンネル(DCH1;DCH2)上のフレーム番号に合致するに はあまりにも遅く基地局(BS1,BS2)に到着したデータパケット(DP) は廃棄されることを特徴とする、前記方法。 16.請求項10〜請求項15のいずれかに記載の方法において、 情報のアップリンク通信中に、データパケット(DP)は基地局(BS1,B S2)内で、中央ノード(RNC1)で指示されたダウンリンクチャンネル(D CH1;DCH2)のフレーム番号付けとの関係で番号付けられた(t1(1) −t1(4),t2(1)−t2(4))データフレーム(DF)の中で受信さ れ、またダイバーシチ処理手順か中央ノード(RNC1)内で、同一番号を有す るデータフレーム(DF)の中で送信されたデータパケット(DP)に対して実 行されることを特徴とする、前記方法。 17.請求項16記載の方法において、ダイバーシチ処理手順がデータパケット (DP)の全てのコピーが中央ノード(RNC1)に到着した時に実行されるが 、データパケット(DP)の第1コピーが到着してから時間(τ)より遅くは無 いことを特徴とする、前記方法。 18.請求項17記載の方法において、ダイバーシチ処理手順が選択的である、 すなわち最も高い品質を有する1つのデータパケット(DP)が通信データを表 すものとして選択されることを特徴とする、前記方法。 19.請求項17記載の方法において、ダイバーシチ処理手順が結合的である、 すなわち全てのデータパケット(DP)の内容が結合されて通信データを表すよ うに形成されることを特徴とする、前記方法。 20.請求項1〜請求項19のいずれかに記載の方法において、 中央ノード(RNC1,RNC2)が無線ネットワーク制御ノードであること を特徴とする、前記方法。 21.請求項1〜請求項20のいずれかに記載の方法において、 共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)、ダウンリンク チャンネル(DCH1,DCH2)およびアップリンクチャンネル(UCH2) が、互いに、 (A)無線スペクトラムの符号分割、 (B)無線スペクトラムの符号および周波数分割 (C)無線スペクトラムの符号および時間分割、または (D)無線スペクトラムの符号、周波数および時間分割の組み合わせ のいずれかによって区別されることを特徴とする前記方法。 22.フレーム化された情報をセルラ無線通信システム(100)内で通信する ための装置であって、 少なくとも1つの基地局(BS1,BS2)に接続されていて、それを通して データパケット(DP)がダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)およ びアップリンクチャンネル(UCH1,UCH2)上で、移動局(MS2)と通 信され、制御信号が共通ダウンリンク制御チャンネル(CCO1,CCO2)上 で移動局(MS2)に送信ざれている少なくとも1つの中央ノード(RNC1) を含む、前記装置において、中央ノード(RNC1)が 基地局(BS1,BS2)に送信されるシステムフレームカウンタ状態(SF C)を生成するための主タイミングユニット(810)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内のデータパケット(DP)をダウン リンクチャンネル(DCH1,DCH2)上で通信する際に使用される、タイミ ング進み値(TA)とダウンリンクチャンネル・オフセット値(DCO1,DC O2)を計算するための主制御ユニット(815)と、 複数の基地局(BS1,BS2)を経由して特定の移動局(MS2)と同時に 通信を実行するためのダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)とを含み 、それぞれの基地局(BS1,BS2)が システムフレームカウンタ状態(SFC)を受信し、ローカル・フレームカウ ンタ状態(LFCBS1;LFCBS2)を生成するためのタイミングユニット(83 5,865)を含み、このシステムフレームカウンタ状態(SFC)は各各のデ ータフレーム(DF)に対して1チックづつインクリメントされ、ここで各々の データフレーム(DF)にはそれぞれのローカル・フレームカウンタ状態(LF CBS1;LFCBS2)からフレーム番号(t1(1)−t1(4);t2(1)− t2(4))が割り当てられている、 ことを特徴とする、前記装置。 23.請求項22記載の装置において 中央ノード(RNC)が更に、 無線ネットワーク制御ノード(RNC)内のその他の全てのユニットを同期さ せるためのクロック発生器(805)と、 主タイミングユニット(810)で使用される、絶対時間基準(TR)を提供 するための基準時間発生器(860)と、 ダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)を基地局(BS1,BS2) の1つの特定基地局に交互に接続するための交換ユニット(825)とを含むこ とを特徴とする、前記装置。 24.請求項23記載の装置において 基準時間発生器(860)がGPS受信機であることを特徴とする前記装置。 25.請求項22〜請求項24のいずれかに記載の装置において、 各々の基地局(BS1,BS2)が、 基地局(BS1,BS2)内のその他の全てのユニットを同期させるためのク ロック発生器(830,860)と、 システムフレームカウンタ状態(SFC)を受信し、ローカル・フレームカウ ンタ状態(LFCBS1;LFCBS2)を生成するためのタイミングユニット(83 5,865)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内でデータパケット(DP)を通信し 、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS1;LFCBS2)と共通ダウンリン ク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)の間のオフセット値(CCO1; CCO2)を測定するためのトランシーバユニット(840,865)と、 タイミング進み値(TA1,TA2)とダウンリンクチャンネル・オフセット 値(DCO1;DCO2)を受信し、トランシーバユニット(840,870) を制御する(I1;I2)ためのタイミング制御ユニット(845,885)を含 むことを特徴とする、前記装置。 26.請求項22〜請求項25のいずれかに記載の装置において 少なくとも1つの特定の個別の接続(850;890)がシステムフレームカ ウンタ状態(SFC)を中央ノード(RNC1)から各々の基地局(BS1,B S2)に送信するために専用であることを特徴とする、前記装置。 27.請求項26記載の方法において、特定の個別の接続(850;890)の 各々が、中央ノード(RNC1)と各々それぞれの基地局(BS1,BS2)と の間の一方向遅延(D1;D2)で補償されていることを特徴とする、前記方法 。 28.請求項22〜請求項27のいずれかに記載の方法において、 各々の基地局(BS1,BS2)が中央ノード(RNC1)から送信されたデ ータパケット(DP)をバッファリングするための第1バッファユニット(85 5;875)を含むことを特徴とする、前記方法。 29.請求項28記載の方法において、第1バッファユニット(855;875 )の出力がトランシーバユニット(840,870)に接続されていることを特 徴とする、前記方法。 30.請求項22〜請求項29記載の方法において 中央ノード(RNC1)が基地局(BS1,BS2)から送信されたデータパ ケット(DP)をバッファリングするための第2バッファユニット(880)を 含むことを特徴とする、前記方法。 31.請求項30記載の方法において、第2バッファユニット(880)の出力 がダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)に接続されていることを特徴 とする、前記方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW 【要約の続き】 地局(BS1,BS2)内で実行される共通ダウンリン クチャンネル・オフセット測定(CCO1;CCO2) と、中央ノード内で計算されたタイミング進み値(TA 2)とダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO 1;DCO2)とから導き出される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 予め定められた間隔(Tf)のデータフレーム(DF)内の情報を通信す るように構成され、少なくとも1つの中央ノード(RNC1,RNC2)と少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)を含み、特定の中央ノード(RN C1)に接続されている全での基地局(BS1,BS2)を同期させるための、 セルラ無線通信システム(100)内の方法であって、 (510)システムフレームカウンタ状態(SFC)を中央ノード(RNC1 )からそれが接続されている全ての基地局(BS1,BS2)に送信するステッ プと、 (520)各々の基地局(BS1,BS2)内でそれぞれのローカル・フレー ムカウンタの状態(LFCBS1,LFCBS2)をシステムフレームカウンタ状態( SFC)に整合させるステップと、 を含むことを特徴とする、前記方法。 2. 請求項1記載の方法において、システムフレームカウンタ状態(SFC) が、データフレーム(DF)の各々が経過した後に1チックインクリメントされ 、また各々の基地局(BS1−BS)はその配列において少なくとも1つのダウ ンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)を有しており、前記方法は 更に、 (530)各々の基地局(BS1,BS2)内で、システムフレームカウンタ 状態(SFC)チック速度ど相関された速度でインクリメントされるローカル・ フレームカウンタの状態(LFCBS1,LFCBS2)と共通ダウンリンク制御チャ ンネル(CDCH1,CDCH2)との間の共通ダウンリンク制御チャンネル・ オフセット値(CCO1,CCO2)を測定するステップと、 (530)共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値(CCO1,CC O2)を中央ノード(RNC1)に報告ステップを含むことを特徴とする、前記 方法。 3. 請求項1または2記載の方法において、システムフレームカウンタ状態( SFC)の更新が定期的な時間間隔(T)で送られることを特徴とする、前記 方法。 4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の方法において、 一方向遅延(D1,D2)が、中央ノード(RNC1)とそれが接続されている 全ての基地局(BS1,BS2)の間の各々の接続に対して決定され、その一方 向遅延(D1,D2)が補償されることを特徴とする、前記方法。 5. 請求項4記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)を中央ノード(RNC1)と指定された基 地局(BS1)の間で双方向に送信し、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)の到着時間(ta)と対応する送信時間 (ts)の差を2で割り算し.、 先の2つのステップを予め定められた回数(p)繰り返し、 先のステップで得られた(p)個の結果を平均する、以上の連続するステップ を含む手順を通して計算されることを特徴とする、前記方法。 6. 請求項5記載の方法において、多重反射遅延メッセージ(RTD1)が基 地局(BS1,BS2)から発せられることを特徴とする、前記方法。 7. 請求項6記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が各々の基地局( BS1,BS2)内で、ローカル・フレームカウンタ状態を LFCBSX はそれぞれのローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1または LFCBS2を表し、それらの解像度は1チックの分数(好適にチッ ク/10)であり、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 LFCBSX =SFC+DX により調整することで補償されることを特徴とする、前記方法。 8. 請求項5記載の方法において、多重反射遅延メッセージ(RTD1)が中 央ノード(RNC1)から発せられることを特徴とする、前記方法。 9. 請求項8記載の方法において、一方向遅延(D1,D2)が中央ノード(R NC1)内で、各々のシステム・フレームカウンタ状態(SFCx)メッセージ の送信時刻を接続されている基地局(BS1,BS2)よりも SFCX は個別の基地局(X=1:BS1,X=2:BS2)に送られ るシステム・フレームカウンタメッセージを表し、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 SFCX=SFC−DX により先行させることで補償されることを特徴とする、前記方法。 10.セルラ無線通信システム(100)内の方法であって、各々にある共通ダ ウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)が関連されている、各々 が少なくとも1つの地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)に接続された、少なくとも1つの 中央ノード(RNC1,RNC2)を含み、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)と通信し 、この情報はデータパケット(DP)の中に分割されて、これらはデータフレー ム(DF)内で ダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上を、1つまたは複数のセク タ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS4)から1つ または複数のセクタ(s23,s24)を経由して送信され、 特定の移動局(MS2)と少なくとも1つの基地局(BS1)との間の接続を 、請求項2−8のいずれかに基づいて確立するための前記セルラ無線通信システ ム(100)内の方法であって (610)その中で少なくとも1つのダウンリンクチャンネル(DCH1)と 1つのアップリンクチャンネル(UCH2)が規定されている1つのアクティブ セット(AS)を移動局(MS2)に対して定義するステップと、 (620)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリンクチャンネル(D CH1)に対して、共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1)と特定のダ ウンリンクチャンネル(DCH1)との間のオフセットを示すタイミング進み値 (TA1)を設定するステップと、 (630)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリンクチャンネル(D CH1)に対して、ダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO1)を共通ダ ウンリンク制御チャンネル・オフセット(CCO1)とタイミング進み値(TA 1)の和(CCO1+TA1)として計算するステップと、 (640)各々のダウンリンクチャンネル(DCH1)上で、各々のデータフ レーム(DF(1)−DF(4))に対して特定のフレーム番号(t1(1)− t1(4))を割り当てることを、初期データフレーム(DF(1))には第1 番号(t1(1))を、ぞして後続のデータフレーム(DF(2)−DF(4) )には、初期データフレーム(DF(1))との関係におけるそれぞれ各各のデ ータフレーム(DF(2)−DF(4))の順序に等しい、この番号(t1(1 ))の整数インクリメント(t1(2),t1(3),t1(4))を与えるこ とで行うステップとを含むことを特徴とする、前記方法。 11.セルラ無線通信システム(100)内の方法であって、各々にある共通ダ ウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)が関連されている、各々 が少なくとも1つの地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)に接続された、少なくとも1つの 中央ノード(RNC1,RNC2)を含み、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)と通信し 、この情報はデータパケット(DP)の中に分割されて、これらはデータフレー ム(DF)内で ダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上を、1つまたは複数のセク タ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS4)から1つ または複数のセクタ(s23,s24)を経由して送信され、 移動局(MS2)に対するアクティブセット(AS)内で指定されている少な くとも1つの第1セクタ(s14)経由で既に情報を通信している特定の移動局 (MS2)と、少なくとも1つの第2セクタ(s21)経由で通信を、請求項2 〜請求項8のいずれかに基づく方法を用いていて開始するための前記セルラ無線 通信システム(100)内の方法であって (720)アクティブセット(AS)内のダウンリンクチャンネル(DCH 1)と、そのアクティブセット(AS)内には含まれていない第2セクタ(s2 1)に関連する、第2共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)との間の 少なくとも1つのフレーム・オフセット値(Of12)を測定するステップと、 (720)そのフレーム・オフセット値(Of12)を中央ノード(RNC1) に報告するステップと、 (730)アクティブセット(AS)をそこに第2セクタ(s21)を追加す ることで更新するステップと、 (750)タイミング進み値(TA2)と、第2セクタ(s21)内の少なく とも1つの第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)に対するダウンリンクチャ ンネル・オフセット値(DCO2)とを計算するステップと、 (760)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上を送信されるデータフ レーム(DF)と第2共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)との間の オフセットをタイミング進み値(TA2)に等しく設定するステップと、 (770)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上で、各々のデータフレ ーム(DF(1)−DF(4))に対して特定のフレーム番号(t2(1)−t 2(4))を割り当てることを、初期データフレーム(DF(1))にはローカ ル・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))の第2シリーズから現在のロ ーカル・フレームカウンタ状態に基づいて、このシリーズから後続のローカル・ フレームカウンタ状態に等しい第1番号(t2(1))を、そして各々の後続の データフレーム(DF(2)−DF(4))には、初期データフレーム(DF( 1))との関係におけるそれぞれ各々のデータフレーム(DF(2)−DF(4 ))の順序に等しい、この番号(t2(1))の整数インクリメント(t2(2 ),t2(3),t2(4))を与えることで行うステップとを含むことを特徴 とする、前記方法。 12.請求項11記載の方法において、計算(750)が TA2=Tf−Of12 ここで TA2 タイミング進み値を表し Tf データフレーム(DF)の間隔を表し Of12 フレームオフセット値を表すものとし および DCO2=CCO2+TA2+i・−Tf ここで DCO2 第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)に対するダウンリンクチ ャンネル・オフセット、すなわち第2ダウンリンクチャンネル(D CH2)のデータフレーム(DF)が第2セクタ(s21)内のロ ーカル・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))に対してどの 様に番号付け(t2(1)−t2(4))されるかを表し、 CCO2 ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS2(n))の第2シリ ーズと共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)の間の共通 ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値を表し、 TA2 タイミング進み値を表し、 i は整数で、これは第1ダウンリンクチャンネル・オフセット(DC O1)で与えられるフレーム番号(t1)と第2ダウンリンクチャ ンネル・オフセット(DCO2)で与えられるフレーム番号(t2 )との間の差(│DCO1−DCO2│min)の法を最少とする値 にセットされる、そして Tf データフレーム(DF)の間隔を表すものとしたとき、以上に基づ いておこなわれることを特徴とする、前記方法。 13.請求項12記載の方法において、第1ダウンリンクチャンネル(DCH1 )に対するダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO1)が DCO1=CCO1+TA1 ここで CCO1 は第1基地局(BS1)から中央ノード(RNC1)に報告された 、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS1(n))と第1 共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1)の間の最新の共通 ダウンリンク制御チャンネル・オフセット値であり、 TA1 は第1ダウンリンクチャンネル(DCH1)に対するタイミング進 み値に等しいものとしたとき、 以上に基づいて再計算されることを特徴とする、前記方法。 14.請求項10〜請求項13のいずれかに記載の方法において、 情報のダウンリンク通信中に、データパケット(DP)が各々の基地局(BS 1,BS2)の中に、各々特定のデータパケット(DP(1)−DP(4))を 送信しているデータフレームに対するフレーム番号が、それぞれのダウンリンク チャンネル(DCH1;DCH2)上のフレーム番号(t1(1)−t1(4) ;t2(1)−t2(4))と一致するまでバッファリング(B)されることを 特徴とする、前記方法。 15.請求項14記載の方法において、バッファリング(B)はデータパケット (DP)を最大数まで保持し、中央ノード(RNC1)で指示されるそれぞれの ダウンリンクチャンネル(DCH1;DCH2)上のフレーム番号に合致するに はあまりにも遅く基地局(BS1,BS2)に到着したデータパケット(DP) は廃棄されることを特徴とする、前記方法。 16.請求項10〜請求項15のいずれかに記載の方法において、 情報のアップリンク通信中に、データパケット(DP)は基地局(BS1,B S2)内で、中央ノード(RNC1)で指示されたダウンリンクチャンネル(D CH1;DCH2)のフレー-ム番号付けとの関係で番号付けられた(t1(1 )−t1(4),t2(1)−t2(4))データフレーム(DF)の中で受信 され、またダイバーシチ処理手順か中央ノード(RNC1)内で、同一番号を有 するデータフレーム(DF)の中で送信されたデータパケット(DP)に対して 実行されることを特徴とする、前記方法。 17.請求項16記載の方法において、ダイバーシチ処理手順がデータパケット (DP)の全てのコピーが中央ノード(RNC1)に到着した時に実行されるが 、データパケット(DP)の第1コピーが到着してから時間(τ)より遅くは無 いことを特徴とする、前記方法。 18.請求項17記載の方法において、ダイバーシチ処理手順が選択的である、 すなわち最も高い品質を有する1つのデータパケット(DP)が通信データを表 すものとして選択されることを特徴とする、前記方法。 19.請求項17記載の方法において、ダイバーシチ処理手順が結合的である、 すなわち全てのデータパケット(DP)の内容が結合されて通信データを表すよ うに形成されることを特徴とする、前記方法。 20.請求項1〜請求項19のいずれかに記載の方法において、 中央ノード(RNC1,RNC2)が無線ネットワーク制御ノードであることを 特徴とする、前記方法。 21.請求項1〜請求項20のいずれかに記載の方法において、 共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)、ダウンリンク チャンネル(DCH1,DCH2)およびアップリンクチャンネル(UCH2) が、互いに、 (A)無線スペクトラムの符号分割、 (B)無線スペクトラムの符号および周波数分割 (C)無線スペクトラムの符号および時間分割、または (D)無線スペクトラムの符号、周波数および時間分割の組み合わせ のいずれかによって区別されることを特徴とする、前記方法。 22.フレーム化された情報をセルラ無線通信システム(100)内で通信する ための装置であって、 少なくとも1つの基地局(BS1,BS2)に接続されていて、それを通して データパケット(DP)がダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)およ びアップリンクチャンネル(UCH1,UCH2)上で、移動局(MS2)と通 信され、制御信号が共通ダウンリンク制御チャンネル(CCO1,CCO2)上 で移動局(MS2)に送信されている少なくとも1つの中央ノード(RNC1) を含む、前記装置において、中央ノード(RNC1)が 基地局(BS1,BS2)に送信されるシステムフレームカウンタ状態(SF C)を生成するための主タイミングユニット(810)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内のデータパケット(DP)をダウン リンクチャンネル(DCH1,DCH2)上で通信する際に使用される、タイミ ング進み値(TA)とダウンリンクチャンネル・オフセット値(DCO1,DC O2)を計算するための主制御ユニット(815)と、 複数の基地局(BS1,BS2)を経由して特定の移動局(MS2)と同時に 通信を実行するためのダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)とを含む ことを特徴とする、前記装置。 23.請求項22記載の装置において 中央ノード(RNC)が更に、 無線ネットワーク制御ノード(RNC)内のその他の全てのユニットを同期さ せるためのクロック発生器(805)と、 主タイミングユニット(810)で使用される、絶対時間基準(TR)を提供 するための基準時間発生器(860)と、 ダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)を基地局(BS1,BS2) の1つの特定基地局に交互に接続するための交換ユニット(825)とを含むこ とを特徴とする、前記装置。 24.請求項23記載の装置において 基準時間発生器(860)がGPS受信機であることを特徴とする、前記装置 。 25.請求項22〜請求項24のいずれかに記載の装置において、 各々の基地局(BS1,BS2)が、 基地局(BS1,BS2)内のその他の全てのユニットを同期させるためのク ロック発生器(830,860)と、 システムフレームカウンタ状態(SFC)を受信し、ローカル・フレームカウ ンタ状態(LFCBS1;LFCBS2)を生成するためのタイミングユニット(83 5,865)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内でデータパケット(DP)を通信し 、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS1;LFCBS2)と共通ダウンリン ク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)の間のオフセット値(CCO1; CCO2)を測定するためのトランシーバユニット(840,865)と、 タイミング進み値(TA1,TA2)とダウンリンクチャンネル・オフセット 値(DCO1;DCO2)を受信し、トランシーバユニット(840,870) を制御する(I1;I2)ためのタイミング制御ユニット(845,885)を含 むことを特徴とする、前記装置。 26.請求項22〜請求項25のいずれかに記載の装置において 少なくとも1つの特定の個別の接続(850;890)がシステムフレームカ ウンタ状態(SFC)を中央ノード(RNC1)から各々の基地局(BS1,B S2)に送信するために専用であることを特徴とする、前記装置。 27.請求項26記載の方法において、特定の個別の接続(850;890)の 各々が、中央ノード(RNC1)と各々それぞれの基地局(BS1,BS2)と の間の一方向遅延(D1;D2)で補償されていることを特徴とする、前記方法 。 28.請求項22〜請求項27のいずれかに記載の方法において、 各々の基地局(BS1,BS2)が中央ノード(RNC1)から送信されたデ ータパケット(DP)をバッファリングするための第1バッファユニット(85 5;875)を含むことを特徴とする、前記方法。 29.請求項28記載の方法において、第1バッファユニット(855;875 )の出力がトランシーバユニット(840,870)に接続されていることを特 徴とする、前記方法。 30.請求項22〜請求項29記載の方法において 中央ノード(RNC1)が基地局(BS1,BS2)から送信されたデータパ ケット(DP)をバッファリングするための第2バッファユニット(880)を 含むことを特徴とする、前記方法。 31.請求項30記載の方法において、第2バッファユニット(880)出力が ダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)に接続されていることを特徴と する、前記方法。
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