JP3420252B2 - 無線通信システムの方法並びに装置 - Google Patents

無線通信システムの方法並びに装置

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JP3420252B2 JP50224999A JP50224999A JP3420252B2 JP 3420252 B2 JP3420252 B2 JP 3420252B2 JP 50224999 A JP50224999 A JP 50224999A JP 50224999 A JP50224999 A JP 50224999A JP 3420252 B2 JP3420252 B2 JP 3420252B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えばCDMAシステム(符号分割多重アクセ
ス)のようなセルラ通信システムの非同期基地局経由
で、フレーム化されたデータの通信を同期させるための
方法に関する。この同期方法は連続的に実施されるが、
特に接続確立およびソフト・ハンドオーバー実行中に実
施される。
本発明はまた上記の方法を実行するための装置を目的
としている。
技術水準 今日CDMAまたは拡散スペクトルシステムを商用アプリ
ケーションで使用することの関心が増している。例とし
てディジタル・セルラ無線、陸上移動無線、衛星システ
ム、および室内並びに室外パーソナル通信ネットワーク
が含まれ、ここでは纏めてセルラシステムと呼ばれてい
る。
CDMAでは信号が時間的にも周波数的にも重なり合うこ
とが可能である。従って、CDMA信号は同一周波数スペク
トルを共有する。周波数または時間領域に於いて、多重
アクセス信号は互いに重なり合って現れる。
CDMA通信技術に関しては多数の利点がある。CDMAに基
づくセルラ・システムの容量限界は高い。これは広帯域
CDMAシステムの属性、例えば改善された干渉ダイバーシ
ティー、音声アクティビティー・ゲーティング、および
干渉ダイバーシティー内で同一スペクトルを再使用の結
果である。
原理的にCDMAシステムにおいて、送信されるべき情報
データ・ストリームが、シグニチャ・シーケンスとして
知られているより高い速度のデータ・ストリームの上に
重畳されている。典型的にシグニチャ・シーケンスはバ
イナリであり、ビット・ストリームを提供する。このシ
グニチャ・シーケンスを生成させる1つの方法は、PNプ
ロセス(疑似雑音)によるものでありランダムに現れる
が、認証された受信者で再生出来るものである。情報デ
ータ・ストリームおよび高ビット速度シグニチャ・シー
ケンス・ストリームはこの2つのビット・ストリーム
を、この2つのビット・ストリームのバイナリ値が+1
または−1で表されると仮定して、互いに掛け算するこ
とにより結合される。高ビット速度信号と低ビット速度
データ・ストリームとのこの結合は情報データ・ストリ
ーム信号拡散と呼ばれる。各々の情報データ・ストリー
ムまたはチャンネルにはユニークな拡散符号が割り当て
られている。シグニチャ・シーケンス・ビット速度と情
報ビット速度との比率は拡散比と呼ばれる。
複数の符号化情報信号は無線周波数搬送波を、例えば
QPSK(直交位相シフト・キーイング)により変調し、こ
れらは受信器で合成信号として一緒に受信される。各々
の符号化信号はその他の符号化信号の全て、または同様
に雑音に関連した信号と、周波数と時間の両方で重なり
あっている。受信機が認証されている場合、合成信号は
ユニークな符号の1つで相関を取られて、対応する情報
信号が分離されて復号される。
FH−CDMA(周波数ポッピングCDMA)と区別するために
DS−CDMA(直接拡散CDMA)とも呼ばれるCDMAでは、上記
の「情報ビット」はまた符号化ビットとも呼ぶことがで
き、ここで使用されている符号はブロックまたは畳み込
み符号である。1つまたは複数の情報ビットはデータ・
シンボルを形成出来る。またシグニチャ・シーケンスま
たはスクランブル・マスクを単一符号シーケンスよりも
かなり長くでき、その場合シグニチャ・シーケンスまた
はスクランブル・マスクの副シーケンスが符号シーケン
スに加算される。
CDMAセルラ通信システムにおいて、各々のセルはいく
つかの変調器/復調器ユニットまたは拡散スペクトラム
・モデムを有する。各モデムは1台のディジタル拡散ス
ペクトラム送信変調器、少なくとも1台のディジタル拡
散スペクトラム・データ受信機および1台の探索受信機
とで構成されている。基地局BS部の各々のモデムは1台
の移動局に対して必要に応じて割り当てることが可能
で、割り当てられた移動局MSとの通信を容易にする。多
くの段階で多数のモデムが使用可能である一方、その他
のものはそれぞれの移動局と通信状態に有るはずであ
る。ソフト・ハンドオーバ手法がCDMAセルラ通信システ
ムで採用されており、ここでは旧基地局モデムが呼のサ
ービスを継続している一方で新基地局モデムが移動局に
割り当てられる。この移動局が2つの移動局の間の遷移
領域内に配置されている時、これは両方の基地局と通信
を行う。同様に、1つの基地局が複数の地理的セクタに
対して責任を負う場合、ハンド・オーバが同一基地局に
属する異なる区域の間で実施される。
移動通信局が新たな基地局または新たなセクタとの間
で確立されると、例えばその移動局は良好な通信を新た
なセルまたはセクタとを有し、旧基地局/モデムはその
呼のサービスを中止する。このソフト・ハンドオーバは
本質的にメーク・ビフー・ブレイク切換機能である。移
動局は最適な新基地局、またはセクタを決定しそこに対
して通信は旧基地局またはセクタから移行される。移動
局がハンドオーバ要求を出して新基地局を決定すること
が好ましいが、ハンドオーバ処理決定は従来型セルラ電
話システムと同様に行われ、そこでは基地局がハンドオ
ーバが適切な時期を決定し、システム制御装置を経由し
て隣接のセルまたはセクタに対してその移動局信号を探
索するように要求する。最も強い信号を受信する基地局
がシステム制御装置によって決定され、ハンドオーバー
を受け入れる。
CDMAセルラ通信システムにおいて、各々の基地局は通
常パイロット搬送波信号を各々のセクタ内で送信してい
る。このパイロット信号は移動局で使用されて初期シス
テム同期が得られ、いわゆる空気インタフェース・チッ
プ同期位相の間に基地局で送信された信号に対するロバ
ストな時間、周波数および位相追従を提供する。RNC
(無線ネットワーク制御ノード)はその同期をPSTN(公
衆電話交換網)と維持する。
特定移動局に対するアクティブセット(active set)
は、それを介して移動局が通信をしているセクタのリス
トである。セクタをアクティブセットに追加そして/ま
たは削除することはASU(アクティブセット更新:active
set update)と呼ばれる。従って第1基地局(第1セ
クタをサービス)から第2基地局(第2セクタをサービ
ス)への定常ハンドオーバは、ハンドオーバ前は第1セ
クタのみを含み、ハンドオーバ後は第2セクタのみを含
むアクティブセットとして定義できる。もちろん第1か
ら第2基地局へのハンドオーバをまた、元々第1セクタ
を含むが第2セクタは含まないいくつかのセクタを含む
アクティブセットで、ハンドオーバの後は第2セクタは
含むが第1セクタは含まないいくつかのセクタを含むア
クティブセットとして定義することも出来る。更に、ハ
ンドオーバは同一周波数間で、いわゆるイントラ無線周
波数ハンドオーバ(イントラRF−HO)として実行するこ
とも、または異なる周波数間で、いわゆる相互無線周波
数ハンドオーバ(相互RF−HO)として実行することも可
能である。しかしながらハンドオーバの厳密な定義は本
発明には無関係であって、何故ならば本発明はアクティ
ブセットの更新のみに係わり、特にアクティブセットに
1つまたは複数のセクタをアクティブセットに追加する
ことに関しているからである。
アクティブセットはまた特定移動局に対するアップお
よびダウンリンク接続とは異なる。例えば、アクティブ
セットはアップリンク用には1つ及び同一基地局の多数
の異なるセクタを含み、対応するダウンリンクに対して
はこれらのセクタの唯1つのみを含むようにすることが
可能である。
マクロ・ダイバーシティー中、アクティブセットは複
数のセクタを含み、これは1つ以上の基地局からサービ
スを受けている。マクロ・ダイバーシティーはソフト・
ハンドオーバ中に使用されるものであり、一方ハード・
ハンドオーバは処理中に決して複数のセクタが含まれる
ことのないアクティブセットに関係している。
無線周波数同期は特定チップ・シーケンスの決定と選
択を通して実行され、これはその移動局で受信される最
も強い無線周波数搬送波に関連するものである。これは
「最良サービス」基地局を同定することを可能とする。
前記チップ・シーケンスは例えば空気インタフェース・
フレーム伝送時間をセットするために使用されるシステ
ム時間に参照されている。
CDMAシステムにおいて、TDMA(時分割多重アクセス)
システムでの様な時間スロットの重なりは問題とはなら
ないが、それは移動局が連続的に送信しているため、別
の移動局に同期をとる必要が無いからである。しかしな
がら移動局がマクロ・ダイバーシティーの中で複数の基
地局に接続されている場合、ダウンリンク(フォーワー
ド・リンクとしても知られている)の中で基地局に同期
させる必要がある。
CDMAシステム中のマクロ・ダイバーシティーは同期を
取られた基地局と実現される。基地局は通常、GPS(全
地球測位システム)時間基準を使用する共通CDMAシステ
ム全般時間基準で参照されている全ての基地局のディジ
タル送信に同期しており、このGPS時間基準はUTC(世界
時)に追尾可能であり同期している。全ての基地局から
の信号は同時に送信される。
マクロ・ダイバーシティーを可能とするために、基地
局は上記のように共通時間基準、GPSを通して同期をと
ることが出来る。従って、基地局から送信された信号は
時間的に同期が取られている。しかしながらリンク内で
の伝搬遅延が異なるため、信号は移動局に異なる時刻に
到達する。通常、CDMAシステムではレーキ受信機が時間
分散を取り扱うために使用されており、マクロ・ダイバ
ーシティーは受信機の観点からは時間分散と見ることが
できる。レーキ受信機の原理は異なる経路からエネルギ
ーを集めてそれらをビット判定が行われる前に組み合わ
せることである。
ATMまたはフレーム・リレー・ネットワーク内の2つ
のノード間の遅延のパラメータを連続的に監視するため
の方法がUS,A,5 450 394に知られている。特別測定セ
ルは1つのセルが送信した時刻と、受信と送信時間との
間の差を示す遅延値とを示すタイム・スタンプを含む。
US,A,4 894 823は、固定通信ネットワークを通して
送信されるタイム・スタンプ付きデータパケットに関す
る、代替方法を開示している。ネットワーク・ノード内
でデータ・パケットで検知される遅延は、ノードに入力
された時点で各々のパケットのヘッダ内に開始時刻値を
挿入し、このパケットがそのノードを通して輸送された
時に出口時刻スタンプ機能の中でこの時刻値を更新する
ことにより測定される。
CDMAシステム内のダウンリンク上での送信の時間整列
を行うための方法がWO,A1,94/30024に開示されている。
特定のセルラ呼接続用の信号は最初、移動局が接続され
た基地局の信号とマクロ・ダイバーシティー候補基地局
の信号との間の時間差を測定することで同期が取られ
る。この測定は次にネットワークに送信され、これは最
終的にその差を補償して基地局を同期するが、これはそ
の処理作業中にデータが失われることの無くハンドオー
バが実行されるように行われる。
US,A,5 450 394及びUS,A,4 894 823は、フレーム
化データ通信システム内の送信遅延を推定するための解
決策を提供している。しかしながら、これらの文書は多
重基地局と特定の移動局との間での同期が取られた通信
を、これらの遅延にも係わらず如何にして実現するかに
ついては教えていない。
WO,A1,94/30024によれば、CDMAシステム内のダウンリ
ンク上での送信の時間整合を実現するための方法が知ら
れている。それにも係わらず、異なる基地局から送信さ
れた信号間の遅延差が、データフレームの半分の間隔を
超えた時にこれらの送信がどの様に制御されるべきかの
解決策は提示されていない。
発明の開示 従って、本発明の目的は特定の移動局に2つまたはそ
れ以上の同期基地局またはセクタから送られた情報フレ
ーム間の同期エラーを最少とすることである。非同期と
は此処では位相差が少なくとも2つの異なる基地局から
送信された信号間で許され、異なる基地局内のクロック
装置が互いにロックされていないことを意味している。
本発明の別の目的は、移動局に対するアクティブセッ
トの更新中に同期要求に合わせるために、各々の非同期
基地局内の外部時間基準受信機に頼らねばならないこと
を回避することである。
本発明の別の目的は、特定移動局から同時に情報フレ
ームを受信する非同期基地局内でのバッファリングの必
要性を最少とすることである。
本発明の更に別の目的は移動局内のバッファリングの
必要性を緩和することにより移動局の複雑さを削減する
ことである。
本発明の更に別の目的は、セルラ無線通信システム、
特にCDMA通信システム内で経験される平均多重反射遅延
を最少とすることである。多重反射遅延とは此処では、
接続の一方の端からもう一方に送られ再び戻ってくる仮
想メッセージが取る(平均として)総合時間を意味す
る。
これらの目的は本発明により実現されており、これは
1つまたは複数の基地局に接続されているシステムの中
央ノード、無線ネットワーク制御ノード、内で或るシス
テム・フレームカウンタ状態を生成することで実現され
る。対応するローカル・フレームカウンタ状態はシステ
ム内の各々の基地局内で生成される。システム・フレー
ムカウンタ状態の現在のサンプルは無線ネットワーク制
御ノードから、その接続されている基地局に定期的に送
られて各々のローカル・フレームカウンタをシステム・
フレームカウンタ状態と同期させるようにしており、こ
れはセルラ無線通信システム内でフレーム番号付け基準
として機能する。
本発明の1つの側面によれば、システム・フレームカ
ウンタ状態をその接続された基地局に定期的に送るため
の方法が提供されている。各々の基地局はそれらのロー
カル・フレームカウンタ状態を調整して、彼らの全てが
システム・フレームカウンタ状態と整合するようにして
いる。従って基地局を経由して通信されたデータパケッ
トの同期は、フレームカウンタ状態に基づいて番号付け
られたデータ・フレーム毎に1つのデータパケットを送
ることで実現される。フレームカウンタ状態は接続のア
ップリンク経路では各基地局内でローカルに生成され、
接続のダウンリンク経路ではフレームカウンタ状態は、
典型的には無線通信制御ノードである中央ノード内のシ
ステム・フレームカウンタ状態から導出される。
上記の方法はここでは特許請求項1に明示されてい
る。
本発明の別の側面によれば、1つの特定の移動局と少
なくとも1つの基地局との間での接続を確立するための
方法が提供されており、これは上記の同期方法に基づい
ている。第1番目に、少なくとも1つのダウンリンクと
1つのアップリンクチャンネルを含むアクティブセット
がその移動局に対して定義される。その様なチャンネル
が割り当てられている基地局(1つまたは複数)が、移
動局で実施されるパイロット信号強度測定により決定さ
れる。一般的にそのパイロット信号強度値が予め定めら
れた閾値を超える全てのセクタがそのアクティブセット
の候補である。それにも係わらずダウンリンク・チャン
ネルは全てのこれらのセクタ内に割り当てられる必要は
無く、また1つより多くのアップリンク・チャンネルが
割り当てられる必要も無い。第2番目にタイミング進み
値が各々のダウンリンク・チャンネルに対してアクティ
ブセット内でセットされる。タイミング進み値はそのセ
クタに対する共通ダウンリンク制御チャンネルと対象と
しているダウンリンク・チャンネルとの間のオフセット
を特定し、ネットワーク上の送信負荷とシステム内の無
線資源を、既に進行している接続に関して最も均一に配
分する結果となる値に選択される。各々の基地局は定期
的な間隔で、そのローカル・フレームカウンタ状態とそ
の各々のセクタに対する共通ダウンリンク制御チャンネ
ルとの間の、共通ダウンリンク制御チャンネルオフセッ
トを測定する。その測定結果は中央ノードに報告され
る。第3番目のステップとして、ダウンリンク・チャン
ネルオフセットが共通ダウンリンク制御チャンネルオフ
セットをタイミング進み値に加算することにより計算さ
れる。最後に、特定フレーム番号が各々のそれぞれのダ
ウンリンクチャンネル上の各データフレームに割り当て
られる。このフレーム番号はどのデータフレームの中
で、中央ノードから受信された特定のデータパケットが
送信されるべきかを示す。データフレームは以下のよう
に番号付けられる。ローカル・フレームカウンタ状態の
現行状態の後にダウンリンク・チャンネルオフセットを
開始する初期データフレームは、ローカル・フレームカ
ウンタの現行値に等しいフレーム番号として与えられ
る。ローカル・フレームカウンタは平均してチック速度
でインクリメントされており、これは1データ・フレー
ムの間隔あたり1チックに相当する。しかしながらシス
テム・フレームカウンタ状態からの更新に基づくローカ
ル・フレームカウンタの調整により、ローカル・フレー
ムカウンタが暫定的にあるチック速度を持つ場合があ
り、それは1データ・フレームの間隔毎の1チックより
も僅かに高いかまたは僅かに低い。後続のデータ・フレ
ームには、初期データ・フレームとの関係でそれらの順
番に基づいてフレーム番号が割り当てられる。
本発明のこの特徴に基づき接続を確立するための方法
は、特許請求項10に明らかにされている。
本発明の更に別の側面によれば、少なくとも1つの第
2セクタを経由して、既に少なくとも1つの第1セクタ
経由で情報を通信している特定の移動局と、上記の同期
方法を用いて通信を開始するための方法が提供されてい
る。第1番目にアクティブセット内のダウンリンク・チ
ャンネルとASUに対する候補セクタの共通ダウンリンク
制御チャンネルとの間のフレーム・オフセットが移動局
で測定される。第2番目にこのフレームオフセット値が
中央ノードに報告される。第3番目に第2セクタがアク
ティブセットに加えられる。第4番目に第2セクタ内の
ダウンリンクチャンネルに関するタイミング進み値とダ
ウンリンクチャンネル・オフセット値が計算される。第
5番目に第2セクタ内のダウンリンクチャンネル上を送
信されるべきデータフレームとこのセクタに関する共通
ダウンリンク制御チャンネルとの間のオフセットが、タ
イミング進み値に等しくなるようにセットされる。最後
に特定のフレーム番号が第2セクタ内のダウンリンクチ
ャンネル上の各データフレームに与えられる。これは第
2セクタをサービスする基地局内のローカル・フレーム
カウンタ状態から開始し、1データフレームの間隔の半
分以下の範囲に落ちるダウンリンクチャンネルオフセッ
トを加えた初期データフレームを割り当てて、フレーム
番号が第2セクタをサービスする基地局内の後続のロー
カル・フレーム状態と等しくなるように実施される。従
って各後続のデータフレームには初期番号に、初期デー
タフレームに関して各々のそれぞれのデータフレームの
順序に等しい整数値分をインクリメントして割り当てら
れる。
第1セクタ経由で既に通信を行っている際に、更に別
のセクタ経由で通信を開始するための方法は、本発明の
この特徴に基づき特許請求項11に明らかにされている。
セルラ無線通信システム内でフレーム化された情報を
通信するための本発明に基づく構成は、1つまたは複数
の中央ノードに加えて1つまたは複数の基地局を含む。
典型的に無線ネットワーク制御ノードである中央ノード
は代わって主タイミングユニット、主制御ユニットおよ
びダイバーシチハンドオーバ・ユニットを含む。主タイ
ミングユニットはシステム・フレームカウンタ状態を生
成し、これはこの中央ノードに接続されている基地局に
送出される。主制御は中央ノードの一般制御ユニットで
ある。このユニットは例えば何時ASUを実行するかを決
定する。更に、これはタイミング進み値とダウンリンク
チャンネル・オフセット値を計算し、これらはダウンリ
ンクチャンネル上のデータフレームに番号付けを行う際
に利用される。ダイバーシチ・ハンドオーバユニット
は、複数の基地局経由で1台の移動局と同時通信を取り
扱う責任がある。
本発明の上記の構成は特許請求項22から明らかであ
る。
従って本発明は非同期基地局を含むセルラ無線通信シ
ステム内で、いずれの基地局内にもGPS受信機を必要と
することなく、アクティブセット更新(例えばソフト・
ハンドオーバ実行に関連して)を実行するための解決策
を提供している。
提案された解決方法はまた、非同期基地局への接続確
立中の同期も保証している。
この様に同期エラーが小さくなる結果として、システ
ム内の平均多重反射遅延を小さくし、無線ネットワーク
制御ノードと例えばATM接続の様な非同期である基地局
との間の送信接続を可能とする。
またフレーム・スリップエラーが接続のダウンリンク
内にもアップリンク内にも生じないことが保証される。
更にバッファリング要求が基地局内でも同様に移動局内
でも緩和できる。
バッファリング要求が少ない結果、移動局を簡単に単
純なレーキ受信機として作ることが出来る。
図面の簡単な説明 図1は固定通信ネットワークに接続されている、基地
のCDMAセルラ無線通信システムを示す。
図2は空気インタフェース同期のための既知の方法を
図示する。
図3は図2に示された方法で生じるフレーム・スリッ
プ問題を説明している。
図4は本発明の1つの実施例に基づく空気インタフェ
ース同期方法を図示する。
図5は非同期基地局と同期するための本発明に基づく
方法に関する流れ図を示す。
図6はセルラ無線通信システム内で接続を確立するた
めの本発明の方法の1つの実施例に関する流れ図を示
す。
図7はセルラ無線通信システム内で第1セクタ経由で
通信中に第2セクタ経由で通信を開始するための本発明
の方法の1つの実施例に関する流れ図を示す。
図8は本発明の1つの実施例に基づく構成を示す。
次に本発明を好ましい実施例に基づき添付図を参照し
て更に詳細に説明する。
好ましい実施例 図1には、例えばPSTNの様な固定通信ネットワーク10
に接続されている、それ自身既知のCDMAセルラ無線通信
システム100を示す。当然固定通信ネットワーク10はCDM
Aセルラ無線通信システム100を通して送信されるデータ
の型式に適合した任意の種類のネットワークが可能であ
る。例えば、パケットデータがCDMAシステム100内で通
信される場合、固定ネットワーク10は好適にPSPDN(パ
ケット交換公衆データネットワーク)、IP(インターネ
ット・プロトコル)に基づき動作しているネットワー
ク、ATMネットワークまたはフレーム・リレーネットワ
ークである。
ノードMSC(移動体サービス交換センタ)はCDMAセル
ラ無線通信システム100を固定通信ネットワーク10と接
続する。ノードMSCは、CDMAセルラ無線通信システム100
外の通信ネットワークとの接続を有する場合は特に、ゲ
ートウェイ移動体サービス交換センタと呼ばれる。ノー
ドMSCは例えばATM接続を経由して、更に無線ネットワー
ク制御ノードRNC1およびRNC2と接触し、これらは各々1
つまたはいくつかの基地局BS1,BS2およびBS3−BS5とそ
れぞれ、別々のATM接続を通して接続されている。無線
ネットワーク制御ノードRNC1とRNC2との間の特別接続11
0もまた提供されており、これは1つの無線ネットワー
ク制御ノードをもう一方とマスタ・スレーブ様式、例え
ばRNC1がマスタでTNC2がスレーブ、で同期出来るように
している。これに代わって、全ての無線ネットワーク制
御ノードRNC1;RNC2をノードMSCから同期させることも可
能である。全ての基地局BS1−BS5は、ある地理的領域内
での無線通信に責任を負っており、これらはそれぞれい
わゆるセクタs11−s16,s21−s26,s31−s36,s41−s46そ
してs51−s56である。
あるセクタは少なくとも1つの共通ダウンリンク制御
チャンネルで同定されており、これは近隣の全てのその
他のチャンネルから特定チップシーケンスまたは特定周
波数と組み合わせた特定チップシーケンスのいずれかを
通して識別されている。移動局MS1−MS4は1つまたは複
数の基地局BS1−BS5と専用チャンネル上で通信してい
る。この様な接続のダウンリンク・レグは少なくとも1
つのダウンリンクチャンネル経由でセットアップされ、
アップリンク・レグは1つのアップリンクチャンネル経
由でセットアップされる。各々のセクタs11−s56は一般
的にそれ自身のダウン並びにアップリンクチャンネルの
セットを有する。しかしながら、このセットは含まれる
チャンネルが変更されるように適合される。移動局が1
つまたは複数のセクタ経由で基地局と通信するとき、そ
れは受信されるデータを復号するために複数のダウンリ
ンクチャンネルに同調しなければならない。
第1移動局MS1は最初セクタs24内の基地局BS2を通信
している。移動局MS1と基地局BS2との間のデータパケッ
トの送信は第1無線ネットワーク制御ノードRNC1で同期
がとられている。移動局MS1が異なるセクタs23に近づく
ときこのセクタs23に対して測定されたパイロット信号
はセクタs23がASU(アクティブセット更新)の候補とな
るのに十分なまで強く成長する。すなわち移動局MS1と
基地局BS2との間のセクタs23を経由した通信が開始され
る。移動局MS1はそのセクタs24内の現在のダウンリンク
チャンネルとセクタs23内の共通ダウンリンク制御チャ
ンネルとの間のフレームオフセット値を測定する。この
測定の結果は続いて、基地局BS2を経由して無線ネット
ワーク制御ノードRNC1に報告され、ここでタイミング進
み値が計算される。タイミング進み値はセクタs23内の
ダウンリンクチャンネルをセクタs24内の移動局MS1で使
用されているダウンリンクチャンネルと同期させるため
に使用される。2つのダウンリンクチャンネルを同期さ
せた後、移動局MS1との接続用のアクティブセットが更
新され、通信は基地局BS2とセクタs23経由で開始され
る。
おそらくセクタs24経由の通信はセクタs23経由の通信
が終了される前に切断される。しかしながら、これは例
えば移動局MS1が再びセクタs24に接近する場合には必要
ではない。従ってこれとは反対にセクタs23経由の通信
が最初に切断される可能性の方が高い。
第2移動局MS2はセクタs14内で基地局BS1と接続を確
立する。第2移動局MS2は、セクタs14に隣接するセクタ
に対するフレームオフセットとパイロット強度の測定を
定期的に実行し、これらの測定の結果を無線ネットワー
ク制御ノードRNC1に基地局BS1経由で報告する。パイロ
ット強度測定値が別のセクタs21の経由のほうが更に効
果的に通信が実行できることを示し、従ってそこで継続
されるべきである場合、セクタs21内のダウンリンクチ
ャンネルはセクタa14内の移動局MS2の現行のダウンリン
クチャンネルと容易に同期される。しかしながらセクタ
s21はセクタs14にサービスをしている基地局BS1とは異
なる基地局BS2のサービスを受けている。セクタs14とs2
1内のダウンリンクチャンネル間の同期はまた、無線ネ
ットワーク制御ノードRNC1内のタイミング進み値を計算
することにより実現できる。移動局MS2に対するアクテ
ィブセットは無線ネットワーク制御ノードRNC1から更新
され、その通信はセクタs21内で継続される。セクタs14
経由の通信は維持されたりされなかったりするが、それ
はASUが実行される予め定められた閾値に関連してセク
タs21に対してどのパイロット強度値を移動局MS2が測定
したかに依存している。
もちろん、移動局MS3は同様に2つ以上のセクタ、例
えば2つ以上の基地局BS3−BS5でサービスされているs3
2,s45,s51およびs56経由で同時通信を維持している。こ
の様に、全ての基地局BS3−BS5が同一無線ネットワーク
制御ノードRNC2に接続されている場合、その通信に対し
て使用されているダウンリンクチャンネルの同期は上記
の方法に基づいて実施できる。各々のそれぞれのセクタ
s32,s45,s51およびs56経由で通信が開始されて終了され
る厳密な手順は、どの様にして同期が実行されたかには
無関係で、ASUを実行するために予め定められた閾値に
関するパイロット強度測定値のみの結果である。従って
移動局MS3はひの呼の一部の間、全呼の間全てのセクタs
32,s45,s51およびs56経由で通信しているか、またはそ
れらの任意の組み合わせの1つまたは複数のセクタ経由
で周期的に通信をしている。
移動局MS4から報告されるパイロット信号強度測定値
が、現在使用されている基地局BS1が接続されている無
線ネットワーク制御ノードRNC1とは異なる無線ネットワ
ーク制御ノードRNC2に接続されている基地局BS3経由で
通信を開始すべきであることを示している場合、ここに
含まれている無線ネットワーク制御ノードRNC1;RNC2が
互いに同期を取られていて、ダウンリンクチャンネルの
同期が得られることが本質的に重要である。この様な同
期は中央時間基準を必要とする。これは多数のいろいろ
な方法で実現できる。1つの方法は基準時間発生器を各
々の無線ネットワーク制御ノードRNC1;RNC2内に配置
し、これらはセルラ無線通信システム100内の全ての無
線ネットワーク制御ノードRNC1;RNC2で生成される同期
信号が互いに位相が会っていることを見ている。別の方
法は例えばゲートウェイ移動局サービス交換センタGMSC
または特定マスタ無線ネットワーク制御ノードの様に、
マスタ・スレーブ方式でシステム100内の中央ノードと
同期されたいくつか(または全て)の無線ネットワーク
制御ノードRNC1;RNC2を用意することである。基準時間
発生器は好適にGPS受信機で構成されるが、もちろん十
分な精度を有する、例えば原子時計の様な時間を示す任
意の装置が使用できる。
図2にはASUに関連して空気インタフェース同期用の
既知の方法が図示されている。第1セクタ内の移動局は
フレーム化されたデータを第1ダウンリンクチャンネル
DCH1上で通信している、例えばデータフレーム内のデー
タパケットを同期した方法で受信している。第1ダウン
リンクチャンネルDCH1は第1共通ダウンリンク制御チャ
ンネルCDCH1に対する第1タイミング進み値TA1を有す
る。
測定されたパイロット信号強度がASUが実施されるべ
きであることを示す時、移動局は無線ネットワーク制御
ノードから、その現在のダウンリンクチャンネルDCH1
と、アクティブセットの候補である第2エセクタに対す
る第2共通ダウンリンク制御チャンネルCDCH2との間の
フレームオフセットOf12を測定するように指示される。
測定されたフレームオフセットOf12は無線ネットワーク
制御ノードに報告され、これは第2タイミング進み値TA
2をフレームオフセットOf12をデータフレームの間隔か
ら引き算することにより計算する。すなわちTA2=Tf−O
f12。この後第2タイミング進み値TA2が第2セクタ内の
第2専用チャンネルDCH2上で通信するためにセットされ
る。従って同期ASUの実行が実施される。ASUはこの場
合、第2セクタがアクティブセットに追加され、その後
通信が第2専用チャンネルDCH2上で開始されることを意
味する。
図3は既知の解決方法のタイミングの特徴を示してお
り、ここでデータパケットDP(1)−DP(4)のセット
が無線ネットワーク制御ノードRNCから第1および第2
基地局BS1およびBS2にそれぞれ送信される。データパケ
ットDP(1)−DP(4)のセットの第1コピーが、第2
基地局BS1に第1送信時間t1の後に到着し、続いて第1
ダウンリンクチャンネルDCH1上を特定の移動局に送られ
る。データパケットDP(1)−DP(4)のセットの第2
コピーが、第2基地局BS2に第2送信時間t2の後に到着
する。しかしながら送信時間の差t2−t1がデータフレー
ムの半分の間隔Tf/2を超えている。従って、もう一方よ
りも更に遅延した信号を有する基地局BS2には、データ
フレーム内の全てのデータパケットDP(1)−DP(4)
が、1データフレーム(またはt2が複数のデータフレー
ムの間隔Tfよりも長い場合は数データフレーム)分時間
がシフトされて、第2ダウンリンクチャンネルDCH2上に
誤って送られることになるであろう。いわゆるフレーム
スリップが生じ、これは結果として移動局内で信号を破
壊的に結合することになる。すなわち、第1基地局BS1
から送信された信号と第2基地局BS2から送信された信
号は移動局内で、各々の指定された瞬間に於いて、異な
るデータパケットからのデータを含み、これは典型的に
合い矛盾する情報を含む。その結果、移動局は専用チャ
ンネルDCH1およびDCH2上で受信されたデータフレームパ
ケットを組み合わされた意味のない信号を復号すること
が出来なくなる。
図3に図示されているこのフレームスリップ問題は、
セルラ無線通信システムの各々の無線ネットワーク制御
ノード内にシステムフレームカウンタ状態SFCを生成す
ることによって、本発明を通して解決されている。この
システムフレームカウンタ状態SFCは好適に基地局に対
して専用および個別の接続、例えばATM接続上で送信さ
れ、これらの信号に対する遅延が可能な限り一定となる
ようにしている。
図4はデータパケットがデータフレームDF(1)−DF
(4)内の無線ネットワーク制御ノードから移動局に、
第1ダウンリンクチャンネルDCH1を用いている第1基地
局BS1からサービスされている第1セクタ経由で送られ
る際の、本発明に基づくタイミングの様子を図示してお
り、一方移動局へのデータフレームDF(1)−DF(4)
の送信は、第2専用チャンネルDCH2を用いている第2基
地局BS2からサービスされている第2セクタ経由で開始
されている。第1および第2セクタはそれぞれ第1、CD
CH1および第2、CDCH2共通ダウンリンク制御チャンネル
に関連している。両方の基地局BS1;BS2は、それらの第
1共通ダウンリンク制御チャンネルCDCH1;CDCH2とそれ
ぞれのローカル・フレームカウンタLFCBS1;LFCBS2の間
の共通ダウンリンク制御チャンネルオフセットCCO1;CCO
2を測定する。各々の基地局BS1,BS2は定期的にその共通
ダウンリンク制御チャンネルオフセットCCO1;CCO2をそ
の無線ネットワーク制御ノードRNCに報告する。
フレーム番号付けの中で高い同期精度を維持するため
に、第1基地局BS1は定期的にシステム・フレームカウ
ンタ状態を無線ネットワーク制御ノードから受信し、そ
れに基づいてそのローカルフレームカウンタLFCBS1経由
で、同期されたローカル・フレームカウンタ状態LFCBS1
(n)の第1シリーズを生成する。ローカル・フレーム
カウンタ状態LFCBS1(n)は無線ネットワーク制御ノー
ドから十分頻繁に更新されて、それがシステムフレーム
カウンタ状態SFCからデータフレームの間隔Tfの数分の
1、例えばデータフレームの間隔Tfの10分の1程度に維
持されるようにしている。
図4から分かるように、第1ローカル・フレームカウ
ンタLFCBS1と第2ローカル・フレームカウンタLFCBS2
間には小さな位相シフトが存在している。それにも係わ
らず、本発明の方法は特定の接続に関係し、基地局BS1;
BS2経由で通信されているデータフレームが互いに常に
同期されていることを保証している。
第1ダウンリンクチャンネルDCH1は第1共通ダウンリ
ンク制御チャンネルCDCH1に対して第1タイミング進み
値TA1を有する。第1タイミング進み値TA1は接続のセッ
トアップに際して、基地局BS1と無線ネットワーク制御
ノードまたは同様に無線インタフェースの間のネットワ
ーク資源上の通信負荷が、そのシステム内で既に進行し
ている接続に関して可能な限り均一に分配されるよう
に、個別の接続が時間的に最適とする値にセットされ
る。
第1ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1は第1
セクタ内の第1共通ダウンリンク制御チャンネルCDCH1
と第1ローカル・フレームカウンタ状態t1(1)の間の
オフセットCCO1と第1タイミング進み値TA1とを加えた
もの、すなわちDCO1=CCO1+TA1として計算される。第
1ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1はデータフ
レームDF(1)−DF(4)の番号付けの際に使用され
る。共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセットCCO
1;CCO2をダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1を介
して補償することにより、システムフレームカウンタ状
態SFCとの正確なフレーム番号同期が基地局BS1内で実現
できる。
基地局BS1内で各々のデータフレームDF(1)−DF
(4)が、ローカル・フレームカウンタ状態LFC
BS1(n)の第1シリーズから個別のt1(1)−t1
(4)に関連づけられる。このフレーム番号付けは現在
のローカル・フレームカウンタ状態に等しい第1フレー
ム番号t1(1)に、第1シリーズから現在のローカル・
フレームカウンタ状態LFCBS1(n)に等しい時間内の第
1データフレームDF(1)を割り当てることで実施され
る。後続のデータフレームDF(2)−DF(4)は、第1
データフレームDF(1)とのそれらの順序関係に従っ
て、Tf秒毎にフレーム番号t1(2)−t1(4)をインク
リメントする事で番号が付けられる。
無線ネットワーク制御ノードが第2セクタをアクティ
ブセット内に含めるように指示した際には、移動局は無
線ネットワーク制御ノードからその現在のダウンリンク
チャンネルDCH1と第2共通ダウンリンク制御チャンネル
CDCH2との間のフレームオフセット値Of12を測定するよ
うに指示される。測定された値は続いて無線ネットワー
ク制御ノードに報告され、これは第2ダウンリンクチャ
ンネルDCH2に対する第2タイミング進み値TA2を、デー
タフレームの間隔Tf引くフレームオフセット値Of12、す
なわちTA2=Tf−Of12として計算する。次に第2ダウン
リンクチャンネル・オフセットDCO2値が、第2ダウンリ
ンクチャンネルDCH2に対する共通ダウンリンク制御チャ
ンネルオフセットCCO2に第2タイミング進み値TA2を加
え、データブレームの間隔Tfを係数i倍して加えたも
の、すなわちDCO2=CCO2+TA2+i・Tfとしてセットさ
れる、ここでiは正、負またはゼロの整数であり、これ
は第1、DCO1と第2、DCO2ダウンリンクチャンネル・オ
フセットの間の差|DCO1−DCO2|minの法を最少とする値
に選択される。更に、第1、DCO1と第2、DCO2ダウンリ
ンクチャンネル間の同期をもっと改善するために、第1
ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO1値をDCO1=CC
O1+TA1、すなわち、基地局BS1から無線ネットワーク制
御ノードRNC1へ報告された最新の共通ダウンリンク制御
オフセットCCO1値と、第1ダウンリンクチャンネルDCH1
に対するタイミング進みTA1値の和として再計算され
る。
基地局BS1はシステム・フレームカウンタ状態を無線
ネットワーク制御ノードから受信し、基地局BS2も同様
に受信するので、同期されたローカル・フレームカウン
タ状態の第2シリーズLFCBS2(n)がそこから生成され
る。また、基地局BS2内で各々のデータフレームDF
(1)−DF(4)が個別のフレーム番号t2(1)−t2
(4)に関連付けられ、これはローカル・フレームカウ
ンタ状態の第2シリーズLFCBS2(n)から導かれる。第
2シリーズからの現在のローカル・フレームカウンタ状
態LFCBS2(n)の第2ダウンリンクチャンネル・オフセ
ット値DCO2に等しい時間内の第1データフレームDF
(1)は、第1フレーム番号t2(1)が割り当てられ
る。後続のデータフレームDF(2)−DF(4)は第1デ
ータフレームDF(1)との関係におけるそれらの順序に
従って、Tf秒ごとにフレーム番号t2(2)−t2(4)を
インクリメントして番号が付けられる。
第2ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO2を、第
1、DCO1と第2、DCO2ダウンリンクチャンネル・オフセ
ットの間の差|DCO1−DCO2|minの法が最少とされる値に
セットすることにより、第1ダウンリンクチャンネルDC
H1の現在のデータフレーム番号t1(1)が第2ダウンリ
ンクチャンネルDCH2の対応するデータフレーム番号t2
(1)と最適に整列させることが可能である。第2ダウ
ンリンクチャンネルDCH2上のデータフレーム番号付けと
第1ダウンリンクチャンネルDCH1上のデータフレーム番
号付けとをひとたび同期させると、データフレームDF
(1)−DF(4)の第2ダウンリンクチャンネルDCH2上
での移動局への送信が開始できる。
データフレームの対応する同期された番号付けは、も
ちろんアップリンク・レグ内の基地局からRNCへの接続
上でも実施される、すなわちデータパケットが移動局か
らアップリンクチャンネル上で1つまたは複数のセクタ
および1つまたは複数の基地局を経由して送信されると
きである。従って各々の基地局は、基地局から無線ネッ
トワーク制御ノードにアップリンク・レグ上で送信され
る各々のデータフレームに関して1つのフレーム番号に
関連付け、これはその個々の接続に対する対応するダウ
ンリンクチャンネルのフレーム番号に等しい。
無線ネットワーク制御ノード内のバッファユニットは
受信されたデータパケットのコピーを格納し、同じ番号
付けのデータフレーム内で送信されたデータパケット上
でのダイハーシチ処理手順を実行する。この処理手順中
に行われる厳密な手順は本開示の中で、特に図7及び図
8を参照して後ほど詳細に説明する。
図5には、特定の中央ノードに接続されている全ての
非同期基地局を同期させるための本発明による方法に関
する流れ図が示されている。第1ステップ500ではタイ
マ変数tがゼロにセットされる。現在のシステムフレー
ムカウンタ状態SFCが中央ノードRNCから、それが接続さ
れている全ての基地局BSに、第2ステップ510で送られ
る。続くステップ520では各々の基地局内のローカルフ
レームカウンタ状態LFCがシステムフレームカウンタ状
態SFCと整合される。中央ノードRNCに接続されている全
ての基地局は次のステップ530で、そのローカル・フレ
ームカウンタ状態LFCBS1;LFCBS2とその共通ダウンリン
ク制御チャンネルCDCH1;CDCH2との間のそれぞれの共通
ダウンリンク制御チャンネルオフセットCCO1を測定す
る。測定の結果は中央ノードRNCに報告され、そこでダ
ウンリンクチャンネル・オフセットが計算される。次に
ステップ540で、タイマ変数tが予め定められた値Tに
等しいかが検査され、もし等しい場合は流れは第1ステ
ップ500に戻る。そうでない場合は流れはタイマ数tが
予め定められた値Tに等しくなるまでステップ540内に
留まる。それ故、予め定められた値Tは、ローカル・フ
レームカウンタ状態LFCがシステムフレームカウンタ状
態SFCから更新されるべき周波数を定めている。
図6は、セルラ無線通信システムの固定部分と、特定
の移動局MS2との間の接続を確立するための本発明によ
る方法の1つの実施例に関する流れ図を示す。
第1ステップ600で、ある中央ノードRNCの責任領域内
の移動局から通信要求がなされているかが問い合わさ
れ、要求がある場合は流れは後続のステップ610に続
く。そうでない場合は、流れは再び第1ステップ600に
戻る。アクティブセットASが移動局MS2に対し、ステッ
プ610で定められる。このアクティブセットは、その中
央ノードRNCに接続されている基地局でサービスされて
いる少なくとも1つのセクタ内で、移動局MS2に対し少
なくとも1つのアップリンクと1つのダウンリンクチャ
ンネルとを指定する。次のステップ620でタイミング進
みTA値が1つまたは複数のダウンリンクチャンネルにセ
ットされ、これはシステム内で既に進行中の接続が考慮
対称となった際に、ネットワークおよびチャンネル資源
の最も均一な時間配分を与えるものである。その後、ス
テップ630でアクティブセットAS内の各々のダウンリン
クチャンネルに対して、ダウンリンクチャンネル・オフ
セットDCOが値が共通制御チャンネルオフセットCCOとタ
イミング進み値TAの和として計算される。最後にステッ
プ640で特定のフレーム番号FNがダウンリンクチャンネ
ル上の各々のデータフレームDFに対して以下のように割
り当てられる。初期データフレームDFは、現行ローカル
・フレームカウンタ状態に、対象としているセクタをサ
ービスしている基地局のローカル・フレームカウンタの
後続の状態に等しいフレーム番号が割り当てられた後、
ダウンリンクチャンネル・オフセットDCO値から開始す
る。後続のデータフレームDFには初期データフレームDF
との関係におけるそれらの順序に従って、Tf秒ごとにフ
レーム番号をインクリメントして、フレーム番号FNが割
り当てられる。
既に第1セクタ経由で情報を通信している移動局が、
第2セクタ経由で通信を開始するための本発明の方法の
1つの実施例に関する流れ図が図7に示されている。こ
の様な追加セクタ経由で通信を開始することは、その移
動局MSに対する空でないアクティブセットに新たなセク
タを追加することと等価である。第1ステップ700で、
移動局MS(例えば図1の第2移動局MS2)が、番号付け
られたデータフレームのデータパケットDPを、少なくと
も1つのダウンリンクおよびアップリンク・ダウンリン
クチャンネル経由で通信している。移動局MSはアクティ
ブセットAS内で指定されたセクタと近隣のセクタに対す
るパイロット信号強度を定期的に測定し、その結果を中
央ノードRNC(例えば図1の第1無線ネットワーク制御
ノードRNC1)に報告する。接続のダウンリンク・レグ内
ではデータパケットDPがサービス中の1つまたは複数の
基地局内に、そのデータパケットが移動局MSに無線ネッ
トワーク制御ノードRNC1で指示されたフレーム番号を有
するデータフレーム内でダウンリンクチャンネル上を送
信できるまでバッファリングされ、接続のアップリンク
・レグ内では、データパケットDPが中央ノードRNC内に
バッファリングされ、その後同一のフレーム番号を具備
したデータフレームDF内に到着するデータパケットDPに
対してダイバーシチ処理手順が実行される。基地局内の
バッファ制限は、ダウンリンクチャンネルDCO値とその
ダウンリンクチャンネルに対する無線ネットワーク制御
ノードRNC1からの送信タイミングに依存する。無線ネッ
トワーク制御ノードRNC1で指示されたデータフレームDF
内で送信するにはあまり遅く到着したデータパケットDP
は、基地局内で廃棄される。同様のバッファの制約は中
央ノードRNC内のアップリンクチャンネルに対しても存
在する。中央ノードは特定のデータパケットDPの全ての
コピーが到着するかまたは、予め定められた時間τの後
ダイバーシチ処理手順を実行する。この予め定められた
時間τは、システム内での最大許容遅延、使用されるAT
Mリンクまたはフレーム同期処理手順の様な、多数の異
なる要因により定められるはずである。ダイバーシチ処
理手順は2つの原理の内の1つに基づいて実行される。
最高品質のデータパケットDPを選択するかまたは、それ
がデータパケットDPの受信された全てのコピーから信号
エネルギーを組み合わせることを意味するかのいずれか
である。もちろん予め定められた時間τが経過すると、
中央ノードはデータパケットDPの全てのコピーより少な
いものに対してマクロ・ダイバーシチを強制的に実行さ
せる。
ステップ710では定期的な間隔でアクティブセットAS
が更新されるべきか否かが調査され、そうでない場合は
流れは第1ステップ700に戻る。しかしながらアクティ
ブセットが更新されるべきである場合は(例えばセクタ
s21を図1の第2移動局MS2用のアクティブセットに追加
する様な場合)、ステップ720に続く。このステップ内
で移動局MSはアクティブセットAS内で現在指定されてい
るダウンリンクチャンネル(例えばDCH1)とASU候補セ
クタ用の共通ダウンリンク制御チャンネル(例えばCDCH
2)との間のフレームオフセット値Of12を測定するよう
に指示される。このフレームオフセット値Of12は中央ノ
ードRNCに報告される。続いてアクティブセットASは次
のステップ730で新たなセクタで更新され、続くステッ
プ740でダウンリンクチャンネルが新たなセクタ内で移
動局MSに情報を送信するために割り当てられる。次のス
テップ750では、中央ノードRNC内で新たなダウンリンク
チャンネルに対しするタイミング進み値TAが、データフ
レームの間隔Tf引くフレームオフセット値Of12として計
算される。中央ノードRNCはまた、新たなダウンリンク
チャンネルに対するダウンリンクチャンネル・オフセッ
トDCO(すなわち、新たなダウンリンクチャンネルの新
たなデータフレームDFが、新たなセクタをサービスして
いる基地局内のローカル・フレームカウンタ状態に関連
してどの様に番号付けられるべきか)を、(1)第2セ
クタをサービスしている基地局内の一連のローカル・フ
レームカウンタ状態とこのセクタ内の共通ダウンリンク
制御チャンネルとの間の共通ダウンリンク制御チャンネ
ルオフセットと、(2)新たなダウンリンクチャンネル
用のタイミング進み値と、(3)データフレームDFの間
隔Tfの整数倍の和として計算され、ここでこの整数はア
クティブセットAS内のチャンネルDCO1のダウンリンクチ
ャンネル・オフセットとアクティブセットASに含まれる
予定のチャンネルDCO2のダウンリンクチャンネル・オフ
セットとの間の差の法を最少とする(すなわち|DCO1−D
CO2|min)値(正、負またはゼロ)にセットされる。
計算されたタイミング進みTA値およびダウンリンクチ
ャンネル・オフセットDCOが後続のステップ760でアクテ
ィブセットAS内の新たなチャンネルに対してセットさ
れ、最後のステップ770で特定のフレーム番号FNが、新
たなダウンリンクチャンネルの各々のデータフレームDF
に、初期データフレームDFをデータフレームDFの間隔Tf
の半分以内の新たなダウンリンクチャンネル上で与える
ことで割り当てられ、これは現行のローカル・フレーム
カウンタ状態の後ダウンリンクチャンネル・オフセット
値DCOから開始し、初期フレーム番号FNは後続のローカ
ル・フレームカウンタ状態に等しい。各々の後続のデー
タフレームDFにはこの初期フレーム番号FNの整数インク
リメント値が割り当てられており、これは初期データフ
レームDFに関連する各々のそれぞれのデータフレームDF
の順序に等しい。この処理手順は第1ステップ700に戻
る。
フレーム化された情報をセルラ無線通信システム内で
通信するための本発明の1つの実施例に基づく構成が図
8のブロック図に示されている。
無線ネットワーク制御ノードRNC1の形式の中央ノード
は、ここでは第1BS1と第2BS2基地局に、例えばATM接続
経由で接続されている。無線ネットワーク制御ノードRN
C1はクロックユニット805を含み、これはノードRNC1内
のその他の全てのユニットを同期させる基準クロック信
号CKRを生成する。クロックユニット805はそれ自身、基
準時間発生器860からの時間基準信号TRからトリガを掛
けられており、この基準時間発生器はGPS受信機または
十分な精度を有する時間を示すための同様な装置であ
る。ノードRNC1内の主タイミングユニット810はシステ
ムフレームカウンタ状態SFCを生成し、これは専用の個
別の接続850;890経由で基地局BS1およびBS2を参照する
フレーム番号として送信される。基地局BS1;BS2は各
々、クロック信号CK1;CK2を通して基地局BS1;BS2内のそ
の他の全てのユニットを同期させるためのクロックユニ
ット830;860を含む。各々の基地局BS1;BS2はまたタイミ
ングユニット835;865を含み、ここからローカル・フレ
ームカウンタ状態の第1シリーズLFCBS1およびローカル
・フレームカウンタ状態の第2シリーズLFSBS2がそれぞ
れトランシーバユニット840:870に対して生成される。
データパケットDPで経験される一方向遅延D1;D2を推
定するために、中央ノードRNC1と基地局BS1およびBS2と
の間でそれぞれ通信される時に、多重反射遅延メッセー
ジRTD1;RTD2が中央ノードRNC1と各々の特定の基地局BS
1;BS2の間で帰還されたり送られたりする。一方向遅延D
1;D2の推定値は続いて、多重反応遅延メッセージRTD1;R
TD2の到着時刻taをそのメッセージRTD1;RTD2の対応する
送信時刻から引き算して、その結果を2で割り算して計
算される、すなわちD1=(ta1−ts1)/2;D1=(ta2−t
s2)/2。一方向遅延D1;D2の更に信頼性のある推定値を
得るために、数p(ここで例えばp=10)だけその様な
計算が実行され、それから平均一方向遅延D1;D2が計算
される。当然、これに代わるフィルタリング方法を適用
して一方向遅延D1;D2を推定することも可能である。多
重反射遅延メッセージRTD1;RTD2はまた中央ノードRNC1
からのシステムフレームカウンタSFCメッセージと組み
合わせたりまたはそこに含まれることが可能である。
多重反射遅延メッセージRTD1;RTD2は基地局BS1;BS2か
ら、または中央ノードRNC1のいずれかから生じる。多重
反射遅延メッセージRTD1;RTD2が基地局BS1;BS2の1つか
ら送られる場合、一方向遅延に対する補償もまた基地局
BS1;BS2内で実行され、これはローカル・フレームカウ
ンタ状態LFCBS1;LFCBS2をシステム・フレームカウンタ
状態SFCに一方向遅延D1;D2を加算したもの、すなわちLF
CBS1=SFC+D1;LFCBS2=SFC+D2に基づいて調整するこ
とで実行される。この代わりに多重反射遅延メッセージ
RTD1;RTD2が中央ノードRNC1から生じる場合は、一方向
遅延D1;D2がこのノード内で補償され、これは各々のシ
ステムフレームカウンタ状態SFCメッセージSFC1;SFC2
送信をそれぞれの各々の基地局BS1;BS2に対して推定さ
れた一方向性遅延D1;D2に等しい時間先行させる、すな
わちSFC1=SFC−D1;SFC2=SFC−D2、ことで実行され
る。
主制御ユニット815は番号付けられたデータフレーム
内のデータパケットDPsをダウンリンクチャンネルDCH1
(DPs);DCH2(DPs)上で通信する際に、基地局BS1;BS2
内で使用されるタイミング進み値TA1;TA2およびダウン
リンクチャンネル・オフセット値DCO1;DCO2を計算する
ために使用される。しかしながら主制御ユニット815は
また、特定の移動局NS2のアクティブセットをそのアク
ティブセットに1つまたは複数のセクタを加えたり削除
することにより、何時更新するかも決定する。ダイバー
シチ・ハンドオーバユニット820はハンドオーバ処理手
順中、または同様に通常通信中に、すなわちデータパケ
ットDPを送信したり受信する間に、情報の通信を取り扱
う。
移動局MS2で実時間音声が通信される場合、情報sは
ネットワークの中央部から音声コーデック(coder/deco
der)経由で受信され、ネットワークの中央部に同一音
声コーデック経由で送信される。別の種類のデータが通
信される場合、その情報sは代わりのコーデックを通し
て送られるかまたはコード化されずに通信される。デー
タパケットDPの形式のスプリットアップ情報はダイバー
シチ・ハンドオーバユニット820から交換ユニット825を
介して基地局BS1;BS2に配信され、また基地局BS1;BS2か
らのデータパケットはダイバーシチ・ハンドオーバユニ
ット820へ交換ユニット825およびバッファユニット880
経由で送られる。バッファユニット880はダイバーシチ
処理手順を受信されたデータパケットDPのコピーに対し
て実行する際に使用される。バッファユニット880はデ
ータパケットDPを予め定められた時間格納し、この時間
は例えばシステム内の最大許容遅延、無線ネットワーク
制御ノードRNC1と基地局BS1;BS2の間で使用されるATMリ
ンクの特性により決定される。予め定められた時間が経
過するとダイバーシチ処理手順が、特定のデータパケッ
トDPの現在利用可能なコピーに対して実行される。ダイ
バーシチ・ハンドオーバユニット820はまたフレームオ
フセット値Of12を受信し、これはデータパケットDP内に
含まれていて移動局MS2から基地局BS1の1つを介して報
告される。フレームオフセット値Of12は主制御ユニット
815の入力としてタイミング進み値TA2を計算するために
送られる。
基地局BS1;BS2内のトランシーバユニット840;870はデ
ータパケットDPを移動局MS2からアップリンクチャンネ
ルUCH1(DPs);LCH2(DPs)上で受信し、データパケッ
トDPsを移動局MS2にダウンリンクチャンネルDCH1;DCH2
上で送信する。このデータパケットDPsは無線ネットワ
ーク制御ノードRNC1に交換ユニット825経由で送信さ
れ、データパケットDPsは無線ネットワーク制御ノードR
NC1から交換ユニット825およびバッファユニット855;87
5経由で受信される。バッファユニット855;875はデータ
パケットDPsを、データパケットDPが移動局MS2へ第1BS1
および第2BS2基地局からダウンリンクチャンネルDCH1;D
CH2上を、無線ネットワーク制御ノードRNC1で指示され
るフレーム番号を有するデータフレーム内で送信される
まで格納する。特定の基地局BS1;Bs2に、この要求を満
たすには遅すぎて到着したデータパケットDPは破棄され
る。更に、トランシーバユニット840;870そのローカル
・フレームカウンタ状態LFCBS1;LFCBS2とその共通ダウ
ンリンク制御チャンネルCDCH1;CDCH2の間の共通ダウン
リンク制御チャンネル・オフセットCCO1;CCO2を測定す
る。この測定結果は中央ノードRNC1内の主制御ユニット
815にタイミングユニット835;865および交換ユニット82
5経由で報告される。
各々の基地局BS1;BS2内のタイミング制御ユニット84
5;855はタイミング進み値TA1;TA2およびダウンリンクチ
ャンネル・オフセット値DCO1;DCO2を中央ノードRNC1内
の主制御ユニット815から交換ユニット825経由で受信す
る。タイミング制御ユニット845;855はトランシーバユ
ニット840;870の動作を制御信号I1,12経由で調整して、
空気インタフェース経由で受信され、送信された各々の
データパケットDPが正しいフレーム番号と関連するよう
にしている。
本発明は基本的にCDMAセルラ無線通信システム内で使
用されることを意図しているが、本発明の方法および構
成は、もちろん任意の種類のセルラ無線通信システム
で、その無線資源がそのシステムの個々の使用者の間で
どの様に分割されているかに関係なく適用可能である。
共通ダウンリンク制御チャンネル、ダウンリンクチャン
ネルおよびアップリンクチャンネルは従って、符号分
割、符号および周波数分割の組み合わせ、符号および時
間分割の組み合わせ、または無線スペクトルの符号、周
波数および時間分割の組み合わせとして互いに区別され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−55979(JP,A) 特表 平9−504935(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 H04L 7/00 - 7/10

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた間隔(Tf)のデータフレー
    ム(DF)内の情報を通信するように構成され、少なくと
    も1つの中央ノード(RNC1,RNC2)と少なくとも1つの
    非同期基地局(BS1−BS5)を含み、特定の中央ノード
    (RNC1)に接続されている全ての基地局(BS1,BS2)を
    外部時間基準を用いずに常に同期させるための、セルラ
    無線通信システム(100)内の方法であって (510)システムフレームカウンタ状態(SFC)を定期的
    に中央ノード(RNC1)からそれが接続されている全ての
    非同期基地局(BS1,BS2)に送信するステップと、 (520)各々の非同期基地局(BS1,BS2)内においてロー
    カル・フレームカウンタの状態(LFCBS1,LFCBS2)をシ
    ステムフレームカウンタ状態(SFC)に整合させるステ
    ップとを含み、 前記システムフレームカウンタ状態(SFC)は1つのデ
    ータフレーム(DF)が経過する毎に1チックづつインク
    リメントされ、 データフレーム(DF)が前記非同期基地局内のローカル
    ・フレームカウンタ(LFCBS1,LFCBS2)からのフレーム
    番号(t1(1)−t1(4);t2(1)−t2(4))を割
    り当てられる、 ことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、各々の基地
    局(BS1−BS)は少なくとも1つのダウンリンク制御チ
    ャンネル(CDCH1,CDCH2)を有しており、前記方法は更
    に、 (530)各々の基地局(BS1,BS2)内で、システムフレー
    ムカウンタ(SFC)チック速度と相関された速度でイン
    クリメントされるローカル・フレームカウンタの状態
    (LFCBS1,LFCBS2)と共通ダウンリンク制御チャンネル
    (CDCH1,CDCH2)の間の共通ダウンリンク制御チャンネ
    ル・オフセット値(CCO1,CCO2)を測定するステップ
    と、 (530)共通ダウンリンク制御チャンネル・オフセット
    値(CCO1,CCO2)を中央ノード(RNC1)に報告するステ
    ップとを含むことを特徴とする、前記方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の方法において、シ
    ステムフレームカウンタ状態(SFC)の更新が定期的な
    時間間隔(T)で送られることを特徴とする前記、方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載の方
    法において、 一方向遅延(D1,D2)が、中央ノード(RNC1)とそれが
    接続されている全ての基地局(BS1,BS2)の間の各々の
    接続に対して決定され、その一方向遅延(D1,D2)が補
    償されることを特徴とする、前記方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、一方向遅延
    (D1,D2)が、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)を中央ノード(RNC1)
    と指定された基地局(BS1)の間で双方向に送信し、 多重反射遅延メッセージ(RTD1)の到着時間(ta)と対
    応する送信時間(ts)の差を2で割り算し、 先の2つのステップを予め定められた回数(p)繰り返
    し、 先のステップで得られた(p)個の結果を平均する、以
    上の連続するステップを含む手順を通して計算されるこ
    とを特徴とする、前記方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の方法において、多重反射遅
    延メッセージ(RTD1)が基地局(BS1,BS2)から発せら
    れることを特徴とする、前記方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の方法において、一方向遅延
    (D1,D2)が各々の基地局(BS1,BS2)内で、ローカル・
    フレームカウンタ状態を、 LFCBSX はそれぞれのローカル・フレームカウンタ状態
    LFCBS1またはLFCBS2を表し、それらの解像度は1チック
    の分数(好適にチック/10)であり、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 LCBSX=SFC+DX により調整することで補償されることを特徴とする、前
    記方法。
  8. 【請求項8】請求項5記載の方法において、多重反射遅
    延メッセージ(RTD1)が中央ノード(RNC1)から発せら
    れることを特徴とする、前記方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の方法において、一方向遅延
    (D1,D2)が中央ノード(RNC1)内で、各々のシステム
    ・フレームカウンタ状態(SFCx)メッセージの送信時刻
    を接続されている基地局(BS1,BS2)に対して SFCX はある特定の基地局(X=1:BS1,X=2:BS2)に送
    られるシステム・フレームカウンタメッセージを表し、 SFC はシステム・フレームカウンタ状態を表し DX は一方向遅延D1またはD2を表すこととして、 SFCX=SFC−DX により先行させることで、補償されることを特徴とす
    る、前記方法。
  10. 【請求項10】少なくとも1つの中央ノード(RNC1,RNC
    2)を含むセルラ無線通信システム(100)内の方法であ
    って、各々にある共通ダウンリンク制御チャンネル(CD
    CH1,CDCH2)が関連されている、各々が少なくとも1つ
    の地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な
    くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)が前記中央ノー
    ドに接続され、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)
    と通信し、この情報はデータパケット(DP)の中に分割
    されて、これらはデータフレーム(DF)内で ダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上を、1つまた
    は複数のセクタ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS
    4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS
    4)から1つまたは複数のセクタ(s23,s24)を経由して
    送信され、 特定の移動局(MS2)と少なくとも1つの基地局(BS1)
    との間の接続を、請求項2〜8のいずれかに基づいて確
    立するための前記セルラ無線通信システム(100)内の
    方法であって (610)少なくとも1つのダウンリンクチャンネル(DCH
    1)と1つのアップリンクチャンネル(UCH2)が規定さ
    れるアクティブセット(AS)を移動局(MS2)に対して
    定義するステップと、 (620)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリン
    クチャンネル(DCH1)に対して、共通ダウンリンク制御
    チャンネル(CDCH1)と特定のダウンリンクチャンネル
    (DCH1)との間のオフセットを示すタイミング進み値
    (TA1)を設定するステップと、 (630)アクティブセット(AS)内の各々のダウンリン
    クチャンネル(DCH1)に対して、ダウンリンクチャンネ
    ル・オフセット(DCO1)を共通ダウンリンク制御チャン
    ネル・オフセット(CCO1)とタイミング進み値(TA1)
    の和(CCO1+TA1)として計算するステップと、 (640)各々のダウンリンクチャンネル(DCH1)上で、
    各々のデータフレーム(DF(1)−DF(4))に対して
    特定のフレーム番号(t1(1)−t1(4))を割り当て
    ることを、初期データフレーム(DF(1))には第1番
    号(t1(1))を、そして後続のデータフレーム(DF
    (2)−DF(4))には、前記初期データフレーム(DF
    (1))との関係におけるそれぞれ各々のデータフレー
    ム(DF(2)−DF(4))の順序に等しい、この番号
    (t1(1))の整数インクリメント(t1(2),t1
    (3),t1(4))を与えることで行うステップとを含
    むことを特徴とする、前記方法。
  11. 【請求項11】少なくとも1つの中央ノード(RNC1,RNC
    2)を含むセルラ無線通信システム(100)内の方法であ
    って、各々にある共通ダウンリンク制御チャンネル(CD
    CH1,CDCH2)が関連されている、各々が少なくとも1つ
    の地理的セクタ(s11−s56)をサービスしている、少な
    くとも1つの非同期基地局(BS1−BS5)が前記中央ノー
    ドに接続され、 ここで基地局(BS1−BS5)は情報を移動局(MS1−MS4)
    と通信し、この情報はデータパケット(DP)の中に分割
    されて、これらはデータフレーム(DF)内で ダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上を、1つまた
    は複数のセクタ(s23,s24)を経由して移動局(MS1−MS
    4)に、そして アップリンクチャンネル(UCH2)上を移動局(MS1−MS
    4)から1つまたは複数のセクタ(s23,s24)を経由して
    送信され、 移動局(MS2)に対するアクティブセット(AS)内で指
    定されている少なくとも1つの第1セクタ(s14)経由
    で既に情報を通信している特定の移動局(MS2)と、少
    なくとも1つの第2セクタ(s21)経由で通信を、請求
    項2〜請求項8のいずれかに基づく方法を用いていて開
    始するための前記セルラ無線通信システム(100)内の
    方法であって (720)アクティブセット(AS)内のダウンリンクチャ
    ンネル(DCH1)と、そのアクティブセット(AS)内には
    含まれていない第2セクタ(s21)に関連する、第2共
    通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH2)との間の少な
    くとも1つのフレーム・オフセット値(Of12)を測定す
    るステップと、 (720)そのフレーム・オフセット値(Of12)を中央ノ
    ード(RNC1)に報告するステップと、 (730)アクティブセット(AS)に第2セクタ(s21)を
    追加することで前記アクティブセットを更新するステッ
    プと、 (750)第2セクタ(s21)内の少なくとも1つの第2ダ
    ウンリンクチャンネル(DCH2)について、タイミング進
    み値(TA2)とダウンリンクチャンネル・オフセット値
    (DCO2)とを計算するステップと、 (760)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上を送信
    されるデータフレーム(DF)と第2共通ダウンリンク制
    御チャンネル(CDCH2)との間のオフセットをタイミン
    グ進み値(TA2)に等しく設定するステップと、 (770)第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)上で、各
    々のデータフレーム(DF(1)−DF(4))に対して特
    定のフレーム番号(t2(1)−t2(4))を割り当てる
    ことを、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS2
    (n))の第2シリーズからの現在のローカル・フレー
    ムカウンタ状態の後の初期データフレーム(DF(1))
    にはこのシリーズから後続のローカル・フレームカウン
    タ状態に等しい第1番号(t2(1))を、そして各々の
    後続のデータフレーム(DF(2)−DF(4))には、前
    記初期データフレーム(DF(1))との関係におけるそ
    れぞれ各々のデータフレーム(DF(2)−DF(4))の
    順序に等しい、この番号(t2(1))の整数更新(t2
    (2),t2(3),t2(4))を与えることで行うステッ
    プとを含むことを特徴とする、前記方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法において、計算ステ
    ップ(750)が TA2=Tf−Of12 ここで TA2 タイミング進み値を表し Tf データフレーム(DF)の間隔を表し、 Of12 フレームオフセット値を表すものとし、 および DCO2=CCO2+TA2+i・Tf ここで DCO2 第2ダウンリンクチャンネル(DCH2)に対するダ
    ウンリンクチャンネル・オフセット、すなわち第2ダウ
    ンリンクチャンネル(DCH2)のデータフレーム(DF)が
    第2セクタ(s21)内のローカル・フレームカウンタ状
    態(LFCBS2(n))に対してどの様に番号付け(t2
    (1)−t2(4))されるかを表し、 CCO2 ローカル・フレームカウンタ状態(LFC
    BS2(n))の第2シリーズと共通ダウンリンク制御チ
    ャンネル(CDCH2)の間の共通ダウンリンク制御チャン
    ネル・オフセット値を表し、 TA2 タイミング進み値を表し、 i は整数で、これは第1ダウンリンクチャンネル・
    オフセット(DCO1)で与えられるフレーム番号(t1)と
    第2ダウンリンクチャンネル・オフセット(DCO2)で与
    えられるフレーム番号(t2)との間の差(|DCO1−DCO2|
    min)の法を最少とする値にセットされる、そして Tf データフレーム(DF)の間隔を表すものとしたと
    き、以上に基づいておこなわれることを特徴とする、前
    記方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の方法において、第1ダウ
    ンリンクチャンネル(DCH1)に対するダウンリンクチャ
    ンネル・オフセット(DCO1)が DCO1=CCO1+TA1 ここで CCO1 は第1基地局(BS1)から中央ノード(RNC1)に
    報告された、ローカル・フレームカウンタ状態(LFCBS1
    (n))の第1シリーズと第1共通ダウンリンク制御チ
    ャンネル(CDCH1)の間の最新の共通ダウンリンク制御
    チャンネル・オフセット値であり、 TA1 は第1ダウンリンクチャンネル(DCH1)に対する
    タイミング進み値に等しいものとしたとき、 以上に基づいて再計算されることを特徴とする、前記方
    法。
  14. 【請求項14】請求項10〜請求項13のいずれかに記載の
    方法において、 情報のダウンリンク通信中に、データパケット(DP)が
    各々の基地局(BS1,BS2)の中に、各々特定のデータパ
    ケット(DP(1)−DP(4))を送信しているデータフ
    レームに対するフレーム番号が、それぞれのダウンリン
    クチャンネル(DCH1;DCH2)上のフレーム番号(t1
    (1)−t1(4);t2(1)−t2(4))と一致するま
    でバッファリング(B)されることを特徴とする、前記
    方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の方法において、前記バッ
    ファリング(B)によりデータパケット(DP)が最大数
    まで保持され、中央ノード(RNC1)で指示されるそれぞ
    れのダウンリンクチャンネル(DCH1;DCH2)上のフレー
    ム番号に合致するにはあまりにも遅く基地局(BS1,BS
    2)に到着したデータパケット(DP)は廃棄されること
    を特徴とする、前記方法。
  16. 【請求項16】請求項10〜請求項15のいずれかに記載の
    方法において、 情報のアップリンク通信中に、データパケット(DP)は
    基地局(BS1,BS2)内で、中央ノード(RNC1)で指示さ
    れたダウンリンクチャンネル(DCH1;DCH2)のフレーム
    番号付けとの関係で番号付けられた(t1(1)−t1
    (4),t2(1)−t2(4))データフレーム(DF)の
    中で受信され、またダイバーシチ処理手順が中央ノード
    (RNC1)内で、同一番号を有するデータフレーム(DF)
    の中で送信されたデータパケット(DP)に対して実行さ
    れることを特徴とする、前記方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の方法において、前記ダイ
    バーシチ処理手順はデータパケット(DP)の全てのコピ
    ーが中央ノード(RNC1)に到着した時であって、データ
    パケット(DP)の第1コピーが到着してから或る時間
    (τ)より遅くはない時に実行されることを特徴とす
    る、前記方法。
  18. 【請求項18】請求項17記載の方法において、ダイバー
    シチ処理手順が選択的であり、最も高い品質を有する1
    つのデータパケット(DP)が通信データを表すものとし
    て選択されることを特徴とする、前記方法。
  19. 【請求項19】請求項17記載の方法において、ダイバー
    シチ処理手順が結合的であり、全てのデータパケット
    (DP)の内容が結合されて通信データを表すように形成
    されることを特徴とする、前記方法。
  20. 【請求項20】請求項1〜請求項19のいずれかに記載の
    方法において、 中央ノード(RNC1,RNC2)が無線ネットワーク制御ノー
    ドであることを特徴とする、前記方法。
  21. 【請求項21】請求項1〜請求項20のいずれかに記載の
    方法において、 共通ダウンリンク制御チャンネル(CDCH1,CDCH2)、ダ
    ウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)およびアップリン
    クチャンネル(UCH2)が、互いに、 (A)無線スペクトラムの符号分割、 (B)無線スペクトラムの符号および周波数分割 (C)無線スペクトラムの符号および時間分割、または (D)無線スペクトラムの符号、周波数および時間分割
    の組み合わせ のいずれかによって区別されることを特徴とする前記方
    法。
  22. 【請求項22】少なくとも1つの非同期基地局(BS1,BS
    2)に接続された少なくとも1つの中央ノード(RNC1,RN
    C2)を含み、フレーム化された情報をセルラ無線通信シ
    ステム(100)内で通信するための装置であって、 データパケット(DP)が前記非同期基地局を通してダウ
    ンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)およびアップリンク
    チャンネル(UCH1,UCH2)上で移動局(MS2)と通信さ
    れ、制御信号が共通ダウンリンク制御チャンネル(CCO
    1,CCO2)上で前記移動局(MS2)に送信され、前記中央
    ノード(RNC)は、 基地局(BS1,BS2)に送信されるシステムフレームカウ
    ンタ状態(SFC)を生成するための主タイミングユニッ
    ト(810)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内のデータパケッ
    ト(DP)をダウンリンクチャンネル(DCH1,DCH2)上で
    通信する際に使用される、タイミング進み値(TA)とダ
    ウンリンクチャンネル・オフセット値(DCO1,DCO2)を
    計算するための主制御ユニット(815)と、 複数の基地局(BS1,BS2)を経由して特定の移動局(MS
    2)と同時に通信を実行するためのダイバーシチ・ハン
    ドオーバユニット(820)とを含み、 前記中央ノード(RNC)はシステムフレームカウンタ状
    態(SFC)を前記非同期基地局(BS1,BS2)へ定期的に送
    信する手段を備え、 前記非同期基地局のそれぞれは、前記システムフレーム
    カウンタ状態(SFC)を受けてローカル・フレームカウ
    ンタ状態を生成するタイミングユニット(835,865)を
    備え、 前記システムフレームカウンタ状態(SFC)はデータフ
    レーム(DF)毎に1チックインクリメントされ、各デー
    タフレーム(DF)は各ローカル・フレームカウンタ状態
    (LFCBS1;LFCBS2)から導かれる特定のフレーム番号(t
    1(1)−t1(4);t2(1)−t2(4))と関連づけら
    れる、 ことを特徴とする、前記装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の装置において、前記中央
    ノード(RNC)は更に、前記中央ノード(RNC)に含まれ
    る全てのユニットを同期させるためのクロック発生器
    (805)と、 前記主タイミングユニット(810)で使用される、絶対
    時間基準(TR)を提供するための基準時間発生器(86
    0)と、 ダイバーシチ・ハンドオーバユニット(820)を前記基
    地局(BS1,BS2)のうちの特定の1つに交互に接続する
    ための交換ユニット(825)とを含むことを特徴とす
    る、前記装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の装置において、前記基準
    時間発生器(860)はGPS受信器であることを特徴とする
    前記装置。
  25. 【請求項25】請求項22〜請求項24のいずれかに記載の
    装置において、前記基地局(BS1,BS2)のそれぞれは、 基地局(BS1,BS2)内の全てのユニットを同期させるた
    めのクロック発生器(830,860)と、 番号付けられたデータフレーム(DF)内でデータパケッ
    ト(DP)を通信し、ローカル・フレームカウンタ状態
    (LFCBS1;LFCBS2)と共通ダウンリンク制御チャンネル
    (CDCH1,CDCH2)の間のオフセット値(CCO1;CCO2)を測
    定するためのトランシーバユニット(840,865)と、 タイミング進み値(TA1,TA2)とダウンリンクチャンネ
    ル・オフセット値(DCO1,DCO2)を受信し、前記トラン
    シーバユニット(840,870)を制御する(I1;I2)ための
    タイミング制御ユニット(845,885)を含むことを特徴
    とする、前記装置。
  26. 【請求項26】請求項22〜請求項25のいずれかに記載の
    装置において 少なくとも1つの特定の個別の接続(850;890)がシス
    テムフレームカウンタ状態(SFC)を中央ノード(RNC
    1)から各々の基地局(BS1,BS2)に送信するために専用
    であることを特徴とする、前記装置。
  27. 【請求項27】請求項26記載の装置において、特定の個
    別の接続(850;890)の各々が、中央ノード(RNC1)と
    それぞれの基地局(BS1,BS2)との間の一方向遅延(D1;
    D2)で補償されていることを特徴とする、前記装置。
  28. 【請求項28】請求項22〜請求項27のいずれかに記載の
    装置において、 各々の基地局(BS1,BS2)が中央ノード(RNC1)から送
    信されたデータパケット(DP)をバッファリングするた
    めの第1バッファユニット(855;875)を含むことを特
    徴とする、前記装置。
  29. 【請求項29】請求項28記載の装置において、前記第1
    バッファユニット(855;875)の出力がトランシーバユ
    ニット(840,870)に接続されていることを特徴とす
    る、前記装置。
  30. 【請求項30】請求項22〜請求項29のいずれかに記載の
    装置において 前記中央ノード(RNC1)が前記基地局(BS1,BS2)から
    送信されたデータパケット(DP)をバッファリングする
    ための第2バッファユニット(880)を含むことを特徴
    とする、前記装置。
  31. 【請求項31】請求項30記載の装置において、前記第2
    バッファユニット(880)の出力が前記ダイバーシチ・
    ハンドオーバユニット(820)に接続されていることを
    特徴とする、前記装置。
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