JP2001506555A - ねじりグリップ・スロットル制御装置を備えた車両の盗難防止装置 - Google Patents

ねじりグリップ・スロットル制御装置を備えた車両の盗難防止装置

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JP2001506555A JP52642298A JP52642298A JP2001506555A JP 2001506555 A JP2001506555 A JP 2001506555A JP 52642298 A JP52642298 A JP 52642298A JP 52642298 A JP52642298 A JP 52642298A JP 2001506555 A JP2001506555 A JP 2001506555A
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サルバトーレ カルカリーノ,ロザリオ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、スクータ、自動車、スノーモビル、船外発動機、ヘリコプタ、その他の燃料制御ねじりグリップを備えた車両のための盗難防止装置に関し、この盗難防止装置は、燃料制御ねじりグリップに作用する。このねじりグリップは、共に強固に連結される2つの同軸状の連続部材で形成され、その第1部分は、外側を一体グリップ(10)で覆われた取外し可能な管状部材(1;501)であり、その第2部分は、ハンドルバーに存在して燃料供給制御部のフレキシブル伝動手段に係合する取外し不可能な管状部材(2;200;502)である。さらに、取外し可能な管状部材(1;501)と取外し不可能な管状部材(2;200;502)との間の係合手段(3;503;504)と、取外し可能な管状部材(1)が離脱及び取り外されるか、又は、取外し可能な管状部材(501)がもう一つの管状部材(515)によって置き換えられる時に、取外し不可能な管状部材(2;200)を閉鎖するための固定ブロック(4)とが設けられ、もう一つの管状部材は、係合手段(503)を有しておらず、この部材(515)は、燃料供給制御部に作用することなく自在に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】 ねじりグリップ・スロットル制御装置を備えた車両の盗難防止装置 技術分野 本発明はスクータ、自動車、スノーモビル、船外発動機、ヘリコプタ、その他 燃料制御ねじりグリップを備えた車両の盗難防止装置に関し、特に加速ねじりグ リップとして知られている燃料制御ねじりグリップ又はねじりグリップに作用す る車両盗難防止装置に関するものである。 背景の技術 今日まで、スクータ又は同様の車両の燃料制御ねじりグリップは常に単一の固 体として製造されてきた。これは、ドライバーが確実に握れるようにその外面が ゴム又は同様のグリップで覆われ、ハンドルバーに対向する部分においてフレキ シブルな伝動手段に連結している。一方、この伝動手段は、キャブレタに連結し て、管状の支持体によりハンドルバー内に支持され、この管状支持体の端部に燃 料制御ねじりグリップが位置しているのが普通である。 今日まで工夫され、スクータ又は自動車一般に適用されてきたすべての盗難防 止装置は、ハンドルバーのかじ取り軸回りの操作又は回転の可能性を、又はモー タへの電力供給源を制御するように作られている。この種の盗難防止装置は容易 に克服されるので効果がないことが証明されている。 使用されている別のタイプの盗難防止装置はホイール又はハンドルバーを固定 する機械的手段を使用しており、この手段はチェーン又は適当な安全ロックが設 けられた堅固なシャックル・タイプのロ ックの形状である。この種の盗難防止装置は取外し又は切断に対して大きな抵抗 力を示してきたが、破壊され易いロックに依存しており、扱いにくく、また持ち 運び及び使用の面で不便である。 更にフランス国特許FR−A−1 132662及びフランス国特許出願FR −A−2 568995において開示されている別のタイプの盗難防止装置は、 燃料制御ねじりグリップの内側に同軸状に配置されてこのねじりグリップを車両 のハンドルバーに結合することにより、このねじりグリップの回転を防止するこ とができるロックを具備している。しかしながら、このタイプの盗難防止装置も 破壊され易いロックに依存している。 発明の開示 本発明の主たる目的は自動車両を発進させ走行させるに必要な基本的要素の取 り外しを伴う盗難防止装置であって、他の手段では容易に置換できず、また取り 外し及び装着、すなわち、使用が簡単且つ迅速な盗難防止装置を製造することで ある。 本発明が基本とするこの革新的着想はスクータ又は同様の車両の燃料制御ねじ りグリップを2つの別個の部材として製造し、車両のハンドルバーからの物理的 開放及び取り外しを伴って燃料制御ねじりグリップに作用する盗難防止装置を提 供することである。 この革新的着想は、またハンドルバーの本体の燃料制御要素のフレキシブル伝 動要素へのアクセスを閉鎖し妨げるシステムを提供することである。 本発明の別の目的は、上記のタイプのもので、盗難に対してのさらなる保護を 提供するために、ブレーキレバーが存在する場合には、ブレーキレバーの固定を も可能とする盗難防止機構を提供することであり、このブレーキレバーは、燃料 制御ねじりグリップと同じ 側でハンドルバーと機能的に関連しているものである。 本発明は後記する特許請求の範囲を特徴とするものであり、燃料制御ねじりグ リップに作用して、スクータ又はその他の車両の盗難防止装置を設ける問題を解 決する。即ち、本発明の特徴とするところは、総合的観点から、このねじりグリ ップを、堅固に結合可能な2つの同軸状の連続部材として製造し、そのうちの第 1部材を取り外し可能な管状部材(好ましくはその外側が一体的グリップで覆わ れる)とし、第2部材を取り外し不可能な管状部材とし、このねじりグリップを ハンドルバーの中に置いて燃料供給制御のフレキシブル伝動手段で保持するもの で、この装置は、前記取り外し可能な管状部材と前記取り外し不可能な管状部材 との間に設けられた係合手段と、前記取り外し可能な管状部材が離脱されて取り 外されると前記取り外し不可能な管状部材を閉鎖固定するブロックとを有してい る。 この取り外し不可能な管状部材には、ブレーキ位置において、このねじれグリ ップと同じ側にあるブレーキレバー固定機構の連結アームのための貫通穴が、都 合良く設けられている。 概念的観点としては、上記説明した盗難防止装置は、従来の燃料制御ねじりグ リップを2つの固体として切断することで製造し、制御部のフレキシブル伝動手 段それ自体を変更することはなく、また、いかなるタイプの車両加速制御部を変 更することはない。従って、本発明の盗難防止装置は、すでに製造されたスクー タを変更するキットとして供給しても良く、また、新しいスクータへの取り付け も可能である。 その他本発明の特徴及び利点は以下の好適な実施形態の詳細な説明に記載され ているが、これは単なる例であって図面に拘束されるものではない。 図1は、本発明の燃料制御ねじりグリップに係合する取り外し可能な管状部材 の長手方向部分分解図である。 図2、3及び4は、それぞれ図1の線分II−IIと、I−I及びIII−IIIと、IV −IVとに沿った断面図である。 図5は、本発明の第1の適用例としての燃料制御ねじりグリップのための取り 外し不可能な管状部材の長手方向図である。 図6は、図5の線分V−Vに沿った断面を示している。 図7は、本発明の第1適用例のための筒状固定ブロックの側面図である。 図8は、本発明の第2適用例のための燃料制御ねじりグリップのための取り外 し不可能な管状部材の分解側面図である。 図9は、本発明の第2適用例のための筒状固定ブロックの側面図である。 図10/1、10/2及び10/3は、本発明による燃料制御ねじりグリップ のスクータのハンドルバー上での機能を示す概略斜視図である。 図11は、固定ブロックが設けられた取り外し不可能な管状部材と、本発明に よるブレーキレバー固定機構の第1形状との部分削除概略上面図である。 図12及び13は、それぞれ図11に示すブレーキレバー固定機構の連結レバ ーの上面図と端面図である。 図14及び15は、図11に示すブレーキレバー固定機構の2つの部材の側面 図を示している。 図16は、固定ブロックが設けられた取り外し不可能な管状部材と、本発明に よるブレーキレバー固定機構の第2形状との部分削除概略上面図である。 図17は、本発明のもう一つの実施形態による燃料制御ねじりグ リップのオートバイ上での機能を示す概略斜視図である。 図18は、図17の実施形態による燃料制御ねじりグリップの長手方向図であ る。 本発明に基き、図1から10において、1は取り外し可能な管状部材を示し、 2及び200は本発明の主題である盗難防止装置を共に形成する燃料制御ねじり グリップの取り外し不可能な管状部材を2つの相異なる適用において示すもので あり、3は係合手段を示し、4及び400は筒状固定ブロックを示す。 図1から4並びに10/1、10/2及び10/3において、取り外し可能な 管状部材1はその外側がグリップ10(図1に点線で示す)で覆われている。図 1において、この取外し可能な管状部材1はその右端部11が外方に面しており 、左端部12はハンドルバー5に面していて、以下に記載するように、2つの相 異なる適用により取外し不可能な管状部材2及び200により係合されるように なっている。 この取外し可能な管状部材1は、その内側において、端部11から対向端部1 2方向に、反発ばね14と、一体的な又は少なくとも強固に結合された筒状のガ イド13と、適合スリーブ15とを有している。この適合スリーブ15は隆起円 周部150を有し、この隆起部が、適合スリーブを、取外し可能な管状部材1の 端部と一体的な又は少なくとも強固に結合された部分151と、取外し不可能な 管状部材2又は200の外端部に滑り連結係合される部分152とに分割する。 ガイド13、ばね14及び適合スリーブ15は、手動操作で軸方向に摺動する成 形ロッド30と協働する。 この成形ロッド30は、取外し不可能な管状部材に対向する端部から反対側端 部に向けて、拡大端部31と、軸部32と、止めディスク33と、拡大部34と 、押圧頭部35とを有する。 軸部32は、円筒状(図2)であり、成形ロッド30の拡大端部31と拡大部 34とは非円形の断面を有する。この非円形の断面は、図3に示すように、好ま しくは楕円状又は他の形状である。成形ロッド30の拡大端部31と拡大部34 とは、相互に異なる断面であればよい。この非円形の断面は、成形ロッドがガイ ド13と同じ形状の長手方向穴130内を回転せずに摺動を可能とする。円筒状 の軸部32は、拡大端部31及び拡大部34の楕円形の断面の小さい方の直径と 同じ直径を有する。止めディスク33及び押圧頭部35の外径は、取外し可能な 管状部材1の内径よりも僅かに小さく、それにより、成形ロッド30は、取外し 可能な管状部材内を摺動可能となっている。 成形ロッド30は、取外し可能な管状部材1の内部に同軸状に挿入されて、図 1に示す状態から90°回転されると、その拡大部34がガイド13内を摺動す るようになっている。横断止めディスクは、円筒状の軸部32と一体、回り止め 結合、又は溶接されている。ばね14は、止めディスク33に当接する。例えば 、このばねは、螺旋ばねであり、その他端は適合スリーブ15に当接する。以下 に詳しく説明するが、この配置において、成形ロッド30は、取外し可能な管状 部材1の内側を、回転又はそれることなしに、軸方向に移動する。実際に、押圧 頭部35は、手によって軸方向に押されると(図10/2)、ガイド13に当接 するまで左方向(図1)へ移動し、反対に、押されなくなると、成形ロッド30 は、止めディスク33がガイド案内13に当接するまでばね14の反発力により 右方向へ、移動する。 取外し不可能な管状部材は、ハンドルバー内に存在し、ハンドルバーの本体に 回転可能に連結している。上記説明したように、ここでは、この取外し不可能な 管状部材は、ハンドルバー内に存在させ たが、燃料制御ねじりグリップのグリップを覆う部分と一体の部材内に存在させ ても良い。 第1の適用例(図5)において、燃料供給制御部のフレキシブル伝動手段は、 点線で図示されて20で示され滑車輪を有している。取外し不可能な管状部材は 、2で示され、この滑車輪は、取外し不可能な管状部材を回転して動かすために 使用され、こうして、フレキシブル伝動を制御する。 第2の適用例(図8)において、ここでは、取外し不可能な管状部材は、20 0で示され、燃料供給制御部のフレキシブル伝動手段は、取外し不可能な管状部 材200を同軸状に取り囲む中空筒体6を有している。取外し不可能な管状部材 200は、その外周面の溝201において、穴60を貫通するねじ(図示せず) により中空筒体6と回転可能に連結している。中空筒体6は、スクータのハンド ルバー5の管7に強固に連結することができる。これは、ブッシ61とねじ62 を筒体6の周面上のハウジング63にねじ込むことにより、又は他の連結手段に より可能となる。筒体6は、その外面に長手方向の多角柱体のガイド64が設け られている。取外し不可能な管状部材200は、滑り部材203の摺動のための 螺旋溝202が設けられている。この滑り部材203は、燃料制御フレキシブル 伝動ケーブル204の端部と一体であり、このケーブルは、張力調節部材206 が設けられた関連スリーブ205内に設定され、中空筒体6の長手方向のガイド 64内を移動する。盗難の可能性を防止するため、長手方向のガイド64及び関 連フレキシブル伝動部は、カバー100(図11、16)で保護されている。こ のカバーは、関連対向板(図示せず)で中空筒体6とハンドルバーの管7の関連 端部に固定されるものである。 本発明により、図5及び8を参照して説明した第1及び第2の適 用例の両方において、取外し不可能な管状部材2、200は、その内側において 、取外し可能な管状部材1に対向する自由端部近くに、固定ブロック4のための 筒状空間21、210を有し、これに近接して取外し不可能な管状部材2と一体 の係合ブッシュ22、222を有する。 取外し不可能な管状部材2、200の空間21、210において、長手方向の 溝23、230と直径方向の貫通穴24、240が設けられている。 図6に詳しく示すように、ブッシュ22、222は、その中心に、空洞25を 有し、この空洞は、成形ロッド30の拡大端部31と合致する第1部分と、設定 角度(例えば、図6におけるように90°)だけ回転された等しい中空断面が第 1部分26と組合わされた第2部分27とから形成されている。このように、こ の空洞の2つの部分の対称面は相互に直角に適合している。 従って、空洞25の第1部分26は、成形ロッド30の拡大端部31をガイド するように作られ、第2部分27は、拡大端部31のための規制肩部を形成する のに使用され、拡大端部が第1部分26を通って設定角度だけ回転されると、こ の空洞で直角となってこれに係合する。 本発明による取外し不可能な管状部材2、200の2つの適用例を示したが、 これは現在知られている、又はこれから設計される他の燃料制御ねじりグリップ にも適用できることを否定するものではない。このように、この盗難防止装置は 、キャブレタ燃料供給用の燃料制御ねじりグリップのみに限定されるのではなく 、インジェクション燃料供給制御ねじりグリップにも使用することができる。 図7を参照すると、固定ブロック4は、本発明の第1の適用例として示されて いる。これは、関連キー40を有する一般的な市販の 筒状ロックとして概略的に示されている。しかしながら、この固定ブロック4は 、異なるタイプのもの、例えば、端部に歯部を備えた筒状体を有するキーで動作 するロックとすることができる。 この固定ブロック4は、長手方向の止めリップ41を有する。固定ブロック4 を取外し不可能な管状部材2、200の筒状空間21、210に挿入すると、止 めリップ41は、この空間の長手方向ガイド溝23、230に適合する。固定ブ ロック4は、キー40を回すと突出して空間21、210の直径方向の貫通穴2 4、240に適合することが意図されたピン42を有する。固定ブロック4のピ ンによって固定することは、単なる例であって、他の固定ブロックが使用される ならば、他の固定手段及び方法が使用できることに留意されたい。 先に説明したように、機能的観点から、拡大端部31を有して係合ブッシュ2 2、222の第2部分27に保持された成形ロッド30は、一体の取外し可能な 管状部材1のねじりグリップ10、即ち、取外し不可能な管状部材2、200に 強固に連結したねじりグリップが、回転され燃料制御フレキシブル伝動部を制御 することを可能とする。係合ブッシュ22、222と成形ロッド30の拡大端部 31との間の連結は、加速装置を動作させる時のねじりグリップ10の位置に関 係なく安定したままである。 運転者がスクータを停めてこれを駐車させる時に、運転者は、本発明による盗 難防止装置を使用することができる。これは、図10/1、10/2及び10/ 3において動作順に示され、図1及び5で構造が示され、以下にその種々の機能 を詳しく説明する。運転者が手操作で押圧頭部35を使用して成形ロッド30に 軸方向の押圧力を付与すると、その拡大端部31は、係合ブッシュ22、222 の空洞25の規制部分27を通過する。成形ロッド30に軸方向の 押圧力を付与し続けて、運転者が、ねじりグリップ10と、一体の取外し可能な 管状部材1と、成形ロッド30とを本実施形態においては設定角度90°だけ回 転させると、成形ロッド30の拡大端部31は、係合ブッシュ22、222の空 洞25の第1部分26に一致して位置決めされる。この時点で押圧頭部35から 軸方向の押圧力を除去すると、成形ロッド30の拡大端部31は、空洞25の第 1部分26を通過して係合ブッシュ22、220の外側に出る。ねじりグリップ 10は、取外し可能な管状部材1とこれに連結した成形ロッド30と共に、取り 外されて運転者が持ち去ることができる。或いは、スクータの錠のかかる収納部 に入れることができる。不正使用又は盗難を避けるために、固定ブロック4を取 外し不可能な管状部材2、200の空間21、210に挿入し、その止めリップ 41を空間21、210の長手方向溝23、230内を摺動させる。次いで、キ ー40を使用してピン42を取外し不可能な管状部材2、200の空間21、2 10の直径方向の貫通穴24、240に一致させて開放することにより、この固 定ブロック4は、固定される。 この盗難防止装置を解除するためには、運転者は、上記の動作を逆の順序で行 う。最初に、キー40で固定ブロック4を解除して筒状の空間21、210から 取り出し、適当な場所に入れる。本発明では、固定ブロック4を取外し可能な管 状部材1に収納する。この目的のために、取外し可能な管状部材1は、その外側 端部11の近くに、内側において筒状ガイド13で限定された固定ブロック4の ための滑り収納空間16を有する(図10/1に示す)。この空間16には、長 手方向の溝160が存在し、これは固定ブロック4の止めリップ41のガイドと して機能し、また、この固定ブロックにより開放されるピン42のための直径方 向の貫通穴161が存在す る。この長手方向の溝160は、取外し不可能な管状部材2、200の空間21 )210の長手方向の溝23、230よりも長い。その理由は、実用的であるよ うに、空間21、210は、固定ブロック4の収納部としてだけでなく、滑り領 域としても機能するためであるからである。実際に、本発明による盗難防止装置 を解除する時には、固定ブロック4を取外し可能な管状部材1の空間16に滑り 挿入させるのがこのましい。その理由は、こうすることで、運転者は、成形ロッ ド30の押圧頭部35を使用して、取外し可能な管状部材1を取外し不可能な管状部 材2、200との係合離脱を行わせるからである。上記したようにこの係合がな されると、固定ブロック4は、キー40で取外し可能な管状部材1の空間16の 中に固定される。 次に、このスクータを発進させるために、本発明による盗難防止装置を解除す る動作を説明する。固定ブロック4を取外し不可能な管状部材2、200の空間 21、210から解除して取り出した後に、取外し可能な管状部材1を、適合ス リーブ15を介してこの空間に挿入する。この適合スリーブは、図示してはない が溝及びリップ等の公知のガイド手段によって取外し不可能な管状部材2、20 0に押込まれる。この時点で、運転者は、固定ブロック4を取外し可能管状部材 1の空間16に挿入する前に、押圧頭部35を使用して指で成形ロッド30に軸 方向の押圧力を、直接的に又は固定ブロック4によって付与する。成形ロッド3 0は、外側端部11から内側端部12の方向へ、押圧頭部35が筒状のガイド1 3の外側表面に当接するまで移動する。このようにして、拡大端部31は、空洞 25の第1部分26を通過する。この時点で、ねじりグリップ10を回転させて 取外し可能な管状部材1を回転させ、ロッド30を圧力から開放すると、拡大端 部31は、空洞穴25の第2部分27に 保持される。これは、取外し可能な管状部材1と取外し不可能な管状部材2、2 00との安定した連結を保証し、同時に、ねじりグリップ10とフレキシブル伝 動手段との連結を保証してスクータの発進を可能とする。 本発明によるもう一つの実施形態において、2つの部分の燃料制御ねじりグリ ップのための盗難防止装置は、ブレーキレバーをブレーキ位置に固定する機構に 連結することができ、これは、この盗難防止装置の効果及び保証を増大すると共 に、燃料供給部を固定してスクータが動けなくなるようにする。このブレーキレ バーの固定機構は、2つの実施形態において、8で図11から16に示されてい る。 この機構を適用するには、固定ブロック400(図9)を使用する。これは、 図7の固定ブロック4と比較して僅かに変更されたものである。この固定ブロッ ク400は、その周囲回りに強固な固定フィン401(及び力のバランスをとる ための周囲回りの対応フィン402)と端部フランジ93とを有し、固定フィン の使用が以下に説明される。 第1の実施形態(図11)において、取外し不可能な管状部材2、200は、 ブレーキレバー9を保持するレバー8のための貫通穴を有する。簡略化のために 、この貫通穴は図8におけるように取外し不可能な管状部材200に関連しての み示されているが、ここでは、207で示されている。この貫通穴207は、ね じりグリップ10が静止位置にある時には中空筒体6の穴65と整列する。 ブレーキレバー9の固定機構8の保持要素は、図11に示すように、貫通穴6 5及び207を貫通する。これを以下に詳しく説明する。 図11から15を参照すると、固定機構8は、スクータのブレー キレバー9の支点ピン90の装着されてこれを中心に回転するU形保持レバー8 0を有している。この保持レバー80は、2つの対向するU形板で形成され、そ れぞれの自由端部において、長いアーム81では端子部85が、短いアームでは 端部182が連結され、ブレーキレバーを上下から取り囲むようになっている。 端子部85は、ブレーキレバー9に対して直角であり、止め板としてブレーキレ バーに押圧力を作用する。短いアームの端部182は、2つの部材、即ち、ピン 83と先端部84から成るフック部材に直角に枢着している。先端部84はフラ ップ端部184を有し、このフラップ端部は、開口207に挿入可能で、取外し 不可能な管状部材200の筒状空間210に挿入されて固定された固定ブロック 400の周囲のフィン401に係合する。 ピン83及び先端部84は共に、調節可能にねじ止めされ、開口207内にお いて、フラップ端部184の正確な挿入を保証する。また、このフック部材83 、84は、延長部183を有してフラップ端部184が開口207に手操作で挿 入できるようにしている。 図16に示され、その動作を図10/1及び10/3にて示されたブレーキレ バーの固定機構8の第2実施形態において、ブレーキレバー900は変更されて いて、燃料制御ねじりグリップに対向して、貫通穴902を備えた側方延長部9 01を有し、この貫通穴に軸91が保持されて回転するようになっている。この 軸91は、リング部材92を直角の状態で有し、このリング部材は取外し不可能 な管状部材200の端部と同軸状に位置決めされて、固定ブロック自体を取外し 不可能な管状部材200の空間210に挿入すると、リング部材92を停止させ て固定するための固定ブロック400の端部フランジ93により保持される(図 10/3)。 さらなる実施形態により、これは特にオートバイに適したもので 図17及び18に示されており、この燃料制御ねじりグリップのための盗難防止 装置は、取外し可能な管状部材501に装着されて燃料供給制御装置502と協 働するねじりグリップ10を有している。この管状部材501は、全長に渡って 中空であり、従って、この管状部材501は、ハンドルバー407に同軸状に装 着することができ、ハンドルレバーの管405は、管状部材501の全長に渡っ て、その内部に延在する。 この管状部材501は、燃料供給制御装置502に隣接する端部において、複 数の歯部503が設けれている。これら歯部は、ハンドルバー407の同軸周縁 に沿って等角度で位置決めされて燃料供給制御装置502の方向へ軸方向に延在 している。図17及び18に示す実施形態において、歯部は4個であるが、その 数は燃料供給制御装置502を十分なトルクで駆動させることができる数であれ ばよい。この燃料供給制御装置502は、回転部材505を具備し、この回転部 材には歯部503を収容するための歯部と同数の座部504が設けられている。 この回転部材505は、フレキシブル伝動ケーブル517を従来の方法で作動し 、次いで従来の方法でオートバイのエンジンへの燃料供給部を作動する。 この管状部材501は、また環状リブ506を具備し、このリブは回転部材5 05の対応する環状溝507に収容される。リブ506と、対応する環状溝50 7とは、座部504に対する外部からの触手を防止する。 燃料供給制御装置502の反対側において、固定ブロック508がハンドルバ ー7の管405の端に装着される。この固定ブロック508は、管405の内部 に設けられた対応溝410に係合する複数のピン509により管405に取り外 し自在に連結される。他の実施形態と同様に、キー511を回転させると、ピン 509が固定 ブロック508から突出する。固定ブロック508はまた、管状部材501の内 部に設けられた各座部513にはまり込む部分512を有する。この部分512 は、ハンドルバー407の管405の直径よりも大きな直径を有して、ねじりグ リップ10と各管状部材501とは、軸方向に固定されるが、燃料供給制御のた めに回転できるようになっている。 この実施形態による盗難防止装置は、更に管状部材515に装着された第2の ねじりグリップ514を具備する。この管状部材515は、歯部503がないこ とを除いて管状部材501と実質的に同じである。歯部503がないために、こ の第2のねじりグリップ514と各管状部材515とは、ダミー・グループ51 6で、燃料供給制御装置502を駆動することができないものであり、グリップ 10と管状部材501の代わりに装着された場合は空転する。 使用に際して、運転者は、オートバイを停止して駐車した後に、キー511を 回して固定ブロック508を取り外し、グリップ10及び各管状部材501をも 取り外し、これらをダミー・グループ516で置き換えて、最後にキー511を 再び回して固定ブロック508をハンドルバー407の管405に戻す。 オートバイを再び使用する場合には、逆にダミー・グループ516を取り外し てグリップ10及び管状部材501を置き換えるだけでよい。 ダミー・グループ516は、歯部503がなく燃料供給制御装置502を駆動 することなく空転することができることは明らかである。また、管状部材515 上のリブ506は、管状部材501上のリブ506と同じであって環状溝507 と協働して座部504へのアクセスを防止し、従って、悪戯による燃料供給制御 装置502の回転を防止することは注記される。この目的のために、燃料供給制 御装置502は、ハンドルバー407の管405に軸方向に固定され、ハンドル バー407に沿って移動せぬようにして座部504に触手できないようになって いる。例えば、燃料供給制御装置502は、ハンドルバー407の管405を貫 通するボルト(図示せず)で固定することができる。また、フレキシブル伝動ケ ーブル517を含めてオートバイのエンジンに燃料を供給する制御に関係するす べての装置は、切断及び/又は悪戯から保護される。 この実施形態においては、ハンドルバー407の管405が、ねじりグリップ 10の存在する領域で一体的に連続であり、この盗難防止装置の設置のために必 要なハンドルバーの変更がごく僅かであることは、特に重要である。 このように、上記の目的のために計画された本発明は、種々の変更及び/又は 変形が可能であるが、これらはすべてこのオリジナルの発想概念の範囲に属する ものである。また、すべての構成要素は技術的に均等部材をもって置き換えるこ とができる。 説明された本発明は、本発明の概念の範囲から逸脱することなく変更及び変形 することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AL,AM,AU,B A,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE ,GE,HU,ID,IL,IS,JP,KG,KP, KR,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,M K,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG ,SI,SK,SL,TR,TT,UA,US,UZ, VN,YU 【要約の続き】 制御部に作用することなく自在に回転する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スクータ、自動車、スノーモビル、船外発動機、ヘリコプタ、その他の燃 料制御ねじりグリップを備えた自動車両のための盗難防止装置であって、前記燃 料制御ねじりグリップに作用する盗難防止装置において、前記ねじりグリップは 、2つの同軸状の連続部材と係合手段(3)とを具備し、前記2つの同軸状の連 続部材は共に強固に連結可能であり、前記2つの連続部材の第1の部材は、取外 し可能な管状部材(1)であって、外側を一体のグリップ(10)で覆われてお り、前記2つの連続部材の第2の部材は、取外し不可能な管状部材(2、200 )であって、ハンドルバー内に存在し、燃料供給制御部のフレキシブル伝動手段 に係合しており、前記係合手段(3)は、前記取外し可能な管状部材(1)と前 記取外し不可能な管状部材(2、200)との間に設けられ、前記取外し可能な 管状部材(1)が前記取外し不可能な管状部材(2、200)に係合又は前記取 外し不可能な管状部材から離脱することを可能することを特徴とする盗難防止装 置。 2.前記取外し可能な管状部材(1)が開放されて取り外された時における前 記取外し不可能な管状部材(2、200)のための固定ブロック(4)を具備す ることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。 3.前記係合手段(3)は、前記取外し可能な管状部材(1)の内側において 、前記取外し不可能な管状部材(2、200)の一部(27)と適合する端部( 31)を有する成形ロッド(30)を具備することを特徴とする請求項1又は2 に記載の盗難防止装置。 4.前記形ロッド(30)は、外側端部から順に、 前記取外し可能な管状部材(1)の内側と一体の筒状ガイド 部材(13)の貫通穴(130)に適合して摺動する非円形の拡大部(34)と 一体の押圧頭部(35)と、 前記拡大部(34)から延在して、前記拡大部の近傍に、反発ばね(14 )に当接して押圧する止めディスク(33)を有する筒状軸部(32)と、 前記筒状軸部(32)の端部において非円形の断面を有する拡大端部(3 1)と、 を具備し、 前記係合手段(3)は、前記取外し不可能な管状部材(2、200)の内 側において、一体の係合ブッシュ(22)を具備し、前記係合ブッシュは、その 中心において、前記成形ロッド(30)の前記拡大端部(31)の形状と合致す る第1部分(26)として形成された空洞(25)を有して前記拡大端部を第2 部分(27)へガイドし、前記第2部分は、前記拡大端部が前記第1部分(26 )を通過して所定の角度だけ回転されると前記拡大端部(31)のための保持肩 部を形成することを特徴とする請求項3に記載の盗難防止装置。 5.前記取外し可能な管状部材(1)は、適合スリーブ(15)を具備し、前 記適合スリーブの一部(151)は、内側において前記取外し可能な管状部材( 1)の端部と一体で前記反発ばね(14)のための止め部として作用し、前記適 合スリーブの延長部(152)は、前記取外し不可能な管状部材(2、200) の端部に滑り込み係合し、筒状空間(21、210)が、前記係合ブッシュ(2 2)と前記取外し不可能な管状部材(2、200)の前記端部との間に設けられ て、前記適合スリーブ(15)の前記延長部(152)と、前記固定ブロックと を収納し、前記固定ブロックは、前記取外し可能な管状部材(1)が存在しない 時には前記筒状空間自身を 閉鎖することを特徴とする請求項4に記載の盗難防止装置。 6.前記成形ロッド(30)の前記拡大端部(31)と拡大部(34)は、楕 円形の断面を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の盗難防止装置。 7.前記係合ブッシュ(22)の空洞(25)の第1部分(26)は、前記成 形ロッド(30)の前記拡大端部(31)の形状と合致する楕円形の断面を有し 、前記空洞(25)の第2部分(27)は、相互に直角の対称面を有する楕円形 断面の収納部を適合させることで形成される十字形の断面を有することを特徴と する請求項4又は5に記載の盗難防止装置。 8.前記取外し可能な管状部材(1)は、内側において、前記押圧頭部(35 )と前記取外し可能な管状部材(1)の外側端部(11)との間に筒状空間(1 6)を有し、前記筒状空間は、前記取外し可能な管状部材(1)が前記取外し不 可能な管状部材(2、200)に係合する時における前記筒状空間の前記固定ブ ロック(4)を収納することを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の盗 難防止装置。 9.前記取外し不可能な管状部材(2、200)の前記筒状空間(21、21 0)は、前記固定ブロック(4)の止めリップ(41)のための長手方向のガイ ド溝(23、230)と、前記固定ブロックにより解放されるピン(42)のた めの直径方向の貫通穴(24、240)とを有することを特徴とする請求項4か ら8のいずれかに記載の盗難防止装置。 10.前記取外し可能な管状部材(1)の前記筒状空間(16)は、前記固定 ブロック(4)の止めリップ(41)のための長手方向のガイド溝(160)と 、前記固定ブロックにより解放されるピン(42)のための直径方向の貫通穴( 161)を有することを特 徴とする請求項8に記載の盗難防止装置。 11.前記取外し不可能な管状部材(2)は、ハンドルバー本体(5)内に収 納されて、前記ハンドルバー本体(5)内で回転可能であり、前記筒状空間の反 対側において、燃料制御フレキシブル伝動ケーブルのための前記取外し不可能な 管状部材に結合された滑車輪(20)を有することを特徴とする請求項1から1 0のいずれかに記載の盗難防止装置。 12.前記取外し不可能な管状部材(200)は、中空筒体(6)に収納され て同軸的に回転し、前記中空筒体は、結合手段(61、62、63)によりハン ドルバーの管(7)の一部に強固に接続され、外側に長手方向の多角柱ガイド( 64)が設けられ、前記取外し不可能な管状部材(200)は、燃料制御フレキ シブル伝動ケーブル(204)の端部に連結されて前記中空筒体(6)の長手方 向の前記ガイド(64)内を移動する滑り部材(203)を摺動させるための螺 旋溝(202)を有することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の盗 難防止装置。 13.前記取外し不可能な管状部材(2、200)は、ブレーキレバー(9) をブレーキ位置に固定する固定機構(8)が設けられていることを特徴とする請 求項3から5のいずれかに記載の盗難防止装置。 14.前記固定機構(8)は、前記ブレーキレバー(9)の支点ピン(90) に取り付けられ、前記支点ピンの中心回りに回転するU形保持レバー(80)を 有し、前記U形保持レバーは、前記ブレーキレバーを上下から取り囲み、長いア ーム(81)と短いアーム(82)とを有し、前記長いアームは、自由端部にお いて、前記ブレーキレバー(9)を止めて圧力を付与するために前記ブレーキレ バーに直角な端子部(85)を有し、前記短いアームは、端部(1 82)において、フック部材(83、84)が直角に枢着され、前記フック部材 は、フラップ端部(184)を有し、前記フラップ端部は、前記取外し不可能な 管状部材(2、200)の開口(207)に挿入されて、前記取外し不可能な管 状部材(2、200)の前記筒状空間(21、210)に挿入固定される固定ブ ロック(400)の周囲部のフィン(401)に係合することを特徴とする請求 項13に記載の盗難防止装置。 15.前記フック部材(83、84)は、2つの部材で形成され、相互に調節 可能にねじ止めされ、前記開口(207)への前記フラップ端部(184)の正 確な挿入を保証することを特徴とする請求項14に記載の盗難防止装置。 16.前記フック部材(83、84)は、前記フラップ端部(184)を前記 開口(207)へ手作業で挿入するための延長部(183)を有することを特徴 とする請求項14に記載の盗難防止装置。 17.前記固定機構(8)は、前記燃料制御ねじりグリップ(1)に対向する 側方延長部(901)を有するブレーキレバー(900)を有し、前記側方延長 部は、軸(91)を回転可能に保持する貫通穴(902)を有し、前記軸(91 )は、前記取外し不可能な管状部材(2、200)の端部に同軸状に位置決め可 能な直角リング部材(92)を有し、前記固定機構は、固定ブロック(400) を有し、前記固定ブロックは、前記固定ブロック自身が前記取外し不可能な管状 部材(2、200)の前記筒状空間(21、210)に挿入される時に前記リン グ部材(92)を止めて固定するのに使用される端部フランジ(93)を有する ことを特徴とする請求項13に記載の盗難防止装置。 18.前記長手方向ガイド(64)と、関連フレキシブル伝動手 段とは、前記中空筒状体(6)と前記ハンドルバーの管(7)の関連端部とに対 向板で固定されたカバー(100)で保護されるをことを特徴とする請求項12 に記載の盗難防止装置。 19.スクータ、自動車、スノーモビル、船外発動機、ヘリコプタ、その他の 燃料制御ねじりグリップを備えた自動車両のための盗難防止装置であって、前記 燃料制御ねじりグリップに作用する盗難防止装置において、 外側を一体グリップ(10)で覆われ、その全長に渡って中空であり、ハ ンドルバー(407)の管(405)に装着された取外し可能な管状部材(50 1)と、 前記ハンドルバー(407)に固定されて、前記自動車両のエンジンへの 燃料供給制御のために伝動手段(505、517)に係合する取外し不可能な管 状部材(502)と、 前記取外し可能な管状部材(501)に設けられた第1の係合手段(50 3)及び前記取外し不可能な管状部材(502)に設けられた第2の係合手段( 504)であって、機能的に関連する前記第1の係合手段及び前記第2の係合手 段、 とを具備することを特徴とする盗難防止装置。 20.前記取外し可能な管状部材(501)が離脱及び取り外し可能なように 前記ハンドルバー(407)の前記管(405)に関連する前記取外し可能な管 状部材(501)のための固定ブロック(508)と、 外側を一体グリップ(514)で覆われ、前記係合手段(503)を持た ない第2の管状部材(515)であって、前記盗難防止装置の使用中は前記第1 の管状部材(501)の代わりとなって前記自動車両のエンジンへの燃料供給制 御を行わずに空転する第2の筒状部材(515)、 とを具備することを特徴とする請求項19に記載の盗難防止装置。 21.前記第1の係合手段は、前記ハンドルバー(407)と同軸状の周囲部 に沿って等角度間隔で位置する複数の歯部(503)であり、前記第2の係合手 段(504)は、前記歯部(503)を収納可能に形成された複数の座部(50 4)であることを特徴とする請求項19又は20に記載の盗難防止装置。 22.前記第1の管状部材(501)と前記第2の管状部材(515)は、前 記燃料供給制御手段(502)の伝動手段(505)に設けられた対応環状溝( 507)に収容される環状リブ(506)を具備し、前記環状リブ(506)と 前記環状溝(507)とは、前記座部(504)への外部からの触手を防止する ことを特徴とする請求項19から21のいずれかに記載の盗難防止装置。
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