JP2001506421A - プラズマ誘発帯電損傷を低減するための方法 - Google Patents

プラズマ誘発帯電損傷を低減するための方法

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Abstract

(57)【要約】 高密度プラズマ・チャンバにおいて、半導体基板上の導電層の選択部分をエッチングする間に、基板を通るプラズマ誘発電流による帯電損傷から基板を保護するための方法。この方法は、高密度プラズマ・チャンバのプラズマ発生源に対する第1のパワー設定を用いて、導電層の選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを行うことを含む。この方法は、更に、プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、導電層の選択部分にクリアリング・エッチングを行うことを含む。この実施形態によれば、第2のパワー設定をほぼ最小に抑えて、帯電損傷を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】 プラズマ誘発帯電損傷を低減するための方法 発明の背景 本発明は、基板上の導電層のエッチングに関する。特に、本発明は、導電層を エッチングしている間における帯電損傷から半導体基板を保護するための方法に 関する。 半導体ICの製造において、素子トランジスタ等のデバイスは、通常はシリコ ン製であるウェハまたは基板上に形成される。この基板上に様々な材料の連続的 な層を堆積し、層のスタックを形成する。これらの層は、堆積およびエッチング されて、所望の素子を形成する。次いで、層のスタックの導電層からエッチング された金属製相互接続線を用いて、素子を相互に結合し、所望の回路を形成する 。 層スタックの様々な層のエッチングにおいて、従来技術では、高密度プラズマ ・エッチング・プロセスが採用されている。高密度プラズマ・エッチングに伴う 利点には、周知のように、エッチング速度およびエッチングの方向性の改善が含 まれる。しかしながら、導電層のエッチングによって、意に反したマイナスの結 果を招き得ることがわかっている。 例えば、導電層のエッチングは、結果として、プラズマ帯電の問題を生じる可 能性があることがわかっている。プラズマ帯電が起こるのは、ある層、例えば導 電層が、エッチング中に正の電荷を引き付け、それによって、基板内からの電子 が、この正に荷電した層へと流れていくときである。周知のように、電子の流れ は、逆方向の電流を引き起こす。このプラズマ誘発電流は、導電層の下にある他 のいくつかの層を流れる場合があり、これによって、プラズマ帯電損傷を生じる 可能性がある。 上述のプラズマ帯電の問題は、図1を参照してより良く理解することができる 。図1に、プラズマ領域100が示されており、これは、反応 性エッチャント・ソース・ガスによってプラズマを衝突させる高密度プラズマ処 理チャンバの領域を表す。プラズマ領域100内には、正イオン102および負 イオン104から成る反応性イオンがある。エッチングの間、反応性イオンは基 板106上に配置された層と接触し、接触した層の選択性に応じて、接触した層 のいくつかと反応し得る。図1の例では、これらの層は、フォトレジスト層10 8、導電層110、およびフィールド酸化物層112として示されている。開放 領域114では、反応性イオンの一部は、基板106の表面にさえ接触し得る。 正イオン102は、典型的に、高密度プラズマ処理チャンバ内に引き起こされ たポテンシャル・フィールドに従って、基板106のみならず、その上に配置さ れている層にも、概ね垂直方向に衝突する。その結果、正イオンは異方性である と言われ、フォトレジストの隣接コラム、例えばフォトレジスト層108のコラ ム116、118、120間の狭いトレンチ122および124に貫入して、下 にある導電層110に、概ね正の極性を与える。 一方、電子104は、より等方性となる傾向がある。すなわち、高密度プラズ マ処理チャンバ内に引き起こされたポテンシャル・フィールドに従わない。従っ て、電子104のうちのかなりの割合は、フォトレジスト・コラム116、11 8および120の側壁に衝突する傾向があり、これによって、フォトレジスト層 108に、概ね負の電荷を与える。 高密度プラズマ・プロセスの間のエッチング速度は、開放領域114に対する ものと、狭いトレンチ領域、例えばコラム116と118との間に位置する領域 122ならびにコラム118と120との間の狭いトレンチ領域124に対する ものとでは異なる。導電層は、エッチング速度が速いために、狭いトレンチ領域 122および124から除去される前に、開放領域114から除去される。一旦 、導電層が除去されると、 半導体基板106は、直接プラズマに露呈される可能性がある。 導電層110は正に荷電されているので、基板106からの電子はこれに引き 付けられる傾向がある。正に荷電した導電層への電子の流れ(例えば領域126に 向かうもの)は、逆方向の電流128の流れ、例えば導電層110から領域12 6を介して基板106への流れ、を引き起こす。プラズマ領域100からの電子 が開放領域114を介して基板106に流れ込むと、電流128の経路は完了す る。電流128が十分に大きければ、その経路にある素子は、破壊されるか、ま たはその電気的特性に望ましくない変化を生じる場合がある。 一例として、領域126は、MOS(金属酸化物半導体)トランジスタの場合 、ゲート酸化物領域を表し得る。このゲート酸化物領域126は比較的薄く、例 えば約150オングストローム以下である場合があり、わずかなプラズマ誘発電 流の存在でも、容易に損傷を受け得るか、または破壊されることさえあり得る。 あるいは、またはこれに加えて、ゲート酸化物領域126を介したプラズマ誘発 電流によって、ゲート酸化物領域126の下に電荷が溜まることがある。溜まっ た電荷の存在は、製造されたトランジスタをオンにするために必要な電流量を変 化させるという望ましくないことが起こり得る。場合によっては、この変化が、 製造されたトランジスタを使用不可能にすることさえある。 前述のことに鑑み、高密度プラズマ処理チャンバ内で導電層のエッチングを容 易にする改良された方法およびそのための装置が要望されている。改良された方 法およびそのための装置は、好ましくは、プラズマ誘発電流による帯電損傷を最 小に抑えながら、導電層の選択部分をエッチングする。 発明の概要 本発明は、一実施形態では、高密度プラズマ・チャンバにおいて、半導体基板 上の導電層の選択部分をエッチングしている間に、基板を通るプラズマ誘発電流 による帯電損傷から半導体基板を保護するための方法に関する。この方法は、高 密度プラズマ・チャンバのプラズマ発生源に対する第1のパワー設定を用いて、 導電層の選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを行うことを含む。 この方法は、更に、プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、導電層 の前記選択部分にクリアリング・エッチングを行うことを含む。この実施形態に よれば、第2のパワー設定をほぼ最小に抑えて、帯電損傷を低減させる。 別の実施形態では、本発明は、半導体基板上の導電層の選択部分をエッチング している間に、基板を通るプラズマ誘発電流による帯電損傷から半導体基板を保 護するための方法に関する。この方法は、第1のプラズマ・チャンバにおいて、 この第1のプラズマ・チャンバの第1のプラズマ発生源に対する第1のパワー設 定を用いて、導電層の前記選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを 行うことを含む。更に、第2のプラズマ・チャンバにおいて、第2のプラズマ・ チャンバの第2のプラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、導電層の 選択部分にクリアリング・エッチングを行うことを含む。好ましくは、第2のパ ワー設定を第1のパワー設定よりも大幅に低くして、帯電損傷を低減させる。 更に別の実施形態では、本発明は、エッチャント化学物質を供給するための主 要プラズマ発生源を含む高密度プラズマ・チャンバにおいて、半導体基板上の導 電層の選択部分をエッチングしている間に、基板を通るプラズマ誘発電流による 帯電損傷から半導体基板を保護するための方法に関する。この方法は、主要プラ ズマ発生源と基板との間の第1の間隙距離により、導電層の前記選択部分に少な くとも部分的にバルク・エ ッチングを行うことを含む。この方法は、更に、第1の間隙距離よりも大きい主 要プラズマ発生源と基板との間の第2の間隙距離により、導電層の前記選択部分 にクリアリング・エッチングを行うことを含む。このようにして、バルク・エッ チングの間に用いるプラズマよりも低い密度のプラズマをクリアリング・エッチ ングの間に用いて、導電層の選択部分のエッチングを可能とする。 これらおよびその他の本発明の利点は、以下の詳細な説明を読み、図面の様々 な図を参照することによって、明らかになろう。 図面の簡単な説明 帯電損傷の問題の検討を容易にするために、図1は、高密度プラズマ処理チャ ンバ内でエッチングされる層スタックを、その内部に形成されたプラズマ誘発電 流とともに示している。 図2は、エッチング(バルク・エッチングおよびクリアリング・エッチング) ・プロセスを行う前の層スタックを示す。 図3は、一実施形態において、バルク・エッチング工程を完了した後の同じ層 スタックを示す。 図4は、一実施形態において、クリアリング・エッチング工程を完了した後の 同じ層スタックを示す。 図5は、本発明のエッチング技術の検討を容易にするために、プラズマ・リア クタの簡略化した概略を示す。 図6は、本発明の一態様に従って、本発明の導電層エッチング・プロセスに伴 う工程を示す。 好適な実施形態の詳細な説明 導電層の選択部分をエッチングしている間に、半導体基板を、この基 板を介したプラズマ誘発電流による帯電損傷から保護するための発明を説明する 。以下の説明では、本発明の完全な理解を得るために、多数の特定の詳細を述べ る。しかしながら、本発明は、これらの特定の詳細の一部または全てがなくとも 実施し得ることは、当業者には明らかであろう。他の例では、本発明を不必要に 曖昧にしないために、周知のプロセス工程については詳細に説明しない。 本発明の一態様に従って、上述のプラズマ誘発電流帯電の問題を低減するには 、基板上に配置した層すなわち導電層を、バルク・エッチングおよびクリアリン グ・エッチングを含むエッチング・プロセスによってエッチングする。本発明の エッチング技術は、平面や非平面の変成器結合プラズマ(TCP(商標))コイ ル等の、主に誘導性のプラズマ・ソースを用いたものを含む、いずれかの公知の 高密度プラズマ処理装置において実行すれば良い。本発明は、上述のリアクタの いずれかのみならず、他の適切なプラズマ処理リアクタのいずれかで実施し得る ことが考えられている。上述のことは、プラズマに対するエネルギが、容量結合 平行電極板、ECRマイクロ波プラズマ・ソース、または、ヘリコン、螺旋共振 器、変成器結合プラズマ等の誘導結合RFソースのいずれによって送出されるか には関係なく、当てはまることを注記しておく。ECRおよびTCP(商標)処 理システムは、とりわけ商業的な入手が容易である。TCP(商標)システムは 、例えば、カリフォルニア州フリモントのラム・リサーチ社から入手可能である 。 更に詳しく述べると、典型的なプラズマ・エッチング・チャンバにおいて、プ ラズマにより基板をエッチングする。チャンバは入口ポートを含み、これを通じ てチャンバの内部にプロセス・エッチャント・ソース・ガスを供給する。チャン バに関連付けたTCP(商標)コイルまたはECRマイクロ波管等のプラズマ発 生源に、適切なエネルギ源を適用して、 エッチャント・ソース・ガスからプラズマを誘導する。エネルギ自体は、公知の ように、誘導的または容量的に結合させてプラズマを維持することができる。主 要プラズマ発生パワー源から独立した底面バイアス電力も適用して、独立したバ イアス制御を行うことができる。次いで、エッチャント・ソース・ガスから種を 形成して、層スタックと反応させ、基板の層スタックのプラズマ接触領域をエッ チングにより除去する。副産物は、出口ポートを介して排出する。 本発明の一態様によれば、高密度プラズマを用いたバルク・エッチング工程と 、より低い密度のプラズマを用いたクリアリング・エッチング工程とが与えられ る。バルク・エッチングは、高密度プラズマの主要プラズマ発生源に対する第1 のパワー設定を用いて、導電層の選択部分を少なくとも部分的にエッチングする 。クリアリング・エッチングは、帯電を低減させるためにほぼ最小に抑えた主要 プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、導電層の選択部分を十分に エッチングする。 バルク・エッチング工程は、主要プラズマ発生源に比較的高いパワーを適用し て高密度プラズマを誘導する。高パワーを用いると、イオン・エネルギか大きく 増大し、従来のエッチングに比べて極めて高いエッチング速度が得られる。この 高エッチング速度は、システムのスループットを高く維持するのに役立つ。しか しながら、従来技術の高密度エッチング技術におけるように、高密度プラズマ・ エッチングによって導電層の十分なエッチングが行われる場合、図1に関連して 説明したように、プラズマ誘発電流が、導電層の下にある層の一部に損傷を与え ることがある。 本発明の他の態様によれば、高密度プラズマ・エッチング工程は、導電層が十 分にエッチングされる前に終了する。バルク・エッチング後のある時点で、クリ アリング・エッチングを実行する。クリアリング・エ ッチングは、フォトレジストによって保護されない領域の導電層の残りを除去し 、プラズマ誘発電流の帯電損傷を最小に抑えながらエッチング・プロセスを完了 させることを意図している。一般に、クリアリング・エッチングは、バルク・エ ッチングに対して短いエッチングである。従って、エッチングの大部分では、エ ッチング速度がより高速な高密度エッチングを用いることができ、比較的低速の 低プラズマ密度エッチングは短期間であるので、システムのスループットに実質 的に影響を与えない。 更に詳しく述べるために、図2、3および4を参照して、バルク・エッチング およびクリアリング・エッチングを含む本発明のエッチング・プロセスを説明す る。図2は、エッチング(バルク・エッチングおよびクリアリング・エッチング )・プロセスを行う前の層スタックを示す。図3は、バルク・エッチング工程を 完了した後の同じ層スタックを示す。図4は、クリアリング・エッチング工程を 完了した後の同じ層スタックを示す。 図2を参照すると、例示した層スタックは、半導体基板200と、バリア層2 02と、導電層201(本例では、バリア層202と、メタライゼーション層2 04と、反射防止膜206とから構成されている)と、狭いトレンチ210およ びフォトレジストが除去された開放領域212を有するパターニングされたフォ トレジスト層および/またはハード・マスク208と、を含む。半導体基板20 0とバリア層202との間には、フィールド酸化物214およびゲート酸化物2 16の領域がある。エッチング・プロセスは、狭いトレンチ210および開放領 域212から導電層201の導電物質を除去して、所望のパターンを形成する。 上述のように、説明していない他の追加層が、導電層および層スタックの他の層 の上、下、または間に存在し得ることを注記しておく。更に、記 載した層の全てが存在する必要はなく、そのいくつかまたは全ての代わりに他の 異なる層を用いることができる。 バルク・エッチングのエッチャント・ソース・ガスは、一実施形態では、塩素 (Cl2)および三塩化ホウ素(BCl3)の2つの成分を、第1のCl2、BC l3フロー比で混合したものである。塩素(Cl2)は、当分野では公知のように 、アルミニウム等のメタライゼーション層をエッチングするために一般に用いら れる活性エッチャント・ガスである。典型的に、三塩化ホウ素(BCl3)をパ ッシベーション剤として塩素に加えて、エッチング・プロセスの間のフォトレジ スト層の侵食を低減させる。また、BCl3は、エッチング・プロセスの間、層 スタックの側壁のアンダーカットの防止にも役立つ。しかしながら、エッチャン ト・ガスにBCl3を加えることは、いくつかの不都合が生じ得る。これらの不 都合には、エッチング・プロセスを低速化させるエッチング速度の低下が含まれ ることがある。また、BCl3は、フォトレジストに対するエッチング速度の選 択性およびエッチング速度の均−性を低下させると考えられている。更に、BC l3は、マイクロローディング効果を増大させ、エッチング・プロセスに伴うマ イクロローディング効果の問題を形成し得る。従って、フォトレジストの過剰な 侵食を防ぎ、層スタック側壁のアンダーカットを防止するために、エッチャント ・ソース・ガス内のBCl3は必要な量のみを用いることが望ましい。 Cl2およびBCl3は、アルミニウムのメタライゼーション層をエッチングす るために典型的に用いられるソース・ガスであるが、この目的のために適切なガ スはこれらだけではないことを注記しておく。アルミニウムまたは別のメタライ ゼーション層のために、異なるソース・ガスも用い得る。通常、メタライゼーシ ョン層としてアルミニウムが用いられるが、ポリシリコンおよびタングステンも 使用可能である。アルミ ニウムを用いる場合、窒化チタン(TiN)も用いて、反射防止膜(ARC)層 およびバリア層(図2においてそれぞれ層206および202として示されてい る)を形成することも可能である。導電層を構成する3つの層の堆積は、一実施 形態では、同一のCl2/BCl3化学作用を用いてエッチングすることができる 。なお、ここに開示する本発明の技術は、採用する特定の化学作用とは独立した ものであることを理解されたい。場合によっては、塩素系エッチャント・ソース ・ガスの代わりに、フッ素系エッチャント・ソース・ガスを採用し得る。例えば 、当分野では公知のように、SF6等のフッ素系エッチャント・ソース・ガスは 、タングステンを含む導電層をエッチングするには、より適切であると考えられ ている。更に一例として、場合によってはHBrまたはSF6を用いて、ポリシ リコンの導電性ゲート層をエッチングすることができる。 図3は、バルク・エッチングを完了した後の図2の層スタックを示す。図示の ように、バルク・エッチング工程の高密度プラズマにより、反射防止膜層206 と、メタライゼーション層204と、バリア層202の一部がエッチングされて いる。例えば、反射防止被覆層206と、メタライゼーション層204と、バリ ア層202の部分が、狭いトレンチ領域210および開放領域212から除去さ れている。メタライゼーション層204はエッチングされているが、図2の導電 層を構成する3つの層の堆積が完全にエッチングされる前に、バルク・エッチン グを停止する。ゲート酸化物216を保護するために、バリア層202のエッチ ングは、バルク・エッチング高密度プラズマでは完了しない。もしもバルク・エ ッチングを用いてバリア層202をエッチングすると、図1に関連して説明した ように、高密度プラズマが誘発する電流によって、酸化物ゲート216に損傷を 与えるか、またはこれを破壊する可能性がある。 高密度プラズマ・エッチングの終了のタイミングは、ゲート酸化物216のよ うな導電層の下層の保護にとって重要である。一実施形態では、バルク・エッチ ング工程の持続時間は、例えば実験によって予め決定することができる。上述の 3層の堆積を導電層として用いる場合、バルク・エッチング工程の深さを監視す るには、アルミニウム層のエッチング終了を意味する261nm光放出の減少を 検知すれば良い。高密度エッチングを直ちに終了して、高密度プラズマで下のバ リア層をエッチングしてしまうことを回避し得る。アルミニウム層をエッチング し終わった後にバリア層202を部分的にエッチングするために、一実施形態で は、高密度エッチングを6ないし10秒の間続けると良い。物質の除去速度は、 狭いトレンチ210におけるよりも開放領域212において速くなりうることを 注記しておく。従って、残りのバリア領域202は、狭いトレンチ領域210に おけるよりも開放領域において薄くなりうる。半導体基板を高密度プラズマに曝 してプラズマ誘発電流を生じることを防ぐために、バルク・エッチングは、バリ ア層202が開放領域212からエッチングによって除去されるよりも前に終了 すべきである。 図4は、クリアリング・エッチングを完了した後の図3の層スタックを示す。 クリアリング・エッチングの間、プラズマ発生源、例えばTCP(商標)コイル に対するパワーは低下させるかオフにし、これによって、半導体基板がプラズマ に曝されても帯電損傷を生じないレベルまで主要プラズマ密度を低下させる。ク リアリング・エッチングのエッチャント・ソース・ガスは、一実施形態では、C l2およびBCl3を、バルク・エッチングと同じCl2、BCl3フロー比で混合 したもの、またはバルク・エッチングのフロー比とは異なるCl2、BCl3フロ ー比で混合したものを含み得る。この場合も、他のエッチャント・ソース・ガス を用いることができる。 より低い密度のプラズマを用いてバリア層202の残りを除去し、これによっ て、導電層201のエッチング工程を完了する。低密度プラズマは、高密度プラ ズマよりもエッチング速度が遅い傾向がある。このエッチング速度の低下を補償 するために、様々な他のエッチング速度パラメータを変更して、クリアリング・ エッチング工程のエッチング速度を改善することができる。これらのエッチング 速度改善パラメータには、エッチング・ソース・ガス・フロー比の増大、プロセ ス・ガス・チャンバ内の圧力上昇、およびバイアス電力の増大が含まれる。ソー ス・ガス・フロー比の増大、チャンバ圧力の上昇、およびバイアス電力の増大に よって、スループットが改善するが、これらの変更は、導電層の下の層、例えば ゲート酸化物216を帯電損傷から保護するためには、必要ではない。 本発明のバルク・エッチング/クリアリング・エッチング方法を採用するのに 適切な特定の処理パラメータおよび条件は、とりわけ、リアクタの特定の種類お よび幾何学的形状、導電層の組成、導電層の厚さ、使用するエッチャント・ガス 、基板の大きさ等に左右される。一特定例として、表1および表2に、それぞれ 、バルク・エッチング工程およびクリアリング・エッチング工程のための概略の プロセス・パラメータ範囲をまとめる。表1および表2では、カリフォルニア州 フリモントのラム・リサーチ社から入手可能なモデル9600TCP(商標)と して公知の高密度プラズマ・リアクタ内で、導電層のエッチングを実行する。エ ッチングを行う基板は、その上に約3,000ないし10,000オングストロ ームの厚さの導電性アルミニウム層を有する8インチのウェハである。この導電 性アルミニウムは、約0.8ないし1.5ミクロン厚さのフォトレジスト層によ ってマスクされている。以下の範囲の変動全てを試験したわけではない。しかし ながら、実験によって、これらの範囲 は、使用する特定のリアクタおよびエッチング対象の特定の基板によっては、有 益であり得ることが示された。 表1に示すように、バルク・エッチング工程のためのTCP(商標)コイルに 対するパワーは、約250Wないし約1,000Wまでの範囲であり、より好ま しくは約400Wないし約700W、更に好ましくは約500Wとすれば良い。 なお、これらの典型的なパワー範囲は、特定の典型的なTCP(商標)リアクタ において用いて好適なものであり、他のリアクタ・システムでバルク・エッチン グ工程のために適切な高密度プラズマを発生するためには、他のパワー範囲も十 分に用い得ることに留意されたい。例えば、いくつかのヘリコンまたはECRシ ステムでは、より高いパワー範囲、場合によっては例えば1,500ないし3, 000Wを用い得ることが考えられる。 バルク・エッチングのためのリアクタ・チャンバ圧力は、約2mTないし約9 0mTの範囲であり、より好ましくは約6mTないし約20mTであり、更に好 ましくは約15mTとすれば良い。バルク・エッチング工程の間にリアクタ・チ ャンバ内のチャックに印可するバイアス電力は、表1に示すように、約50Wな いし500Wの範囲であり、より好 ましくは100Wないし300ワットであり、更に好ましくは約170Wとすれ ば良い。 この構成のバルク・エッチング・エッチャント・ガス混合物のCl2成分は、 約0sccm(標準立方センチメートル/秒)ないし約200sccmの範囲であり、よ り好ましくは約10sccmないし約150sccmであり、更に好ましくは約36sccm とすれば良い。この例では、バルク・エッチングのエッチャント・ガス混合物の BCl3成分は、約0sccmないし約200sccmの範囲であり、より好ましくは約 10sccmないし約150sccmであり、更に好ましくは約18sccmとすれば良い。 バルク・エッチング・エッチャント・ガス混合物のN2成分は、約0sccmないし 約50sccmであり、より好ましくは約0sccmないし約25sccmであり、更に好ま しくは約8sccmとすると良い。 表2に示すように、クリアリング・エッチング工程のためのTCP(商標)コ イルに対するパワーは、約0Wないし約300Wまでの範囲であり、より好まし くは約0Wないし約150W、更に好ましくは約0Wとすれば良い。この構成で は、クリアリング・エッチングのためのリアクタ・チャンバ圧力は、約2mTな いし約90mTの範囲であり、より好 ましくは約6mTないし約50mTであり、更に好ましくは約35mTとすれば 良い。表2に示すように、クリアリング・エッチング工程の間にリアクタ・チャ ンバ内のチャックに印可するバイアス電力は、約50Wないし500Wの範囲で あり、より好ましくは100Wないし400Wであり、更に好ましくは約350 Wとすれば良い。 この構成のクリアリング・エッチングのエッチャント・ガス混合物のCl2成 分は、約0sccmないし約200sccmの範囲であり、より好ましくは約10sccmな いし約150sccmであり、更に好ましくは約100sccmとすれば良い。この例で は、クリアリング・エッチングのエッチャント・ガス混合物のBCl3成分は、 約0sccmないし約200sccmの範囲であり、より好ましくは約10sccmないし約 150sccmであり、更に好ましくは約67sccmとすれば良い。クリアリング・エ ッチング・エッチャント・ガス混合物のN2成分は、約0sccmないし約50sccm であり、より好ましくは約0sccmないし約25sccmであり、更に好ましくは約0 sccmとすると良い。 例えば図4において説明した(平面または非平面の)TCP(商標)コイルや 、平行平板および/またはECRマイクロ波などのような主要プラズマ発生源に 対するパワーを低下させることによって、クリアリング・エッチング工程におけ るプラズマ密度を低下させ得るが、導電層をエッチングする間に半導体基板を帯 電損傷から保護するために、プラズマ密度低下のための他の技術も可能である。 ここで、バルク・エッチングおよびクリアリング・エッチングを含む本発明のエ ッチング・プロセスの異なる実施形態について説明する。この実施形態では、バ ルク・エッチングとクリアリング・エッチングとの間のプラズマ密度は、機械的 手段によって変更している。 図5は、この実施形態の説明を容易にするために、プラズマ・リアク タ500の簡略化された概略を示す。一般に、リアクタ500は、シャワー・ヘ ッド502を含んでおり、このシャワー・ヘッドは気体ソース物質すなわちエッ チャント・ソース・ガスをRF誘導プラズマ・チャンバ504内に放出するため の複数の穴を含むことが好ましい。また、気体ソース物質は、他の手段によって 、例えばチャンバ自体の壁に内蔵されたポート、または、チャンバ内に配置され たガス・リングから放出することも可能である。基板506をチャンバ504内 に導入し、基板を適所に保持するチャック508上に配置する。チャック508 は、本発明のエッチング・プロセスの間、機械的にまたは静電気により基板を適 所に保持することができる。また、チャック508は電極としても作用し、好ま しくは、高周波(RF)発生器510によってバイアスをかける。チャック50 8と基板506との間のポート512を介して、圧力下でヘリウム冷却ガスを導 入して、熱伝達媒体として作用させ、処理の間、基板の温度を正確に制御し、均 一かつ反復可能なエッチング結果を保証するようにしてもよい。 主要プラズマ発生源の第2の電極514は、チャンバ504上に配置され、コ イルの形態を取っている。しかしながら、主要プラズマ発生源は、上述の平行平 板およびマイクロ波源を用いることを含む他の従来の方法で実施し得る。コイル 電極514は、整合ネットワーク(従来のものであり、図5には示さない)を介 してRF発生器516によって励磁される。RF発生器510,516は、チャ ック508および電極514を介して、チャンバ504においてエッチャント・ ソース・ガス内でプラズマを衝突させ、基板506をエッチングするために使用 される。 基板506と主要プラズマ発生源すなわち電極514との間の間隙518を変 更して、エッチング・プロセスの間のプラズマ密度を機械的に制御することがで きる。システムによっては、電極514およびシャワ ー・ヘッド502は、共に移動することも可能であるが、これは必須ではない。 相対的なプラズマ密度を低下させるには、間隙620を広くして他の制御パラメ ータ全てを同じに維持するか、または図4に関連して説明した通り、エッチング 速度を最適化するようにパラメータを変更すれば良い。クリアリング・エッチン グ工程の間のプラズマ密度を低下させるためには、高プラズマ密度バルク・エッ チング工程の間に用いたものよりも間隙620を広くすると良い。 図5を参照して、プラズマ密度の機械的な制御方法を、本発明のバルク/クリ アリング・エッチングに適用することができる。バルク・エッチングは、導電層 が部分的にエッチングされたところで停止する。バルク・エッチング工程は、比 較的高い密度のプラズマを用いて基板上に実行する。バルク・エッチングの間、 高密度プラズマは、一実施形態では、反射防止膜と、メタライゼーション層と、 バリア層の一部の選択した領域をエッチングする。高密度プラズマ・バルク・エ ッチングのためのパラメータ設定には、TCP(商標)コイルに対するパワー、 チャンバ圧力、バイアス電力、Cl2フローレート、BCl3のフローレート、N2 のフローレート、およびシャワーヘッド502と基板506との間隙518が 含まれ得る。一実施形態では、エッチングの深さを判定するには、アルミニウム 層のエッチング終了を示すことができる261nm光放出の低減を監視すれば良 い。バリア層は、高密度プラズマが誘発する電流による帯電損傷を回避するため 、バルク・エッチングの間はエッチングしない。 再び図5を参照すると、バルク・エッチングの後、基板はクリアリング・エッ チング工程に進んで、導電層の残りを除去し、これによって、エッチングした領 域において半導体基板およびフィールド酸化物を露出させる。クリアリング・エ ッチングの間、主要プラズマ発生源すなわち 電極514と基板506との間の間隙518を広くすることによって、チャンバ 504内のプラズマ密度を低下させる。半導体基板に帯電損傷を与えるほど大き な電流を誘発しないレベルまでプラズマ密度を低下させるために、TCP(商標 )コイルに対するパワー、チャンバ圧力、バイアス電力、Cl2フローレート、 BCl3フローレートおよびN2フローレートを含む他のパラメータは、必ずしも 変化させる必要はない。しかしながら、これらのパラメータのいくつかを変更し て、他の目標の達成、例えばシステムのスループットの向上を図ることができる 。間隙518が大きくなればなるほど、より低いプラズマ密度でのクリアリング ・エッチングが容易となる。 これまでの実施形態は、単一の機械内でのバルク・エッチングおよびクリアリ ング・エッチングを示したが、本発明の別の実施形態では、1つのエッチング・ チャンバでバルク・エッチングを行う一方、異なるエッチング・チャンバでクリ アリング・エッチングを行うことができる。異なるエッチング工程に異なる機械 を用いることの利点は、プラズマ・リアクタのあるものは、高密度プラズマ・エ ッチングの方に適しているが、プラズマ・リアクタ設計の他のものは、より低密 度のプラズマ・エッチングの方に適切であり得ることである。特に、反応性イオ ン・エッチング(RIE)マシンのような低密度プラズマ・エッチング用に特に 設計された機械を用いることによって、クリアリング・エッチングの間のエッチ ング均一性を改善することができる。高密度プラズマ・エッチング・マシンで、 低密度プラズマ・エッチングを行うことができるが、バルク・エッチング工程お よびクリアリング・エッチング工程に異なる機械を用いることによって、より良 い製品を製造することができる。 図6は、本発明の一態様による、発明のエッチング・プロセス600に伴う工 程を示す。工程602では、従来のプリエッチング工程でのエ ッチングのために、基板を用意する。プリエッチング工程は、例えば、基板をチ ャック上にクランプし、プラズマ処理チャンバ内の圧力を安定化させ、更に、基 板の背面にヘリウム冷却ガスを導入して基板とチャックとの間の熱伝達を容易に することを含み得る。 工程604では、バルク・エッチング・プロセス・パラメータを用いて、層ス タックをエッチングする。先に述べたように、バルク・エッチング・パラメータ は、導電層の高プラズマ密度エッチングを達成するように設計されている。一実 施形態では、プラズマは、その密度が約10-10cm-3を超える場合に高密度と 見なすことができる。 バルク・エッチング工程604の後、クリアリング・エッチング工程606を 実行する。クリアリング・エッチング工程604では、クリアリング・エッチン グ・パラメータを用いて層スタックをエッチングする。クリアリング・エッチン グ・パラメータは、バルク・エッチング工程604を行うプラズマ密度よりも低 い密度のプラズマを用いて層スタックをエッチングするように構成されている。 一実施形態では、プラズマは、その密度が約10-10cm-3よりも低いと低密度 と見なすことができる。説明したように、一実施形態では、主要プラズマ発生源 、例えばTCP(商標)コイル、平行平板、および/またはECRマイクロ波に 供給するパワーを低減することによって、プラズマ密度を低下させることができ る。別の実施形態では、主要プラズマ発生源と基板との間の間隙を広くして、プ ラズマ密度を低下させることができる。クリアリング・エッチング工程をクリー ンアップ・エッチングとして用いて、図1において説明したような帯電損傷を引 き起こし得る高密度プラズマから半導体基板を保護しつつ、導電層のエッチング を完了する。 追加の処理工程608は、所望のデバイスの製造を完了するための他の堆積工 程および/またはエッチング工程を含むことができる。更に、 追加の処理工程608は、冷却工程の後に、クランプ解除と、プラズマ処理チャ ンバから基板を取り出す除去工程とを含んでも良い。更に、追加の処理工程60 8は、ウェハをダイに切断し、このダイを従来の集積回路技術を用いて処理する ことによって、基板を用いて1つ以上の集積回路を生成することを含むことがで きる。あるいは、基板を処理して、例えば液晶表示パネルまたは半導体IC素子 のような様々なデバイスとしても良い。次いで、これらのデバイスは、例えば、 コンピュータを含む、いずれかの数の周知の商用、工業用または消費者用の電子 製品のような電子製品に組み込むことができる。 いくつかの好適な実施形態に関してこの発明を説明したが、本発明の範囲内に 該当する変更、置換、および均等物もある。例えば、導電層は多数の層を含み得 るが、単一の層、例えば単一のアルミニウム層としても良い。更に、本発明の技 術は、金属または相互接続層(複数の層)のエッチングのみならず、いずれかの 適切な導電性物質、例えば導電性ポリシリコンから成る導電性ゲート物質をエッ チングするゲート・エッチングにも適用されることは認められよう。むろん、エ ッチャント・ソース・ガスおよび/またはエッチング・パラメータは、当業者に よって認められるように、エッチング対象の物質に最適化しなければならない。 更に、理解を容易にするために金属酸化物半導体(MOS)デバイスを参照し て特定の実施形態を説明したが、プラズマ誘発帯電損傷を低減するための本発明 の技術は、エッチングの間にエッチング対象層の下層の帯電損傷を最小に抑える ことが望ましい他の種類のデバイスの製造にも適用されることは認められよう。 例えば、本発明の技術は、基板からフラット・パネル・ディスプレイを形成する デバイスのエッチングに用いることができる。更に別の例として、本発明の技術 は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスの相互接 続層、例え ば第1の相互接続層のエッチングに用いることができる。また、本発明の技術は 、抵抗型のエッチング(例えばSRAMデバイスのポリシリコン抵抗層のエッチ ング)またはトランジスタ・ゲートのエッチング(例えばゲートを構成する導電 性ポリシリコン層等の導電層のエッチング)にも役立つと考えられる。また、本 発明の方法を実施する多くの代替的な方法があることも注記しておく。従って、 以下の添付の請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲内に該当する全てのか かる変更、置換、および均等物を含むものとして解釈されることを意図するもの である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アツェイ・ルイサリタ イタリア国 ミラノ アイ―20041 バイ ア・ブルスマラ・アグレイト・ブリアンツ ァ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高密度プラズマ・チャンバにおいて、半導体基板上の導電層の選択部分をエ ッチングする間に、前記基板を通るプラズマ誘発電流による帯電損傷から半導体 基板を保護するための方法であって、 前記高密度プラズマ・チャンバのプラズマ発生源に対する第1のパワー設定を 用いて、前記導電層の前記選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを 行う工程と、 前記プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、前記導電層の前記選 択部分にクリアリング・エッチングを行い、前記第2のパワー設定をほぼ最小に 抑えて前記帯電損傷を低減させる工程と、 を備える方法。 2.請求項1の方法において、前記第2のパワー設定は約0Wないし約300W である、方法。 3.請求項2の方法において、前記第2のパワー設定は約0Wないし約150W である、方法。 4.請求項3の方法において、前記第2のパワー設定は約0Wである、方法。 5.請求項1の方法において、前記高密度プラズマ・チャンバは変成器結合プラ ズマ・チャンバである、方法。 6.請求項1の方法において、前記高密度プラズマ・チャンバは電子サ イクロトロン共鳴チャンバである、方法。 7.請求項1の方法において、前記導電層はゲート酸化物層の上に位置しており 、前記方法は、破壊的な量の前記プラズマ誘発電流が前記ゲート酸化物層を通っ て流れることを防止する、方法。 8.請求項1の方法において、前記クリアリング・エッチングの間の前記高密度 プラズマ・チャンバ内のチャンバ圧力は、前記バルク・エッチングの間の前記高 密度プラズマ内のチャンバ圧力よりも高い、方法。 9.請求項8の方法において、前記クリアリング・エッチング工程の間の前記高 密度プラズマ・チャンバ内の前記チャンバ圧力は約2mTorrないし約90mTorrで ある、方法。 10.請求項9の方法において、前記クリアリング・エッチング工程の間の前記 高密度プラズマ・チャンバ内の前記チャンバ圧力は約6mTorrないし約50mTorr である、方法。 11.請求項10の方法において、前記クリアリング・エッチング工程の間の前 記高密度プラズマ・チャンバ内の前記チャンバ圧力は約35mTorrである、方法 。 12.請求項1の方法において、前記バルク・エッチングの間の前記高密度プラ ズマ・チャンバ内のエッチャント・ソース・ガス混合物のフロー・レートは、前 記クリアリング・エッチングの間のものよりも低い、方法。 13.請求項12の方法において、前記クリアリング・エッチングの間のCl2 のフロー・レートは約0標準立方センチメートル/秒(sccm)ないし約200sc cmである、方法。 14.請求項13の方法において、前記クリアリング・エッチングの間の前記C l2の前記フロー・レートは約10sccmないし約150sccmである、方法。 15.請求項1の方法において、前記半導体基板上の前記導電層は、窒化チタン の第1層と、アルミニウム層と、窒化チタンの第2層とを含む物質の堆積で構成 されている、方法。 16.請求項15の方法において、前記バルク・エッチングの間に用いられるエ ッチャント・ソース・ガスは、Cl2およびBCl3を含む、方法。 17.請求項1の方法において、前記導電層は、SRAMデバイスを製造するた めに用いられる導電層である、方法。 18.請求項1の方法において、前記導電層は、CMOS論理デバイスを製造す るために用いられる導電層である、方法。 19.半導体基板上の導電層の選択部分をエッチングする間に、前記基板を通る プラズマ誘発電流による帯電損傷から半導体基板を保護するための方法であって 、 第1のプラズマ・チャンバにおいて、前記第1のプラズマ・チャンバの第1の プラズマ発生源に対する第1のパワー設定を用いて、前記導電層の前記選択部分 に少なくとも部分的にバルク・エッチングを行う工程と、 第2のプラズマ・チャンバにおいて、前記第2のプラズマ・チャンバの第2の プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、前記導電層の前記選択部分 にクリアリング・エッチングを行い、前記第2のパワー設定を前記第1のパワー 設定よりも大幅に低くして前記帯電損傷を低減させる工程と、 を備える方法。 20.請求項19の方法において、前記第1の高密度プラズマ・チャンバおよび 前記第2の高密度プラズマ・チャンバのうち少なくとも1つは、変成器結合プラ ズマ・チャンバである、方法。 21.請求項19の方法において、前記導電層はゲート酸化物層の上に位置して おり、前記方法は、破壊的な量の前記プラズマ誘発電流が前記ゲート酸化物層を 通って流れることを防止する、方法。 22.請求項19の方法において、前記第2のパワー設定は約0Wないし約15 0Wである、方法。 23.請求項22の方法において、前記第2のパワー設定は約0Wである、方法 。 24.主要プラズマ発生源を含む高密度プラズマ・チャンバにおいて、 半導体基板上の導電層の選択部分をエッチングする間に、前記基板を通るプラズ マ誘発電流による帯電損傷から半導体基板を保護するための方法であって、 前記主要プラズマ発生源と前記基板との間の第1の間隙距離により、前記導電 層の前記選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを行う工程と、 前記第1の間隙距離よりも大きい前記主要プラズマ発生源と前記基板との間の 第2の間隙距離により、前記導電層の前記選択部分にクリアリング・エッチング を行い、これによって、前記バルク・エッチングの間に用いるプラズマよりも低 い密度のプラズマを前記クリアリング・エッチングの間に用いて、前記導電層の 前記選択部分のエッチングを可能とする工程と、 を備える方法。 25.請求項24の方法において、前記高密度プラズマ・チャンバは変成器結合 プラズマ・チャンバである、方法。 26.請求項24の方法において、前記高密度プラズマ・チャンバは電子サイク ロトロン共鳴チャンバである、方法。 27.請求項24の方法において、前記導電層はゲート酸化物層の上に位置して おり、前記方法は、破壊的な量の前記プラズマ誘発電流が前記ゲート酸化物層を 通って流れることを防止する、方法。 28.請求項24の方法において、前記バルク・エッチングは、前記高密度プラ ズマ・チャンバのプラズマ発生源に対する第1のパワー設定で 実行され、前記第1のパワー設定は、前記クリアリング・エッチングの間に用い られる前記プラズマ発生源に対する第2のパワー設定よりも高い、方法。 29.請求項24の方法において、前記導電層はメタライゼーション層である、 方法。 30.請求項24の方法において、前記導電層は導電性ポリシリコン層である、 方法。 31.高密度プラズマ・チャンバにおいて、基板上に配置された導電層を有する 半導体基板から半導体デバイスを製造するための方法であって、 前記高密度プラズマ・チャンバのプラズマ発生源に対する第1のパワー設定を 用いて、前記導電層の前記選択部分に少なくとも部分的にバルク・エッチングを 行う工程と、 前記プラズマ発生源に対する第2のパワー設定を用いて、前記導電層の前記選 択部分にクリアリング・エッチングを行い、前記第2のパワー設定をほぼ最小に 抑えて、前記基板を通るプラズマ誘発電流による帯電損傷を低減させる工程と、 を備える方法。 32.請求項31の方法において、前記高密度プラズマ・チャンバは変成器結合 プラズマ・チャンバである、方法。 33.請求項31の方法において、前記バルク・エッチングは、前記プラズマ発 生源と前記基板との間の第1の間隙距離によって実行され、前 記第1の間隙距離が、前記クリアリング・エッチングの間に用いられる前記プラ ズマ発生源と前記基板との間の第2の間隙距離よりも大きい、方法。
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