JP2001503593A - 電話帳装置および方法 - Google Patents

電話帳装置および方法

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JP2001503593A JP52713598A JP52713598A JP2001503593A JP 2001503593 A JP2001503593 A JP 2001503593A JP 52713598 A JP52713598 A JP 52713598A JP 52713598 A JP52713598 A JP 52713598A JP 2001503593 A JP2001503593 A JP 2001503593A
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マックレノン・ロバート・スコット
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Abstract

(57)【要約】 電話帳内に記録を維持する装置と方法であって、電話をかけた少なくとも1人の相手に関連する少なくとも1つの記録についての個人ディレクトリを維持するものである。この記録は、相手を識別するためのフィールドと、その相手と電話をした回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する。相手との電話に応じて、その相手に関連する記録について個人ディレクトリが検索され、そのような記録が見つかると、その記録についての使用頻度フィールドの内容がインクリメントされ、個人ディレクトリの記録は、使用頻度フィールドの内容に応じた順序に並び替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 電話帳装置および方法 発明の分野 本発明は、自動化された電話帳(テレフォン・ディレクトリ)に関し、より詳 しくは、発信呼および受信呼に基づいて、ディレクトリの記録を累積し、維持す るよう動作可能な電話帳に関するものである。 従来技術 頻繁に電話してコンタクトをとる相手の名前、電話番号、その他の関連情報を 記録するための電子個人ディレクトリを備えた電話機が、移動電話、および住居 用やビジネス用の有線電話という、いずれのアプリケーションにおいても一般的 になってきた。その代表的なものに、音声認識、ソフト・キー、あるいはタッチ ・スクリーン・インタフェースを使って、個人ディレクトリに電子的に記録され たリストから選択した電話番号をダイヤルするものがある。既存のシステムでは 、ユーザが、自分の手で個人ディレクトリを作成し、管理しなければならない。 これは、新たに登録する電話番号を手動でキー入力することで行われる。ユーザ はまた、入力された番号に対応する名前や、所在(自宅、会社、セル等)といっ た、その他の個人情報をテキストでキー入力することを要求されたり、あるいは そのような選択が与えられる。 システムの中には、音声認識で駆動する機能が付加されたものもある。このよ うなシステムでは、ユーザは単に通話相手の名前を言うだけで、そのシステムが 音声認識を実行して、発せられた名前と、被呼者の電話帳番号に関連させて記録 した音声テンプレートとを相互に関連づける。一般的には、これらのシステムは 、ユーザによって訓練されるものである。そのためユーザは、入力された各電話 帳番号に関連した2,3の例を発して、その音声認識機を訓練する必要がある。 オ ーダにして50、あるいはそれ以上の入力数をサポートする個人ディレクトリを 作成することは、時間の浪費であり冗漫である。 発明の概要 本発明の一態様によれば、電話帳内に記録を維持する方法において、電話をし た少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録についての個人ディレク トリを維持する工程であって、前記記録は、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、相手にかけた電話に応じて、その相手に関する記 録について前記個人ディレクトリを検索し、そのような記録が見つかったとき、 前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容をインクリメントする工程と 、前記個人ディレクトリの記録を、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序 に並び替える工程を備える方法を提供する。 本発明の他の態様によれば、電話帳内に記録を維持する装置を提供する。本装 置は、いつ電話がかけられたかを検出する検出器と、電話をする少なくとも1人 の相手に関する少なくとも1つの記録についての個人ディレクトリを維持する第 1のメモリであって、前記記録は前記相手を識別するためのフィールドと、前記 相手と電話をした回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有す る、当該第1のメモリを備える。本装置は、さらに、前記検出器が、電話がかけ られたことを示すと、前記相手に対応する記録について前記個人ディレクトリを 検索する検索器と、前記相手に対応する記録が見つかると、その記録についての 使用頻度フィールドの内容をインクリメントするインクリメンタと、前記記録に ついての前記使用頻度フィールドの内容がインクリメントされた後、前記個人デ ィレクトリの記録を、この使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替える ソータを備える。 好適には、前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィー ルドの内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバフローしないようにするデクリメンタを備える。 好適には、前記記録各々は、前記相手に関する電話番号を格納するための番号 フィールドを含む。 好適には、前記検出器は、被呼者の電話番号をダイヤルするダイヤル装置、お よび/または、電話番号と名前を提供して、発呼者を識別するための発呼回線識 別(CLID)受信機メカニズムを含む。 本装置にダイヤル装置が含まれる場合、本装置は、好適にはさらに、被呼者の 少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクトリを維持する第2 のメモリであって、前記記録は、関連する相手を識別するため、前記ダイヤル装 置から前記電話番号を受信する番号フィールドと、相手へ電話した回数を表す数 字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当該第2のメモリを備える 。 好ましくは、前記検索器は、前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つか らない場合、前記被呼者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを 検索するよう動作し、前記インクリメンタは、前記被呼者に対応する記録が見つ かった場合、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィ ールドの内容をインクリメントするよう動作する。よって、本装置は、個人ディ レクトリ内にはない発呼を追跡するよう動作する。 また、好ましくは、前記ソータは、前記被呼者に対応する記録が前記ダイヤル ・ディレクトリ内にある場合、前記ダイヤル・ディレクトリの記録を、前記使用 頻度フィールドの内容に従った順序に並び替えるよう動作する。 好適には、対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、かけた 電話についての記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する付加器を備える。 好適には、前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィー ルドを有する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索するよう動作する 。 好ましくは、本装置は、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィ ールドを有する記録がある場合、ユーザがあらかじめ規定した応答に対応して、 前記記録が前記個人ディレクトリに転送されるべきかどうかを示すよう、ユーザ を促すプロンプタを備え、また、本装置は、前記記録を前記個人ディレクトリに 転送する転送器を備える。 好適には、前記デクリメンタは、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各 々についての使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィ ールドに格納された数値がオーバフローしないよう動作する。このデクリメンタ は、時間に依存し、日、週、あるいは月を用いて、いつデクリメントするかを判 定する。選択的に、デクリメンタが、前記使用頻度フィールドの内容をゼロにリ セットするリセッタを含むようにしてもよい。 前記検出器は、電話網あるいはセルラ網等によって提供されるような、電話番 号と関連する名前とを提供して発呼者を識別するためのCLID受信機を含む。 本装置はまた、発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレク トリを維持する第3のメモリであって、前記記録は、前記発呼者を識別するため のフィールドと、前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使 用頻度フィールドとを有する、当該第3のメモリを備える。 好適には、前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合 、前記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作 し、前記インクリメンタは、対応する記録が着呼ディレクトリ内に見つかった場 合、この着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドの内容を インクリメントするよう動作する。 好適には、前記ソータは、少なくとも1つの記録についての前記使用頻度フィ ールドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの記録を並び替 えるよう動作し、前記記録は、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並 び替えられる。 好適には、本装置は、対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受 信した呼の記録を前記着呼ディレクトリに追加する付加器を含む。 好適には、前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィー ルドを有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作し、前記プ ロンプタは、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有す る、少なくとも1つの記録がある場合、ユーザがあらかじめ規定した応答に対応 して、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきか どうかを示すように、ユーザを促すよう動作する。 好適には、前記転送装置は、上記の少なくとも1つの記録を前記個人ディレク トリに転送するよう動作する。この記録は、名前フィールドと番号フィールドの 両方を含む。よって、ユーザは、苦労して、この情報を手入力しなくてすむ。さ らに、本装置は、ネットワークより提供されたCLID情報を用いて、発呼者が 既に個人ディレクトリ内に存在するかどうかを自動的に判定する。 好適には、前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々につ いての前記使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィー ルドに格納された数値がオーバフローしないよう動作する。 好適には、前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器 、前記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含み、前記検索器、前記 インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前記プロンプタ、および前記 転 送装置の機能を前記プロセッサに実行させるためのプロセッサ可読命令セットを 格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム・メモリをさらに備える。 前記検出器はCLID受信機を含む場合、本装置は、発呼者の電話呼記録の少 なくとも1つについての着呼ディレクトリを維持するメモリであって、前記記録 は、前記発呼者を識別するためのフィールドと、前記相手から電話を受けた回数 を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当該メモリを備え る。 好適には、前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合 、前記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作 する。 好適には、前記インクリメンタは、対応する記録が着呼ディレクトリ内に見つ かった場合、この着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールド の内容をインクリメントするよう動作し、前記ソータは、少なくとも1つの記録 についての前記使用頻度フィールドの内容がインクリメントされた後、前記着呼 ディレクトリの前記記録を並び替えるよう動作し、前記記録は、前記使用頻度フ ィールドの内容に従った順序に並び替えられる。 好適には、本装置は、対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受 信した呼の記録を前記着呼ディレクトリに追加する付加器を含む。 好適には、前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィー ルドを有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作し、本装置 は、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録が 少なくとも1つある場合、あらかじめ規定した応答に応答についてユーザを促す プロンプタを備える。 好適には、本装置は、ユーザから前記あらかじめ規定した応答を受け取ると、 それに応じて、前記記録を前記個人ディレクトリに転送するよう動作する転送装 置を備える。 好適には、前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々につ いての前記使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィー ルドに格納された数値がオーバフローしないよう動作する。 好適には、前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器 、前記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含む。 好適には、本装置は、前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、 前記付加器、前記プロンプタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実 行させるためのプロセッサ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を 行うプログラム・メモリを備える。 本発明は、ダイヤル情報、利用パターン、および/または、着呼CLID情報 を記録し、ユーザが、この情報を個人ディレクトリに追加する選択ができるよう にする。よって、本装置と通信している電話機をユーザ自身が使用することで、 個人ディレクトリがプログラムされる。ユーザは、苦労して、自分が電話しそう な相手、あるいは自分が電話を受けそうな相手毎に記録を入力する必要がない。 むしろ、時間がたてば、ユーザの個人ディレクトリには、ユーザが通話した相手 に関する記録がロードされる。このような相手は、ユーザが最も通話しそうな候 補となる者であり、従って、個人ディレクトリ内に記録しておくことが最も望ま れる候補者である。CLID情報が提供されると、ネットワークより被呼者名と 番号が与えられ、ユーザが入力する必要はない。本装置は、発呼パターンを追跡 し、発呼者の記録が個人ディレクトリ内になければ、そのような発呼者の記録を 追加するよう、自動的にユーザを促す。使用頻度フィールドを用いたり、使用頻 度フィールドをデクリメントあるいは再設定することで、本装置がユーザの発呼 パターンに効果的に適合するようになる。 図面の簡単な説明 本発明の実施の形態を説明する図面として、 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る装置のブロック図であり、 図2a,図2bは、本発明の第1の実施の形態に係るダイヤル・アルゴリズム のフローチャートであり、 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る着呼アルゴリズムのフローチャート であり、 図4a,図4bは、本発明の第1の実施の形態に係る付加アルゴリズムのフロ ーチャートであり、 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る機能アルゴリズムのフローチャート であり、 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る音声認識アルゴリズムのフローチャ ートであり、 図7は、本発明の第2の実施の形態に係る記録の概略図であり、 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る判定アルゴリズムのフローチャート であり、 図9は、本発明の第3の実施の形態に係るダイヤル・ディレクトリ記録の概略 図であり、 図10は、本発明の第3の実施の形態に係るダイヤル・ルーチンの一部であり 、 図11は、本発明の第4の実施の形態に係る装置の概略図であり、 図12は、本発明の第5の実施の形態に係る装置の概略図であり、 図13は、本発明の第6の実施の形態に係る所望の記録を選択する方法を示す フローチャートの一部である。 発明の実施の形態 図1において、本発明の第1の実施の形態に係る装置は、全体として符号10 で示されている。本実施の形態では、この装置は、既存の加入者ループ14を介 して、局交換機(不図示)に接続された電話機12に含まれる。局交換機は、電 話機へ発呼が行われたときに、その電話機に発呼回線識別(CLID)情報を提 供できるタイプのものである。この局交換機は、第1のネットワーク・ロケーシ ョンとして機能する。 本装置は、マイクロプロセッサ16、ランダム・アクセス・メモリ18、読出 し専用メモリ20、符号22,24それぞれによって全体的に示される入力装置 と出力装置を含む。この入力装置22は、キーパッド26、音声認識ユニット2 8(不図示のマイクロホンと音声ディジタイザを含む)、CLID受信機30を 含む。また、出力装置は、多周波選択信号(DTMF)発生器32、オーディオ ・プロンプタ34、液晶ディスプレイ(LCD)36を含む。マイクロプロセッサ 本実施の形態におけるマイクロプロセッサは、三菱製の37510である。こ のマイクロプロセッサは、アドレス・バス、データ・バス、そして、本装置の他 の構成要素にインタフェースする制御信号線を有する。また、このマイクロプロ セッサはさらに、入力ポート38と出力ポート40を有し、これらのポートは、 どの入力装置や出力装置もそれぞれ選択的にアドレス指定するよう動作する。キーパッド キーパッド26は、既存の電話機キーパッドであり、マイクロプロセッサ16 と協動して、キーパッド上のキー押下を示すキーパッド・バイトを生成する。こ のキーパッドは、さらに付加キー42を有し、ユーザは、この付加キーによって マイクロプロセッサ16を指示して、それに関連する機能を実行できる。音声認識ユニット 音声認識ユニット28は、マイクロプロセッサと協動して、ユーザによる発声 を一意的に識別する数字、それに音声タグ、あるいはユーザの声をディジタル化 した音響クリップを生成する。この数字は、記録(レコード)に関連する描写 (レンダリング)についての少なくとも1つの識別特性を特徴的に表現するもの である。本実施の形態において、このレンダリングとは、ユーザによる音声の発 声である。そして、この特徴表現を使用して、ユーザがさらに発声したものと比 較し、そのユーザが話していることを「認識」する。オーディオ・プロンプタは 、音声タグを使って相手の名前を「再生」する。 音声認識ユーザ28はまた、「はい」あるいは「いいえ」といった標準的なコ マンドを認識し、受信したコマンドを示すコマンド・データ・パケットをマイク ロプロセッサに送ることによって、このようなコマンドに応答する。このように 、音声認識ユニット28において、コマンドに対するユーザの発声についての全 てのマッチングがとられる。CLID受信機 CLID受信機30は、電話回線14からCLID情報を受信し、着呼者の名 前と電話番号とに対応する名前パケットと番号パケットを生成する。このCLI D受信機30は、多くの異なる方法の内、どの方法によっても、CLID情報を 受信するようになっている。CLID情報は、例えば、電話サービス・プロバイ ダが提供するCLASS(カスタム・ローカル・エリア・シグナリング・サービ ス)というサービスを使用して、電話回線を介して受信できる。あるいは、CL ID受信機30に、着信CLID情報を自動的に格納するようになっている音声 メール・サービスを含めることができる。CLID情報はまた、例えば、SMS (短通報サービス)を使用して、セルラ・ネットワークを介して受信できる。本 実施の形態では、CLID受信機は、発呼者情報の受信機、および、発呼者から の呼がいつ受信されたかを検出する検出器として機能する。DTMF発生器 DTMF発生器32は、多周波選択信号を生成するよう動作する既存のダイヤ ル発信器であり、この選択信号が電話回線14に送られ、マイクロプロセッサ1 6が生成した番号パケットに応答して、本装置が電話番号をダイヤルできるよう になっている。本実施の形態においてマイクロプロセッサはまた、被呼者に対し ていつ発呼が行われたかを検出する検出器として動作する。オーディオ・プロンプタ オーディオ・プロンプタ34はスピーカ44を有し、音声認識ユニットによっ てディジタル化された相手の名前を再生するよう動作できる。ディスプレイ 本実施の形態では、ディスプレイ36は、既存の液晶ディスプレイ(LCD) からなり、水平方向の2行のテキスト46,48を有しており、それぞれが20 個の文字を表示できる。このディスプレイを使用して、マイクロプロセッサ16 の提供する名前パケットに応答して、最初の行46に発呼者の名前を表示する。 一方、発呼者の電話番号が、マイクロプロセッサ16より提供される番号パケッ トに応じて、2番目の行48に表示される。RAM 本実施の形態では、ランダム・アクセス・メモリ18は、32K,8ビットの ワードを記憶でき、データの検索と記憶のために、マイクロプロセッサ16によ って読出しや書込みが行われる。呼が終了するたびに、RAMに記憶されたデー タが、電気的に消去並びにプログラム可能な読出し専用メモリ(E2PROM) (不図示)に転送される。これによって、電源供給が断たれても情報は確実に維 持され、同時に更新も行われる。ROM 本実施の形態において、読出し専用メモリ20は、64K,8ビットのワードを 記憶でき、複数のプログラム・コードを格納するよう構成されている。これら複 数のプログラム・コードは、マイクロプロセッサ16に指示を与えて種々の機能 を実行させ、本発明の第1の実施の形態に係る方法を遂行するよう動作する。プ ログラム・コードの選択は、ランダム・アクセス・メモリ18に関係した読出 し、および書込み機能が、アドレス・バスで規定されるアドレス範囲内にある4 つの主アドレス領域の1つで行われるよう行われる。ダイヤル・ディレクトリ 第1のメモリ・アドレス領域50は、ダイヤル・ディレクトリとして働き、第 1のアドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域を使用して、キ ーパッド上でダイヤルして発呼された電話に関連する、第1の電話呼イベント記 録の組52を記憶する。この第1の組の各記録には、番号フィールド54と頻度 フィールド56が含まれる。ここで、番号フィールド54は、キーパッド26上 でダイヤルされた電話番号を記憶するために用いられ、頻度フィールド56は、 番号フィールド54内のその番号がダイヤルされた回数に関連する頻度計数(メ トリック)を記憶するために用いられる。本実施の形態において、頻度メトリッ クは、番号がダイヤルされた回数を表わす数字である。従って、この頻度フィー ルドは、使用頻度フィールドとして機能する。着呼ディレクトリ 第2のメモリ・アドレス領域58は、着呼ディレクトリとして働き、第2のア ドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域を使用して、ユーザの 電話機12に電話をかけてくる外部の発呼者による呼に関連した、第2の電話呼 イベント記録の組60を記憶する。この第2の組の各記録60は、番号フィール ド62、名前フィールド64、頻度フィールド66を有し、これらのフィールド には、電話番号、CLID受信機30により提供される着呼者の名前、そして、 このCLID受信機30によって識別された着呼者が、ユーザの電話機12に電 話をした回数に関連する頻度メトリックを記憶する。本実施の形態において、頻 度メトリックは、CLID受信機30によって識別された着呼者が、ユーザの電 話機に発呼した回数を表わす数字である。個人ディレクトリ 第3のメモリ・アドレス領域70は、個人ディレクトリとして機能し、第3の アドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域は、ユーザが最も発 呼しそうな相手に関する、第3の電話呼イベント記録の組を記憶するために用い られる。この第3の組の各記録には、名前フィールド72、番号フィールド74 、特性フィールド76、頻度フィールド78、音声タグ・フィールド79が含ま れる。名前フィールド72と番号フィールド74は、相手を識別し、呼が処理さ れた相手の電話番号と名前を記憶するために用いられる。頻度フィールド78は 、ユーザと、関連する名前フィールドと番号フィールドによって識別された相手 との間で処理された呼の回数に関する頻度メトリックを記憶する。本実施の形態 では、この頻度メトリックは、相手と行われた電話の回数である。また、特性フ ィールド76は、音声認識ユニット28によって生成された特徴表現を記憶する ために用いられる。 音声タグ・フィールドは、音声認識ユニットによって生成された、ユーザの発 する相手の名前をディジタル化して記録した表現を記憶するよう動作する。この 音声タグ・フィールドの内容がオーディオ・プロンプタ34に供給され、それに よって、オーディオ・プロンプタ34が可聴信号を提供する。ユーザは、この可 聴信号を認識して、名前フィールド72と番号フィールド74によって識別され る相手を関連づける。変数 第4のアドレス領域80は、マイクロプロセッサ16が、計算における中間値 と、本発明の第1の実施の形態に係る方法を実行する過程における一般的なパラ メータとを記憶するために使用できる自由メモリとして機能する。この領域もま た、ダイヤル・バッファ82、ポインタ・レジスタ84、CLIDバッファ86 、入力表現バッファ88、および入力バッファ89を保持するために用いられる 。これらは全て、ROMに記憶されるプログラム・コードと協動する。プログラム機能 ROM20に記憶されるプログラム・コードは、マイクロプロセッサ16に対 して指示を与えて、本発明の第1の実施の形態に係る方法を実行するために協動 する種々の機能を遂行させる。これらの機能は、第1の実施の形態に係る種々の アルゴリズムによって示される方法で、互いに協動する。本実施の形態は、ダイ ヤル・アルゴリズム、着呼アルゴリズム、付加アルゴリズム、音声割込みアルゴ リズムを有する。ダイヤル・アルゴリズム 図2a,図2bにおいて、ダイヤル・アルゴリズムは、全体として符号90で 示されている。このアルゴリズムは、ダイヤル機能を実行し、ダイヤル・ディレ クトリを維持、更新する。本ダイヤル・アルゴリズムは、プログラム・コードの ブロックを示す複数の機能ブロックを有し、これらのコードを使用して、対応す るブロック内に示す機能を実行する。図1,図2a,図2bにおいて、このダイ ヤル・アルゴリズム90は、マイクロプロセッサ16において、キーパッド26 からキーパッド割込みを受け取ると呼び出されるアルゴリズムである。キーパッ ド26は、マイクロプロセッサ16の入力ポート38で受信されるパケットを生 成する。ブロック91では、マイクロプロセッサに指示が与えられて、上記のパ ケットが入力バッファ89に記憶され、この入力バッファ89のアドレスをポイ ンタ・レジスタ84にロードする。ブロック92では、マイクロプロセッサ16 を指示して、RAM18の第4のアドレス領域内のダイヤル・バッファ82に、 ポインタ・レジスタ84の内容によってアドレス指定された記録の番号フィール ドの内容を記憶させる。そこで、ブロック94では、キーパッド・パケットに応 答して、DTMF発生器32にパケットを提供し、通常の方法で局交換機によっ て受信されるダイヤル・トーンを生成して呼を確立するよう、マイクロプロセッ サ16を指示する。ブロック96では、個人ディレクトリ中の各記録71を連続 してアドレス指定し、ダイヤルされたばかりの番号が、ユーザの個人ディレクト リ70内に既に存在するかどうかを判断する。言い換えれば、個人ディレクトリ は、被呼者に関連する記録に対して検索が行われる。このようにマイクロプロセ ッサは、検索器(サーチャ)として動作する。対応する記録が個人ディレクトリ 中にない場合、ブロック98で、マイクロプロセッサ16を指示し、ダイヤル・ ディレクトリ50内の記録を連続的にアドレス指定して、ダイヤルしたばかりの 番号が、以前にユーザの電話機12からダイヤルされたかどうかを判断する。こ のように、ダイヤル・ディレクトリは、被呼者に対応する記録について検索がか けられる。個人あるいはダイヤル・ディレクトリ中に、対応する記録が見つから なければ、ブロック100で、呼の終了まで待つよう、マイクロプロセッサ16 に指示する。 呼の終了時、ダイヤル・ディレクトリ中に対応する記録を発見できないときに は、ブロック104で、マイクロプロセッサ16を指示して、ダイヤル・ディレ クトリ50中の最後の記録についての番号フィールドに、キーパッドより受信し た番号を格納する。このディレクトリ内の最後の記録がデータを有していても、 そのようなデータは、最後の発呼番号によって上書きされる。これは、ダイヤル ・バッファ82の内容を、ダイヤル・ディレクトリ内の最後の記録についての番 号フィールド54にコピーすることで達成される。ダイヤル・バッファ82の内 容をコピーすると、使用頻度フィールドとしてのフィールド56の内容が1に設 定される。このようにマイクロプロセッサは、記録をダイヤル・ディレクトリに 付加する付加器(アダー)として動作する。 そこで、ブロック106では、マイクロプロセッサ16に指示を与えて、記録 についての使用頻度フィールド56の内容に基づいて、ダイヤル・ディレクトリ 50を再ソートする。このように、マイクロプロセッサは、ソータとして動作す る。これらの記録は、頻度の降順にソートがかけられ、最も頻繁にダイヤルされ る番号を持つ記録が、ダイヤル・ディレクトリ50中において最初の記録となり 、ダイヤル頻度の最も少ない番号が、最後の記録となる。 ブロック108では、マイクロプロセッサ16に、ダイヤル・ディレクトリ5 0中の各記録の頻度フィールド56を検索させ、いずれかの頻度フィールド56 の内容が、あらかじめ規定した値nより大きいかどうかを判定する。この基準に 当てはまるものがなければ、ダイヤル・アルゴリズム90は終了する。また、こ の基準を満たす記録があれば、ブロック110において、マイクロプロセッサ1 6が、ポインタ・レジスタ84に、その記録のアドレスをロードする。そして、 マイクロプロセッサ16の制御は、ロケーションBの付加アルゴリズムに進む。 そこでは、ユーザは、その記録を個人ディレクトリに転送するかどうかを指し示 すよう促される。 ダイヤル・アルゴリズム90のブロック96で、たった今、ダイヤルした番号 が個人ディレクトリ70内にあると判定されれば、ブロック112において、マ イクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70内の対応する記録71の頻度フ ィールド78の内容を1だけインクリメントするよう指示する。そして、ブロッ ク114において、マイクロプロセッサ16に、個人ディレクトリ70内の記録 についての頻度フィールド78の内容に応じた順序で、その個人ディレクトリ7 0を再ソートするよう指示する。これらの記録には、頻度の降順にソートがかけ られるため、最も頻繁にダイヤルされる番号を持つ記録が最初にくる記録となり 、ダイヤルされる頻度の最も低い番号が、最後にくる記録となる。そして、処理 は、ダイヤル・アルゴリズムのブロック108へ進む。 同様に、ブロック98で、たった今ダイヤルされた番号が、個人ディレクトリ 内にはないがダイヤル・ディレクトリにあると判定されれば、ブロック116に おいて、マイクロプロセッサ16に、ダイヤル・ディレクトリ50内の対応する 記録の使用頻度フィールド56の内容を1だけインクリメントするよう指示する 。そして、処理は、ダイヤル・アルゴリズムのブロック106に継続し、そこで 、使用頻度フィールドの内容に応じた順序で、ダイヤル・ディレクトリの記録に ソートがかけられる。このように、マイクロプロセッサはまた、インクリメンタ として機能する。着呼アルゴリズム 図1,図3において、着呼アルゴリズムが全体として符号118で示されてお り、このアルゴリズムによって、局交換機より受信したCLID発呼者識別情報 が、着呼ディレクトリ58にロードされる。マイクロプロセッサ16がCLID 割込みを受けると、この着呼アルゴリズムが呼び出され、CLID割込みは、C LID受信機30が発生する。このCLID割込みを受けると、ブロック120 において、マイクロプロセッサ16は、CLID受信機30よりマイクロプロセ ッサ16の入力ポート38に供給された、発呼者を識別する名前と番号を含むC LID情報をCLIDバッファ86に格納する。 ブロック122では、引き続き、個人ディレクトリ70内の各記録にアドレス をかけ、受信したばかりのCLID情報が、既にユーザの個人ディレクトリ70 内にあるかどうかを判定する。言い換えれば、個人ディレクトリは、発呼者に関 連する記録に対して検索が行われる。対応する記録が、その個人ディレクトリ内 になければ、ブロック124において、マイクロプロセッサ16が、着呼ディレ クトリ58内の記録を連続的にアドレス指定し、受け取ったばかりで、かつ、C LIDバッファ86内に格納されたCLID情報が、以前に受け取ったものであ るかどうかを判定する。このように、着呼ディレクトリは、発呼者側に対応する 記録について検索される。個人ディレクトリあるいはCLIDディレクトリ内に 、対応する記録がない場合には、ブロック126において、マイクロプロセッサ 16は、呼の終了まで待機するように指示される。 呼の終了時に、着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、ブロック13 0において、マイクロプロセッサ16は、着呼ディレクトリ58内の最後の記録 60内に、CLID受信機より受信した情報を格納する。ディレクトリ内の最後 の記録がデータを有していても、そのデータは、最後に受信したCLID情報に よって上書きされる。これは、CLIDバッファ86の内容を、着呼ディレクト リ58内の最後の記録についての名前フィールド62と番号フィールド64にコ ピーすることによって行われる。CLIDバッファ86の内容がコピーされると 、新規の記録についての使用頻度フィールド66が1に設定される。 ブロック132では、マイクロプロセッサ16が、これらの記録の頻度フィー ルド66の内容に基づいて、着呼ディレクトリ58を再ソートする。これらの記 録は、頻度の降順にソートがかけられるため、最も頻繁に受信したCLID番号 を持つ記録が、着呼ディレクトリ内の最初の記録となり、受信頻度の最も低いC LID番号を持つ記録が、最後にくる記録となる。 ブロック134では、マイクロプロセッサ16が、各記録60の頻度フィール ド66を検索し、いずれかの頻度フィールド66が、あらかじめ規定した値nよ り大きい内容を有するかどうかを判定する。この基準に当てはまるものがなけれ ば、この着呼アルゴリズム118は終了する。また、この基準を満たす記録があ れば、ブロック136において、マイクロプロセッサ16は、その記録のアドレ スを、ポインタ・レジスタ84にロードし、マイクロプロセッサ16の制御は、 ロケーションBの付加アルゴリズムに進む。このアルゴリズムでは、ユーザは、 その記録を個人ディレクトリに転送するかどうかを示すよう促される。 この着呼アルゴリズム118のブロック122において、たった今、受信した CLID情報が個人ディレクトリ70内にあると判定されれば、処理は、着呼ア ルゴリズム118のブロック134へ進む。 ブロック124において、たった今、受信した番号が個人ディレクトリ70内 にはないが、着呼ディレクトリ58内にあると判断されれば、ブロック142で 、マイクロプロセッサ16が、着呼ディレクトリ58内の対応する記録60の頻 度フィールド66を1だけインクリメントし、処理は、この着呼アルゴリズムの ブロック132において継続される。付加アルゴリズム 図1,図4a,図4bには、付加アルゴリズムが全体として符号150で示さ れている。このアルゴリズムは、ダイヤル・ディレクトリ56や着呼ディレクト リ58より得た新規の記録、あるいは、キーパッド26を介してユーザが入力し た新たな記録が、個人ディレクトリ70に付加するよう機能する。キーパッド2 6上の付加キー42から付加キー割込みを受けたり、あるいは、ダイヤル・アル ゴリズム、着呼アルゴリズム、もしくは音声認識アルゴリズムからの呼があると 、この付加アルゴリズム150が呼び出される。 付加アルゴリズム150が呼び出されると、ブロック152において、マイク ロプロセッサ16は、ユーザが、最後にダイヤルした番号、あるいは最後に受信 したCLID情報が、個人ディレクトリ70に記録として付加するかどうかを示 すよう促す。マイクロプロセッサは、ユーザ入力を要求する適切な証印をディス プレイ36に書き込むことによって、また、オーディオ・プロンプタ34にデー タ・パケットまたは音クリップを書き込み、それにより、オーディオ・プロンプ タ34に「最後の呼」のようなプロンプトを発声させることによって、ユーザを 促す。 ユーザは、キーパッド入力をするか、あるいは、音声認識ユニット28に、「 はい」あるいは「いいえ」という言葉を単に発するかのいずれかによって、この ようなプロンプトに応答できる。このように、マイクロプロセッサ、ディスプレ イ、およびオーディオ・プロンプトは、プロンプタとして動作する。 このような情報を格納したくない場合、ユーザが「いいえ」と発声して応答す ると、ブロック154において、マイクロプロセッサ16は、ダイヤル・ディレ クトリ50、もしくは着呼ディレクトリ58より記録をコピーするか、あるいは 、新たな記録を付加して、ユーザからのコマンドの発声を待つかどうかを示すよ うユーザを促す。ユーザがダイヤル・ディレクトリ50からのコピーを望む場合 、ブロック156において、マイクロプロセッサ16は、ダイヤル・ディレクト リ50の最初の記録のアドレスをポインタ・レジスタ84に格納する。同様に、 ユーザが着呼ディレクトリ58からのコピーを希望するときには、ブロック15 8において、マイクロプロセッサ16は、着呼ディレクトリ58内の最初の記録 のアドレスをポインタ・レジスタ84に格納する。 ユーザが新たな記録を付加したいという場合には、ブロック157において、 ユーザは、キーパッドを介して名前と番号情報を入力するよう促される。この情 報は、入力バッファ89に格納される。そして、ブロック159において、ポイ ンタ・レジスタ84に入力バッファ89のアドレスをロードする。 ブロック160は、この付加アルゴリズムのロケーションBの起点を示してい る。このブロックでは、マイクロプロセッサ16は、ポインタ・レジスタ84の 内容を使って、ダイヤル・ディレクトリの場合には番号フィールド54の内容を 検索、表示し、着呼ディレクトリの場合には、ポインタ・レジスタ84の内容に よってアドレス指定される記録の番号フィールド64と名前フィールド62の両 方の内容を検索、表示する。そして、ブロック162では、マイクロプロセッサ 16は、現在、表示されている記録が、個人ディレクトリ70にコピーする記録 かどうかを示すよう、ユーザを促す。現在、表示されている記録が所望の記録で はない場合、ブロック162において、マイクロプロセッサ16は、ポインタ・ レジスタ84の内容をインクリメントし、ブロック160に戻って、新たにアド レス指定された記録の内容を表示する。実際には、ブロック160とブロック1 62によって、ダイヤル・ディレクトリ50あるいは着呼ディレクトリ58のい ずれかにある記録を、ディスプレイ36上でスクロールできる。 ユーザが所望の記録に達したとき、あらかじめ規定した応答(本実施の形態で は、キーパッド上でのキーの押下、あるいはユーザによる発声)が、アドレス指 定された記録を個人ディレクトリに転送して欲しいという合図になる。あるいは 、ユーザが、キーパッドによって、個人ディレクトリに新たな入力を付加するこ とを選択し、ブロック159が終了したとき、ブロック164において、マイク ロプロセッサ16は、個人ディレクトリ70内の各記録71を連続的にアドレス 指定して、所望の入力が、既に個人ディレクトリ70に格納されているかどうか を判定する。その記録が既に格納されていれば、ブロック166において、マイ クロプロセッサ16は、この付加アルゴリズム150を終了させる。所望の入力 が、いまだ個人ディレクトリ70に転送されていなければ、ブロック168にお いて、 マイクロプロセッサ16は、最後に入力されたデータがゼロでなければ、その記 録を、そこでの最後の入力として個人ディレクトリ70にコピーする。この場合 、ユーザは、データを上書きする前に、ディレクトリ内に最後の記録が存在する かどうかを確認するよう促される。このように、ユーザから、あらかじめ規定さ れた応答を受け取ると、その記録は個人ディレクトリに転送される。よって、マ イクロプロセッサは、被呼者あるいは発呼者の記録を個人ディレクトリに転送す る転送器として動作する。その後、ブロック170において、マイクロプロセッ サ16は、記録の名前と番号部分を表示し、ユーザがキーパッド26を用いて、 名前フィールドに対する新たな文字を入力するのを待つことによって、ユーザに 名前フィールド72の内容を編集させる。本実施の形態では、ダイヤル記録52 が名前フィールドを含まないので、ダイヤル記録が個人ディレクトリ70にコピ ーされるたびに、ユーザは、十中八九、名前フィールド72に名前情報を付加し たくなるであろう。選択的に、さらなる処理命令をマイクロプロセッサに与え、 ネットワークに対して、できれば料金の照会をさせるようにして、名前情報を得 るようにすることもできる。 ブロック172では、マイクロプロセッサ16が、ユーザに、音声認識ユニッ ト28で可聴音として受信される非標準の発声を入力させる。音声認識ユニット 28は、ある種の確認を要求し、その後、ユーザの発声がディジタル化され、入 力表現パケットが生成されて、それが、音声認識ユニット28によって入力ポー ト38に転送される。この音声パケットは、個人ディレクトリ70内の対応する 記録71の特性フィールド76に格納され、その記録に関連するレンダリングに ついての少なくとも1つの識別特性を特徴的に表現するものとして機能する。本 実施の形態では、このレンダリングは口頭による発声である。その後、付加アル ゴリズム150が終了する。 付加アルゴリズム150のブロック152に戻り、ユーザが、最後の呼に関連 する記録を個人ディレクトリ70に付加する選択をした場合、それがユーザによ る呼であろうと、着呼であろうと、ブロック174において、マイクロプロセッ サ16は、ダイヤル・バッファ82とCLIDバッファ86の内容を読み、どち らが非ゼロであるかを判定する。これは、非ゼロの内容を有するバッファが、最 後の呼のタイプを識別するからである。ダイヤル・バッファ82が番号データの みを有し、一方、CLIDバッファ86が、番号と名前データを有するので、ど のタイプの呼が最後に発生したかに応じて、番号データだけが、個人ディレクト リ70内の最後の記録についての番号フィールド74にコピーされるか、あるい は、番号データと名前データの両方が、番号フィールド74と名前フィールド7 2それぞれにコピーされる。機能アルゴリズム 図1,図5には、機能アルゴリズムが全体として符号180で示されている。 このアルゴリズムは、キーパッド入力、あるいは、単に音声認識ユニット28に 対して認識可能な音声コマンドを発することによって、ユーザが発呼やプログラ ミング命令を実行できるようにする。あらかじめ決められたキー、あるいはキー ・シーケンスの起動に応じて、マイクロプロセッサ16がキーパッド割込みを受 けると、この機能アルゴリズムが呼び出される。 この機能アルゴリズムを受けると、ブロック182において、マイクロプロセ ッサ16は、オーディオ・プロンプタ34にデータ・パケットを提供し、それが 、再構成された音声のクリップを発声して、「呼」、「リスト」、あるいは「プ ログラム」という言葉を発音させることで、ユーザに入力を促す。マイクロプロ セッサはまた、適切なパケットをディスプレイに送り、これらのプロンプトがデ ィスプレイ上に表示されるようにする。 ユーザは、キーパッド入力により、あるいは、これらの言葉のいずれかを音声 認識ユニット28に対して発することによって、上記のプロンプトに応答する。 音声認識ユニット28は、これらの発声をコマンドとして認識し、そして、ユー ザによって話され、あるいは入力された言葉を示すパケットを入力ポート38に 送ることによって応答する。ユーザが、「プログラム」という言葉を話した場合 、 ブロック184において、マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プロンプタ 34にパケットを供給し、それが、再構成された音声のクリップを発声して、「 付加」、あるいは「削除」という言葉を発音させることで、ユーザにさらなる入 力を促す。ユーザが「付加」という言葉で応答した場合、マイクロプロセッサ1 6は、図4a,図4bの付加アルゴリズム150のロケーション「A」へ仕向け られ、処理は、上述したように、付加アルゴリズム150と関連して続行する。 ユーザが「削除」という言葉で応答した場合、ブロック185において、マイ クロプロセッサは、ユーザが、削除する記録に関連する名前を言うか、あるいは 入力するのを待つ。ユーザが、キーパッドを介して名前を入力すると、識別され た記録に対するポインタが生成され、ポインタ・レジスタ84に格納される。ユ ーザが音声認識ユニットに対して名前を発した場合、その名前は、非標準コマン ドとして認識され、ユーザの発声表現あるいは入力表現は、マイクロプロセッサ の入力ポートに送られ、第1の音声認識アルゴリズムが呼び出される。 図6において、第1の音声認識アルゴリズムはブロック222を含み、このブ ロックにおいて、マイクロプロセッサ16が、入力表現と、個人ディレクトリ内 の記録についての特性フィールドの内容とを比較して、それぞれの記録に信頼メ トリックを割り当てる。信頼メトリック各々は、各記録が所望の記録であるとい う個別の確率を表している。ブロック222ではまた、マイクロプロセッサが、 入力表現バッファ88内の音声パケットに統計的に最も近い特性フィールド76 の内容を持つか、あるいは、第1,第2の最も一致するものを音声パケットに提 供する第1,第2の個人ディレクトリの記録のアドレス位置を決定する。このよ うにして、ブロック222は、どの記録が第1,第2の最高の信頼メトリックを 有するかを判定する。 ブロック225において、マイクロプロセッサは、これら第1,第2の信頼メ トリックと、あらかじめ規定された第1の値とを比較し、少なくとも1つの信頼 メトリックが、あらかじめ規定した第1の値より大きいかどうかを判定する。し て、それが大きければ、ブロック226において、マイクロプロセッサ16は、 信頼メトリックの差分を求め、これら信頼メトリックの類似度を表わす数字を決 定する。その数字が小さければ、個人ディレクトリ70内にある記録の両方につ いて、一致度が最も近くなるか、あるいは所望の記録を識別できる確率が近似す ることになる。また、その数字が大きければ、探し出された記録の1つは、おそ らく、所望の記録に、より近いものと考えられる。大きい、あるいは小さいとい う規定は、製造者によってあらかじめ設定されるが、ユーザが変えるようにして もよい。つまり、差分が第2のあらかじめ規定された値を越えていれば、それを 大きい数字とし、差分が第2のあらかじめ規定された値を下回っていれば、それ を小さい数字と特定して変更するようにしてもよい。 ブロック228において、マイクロプロセッサ16は、その差分を第2のあら かじめ規定した値と比較し、それが第2のあらかじめ規定した値より大きければ 、ブロック230において、マイクロプロセッサ16が、最高の信頼メトリック を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーし、本アルゴリズ ムを終了させる。 ブロック228で、差分が第2のあらかじめ規定した値より小さいと判定され れば、ブロック232において、マイクロプロセッサ16が、第1,第2の記録 の頻度フィールド78の内容を検索し、どれが大きいかを判定する。 その後、ブロック234では、マイクロプロセッサ16は、内容がより大きい 頻度フィールドを有する記録の頻度フィールドの内容が、第3のあらかじめ規定 した値(P3)より大きいかどうかを判定する。そうであれば、ブロック236 において、マイクロプロセッサ16は、使用頻度フィールド内の最大の内容を有 する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーする。その後、このア ルゴリズムは終了する。 頻度フィールドにおいて、より大きい内容を有する記録についての頻度フィー ルドの内容が、第3のあらかじめ規定した値より小さければ、ブロック238に おいて、マイクロプロセッサ16は、ユーザに、再度、所望の名前を話すか、あ るいはキャンセルするよう促す。その後、処理はブロック239へ続き、そこで 、マイクロプロセッサは、新たな入力表現が与えられるのを待つ。 ブロック225において、少なくとも1つの信頼メトリックが、第1のあらか じめ規定された値より大きくないと判定されれば、処理はブロック238へ続く 。このブロック238では、ユーザに、再度、話させるか、あるいはキャンセル するよう促す。 上述したように、最高の信頼メトリックを持つ第1,第2の記録は、同じよう に統計的に所望の記録に近く、所望の記録の選択は、これら第1,第2の記録の 使用頻度に基づいて行われる。このように、ユーザ自身の習慣が、所望の記録を 決定する際に用いられる。ユーザ自身の習癖を用いて所望の記録を選択すること は、特に、音声認識ユニット28を使用することで、所望の記録を決定しやすく する。 図5に戻り、ユーザが、一致する記録を有する発声に失敗した場合、あるいは 、個人ディレクトリ内で一致した記録を有する名前を、キーパッドで入力し損ね た場合、ポインタ・レジスタ84には、個人ディレクトリ70内の最後の記録の アドレスがロードされる。この最後の記録は、最も使用頻度の低い記録であり、 呼を受ける頻度が最も低い被呼者に対応する記録は、より望しい記録がなければ 、新たな入力用に空きを作るため、削除するのが最も好ましい、と考えられる。 ブロック188では、マイクロプロセッサ16は、個人ディレクトリ70内の 識別された、あるいは最後の記録の名前フィールド72と番号フィールド74の 内容を検索、表示、そして、予告されるようにする。こうするため、マイクロプ ロセッサ16は、名前72、番号74、音声タグ79の内容を検索し、名前フィ ールド72と番号フィールド72の内容をディスプレイ36に転送して、それら の個々のライン上に表示する。また、マイクロプロセッサ16は、音声タグ79 の内容をオーディオ・プロンプタ34に転送する。オーディオ・プロンプタ34 は、これに応答して、記録71に関連する名前を予告する。 ブロック190では、マイクロプロセッサ16は、次の連続する記録をアドレ ス指定するか、あるいは、現在、アドレス指定されている記録が注目している記 録であるかどうかを示すよう、ユーザを促す。マイクロプロセッサ16は、オー ディオ・プロンプタ34にパケットを転送して、「次?」という言葉を予告させ 、音声認識ユニット28が応答あるいは入力を受信するのを待つ。ユーザが、「 削除」という言葉で応答すれば、ブロック192において、マイクロプロセッサ 16は、現在、アドレス指定されている記録71を削除し、アルゴリズム180 が終了する。ユーザが、「次」という言葉で応答すると、次に続く記録(すなわ ち、次に最も頻繁に使用される記録)がアドレス指定され、アルゴリズムの実行 はブロック188で再開される。このブロック188では、このような、次に続 く記録を検索、表示、予告されるようにする。ユーザが、ブロック190におい て、 「次」という言葉で繰り返し応答することによって、個人ディレクトリ7 0内の記録が、最も使用頻度の低い記録から連続的にアドレス指定される。この ように、ユーザには直ちに、置き換えることが最も望ましい記録が差し向けられ 、ユーザは、個人ディレクトリの記録を、それらの入力順にスクロールする必要 がない。これは、もちろん、時間の節約となる。さらには、これによって、その 装置のハンズフリー操作ができ、それが、車の中等、ユーザの両手と目が他のこ とに占有されているような場所で有用なものとなる。 ブロック182において、ユーザが、「リスト」という言葉で応答した場合、 アルゴリズム180は、リストの分岐に入り、そこで、個人ディレクトリ内の名 前と番号を連続的にリスト表示、予告し、ユーザが、その1つを選んでダイヤル できるようにする。リストの分岐はブロック194で始まり、このブロックでは 、マイクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70内の最初または最後の記録 のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロードする。これは、最も頻繁に使わ れ る記録が最初にくる順番で、あるいは最も使用頻度の低い記録が最初にくる順番 で名前と番号を表示させたいという、ユーザの希望に応じて行われる。この選択 は、あらかじめユーザによって設定するようにしてもよい。あるいは、ユーザの ために、記録をアルファベット順でリスト表示してもよい。 ユーザが、頻度が低くなる順番で記録が提供されることを欲しているとした場 合、ブロック196では、マイクロプロセッサ16によって、個人ディレクトリ 70内の、第1の記録71の名前フィールド72と番号フィールド74の内容が 検索、表示、そして、予告される。上述のように、マイクロプロセッサ16が、 各記録の名前フィールド72、番号フィールド74、音声タグ・フィールド79 の内容を検索し、名前フィールド72と番号フィールド74の内容をディスプレ イ36に転送して、その各々のライン上に表示し、また、音声タグ79の内容を オーディオ・プロンプタ34に転送する。オーディオ・プロンプタ34は、これ に応答して、記録71に関連した名前を予告する。 ブロック198では、マイクロプロセッサ16は、次に続く記録をアドレス指 定するか、あるいは、現在、アドレス指定されている記録が注目している記録か どうかを示すよう、ユーザを促す。マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プ ロンプタ34にパケットを転送して、「次?」という言葉を予告し、音声認識ユ ニット28で受信されるコマンド応答を待つ。ユーザが、「呼」という言葉で応 答した場合、マイクロプロセッサ16は、ブロック200において、現在、表示 されている記録のアドレスをポインタ・レジスタにロードする。アルゴリズム1 80のリスト分岐は、このようにして終了し、マイクロプロセッサ16は、図2 a,図2bに示す、ダイヤル・アルゴリズム90のロケーション「A」に処理を 続けるよう指示される。 上述のように、ブロック198において、ユーザが「次」という言葉で応答し た場合、次に続く記録がアドレス指定され、ブロック196で、アルゴリズム1 80の実行が再開される。このブロック196では、次に続く記録が検索、表示 、 予告される。上述したように、ユーザが、ブロック198で、繰り返し「次」で 応答することにより、個人ディレクトリ内の記録が連続的にアドレス指定され、 所望の記録が見つかるまで表示される。 ブロック182において、ユーザが「呼」という言葉で応答した場合、ブロッ ク202では、マイクロプロセッサ16は、被呼者の名前を入力するよう促す。 ユーザが、名前をキーパッドで入力しようと、キーパッドでの入力によって応 答すれば、その名前は、入力バッファ89で受信される。キーパッドによる名前 の入力が完了すると、マイクロプロセッサは、個人ディレクトリ内の記録の名前 フィールドを検索し、対応する記録の位置を特定する。対応する記録が見つから なければ、ユーザは、他の名前を入力するよう促される。他方、符合する記録が 見つかれば、その符合する記録のアドレスがポインタ・レジスタにロードされ、 処理は、ダイヤル・アルゴリズムのロケーションAに進む。 ブロック202において、ユーザが、自分の被呼者の名前を単に口頭で発した 場合、音声認識アルゴリズムが呼び出され、最も一致する可能性の高い記録のア ドレスをポインタ・レジスタ84内に置くことによって応答する。その後、処理 は、ダイヤル・アルゴリズムのロケーションAで再開する。 一般的に機能アルゴリズムは、電話機12のユーザによって発せられた音声コ マンドに応じて、個人ディレクトリ70内の記録を呼び出したり、リスト表示し たり、あるいは、プログラムする。アルゴリズム180は、発呼コマンドに応じ て、マイクロプロセッサ16に対し、音声コマンドを介して、ユーザにより識別 された個人の電話番号を自動的にダイヤルさせる。このアルゴリズム180は、 リスト・コマンドに応じて、マイクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70 内の呼イベント記録を有する個人名を可視表示したり、予告したりし、また、選 択された記録71の番号フィールド74内に格納された番号を自動的にダイヤル させるようにする。プログラム・コマンドに応じて、ユーザは、単に適切なコマ ンドを発することによって、個人ディレクトリ70内に格納された記録71を付 加、あるいは削除できる。 本装置を継続して使用することで、個人ディレクトリ、ダイヤル・ディレクト リ、および着呼ディレクトリ内の記録についての使用頻度フィールドの内容は、 オーバーフロー状態で到着することになる、ということが分かる。これを防ぐた め、ゼロより大きい値を有する、各ディレクトリ内の記録の使用頻度フィールド は、本装置の使用の度合いに応じて、月に一度、あるいは週に一度といった周期 的な間隔でデクリメントされる。このように、マイクロプロセッサは、減衰器( デクリメンタ)としての動作もする。 一般的にプログラム・メモリは、マイクロプロセッサが検索器(サーチャ)、 インクリメンタ、デクリメンタ、付加器、プロンプタ、そして、転送器の機能を 実行するよう、そのマイクロプロセッサによって読取り可能な命令の集合を格納 していることが分かる。他の方法 図7において、本発明の第2の実施の形態に係る個人ディレクトリの記録の全 体が、符号240で示されている。この記録は、上記第1の実施の形態のように 名前フィールド72、番号フィールド74、特性フィールド76、使用頻度フィ ールド78を有するが、さらに、成功頻度フィールド242を含む。この成功頻 度フィールドは、ユーザが発した名前の入力表現と、記録の特性フィールドの内 容との整合をとったときの成功頻度を表わす数字を格納する。最初、成功頻度フ ィールド242にはゼロが設定されているが、本発明の第2の実施の形態に係る 第2の音声認識アルゴリズムに従って更新される。このアルゴリズムは、図6に 示す音声認識アルゴリズムと、図8に示す判定アルゴリズムとを組み合わせたも のである。 図6に示すように、第2の音声認識アルゴリズムは、第1の音声認識アルゴリ ズムのブロック222,225,226を含んでいるが、この第1の音声認識の 残りの部分が、図8に示す判定アルゴリズムのブロックで置き換えられている。 よって、図6の第1の音声認識に係るブロック226の後、図8のブロック24 4において、マイクロプロセッサ16が、図6のブロック222で決定された高 信頼メトリックが、第4のあらかじめ規定した値(P4)より大きいかどうかを 判定し、同時に、信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定した値(P5 )より大きいかどうかを判定する。そうであれば、最高の信頼メトリックを有す る記録が、所望の記録であると考えることができる。ブロック246では、マイ クロプロセッサ16が、高信頼メトリックを有する記録の成功頻度フィールドF OS(図7では、符号242)をインクリメントし、ブロック248では、マイ クロプロセッサ16が、高信頼メトリックを有する記録のアドレスを、ポインタ ・レジスタ(図1において符号84で示す)にロードする。その後、本アルゴリ ズムが終了する。 ブロック244での判定結果が否定的なものであれば、明らかに所望の記録と 思える記録はない、と考えられる。この場合、ブロック250において、マイク ロプロセッサ16は、信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定された値 よりも小さいかどうかを判定する。言い換えれば、マイクロプロセッサは、第1 ,第2の信頼メトリックが、統計的に互いに近接しているかどうかを判定する。 これらが近接していなければ、ブロック252で、マイクロプロセッサ16が、 ユーザに発声を繰り返させ、図6のロケーションAにおける処理を続行させる。 信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定された値より小さければ、ブ ロック256において、マイクロプロセッサ16は、対応する第1,第2の記録 の成功頻度フィールド242の内容を読み、第1の記録、すなわち、高い成功頻 度を有する記録の音声タグ・フィールド79の内容より提供された名前を予告す る。ユーザが、このように予告された記録が所望の記録であると確認したならば 、ブロック258において、マイクロプロセッサ16は、第1の記録の成功頻度 フィールド242をインクリメントし、ブロック260で、マイクロプロセッサ 1 6が、高い成功頻度を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロー ドする。その後、本アルゴリズムは終了する。 一方、ユーザが、高い成功頻度を有する記録が所望の記録であるとの確認をし なかった場合、ブロック262において、マイクロプロセッサ16は、第2の記 録、すなわち、低い成功頻度を有する記録の音声タグ・フィールドの内容によっ て提供される名前を予告する。ユーザが、このように予告された記録が所望の記 録であると確認したならば、ブロック264で、マイクロプロセッサ16は、第 2の記録の成功頻度フィールド242をインクリメントし、ブロック266で、 マイクロプロセッサ16が、低い成功頻度を有する記録のアドレスを、ポインタ ・レジスタ84にロードする。その後、本アルゴリズムが終了する。 ブロック262において、ユーザが、所望の記録は低い成功頻度を有する記録 であるとの確認ができなければ、マイクロプロセッサはブロック252に仕向け られる。そこでは、マイクロプロセッサ16がユーザに発声を繰り返させ、図6 のロケーションAにおける処理を続けさせる。 本発明の第2の実施の形態に係る音声認識アルゴリズムを連続して使用すると 、成功頻度フィールドの内容が、オーバーフロー状態で到着することになる、と いうことが分かる。これを防ぐため、ゼロより大きい値を有する成功頻度フィー ルドが、本装置の使用の度合いに応じて、月に一度、または週に一度といった周 期的な間隔でデクリメントされる。 図8に示す判定アルゴリズムは、成功頻度フィールドと関連して説明されてい るが、この成功頻度フィールドは、図6と関連して述べた使用頻度フィールドに 置き換えることができ、ブロック256,262における判定と、その結果によ る処理経路は、使用頻度フィールドの内容に基づくものである。一般的には、ユ ーザが多数の発呼を行うときに、図8の判定アルゴリズムを使用頻度フィールド とともに使用するのが望ましく、この判定アルゴリズムを成功頻度フィールドと ともに使用するのは、ユーザが、本発明の音声認識という態様を広範囲に用いる ときが望ましい。また、図8の判定アルゴリズムを、使用頻度フィールドと成功 頻度フィールドの両方とともに使用することも可能である。これら両者は、複合 した頻度値として付加的に用いてもよいし、あるいは、各頻度値とともに重み付 けファクタを用いてもよい。 図9において、本発明の第3の実施の形態では、ダイヤル・ディレクトリの記 録が、第1の実施の形態との関連で述べた番号フィールド54と頻度フィールド 56に加えて、名前フィールド253を含む。図10に示す、その他の実施の形 態では、図2a,図2bに示すダイヤル・ルーチンが、ブロック98とブロック 100の間に、さらなる命令シーケンスを含んでいる。この命令シーケンスは、 ブロック255を含むものとして、図10に示されている。このブロックでは、 ユーザがダイヤルした電話番号に関連した相手の名前を、電話網(ネットワーク )、すなわち、局交換機に照会する。この局交換機は、CLID形式の対応する 名前で応答し、それが、CLID受信機で受信され、ブロック257において、 マイクロプロセッサによって取り扱われる。ブロック259でマイクロプロセッ サは、ネットワークより受信した名前情報を、ダイヤル・ディレクトリ内の対応 する記録の名前フィールド(図9では、符号253)に置く。これによって、ユ ーザは、被呼者の名前を苦労して入力する必要がなくなる。 本発明の第1の実施の形態に係る装置は、電話機内に存すると説明したが、そ れに代えて、本装置を、構内交換機(PBX)、あるいは他の顧客宅内装置内に 、あるいは、局交換機や、他の形態をとるネットワーク・ロケーションに設置し てもよい。 図11には、本発明の第4の実施の形態の全体が、符号270で示されている 。本実施の形態は、PBX276に接続された第1の電話機272と第2の電話 機274を含む。各電話機は、名前と電話番号を表示するためのディスプレイ2 78,280各々を持っている。PBX276はさらに、データ記憶装置282 を 有する。本実施の形態では、この装置はハード・ディスクであり、本発明の第1 の実施の形態に関して説明したものと同じように、ダイヤル・ディレクトリ28 4、着呼ディレクトリ286、そして、各ユーザ用の個人ディレクトリ288を 有する。しかし、ダイヤル・ディレクトリ284内の記録は、名前フィールド2 90と番号フィールド292を有し、RAM296内のダイヤル・バッファ29 4には、名前部298と番号部300が含まれる。 PBX276内のプロセッサ(不図示)は、本発明の第1の実施の形態との関 連で開示されたダイヤル・アルゴリズム、着呼アルゴリズム、付加アルゴリズム を実行するのに使用する。 動作に関しては、設置時、電話番号または内線番号がユーザに割り当てられ、 PBX276において記録が生成され、ルックアップ・ディレクトリ302に名 前と情報をユーザごとに格納する。この情報は、要求に応じてルックアップ情報 として用いられる。ユーザが発呼すると、それに従って、ルックアップ・ディレ クトリ302より得た名前と番号情報の両方について、関連する個人ダイヤル・ ディレクトリ286が更新される。さらに、各ユーザに関連する着呼ディレクト りは、個々のユーザが受信した呼の記録をとる。ユーザがPBX276の外部に 発呼するとき、PBX276は、局交換機、あるいは他のネットワーク・ロケー シヨン(不図示)より、CLID情報の形式で名前情報を要求できる。これを用 いて、着呼ディレクトリ内の記録の名前フィールドを完全なものにできる。 各ユーザはまた、本発明の第1の実施の形態において説明したように、個人デ ィレクトリ内に記録を付加したり、削除するという選択ができる。さらに、各ユ ーザは、本発明の第1の実施の形態で説明したように、自己の個人ディレクトリ より番号をダイヤルできる。 個人ディレクトリ、ダイヤル・ディレクトリ、およびCLIDディレクトリを 、選択的に、PBXと電話機の間に置くことができる。例えば、これら全てを各 電 話機内に置き、PBXだけが、電話機内のダイヤル・ディレクトリに名前情報を 提供するようにしてもよい。あるいは、個人ディレクトリのみを電話機内に格納 し、残りの機能をPBX内に置いてもよい。同様に、音声認識機能を、PBXの 付属物として集中化させてもよい。 図12には、本発明の第5の実施の形態が全体的に、符号304で示されてお り、ユーザのため、ルックアップ・ディレクトリが、局交換機、あるいは他のネ ットワーク・ロケーションでサービスされる領域のような、より広い地域で管理 されている。本実施の形態には、第1,第2の局交換機、あるいはネットワーク ・ロケーション306,308と、これらに接続された、電話機314,316 の第1,第2の回線310,312がある。局交換機306,308各々は、そ れ自身のルックアップ・ディレクトリ318,320を有している。そして、第 1の実施の形態で説明したように、各電話機314,316は、それ自身のダイ ヤル・ディレクトリ322,324,着呼ディレクトリ326,328、個人デ ィレクトリ327,329を有する。 第1の電話機314が発呼すると、第1の局交換機306は、回線の終端を認 識し、ルックアップ・ディレクトリ318内の対応するユーザ記録を捜すことに よって、発呼者を識別する。その記録を捜すと、No.7共通線信号方式(CC S−7)のプロトコルを使用して、発呼者の名前と番号情報が第2の局交換機3 0に送られる。第2の局交換機308では、第1の発呼者の名前と番号情報がC LID形式に変換され、表示のために第2の電話機316に送られる。同時に、 第2の局交換機308は、第2の電話機316に関する名前と番号を第2のルッ クアップ・ディレクトリ320内に置き、再び、No.7共通線信号方式(CC S−7)のプロトコルを使用して、この情報を第1の局交換機306に送る。第 1の局交換機306では、被呼者に関する名前と番号情報がCLID形式に変換 され、第1の電話機に送られる。このようにして、発呼者表示情報が、局交換機 間で転送される。 図12に示す実施の形態の変形例として、個人のダイヤル・ディレクトリと着 呼ディレクトリを各局交換機に格納し、その一方で、各電話機が、個人ディレク トリ327,329のみを保持するようにしてもよい。各局交換機が、発信呼に 関する情報をたどり、集中化して格納する。そして、定期的な課金を行う、月に 一度といった時間間隔で、局交換機は、ユーザの個人ディレクトリ内にはない、 頻繁に電話する相手の新たな名前と電話番号を提供して、ユーザの個人ディレク トリを更新する。これは、要求しているユーザに、電話回線を介して、CLID 形式のデータストリームを提供することによって行われる。個々の電話は、着呼 アルゴリズムにおいて説明したように応答でき、ユーザは、この個人ディレクト リに所望の転送を行える。 図13において、本発明の第6の実施の形態は、プロセッサに対して、全体と して符号330で示す機能を実行するよう動作させる命令を含んでおり、性能指 数に関しての判定、並びに動作をする。本実施の形態では、符号330で示す機 能は、図6のブロック234,236を置き換えたものである。図6,図13に おいて、ブロック232では、所望の記録と考えられるものは、第1,第2の最 高信頼メトリックに関連する2つの記録の内、最大の使用頻度値を有する記録で あると判断される。これが分かると、図13のブロック33において、マイクロ プロセッサは、可能性のある記録に関連する信頼メトリックと、第1,第2の最 高信頼メトリックを有する2つの記録についての第1の信頼メトリックと第2の 信頼メトリックとの差分と、可能性のある記録の使用頻度フィールドの内容との 加重和に基づいて、この性能指数を計算する。換言すれば、性能指数は、以下の 式に基づいて計算される。 FM=A*(cm1)+B*|cm1−cm2|+C*(f) ここで、FM=性能指数 A=第1の信頼メトリックに対する重み係数 cm1=最高頻度の内容を有するcm1またはcm2に関連する記録 の信頼メトリック B=信頼メトリックの差分に対する重み係数 cm2=第2の信頼メトリック C=使用頻度メトリックに関する重み係数 f=最高使用頻度を有する記録に関連する使用頻度メトリック である。 使用頻度メトリックの計算後、ブロック334において、マイクロプロセッサ は、性能指数が、第6のあらかじめ規定された値より大きいかどうかを判定する 。性能指数が、この第6のあらかじめ規定した値より小さければ、処理は、図6 のブロック238へ続く。性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きけれ ば、ブロック334において、マイクロプロセッサを、図6のブロック236へ 差し向けるようにする。このブロックでは、使用頻度フィールド内において大き な値を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーし、本アルゴ リズムを終了する。 図13に示す機能は、信頼メトリックと使用頻度フィールドを組み合わせて使 用して、どの記録を選択するを決定する方法を提供する。記録を所望の記録とし て選択するかしないかを判断する際に考慮される信頼メトリック、信頼メトリッ クの差分、使用頻度を用いる重みについては、ユーザの予想される操作習慣に適 応するよう調整できる。 ここに開示したアルゴリズムにより与えられる機能は、命令コードによって提 供され、それらのコードは、プロセッサ、あるいはコンピュータ可読媒体に格納 され、汎用コンピュータを構成して、指示した機能を実行するよう動作する。 ここに提供された機能ブロックの特定の組み合わせについては、ここに開示し た発明の範囲を逸脱せずに、種々のプロセッサ、あるいは種々のコンピュータ可 読命令セット、あるいはコンピュータ言語で実現できる。 ここでは、本発明の特定の実施の形態について説明がなされ、図示されている が、このような実施の形態は、本発明を説明するためだけのものであり、以下の 請求の範囲に従って解釈されるように本発明を限定するものではない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月5日(1999.3.5) 【補正内容】 (34条補正 明細書の差し替え頁 第2頁〜第7頁) 条約34条に基づく明細書の補正は、以下の通りです。なお、補正部分は、下 線を引いて示してあります。 (第2頁〜第7頁) ーダにして50、あるいはそれ以上の入力数をサポートする個人ディレクトリを 作成することは、時間の浪費であり冗漫である。 発明の概要 本発明の一態様によれば、電話帳内に記録を維持する方法において、ユーザが 電話しそうな 少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録についての個 人ディレクトリを維持する工程であって、前記記録は、前記相手を識別するため のフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用 頻度フィールドとを有する、当該工程を備える。本方法はさらに、被呼者の少な くとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクトリを維持する工程であ って、前記記録は、関連する相手を識別するためのフィールドと、前記相手に電 話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当 該工程と、発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを 維持する工程であって、前記記録は、発呼者を識別するためのフィールドと、そ の発呼者から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールド とを有する、当該工程を備える。本方法はまた、前記個人ディレクトリ内の前記 記録に関連する相手と電話をするとき、前記個人ディレクトリ内の記録について の前記使用頻度フィールドをインクリメントする工程と、前記ダイヤル・ディレ クトリ内の前記記録に関連する相手に電話をかけたとき、前記ダイヤル・ディレ クトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメントする工程と 、前記着呼ディレクトリ内の前記記録に関連する相手から電話を受けたとき、前 記着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメン トする工程とを備える。本方法はさらに、前記ダイヤル・ディレクトリおよび前 着呼ディレクトリから前記個人ディレクトリへ、あらかじめ規定した値より大き い内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録を転送 する工程を備える。 本発明の他の態様によれば、電話帳内に記録を維持する装置を提供する。本装 置は、いつ電話がかけられたかを検出する検出器と、ユーザが電話しそうな少な くとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録についての個人ディレクトリで あって、前記記録は、前記相手を識別するためのフィールドと、前記相手に電話 をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当該ディレクトリとを備える。本装置はさらに、被呼者の少なくとも1つの電話呼記 録を含むダイヤル・ディレクトリであって、前記記録は、関連する相手を識別す るためのフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するため の使用頻度フィールドとを有する、当該ディレクトリと、発呼者の少なくとも1 つの電話呼記録を含む着呼ディレクトリであって、前記記録は、発呼者を識別す るためのフィールドと、その発呼者から電話を受けた回数を表す数字を格納する ための使用頻度フィールドとを有する、当該ディレクトリとを備える。本装置は また、前記個人ディレクトリ内の前記記録に関連する相手と電話をしたとき、前 記個人ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメン トし、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録に関連する相手に電話をかけた とき、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての使用頻度フィールドをイ ンクリメントし、そして、前記着呼ディレクトリ内の前記記録に関連する相手か ら電話を受けたとき、前記着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フ ィールドをインクリメントするインクリメンタを備える。本装置はさらに、前記 ダイヤル・ディレクトリおよび前記着呼ディレクトリから前記個人ディレクトリ へ、あらかじめ規定した値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録を転送する転送器 を備える。 好適には、本装置はさらに、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記 使用頻度フィールドの内容がインクリメントされた後、前記個人ディレクトリ内 の前記記録を、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての使用頻度フィール ドの内容に従った順序に並び替えるソータを備える。 選択的に本装置は、前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻 度フィールドの内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された 数値がオーバフローしないようにするデクリメンタを備える。 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々は、前記相手に関する電話番号を格納 するための番号フィールドと、前記相手に関する名前を格納するための名前フィ ールドを含む。 好適には、前記検出器は、被呼者の電話番号をダイヤルするダイヤル装置を含 み、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録は、好ましくは、被呼者の名前と 電話番号を格納するための名前フィールドと電話番号フィールドを含む。 本装置はさらに、複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィール ドと電話番号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリと、前 記ルックアップ・ディレクトリ内の記録についての前記名前フィールドから名前 を探し出し、かつ、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記名 前フィールドに前記名前を複写する複写器とを備える。 好適には、本装置は、前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない 場合、前記被呼者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索す るよう動作する検索器と、前記被呼者に対応する記録が前記ダイヤル・ディレク トリ内にある場合、前記ダイヤル・ディレクトリの記録を、前記ダイヤル・ディ レクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に 並び替えるよう動作するソータを備える。 本装置はさらに、対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、 かけた電話についての記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する付加器を備 える。 前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有す る記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索するよう動作し、本装置は、 さらに、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にある場合、ユーザがあらかじめ規定した応 答に対応して、前記記録が前記個人ディレクトリに転送されるべきかどうかを示 すよう、ユーザを促すプロンプタを備える。 本装置は、好適には、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々について の使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格 納された数値がオーバフローしないよう動作するデクリメンタを備える。 前記検出器は、電話番号を提供して発呼者を識別する、あるいは、名前を提供 して発呼者を識別する発呼回線情報受信機を含む。 好適には、前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合 、前記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作 し、また、前記ソータは、少なくとも1つの記録についての前記使用頻度フィー ルドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの記録を並び替え るよう動作し、前記記録は、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び 替えられる。 前記付加器は、対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受信した 呼の記録を前記着呼ディレクトリに追加するよう動作する。 前記プロンプタは、好適には、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻 度フィールドを有する、少なくとも1つの記録が前記着呼ディレクトリ内にある 場合、ユーザがあらかじめ規定した応答に対応して、少なくとも1つのそのよう な記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを示すように、ユーザを促 すよう動作する。 前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記 使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィールドに格納 された数値がオーバフローしないよう動作する。 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前記プロ ンプタ、および前記転送装置は、好適にはプロセッサを含み、また、本装置は、 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前記プロン プタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実行させるためのプロセッ サ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム・メモリ を備える。 前記検索器は、好適には、第2の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィー ルドを有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作し、また、 本装置は、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する 記録が前記着呼ディレクトリ内に少なくとも1つある場合、あらかじめ規定した 応答についてユーザを促すプロンプタを備える。 本発明の他の態様によれば、上記の様々な機能を実行することで、プロセッサ に電話帳内の記録を維持させる、プロセッサが認識可能な命令を格納したコンピ ュータ可読記憶媒体が提供される。 本発明のさらなる態様によれば、電話をかけている相手を識別する方法を提供 する。本方法は、第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電 話サービス加入者を維持する工程と、第2のネットワーク・ロケーションにおい て、第2の複数の電話サービス加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィ ールドを有する記録についてのルックアップ・ディレクトリを維持する工程とを 備える。本方法はさらに、前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第 2の複数の加入者中の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤ ルした電話番号に応じて呼を確立する工程を備える。本方法はまた、前記第2の ネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対応する前記ルック アップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、前記ルックアップ・ディレク トリ内の前記記録についての前記名前フィールドと電話番号フィールドの内容を 前記第1のネットワーク・ロケーションに送信する工程とを備える。この方法は また、前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、前記 名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回線識別形式 で前記第1の加入者に送信する工程とを備える。さらに、本方法は、前記第1の 加入者に関連する個人ディレクトリを維持する工程であって、前記個人ディレク トリは、電話をかける少なくとも1人の相手に関連する少なくとも1つの記録を 含み、また、前記記録は、前記相手を識別するためのフィールドと、前記相手に 電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、 当該工程を備える。この方法は、さらに、相手との電話に応じて、その相手に関 連する記録について前記個人ディレクトリを検索し、そのような記録を検索する と、前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容をインクリメントする工 程を備える。 本方法は、さらに、被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル ・ディレクトリを維持する工程であって、前記記録は、関連する相手を識別する ためのフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための 使用頻度フィールドとを有する、当該工程を備える。この場合において、本方法 は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからないときには、前記被呼 者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような記 録が見つかると、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用 頻度フィールドの内容をインクリメントし、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前 記記録を、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フ ィー ルドの内容に応じた順序に並び替える工程を備える。この方法はまた、対応する 記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、前記被呼者に関連する記録を 前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程を備える。この方法は、好適には、 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィール ドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値がオー バフローしないようにする工程を備える。 同様に、本方法は、前記第1の加入者の位置で前記名前フィールドと電話番号 フィールドの前記内容を受信し、その内容を前記個人ディレクトリ内の対応する 記録に格納する工程と、発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼デ ィレクトリを維持する工程であって、前記記録は、前記発呼者を識別するための フィールドと、前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用 頻度フィールドとを有する、当該工程とを備える。この場合、本方法は、さらに 、対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、前記発呼者に対 応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見つかる と、前記着呼ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの内 容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリ内の前記記録を、前記着呼ディレ クトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に並 び替える工程を備える。この方法は、好適には、対応する記録が前記着呼ディレ クトリ内にない場合、前記発呼者に関する記録を前記着呼ディレクトリに追加す る工程を備える。 選択的に、本方法は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が少なく とも1つ見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリ に転送すべきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定 した応答を受けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程を備える 本方法は、好適には、上記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記 使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納 された数値がオーバフローしないようにする工程を備える。 本発明は、ダイヤル情報、利用パターン、および/または、着呼CLID情報 を記録し、ユーザが、この情報を個人ディレクトリに追加する選択ができるよう にする。よって、本装置と通信している電話機をユーザ自身が使用することで、 個人ディレクトリがプログラムされる。ユーザは、苦労して、自分が電話しそう な相手、あるいは自分が電話を受けそうな相手毎に記録を入力する必要がない。 むしろ、時間がたてば、ユーザの個人ディレクトリには、ユーザが通話した相手 に関する記録がロードされる。このような相手は、ユーザが最も通話しそうな候 補となる者であり、従って、個人ディレクトリ内に記録しておくことが最も望ま れる候補者である。CLID情報が提供されると、ネットワークより被呼者名と 番号が与えられ、ユーザが入力する必要はない。本装置は、発呼パターンを追跡 し、発呼者の記録が個人ディレクトリ内になければ、そのような発呼者の記録を 追加するよう、自動的にユーザを促す。使用頻度フィールドを用いたり、使用頻 度フィールドをデクリメントあるいは再設定することで、本装置がユーザの発呼 (請求の範囲の差し替え頁 第38頁〜第61頁) 条約34条に基づき、以下に示す請求の範囲の補正を行いました。なお、補正 部分には下線を引いてあります。また、34条補正において、国際出願時の請求 項6,20,27,38,43,48,52,54,57,59,65,67, 72,81,90,97,102〜130を削除しているため、補正後の請求項 に係る番号を連番とすべく補正をしました。また、請求項86〜88は、34条 補正において追加した請求項です。 請求の範囲 1. 電話帳内に記録を維持する方法において、 a)ユーザが電話しそうな少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記 録についての個人ディレクトリを維持する工程であって、前記記録は、前記相手 を識別するためのフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納 するための使用頻度フィールドとを有する、当該工程と、 b)被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクトリ を維持する工程であって、前記記録は、関連する相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 c)発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維持 する工程であって、前記記録は、発呼者を識別するためのフィールドと、その発 呼者から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを 有する、当該工程と、 d)前記個人ディレクトリ内の前記記録に関連する相手と電話をするとき、前 記個人ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメン トする工程と、 e)前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録に関連する相手に電話をかけた とき、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールド をインクリメントする工程と、 f)前記着呼ディレクトリ内の前記記録に関連する相手から電話を受けたとき 、前記着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリ メントする工程と、 g)前記ダイヤル・ディレクトリおよび前記着呼ディレクトリから前記個人デ ィレクトリへ、あらかじめ規定した値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録を転送 する工程とを備えることを特徴とする方法。 2. さらに、前記個人ディレクトリの記録を、前記個人ディレクトリ内の前 記記録についての 前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替える工程 を備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールドの 内容を周期的に減らし、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバフロ ーしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 4. 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々において番号フィールドを維持し 、前記相手に関連する電話番号を格納する工程をさらに備えることを特徴とす る請求項1記載の方法。 5. さらに、ダイヤル装置から、被呼者を識別する電話番号を受信する工程を 備えることを特徴とする請求項4記載の方法。 . さらに、被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話 番号フィールドを、前記個人ディレクトリ内の前記記録内に維持する工程を備え ることを特徴とする請求項記載の方法。 . さらに、複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールドお よび電話番号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを維持 する工程を備えることを特徴とする請求項記載の方法。 . 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録の名前フィールドから名前を探 し出し、その名前を前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録の前記名前フィー ルドに格納する工程を備えることを特徴とする請求項記載の方法。 . さらに、ネットワーク・ロケーションにおいて前記ルックアップ・ディレ クトリを維持する工程を備えることを特徴とする請求項記載の方法。10前記ルックアップ・ディレクトリを維持する工程は、前記ルックアップ ・ディレクトリを第1の加入者に関連する第1のネットワーク・ロケーションに おいて維持する工程を備えることを特徴とする請求項記載の方法。11 . 前記ルックアップ・ディレクトリを維持する工程は、第2の加入者に関 連する第2のネットワーク・ロケーションにおいて前記ルックアップ・ディレク トリを維持する工程を備えることを特徴とする請求項記載の方法。12 . 前記第2のネットワーク・ロケーションにある前記ルックアップ・ディ レクトリから前記第2の加入者に関する名前と電話番号を得て、前記第2のネッ トワーク・ロケーションから第1の加入者に関する前記第1のネットワーク・ロ ケーションへ、前記第2の加入者に関する名前と電話番号を送信する工程をさら に備えることを特徴とする請求項11記載の方法。13 . 前記名前と電話番号を発呼回線識別形式にフォーマットして、これらの 名前と電話番号を前記第1のネットワーク・ロケーションにある発呼回線情報受 信機に送り、この第1のネットワーク・ロケーションにおいて前記個人ディレク トリと前記ダイヤル・ディレクトリを維持する 工程をさらに備えることを特徴と する請求項12記載の方法。14記ダイヤル・ディレクトリ前記記録を、このダイヤル・ディレク トリ内の前記記録についての前記 使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び 替える工程をさらに備えることを特徴とする請求項記載の方法。15 . 前記ダイヤル・ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記被呼者 に関する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程をさらに備えること を特徴とする請求項14記載の方法。16 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が 見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送す べきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答 を受信すると、前記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備える ことを特徴とする請求項15記載の方法。17 . 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィ ールドの内容を周期的に減らし、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバフローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項15記 載の方法。18 . さらに、発呼回線情報受信機から、発呼者を識別する電話番号を受信す る工程を備えることを特徴とする請求項17記載の方法。19 . 煎記着呼ディレクトリの前記記録を、この着呼ディレクトリ内の前記 記録についての 使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替える工程をさら に備えることを特徴とする請求項記載の方法。20 . 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記発呼者に関す る記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項19記載の方法。21 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきか どうかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答を受信 すると、前記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備えることを 特徴とする請求項20記載の方法。22 . 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項20記載の 方法。23 . さらに、発呼回線識別(CLID)受信機から、発呼者を識別する電話 番号を受信する工程を備えることを特徴とする請求項4記載の方法。24 . さらに、発呼回線識別(CLID)受信機から、発呼者を識別する名前 を受信する工程を備えることを特徴とする請求項4記載の方法。25記着呼ディレクトリの記録を、この着呼ディレクトリ内の前記記録 についての 使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替える工程をさらに備 えることを特徴とする請求項23記載の方法。26 . 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記呼者に関す る記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項25記載の方法。27 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つの記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを示 すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答を受信すると、前 記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項26記載の方法。28 . 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項26記載の 方法。29 . 電話帳内に記録を維持する装置において、 a)いつ電話がかけられたかを検出する検出器と、 b)ユーザが電話しそうな少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記 録についての個人ディレクトリであって、前記記録は、前記相手を識別するため のフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用 頻度フィールドとを有する、当該ディレクトリと、 c)被呼者の少なくとも1つの電話呼記録を含むダイヤル・ディレクトリであ って、前記記録は、関連する相手を識別するためのフィールドと、前記相手に電 話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当 該ディレクトリと、 d)発呼者の少なくとも1つの電話呼記録を含む着呼ディレクトリであって、 前記記録は、発呼者を識別するためのフィールドと、その発呼者から電話を受け た回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当該ディレ クトリと、 e)前記個人ディレクトリ内の前記記録に関連する相手と電話をしたとき、前 記個人ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメン トし、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録に関連する相手に電話をかけた とき、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての使用頻度フィールドをイ ンクリメントし、そして、前記着呼ディレクトリ内の前記記録に関連する相手か ら電話を受けたとき、前記着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フ ィールドをインクリメントするインクリメンタと、 f)前記ダイヤル・ディレクトリおよび前記着呼ディレクトリから前記個人デ ィレクトリへ、あらかじめ規定した値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録を転送する転送器 とを備えることを特徴とする装置。30前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールド の内容がインクリメントされた後、前記個人ディレクトリ前記記録を、前記 個人ディレクトリ内の前記記録について の使用頻度フィールドの内容に従った順 序に並び替えるソータをさらに備えることを特徴とする請求項29記載の装置。31 . 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにするデクリメンタをさらに備えることを特徴とする請求項 記載の装置。32前記個人ディレクトリ内の前記記録各々は、前記相手に関する電話番号 を格納するための番号フィールドを含むことを特徴とする請求項29記載の装置 。33前記個人ディレクトリ内の前記記録各々は、前記相手に関する名前を格 納するための名前フィールドを含むことを特徴とする請求項29記載の装置。34 . 前記検出器は、被呼者の電話番号をダイヤルするダイヤル装置を含むこ とを特徴とする請求項32記載の装置。35前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録は、被呼者の名前と電話番号 を格納するための名前フィールドと電話番号フィールドを含むことを特徴とする 請求項34記載の装置。36 . さらに、複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールド と電話番号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを備える ことを特徴とする請求項35記載の装置。37 . 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録についての前記名前フィール ドから名前を探し出し、かつ、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録につい ての前記名前フィールドに前記名前を複写する複写器をさらに備えることを特徴 とする請求項36記載の装置。38 . 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記被呼 者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索するよう動作する検索器をさらに備える ことを特徴とする請求項34記載の装置。39 . 前記被呼者に対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にある場合、前 記ダイヤル・ディレクトリの記録を、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記 記録についての 前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替えるよう動 作するソータをさらに備えることを特徴とする請求項38記載の装置。40 . 対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、かけた電話 についての記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する付加器をさらに備える ことを特徴とする請求項39記載の装置。41 . 前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索するよう動作すること を特徴とする請求項40記載の装置。42 . 前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にある場合、ユーザがあらかじめ規定した応 答に対応して、前記記録が前記個人ディレクトリに転送されるべきかどうかを示 すよう、ユーザを促すプロンプタをさらに備えることを特徴とする請求項41記 載の装置。43記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィ ールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値が オーバフローしないよう動作するデクリメンタをさらに備えることを特徴とする 請求項42記載の装置。44 . 前記検出器は、電話番号を提供して発呼者を識別する発呼回線情報受信 機を含むことを特徴とする請求項43記載の装置。45 . 前記検出器は、名前を提供して発呼者を識別する発呼回線情報受信機を 含むことを特徴とする請求項43記載の装置。46 . 前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合、前 記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作する ことを特徴とする請求項44記載の装置。47 . 前記ソータは、少なくとも1つの記録についての前記使用頻度フィール ドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの記録を並び替える よう動作し、前記記録は、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替 えられることを特徴とする請求項46記載の装置。48 . 対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、前記付加器は、受 信した呼の記録を前記着呼ディレクトリに追加するよう動作することを特徴とす る請求項47記載の装置。49 . 前記プロンプタは、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フ ィールドを有する、少なくとも1つの記録が前記着呼ディレクトリ内にある場合 、 ユーザがあらかじめ規定した応答に対応して、少なくとも1つのそのような記録 を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを示すように、ユーザを促すよう 動作することを特徴とする請求項48記載の装置。50 . 前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々について の前記使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィールド に格納された数値がオーバフローしないよう動作することを特徴とする請求項 記載の装置。51 . 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含むことを特徴とする請求項50 記載の装置。52 . 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実行させるための プロセッサ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム ・メモリをさらに備えることを特徴とする請求項51記載の装置。53 . 前記検出器は、電話番号を提供して発呼者を識別する発呼回線識別(C LID) 受信機を含むことを特徴とする請求項32記載の装置。54 . 前記検出器は、名前を提供して発呼者を識別する発呼回線識別(CLI D) 受信機を含むことを特徴とする請求項33記載の装置。55応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合、前記発呼者に対応 する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作する検索器をさらに 備える ことを特徴とする請求項53記載の装置。56前記着呼ディレクトリ内の少なくとも1つの記録についての前記使用頻 度フィールドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの前記 記録を並び替えるソータをさらに備え、前記記録は、前記着呼ディレクトリ内の 前記記録についての 使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替えられるこ とを特徴とする請求項55記載の装置。57 . 対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受信した呼の記録 を前記着呼ディレクトリに追加する付加器をさらに含むことを特徴とする請求項56 記載の装置。58 . 前記検索器は、第の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作することを特徴 とする請求項57記載の装置。59 . 前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録が前記着呼ディレクトリ内に少なくとも1つある場合、あらかじめ規定した応 答についてユーザを促すプロンプタをさらに備えることを特徴とする請求項58 記載の装置。60記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバフローしないよう動作するデクリメンタをさらに備えることを特徴とする請 求項59記載の装置。61 . 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含むことを特徴とする請求項60 記載の装置。62 . 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実行させるための プロセッサ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム ・メモリをさらに備えることを特徴とする請求項61記載の装置。63 . プロセッサが認識可能な命令を格納したコンピュータ可読記憶媒体にお いて、そのプロセッサに電話帳内の記録を維持させるため、 a)ユーザが電話しそうな少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記 録についての個人ディレクトリを維持し、前記記録が、前記相手を識別するため のフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用 頻度フィールドとを有しており、 b)被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクトリ を維持し、前記記録は、関連する相手を識別するためのフィールドと、前記相手 に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有して おり、 c)発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維持 し、前記記録は、発呼者を識別するためのフィールドと、その発呼者から電話を 受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有しており、 d)前記個人ディレクトリ内の前記記録に関連する相手と電話をするとき、前 記個人ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリメン トし、 e)前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録に関連する相手に電話をかけた とき、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールド をインクリメントし、 f)前記着呼ディレクトリ内の前記記録に関連する相手から電話を受けたとき 、前記着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドをインクリ メントし、 g)前記ダイヤル・ディレクトリおよび前記着呼ディレクトリから前記個人デ ィレクトリへ、あらかじめ規定した値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録を転送して、 前記維持を行うことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。64 . 前記個人ディレクトリの前記記録を、前記個人ディレクトリ内の前記 記録についての 前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替えるよう、 前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項63記載 のコンピュータ可読記憶媒体。65 . 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに記憶された数値がオ ーバーフローしないよ、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを 特徴とする請求項63記載のコンピュータ可読記憶媒体。66 . 前記相手に関連する電話番号を格納するため、前記個人ディレクトリ内 前記記録各々において番号フィールドを維持するよう、前記プロセッサに実行 させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項63記載のコンピュータ可読記 憶媒体。67 . 被呼者を識別する電話番号をダイヤル装置より受信するよう、前記プロ セッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項66記載のコンピ ュータ可読記憶媒体。68 . 被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話番号フ ィールドを前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録内において維持するよう、 前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項63記載 のコンピュータ可読記憶媒体。69 . 複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話番 号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを維持するよう、 前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項68記載 のコンピュータ可読記憶媒体。70 . 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録の名前フィールドから名前を 検索し、その名前を、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録の前記名前フィール ドに格納するよう、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴と する請求項69記載のコンピュータ可読記憶媒体。71 . 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記被呼 者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような記 録が見つかると、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用 頻度フィールドの内容をインクリメントし、前記ダイヤル・ディレクトリの記 録を、このダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィー ルドの内容に応じた順序に並び替えるよう、前記プロセッサに実行させる命令を さらに含むことを特徴とする請求項67記載のコンピュータ可読記憶媒体。72 . 前記ダイヤル・ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記被呼者 に関連する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加するよう、前記プロセッサ に実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項71記載のコンピュータ 可読記憶媒体。73 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が 見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送す べきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応 答を受けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送するよう、前記プロセッ サに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項72記載のコンピュー タ可読記憶媒体。74 . 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度 フィールドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数 値がオーバーフローしないよう、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含む ことを特徴とする請求項72記載のコンピュータ可読記憶媒体。75 . 発呼者を識別する電話番号を発呼回線情報受信機より受信するよう、前 記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項74記載の コンピュータ可読記憶媒体。76 . 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記発呼 者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見 つかると、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィール ドの内容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリの記録を、前記着呼ディ レクトリ内の前記記録についての 前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に 並び替えるよう、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とす る請求項75記載のコンピュータ可読記憶媒体。77 . 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記発呼者に関連 する記録を前記着呼ディレクトリに追加するよう、前記プロセッサに実行させる 命令をさらに含むことを特徴とする請求項76記載のコンピュータ可読記憶媒体 。78 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきか どうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応答を受 けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送するよう、前記プロセッサに実 行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項77記載のコンピュータ可読 記憶媒体。79 . 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバーフローしないよ、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを 特徴とする請求項63記載のコンピュータ可読記憶媒体。80 . 発呼者を識別する電話番号を発呼回線識別(CLID)受信機より受信 するよう、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求 項66記載のコンピュータ可読記憶媒体。81 . 発呼者を識別する名前を発呼回線識別(CLID)受信機より受信するよう 、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項 記載のコンピュータ可読記憶媒体。82記着呼ディレクトリの記録を、前記着呼ディレクトリ内の前記記録 についての 前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に並び替えるよう、前記 プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項80記載のコ ンピュータ可読記憶媒体。83 . 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記呼者に関連 する記録を前記着呼ディレクトリに追加するよう、前記プロセッサに実行させる 命令をさらに含むことを特徴とする請求項82記載のコンピュータ可読記憶媒体 。84 . 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つの記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを示 すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応答を受けると、前 記記録を前記個人ディレクトリに転送するよう、前記プロセッサに実行させる命 令をさらに含むことを特徴とする請求項83記載のコンピュータ可読記憶媒体。85 . 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバーフローしないよ、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを 特徴とする請求項83記載のコンピュータ可読記憶媒体。86電話をかけている相手を識別する方法において、 a)第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電話サービス 加入者を維持する工程と、 b)第2のネットワーク・ロケーションにおいて、第2の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての ルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 c)前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第2の複数の加入者中 の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤルした電話番号に応 じて呼を確立する工程と、 d)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対 応する前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、 e)前記ルックアップ・ディレクトリ内の前記記録についての前記名前フィー ルドと電話番号フィールドの内容を前記第1のネットワーク・ロケーションに送 信する工程と、 f)前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、 g)前記名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回 線識別形式で前記第1の加入者に送信する工程と、 h)前記第1の加入者に関連する個人ディレクトリを維持する工程であって、 前記個人ディレクトリは、電話をかける少なくとも1人の相手に関連する少なく とも1つの記録を含み、また、前記記録は、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 i)相手との電話に応じて、その相手に関連する記録について前記個人ディレ クトリを検索し、そのような記録を検索すると、前記記録についての前記使用頻 度フィールドの内容をインクリメントする工程と、 j)被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクトリ を維持する工程であって、前記記録は、関連する相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 k)対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、前記被呼者 に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような記録 が見つかると、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻 度フィールドの内容をインクリメントし、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記 記録を、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィ ールドの内容に応じた順序に並び替える工程と、 l)対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、前記被呼者に 関連する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程と、 m)前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フ ィールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値 がオーバフローしないようにする工程とを備えることを特徴とする方法。 87電話をかけている相手を識別する方法において、 a)第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電話サービス 加入者を維持する工程と、 b)第2のネットワーク・ロケーションにおいて、第2の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての ルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 c)前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第2の複数の加入者中 の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤルした電話番号に応 じて呼を確立する工程と、 d)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対 応する前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、 e)前記ルックアップ・ディレクトリ内の前記記録についての前記名前フィー ルドと電話番号フィールドの内容を前記第1のネットワーク・ロケーションに送 信する工程と、 f)前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、 g)前記名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回 線識別形式で前記第1の加入者に送信する工程と、 h)前記第1の加入者に関連する個人ディレクトリを維持する工程であって、 前記個人ディレクトリは、電話をかける少なくとも1人の相手に関連する少なく とも1つの記録を含み、また、前記記録は、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 i)相手との電話に応じて、その相手に関連する記録について前記個人ディレ クトリを検索し、そのような記録を検索すると、前記記録についての前記使用頻 度フィールドの内容をインクリメントする工程と、 j)前記第1の加入者の位置で前記名前フィールドと電話番号フィールドの前 記内容を受信し、その内容を前記個人ディレクトリ内の対応する記録に格納する 工程と、 k)発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維持 する工程であって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィールドと、前 記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドと を有する、当該工程と、 l)対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、前記発呼者 に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見つ かると、前記着呼ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールド の内容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリ内の前記記録を、前記着呼デ ィレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序 に並び替える工程と、 m)対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、前記発呼者に関する 記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程と、 n)第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録につ いて前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が少なくとも1つ見つかる と、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかど うかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答を受ける と、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程とを備えることを特徴とす る方法。 88電話をかけている相手を識別する方法において、 a)第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電話サービス 加入者を維持する工程と、 b)第2のネットワーク・ロケーションにおいて、第2の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての ルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 c)前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第2の複数の加入者中 の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤルした電話番号に応 じて呼を確立する工程と、 d)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対 応する前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、 e)前記ルックアップ・ディレクトリ内の前記記録についての前記名前フィー ルドと電話番号フィールドの内容を前記第1のネットワーク・ロケーションに送 信する工程と、 f)前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、 g)前記名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回 線識別形式で前記第1の加入者に送信する工程と、 h)前記第1の加入者に関連する個人ディレクトリを維持する工程であって、 前記個人ディレクトリは、電話をかける少なくとも1人の相手に関連する少なく とも1つの記録を含み、また、前記記録は、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 i)相手との電話に応じて、その相手に関連する記録について前記個人ディレ クトリを検索し、そのような記録を検索すると、前記記録についての前記使用頻 度フィールドの内容をインクリメントする工程と、 j)前記第1の加入者の位置で前記名前フィールドと電話番号フィールドの前 記内容を受信し、その内容を前記個人ディレクトリ内の対応する記録に格納する 工程と、 k)発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維持 する工程であって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィールドと、前 記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドと を有する、当該工程と、 l)対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、前記発呼者 に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見つ かると、前記着呼ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールド の内容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリ内の前記記録を、前記着呼デ ィレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序 に並び替える工程と、 m)対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、前記発呼者に関する 記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程と、 n)前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィール ドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値がオー バフローしないようにする工程とを備えることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マックレノン・ロバート・スコット カナダ国,ケイ2シー 0ジー3,オンタ リオ,オタワ,チャンドラー アベニュー 209 (72)発明者 カディ・デビッド・ロバート カナダ国,ケイ1ワイ 3エム5,オンタ リオ,オタワ,ファラディ ストリート 205

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電話帳内に記録を維持する方法において、 a)電話をした少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録について の個人ディレクトリを維持する工程であって、前記記録は、前記相手を識別する ためのフィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための 使用頻度フィールドとを有する、当該工程と、 b)相手にかけた電話に応じて、その相手に関する記録について前記個人ディ レクトリを検索し、そのような記録が見つかったとき、前記記録についての前記 使用頻度フィールドの内容をインクリメントする工程とを備えることを特徴とす る方法。 2. さらに、前記個人ディレクトリの記録を、前記使用頻度フィールドの内容 に従った順序に並び替える工程を備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールドの 内容を周期的に減らし、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバフロ ーしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 4. 前記記録各々に番号フィールドを組み込んで、前記相手に関連する電話番 号を格納する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 5. さらに、ダイヤル装置から、被呼者を識別する電話番号を受信する工程を 備えることを特徴とする請求項4記載の方法。 6. 前記被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレク トリを維持する工程であって、前記記録は関連する相手を識別するためのフィー ルドと、前記相手に電話した回数を表す数字を格納するための使用頻度フィール ドを有する、当該工程をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の方法。 7. さらに、被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話 番号フィールドを、前記記録内に含める工程を備えることを特徴とする請求項6 記載の方法。 8. さらに、複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールドお よび電話番号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを維持 する工程を備えることを特徴とする請求項7記載の方法。 9. 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録の名前フィールドから名前を探 し出し、その名前を前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録の前記名前フィー ルドに格納する工程を備えることを特徴とする請求項8記載の方法。 10. さらに、ネットワーク・ロケーションにおいて前記ルックアップ・ディ レクトリを維持する工程を備えることを特徴とする請求項9記載の方法。 11. さらに、前記ルックアップ・ディレクトリを第1の加入者に関連する第 1のネットワーク・ロケーションにおいて維持する工程を備えることを特徴とす る請求項10記載の方法。 12. 前記ルックアップ・ディレクトリを維持する工程は、第2の加入者に関 連する第2のネットワーク・ロケーションにおいて前記ルックアップ・ディレク トリを維持する工程を含むようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求 項10記載の方法。 13. 前記第2のネットワーク・ロケーションにある前記ルックアップ・ディ レクトリから前記第2の加入者に関する名前と電話番号を得て、前記第2のネッ トワーク・ロケーションから前記第1のネットワーク・ロケーションへ、前記第 2の加入者に関する名前フィールドと電話番号フィールドの内容を送信する工程 をさらに備えることを特徴とする請求項12記載の方法。 14. 前記名前と電話番号を発呼者識別形式にフォーマットして、これらの名 前と電話番号を前記第1の加入者の位置する発呼者情報受信機に送る工程をさら に備えることを特徴とする請求項13記載の方法。 15. 対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、被呼者に 対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような記録が 見つかれば、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度 フィールドの内容をインクリメントして、前記ダイヤル・ディレクトリの記録を 、この使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替える工程をさらに備える ことを特徴とする請求項6記載の方法。 16. 前記ダイヤル・ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記被呼者 に関する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程をさらに備えること を特徴とする請求項15記載の方法。 17. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が 見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送す べきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答 を受信すると、前記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備える ことを特徴とする請求項16記載の方法。 18. 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィ ールドの内容を周期的に減らし、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバフローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項16記 載の方法。 19. さらに、発呼者情報受信機から、発呼者を識別する電話番号を受信する 工程を備えることを特徴とする請求項18記載の方法。 20. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録の着呼ディレクトリを維持する工 程であって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィールドと前記発呼者 から呼を受信した回数を表す数を格納するための使用頻度フィールドを有する、 当該工程をさらに備えることを特徴とする請求項19記載の方法。 21. 対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、発呼者に 対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見つか れば、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィールドの 内容をインクリメントして、前記着呼ディレクトリの前記記録を、この使用頻度 フィールドの内容に従った順序に並び替える工程をさらに備えることを特徴とす る請求項20記載の方法。 22. 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記発呼者に関す る記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項21記載の方法。 23. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきか どうかを示すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答を受信 すると、前記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備えることを 特徴とする請求項22記載の方法。 24. 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項22記載の 方法。 25. さらに、CLID受信機から、発呼者を識別する電話番号を受信する工 程を備えることを特徴とする請求項4記載の方法。 26. さらに、CLID受信機から、発呼者を識別する名前を受信する工程を 備えることを特徴とする請求項4記載の方法。 27. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録の着呼ディレクトリを維持する工 程であって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィールドと前記発呼者 から呼を受信した回数を表す数を格納するための使用頻度フィールドを有する、 当該工程をさらに備えることを特徴とする請求項25記載の方法。 28. 対応する記録が前記個人ディレクトリ内に見つからない場合、発呼者に 対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見つか れば、前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容をインクリメントして 、前記着呼ディレクトリの記録を、この使用頻度フィールドの内容に従った順序 に並び替える工程をさらに備えることを特徴とする請求項27記載の方法。 29. 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がないとき、前記被呼者に関す る記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項28記載の方法。 30. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つの記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを示 すようユーザを促し、前記ユーザからあらかじめ規定した応答を受信すると、前 記個人ディレクトリに前記記録を転送する工程をさらに備えることを特徴とする 請求項29記載の方法。 31. 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項29記載の 方法。 32. 電話帳内に記録を維持する装置において、 a)いつ電話がかけられたかを検出する検出器と、 b)電話をする少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録について の個人ディレクトリを維持する第1のメモリであって、前記記録は前記相手を識 別するためのフィールドと、前記相手と電話をした回数を表す数字を格納するた めの使用頻度フィールドとを有する、当該第1のメモリと、 c)前記検出器が、電話がかけられたことを示すと、前記相手に対応する記録 について前記個人ディレクトリを検索する検索器と、 d)前記相手に対応する記録が見つかると、その記録についての使用頻度フィ ールドの内容をインクリメントするインクリメンタとを備えることを特徴とする 装置。 33. 前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容がインクリメントさ れた後、前記個人ディレクトリの記録を、この使用頻度フィールドの内容に従っ た順序に並び替えるソータをさらに備えることを特徴とする請求項32記載の装 置。 34. 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての使用頻度フィールド の内容を周期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値がオーバ フローしないようにするデクリメンタをさらに備えることを特徴とする請求項3 2記載の装置。 35. 前記記録各々は、前記相手に関する電話番号を格納するための番号フィ ールドを含むことを特徴とする請求項32記載の装置。 36. 前記記録各々は、前記相手に関する名前を格納するための名前フィール ドを含むことを特徴とする請求項32記載の装置。 37. 前記検出器は、被呼者の電話番号をダイヤルするダイヤル装置を含むこ とを特徴とする請求項35記載の装置。 38. 被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレクト リを維持する第2のメモリであって、前記記録は、関連する相手を識別するため 、前記ダイヤル装置から前記電話番号を受信する番号フィールドと、相手へ電話 した回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドとを有する、当該第2 のメモリをさらに備えることを特徴とする請求項37記載の装置。 39. 前記記録は、被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールド と電話番号フィールドを含むことを特徴とする請求項38記載の装置。 40. さらに、複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールド と電話番号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを備える ことを特徴とする請求項39記載の装置。 41. 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録についての前記名前フィール ドから名前を探し出し、かつ、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録につい ての前記名前フィールドに前記名前を複写する複写器があることを特徴とする請 求項40記載の装置。 42. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記検索 器は、前記被呼者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索す るよう動作することを特徴とする請求項38記載の装置。 43. 前記被呼者に対応する記録が見つかった場合、前記インクリメンタは、 前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドの内容 をインクリメントするよう動作することを特徴とする請求項42記載の装置。 44. 前記被呼者に対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にある場合 、前記ソータは、前記ダイヤル・ディレクトリの記録を、前記使用頻度フィール ドの内容に従った順序に並び替えるよう動作することを特徴とする請求項43記 載の装置。 45. 対応する記録が前記ダイヤル・ディレクトリ内にない場合、かけた電話 についての記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する付加器をさらに備える ことを特徴とする請求項44記載の装置。 46. 前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索するよう動作すること を特徴とする請求項45記載の装置。 47. 前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録がある場合、ユーザがあらかじめ規定した応答に対応して、前記記録が前記個 人ディレクトリに転送されるべきかどうかを示すよう、ユーザを促すプロンプタ をさらに備えることを特徴とする請求項46記載の装置。 48. さらに、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する転送器を備えるこ とを特徴とする請求項47記載の装置。 49. 前記デクリメンタは、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々に ついての使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、この使用頻度フィール ドに格納された数値がオーバフローしないよう動作することを特徴とする請求項 48記載の装置。 50. 前記検出器は、電話番号を提供して発呼者を識別する発呼者情報受信機 を含むことを特徴とする請求項49記載の装置。 51. 前記検出器は、名前を提供して発呼者を識別する発呼者情報受信機を含 むことを特徴とする請求項49記載の装置。 52. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維 持する第3のメモリであって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィー ルドと、前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フ ィールドとを有する、当該第3のメモリをさらに備えることを特徴とする請求項 50記載の装置。 53. 前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合、前 記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作する ことを特徴とする請求項52記載の装置。 54. 前記インクリメンタは、対応する記録が着呼ディレクトリ内に見つかっ た場合、この着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドの内 容をインクリメントするよう動作することを特徴とする請求項54記載の装置。 55. 前記ソータは、少なくとも1つの記録についての前記使用頻度フィール ドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの記録を並び替える よう動作し、前記記録は、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並び替 えられることを特徴とする請求項54記載の装置。 56. 対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受信した呼の記録 を前記着呼ディレクトリに追加する付加器をさらに含むことを特徴とする請求項 55記載の装置。 57. 前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作することを特徴 とする請求項56記載の装置。 58. 前記プロンプタは、前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フ ィールドを有する、少なくとも1つの記録がある場合、ユーザがあらかじめ規定 した応答に対応して、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリ に転送すべきかどうかを示すように、ユーザを促すよう動作することを特徴とす る請求項57記載の装置。 59. 前記転送装置は、前記少なくとも1つの記録を前記個人ディレクトリに 転送するよう動作することを特徴とする請求項58記載の装置。 60. 前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々について の前記使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィールド に格納された数値がオーバフローしないよう動作することを特徴とする請求項5 9記載の装置。 61. 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含むことを特徴とする請求項 60記載の装置。 62. 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実行させるための プロセッサ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム ・メモリをさらに備えることを特徴とする請求項61記載の装置。 63. 前記検出器は、電話番号を提供して発呼者を識別するCLID受信機を 含むことを特徴とする請求項35記載の装置。 64. 前記検出器は、名前を提供して発呼者を識別するCLID受信機を含む ことを特徴とする請求項35記載の装置。 65. 発呼者の電話呼記録の少なくとも1つについての着呼ディレクトリを維 持するメモリであって、前記記録は、前記発呼者を識別するためのフィールドと 、前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィール ドとを有する、当該メモリをさらに備えることを特徴とする請求項63記載の装 置。 66. 前記検索器は、対応する記録が前記個人ディレクトリ内にない場合、前 記発呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作する ことを特徴とする請求項65記載の装置。 67. 前記インクリメンタは、対応する記録が着呼ディレクトリ内に見つかっ た場合、この着呼ディレクトリ内の記録についての前記使用頻度フィールドの内 容をインクリメントするよう動作することを特徴とする請求項67記載の装置。 68. 前記ソータは、少なくとも1つの記録についての前記使用頻度フィール ドの内容がインクリメントされた後、前記着呼ディレクトリの前記記録を並び替 えるよう動作し、前記記録は、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に並 び替えられることを特徴とする請求項67記載の装置。 69. 対応する記録が前記着呼ディレクトリ内にない場合、受信した呼の記録 を前記着呼ディレクトリに追加する付加器をさらに含むことを特徴とする請求項 68記載の装置。 70. 前記検索器は、第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールド を有する記録について前記着呼ディレクトリを検索するよう動作することを特徴 とする請求項69記載の装置。 71. 前記第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記 録が少なくとも1つある場合、あらかじめ規定した応答に応答についてユーザを 促すプロンプタをさらに備えることを特徴とする請求項70記載の装置。 72. さらに、前記記録を前記個人ディレクトリに転送するよう動作する転送 装置を備えることを特徴とする請求項71記載の装置。 73. 前記デクリメンタは、前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々について の前記使用頻度フィールドの内容を周期的に減らして、その使用頻度フィールド に格納された数値がオーバフローしないよう動作することを特徴とする請求項7 2記載の装置。 74. 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置はプロセッサを含むことを特徴とする請求項 73記載の装置。 75. 前記検索器、前記インクリメンタ、前記デクリメンタ、前記付加器、前 記プロンプタ、および前記転送装置の機能を前記プロセッサに実行させるための プロセッサ可読命令セットを格納する、前記プロセッサと通信を行うプログラム ・メモリをさらに備えることを特徴とする請求項74記載の装置。 76. プロセッサが認識可能な命令を格納したコンピュータ可読記憶媒体にお いて、そのプロセッサに電話帳内の記録を維持させるため、 a)電話をした少なくとも1人の相手に関する少なくとも1つの記録について の個人ディレクトリを維持し、前記記録が、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有しており、 b)相手にかけた電話に応じて、その相手に関する記録について前記個人ディ レクトリを検索し、そのような記録が見つかったとき、前記記録についての前記 使用頻度フィールドの内容をインクリメントして、 前記維持を行うことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。 77. 前記個人ディレクトリの前記記録を、前記使用頻度フィールドの内容に 従った順序に並び替える工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含む ことを特徴とする請求項76記載のコンピュータ可読記憶媒体。 78. 前記個人ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに記憶された数値がオ ーバーフローしないようにする工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさら に含むことを特徴とする請求項76記載のコンピュータ可読記憶媒体。 79. 前記相手に関連する電話番号を格納するため、前記記録各々に番号フィ ールドを含める工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特 徴とする請求項76記載のコンピュータ可読記憶媒体。 80. 被呼者を識別する電話番号をダイヤル装置より受信する工程を、前記プ ロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項79記載のコン ピュータ可読記憶媒体。 81. 前記被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレ クトリを維持する工程であって、前記記録は、前記関連する相手を識別するため のフィールドと、前記相手に電話をした回数を表す番号を格納するための使用頻 度フィールドとを有する、当該工程を前記プロセッサに実行させる命令をさらに 含むことを特徴とする請求項80記載のコンピュータ可読記憶媒体。 82. 被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話番号フ ィールドを前記記録内に含める工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさら に含むことを特徴とする請求項81記載のコンピュータ可読記憶媒体。 83. 複数の相手の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと電話番 号フィールドを有する記録を持つルックアップ・ディレクトリを維持する工程を 、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項82記 載のコンピュータ可読記憶媒体。 84. 前記ルックアップ・ディレクトリ内の記録の名前フィールドから名前を 検索し、その名前を、前記ダイヤル・ディレクトリ内の記録の前記名前フィール ドに格納する工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴 とする請求項83記載のコンピュータ可読記憶媒体。 85. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記被呼 者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような記 録が見つかると、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使用 頻度フィールドの内容をインクリメントし、前記ダイヤル・ディレクトリの記録 を、前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に並び替える工程を、前記プロ セッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項81記載のコンピ ュータ可読記憶媒体。 86. 前記ダイヤル・ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記被呼者 に関連する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程を、前記プロセッ サに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項85記載のコンピュー タ可読記憶媒体。 87. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が 見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送す べきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応 答を受けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程を、前記プロセ ッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項86記載のコンピュ ータ可読記憶媒体。 88. 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度 フィールドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数 値がオーバーフローしないようにする工程を、前記プロセッサに実行させる命令 をさらに含むことを特徴とする請求項86記載のコンピュータ可読記憶媒体。 89. 発呼者を識別する電話番号を発呼者情報受信機より受信する工程を、前 記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項88記載の コンピュータ可読記憶媒体。 90. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維 持する工程であって、前記記録が、前記発呼者を識別するためのフィールドと、 前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールド とを有する、当該工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを 特徴とする請求項89記載のコンピュータ可読記憶媒体。 91. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記発呼 者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が見 つかると、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィール ドの内容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリの記録を、前記使用頻度フ ィールドの内容に応じた順序に並び替える工程を、前記プロセッサに実行させる 命令をさらに含むことを特徴とする請求項90記載のコンピュータ可読記憶媒体 。 92. 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記発呼者に関連 する記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程を、前記プロセッサに実行させ る命令をさらに含むことを特徴とする請求項91記載のコンピュータ可読記憶媒 体。 93. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録に ついて前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つか ると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべきか どうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応答を受 けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程を、前記プロセッサに 実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項92記載のコンピュータ可 読記憶媒体。 94. 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィー ルドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値がオ ーバーフローしないようにする工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさら に含むことを特徴とする請求項92記載のコンピュータ可読記憶媒体。 95. 発呼者を識別する電話番号をCLID受信機より受信する工程を、前記 プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項79記載のコ ンピュータ可読記憶媒体。 96. 発呼者を識別する名前をCLID受信機より受信する工程を、前記プロ セッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項79記載のコンピ ュータ可読記憶媒体。 97. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを維 持する工程であって、前記記録が、前記発呼者を識別するためのフィールドと、 前記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールド とを有する、当該工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを 特徴とする請求項95記載のコンピュータ可読記憶媒体。 98. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記発呼 者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録を見 つけると、前記記録についての前記使用頻度フィールドの内容をインクリメント し、前記着呼ディレクトリの記録を、前記使用頻度フィールドの内容に応じた順 序に並び替える工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特 徴とする請求項97記載のコンピュータ可読記憶媒体。 99. 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記被呼者に関連 する記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程を、前記プロセッサに実行させ る命令をさらに含むことを特徴とする請求項98記載のコンピュータ可読記憶媒 体。 100. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録 について前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つ かると、少なくとも1つの記録を前記個人ディレクトリに転送すべきかどうかを 示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応答を受けると、 前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程を、前記プロセッサに実行させ る命令をさらに含むことを特徴とする請求項99記載のコンピュータ可読記憶媒 体。 101. 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィ ールドの内容を定期的に減らして、この使用頻度フィールドに格納された数値が オーバーフローしないようにする工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさ らに含むことを特徴とする請求項99記載のコンピュータ可読記憶媒体。 102. 電話をかける個々の相手に関する複数の記録を有する電話帳内の記録 を検索する方法であって、前記記録各々が、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手と電話をした回数を示す数字を格納するための使用頻度フィール ドとを有する、当該方法において、 a)前記記録の前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に、前記ディレク トリから前記記録を検索する工程を備えることを特徴とする方法。 103. さらに、前記記録を、前記使用頻度フィールドの内容に従った順序に 並び替える工程を備えることを特徴とする請求項102記載の方法。 104. さらに、前記記録を、前記使用頻度フィールドの内容の昇順に従って 並び替える工程を備えることを特徴とする請求項103記載の方法。 105. さらに、前記記録を、前記使用頻度フィールドの内容の降順に従って 並び替える工程を備えることを特徴とする請求項103記載の方法。 106. さらに、前記記録を、それらが検索された順に表示する工程を備える ことを特徴とする請求項102記載の方法。 107. さらに、前記記録を、それらが検索された順に予告する工程を備える ことを特徴とする請求項102記載の方法。 108. プロセッサが、電話をかける個々の相手に関する複数の記録を有する 電話帳内の記録を検索するよう、そのプロセッサが認識できる命令を格納するコ ンピュータ可読記憶媒体であって、前記記録各々が、前記相手を識別するための フィールドと、前記相手と電話をした回数を示す数字を格納するための使用頻度 フィールドとを有する、当該コンピュータ可読記憶媒体において、 前記命令は、前記プロセッサが、 a)前記記録の前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に、前記記録を前 記ディレクトリより検索するよう動作することを特徴とするコンピュータ可読記 憶媒体。 109. 前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に前記記録を並び替える 工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項 108記載のコンピュータ可読記憶媒体。 110. 前記使用頻度フィールドの内容の昇順に従って前記記録を並び替える 工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項 108記載のコンピュータ可読記憶媒体。 111. 前記使用頻度フィールドの内容の降順に従って前記記録を並び替える 工程を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項 108記載のコンピュータ可読記憶媒体。 112. 前記記録を、それらが検索された順に表示する工程を、前記プロセッ サに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項108記載のコンピュ ータ可読記憶媒体。 113. 前記記録を、それらが検索された順に予告する工程を、前記プロセッ サに実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項108記載のコンピュ ータ可読記憶媒体。 114. 電話をかけている相手を識別する方法において、 a)第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての 第1のルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 b)第2のネットワーク・ロケーションにおいて、第2の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての 第2のルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 c)前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第2の複数の加入者中 の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤルした電話番号に応 じて呼を確立する工程と、 d)前記第1の加入者に関連する記録について前記第1のルックアップ・ディ レクトリを検索し、少なくとも、この第1の加入者に関連する記録の名前フィー ルドと電話番号フィールドの内容を、前記第2のネットワーク・ロケーションに 送信する工程と、 e)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、発呼回線識別形式で前 記名前フィールドと電話番号フィールドの内容を提示し、それらと同じものを前 記第2の加入者に送信する工程と、 f)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対 応する前記第2のルックアップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、 g)前記名前フィールドと電話番号フィールドの内容を前記第1のネットワー ク・ロケーションに送信する工程と、 h)前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、 i)前記名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回 線識別形式で前記第1の加入者に送信する工程とを備えることを特徴とする方法 。 115. 前記第2のネットワーク・ロケーションに送信する工程は、前記名前 フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、No.7共通線信号方式に 従って送信する工程を含むことを特徴とする請求項114記載の方法。 116. 電話をかけている相手を識別する方法において、 a)第1のネットワーク・ロケーションにおいて、第1の複数の電話サービス 加入者を維持する工程と、 b)第2のネットワーク・ロケーションにおいて、第2の複数の電話サービス 加入者に関連する名前フィールドと電話番号フィールドを有する記録についての ルックアップ・ディレクトリを維持する工程と、 c)前記第1の複数の加入者中の第1の加入者と、前記第2の複数の加入者中 の第2の加入者との間において、この第1の加入者がダイヤルした電話番号に応 じて呼を確立する工程と、 d)前記第2のネットワーク・ロケーションにおいて、前記第2の加入者に対 応する前記第2のルックアップ・ディレクトリ内の記録を捜し出す工程と、 e)前記第2のルックアップ・ディレクトリ内の前記記録についての前記名前 フィールドと電話番号フィールドの内容を前記第1のネットワーク・ロケーショ ンに送信する工程と、 f)前記第1のネットワーク・ロケーションにおいて、前記名前フィールドと 前記電話番号フィールドの前記内容を発呼回線識別形式で提示する工程と、 g)前記名前フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、前記発呼回 線識別形式で前記第1の加入者に送信する工程とを備えることを特徴とする方法 。 117. 前記第2のネットワーク・ロケーションに送信する工程は、前記名前 フィールドと前記電話番号フィールドの前記内容を、No.7共通線信号方式に 従って送信する工程を含むことを特徴とする請求項116記載の方法。 118. さらに、 a)前記第1の加入者に関連する個人ディレクトリを維持する工程であって、 前記個人ディレクトリは、電話をかける少なくとも1人の相手に関連する少なく とも1つの記録を含み、また、前記記録は、前記相手を識別するためのフィール ドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィー ルドとを有する、当該工程と、 b)相手との電話に応じて、その相手に関連する記録について前記個人ディレ クトリを検索し、そのような記録を検索すると、前記記録についての前記使用頻 度フィールドの内容をインクリメントする工程とを備えることを特徴とする請求 項116記載の方法。 119. 前記第1の加入者の位置において、前記名前フィールドと前記電話番 号フィールドの前記内容を受信し、その内容を、前記個人ディレクトリ内の対応 する記録内に格納する工程をさらに備えることを特徴とする請求項118記載の 方法。 120. 被呼者の少なくとも1つの電話呼記録についてのダイヤル・ディレク トリを維持する工程であって、前記記録は、前記関連する相手を識別するための フィールドと、前記相手に電話をかけた回数を表す数字を格納するための使用頻 度フィールドとを有する、当該工程をさらに備えることを特徴とする請求項11 8記載の方法。 121. さらに、被呼者の名前と電話番号を格納するための名前フィールドと 電話番号フィールドを、前記記録内に含める工程を備えることを特徴とする請求 項120記載の方法。 122. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記被 呼者に対応する記録について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、そのような 記録が見つかると、前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録についての前記使 用頻度フィールドの内容をインクリメントし、前記ダイヤル・ディレクトリの記 録を、前記使用頻度フィールドの内容に応じた順序に並び替える工程をさらに備 えることを特徴とする請求項120記載の方法。 123. 前記ダイヤル・ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記被呼 者に関連する記録を前記ダイヤル・ディレクトリに追加する工程をさらに備える ことを特徴とする請求項122記載の方法。 124. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録 について前記ダイヤル・ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録 が見つかると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送 すべきかどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した 応答を受けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程をさらに備え ることを特徴とする請求項123記載の方法。 125. 前記ダイヤル・ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻 度フィールドの内容を定期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された 数値がオーバーフローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請 求項123記載の方法。 126. 発呼者の少なくとも1つの電話呼記録についての着呼ディレクトリを 維持する工程であって、前記記録は、発呼者を識別するためのフィールドと、前 記相手から電話を受けた回数を表す数字を格納するための使用頻度フィールドと を有する、当該工程をさらに備えることを特徴とする請求項119記載の方法。 127. 前記個人ディレクトリ内に対応する記録が見つからない場合、前記発 呼者に対応する記録について前記着呼ディレクトリを検索し、そのような記録が 見つかると、前記個人ディレクトリ内の前記記録についての前記使用頻度フィー ルドの内容をインクリメントし、前記着呼ディレクトリの記録を、前記使用頻度 フィールドの内容に従った順序に並び替える工程をさらに備えることを特徴とす る請求項126記載の方法。 128. 前記着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、前記発呼者に関 連する記録を前記着呼ディレクトリに追加する工程をさらに備えることを特徴と する請求項127記載の方法。 129. 第1の所定値より大きい内容を持つ使用頻度フィールドを有する記録 について前記着呼ディレクトリを検索し、少なくとも1つそのような記録が見つ かると、少なくとも1つのそのような記録を前記個人ディレクトリに転送すべき かどうかを示すようユーザを促し、前記ユーザから、あらかじめ規定した応答を 受けると、前記記録を前記個人ディレクトリに転送する工程をさらに備えること を特徴とする請求項128記載の方法。 130. 前記着呼ディレクトリ内の前記記録各々についての前記使用頻度フィ ールドの内容を定期的に減らして、前記使用頻度フィールドに格納された数値が オーバーフローしないようにする工程をさらに備えることを特徴とする請求項1 28記載の方法。
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