JPH07231355A - 電話帳発信方法および構内電子交換機 - Google Patents

電話帳発信方法および構内電子交換機

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JPH07231355A
JPH07231355A JP1971594A JP1971594A JPH07231355A JP H07231355 A JPH07231355 A JP H07231355A JP 1971594 A JP1971594 A JP 1971594A JP 1971594 A JP1971594 A JP 1971594A JP H07231355 A JPH07231355 A JP H07231355A
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JP1971594A
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Satoshi Takahashi
悟司 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は構内電子交換機に接続された電話帳デ
ータを局線に接続された発呼側の端末から検索し、その
検索結果を使用して電話発信を行う方法を実現すること
を目的とする。 【構成】S1で発呼側の端末T11から電話帳発信特番
により電子交換機100に接続されたパソコン上の電話
帳データ210に接続し、S2で発呼側の端末T11
は、検索を開始する50音を指定する信号を送出し、S
3でパソコンは、指定された50音から始まる所定の数
の電話帳データ210Aを送出し、S4で構内電子交換
機100の音声変換装置13は所定の数の電話帳データ
210Aを順次音声信号に変換し送出し、S5で発呼側
の端末T11は所定の発信先の電話番号を聴取したと
き、該発信先へ発信を行う発信特番を送出し、S6で構
内電子交換機100は発信装置14により、該発信先へ
発信するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構内電子交換機に接続さ
れたパーソナルコンピュータ上の電話帳データを局線に
接続された発呼側の端末から検索し、その検索結果から
電話発信を行う方法に関する。
【0002】パーソナルコンピュータ(以下パソコンと
称する)技術の進展により、高性能のパソコンが安価に
得られるようになり、一人で一台の端末を使用できるよ
うな環境になりつつある。さらに、このようなパソコン
はローカルエリアネットワーク( Local Area Network
以下LANと称する)により接続され、各種データを相
互にやりとりしながら各種の処理を実行している。
【0003】このような、パソコン上に電話帳を構築す
ることも行われており、かかる電話帳を備えた複数のパ
ソコンがLANで接続されている場合には、相互にパソ
コン上に構成された電話帳を利用することも可能であ
る。
【0004】かかる、パソコン上に構築された電話帳を
構内電子交換機に接続し、局線に接続された発呼側の端
末から利用することのできる電話帳発信方法が要求され
ている。
【0005】
【従来の技術】図14は従来例の構内電子交換システム
を説明する図を示す。図中の100aは構内電子交換機
であり、11は局線トランク、12はPB信号受信装
置、200はパソコン、210はパソコン200の記憶
装置の中に構築された電話帳データ、300は複数のパ
ソコン200を接続するLAN、T21〜T2nは構内
電子交換機100に収容される端末である。
【0006】例えば、端末T21から、電話番号の分か
っていない端末T22に発信したいとき、図示省略のキ
ーボードからコマンドを入力することによりパソコン2
00上に構築された電話帳データ210をアクセスす
る。
【0007】そして、パソコン200の電話帳データ2
10の中の必要とする領域をキーボードから指定し検索
する。検索結果の電話帳データ210はパソコン200
のディスプレイ上に表示される。
【0008】発呼者はこのような手順により必要とする
発信先の端末T22の電話番号を知り、この電話番号を
ダイヤルして、目的とする端末T22と接続し通話を行
う。上述の説明においては、T21を発呼側の端末、T
22を発信先の端末としたが、T21〜T2nの何れも
が、発呼側、発信先になり得るのは勿論である。
【0009】また、発信先が局線の加入者であっても、
パソコン200上の電話帳データ210に局線の加入者
の電話帳データを作成しておくことにより同じ手順で電
話番号を検索し、この電話番号をダイヤルして発信する
ことががきる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、電
話番号の分からない相手に発信するときは、LAN30
0を介して接続されたパソコン200の電話帳データ2
10にアクセスして、必要とする電話番号をパソコン2
00のディスプレイ上で確認し、その電話番号をダイヤ
ルすることにより、目的とする発信先の端末T22ある
いは局線へ発信することができる。
【0011】このように、パソコン200上に構築され
た電話帳データ210は、そのパソコン200、あるい
は、同一LAN300上の他のパソコン200からしか
利用することができなかった。
【0012】本発明は構内電子交換機に接続されたパソ
コン上の電話帳データを局線に接続された発呼側の端末
から検索し、その検索結果を使用して電話発信を行う方
法を実現しようする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明する図である。図は電話帳発信方法を示し、STEP
1で発呼側の端末T11から構内電子交換機100の局
線トランク11に着信させた後、電話帳発信特番をダイ
ヤルし、電子交換機100に接続されたパソコン上の電
話帳データ210に接続し、STEP2で発呼側の端末
T11はパソコン上の電話帳データ210の検索を開始
する50音を指定する信号を送出し、STEP3でパソ
コンは、電話帳データ210の中の指定された50音か
ら始まる所定の数の電話帳データ210Aを構内電子交
換機100に送出する。
【0014】そして、STEP4で構内電子交換機10
0の音声変換装置13は所定の数の電話帳データ210
Aを順次音声信号に変換し、局線トランク11を介して
発呼側の端末T11に送出し、STEP5で発呼側の端
末T11は所定の発信先の電話番号を聴取したとき、該
発信先へ発信を行う発信特番を構内電子交換機100に
送出し、STEP6で発信特番を受信した構内電子交換
機100は発信装置14により、該発信先へ発信する。
【0015】
【作用】パソコンの記憶装置の中に電話帳データ210
が構築されており、このパソコンはLANを介して構内
電子交換機100に接続されているものとする。
【0016】このような、構内電子交換機100に接続
された電話帳データ210を局線に接続された発呼側の
端末T11から利用するとき、構内電子交換機100の
指定の電話番号をダイヤルすることにより構内電子交換
機100の局線トランク11に着信させ、次いで、電話
帳発信を行うための特番をダイヤルする。この電話帳発
信特番を受信した構内電子交換機100は電話帳データ
210と発呼側の端末T11を接続して検索可能な状態
とする。そして、発呼側の端末T11からの、例えば、
PB信号による、検索を開始する50音を受信する。こ
こでは、例として、矢印で示したように検索を開始する
50音を「か」と指定したものとする。
【0017】パソコンは電話帳データ210の指定され
た50音から始まる所定の数、例えば、10個の電話帳
データ210Aを構内電子交換機100に送出し、構内
電子交換機100は音声変換装置13で電話帳データ2
10Aを1件ずつ順に音声信号に変換し、発呼側の端末
11に送出する。発呼側の端末11は、氏名と電話番号
を対として1件ずつのデータを聞き取ってゆく。自分が
発信したい相手の氏名と電話番号を確認できたきは、発
信を指示する発信特番をダイヤルする。構内電子交換機
100はこの発信特番を受信すると、その時送出した電
話番号への発信指示であることを認識し、発信装置14
により局線トランク11を通して発信先の端末T12へ
発信する。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例の構内電子交換システ
ムを説明する図である。図は原理図1で説明した処理手
順を実現させるための構内電子交換システムの実施例で
あり、図中の100は構内電子交換機であり、局線トラ
ンク11、PB信号受信装置12、音声変換装置13、
発信装置14を備えるとともに、端末T21〜2nが収
容されている。200は図示省略の記憶装置の中に電話
帳データ210を備えるパソコンであり、300は構内
電子交換機100とパソコン200を接続するLANで
ある。
【0019】また、400は局線トランク11を介して
接続される公衆網であり、端末T11〜T1nが接続さ
れている。図3は本発明の実施例(1)のフローチャー
トである。図は請求項1に対応する実施例のフローチャ
ートである。以下フローチャートにより、電話帳発信方
法を説明する。
【0020】STEP(以下Sと略称する)11;電話
帳データ210の検索を行う発呼側の端末T11は構内
電子交換機100を呼び出し指定の局線トランク11に
着信させる。
【0021】S12;局線トランク11に着信させた
後、端末T11から電話帳発信特番を送出することによ
り、構内電子交換機100は電話帳発信特番であること
を認識する。
【0022】S13;構内電子交換機100は電話帳デ
ータ210の検索を開始する50音の指定を入力する操
作ガイダンスを音声信号により送出する。 S14;例えば、制御コードは図8のように構成されて
おり、図1に示したように「か」から検索を開始したい
時は、発呼側の端末T11は、「11」とPB信号を送
出する。構内電子交換機100はこの検索開始50音指
定信号を受信し、パソコン200へ渡す。
【0023】S15;パソコン200は指定の50音、
ここでは「か」から始まるN個、例えば、10個の電話
帳データ210Aを構内電子交換機100に送出する。 S16;構内電子交換機100の音声変換装置13は1
宛先分ずつ、氏名と電話番号を対として、音声信号に変
換して送出する。
【0024】S17;発呼側の端末T11は1宛先分ず
つの音声信号を聞き取り、目的の発信先の電話番号を検
出したか否かを判定し、検出できなかった場合はS16
aに進む。
【0025】S18;目的の発信先の電話番号を検出し
た場合は、発呼側の端末T11は図8に示すような発信
特番「*#」をPB信号で送出する。 S19;構内電子交換機100は発信特番「*#」を受
信し、発信装置14でそのとき送出した電話番号をダイ
ヤルすることにより、発呼側の端末T11と発信先の端
末T12とを接続する。
【0026】S19a;発呼側の端末T11と発信先の
端末T12とが通話を行う。 S19b;通話が終了し切断する。 S16a;S17で指定の数、ここでは10個の電話帳
データ210Aを聞き取っても、目的とする電話番号を
検出できなかった場合は、検索する先頭データを「指定
音+10+1」と設定してS15に戻ることにより、更
に次の10個の電話帳データ210Aを送出する。
【0027】図4は本発明の実施例(2)のフローチャ
ートである。図は請求項2に対応する実施例のフローチ
ャートであり、図3のフローチャートにS20としての
S21〜S24を設けたものであり、フローチャートの
STEP数が多くなるので、共通の部分は纏めて示して
いる。
【0028】S11〜S14;電話帳データ210の検
索を行う端末T11は構内電子交換機100の指定の局
線トランク11に着信させ、構内電子交換機100から
のガイダンスにしたがい、検索を開始する50音を指定
するためのPB信号を送出する。
【0029】S15;パソコン200は指定の50音、
ここでは「か」から始まるN個の電話帳データ210A
を構内電子交換機100に送出する。 S16;構内電子交換機100の音声変換装置13は1
宛先分、氏名と電話番号を対として、音声信号に変換し
て送出する。
【0030】S21;現在送出中のデータをスキップす
る指示があるか否かを判定し、スキップしない場合は、
S16へ戻る。 S22;スキップする場合は現在のデータをスキップし
次のデータへ進む。
【0031】S23;読み出し方向反転の指示があるか
否かを判定し、指示が無い場合は、S16へ戻る。 S24;読み出し方向反転の指示がある場合は、読み出
し方向を反転し、元のデータへ遡って読み出しを行う。
【0032】S17〜S19b;目的とする発信先の電
話番号を検出した場合は、発信特番をPB信号で送出す
ることにより、発呼側の端末T11と発信先の端末T1
2とを接続し、通話を行い通話が終了し切断する。
【0033】S16a;S17で指定の数、ここではN
個(例えば、10個)の電話帳データ210Aを聞き取
っても、目的とする電話番号を検出できなかった場合
は、検索する先頭データを「指定音+N+1」と設定し
てS15に戻る。
【0034】図4の実施例(2)における、読出しスキ
ップおよび読出し方向反転の制御コードは図8に示すよ
うに「*1」、「*2」を使用している。図5は本発明
の実施例(3)のフローチャートである。図は請求項3
に対応する実施例のフローチャートであり、図3のフロ
ーチャートにS30としてのS31、S32を設けたも
のであり、図4と同様に共通の部分は纏めて示してい
る。
【0035】S11〜S13;電話帳データ210の検
索を行う端末T11は構内電子交換機100の指定の局
線トランク11に着信させ、構内電子交換機100から
のガイダンスを聞き取る。
【0036】S31;発信を行う端末T11が発信履歴
検索を希望するときは、発信履歴検索の特番をダイヤル
する。構内電子交換機100はこの特番を受信し、発信
履歴検索であるか否かを判定し、否の場合にはS14へ
進む。
【0037】S32;発信履歴検索の場合には、新しい
順に記録してある発信履歴テーブル210Bの中のN個
の電話帳データ210Aを送出する。発信履歴テーブル
210Bは図10で説明する。
【0038】S14;S31で発信履歴検索でない場合
には、検索を開始する50音を指定するためのPB信号
が送られてくるのでこれを受信する。 S15;パソコン100は指定の50音から始まるN個
の電話帳データ210Aを構内電子交換機100に送出
する。
【0039】S16;構内電子交換機100の音声変換
装置13は1宛先分ずつ、氏名と電話番号を対として、
音声信号に変換して送出する。 S17〜S19b;目的とする発信先の電話番号を検出
した場合は、発信特番をPB信号で送出することによ
り、発信側の端末T21と発信先の端末T22とを接続
し、通話を行い、通話が終了し切断する。
【0040】S16a;S17で指定の数、N個(ここ
では10個)の電話帳データ210Aを聞き取っても、
目的とする電話番号を検出できなかった場合は、検索す
る先頭データを「指定音+N+1」と設定してS15に
戻る。
【0041】図6は本発明の実施例(4)のフローチャ
ートである。図は請求項4に対応する実施例のフローチ
ャートであり、図3のフローチャートにS40としての
S41〜43を設けたものであり、図4と同様に、共通
の部分は纏めて示している。
【0042】S11〜S18;電話帳データ210の検
索を行う端末T11は構内電子交換機100の指定の局
線トランク11に着信させ、構内電子交換機100から
のガイダンスをにしたがい、検索を開始する50音を指
定するためのPB信号を送出し、1宛先分ずつ、氏名と
電話番号を対として、音声信号で聞き取り、目的とする
発信先の電話番号を検出した場合は、発信特番をPB信
号で送出し、構内電子交換機100は接続処理を行う。
【0043】S41;局線トランク11の全話中または
発信先の端末T12の話中による発信不能状態か否かを
判定し、発信可能の場合は、通常処理のS19に進む。 S42;発信不可能の場合は、発呼側の端末T11を図
示省略の音声蓄積装置に接続しメッセージを録音する。
【0044】S43;局線トランク11の全話中または
発信先の端末T12の話中状態が解消し、接続可能状態
となったとき自動発信し、音声蓄積装置に蓄積しておい
たメッセージを発信先の端末T12に送出する。
【0045】S19〜S19b;前図と同じである。図
7は本発明の実施例(5)のフローチャートである。図
は請求項5に対応する実施例のフローチャートであり、
図3のフローチャートにS50としてのS51〜S53
を設けたものであり、図4と同様に共通の部分は纏めて
示している。
【0046】S11〜S13;電話帳データ210の検
索を行う端末11は構内電子交換機100の指定の局線
トランク11に着信させ、構内電子交換機100からの
ガイダンスを聞き取る。
【0047】S51;発信を行う端末T11が同一パソ
コン上の他人の電話帳データ210をアクセスする場合
には個人IDを入力する。 S52;入力された個人IDに基づいて個人IDデータ
220を検索し、アクセス可能な電話帳データ210を
決定する。個人IDデータ220は図11で説明する。
【0048】S53;使用可能な電話帳データ210が
複数ある場合には、使用する電話帳データ210を決定
する。 S14;検索を開始する50音を指定するためのPB信
号を送出する。
【0049】S15〜S16;パソコン100は指定の
50音から始まるN個の電話帳データ210Aを構内電
子交換機100に送出し、音声変換装置13は1宛先
分、氏名と電話番号を対として、音声信号に変換して送
出する。
【0050】S17〜S19b;前図に同じ。 S16a;前図に同じ。 図7においては、同一パソコン上に構成された他人の電
話帳データ210をアクセスする場合で説明したが、L
AN300で接続された他のパソコン上の他人の電話帳
データ210をアクセスする場合も同じ手順でアクセス
することができる。
【0051】図8は本発明の実施例の制御コードの例を
示す。50音はPB信号の2つの組み合わせにより指定
し、その他の制御コードもPB信号の0〜9、*、#を
組み合わせることにより指定している。
【0052】図9は本発明の実施例の電話帳データの構
成例を示す。2桁のPB信号により検索を開始する50
音が指定される。50音は図に示すように、それぞれが
ポインタを持っており、ポインタは50音の電話帳デー
タの開始するアドレスを示すものであり、このアドレス
を基準として電話帳データ210の検索を行う。
【0053】図10は本発明の実施例の発信履歴テーブ
ルの構成例を示す。ここでは、「1」が一番新しいデー
タであり、「2」がその次に新しいデータである。この
状態で次の発信があった場合は、「1」以降のデータは
1段ずつ繰り下げられ、最新のデータが「1」の欄に書
き込まれる。そして、発信履歴検索が指定された場合は
「1」から順に、例えば、10個のデータを読み出して
構内電子交換機100に送出する。
【0054】図11は本発明の実施例の個人IDデータ
の構成例を示す。ここでは、個人IDごとにアクセス可
能なパソコンIDおよび該パソコン中の電話帳番号が指
定されている。電話番号の検索開始にあたって、個人I
Dが入力された場合は、この個人IDデータ220を検
索し、アクセス可能な電話帳番号を発呼側の端末T11
に通知する。アクセス可能な電話帳番号が複数ある場合
には、発呼側の端末T11からのPB信号により電話帳
番号を指定し検索を開始する。
【0055】図12は本発明の実施例の居所データの構
成例を示す。例えば、図3の実施例では、電話帳データ
210を検索して、発信先の電話番号を知るものである
が、電話帳データ210を構内電子交換機100の不在
登録処理部と連動させ、検索した発信先の相手が不在登
録されている場合には、居所データ230を検索し、そ
の移動先に発信するように構成することも可能である。
【0056】図13は本発明の実施例の構内電子交換機
を説明する図である。図2で説明した本発明の実施例の
構内電子交換システムでは電話帳データ210はパソコ
ン200上に構築され、LAN300により接続されて
いるが、図13においては、電話帳データ121を構内
電子交換機100の記憶装置120内に構築したもので
あり、中央制御装置110の電話帳検索制御部111を
介して検索される。
【0057】図2〜図13の実施例において、端末T1
1を発呼側とし、端末T12を発信先としたが、公衆網
400に接続される端末T11〜T1n、構内電子交換
機100Aに接続される端末T21〜T2nの何れもが
発呼側および発信先となり得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、構内電子交換機に接続
された電話帳データを検索し、検索結果から直ちに発信
することができるので、電話番号の分からない相手への
発信を簡単に行うことができる。
【0059】さらに、電話帳データの検索時にスキッ
プ、読出し方向の反転、あるいは発信履歴検索を行うこ
とにより、さらに、検索操作を迅速に実行することも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明する図
【図2】 本発明の実施例の構内電子交換システムを説
明する図
【図3】 本発明の実施例(1)のフローチャート
【図4】 本発明の実施例(2)のフローチャート
【図5】 本発明の実施例(3)のフローチャート
【図6】 本発明の実施例(4)のフローチャート
【図7】 本発明の実施例(5)のフローチャート
【図8】 本発明の実施例の制御コードの例
【図9】 本発明の実施例の電話帳データの構成例
【図10】 本発明の実施例の発信履歴テーブルの構成
【図11】 本発明の実施例の個人IDデータの構成例
【図12】 本発明の実施例の居所データの構成例
【図13】 本発明の実施例の構内電子交換機を説明す
る図
【図14】 従来例の構内電子交換システムを説明する
【符号の説明】
100、100A、100a 構内電子交換機 110 中央制御装置 111 電話帳検索制御部 120 記憶装置 121、210、210A 電話帳データ 11 局線トランク 12 PB信号受信装置 13 音声変換装置 14 発信装置 200 パソコン 210B 発信履歴テーブル 220 個人IDデータ 230 居所データ 300 LAN 400 公衆網 T11〜T1n、T21〜2n 端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内電子交換機に接続されたパーソナル
    コンピュータ上の電話帳データを、局線に接続された発
    呼側の端末から検索して、電話発信を行う方法であっ
    て、 発呼側の端末(T11)から構内電子交換機(100)
    の局線トランク(11)に着信させた後、電話帳発信特
    番をダイヤルし、前記電子交換機(100)に接続され
    たパーソナルコンピュータ上の電話帳データ(210)
    に接続し(STEP1)、 発呼側の前記端末(T11)は、前記パーソナルコンピ
    ュータ上の電話帳データ(210)の検索を開始する5
    0音を指定する信号を送出し、前記電子交換機(10
    0)は該指定信号を受信してパーソナルコンピュータに
    送出し(STEP2)、前記パーソナルコンピュータ
    は、電話帳データ(210)の中の指定された50音か
    ら始まる所定の数の電話帳データ(210A)を前記構
    内電子交換機(100)に送出し(STEP3)、 前記構内電子交換機(100)の音声変換装置(13)
    は所定の数の電話帳データ(210A)を順次音声信号
    に変換し、局線トランク(11)を介して発呼側の前記
    端末(T11)に送出し(STEP4)、 発呼側の前記端末(T11)は所定の発信先の電話番号
    を聴取したとき、該発信先へ発信を行う発信特番を前記
    構内電子交換機(100)に送出し、(STEP5)、 発信特番を受信した前記構内電子交換機(100)は発
    信装置(14)により、該発信先へ発信する(STEP
    6)、 ことを特徴とする電話帳発信方法。
  2. 【請求項2】 前項記載の電話帳発信方法において、 発呼側の前記端末(T11)から、前記パーソナルコン
    ピュータ上の電話帳データ(210)の検索を開始する
    50音を前記構内電子交換機(100)に送出し、前記
    構内電子交換機(100)が送出する所定の数の電話帳
    データ(210A)を聴取しているとき、 発呼側の前記端末(T11)は、受信中の電話帳データ
    を最後まで聴取する必要がない場合、該電話帳データを
    スキップし、次の電話帳データを送出するスキップ特番
    を送出し、該スキップ特番を受信した前記構内電子交換
    機(100)は送出中の電話帳データをスキップし、次
    の電話帳データを送出するSTEPと、発呼側の前記端
    末(T11)は、既に聴取した電話帳データを再度聴取
    するため電話帳データの読み出し方向を反転させる特番
    を送出し、該反転特番を受信した前記構内電子交換機
    (100)は電話帳データの読み出し方向を反転し、遡
    って電話帳データを送出するSTEPよりなるSTEP
    20を、 設けたことを特徴とする請求項1記載の電話帳発信方
    法。
  3. 【請求項3】 1項記載の電話帳発信方法において、 前記電話帳データ(210)の検索を行う発呼側の端末
    (T11)は、発信履歴ファイルの中に、新しい発信か
    ら順に記録した発信履歴テーブル(210B)を読み出
    す特番を送出し、該発信順序検索特番を受信した前記構
    内電子交換機(100)は発信履歴テーブル(210
    B)の順に電話帳データを送出するSTEP30を、 設けたことを特徴とする請求項1記載の電話帳発信方
    法。
  4. 【請求項4】 1項記載の電話帳発信方法において、 検索した結果得られた発信先へ前記発信装置(14)が
    発信するとき、全ての前記局線トランク(11)が使用
    中、または発信先の端末(T12)の話中により接続不
    能の場合、発呼側の端末(T11)を音声蓄積装置に接
    続し、メッセージを録音した後、前記局線トランク(1
    1)または発信先の端末(T12)が空きとなったとき
    に、指定の発信先へ発信し、音声蓄積装置に録音したメ
    ッセージを送出するSTEP40、 を設けたことを特徴とする1項記載の電話帳発信方法。
  5. 【請求項5】 1項記載の電話帳発信方法において、 発呼側の端末(T11)から個人別に登録されているI
    Dを送出し、前記パーソナルコンピュータは該IDによ
    り個人IDデータ(220)を検索し、アクセス可能な
    同一パーソナルコンピュータ上に構成された他人の電話
    帳を識別し、使用する電話帳を決定するSTEP50、 を設けたことを特徴とする1項記載の電話帳発信方法。
  6. 【請求項6】 交換処理を制御する中央制御装置(11
    0)と、交換プログラムおよび局データを記憶する記憶
    装置(120)を備える構内電子交換機(100A)に
    おいて、 前記中央制御装置(110)に電話帳検索制御部(11
    1)を、 前記記憶装置(120)に電話帳データ(121)を設
    けたことを特徴とする構内電子交換機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2014071857A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ保持装置

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