JP2001211255A - 構内交換機の公衆網発信者番号表示方式 - Google Patents

構内交換機の公衆網発信者番号表示方式

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JP2001211255A
JP2001211255A JP2000017116A JP2000017116A JP2001211255A JP 2001211255 A JP2001211255 A JP 2001211255A JP 2000017116 A JP2000017116 A JP 2000017116A JP 2000017116 A JP2000017116 A JP 2000017116A JP 2001211255 A JP2001211255 A JP 2001211255A
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JP2000017116A
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Hidetoshi Hisamatsu
秀敏 久松
Yukimasa Yoshida
幸正 吉田
Mikio Ono
幹雄 小野
Kazunori Oka
和紀 岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆電話網での電話利用者が、不特定者が使
用する公衆電話機や出先の電話機から構内交換機収容の
加入者に発信しても、着信構内交換機は、自宅から着信
した場合と全く同様な発番号表示サービスを提供すると
共に、CTIサービスの提供を可能とする。 【解決手段】 公衆網からの着信呼の発番号を受信する
機能を有する構内交換機において、公衆網発信者から送
信される発番号を受信し記憶する手段と、発信者を特定
する登録用の任意のIDコードを受信する手段と、発信
者固有の発番号とIDコードとを関連づけて登録するデ
ータベースとを設け、公衆電話機や出先の電話機から着
信番号に続いて該登録済のIDコードを受信すること
で、構内交換機の着信端末に発信者固有の発番号を表示
する手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機の発番
号表示サービスに関し、特に、一般公衆電話機や出先の
電話機等の発信者を特定できない通信端末から構内交換
機の特定局線へ電話をかけ、且つ発信者を特定する番号
(IDコード)を送ることにより、着信構内交換機内で
受信したIDコードを基に、発信者を確認し、着信者電
話機等の端末に設置されたディスプレイ等にて発番号を
表示すると共に、この発信電話番号表示サービスを利用
して、テレホンショッピング等のCTI(Computer Tel
ephony Integration)サービスを提供する構内交換機に
おける公衆網発信者番号表示制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般加入者契約された電話機から発信し
た場合、契約者の電話番号が、発番号(ナンバー・ディ
スプレイ・サービス)として着信者に送られ、これに付
随して発信者確認、各種個人データの管理等が行われる
ようになってきた。
【0003】現在、NTTがサービス運用している発信
電話番号表示サービスは、一般加入者契約された電話機
をサービス対象としており、発信者が公衆電話機等の不
特定者が使用するための電話機や出先の電話機から発信
した場合、着信者に送られる番号(または送られない)
からは発信者を特定できない事から、この発信電話番号
表示サービスを受けることはできなかった。
【0004】一方、テレホンショッピング等のCTI
(Computer Telephony Integration)サービスは、この
発信電話番号表示サービスを利用するPBXのシステム
環境であり、一例をあげれば、電話網からの発信がPB
Xに入力されると、PBXでは、入力した発信電話番号
情報を発信電話番号に変換し、発信電話番号毎に顧客情
報を記憶しているので、発信電話番号を基にデータベー
スを検索し、オペレータの端末へ取得した顧客情報を表
示する。
【0005】例えば、オペレータは、着信端末にて表示
されている顧客情報に基づいて、顧客からの問い合わせ
に応答する。この顧客情報としては、顧客名と住所と電
話番号、および過去の問い合わせ履歴と注文履歴、或い
は、顧客の趣味等のプライベート情報等といった各種情
報が想定され、特に顧客サービスを必要とする業界では
このCTIサービスは広く利用されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例の発番
号表示方式では、一般公衆電話機から電話をかけた場
合、何も表示されないか、または「公衆」等の着端末機
能による表示しか表示されず、着信者が発信者を確認す
るには、通話による確認でしかできなかった。また、ホ
テル等の出先からの電話の場合、着信者に表示されるの
は、発信者が使用している電話回線の番号(ホテルや出
先の電話回線番号)であり、着信者には発信者を特定で
きる情報を送れなかった。
【0007】この発明は、上記従来の問題点を解決し、
一般公衆電話機や出先の電話機(ホテル、訪問先、海外
等)から構内交換機収容の加入者に電話をかけた時も、
着信と同時に発信者自身が契約している発信電話番号等
を着信端末に表示できるようにすることで、着信者に発
信者の確認、および発信者番号を使ったCTIサービス
の提供ができるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決させるた
めの第1の発明は、公衆網からの着信呼の発番号を受信
する機能を有する構内交換機において、公衆網発信電話
機から送信される発番号を受信し記憶する手段と、公衆
網発信者の固有電話機から送信される発信者を特定する
任意のIDコードを受信する手段と、該固有電話機の発
番号と該IDコードとを関連付けて登録する手段と、公
衆電話機又は出先の電話機から着信番号に続いて該登録
済のIDコードを受信することで実際の発番号を該固有
電話機の発番号に変換する手段と、該固有電話機の発番
号を構内交換機の着信端末に表示する手段とを備えてい
る。
【0009】この第1の発明によれば、発信者の個人番
号(パーソナル・ナンバー)を構内交換機の内部装置に
登録するようにしたので、発信者を特定できない公衆電
話機からの発呼とか、出先の電話機からの発呼であって
も、構内交換機の着信端末に発電話番号を表示できる構
内交換機を提供できる。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明にあって、
前記発番号毎に顧客情報を記憶する記憶部と、該記憶部
から顧客情報を読み出して前記着信端末側に表示する手
段とを更に備えている。
【0011】この第2の発明によれば、この発番号を利
用してCTIサービスを受け付ける受信サービスシステ
ムを提供できる。
【0012】第3の発明は、公衆網からの着信呼の発番
号を受信する機能およびダイレクト・イン・ダイヤル着
信機能を有する構内交換機において、公衆網発信者から
の発呼者表示登録用の受付電話番号の受信により発番号
を受信し記憶する第1のステップと、発信者へ登録案内
通知を行う第2のステップと、登録案内通知に従った発
信者からのPB信号によって送られてくる任意の登録番
号であるIDコードを受信する第3のステップと、該I
Dコードと該発番号とを関連付ける登録処理を行い、該
発番号に対応した該IDコードの登録を完了して終話す
る第4のステップと、公衆網発信者からの発番号変換用
ダイレクト・イン・ダイヤル番号の受信により発信者へ
登録済みIDコードの送信案内通知を行う第5のステッ
プと、送信案内通知に従った発信者からのPB信号によ
って送られてくる登録済みIDコードを受信する第6の
ステップと、該IDコードから対応した発信加入者の自
宅発番号に変換する第7のステップと、着信端末に変換
後の発番号を発信者表示メッセージとして送信する第8
のステップからなる。
【0013】第3の発明によれば、各ステップに基づい
て動作する構内交換機の公衆網発信者番号表示方法を提
供できる。
【0014】第4の発明は、上記第3の発明にあって、
前記第5および第6のステップは、公衆網発信者からの
発番号変換用ダイレクト・イン・ダイヤル番号=発信者
の登録済みIDコードを受信するステップに置き換え
る。
【0015】第4の発明によれば、発番号登録者が公共
の場所に設置されている公衆電話機や、出先の電話機か
ら自宅発番号登録時のダイレクト・イン・ダイヤル番号
をダイヤルするだけで、構内交換機の着信端末に発信者
が登録した番号(例えば自宅の電話番号(発番号))等
を表示できる構内交換機を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら説明する。
【0017】なお、全図を通じて理解を容易とするため
に同様箇所には、同一符号を付して示すものとする。
【0018】図1は、本発明の一実施形態における発番
号登録システム図である。
【0019】同図において、1は構内交換機のネットワ
ークNW、2はモデム信号受信トランクMDR、3はト
ーキートランクTKT、4はPB信号受信トランクPB
R、5−1は発呼者表示登録用局線トランクCBT−
A、5−2は一般着信用局線トランクCBT−B、6は
中央制御装置CC、7はデータベースDB,10は公衆
網、11は自宅電話機である。
【0020】以上の構成からなる構内交換機において
は、自宅電話機11からの発呼者表示登録用のダイヤル
番号(例777−2222)にて接続されるCBT5−
1と自宅電話機11の発番号(例044−567−89
01)を受信するためのMDR2が設けられている。
CC6は、CBT5−1への着信(777−2222)
を検出すると、空きのMDR2を選択して、CBT5−
1とのNW1のパスを接続制御する。その後、自宅電話
機11からの発番号(044−567−8901)をM
DR2で受信する。
【0021】TKT3は、本発明で必要とするサービス
登録案内通知を行うものであり、CC6の制御によりT
KT3からCBT5−1へ接続されたパスを経由して、
発呼者に任意の登録番号(IDコード:例0101)の
登録操作の指示を通知する。
【0022】PBR4は、発呼者からPB信号によって
送られてくる登録番号を受信するものであり、CC6の
同時制御によりCBT5−1からPBR4へ接続された
パスを経由して案内通知に従った発呼者からの登録番号
(0101)を受信する。
【0023】DB7は、PBR4にて受信した登録番号
(IDコード)とMDR2にて受信した発番号とを関連
付ける登録処理が施されたデータを保存する.なお、C
BT5−1,5−2は、収容位置対応に発呼者表示登録
用か確認用か解除用か一般着信用かを識別できるデータ
を設け、事前に交換機データとして登録しておくものと
する。CC6はCBT5−1,5−2が着信検出時に上
記CBTデータおよび発番号登録をチェックし、対応す
るサービス(発呼者表示登録/確認/解除/一般着信)
を起動する。
【0024】図2は、本発明の一実施形態における発番
号変換表示システム図であり、同図において、8は内線
制御回路LC、9は着信端末、12は出先電話機であ
る。なお、その他の符号は、図1の同一符号と同様であ
り説明を省略する。
【0025】以上の構成からなる構内交換機において
は、公衆網発信者からのダイレクト・イン・ダイヤル
(DID)着信機能を受け付ける機能を必要とする。
【0026】出先電話機12は、自発番号登録済みの加
入者が公衆網上で使用する出先電話機であり、公衆網発
呼者はこの出先電話機12を使用して発番号変換用DI
D番号(例9999)を付加したダイヤル発信(777
−1111+9999)を行う。
【0027】CBT5−2は、出先電話機12からのダ
イヤル番号(777−1111)にて接続される一般着
信用局線トランクであり、更に公衆網発呼者から付加ダ
イヤルされる発番号変換用DID番号(9999)をN
W1を経由してMDR2にて受信する。
【0028】TKT3は、本発明で必要とするサービス
を受けるための案内通知を行うものであり、CC6の制
御によりTKT3からCBT5−2へ接続されたパスを
経由して、発呼者に登録番号(IDコード:例010
1)の送信案内を行う。
【0029】PBR4は、発呼者からPB信号によって
送られてくる登録番号を受信するものであり、CC6の
同時制御によりCBT5−2からPBR4へ接続された
パスを経由して案内通知に従った発呼者からの登録番号
(0101)を受信する。
【0030】CC6は、PBR4で受信した登録番号で
DB7を索引し、発信加入者の自宅発番号(044−5
67−8901)に変換するとともに、CBT5−2を
発番号表示機能を具備したLC8を通して着信端末9と
接続制御する。同時に変換後の発番号を発信者表示メッ
セージとして、着信端末に送信制御する。
【0031】なお、CBT5−2が、発番号変換用DI
D番号にて着信した場合、呼出しに行く内線(または内
線グループ)は、事前に交換機データとして登録してお
くものとする。
【0032】また、ダイレクト・イン・ダイヤル(DI
D)着信機能とは、NTTが加入者回線(777−11
11)を補足した後に、NTTからPBXにダイヤル
(9999)を送出し、PBXが受信ダイヤルを元に対
応内線を呼び出す又は新たなサービスを起動するもので
ある。本発明では、この技術を利用してDID番号(9
999)受信時に発番号変換表示サービスを起動するよ
うにしている。
【0033】図3は、本発明の一実施形態における発番
号登録時の基本フローチャートである。以降、図3の符
号に沿って発番号登録方法を説明する。
【0034】S1.自宅電話機より登録用局線へ着信す
る。
【0035】S2.着信者の発番号登録を行う旨案内す
る。(トーキーメッセージ内容;「これからご自宅の電
話番号を登録します」) S3.トーキーにて任意コードのダイヤル操作を発信者
に案内する。(トーキーメッセージ内容;「任意コード
を指定して下さい」) S4.発信者が任意コード(IDコード)を指定する。
【0036】S5.指定されたIDコードが登録OKか
否かを判断する。
【0037】S6.発番号登録受け付け完了確認トーキ
を聞かせる。(トーキーメッセージ内容;「IDコード
XXXXでご自宅の電話番号XXXXXXXXXを登録
しました」「IDコードを記録しておいて下さい」) 図4は、本発明の一実施形態における発番号確認時の基
本フローチャートである。以降、図4の符号に沿って発
番号確認方法を説明する。
【0038】S8.自宅電話機より確認用局線へ着信す
る。
【0039】S9.トーキーにて発番号確認を案内す
る。(トーキーメッセージ内容;「これからご自宅の電
話番号を確認します」) S10.IDコードダイヤル操作をトーキで発信者に依
頼する。(トーキーメッセージ内容;「登録IDコード
を指定して下さい」) S11.発信者がIDコードを指定する。
【0040】S12.指定されたIDコードが確認OK
か否かを判断する。
【0041】S13.発信者番号をトーキーにて通知す
る。(トーキーメッセージ内容;「登録内容はIDコー
ドXXXXご自宅の電話番号XXXXXXXXXで
す」) S14.IDなしトーキーを聞かせる。(トーキーメッ
セージ内容;「指定IDコードは登録されていません) 図5は、本発明の一実施形態における発番号解除時の基
本フローチャートである。以降、図5の符号に沿って発
番号解除方法を以下に説明する。
【0042】S15.自宅電話機より解除用局線へ着信
する。
【0043】S16.解除可か否かを判断する。
【0044】S17.IDコードダイヤル操作をトーキ
で発信者に依頼する。(トーキーメッセージ内容;「こ
れより解除を行います」「解除コードを指定して下さ
い」) S18.発信者がIDコードを指定する。
【0045】S19.指定されたIDコードが確認OK
か否かを判断する。
【0046】S20.解除完了トーキーを聞かせる。
(トーキーメッセージ内容;「解除を受け付けまし
た」) S21.IDなしトーキーを聞かせる。(トーキーメッ
セージ内容;「指定IDコードは登録されていません) 図6は、本発明の一実施形態における発番号表示実行時
の基本フローチャートである。以降、図6の符号に沿っ
て発番号表示実行方法を以下に説明する。
【0047】S22.発番号変換DID番号を付加して
局線へ着信する。
【0048】S23.着信可か否かを判断する。
【0049】S24.着信内線番号を決定する。
【0050】S25.内線着信可か否かを判断する。
【0051】S26.IDコードダイヤル操作をトーキ
ーで発信者に依頼する。(トーキーメッセージ内容;
「登録IDコードを指定して下さい」) S27.後続のダイヤルをIDコードとして受信する。
【0052】S28.IDコードを決定するか否かを判
断する。
【0053】S29.IDコードを発信者番号に変換す
る。
【0054】S30.発信者番号を着信者端末へ表示す
る。
【0055】S31.話中音を聞かせる。
【0056】図7は、本発明の一実施形態における発番
号変換テーブルであり、IDコード(0101)の受信
により発番号(044−567−8901)に変換され
る例を示す。
【0057】図(a)ツリー構造型のコード変換例にお
いて、登録済のIDコード(0101)を順次受信して
行くが、先ず最初の“0”受信で、先頭テーブル21の
10番目のアドレス(但し、処理識別子PI=0を除
く。)を検索すると、処理識別子PI=2、データ内容
=次桁テーブルアドレスにより、“0”テーブル22へ
移行する。次に“1”受信で、“0”テーブル22の1
番目のアドレス(但し、処理識別子PI=0を除く。)
を検索すると、同じく処理識別子PI=2,データ内容
=次桁テーブルアドレスにより、“01”テーブル23
へ移行する。次に“0”受信で、“01”テーブル23
の10番目のアドレス(但し、処理識別子PI=0を除
く。)を検索すると、同じく処理識別子PI=2,デー
タ内容=次桁テーブルアドレスにより、“010”テー
ブル24へ移行する。更に“1”受信で、“010”テ
ーブル24の1番目のアドレス(但し、処理識別子PI
=0を除く。)を検索すると、処理識別子PI=1,デ
ータ内容=044−567−8901の登録発番号が記
憶されている。
【0058】以上のツリー構造型の変換テーブルによ
り、IDコード(0101)は、発番号(044−56
7−8901)に変換される。
【0059】なお、図(b)各テーブルのデータ内容に
は、処理識別子PIとデータ内容の対応関係を示す。
【0060】以上の通り、ID−発番号変換テーブルに
より検索された発番号は、着信端末の性能に合わせて着
信端末に送られて表示される。
【0061】図8は、本発明の一実施形態における呼制
御用メモリエリアであり、CCメモリ上に存在する#0
〜#nの各呼制御データブロックには、状態番号エリ
ア、発番号蓄積エリア、他を有している。
【0062】同図において、公衆網の出先電話機(01
1−222−3333)より着信を受けると、構内交換
機の主記憶装置の呼制御データブロック内の発番号蓄積
エリアに発番号(011−222−3333)が蓄積さ
れる。
【0063】一方、発呼者は登録済のIDコードを送信
するので、図7で説明したID−発番号変換テーブルに
より、自分の発番号を知ることができる。
【0064】以上から、着信時に上記の発番号蓄積エリ
アに書き込まれた公衆網の出先電話機の発番号(011
−222−3333)を自分の発番号(044−567
−8901)に書き換える。その結果、自宅電話機から
かけた場合と同様のサービスが提供される。
【0065】図9及び図10は、本発明第1の一実施形
態における発番号登録時の接続図と処理フローチャート
である。以降、図9、図10の符号に沿って発番号登録
時の動作を説明する。
【0066】S32,S33.発呼者は、公衆網10上
の自宅電話機11より構内交換機の登録用局線番号をダ
イヤルすることにより、起動信号(極性反転)がSLC
13経由で構内交換機に送信され、CBT5で該起動信
号を検出する。
【0067】S34.CBT5は、公衆網に対し1次応
答信号(ループ)を返し、またMDR2とのパスの接続
を行う。
【0068】S35,S36.公衆網のモデム14から
モデム信号にてCBT5経由で送信される発番号をMD
R2で受信する。
【0069】S37.構内交換機は、発番号をCC6の
制御のもとメモリ上に蓄積する。
【0070】S38.CBT5は、発番号を正常に受信
すると、受信完了信号(ループ断)を公衆網10に送出
する。
【0071】S39.CBT5は、公衆網10から送信
される呼出し信号(リンガー)を検出する。これによ
り、構内交換機は公衆網10からの着信を検出する。
【0072】S40.構内交換機は、CBT5とトーキ
ー3間の通話パスを接続する。
【0073】S41.CBT5は、公衆網に対し2次応
答信号(ループ)を送信する。
【0074】S42.構内交換機は、CBT5とPBR
4間のパスを接続する。
【0075】S43.構内交換機は、トーキー3より音
声ガイダンスにて任意登録IDコードのダイヤルを発信
者に通知する。
【0076】S44.PBR4は、発信者からPB信号
による登録IDコードを受信する。
【0077】S45.構内交換機は、発信者からの登録
IDコードと発番号を関連付け、ID登録データに変換
し、DB7に登録する。
【0078】S46.構内交換機は、トーキー3より音
声ガイダンスにて登録が完了したことを発信者に通知
し、その後終話する。
【0079】図11及び図12は、本発明第1の一実施
形態における発番号表示時の接続図と処理フローチャー
トである。以降、図11、図12の符号に沿って発番号
登録時の動作を説明する。
【0080】S47,S48.自宅発番号登録者は、公
衆網10に接続された出先電話機12より構内交換機の
一般着信ダイヤルに発番号表示サービス用のDID番号
を付加したダイヤルをする。登録時と同様に、起動信号
(極性反転)がSLC13経由で構内交換機に送信さ
れ、CBT5で該起動信号を検出する。
【0081】S49.CBTは、公衆網に対し一次応答
信号(ループ)を返し、またMDR2とのパスの接続を
行う。
【0082】S50,S51.公衆網のモデム14から
モデム信号にてCBT5経由で送信される発番号とDI
D着信番号をMDR2で受信する。
【0083】S52.受信したDID番号が自発番号表
示コードであるか否かを判断する。
【0084】S53.CBT5は、発番号とDID番号
を正常に受信すると、受信完了信号(ループ断)を公衆
網10に送出する。
【0085】S54.CBT5は、公衆網10から送信
される呼出し信号(リンガー)を検出する。これによ
り、構内交換機は公衆網10からの着信を検出する。
【0086】S55.構内交換機は、CBT5とトーキ
ー3間の通話パスを接続する。
【0087】S56.CBT5は、公衆網に対し2次応
答信号(ループ)を送信する。
【0088】S57.構内交換機は、CBT5とPBR
4間のパスを接続する。
【0089】S58.構内交換機は、トーキー3より音
声ガイダンスにて登録済のIDコードのダイヤルを発信
者に通知する。
【0090】S59.PBR4は、発信者からPB信号
による登録済のIDコードを受信する。
【0091】S60.構内交換機は、発信者からの登録
済のIDコードでID登録データを順に検索して行く。
【0092】S61.最終コードのデータに登録されて
いる発番号を着信端末に表示する発番号としてCC6の
メモリ上に蓄積する。
【0093】S62.構内交換機は、DID着番号で指
定の内線を呼出す。
【0094】S63.CC6より変換後の発番号をディ
スプレイ表示メッセージに設定し、着信端末に送る。
【0095】S64.着信端末(DID内線)9が応答
すると、CBT5とLC8間のパスを接続することで通
話に入る。
【0096】図13は、本発明第2の一実施形態におけ
る発番号登録時の接続図と処理フローチャートであり、
構内交換機のDID番号個々に1つの発番号を登録でき
るようにソフトウェアを設計しておき、発番号登録時に
未登録のDID番号を発信者にトーキーにて通知する方
式である。
【0097】なお、〜項までは、図9および図10
で示した本発明第1の一実施形態における発番号登録時
の接続図と処理フローチャートの〜項と同じであ
る。
【0098】以降、図13の符号に沿って発番号登録時
の動作を説明する。
【0099】S65.構内交換機のCC6は、自局のD
ID番号対応の発番号登録データから発番号未登録のD
ID番号を抽出する。具体的には、図7の登録データを
検索し、4桁迄で未登録ID(PI=0)を抽出する。
【0100】S66.トーキー3より抽出したDID番
号を自宅電話機11の発信者に通知する。
【0101】S67.構内交換機は、受信済みの発番号
と発信者に通知したDID局番号を関連付け、DB7へ
記録する。
【0102】S68.構内交換機は、トーキー3にて発
信者に登録が完了したことを音声ガイダンスにて通知
し、その後終話する。
【0103】図14は、本発明第2の一実施形態におけ
る発番号表示時の接続図と処理フローチャートである。
以降、図14の符号に沿って発番号登録時の動作を説明
する。
【0104】S69,S70.自宅発番号登録者は、公
衆網10に接続された出先電話機12より発番号表示用
のDID番号をダイヤルする。登録時と同様に、起動信
号(極性反転)がSLC13経由で構内交換機に送信さ
れ、CBT5で該起動信号を検出する。
【0105】S71.CBTは、公衆網に対し1次応答
信号(ループ)を返し、またMDR2とのパスの接続を
行う。
【0106】S72,S73.公衆網のモデム14から
モデム信号にてCBT5経由で送信される発番号とDI
D番号をMDR2で受信する。
【0107】S74.受信したDID番号をCC6のメ
モリ上に蓄積する。
【0108】S75.CBT5は、発番号とDID番号
を正常に受信すると、受信完了信号(ループ断)を公衆
網10に送出する。
【0109】S76.CBT5は、公衆網10から送信
される呼出し信号(リンガー)を検出する。これによ
り、構内交換機は公衆網10からの着信を検出する。
【0110】S77.構内交換機は、受信したDID番
号でDB7を検索する。
【0111】S78.DID番号=登録済IDコードか
否かを判断する。
【0112】S79.DID番号=登録済IDコードで
あれば、DID番号から対応の登録済み発番号を抽出
し、着信端末に表示する発番号としてCC6のメモリ上
に蓄積する。
【0113】S80.構内交換機は、DID番号で指定
の内線を呼出す。
【0114】S81.CC6より変換後の発番号をディ
スプレイ表示メッセージに設定し、着信端末に送る。
【0115】S82.着信端末(DID内線)9が応答
すると、CBT5とLC8間のパスを接続する。
【0116】S83.CBT5は、公衆網10に対し2
次応答信号(ループ)を送信し、着信端末(DID内
線)9と出先電話機12とは通話に入る。
【0117】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く本発明の構内
交換機の公衆網発信者番号表示方式は、構内交換機に上
記手段を具備させることにより、一般公衆電話機や出先
の電話機(ホテル、訪問先、海外等)から構内交換機の
着信番号に電話をかけた時、発信者を特定する登録済の
IDコードを着信番号に続いて追加ダイヤルすること
で、発番号(自宅の電話番号)を着信端末に表示するこ
とが可能になるので、拡張された発信電話番号表示サー
ビスを提供できる効果がある。
【0118】また、本サービスを利用するシステム環境
であるCTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグ
レーション)環境のサービスにおいて、着信者の確認お
よびワークスーションのディスプレイ上に顧客データを
自動的に呼び出しながら顧客対応を実施するために必要
な検索キーになっている発信者の発番号が、発信者が自
宅以外の一般公衆電話機や出先のホテル等に設置の電話
機から電話している場合でも、自宅から発信した場合と
全く同様なサービスを受けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における発番号登録システ
ム図である。
【図2】本発明の一実施形態における発番号変換表示シ
ステム図である。
【図3】本発明の一実施形態における発番号登録時の基
本フローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態における発番号確認時の基
本フローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態における発番号解除時の基
本フローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態における発番号表示実行時
の基本フローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態におけるID−発番号変換
テーブルの説明図である。
【図8】本発明の一実施形態における呼制御用メモリエ
リアである。
【図9】本発明第1の一実施形態における発番号登録時
の接続図と処理フローチャート(その1)である。
【図10】本発明第1の一実施形態における発番号登録
時の接続図と処理フローチャート(その2)である。
【図11】本発明第1の一実施形態における発番号表示
時の接続図と処理フローチャート(その1)である。
【図12】本発明第1の一実施形態における発番号表示
時の接続図と処理フローチャート(その2)である。
【図13】本発明第2の一実施形態における発番号登録
時の接続図と処理フローチャートである。
【図14】本発明第2の一実施形態における発番号表示
時の接続図と処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワークNW 2 モデム信号受信トランクMDR 3 トーキートランクTKT 4 PB信号受信トランクPBR 5−1 発呼者表示登録用局線トランクCBT−A 5−2 一般着信用局線トランクCBT−B 6 中央処理装置CC 7 データベースDB 8 内線制御回路LC 9 着信端末 10 公衆網 11 自宅電話機 12 出先電話機 13 加入者回路SLC 14 モデム
フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸正 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 小野 幹雄 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 岡 和紀 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA71 BB02 DD01 EE01 GG01 GG05 5K026 EE05 HH02 5K036 AA11 JJ05 5K049 BB04 EE04 FF01 FF12 FF32 KK02 9A001 BB02 BB03 BB04 CC07 DD10 EE02 FF03 JJ01 JJ18 JJ56 JJ67 KK56 KK57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網からの着信呼の発番号を受信する
    機能を有する構内交換機において、 公衆網発信電話機から送信される発番号を受信し記憶す
    る手段と、 公衆網発信者の固有電話機から送信される発信者を特定
    する任意のIDコードを受信する手段と、 該固有電話機の発番号と該IDコードとを関連付けて登
    録する手段と、 公衆電話機又は出先の電話機から着信番号に続いて該登
    録済のIDコードを受信することで実際の発番号を該固
    有電話機の発番号に変換する手段と、 該固有電話機の発番号を構内交換機の着信端末に表示す
    る手段とを備えることを特徴とする構内交換機の公衆網
    発信者番号表示方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構内交換機の公衆網発
    信者番号表示方式であって、 前記発番号毎に顧客情報を記憶する記憶部と、 該記憶部から顧客情報を読み出して前記着信端末側に表
    示する手段とを更に備えることを特徴とする構内交換機
    の公衆網発信者情報表示方式。
  3. 【請求項3】 公衆網からの着信呼の発番号を受信する
    機能およびダイレクト・イン・ダイヤル着信機能を有す
    る構内交換機において、 公衆網発信者からの発信者表示登録用の受付電話番号の
    受信により発番号を受信し記憶する第1のステップと、 発信者へ登録案内通知を行う第2のステップと、 登録案内通知に従った発信者からのPB信号によって送
    られてくる任意の登録番号であるIDコードを受信する
    第3のステップと、 該IDコードと該発番号とを関連付ける登録処理を行
    い、該発番号に対応した該IDコードの登録を完了して
    終話する第4のステップと、 公衆網発信者からの発番号変換用ダイレクト・イン・ダ
    イヤル番号の受信により発信者へ登録済みIDコードの
    送信案内通知を行う第5のステップと、 送信案内通知に従った発信者からのPB信号によって送
    られてくる登録済みIDコードを受信する第6のステッ
    プと、 該IDコードから対応した発信加入者の自宅発番号に変
    換する第7のステップと、 着信端末に変換後の発番号を発信者表示メッセージとし
    て送信する第8のステップからなることを特徴とする構
    内交換機の公衆網発信者番号表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の構内交換機の公衆網発
    信者番号表示方法であって、 前記第5および第6のステップは、公衆網発信者からの
    発番号変換用ダイレクト・イン・ダイヤル番号=発信者
    の登録済みIDコードを受信するステップに置き換える
    ことを特徴とする構内交換機の公衆網発信者番号表示方
    法。
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