JP3758685B2 - 電話帳内の所望の記録を検索する方法および装置 - Google Patents

電話帳内の所望の記録を検索する方法および装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、ユーザが頻繁に発呼する相手の名前や電話番号を登録した電話帳(テレホン・ディレクトリ)を保持する装置に関し、より詳しくは、入力を確認する電話帳内にある複数の記録より、所望の記録を捜し出すものに関する。なお、この種のディレクトリで確認される入力は、音声入力や手書き入力が含まれる。
従来技術
頻繁に電話してコンタクトをとる相手の名前、電話番号、その他の関連情報を記録するための電子個人ディレクトリを備えた電話機が、移動電話、および住居用やビジネス用の有線電話という、いずれのアプリケーションにおいても一般的になってきた。その代表的なものに、音声認識、ソフト・キー、あるいはタッチ・スクリーン・インタフェースを使って、個人ディレクトリに電子的に記録されたリストから選択した電話番号をダイヤルするものがある。既存のシステムでは、ユーザが、自分の手で個人ディレクトリを作成し、管理しなければならない。これは、新たに登録する電話番号を手動でキー入力することで行われる。ユーザはまた、入力された番号に対応する名前や、所在(自宅、会社、セル等)といった、その他の個人情報をテキストでキー入力することを要求されたり、あるいはそのような選択が与えられる。
システムの中には、音声認識で駆動する機能が付加されたものもある。このようなシステムでは、ユーザは単に通話相手の名前を言うだけで、そのシステムが音声認識を実行して、発せられた名前と、被呼者の電話帳番号に関連させて記録した音声テンプレートとを相互に関連づける。一般的には、これらのシステムは、ユーザによって訓練されるものである。そのためユーザは、入力された各電話帳番号に関連した2,3の例を発して、その音声認識機を訓練する必要がある。オーダにして50、あるいはそれ以上の入力数をサポートする個人ディレクトリを作成することは、時間の浪費であり冗漫である。
国際公開公報WO94/14270(1994年6月23日発行)には、機械化されたディレクトリ補助システムが開示されている。このシステムは、ユーザに、ユーザが発呼したい人のラストネームを発声させて、このユーザの発声表現を生成する。ここで表現したものは、参照する発声との整合について個々の各信頼レベルを生成する言語認識ボードと音素認識ボードに送られる。各ボードからの信頼指標は比較され、どちらが大きいかを検定して、それが、あらかじめ設定したレベルを越えているかどうかを判定する。越えていれば、データベースを検索して、その発声に対応する記録を見つける。整合が1つしかなければ、音声処理ユニットは、ユーザにディレクトリ番号を通知する。整合するものが1つ以上あれば、ユーザには、記録を選択できるようにするための複数の選択が与えられる。
ヨーロッパ特許出願公報0 431890A2(1991年12月6日発行)は、音声認識システムを開示している。このシステムでは、言語の頻度に従って、言語辞書データベースの並び替えが行われる。照合ユニットが、ユーザからの発声を受信し、ソーティング・ユニットが、類似度に基づく順番に、少なくともいくつかの記録を並び替える。そして、これらの記録はユーザに提示され、ユーザは、それらの中から1つの記録を選択できる。
このために望ましいのは、1)ユーザの発声に応じて生成された信頼メトリックと、2)記録が使用されたり、あるいは選択された回数に応じて生成された頻度メトリックとの組み合わせに基づいて、記録を自動的に選択できることである。
発明の概要
本発明の一態様によれば、電話帳内の複数の記録から所望の記録を検索する方法提供する。この方法は、頻度フィールドを各記録に関連づけるものであって、この頻度フィールドは、記録が使用されたり、あるいは選択された回数を示す頻度メトリックを格納するよう動作する。また、各記録には特性フィールドも関連づけられ、この特性フィールドは、記録に関連したレンダリングの少なくとも1つの識別特性を特徴的に表現したものを格納するよう動作する。また、所望の記録を識別することを意としたレンダリングの入力表現が生成され、その入力表現を、少なくともいくつかの記録の特性フィールドの内容と比較して、信頼メトリックをそれぞれの記録に割り当てる。各信頼メトリックは、各記録が所望の記録の個々の確率を示している。その後、どの記録が第1および第2の最高信頼メトリックを有するかについての判定が行われる。そして、第1および第2の最高信頼メトリックを有する記録の頻度フィールドが読まれる。この所望の記録は、第1および第2の最高信頼メトリックの関数、そして、第1および第2の最高信頼メトリックを有する記録の頻度メトリックの関数として、これら第1および第2の最高信頼メトリックを有する記録より選択される。
好適には、所望の記録が検索されたとき、その所望の記録の頻度フィールドの内容を増加する。
好適には、第1および第2の最高信頼メトリックの少なくとも1つが、第1のあらかじめ規定した値より大きい値を有するかどうかを判定し、これら第1および第2の最高信頼メトリックの差分を決定して、この差分が第2のあらかじめ規定した値よりも大きいかどうかを判定する。
また、好適には、上記差分が第2のあらかじめ規定した値よりも大きい場合、所望の記録を、第1の最高信頼メトリックを有する記録として選択する。
第1の最高頻度メトリックを有する記録についての頻度フィールドの内容が、第3のあらかじめ規定した値より大きく、最高頻度メトリックを有する記録について、頻度フィールドの内容が第3のあらかじめ規定した値より大きいとき、第1の最高頻度メトリックを有する記録を所望の記録として選択する。好適には、第1の最高頻度メトリックが第3のあらかじめ規定した値より小さいとき、ユーザは、レンダリングを繰り返すよう促される。
好適には、レンダリングの入力表現を生成する動作には、ユーザによる発声をディジタル化する動作が含まれる。好適には、ユーザの口頭による発声がディジタル化されて、上記入力表現が生成される。
また、好適には、第1の最高信頼メトリックが第4のあらかじめ規定した値より大きくなく、あるいは、信頼メトリック間の差分が第5のあらかじめ規定した値より大きくなく、また、信頼メトリックの前記差分が前記第5のあらかじめ規定した値より小さいとき、第1および第2の最高信頼メトリックを持つ記録のいずれが第1の最高頻度メトリックを有するかを判定し、ユーザは、この第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう促される。ユーザが、上記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認すると、この第1の最高頻度メトリックを有する記録が選択され、この所望の記録についての頻度フィールドの内容がインクリメントされる。ユーザが、第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認すると、ユーザは、第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう促される。また、ユーザが、上記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認すると、この第2の最高頻度メトリックを有する記録が選択され、この所望の記録についての頻度フィールドの内容がインクリメントされる。
好適には、ユーザが、第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認すると、ユーザは、上記レンダリングを繰り返すよう促される。
第1および第2の最高信頼メトリックを有する上記記録のいずれが、その頻度フィールド内に最高値を有するかを判定し、最大値を持つ頻度フィールドを有する記録に関連した信頼メトリックと、上記第1および第2の最高信頼メトリックの差分と、自己の頻度フィールド内に最高値を有する記録についての頻度フィールドの内容との加重和に基づいて性能指数を決定し、この性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きいかどうかを判定し、そうであれば、最値を持つ頻度フィールドを有する記録を前記所望の記録として選択する。
上記頻度フィールドは、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納する。
選択的に、上記頻度フィールドは、記録が使用される回数に関連する使用頻度メトリックを格納するよう動作する使用頻度フィールドと、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作する成功頻度フィールドを含む。
本発明の他の態様によれば、上記方法を実行する装置を提供する。
本発明の他の態様によれば、本発明の第1の態様に係る方法についての工程を、コンピュータに実行させるよう動作するコードを格納できるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
上記方法および装置は、特定の記録を使用した頻度、あるいは、ユーザの発した音声と所望の記録との関連づけに成功した頻度、あるいは、これらの両方をもとに、複数の記録の中から所望の記録を選択することによって、個人電話帳に何らかのインテリジェンスを持たせるものである。信頼メトリックとともに、この付加情報を使用することで、これら複数の記録から所望の記録を選択する精度が向上する。成功頻度あるいは使用頻度情報を、個別あるいは一緒に使用することで、システムは、ユーザの電話の習癖をもとに所望の記録を選択できる。これによって、ユーザが発声を繰り返すよう要求される回数が減る。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施の形態を説明する図面として、
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る装置のブロック図であり、
図2a,図2bは、本発明の第1の実施の形態に係るダイヤル・アルゴリズムのフローチャートであり、
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る入力アルゴリズムのフローチャートであり、
図4a,図4bは、本発明の第1の実施の形態に係る付加アルゴリズムのフローチャートであり、
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る機能アルゴリズムのフローチャートであり、
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る音声認識アルゴリズムのフローチャートであり、
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る記録の概略図であり、
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る判定アルゴリズムのフローチャートであり、
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るダイヤル・ディレクトリ記録の概略図であり、
図10は、本発明の第3の実施の形態に係るダイヤル・ルーチンの一部であり、
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る装置の概略図であり、
図12は、本発明の第5の実施の形態に係る装置の概略図であり、
図13は、本発明の第6の実施の形態に係る所望の記録を選択する方法を示すフローチャートの一部である。
発明の実施の形態
図1において、本発明の第1の実施の形態に係る装置は、全体として符号10で示されている。本実施の形態では、この装置は、既存の加入者ループ14を介して、局交換機(不図示)に接続された電話機12に含まれる。局交換機は、電話局へ発呼が行われたときに、その電話機に発呼回線識別(CLID)情報を提供できるタイプのものである。この局交換機は、第1のネットワーク/ロケーションとして機能する。
本発明は、マイクロプロセッサ16、ランダム・アクセス・メモリ18、読出し専用メモリ20、符号22,24それぞれによって全体的に示される入力装置と出力装置を含む。この入力装置22は、キーパッド26、音声認識ユニット28(不図示のマイクロホンと音声ディジタイザを含む)、CLID受信機30を含む。また、出力装置は、多周波選択信号(DTMF)発生器32、オーディオ・プロンプタ34、液晶ディスプレイ(LCD)36を含む。
マイクロプロセッサ
本実施の形態におけるマイクロプロセッサは、三菱製の37510である。このマイクロプロセッサは、アドレス・バス、データ・バス、そして、本装置の他の構成要素にインタフェースする制御信号線を有する。また、このマイクロプロセッサはさらに、入力ポート38と出力ポート40を有し、これらのポートは、どの入力装置や出力装置もそれぞれ選択的にアドレス指定するよう動作する。
キーパッド
キーパッド26は、既存の電話機キーパッドであり、マイクロプロセッサ16と協動して、キーパッド上のキー押下を示すキーパッド・バイトを生成する。このキーパッドは、さらに付加キー42を有し、ユーザは、この付加キーによってマイクロプロセッサ16を指示して、それに関連する機能を実行できる。
音声認識ユニット
音声認識ユニット28は、マイクロプロセッサと協動して、ユーザによる発声を一意的に識別する数字、それに音声タグ、あるいはユーザの声をディジタル化した音響クリップを生成する。この数字は、記録(レコード)に関連する描写(レンダリング)についての少なくとも1つの識別特性を特徴的に表現するものである。本実施の形態において、このレンダリングとは、ユーザによる音声の発声である。そして、この特徴表現を使用して、ユーザがさらに発声したものと比較し、そのユーザが話していることを「認識」する。オーディオ・プロンプタは、音声タグを使って相手の名前を「再生」する。
音声認識ユーザ28はまた、「はい」あるいは「いいえ」といった標準的なコマンドを認識し、受信したコマンドを示すコマンド・データ・パケットをマイクロプロセッサに送ることによって、このようなコマンドに応答する。このように、音声認識ユニット28において、コマンドに対するユーザの発声についての全てのマッチングがとられる。
CLID受信機
CLID受信機30は、電話回線14からCLID情報を受信し、着呼者の名前と電話番号とに対応する名前パケットと番号パケットを生成する。このCLID受信機30は、多くの異なる方法の内、どの方法によっても、CLID情報を受信するようになっている。CLID情報は、例えば、電話サービス・プロバイダが提供するCLASS(カスタム・ローカル・エリア・シグナリング・サービス)というサービスを使用して、電話回線を介して受信できる。あるいは、CLID受信機30に、着信CLID情報を自動的に格納するようになっている音声メール・サービスを含めることができる。CLID情報はまた、例えば、SMS(短通報サービス)を使用して、セルラ・ネットワークを介して受信できる。本実施の形態では、CLID受信機は、発呼者情報の受信機、および、発呼者からの呼がいつ受信されたかを検出する検出器として機能する。
DTMF発生器
DTMF発生器32は、多周波選択信号を生成するよう動作する既存のダイヤル発信器であり、この選択信号が電話回線14に送られ、マイクロプロセッサ16が生成した番号パケットに応答して、本装置が電話番号をダイヤルできるようになっている。本実施の形態においてマイクロプロセッサはまた、被呼者に対していつ発呼が行われたかを検出する検出器として動作する。
オーディオ・プロンプタ
オーディオ・プロンプタ34はスピーカ44を有し、音声認識ユニットによってディジタル化された相手の名前を再生するよう動作できる。
ディスプレイ
本実施の形態では、ディスプレイ36は、機存の液晶ディスプレイ(LCD)からなり、水平方向の2行のテキスト46,48を有しており、それぞれが20個の文字を表示できる。このディスプレイを使用して、マイクロプロセッサ16の提供する名前パケットに応答して、最初の行46に発呼者の名前を表示する。一方、発呼者の電話番号が、マイクロプロセッサ16より提供される番号パケットに応じて、2番目の行48に表示される。
RAM
本実施の形態では、ランダム・アクセス・メモリ18は、32K,8ビットのワードを記憶でき、データの検索と記憶のために、マイクロプロセッサ16によって読出しや書込みが行われる。呼が終了するたびに、RAMに記憶されたデータが、電気的に消去並びにプログラム可能な読出し専用メモリ(E2PROM)(不図示)に転送される。これによって、電源供給が断たれても情報は確実に維持され、同時に更新も行われる。
ROM
本実施の形態において、読出し専用メモリ20は、64K,8ビットのワードを記憶でき、複数のプログラム・コードを格納するよう構成されている。これら複数のプログラム・コードは、マイクロプロセッサ16に指示を与えて種々の機能を実行させ、本発明の第1の実施の形態に係る方法を遂行するよう動作する。プログラム・コードの選択は、ランダム・アクセス・メモリ18に関係した読出し、および書込み機能が、アドレス・バスで規定されるアドレス範囲内にある4つの主アドレス領域の1つで行われるよう行われる。
ダイヤル・ディレクトリ
第1のメモリ・アドレス領域50は、ダイヤル・ディレクトリとして働き、第1のアドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域を使用して、キーパッド上でダイヤルして発呼された電話に関連する。第1の電話呼イベント記録の組52を記憶する。この第1の組の各記録には、番号フィールド54と頻度フィールド56が含まれる。ここで、番号フィールド54は、キーパッド26上でダイヤルされた電話番号を記憶するために用いられ、頻度フィールド56は、番号フィールド54内のその番号がダイヤルされた回数に関連する頻度計数(メトリック)を記憶するために用いられる。本実施の形態において、頻度メトリックは、番号がダイヤルされた回数を表わす数字である。従って、この頻度フィールドは、使用頻度フィールドとして機能する。
着呼ディレクトリ
第2のメモリ・アドレス領域58は、着呼ディレクトリとして働き、第2のアドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域を使用して、ユーザの電話機12に電話をかけてくる外部の発呼者による呼に関連した、第2の電話呼イベント記録の組60を記憶する。この第2の組の各記録60は、番号フィールド62、名前フィールド64、頻度フィールド66を有し、これらのフィールドには、電話番号、CLID受信機30により提供される着呼者の名前、そして、このCLID受信機30によって識別された着呼者が、ユーザの電話機12に電話をした回数に関連する頻度メトリックを記憶する。本実施の形態において、頻度メトリックは、CLID受信機30によって識別された着呼者が、ユーザの電話機に発呼した回数を表わす数字である。
個人ディレクトリ
第3のメモリ・アドレス領域70は、個人ディレクトリとして機能し、第3のアドレス範囲に複数のメモリ・レジスタを有する。この領域は、ユーザが最も発呼しそうな相手に関する、第3の電話呼イベント記録の組を記憶するために用いられる。この第3の組の各記録には、名前フィールド72、番号フィールド74、特性フィールド76、頻度フィールド78、音声タグ・フィールド79が含まれる。名前フィールド72と番号フィールド74は、相手を識別し、呼が処理された相手の電話番号と名前を記憶するために用いられる。頻度フィールド78は、ユーザと、関連する名前フィールドと番号フィールドによって識別された相手との間で処理された呼の回数に関する頻度メトリックを記憶する。本実施の形態では、この頻度メトリックは、相手と行われた電話の回数である。また、特性フィールド76は、音声認識ユニット28によって生成された特徴表現を記憶するために用いられる。
音声タグ・フィールドは、音声認識ユニットによって生成された、ユーザの発する相手の名前をディジタル化して記録した表現を記憶するよう動作する。この音声タグ・フィールドの内容がオーディオ・プロンプタ34に供給され、それによって、オーディオ・プロンプタ34が可聴信号を提供する。ユーザは、この可聴信号を認識して、名前フィールド72と番号フィールド74によって識別される相手を関連づける。
変数
第4のアドレス領域80は、マイクロプロセッサ16が、計算における中間値と、本発明の第1の実施の形態に係る方法を実行する過程における一般的なパラメータとを記憶するために使用できる自由メモリとして機能する。この領域もまた、ダイヤル・バッファ82、ポインタ・レジスタ84、CLIDバッファ86、入力表現バッファ88、および入力バッファ89を保持するために用いられる。これらは全て、ROMに記憶されるプログラム・コードと協動する。
プログラム機能
ROM20に記憶されるプログラム・コードは、マイクロプロセッサ16に対して指示を与えて、本発明の第1の実施の形態に係る方法を実行するために協動する種々の機能を遂行させる。これらの機能は、第1の実施の形態に係る種々のアルゴリズムによって示される方法で、互いに協動する。本実施の形態は、ダイヤル・アルゴリズム、着呼アルゴリズム、付加アルゴリズム、機能アルゴリズムを有する。
ダイヤル・アルゴリズム
図2において、ダイヤル・アルゴリズムは、全体として符号90で示されている。このアルゴリズムは、ダイヤル機能を実行し、ダイヤル・ディレクトリを維持、更新する。本ダイヤル・アルゴリズムは、プログラム・コードのブロックを示す複数の機能ブロックを有し、これらのコードを使用して、対応するブロック内に示す機能を実行する。図1,図2a,図2bにおいて、このダイヤル・アルゴリズム90は、マイクロプロセッサ16において、キーパッド26からキーパッド割込みを受け取ると呼び出されるアルゴリズムである。キーパッド26は、マイクロプロセッサ16の入力ポート38で受信されるパケットを生成する。ブロック91では、マイクロプロセッサに指示が与えられて、上記のパケットが入力バッファ89に記憶され、この入力バッファ89のアドレスをポインタ・レジスタ84にロードする。ブロック92では、マイクロプロセッサ16を指示して、RAM18の第4のアドレス領域内のダイヤル・バッファ82に、ポインタ・レジスタ84の内容によってアドレス指定された記録の番号フィールドの内容を記憶させる。そこで、ブロック94では、キーパッド・パケットに応答して、DTMF発生器32にパケットを提供し、通常の方法で局交換機によって受信されるダイヤル・トーンを生成して呼を確立するよう、マイクロプロセッサ16を指示する。ブロック96では、個人ディレクトリ中の各記録71を連続してアドレス指定し、ダイヤルされたばかりの番号が、ユーザの個人ディレクトリ70内に既に存在するかどうかを判断する。言い換えれば、個人ディレクトリは、被呼者に関連する記録に対して検索が行われる。このようにマイクロプロセッサは、検索器(サーチャ)として動作する。対応する記録が個人ディレクトリ中にない場合、ブロック98で、マイクロプロセッサ16を指示し、ダイヤル・ディレクトリ50内の記録を連続的にアドレス指定して、ダイヤルしたばかりの番号が、以前にユーザの電話機12からダイヤルされたかどうかを判断する。このように、ダイヤル・ディレクトリは、被呼者に対応する記録について検索がかけられる。個人あるいはダイヤル・ディレクトリ中に、対応する記録が見つからなければ、ブロック100で、呼の終了まで待つよう、マイクロプロセッサ16に指示する。
呼の終了時、ダイヤル・ディレクトリ中に対応する記録を発見できないときには、ブロック104で、マイクロプロセッサ16を指示して、ダイヤル・ディレクトリ50中の最後の記録についての番号フィールドに、キーパッドより受信した番号を格納する。このディレクトリ内の最後の記録がデータを有していても、そのようなデータは、最後の発呼番号によって上書きされる。これは、ダイヤル・バッファ82の内容を、ダイヤル・ディレクトリ内の最後の記録についての番号フィールド54にコピーすることで達成される。ダイヤル・バッファ82の内容をコピーすると、使用頻度フィールドとしてのフィールド56の内容が1に設定される。このようにマイクロプロセッサは、記録をダイヤル・ディレクトリに付加する付加器(アダー)として動作する。
そこで、ブロック106では、マイクロプロセッサ16に指示を与えて、記録についての使用頻度フィールド56の内容に基づいて、ダイヤル・ディレクトリ50を再ソートする。このように、マイクロプロセッサは、ソータとして動作する。これらの記録は、頻度の降順にソートがかけられ、最も頻繁にダイヤルされる番号を持つ記録が、ダイヤル・ディレクトリ50中において最初の記録となり、ダイヤル頻度の最も少ない番号が、最後の記録となる。
ブロック108では、マイクロプロセッサ16に、ダイヤル・ディレクトリ50中の各記録の頻度フィールド56を検索させ、いずれかの頻度フィールド56の内容が、あらかじめ規定した値nより大きいかどうかを判定する。この基準に当てはまるものがなければ、ダイヤル・アルゴリズム90は終了する。また、この基準を満たす記録があれば、ブロック110において、マイクロプロセッサ16が、ポインタ・レジスタ84に、その記録のアドレスをロードする。そして、マイクロプロセッサ16の制御は、ロケーションBの付加アルゴリズムに進む。そこでは、ユーザは、その記録を個人ディレクトリに転送するかどうかを指し示すよう促される。
ダイヤル・アルゴリズム90のブロック96で、たった今、ダイヤルした番号が個人ディレクトリ70内にあると判定されれば、ブロック112において、マイクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70内の対応する記録71の頻度フィールド78の内容を1だけインクリメントするよう指示する。そして、ブロック114において、マイクロプロセッサ16に、個人ディレクトリ70内の記録についての頻度フィールド78の内容に応じた順序で、その個人ディレクトリ70を再ソートするよう指示する。これらの記録には、頻度の降順にソートがかけられるため、最も頻繁にダイヤルされる番号を持つ記録が最初にくる記録となり、ダイヤルされる頻度の最も低い番号が、最後にくる記録となる。そして、処理は、ダイヤル・アルゴリズムのブロック108へ進む。
同様に、ブロック98で、たった今ダイヤルされた番号が、個人ディレクトリ内にはないがダイヤル・ディレクトリにあると判定されれば、ブロック116において、マイクロプロセッサ16に、ダイヤル・ディレクトリ50内の対応する記録の使用頻度フィールド56の内容を1だけインクリメントするよう指示する。そして、処理は、ダイヤル・アルゴリズムのブロック106に継続し、そこで、使用頻度フィールドの内容に応じた順序で、ダイヤル・ディレクトリの記録にソートがかけられる。このように、マイクロプロセッサはまた、インクリメンタとして機能する。
着呼アルゴリズム
図1,図3において、着呼アルゴリズムが全体として符号118で示されており、このアルゴリズムによって、局交換機より受信したCLID発呼者識別情報が、着呼ディレクトリ58にロードされる。マイクロプロセッサ16がCLID割込みを受けると、この着呼アルゴリズムが呼び出され、CLID割込みは、CLID受信機30が発生する。このCLID割込みを受けると、ブロック120において、マイクロプロセッサ16は、CLID受信機30よりマイクロプロセッサ16の入力ポート38に供給された、発呼者を識別する名前と番号を含むCLID情報をCLIDバッファ86に格納する。
ブロック122では、引き続き、個人ディレクトリ70内の各記録にアドレスをかけ、受信したばかりのCLID情報が、既にユーザの個人ディレクトリ70内にあるかどうかを判定する。言い換えれば、個人ディレクトリは、発呼者に関連する記録に対して検索が行われる。対応する記録が、その個人ディレクトリ内になければ、ブロック124において、マイクロプロセッサ16が、着呼ディレクトリ58内の記録を連続的にアドレス指定し、受け取ったばかりで、かつ、CLIDバッファ86内に格納されたCLID情報が、以前に受け取ったものであるかどうかを判定する。このように、着呼ディレクトリは、発呼者側に対応する記録について検索される。個人ディレクトリあるいはCLIDディレクトリ内に、対応する記録がない場合には、ブロック126において、マイクロプロセッサ16は、呼の終了まで待機するように指示される。
呼の終了時に、着呼ディレクトリ内に対応する記録がない場合、ブロック130において、マイクロプロセッサ16は、着呼ディレクトリ58内の最後の記録60内に、CLID受信機より受信した情報を格納する。ディレクトリ内の最後の記録がデータを有していても、そのデータは、最後に受信したCLID情報によって上書きされる。これは、CLIDバッファ86の内容を、着呼ディレクトリ58内の最後の記録についての名前フィールド62と番号フィールド64にコピーすることによって行われる。CLIDバッファ86の内容がコピーされると、新規の記録についての使用頻度フィールド66が1に設定される。
ブロック132では、マイクロプロセッサ16が、これらの記録の頻度フィールド66の内容に基づいて、着呼ディレクトリ58を再ソートする。これらの記録は、頻度の降順にソートがかけられるため、最も頻繁に受信したCLID番号を持つ記録が、着呼ディレクトリ内の最初の記録となり、受信頻度の最も低いCLID番号を持つ記録が、最後にくる記録となる。
ブロック134では、マイクロプロセッサ16が、各記録60の頻度フィールド66を検索し、いずれかの頻度フィールド66が、あらかじめ規定した値nより大きい内容を有するかどうかを判定する。この基準に当てはまるものがなければ、この着呼アルゴリズム118は終了する。また、この基準を満たす記録があれば、ブロック136において、マイクロプロセッサ16は、その記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロードし、マイクロプロセッサ16の制御は、ロケーションBの付加アルゴリズムに進む。このアルゴリズムでは、ユーザは、その記録を個人ディレクトリに転送するかどうかを示すよう促される。
この着呼アルゴリズム118のブロック122において、たった今、受信したCLID情報が個人ディレクトリ70内にあると判定されれば、処理は、着呼アルゴリズム118のブロック134へ進む。
ブロック124において、たった今、受信した番号が個人ディレクトリ70内にはないが、着呼ディレクトリ58内にあると判断されれば、ブロック142で、マイクロプロセッサ16が、着呼ディレクトリ58内の対応する記録60の頻度フィールド66を1だけインクリメントし、処理は、この着呼アルゴリズムのブロック132において継続される。
付加アルゴリズム
図1,図4a,図4bには、付加アルゴリズムが全体として符号150で示されている。このアルゴリズムは、ダイヤル・ディレクトリ56や着呼ディレクトリ58より得た新規の記録、あるいは、キーパッド26を介してユーザが入力した新たな記録が、個人ディレクトリ70に付加するよう機能する。キーパッド26上の付加キー42から付加キー割込みを受けたり、あるいは、ダイヤル・アルゴリズム、着呼アルゴリズム、もしくは音声認識アルゴリズムからの呼があると、この付加アルゴリズム150が呼び出される。
付加アルゴリズム150が呼び出されると、ブロック152において、マイクロプロセッサ16は、ユーザが、最後にダイヤルした番号、あるいは最後に受信したCLID情報が、個人ディレクトリ70に記録として付加するかどうかを示すよう促す。マイクロプロセッサは、ユーザ入力を要求する適切な証印をディスプレイ36に書き込むことによって、また、オーディオ・プロンプタ34にデータ・パケットまたは音クリップを書き込み、それにより、オーディオ・プロンプタ34に「最後の呼」のようなプロンプトを発声させることによって、ユーザを促す。
ユーザは、キーパッド入力をするか、あるいは、音声認識ユニット28に、「はい」あるいは「いいえ」という言葉を単に発するかのいずれかによって、このようなプロンプトに応答できる。このように、マイクロプロセッサ、ディスプレイ、およびオーディオ・プロンプトは、プロンプタとして動作する。
このような情報を格納したくない場合、ユーザが「いいえ」と発声して応答すると、ブロック154において、マイクロプロセッサ16は、ダイヤル・ディレクトリ50、もしくは着呼ディレクトリ58より記録をコピーするか、あるいは、新たな記録を付加して、ユーザからのコマンドの発声を待つかどうかを示すようユーザを促す。ユーザがダイヤル・ディレクトリ50からのコピーを望む場合、ブロック156において、マイクロプロセッサ16は、ダイヤル・ディレクトリ50の最初の記録のアドレスをポインタ・レジスタ84に格納する。同様に、ユーザが着呼ディレクトリ58からのコピーを希望するときには、ブロック158において、マイクロプロセッサ16は、着呼ディレクトリ58内の最初の記録のアドレスをポインタ・レジスタ84に格納する。
ユーザが新たな記録を付加したいという場合には、ブロック157において、ユーザは、キーパッドを介して名前と番号情報を入力するよう促される。この情報は、入力バッファ89に格納される。そして、ブロック159において、ポインタ・レジスタ84に入力バッファ89のアドレスをロードする。
ブロック160は、この付加アルゴリズムのロケーションBの起点を示している。このブロックでは、マイクロプロセッサ16は、ポインタ・レジスタ84の内容を使って、ダイヤル・ディレクトリの場合には番号フィールド54の内容を検索、表示し、着呼ディレクトリの場合には、ポインタ・レジスタ84の内容によってアドレス指定される記録の番号フィールド64と名前フィールド62の両方の内容を検索、表示する。そして、ブロック162では、マイクロプロセッサ16は、現在、表示されている記録が、個人ディレクトリ70にコピーする記録かどうかを示すよう、ユーザを促す。現在、表示されている記録が所望の記録ではない場合、ブロック162において、マイクロプロセッサ16は、ポインタ・レジスタ84の内容をインクリメントし、ブロック160に戻って、新たにアドレス指定された記録の内容を表示する。実際には、ブロック160とブロック162によって、ダイヤル・ディレクトリ50あるいは着呼ディレクトリ58のいずれかにある記録を、ディスプレイ36上でスクロールできる。
ユーザが所望の記録に達したとき、あらかじめ規定した応答(本実施の形態では、キーパッド上でのキーの押下、あるいはユーザによる発声)が、アドレス指定された記録を個人ディレクトリに転送して欲しいという合図になる。あるいは、ユーザが、キーパッドによって、個人ディレクトリに新たな入力を付加することを選択し、ブロック159が終了したとき、ブロック164において、マイクロプロセッサ16は、個人ディレクトリ70内の各記録71を連続的にアドレス指定して、所望の入力が、既に個人ディレクトリ70に格納されているかどうかを判定する。その記録が既に格納されていれば、ブロック166において、マイクロプロセッサ16は、この付加アルゴリズム150を終了させる。所望の入力が、いまだ個人ディレクトリ70に転送されていなければ、ブロック168において、マイクロプロセッサ16は、最後に入力されたデータがゼロでなければ、その記録を、そこでの最後の入力として個人ディレクトリ70にコピーする。この場合、ユーザは、データを上書きする前に、ディレクトリ内に最後の記録が存在するかどうかを確認するよう促される。このように、ユーザから、あらかじめ規定された応答を受け取ると、その記録は個人ディレクトリに転送される。よって、マイクロプロセッサは、被呼者あるいは発呼者の記録を個人ディレクトリに転送する転送器として動作する。その後、ブロック170において、マイクロプロセッサ16は、記録の名前と番号部分を表示し、ユーザがキーパッド26を用いて、名前フィールドに対する新たな文字を入力するのを待つことによって、ユーザに名前フィールド72の内容を編集させる。本実施の形態では、ダイヤル記録52が名前フィールドを含まないので、ダイヤル記録が個人ディレクトリ70にコピーされるたびに、ユーザは、十中八九、名前フィールド72に名前情報を付加したくなるであろう。選択的に、さらなる処理命令をマイクロプロセッサに与え、ネットワークに対して、できれば料金の照会をさせるようにして、名前情報を得るようにすることもできる。
ブロック172では、マイクロプロセッサ16が、ユーザに、音声認識ユニット28で可聴音として受信される非標準の発声を入力させる。音声認識ユニット28は、ある種の確認を要求し、その後、ユーザの発生がディジタル化され、入力表現パケットが生成されて、それが、音声認識ユニット28によって入力ポート38に転送される。この音声パケットは、個人ディレクトリ70内の対応する記録71の特性フィールド76に格納され、その記録に関連するレンダリングについての少なくとも1つの識別特性を特徴的に表現するものとして機能する。本実施の形態では、このレンダリングは口頭による発声である。その後、付加アルゴリズム150が終了する。
付加アルゴリズム150のブロック152に戻り、ユーザが、最後の呼に関連する記録を個人ディレクトリ70に付加する選択をした場合、それがユーザによる呼であろうと、着呼であろうと、ブロック174において、マイクロプロセッサ16は、ダイヤル・バッファ82とCLIDバッファ86の内容を読み、どちらが非ゼロであるかを判定する。これは、非ゼロの内容を有するバッファが、最後の呼のタイプを識別するからである。ダイヤル・バッファ82が番号データのみを有し、一方、CLIDバッファ86が、番号と名前データを有するので、どのタイプの呼が最後に発生したかに応じて、番号データだけが、個人ディレクトリ70内の最後の記録についての番号フィールド74にコピーされるか、あるいは、番号データと名前データの両方が、番号フィールド74と名前フィールド72それぞれにコピーされる。
機能アルゴリズム
図1,図5には、機能アルゴリズムが全体として符号180で示されている。このアルゴリズムは、キーパッド入力、あるいは、単に音声認識ユニット28に対して認識可能な音声コマンドを発することによって、ユーザが発呼やプログラミング命令を実行できるようにする。あらかじめ決められたキー、あるいはキー・シーケンスの起動に応じて、マイクロプロセッサ16がキーパッド割込みを受けると、この機能アルゴリズムが呼び出される。
この機能アルゴリズムを受けると、ブロック182において、マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プロンプタ34にデータ・パケットを提供し、それが、再構成された音声のクリップを発声して、「呼」、「リスト」、あるいは「プログラム」という言葉を発音させることで、ユーザに入力を促す。マイクロプロセッサはまた、適切なパケットをディスプレイに送り、これらのプロンプトがディスプレイ上に表示されるようにする。
ユーザは、キーパッド入力により、あるいは、これらの言葉のいずれかを音声認識ユニット28に対して発することによって、上記のプロンプトに応答する。音声認識ユニット28は、これらの発声をコマンドとして認識し、そして、ユーザによって話され、あるいは入力された言葉を示すパケットを入力ポート38に送ることによって応答する。ユーザが、「プログラム」という言葉を話した場合、ブロック184において、マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プロンプタ34にパケットを供給し、それが、再構成された音声のクリップを発声して、「付加」、あるいは「削除」という言葉を発音させることで、ユーザにさらなる入力を促す。ユーザが「付加」という言葉で応答した場合、マイクロプロセッサ16は、図4a,図4bの付加アルゴリズム150のロケーション「A」へ仕向けられ、処理は、上述したように、付加アルゴリズム150と関連して続行する。
ユーザが「削除」という言葉で応答した場合、ブロック185において、マイクロプロセッサは、ユーザが、削除する記録に関連する名前を言うか、あるいは入力するのを待つ。ユーザが、キーパッドを介して名前を入力すると、識別された記録に対するポインタが生成され、ポインタ・レジスタ84に格納される。ユーザが音声認識ユニットに対して名前を発した場合、その名前は、非標準コマンドとして認識され、ユーザの発声表現あるいは入力表現は、マイクロプロセッサの入力部に送られ、第1の音声認識アルゴリズムが呼び出される。
図6において、第1の音声認識アルゴリズムはブロック222を含み、このブロックにおいて、マイクロプロセッサ16が、入力表現と、個人ディレクトリ内の記録についての特性フィールドの内容とを比較して、それぞれの記録に信頼メトリックを割り当てる。信頼メトリック各々は、各記録が所望の記録の個々の確率を表している。ブロック222ではまた、マイクロプロセッサが、入力表現バッファ88内の音声パケットに統計的に最も近い特性フィールド76の内容を持つか、あるいは、第1,第2の最も一致するものを音声パケットに提供する第1,第2の個人ディレクトリの記録のアドレス位置を決定する。このようにして、ブロック222は、どの記録が第1,第2の最高の信頼メトリックを有するかを判定する。
ブロック225において、マイクロプロセッサは、これら第1,第2の信頼メトリックと、あらかじめ規定された第1の値とを比較し、少なくとも1つの信頼メトリックが、あらかじめ規定した第1の値より大きいかどうかを判定する。して、それが大きければ、ブロック226において、マイクロプロセッサ16は、信頼メトリックの差分を求め、これら信頼メトリックの類似度を表わす数字を決定する。その数字が小さければ、個人ディレクトリ70内にある記録の両方について、一致度が最も近くなるか、あるいは所望の記録を識別できる確率が近似することになる。また、その数字が大きければ、探し出された記録の1つは、おそらく、所望の記録に、より近いものと考えられる。大きい、あるいは小さいという規定は、製造者によってあらかじめ設定されるが、ユーザが変えるようにしてもよい。つまり、差分が第2のあらかじめ規定された値を越えていれば、それを大きい数字とし、差分が第2のあらかじめ規定された値を下回っていれば、それを小さい数字と特定して変更するようにしてもよい。
ブロック228において、マイクロプロセッサ16は、その差分を第2のあらかじめ規定した値と比較し、それが第2のあらかじめ規定した値より大きければ、ブロック230において、マイクロプロセッサ16が、最高の信頼メトリックを有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーし、本アルゴリズムを終了させる。
ブロック228で、差分が第2のあらかじめ規定した値より小さいと判定されれば、ブロック232において、マイクロプロセッサ16が、第1,第2の記録の頻度フィールド78の内容を検索し、どれが大きいかを判定する。
その後、ブロック234では、マイクロプロセッサ16は、内容がより大きい頻度フィールドを有する記録の頻度フィールドの内容が、第3のあらかじめ規定した値(P3)より大きいかどうかを判定する。そうであれば、ブロック236において、マイクロプロセッサ16は、使用頻度フィールド内の最大の内容を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーする。その後、このアルゴリズムは終了する。
頻度フィールドにおいて、より大きい内容を有する記録についての頻度フィールドの内容が、第3のあらかじめ規定した値より小さければ、ブロック238において、マイクロプロセッサ16は、ユーザに、再度、所望の名前を話すか、あるいはキャンセルするよう促す。その後、処理はブロック239へ続き、そこで、マイクロプロセッサは、新たな入力表現が与えられるのを待つ。
ブロック225において、少なくとも1つの信頼メトリックが、第1のあらかじめ規定された値より大きくないと判定されれば、処理はブロック238へ続く。このブロック238では、ユーザに、再度、話させるか、あるいはキャンセルするよう促す。
上述したように、最高の信頼メトリックを持つ第1,第2の記録は、同じように統計的に所望の記録に近く、所望の記録の選択は、これら第1,第2の記録の使用頻度に基づいて行われる。このように、ユーザ自身の習慣が、所望の記録を決定する際に用いられる。ユーザ自身の習癖を用いて所望の記録を選択することは、特に、音声認識ユニット28を使用することで、所望の記録を決定しやすくする。
図5に戻り、ユーザが、一致する記録を有する発声に失敗した場合、あるいは、個人ディレクトリ内で一致した記録を有する名前を、キーパッドで入力し損ねた場合、ポインタ・レジスタ84には、個人ディレクトリ70内の最後の記録のアドレスがロードされる。この最後の記録は、最も使用頻度の低い記録であり、呼を受ける頻度が最も低い被呼者に対応する記録は、より望しい記録がなければ、新たな入力用に空きを作るため、削除するのが最も好ましい、と考えられる。
ブロック188では、マイクロプロセッサ16は、個人ディレクトリ70内の識別された、あるいは最後の記録の名前フィールド72と番号フィールド74の内容を検索、表示、そして、予告されるようにする。こうするため、マイクロプロセッサ16は、名前72、番号74、音声タグ79の内容を検索し、名前フィールド72と番号フィールド72の内容をディスプレイ36に転送して、それらの個々のライン上に表示する。また、マイクロプロセッサ16は、音声タグ79の内容をオーディオ・プロンプタ34に転送する。オーディオ・プロンプタ34は、これに応答して、記録71に関連する名前を予告する。
ブロック190では、マイクロプロセッサ16は、次の連続する記録をアドレス指定するか、あるいは、現在、アドレス指定されている記録が注目している記録であるかどうかを示すよう、ユーザを促す。マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プロンプタ34にパケットを転送して、「次?」という言葉を予告させ、音声認識ユニット28が応答あるいは入力を受信するのを待つ。ユーザが、「削除」という言葉で応答すれば、ブロック192において、マイクロプロセッサ16は、現在、アドレス指定されている記録71を削除し、アルゴリズム180が終了する。ユーザが、「次」という言葉で応答すると、次に続く記録(すなわち、次に最も頻繁に使用される記録)がアドレス指定され、アルゴリズムの実行はブロック188で再開される。このブロック188では、このような、次に続く記録を検索、表示、予告されるようにする。ユーザが、ブロック190において、「次」という言葉で繰り返し応答することによって、個人ディレクトリ70内の記録が、最も使用頻度の低い記録から連続的にアドレス指定される。このように、ユーザには直ちに、置き換えることが最も望ましい記録が差し向けられ、ユーザは、個人ディレクトリの記録を、それらの入力順にスクロールする必要がない。これは、もちろん、時間の節約となる。さらには、これによって、その装置のハンズフリー操作ができ、それが、車の中等、ユーザの両手と目が他のことに占有されているような場所で有用なものとなる。
ブロック182において、ユーザが、「リスト」という言葉で応答した場合、アルゴリズム180は、リストの分岐に入り、そこで、個人ディレクトリ内の名前と番号を連続的にリスト表示、予告し、ユーザが、その1つを選んでダイヤルできるようにする。リストの分岐はブロック194で始まり、このブロックでは、マイクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70内の最初または最後の記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロードする。これは、最も頻繁に使われる記録が最初にくる順番で、あるいは最も使用頻度の低い記録が最初にくる順番で名前と番号を表示させたいという、ユーザの希望に応じて行われる。この選択は、あらかじめユーザによって設定するようにしてもよい。あるいは、ユーザのために、記録をアルファベット順でリスト表示してもよい。
ユーザが、頻度が低くなる順番で記録が提供されることを欲しているとした場合、ブロック196では、マイクロプロセッサ16によって、個人ディレクトリ70内の、第1の記録71の名前フィールド72と番号フィールド74の内容が検索、表示、そして、予告される。上述のように、マイクロプロセッサ16が、各記録の名前フィールド72、番号フィールド74、音声タグ・フィールド79の内容を検索し、名前フィールド72と番号フィールド74の内容をディスプレイ36に転送して、その各々のライン上に表示し、また、音声タグ79の内容をオーディオ・プロンプタ34に転送する。オーディオ・プロンプタ34は、これに応答して、記録71に関連した名前を予告する。
ブロック198では、マイクロプロセッサ16は、次に続く記録をアドレス指定するか、あるいは、現在、アドレス指定されている記録が注目している記録かどうかを示すよう、ユーザを促す。マイクロプロセッサ16は、オーディオ・プロンプタ34にパケットを転送して、「次?」という言葉を予告し、音声認識ユニット28で受信されるコマンド応答を待つ。ユーザが、「呼」という言葉で応答した場合、マイクロプロセッサ16は、ブロック200において、現在、表示されている記録のアドレスをポインタ・レジスタにロードする。アルゴリズム180のリスト分岐は、このようにして終了し、マイクロプロセッサ16は、図2に示す、ダイヤル・アルゴリズム90のロケーション「A」に処理を続けるよう指示される。
上述のように、ブロック198において、ユーザが「次」という言葉で応答した場合、次に続く記録がアドレス指定され、ブロック196で、アルゴリズム180の実行が再開される。このブロック196では、次に続く記録が検索、表示、予告される。上述したように、ユーザが、ブロック198で、繰り返し「次」で応答することにより、個人ディレクトリ内の記録が連続的にアドレス指定され、所望の記録が見つかるまで表示される。
ブロック182において、ユーザが「呼」という言葉で応答した場合、ブロック202では、マイクロプロセッサ16は、発呼先の名前を入力するよう促す。
ユーザが、名前をキーパッドで入力しようと、キーパッドでの入力によって応答すれば、その名前は、入力バッファ89で受信される。キーパッドによる名前の入力が完了すると、マイクロプロセッサは、個人ディレクトリ内の記録の名前フィールドを検索し、対応する記録の位置を特定する。対応する記録が見つからなければ、ユーザは、他の名前を入力するよう促される。他方、符合する記録が見つかれば、その符合する記録のアドレスがポインタ・レジスタにロードされ、処理は、ダイヤル・アルゴリズムのロケーションAに進む。
ブロック202において、ユーザが、自分の発呼先の名前を単に口頭で発した場合、音声認識アルゴリズムが呼び出され、最も一致する可能性の高い記録のアドレスをポインタ・レジスタ84内に置くことによって応答する。その後、処理は、ダイヤル・アルゴリズムのロケーションAで再開する。
一般的に機能アルゴリズムは、電話機12のユーザによって発せられた音声コマンドに応じて、個人ディレクトリ70内の記録を呼び出したり、リスト表示したり、あるいは、プログラムする。アルゴリズム180は、発呼コマンドに応じて、マイクロプロセッサ16に対し、音声コマンドを介して、ユーザにより識別された個人の電話番号を自動的にダイヤルさせる。このアルゴリズム180は、リスト・コマンドに応じて、マイクロプロセッサ16が、個人ディレクトリ70内の呼イベント記録を有する個人名を可視表示したり、予告したりし、また、選択された記録71の番号フィールド74内に格納された番号を自動的にダイヤルさせるようにする。プログラム・コマンドに応じて、ユーザは、単に適切なコマンドを発することによって、個人ディレクトリ70内に格納された記録71を付加、あるいは削除できる。
本装置を継続して使用することで、個人ディレクトリ、ダイヤル・ディレクトリ、および着呼ディレクトリ内の記録についての使用頻度フィールドの内容は、オーバーフロー状態で到着することになる、ということが分かる。これを防ぐため、ゼロより大きい値を有する、各ディレクトリ内の記録の使用頻度フィールドは、本装置の使用の度合いに応じて、月に一度、あるいは週に一度といった周期的な間隔でデクリメントされる。このように、マイクロプロセッサは、減衰器(デクリメンタ)としての動作もする。
一般的にプログラム・メモリは、マイクロプロセッサが検索器(サーチャ)、インクリメンタ、デクリメンタ、付加器、プロンプタ、そして、転送器の機能を実行するよう、そのマイクロプロセッサによって読取り可能な命令の集合を格納していることが分かる。
他の方法
図7において、本発明の第2の実施の形態に係る個人ディレクトリの記録の全体が、符号240で示されている。この記録は、上記第1の実施の形態のように名前フィールド72、番号フィールド74、特性フィールド76、使用頻度フィールド78を有するが、さらに、成功頻度フィールド242を含む。この成功頻度フィールドは、ユーザが発した名前の入力表現と、記録の特性フィールドの内容との整合をとったときの成功頻度を表わす数字を格納する。最初、成功頻度フィールド242にはゼロが設定されているが、本発明の第2の実施の形態に係る第2の音声認識アルゴリズムに従って更新される。このアルゴリズムは、図6に示す音声認識アルゴリズムと、図8に示す判定アルゴリズムとを組み合わせたものである。
図6に示すように、第2の音声認識アルゴリズムは、第1の音声認識アルゴリズムのブロック222,225,226を含んでいるが、この第1の音声認識の残りの部分が、図8に示す判定アルゴリズムのブロックで置き換えられている。よって、図6の第1の音声認識に係るブロック226の後、図8のブロック244において、マイクロプロセッサ16が、図6のブロック222で決定された高信頼メトリックが、第4のあらかじめ規定した値(P4)より大きいかどうかを判定し、同時に、信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定した値(P5)より大きいかどうかを判定する。そうであれば、最高の信頼メトリックを有する記録が、所望の記録であると考えることができる。ブロック246では、マイクロプロセッサ16が、高信頼メトリックを有する記録の成功頻度フィールドFOS(図7では、符号242)をインクリメントし、ブロック248では、マイクロプロセッサ16が、高信頼メトリックを有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ(図1において符号84で示す)にロードする。その後、本アルゴリズムが終了する。
ブロック244での判定結果が否定的なものであれば、明らかに所望の記録と思える記録はない、と考えられる。この場合、ブロック250において、マイクロプロセッサ16は、信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定された値よりも小さいかどうかを判定する。言い換えれば、マイクロプロセッサは、第1,第2の信頼メトリックが、統計的に互いに近接しているかどうかを判定する。これらが近接していなければ、ブロック252で、マイクロプロセッサ16が、ユーザに発声を繰り返させ、図6のロケーションAにおける処理を続行させる。
信頼メトリックの差分が、第5のあらかじめ規定された値より小さければ、ブロック256において、マイクロプロセッサ16は、対応する第1,第2の記録の成功頻度フィールド242の内容を読み、第1の記録、すなわち、高い成功頻度を有する記録の音声タグ・フィールド79の内容より提供された名前を予告する。ユーザが、このように予告された記録が所望の記録であると確認したならば、ブロック258において、マイクロプロセッサ16は、第1の記録の成功頻度フィールド242をインクリメントし、ブロック260で、マイクロプロセッサ16が、高い成功頻度を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロードする。その後、本アルゴリズムは終了する。
一方、ユーザが、高い成功頻度を有する記録が所望の記録であるとの確認をしなかった場合、ブロック262において、マイクロプロセッサ16は、第2の記録、すなわち、低い成功頻度を有する記録の音声タグ・フィールドの内容によって提供される名前を予告する。ユーザが、このように予告された記録が所望の記録であると確認したならば、ブロック264で、マイクロプロセッサ16は、第2の記録の成功頻度フィールド242をインクリメントし、ブロック266で、マイクロプロセッサ16が、低い成功頻度を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にロードする。その後、本アルゴリズムが終了する。
ブロック262において、ユーザが、所望の記録は低い成功頻度を有する記録であるとの確認ができなければ、マイクロプロセッサはブロック252に仕向けられる。そこでは、マイクロプロセッサ16がユーザに発声を繰り返させ、図6のロケーションAにおける処理を続けさせる。
本発明の第2の実施の形態に係る音声認識アルゴリズムを連続して使用すると、成功頻度フィールドの内容が、オーバーフロー状態で到着することになる、ということが分かる。これを防ぐため、ゼロより大きい値を有する成功頻度フィールドが、本装置の使用の度合いに応じて、月に一度、または週に一度といった周期的な間隔でデクリメントされる。
図8に示す判定アルゴリズムは、成功頻度フィールドと関連して説明されているが、この成功頻度フィールドは、図6と関連して述べた使用頻度フィールドに置き換えることができ、ブロック256,262における判定と、その結果による処理経路は、使用頻度フィールドの内容に基づくものである。一般的には、ユーザが多数の発呼を行うときに、図8の判定アルゴリズムを使用頻度フィールドとともに使用するのが望ましく、この判定アルゴリズムを成功頻度フィールドとともに使用するのは、ユーザが、本発明の音声認識という態様を広範囲に用いるときが望ましい。また、図8の判定アルゴリズムを、使用頻度フィールドと成功頻度フィールドの両方とともに使用することも可能である。これら両者は、複合した頻度値として付加的に用いてもよいし、あるいは、各頻度値とともに重み付けファクタを用いてもよい。
図9において、本発明の第3の実施の形態では、ダイヤル・ディレクトリの記録が、第1の実施の形態との関連で述べた番号フィールド54と頻度フィールド56に加えて、名前フィールド253を含む。図10に示す、その他の実施の形態では、図2に示すダイヤル・ルーチンが、ブロック98とブロック100の間に、さらなる命令シーケンスを含んでいる。この命令シーケンスは、ブロック255を含むものとして、図10に示されている。このブロックでは、ユーザがダイヤルした電話番号に関連した相手の名前を、電話網(ネットワーク)、すなわち、局交換機に照会する。この局交換機は、CLID形式の対応する名前で応答し、それが、CLID受信機で受信され、ブロック257において、マイクロプロセッサによって取り扱われる。ブロック259でマイクロプロセッサは、ネットワークより受信した名前情報を、ダイヤル・ディレクトリ内の対応する記録の名前フィールド(図9では、符号253)に置く。これによって、ユーザは、被呼者の名前を苦労して入力する必要がなくなる。
本発明の第1の実施の形態に係る装置は、電話機内に存すると説明したが、それに代えて、本装置を、構内交換機(PBX)、あるいは他の顧客宅内装置内に、あるいは、局交換機や、他の形態をとるネットワーク・ロケーションに設置してもよい。
図11には、本発明の第4の実施の形態の全体が、符号270で示されている。本実施の形態は、PBX276に接続された第1の電話機272と第2の電話機274を含む。各電話機は、名前と電話番号を表示するためのディスプレイ278,280各々を持っている。PBX276はさらに、データ記憶装置282を有する。本実施の形態では、この装置はハード・ディスクであり、本発明の第1の実施の形態に関して説明したものと同じように、ダイヤル・ディレクトリ284、着呼ディレクトリ286、そして、各ユーザ用の個人ディレクトリ288を有する。しかし、ダイヤル・ディレクトリ284内の記録は、名前フィールド290と番号フィールド292を有し、RAM296内のダイヤル・バッファ294には、名前部298と番号部300が含まれる。
PBX276内のプロセッサ(不図示)は、本発明の第1の実施の形態との関連で開示されたダイヤル・アルゴリズム、着呼アルゴリズム、付加アルゴリズムを実行するのに使用する。
動作に関しては、設置時、電話番号または内線番号がユーザに割り当てられ、PBX276において記録が生成され、ルックアップ・ディレクトリ302に名前と情報をユーザごとに格納する。この情報は、要求に応じてルックアップ情報として用いられる。ユーザが発呼すると、それに従って、ルックアップ・ディレクトリ302より得た名前と番号情報の両方について、関連する個人ダイヤル・ディレクトリ286が更新される。さらに、各ユーザに関連する着呼ディレクトリは、個々のユーザが受信した呼の記録をとる。ユーザがPBX276の外部に発呼するとき、PBX276は、局交換機、あるいは他のネットワーク・ロケーション(不図示)より、CLID情報の形式で名前情報を要求できる。これを用いて、着呼ディレクトリ内の記録の名前フィールドを完全なものにできる。
各ユーザはまた、本発明の第1の実施の形態において説明したように、個人ディレクトリ内に記録を付加したり、削除するという選択ができる。さらに、各ユーザは、本発明の第1の実施の形態で説明したように、自己の個人ディレクトリより番号をダイヤルできる。
個人ディレクトリ、ダイヤル・ディレクトリ、およびCLIDディレクトリを、選択的に、PBXと電話機の間に置くことができる。例えば、これら全てを各電話機内に置き、PBXだけが、電話機内のダイヤル・ディレクトリに名前情報を提供するようにしてもよい。あるいは、個人ディレクトリのみを電話機内に格納し、残りの機能をPBX内に置いてもよい。同様に、音声認識機能を、PBXの付属物として集中化させてもよい。
図12には、本発明の第5の実施の形態が全体的に、符号304で示されており、ユーザのため、ルックアップ・ディレクトリが、局交換機、あるいは他のネットワーク・ロケーションでサービスされる領域のような、より広い地域で管理されている。本実施の形態には、第1,第2の局交換機、あるいはネットワーク・ロケーション306,308と、これらに接続された、電話機314,316の第1,第2の回線310,312がある。局交換機306,308各々は、それ自身のルックアップ・ディレクトリ318,320を有している。そして、第1の実施の形態で説明したように、各電話機314,316は、それ自身のダイヤル・ディレクトリ322,324,着呼ディレクトリ326,328、個人ディレクトリ327,329を有する。
第1の電話機314が発呼すると、第1の局交換機306は、回線の終端を認識し、ルックアップ・ディレクトリ318内の対応するユーザ記録を捜すことによって、発呼者を識別する。その記録を捜すと、No.7共通線信号方式(CCS−7)のプロトコルを使用して、発呼者の名前と番号情報が第2の局交換機30に送られる。第2の局交換機308では、第1の発呼者の名前と番号情報がCLID形式に変換され、表示のために第2の電話機316に送られる。同時に、第2の局交換機308は、第2の電話機316に関する名前と番号を第2のルックアップ・ディレクトリ320内に置き、再び、No.7共通線信号方式(CCS−7)のプロトコルを使用して、この情報を第1の局交換機306に送る。第1の局交換機306では、被呼者に関する名前と番号情報がCLID形式に変換され、第1の電話機に送られる。このようにして、発呼者表示情報が、局交換機間で転送される。
図12に示す実施の形態の変形例として、個人のダイヤル・ディレクトリと着呼ディレクトリを各局交換機に格納し、その一方で、各電話機が、個人ディレクトリ327,329のみを保持するようにしてもよい。各局交換機が、発信呼に関する情報をたどり、集中化して格納する。そして、定期的な課金を行う、月に一度といった時間間隔で、局交換機は、ユーザの個人ディレクトリ内にはない、頻繁に電話する相手の新たな名前と電話番号を提供して、ユーザの個人ディレクトリを更新する。これは、要求しているユーザに、電話回線を介して、CLID形式のデータストリームを提供することによって行われる。個々の電話は、着呼アルゴリズムにおいて説明したように応答でき、ユーザは、この個人ディレクトリに所望の転送を行える。
図13において、本発明の第6の実施の形態は、プロセッサに対して、全体として符号330で示す機能を実行するよう動作させる命令を含んでおり、性能指数に関しての判定、並びに動作をする。本実施の形態では、符号330で示す機能は、図6のブロック234,236を置き換えたものである。図6,図13において、ブロック232では、所望の記録と考えられるものは、第1,第2の最高信頼メトリックに関連する2つの記録の内、最大の使用頻度値を有する記録であると判断される。これが分かると、図13のブロック33において、マイクロプロセッサは、可能性のある記録に関連する信頼メトリックと、第1,第2の最高信頼メトリックを有する2つの記録についての第1の信頼メトリックと第2の信頼メトリックとの差分と、可能性のある記録の使用頻度フィールドの内容との加重和に基づいて、この性能指数を計算する。換言すれば、性能指数は、以下の式に基づいて計算される。
FM=A*(cm1)+B*|cm1−cm2|+C*(f)
ここで、FM=性能指数
A=第1の信頼メトリックに対する重み係数
cm1=最高頻度の内容を有するcm1またはcm2に関連する記録の信頼メトリック
B=信頼メトリックの差分に対する重み係数
cm2=第2の信頼メトリック
C=使用頻度メトリックに関する重み係数
f=最高使用頻度を有する記録に関連する使用頻度メトリック
である。
使用頻度メトリックの計算後、ブロック334において、マイクロプロセッサは、性能指数が、第6のあらかじめ規定された値より大きいかどうかを判定する。性能指数が、この第6のあらかじめ規定した値より小さければ、処理は、図6のブロック238へ続く。性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きければ、ブロック334において、マイクロプロセッサを、図6のブロック236へ差し向けるようにする。このブロックでは、使用頻度フィールド内において大きな値を有する記録のアドレスを、ポインタ・レジスタ84にコピーし、本アルゴリズムを終了する。
図13に示す機能は、信頼メトリックと使用頻度フィールドを組み合わせて使用して、どの記録を選択するを決定する方法を提供する。記録を所望の記録として選択するかしないかを判断する際に考慮される信頼メトリック、信頼メトリックの差分、使用頻度を用いる重みについては、ユーザの予想される操作習慣に適応するよう調整できる。
ここに開示したアルゴリズムにより与えられる機能は、命令コードによって提供され、それらのコードは、プロセッサ、あるいはコンピュータ可読媒体に格納され、汎用コンピュータを構成して、指示した機能を実行するよう動作する。
ここに提供された機能ブロックの特定の組み合わせについては、ここに開示した発明の範囲を逸脱せずに、種々のプロセッサ、あるいは種々のコンピュータ可読命令セット、あるいはコンピュータ言語で実現できる。
ここでは、本発明の特定の実施の形態について説明がなされ、図示されているが、このような実施の形態は、本発明を説明するためだけのものであり、以下の請求の範囲に従って解釈されるように本発明を限定するものではない。

Claims (52)

  1. 電話帳内の複数の記録の中から所望の記録を検索する方法において、
    a)着呼および発呼に基づいて、前記記録の使用頻度を示す頻度メトリックを前記各記録に関連づける工程と、
    b)レンダリングを識別する特徴表現を前記各記録に関連づける工程と、
    c)レンダリングについての入力表現を受信して、前記所望の記録を識別する工程と、
    d)前記入力表現と、前記記録の少なくともいくつかに対する前記特徴表現とを比較して、少なくともいくつかの前記記録に個々の記録が所望の記録の確率を表す信頼メトリックを割り当てる工程と
    e)前記所望の記録を、前記信頼メトリックおよび頻度メトリックの関数として選択する工程とを備えることを特徴とする方法。
  2. 電話帳内の複数の記録の中から所望の記録を検索する方法において、
    a)着呼および発呼に基づいて、前記記録の使用頻度を示す頻度メトリックを格納するよう動作する頻度フィールドを前記記録各々に関連づける工程
    b)前記記録に関連するレンダリングについての少なくとも1つの識別特性の特徴表現を格納するよう動作できる特性フィールドを前記記録各々に関連づける工程と
    c)前記所望の記録の識別を意とするレンダリングの入力表現を生成する工程と、
    d)前記入力表現と、前記記録の少なくともいくつかについての特性フィールドの内容とを比較し、前記記録それぞれに個々の記録が所望の記録の確率を表している信頼メトリックを割り当てる工程と
    e)前記記録のいずれが、第1および第2の最高信頼メトリックを有するかを判定する工程と、
    f)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録についての前記第1および第2の最高信頼メトリックと頻度メトリックの関数として、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録より前記所望の記録を選択する工程とを備えることを特徴とする方法。
  3. さらに、前記所望の記録の頻度フィールドの内容を増加する工程を備えることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. さらに、前記第1および第2の最高信頼メトリックの少なくとも1つが、第1のあらかじめ規定した値より大きい値を有するかどうかを判定する工程を備えることを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. さらに、前記第1および第2の最高信頼メトリックの差分を決定する工程を備えることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、かつ、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より大きいとき、前記所望の記録として、前記第1の最高信頼メトリックに関連した記録を選択する工程をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、かつ、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より小さく、かつ、前記第1の最高信頼メトリックに関連した記録の頻度メトリックが第3のあらかじめ規定した値より大きいとき、前記所望の記録として、前記第1の最高頻度メトリックに関連した記録を選択する工程をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. さらに、前記第1の最高頻度メトリックが前記第3のあらかじめ規定した値より小さい場合、ユーザに前記レンダリングを繰り返すよう促す工程を備えることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. レンダリングの入力表現を生成する前記工程は、ユーザによる発声をディジタル化する工程を含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. さらに、前記ユーザからの口頭による発声を受信する工程を備えることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記第1の最高信頼メトリックが第4のあらかじめ規定した値より大きくなく、あるいは、前記信頼メトリック間の差分が第5のあらかじめ規定した値より大きくなく、また、信頼メトリックの前記差分が前記第5のあらかじめ規定した値より小さいとき、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが前記第1の最高頻度メトリックを有するかを判定し、この第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう、ユーザを促す工程をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  12. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認すると、この第1の最高頻度メトリックに関連する記録を所望の記録として選択する工程をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認すると、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう、ユーザを促す工程をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. ユーザが、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認すると、この第2の最高頻度メトリックを有する記録を所望の記録として選択する工程をさらに備えることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. さらに、ユーザが、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認すると、前記レンダリングを繰り返すよう、ユーザを促す工程を備えることを特徴とする請求項13記載の方法。
  16. さらに、
    a)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが、その頻度フィールド内に最高値を有するかを判定する工程と、
    b)最高値を持つ頻度フィールドを有する記録に関連した信頼メトリックと、前記第1および第2の最高信頼メトリックの差分と、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録の頻度フィールドの内容との加重和に基づいて性能指数を決定する工程と、
    c)前記性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きいかどうかを判定し、大きければ、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録を前記所望の記録として選択する工程とを備えることを特徴とする請求項2記載の方法。
  17. 前記頻度フィールドは、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作することを特徴とする請求項2記載の方法。
  18. 前記頻度フィールドは、さらに、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作する成功頻度フィールドを含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  19. 電話帳内の複数の記録の中から所望の記録を検索する装置において、
    a)前記複数の記録を記憶するよう動作するコンピュータ可読メモリ媒体であって、前記各記録は頻度フィールドと特性フィールドを有し、前記頻度フィールドは、着呼および発呼に基づいて、前記記録の使用頻度を示す頻度メトリックを格納するよう動作し、前記特性フィールドは、前記記録に関連するレンダリングの少なくとも1つの識別特性についての特徴表現を記憶するよう動作する、当該コンピュータ可読メモリ媒体と、
    b)前記所望の記録の識別を意とするレンダリングの入力表現を生成するディジタイザと、
    c)プロセッサと、
    d)前記プロセッサが、
    i)前記入力表現と、前記記録の少なくともいくつかについての特性フィールドの内容とを比較し、信頼メトリックを前記記録それぞれに割り当て、これら信頼メトリック各々が、個々の記録が所望の記録のそれぞれの確率を示しており、
    ii)前記記録のいずれが第1および第2の最高信頼メトリックを有するかを判定し、
    iii)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録の頻度フィールドを読み、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録についての前記第1および第2の最高信頼メトリックと頻度メトリックの関数として、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録より前記所望の記録を選択するよう動作させる、
    命令コードとを備えることを特徴とする装置。
  20. さらに、前記所望の記録の頻度フィールドの内容を増加するよう、前記プロセッサを動作させる命令コードを備えることを特徴とする請求項19記載の装置。
  21. 前記第1および第2の最高信頼メトリックの少なくとも1つが、第1のあらかじめ規定した値より大きい値を有しているかどうかを判定する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項19記載の装置。
  22. さらに、前記第1および第2の最高信頼メトリックの差分を決定する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードを備えることを特徴とする請求項21記載の装置。
  23. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、かつ、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より大きいとき、この第1の最高信頼メトリックに関連した記録を前記所望の記録として選択する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項22記載の装置。
  24. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より小さく、かつ、第1の最高頻度メトリックに関連した記録の頻度メトリックが第3のあらかじめ規定した値より大きいとき、前記第1の最高頻度メトリックに関連した記録を前記所望の記録として選択する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  25. 前記第1の最高頻度メトリックが前記第3のあらかじめ規定した値より小さい場合、前記レンダリングを繰り返すようユーザを促す工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項24記載の装置。
  26. さらに、ユーザの発声をディジタル化する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードを備えることを特徴とする請求項25記載の装置。
  27. さらに、前記ユーザからの口頭による発声を受信する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードを備えることを特徴とする請求項26記載の装置。
  28. 前記第1の最高信頼メトリックが第4のあらかじめ規定した値より大きくないか、あるいは、前記信頼メトリック間の前記差分が第5のあらかじめ規定した値より大きくなく、かつ、信頼メトリックの前記差分が、前記第5のあらかじめ規定した値より小さいとき、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが前記第1の最高頻度メトリックを有しているかを判定し、ユーザに対して、この第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であると確認することを促す工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項22記載の装置。
  29. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認した場合、この第1の最高頻度メトリックに関連した記録を所望の記録として選択する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項28記載の装置。
  30. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認した場合、ユーザに対して、第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう促す工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項28記載の装置。
  31. ユーザが、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認した場合、この第2の最高頻度メトリックを有する記録を所望の記録として選択する工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項30記載の装置。
  32. ユーザが、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認した場合、ユーザに対して、前記レンダリングを繰り返すよう促す工程を、前記プロセッサに実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項30記載の装置。
  33. 前記プロセッサに、
    a)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが、その頻度フィールド内に最高値を有するかを判定する工程と、
    b)最高値を持つ頻度フィールドを有する記録に関連した信頼メトリックと、前記第1および第2の最高信頼メトリックの差分と、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録の頻度フィールドの内容との加重和に基づいて性能指数を決定する工程と、
    c)前記性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きいかどうかを判定し、大きければ、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録を前記所望の記録として選択する工程と
    を実行させるよう動作できる命令コードをさらに備えることを特徴とする請求項19記載の装置。
  34. 前記頻度フィールドは、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作することを特徴とする請求項20記載の装置。
  35. 前記頻度フィールドは、記録が使用される回数に関連した使用頻度メトリックを格納するよう動作する使用頻度フィールドと、関連する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作する成功頻度フィールドを含むことを特徴とする請求項20記載の装置。
  36. コンピュータに対して、電話帳内の複数の記録の中から所望の記録を検索させるよう動作できるコードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体において、このコンピュータが、
    a)着呼および発呼に基づいて、前記記録の使用頻度を示す頻度メトリックを格納するよう動作する頻度フィールドを前記記録各々と関連づけ、
    b)特性フィールドを前記各記録と関連づけるものであって、前記特性フィールドは、前記記録に関連するレンダリングについての少なくとも1つの識別特性の特徴表現を格納するよう動作でき、
    c)前記所望の記録の識別を意とするレンダリングの入力表現を生成し、
    d)前記入力表現と、前記記録の少なくともいくつかについての特性フィールドの内容とを比較し、前記記録それぞれに信頼メトリックを割り当てるものであって、前記信頼メトリック各々は、個々の記録が所望の記録の個々の確率を表しており、
    e)前記記録のいずれが、第1および第2の最高信頼メトリックを有するかを判定し、
    f)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録についての前記第1および第2の最高信頼メトリックと頻度メトリックの関数として、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録より前記所望の記録を選択する
    ように動作できるコードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
  37. さらに、コンピュータに対して、所望の記録の頻度フィールドの内容を増加させる工程を実行させるよう動作できるコードを備えることを特徴とする請求項36記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  38. 前記第1および第2の最高信頼メトリックの少なくとも1つが、第1のあらかじめ規定した値より大きい値を有するかどうかを判定する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項36記載のコンピュータ可能記憶媒体。
  39. 前記第1および第2の最高信頼メトリック間の差分を決定する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項38記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  40. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、かつ、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より大きいとき、前記第1の最高信頼メトリックに関連する記録を前記所望の記録として選択する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項39記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  41. 前記第1の最高信頼メトリックが前記第1のあらかじめ規定した値より大きく、前記差分が第2のあらかじめ規定した値より小さく、また、第1の最高頻度メトリックに関連する記録の頻度メトリックが第3のあらかじめ規定した値より大きいとき、前記第1の最高信頼メトリックに関連する記録を前記所望の記録として選択する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項38記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  42. 前記第1の最高頻度メトリックが前記第3のあらかじめ規定した値より小さい場合、前記レンダリングを繰り返すようユーザを促す工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項41記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  43. さらに、ユーザの発声をディジタル化する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードを備えることを特徴とする請求項42記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  44. さらに、前記ユーザからの口頭による発声を受信する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードを備えることを特徴とする請求項43記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  45. 前記最高信頼メトリックが第4のあらかじめ規定した値より大きくないか、あるいは、前記信頼メトリック間の前記差分が第5のあらかじめ規定した値より大きくなく、かつ、信頼メトリックの前記差分が、前記第5のあらかじめ規定した値より小さいとき、前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが、前記第1の最高頻度メトリックに関連しているかを判定し、ユーザに対して、この第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であると確認することを促す工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項41記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  46. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認した場合、この第1の最高頻度メトリックに関連する記録を所望の記録として選択する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項45記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  47. ユーザが、前記第1の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認した場合、ユーザに対して、第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認するよう促す工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項46記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  48. ユーザが、第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを確認した場合、この第2の最高頻度メトリックを有する記録を所望の記録として選択し、前記所望の記録の頻度フィールドの内容を増加する工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項47記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  49. ユーザが、前記第2の最高頻度メトリックを有する記録が所望の記録であることを否認した場合、ユーザに対して、前記レンダリングを繰り返すよう促す工程を、コンピュータに実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項47記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  50. コンピュータに対して、
    a)前記第1および第2の最高信頼メトリックを有する前記記録のいずれが、その頻度フィールド内に最高値を有するかを判定する工程と、
    b)最高値を持つ頻度フィールドを有する記録に関連した信頼メトリックと、前記第1および第2の最高信頼メトリックの差分と、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録の頻度フィールドの内容との加重和に基づいて性能指数を決定する工程と、
    c)前記性能指数が第6のあらかじめ規定した値より大きいかどうかを判定し、大きければ、自己の頻度フィールド内に最高値を有する前記記録を前記所望の記録として選択する工程と
    を実行させるよう動作できるコードをさらに備えることを特徴とする請求項36記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  51. 前記頻度フィールドは、関係する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作することを特徴とする請求項36記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  52. 前記頻度フィールドは、記録が使用される回数に関連した使用頻度メトリックを格納するよう動作する使用頻度フィールドと、関連する記録が所望の記録として選択される回数に関連した成功頻度メトリックを格納するよう動作する成功頻度フィールドを含むことを特徴とする請求項36記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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