JP3379640B2 - 電子電話帳自動並び替えシステム及び方法 - Google Patents
電子電話帳自動並び替えシステム及び方法Info
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- JP3379640B2 JP3379640B2 JP16858599A JP16858599A JP3379640B2 JP 3379640 B2 JP3379640 B2 JP 3379640B2 JP 16858599 A JP16858599 A JP 16858599A JP 16858599 A JP16858599 A JP 16858599A JP 3379640 B2 JP3379640 B2 JP 3379640B2
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- telephone
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/26—Devices for calling a subscriber
- H04M1/27—Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
- H04M1/274—Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc
- H04M1/2745—Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips
- H04M1/27453—Directories allowing storage of additional subscriber data, e.g. metadata
- H04M1/2746—Sorting, e.g. according to history or frequency of use
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/724—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子電話帳自動並び替え
システム及び方法に関する。特に、本発明は、移動通信
端末装置に設けられている電子電話帳を呼出す際に、検
索の操作性の改善を可能にする電子電話帳自動並び替え
システム及び方法に関する。
システム及び方法に関する。特に、本発明は、移動通信
端末装置に設けられている電子電話帳を呼出す際に、検
索の操作性の改善を可能にする電子電話帳自動並び替え
システム及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の移動通信端末装置では、移動通信
端末装置に設けられている電子電話帳の呼出しが行わ
れ、呼出された電子電話帳の電話番号等への発信、修正
等が行われる。通常、電子電話帳には、登録されている
名前の５０音順、登録番号順などに電話番号が並べられ
ており、電子電話帳の呼出し時には並べられた順位が高
いものから表示される。呼出し時に目的とする電話番号
が表示されていないと、ユーザが求める電話番号が表示
されるまで電子電話帳の表示をスクロールする操作が必
要である。
端末装置に設けられている電子電話帳の呼出しが行わ
れ、呼出された電子電話帳の電話番号等への発信、修正
等が行われる。通常、電子電話帳には、登録されている
名前の５０音順、登録番号順などに電話番号が並べられ
ており、電子電話帳の呼出し時には並べられた順位が高
いものから表示される。呼出し時に目的とする電話番号
が表示されていないと、ユーザが求める電話番号が表示
されるまで電子電話帳の表示をスクロールする操作が必
要である。
【０００３】移動通信端末装置の表示部は小さく、表示
される電話番号は登録されているうちの一部である。電
子電話帳への電話番号の登録が多い場合ほど目的の電話
番号を表示させるまでのスクロール操作に時間がかか
り、ユーザは煩わしくなる。また、移動通信端末装置の
高機能化により電子電話帳への電話番号の登録可能数が
増加傾向にある中で、電子電話帳に登録される電話番号
等は利用頻度が高いものから、ほとんど利用しないもの
まで混在している。上記のスクロール操作の時間短縮の
ために、特開平５−４８７０４号公報には最近に利用し
た順に電話帳を並び替える例が開示されている。
される電話番号は登録されているうちの一部である。電
子電話帳への電話番号の登録が多い場合ほど目的の電話
番号を表示させるまでのスクロール操作に時間がかか
り、ユーザは煩わしくなる。また、移動通信端末装置の
高機能化により電子電話帳への電話番号の登録可能数が
増加傾向にある中で、電子電話帳に登録される電話番号
等は利用頻度が高いものから、ほとんど利用しないもの
まで混在している。上記のスクロール操作の時間短縮の
ために、特開平５−４８７０４号公報には最近に利用し
た順に電話帳を並び替える例が開示されている。
【０００４】しかし、過去に利用した電話番号にかける
場合にはスクロール操作に時間がかかるという問題があ
る。特開平６−３３４７２６号公報には利用回数の多い
順に電話帳を並びかえる例が開示されている。しかし、
利用回数の少ない電話番号にも重要なものがあり、いざ
というときに、スクロール操作に時間がかかるという問
題がある。特開平７−１８２３７２号公報には、時間帯
毎に利用頻度の多い順に電話帳を並びかえる例が開示さ
れている。
場合にはスクロール操作に時間がかかるという問題があ
る。特開平６−３３４７２６号公報には利用回数の多い
順に電話帳を並びかえる例が開示されている。しかし、
利用回数の少ない電話番号にも重要なものがあり、いざ
というときに、スクロール操作に時間がかかるという問
題がある。特開平７−１８２３７２号公報には、時間帯
毎に利用頻度の多い順に電話帳を並びかえる例が開示さ
れている。
【０００５】しかし、ユーザのライフスタイルにより時
間単位／曜日単位で異なるリズムに起因して同じ時間帯
でも曜日が異なれば、電話番号の利用頻度が異なるの
で、やはりスクロール操作に時間がかかるという問題が
ある。また、上記のような並び替えの機能を種々有する
電話帳自体も増加しているが、それぞれの並び替えの機
能を呼出すまでの操作も複雑でユーザにとってわかりに
くいという問題がある。
間単位／曜日単位で異なるリズムに起因して同じ時間帯
でも曜日が異なれば、電話番号の利用頻度が異なるの
で、やはりスクロール操作に時間がかかるという問題が
ある。また、上記のような並び替えの機能を種々有する
電話帳自体も増加しているが、それぞれの並び替えの機
能を呼出すまでの操作も複雑でユーザにとってわかりに
くいという問題がある。
【０００６】
【発明が解決しょうとする課題】したがって、本発明は
上記問題点に鑑みて、電子電話帳の呼出し時に目的とす
る電話番号が表示され、又は煩わしくない程度のスクロ
ール操作時間で目的とする電話番号が表示される電子電
話帳自動並び替えシステム及び方法を提供することを目
的とする。
上記問題点に鑑みて、電子電話帳の呼出し時に目的とす
る電話番号が表示され、又は煩わしくない程度のスクロ
ール操作時間で目的とする電話番号が表示される電子電
話帳自動並び替えシステム及び方法を提供することを目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、電子電話帳の電話番号を並び替える電子
電話帳自動並び替えシステムにおいて、前記電子電話帳
に登録されている電話番号に対して音声認識登録機能、
発番号通知機能を含む機能が設定されている場合に、機
能設定状況に応じて登録されている前記電話番号にプラ
イオリティを設定し、設定された前記プライオリティを
数値にして表にするための発信情報リストと、前記電子
電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照して電話
番号への機能設定状況に応じてプライオリティの高い順
に電話番号を自動的に並び替え、順位の高いものから表
示させるための電話番号並び替え部とを備えることを特
徴とする電子電話帳自動並び替えシステムを提供する。
この手段により、音声認識呼出機能、発信者番号通知機
能の設定のような機能設定状況に基づくプライオリティ
の数値を参照して電話番号の並び替えが行われるので、
ユーザ個々のライフスタイルに合った並び替えになる。
決するために、電子電話帳の電話番号を並び替える電子
電話帳自動並び替えシステムにおいて、前記電子電話帳
に登録されている電話番号に対して音声認識登録機能、
発番号通知機能を含む機能が設定されている場合に、機
能設定状況に応じて登録されている前記電話番号にプラ
イオリティを設定し、設定された前記プライオリティを
数値にして表にするための発信情報リストと、前記電子
電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照して電話
番号への機能設定状況に応じてプライオリティの高い順
に電話番号を自動的に並び替え、順位の高いものから表
示させるための電話番号並び替え部とを備えることを特
徴とする電子電話帳自動並び替えシステムを提供する。
この手段により、音声認識呼出機能、発信者番号通知機
能の設定のような機能設定状況に基づくプライオリティ
の数値を参照して電話番号の並び替えが行われるので、
ユーザ個々のライフスタイルに合った並び替えになる。
【０００８】さらに、本発明は、電子電話帳の電話番号
を並び替える電子電話帳自動並び替えシステムにおい
て、前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して
音声認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定さ
れている場合に、機能設定状況に応じて登録されている
前記電話番号にプライオリティを設定し、設定された前
記プライオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎
に発信した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発
信頻度と前記プライオリティの数値とを合成して発信予
想頻度が設定される発信情報リストと、前記電子電話帳
の呼出し時に前記発信情報リストを参照して、曜日、時
間帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電話番号を自動的
に並び替え、順位の高いものから表示させるための電話
番号並び替え部とを備えることを特徴とする電子電話帳
自動並び替えシステムを提供する。
を並び替える電子電話帳自動並び替えシステムにおい
て、前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して
音声認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定さ
れている場合に、機能設定状況に応じて登録されている
前記電話番号にプライオリティを設定し、設定された前
記プライオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎
に発信した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発
信頻度と前記プライオリティの数値とを合成して発信予
想頻度が設定される発信情報リストと、前記電子電話帳
の呼出し時に前記発信情報リストを参照して、曜日、時
間帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電話番号を自動的
に並び替え、順位の高いものから表示させるための電話
番号並び替え部とを備えることを特徴とする電子電話帳
自動並び替えシステムを提供する。
【０００９】この手段により、音声認識呼出機能、発信
者番号通知機能の設定のような機能設定状況と、過去に
電話発信した履歴、つまり、時間的な状況とに基づいて
電話番号の並び替えが行われるので、ユーザ個々のライ
フスタイルに合った並び替えになる。
者番号通知機能の設定のような機能設定状況と、過去に
電話発信した履歴、つまり、時間的な状況とに基づいて
電話番号の並び替えが行われるので、ユーザ個々のライ
フスタイルに合った並び替えになる。
【００１０】好ましくは、前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ： Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ；（該当電話番号の該当曜日、時間帯の
発信回数）／（全電話番号の全発信回数）、 Ｐ’ａｔｔｌ；（該当電話番号の全発信回数／（全電話
番号の全発信回数）、 Ｆａｔｔｌ；（該当電話番号のプライオリティ）と表さ
れ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと
表され、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌと表され、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌと表され、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌと表され、又は Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと表される。
発信回数）／（全電話番号の全発信回数）、 Ｐ’ａｔｔｌ；（該当電話番号の全発信回数／（全電話
番号の全発信回数）、 Ｆａｔｔｌ；（該当電話番号のプライオリティ）と表さ
れ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと
表され、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌと表され、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌと表され、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌと表され、又は Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと表される。
【００１１】この手段により、前記発信予想頻度Ｓａｂ
に対して複数の式から１つ用いて、ユーザライフスタイ
ルに合った並び替えにする。 好ましくは、前記発信予想頻度Ｓａｂは、複数の下記式
の、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌ、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ から択一的に選択される この手段により、複数の式を用
意し、これらから１つを選択して、ユーザライフスタイ
ルの並び替えに迅速に合わせることが可能になる。
に対して複数の式から１つ用いて、ユーザライフスタイ
ルに合った並び替えにする。 好ましくは、前記発信予想頻度Ｓａｂは、複数の下記式
の、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌ、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ から択一的に選択される この手段により、複数の式を用
意し、これらから１つを選択して、ユーザライフスタイ
ルの並び替えに迅速に合わせることが可能になる。
【００１２】さらに、本発明は、電子電話帳の電話番号
を並び替える電子電話帳自動並び替え方法において、前
記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声認
識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されてい
る場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記電
話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プラ
イオリティを数値にして発信情報リストを作成する工程
と、前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを
参照して電話番号への機能設定状況に応じてプライオリ
ティの高い順に電話番号を自動的に並び替え、順位の高
いものから表示する工程とを備えることを特徴とする電
子電話帳自動並び替えシステムを提供する。 この手段に
より、上記発明と同様に、音声認識呼出機能、発信者番
号通知機能の設定のような機能設定状況に基づくプライ
オリティ数値を参照して電話番号の並び替えが行われる
ので、ユーザ個々のライフスタイルに合った並び替えに
なる。
を並び替える電子電話帳自動並び替え方法において、前
記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声認
識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されてい
る場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記電
話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プラ
イオリティを数値にして発信情報リストを作成する工程
と、前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを
参照して電話番号への機能設定状況に応じてプライオリ
ティの高い順に電話番号を自動的に並び替え、順位の高
いものから表示する工程とを備えることを特徴とする電
子電話帳自動並び替えシステムを提供する。 この手段に
より、上記発明と同様に、音声認識呼出機能、発信者番
号通知機能の設定のような機能設定状況に基づくプライ
オリティ数値を参照して電話番号の並び替えが行われる
ので、ユーザ個々のライフスタイルに合った並び替えに
なる。
【００１３】さらに、本発明は、電子電話帳の電話番号
を並び替える電子電話帳自動並び替え方法において、前
記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声認
識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されてい
る場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記電
話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プラ
イオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎に発信
した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発信頻度
と前記プライオリティの数値とを合成した発信予想頻度
を発信情報リストに設定する工程と、前記電子電話帳の
呼出し時に前記発信情報リストを参照して、曜日、時間
帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電話番号を自動的に
並び替え、順位の高いものから表示する工程とを備える
ことを特徴とする電子電話帳自動並び替え方法を提供す
る。 この手段により、音声認識呼出機能、発信者番号通
知機能の設定のような機能設定状況と、過去に電話発信
した履歴、つまり、時間的な状況とに基づいて電話番号
の並び替えが行われるので、ユーザ個々のライフスタイ
ルに合った並び替えになる。
を並び替える電子電話帳自動並び替え方法において、前
記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声認
識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されてい
る場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記電
話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プラ
イオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎に発信
した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発信頻度
と前記プライオリティの数値とを合成した発信予想頻度
を発信情報リストに設定する工程と、前記電子電話帳の
呼出し時に前記発信情報リストを参照して、曜日、時間
帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電話番号を自動的に
並び替え、順位の高いものから表示する工程とを備える
ことを特徴とする電子電話帳自動並び替え方法を提供す
る。 この手段により、音声認識呼出機能、発信者番号通
知機能の設定のような機能設定状況と、過去に電話発信
した履歴、つまり、時間的な状況とに基づいて電話番号
の並び替えが行われるので、ユーザ個々のライフスタイ
ルに合った並び替えになる。
【００１４】
【発明の実施の形態】先ず、本発明による電子電話帳自
動並び替えシステムは、移動通信端末装置に登録されて
いる電子電話帳をユーザが呼出す曜日、時間などの「時
間的な状況」と、電子電話帳の「機能設定状況」等によ
り自動で電子電話帳の電子電話帳を並び替えることで、
ユーザが電子電話帳を呼出す際に検索の操作性の改善を
可能とするものである。
動並び替えシステムは、移動通信端末装置に登録されて
いる電子電話帳をユーザが呼出す曜日、時間などの「時
間的な状況」と、電子電話帳の「機能設定状況」等によ
り自動で電子電話帳の電子電話帳を並び替えることで、
ユーザが電子電話帳を呼出す際に検索の操作性の改善を
可能とするものである。
【００１５】「時間的な状況」とは、
（１）曜日、時間などによって電話先が異なること
（２）ユーザ個々のライフスタイルにより、曜日単位／
時間単位で生活のリズムが異なることを意味する。
時間単位で生活のリズムが異なることを意味する。
【００１６】過去に電話発信した履歴から各曜日、各時
間での発信頻度の統計を管理することで、ユーザ個々の
ライフスタイルに合わせて、ユーザが電子電話帳を検索
し電話を発信する「時間的な状況」により、必要な電子
電話帳を判断し優先して呼出すことを可能にする。
間での発信頻度の統計を管理することで、ユーザ個々の
ライフスタイルに合わせて、ユーザが電子電話帳を検索
し電話を発信する「時間的な状況」により、必要な電子
電話帳を判断し優先して呼出すことを可能にする。
【００１７】「機能設定状況」とは、電子電話帳では電
話番号の発信頻度とは別にプライオリティを付けた電話
番号があること（例えば、音声認識呼出機能の登録がさ
れている電子電話帳／発信者番号（発番号）が通知され
た電話番号）を意味する。「機能の設定状況」を管理す
ることでユーザがプライオリティとして高く考えている
電子電話帳の電話番号を判断し優先して呼出すことを可
能にする。
話番号の発信頻度とは別にプライオリティを付けた電話
番号があること（例えば、音声認識呼出機能の登録がさ
れている電子電話帳／発信者番号（発番号）が通知され
た電話番号）を意味する。「機能の設定状況」を管理す
ることでユーザがプライオリティとして高く考えている
電子電話帳の電話番号を判断し優先して呼出すことを可
能にする。
【００１８】本発明では、さらに、上記「時間的な状
況」による並び替えと、「機能設定状況」による並び替
えを組み合わせることにより、ユーザのライフスタイ
ル、プライオリティづけに合わせた電子電話帳の電話番
号の並び替えを可能にし、電子電話帳の電話番号の検索
時に、操作性を改善するものである。以下、本発明の実
施の形態について図面を参照して説明する。図１は本発
明に係る移動通信端末装置の電子電話帳自動並び替えシ
ステムの例を示す概略構成ブロック図である。本図に示
すように、移動通信端末装置には操作部１１、表示部１
２、報知部１３が設けられる。
況」による並び替えと、「機能設定状況」による並び替
えを組み合わせることにより、ユーザのライフスタイ
ル、プライオリティづけに合わせた電子電話帳の電話番
号の並び替えを可能にし、電子電話帳の電話番号の検索
時に、操作性を改善するものである。以下、本発明の実
施の形態について図面を参照して説明する。図１は本発
明に係る移動通信端末装置の電子電話帳自動並び替えシ
ステムの例を示す概略構成ブロック図である。本図に示
すように、移動通信端末装置には操作部１１、表示部１
２、報知部１３が設けられる。
【００１９】操作部１１は移動通信端末装置に対する操
作、特に電子電話帳への電話番号の登録を受け付ける。
表示部１２は、移動通信端末装置の状態、待ち受け状態
等、特に電子電話帳に登録すべき電話番号、電子電話帳
の呼出し時の電話番号、スクロール操作時の電話番号、
発信すべき電話番号等の必要な情報を表示する。報知部
１３は、移動通信端末装置への着呼、状態変化を報知す
る。さらに、移動通信端末装置には入出力部１５、送受
信部１６、メモリ１７が設けられる。
作、特に電子電話帳への電話番号の登録を受け付ける。
表示部１２は、移動通信端末装置の状態、待ち受け状態
等、特に電子電話帳に登録すべき電話番号、電子電話帳
の呼出し時の電話番号、スクロール操作時の電話番号、
発信すべき電話番号等の必要な情報を表示する。報知部
１３は、移動通信端末装置への着呼、状態変化を報知す
る。さらに、移動通信端末装置には入出力部１５、送受
信部１６、メモリ１７が設けられる。
【００２０】入出力部１５は音声の入出力を行い、送受
信部１６は無線通信の送受信を行う。メモリ１７はＲＡ
Ｍ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）で構
成され、メモリ１７には、特に電子電話帳１７Ａ、発信
情報リスト１７Ｂが設けられ、電子電話帳１７Ａには相
手の名前とこれに対する電話番号が登録されており、発
信情報リスト１７Ｂには電子電話帳１７Ａに登録された
電話番号の発信情報が表として記憶される。
信部１６は無線通信の送受信を行う。メモリ１７はＲＡ
Ｍ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）で構
成され、メモリ１７には、特に電子電話帳１７Ａ、発信
情報リスト１７Ｂが設けられ、電子電話帳１７Ａには相
手の名前とこれに対する電話番号が登録されており、発
信情報リスト１７Ｂには電子電話帳１７Ａに登録された
電話番号の発信情報が表として記憶される。
【００２１】さらに、移動通信端末装置には制御部１４
が設けられ、制御部１４は上記の操作部１１、表示部１
２、報知部１３、入出力部１５、送受信部１６、メモリ
１７の動作を制御する。特に、制御部１４には電話番号
並び替え部１４Ａが設けられ、電話番号並び替え部１４
Ａは、発信情報リスト１７Ｂを参照して、メモリ１７の
電子電話帳１７Ａの電話番号に関する並び替えの制御、
発信情報リスト１７Ｂの表作成の制御を行う。
が設けられ、制御部１４は上記の操作部１１、表示部１
２、報知部１３、入出力部１５、送受信部１６、メモリ
１７の動作を制御する。特に、制御部１４には電話番号
並び替え部１４Ａが設けられ、電話番号並び替え部１４
Ａは、発信情報リスト１７Ｂを参照して、メモリ１７の
電子電話帳１７Ａの電話番号に関する並び替えの制御、
発信情報リスト１７Ｂの表作成の制御を行う。
【００２２】電子電話帳１７Ａの編集時には、操作部１
１にて、英字、文字入力操作が行われ、入力された数
字、文字が表示部１２に表示され、入力された電話番号
が必要に応じて電子電話帳１７Ａに記憶される。電子電
話帳１７Ａの呼出し時には、操作部１１の操作により電
子電話帳１７Ａに記憶された電話番号が呼出され、表示
部１２に表示される。電子電話帳１７Ａの呼出時には、
登録されている電話番号に発信した場合、電子電話帳１
７Ａに登録されている電話番号を操作部１１から入力し
て発信した場合には、電話番号毎に発信した回数、曜
日、時間帯が発信情報リスト１７Ｂに、後述するよう
に、記憶される。
１にて、英字、文字入力操作が行われ、入力された数
字、文字が表示部１２に表示され、入力された電話番号
が必要に応じて電子電話帳１７Ａに記憶される。電子電
話帳１７Ａの呼出し時には、操作部１１の操作により電
子電話帳１７Ａに記憶された電話番号が呼出され、表示
部１２に表示される。電子電話帳１７Ａの呼出時には、
登録されている電話番号に発信した場合、電子電話帳１
７Ａに登録されている電話番号を操作部１１から入力し
て発信した場合には、電話番号毎に発信した回数、曜
日、時間帯が発信情報リスト１７Ｂに、後述するよう
に、記憶される。
【００２３】また、発信情報リスト１７Ｂに対する音声
認識呼出機能の登録の場合、発信者番号（発番号）が通
知された場合、機能設定状況が、後述するように、発信
情報リスト１７Ｂに記憶される。下記表に発信情報リス
ト１７Ｂに作成される電話番号毎の曜日、時間帯単位で
の発信回数リスト例を示す。
認識呼出機能の登録の場合、発信者番号（発番号）が通
知された場合、機能設定状況が、後述するように、発信
情報リスト１７Ｂに記憶される。下記表に発信情報リス
ト１７Ｂに作成される電話番号毎の曜日、時間帯単位で
の発信回数リスト例を示す。
【００２４】
【表１】
【００２５】表１に示すように、複数の電話番号１〜ｎ
の各々に対して、日、月、火、水、木、金、土の曜日、
６：００−１２：００、１２：００−１８：００、１
８：００−２４：００、２４：００−６：００の時間帯
毎に、発信回数Ｘａｂが記憶される。
の各々に対して、日、月、火、水、木、金、土の曜日、
６：００−１２：００、１２：００−１８：００、１
８：００−２４：００、２４：００−６：００の時間帯
毎に、発信回数Ｘａｂが記憶される。
【００２６】発信回数Ｘａｂのサフィックスａは３桁表
示で電話番号の登録番号を示し、サフィックスｂは２桁
表示で曜日、時間帯を示す。ここで、例えば、発信回数
Ｘ００１１１について、サフィックス「００１」は電話
番号の登録番号が００１であることを示し、次ぎのサフ
ィックス「１」は日曜日であることを示し、次ぎのサフ
ィックス「１」は時間帯が６：００−１２：００である
ことを示す。
示で電話番号の登録番号を示し、サフィックスｂは２桁
表示で曜日、時間帯を示す。ここで、例えば、発信回数
Ｘ００１１１について、サフィックス「００１」は電話
番号の登録番号が００１であることを示し、次ぎのサフ
ィックス「１」は日曜日であることを示し、次ぎのサフ
ィックス「１」は時間帯が６：００−１２：００である
ことを示す。
【００２７】表１のＴＯＴＡＬ（ａ）の欄では、全電話
番号について、各曜日、各時間帯毎の発信回数が自動的
に合計され、合計値がＸｔｔｌ１１で示される。ここ
で、サフィックス「ｔｔｌ」は合計を意味し、次ぎのサ
フィックス「１１」は日曜日の６：００−１２：００時
間帯を示す。また、表１のＴＯＴＡＬ（ｂ）の欄では、
各電話番号について、各曜日、各時間帯の発信回数が自
動的に合計され、合計値がＸ００１ｔｔｌで示される。
番号について、各曜日、各時間帯毎の発信回数が自動的
に合計され、合計値がＸｔｔｌ１１で示される。ここ
で、サフィックス「ｔｔｌ」は合計を意味し、次ぎのサ
フィックス「１１」は日曜日の６：００−１２：００時
間帯を示す。また、表１のＴＯＴＡＬ（ｂ）の欄では、
各電話番号について、各曜日、各時間帯の発信回数が自
動的に合計され、合計値がＸ００１ｔｔｌで示される。
【００２８】表１のＸｔｔｌｔｔｌは、複数の電話番号
１〜ｎの全曜日、全時間帯について全発信回数を示す。
このようにして、各曜日について複数の時間帯の各々に
関する複数の電話番号について発信回数のリスト１１、
１２、１３、１４、…、７１、７２、７３、７４が形成
される。
１〜ｎの全曜日、全時間帯について全発信回数を示す。
このようにして、各曜日について複数の時間帯の各々に
関する複数の電話番号について発信回数のリスト１１、
１２、１３、１４、…、７１、７２、７３、７４が形成
される。
【００２９】後述するように、電子電話帳１７Ａの呼出
しがあると、電話番号並び替え部１４Ａは、呼出し時間
の曜日、時間帯を判断し、発信情報リスト１７Ｂを参照
して対応するリストを選択する。電話番号並び替え部１
４Ａは、選択されたリストを参照して発信頻度の多い電
話番号の順に電子電話帳１７Ａの電話番号を並び替え
る。以上は、曜日及び時間帯の両方の表であるが、曜日
のみ、時間帯のみの表にしてもよい。ユーザのライフス
タイルに合わせるためである。下記表に、発信情報リス
ト１７Ｂに作成される電話番号毎の曜日、時間帯単位で
の発信頻度リスト例を示す。
しがあると、電話番号並び替え部１４Ａは、呼出し時間
の曜日、時間帯を判断し、発信情報リスト１７Ｂを参照
して対応するリストを選択する。電話番号並び替え部１
４Ａは、選択されたリストを参照して発信頻度の多い電
話番号の順に電子電話帳１７Ａの電話番号を並び替え
る。以上は、曜日及び時間帯の両方の表であるが、曜日
のみ、時間帯のみの表にしてもよい。ユーザのライフス
タイルに合わせるためである。下記表に、発信情報リス
ト１７Ｂに作成される電話番号毎の曜日、時間帯単位で
の発信頻度リスト例を示す。
【００３０】
【表２】
【００３１】表２に示すように、表１の発信回数を管理
するリストの他に、表１の各時間帯及び電話番号毎の発
信回数につき、各時間帯での合計ＴＯＴＡＬ（ａ）で割
ることにより、各時間帯における電話番号毎の発信頻度
が、例えば、Ｐ００１１１として、管理される。
するリストの他に、表１の各時間帯及び電話番号毎の発
信回数につき、各時間帯での合計ＴＯＴＡＬ（ａ）で割
ることにより、各時間帯における電話番号毎の発信頻度
が、例えば、Ｐ００１１１として、管理される。
【００３２】ここで、上記の発信頻度は、Ｐａｂ＝Ｘａ
ｂ／Ｘｔｔｌｂとして定義される。したがって、表２の
ＴＯＴＡＬは「１」である。表２のＡＶＥＲＡＧＥは、
各電話番号について、各曜日、各時間帯の発信頻度の平
均は、Ｐａｔｔｌ＝Ｘａｔｔｌ／Ｘｔｔｌｔｔｌとして
定義される。発信する毎に、電話番号の発信した曜日、
時間帯の欄に、発信回数が加算される。下記表に、発信
情報リスト１７Ｂに作成される、電話番号１に対して日
曜日の６：００−１２：００に発信した場合の加算の例
を示す。
ｂ／Ｘｔｔｌｂとして定義される。したがって、表２の
ＴＯＴＡＬは「１」である。表２のＡＶＥＲＡＧＥは、
各電話番号について、各曜日、各時間帯の発信頻度の平
均は、Ｐａｔｔｌ＝Ｘａｔｔｌ／Ｘｔｔｌｔｔｌとして
定義される。発信する毎に、電話番号の発信した曜日、
時間帯の欄に、発信回数が加算される。下記表に、発信
情報リスト１７Ｂに作成される、電話番号１に対して日
曜日の６：００−１２：００に発信した場合の加算の例
を示す。
【００３３】
【表３】
【００３４】表３に示すように、電話番号００１に対し
て日曜日の６：００−１２：００の時間帯に発信した場
合には、発信回数がＸ００１１１＋１と１だけ加算され
る。これにより、表３のＴＯＴＡＬ（ａ）では自動的に
合計が行われ、合計値をＸｔｔｌ１１＋１と１だけ加算
される。さらに表３のＴＯＴＡＬ（ｂ）でも自動的に合
計が行われ、合計値をＸ００１ｔｔｌ＋１と１だけ加算
される。同様に、全発信回数もＸｔｔｌｔｔｌ＋１と１
だけ加算される。
て日曜日の６：００−１２：００の時間帯に発信した場
合には、発信回数がＸ００１１１＋１と１だけ加算され
る。これにより、表３のＴＯＴＡＬ（ａ）では自動的に
合計が行われ、合計値をＸｔｔｌ１１＋１と１だけ加算
される。さらに表３のＴＯＴＡＬ（ｂ）でも自動的に合
計が行われ、合計値をＸ００１ｔｔｌ＋１と１だけ加算
される。同様に、全発信回数もＸｔｔｌｔｔｌ＋１と１
だけ加算される。
【００３５】下記表に、表３を基に表２の電話番号毎の
曜日、時間帯単位で発信情報リスト１７Ｂに作成される
発信頻度リストの再計算結果例を示す。
曜日、時間帯単位で発信情報リスト１７Ｂに作成される
発信頻度リストの再計算結果例を示す。
【００３６】
【表４】
【００３７】表４に示すように、Ｐ’００１１１〜Ｐ’
ｎ１１、Ｐ’００１ｔｔｌ〜Ｐ’ｎｔｔｌのように再計
算される。これにより、発信した曜日、時間帯での電話
番号毎の発信頻度Ｐ’ａｂ、曜日、時間帯全体での電話
番号毎の発信頻度Ｐ’ａｔｔｌが更新される。下記表に
発信情報リスト１７Ｂに作成される機能設定における電
話番号のプライオリティの計算例を示す。
ｎ１１、Ｐ’００１ｔｔｌ〜Ｐ’ｎｔｔｌのように再計
算される。これにより、発信した曜日、時間帯での電話
番号毎の発信頻度Ｐ’ａｂ、曜日、時間帯全体での電話
番号毎の発信頻度Ｐ’ａｔｔｌが更新される。下記表に
発信情報リスト１７Ｂに作成される機能設定における電
話番号のプライオリティの計算例を示す。
【００３８】
【表５】
【００３９】表５に示すように、電子電話帳に登録され
ている電話番号に対する機能設定状況により、電話番号
のプライオリティを数値として算出する。表５のＹａｃ
は、電話番号の登録番号ａ（３桁表示）に対する機能ｃ
（２桁表示）についての設定状況を示す。機能設定に
は、音声認識登録、発信者番号（発番号）通知関連機能
等がある。Ｙａｃは、機能が設定されている場合には
「１」、機能が設定されていなければ「０」の値をと
る。
ている電話番号に対する機能設定状況により、電話番号
のプライオリティを数値として算出する。表５のＹａｃ
は、電話番号の登録番号ａ（３桁表示）に対する機能ｃ
（２桁表示）についての設定状況を示す。機能設定に
は、音声認識登録、発信者番号（発番号）通知関連機能
等がある。Ｙａｃは、機能が設定されている場合には
「１」、機能が設定されていなければ「０」の値をと
る。
【００４０】表５のＱｃは、電話番号に対し機能ｃが設
定されていた場合のポイント数値であり、電子電話帳の
検索と関連が深いほど大きな数値を設定する。Ｙａｃを
求め、Ｑｃを設定した後、表５のＦａｃ及びＦａｔｔｌ
を以下の数式にしたがって算出する。 Ｆａｃ＝Ｙａｃ／Ｙｔｔｌｃ＊Ｑｃ Ｆａｔｔｌ＝ΣＦａｃ…（１）
定されていた場合のポイント数値であり、電子電話帳の
検索と関連が深いほど大きな数値を設定する。Ｙａｃを
求め、Ｑｃを設定した後、表５のＦａｃ及びＦａｔｔｌ
を以下の数式にしたがって算出する。 Ｆａｃ＝Ｙａｃ／Ｙｔｔｌｃ＊Ｑｃ Ｆａｔｔｌ＝ΣＦａｃ…（１）
【００４１】この計算結果Ｆａｔｔｌは、機能が設定さ
れている場合には、（機能のポイント数値）／機能設定
件数）の電話番号毎の総和となり、機能設定における電
話番号のプライオリティを示すことになる。また、算出
された「曜日、時間帯全体での電話番号毎の発信頻度
（Ｐ’ａｔｔｌ）と、「機能設定における電話番号のプ
ライオリティ（Ｆａｔｔｌ）」との和は、曜日、時間帯
全体での電話番号のプライオリティ（時間要素に関連し
ない電話番号のプライオリティ）となっている。
れている場合には、（機能のポイント数値）／機能設定
件数）の電話番号毎の総和となり、機能設定における電
話番号のプライオリティを示すことになる。また、算出
された「曜日、時間帯全体での電話番号毎の発信頻度
（Ｐ’ａｔｔｌ）と、「機能設定における電話番号のプ
ライオリティ（Ｆａｔｔｌ）」との和は、曜日、時間帯
全体での電話番号のプライオリティ（時間要素に関連し
ない電話番号のプライオリティ）となっている。
【００４２】ここで、発信した曜日、時間帯の全曜日、
時間帯の中での発信比率Ｒｂは、以下のように求まる。 Ｒｂ＝（Ｘｔｔｌｂ＋１）／（Ｘｔｔｌｔｔｌ＋１）…（２） これまでの算出結果を用いて、以下の発信予想頻度Ｓａ
ｂの計算を行う。 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ…（３） この計算結果では、第１項は「当該曜日、時間帯の全体
の中での発信比率Ｒｂと発信を行った曜日、時間帯の中
での発信頻度Ｐ’ａｂとの積」である。この積は、発信
を行った曜日、時間帯の発信数（Ｘａｂ＋１）の全体発
信数（Ｘｔｔｌｔｔｌ＋１）に対する割合を意味する。
時間帯の中での発信比率Ｒｂは、以下のように求まる。 Ｒｂ＝（Ｘｔｔｌｂ＋１）／（Ｘｔｔｌｔｔｌ＋１）…（２） これまでの算出結果を用いて、以下の発信予想頻度Ｓａ
ｂの計算を行う。 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ…（３） この計算結果では、第１項は「当該曜日、時間帯の全体
の中での発信比率Ｒｂと発信を行った曜日、時間帯の中
での発信頻度Ｐ’ａｂとの積」である。この積は、発信
を行った曜日、時間帯の発信数（Ｘａｂ＋１）の全体発
信数（Ｘｔｔｌｔｔｌ＋１）に対する割合を意味する。
【００４３】第２項は「曜日、時間帯全体での電話番号
毎の平均発信頻度であるＰ’ａｔｔｌ」であり、第３項
は「機能設定における電話番号のプライオリティ（Ｆａ
ｔｔｌ）」であり、第２項、第３項は時間要素に関連し
ない。なお、ユーザのライフスタイルに合わせるため
に、以下の式のいずれかでもよい。 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌ …（４） Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ …（５） Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ …（６） Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ …（７） Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ …（８） 下記表に発信情報リスト１７Ｂに作成される発信予想頻
度Ｓａｂの計算結果例（式（３））のリストを示す。
毎の平均発信頻度であるＰ’ａｔｔｌ」であり、第３項
は「機能設定における電話番号のプライオリティ（Ｆａ
ｔｔｌ）」であり、第２項、第３項は時間要素に関連し
ない。なお、ユーザのライフスタイルに合わせるため
に、以下の式のいずれかでもよい。 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌ …（４） Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ …（５） Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ …（６） Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ …（７） Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ …（８） 下記表に発信情報リスト１７Ｂに作成される発信予想頻
度Ｓａｂの計算結果例（式（３））のリストを示す。
【００４４】
【表６】
【００４５】なお、発信予想頻度Ｓａｂは発信された曜
日、時間帯のみ再計算が行われる。例えば、表６では、
Ｓ００１１１からＳｎ１１までが再計算される。図２は
図１における制御部１４の電話番号並び替え部１４Ａに
よるメモリ１７の電子電話帳１７Ａの自動並び替えに関
する基本制御動作を示すフローチャートである。ステッ
プＳ２０１において、移動通信端末装置は待ち受け状態
にあるとする。
日、時間帯のみ再計算が行われる。例えば、表６では、
Ｓ００１１１からＳｎ１１までが再計算される。図２は
図１における制御部１４の電話番号並び替え部１４Ａに
よるメモリ１７の電子電話帳１７Ａの自動並び替えに関
する基本制御動作を示すフローチャートである。ステッ
プＳ２０１において、移動通信端末装置は待ち受け状態
にあるとする。
【００４６】ステップＳ２０２において、制御部１４
は、操作部１１の操作が電話番号の入力か否かを判別す
る。ステップＳ２０３において、制御部１４は、ステッ
プＳ２０２で電話番号が入力される場合には、表示部１
２に電話番号を表示させると共に、制御部１４の電話番
号並び替え部１４Ａは電子電話帳１７Ａに登録されてい
る電話番号と一致するか否かを判別する。一致しない場
合にはステップＳ２０５に進む。ステップＳ２０４にお
いて、制御部１４は、ステップＳ２０２で電話番号が入
力されない場合には、電話番号並び替え部１４Ａは電子
電話帳１７Ａの呼出しを行って電話番号を表示させる。
表示された電話番号が目的とする電話番号でない場合に
は、操作部１１のスクロール操作により、目的とする電
話番号を表示させる。
は、操作部１１の操作が電話番号の入力か否かを判別す
る。ステップＳ２０３において、制御部１４は、ステッ
プＳ２０２で電話番号が入力される場合には、表示部１
２に電話番号を表示させると共に、制御部１４の電話番
号並び替え部１４Ａは電子電話帳１７Ａに登録されてい
る電話番号と一致するか否かを判別する。一致しない場
合にはステップＳ２０５に進む。ステップＳ２０４にお
いて、制御部１４は、ステップＳ２０２で電話番号が入
力されない場合には、電話番号並び替え部１４Ａは電子
電話帳１７Ａの呼出しを行って電話番号を表示させる。
表示された電話番号が目的とする電話番号でない場合に
は、操作部１１のスクロール操作により、目的とする電
話番号を表示させる。
【００４７】ステップＳ２０５において、電話番号並び
替え部１４Ａは、ステップＳ２０３で入力した電話番号
がステップＳ２０３で電子電話帳１７Ａに登録されてい
る電話番号でない場合には、入力した電話番号に発信し
た後に処理を終了する。ステップＳ２０６において、電
話番号並び替え部１４Ａは、ステップＳ２０３で一致し
た電話番号で発信され、ステップＳ２０４で表示された
電話番号で発信されたか否かの判別を行い、電話番号の
発信が行われない場合には、処理を終了する。
替え部１４Ａは、ステップＳ２０３で入力した電話番号
がステップＳ２０３で電子電話帳１７Ａに登録されてい
る電話番号でない場合には、入力した電話番号に発信し
た後に処理を終了する。ステップＳ２０６において、電
話番号並び替え部１４Ａは、ステップＳ２０３で一致し
た電話番号で発信され、ステップＳ２０４で表示された
電話番号で発信されたか否かの判別を行い、電話番号の
発信が行われない場合には、処理を終了する。
【００４８】ステップＳ２０７において、制御部１４
は、ステップＳ２０６で電話番号の発信があった場合に
は、電話番号並び替え部１４Ａは発信した電話番号、時
刻、曜日を記憶する。ステップＳ２０８において、電話
番号並び替え部１４Ａは、通話終了後に、曜日、時間帯
毎の発信リスト中の該当電話番号に関する該当曜日、時
間帯の欄の発信回数を１だけ加算する（表３参照）。ス
テップＳ２０９において、電話番号並び替え部１４Ａ
は、曜日、時間帯に対応する発信情報リスト１７Ｂを呼
出して呼出されたリストを参照して発信回数の多い順
に、電子電話帳１７Ａの電話番号を並び替える。
は、ステップＳ２０６で電話番号の発信があった場合に
は、電話番号並び替え部１４Ａは発信した電話番号、時
刻、曜日を記憶する。ステップＳ２０８において、電話
番号並び替え部１４Ａは、通話終了後に、曜日、時間帯
毎の発信リスト中の該当電話番号に関する該当曜日、時
間帯の欄の発信回数を１だけ加算する（表３参照）。ス
テップＳ２０９において、電話番号並び替え部１４Ａ
は、曜日、時間帯に対応する発信情報リスト１７Ｂを呼
出して呼出されたリストを参照して発信回数の多い順
に、電子電話帳１７Ａの電話番号を並び替える。
【００４９】したがって、次回の電子電話帳を呼出した
ときには、発信頻度が高い電子電話帳の電話番号を優先
して表示させることができ、目的とする電話番号への発
信の動作を容易に素早く行うことができる。図３は図２
の電話番号並び替え部１４Ａによる自動並び替えの制御
動作について別の例を示すフローチャートである。ステ
ップＳ３０１において、通話終了後、電子電話帳の電話
番号の並び替えのために、まず、表１に示すように、電
話番号並び替え部１４Ａは、登録された電話番号毎に曜
日、時間帯単位で発信回数を表す発信情報リスト１７Ｂ
を呼出す。
ときには、発信頻度が高い電子電話帳の電話番号を優先
して表示させることができ、目的とする電話番号への発
信の動作を容易に素早く行うことができる。図３は図２
の電話番号並び替え部１４Ａによる自動並び替えの制御
動作について別の例を示すフローチャートである。ステ
ップＳ３０１において、通話終了後、電子電話帳の電話
番号の並び替えのために、まず、表１に示すように、電
話番号並び替え部１４Ａは、登録された電話番号毎に曜
日、時間帯単位で発信回数を表す発信情報リスト１７Ｂ
を呼出す。
【００５０】ステップＳ３０２において、電話番号並び
替え部１４Ａは、発信した電話番号の曜日、時間帯の欄
の発信回数に加算（表３参照）を行う。ステップＳ３０
３において、電話番号並び替え部１４Ａは、加算した発
信情報リスト１７Ｂを基に、表２の発信した曜日、時間
帯で電話番号毎の発信頻度ＰａｂをＰ’ａｂに算出し直
す（表４参照）。ステップＳ３０４において、電話番号
並び替え部１４Ａは、曜日、時間帯全体での電話番号毎
の発信頻度Ｐ’ａｔｔｌを算出する（表４参照）。
替え部１４Ａは、発信した電話番号の曜日、時間帯の欄
の発信回数に加算（表３参照）を行う。ステップＳ３０
３において、電話番号並び替え部１４Ａは、加算した発
信情報リスト１７Ｂを基に、表２の発信した曜日、時間
帯で電話番号毎の発信頻度ＰａｂをＰ’ａｂに算出し直
す（表４参照）。ステップＳ３０４において、電話番号
並び替え部１４Ａは、曜日、時間帯全体での電話番号毎
の発信頻度Ｐ’ａｔｔｌを算出する（表４参照）。
【００５１】ステップＳ３０５において、電話番号並び
替え部１４Ａは、機能設定による電話番号のプライオリ
ティ数値Ｆａｔｔｌ（式（１）参照）を算出する。ステ
ップＳ３０６において、電話番号並び替え部１４Ａは、
発信した曜日、時間帯の全曜日、時間帯の中の発信比率
Ｒａｂ（式（２）参照）を算出する。ステップＳ３０７
において、電話番号並び替え部１４Ａは、発信頻度、発
信比率、電話番号のプライオリティの計算結果より発信
予想頻度Ｓａｂ（式（３）参照）を算出する。ステップ
Ｓ３０８において、電話番号並び替え部１４Ａは、算出
結果Ｓａｂが同一となる電話番号があるか否かを判別す
る。
替え部１４Ａは、機能設定による電話番号のプライオリ
ティ数値Ｆａｔｔｌ（式（１）参照）を算出する。ステ
ップＳ３０６において、電話番号並び替え部１４Ａは、
発信した曜日、時間帯の全曜日、時間帯の中の発信比率
Ｒａｂ（式（２）参照）を算出する。ステップＳ３０７
において、電話番号並び替え部１４Ａは、発信頻度、発
信比率、電話番号のプライオリティの計算結果より発信
予想頻度Ｓａｂ（式（３）参照）を算出する。ステップ
Ｓ３０８において、電話番号並び替え部１４Ａは、算出
結果Ｓａｂが同一となる電話番号があるか否かを判別す
る。
【００５２】ステップＳ３０９において、電話番号並び
替え部１４Ａは、同一の電話番号がある場合には、算出
結果Ｓａｂが同一の電話番号をデフォルトの並びに替え
る。ステップＳ３１０において、電話番号並び替え部１
４Ａは、算出結果Ｓａｂの数値が大きい順に電子電話帳
１７Ａを並び替える。発信予想頻度Ｓａｂは発信を行っ
た曜日、時間帯での電話番号毎の数値であり、通話終了
後に発信予想頻度Ｓａｂを基に電子電話帳の電話番号を
並び替えることにより、次回電子電話帳を呼出す場合に
は、前回までの発信の履歴、機能の設定状況によりプラ
イオリティの高い電話番号が優先して表示される。この
ため、目的とする電話番号への発信の動作を容易により
素早く行うことができる。
替え部１４Ａは、同一の電話番号がある場合には、算出
結果Ｓａｂが同一の電話番号をデフォルトの並びに替え
る。ステップＳ３１０において、電話番号並び替え部１
４Ａは、算出結果Ｓａｂの数値が大きい順に電子電話帳
１７Ａを並び替える。発信予想頻度Ｓａｂは発信を行っ
た曜日、時間帯での電話番号毎の数値であり、通話終了
後に発信予想頻度Ｓａｂを基に電子電話帳の電話番号を
並び替えることにより、次回電子電話帳を呼出す場合に
は、前回までの発信の履歴、機能の設定状況によりプラ
イオリティの高い電話番号が優先して表示される。この
ため、目的とする電話番号への発信の動作を容易により
素早く行うことができる。
【００５３】すなわち、電子電話帳１７Ａの電話番号の
並び替え方法を設定することにより、ユーザのライフス
タイル、機能設定状況に合わせた電子電話帳の並び替え
を自動で行うことが可能になり、電子電話帳検索の操作
性を改善できる。図４は図２の電話番号並び替え部１４
Ａによる自動並び替えの制御動作についてさらに別の例
を示すフローチャートである。ステップＳ４０１におい
て、電子電話帳１７Ａの呼出時に、電話番号並び替え部
１４Ａの並び替えのルールが呼出される。
並び替え方法を設定することにより、ユーザのライフス
タイル、機能設定状況に合わせた電子電話帳の並び替え
を自動で行うことが可能になり、電子電話帳検索の操作
性を改善できる。図４は図２の電話番号並び替え部１４
Ａによる自動並び替えの制御動作についてさらに別の例
を示すフローチャートである。ステップＳ４０１におい
て、電子電話帳１７Ａの呼出時に、電話番号並び替え部
１４Ａの並び替えのルールが呼出される。
【００５４】ステップＳ４０２において、電話番号並び
替え部１４Ａのルールに関する設定機能には、電子電話
帳並び替えの単位に指定があるかを判別する。指定がな
ければステップＳ４０９に進む。ステップＳ４０３にお
いて、電話番号並び替え部１４Ａは、指定がある場合に
は、その指定が並び替えの単位が曜日、時間帯の双方で
あるか否かの判別を行う。
替え部１４Ａのルールに関する設定機能には、電子電話
帳並び替えの単位に指定があるかを判別する。指定がな
ければステップＳ４０９に進む。ステップＳ４０３にお
いて、電話番号並び替え部１４Ａは、指定がある場合に
は、その指定が並び替えの単位が曜日、時間帯の双方で
あるか否かの判別を行う。
【００５５】ステップＳ４０４において、電話番号並び
替え部１４Ａは、曜日、時間帯の双方の単位について指
定される場合には、指定にしたがって並び替える曜日、
時間帯を指定する。例えば、全ての曜日、時間帯（用意
されているマトリックスのすべて（表１参照））ように
指定する。また、土・日曜の６：００−１８：００のよ
うに指定を行ってもよい。ステップＳ４０８に進む。ス
テップＳ４０５において、ステップＳ４０３で双方の指
定でない場合には電話番号並び替え部１４Ａは、指定が
曜日のみの指定であるか否かの判定を行う。
替え部１４Ａは、曜日、時間帯の双方の単位について指
定される場合には、指定にしたがって並び替える曜日、
時間帯を指定する。例えば、全ての曜日、時間帯（用意
されているマトリックスのすべて（表１参照））ように
指定する。また、土・日曜の６：００−１８：００のよ
うに指定を行ってもよい。ステップＳ４０８に進む。ス
テップＳ４０５において、ステップＳ４０３で双方の指
定でない場合には電話番号並び替え部１４Ａは、指定が
曜日のみの指定であるか否かの判定を行う。
【００５６】ステップＳ４０６において、曜日のみの指
定の場合には、電話番号並び替え部１４Ａは、曜日の指
定を行う。例えば、月曜日から金曜日、土、日曜日のよ
うに指定を行う。ステップＳ４０８に進む。ステップＳ
４０７において、時間帯のみの指定の場合には、時間帯
の指定を行う。例えば、６：００−１８：００のように
指定を行う。ステップＳ４０８に進む。
定の場合には、電話番号並び替え部１４Ａは、曜日の指
定を行う。例えば、月曜日から金曜日、土、日曜日のよ
うに指定を行う。ステップＳ４０８に進む。ステップＳ
４０７において、時間帯のみの指定の場合には、時間帯
の指定を行う。例えば、６：００−１８：００のように
指定を行う。ステップＳ４０８に進む。
【００５７】ステップＳ４０８において、並び替えを指
定した曜日、時間帯における電子電話帳の並び替えにお
いて、全体の曜日、時間帯の平均発信頻度の加味を設定
する。ステップＳ４０９において、電子電話帳に対する
音声認識登録などの機能設定状況の加味を設定する。し
たがって、電話番号並び替え部１４Ａの並び替えのルー
ルにより、電子電話帳１７Ａの並び替えの単位を曜日だ
けにしたり、時間単位だけにしたりすることが可能にな
る。さらに、電子電話帳１７Ａに対する機能設定だけに
より、プライオリティの高い電話番号を優先して表示す
ることが可能になる。このため、電子電話帳１７Ａの呼
出し時に目的とする電話番号がより高い順位にある処理
のステップの経路を選択することが可能になる。
定した曜日、時間帯における電子電話帳の並び替えにお
いて、全体の曜日、時間帯の平均発信頻度の加味を設定
する。ステップＳ４０９において、電子電話帳に対する
音声認識登録などの機能設定状況の加味を設定する。し
たがって、電話番号並び替え部１４Ａの並び替えのルー
ルにより、電子電話帳１７Ａの並び替えの単位を曜日だ
けにしたり、時間単位だけにしたりすることが可能にな
る。さらに、電子電話帳１７Ａに対する機能設定だけに
より、プライオリティの高い電話番号を優先して表示す
ることが可能になる。このため、電子電話帳１７Ａの呼
出し時に目的とする電話番号がより高い順位にある処理
のステップの経路を選択することが可能になる。
【００５８】図５は図２の電話番号並び替え部１４Ａに
よる自動並び替えの制御動作についてさらに他の例を示
すフローチャートである。ステップＳ５０１において、
電子電話帳の並び替えにおいて電子電話帳から呼出した
電話番号に発信した後、又は電子電話帳に登録された電
話番号を操作部１１により入力して発信した後、電話番
号並び替え部１４Ａは通話終了を確認する。ステップＳ
５０２において、通話終了後に、電子電話帳１７Ａの呼
出時に、電話番号並び替え部１４Ａの並び替えのルール
を確認する。電話番号並び替え部１４Ａの並び替えの単
位が、「曜日」、又は「時間帯」、又は「曜日・時間帯
の両方」のいずれかの指定があるか否かの判別を行う。
いずれの指定もない場合にはステップＳ５１０に進む。
よる自動並び替えの制御動作についてさらに他の例を示
すフローチャートである。ステップＳ５０１において、
電子電話帳の並び替えにおいて電子電話帳から呼出した
電話番号に発信した後、又は電子電話帳に登録された電
話番号を操作部１１により入力して発信した後、電話番
号並び替え部１４Ａは通話終了を確認する。ステップＳ
５０２において、通話終了後に、電子電話帳１７Ａの呼
出時に、電話番号並び替え部１４Ａの並び替えのルール
を確認する。電話番号並び替え部１４Ａの並び替えの単
位が、「曜日」、又は「時間帯」、又は「曜日・時間帯
の両方」のいずれかの指定があるか否かの判別を行う。
いずれの指定もない場合にはステップＳ５１０に進む。
【００５９】ステップＳ５０３において、いずれかの指
定がある場合、電話番号並び替え部１４Ａは、発信は並
び替え指定された曜日、時間帯であるか否かの判別を行
う。指定された曜日、時間帯でない場合にはステップＳ
５１０に進む。ステップＳ５０４において、指定した曜
日、時間帯である場合には、電話番号並び替え部１４Ａ
は、該当する発信情報リスト１７Ｂ（表１参照）の呼出
しを行う。ステップＳ５０５において、電話番号並び替
え部１４Ａは、呼出された発信情報リスト１７Ｂにおい
て発信した電話番号の発信曜日、発信時間帯の発信回数
に加算を行う。
定がある場合、電話番号並び替え部１４Ａは、発信は並
び替え指定された曜日、時間帯であるか否かの判別を行
う。指定された曜日、時間帯でない場合にはステップＳ
５１０に進む。ステップＳ５０４において、指定した曜
日、時間帯である場合には、電話番号並び替え部１４Ａ
は、該当する発信情報リスト１７Ｂ（表１参照）の呼出
しを行う。ステップＳ５０５において、電話番号並び替
え部１４Ａは、呼出された発信情報リスト１７Ｂにおい
て発信した電話番号の発信曜日、発信時間帯の発信回数
に加算を行う。
【００６０】ステップＳ５０６において、電話番号並び
替え部１４Ａは、発信した曜日、時間帯での電話番号毎
の発信頻度Ｐ’ａｂ（表４参照）を算出する。ステップ
Ｓ５０７において、電話番号並び替え部１４Ａは、平均
発信頻度を加味するか否かを判別する。加味しない場合
にはステップＳ５１３に進む。ステップＳ５０８におい
て、電話番号並び替え部１４Ａは、加味する設定の場合
には平均発信頻度Ｐ’ａｔｔｌ（表４参照）を算出す
る。ステップＳ５０９において、電話番号並び替え部１
４Ａは、発信した曜日、時間帯の全曜日、時間帯の中で
の発信比率Ｒａｂ（式（２）参照）を算出する。
替え部１４Ａは、発信した曜日、時間帯での電話番号毎
の発信頻度Ｐ’ａｂ（表４参照）を算出する。ステップ
Ｓ５０７において、電話番号並び替え部１４Ａは、平均
発信頻度を加味するか否かを判別する。加味しない場合
にはステップＳ５１３に進む。ステップＳ５０８におい
て、電話番号並び替え部１４Ａは、加味する設定の場合
には平均発信頻度Ｐ’ａｔｔｌ（表４参照）を算出す
る。ステップＳ５０９において、電話番号並び替え部１
４Ａは、発信した曜日、時間帯の全曜日、時間帯の中で
の発信比率Ｒａｂ（式（２）参照）を算出する。
【００６１】ステップＳ５１０において、ステップＳ５
０２で電子電話帳並び替えの単位が指定なしの場合、電
話番号並び替え部１４Ａは、指定した曜日、時間帯以外
に発信を行った場合には、全体での発信回数（表１のＴ
ＯＴＡＬ（ａ）のみのリスト）を呼出す。ステップＳ５
１１において、電話番号並び替え部１４Ａは、発信した
電話番号の発信回数に加算を行う。ステップＳ５１２に
おいて、電話番号並び替え部１４Ａは、平均発信頻度
Ｐ’ａｔｔｌ（表４参照）を算出する。ステップＳ５１
３に進む。
０２で電子電話帳並び替えの単位が指定なしの場合、電
話番号並び替え部１４Ａは、指定した曜日、時間帯以外
に発信を行った場合には、全体での発信回数（表１のＴ
ＯＴＡＬ（ａ）のみのリスト）を呼出す。ステップＳ５
１１において、電話番号並び替え部１４Ａは、発信した
電話番号の発信回数に加算を行う。ステップＳ５１２に
おいて、電話番号並び替え部１４Ａは、平均発信頻度
Ｐ’ａｔｔｌ（表４参照）を算出する。ステップＳ５１
３に進む。
【００６２】ステップＳ５１３において、電話番号並び
替え部１４Ａは、機能設定による電話番号のプライオリ
ティを加味するか否かを判別する。加味しない場合には
ステップＳ５１５に進む。ステップＳ５１４において、
電話番号並び替え部１４Ａは、加味する設定の場合、プ
ライオリティ数値Ｆａｔｔｌ（式（１）参照）を算出す
る。ステップＳ５１５において、電話番号並び替え部１
４Ａは、最後に算出したＰ’ａｂ、Ｐ’ａｔｔｌ、Ｒａ
ｂ、Ｆａｔｔｌより発信予想頻度Ｓａｂを算出し、電子
電話帳１７Ａの電話番号を発信予想頻度Ｓａｂの数値の
大きい順に並び替えを行う。
替え部１４Ａは、機能設定による電話番号のプライオリ
ティを加味するか否かを判別する。加味しない場合には
ステップＳ５１５に進む。ステップＳ５１４において、
電話番号並び替え部１４Ａは、加味する設定の場合、プ
ライオリティ数値Ｆａｔｔｌ（式（１）参照）を算出す
る。ステップＳ５１５において、電話番号並び替え部１
４Ａは、最後に算出したＰ’ａｂ、Ｐ’ａｔｔｌ、Ｒａ
ｂ、Ｆａｔｔｌより発信予想頻度Ｓａｂを算出し、電子
電話帳１７Ａの電話番号を発信予想頻度Ｓａｂの数値の
大きい順に並び替えを行う。
【００６３】なお、ステップＳ５０１、５０２、５０
３、５０４、５０５、５０６、５０７、５０８、５０
９、５１３、５１４、５１５により式（３）の計算が行
われる。ステップＳ５０７でステップＳ５０８、５０９
をバイパスすることにより、式（４）の計算が行われ
る。ステップＳ５１３でステップＳ５１４をバイパスす
ることにより、式（５）の計算が行われる。ステップＳ
５１０、ステップＳ５１１、５１２、５１３、５１４、
５１５により式（６）の計算が行われる。ステップＳ５
０７でステップＳ５０８、５０９をバイパスし、且つス
テップＳ５１３でステップＳ５１４をバイパスすること
により、式（７）の計算が行われる。ステップＳ５１
０、ステップＳ５１１、５１２、５１３、５１５とし、
ステップＳ５１４をバイパスすることにより式（８）の
計算が行われる。したがって、電話番号並び替え部１４
Ａの並び替えのルールにより、発信予想頻度Ｓａｂを求
める式（３）、（４）、（５）、（６）、（７）、
（８）から任意の１つを選択することが可能になる。こ
のため、電子電話帳１７Ａの呼出し時に目的とする電話
番号がより高い順位となるように、電話番号並び替え部
１４Ａの並び替えのルールにより式（３）、（４）、
（５）、（６）、（７）、（８）から１つの式を選択し
て、ユーザライフスタイルに合わせることが可能にな
る。
３、５０４、５０５、５０６、５０７、５０８、５０
９、５１３、５１４、５１５により式（３）の計算が行
われる。ステップＳ５０７でステップＳ５０８、５０９
をバイパスすることにより、式（４）の計算が行われ
る。ステップＳ５１３でステップＳ５１４をバイパスす
ることにより、式（５）の計算が行われる。ステップＳ
５１０、ステップＳ５１１、５１２、５１３、５１４、
５１５により式（６）の計算が行われる。ステップＳ５
０７でステップＳ５０８、５０９をバイパスし、且つス
テップＳ５１３でステップＳ５１４をバイパスすること
により、式（７）の計算が行われる。ステップＳ５１
０、ステップＳ５１１、５１２、５１３、５１５とし、
ステップＳ５１４をバイパスすることにより式（８）の
計算が行われる。したがって、電話番号並び替え部１４
Ａの並び替えのルールにより、発信予想頻度Ｓａｂを求
める式（３）、（４）、（５）、（６）、（７）、
（８）から任意の１つを選択することが可能になる。こ
のため、電子電話帳１７Ａの呼出し時に目的とする電話
番号がより高い順位となるように、電話番号並び替え部
１４Ａの並び替えのルールにより式（３）、（４）、
（５）、（６）、（７）、（８）から１つの式を選択し
て、ユーザライフスタイルに合わせることが可能にな
る。
【００６４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子電話帳を呼出す曜日、時間帯、電子電話帳に対する
機能設定状況により自動的に電子電話帳の電話番号を並
び替えるため、ユーザのライフスタイル、ユーザが考え
る電話番号のプライオリティに合った電子電話帳の電話
番号の並び順となり、電子電話帳を呼出す際に、検索の
手順の簡易化、時間の短縮など操作性の改善を図ること
が可能になる。
電子電話帳を呼出す曜日、時間帯、電子電話帳に対する
機能設定状況により自動的に電子電話帳の電話番号を並
び替えるため、ユーザのライフスタイル、ユーザが考え
る電話番号のプライオリティに合った電子電話帳の電話
番号の並び順となり、電子電話帳を呼出す際に、検索の
手順の簡易化、時間の短縮など操作性の改善を図ること
が可能になる。
【００６５】また、発信があった曜日、時間帯の中での
電話番号毎の発信頻度だけでなく、全体の曜日、時間帯
における電話番号毎の発信頻度、全体の曜日、時間帯の
中での当該曜日、時間帯の発信比率を加味することで、
当該曜日、時間帯での発信頻度が高いほど発信情報リス
トから優先的に表示することができる。また、逆に、当
該曜日、時間帯での発信頻度が低く、当該曜日、時間帯
のみの発信頻度による電子電話帳の並び替えが難しい場
合でも、発信頻度の平均を基に発信情報リストから表示
することができる。移動通信端末装置の高機能化による
電子電話帳の電話番号への登録件数の増加、それに伴う
検索方法の複雑化が今後予想されるが、これにより電子
電話帳の検索について操作性の課題を解決することが可
能になる。
電話番号毎の発信頻度だけでなく、全体の曜日、時間帯
における電話番号毎の発信頻度、全体の曜日、時間帯の
中での当該曜日、時間帯の発信比率を加味することで、
当該曜日、時間帯での発信頻度が高いほど発信情報リス
トから優先的に表示することができる。また、逆に、当
該曜日、時間帯での発信頻度が低く、当該曜日、時間帯
のみの発信頻度による電子電話帳の並び替えが難しい場
合でも、発信頻度の平均を基に発信情報リストから表示
することができる。移動通信端末装置の高機能化による
電子電話帳の電話番号への登録件数の増加、それに伴う
検索方法の複雑化が今後予想されるが、これにより電子
電話帳の検索について操作性の課題を解決することが可
能になる。
【図１】本発明に係る移動通信端末装置の電子電話帳自
動並び替えシステムの例を示す概略構成ブロック図であ
る。
動並び替えシステムの例を示す概略構成ブロック図であ
る。
【図２】図１における制御部１４の電話番号並び替え部
１４Ａによるメモリ１７の電子電話帳１７Ａの自動並び
替えに関する基本制御動作を示すフローチャートであ
る。
１４Ａによるメモリ１７の電子電話帳１７Ａの自動並び
替えに関する基本制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図３】図２の電話番号並び替え部１４Ａによる自動並
び替えの制御動作について別の例を示すフローチャート
である。
び替えの制御動作について別の例を示すフローチャート
である。
【図４】図２の電話番号並び替え部１４Ａによる自動並
び替えの制御動作についてさらに別の例を示すフローチ
ャートである。
び替えの制御動作についてさらに別の例を示すフローチ
ャートである。
【図５】図２の電話番号並び替え部１４Ａによる自動並
び替えの制御動作についてさらに他の例を示すフローチ
ャートである。
び替えの制御動作についてさらに他の例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
１１…操作部
１２…表示部
１３…報知部
１４…制御部
１４Ａ…電話番号並び替え部
１５…入出力部
１６…送受信部
１７…メモリ
１７Ａ…電子電話帳
１７Ｂ…発信情報リスト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04M 1/274
G06F 17/30
Claims (11)
- 【請求項１】 電子電話帳の電話番号を並び替える電子
電話帳自動並び替えシステムにおいて、前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声
認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されて
いる場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記
電話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プ
ライオリティを数値にして表にするための発信情報リス
トと、 前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照
して電話番号への機能設定状況に応じてプライオリティ
の高い順に電話番号を自動的に並び替え、順位の高いも
のから表示させるための電話番号並び替え部と を備える
ことを特徴とする電子電話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項２】 電子電話帳の電話番号を並び替える電子
電話帳自動並び替えシステムにおいて、前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声
認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されて
いる場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記
電話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プ
ライオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎に発
信した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発信頻
度と前記プライオリティの数値とを合成した発信予想頻
度が設定される発信情報リストと、 前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照
して、曜日、時間帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電
話番号を自動的に並び替え、順位の高いものから表示さ
せるための電話番号並び替え部と を備えることを特徴と
する電子電話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項３】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ： Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ；（該当電話番号の該当曜日、時間帯の
発信回数）／（全電話番号の全発信回数）、 Ｐ’ａｔｔｌ；（該当電話番号の全発信回数／（全電話
番号の全発信回数）、 Ｆａｔｔｌ；（該当電話番号のプライオリティの数値）
と表されることを特徴とする、請求項２に記載の電子電
話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項４】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと
表されることを特徴とする、請求項２に記載の電子電話
帳自動並び替えシステム。 - 【請求項５】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌと表されることを特徴とする、請求項２に記載の電子
電話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項６】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌと表されることを特徴とする、請求
項２に記載の電子電話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項７】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌと表されることを
特徴とする、請求項２に記載の電子電話帳自動並び替え
システム。 - 【請求項８】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、 Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌと表されることを特
徴とする、請求項２に記載の電子電話帳自動並び替えシ
ステム。 - 【請求項９】 前記発信予想頻度Ｓａｂは、複数の下記
式の、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当曜日の発信回数）／（全
電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝（該当電話番号の該当時間帯の発信回数）／
（全電話番号の全発信回数）＋Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔ
ｌ、 Ｓａｂ＝Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｒｂ＊Ｐ’ａｂ＋Ｆａｔｔｌ、 Ｓａｂ＝Ｐ’ａｔｔｌ＋Ｆａｔｔｌ から択一的に選択されることを特徴とする、請求項２に
記載の 電子電話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項１０】 電子電話帳の電話番号を並び替える電
子電話帳自動並び替え方法において、 前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声
認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されて
いる場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記
電話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プ
ライオリティを数値にして発信情報リストを作成する工
程と、 前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照
して電話番号への機能設定状況に応じてプライオリティ
の高い順に電話番号を自動的に並び替え、順位の高いも
のから表示する工程とを備えることを特徴とする電子電
話帳自動並び替えシステム。 - 【請求項１１】 電子電話帳の電話番号を並び替える電
子電話帳自動並び替え方法において、 前記電子電話帳に登録されている電話番号に対して音声
認識登録機能、発番号通知機能を含む機能が設定されて
いる場合に、機能設定状況に応じて登録されている前記
電話番号にプライオリティを設定し、設定された前記プ
ライオリティを数値にし、さらに、曜日、時間帯毎に発
信した電話番号の発信回数を発信頻度とし、前記発信頻
度と前記プライオリティの数値とを合成した発信予想頻
度を発信情報リストに設定する工程と、 前記電子電話帳の呼出し時に前記発信情報リストを参照
して、曜日、時間帯毎に前記発信予想頻度が高い順に電
話番号を自動的に並び替え、順位の高いものから表示す
る工程とを備えることを特徴とする電子電話帳自動並び
替え方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16858599A JP3379640B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子電話帳自動並び替えシステム及び方法 |
| US09/593,774 US6731746B1 (en) | 1999-06-15 | 2000-06-14 | Automatic sorting system and method for electronic telephone directory |
| GB0014670A GB2354134B (en) | 1999-06-15 | 2000-06-15 | Automatic sorting system and method for electronic telephone directory |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16858599A JP3379640B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子電話帳自動並び替えシステム及び方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000358094A JP2000358094A (ja) | 2000-12-26 |
| JP3379640B2 true JP3379640B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=15870794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16858599A Expired - Lifetime JP3379640B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 電子電話帳自動並び替えシステム及び方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6731746B1 (ja) |
| JP (1) | JP3379640B2 (ja) |
| GB (1) | GB2354134B (ja) |
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