JP2746595B2 - 車載用電話装置 - Google Patents
車載用電話装置Info
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- JP2746595B2 JP2746595B2 JP63066699A JP6669988A JP2746595B2 JP 2746595 B2 JP2746595 B2 JP 2746595B2 JP 63066699 A JP63066699 A JP 63066699A JP 6669988 A JP6669988 A JP 6669988A JP 2746595 B2 JP2746595 B2 JP 2746595B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、車を運転中の人や目の不自由な人が間違
いなく簡単に電話をかけることができる車載用電話装置
に関する。
いなく簡単に電話をかけることができる車載用電話装置
に関する。
<従来の技術> 最近、電話を簡単、確実にかけるようにした車載用電
話装置が種々出現している。このような車載用電話装置
としては、従来、電話番号を予め登録しておき、発信す
るときに短縮ダイヤルや音声ダイヤルによりその電話番
号を呼び出すようにしたものや、電話をかけようとする
相手先の名前をディスプレイに表示させるようにしたも
のがある。
話装置が種々出現している。このような車載用電話装置
としては、従来、電話番号を予め登録しておき、発信す
るときに短縮ダイヤルや音声ダイヤルによりその電話番
号を呼び出すようにしたものや、電話をかけようとする
相手先の名前をディスプレイに表示させるようにしたも
のがある。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来の車載用電話装置は、車を運
転中の人や目の不自由な人には問題がある。すなわち、
短縮ダイヤルやディスプレイは安全運転上問題があり、
音声ダイヤルは運転時などの騒音下では認識精度の点で
問題がある。
転中の人や目の不自由な人には問題がある。すなわち、
短縮ダイヤルやディスプレイは安全運転上問題があり、
音声ダイヤルは運転時などの騒音下では認識精度の点で
問題がある。
そこで、この発明の目的は、車を運転中の人や目の不
自由な人でも簡単、確実に電話をかけることができる車
載用電話装置を提供することにある。
自由な人でも簡単、確実に電話をかけることができる車
載用電話装置を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明の特許請求の範囲
第1項の車載用電話装置は、音声で出力する相手先名
を、その相手先の電話番号に対応づけて記憶する記憶部
と、送受話器がオフフック状態になると、上記記憶部に
記憶されている相手先名を所定の順序で順次音声で出力
する出力部と、発信したい相手先を上記出力部に同期し
て指定するための発信スイッチと、上記発信スイッチに
より指定された相手先の電話番号を上記記憶部から読み
出してダイヤル回路を介して発信する制御手段とを備え
たことを特徴としている。
第1項の車載用電話装置は、音声で出力する相手先名
を、その相手先の電話番号に対応づけて記憶する記憶部
と、送受話器がオフフック状態になると、上記記憶部に
記憶されている相手先名を所定の順序で順次音声で出力
する出力部と、発信したい相手先を上記出力部に同期し
て指定するための発信スイッチと、上記発信スイッチに
より指定された相手先の電話番号を上記記憶部から読み
出してダイヤル回路を介して発信する制御手段とを備え
たことを特徴としている。
また、この発明の特許請求の範囲第2項の車載用電話
装置は、特許請求の範囲第1項の車載用電話装置におい
て、上記記憶部が、過去に発信した相手先名の時間帯
別,曜日別または季節別のうちの少なくとも1つを含む
条件での頻度分布を記憶していて、相手先名を上記出力
部から上記条件の上記頻度順に出力するようにしたこと
を特徴としている。
装置は、特許請求の範囲第1項の車載用電話装置におい
て、上記記憶部が、過去に発信した相手先名の時間帯
別,曜日別または季節別のうちの少なくとも1つを含む
条件での頻度分布を記憶していて、相手先名を上記出力
部から上記条件の上記頻度順に出力するようにしたこと
を特徴としている。
また、この発明の特許請求の範囲第3項の車載用電話
装置は、特許請求の範囲第2項の車載用電話装置におい
て、相手先に新たな発信が行われるたびに、記憶部が記
憶している過去に発信した相手先名の頻度分布を更新す
る更新手段を備えたことを特徴としている。
装置は、特許請求の範囲第2項の車載用電話装置におい
て、相手先に新たな発信が行われるたびに、記憶部が記
憶している過去に発信した相手先名の頻度分布を更新す
る更新手段を備えたことを特徴としている。
<作用> 音声で出力する相手先名を、記憶部がその相手先の電
話番号に対応づけて記憶し、送受話器がオフフック状態
になると、上記記憶部に記憶されている相手先名を、出
力部が所定の順序で順次音声で出力する。そして、発信
スイッチにより、発信したい相手先が上記出力部に同期
して指定されると、制御手段が上記発信スイッチにより
指定された相手先の電話番号を上記記憶部から読み出し
てダイヤル回路を介して発信する。従って、車を運転中
の人や目の不自由な人でも簡単なスイッチ操作だけで確
実に電話をかけることができる。
話番号に対応づけて記憶し、送受話器がオフフック状態
になると、上記記憶部に記憶されている相手先名を、出
力部が所定の順序で順次音声で出力する。そして、発信
スイッチにより、発信したい相手先が上記出力部に同期
して指定されると、制御手段が上記発信スイッチにより
指定された相手先の電話番号を上記記憶部から読み出し
てダイヤル回路を介して発信する。従って、車を運転中
の人や目の不自由な人でも簡単なスイッチ操作だけで確
実に電話をかけることができる。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。
る。
第1図において、1は本装置の本体部であり、送受話
器2を通話回路5、ダイヤル回路6、回線制御回路7、
回線3を介して交換網4に接続する。
器2を通話回路5、ダイヤル回路6、回線制御回路7、
回線3を介して交換網4に接続する。
この本体部1に設けられた記憶部10は予め登録された
電話番号とその相手先名のデータを互いに対応づけて記
憶していると共に、過去に発信した相手先の時間帯や曜
日あるいは季節などの特定の条件での頻度分布を記憶し
ている。出力部11は上記記憶部10に記憶された相手先名
のデータを上記条件下における頻度順に順次音声で出力
する。切換スイッチ12は上記記憶部10が上記頻度分布を
記憶する場合や、出力部11が記憶部10から相手先データ
を出力する場合に、時間帯別、曜日別、季節別などの条
件を指定するためのものである。また、発信スイッチ13
は発信したい相手先を上記出力部11に同期して指定する
ためのものであり、時計部14はカレンダー付時計を備え
ており、相手先に新たな発信が行われるたびに、記憶部
10が記憶している頻度分布を自動的に更新するためのも
のである。制御部15は発信スイッチ13からの信号に基づ
いて相手先の電話番号を記憶部10から読み出してダイヤ
ル回路6、回線制御回路7を介して回線3へ発信する一
方、装置全体の制御を行う。
電話番号とその相手先名のデータを互いに対応づけて記
憶していると共に、過去に発信した相手先の時間帯や曜
日あるいは季節などの特定の条件での頻度分布を記憶し
ている。出力部11は上記記憶部10に記憶された相手先名
のデータを上記条件下における頻度順に順次音声で出力
する。切換スイッチ12は上記記憶部10が上記頻度分布を
記憶する場合や、出力部11が記憶部10から相手先データ
を出力する場合に、時間帯別、曜日別、季節別などの条
件を指定するためのものである。また、発信スイッチ13
は発信したい相手先を上記出力部11に同期して指定する
ためのものであり、時計部14はカレンダー付時計を備え
ており、相手先に新たな発信が行われるたびに、記憶部
10が記憶している頻度分布を自動的に更新するためのも
のである。制御部15は発信スイッチ13からの信号に基づ
いて相手先の電話番号を記憶部10から読み出してダイヤ
ル回路6、回線制御回路7を介して回線3へ発信する一
方、装置全体の制御を行う。
上記構成からなる車載用電話装置の動作を第2図のフ
ローチャートをもとに説明する。
ローチャートをもとに説明する。
まず、ステップS1において送受話器2のオフフックの
検出を行い、本体1を動作状態とする。次にステップS2
に進み、切換スイッチ12により、出力部11が出力する相
手先名の出力順序の条件を時間帯別、曜日別、季節別な
どで指定する。そして、ステップS3に進み、ステップS2
で指定した条件にもとづいて、上記時計部14のカレンダ
ー付時計を参照して発信頻度分布を記憶部10で調べ、そ
の頻度順に相手先を音声出力する。
検出を行い、本体1を動作状態とする。次にステップS2
に進み、切換スイッチ12により、出力部11が出力する相
手先名の出力順序の条件を時間帯別、曜日別、季節別な
どで指定する。そして、ステップS3に進み、ステップS2
で指定した条件にもとづいて、上記時計部14のカレンダ
ー付時計を参照して発信頻度分布を記憶部10で調べ、そ
の頻度順に相手先を音声出力する。
使用者は発信したい相手先名が音声で出力されると、
発信スイッチ13をオンにする。制御部15はステップS4で
発信スイッチ13がオンになったことを検知すると、ステ
ップS5に進み、記憶部10から上記発信したい相手先の電
話番号を読出してダイヤル発信を行なう。そして、ステ
ップS6に進み通話状態となる。このとき制御部15はステ
ップS7で時計部14のカレンダー付時計を参照して、該当
する頻度分布の更新を行う。通話が終わってステップS8
で送受話器2のオンフックが検出されると動作は終了す
る。
発信スイッチ13をオンにする。制御部15はステップS4で
発信スイッチ13がオンになったことを検知すると、ステ
ップS5に進み、記憶部10から上記発信したい相手先の電
話番号を読出してダイヤル発信を行なう。そして、ステ
ップS6に進み通話状態となる。このとき制御部15はステ
ップS7で時計部14のカレンダー付時計を参照して、該当
する頻度分布の更新を行う。通話が終わってステップS8
で送受話器2のオンフックが検出されると動作は終了す
る。
このように、記憶部10に電話番号と対応づけられて記
憶されていた相手先名が、切換スイッチ12の操作によ
り、時間帯別や曜日別あるいは季節別毎の発信頻度順に
出力部11から順次音声で出力され、この出力部11から出
力された相手先名を発信スイッチ13で指定することによ
り制御部15がその相手先の電話番号をダイヤル発信する
ので、車を運転中の人や目の不自由な人でもスイッチ操
作だけで簡単、確実に電話をかけることができる。
憶されていた相手先名が、切換スイッチ12の操作によ
り、時間帯別や曜日別あるいは季節別毎の発信頻度順に
出力部11から順次音声で出力され、この出力部11から出
力された相手先名を発信スイッチ13で指定することによ
り制御部15がその相手先の電話番号をダイヤル発信する
ので、車を運転中の人や目の不自由な人でもスイッチ操
作だけで簡単、確実に電話をかけることができる。
上記実施例では、相手先名を所定条件での頻度順で出
力するようにしたが、記憶部に相手先を予め一定の順序
で記憶しておき、その順序で相手先名を出力するように
してもよい。
力するようにしたが、記憶部に相手先を予め一定の順序
で記憶しておき、その順序で相手先名を出力するように
してもよい。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明の車載用電話装置
は、送受話器がオフフック状態になると、記憶部が相手
先の電話番号に対応づけて記憶している相手先名を、出
力部が所定の順序で順次音声で出力し、発信スイッチに
より相手先が指定されると、制御部がその相手先の電話
番号を上記記憶部から読み出してダイヤル回路を介して
発信するようにしているので、車を運転中の人や目の不
自由な人でも簡単、確実に電話をかけることができる。
は、送受話器がオフフック状態になると、記憶部が相手
先の電話番号に対応づけて記憶している相手先名を、出
力部が所定の順序で順次音声で出力し、発信スイッチに
より相手先が指定されると、制御部がその相手先の電話
番号を上記記憶部から読み出してダイヤル回路を介して
発信するようにしているので、車を運転中の人や目の不
自由な人でも簡単、確実に電話をかけることができる。
第1図はこの発明の車載用電話装置の一実施例の回路構
成を示すブロック図、第2図は上記実施例の動作を説明
するフローチャートである。 6……ダイヤル回路、10……記憶部、 11……出力部、13……発信スイッチ、 15……制御部。
成を示すブロック図、第2図は上記実施例の動作を説明
するフローチャートである。 6……ダイヤル回路、10……記憶部、 11……出力部、13……発信スイッチ、 15……制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】音声で出力する相手先名を、その相手先の
電話番号に対応づけて記憶する記憶部と、 送受話器がオフフック状態になると、上記記憶部に記憶
されている相手先名を所定の順序で順次音声で出力する
出力部と、 発信したい相手先を上記出力部に同期して指定するため
の発信スイッチと、 上記発信スイッチにより指定された相手先の電話番号を
上記記憶部から読み出してダイヤル回路を介して発信す
る制御手段とを備えたことを特徴とする車載用電話装
置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の車載用電話
装置において、 上記記憶部が、過去に発信した相手先名の時間帯別,曜
日別または季節別のうちの少なくとも1つを含む条件で
の頻度分布を記憶していて、相手先名を上記出力部から
上記条件の上記頻度順に出力するようにしたことを特徴
とする車載用電話装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の車載用電話
装置において、 相手先に新たな発信が行われるたびに、記憶部が記憶し
ている過去に発信した相手先名の頻度分布を更新する更
新手段を備えたことを特徴とする車載用電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066699A JP2746595B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 車載用電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066699A JP2746595B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 車載用電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238254A JPH01238254A (ja) | 1989-09-22 |
JP2746595B2 true JP2746595B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13323447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63066699A Expired - Fee Related JP2746595B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 車載用電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746595B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3379640B2 (ja) | 1999-06-15 | 2003-02-24 | 日本電気株式会社 | 電子電話帳自動並び替えシステム及び方法 |
JP2009171400A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Kenwood Corp | 無線機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934735A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-25 | Aisin Seiki Co Ltd | 車上電話装置 |
JPS62293860A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-21 | Toshiba Corp | 電話帳付通信端末装置 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP63066699A patent/JP2746595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01238254A (ja) | 1989-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |