JP2001501917A - 医薬用組成物 - Google Patents

医薬用組成物

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JP2001501917A JP10509473A JP50947398A JP2001501917A JP 2001501917 A JP2001501917 A JP 2001501917A JP 10509473 A JP10509473 A JP 10509473A JP 50947398 A JP50947398 A JP 50947398A JP 2001501917 A JP2001501917 A JP 2001501917A
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Abstract

(57)【要約】 担体と、活性成分としての眼疾患治療的に活性な化合物とからなる医薬用組成物であって、該組成物が該眼疾患治療的に活性な化合物の胃前吸収を促進するように配合されていることを特徴とする経口投与用医薬用組成物が提供される。また、かかる組成物の製造法と、かかる組成物を眼疾患、特に、眼球高血圧や緑内障などの、眼内圧上昇によって惹起される疾患の治療に使用する方法とが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 医薬用組成物 本発明は、医薬用組成物、かかる組成物の製造法およびかかる組成物を、特に 眼球高血圧や緑内障などの眼内血圧上昇によって引き起こされる疾患のような眼 疾患の治療に使用する使用方法に関するものである。 眼病薬は、点眼薬や軟膏によって目に普通に投与される眼病治療用液として処 方されることが最も多い。点眼薬を使用することにはいくつかの不都合があり、 その不都合は主にその点眼薬が患者によって受容されるのに困難であることから 生じている。点眼薬の滴は比較的大きくて、その点眼薬の滴が目に着くことによ って誘発される本能的な瞬きが、目の表面の目標領域に実際に接触する液の量も しくは割合を著しく制限する。典型的には、50μl量の点眼薬の10%以下の 液しか有効でなく、残りは外部に溢れ出るかまたは鼻涙管を通って失われる。高 価な治療液をそのように使用することは浪費であるばかりではなく、特定の大き さの点眼薬を投与することは手が相当器用でなければならないので、本質的に確 実な治療の効果を達成することが難しい。軟膏を使用するに際しても、消失レベ ルは注意深く投与することで減少することができるけれども、同様の問題が生じ るとしても、軟膏の粘度が高いことが排泄されたり、洗い流されたりする傾向を 少なくする。 別の問題は、特定の大きさの点眼薬を投与することは手が相当器用でなければ ならないので、眼病薬の点眼容器を精密に使用することが困難なことである。ま た、不可能ではないが、患者が点眼薬を1滴づつ垂らすのは困難である。その結 果、投与量が少なかったりまたは多すぎたりすることがしばしば起こっている。 実際、緑内障を患っている大部分の 患者は、70才以上であり、脳卒中、弱視、関節炎、物理的協調性が悪いなどの 他の健康問題を抱えているので、かかる患者にとっては、眼病薬の点眼容器を使 用することはしばしば実行可能な選択ではない。この問題が更に深刻になってい るのは、かかる患者の多くが一人で生活をしていて、薬の投与において助けを得 ることが困難なことである。 加えて、点眼薬には、微生物の生長を予防するために防腐剤が含まれているの が普通である。これらの防腐剤はある患者に対して刺激の原因となる。単位服用 経口システムはこれらの潜在的に刺激性のある防腐剤が必要なくなることである 。 点眼薬の別の不都合は、点眼薬を幅広く使用していると、後での矯正手術の結 果に対して有害な作用を及ぼしうることである。 ある種のベーターアドレノセプター・ブロッキング薬剤のようなある種の眼病 薬を従来の剤形で経口投与する試みがいくつがなされている。しかしながら、か かる薬剤の眼病治療効果は、遅いならびに・もしくは不完全な吸収に加えて、そ の活性成分が小腸ならびに・もしくは肝臓の組織で前全身性代謝(第1関門障害 )によって実質的に減少する傾向がある。また、かかる従来の経口投与は、ベー ターアドレノセプター・ブロッキング薬剤に関連する他の効果、たとえば、全身 の血圧や心拍数が著しく減少するなどの効果を発生する傾向がある。これらは、 眼神経潅流が減少するので、緑内障の治療には好ましくない。 最近の臨床研究において(Sadiq & Vernon:British Journal of (Ophthalmolog y,1996,80,pp.532−535)、チモロール(timolol)マレイン酸塩が舌下投与に よって眼内圧を実質的に低下することが示された。眼内圧のこの低下は両眼にお いて同時に見られ、そしてこの低下の割合は、同一処方物を局所投与して達成さ れた眼内圧の低下と匹敵するもの であった。また、その局所投与は処置した眼だけの眼内圧を著しく低下した。両 眼の眼内圧が低下することは、眼内圧の上昇による疾患が両眼に通常同時に発生 するので、通常は好ましい。しかしながら、水性処方物の小滴によって薬剤を舌 下投与することは、特に緑内障を患っている患者に対して投与することは便利な 方法ではない。というのは、患者にとって、その小滴を投与すべき場所を見るこ とが困難であり、かつ、上記したように、点眼容器は使用するのが難しくまた活 性成分の正確な投与量を投与できないからである。 したがって、上記のことから、眼病薬を投与する方法であって、それが患者が 簡単にでき、正確な単位服用量の投与を確保し、かつ、実質的な第1関門障害を 受けずに急速に全身に吸収され、活性成分の生体内吸収性を増強する方法を見出 すことは、臨床の観点から非常に望ましいことは明らかである。 本発明は、担体と、活性成分としての眼疾患治療的に活性な化合物とからなる 医薬用組成物であって、該組成物が該眼疾患治療的に活性な化合物の胃前吸収を 促進するように調剤されていることを特徴とする経口投与用医薬用組成物を提供 する。 本明細書における用語「胃前吸収」は、胃に入る前の消化管部分での活性成分 の吸収を指称するために使用され、頬側、舌下、咽頭ならびに食道での吸収を含 んでいる。 かかる胃前吸収が口、咽頭ならびに食道の中の粘膜を通して主に起こると考え られる。したがって、本発明に係る組成物は、その眼疾患治療的に活性な化合物 が頬側、舌下、咽頭ならびに・もしくは食道の粘膜を通して吸収されるのが促進 されるように調剤するのが好ましい。 したがって、本発明の組成物は、その活性成分が頬側、舌下、咽頭 ならびに・もしくは食道の粘膜への接触を確保する形態であるのが好ましい。更 に、本発明の組成物は、粘性のあるエマルジョン、シロップもしくはエリキシル の形態、舌下錠、なめたりもしくは噛んだりする錠剤、ソフトゼルもしくはトロ ーチ剤、チューインガム、ラミネートされたシステムもしくはパッチ、ヒドロゼ ル、粘着フィルム、中空繊維、微小球もしくはその他の投与剤形であって、活性 成分を唾液もしくは頬側、中咽頭ならびに・もしくは食道の粘膜に制御して放出 するように工夫された投与剤形、口腔中に活性成分を急速に放出するように工夫 された急速拡散型投与剤形、またはバイオアドヘレントシステムであることが好 ましい。 この「バイオアドヘレントシステム」という用語は、体温で、制御された放出 ならびに生体密着特性を示す固体もしくは液体の投与剤形を指称する。この形式 の投与剤形としては、性質は油中水型であって、その内相がその外相のそれより も大きいところのエマルジョンなどが挙げられる。かかるバイオアドヘレントシ ステムの例はアメリカ特許第5055303号に記載されている。 かかる胃前吸収によって吸収された活性成分は大循環系に直接入り、それによ って肝臓中での第1関門代謝を避けることができる。したがって、この方法で活 性成分の生体吸収性もまた増加することができる。このことは、活性成分の投与 量を最小にすることができると共に、望ましい有益な効果を発揮させながら、望 ましくない効果もまた最小にすることができることを意味している。 急速拡散型投与剤形は活性成分の胃前吸収を促進することができることが判明 した。更に、臨床研究から、口中で急速に崩壊するかかる急速拡散型投与剤形は 、患者にとって服用し易くかつ看護者にとって投与さ せ易いことは分かった。 かかる急速拡散型投与剤形の1つの例がアメリカ特許第4855326号に記 載されていて、その投与剤形は糖などの溶かして紡ぐことが可能な担体剤を活性 成分と一緒にして、得られた混合物を紡いで「綿菓子」製剤にしたものである。 次いで、その紡いだ「綿菓子」生成物は圧縮して急速に拡散する多孔性の固体投 与剤形に調製する。 アメリカ特許第5120549号には、急速拡散型マトリックスシステムが記 載されていて、そのマトリックスシステムは、第1溶媒に拡散したマトリックス 形成システムをまず固形化し、その後、この固形化したマトリックスを第1溶媒 の固形化点よりも低い温度で該第1溶媒と実質的に混合できる第2溶媒と接触さ せることによって製造することができる。この方法において使用するマトリック スシステムと活性成分は実質的には第2溶媒には本質的には不溶性であって、そ れによって第1溶媒が実質的に除去されて、急速拡散型マトリックスになる。 アメリカ特許第5079018号には、水溶性で水和可能なゲルもしくは気泡 体の多孔性骨格構造からなる急速拡散型投与剤形が記載されている。該ゲルもし くは気泡体は、水と水和し、その水和状態で硬化剤で硬化され、そして約0℃も しくはそれ以下の温度で液状有機溶媒で水和されて、水和液の代わりに隙間が残 った物質が形成される。 国際出願公開第WO93/12769号(PCT/JP93/01631)に は、非常に低い密度の急速拡散型投与剤形が記載されていて、この投与剤形はマ トリックス形成要素と活性成分とを含む水性システムを寒天でゲル化し、次いで 空気もしくは真空による強制乾燥によって水を排除することによって形成される 。 アメリカ特許第5298261号には、マトリックスの崩壊温度以上 で真空乾燥した部分的に崩壊したマトリックス網状体からなる急速拡散型投与剤 形が記載されている。しかしながら、このマトリックスは、そのマトリックスの 平衡凍結点より低い温度で少なくとも部分的に乾燥するのが好ましい。 国際出願公開第WO91/04757(PCT/US90/05206)には、 発泡性崩壊剤が含まれている急速拡散型投与剤形が記載されていて、その発泡性 崩壊剤は、唾液に接触すると発泡して、その投与剤形を急速に崩壊しかつ口腔中 に活性成分を迅速に拡散するようになっている。 したがって、「急速拡散型投与剤形」という用語は、前述した投与剤形の全て の形式を含んでいる。しかしながら、急速拡散型投与剤形は、特に好ましくは、 イギリス特許第1548022号に記載された形式の固体状の急速拡散型投与剤 形、つまり、活性成分と、水溶性もしくは水拡散性担体の網状体からなる固体状 の急速拡散型投与剤形であって、その担体が該活性成分に対して不活性であり、 また、該網状体が固体状の組成物から溶媒を昇華することによって得られ、そし て、該組成物が該活性成分と、該担体を溶媒に溶解した溶液とから構成されてい る固体状の急速拡散型投与剤形である。 この発明に係る組成物は、口腔中に入れられて、1ないし60秒以内に、好ま しくは1ないし30秒以内、より好ましくは1秒ないし10秒以内、特に好まし くは2秒ないし8秒以内に崩壊するのが好ましい。 前述した急速拡散型投与剤形の好ましい形式の場合には、該組成物は、該活性 成分に加えて、マトリックス形成剤と二次成分とを含んでいるのが好ましい。こ の発明に使用するのに適したマトリックス形成剤としては、例えば、ゼラチン類 、デキストリン類ならびに大豆、小麦ならびにオオバコ(psyllium)種子タンパク などの動物タンパク類もしくは植物タ ンパク類;アラビアゴム、グアーガム、寒天ならびにキサンタンなどのゴム質物 質;多糖類;アルギン酸類、カルボキシメチルセルロース類;カラゲナン類;デ キストラン類;ペクチン類;ポリビニルピロリドンなどの合成ポリマー類;ゼラ チン−アラビアゴムコンプレックスなどのポリペプチド/タンパクもしくは多糖 類コンプレックスなどから誘導される物質などが含まれる。 この発明に使用するのに適したその他のマトリックス形成剤としては、例えば 、マンニトール、デキストロース、ラクトース、ガラクトースならびにトレハロ ースなどの糖類;シクロデキストリンなどの環状糖類;リン酸ナトリウム、塩化 ナトリウムならびにケイ酸アルミニウム類などの無機塩類;グリシン、L−アラ ニン、L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−ヒドロキシプロリン、L− イソロイシン、L−ロイシンならびにL−フェニルアラニンなどの炭素原子数が 2から12までのアミノ酸などが含まれる。 マトリックス形成剤は、その1種もしくはそれ以上を、固形化の前に、溶液ま たは懸濁液中に導入することができる。かかるマトリックス形成剤は、界面活性 剤に加えて存在していてもよく、また界面活性剤が排除されていても存在してい てもよい。かかるマトリックス形成剤は、そのマトリックスを形成させることに 加えて、活性成分の拡散状態をその溶液または懸濁液中に維持する助けをするこ とができる。このことは、水に満足のいく程度に溶解しないので、したがって溶 解よりも懸濁されるしかない活性薬剤の場合に特に有用である。 また、二次成分としては、例えば、保存剤、酸化防止剤、界面活性剤、増粘剤 、着色剤、香味料、pH調整剤、甘味料、食味マスキング剤などが挙げられ、か かる二次成分は本発明の組成物中に導入することができ る。適当な着色剤としては、赤色、黒色ならびに黄色酸化鉄類およびエリス・ア ンド・エベラールド社のFD&Cブルー2号ならびにFD&Cレッド40号など のFD&C染料が挙げられる。適当な香味料には、ミント、ラスベリ−、甘草、 オレンジ、レモン、グレープフルーツ、カラメル、バニラ、チェリーならびにグ レープフレーバーおよびその組み合わせたものが含まれる。適当なpH調整剤は 、クエン酸、酒石酸、リン酸、塩酸およびマレイン酸が含まれる。適当な甘味料 としては、アスパルテーム、アセスルフェームKならびにタウマチンなどが含ま れる。適当な食味マスキング剤としては、重炭酸ナトリウム、イオン交換樹脂、 シクロデキストリン包接化合物、吸着質物質ならびにマイクロカプセル化活性物 質が含まれる。 本発明に係る組成物に使用することができる眼疾患治療的に活性な化合物とし ては、例えば、抗緑内障/眼内圧低下化合物を含んでいて、かかる化合物として は、例えば、 a)アルファ−アドレノセプター・ブロッキング剤、例えば、アプラクロニジ ン(apraclonidine)、ブリモニジン(brimonidine)、A GN192836,AGN193080など。 b)ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤、例えば、カルテオロール( carteolol)、ベタクソロール(betaxolol)、レボブノロール( levobunolol)、メチプラノロール(metipranolol)、チ モロール、バニノロール(vaninolol)、アダプロロール(adapro lol)など。 c)縮瞳薬、例えば、ピロカルピン(pilocarpine)、カルバコール (carbachol)、フィソスチグミン(physostigmine)など 。 d)交感神経興奮剤、例えば、アドレナリン、ジピベフリン(dipivef rine)など。 e)カルボニック・アンハイドレース・インヒビター、例えば、アセタゾラミ ド(acetazolamide)、ドルゾラミド(dorzolamide)な ど。 f)プロスタグランジン、例えば、PGF−2アルファもしくはそのプロドラ ッグのラタノプロスト(latanoprost)。 上記の化合物は、遊離の酸もしくは塩基の形態であっても、または、これらの 塩としての形態であってもよい。これらの化合物の組み合わせ、例えば、ベータ ーアドレノセプター・ブロッキング剤とプロスタグランジンとの組み合わせは、 ある場合における治療を最適化することができ望ましい場合もある。また、これ らの化合物は、本発明に係る急速拡散型投与剤形に導入されるために、水性溶液 もしくは非水性(例えば油性)溶液または懸濁液として配合することもできる。 更に、調剤には、任意に、他の調剤賦形剤、例えば、粘液接着剤やポリマーなど が含有されていてもよい。 本発明に係る組成物は眼内圧低下用薬剤の経口投与に特に適している。ベータ ーアドレノセプター・ブロッキング剤は、眼球高血圧や緑内障などの眼内圧上昇 によって惹起される疾患の治療においてもまた使用されるけれども、かかる治療 のための第一次手段である。したがって、眼内圧低下用薬剤はアルファーアドレ ノセプター・ブロッキング剤もしくはベーターアドレノセプター・ブロッキング 剤であるのが好ましく、また、これらの内で、ベーターアドレノセプター・ブロ ッキング剤が特に好ましい。 ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤は、眼房水、つまり、眼 球の前眼房中に存在する液体の生成率を減少させることによって眼内圧を低下さ せ、そして、虹彩−毛様体中のベーターアドレノセプターを遮断することによっ て低下させている。 現在では、眼内圧上昇を治療するために使用されている全てのベーターアドレ ノセプター・ブロッキング剤は、眼病用無菌溶液として目に局所投与されている 。局所投与によって、そのベーターアドレノセプター・ブロッキング剤がそのレ セプターターゲットに到達するには4つのメカニズムが可能である。つまり、( 1)角膜経由拡散、(2)強膜拡散、(3)局部脈管系からの再吸収、(4)大循環系 からの再吸収の4つのメカニズムが考えられる。角膜経由拡散がこれらのメカニ ズムのうちで最も重要であると伝統的には仮定されていた。しかしながら、上記 研究(Sadiq&Vernon:British Journal of Ophthalmology,1996,80,pp.532− 535)によって、少なくともチモロール(timolol)については、そのチモロールマ レイン酸塩の眼病用溶液を舌下投与した後、大循環系からの再吸収によってその 薬剤の治療的に活性な濃度が虹彩−毛様体に到達することから、この仮定は正し くないことが示唆された。しかしながら、上記したように、水性調剤の小滴によ って薬剤を舌下投与することは便利な方法ではなく、患者にとっては、はっきり と見ることができない場所にその小滴を滴加するのが困難であるばかりではなく 、患者が滴加用容器を用いて水性調剤を正確に再生可能な量を投与することが困 難である。したがって、ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤は、口腔中 に入れるのが簡単でかつ正確に処方された用量の活性成分を含んでいる、上記し たような1回単位投与剤形中に導入するのが好ましい。 適当はベーターアドレノセプター・ブロッキング剤としては、例えば、プロプ ラノロール(propranolol)、アセブトロール(ace butolol)、アルプレノロール(alprenolol)、アテノロール(a tenolol)、ベタクソロール(betaxolol)、ブフェトロール(bu fetolol)、ブフラロール(bufuralol)、ブニトロロール(bun itrolol)、ブノロール(bunolol)、ブプラノロール(bupran olol)、カルテオロール(carteolol)、セタモロール(cetamo lol)、デクスプロプラノロール(dexpropranolol)、ラベタロ ール(labetalol)、レヴォブノロール(levobunolol)、メチ プラノロール(metipranolol)、メトプロロール(metoprol ol)、ナドロール(nadolol)、ニフェナロール(nifenalol)、 オクスプレノロール(oxprenolol)、ペンブトロール(penbuto lol)、ピンドロール(pindolol)、プラクトロール(practolo l)、プロネタロール(pronethalol)、ソタロール(sotalol) 、チモロール(timolol)、トラモロール(tolamolol)、トリプロ ロール(toliprolol)ならびにそれらの薬理的に許容可能な塩類などが 挙げられる。こららのうちで、プロプラノロール、アテノロール、ベタクソロー ル、ブプラノロール、カルテオロール、レヴォブノロール、メチプラノロール、 メトプロロール、ナドロール、ピンドロール、チモロールならびにそれらの薬理 的に許容可能な塩類が好ましく、ベタクソロール、カルテオロール、レヴォブノ ロール、メチプラノロール、チモロールならびにそれらの薬理的に許容可能な塩 類が好ましい。特に好ましいものは、チモロールもしくはその薬理的に許容可能 な塩類、特にそのマレイン酸塩である。 活性成分の正確な量は、選択されるベーターアドレノセプター・ブロ ッキング剤に依存するけれども、10ないし2000μgの範囲にあるのが好ま しい。しかしながら、眼病治療に要求されるベーターアドレノセプター・ブロッ キング剤の量は、抗高血圧適用などの他の適応症に要求されるよりも著しく少な いことは留意すべきである。たとえば、チモロールもしくはその薬理的に許容可 能な塩類の場合には、眼病適用に必要な量は10ないし1000μg、好ましく は50ないし800μg、より好ましくは100ないし600μgの範囲である 。チモロールマレイン酸塩の好ましい用量範囲は、100ないし400μg、よ り好ましくは150ないし380μgの範囲である。チモロールの遊離塩基の形 の場合には、その好ましい用量範囲は、100ないし300μg、より好ましく は125ないし250μgの範囲である。チモロールが遊離塩基の形で使用され る場合には、本発明に係る急速拡散型投与剤形に導入する前に、油性溶液中に導 入するのが好ましい。これはチモロールの従来の適用とは対照的である。チモロ ールは、従来では、典型的な用量として10mgの量で非心臓選択性ベーターブ ロッカーとして使用されている。 本発明の別の態様としては、本発明は、眼内圧上昇、特に眼球高血圧や緑内障 によって惹起される疾患のような眼病の治療に使用するための、上記のような医 薬用組成物を提供する。 本発明の更なる態様としては、本発明は、担体を活性成分と関連させることか らなる、上記のような医薬用組成物を提供する。 本発明の更に別の態様としては、本発明は、眼内圧上昇、特に眼球高血圧や緑 内障によって惹起される疾患のような眼病の治療のための薬剤を製造するために 組成物を使用することを提供する。 本発明の更に別の態様としては、本発明は、眼内圧上昇、特に眼球高 血圧や緑内障によって惹起される疾患のような眼病の治療のために該組成物を使 用することであって、治療的に有効な量の上記の組成物を上記疾患のいずれかを 患っている患者に投与することからなる眼疾患の治療方法を提供する。 本発明を実施例によって更に詳細に説明する。 実施例1:チモロールの急速拡散型投与剤形の製造 (a)0.1%チモロール拡散物の製造: ゼラチン(720g)とマンニトール(540g)とを、精製水(16.07 kg)中に入れて、真空ミキサーの容器中で完全に混合して拡散させた。残りの 水1.5リットルを、アンカースターラーで混合しながら、真空下に加えて、得 られた混合物を40℃±2℃に加熱し、10分間均質化した。次いで、得られた 混合物を室温に冷やした後、混合物を4500g取ってステンレススチール製容 器に入れ、ベンチトップホモゲナイザーで均質化しながら、グリシン(360g) 、アスパルテーム(90g)、グレープフルーツ香料(54g)、オパチント・イエ ロー(54g)、クエン酸(90g)、チモロールマレイン酸塩(24.7g)を順 次添加した。他方、残りの混合物は別のステンレススチール製容器に移して、ベ ンチトップホモゲナイザーを用いて10分間均質化して薬剤を溶かした。着色剤 の分散が終わると、最初の容器中の均質化された混合物と、後の容器中の混合物 とをミキサーの容器に戻して一緒にした。この混合物を少なくとも20分間混合 した。次いで、得られた拡散物のバルクを混合が完了するまで均質化した。 (b)250μgチモロール(チモロールマレイン酸塩として)ユニットの製 造: 上記(a)で製造した0.1%チモロール拡散物250mgを、各ポ ケット径12mmの1連の予備成形したブリスターポケットのそれぞれに分包し た。ブリスターラミネートは、1平方m当たり200μmPVC/30μmPE /PVDC90gの構成であった。得られた製品は直ぐに液体窒素冷凍トンネル 中に入れて冷凍した。冷凍した製品は最低24時間−20℃以下で保存した後、 +20℃の乾燥温度、0.5mbarの室内圧力で凍結乾燥機中において凍結乾 燥した。次いで、凍結乾燥したユニットに致命的な欠陥がないかどうかを検査し 、バッチの残りを紙/ホイルラミネート(20μmアルミニウム)からなる蓋用 ホイルで密封した。次ぎに、各ブリスターにコード番号を付け、予備成形した袋 に入れ、その袋の開放端を完全に密封した。次いで、その袋に、製品名、バッチ 番号、製造年月日、供給者名を記載したラベルを貼った。 各単位用量剤形は次のような組成からなっていた。成 分 重量(mg) 対組成物重量% 精製水USP/EP* 223.16 89.264 チモロールマレイン酸塩 0.34 0.136 ゼラチンEP/USNF 10.00 4.000 マンニトールBP/USP 7.50 3.000 アスパルテームEP/USN 1.25 0.500 グレープフルーツ香料 502.106/A 0.75 0.300 グリシンUSP 5.00 2.000 クエン酸EP/USP 1.25 0.500 オパチントAD−22901 イエロー 0.75 0.300 合計 250.00 100.000 *)凍結乾燥中に除去されたことを意味する。 実施例2:チモロールの急速拡散型投与剤形の製造 (a)疑似薬の製造: ゼラチン(40.0g)とマンニトール(30.0g)とを、精製水(900 .0g)中に入れて、60℃に加熱しながら撹拌して溶解し、23℃に冷却した 。別に、水酸化ナトリウム(5.0g)を秤量し、水95.0gに溶解して5% (w/w)水酸化ナトリウム溶液を調製した。この溶液を、上記混合物のバルク に滴加し、その溶液のpHを6.8に調整した。この際に滴加した量を記録した 。要した水の残量を計算し、次いで100%になるように添加した。得られた混 合物を250mgづつPVC/PVDCブリスターポケットに分包した。得られ た製品を次 いで冷蔵し、凍結乾燥し、そして、実施例1に記載したように密封した。 各疑似薬単位用量剤形は次のような組成からなっていた。 成 分 重量(mg) 対組成物重量% 精製水EP/USP* q.s.250mg qs.100% ゼラチンEP/USNF 10.00 4.00 マンニトールEP/USP 7.50 3.00 水酸化ナトリウムEP/USNF qs.pH6.8 qs.pH6.8 *)凍結乾燥中に除去されたことを意味する。 (b)チモロール投与用溶液の製造: チモロールマレイン酸塩(0.2392g)をエタノール(18ml)にメス フラスコに入れ、薬剤の溶解を促進するために超音波処理をして、1.196% チモロールマレイン酸塩溶液を調製した。完全に溶解した後、エタノールを添加 して容量を20.0mlにした。検量線を付した注射器で得られた溶液の20μ lを正確に取って、ブリスターパック中の各乾燥ユニットの表面に入れた。次い で、ユニットを1時間放置して、エタノールを蒸発させた。その結果、各ユニッ トには、チモロールが175μg含有されていた。 最終単位用量剤形は次のような組成からなっていた。 成 分 重 量 チモロールマレイン酸塩 0.239(チモロール塩基0.175mg に相当) ゼラチンEP/USNF 10.00 マンニトールEP/USP 7.50 水酸化ナトリウムEP/USNF qs.pH6.8(ほぼ0.01mg) 実施例3:比較安全性ならびに効果研究 本研究の主な目的は、上記実施例2のチモロールマレイン酸塩調剤の安全性と 副作用プロファイルを、英国ハートフォードシャーEN119BU、ホッデスド ン、ハートフォード・ロードに所在するメルク・アンド・ドーメ社によって商標 「チモプトール」として市販されているチモロールマレイン酸塩点眼薬と比較し て、高い眼内圧の患者の眼内圧低下について評価することである。 患者に対する研究は、ラベルを開示し、一回投与で、ランダムに、かつ、2方 向クロスオーバーで次のようにして実施した。 年齢が18ないし70才で、眼内圧が高い(>21mmHgならびに≦30m mHg)男女いずれかの各患者に対して、次のように2回処置をした。 実施例2の調剤175μg 0.5%「チモプトール」点眼薬を、ランダムに選んだ1方の目に瞬きをしな いように点眼(175μgのチモロールの用量に相当すると推定) 各患者に対して、各処置間に少なくとも7日の間隔を開けて各調剤を1回投与 した。各投与日には、投与前と、投与後2時間目と24時間目に眼内圧を測定し た。なお、眼内圧を測定する者には、どちらで処置したかについては知らせなか った。心拍数と血圧も、投与前と、投与後20時間目、40時間目、60時間目 、125時間目に測定した。眼内圧測定の結果を下表1と表2に示す。 上表1および表2から、実施例2の調剤で処置した患者は、眼内圧の実質的な 低下が両眼に認められたことが明らかである。この結果は、活性成分の全身性吸 収と一致する。 他方、「チモプトール」点眼薬で1方の目を処置した患者のうち、患者番号0 02の患者は、未処置の目よりも処置した目において眼内圧の低下が著しく大き かった。しかしながら、かかる実質的な相違はその他の患者番号001および0 03の患者には認められなかった。このことは、「チモプトール」点眼薬を点眼 した際に、ある程度の全身性吸収は起こるけれども、おそらく、処置された目が 瞬きをしなかったので、点眼薬が目の表面から流れてしまい、鼻涙腔を流れ落ち て、それによって活性成分が吸収され、大循環系を経由して別の目に移動した結 果発生したことを示唆している。しかしながら、この経路で吸収される活性成分 の量 は正確には制御できないことは明らかである。 また、血圧測定では、全身性チモロールの血圧低下効果に関連した血圧は、臨 床的に意義のある程度もしくは臨床的に発生しているといえる程度には低下して いない。 通常の眼内圧範囲は10〜20mmHgであるが、21〜30mmHgの間の 眼内圧を有する個人は一般的には5〜15年間に亘って毎年0.5%〜1%づつ 視神経円板変化が発達している。更に、30mmHgよりも高い眼内圧を持つ患 者の28%に視野損傷が発生している。したがって、視神経円板変化または視野 欠陥を有する患者には、盲目になることを防止するために眼内圧を低下させるこ とは一般的な手段である。効果的には、その眼内圧を10〜20mmHgという 通常の範囲まで下げるように処置をすべきである。したがって、上表1から、実 施例2の調剤での処置は臨床的に有効であることが明らかである。その上、血圧 測定においても満足できるので、実施例2の調剤での処置は重大な血圧低下とい う副作用を惹起しないと言える。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月21日(1998.9.21) 【補正内容】 請求の範囲 1. 担体と、活性成分としての眼疾患治療的に活性な化合物とからなる経口 投与用医薬用組成物であって、前記眼疾患治療的に活性な化合物を胃前吸収が促 進するように配合されている前記組成物を、眼疾患治療用薬剤の製造のために使 用することを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 2. 請求の範囲第1項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法において 、前記組成物は、前記眼疾患治療的に活性な化合物が、頬側、舌下、咽頭ならび に・もしくは食道での吸収が促進されるように配合されていることを特徴とする 経口投与用医薬用組成物の使用方法。 3. 請求の範囲第1項または2項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方 法において、前記組成物が、粘性のあるエマルジョン、シロップもしくはエリキ シルの形態、舌下錠、なめたりもしくは噛んだりする錠剤、ソフトゼルもしくは トローチ剤、チューインガム、ラミネートされたシステムもしくはパッチ、ヒド ロゼル、粘着フィルム、中空繊維、微小球もしくはその他の投与剤形であって、 活性成分を唾液もしくは頬側、中咽頭ならびに・もしくは食道の粘膜に制御して 放出するように工夫された投与剤形、口腔中に活性成分を急速に放出するように 工夫された急速拡散型投与剤形、またはバイオアドヘレントシステムであること を特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 4. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成 物の使用方法において、前記組成物が、口腔中に活性成分を急速に放出するよう に工夫された急速拡散型投与剤形であることを特徴とする経口投与用医薬用組成 物の使用方法。 5. 請求の範囲第4項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法において 、前記組成物が、固体状の急速拡散型投与剤形であって、前記活性成分と、水溶 性もしくは水拡散性担体との網状体からなる固体状の急速拡散型投与剤形であり 、前記担体が前記活性成分に対して不活性であり、また、前記網状体が固体状の 組成物から溶媒を昇華することによって得られ、そして、前記組成物が前記活性 成分と、前記担体を溶媒に溶解した溶液とから構成されていることを特徴とする 経口投与用医薬用組成物の使用方法。 6. 請求の範囲第4項または5項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方 法において、前記組成物が口腔中において1ないし60秒以内に崩壊することを 特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 7. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用 方法において、前記眼疾患治療的に活性な化合物が眼内圧低下用薬剤であること を特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 8. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用 方法において、前記眼内圧低下用薬剤がベーターアドレノセプター・ブロッキン グ剤であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 9. 請求の範囲第8項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法において 、前記ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アセ ブトロール、アルプレノロール、アテノロール、ベタクソロール、ブフェトロー ル、ブフラロール、ブニトロロール、ブノロール、ブプラノロール、カルテオロ ール、セタモロール、デクスプロプラノロール、ラベタロール、レヴォブノロー ル、メチプラノロール、メトプロロール、ナドロール、ニフェナロール、オクス プレノロール、ペンブトロール、ピンドロール、プラクトロール、プロネタロー ル、ソタロール、チモロール、トラモロール、トリプロロールまたはその薬理的 に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 10. 請求の範囲第9項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法において 、前記ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アテ ノロール、ベタクソロール、ブプラノロール、カルテオロール、レヴォブノロー ル、メチプラノロール、メトプロロール、ナドロール、ピンドロール、チモロー ルまたはその薬理的に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用 組成物の使用方法。 11. 請求の範囲第10項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法におい て、前記ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤が、チモロールまたはその 薬理的に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用 方法。 12. 請求の範囲第11項に記載の経口投与用医薬用組成物の使用方法におい て、前記チモロールまたはその薬理的に許容可能な塩類が10ないし1000μ gの範囲で存在することを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 13. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの1項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、眼内圧上昇によって惹起される眼疾患の治療用薬剤の製造に使用 することを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 14. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの1項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、眼球高血圧によって惹起される眼球高血圧の治療用薬剤の製造に 使用することを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 15. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの1項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、緑内障によって惹起される緑内障の治療用薬剤の製造に使用する ことを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 16. 担体と、活性成分としての眼疾患治療的に活性な化合物とからなる経口 投与用医薬用組成物であって、前記組成物が、前記眼疾患治療的に活性な化合物 を胃前吸収が促進するように配合されていて、かつ、口腔内に投与されて1ない し10秒以内に崩壊する急速拡散型投与剤形であることを特徴とする経口投与用 医薬用組成物。 17.請求の範囲第16項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記組成 物は、前記眼疾患治療的に活性な化合物が、頬側、舌下、咽頭ならびに・もしく は食道での吸収が促進されるように配合されていることを特徴とする経口投与用 医薬用組成物。 18. 請求の範囲第16項または17項に記載の経口投与用医薬用組成物にお いて、前記組成物が、固体状の急速拡散型投与剤形であって、前記活性成分と、 水溶性もしくは水拡散性担体との網状体からなる固体状の急速拡散型投与剤形で あり、前記担体が前記活性成分に対して不活性であり、また、前記網状体が固体 状の組成物から溶媒を昇華することによって得られ、そして、前記組成物が前記 活性成分と、前記担体を溶媒に溶解した溶液とから構成されていることを特徴と する経口投与用医薬用組成物。 19. 請求の範囲第16項ないし18項のいずれか1項に記載の経口投与用医 薬用組成物において、前記眼疾患治療的に活性な化合物が眼内圧低下用薬剤であ ることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 20.請求の範囲第19項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記眼内 圧低下用薬剤がベーターアドレノセプター・ブロッキング剤であることを特徴と する経口投与用医薬用組成物。 21.請求の範囲第20項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記ベー ターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アセブトロール 、アルプレノロール、アテノロール、ベタクソロール、 ブフェトロール、ブフラロール、ブニトロロール、ブノロール、ブプラノロール 、カルテオロール、セタモロール、デクスプロプラノロール、ラベタロール、レ ヴォブノロール、メチプラノロール、メトプロロール、ナドロール、ニフェナロ ール、オクスプレノロール、ペンブトロール、ピンドロール、プラクトロール、 プロネタロール、ソタロール、チモロール、トラモロール、トリプロロールまた はその薬理的に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物 。 22.請求の範囲第21項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記ベー ターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アテノロール、 ベタクソロール、ブプラノロール、カルテオロール、レヴォブノロール、メチプ ラノロール、メトプロロール、ナドロール、ピンドロール、チモロールまたはそ の薬理的に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 23.請求の範囲第22項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記ベー ターアドレノセプター・ブロッキング剤が、チモロールまたはその薬理的に許容 可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 24.請求の範囲第23項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記チモ ロールまたはその薬理的に許容可能な塩類が10ないし1000μgの範囲で存 在することを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 25. 請求の範囲第1項ないし12項または第16項ないし24項の いずれかの1項に記載の経口投与用医薬用組成物の治療的に有効な量を、眼病を 患っている患者に投与することを特徴とする眼病治療方法。 26. 請求の範囲第1項ないし12項または第16項ないし24項のいずれか の1項に記載の経口投与用医薬用組成物の治療的に有効な量を、高い眼内圧を有 する患者に投与することを特徴とする眼内圧上昇によって惹起される眼病の治療 方法。 27. 請求の範囲第1項ないし12項または第16項ないし24項のいずれか の1項に記載の経口投与用医薬用組成物の治療的に有効な量を、眼球高血圧を患 っている患者に投与することを特徴とする眼球高血圧治療方法。 28. 請求の範囲第1項ないし12項または第16項ないし24項のいずれか の1項に記載の経口投与用医薬用組成物の治療的に有効な量を、緑内障を患って いる患者に投与することを特徴とする緑内障治療方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 担体と、活性成分としての眼疾患治療的に活性な化合物とからなる医薬 用組成物であって、前記組成物が前記眼疾患治療的に活性な化合物の胃前吸収を 促進するように配合されていることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 2. 請求の範囲第1項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記組成 物は、前記眼疾患治療的に活性な化合物が、頬側、舌下、咽頭ならびに・もしく は食道での吸収が促進されるように配合されていることを特徴とする経口投与用 医薬用組成物。 3. 請求の範囲第1項または2項に記載の経口投与用医薬用組成物において 、前記組成物が、粘性のあるエマルジョン、シロップもしくはエリキシルの形態 、舌下錠、なめたりもしくは噛んだりする錠剤、ソフトゼルもしくはトローチ剤 、チューインガム、ラミネートされたシステムもしくはパッチ、ヒドロゼル、粘 着フィルム、中空繊維、微小球またはその他の投与剤形であって、活性成分を唾 液にまたは頬側、中咽頭ならびに・もしくは食道の粘膜に制御して放出するよう に工夫された投与剤形、口腔中に活性成分を急速に放出するように工夫された急 速拡散型投与剤形またはバイオアドヘレントシステムの形態であることを特徴と する経口投与用医薬用組成物。 4. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成 物において、前記組成物が、口腔中に活性成分を急速に放出するように工夫され た急速拡散型投与剤形であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 5. 請求の範囲第4項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記組成 物が、固体状の急速拡散型投与剤形であって、前記活性成分と、水溶性もしくは 水拡散性担体との網状体からなる固体状の急速拡散型投与剤形であり、前記担体 が前記活性成分に対して不活性であり、また、前記網状体が固体状の組成物から 溶媒を昇華することによって得られ、そして、前記組成物が前記活性成分と、前 記担体を溶媒に溶解した溶液とから構成されていることを特徴とする経口投与用 医薬用組成物。 6. 請求の範囲第4項または5項に記載の経口投与用医薬用組成物において 、前記組成物が口腔中において1ないし60秒以内に崩壊することを特徴とする 経口投与用医薬用組成物。 7. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物におい て、前記眼疾患治療的に活性な化合物が眼内圧低下用薬剤であることを特徴とす る経口投与用医薬用組成物。 8. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物におい て、前記眼内圧低下用薬剤がベ−ターアドレノセプター・ブロッキング剤である ことを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 9. 請求の範囲第8項に記載の経口投与用医薬用組成物において、 前記ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アセブ トロール、アルプレノロール、アテノロール、ベタクソロール、ブフェトロール 、ブフラロール、ブニトロロール、ブノロール、ブプラノロール、カルテオロー ル、セタモロール、デクスプロプラノロール、ラベタロール、レヴォブノロール 、メチプラノロール、メトプロロール、ナドロール、ニフェナロール、オクスプ レノロール、ペンブトロール、ピンドロール、プラクトロール、プロネタロール 、ソタロール、チモロール、トラモロール、トリプロロールまたはその薬理的に 許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 10.請求の範囲第9項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記ベー ターアドレノセプター・ブロッキング剤が、プロプラノロール、アテノロール、 ベタクソロール、ブプラノロール、カルテオロール、レヴォブノロール、メチプ ラノロール、メトプロロール、ナドロール、ピンドロール、チモロールまたはそ の薬理的に許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 11. 請求の範囲第10項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記 ベーターアドレノセプター・ブロッキング剤が、チモロールまたはその薬理的に 許容可能な塩類であることを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 12. 請求の範囲第11項に記載の経口投与用医薬用組成物において、前記 チモロールまたはその薬理的に許容可能な塩類が10ないし1000μgの範囲 で存在することを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 13. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物にお いて、前記組成物を眼疾患の治療に使用することを特徴とする経口投与用医薬用 組成物。 14. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物において、前記組成物を、眼内圧上昇によって惹起される疾患の治療 に使用することを特徴とする経口投与用医薬用組成物。 15. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物において、前記組成物を、眼球高血圧の治療に使用することを特徴と する経口投与用医薬用組成物。 16. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物において、前記組成物を、緑内障の治療に使用することを特徴とする 経口投与用医薬用組成物。 17. 請求の範囲の前記いずれかの項に記載の経口投与用医薬用組成物を製 造する製造方法において、担体を活性化合物に関連付けることによって前記経口 投与用医薬用組成物を得ることを特徴とする経口投与用医薬用組成物の製造方法 。 18. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物を眼疾患治療用薬剤の製造のために使用することを特徴とする経口投 与用医薬用組成物の使用方法。 19. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、眼内圧上昇によって惹起される疾患治療用薬剤の製造のために使 用することを特徴とする経口投与用医薬用組成物の使用方法。 20. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、眼球高血圧治療用薬剤の製造のために使用することを特徴とする 経口投与用医薬用組成物の使用方法。 21. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物を、緑内障治療用薬剤の製造のために使用することを特徴とする経口 投与用医薬用組成物の使用方法。 22. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物の治療的に有効な量を、眼病を患っている患者に投与することを特徴 とする眼病治療方法。 23. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物の治療的に有効な量を、高い眼内圧を有する患者に投与することを特 徴とする眼内圧上昇によって惹起される眼病の治療方法。 24. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物の治療的に有効な量を、眼球高血圧を患っている患 者に投与することを特徴とする眼球高血圧治療方法。 25. 請求の範囲第1項ないし12項のいずれかの項に記載の経口投与用医 薬用組成物の治療的に有効な量を、緑内障を患っている患者に投与することを特 徴とする緑内障治療方法。
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