JP2001501563A - 電線結束工具 - Google Patents

電線結束工具

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Abstract

(57)【要約】 工具は、特に電線状の物品の周囲をベルト(7)で結束することができ、曲げに対する抵抗を有する強靭な弾性のベルト(7)のための締付デバイス(8)を備えている。締付デバイス(8)は、歯付の締付ローラ(10)と、この締付ローラ(10)の反対側でベルト(7)を支持する迫持受を備える。締付デバイス(8)は、ベルト(7)の張力が所定の水準に達すると締付ローラ(10)が停止したベルト(7)に対して回転を継続し、ベルト(7)の張力が締付ローラ(10)とベルト(7)の間に作用する摩擦力により決まるように構成されている。迫持受は、締付ローラ(10)の周囲に連続配置され、弾性力により締付ローラ(10)に向けて引っ張られる少なくとも2個の支持ローラ(11)を備えているため、摩擦による磨耗を殆ど生じることなく、高いベルトの張力の再現性が得られる。ベルト(7)が支持ローラ(11)の間において締付ローラ(10)の外周に対して強く押圧されるように、ベルト(7)の曲げに対する抵抗を考慮して寸法が設定される。支持ローラ(11)におけるベルト(7)と締付ローラ(10)の間に作用する単位長さ当りの力は、支持ローラ(11)の間における当該力と等しい。

Description

【発明の詳細な説明】 電線結束工具 技術分野 本発明は、物品、特に電線束の周囲をベルトで結束するための工具に関するも のである。この工具は、曲げに対する抵抗を有する強靭な弾性のベルトのための 締付デバイスを備えている。この締付デバイスは、歯付の締付ローラと、この締 付ローラの反対側で上記ベルトを支持するローラ迫持受とを備えている。上記締 付ローラは、締付操作中に連続駆動され、上記ベルトの張力が所定値に達してベ ルトが停止して切り離されても、回転を継続する。 背景技術 この種の公知の工具(ヨーロッパ特許公開第43,277号)では、締付ロー ラと、単一の支持ローラにより構成されるローラ迫持受とは、軸方向の距離が一 定となるように互いに接続されている。締付ローラの鋭利な歯部は、強靭な弾性 樹脂からなるベルトの表面に係合する。ベルトの張力が所定値に達するとき、締 付ローラの歯部によりベルトに作用する張力は、ベルトを移動させるのに最早十 分ではなく、ベルトが停止してその表面に締付ローラが食い込む。このことは非 常に良好に再現され得るようなベルトの張力値をもたらすが、この張力はベルト の表面に作用するいかなる摩擦にも依存しないため、ベルトの磨耗量が有害な要 素である。また、ベルトが停止している間、ベルトの磨耗の増大に伴い、締付ロ ーラによりベルトに作用する力が減少し、ベルトが後方にわずかに移動する可能 性があるが、場合によってはこの後方への移動が非常に大きいために、ベルトの 端部を突出させて完全かつ確実に切り離すのが困難となる。 また、到達し得る張力の限度が、締付ローラのすべりクラッチにより設定され るベルト締付工具が知られている(ヨーロッパ特許公開第371,290号、米 国特許第4,610,067号)。この種の工具の場合、それ以外にはベルトの 張力が望ましい値に到達する保証がないため、ベルトが締付ローラに対して滑ら ないように保証する必要がある。ベルトの締付ローラに対する固定取付は、ベル トを締付ローラの周囲に押圧する複数の支持ローラを設けることによりなされて いる。特別なすべりクラッチを設けると高価になるため、本発明は、ベルトと締 付ローラとの間に生じるベルトの張力が好ましい値に到達すると滑るようになっ ている上記した従来技術に基づいている。 発明の開示 本発明は、請求項1の前段に記載されているような工具の場合に、ベルトの張 力の再現性を改良することと、ベルトの張力が締付操作中に低下するのを防止す るという目的に基づくものである。 本発明による解決手段は、請求項1の特徴に存在し、好ましくは従属項の特徴 に存在する。 上記迫持受は、上記締付ローラの外周に連続して配置されると共に、ばね力に より締付ローラの外周に押圧される、少なくとも2個の支持ローラからなる。こ れらの支持ローラは、支持ローラとの接触点のみでなく、ベルトの曲げ抵抗によ り、それらの接触点の間の全部分でベルトを締付ローラに押圧する効果を有する 。従つて、締付ローラは、従来そうであったように単に点の態様でベルトと相互 作用するだけでなく、支持ローラにより規定される伸長された距離にわたってベ ルトと相互作用する。その結果、圧力、すなわちベルトが締付ローラの外周に押 圧される単位長さ当りの力を低減することができ、それによりベルトの停止時に 締付ローラの歯が磨耗を生じるような態様でベルトを構成する材料に食い込むこ とがなく、ないしは殆どない。一般に、表面的な変形のみがある。経験の示すと ころによると、不純物は締付ローラの歯部により貫通される可能性が高く、ベル トの材料の特性のみが摩擦力に影響するため、表面状態(湿り気、汚れ及びグリ ース・コーティング)は、単位面積当りの力が増加したときの摩擦力の増加に殆 ど影響がないことから、この結果は驚くべきである。この原理は正しく、ただ一 つの支持ローラと適度の圧力が適用された場合にのみベルトの張力に大きな変動 が生じるが、本発明によれば、締付ローラの外周の締付力が伝達される領域が増 大し、その結果、締付ローラの多数の歯部が連続して係合するようになることは 、個々の歯部に生じる係合の差が統計的に互いに釣り合うことを意味している。 すべての距離にわたって圧力が均一であることが好ましいが、個々の歯部にお ける摩擦関係間の静的な釣り合いがより大きな影響を有するため、圧力が厳格に 一定である必要はない。圧力が距離の経路にわたって又はこの距離の大部分にわ たって同程度の大きさであれば十分である。この同程度の大きさとは、差が1: 10の比を超えないことを意味している。比は1:3を下回ることが好ましい。 ベルトの張力を所望の値に設定するために支持ローラからベルトに作用する力 が調整可能であれば、支持ローラにおいて作用する圧力と支持ローラ間の領域に おいて作用する圧力は一定とはならない可能性がある。これらの場合、設定範囲 内で、支持ローラにおけるベルトと締付ローラの外周の間に単位長さ当りに作用 する力が、支持ローラの間における当該力とほぼ同じになるような配置とすれば 十分である。この場合、支持ローラにおけるベルトと締付ローラの外周の間に単 位長さ当りに作用する力は、支持ローラ間における当該力よりも小さくなるよう に配置することが好ましい。この単位長さ当りの力は、支持ローラにおいてゼロ であってもよい。ベルトの張力が最大に設定され、その結果、支持ローラが最大 の力でベルトに対して押圧されても、支持ローラ間の領域は、締付ローラとベル トの間に作用する摩擦力に依然として大きく貢献する。従って、ベルトの張力が 高い場合には、支持ローラの領域でベルトと締付ローラの間に作用する圧力は、 支持ローラ間の領域における当該圧力に達するか、それを僅かに上回るが同程度 となるようにすることが好ましい。 ベルトの寸法のずれは、支持ローラの弾性圧力により補償される。このことは それ自体公知である(米国特許第4,610,067号)。 上記距離にわたって上記ベルトと締付ローラの間に圧力を生じさせるためには 、2個の支持ローラは過度に離して配置すべきでない。支持ローラが締付ローラ に対してなす角度は30°〜70°、さらに好ましくは40〜60°である。多 数の支持ローラを設けても良い。 支持ローラ間でベルトを締付ローラの外周に押圧する張力は、第一に、締付ロ ーラの直径と、支持ローラ間の角度間隔に依存する。この張力は、角度間隔の大 きさの減少に伴って増加する。第二に、この張力は、適度な曲げに対するベルト の抵抗に依存する。一方、この張力は材料の弾性係数とベルトの断面の面積二次 モーメントに依存する。実験に基づいて、所望の圧力を達成するようにそれらの パラメータを容易に変更することができる。 また、ベルトの張力の再現性は歯部の形状に依存する。歯部の前方斜面は、歯 元から歯先に向かう方向に、締付ローラの回転方向の後方側へ傾斜することが好 ましいことが証明されている。その結果、歯部はベルトの材料を窪ませる傾向は 殆どなく、ベルト上を滑り、それに対応して磨耗も少ない。歯部のフランク角度 はベルトに対して垂直な線に対して10°から45°の間であることが好ましい 。言うまでもなく、歯の断面形状は尖っている。 一方の面が滑らかで、他方の面が歯付であるベルトが使用される場合、締付ロ ーラの歯部がベルトの滑らかな面と相互作用するのか、歯付の面に相互作用する のかに係わりなく、本発明による好ましい結果が得られる。しかし、締付ローラ の歯部はベルトの歯付の面と係合することが好ましい。 締付ローラの歯が互いに近接していないことが好ましいが、ベルトの厚み程度 の間隔を有することが好ましいことが証明されている。 図面の簡単な説明 本発明の例示の実施例を図示した図面を参照し、本発明をさらに詳細に説明す る。ここで、 図1は、工具の前部を適度尺度で拡大して示す概略側面図、 図2は、締付構造の一部をさらに拡大して示す図面である。 発明を実施するための最良の形態 図面は、いわゆる電線結束工具を示している。この電線結束工具の工具本体1 の端部には、部品2,3からなり、その周囲に電線締結具5を巻き付けるために 結束される物品である電線4の束を収容する締結プライヤーが露出している。こ の電線締結具5は一端にロック6を備えており、このロック6には電線締結具5 の自由端7が案内される開日が設けられている。ロック6は、電線締結具5の歯 すじとの相互作用により、ロック6から自由端7が抜けるのを防止するための抜 け止め爪を供えている。電線締結具5が電線束4の周囲に巻き付けられる際には 、ロック6は予め定められた位置にあるロック6用のロックホルダー(図示せず 。)に配置される。上記自由端7が上記ロック6を通過するように案内されると 、自由は締付デバイス8内へ真っ直ぐに挿通される。締付デバイス8は、自由端 7を保持して電線束4の周囲に張り詰めるように引っ張る。電線締結具5の張力 が十分に増大すると、電線締結具5のロック6から突出する部分が矢印9 で示されるデバイスにより切断され、結束された電線束4は締結プライヤー2, 3から取り外し可能となる。 締付デバイス8は、締付ローラ10と2個の支持ローラ11を備えている。上 記締付ローラ10は、工具本体1の一定位置に取付けられており、矢印で示す方 向に回転するように駆動可能である。上記支持ローラ11は、締付ローラ10に 把持されて密着するように、ベルトの自由端7を押圧する。上記支持ローラ11 は、工具本体1の固定ピン13に対して回動可能であって、ばね14により反時 計回りに駆動される揺動部材12に取り付けられている。ばね14より作用する 力は、調整ねじ15により調整可能である。止め17は、ベルトがない場合の支 持ローラ11と締付ローラ10の外周との距離を規定する。この距離は、先細り 状のベルトの自由端7が締付ローラ10と最初に到達する支持ローラ11との間 に把持されるように設定される。この距離は、ベルトの比較的薄い先端に続く部 分よりも小さい。 締付ローラ10は、好適には鋭利に尖らせた歯部を備えている。締付ローラ1 0の直径は、ベルトの厚みの数倍であることが好ましい。締付ローラ10の直径 が、ベルトの厚みの3倍から10倍程度であることが好ましい。支持ローラ11 の直径は、締付ローラ10の直径と同程度である。ベルトの材料は、強靭な弾性 樹脂が好ましく、特にポリアミドが好ましい。 ベルトは支持ローラ11により規定される弧19上で、締付ローラ10の歯付 の外周に押圧される。ベルトが曲がっている範囲及びこの曲げに対抗するベルト の剛性が、この区間の中央領域における支承力を規定する。この支持ローラ11 をベルトに押圧する支承力(矢印18)は、ばね14の設定により決まる。ばね 力が小さい値に設定されている場合には、支持ローラ11が直接載置されている 領域における締付ローラ10の表面にベルトを押圧する支承力は、支承範囲の中 央における支承力よりも小さく、ばね力が大きいとその逆になる。いかなる場合 も、相当距離にわたってベルトが締付ローラ10に押し付けられ、締付ローラ1 0の複数の歯部が同時にベルトに作用する。 ベルトが締付デバイス8に導入された後、締め付けられるベルトの自由端7は 、まず、締付ローラ11によって滑りを生じることなく搬送される。ベルトが結 束 される物品の周囲を密着状態で囲むと、ベルトの張力は、最終的に締付ローラ1 0により加えられる摩擦力と等しくなるまで増加する。この時、ベルトの表面に 作用する締付ローラ10の摩擦力がベルトの張力を維持するため、締付ローラ1 0は回転を継続するがベルトは停止する。この状態が生じるベルトの張力は、ば ね14の設定に依存する。従って、到達し得るベルトの張力は調整ねじ15によ り設定可能である。 ベルトの張力が設定された値に確実に到達した時に、切断デバイス9がオンに 切り換えられる。その後、供給されたベルトの自由端7が放出されると、締付ロ ーラ10を停止可能となる。 上記切断を実行する時期は、締付ローラ10の回転数が、電線束の直径が最も 小さいときに、使用可能な最も長い電線締結具を通過させるのに必要な値となっ たときに初めて、切断が正確に可能となるように設定される。これにより、不必 要に長い摩擦係合及び締付ローラ10の磨耗を防止することができる。 支持ローラ11とベルト7間の隙間にガイドストリップ16を設けても良い。 このガイドストリップ16は、挿入動作中、第1の支持ローラ11のローラ・ニ ップから第2の支持ローラ11のローラ・ニップへベルトの先端を案内する。 試行及び試験された例示的な実施例では、締付ローラ10の直径(歯の先端か ら歯の先端までで計測した。)は、8mmであった。支持ローラ11の直径は7 mmであった。締付ローラ10の軸に対する支持ローラ11間の角度間隔は約5 3°であった。締付ローラ10の周囲には、20個の鋭利に尖らせた歯部が設け られており、半径に対する歯部のフランク角は23°であった。ポリイミド製の ベルトは、厚み(歯部を含める。)が1.15mm、幅が2.6mmに加工した 。ベルトの歯部を設けた面を締付ローラ10側に向けた。 支持ローラ11が30Nの力18を受けると、ベルトの張力は約80Nとなる 。ベルトが締付ローラ10がベルトに対して滑るような位置にあると、長手方向 に4mmを僅かに上回る距離にわたって、ベルトの歯部が押圧されて均一に磨耗 する。支持ローラ11が作動するこの距離の終端では、この距離の中央と比較し て変形は殆どない。 上記力18が約10Nに設定されると、それに対応してベルトの張力が低下す る。締付ローラ10により変形される距離は、4mmより僅かに短い。変形は、 張力を高く設定する程低下し、距離の両端よりも中央部で大きい。
【手続補正書】 【提出日】平成11年5月24日(1999.5.24) 【補正内容】 (1)「請求の範囲」を別紙のように補正します。 (2)「明細書」を以下のように補正します。 第2頁第18行目 「表面的な変形」を、 「塑性変形」に補正します。 第5頁第19行目 「弧19上で」 「弧19に沿って」に補正します。 請求の範囲 1.曲げに対する抵抗を有する強靭な弾性のベルト(5)のための締付デバイ ス(8)を備え、 該締付デバイス(8)は、締付操作中に連続駆動され、上記べルト(5)の張 力が所定値に達すると停止したベルト(5)に対して回転を継続する締付ローラ (10)と、この締付ローラ(10)の反対側でベルト(5)を支持する迫持受 とを備え、 物品、特に電線束の周囲をベルト(5)で結束するための工具において、 上記迫持受は、上記締付ローラ(10)の外周に連続して配置されると共に、 ばね力(14)により締付ローラ(10)の外周に押圧される、少なくとも2個 の支持ローラ(11)からなり、 上記締付ローラ(10)の直径と、上記支持ローラ(11)間の距離は、上記 ベルト(5)の曲げに対する抵抗に関連して、支持ローラ(11)におけるベル ト(5)と締付ローラ(10)の外周の間に単位長さ当りに作用する力が、支持 ローラ(11)の間における当該力と同程度となるように設定されていることを 特徴とする工具。 2.上記支持ローラ(11)は、上記締付ローラ(10)に対して30°から 70°の角度間隔(19)をなすように配置されていることを特徴とする請求項 1に記載の工具。 3.上記支持ローラ(11)から上記ベルト(5)に作用する力を調整可能で あり、 その設定範囲は、上記支持ローラ(11)におけるベルト(5)と締付ローラ (10)の外周の間に単位長さ当りに作用する力が、上記支持ローラ(11)の 間における当該力とほぼ等しくなるような設定を含むことを特徴とする請求項1 又は請求項2に記載の工具。 4.上記支持ローラ(11)から上記ベルト(5)に作用する力を調整可能で あり、 この力を小さく設定すると、上記支持ローラ(11)におけるベルト(5)と 締付ローラ(10)の外周の間に単位長さあたりに作用する力は、上記支持ロー ラ(11)の間における当該力よりも小さくなることを特徴とする請求項1から 請求項3のいずれか1項に記載の工具。 5.上記締付ローラ(11)の歯部の前方斜面が後方へ傾斜していることを特 徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の工具。 6.上記歯部のフランク角は、10°から45°であることを特徴とする請求 項5に記載の工具。 7.上記歯部は尖った断面形状を有する請求項5又は請求項6に記載の工具。 8.歯付のべルト(5)が使用され、該ベルト(5)は歯部が締付ローラ(1 0)側を向くように配置されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ か1項に記載の工具。 9.上記締付ローラ(10)の歯部のピッチは、少なくとも上記ベルト(7) の厚みとほぼ等しいことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記 載の工具。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 作用する単位長さ当りの力は、支持ローラ(11)の間 における当該力と等しい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.曲げに対する抵抗を有する強靭な弾性のベルト(7)のための締付デバイ ス(8)を備え、 該締付デバイス(8)は、締付操作中に連続駆動され、上記ベルト(7)の張 力が所定値に達すると停止したベルト(7)に対して回転を継続する歯付の締付 ローラ(10)と、この締付ローラ(10)の反対側でベルト(7)を支持する 迫持受とを備え、 物品、特に電線束の周囲をベルト(7)で結束するための工具において、 上記迫持受は、上記締付ローラ(10)の外周に連続して配置されると共に、 ばね力(14)により締付ローラ(10)の外周に押圧される、少なくとも2個 の支持ローラ(11)からなり、 上記締付ローラ(10)の直径と、上記支持ローラ(11)間の距離は、上記 ベルト(7)の曲げに対する抵抗に関連して、支持ローラ(11)におけるベル ト(7)と締付ローラ(10)の外周の間に単位長さ当りに作用する力が、支持 ローラ(11)の間における当該力と同程度となるように設定されていることを 特徴とする工具。 2.上記支持ローラ(11)は、上記締付ローラ(10)に対して30°から 70°の角度間隔(19)をなすように配置されていることを特徴とする請求項 1に記載の工具。 3.上記支持ローラ(11)から上記ベルト(7)に作用する力を調整可能で あり、 その設定範囲は、上記支持ローラ(11)におけるベルト(7)と締付ローラ (10)の外周の間に単位長さ当りに作用する力が、上記支持ローラ(11)の 間における当該力とほぼ等しくなるような設定を含むことを特徴とする請求項1 又は請求項2に記載の工具。 4.上記支持ローラ(11)から上記ベルト(7)に作用する力を調整可能で あり、 この力を小さく設定すると、上記支持ローラ(11)におけるベルト(7)と 締付ローラ(10)の外周の間に単位長さあたりに作用する力は、上記支持ロー ラ(11)の間における当該力よりも小さくなることを特徴とする請求項1から 請求項3のいずれか1項に記載の工具。 5.上記締付ローラ(11)の歯部の前方斜面が後方へ傾斜していることを特 徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の工具。 6.上記歯部のフランク角は、10°から45°であることを特徴とする請求 項5に記載の工具。 7.上記歯部は尖った断面形状を有する請求項5又は請求項6に記載の工具。 8.歯付のベルト(7)が使用され、該ベルト(7)は歯部が締付ローラ(1 0)側を向くように配置されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ か1項に記載の工具。 9.上記締付ローラ(10)の歯部のピッチは、少なくとも上記ベルト(7) の厚みとほぼ等しいことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記 載の工具。
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