JP2001500070A - 電気的な工作機械 - Google Patents

電気的な工作機械

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JP2001500070A
JP2001500070A JP11503524A JP50352499A JP2001500070A JP 2001500070 A JP2001500070 A JP 2001500070A JP 11503524 A JP11503524 A JP 11503524A JP 50352499 A JP50352499 A JP 50352499A JP 2001500070 A JP2001500070 A JP 2001500070A
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spindle
tool
cam
machine
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JP11503524A
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ヘヒト ヨアヒム
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D16/00Portable percussive machines with superimposed rotation, the rotational movement of the output shaft of a motor being modified to generate axial impacts on the tool bit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2211/00Details of portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • B25D2211/06Means for driving the impulse member
    • B25D2211/062Cam-actuated impulse-driving mechanisms
    • B25D2211/064Axial cams, e.g. two camming surfaces coaxial with drill spindle

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ハンマドリルまたは打撃式ハンマまたは打撃式穿孔機のような、回転式および/または打撃式に作業する工具のための電気的な工作機械であって、この工作機械は、機械ケーシング(10)を有しており、この機械ケーシングは、この機械ケーシングに支承された、工具収容部(12)を駆動するための電気的に駆動される作業スピンドル(11)と、機械的な打撃機構(16)を有しており、この打撃機構は、その軸方向で加速されて工具のシャンクを直接的または間接的に打撃によって負荷する打撃体と、打撃体(18)の加速を回転運動から導出するドライバユニット(20)とを有している形式のものにおいて、ドライバユニット(20)が、中間軸を省くことにより作業スピンドル(11)の一層大きな回転数を実現するために、作業スピンドル(11)と同期的に回転する、軸方向移動可能に配置された従動部材(21)を有しており、この従動部材が、回動不能に配置された2つの環状のカム軌道(22,23)の間で軸方向の遊びを持って案内されている。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的な工作機械 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念に規定された形式の、ハンマドリルおよび/ま たは打撃式ハンマまたは打撃式穿孔機械のような、回転式および/または打撃式 に作業する工具のための電気的な工作機械に関する。 このような形式の公知のハンマドリルおよび/または打撃式ハンマ(ドイツ連 邦共和国特許出願公開第4121279号明細書)の場合、ドライバユニットは 偏心体と弾性的にフレキシブルなドライバ部材とを有している。偏心体は、作業 スピンドルを歯車を介して駆動する中間軸に装着されていて、ニードル軸受けを 介して貫通孔を有する枢着スリーブを受容している。ドライバ部材は、中間軸に 対して横方向に向けられた軸線を中心にして旋回可能に機械ケーシングに位置固 定されている。ドライバ部材は、この軸線から離反する方向で枢着スリーブに向 かって延びるレバーを有している。このレバーは枢着スリーブの貫通孔に係合す る。さらにドライバ部材はレバーに対して直角に軸線から離反する方向に枢着ス リーブに向かって延びる2脚形の湾曲部材を有している。この湾曲部材は自由端 でループ状に閉じられており、打撃体に形成された2 つの鍔の間で遊びを持って枢着されている。打撃体は、中空に形成された駆動ス ピンドル内に移動遊びを有して収容されている。この場合、挿入されたOリング が打撃体に減衰作用を及ぼし、この打撃体の自動的なずれを阻止する。工具シャ ンクと打撃体との間にはスナップ(Doepper)または打撃ピンが配置されている。 運転中、ドライバ部材は偏心体を介して往復駆動される。この場合偏心体の鉛 直方向の変位だけがレバーに伝達され、これに対して固定スリーブの横方向運動 はこの方向に拡大された貫通孔が設けられているので、レバーには達しない。こ れによりドライバ部材はその軸線を中心にした往復運動を行う。スナップへの、 ひいては工具への打撃体の衝突の瞬間には、ドライバ部材はその工具側の死点に 位置している。この打撃体は、硬い衝突後に跳ね返され、ドライバ部材のやはり 戻り運動する湾曲部材に向かって後方へ飛んで行く。この際に、打撃機構が良好 に調和されていると、前側の鍔はドライバ部材の湾曲部材に僅かにだけ接触する か、または全く接触しない。ドライバ部材は、そのモータ側の死点を通過したあ と、再び打撃体の前側の鍔に接触する。この時、湾曲部材は打撃体の運動エネル ギに基づき後方に向かって湾曲させられる。これにより、打撃体の跳ね返りによ り生ぜしめられたエネルギは、弾性的なドライバ部材に引き渡され、このドライ バ部材内でばねエネルギとして貯えられる。湾曲部材 の引き続いて行われる前進運動時には、この湾曲部材は、ドライバ部材の前進運 動によっても、湾曲部材の戻しばね作用によっても、打撃体を再び工具の方向に 加速する。このとき打撃体は通常の場合、駆動側の湾曲部材よりも高い速度に達 する。このことによりドライバ部材から打撃体が解離する。次いで打撃体はスナ ップおよび工具に新たに衝突するまで、有る程度の距離だけ、引き続き自由に飛 翔する。 発明の利点 これに対して、請求項1に記載の特徴を有する、本発明による電気的な工作機 械は、本発明により構成された機械的な打撃機構によって中間軸が省かれ、ひい てはより大きなスピンドル回転数を実現することができる。カム軌道に設けられ た軸方向の凸部および凹部の数を選択することにより、スピンドル1回転あたり の相応に多い打撃数が達成される。本発明による打撃機構によって、潤滑手間が 極めて僅かしかかからない、小さな工具直径に重きを置いた電気的な手持ち工具 を極めて低廉に製造することができる。 請求項2以下に記載の手段によって、請求項1に記載の装置の別の有利な構成 が可能である。 本発明の有利な構成によれば、作業スピンドルの軸方向に対して平行に延びる 、カム軌道の凸部および凹部が1つの正弦状の曲線の複数のサイクルによって形 成されており、両カム軌道は互いに平行に、またはず らされて延びている。1つのカム軌道につき、正弦曲線の3つまたは5つのサイ クルが設けられていると有利である。 本発明の別の有利な構成によれば、ばね形蓄力器が圧縮ばねとして形成されて いる。これらの圧縮ばねは簡単かつ低廉に製造し、組み付けることができる。 図面 本発明の実施例を図面につき以下に詳しく説明する。図面は部分的に概略的に 図示したものである。 第1図は、選択的に穿孔または打撃式穿孔を行うためのハンマドリルを部分的 に示す縦断面図である。 第2図は第1図のII−II線に沿った断面図である。 第3図は、第1図のハンマドリルの打撃機構に設けられた2つのカム軌道を部 分的に示す展開図である。 第4図から第7図はそれぞれ、別の実施例に基づく打撃機構の実施変化形を示 す図である。 実施例の説明 第1図にハンマドリルが部分的に縦断面で示されている。この図示のハンマド リルは、回転式および/または打撃式に作業する工具を備えた一般的な、有利に は手で案内される電気的な工作機械の実施例として形成されている。このハンマ ドリルはケーシング10と、ケーシング10に回転可能かつ軸方向移動可能に支 承されたスリーブ状の作業スピンドル11(スピンド ルスリーブとも呼ぶ)と、作業スピンドル11の回転駆動のための図示していな い電動モータとを有している。作業スピンドル11の前端部には、工具収容部1 2が形成されている。この工具収容部には、所定の工具のシャンク13が回動不 能にかつ有る程度制限された範囲で軸方向移動可能に収容されている。作業スピ ンドル11は歯車14を介して回転させられる。この歯車は作業スピンドル11 の、工具収容部12とは離反した側のスピンドル端部に回動不能に装着されてお り、駆動ピニオン14と噛み合っている。この駆動ピニオンは、ケーシング10 に支承された駆動軸15の軸端部に形成されている。駆動軸15は図示していな い伝動装置を介して、電動モータの被駆動軸に結合されているか、またはこの被 駆動軸自体を形成している。 打撃式穿孔運転のために、機械的な打撃機構16が設けられている。この打撃 機構は、打撃体18と、この打撃体18の加速を作業スピンドル11の回転運動 から導出するドライバユニット20とを有している。この打撃体18はその軸方 向で加速され、打撃ピンまたはスナップ17を介して、工具収容部12に保持さ れた工具のシャンク13に衝突する。打撃体18とスナップ17とは、遊びを有 して軸方向移動可能に、スリーブ状の駆動スピンドル11内に収容されている。 スナップ17の移動運動は、打撃体18に向かって、 作業スピンドル11の内溝に挿入されたばねリング19によって制限され、工具 収容部12に向かっては、工具のシャンク13の端面によって制限されている。 ドライバユニット20は、作業スピンドル11と同期的に回転する、軸方向移 動可能に配置された従動部材21を有している。この従動部材は、互いに平行な 2つの環状のカム軌道22,23の間で軸方向の遊びを持って案内されている。 これらのカム軌道22,23は、作業スピンドル11に対して同軸的に、ケーシ ング10に回動不能に配置されている。さらにドライバユニット20は、打撃体 18の移動路内で有効な、互いに反対方向に作用する2つばね形蓄力器を有して いる。これらのばね形蓄力器は従動部材21によって直接的または間接的に負荷 可能である。このばね形蓄力器は圧縮ばね24,25として形成されていると有 利である。カム軌道22,23の展開図が第3図に部分的に示されている。第3 図の矢印28は作業スピンドル11の軸方向に位置しており、工具収容部12に 向いている。図面から明らかなように、カム軌道22;23は、作業スピンドル 11の軸方向に向いた凸部221;231と凹部222;232とを有している 。これらの凸部221;231および凹部222;232は例えば正弦曲線によ って形成される。これらのカム軌道22,23の円周にわたって、1つの正弦曲 線の複数のサイクルが設けられている。3つまたは5 つのサイクルが設けられて、つまり、各カム軌道22;23に3つもしくは5つ の凸部221;231と3つもしくは5つの凹部222;232とが設けられて いると有利である。軸方向で同じ曲線を描く凸部および凹部の数は、作業スピン ドル11の1回転中に行われる、工具のシャンク13の所望の打撃数に合わせら れる。 カム軌道22,23はそれぞれカム板26;27に形成されている。カム板2 6はケーシング10に不動に位置固定されている。カム板27は、作業スピンド ル11に対して同軸的な円周線に沿って分配された、有利には互いに120°の 円周角だけずらされて配置された3つのピン29に沿って移動可能に案内されて いる。これらのピン29は、ケーシング10内に緊定されており、それぞれ1つ の圧着ばね30を有している。この圧着ばねは両カム板26,27の間に支持さ れている。カム板27は圧着ばね30の作用を受けて、作業スピンドル11に2 つのディスク31,32によって軸方向移動不能に位置固定されたスラスト軸受 け33に当て付けられている。カム板27の移動運動は、打撃機構16のスイッ チオン・オフに役立つ。ハンマドリルを保持する作業者が、工具収容部12内に 緊定された工具を加工面に押し付けると、工具は有る程度制限された範囲の移動 距離だけ工具収容部12内部に移動する。工具のこの移動運動は、シャンク13 によってスナップ17に伝達される。このスナップはばねリング19を介して、 滑り軸受け34および球軸受け35によってケーシング10に支承された作業ス ピンドル11を、カム板27がケーシング10内に形成されたストッパ36に当 接するまで移動する。第1図に図示されたこのような運転個所においては打撃機 構16はスイッチオンされており、従動部材21がカム板26,27に形成され た両カム軌道22,23の間で案内されている。工具が加工面から持ち上げられ ると、圧着ばね30がカム板27を第1図で見て右側に向かって押しずらす。こ のときにカム板27はスラスト軸受け33を介して作業スピンドル11を再び戻 しずらす。両カム軌道22,23の間隔が増大されて、従動部材21は両カム軌 道22,23の間を、これらの両カム軌道22,23に接触することなく自由に 回転するようになる。打撃機構16はスイッチオフされている。 ドリル運転のためには打撃機構16の完全なスイッチオフが必要である。この ためには、ケーシング10には、手によって操作されるようになっているスイッ チオフ部材37が、180°だけ回転可能なクランプハンドル(Knebelgriff)の 形で配置されている。このスイッチオフ部材内には偏心的に嵌合ピン38が挿入 されている。スイッチオフ部材37を180°だけ回転させると、嵌合ピン38 がカム板27の移動路内に旋 回し、カム板27の基本ポジション、つまりカム板27が工具の非負荷時に圧着 ばね30の戻し力下で占めるようなカム板27のポジションに、カム板27のす ぐ手前のストッパとして位置する。これにより、カム板27の移動運動はロック され、打撃機構16はスイッチオフされ、ハンマドリルは専ら回転するだけの工 具を備えた穿孔機械として働く。 第1図に示された、ドライバユニット20の実施例においては、従動部材21 のリング部分39が打撃体18に遊びを有して装着されていて、リング部分39 から半径方向に突出した従動フィンガ40が、スピンドルスリーブ11に設けら れた軸方向スリット41を貫通して、両カム板26,27に設けられたカム軌道 22,23の間にまで延びている。従動フィンガ40は、第3図のカム軌道22 ,23の展開図においても示されている。ドライバユニット20の両圧縮ばね2 4,25は打撃体18に被せ嵌められており、一方ではそれぞれ、リング部分3 9の、軸方向で互いに離反した各端面に支持されていて、他方ではそれぞれ、打 撃体18に形成された半径方向ショルダ42,43に支持されている。 打撃機構16の運転中には、カム軌道22の各凸部221が打撃体18を、ス ナップ17に向かう方向に加速させる。この打撃体18はスナップ17に衝突し 、このスナップを介して、工具のシャンク13の端面 に衝撃を加える。カム板27がストッパ36でケーシング10に当て付けられて いる場合の両カム軌道22,23相互間の平行な間隔と圧縮ばね24,25とは 互いに調和されて、この調和は、従動部材21の従動フィンガ40が、スナップ 17に打撃体18が衝突したときに、カム軌道22,23から十分に連結解除さ れているように行われる。打撃体18はスナップ17への衝突後に跳ね返されて 、カム軌道22の凹部222に向かって後方へ飛んでゆく。打撃体を良好に調和 させた場合、従動フィンガ40は、カム軌道23の凹部232に僅かにだけ接触 するかまたは全く接触しない。場合によっては、打撃機構の調和のためにカム軌 道22,23を周方向で互いにずらすことが必要となることがある。凹部222 の最も深い個所の、カム軌道22の死点を通過したあと、従動フィンガ40はカ ム軌道22に再び接触する。打撃体18の運動エネルギに基づき、打撃体18は 圧縮ばね25の力に抗して従動部材21に向かう方向に移動され、ひいては、打 撃体18の運動エネルギがばね力に変換されてその力がばねに貯えられるように 、ばね負荷される。次いで打撃体18はこのようなエネルギおよびカム軌道22 の後続の凸部221によって前方に向かって加速される。打撃体18がスナップ 17に衝突する前に、従動フィンガ40はカム軌道22から解離され、上記過程 が繰り返される。 第4図に部分的に示した、変更を加えたドライバユニット20の場合、従動部 材21が、両圧縮ばね24,25の、半径方向外側に向かって曲げられた互いに 当て付けられたばね端部241,251によって形成されている。リング部分3 9と従動フインガ40とを備えた別個の構成部分は設けられていない。互いに不 動に結合された両ばね端部241,251は、組付後、スピンドルスリーブまた は駆動スピンドル11の軸方向スリット41を貫通して、カム板26,27の両 カム軌道22,23の間で上述のように案内される。 第5図に示したように、互いに当て付けられた両ばね端部が一体的に互いに結 合されていてもよい。この場合、両圧縮ばね24,25は、半径方向で突出する ばね湾曲部441を備えた一体的な圧縮ばね44を形成している。このばね湾曲 部は、スピンドルスリーブまたは駆動スピンドル11に設けられた軸方向スリッ ト41を貫通して、カム軌道22,23の間で従動部材21として案内される。 第6図に縦断面で部分的に示されたドライバユニット20は前述のドライバユ ニット20に対して、圧縮ばね24,25がスピンドルスリーブまたは駆動スピ ンドル11の外部に配置されている点で変更を加えられている。従動部材21は 、スピンドルスリーブ11に遊びを持って装着された2つの滑りリング45,4 6を有している。これらの滑りリングには、それぞれ 半径方向で突出する中空の従動突起45a,46aが一体成形されている。互い に相対移動可能な従動突起45a,46a内には、スピンドルスリーブ11の貫 通スリット41を貫通案内されて打撃体18に固定された結合ピン47が突入し ている。従動突起45a,46aには、軸方向の保持スリット45b,46bが 位置している。これらの保持スリットに結合ピン47が貫通係合している。この 結合ピン47は従動突起45a,46a内に回動不能に位置固定されているが、 しかし、軸方向では滑りリング45,46と一緒に移動することができる。滑り リング45,56の内部に配置された圧縮ばね24,25は一方では従動突起4 5a,46aの内壁に支持されていて、他方では結合ピン47に支持されている 。圧縮ばね24,25により、滑りリング45,46は互いに離反する方向に負 荷されるので、結合ピン47は従動突起45a,46aに設けられた舌片45c ,46cに当接する。カム板26,27の配置関係は第1図に示したものに該当 して、従動突起45a,46aは両カム軌道22,23の間に案内されている。 第7図に縦断面図で部分的に示した、変更を加えたドライバユニット20の場 合、カム軌道22を支持するカム板26も軸方向移動可能に形成されており、カ ム板27と同様にピン29に沿って軸方向移動可能に案内されている。カム板2 7はその軸方向に対して横 方向に、カム軌道23を支持する板部分271と、スピンドルスリーブまたは駆 動スピンドル11に位置固定されたスラスト軸受け33に支持された板部分27 2とに分けられている。従動部材21は打撃体18に固定的に結合されており、 スピンドルスリーブ11の軸方向スリット41を貫通していて、両カム軌道22 ,23の間で案内されている。両圧縮ばね24,25は、スピンドル11を同軸 的に取り囲んでいる。圧縮ばね24はケーシング10とカム板26との間に支持 されており、圧縮ばね25はカム板27の両板部分271,272の間に支持さ れている。 第6図および第7図に示した、変更を加えられたドライバユニット20の作用 形式は、第1図のドライバユニット20の作用形式と同じである。この点に関し ては明細書の該当説明個所を参照されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハンマドリル、打撃式ハンマまたは打撃式穿孔機のような、回転式および/ または打撃式に作業する工具のための電気的な工作機械であって、機械ケーシン グ(10)と、該機械ケーシング(10)に支承されて工具を収容するための工 具収容部(12)を駆動する回転駆動可能な作業スピンドル(11)と、機械的 な打撃機構(16)とが設けられており、該打撃機構が、その軸方向で加速され て直接的または間接的に工具のシャンク(13)を打撃によって負荷する打撃体 (18)と、打撃体(18)の加速を回転運動から導出するドライバユニット( 20)とを有している形式のものにおいて、 ドライバユニット(20)が、作業スピンドル(11)と同期的に回転する 、軸方向移動可能に配置された従動部材(21)を有していて、該従動部材が、 回動不能に配置された環状の2つのカム軌道(22,23)の間で軸方向の遊び を持って案内されており、該両カム軌道が、作業スピンドル(11)の軸方向に 向いた凸部(221,231)と凹部(222,232)とを備えていることを 特徴とする、電気的な工作機械。 2. ドライバユニット(20)が、打撃体(18)の移動路内で有効な、互いに 反対方向に作用する2つ のばね形蓄力器(24,25)を有しており、該ばね形蓄力器が従動部材(21 )によって直接的または間接的に負荷可能である、請求項1記載の工作機械。 3. 凸部(221,231)および凹部(222,232)が、正弦状の曲線の 、複数、有利には3つまたは5つのサイクルによって形成されている、請求項1 または2記載の工作機械。 4. 作業スピンドル(11)の軸方向で同じ曲線を描く凸部(221,231) と凹部(222,232)とを備えたカム軌道(22,23)の互いに平行な間 隔と、ばね形蓄力器(24,25)とが互いに調和されて、打撃体(18)が工 具シャンク(13)に直接的または間接的に衝突したときに、従動部材(21) がカム軌道(22,23)から十分に連結解除されていて、かつ打撃体(18) の続く跳ね返り時には十分に連結解除されたままであるようになっている、請求 項1から3までのいずれか1項記載の工作機械。 5. ばね形蓄力器が圧縮ばね(24,25)として形成されている、請求項1か ら4までのいずれか1項記載の工作機械。 6. 両カム軌道(22,23)が、環状の2つのカム板(26,27)のうちの それぞれ一方によって形成されており、該両カム板が、機械ケーシング(1 0)に、作業スピンドル(11)に対して同軸的に、回動不能に位置固定されて おり、カム板のうちの一方(27)が、切換機構(16)のスイッチオンおよび スイッチオフのために、機械ケーシング(10)内で軸方向移動可能に案内され ている、請求項1から5までのいずれか1項記載の工作機械。 7. 移動可能なカム板(27)の軸方向の移動が、作業者によって機械ケーシン グ(10)を介して生ぜしめられる、工具収容部(12)に保持された工具の圧 着力から導出されるようになっている、請求項6記載の工作機械。 8. 作業スピンドル(11)が機械ケーシング(10)に軸方向移動可能に支承 されており、移動可能なカム板(27)が圧着ばね(30)によって、作業スピ ンドル(11)に移動不能に位置固定されたスラスト軸受け(33)に圧着され ており、作業スピンドル(11)の軸方向移動を制限するためにケーシング側の ストッパ(36)が設けられており、該ストッパに、移動可能なカム板(27) が、工具の圧着により作業スピンドル(11)が軸方向移動させられたときに、 位置固定されるようになっている、請求項7記載の工作機械。 9. 移動可能なカム板(27)が、作業スピンドル(11)に対して同軸的な円 周線に沿って同一円周角だけ互いにずらされて分配された、複数の、有利に は3つの平行なピン(29)に沿って滑動するようになっており、圧着ばね(3 0)がピン(29)に受容されている、請求項8記載の工作機械。 10.切換機構(16)のための、手によって操作しようとするスイッチオフ部材 (37)が、移動可能なカム板(27)の移動路内に旋回可能なストッパ(38 )を有しており、該ストッパが、移動可能なカム板(27)を、工具無負荷時に 圧着ばね(30)の戻し力下で占める基本ポジションに位置固定するようになっ ている、請求項8または9記載の工作機械。 11.打撃体(18)が、スピンドルスリーブ(11)として形成された作業スピ ンドル内に軸方向移動可能に挿入されており、打撃体(18)に結合された従動 部材(21)が、スピンドルスリーブ(11)に設けられた軸方向スリット(4 1)を貫通しており、打撃体(18)と工具シャンク(13)との間に、スピン ドルスリーブ(11)内で移動可能なスナップ(17)が配置されており、該ス ナップが、工具圧着力によって生ぜしめられた軸方向の工具移動運動をスピンド ルスリーブ(11)に、打撃体(18)に向いた端面で伝達するために、有利に はスピンドルスリーブ(11)の内壁に挿入されたばねリング(19)を介して 、スピンドルスリーブ(11)に支持可能である、請求項8から10までのい ずれか1項記載の工作機械。 12.従動部材(21)が打撃体(18)に移動可能に装着されていて、両カム板 (21,22)の間に突入しており、両圧縮ばね(24,25)が打撃体(18 )に被せ嵌められていて、従動部材(21)の、軸方向で互いに離反する両方の 側のそれぞれ一方と、打撃体(18)に形成された環状ショルダ(42,43) の各一方との間に支持されている、請求項11記載の工作機械。 13.従動部材(21)が、両圧縮ばね(24,25)の、半径方向外側に向かっ て曲げられた、互いに当て付けられたばね端部(241,251)によって形成 されており、両ばね端部(241,251)が互いに不動に結合されているか、 または、両圧縮ばね(44)が互いに一体的に形成されている、請求項12記載 の工作機械。 14.従動部材(21)が、スピンドルスリーブ(11)に遊びを持って装着され た滑りリング(45)を有しており、該滑りリング(45)が、半径方向で突出 する中空の従動突起(46)を備えており、該従動突起が、打撃体(18)に固 定されてスピンドルスリーブ(11)の貫通スリット(41)を貫通する結合エ レメント(47)を介して、打撃体(18)に回動不能に結合されていて、軸方 向で結合エレメント(47)に対して相対的に移動可能であり 、両圧縮ばね(24,25)が、結合エレメント(47)の互いに離反した側と 従動突起(46)の内壁との間に支持されている、請求項11記載の工作機械。 15.従動部材(21)が打撃体(18)に固定されており、移動可能なカム板( 27)が、カム軌道(23)を支持する板部分(271)と、スピンドルスリー ブ(11)のスラスト軸受け(33)に支持された板部分(272)とに分けら れており、他方のカム板(26)が機械ケーシング(10)に軸方向移動可能に 配置されており、一方の圧縮ばね(25)が、一方のカム板(27)の両板部分 (271,272)の間に支持されており、他方の圧縮ばね(24)が、他方の カム板(26)の、カム軌道(22)とは反対側の背面と、機械ケーシング(1 0)との間に支持されている、請求項11記載の工作機械。 16.スピンドルスリーブ(11)の軸方向移動を制限するためのケーシング側の ストッパと、打撃機構(16)のスイッチオフのためのスイッチオフ部材(37 )の旋回可能なストッパ(38)とが、カム板(27)のスラスト軸受け(33 )に支持されたディスク部分(272)とそれぞれ協働する、請求項15記載の 工作機械。 17.一方のカム板(27)の板部分(271,272 )および他方のカム板(26)が、複数の、有利には3つの互いに平行なピン( 29)に沿って滑動するようになっており、これらのピンが、スピンドルスリー ブ(11)に対して同軸的な円周線に沿って、有利には同一円周角だけ互いにず らされて分配されていて、機械ケーシング(10)に緊定されている、請求項1 5または16記載の工作機械。
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