JP2001359049A - プログラム記録再生方法および装置 - Google Patents

プログラム記録再生方法および装置

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JP2001359049A
JP2001359049A JP2000178797A JP2000178797A JP2001359049A JP 2001359049 A JP2001359049 A JP 2001359049A JP 2000178797 A JP2000178797 A JP 2000178797A JP 2000178797 A JP2000178797 A JP 2000178797A JP 2001359049 A JP2001359049 A JP 2001359049A
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Takeshi Mio
武史 三尾
Susumu Oka
進 岡
Kunio Shibata
邦夫 柴田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のプログラム記録再生装置は時刻管理情
報を正常に保ちながら再生することができるが、例えこ
のように時刻管理情報を正常に保ったとしても、各プロ
グラムパケットを正常に再生できるとは限らず、場合に
よっては再生時にバッファ破綻などの不具合を生じてし
まうなどの課題があった。 【解決手段】 読み出した2つのプログラムパケットの
間に、記録したとき同様の状態にてヌルパケットを挿入
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はMPEG2−TS
(ムービングピクチャエキスパートグループ2−トラン
スポートストリーム)方式のストリーミング信号などの
多重化信号を記録再生するプログラム記録再生方法およ
び装置に係り、特に、効率良く記録を行いつつも再生時
にバッファ破綻などの不具合を生じることがないプログ
ラム記録再生方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のプログラム信号が所定の多重化単
位毎に時分割多重された多重化信号から所定の符号化プ
ログラム信号を分離して記録再生する装置としては、例
えば、MPEG2−TS方式のストリーミング信号から
所定の符号化プログラム信号を抽出して記録再生するプ
ログラム記録再生装置がある。なお、このMPEG2−
TS方式とは、ムービングピクチャエキスパートグルー
プによって標準化された符号化方式であり、主に放送プ
ログラムなどを多重化して伝送するためのものである。
【0003】図10は特開平10−23370号公報に
開示された従来のMPEG2−TS方式のストリーミン
グ信号を記録再生するプログラム記録再生装置の構成を
示すブロック図である。図において、26は記録用PS
I(プログラム仕様情報)処理部、27はパケット弁別
器、28はレート変換部、29はVCR信号フォーマッ
タ、30は記録ヘッド、31は磁気テープである。ま
た、32は再生ヘッド、33はイコライザ、34はVC
R信号デフォーマッタ、35はレート変換部、36はヌ
ルパケット発生部、37は切替スイッチ、38は時刻基
準情報検出部、39は付加パケット数導出処理部、40
はタイミング信号発生部である。
【0004】次に動作について説明する。MPEG2−
TS方式のストリーミング信号が入力されると、記録用
PSI処理部26は記録プログラム番号に基づいて制御
信号をパケット弁別器27へ出力し、このパケット弁別
器27はこの制御に基づいて所定の符号化プログラム信
号のプログラムパケットを抽出して出力する。レート変
換部28はこのパケットのビットレートを変換し、VC
R信号フォーマッタ29はこれを所定の記録フォーマッ
トに変換し、記録ヘッド30から磁気テープ31へ記録
される。
【0005】また、磁気テープ31から再生ヘッド32
により読み出された信号はイコライザ33を介してVC
R信号デフォーマッタ34に入力され、ここでプログラ
ムパケットに再生される。再生された所定の符号化プロ
グラム信号のプログラムパケットはレート変換部35に
入力される。時刻基準情報検出部38はこの再生された
プログラムパケットの時刻管理情報に基づいてストリー
ミング信号の速度を判定し、付加パケット数導出処理部
39はこの速度に対応する不足パケット数を導出して出
力し、タイミング信号発生部40の制御に基づいて切替
スイッチ37からはこの不足パケット数をヌルパケット
で補われたプログラムパケット列が出力される。これが
再生ストリーミング信号となる。
【0006】そして、このような構成であれば、所定の
符号化プログラム信号のみを磁気テープ31に記録して
効率良く記録が行えると共に、再生時には時刻管理情報
が重畳された2つのプログラムパケットの間の時間間隔
を保つためにその間にヌルパケットを挿入して、これら
の時刻管理情報を正常に保った状態で各プログラムパケ
ットを再生することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラム記録
再生装置は以上のように構成されているので、確かに時
刻管理情報を正常に保ちながら再生することができる
が、例えこのように時刻管理情報を正常に保ったとして
も、各プログラムパケットを正常に再生できるとは限ら
ず、場合によっては再生時にバッファ破綻などの不具合
を生じてしまうという課題があった。
【0008】具体的に説明する。図11は従来のプログ
ラム記録再生装置における符号化プログラム信号の記録
再生処理を説明するためのデータフロー図である。図に
おいて、(a)は入力ストリーミング信号、(b)は磁
気テープ31に記録される記録ストリーミング信号、
(c)は切替スイッチ37から出力される再生ストリー
ミング信号であり、各ブロックはそれぞれ1つのプログ
ラムパケットを意味している。そして、単に所定の符号
化プログラム信号のみを抽出して記録し、且つ、再生時
には不足するパケット数だけヌルパケットを挿入して再
生ストリーミング信号を生成した場合には、同図に示す
ように時刻管理情報が付されたプログラムパケットと復
号開始時刻や表示時刻を示すタイムスタンプを含むプロ
グラムパケットとの間の時間的関係が崩れてしまうこと
があり、これが原因で復号の際にバッファ破綻などの不
具合を生じてしまうという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、効率良く記録を行いつつも、再生
時にバッファ破綻などの不具合を生じることがないプロ
グラム記録再生方法および装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプログラ
ム記録再生方法は、複数のプログラム信号が所定の多重
化単位毎に時分割多重された多重化信号から所定のプロ
グラム信号を分離して記録するプログラム記録再生方法
において、上記多重化信号から上記所定のプログラム信
号を抽出する抽出工程と、当該プログラム信号を記録手
段に記録する記録工程と、当該記録手段から上記プログ
ラム信号を読み出す読出工程と、当該読み出されたプロ
グラム信号を各多重化単位の出力間隔が上記多重化信号
における時間間隔となるように出力する速度変換工程と
からなるものである。
【0011】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、複数のプログラム信号が所定の多重化単位毎に時分
割多重された多重化信号から所定のプログラム信号を分
離して記録するプログラム記録再生装置において、上記
多重化信号から上記所定のプログラム信号を抽出する抽
出手段と、当該プログラム信号を記録する記録手段と、
当該記録手段から上記プログラム信号を読み出す読出手
段と、当該読出手段が読み出した上記プログラム信号を
各多重化単位の出力間隔が上記多重化信号における時間
間隔となるように出力する速度変換手段とを備えるもの
である。
【0012】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、複数のプログラム信号がMPEG2−TS方式にて
時分割多重されたストリーミング信号が入力され、この
ストリーミング信号から所定の符号化プログラム信号を
分離して記録するプログラム記録再生装置において、上
記ストリーミング信号から上記所定の符号化プログラム
信号のプログラムパケットを抽出する抽出手段と、当該
各プログラムパケット並びに各連続する2つのプログラ
ムパケットの間での削除パケット数を記録する記録手段
と、当該記録手段から上記符号化プログラム信号を読み
出す読出手段と、当該読出手段が読み出した上記符号化
プログラム信号を、それぞれの連続する2つのプログラ
ムパケットの間に上記削除パケット数に相当するヌルパ
ケットを挿入して出力する速度変換手段とを備えるもの
である。
【0013】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、ストリーミング信号の受信時に時間当たりに含まれ
るパケット数に基づいて当該ストリーミング信号の速度
を検出する速度検出手段を設け、速度変換手段はこの検
出した速度にてプログラム信号を出力するものである。
【0014】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、再生時にストリーミング信号に含まれる時間管理情
報に基づいて当該ストリーミング信号の速度を検出する
速度検出手段を設け、速度変換手段はこの検出した速度
にて符号化プログラム信号を出力するものである。
【0015】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、記録手段が、削除したパケットの替わりにプログラ
ムパケットと同一フォーマットの1つの制御パケットを
記録することで、各連続する2つのプログラムパケット
の間での削除パケット数を記録するものである。
【0016】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、記録手段が、各連続する2つのプログラムパケット
の間毎にその間において削除したパケット数を記録する
ことで、各連続する2つのプログラムパケットの間での
削除パケット数を記録するものである。
【0017】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、記録手段が、所定の符号化プログラム信号の最初の
記録パケットとしてストリーム管理パケットを記録する
ものである。
【0018】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、記録手段が、ストリーム管理パケットの次に、時刻
管理情報を含むプログラムパケット、あるいは、フレー
ム内符号化のプログラムパケットを記録するものであ
る。
【0019】この発明に係るプログラム記録再生装置
は、記録手段が、磁気テープ、磁気ディスクあるいは光
ディスクに、各プログラムパケット並びに各連続する2
つのプログラムパケットの間での削除パケット数を記録
するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるプ
ログラム記録再生装置を示すブロック図である。このプ
ログラム記録再生装置は、複数のプログラム信号がMP
EG2−TS方式にて符号化され、更に時分割多重され
たストリーミング信号が入力され、このストリーミング
信号から所定の符号化プログラム信号を分離して記録
し、更にこの記録した符号化プログラム信号を再生復号
するものである。なお、ストリーミング信号において各
符号化プログラム信号は、映像信号や音声信号などのメ
ディア情報を含むプログラムパケットや、当該プログラ
ムのプログラム仕様情報を含むPSIパケットなどで構
成されている。また、各プログラムパケットには、PC
R(プログラムクロックリファレンス)という時刻基準
情報や、PTS(プレゼンテーションタイムスタンプ)
やDTS(デコーディングタイムスタンプ)などのタイ
ムスタンプが適宜重畳され、プログラム記録再生装置で
はこれらの時間管理情報に基づいてプログラムパケット
間の再生タイミングが制御される。
【0021】図において、1は上記ストリーミング信号
が入力される入力端子、2はこのストリーミング信号が
記録される磁気テープ、磁気ディスクあるいは光ディス
クなどの記録媒体(記録手段)、3は上記入力端子1か
ら入力される入力ストリーミング信号および記録媒体2
から再生された再生ストリーミング信号が入力され、こ
の内の一方を録画再生制御信号に基づいて選択して選択
ストリーミング信号として出力する再生選択スイッチ、
4はこの選択ストリーミング信号を復号し、映像信号や
音声信号などからなる所定のプログラム信号を生成する
復号部、5は再生するプログラムを指定する番号および
選択ストリーミング信号が入力され、これらに基づいて
所定の符号化プログラム信号を抽出させるための制御信
号を復号部4へ出力する再生用PSI処理部である。
【0022】6は入力ストリーミング信号から所定の符
号化プログラム信号のプログラムパケットを抽出すると
とともにその抽出時と非抽出時とで切り替わる切替信号
を出力するパケット選択部(抽出手段)、7は記録する
プログラムを指定する番号および入力ストリーミング信
号が入力され、これらに基づいて所定の符号化プログラ
ム信号を抽出させるための制御信号をパケット選択部6
へ出力する記録用PSI処理部、8は入力ストリーミン
グ信号の伝送速度を計測する受信速度計測部(速度検出
手段)、9はこの計測した速度とパケット選択部6の切
替信号に基づいて当該パケット選択部6が削除したパケ
ット数を測定し、この削除パケット数情報および受信速
度情報を含む制御パケットを出力する制御パケット生成
部、10は上記切替信号に基づいてプログラムパケット
が存在する場合にはそれを、プログラムパケットが存在
しない期間においては制御パケットを選択して出力する
記録選択スイッチ、11は記録選択スイッチ10の出力
を記録媒体2へ記録する書込み制御部(記録手段)であ
る。なお、制御パケットはプログラムパケットと同一の
フォーマットになっている。
【0023】12は記録媒体2から上記プログラムパケ
ットおよび制御パケットをその記録順に読み出す読出し
制御部(読出手段)、13はプログラムパケットが入力
され、必要に応じてこれをバッファリングするレート変
換部(速度変換手段)、14はプログラムパケットと同
じ構造を有するヌルパケットを生成するヌルパケット生
成部(速度変換手段)、15はプログラムパケットおよ
びヌルパケットが入力され、これを順次出力することで
再生選択スイッチへ再生ストリーミング信号を出力する
再生スイッチ(速度変換手段)、16は制御パケットが
入力され、これを解析して削除パケット数情報や受信速
度情報などを出力する制御パケット解析部(速度変換手
段)、17は受信速度情報に基づいてレート変換部13
およびヌルパケット生成部14に対してパケットの出力
速度を指示するとともに、削除パケット数情報に基づい
てレート変換部13、ヌルパケット生成部14、再生ス
イッチ15に対して制御信号を出力するタイミング信号
生成部(速度変換手段)である。これにより所定の符号
化プログラム信号の各プログラムパケットを、入力スト
リーミング信号と同じ順番および間隔にて出力すること
ができる。
【0024】次に動作について説明する。まず、入力ス
トリーミング信号をそのまま再生する場合について説明
する。再生選択スイッチ3に対して録画再生制御信号を
入力するとともに、再生用PSI処理部5に対して再生
するプログラムの番号を指定する。これにより、再生選
択スイッチ3は入力ストリーミング信号を選択ストリー
ミング信号として選択して出力し、再生用PSI処理部
5は指定された番号の符号化プログラム信号を分離復号
するように復号部4へ制御信号を出力する。
【0025】このような状態で入力ストリーミング信号
が入力端子1に入力されると、この入力ストリーミング
信号は再生選択スイッチ3を介して復号部4に入力され
る。この復号部4は上記制御信号に基づいて所定の符号
化プログラム信号のプログラムパケットを抽出し、この
抽出したプログラムパケットを順次復号して映像信号や
音声信号を出力する。
【0026】次に、入力ストリーミング信号を記録媒体
2に記録し、これを再生復号する場合について説明す
る。記録用PSI処理部7に記録するプログラムの番号
を指定すると、記録用PSI処理部7は当該番号に対応
する符号化プログラム信号を抽出するための制御信号を
パケット選択部6へ出力し、このパケット選択部6は入
力ストリーミング信号において当該符号化プログラム信
号のPSIパケットやプログラムパケットを検出したら
これを出力する。また、このパケット選択部6は所定の
符号化プログラム信号に係るパケットの抽出時と非抽出
時とで切り替わる切替信号を出力している。
【0027】受信速度計測部8は入力ストリーミング信
号の伝送速度を計測し、制御パケット生成部9はこの計
測した速度と上記切替信号とに基づいて当該パケット選
択部6が削除したパケット数を測定し、この削除パケッ
ト数情報および受信速度情報を含む制御パケットを出力
する。また、記録選択スイッチ10は、上記切替信号に
基づいてプログラムパケットがある場合にはそれを、プ
ログラムパケットがない期間においては制御パケットを
選択して出力し(抽出工程)、書込み制御部11は記録
選択スイッチ10の出力を記録媒体2へ記録する(記録
工程)。
【0028】これにより、記録媒体2には、プログラム
パケットがその受信順に記録され、且つ、削除パケット
が発生した場合にはその位置にそのパケットの削除区間
での削除パケット数情報などを含む制御パケットが1つ
挿入されて記録される。
【0029】読出し制御部12が記録媒体2から上記プ
ログラムパケットおよび制御パケットをその記録順に従
って読み出す(読出工程)と、プログラムパケットはレ
ート変換部13に入力され、必要に応じてバッファリン
グされる。他方、制御パケットは制御パケット解析部1
6に入力され、制御パケット解析部16はこれを解析し
て削除パケット数情報や受信速度情報などを出力する。
タイミング信号生成部17は、受信速度情報と同じ速度
にて出力するようにレート変換部13およびヌルパケッ
ト生成部14に対してパケットの出力速度を指示すると
ともに、削除パケット数情報に基づいてレート変換部1
3、ヌルパケット生成部14、再生スイッチ15に対し
て制御信号を出力する。具体的には、タイミング信号生
成部17は、受信速度情報や時刻基準情報に基づいて所
定のシステムクロックおよび同期カウント値を生成した
上で、各プログラムパケットをその時刻管理情報が当該
同期カウント値に一致するタイミングにて出力されるよ
うにレート変換部13を動作させるとともに再生スイッ
チ15でレート変換部13の出力を選択させ、それ以外
の時刻においてはヌルパケット生成部14を動作させる
とともに再生スイッチ15でヌルパケット生成部14の
出力を選択させてヌルパケットを出力させる。そして、
この再生スイッチ15から出力されるパケット列は再生
ストリーミング信号として再生選択スイッチ3に入力さ
れる(速度変換工程)。これ以外の動作は入力ストリー
ミング信号の場合と同様であり説明を省略する。
【0030】図2はこの発明の実施の形態1による所定
の符号化プログラム信号の記録再生処理を説明するため
のデータフロー図である。図において、(a)は入力端
子1に入力される入力ストリーミング信号、(b)は記
録媒体2に記録される記録ストリーミング信号、(c)
は再生スイッチ15から出力される再生ストリーミング
信号であり、各ブロックはそれぞれ1つのプログラムパ
ケットを意味している。そして、同図に示すように、記
録開始の後、パケット選択部6は指定された番号(同図
では「番組1」と「番組5」)のプログラムパケットや
PSIパケットを抽出して出力し、それ以外のパケット
は削除し、替わりに削除パケット数情報を含む制御パケ
ットを1つ出力し、これを記録媒体2に記録している。
また、再生時には制御パケットに基づいてそれぞれの削
除パケット数と同数のヌルパケットを出力し、これをプ
ログラムパケットやPSIパケットの間に挿入して再生
している。
【0031】なお、上記入力ストリーミング信号を再生
する処理と、記録媒体2に記録する処理とはそれぞれの
処理部が独立しているので、同時に実施することが可能
である。また、記録処理において、プログラムの番号を
複数指定することで、同時に複数のプログラムを1つの
記録媒体2に記録することもできる。
【0032】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、複数の符号化プログラム信号がMPEG2−TS方
式にて時分割多重されたストリーミング信号が入力さ
れ、このストリーミング信号から所定の符号化プログラ
ム信号を分離して記録するプログラム記録再生装置にお
いて、上記ストリーミング信号から上記所定の符号化プ
ログラム信号のプログラムパケットを抽出するパケット
選択部6と、当該各プログラムパケット並びに各連続す
る2つのプログラムパケットの間での削除パケット数を
記録する記録媒体2と、当該記録媒体2から上記符号化
プログラム信号を読み出す読出し制御部12と、当該読
出し制御部12が読み出した上記符号化プログラム信号
を、それぞれの連続する2つのプログラムパケットの間
に上記削除パケット数に相当するヌルパケットを挿入し
て出力する再生スイッチ15とを備えるので、所定の符
号化プログラム信号以外のパケットを削除して効率良く
記録することができる。しかも、再生時には、単に記録
媒体2から各プログラムパケットを読み出して出力する
のではなく、各パケットの出力間隔が上記ストリーミン
グ信号における時間間隔となるようにした上でこの読み
出されたプログラムパケットを出力するので、再生した
プログラムパケットの状態はストリーミング信号上にお
ける状態と同一となり、復号部4などにおいてバッファ
破綻などの不具合を生じることはないという効果が得ら
れる。
【0033】特に、削除パケット数情報を含む制御パケ
ットを記録するようにしたので、単に入力ストリーミン
グ信号をそのまま記録した場合に比べて格段に効率良く
記録を行うことができる。
【0034】この実施の形態1によれば、例えばストリ
ーミング信号の受信時に時間当たりに含まれるパケット
数に基づいて当該ストリーミング信号の速度を検出する
受信速度計測部8を設け、再生スイッチ15からはこの
検出した速度にて符号化プログラム信号を出力するの
で、再生したプログラムパケットをストリーミング信号
上から直接抽出して再生している場合と全く同じ状態に
することができ、復号部4などにおいてバッファ破綻な
どの不具合の発生を更に防止することができるという効
果が得られる。また、ストリーミング信号と再生した符
号化プログラム信号を同一の状態とすることができるの
で、1つの復号部で所定の符号化プログラム信号を同様
に復号することができるという効果も得られる。
【0035】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるプログラム記録再生装置を示すブロック図で
ある。図において、18は計測速度とパケット選択部6
の切替信号に基づいて当該パケット選択部6が削除した
パケット数を測定し、この削除パケット数情報および受
信速度情報を含む制御バイト情報を出力する制御バイト
情報生成部、19は制御バイト情報が入力され、これを
解析して削除パケット数情報や受信速度情報などを出力
する制御バイト情報解析部(速度変換手段)である。そ
して、この制御バイト情報は、プログラムパケットのバ
イト数よりもずっと小さいバイト数にて構成されてい
る。これ以外の構成は実施の形態1と同様であり説明を
省略する。
【0036】次に動作について説明する。制御バイト情
報生成部18は、計測速度とパケット選択部6の切替信
号に基づいて当該パケット選択部6が削除したパケット
数を測定し、この削除パケット数情報および受信速度情
報を含む制御バイト情報を出力する。記録選択スイッチ
10はこの制御バイト情報をプログラムパケットと切り
替えながら出力し、書込み制御部11は記録媒体2に記
録する。また、読出し制御部12は、この制御バイト情
報をプログラムパケットと切り替えながら読出し、制御
バイト情報解析部19は、この制御バイト情報を解析し
て削除パケット数情報や受信速度情報などを出力する。
これ以外の動作は実施の形態1と同様であり説明を省略
する。
【0037】図4はこの発明の実施の形態2による所定
の符号化プログラム信号の記録再生処理を説明するため
のデータフロー図である。図において、20は制御バイ
ト情報である。
【0038】以上のように、この実施の形態2では、制
御バイト情報生成部18が各連続する2つのプログラム
パケットの間での削除パケット数情報を含む制御バイト
情報を生成し、書込み制御部11がこれを記録媒体2に
書込んでいるので、この削除したパケット数を記録する
ために記録する情報量を実施の形態1よりも更に格段に
削減することができるので、記録効率を最大限に引き出
すことができるという効果が得られる。
【0039】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるプログラム記録再生装置を示すブロック図で
ある。図において、21は入力ストリーミング信号から
所定の順番に従って所定の符号化プログラム信号のプロ
グラムパケットを抽出するとともにその抽出時と非抽出
時とで切り替わる切替信号を出力するパケット選択部
(抽出手段)である。具体的には、最初にPSIパケッ
ト(ストリーム管理パケット)を抽出し、次に各符号化
プログラム信号については時刻管理情報を含むプログラ
ムパケットから順番に抽出する。これ以外の構成は実施
の形態2と同様であり説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。パケット選択
部21は、最初にPSIパケットを抽出し、次に各符号
化プログラム信号については時刻管理情報を含むプログ
ラムパケットから順番に抽出する。また、その抽出時と
非抽出時とで切り替わる切替信号を出力する。これ以外
の動作は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0041】図6はこの発明の実施の形態3による所定
の符号化プログラム信号の記録再生処理を説明するため
のデータフロー図である。図において、22は入力スト
リーミング信号における各符号化プログラム信号の破棄
/蓄積状態を示すものである。そして、同図に示すよう
に、記録が開始されると最初にPSIパケットが抽出さ
れ、次に各符号化プログラム信号については時刻管理情
報を含むプログラムパケットから順番に抽出されてい
る。
【0042】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、記録媒体2には、所定の符号化プログラム信号の最
初の記録パケットとしてPSIパケットを記録している
ので、所定の符号化プログラム信号のプログラムパケッ
トであっても復号することができないものを記録するこ
とはなくなり、記録効率を更に向上させることができる
という効果が得られる。同様に、各符号化プログラム信
号については、時刻管理情報を含むプログラムパケット
から順番に記録しているので、記録効率を更に向上させ
ることができるという効果が得られる。
【0043】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるプログラム記録再生装置を示すブロック図で
ある。図において、23は入力ストリーミング信号から
所定の順番に従って所定の符号化プログラム信号のプロ
グラムパケットを抽出するとともにその抽出時と非抽出
時とで切り替わる切替信号を出力するパケット選択部
(抽出手段)である。具体的には、最初にPSIパケッ
トを抽出し、次に各符号化プログラム信号については時
刻管理情報を含むプログラムパケットのみを順番に抽出
し、更にフレーム内符号化のプログラムパケット(所謂
Iピクチャー)から順番に抽出する。これ以外の構成は
実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0044】次に動作について説明する。パケット選択
部23は、最初にPSIパケットを抽出し、次に各符号
化プログラム信号については時刻管理情報を含むプログ
ラムパケットのみを順番に抽出し、更にフレーム内符号
化のプログラムパケット(所謂Iピクチャー)から順番
に抽出する。また、その抽出時と非抽出時とで切り替わ
る切替信号を出力する。これ以外の動作は実施の形態2
と同様であり説明を省略する。
【0045】図8はこの発明の実施の形態4による所定
の符号化プログラム信号の記録再生処理を説明するため
のデータフロー図である。そして、同図に示すように、
記録が開始されると最初にPSIパケットが抽出され、
次に各符号化プログラム信号については時刻管理情報を
含むプログラムパケットのみが順番に抽出され、更にI
ピクチャーから順番に抽出されている。
【0046】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、記録媒体2には、所定の符号化プログラム信号の最
初の記録パケットとしてPSIパケットを記録している
ので、所定の符号化プログラム信号のプログラムパケッ
トであっても復号することができないものを記録するこ
とはなくなり、記録効率を更に向上させることができる
という効果が得られる。同様に、各符号化プログラム信
号については、時刻管理情報を含むプログラムパケット
のみを順番に記録し、更にIピクチャーから順番に記録
しているので、実施の形態3よりも更に記録効率を向上
させることができるという効果が得られる。
【0047】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5によるプログラム記録再生装置を示すブロック図で
ある。図において、24は記録用PSI処理部7からの
制御信号とパケット選択部6の切替信号に基づいて当該
パケット選択部6が削除したパケット数を測定し、この
削除パケット数情報を含む制御パケットを出力する制御
パケット生成部、25は制御パケットを解析して削除パ
ケット数情報を出力するとともに、例えば連続する2つ
のプログラムパケットにおける時刻管理情報の変化量と
その間のパケット数との関係から推定受信速度情報を出
力する制御パケット解析部(速度変換手段、速度検出手
段)である。これ以外の構成は実施の形態1と同様であ
り説明を省略する。
【0048】次に動作について説明する。制御パケット
生成部24は、記録用PSI処理部7からの制御信号と
パケット選択部6の切替信号に基づいて当該パケット選
択部6が削除したパケット数を測定し、この削除パケッ
ト数情報を含む制御パケットを出力する。制御パケット
解析部25は、制御パケットを解析して削除パケット数
情報を出力するとともに、例えば連続する2つのプログ
ラムパケットにおける時刻管理情報の変化量とその間の
パケット数との関係から推定受信速度情報を出力するこ
れ以外の動作は実施の形態1と同様であり説明を省略す
る。
【0049】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、制御パケット解析部25が再生時にストリーミング
信号に含まれる時間管理情報に基づいて当該ストリーミ
ング信号の速度を検出するので、その分記録媒体2に記
録させる情報を削減することができ、更に記録効率を向
上させることができるという効果が得られる。
【0050】なお、以上の実施の形態では、複数のプロ
グラム信号がMPEG2−TS方式にて時分割多重され
たストリーミング信号が入力され、このストリーミング
信号から所定の符号化プログラム信号を分離して記録す
るプログラム記録再生装置を例に説明したが、複数のプ
ログラム信号が所定の多重化単位毎に時分割多重された
多重化信号から所定のプログラム信号を分離して記録す
るプログラム記録再生装置であれば同様の効果を奏する
ことができる。この場合、例えば、上記多重化信号から
上記所定のプログラム信号を抽出する抽出手段と、当該
プログラム信号を記録する記録手段と、当該記録手段か
ら上記プログラム信号を読み出す読出手段と、当該読出
手段が読み出した上記プログラム信号を各多重化単位の
出力間隔が上記多重化信号における時間間隔となるよう
に出力する速度変換手段とを備えるようにすればよい。
【0051】また、複数のプログラム信号が所定の多重
化単位毎に時分割多重された多重化信号から所定のプロ
グラム信号を分離して記録するプログラム記録再生方法
において、上記多重化信号から上記所定のプログラム信
号を抽出する抽出工程と、当該プログラム信号を記録手
段に記録する記録工程と、当該記録手段から上記プログ
ラム信号を読み出す読出工程と、当該読み出されたプロ
グラム信号を各多重化単位の出力間隔が上記多重化信号
における時間間隔となるように出力する速度変換工程と
を設けるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のプログラム信号が所定の多重化単位毎に時分割多重さ
れた多重化信号から所定のプログラム信号を分離して記
録するプログラム記録再生方法において、上記多重化信
号から上記所定のプログラム信号を抽出する抽出工程
と、当該プログラム信号を記録手段に記録する記録工程
と、当該記録手段から上記プログラム信号を読み出す読
出工程と、当該読み出されたプログラム信号を各多重化
単位の出力間隔が上記多重化信号における時間間隔とな
るように出力する速度変換工程とからなるので、所定の
プログラム信号以外の信号を削除して効率良く記録する
ことができる。しかも、再生時には、単に記録手段から
上記プログラム信号を読み出して出力するのではなく、
各多重化単位の出力間隔が上記多重化信号における時間
間隔となるようにした上でこの読み出されたプログラム
信号を出力するので、再生したプログラム信号の状態は
多重化信号上における状態と同一となり、バッファ破綻
などの不具合を生じることはない効果がある。
【0053】この発明によれば、複数のプログラム信号
が所定の多重化単位毎に時分割多重された多重化信号か
ら所定のプログラム信号を分離して記録するプログラム
記録再生装置において、上記多重化信号から上記所定の
プログラム信号を抽出する抽出手段と、当該プログラム
信号を記録する記録手段と、当該記録手段から上記プロ
グラム信号を読み出す読出手段と、当該読出手段が読み
出した上記プログラム信号を各多重化単位の出力間隔が
上記多重化信号における時間間隔となるように出力する
速度変換手段とを備えるので、所定のプログラム信号以
外の信号を削除して効率良く記録することができる。し
かも、再生時には、単に記録手段から上記プログラム信
号を読み出して出力するのではなく、各多重化単位の出
力間隔が上記多重化信号における時間間隔となるように
した上でこの読み出されたプログラム信号を出力するの
で、再生したプログラム信号の状態は多重化信号上にお
ける状態と同一となり、バッファ破綻などの不具合を生
じることはない効果がある。
【0054】この発明によれば、複数のプログラム信号
がMPEG2−TS方式にて時分割多重されたストリー
ミング信号が入力され、このストリーミング信号から所
定の符号化プログラム信号を分離して記録するプログラ
ム記録再生装置において、上記ストリーミング信号から
上記所定の符号化プログラム信号のプログラムパケット
を抽出する抽出手段と、当該各プログラムパケット並び
に各連続する2つのプログラムパケットの間での削除パ
ケット数を記録する記録手段と、当該記録手段から上記
符号化プログラム信号を読み出す読出手段と、当該読出
手段が読み出した上記符号化プログラム信号を、それぞ
れの連続する2つのプログラムパケットの間に上記削除
パケット数に相当するヌルパケットを挿入して出力する
速度変換手段とを備えるので、所定の符号化プログラム
信号以外のパケットを削除して効率良く記録することが
できる。しかも、再生時には、単に記録手段から各プロ
グラムパケットを読み出して出力するのではなく、各パ
ケットの出力間隔が上記ストリーミング信号における時
間間隔となるようにした上でこの読み出されたプログラ
ムパケットを出力するので、再生したプログラムパケッ
トの状態はストリーミング信号上における状態と同一と
なり、バッファ破綻などの不具合を生じることはない効
果がある。
【0055】この発明によれば、ストリーミング信号の
受信時に時間当たりに含まれるパケット数に基づいて当
該ストリーミング信号の速度を検出する速度検出手段を
設け、速度変換手段はこの検出した速度にてプログラム
信号を出力するので、再生したプログラムパケットをス
トリーミング信号上から直接抽出して再生している場合
と全く同じ状態にすることができ、バッファ破綻などの
不具合の発生を更に防止することができる効果がある。
また、ストリーミング信号と再生した符号化プログラム
信号を同一の状態とすることができるので、1つの復号
装置で所定の符号化プログラム信号を同様に復号するこ
とができる効果もある。
【0056】この発明によれば、再生時にストリーミン
グ信号に含まれる時間管理情報に基づいて当該ストリー
ミング信号の速度を検出する速度検出手段を設け、速度
変換手段はこの検出した速度にて符号化プログラム信号
を出力するので、再生したプログラムパケットをストリ
ーミング信号上から直接抽出して再生している場合と全
く同じ状態にすることができ、バッファ破綻などの不具
合の発生を更に防止することができる効果がある。ま
た、ストリーミング信号と再生した符号化プログラム信
号を同一の状態とすることができるので、1つの復号装
置で所定の符号化プログラム信号を同様に復号すること
ができる効果もある。
【0057】そして、記録手段は、例えば、削除したパ
ケットの替わりにプログラムパケットと同一フォーマッ
トの1つの制御パケットを記録することで、各連続する
2つのプログラムパケットの間での削除パケット数を記
録しても、あるいは、各連続する2つのプログラムパケ
ットの間毎にその間において削除したパケット数を記録
することで、各連続する2つのプログラムパケットの間
での削除パケット数を記録してもよい。特に、後者の場
合には削除したパケット数を記録するために記録する情
報量が前者の場合に比べても格段に削減されることにな
るので、記録効率を最大限に引き出すことができる効果
がある。
【0058】また、記録手段は、例えば、所定の符号化
プログラム信号の最初の記録パケットとしてストリーム
管理パケットを記録するとよい。これにより、所定の符
号化プログラム信号のプログラムパケットであっても復
号することができないものを記録することはなくなり、
記録効率を更に向上させることができる効果がある。こ
れとともに、更に例えば、ストリーム管理パケットの次
に、時刻管理情報を含むプログラムパケット、あるい
は、フレーム内符号化のプログラムパケットを記録する
ようにすれば、同様の理由により記録効率を更に向上さ
せることができる効果がある。
【0059】なお、このような目的に用いる記録手段と
しては、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光ディス
クなどが挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプログラム記
録再生装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による所定の符号化
プログラム信号の記録再生処理を説明するためのデータ
フロー図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるプログラム記
録再生装置を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による所定の符号化
プログラム信号の記録再生処理を説明するためのデータ
フロー図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるプログラム記
録再生装置を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による所定の符号化
プログラム信号の記録再生処理を説明するためのデータ
フロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるプログラム記
録再生装置を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による所定の符号化
プログラム信号の記録再生処理を説明するためのデータ
フロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるプログラム記
録再生装置を示すブロック図である。
【図10】 従来のMPEG2−TS方式のストリーミ
ング信号を記録再生するプログラム記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図11】 従来のプログラム記録再生装置における符
号化プログラム信号の記録再生処理を説明するためのデ
ータフロー図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 記録媒体(記録手段)、3 再生選
択スイッチ、4 復号部、5 再生用PSI処理部、6
パケット選択部(抽出手段)、7 記録用PSI処理
部、8 受信速度計測部(速度検出手段)、9 制御パ
ケット生成部、10 記録選択スイッチ、11 書込み
制御部(記録手段)、12 読出し制御部(読出手
段)、13 レート変換部(速度変換手段)、14 ヌ
ルパケット生成部(速度変換手段)、15 再生スイッ
チ(速度変換手段)、16 制御パケット解析部(速度
変換手段)、17 タイミング信号生成部(速度変換手
段)、18 制御バイト情報生成部、19 制御バイト
情報解析部(速度変換手段)、20 制御バイト情報、
21 パケット選択部(抽出手段)、23 パケット選
択部(抽出手段)、24 制御パケット生成部、25
制御パケット解析部(速度変換手段、速度検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 邦夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA03 FA22 FA23 GB06 GB08 GB11 GB17 GB29 GB38 GB40 HA40 JA22 KA08 5D044 AB05 AB07 DE14 DE39 EF02 FG09 FG30 GK08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラム信号が所定の多重化単
    位毎に時分割多重された多重化信号から所定のプログラ
    ム信号を分離して記録するプログラム記録再生方法にお
    いて、 上記多重化信号から上記所定のプログラム信号を抽出す
    る抽出工程と、 当該プログラム信号を記録手段に記録する記録工程と、 当該記録手段から上記プログラム信号を読み出す読出工
    程と、 当該読み出されたプログラム信号を各多重化単位の出力
    間隔が上記多重化信号における時間間隔となるように出
    力する速度変換工程とからなるプログラム記録再生方
    法。
  2. 【請求項2】 複数のプログラム信号が所定の多重化単
    位毎に時分割多重された多重化信号から所定のプログラ
    ム信号を分離して記録するプログラム記録再生装置にお
    いて、 上記多重化信号から上記所定のプログラム信号を抽出す
    る抽出手段と、 当該プログラム信号を記録する記録手段と、 当該記録手段から上記プログラム信号を読み出す読出手
    段と、 当該読出手段が読み出した上記プログラム信号を各多重
    化単位の出力間隔が上記多重化信号における時間間隔と
    なるように出力する速度変換手段とを備えるプログラム
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 複数のプログラム信号がMPEG2−T
    S方式にて時分割多重されたストリーミング信号が入力
    され、このストリーミング信号から所定の符号化プログ
    ラム信号を分離して記録するプログラム記録再生装置に
    おいて、 上記ストリーミング信号から上記所定の符号化プログラ
    ム信号のプログラムパケットを抽出する抽出手段と、 当該各プログラムパケット並びに各連続する2つのプロ
    グラムパケットの間での削除パケット数を記録する記録
    手段と、 当該記録手段から上記符号化プログラム信号を読み出す
    読出手段と、 当該読出手段が読み出した上記符号化プログラム信号
    を、それぞれの連続する2つのプログラムパケットの間
    に上記削除パケット数に相当するヌルパケットを挿入し
    て出力する速度変換手段とを備えるプログラム記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 ストリーミング信号の受信時に時間当た
    りに含まれるパケット数に基づいて当該ストリーミング
    信号の速度を検出する速度検出手段を設け、速度変換手
    段はこの検出した速度にてプログラム信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項3記載のプログラム記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 再生時にストリーミング信号に含まれる
    時間管理情報に基づいて当該ストリーミング信号の速度
    を検出する速度検出手段を設け、速度変換手段はこの検
    出した速度にて符号化プログラム信号を出力することを
    特徴とする請求項3記載のプログラム記録再生装置。
  6. 【請求項6】 記録手段は、削除したパケットの替わり
    にプログラムパケットと同一フォーマットの1つの制御
    パケットを記録することで、各連続する2つのプログラ
    ムパケットの間での削除パケット数を記録することを特
    徴とする請求項3記載のプログラム記録再生装置。
  7. 【請求項7】 記録手段は、各連続する2つのプログラ
    ムパケットの間毎にその間において削除したパケット数
    を記録することで、各連続する2つのプログラムパケッ
    トの間での削除パケット数を記録することを特徴とする
    請求項3記載のプログラム記録再生装置。
  8. 【請求項8】 記録手段は、所定の符号化プログラム信
    号の最初の記録パケットとしてストリーム管理パケット
    を記録することを特徴とする請求項3記載のプログラム
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】 記録手段は、ストリーム管理パケットの
    次に、時刻管理情報を含むプログラムパケット、次い
    で、フレーム内符号化のプログラムパケットを記録する
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 記録手段は、磁気テープ、磁気ディス
    クあるいは光ディスクに、各プログラムパケット並びに
    各連続する2つのプログラムパケットの間での削除パケ
    ット数を記録することを特徴とする請求項3記載のプロ
    グラム記録再生装置。
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