JP2001358483A - 制御盤の放熱構造 - Google Patents

制御盤の放熱構造

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JP2001358483A
JP2001358483A JP2000176821A JP2000176821A JP2001358483A JP 2001358483 A JP2001358483 A JP 2001358483A JP 2000176821 A JP2000176821 A JP 2000176821A JP 2000176821 A JP2000176821 A JP 2000176821A JP 2001358483 A JP2001358483 A JP 2001358483A
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panel
amplifier
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Nobuhiko Ieto
伸彦 家藤
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DMG Mori Co Ltd
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Mori Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器を不要,もしくは縮小することによ
り筐体の小型化を可能にできるとともに、必要な放熱量
を確保して筐体を小型化できる制御盤の放熱構造を提供
する。 【解決手段】 筐体2内にアンプ,電源等の発熱体を収
納してなる略密閉状態の制御盤の放熱構造において、上
記筐体2の発熱体の上方の天板2gに表面積を大きくす
る凸条部35を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内にアンプ,
電源等の発熱体を収納配置してなる制御盤に関し、詳細
にはアンプ,電源等から発生する熱を盤外に放熱するよ
うにした放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばNC工作機械では、各種の駆動モ
ータ,油圧ポンプ等を駆動制御する制御盤を備えてい
る。この種の制御盤には、スピンドルアンプ,パワーサ
プライモジュール,トランス,リアクトル等の発熱機
器,発熱部品が収納されることから、これらから発生す
る熱を盤外に放熱して盤内での異常温度上昇を抑制する
熱交換器が配設される場合がある。
【0003】このような熱交換器を盤内に配設するにあ
たっては、発熱機器,発熱部品の配置位置,あるいは配
線の関係から筐体側に取付けることは困難であり、この
ため筐体のドアに取付けるのが一般的となっている(例
えば、特許公報第2876583号参照)。この種の熱
交換器では、内部で発熱する総熱量から自然放熱分を差
し引いた残りの熱量を盤外に放熱する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の制御
盤においては、駆動系等の高速化に伴ってアンプ等の容
量が大きくなっている。このため制御盤内での発熱も大
きくなることから、放熱量の大きな熱交換器が必要とな
り、制御盤全体が大型化するという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、熱交換器を大型化することなく、盤外への放
熱量を増やすことができる制御盤の放熱構造を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体内にアン
プ,電源等の発熱体を収納してなる略密閉状態の制御盤
の上記発熱体からの熱を盤外に放熱する放熱構造におい
て、上記筐体の少なくとも発熱体に臨む部分に表面積を
大きくする凹凸部を形成したことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、上
記筐体内がアンプ収納部と電源収納部とに上下に区分け
されており、該アンプ収納部の天板に上記凹凸部が形成
されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の作用効果】本発明にかかる制御盤の放熱構造に
よれば、筐体の発熱体に臨む部分に表面積を大きくする
凹凸部を形成したので、筐体の大きさをほとんど変える
ことなく放熱量だけを増やすことができ、その分だけア
ンプ等の容量を大きくできる効果がある。またアンプ等
の容量を大きくする必要がない場合には、筐体の放熱量
を大きくできる分だけ筐体全体を小さくすることができ
る。
【0009】請求項2の発明では、筐体内をアンプ収納
部と電源収納部とに上下に区分けし、該アンプ収納部の
天板に凹凸部を形成したので、発熱量の大きいアンプの
熱を集中的に放熱することができ、放熱効率を向上でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図4は、本発明の一実施形態に
よる制御盤の放熱構造を説明するための図であり、図1
は制御盤の全体斜視図、図2は制御盤の筐体の斜視図、
図3は制御盤の断面側面図、図4は凸条部が形成された
筐体上部の断面正面図である。
【0012】図において、1は不図示のNC工作機械に
配設された制御盤であり、これは機械本体に組み込まれ
た各駆動モータ,油圧ポンプ等を駆動制御するものであ
る。この制御盤1は、前面にドア開口2aを有する直方
体状の筐体2と、該筐体2のドア開口2aを開閉する前
面ドア3とからなる概略構造のものであり、該前面ドア
3により上記開口2aは気密に閉塞されている。なお、
3aは前面ドア3が閉じられたとき盤内のメインブレー
カの軸と係合するブレーカハンドルであり、3bはドア
ヒンジである。
【0013】上記筐体2内は隔壁2b,2cにより下か
ら順に制御機器収納部4,電源収納部5,アンプ収納部
6に上下に区分けされており、また上記筐体2の右側部
には隔壁2dにより区分けれた制御部品収納部7が形成
されている。この制御部品収納部7の側面開口7aには
側面ドア8が開閉可能に配設されており、該制御部品収
納部7内には不図示のスイッチ,リレー,タイマ等の制
御部品が収納配置されている。
【0014】上記制御機器収納部4内には不図示の各種
制御機器が収納配置されており、さらに上記電源収納部
5内には発熱体としてのトランス,リアクトル及びメイ
ンブレーカ,コンタクタ等(不図示)が収納配置されて
いる。また上記アンプ収納部6内には発熱体としてのス
ピンドルアンプ等が収納配置されている。
【0015】上記前面ドア3の盤内側には熱交換器25
が配設されている。この熱交換器25は、盤内側の受熱
空間20と盤外側の放熱空間21とを放熱部材22によ
り画成するとともに、盤内の空気を上記受熱空間20を
通じて循環させる盤内ファン23と、盤外の空気を上記
放熱空間21を通じて循環させる盤外ファン24とを備
えている。上記受熱空間20には盤内空気吸込口20a
及び盤内空気吐出口20bが設けられており、該空気吸
込口20aに上記盤内ファン23が配設されている。
【0016】上記前面ドア3の盤外ファン24に臨む部
分には空気吸込口3eが形成されており、該吸込口3e
には吸い込み空気を濾過するフィルタ26が配設されて
いる。また上記吸込口3eは多数のスリット3cが設け
られた蓋3dにより開閉可能となっており、この蓋3d
をあけることにより上記フィルタ26の交換作業を行う
ことができ、メンテナンスを容易にできる。さらに前面
ドア3の放熱空間21の上端部に臨む部分には空気吐出
口3fが形成されている。
【0017】そして上記筐体2のアンプ収納部6の天板
2gには凸条部35が一体に突出形成されている。この
各凸条部35は天板2gの前後方向全長に渡って延び、
かつ幅方向に所定間隔をあけて形成されており、これに
より天板2g全体の表面積が大きくなっている。
【0018】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0019】本実施形態の制御盤1は、盤内ファン23
が盤内の空気を吸込口20aから吸い込み、受熱空間3
0を通じて吐出口20bから吐き出し、盤内空気を循環
させる。これにより盤内の空気が攪拌されることによっ
て盤内温度は均一化され、局部的な温度上昇が抑制され
る。このとき、筐体2を介して盤内から盤外へ自然放熱
が行われるが、筐体2の天板2gに複数の凸条部35を
形成したので、天板2gの表面積が大きくなっている分
だけ自然放熱量を増大することができる。
【0020】一方、盤外ファン24が前面ドア3のスリ
ット3cを介して空気吸入口3eから放熱空間21に空
気を吸い込む。このとき、放熱部材22を介して受熱空
間20と放熱空間21との間で熱交換が行われ、空気吐
出口3fから排出される。これにより筐体2から自然放
熱しきれなかった熱を放熱する。このようにして盤内温
度を所定温度以下、例えば盤外温度のプラス10度以下
に保持する。
【0021】このように本実施形態によれば、筐体2の
天板2gに該天板2gの表面積を増大する複数の凸条部
35を形成したので、筐体2の大きさを変えることなく
放熱量を増大することができ、容量の大きなアンプ等の
収納を可能にできる。またアンプ等の容量を大きくする
必要がない場合には、筐体2の寸法を縮小でき、制御盤
1全体を小型化できる。
【0022】本実施形態では、筐体2内を下から順に制
御機器収納部4,電源収納部5,アンプ収納部6に区分
けし、該アンプ収納部6の天板2gに凸条部35を形成
したので、発熱量の大きいアンプ収納部6の熱を集中的
に放熱することができ、盤外への放熱効率を高めること
ができ、アンプ等の容量を大きくする必要がない場合に
は、制御盤を小型化できる。
【0023】なお、上記実施形態では、筐体2の天板2
gに凸条部35を形成した場合を例に説明したが、本発
明の凹凸部はこれに限られるものではない。例えば、図
5(a),(b)に示すように、天板2gから上方に突
出する凸条部35と下方に突出する凹溝36とを交互に
連続形成してもよく、このようにした場合には筐体2の
高さ寸法を変えることなく天板2gの表面積をさらに増
やすことができる。
【0024】また、図6(a)に示すように、三角形状
の凸条部37を間隔をあけて形成してもよく、あるいは
図6(b)に示すように、半円状の凸条部38を連続形
成してもよい。さらに本発明の凹凸部は天板に限られる
ものではなく、背板や側板に形成してもよく、要は発熱
の大きい部位に設ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による制御盤の放熱構造を
説明するための全体斜視図である。
【図2】上記制御盤の筐体の斜視図である。
【図3】上記筐体の断面側面図である。
【図4】上記筐体の凸条部の断面正面図である。
【図5】上記実施形態の凹凸部の変形例を示す図であ
る。
【図6】上記実施形態の凹凸部の他の変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 制御盤 2 筐体 2g 天板 5 電源収納部 6 アンプ収納部 35,37,38 凸条部(凹凸部) 36 凹溝(凹凸部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内にアンプ,電源等の発熱体を収納
    してなる略密閉状態の制御盤の上記発熱体からの熱を盤
    外に放熱する放熱構造において、上記筐体の少なくとも
    発熱体に臨む部分に表面積を大きくする凹凸部を形成し
    たことを特徴とする制御盤の放熱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記筐体内がアンプ
    収納部と電源収納部とに上下に区分けされており、該ア
    ンプ収納部の天板に上記凹凸部が形成されていることを
    特徴とする制御盤の放熱構造。
JP2000176821A 2000-06-13 2000-06-13 制御盤の放熱構造 Withdrawn JP2001358483A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310924A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Nitto Electric Works Ltd 盤用熱交換器
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