JP2001244680A - 制御ボックスの冷却装置 - Google Patents
制御ボックスの冷却装置Info
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Abstract
て抑制すること。 【解決手段】制御ボックスの冷却装置は、制御ボックス
の少なくとも天井部に放熱面積を増大させるための冷却
フィン6を有する。フード7は、貫通孔7aを有し冷却
フィン6を上方から覆う。電動ファン9は、フード7の
貫通孔7aの周縁部上面に固定されるブラケット8によ
って保持される。電動ファン9の回転により、フード7
の端部7bと冷却フィン6とで形成される開口部12か
らフード7の内側に外気を導入し、貫通孔7aを経てフ
ード7の外側に排出し、又は、外気を貫通孔7aを経て
フード7の内側に導入し、開口部12から排出する。
Description
する電気機器を収容してなる制御ボックスの冷却装置に
関する。
気機器は、電源部、操作部、制御部などを構成する。な
お、電源部は、例えば、外部からの200Vの交流電圧
を100Vの交流電圧に変圧するトランス(T)や、1
00Vの交流電圧を24Vの直流電圧に降圧、整流する
AC/DCコンバータや、電流路を開閉するブレーカ
(CB)、マグネットスイッチ、リレーなどからなる。
ており、電気機器は比較的小さな密度で収容されてい
た。このため、従来は、制御ボックス内部における熱対
策の必要性は殆どなかった。
制御ボックス内の電気機器の占有容積率の大幅な向上の
要請があり、この要請に応じて、制御ボックスを小型化
するとともに部品、機器を比較的高密度で配置する必要
が生じるようになった。そして、電気機器の占有容積率
の向上を図ろうとすると、発熱部主に電源部で発生した
熱によって制御ボックス内の温度が上昇し、制御部など
半導体素子を構成要素としている他の電気機器が熱によ
って誤作動、動作不良、劣化等するおそれが強くなるた
め、高価な冷却機を備えることが必要とされていた。
のであり、制御ボックス内の温度上昇を抑制することに
より、熱による電気機器の不具合の発生を防止すること
を主な目的としてなされたものである。しかも、安価に
構成できるものを提供するものである。
スの冷却装置は、制御ボックスの少なくとも天井部に放
熱面積を増大させるための冷却フィンを有する制御ボッ
クスの冷却装置であって、貫通孔を有し前記冷却フィン
を上方から覆うフードと、前記フードの貫通孔の周縁部
上面に固定されるブラケットによって保持される電動フ
ァンとを備え、前記電動ファンの回転により、フードの
端部と冷却フィンとで形成される開口部からフードの内
側に外気を導入し、前記貫通孔を経てフードの外側に排
出し、又は、外気を前記貫通孔を経てフードの内側に導
入し、前記開口部から排出することを特徴とする。
実施形態を説明する。
冷却装置の構成を示す分解斜視図、図2は、同冷却装置
の平面図、図3は、同冷却装置の正面断面図である。
スは、内部に電気機器(図示せず)を収容する筐体1を
備える。
立設された複数本の支柱2、底板(図示せず)、背板
3、左右の側板4、5、冷却フィン6、前面開口部を開
閉する前面扉(図示せず)などから構成される。
の上部にかけて配され、熱伝導性に優れた材料例えばア
ルミ材等からなる。冷却フィン6は、制御ボックスの前
方から見てコ字形状をしており、その断面は、連続した
凹凸形状をしている。冷却フィン6は、このような断面
形状により天井部等における放熱面積を増大させ、制御
ボックス内部の発熱を外部に効果的に放出させる作用を
果たす。
う。フード7は、冷却フィン6の突条部6aの上面に接
触状態で又は間隙をおいて配され、冷却フィン6にねじ
等取付金具10によって固定される。フード7は、貫通
孔(本実施形態では前後方向に配置された二つの貫通孔
7a)を有する。ブラケット8は、各貫通孔7aの周縁
部上面にねじ等取付金具11によって固定される。電動
ファン9は、ブラケット8によって保持されている。
却装置において、電動ファン9が回転すると、フード7
の端部7bと冷却フィン6とで形成される開口部12か
らフード7の内側に外気が導入され、冷却フィン6の凹
条部6bを通過した後、貫通孔7aを経てフード7の外
側に排出される。あるいは、外気が貫通孔7aを経てフ
ード7の内側に導入され、冷却フィン6の凹条部6bを
通過した後、開口部6から排出される。このように外気
が連続してフード7の内側に導入され、排出されること
により、冷却フィン6が冷却され、制御ボックス内部の
発熱が抑制される。
冷却装置において、冷却フィン6は天井部から左右の側
壁部の上部にかけて配されているが、本発明における冷
却フィンは、このような冷却フィン6に限定されるもの
ではなく、天井部のみに配されるものであってもよい。
また、冷却フィン6の断面形状は矩形凹凸形状に限定さ
れるものでなく、他の凹凸形状であってもよい。
置は、電動ファン9の運転によって冷却フィン6を効果
的に冷却することができる位置であればよく、図1〜図
3に示した位置に限定されるものではなく、また、その
個数も限定されない。
は、制御ボックスの少なくとも天井部に放熱面積を増大
させるための冷却フィンを有する制御ボックスの冷却装
置であって、貫通孔を有し冷却フィンを上方から覆うフ
ードと、フードの貫通孔の周縁部上面に固定されるブラ
ケットによって保持される電動ファンとを備え、電動フ
ァンの回転により、フードの端部と冷却フィンとで形成
される開口部からフードの内側に外気を導入し、貫通孔
を経てフードの外側に排出し、又は、外気を貫通孔を経
てフードの内側に導入し、開口部から排出することを特
徴とする。
を用いることなく安価な構成によって制御ボックス内の
温度上昇を効果的に抑制することができる。
装置の構成を示す分解斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御ボックスの少なくとも天井部に放熱
面積を増大させるための冷却フィンを有する制御ボック
スの冷却装置であって、 貫通孔を有し前記冷却フィンを上方から覆うフードと、 前記フードの貫通孔の周縁部上面に固定されるブラケッ
トによって保持される電動ファンとを備え、 前記電動ファンの回転により、フードの端部と冷却フィ
ンとで形成される開口部からフードの内側に外気を導入
し、前記貫通孔を経てフードの外側に排出し、又は、外
気を前記貫通孔を経てフードの内側に導入し、前記開口
部から排出することを特徴とする制御ボックスの冷却装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000054664A JP2001244680A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 制御ボックスの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000054664A JP2001244680A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 制御ボックスの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001244680A true JP2001244680A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18575891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000054664A Pending JP2001244680A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 制御ボックスの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001244680A (ja) |
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- 2000-02-29 JP JP2000054664A patent/JP2001244680A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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