JP2001358204A - 検査ステージ - Google Patents

検査ステージ

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JP2001358204A
JP2001358204A JP2000180206A JP2000180206A JP2001358204A JP 2001358204 A JP2001358204 A JP 2001358204A JP 2000180206 A JP2000180206 A JP 2000180206A JP 2000180206 A JP2000180206 A JP 2000180206A JP 2001358204 A JP2001358204 A JP 2001358204A
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Kiyoshi Takekoshi
清 竹腰
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2887Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks involving moving the probe head or the IC under test; docking stations

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】三角形状のZベースの場合にはチャックトップ
の外周縁部が昇降駆動軸の結線(Zベースの各辺)より
も外側にはみ出すことになる。また、Zベース内にチャ
ックトップを納めようとすると、Zベースを大型化せざ
るを得ず、これに伴ってX、Yステージを含めて他の構
成部材も大型化する。 【解決手段】本発明の検査用ステージ10は、ウエハを
載置するチャックトップ11と、このチャックトップ1
1が配設された昇降可能なZベース12と、このZベー
スを昇降可能に支持し且つX方向に移動するXステージ
13と、このXステージをX方向に移動可能に支持し且
つY方向に移動するYステージ14とを備え、Zベース
を矩形状に形成すると共にこのZベースの四隅にチャッ
クトップ11を囲むZ軸昇降駆動機構17を設け、各Z
軸昇降駆動機構17を介してZベース12を昇降可能に
支持したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査ステージに関
し、更に詳しくは検査時に偏荷重を受けても殆ど傾斜す
る虞がなく信頼性の高い検査を行うことができると共に
省スペース化を実現できる検査ステージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から被検査体(例えば、ウエハ)の
検査装置としてプローブ装置が広く用いられている。プ
ローブ装置は、ウエハを搬送すると共にウエハをプリア
ライメントするローダ室と、このローダ室からウエハを
受け取ってその電気的特性検査を行うプローバ室とを備
えている。プローバ室にはウエハを載置し、X、Y及び
Z方向に移動する検査ステージが配設されていると共
に、検査ステージの上方にはプローブカードが配設され
ている。そして、検査ステージを介してウエハをプロー
ブカードの複数のプローブに対して位置合わせをした
後、例えば検査ステージを上昇させウエハと電気的に接
触させ、プローブカードを介してウエハの電気的特性検
査を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年I
Cチップの集積度が急速に高まって電極パッド数が激増
して電極パッドの配列が狭ピッチ化している。これに伴
ってプローブカードのプローブが多ピン化すると共に同
時に測定できるICチップの数(同測数)が増加し、検
査時の針荷重が数10kg〜100kg近くまで増加し
ているため、ウエハの周縁部を検査する場合には数10
kg〜100kgに達する偏荷重がウエハが掛かり、チ
ャックトップが傾いてウエハとプローブカードを均一に
接触させることが難しく、検査の信頼性を低下させると
いう課題があった。
【0004】そこで、本出願人は特願平11−6499
7号公報において、針荷重が大きくなってもチャックト
ップが傾斜し難い検査ステージ及び検査装置を提案し
た。この検査ステージは、図5に示すように、ウエハを
載置するチャックトップ1と、このチャックトップ1が
配設された昇降可能な略三角形状のZベース2と、この
Zベース2を昇降可能に支持し且つX方向に移動するX
ステージ3と、このXステージ3をX方向に移動可能に
支持し且つY方向に移動するYステージ4とを備えてい
る。そして、Zベース2にはチャックトップを囲む昇降
駆動機構5が3箇所に設けられ、これらの昇降駆動軸5
を介してZベース2を昇降させるようにしている。この
検査ステージの場合には、検査時にチャックトップ1上
のウエハに対して偏荷重が作用してもこの偏荷重を各昇
降駆動機構5に分散させてチャックトップ1の傾きを格
段に軽減することができる。
【0005】ところが、300mmウエハの時代になる
に伴って検査ステージのチャックトップ1が大型化す
る。例えば、図6に示す検査ステージは200mmウエ
ハに対応するチャックトップ1を有するが、このチャッ
クトップ1をウエハの大口径化に合わせて図6の(a)
に示す200mmウエハ用から300mmウエハあるい
はこれ以上のウエハサイズに合わせてチャックトップの
みを大口径化すると、同図の(b)に示すように三角形
状のZベース2の場合にはチャックトップ1の外周縁部
が斜線で示すように昇降駆動軸5の結線(Zベース2の
各辺)よりも外側にはみ出すことになる。この場合には
チャックトップ1上のウエハを検査する時に、斜線部の
ウエハ領域に針荷重が掛かるとその部分が僅かではある
が沈み込む一方、その反対側が浮き上がってチャックト
ップ1が傾斜し、従来の検査ステージの持っていた課題
が再び問題になってくる。
【0006】チャックトップ1の傾斜を防ぐためにZベ
ース2内にチャックトップ1を納めようとすると、3軸
構造の場合には図6の(c)に示すようZベース2が大
型化し、これに伴ってX、Yステージ2、4も大型化す
る。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、被検査体が大型化しても検査ステージの大
型化を防止することができ、しかもチャックトップ(載
置台)の傾きを格段に軽減することができ、検査の信頼
性を確保することができる検査ステージを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の検査ステージは、被検査体を載置する載置台と、この
載置台が配設された昇降可能な支持体と、この支持体を
昇降可能に支持し且つX方向に移動するXステージと、
このXステージをX方向に移動可能に支持し且つY方向
に移動するYステージとを備え、上記支持体を昇降可能
に支持する昇降駆動機構を4箇所に設け、これらの昇降
駆動機構を上記支持体上で互いに結ぶ結線の内側に上記
載置台を配置したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の検査ステ
ージは、請求項1に記載の発明において、上記支持体の
昇降位置を制御する手段を上記昇降駆動機構に対応させ
て設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項3に記載の検査ステ
ージは、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、上記支持体の傾きを検出する手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態の検査ステー
ジ10は、図1に示すように、被検査体であるウエハを
載置する矩形状の載置台(チャックトップ)11と、こ
のチャックトップ11が配設された昇降可能な支持体
(Zベース)12と、このZベース12を昇降可能に支
持すると共にX方向に移動するXステージ13と、この
Xステージ13をX方向に移動可能に支持すると共にY
方向に移動するYステージ14と、このYステージ14
をY方向に移動可能に支持する基台15とを備えてい
る。
【0012】Xステージ13の裏面にはX方向に沿って
Yステージ14上に配設された一対のXガイドレール1
3Aとそれぞれ係合する一対の係合ブロック13Bが取
り付けられている。Yステージ14の裏面にはY方向に
沿って基台15上に配設された一対のYガイドレール1
4Aとそれぞれ係合する一対の係合ブロック14Bが取
り付けられている。また、Xステージ13はモータ13
Cに連結されたボールネジ(図示せず)と螺合し、モー
タ13Cを介してXステージ13がXガイドレール13
Aに従って往復移動する。また、Yステージ14はモー
タ(図示せず)に連結されたボールネジ14Dと螺合
し、モータ(図示せず)を介してYステージ14がYガ
イドレール14Aに従って往復移動する。そして、Xス
テージ13及びYステージ14の移動量はそれぞれのボ
ールネジの回転量をエンコーダ13E、14Eを介して
検出され、制御される。また、Zベース12上にはθ駆
動機構16が配設され、θ駆動機構16を介してチャッ
クトップ11をθ方向に正逆回転させる。
【0013】Zベース12の四隅にはそれぞれZ軸昇降
駆動機構17が設けられ、各Z軸昇降駆動機構17を介
してZベース12を昇降可能に支持して水平を保持して
いる。Z軸昇降駆動機構17は、Zベース12の該当す
る隅角部から垂下するボールネジからなるZ軸17A
と、Z軸17Aが螺合する、Xステージ13から垂下す
るナット部材からなるZ軸ガイド17Bと、Z軸ガイド
17B内においてZ軸17Aを正逆回転させてZベース
12をXステージ13に対して昇降させるモータ17C
とを備えている。各Z軸昇降駆動機構17はいずれもチ
ャックトップ11の外側に配置され、チャックトップ1
1からの荷重を4箇所に分散して各Z軸ガイド17Bの
剛性の軽減を図っている。従って、本実施形態では、Z
ベース12を矩形状に形成し、その四隅にZ軸昇降駆動
機構17を取り付けたため、Zベース12の無駄なスペ
ースを最小限に抑えしかもチャックトップ11をZベー
ス12からはみ出させることなくその内部に収納するこ
とができる。
【0014】また、図2に示すようにZベース12の四
隅には位置制御装置としてリニアセンサ18が取り付け
られ、これらのリニアセンサ18を介して4箇所のZ軸
昇降駆動機構17においてZベース12の昇降位置を正
確に制御している。このリニアセンサ18について図2
の模式図を参照しながら更に説明する。リニアセンサ1
8は、同図に示すように、Xステージ13上にZ軸昇降
駆動機構17に隣接させて立設されたリニアセンサ部1
8Aと、リニアセンサ部18Aの目盛りを検出する、Z
ベース12から垂下するリニアエンコーダ部18Bと、
リニアエンコーダ部18Bの検出値と予め設定された目
標位置(プローブカードの針先の高さ+Zベースのオー
バードライブ量)とを比較し、その差に基づいてZ軸昇
降駆動機構17のモータ17Cを制御してZベース12
を昇降制御する制御部(図示せず)とを備えている。従
って、オーバードライブ時の荷重によりZ軸昇降駆動機
構17のZ軸17AがZ軸ガイド17B内で沈み込んで
も、その沈み込み量をリニアセンサ18が検出し、モー
タ17Cが駆動して沈み込ん量だけZベース12を持ち
上げて適正なオーバードライブ量を確保し、ウエハと全
てのプローブとの確実な電気的接触を得るようにしてい
る。
【0015】また、位置制御装置としては上記リニアセ
ンサ18に代えて各Z軸昇降駆動機構にロータリエンコ
ーダを使用しても良い。ロータリエンコーダはZ軸17
Aの移動量を検出することはできるが、Xステージ13
に対するZベース12の高さを検出することができない
ため、Z軸17Aに沈み込み等があるとZベース12の
本来の位置を把握することができない。そのため、例え
ば針研板(プローブカードのプローブを研磨する研磨
板)の設置される位置の最寄りのZ軸昇降駆動機構17
に変位計を設ける。この変位計を用いてZ軸昇降駆動機
構17における針荷重と変位量のデータを自動採取し、
このデータに基づいてチャックトップ11の全領域の沈
み込み量を推定し、推定値に基づいて位置補正を行う。
この手法により数μm以下の誤差でZベース12に位置
を把握することができる。
【0016】更に、一箇所のZ軸昇降駆動機構17の近
傍には図3に示すようにZベース12の傾きを検出する
傾き検出機構19が配設され、この傾き検出機構19に
よってZベース12の傾き異常を検出し、Z軸ガイド2
5Bに対する過剰負荷を防止している。この傾き検出機
構19は、Xステージ13に設けられた発光素子19A
と、発光素子19Aと対向するようにZベース12に設
けられたミラー19Bと、ミラー19Bと発光素子19
Aの間に45°傾斜させて配置されたハーフミラー19
Cと、ハーフミラー19Cの側方に配置された受光セン
サ19Dと、受光センサ19Dの直前に配置されたアパ
ーチャ19Eとを備え、発光素子19Aからの発光がハ
ーフミラー19Cを経由しミラー19Bでの反射光がハ
ーフミラー19Cに戻り進行方向が45°変換されてア
パーチャ19Eを通り受光センサ19Dで検出されるよ
うになっている。この傾き検出機構19は例えばZベー
ス12の0.5°の傾きまで検出することができ、それ
以上の傾きがある場合には受光センサ19Dによる受光
がなく、傾き異常として報知する。
【0017】次に、動作について説明する。検査ステー
ジ10においてローダ室から一枚のウエハWを受け取る
と、図示しないアライメント機構を介してX、Yステー
ジ13、14がX、Y方向へ移動すると共にチャックト
ップ11がθ駆動機構16を介してθ方向へ移動し、ウ
エハWとプローブカードのアライメント動作を実施す
る。アライメント終了後、ウエハWのインデックス送り
を繰り返してウエハWの検査を実施する。
【0018】検査の際、4箇所のZ軸昇降駆動機構17
のモータ17Cがそれぞれ駆動し、Z軸17AがZ軸ガ
イド17Bに従って上昇するとウエハWとプローブカー
ドのプローブが接触する。更にモータ17Cを介してZ
軸17Aが上昇しウエハWがオーバドライブするとウエ
ハWに大きな針荷重が掛かる。
【0019】ところが、本実施形態では、チャックトッ
プ11の外側の4箇所でZベース12を昇降可能に支持
しているため、ウエハWに対して針荷重が作用しても支
持体12(チャックトップ11)の傾きを従来と比較し
て格段に軽減することができ、しかも針荷重は4箇所の
Z軸昇降駆動機構17に分散され、各Z軸昇降駆動機構
17の荷重負担が軽減され、ひいてはそれぞれのZ軸1
7AからZ軸ガイド17Bへの荷重が軽減される。
【0020】また、ウエハWに偏荷重が作用し、最寄り
のZ軸ガイド17Bには他の部分より大きな偏荷重が作
用し、その部分のZ軸17Aの沈み込み量が他の部分の
それよりも大きくなると、Zベース12が傾きその水平
度が崩れる。
【0021】ところが、本実施形態ではリニアセンサ1
8を介して4箇所のZ軸昇降駆動機構17の昇降位置を
監視しZベース12の位置を制御し、その水平度を保持
している。つまり、各Z軸昇降駆動機構17のZ軸17
Aが目標高さ位置から沈み込んでもそれぞれの沈み込み
量をそれぞれのリニアセンサ18で検出し、これらの検
出値に基づいて各モータ17Cが自動的に駆動して各Z
軸17Aを沈み込んだ量だけ持ち上げ、Zベース12、
換言すればチャックトップ11を本来の検査位置まで持
ち上げて本来必要なオーバドライブ量を確保し、ウエハ
Wとプローブカードのプローブとを確実に電気的に接触
させる。偏荷重により4箇所のZ軸昇降駆動機構17で
沈み込み量が異なっていても、各Z軸昇降駆動機構17
はそれぞれのリニアセンサ18の働きで沈み込み量に応
じた位置制御が行われ、各部位でZベース12を本来の
検査位置まで持ち上げ、結果としてチャックトップ11
の本来のオーバドライブ量を確保すると共にその水平度
に保ち、ウエハWがプローブカードの全プローブと確実
に接触し、信頼性の高い検査を実施することができる。
【0022】この際、何等かの原因で一箇所のZ軸昇降
駆動機構17のZ軸17Aの沈み込み量が異常に大きく
なってZベース12が傾き、傾き角が0.5°を超える
ようなことがあると、傾き検出機構19がその傾きを検
出し、傾き異常を報知する。これによりそのZ軸昇降駆
動機構17のZ軸ガイド17Bの損傷を防止することが
できる。
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
Zベース12を矩形状に形成し、その四隅にZ軸昇降駆
動機構17を取り付けたため、Zベース12の無駄なス
ペースを最小限に抑えしかもチャックトップ11をZベ
ース12からはみ出させることなくその内部に収納する
ことができ、ひいてはウエハWが大型化してもZベース
12を含めて検査ステージ10の大型化を防止すること
ができる。更に、各Z軸昇降駆動機構17を介してZベ
ース12をチャックトップ11の外側から昇降可能に支
持しているため、ウエハWに対して偏荷重が作用しても
チャックトップ11の傾きを格段に軽減することがで
き、しかも針荷重は4箇所のZ軸昇降駆動機構17に分
散され、各Z軸昇降駆動機構17の荷重負担を軽減する
ことができ、ひいてはそれぞれのZ軸17AからZ軸ガ
イド17Bへの荷重を軽減することができ、より剛性の
低い構造で済ますことができる。
【0024】また、本実施形態によれば、Zベース12
の昇降位置を制御するリニアセンサ18をZ軸昇降駆動
機構17に対応させて設けたため、各Z軸昇降駆動機構
17の沈み込み量に応じた位置制御を行うことができ、
ウエハWとプローブカードの安定した電気的接触を実現
し、信頼性の高い検査を行うことができる。
【0025】また、本実施形態によれば、Zベース12
の水平度を検出する傾き検出機構19を設けたため、仮
に一箇所のZ軸昇降駆動機構17に他の部分よりも大き
な負荷が掛かりZベース12が傾くと、傾き検出機構1
9が働いてZベース12の傾き異常を報知し、そのZ軸
昇降駆動機構17の損傷を未然に防止することができ
る。
【0026】図4は本発明の他の実施形態を示す図であ
る。本実施形態の検査ステージ20は、ウエハを載置す
る円筒状または円盤状のチャックトップ21と、このチ
ャックトップ21が配設された昇降可能なZベース22
と、このZベース22を昇降可能に支持すると共にX方
向に移動するXステージ23とを備えている。本実施形
態ではZ軸昇降駆動機構27の構造を異にする以外は基
本的に上記実施形態に準じて構成されているため、図4
ではYステージより下側の構造は図示してない。本実施
形態で用いられるZ軸昇降駆動機構27は、Xステージ
23の該当する隅角部を貫通するボールネジ27Aと、
ボールネジ27Aが螺合する、Zベース22から垂下す
る中空部材に取り付けられたナット27Bと、ナット2
7B内においてボールネジ27Aを正逆回転させてZベ
ース22をXステージ23に対して昇降させるモータ2
7Cとを備えている。モータ27CはXステージ23上
に配設され、その回転軸がXステージ23を下方に向け
て貫通し、その先端にプーリ27Dが固定されている。
一方、ボールネジ27AはXステージ23においてボー
ルベアリング等の摺動部材を介して回転自在に支持さ
れ、その下端にはプーリ27Eが固定されている。ま
た、Z軸ガイド28は各Z軸昇降駆動機構27の中央に
配置されている。そして、モータ27C側のプーリ27
Dとボールネジ27A側のプーリ27Eは無端ベルト2
7Fによって連結されている。各Z軸昇降駆動機構27
は上記実施形態と同様にいずれもチャックトップ11の
外側に配置されている。
【0027】従って、本実施形態においても、Zベース
22を矩形状に形成し、その四隅にZ軸昇降駆動機構2
7を取り付けたため、Zベース22の無駄なスペースを
最小限に抑えしかもチャックトップ11をZベース12
からはみ出させることなくその内部に収納することがで
きる。尚、図4において、29はリニアセンサである。
【0028】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜設計変
更することができる。例えば、検査ステージはプローブ
装置の他、被検査体に荷重の掛かる検査に適用されるス
テージに広く適用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、被検査体が大型化しても検査ステージの大型化を防
止することができ、しかもチャックトップ(載置台)の
傾きを格段に軽減することができ、検査の信頼性を確保
することができる検査ステージを提供することができ
る。
【0030】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、支持体の昇降位
置を制御する手段を昇降駆動機構に対応させて設けたた
め、検査時の偏荷重により支持体の沈み込み量が不均一
になっても沈み込み量に即してZ基板を位置制御して載
置台を常に水平に保持することができる検査ステージを
提供することができる。
【0031】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
支持体の水平度を検出する手段を設けたため、検査時の
偏荷重による支持体の異常な傾きを検出することがで
き、ひいては昇降駆動機構の損傷を防止することができ
る検査ステージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査ステージの一実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す検査ステージのリニアセンサを示す
模式図である。
【図3】図1に示す検査ステージに用いられる傾き検出
機構を示す模式図である。
【図4】本発明の検査ステージの他の実施形態を部分的
に断面を示す側面図である。
【図5】図1に示す検査ステージの前に本出願人が提案
した検査ステージを示す斜視図である。
【図6】(a)は図4に示す200mm対応の検査ステ
ージの要部を示す平面図、(b)、(c)はそれぞれ
(a)に示すチャックトップを300mmウエハ対応の
チャックトップに変えた状態を示す(a)に相当する図
である。
【符号の説明】
W ウエハ(被検査体) 10、20 検査ステージ 11、21 チャックトップ(載置台) 12、22 Zベース(支持体) 13、23 Xステージ 14 Yステージ 17 Z昇降駆動機構 18 リニアセンサ(支持体の昇降位置を制御する手
段) 19 傾き検出機構(支持体の水平度を検出する手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体を載置する載置台と、この載置
    台が配設された昇降可能な支持体と、この支持体を昇降
    可能に支持し且つX方向に移動するXステージと、この
    XステージをX方向に移動可能に支持し且つY方向に移
    動するYステージとを備え、上記支持体を昇降可能に支
    持する昇降駆動機構を4箇所に設け、これらの昇降駆動
    機構を上記支持体上で互いに結ぶ結線の内側に上記載置
    台を配置したことを特徴とする検査ステージ。
  2. 【請求項2】 上記支持体の昇降位置を制御する手段を
    上記昇降駆動機構に対応させて設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の検査ステージ。
  3. 【請求項3】 上記支持体の水平度を検出する手段を設
    けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    検査ステージ。
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