JP2001357073A - 動的マーケティング情報収集解析システム - Google Patents

動的マーケティング情報収集解析システム

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JP2001357073A
JP2001357073A JP2000176787A JP2000176787A JP2001357073A JP 2001357073 A JP2001357073 A JP 2001357073A JP 2000176787 A JP2000176787 A JP 2000176787A JP 2000176787 A JP2000176787 A JP 2000176787A JP 2001357073 A JP2001357073 A JP 2001357073A
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Kimiyasu Takayanagi
柳 公 康 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来における販売管理システムでは、販売結
果を把握して、その結果状態に基づいて、販売対策を行
っていた。そこで、販売店内におけるリアルタイムに顧
客による商品移動をデータとして取入れて、動的な販売
状況データにより販売管理を行うシステムを提供する。 【解決手段】 商品に付着させた送受信可能なICタグ
を使用し、店内で顧客によって移動する商品を移動情報
データとして収集し、各店のそれらのデータを中央にイ
ンターネットを介して収集し、商品毎及び販売店毎の比
較解析を行い販売管理の効果を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売店内にある各
商品に送受信可能なICタグを付着させ、そのICタグ
の店内における座標位置をリアルタイムで算出できるよ
うに少なくとも3本のアンテナにより前記ICタグと交
信して距離を計測し、顧客によって店内を移動する商品
の移動情報を収集し、その各販売店における移動情報を
所定時刻毎に中央のコンピュータシステムにインターネ
ットを介して収集してマーケティング情報を解析し、そ
の結果を各販売店にインターネットを介して配信するこ
とにより、販売結果を把握してその販売の改善効果を向
上させる動的マーケティング情報収集解析システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近の流通産業ではサプライ・チェーン
・マネージメントに関する取り組みが活発となってい
る。しかし、販売店におけるPOSシステムなどの販売
管理システムでは販売結果を把握することは可能であっ
たが、動的な販売状況データを取得することは不可能で
あった。
【0003】すなわち、販売店内において、例えば衣料
品の場合では各商品がどのように陳列され、それぞれの
衣類商品が試着室などをどのように移動して、最後のレ
ジスタまでどのようにして移動して販売されているか或
はどのようにしてその商品が販売まで至らなかったかの
リアルタイムでのデータは不可能であった。
【0004】各商品の以上のような販売状況を解析すれ
ば販売の良かった理由、悪かった理由が把握できると考
えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
商品に交信可能なICタグを付着させることにより、販
売店内で顧客が商品購入に際しての商品の移動をリアル
タイム収集する装置を各販売店に設置して、その移動情
報を中央のコンピュータシステムに収集し、その収集デ
ータを解析して、その解析結果を所定時刻毎に各販売店
に配信して、その動的なマーケティング情報により、販
売効率を向上させるシステムを提供するにある。
【0006】
【発明を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の動的マーケティング情報収集解析システム
は、販売店内の各商品に付着させて使用するマイクロ波
帯域においてデータ送受信可能なICタグと、それら各
商品に付着した前記ICタグの店内における移動座標位
置をリアルタイムで算出するため、複数のマイクロ波帯
送受信アンテナを店内に配備し、それらのアンテナを介
して各ICタグに対して応答を要求する捜索信号を送信
し、各ICタグがその信号に応答してICコードと受信
時刻情報で変調された応答信号を各ICタグ毎及び所定
時刻毎に受信する各販売店毎に設置された商品移動情報
収集装置と、各販売店の前記商品移動情報収集装置が収
集した店内における商品移動情報データをインターネッ
トを介して、販売店本社のコンピュータシステムに収集
受信し、そのデータを解析してそのマーケティング情報
をそれら販売店へ配信するマーケティング情報収集解析
装置とからなることを特徴とする。
【0007】また、前記ICタグは、プラスチック絶縁
シート上に金属膜で形成されたマイクロ波帯域の送受信
アンテナモジュールと、送受信電磁波を分離する方向性
結合回路と変調回路を含む送信回路と、復調回路を含む
受信回路と、IDコードデータ及び受信データを書込読
出するメモリ回路と、それらを制御して、前記商品移動
情報収集装置からの捜索信号に対応して、IDコード及
び受信時刻信号で変調した応答信号を発信する応答発信
手段と、その応答信号を前記商品移動情報収集装置が受
信したとき、そのIDコードを付した応答受入信号を発
信するが、ICタグは応答受入信号を受信してIDコー
ドが一致すればそのICタグは応答発信を中止する応答
中止手段とを有する中央制御回路部と電池電源回路とか
らなることを特徴とする。
【0008】また、前記電池電源回路に代えて、コンデ
ンサ及び受信したマイクロ波電磁波と整流する整流回路
を設けて、その整流電流により前記コンデンサを充電す
る電源回路を備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記商品移動情報収集装置は、少な
くとも3本のマイクロ波帯送受信アンテナと、変調部、
復調部を含むマイクロ波送受信部と、収集データを記憶
するデータベースと、ファイアウォームを含むインター
ネット回線接続回路部と、これらを制御し前記ICタグ
と前記交信を行うICタグ交信手段と、前記3本のアン
テナのそれぞれからICタグまでの計測時間から距離を
算出し、ICタグの販売店内における座標位置を求める
ICタグ座標位置計測手段と、ICタグからの応答信号
を受信したときは、それに対してそのIDコードを付し
た応答受入信号を発信する応答受入発信手段とを有する
処理制御部とを備えることを特徴とする。
【0010】また、前記マーケティング情報収集解析装
置は、ファイアウォールを含むインターネット回線接続
回路部と、Webサーバと、少なくとも各販売店毎の商
品移動情報テーブルとマーケティング情報解析結果テー
ブルからなるデータベースを管理するデータベースサー
バと、それらを制御すると共に、各販売店の前記商品移
動情報収集装置からの移動情報収集手段、その収集デー
タ解析手段、各販売店の前記商品移動情報収集装置への
解析結果配信手段により制御するマーケティング情報集
配信制御部とを少なくとも備えることを特徴とする。
【0011】また、前記マーケティング情報収集解析装
置が、前記各販売店の商品移動情報収集装置から移動情
報データは少なくとも、ICタグのIDコード、それを
付着した商品名とコード、各所定時刻毎のICタグの2
次元又は3次元店内座標データであることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づき
説明する。
【0013】図1は、本発明の動的マーケティング情報
収集解析システム100の一実施例を示す全体の構成図
である。
【0014】また、図2は、その構成の中で各販売店9
0のアンテナ交信範囲内の詳細な構成図である。
【0015】図1において、10は、各販売店90から
インターネットを介して送信された各商品の移動情報デ
ータを受信するWebサーバを備えたマーケティング情
報収集解析装置、20はインターネット通信回線、30
は各販売店90に設置された商品移動情報収集装置、3
9−1,39−2,39−3は、その装置30に接続す
るマイクロ波帯送受信アンテナであり、例えば八木アン
テナなどである。
【0016】50はマイクロ波帯においてデータ送受信
可能なICタグであり、59はそのICタグ50の送受
信アンテナモジュールである。送受信アンテナモジュー
ル59は例えばプラスチック絶縁シート上に金属膜で形
成され、シート状になってコンパクトにICタグ50に
接続している。
【0017】80はICタグ50が付着している商品を
示し、60は商品が衣料品の場合における試着室を示
し、70はその店のレジスタの位置を示す。
【0018】予め、商品棚、試着室、レジスタ等の店内
座標位置を商品移動情報装置30のデータベースに記録
しておけば、顧客が商品を携えてどのように店内を歩い
たかの情報を得ることができる。
【0019】次に、マーケティング情報収集解析装置1
0の詳細について以下に説明する。装置10はファイア
ウォールを含むインターネット回線接続回路部7と、W
ebサーバ3と、データベース4を管理するデータベー
スサーバ6と、それらを制御するマーケティング情報集
配信制御部1と、インターフェイス8aを介したプリン
タ装置8と、それらを接続するローカル・エリア・ネッ
トワーク(LAN)を備える。
【0020】ここで、データベース4は、各販売店毎の
商品移動情報テーブル4a,4a′,4a″,‥‥とそ
れらを所定時刻毎に解析したマーケティング情報解析結
果テーブル4bとから少なくともなる。
【0021】また、マーケティング情報集配信制御部1
は、各販売店の商品移動情報収集装置30のWebペー
ジの商品移動情報入力画面に入力されたデータ受信し、
それら収集データを商品移動情報テーブル4a,4
a′,4a″,‥‥に記録する移動情報収集手段1a
と、その収集データを統合して販売店全体としての各商
品に対するマーケティング情報を解析する収集データ解
析手段1bと、それらの解析結果を各販売店へインター
ネットを介して配信する解析結果配信手段1cにより少
なくとも制御される。
【0022】次に、図2により、商品移動情報収集装置
30とICタグ50の構成図の一実施例を説明する。
【0023】商品移動情報収集装置30は、前述のよう
に少なくとも3本の送受信アンテナ39−1,39−
2,39−3と、変調部、復調部を含むマイクロ波送受
信部38と、そのインターフェイス部37と、収集した
データと一時記憶しておくためハードディスクに形成し
たデータベース33と、ファイアウォールを含むインタ
ーネット回線接続回路部31と、それらを制御する処理
制御部32とからなる。
【0024】ここで処理制御部32は、ICタグ50と
の前記交信を行う交信手段32aと、3本のアンテナ3
9−1,39−2,39−3のそれぞれを介して、それ
らからある一つのICタグ50までの計測時間からその
ICタグ50までの距離を算出し、ICタグ50の店内
80における座標位置をリアルタイムで算出するICタ
グ座標位置計測手段32bと、ICタグ50からの応答
信号を受信したときは、それに対してそのICコードを
付した応答受入信号を発信する応答受入発信手段32d
とを有する。
【0025】一方、ICタグ50は、前述したようなマ
イクロ波帯域の送受信アンテナモジュール59と、送受
信電磁波と分離する方向性結合回路58と、変調回路を
含む送信回路57(搬送周波数fGHz)と、復調回
路を含む受信回路56(搬送周波数fGHz)と、I
Dコード、受信データの書込読出を行うメモリ回路52
と、ICタグの識別のためのIDコード及び受信時刻
(商品移動情報収集装置30からの捜索信号受信時刻)
で変調した装置30への応答信号を発信する応答発信手
段51aと、その応答信号を前記商品移動情報収集装置
が受信したとき、そのIDコードを付した応答受入信号
を発信するか、ICタグは応答受入信号を受信してID
コードが一致すれば、そのICタグは応答発信を中止す
る応答中止手段51bとを有し、ICタグ80を制御す
る中央制御回路部51とボタン電池などによる電池電源
回路部53とからなる。
【0026】なお、前記電池電源回路53に代えて、コ
ンデンサと受信したマイクロ波電磁波を整流する整流回
路(高周波用ダイオード)を用い、整流電流により前記
コンデンサを充電して直流電源回路としてもよい。この
場合はアンテナ交信範囲は、装置30の発信電磁波の搬
送波の出力に関係する。
【0027】次に、本発明の動的マーケティング情報収
集解析システム100の動作の流れを図3、図4に説明
する。
【0028】図3は販売店内のICタグ50と商品移動
情報解析装置30との交信の流れについて示してある。
【0029】予め、販売店90の商品80にそれぞれI
Cタグ50を付着させておく、商品移動情報収集装置3
0は少なくともアンテナ39を3本店内に配置しICタ
グ50との間で交信可能な状態としておく(S31)。
【0030】開店時刻までは、各商品は所定の商品棚の
店内座標位置にある。開店となり、顧客がその商品を持
って(商品は衣料品とする)試着室60、レジスタ70
等を移動するが、閉店となるまで装置30の3本のアン
テナ39から所定時刻毎に捜索信号を送信する(S3
2)。
【0031】一方、ICタグ50は予め、メモリ回路5
2にIDコードと商品コードを少なくとも書込んでお
き、捜索信号を受けたときは、その時刻とIDコード、
商品コードで変調して応答信号として発信する。他のI
Cタグ50もそれぞれ応答信号を発信する(S33)。
【0032】その応答信号の一つを3本のアンテナで受
信し、復調してそのICタグ50までの距離を算出し、
IDタグの座標を定めると共に、そのIDコードに応答
発信中止の信号を送る。この作業を各ICタグ毎に繰返
して全部のICタグ50から移動情報を収集する。応答
信号はなくなる(S34)。
【0033】ここで、所定時刻毎のICタグ50のID
コード、それを付着した商品名とコード、店内における
2次元又は3次元座標位置の移動情報データをデータベ
ース33に記録する(S35)。
【0034】応答信号が全部なくなってから、次の所定
時刻に装置30が捜索信号がICタグ50へ送信するよ
うに予め所定時刻の測定間隔を定めておき、開店まで以
上の移動情報データ生成作業を繰返す(S36)。
【0035】次に、図4に移り、販売店80の商品移動
情報収集装置30とマーケティング情報収集解析装置1
0との間の交信動作の流れを示す。
【0036】各販売店90の移動情報データを各販売店
の商品移動収集装置30から所定時刻毎にWebページ
入力画面に自動的に入力して中央のコンピュータシステ
ムであるマーケティング情報収集解析装置10にインタ
ーネット20を介して送信する(S41)。
【0037】中央の装置10は各販売店の装置30から
の所定時刻毎の移動情報データを収集し、所定の時間帯
における移動情報データを各販売店毎に解析して、商品
毎の販売結果、商品配置の最初の座標位置、顧客の行動
などを含めるリアルタイムの動的なマーケティング情報
を生成する(S42)。
【0038】以上の動的マーケティング情報を各販売店
へインターネット20を介して配信し、販売店全体から
見た販売結果を販売マーケティング担当者に把握させ
て、その企業全体の販売管理の改善効果を向上させる
(S43)。
【0039】
【発明の効果】本発明の動的マーケティング情報収集解
析システムは以下のような効果を奏する。
【0040】すなわち、従来では考えられなかったリア
ルタイムの動的な商品販売状況を商品の移動情報データ
を把握できるので販売が良かった理由、或は悪かった理
由が詳細に分析できる。
【0041】さらに、各販売店からもインターネットを
介して所定期間間隔毎に同一商品の移動情報データを比
較解析できるので商品の種類、その商品の店内における
陳列位置、衣類商品ならばその試着室や数、レジスタの
位置、店内の広さ、その他売上に関係する事柄を探し出
すことができる。
【0042】また、これらのマーケティング情報の解析
結果を各販売店のマーケティング担当者へ配信すること
により現在の販売方法を改善させ販売効果を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動的マーケティング情報収集解析シス
テムの一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の販売店内における商品と付着させたI
Cタグと移動情報収集装置との交信を説明する図であ
る。
【図3】本発明の動的マーケティング情報収集解析シス
テムの動作の流れを示す図である。
【図4】本発明の動的マーケティング情報収集解析シス
テムの動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 マーケティング情報集配信制御部 1a 各店からの移動情報収集手段 1b 収集データ解析手段 1c 各販売店への解析結果配信手段 3 Webサーバ 4 データベース 4a,4a′,4a″ 各販売店毎の商品移動情報テー
ブル 4b マーケティング情報解析結果テーブル 6 データベースサーバ 7 インターネット回線接続回路部(ファイアウォー
ルを含む) 8 プリンタ装置 8a インターフェイス部 9 LAN 10 マーケティング情報収集解析装置 20 インターネット、通信回線 30 商品移動情報収集装置 31 インターネット回線接続回路部(ファイアウォ
ールを含む) 32 装置30の処理制御部 32a ICタグ交信手段 32b ICタグ座標位置計測手段 32c 応答受入発信手段 32c 商品移動情報送信手段 32d 解析結果受信手段 33 データベース 37 インターフェイス部 38 マイクロ波送受信部 39−1,39−2,39−3 送受信アンテナ(八木
アンテナ等) 50 ICタグ 51 中央制御回路部 51a 応答発信手段 51b 応答中止手段 52 書込読出、メモリ回路 52a IDコードデータ 52b 受信データ 53 電源回路部 56 受信回路(fGHz) 56a インターフェイス回路 57 送信回路(fGHz) 57a インターフェイス回路 58 方向性結合回路 59,59′,59″,‥‥ 送受信アンテナモジュー
ル 60 レジスタ 70 試着室 80 各商品 90 各販売店内スペース(アンテナ交信範囲) 100 動的マーケティング情報収集解析システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売店内の各商品に付着させて使用する
    マイクロ波帯域においてデータ送受信可能なICタグ
    と、 それら各商品に付着した前記ICタグの店内における移
    動座標位置をリアルタイムで算出するため、複数のマイ
    クロ波帯送受信アンテナを店内に配備し、それらのアン
    テナを介して各ICタグに対して応答を要求する捜索信
    号を送信し、各ICタグがその信号に応答してICコー
    ドと受信時刻情報で変調された応答信号を各ICタグ毎
    及び所定時刻毎に受信する各販売店毎に設置された商品
    移動情報収集装置と、 各販売店の前記商品移動情報収集装置が収集した店内に
    おける商品移動情報データをインターネットを介して、
    販売店本社のコンピュータシステムに収集受信し、その
    データを解析してそのマーケティング情報をそれら販売
    店へ配信するマーケティング情報収集解析装置とからな
    ることを特徴とする動的マーケティング情報収集解析シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記ICタグは、プラスチック絶縁シー
    ト上に金属膜で形成されたマイクロ波帯域の送受信アン
    テナモジュールと、送受信電磁波を分離する方向性結合
    回路と変調回路を含む送信回路と、復調回路を含む受信
    回路と、IDコードデータ及び受信データを書込読出す
    るメモリ回路と、それらを制御して、前記商品移動情報
    収集装置からの捜索信号に対応して、IDコード及び受
    信時刻信号で変調した応答信号を発信する応答発信手段
    と、その応答信号を前記商品移動情報収集装置が受信し
    たとき、そのIDコードを付した応答受入信号を発信す
    るが、ICタグは応答受入信号を受信してIDコードが
    一致すればそのICタグは応答発信を中止する応答中止
    手段とを有する中央制御回路部と電池電源回路とからな
    ることを特徴とする請求項1記載の動的マーケティング
    情報収集解析システム。
  3. 【請求項3】 前記電池電源回路に代えて、コンデンサ
    及び受信したマイクロ波電磁波と整流する整流回路を設
    けて、その整流電流により前記コンデンサを充電する電
    源回路を備えたことを特徴とする請求項2記載の動的マ
    ーケティング情報収集解析システム。
  4. 【請求項4】 前記商品移動情報収集装置は、少なくと
    も3本のマイクロ波帯送受信アンテナと、変調部、復調
    部を含むマイクロ波送受信部と、収集データを記憶する
    データベースと、ファイアウォームを含むインターネッ
    ト回線接続回路部と、これらを制御し前記ICタグと前
    記交信を行うICタグ交信手段と、前記3本のアンテナ
    のそれぞれからICタグまでの計測時間から距離を算出
    し、ICタグの販売店内における座標位置を求めるIC
    タグ座標位置計測手段と、ICタグからの応答信号を受
    信したときは、それに対してそのIDコードを付した応
    答受入信号を発信する応答受入発信手段とを有する処理
    制御部とを備えることを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の動的マーケティング情報収集解析システム。
  5. 【請求項5】 前記マーケティング情報収集解析装置
    は、ファイアウォールを含むインターネット回線接続回
    路部と、Webサーバと、少なくとも各販売店毎の商品
    移動情報テーブルとマーケティング情報解析結果テーブ
    ルからなるデータベースを管理するデータベースサーバ
    と、それらを制御すると共に、各販売店の前記商品移動
    情報収集装置からの移動情報収集手段、その収集データ
    解析手段、各販売店の前記商品移動情報収集装置への解
    析結果配信手段により制御するマーケティング情報集配
    信制御部とを少なくとも備えることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の動的マーケティング情報解析シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記マーケティング情報収集解析装置
    が、前記各販売店の商品移動情報収集装置から移動情報
    データは少なくとも、ICタグのIDコード、それを付
    着した商品名とコード、各所定時刻毎のICタグの2次
    元又は3次元店内座標データであることを特徴とする請
    求項5記載の動的マーケティング情報解析システム。
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