JP2001356832A - 車両用操作装置 - Google Patents

車両用操作装置

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JP2001356832A
JP2001356832A JP2000176953A JP2000176953A JP2001356832A JP 2001356832 A JP2001356832 A JP 2001356832A JP 2000176953 A JP2000176953 A JP 2000176953A JP 2000176953 A JP2000176953 A JP 2000176953A JP 2001356832 A JP2001356832 A JP 2001356832A
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rotary knob
rotary
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rotation
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JP2000176953A
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Satoshi Ogawa
聡 小川
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリノブが切替位置の中間位置で停止し
てしまうことを極力防止するできるようにする。 【解決手段】 ロータリノブ12の回動に伴って第1の
回動体15が回動する。第1の回動体15の爪部15a
が第2の回動体16の溝部16aに引掛かった状態では
第1の回動体15の回動に伴って第2の回動体16が回
動すると共に揺動部材17が揺動する。揺動部材17は
ケーブル19を介して車両用空調装置のダンパユニット
20と接続されており、ロータリノブ12に対する回動
操作に応じて吹出モードを切替えることができる。ここ
で、第1の回動体15の爪部15aが第2の回動体16
の溝部16aに引掛かっている角度はロータリノブ12
における隣接する吹出モード位置間の角度よりも小さい
ので、ロータリノブ12が吹出モード位置間で停止して
しまう確率を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリノブの回
転位置に応じて所定の車両機器の動作を切替える車両用
操作装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、例えば車両
用空調コントロールスイッチにおいては、空調風の吹出
モードを選択するロータリノブなどの操作において、2
つの吹出モード位置の中間位置でロータリノブが停止し
てしまうという現象が生じていた。これは、ロータリノ
ブの回動を歯車により回動力を増大した状態で回動部材
に伝達し、その回動部材の位置に応じて空調風の吹出口
切替用のダンパユニットの位置を調整するように構成さ
れているため、図10に示すようにロータリノブ1が2
つの吹出モード位置の中間位置に不本意に位置してしま
うことがあるからである。このため、乗員が意図する吹
出口で無く、中途半端に空調風が吹出してしまう欠点が
ある。この場合、節度手段によりロータリノブを切替位
置に強制的に節度することも考えられるが、それでは、
大きな付勢力が必要となり、実現することは困難であ
る。
【0003】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ロータリノブの切替位置への回動操作
に応じて所定の車両用機器の動作を切替える構成におい
て、ロータリノブが切替位置の中間位置で停止してしま
うことを極力防止することができる車両用操作装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の切替位
置を有するロータリノブと、このロータリノブと一体に
回動する第1の回動体と、この第1の回動体の回動力が
増大された状態で伝達されることにより回動する第2の
回動体とを備え、前記第2の回動体の回動位置に応じて
所定の車両用機器の動作を機械的に切替える車両用操作
装置において、前記第1の回動体及び前記第2の回動体
は、前記ロータリノブが切替位置を中心とする所定の遊
び角度範囲に位置しているときは前記第1の回動体の回
動にかかわらず前記第2の回動体は停止していると共
に、前記ロータリノブが上記遊び角度範囲を脱出した有
効角度範囲に位置しているときは前記第1の回動体の回
動に応じて前記第2の回動体が回動するように構成さ
れ、前記ロータリノブが有効角度範囲だけ回動するのに
応じて所定の車両用機器の動作が切替えられるように構
成されているものである(請求項1)。
【0005】このような構成によれば、ロータリノブを
所定の切替位置から他の切替位置に回動操作すると、ロ
ータリノブが所定の切替位置から他の切替位置に切替え
られるまでの間において、ロータリノブが切替位置を中
心とする所定の遊び角度範囲に位置しているときは第1
の回動体の回動にかかわらず第2の回動体は停止してい
るので、所定の車両用機器を切替えることはできない。
【0006】そして、ロータリノブが遊び角度範囲から
脱出して有効角度範囲に位置しているときは、第1の回
動体の回動に応じて第2の回動体が回動するので、ロー
タリノブが有効角度範囲だけ回動したときは所定の車両
用機器の動作を切替えることができる。
【0007】この場合、ロータリノブの有効角度範囲は
隣接する切替位置の角度よりも小さいので、ロータリノ
ブの切替位置間での停止状態における発生確率を低減す
ることができる。
【0008】上記構成において、前記第1の回動体には
前記ロータリノブの有効角度範囲に対応した位置に爪部
が形成され、前記第2の回動体には前記爪部が引掛かる
溝部が形成され、前記ロータリノブが有効角度範囲に位
置した状態で前記第1の回動体の爪部が前記第2の回動
体の溝部に引掛かっているようにしてもよい(請求項
2)。
【0009】このような構成によれば、第1の回動体の
ロータリノブが切替位置を中心とした有効角度範囲に位
置した状態で第1の回動体の爪部が前記第2の回動体の
溝部に引掛かっている角度を小さくでき、それだけロー
タリノブが中間位置で停止してしまう確率を低減するこ
とができる。
【0010】また、前記第1の回動体及び前記第2の回
動体は休み歯車として構成され、前記ロータリノブが切
替位置を中心とした有効角度範囲に位置した状態で前記
第1の回動体の歯部が前記第2の回動体の歯部に噛合っ
ているようにしてもよい(請求項3)。
【0011】このような構成によれば、第1の回動体及
び第2の回動体は休み歯車として構成されているので、
第1の回動体から第2の回動体に大きな回転力を伝達す
ることができる。
【0012】上記構成において、前記ロータリノブを切
替位置に節度する節度手段を設けるのが望ましい(請求
項4)。
【0013】このような構成によれば、ロータリノブは
節度手段により切替位置に節度されるので、切替位置を
中心にした遊び角度範囲におけるロータリノブの遊びを
小さな節度力で防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を車両用空調装置に適用した第1の実施の形態を図1
乃至図7を参照して説明する。図2は車両用空調装置の
操作パネルを示している。この図2において、操作パネ
ル11には吹出モード切替用のロータリノブ12及びフ
ァンの送風強度切替用のロータリノブ13が設けられて
いる。
【0015】吹出モード切替用のロータリノブ12の周
囲には複数の吹出モード位置が設定されている。この吹
出モード位置としては、フェイスモード、バイレベルモ
ード、フットモード、フット/デフモード、デフモード
が設定されており、ロータリノブ12を所望の吹出モー
ド位置に切替えることにより空調風の吹出モードを任意
に選択することができる。
【0016】ここで、上記ロータリノブ12は回動操作
に応じて車両用空調装置のダンパユニットの位置を機械
的に切替えるようになっており、その構成について図1
を参照して説明する。
【0017】図1はロータリノブ12によるダンパユニ
ットの切替構成要素を示す斜視図で、操作パネル11を
省略して示している。この図1において、操作パネル1
1にはシャフト14が支持されており、そのシャフト1
4の一方の端部にロータリノブ12が取着されている。
また、シャフト14の他方の端部には第1の回動体15
が取着されており、ロータリノブ12の回動に応じて第
1の回動体15が一体で回動するようになっている。
【0018】一方、操作パネル11の背面には第1の回
動体15よりも大径な円弧状の第2の回動体16が支持
されており、その第2の回動体16の外周面に第1の回
動体15の外周面が近接している。
【0019】第2の回動体16には円弧状の揺動部材1
7が一体に設けられており、第1の回動体15ひいては
第2の回動体16の回動に伴って揺動部材17が揺動す
るようになっている。この揺動部材17にはシャフト1
8が側方に突出して固着されており、そのシャフト18
にケーブル19の一端が接続されている。このケーブル
19の他端は車両用空調装置のダンパユニット(吹出口
切替弁、車両用機器に相当)20に接続されており、揺
動部材17の揺動に伴うケーブル19の引張り量或いは
押出し量に応じてダンパユニット20の位置が機械的に
移動することにより吹出モードが切替えられるようにな
っている。尚、ケーブル19を保護するためのケーブル
カバー19aは操作パネル11の背面に固着されてい
る。
【0020】ここで、図3に示すように第1の回動体1
5の周囲には複数の爪部15aが形成されていると共
に、第2の回動体16には爪部15aの形状に対応した
溝部16aが形成されており、第1の回動体15の爪部
15aが第2の回動体16の溝部16aに引掛かること
により第1の回動体15の回動に伴って第2の回動体1
6が回動するようになっている。この場合、第2の回動
体16は第1の回動体15よりも大径に形成されている
ことから、第1の回動体15の回動力が増大された状態
で第2の回動体16に伝達されることになる。
【0021】また、第1の回動体15の爪部15aが第
2の回動体16の溝部16aに引掛かっていない状態で
は第1の回動体15の回動にかかわらず第2の回動体1
6は回動停止状態を維持する。この場合、第1の回動体
15の爪部15aが第2の回動体16の溝部16aに引
掛からない範囲は、図4に示すようにロータリノブ12
が所定の吹出モード位置を中心に所定の遊び角度範囲に
位置した状態に対応して設定されている。これにより、
ロータリノブ12が隣接する2つの吹出モード位置間で
切替えられる場合において第1の回動体15の爪部15
aが第2の回動体16の溝部16aに引掛かっている角
度範囲は、ロータリノブ12が隣接する2つの吹出モー
ド位置間で切替えられる角度範囲よりも小さくなってい
る。
【0022】尚、ロータリノブ12が2つの吹出モード
位置間で切替えられる場合において第1の回動体15の
爪部15aが第2の回動体16の溝部16aに引掛かっ
た状態で第2の回動体16の回動に伴うケーブル19の
移動量は、従来の構成における移動量と同一となるよう
に設計されている。
【0023】次に、ロータリノブ12の節度手段につい
て説明する。図4は操作パネル11の背面を示してい
る。この図4において、操作パネル11に支持されたシ
ャフト14(図4では図示せず)には円盤体21が固着
されており、この円盤体21の外周面が操作パネル11
の背面側に形成された環状の節度壁22に対向してい
る。この円盤体21にはシャフト14と直交する方向に
貫通孔23が形成されており、その貫通孔23に収納さ
れた圧縮コイルスプリング24により付勢子25が節度
壁22の内周面に付勢されている。ここで、節度壁22
の内周面には所定角度毎に谷部26が形成されており、
その谷部26に付勢子25が位置することによりロータ
リノブ12に対して各吹出モード位置で付勢力が与えら
れるようになっている。
【0024】以上のような構成の節度手段27により、
ロータリノブ12が遊び角度範囲に位置するにしても、
ロータリノブ12は吹出モード位置に節度されることに
なる。
【0025】次に上記構成の作用について説明する。乗
員が空調装置の吹出モードを切替えるためにロータリノ
ブ12を回動操作したときは、ロータリノブ12は切替
位置を中心として所定の遊び角度範囲を有していること
から(図5参照)、ロータリノブ12が遊び角度範囲に
位置している状態ではロータリノブ12に対する操作に
かかわらず第2の回動体16の停止状態が継続する。
【0026】そして、ロータリノブ12が遊び角度範囲
を脱出したところで第1の回動体15の爪部15aが第
2の回動体16の溝部16aに引掛かるので、ロータリ
ノブ12に対する回動操作により第2の回動体16ひい
ては揺動部材17が揺動するようになる。これにより、
揺動部材17に取着されたケーブル19が移動し、それ
に応じて車両用空調装置のダンパユニット20の位置が
切替えられるので、切替えられた吹出モードで送風され
るようになる。
【0027】この場合、第1の回動体15の爪部15a
が第2の回動体16の溝部16aに引掛かった状態にお
けるロータリノブ12の有効角度範囲はロータリノブ1
2に設定された隣接する2つの吹出モード位置の切替角
度よりも小さいものの、ロータリノブ12が有効角度範
囲だけ回転する間にダンパユニット20を切替えるよう
に構成されているので、第1の回動体15の回動に伴っ
て揺動部材17は一気に大きく揺動する。これにより、
ロータリノブ12に対する有効角度範囲の回動操作によ
りダンパユニット20を一気に切替えることができる。
【0028】そして、ロータリノブ12が有効角度範囲
から脱出すると、第2の回動体16の溝部16aに対す
る第1の回動体15の爪部15aの引掛かり状態が解除
されるので、ロータリノブ12に対する回動操作にもか
かわらず第2の回動体16は停止状態となる。また、節
度手段27によりロータリノブ12は切替えられた吹出
モード位置に節度される。
【0029】しかるに、所定の吹出モード位置から他の
吹出モード位置に切替えるときは、上述した場合と同様
にして、ロータリノブ12に対する有効角度範囲の回動
操作によりダンパユニット20を一気に切替えることが
できる。また、各吹出モード位置においては所定の遊び
角度範囲を有することになる(図6,図7参照)。
【0030】ところで、ロータリノブ12が隣接する2
つの吹出モード位置の間で回動される状態を考察する
と、第1の回動体15の爪部15aが第2の回動体16
の溝部16aに引掛かっている角度はロータリノブ12
において隣接する2つの吹出モード位置間の角度に比較
して小さな角度となるように構成されているので、ロー
タリノブ12が隣接する2つの吹出モード位置間で回動
される間に第1の回動体15の爪部15aが第2の回動
体16の溝部16aに引掛かっている角度は小さい。こ
の結果、ロータリノブ12が吹出モード位置の中間で停
止してしまう可能性を大きく低減することができること
が分る。
【0031】このような実施の形態によれば、ロータリ
ノブ12と一体で回動する第1の回動体15の回転力を
増大した状態で第2の回動体16に伝達すると共に、第
2の回動体16の回動に応じて車両用空調装置のダンパ
ユニット20を機械的に切替える構成において、第1の
回動体15の回動に伴って第2の回動体16を間欠的に
回動すると共に、第2の回動体16の回動に応じて車両
用空調装置のダンパユニット20の切替位置を機械的に
調整するようにしたので、第1の回動体と第2の回動体
とが常に噛合っている従来構成のものと違って、ロータ
リノブ12が隣接する2つの吹出モード位置間で切替え
られる場合において第1の回動体15の爪部15aが第
2の回動体16の溝部16aに引掛かっている角度をロ
ータリノブ12の切替角度に比較して小さくでき、それ
だけロータリノブ12が吹出モード位置の中間に停止し
てしまう可能性を低減することができる。
【0032】また、ロータリノブ12が隣接する2つの
吹出モード位置間で回動される状態では、揺動部材17
の揺動によるケーブル19の移動量は従来構成のものと
同一量に設定されているので、第1の回動体15の爪部
15aが第2の回動体16の溝部16aに引掛かってい
る角度が小さくとも、ダンパユニット20を確実に切替
えることができる。
【0033】さらに、第1の回動体15の爪15aが第
2の回動体16の溝部16aに引掛かることにより第1
の回動体15の回動に伴って第2の回動体16が回動す
るようにしたので、第1の回動体15の回動に伴って第
2の回動体16が回動する角度を最小に構成することが
できる。
【0034】加えて、節度手段27によりロータリノブ
12を各吹出モード位置に節度するようにしたので、ロ
ータリノブ12が吹出モード位置を中心とした所定の遊
び角度範囲にわたって遊びを有するにしても、ロータリ
ノブ12を所定の吹出モード位置に小さな節度力で節度
することができる。
【0035】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8及び図9を参照して説明するに、第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明を省
略し、異なる部分について説明する。この第2の実施の
形態は、第1の回動体及び第2の回動体を休み歯車とし
て構成したことを特徴とする。
【0036】即ち、ロータリノブ12によるダンパユニ
ット20の切替構成要素を示す図8において、第1の回
動体31には歯部31aが間欠的に形成されていると共
に、第2の回動体32にも歯部32aが間欠的に形成さ
れている。従って、第1の回動体31の歯部31aが第
2の回動体32の歯部32aと噛合った状態で、第1の
回動体31の回動に伴って第2の回動体32が回動する
ようになっている。
【0037】以上のような構成により、第1の実施の形
態と同様に、図9に示すようにロータリノブ12は吹出
モード位置を中心として遊び角度範囲が設けられている
と共に、遊び角度範囲間に有効角度範囲が設けられてお
り、ロータリノブ12の有効角度範囲に対する回動操作
により、ダンパユニット20を一気に切替えることがで
きる。
【0038】このような実施の形態によれば、第1の回
動体31及び第2の回動体32は休み歯車として構成さ
れているので、第1の回動体31と第2の回動体32と
が噛合っている状態では、第1の回動体31の回動に伴
って第2の回動体32が回動してダンパユニット20を
一気に切替えることができる。従って、第1の実施の形
態のものに比較して、第1の回動体31と第2の回動体
32とが噛合っている有効角度範囲が大きくなり、ロー
タリノブ12が切替位置の中間で停止してしまう確率が
大きくなるものの、ロータリノブ12に対する大きな力
をダンパユニット20に確実に伝達することができる。
【0039】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、ロータリノブに対する回動操作により車両
用空調装置以外の車両用機器の動作を機械的に切替える
ようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両用操作装置によれば、ロータリノブの回動を第1
の回動体から第2の回動体に回動力を増大して伝達する
と共に、第2の回動体の回動に応じて所定の車両用機器
の動作を機械的に切替える構成において、第1及び第2
の回動体は、ロータリノブが切替位置を中心とした所定
の遊び角度範囲を脱出した有効角度範囲に位置した状態
で第1の回動体の回動に応じて第2の回動体を間欠的に
回動するように構成され、ロータリノブが有効角度範囲
だけ回動することに応じて所定の車両用機器の動作が切
替えられるように構成されているので、ロータリノブが
切替位置の中間位置で停止してしまうことを極力防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す要部の斜視図
【図2】操作パネルの正面図
【図3】第1の回動体及び第2の回動体の背面図
【図4】円盤体を断面にして示す節度手段の背面図
【図5】デフモード位置における第1の回動体及び第2
の回動体を示す背面図
【図6】ヒートモード位置における図5相当図
【図7】ベントモード位置における図5相当図
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図1相当図
【図9】図4相当図
【図10】従来例を示すロータリノブの正面図
【符号の説明】
12,13はロータリノブ、15は第1の回動体、15
aは爪部、16は第2の回動体、16aは溝部、19は
ケーブル、20はダンパユニット、27は節度手段、3
1は第1の回動体、31aは歯部、32は第2の回動
体、32aは歯部である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 19/20 H01H 19/20 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切替位置を有するロータリノブ
    と、 このロータリノブと一体に回動する第1の回動体と、 この第1の回動体の回動力が増大された状態で伝達され
    ることにより回動する第2の回動体とを備え、 前記第2の回動体の回動位置に応じて所定の車両用機器
    の動作を機械的に切替える車両用操作装置において、 前記第1の回動体及び前記第2の回動体は、前記ロータ
    リノブが切替位置を中心とする所定の遊び角度範囲に位
    置しているときは前記第1の回動体の回動にかかわらず
    前記第2の回動体は停止していると共に、前記ロータリ
    ノブが上記遊び角度範囲を脱出した有効角度範囲に位置
    しているときは前記第1の回動体の回動に応じて前記第
    2の回動体が回動するように構成され、 前記ロータリノブが有効角度範囲だけ回動するのに応じ
    て所定の車両用機器の動作が切替えられるように構成さ
    れていることを特徴とする車両用操作装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の回動体には前記ロータリノブ
    の有効角度範囲に対応した位置に爪部が形成され、 前記第2の回動体には前記爪部が引掛かる溝部が形成さ
    れ、 前記ロータリノブが有効角度範囲に位置した状態で前記
    第1の回動体の爪部が前記第2の回動体の溝部に引掛か
    っていることを特徴とする車両用操作装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の回動体及び前記第2の回動体
    は休み歯車として構成され、 前記ロータリノブが切替位置を中心とした有効角度範囲
    に位置した状態で前記第1の回動体の歯部が前記第2の
    回動体の歯部に噛合っていることを特徴とする請求項1
    記載の車両用操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータリノブを切替位置に節度する
    節度手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の車両用操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017112090A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 株式会社デンソー 操作装置
CN114641841A (zh) * 2020-09-01 2022-06-17 苏州欧圣电气股份有限公司 风扇及其档位旋钮装置

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