JP7193714B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

送風装置に関する。
空調機の室内機は吹出口から空気を所定の空間に吹き出すものであり、一種の送風装置として捉えることができる。そして、従来の室内機として、停止時には本体の前面を覆うパネルによって吹出口を閉じ、吹出口や風向調整フラップと吹出口との隙間などが居住者の目に触れないようにして、室内の美観を損なうこと抑制したものも普及している。
例えば、特許文献1(特開2005-98683号公報)の図10に開示されている室内機では、室内機が停止している間、正面パネルは吹出口と第1吸込口とを閉じた状態となっている。そして、室内機が運転するとき、正面のパネルが鉛直姿勢のまま斜め前上方へと移動することによって、吹出口と吸込口とが開かれる。
しかしながら、特許文献1の図10の場合、運転時と停止時とで正面視の製品サイズが変化するので、据付け制約が厳しい。特に、天井に対して距離が小さい場所に据え付ける場合などに問題となる。それゆえ、運転停止時と運転時とにおける本体の正面視サイズの変化をなくした送風装置を提供する、という課題が存在する。
第1観点の送風装置は、ケーシングと、可変部材と、アクチュエータと、制御部とを備える。ケーシングは、送風機によって生じる空気が送風対象空間に吹き出されるときに通る通風口を有している。可変部材は、その形状が通風口を閉じる第1状態から通風口を開いて吹出口を形成する第2状態に変形する。アクチュエータは、可変部材を直接または間接的に変形させる。制御部は、アクチュエータを介して可変部材の状態を第1状態から第2状態に切り換える。
この送風装置では、運転停止時と運転時とにおける送風装置の正面視サイズが変化しないので、据付け制約は厳しくなく、天井に対して距離が小さい場所にも据え付けることができる。
第2観点の送風装置は、第1観点の送風装置であって、可変部材が伸縮性を有している。この送風装置では、可変部材が伸縮性を有するので、外力を加えれば吹出口が形成され、外力を除けば吹出口の無い形状に復元することができる。
第3観点の送風装置は、第1観点又は第2観点の送風装置であって、第2状態の可変部材の少なくとも一部が、第1状態の可変部材よりも湾曲している。
この送風装置では、第1状態と第2状態とにおける可変部材の曲率の差を利用して吹出口を形成することができる。
第4観点の送風装置は、第1観点から第3観点のいずれか1つの送風装置であって、第1状態の可変部材が平坦である。
この送風装置では、第1状態の可変部材が平坦であることによって、第2状態における可変部材の曲率が調整されることによって、様々な形状の吹出口が形成される。
第5観点の送風装置は、第1観点から第4観点のいずれか1つの送風装置であって、可変部材が第1状態から第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量は、20mm以上である。
第6観点の送風装置は、第1観点から第4観点のいずれか1つの送風装置であって、制御部が、可変部材が第1状態から第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量を変える。
この送風装置では、最大移動部分の移動量が大きいほど吹出口は大きく形成されるので、吹出空気は前方へ進みやすい。一方、最大移動部分の移動量が小さいほど吹出口は小さく形成されるので、吹出空気は下向きに進みやすい。この作用によって、空気の吹出方向を調整することができる。
第7観点の送風装置は、第1観点から第4観点のいずれか1つの送風装置であって、可変部材の移動が、第1方向に沿った移動、及び第1方向と異なる第2方向に沿った移動の少なくとも一つの移動を含む。
第8観点の送風装置は、第1観点から第7観点のいずれか1つの送風装置であって、吹出口が、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状である。
この送風装置では、吹出口は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状、具体的には、両端を結ぶ線を辺とする、円弧形状又は三角形状となるので、端に近いほど風速が速くなる。また、最大開口幅となる位置を左端と右端との間で移動させることによって、従来のような垂直羽根を用いた左右吹き出しとは「異なる態様の左右吹き出し」を実現することができる。
第9観点の送風装置は、第1観点から第8観点のいずれか1つの送風装置であって、吹出口の複数の位置に対応するように複数のアクチュエータをさらに備えている。制御部は、複数のアクチュエータを介して位置毎に開口幅を変える。
この送風装置では、吹出口の形状が円弧形状又は三角形状の場合、最大開口幅付近の風速が端部よりも遅くなるが、位置毎に開口幅を変えることができることによって、吹出口全域にわたって風速を等しくすることも可能となる。
第10観点の送風装置は、第1観点から第9観点のいずれか1つの送風装置であって、ケーシングが、空気を吸い込むための吸込口をさらに有している。可変部材が、第1状態において、通風口と吸込口との間をさらに塞いでいる。
第11観点の送風装置は、第1観点から第9観点のいずれか1つの送風装置であって、ケーシングが、空気を吸い込むための吸込口をさらに有している。可変部材は、第1状態において、吸込口、および通風口と吸込口との間をさらに塞ぐ。可変部材は、吸込口に向かう空気のフィルタを兼ねる。
この送風装置では、可変部材がフィルタを兼ねるので、部品点数の削減、コスト削減となる。
第12観点の送風装置は、第1観点から第6観点のいずれか1つの送風装置であって、送風機がアクチュエータを兼ねている。
本開示の一実施形態に係る送風装置であって、運転停止中の当該送風装置の外観斜視図。 本開示の一実施形態に係る送風装置であって、運転中の当該送風装置の外観斜視図。 図1Aの送風装置の断面図。 図1Bの送風装置の断面図。 可変部材の素材であるポリエステル生地の伸長前の断面を示した図。 可変部材の素材であるポリエステル生地の伸長後の断面を示した図。 アクチュエータの斜視図。 送風装置の制御ブロック図。 本開示の一実施形態に係る送風装置が搭載されている空調機の構成図。 運転中の送風装置を下方から視たときの平面図。 運転中の送風装置の側面図。 運転中の送風装置であって、可変部材の最大移動部分の移動量Lを図8Aよりも小さくしたときの当該送風装置の側面図。 第1変形例に係る送風装置であって、運転停止中の当該送風装置10の部分的な外観斜視図。 第1変形例に係る送風装置であって、運転中の当該送風装置の部分的な外観斜視図。 プッシャを45°回動させて、送風装置を下方から視たときの平面図。 プッシャを図10Aの位置からさらに45°回動させて、送風装置を下方から視たときの平面図。 プッシャを図10Bの位置からさらに45°回動させて、送風装置を下方から視たときの平面図。 第2変形例に係る送風装置であって、運転停止中の当該送風装置を下方から視たときの平面図。 第2変形例に係る送風装置であって、図11Aの状態から第2プッシャだけを時計方向(CW)に45°回動させて、当該送風装置を下方から視たときの平面図。 第2変形例に係る送風装置であって、図11Bの状態から第1プッシャだけを反時計方向(CCW)に45°回動させて、当該送風装置を下方から視たときの平面図。 第2変形例に係る送風装置であって、図11Cの状態から第2プッシャを時計方向に15°回動させ、且つ第1プッシャを反時計方向に15°回動させて、当該送風装置を下方から視たときの平面図。 第2変形例に係る送風装置であって、図11Dの状態から第2プッシャを反時計方向に60°回動させて始点に戻し、且つ第1プッシャを時計方向に15°回動させて、当該送風装置を下方から視たときの平面図。 第3変形例に係る送風装置であって、運転時の当該送風装置の外観斜視図。 第4変形例に係る送風装置であって、運転時の当該送風装置の外観斜視図。 第4変形例に係る送風装置であって、運転停止時の当該送風装置の断面図。
(1)送風装置10の構成
図1Aは、本開示の一実施形態に係る送風装置10であって、運転停止中の当該送風装置10の外観斜視図である。また、図1Bは、本開示の一実施形態に係る送風装置10であって、運転中の送風装置10の斜視図である。送風装置10は壁掛けタイプであり、図1Aおよび図1Bともに壁に掛けられたときの送風装置10の外観を表している。
図1Aおよび図1Bにおいて、送風装置10は、ケーシング20と、可変部材22とを備えている。ケーシング20は、壁掛け姿勢において壁面と平行な平面で切断したときの断面が矩形状を成す筒である。
可変部材22は、ケーシング20の前方の開口を覆う部材であり、変形自在な材料、例えば、伸縮性のあるポリエステル生地が採用される。
なお、「前方」とは、特にことわりが無い限り、壁に掛けられた送風装置10の可変部材22を正面にして、手前側を「前方」という。したがって、可変部材22は、従来の送風装置(空調機)の前面パネルに相当し、本実施形態では、この前面パネルに相当する可変部材22を伸縮性素材としている。
図2Aは、図1Aの送風装置10の断面図である。また、図2Bは、図1Bの送風装置10の断面図である。図2Aおよび図2Bにおいて、送風装置10は、利用側ファン11、利用側熱交換器14、およびアクチュエータ30をさらに備えている。利用側ファン11、利用側熱交換器14およびアクチュエータ30はケーシング20に収容されている。利用側ファン11および利用側熱交換器14はフレーム21に取り付けられている。
利用側熱交換器14は、フィンアンドチューブ型の熱交換器であって、接続配管から熱媒体(例えば、冷媒、水など)が供給され、その熱媒体が内部を流通しながら利用側熱交換器14を通過する空気との間で熱交換を行う。
利用側ファン11は遠心ファンであり、ケーシング20中央にある吸込口201から空気を吸い込んで径方向に空気を吹き出す。し、その空気は利用側熱交換器14を通過した後、通風口205に到達する。
なお、図2Aおよび図2Bでは、2つの利用側熱交換器14が利用側ファン11を挟むように上下に配置されており、上側の利用側熱交換器14を通過した空気を通風口205まで導く通風路がケーシング20の内側面に沿って形成されている。
通風口205には、アクチュエータ30が設けられている。アクチュエータ30は、可変部材22を変形させで吹出口25を形成する。
(2)各部の説明
以下、本実施形態の送風装置10を構成する各要素について説明する。なお、利用側ファン11である遠心ファン、利用側熱交換器14であるフィンアンドチューブ型熱交換器については、多くの文献が存在するので、ここでは説明を省略し、可変部材22、アクチュエータ30、制御部40について説明する。
(2-1)可変部材22
図3Aは可変部材22の素材であるポリエステル生地の伸長前の断面を示した図であり、図3Bは伸長後の断面を示した図である。図3Aにおいて、可変部材22は縮みのあるポリエステル生地で成形されているので、伸長前、具体的には、図1Aにおける可変部材22のどの部分でも、生地は縮んだ状態である。
一方、図1BのT領域のように変形している領域は張力が付与された部分であり、図3Bに示すように生地は白抜き矢印方向に伸長している。したがって、可変部材22の所定領域全体の生地が伸長することによって、生地が伸長していない領域に比べて大きな変形となって現れる。
また、ポリエステル生地はフィルタとしても利用されており、しかも、洗っても皺になりにくく、汚れたら洗うことができる。したがって、可変部材22で吸込口201を含むケーシング20の前面を可変部材22で覆うことによって、化粧パネル兼フィルタとして機能させることができる。
なお、吸込口201と通風口205との間は、フレーム21で仕切られ、且つ可変部材22が吸込口201と通風口205との間を塞いでいるので、通風口205から吸込口201への吹出空気のバイパスが発生し難い。
図1Aに示すように、可変部材22は、送風装置10の前面を覆っているので、通風口205は人目に触れない。
(2-2)アクチュエータ30
図4は、アクチュエータ30の斜視図である。図4において、アクチュエータ30は、プッシャ31と、プッシャ31を回動させるための駆動部32と、駆動部32の出力をプッシャ31に伝える連結軸33とを含んでいる。
プッシャ31は、細長い棒状のロッド311と、ロッド311の端部に形成された半円状の扁平なヘッド312とを有している。ヘッド312には、厚み方向に貫通する孔312aが形成されている。孔312aには、連結軸33が挿入されて固定される。
駆動部32は、本体321と、本体321の内部から外部へ突出する出力軸322とを有している。図示していなが、本体321の内部には、モータとそのモータの回転を減速して出力軸322に伝達する減速ギアが収容されている。
図4に示すように、プッシャ31が実線で描いた第1姿勢のとき、可変部材22は図1Aに示すように通風口205を閉じた状態(以下、第1状態という。)である。駆動部32の本体321が、出力軸322を正面に視て出力軸322を時計方向(CW)に回動させると、プッシャ31は2点鎖線で描いた第2姿勢となり、可変部材22はプッシャ31に内側から押されて、図1BのT領域のように突出し、通風口205を開けて吹出口25を形成する状態(以下、第2状態という。)となる。
(2-3)制御部40
図5は、送風装置10の制御ブロック図である。図5において、制御部40は、リモコン41とマイクロコンピュータ42とを含んでいる。リモコン41は、送風装置10を遠隔操作するための制御装置である。マイクロコンピュータ42は、リモコン41からの指令に基づき利用側ファン11およびアクチュエータ30の駆動部32を制御する。
アクチュエータ30のロッド311の移動量は、出力軸322の回動角度に依存するが、予め出力軸322の開度を複数段階に設定しておき、リモコン41を介してユーザーに選択させることも可能である。
(3)空調機100への応用
図6は、本開示の一実施形態に係る送風装置10が搭載されている空調機100の構成図である。図6において、空調機100は、利用ユニットである送風装置10と熱源ユニット3とによって構成されている。熱源ユニット3には、圧縮機16、四方切換弁17,熱源側熱交換器18、減圧機構としての膨張弁19、及び熱源側ファン12が含まれている。熱源側ファンは、熱源側熱交換器18を通過する空気を生成する。
空調機100は、圧縮機16、四方切換弁17,熱源側熱交換器18、膨張弁19、及び利用側熱交換器14が、冷媒配管によって環状に接続された冷媒回路110を構成している。
(3-1)冷房運転
冷房運転では、図6に示す四方切換弁17が実線で示す状態となり、圧縮機16、利用側ファン11、熱源側ファン12が運転状態となる。これにより、冷媒回路110では、熱源側熱交換器18が凝縮器となり、利用側熱交換器14が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。
圧縮機16で圧縮された高圧冷媒は、熱源側熱交換器18を流れ、空気と熱交換する。熱源側熱交換器18では、高圧冷媒が空気へ放熱して凝縮する。熱源側熱交換器18で凝縮した冷媒は、膨張弁19へ送られる。冷媒が膨張弁19で減圧された後、送風装置10の利用側熱交換器14を流れる。
送風装置10では、利用側ファン11によって室内空気が吸込口201から吸い込まれる。この空気は、利用側熱交換器14を通過し、内部を流れる冷媒と熱交換する。利用側熱交換器14では、冷媒が室内空気から吸熱して蒸発し、空気が冷媒によって冷却される。
利用側熱交換器14で冷却された空気は、通風口205へ導かれる。このとき、通風口205に配置さているアクチュエータ30が通風口205を塞いでいた可変部材22を前方へ押し出して吹出口25を形成している。したがって、冷却された空気は吹出口25から室内空間へ供給される。
また、利用側熱交換器14で蒸発した冷媒は、圧縮機16に吸入され再び圧縮される。なお、圧縮機16の吸込側にはアキュムレータ15が接続されており、そこで液冷媒とガス冷媒とに分離された上で、ガス冷媒だけが圧縮機16に吸入される。
なお、冷房運転時、吹出口25は、可変部材22が前方へ押し出されるだけで形成されるので、送風装置10の運転停止時と運転時とにおける本体の正面視サイズに変化はない。
(3-2)暖房運転
暖房運転では、図6に示す四方切換弁17が破線で示す状態となり、圧縮機16、利用側ファン11、熱源側ファン12が運転状態となる。これにより、冷媒回路110では、利用側熱交換器14が凝縮器となり、熱源側熱交換器18が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。
圧縮機16で圧縮された高圧冷媒は、送風装置10の利用側熱交換器14を流れる。送風装置10では、利用側ファン11によって室内空気が吸込口201から吸い込まれる。この空気は、利用側熱交換器14を通過し、内部を流れる冷媒と熱交換する。利用側熱交換器14では、冷媒が室内空気へ放熱して凝縮し、空気が冷媒によって加熱される。
利用側熱交換器14で加熱された空気は、通風口205へ導かれる。このとき、通風口205に配置さているアクチュエータ30が通風口205の前方を塞いでいた可変部材22を前方へ押し出して吹出口25を形成している。したがって、加熱された空気は吹出口25から室内空間へ供給される。
また、利用側熱交換器14で凝縮した冷媒は、膨張弁19で減圧された後、熱源側熱交換器18を流れる。熱源側熱交換器18では、冷媒が空気から吸熱して蒸発する。熱源側熱交換器18で蒸発した冷媒は、圧縮機16に吸入され再び圧縮される。
なお、暖房運転時、吹出口25は、可変部材22が前方へ押し出されるだけで形成されるので、送風装置10の運転停止時と運転時とにおける本体の正面視サイズに変化はない。
(4)アクチュエータ30による吹出口25の形成
図7は、運転中の送風装置10を下方から視たときの平面図である。図7において、アクチュエータ30のロッド311が可変部材22の下端中央を外側へ押しているので、略三角形状の吹出口25が形成される。
また、ロッド311の可変部材22と接触する部分を大径円弧にすれば、略円弧形状の吹出口25が形成される。吹出口25は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状となるので、端に近いほど風速が速くなる。
可変部材22の下端中央は、最大移動部分であり、その移動量Lは20mm以上が望ましい。制御部40は、この移動量Lを制御することによって空気の吹出方向を調整することができる。
図8Aは、運転中の送風装置10の側面図である。また、図8Bは、可変部材22の最大移動部分の移動量Lを図8Aよりも小さくしたときの当該送風装置10の側面図である。
図8Aにおいて、可変部材22の下端中央(最大移動部分)の移動量Lが大きいほど吹出口25は大きく形成されるので、吹出空気は前方へ進みやすい。一方、図8Bにおいて、最大移動部分の移動量が小さいほど吹出口25は小さく形成されるので、吹出空気は下向きに進みやすい。
(5)特徴
(5-1)
送風装置10では、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、据付け制約が厳しくなく、天井に対して距離が小さい場所にも据え付けることができる。
また、従来品のような運転停止時に吹出口を風向調整羽根で閉じる送風装置(空調機)では、吹出口と風向調整羽根の境目が空調機の前面に現れていたが、本開示の送風装置では前面が1枚の可変部材22に覆われるので、吹出口と風向調整羽根の境目が前面に現れることがなく、見栄えもよい。
さらに、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、室内の美観を損なうことが抑制される。
(5-2)
送風装置10では、可変部材22が伸縮性を有するので、外力を加えれば吹出口25が形成され、外力を除けば吹出口25の無い形状に復元することができる。
(5-3)
可変部材22は、プッシャ31に内側から押される前と後の可変部材22の曲率の差を利用して吹出口25を形成する。
(5-4)
通風口205を閉じている第1状態の可変部材22は平坦である。それゆえ、プッシャ31に内側から押された第2状態における可変部材22の曲率が調整されることによって、様々な形状の吹出口25が形成される。
言い換えると、吹出口25を介して生成される気流態様の自由度が大きくなる。それゆえ、本開示の送風装置10は、従来のような固定化された吹出口から出る空気をフラップで調整する送風装置(空調機)に比べて、吹出口25の形状に基づいた多様な気流を生成することができる。
(5-5)
可変部材22が第1状態から第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量は、20mm以上である。
(5-6)
最大移動部分の移動量が大きいほど吹出口25は大きく形成されるので、吹出空気は前方へ進みやすい。一方、最大移動部分の移動量が小さいほど吹出口25は小さく形成されるので、吹出空気は下向きに進みやすい。この作用によって、空気の吹出方向を調整することができる。
(5-7)
可変部材22の移動は、第1方向に沿った移動、及び第1方向と異なる第2方向に沿った移動の少なくとも一つの移動を含む。
(5-8)
送風装置10では、吹出口25は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状、具体的には、両端を結ぶ線を辺とする、円弧形状又は三角形状となるので、端に近いほど風速が速くなる。
(5-9)
送風装置10では、可変部材22が通風口205と吸込口201との間を塞ぐことによって、送風装置10の前面における可変部材22の占有面積が増加し、可変部材22による統一性が美感を生じさせる。
(5-10)
送風装置10では、可変部材22がフィルタを兼ねるので、部品点数の削減、コスト削減となる。
(6)変形例
(6-1)第1変形例
図9Aは、第1変形例に係る送風装置10であって、運転停止中の当該送風装置10の部分的な外観斜視図である。図9Aにおいて、アクチュエータ30は、プッシャ36と、プッシャ36を回動させるための駆動部37とを含んでいる。
プッシャ36は、細長い棒状である。駆動部37は、本体371と、本体371の内部から外部へ突出する出力軸372とを有している。図示していなが、本体371の内部には、モータとそのモータの回転を減速して出力軸372に伝達する減速ギアが収容されている。出力軸372には、軸と垂直に貫通する孔372aが形成されており、その孔372aにプッシャ36がはめ込まれている。
図9Aに示すように、送風装置10が運転を停止している間、アクチュエータ30は、プッシャ36が可変部材22の平面領域と平行となる位置(以下、この位置を始点という。)に待機させている。
図9Bは、第1変形例に係る送風装置10であって、運転中の当該送風装置10の部分的な外観斜視図である。図9Bにおいて、送風装置10が運転をしている間、アクチュエータ30は、プッシャ36を始点から90°回動させた位置に留めて、可変部材22を前方へ押し出し、吹出口25を形成する。
但し、吹出口25は、可変部材22が前方へ押し出されるだけで形成されるので、送風装置10の運転停止時と運転時とにおける本体の正面視サイズに変化はない。
なお、プッシャ36の回動角度は90°に限定されるものではなく、任意の回動角度でプッシャ36を停止させてもよい。
図10Aは、プッシャ36を45°回動させて、送風装置10を下方から視たときの平面図である。また、図10Bは、プッシャ36を図10Aの位置からさらに45°回動させて、送風装置10を下方から視たときの平面図である。そして、図10Cは、プッシャ36を図10Bの位置からさらに45°回動させて、送風装置10を下方から視たときの平面図である。
図10A、10B及び図10Cにおいて、プッシャ36は始点から反時計方向(CCW)へ180°回動することによって終点に到達し、終点から時計方向(CW)に180°回動することによって始点に到達する。この間、吹出口25の最大開口幅となる位置は右端と左端との間で移動するので、空気の吹出方向も左右に吹き分けることができる。
そして、図10A、10B及び図10Cは、その途中の3態様を表しており、プッシャ36を図10Aの位置に固定すれば右寄りの空気が吹き出され、図10Bの位置に固定すれば中央吹出が維持され、さらに、プッシャ36を図10Cの位置に固定すれば左寄りの空気が吹き出される。
これらの動作によって、[「右方下向き」、「右前方下向き」およびそれらの繰り返し]、または、[「下向き」、「前方下向き」およびそれらの繰り返し]、若しくは、[「左方下向き」、「左前方下向き」およびそれらの繰り返し]、若しくは、[「下向き」および「前方下向き」の繰り返しと左右繰り返しの結合]、のいずれかが可能となる。
上記の通り、第1変形例に係る送風装置10は、従来のような垂直羽根を用いた左右吹き出しとは異なる態様の左右吹き出しを実現することができる。
(6-2)第2変形例
上記第1変形例では、1つのアクチュエータ30で吹出口25を形成しているが、複数のアクチュエータ30を搭載して、多様な形状の吹出口25を形成してもよい。
図11Aは、第2変形例に係る送風装置10であって、運転停止中の当該送風装置10を下方から視たときの平面図である。図11Aにおいて、送風装置10は、2つのアクチュエータ30を搭載している。アクチュエータ30は、第1変形例で採用したアクチュエータと同様であるので、同一名称および符号を付して説明は省略する。
但し、送風装置10を前方から視て左側にあるアクチュエータ30を第1アクチュエータ30Aとし、各構成部品の符号末尾にもAを付す。同様に、送風装置10を前方から視て右にあるアクチュエータ30を第2アクチュエータ30Bとし、各構成部品の符号末尾にもBを付す。
図11Bは、第2変形例に係る送風装置10であって、図11Aの状態から第2プッシャ36Bだけを時計方向(CW)に45°回動させて、当該送風装置10を下方から視たときの平面図である。図11Bにおいて、形成された吹出口25の最大開口部は、可変部材22の下端中央よりも右端よりに存在する。それゆえ、吹出口25の右寄りに空気が吹き出される。
図11Cは、第2変形例に係る送風装置10であって、図11Bの状態から第1プッシャ36Aだけを反時計方向(CCW)に45°回動させて、当該送風装置10を下方から視たときの平面図である。図11Cにおいて、形成された吹出口25は左右対称の台形を成し、最大開口部は、可変部材22の下端中央部に存在する。それゆえ、吹出口25からは左右均等に空気が吹き出される。
図11Dは、第2変形例に係る送風装置10であって、図11Cの状態から第2プッシャ36Bを時計方向に15°回動させ、且つ第1プッシャ36Aを反時計方向に15°回動させて、当該送風装置10を下方から視たときの平面図である。図11Dにおいて、形成された吹出口25は左右対称の台形を成し、最大開口部は、可変部材22の下端部に存在する。但し、吹出口25の開口面積は図11Cの状態よりも大きい。それゆえ、図11Cの状態のときに比べて、空気はより前方へ吹き出される。
図11Eは、第2変形例に係る送風装置10であって、図11Dの状態から第2プッシャ36Bを反時計方向に60°回動させて始点に戻し、且つ第1プッシャ36Aを時計方向に15°回動させて、当該送風装置10を下方から視たときの平面図である。図11Eにおいて、形成された吹出口25の最大開口部は、可変部材22の下端中央より左端よりに存在する。それゆえ、吹出口25の左寄りに空気が吹き出される。
図11Cおよび図11Dの説明では、第1プッシャ36Aおよび第2プッシャ36Bの回動量を等しくしているが、それに限定されるものではなく、互いに異なる回動量として吹出口25の形状を左右非対称としてもよい。
上記の通り、複数のアクチュエータ30を備えることによって、吹出口25の位置毎に開口幅を異ならせるための調節量を1つのアクチュエータ30で実施するときよりも多様にすることができる。
また、図11Dのような吹出口25の台形形状をさらに長方形に近い形状にすることによって吹出口25全域にわたって風速を等しくすることも可能となる。
(6-3)第3変形例
上記実施形態、第1変形例および第2変形例では、吹出口25が送風装置10の下方に形成されているが、これに限定されるものではい。
図12は、第3変形例に係る送風装置10であって、運転時の当該送風装置10の外観斜視図である。図12において、送風装置10では、運転時に吹出口25は送風装置10の上方に形成される。吹出口25が形成される原理は、実施形態、第1変形例および第2変形例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
第3変形例に係る送風装置10では、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、据付け制約が厳しくなく、天井に対して距離が小さい場所にも据え付けることができる。
また、従来品のような運転停止時に吹出口を風向調整羽根で閉じる送風装置(空調機)では、吹出口と風向調整羽根の境目が空調機の前面に現れていたが、第3変形例に係る送風装置10では前面が1枚の可変部材22に覆われるので、吹出口と風向調整羽根の境目が前面に現れることがなく、見栄えもよい。
さらに、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、室内の美観を損なうことが抑制される。
さらに、運転時であっても、吹出口25が上方にあるので、吹出口25を介して送風装置10内部が人目に付くこともない。
(6-4)第4変形例
上記実施形態、第1変形例および第2変形例では、吹出口25が送風装置10の下方に形成され、第3変形例では吹出口25が送風装置10の上方に形成されているが、送風装置10の上方および下方に吹出口25が形成されてもよい。
図13Aは、第4変形例に係る送風装置10であって、運転時の当該送風装置10の外観斜視図である。図13Aにおいて、送風装置10では、運転時に吹出口25は送風装置10の上方および下方の両側に形成される。吹出口25が形成される原理は、実施形態、第1変形例および第2変形例のいずれかで採用したアクチュエータ30をケーシング20の上方にも設けることによって、実現できる。
図13Bは、第4変形例に係る送風装置10であって、運転停止時の当該送風装置10の断面図である。図13Bにおいて、実施形態との違いは、利用側ファン11を挟んで下方のアクチュエータ30および通風口205と対称となる位置にもう一組のアクチュエータ30と通風口205を配置した点である。吹出口25が形成される原理は、実施形態、第1変形例および第2変形例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
第4変形例に係る送風装置10では、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、据付け制約が厳しくなく、天井に対して距離が小さい場所にも据え付けることができる。
また、従来品のような運転停止時に吹出口を風向調整羽根で閉じる送風装置(空調機)では、吹出口と風向調整羽根の境目が空調機の前面に現れていたが、第4変形例に係る送風装置10では前面が1枚の可変部材22に覆われるので、吹出口と風向調整羽根の境目が前面に現れることがなく、見栄えもよい。
さらに、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、室内の美観を損なうことが抑制される。
(7)その他
上記実施形態、第1変形例及び第2変形例では、アクチュエータ30として機械的に可変部材22に押し付ける態様を想定しているが、これに限定されるものではく、利用側ファン11の風圧を利用して可変部材22を前方へ張り出させてもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
本開示の送風装置は、空調機のみならず、空気清浄機にも有用である。
10 送風装置
20 ケーシング
22 可変部材
30 アクチュエータ
40 制御部
201 吸込口
205 通風口
特開2005-98683号公報

Claims (12)

  1. 送風機によって生じる空気が送風対象空間に吹き出されるときに通る通風口(205)を有するケーシング(20)と、
    形状が、前記通風口(205)を閉じる第1状態から前記通風口(205)を開いて吹出口(25)を形成する第2状態に変形する可変部材(22)と、
    前記可変部材(22)を直接または間接的に変形させるアクチュエータ(30)と、
    前記アクチュエータ(30)を介して前記可変部材(22)の状態を前記第1状態から前記第2状態に切り換える制御部(40)と、
    を備え
    前記吹出口(25)の両端を結ぶ前記可変部材の一辺が前記一辺の両端を固定したまま変形することによって、前記吹出口(25)の開口幅が変化する、
    送風装置(10)。
  2. 前記可変部材(22)は、伸縮性を有する、
    請求項1に記載の送風装置(10)。
  3. 前記第2状態の前記可変部材(22)の少なくとも一部は、前記第1状態の前記可変部材(22)よりも湾曲している、
    請求項1又は請求項2に記載の送風装置(10)。
  4. 前記第1状態の前記可変部材(22)は平坦である、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  5. 前記可変部材(22)が前記第1状態から前記第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量は、20mm以上である、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  6. 前記制御部(40)は、前記可変部材(22)が前記第1状態から前記第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量を変える、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  7. 前記可変部材(22)の移動は、第1方向に沿った移動、及び前記第1方向と異なる第2方向に沿った移動の少なくとも一つの移動を含む、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  8. 前記吹出口(25)は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状である、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  9. 前記吹出口(25)の複数の位置に対応するように複数の前記アクチュエータ(30)をさらに備え、
    前記制御部(40)は、複数の前記アクチュエータ(30)を介して前記位置毎に開口幅を変える、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  10. 前記ケーシング(20)は、空気を吸い込むための吸込口(201)をさらに有し、
    前記可変部材(22)は、前記第1状態において、前記通風口(205)と前記吸込口(201)との間をさらに塞ぐ、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  11. 前記ケーシング(20)は、空気を吸い込むための吸込口(201)をさらに有し、
    前記可変部材(22)は、前記第1状態において、前記吸込口(201)、及び前記通風口(205)と前記吸込口(201)との間をさらに塞ぎ、
    前記可変部材(22)は、前記吸込口(201)に向かう空気のフィルタを兼ねる、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
  12. 前記送風機は、前記アクチュエータを兼ねている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
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