JP2020070988A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1Aは、本開示の一実施形態に係る送風装置10であって、運転停止中の当該送風装置10の外観斜視図である。また、図1Bは、本開示の一実施形態に係る送風装置10であって、運転中の送風装置10の斜視図である。送風装置10は壁掛けタイプであり、図1Aおよび図1Bともに壁に掛けられたときの送風装置10の外観を表している。
以下、本実施形態の送風装置10を構成する各要素について説明する。なお、利用側ファン11である遠心ファン、利用側熱交換器14であるフィンアンドチューブ型熱交換器については、多くの文献が存在するので、ここでは説明を省略し、可変部材22、アクチュエータ30、制御部40について説明する。
図3Aは可変部材22の素材であるポリエステル生地の伸長前の断面を示した図であり、図3Bは伸長後の断面を示した図である。図3Aにおいて、可変部材22は縮みのあるポリエステル生地で成形されているので、伸長前、具体的には、図1Aにおける可変部材22のどの部分でも、生地は縮んだ状態である。
図4は、アクチュエータ30の斜視図である。図4において、アクチュエータ30は、プッシャ31と、プッシャ31を回動させるための駆動部32と、駆動部32の出力をプッシャ31に伝える連結軸33とを含んでいる。
図5は、送風装置10の制御ブロック図である。図5において、制御部40は、リモコン41とマイクロコンピュータ42とを含んでいる。リモコン41は、送風装置10を遠隔操作するための制御装置である。マイクロコンピュータ42は、リモコン41からの指令に基づき利用側ファン11およびアクチュエータ30の駆動部32を制御する。
図6は、本開示の一実施形態に係る送風装置10が搭載されている空調機100の構成図である。図6において、空調機100は、利用ユニットである送風装置10と熱源ユニット3とによって構成されている。熱源ユニット3には、圧縮機16、四方切換弁17,熱源側熱交換器18、減圧機構としての膨張弁19、及び熱源側ファン12が含まれている。熱源側ファンは、熱源側熱交換器18を通過する空気を生成する。
冷房運転では、図6に示す四方切換弁17が実線で示す状態となり、圧縮機16、利用側ファン11、熱源側ファン12が運転状態となる。これにより、冷媒回路110では、熱源側熱交換器18が凝縮器となり、利用側熱交換器14が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。
暖房運転では、図6に示す四方切換弁17が破線で示す状態となり、圧縮機16、利用側ファン11、熱源側ファン12が運転状態となる。これにより、冷媒回路110では、利用側熱交換器14が凝縮器となり、熱源側熱交換器18が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。
図7は、運転中の送風装置10を下方から視たときの平面図である。図7において、アクチュエータ30のロッド311が可変部材22の下端中央を外側へ押しているので、略三角形状の吹出口25が形成される。
(5−1)
送風装置10では、運転停止時と運転時とにおける送風装置10の正面視サイズは変化しないので、据付け制約が厳しくなく、天井に対して距離が小さい場所にも据え付けることができる。
送風装置10では、可変部材22が伸縮性を有するので、外力を加えれば吹出口25が形成され、外力を除けば吹出口25の無い形状に復元することができる。
可変部材22は、プッシャ31に内側から押される前と後の可変部材22の曲率の差を利用して吹出口25を形成する。
通風口205を閉じている第1状態の可変部材22は平坦である。それゆえ、プッシャ31に内側から押された第2状態における可変部材22の曲率が調整されることによって、様々な形状の吹出口25が形成される。
可変部材22が第1状態から第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量は、20mm以上である。
最大移動部分の移動量が大きいほど吹出口25は大きく形成されるので、吹出空気は前方へ進みやすい。一方、最大移動部分の移動量が小さいほど吹出口25は小さく形成されるので、吹出空気は下向きに進みやすい。この作用によって、空気の吹出方向を調整することができる。
可変部材22の移動は、第1方向に沿った移動、及び第1方向と異なる第2方向に沿った移動の少なくとも一つの移動を含む。
送風装置10では、吹出口25は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状、具体的には、両端を結ぶ線を辺とする、円弧形状又は三角形状となるので、端に近いほど風速が速くなる。
送風装置10では、可変部材22が通風口205と吸込口201との間を塞ぐことによって、送風装置10の前面における可変部材22の占有面積が増加し、可変部材22による統一性が美感を生じさせる。
送風装置10では、可変部材22がフィルタを兼ねるので、部品点数の削減、コスト削減となる。
(6−1)第1変形例
図9Aは、第1変形例に係る送風装置10であって、運転停止中の当該送風装置10の部分的な外観斜視図である。図9Aにおいて、アクチュエータ30は、プッシャ36と、プッシャ36を回動させるための駆動部37とを含んでいる。
上記第1変形例では、1つのアクチュエータ30で吹出口25を形成しているが、複数のアクチュエータ30を搭載して、多様な形状の吹出口25を形成してもよい。
上記実施形態、第1変形例および第2変形例では、吹出口25が送風装置10の下方に形成されているが、これに限定されるものではい。
上記実施形態、第1変形例および第2変形例では、吹出口25が送風装置10の下方に形成され、第3変形例では吹出口25が送風装置10の上方に形成されているが、送風装置10の上方および下方に吹出口25が形成されてもよい。
上記実施形態、第1変形例及び第2変形例では、アクチュエータ30として機械的に可変部材22に押し付ける態様を想定しているが、これに限定されるものではく、利用側ファン11の風圧を利用して可変部材22を前方へ張り出させてもよい。
20 ケーシング
22 可変部材
30 アクチュエータ
40 制御部
201 吸込口
205 通風口
Claims (12)
- 送風機によって生じる空気が送風対象空間に吹き出されるときに通る通風口(205)を有するケーシング(20)と、
形状が、前記通風口(205)を閉じる第1状態から前記通風口(205)を開いて吹出口(25)を形成する第2状態に変形する可変部材(22)と、
前記可変部材(22)を直接または間接的に変形させるアクチュエータ(30)と、
前記アクチュエータ(30)を介して前記可変部材(22)の状態を前記第1状態から前記第2状態に切り換える制御部(40)と、
を備える、
送風装置(10)。 - 前記可変部材(22)は、伸縮性を有する、
請求項1に記載の送風装置(10)。 - 前記第2状態の前記可変部材(22)の少なくとも一部は、前記第1状態の前記可変部材(22)よりも湾曲している、
請求項1又は請求項2に記載の送風装置(10)。 - 前記第1状態の前記可変部材(22)は平坦である、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記可変部材(22)が前記第1状態から前記第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量は、20mm以上である、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記制御部(40)は、前記可変部材(22)が前記第1状態から前記第2状態に変形するときの最大移動部分の移動量を変える、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記可変部材(22)の移動は、第1方向に沿った移動、及び前記第1方向と異なる第2方向に沿った移動の少なくとも一つの移動を含む、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記吹出口(25)は、端に近づくほど開口幅が狭くなる形状である、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記吹出口(25)の複数の位置に対応するように複数の前記アクチュエータ(30)をさらに備え、
前記制御部(40)は、複数の前記アクチュエータ(30)を介して前記位置毎に開口幅を変える、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記ケーシング(20)は、空気を吸い込むための吸込口(201)をさらに有し、
前記可変部材(22)は、前記第1状態において、前記通風口(205)と前記吸込口(201)との間をさらに塞ぐ、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記ケーシング(20)は、空気を吸い込むための吸込口(201)をさらに有し、
前記可変部材(22)は、前記第1状態において、前記吸込口(201)、及び前記通風口(205)と前記吸込口(201)との間をさらに塞ぎ、
前記可変部材(22)は、前記吸込口(201)に向かう空気のフィルタを兼ねる、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の送風装置(10)。 - 前記送風機は、前記アクチュエータを兼ねている、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の送風装置(10)。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4350226A1 (en) * | 2022-10-07 | 2024-04-10 | LG Electronics Inc. | Air conditioner |
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2018
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