JP2001356808A - 機械部品の監視・診断・販売システム - Google Patents

機械部品の監視・診断・販売システム

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JP2001356808A
JP2001356808A JP2000180890A JP2000180890A JP2001356808A JP 2001356808 A JP2001356808 A JP 2001356808A JP 2000180890 A JP2000180890 A JP 2000180890A JP 2000180890 A JP2000180890 A JP 2000180890A JP 2001356808 A JP2001356808 A JP 2001356808A
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械部品の使用企業が、機械部品の正確な診
断結果と同時に機械部品の商品情報を入手できて、迅速
な発注,納品の確保が図れるようにする。また、機械部
品の生産販売企業には事前受注による在庫削減、適正な
生産計画による効率化が図れるようにする。 【解決手段】 顧客の機械3に組み込まれた機械部品1
にセンサ5を設け、そのセンサ情報s1を回線9で送信
する。生産販売企業では、そのセンサ情報s1を診断手
段14で診断する。その診断結果に応じて、交換用機械
部品の価格,納期情報等の商品情報を含めた診断結果情
報s5を回線9に送信する。顧客企業は、その商品情報
付きの診断結果情報s5に対して、合意情報s5を送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械,設備に組
み込まれた状態にある軸受や等速ジョイント,ボールね
じ等の機械部品の寿命状況を、遠隔地で機械部品の製造
メーカが監視して診断する監視・診断システム、およ
び、さらに診断結果に商品情報を付加して知らせる監視
・診断・販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所や製紙工場等では、多数のロール
が使用され、これらの支持にロール支持軸受が使用され
ている。この種のロール支持軸受は、比較的大型の軸受
であるため、製鉄所や製紙工場等では、設備管理として
軸受の寿命状況の診断を、振動センサ等を用いて工場独
自に監視している。監視の結果として得られた寿命状況
から、部品交換計画を立て、軸受の製造販売企業に見積
もりを依頼をし、在庫や価格、納期を確認して発注を行
っている。他の各種の製造ラインや、運送業における自
動車,鉄道の整備工場、各種プラント等でも、上記と同
様な監視,診断を行っている。また、自社で診断が行え
ない場合は、軸受製造販売企業の技術者を現場に呼ん
で、診断を行わせる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製鉄所や製紙
工場の診断機器や技術者では、正確な診断が難しいとい
う問題がある。誤診断により、異常が発生すると、工場
の突発停止による損失を招く。そのため、誤診断に備え
て交換用の軸受の在庫を余分に持つ必要がある。例え
ば、製紙工場の一連の製紙機械では、ロール本数が20
0〜300本になり、軸受は各ロールの両端に使用され
るため、軸受個数は非常に多数となる。そのため、全て
の軸受を常に正常な状態に稼働させるためには、監視,
診断を頻繁に行う必要があり、交換用の在庫も多く必要
となる。また、製鉄所や製紙工場等で専用の診断機器や
診断のための技術者を備えておくことは、機器や人員の
使用に無駄が生じやすく、不経済である。さらに、製鉄
所や製紙工場等で診断し、軸受製造販売企業の営業マン
と軸受購入の打合せを行うのでは、時間と手間がかか
り、納品も遅れることになって、より多くの交換用軸受
の在庫が必要なる。軸受の製造販売企業側においても、
変動の多い受注に備えて多数の在庫を準備する必要があ
り、また営業活動のための人員や、人員移動コストが必
要になる。
【0004】この発明の目的は、機械部品の生産販売企
業が、遠隔地で顧客企業の機械部品の寿命状況の監視,
診断を行えて、顧客企業には正確な診断、適正な在庫,
交換,予算の実現が図れ、生産販売企業が、受注予想が
行えて在庫の削減が図れる監視・診断システムおよび方
法を提供することである。この発明の他の目的は、顧客
企業が、機械部品の正確な診断結果と同時に機械部品の
商品情報を現地で入手できて、迅速な発注,納品の確保
が図れ、また機械部品の監視,診断の費用が軽減でき、
生産販売企業が、事前受注による在庫削減、適正な生産
計画による効率化が図れる監視・診断・販売システムお
よび方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施形
態に対応する図3と共に説明する。この発明の第1の機
械部品の監視・診断システムは、転動体を有する機械部
品(4)の監視・診断システムであって、顧客企業の事
業所(2)の機械(3)に組み込まれた機械部品(4)
の寿命関係要因を検出するセンサ(5)と、このセンサ
(5)で検出した情報またはこの情報を加工した情報で
あるセンサ情報(s1)を回線(9)に送信するセンサ
情報送信手段(10)と、上記機械部品(4)を生産販
売する企業の事業所(1)に設けられ上記回線(9)で
送信されたセンサ情報(s1)を受信するセンサ情報受
信手段(13)と、この手段(13)で受信したセンサ
情報(s1)から上記機械部品(4)の寿命状況を診断
する診断手段(14)と、この診断手段(14)の診断
結果情報を回線(9)に送信する診断結果情報送信手段
(16)と、上記顧客企業の事業所(2)に設けられ上
記回線(9)に送信された診断結果情報を受信する診断
結果情報受信手段(31)とを備えたものである。この
構成によると、顧客企業の機械(3)に組み込まれた機
械部品(4)の寿命関係要因がセンサ(5)で検出さ
れ、そのセンサ情報(s1)が、回線(9)を介して生
産販売企業の診断手段(14)に送られる。この明細書
で言う「寿命」とは、適正な使用による自然な寿命によ
る他に、器物衝突等の異常による寿命を含む。診断手段
(14)は、受信したセンサ情報(s1)から機械部品
(4)の寿命状況を診断する。その診断結果情報は、回
線(9)を介して顧客企業に送られる。このため、顧客
企業の機械部品(4)が、遠隔地の製造販売企業の事業
所(1)にある診断手段(14)で診断できる。製造販
売企業は、その機械部品(4)の専門メーカであり、取
扱量も多いため、診断機器に高精度のものを用いても無
駄がなく、情報量も豊富で、正確な診断が行える。この
ため、機械部品(4)の使用企業には正確な診断、適正
な在庫,交換,予算の実現が図れる。また、機械部品
(4)の生産販売企業は、受注予想が行えて在庫の削減
が図れる。
【0006】この発明の第2の機械部品の監視・診断シ
ステムは、転動体を有する機械部品の監視・診断システ
ムであって、上記機械部品(4)を生産販売する企業の
事業所(1)に、遠隔地にある顧客企業の機械(3)に
組み込まれた機械部品(4)の寿命関係要因を検出する
センサ(5)の検出情報を、回線(9)を介して受信す
るセンサ情報受信手段(13)と、この手段(13)で
受信したセンサ情報(s1)から上記機械部品の寿命状
況を診断する診断手段(14)と、この診断手段(1
4)の診断結果情報を回線に送信する診断結果情報送信
手段(16)とを設けたものである。
【0007】上記センサ情報送信手段(10)は、複数
の機械部品(4)に対して設けられた各センサ(5)の
検出情報を収集する情報収集部(11)と、この情報収
集部(11)で収集した情報を上記センサ情報(s1)
として回線(9)に送信する情報送信部(12)とを有
するものであっても良い。このようにセンサ情報送信手
段(10)に情報収集部(11)を設けることにより、
多数の機械部品(4)に対して設けられるセンサ(5)
の情報を、効率的に送信することができる。
【0008】上記診断手段(14)は、診断結果情報と
して、機械部品(4)が正常に使用可能か否かの判定結
果と、使用可能である場合の使用可能期間の判定結果と
を含むものであることが好ましい。使用可能期間の判定
結果を得ることにより、機械部品(4)の使用企業側で
はより一層適正な在庫、適正な交換、予算が実現でき
る。また、生産販売企業側では、需要の予測が行える。
使用可能期間は、各種の形態で表現でき、使用可能な運
転時間で表現されていても、使用状況を考慮した交換時
期で表現しても良い。
【0009】上記センサ(5)は、振動波形、温度、お
よび画像の少なくとも一種を検出するものであることが
好ましい。上記センサ(5)が振動波形を測定するもの
である場合、センサ情報から、波形分析や周波数分析等
で寿命を診断できる。温度情報は、機械部品(4)が正
常である場合、限られた温度範囲があるため、これと比
較して寿命の診断が行える。画像情報は、機械部品
(4)の外見的に現れる損傷や変色,劣化の情報を与え
る。
【0010】上記診断手段は、機械部品(4)の機種別
仕様および診断事例の登録されたデータベース(19)
を診断に利用するものであっても良い。このように、機
種別仕様の登録されたデータベース(19)を診断に利
用することにより、多品種の機械部品(4)の診断が行
える。また、診断事例の登録されたデータベース(1
9)を利用することにより、診断の精度、信頼性の向上
が図れる。機械部品(4)の寿命診断は、理論的な判断
だけでは正確に行うことが難しく、同様なセンサ情報の
診断事例がある場合、これを利用することで、診断精度
が向上する。このデータベース(19)は、例えば、上
記診断手段(14)で診断した結果のうち、所定の診断
結果や、人の入力で指定された診断結果を登録するもの
としても良く、さらに診断結果と実際の結果との違いが
判明したときに、その違いを登録するものとしても良
い。
【0011】上記診断手段(14)は、機械部品(4)
の使用環境を登録したデータベース(20)を診断に利
用するものであっても良い。データベース(20)に登
録された機械部品(4)の使用環境を診断に加味するこ
とで、より一層の診断の精度、信頼性の向上が図れる。
また、使用環境を診断に加味することにより、診断結果
として使用可能期間を示す場合に、残り何ヵ月、あるい
は何年何月何日頃に寿命に達する等の情報を示すことが
できる。
【0012】上記診断手段(14)は、センサ情報(s
1)が入力されることで、少なくとも機械部品(4)が
正常に使用可能か否かの判定を自動的に行う判定器(2
1)と、この判定器(21)による判定結果に対して、
人による診断結果を付加し、または人による診断結果で
修正することが可能な人為診断部(22)を有するもの
であっても良い。機械部品(4)の寿命の診断を全て機
械で正確に行おうとすると、多大な情報が必要であった
り、また特殊な場合に判断不能になる場合がある。人の
目や耳による診断は、軸受等の機械部品(4)の診断と
して有効であり、判定器(21)による診断結果に人に
よる診断結果を加え、あるいは人による診断結果で修正
することにより、診断の精度を上げることができる。
【0013】上記センサ情報送信手段(10)およびセ
ンサ情報受信手段(13)は、いずれも上記回線(9)
による双方向通信が可能なものであり、上記センサ情報
送信手段(10)は、センサ情報受信手段(13)の要
求信号に呼応してセンサ情報(s1)を送信するものと
しても良い。このように、要求信号に呼応してセンサ情
報(s1)を送信するものとした場合、情報入手時刻の
管理を、診断手段(14)側のセンサ情報受信手段(1
3)で行える。そのため、顧客企業側の管理の手間をで
きるだけ軽減することができ、また複数の顧客企業のセ
ンサ情報(s1)を同じ診断手段(14)で診断する場
合に、トラフィックの集中を避けて効率的に診断手段が
使用できる。
【0014】上記センサ情報送信手段(10)は、セン
サ情報(s1)を定期的に送信し、かつ所定の異常信号
受信時にも送信するものとしても良い。このように、定
期的にセンサ情報(s1)を送信することにより、常に
適切な寿命監視が行える。また、異常信号受信時にもセ
ンサ情報(s1)を送信することにより、機械動作の不
良等で機械部品の損傷が予測されるような場合に、迅速
に診断が行える。上記異常信号は、例えば、機械部品
(4)を使用した機械の制御装置における緊急停止信号
等が利用できる。
【0015】上記顧客企業の事業所(2)の機械(3)
は、複数の軸(6)を有する機械であり、上記センサ
(5)により検出する機械部品(4)は、上記各軸
(6)を支持する軸受であり、上記センサ情報送信手段
(10)は、これら複数の軸受のセンサ情報(s1)を
回線(9)に送信するものであっても良い。このような
複数の軸(6)を有する機械(3)における各軸(6)
の軸受を寿命監視する場合、監視対象の機械部品(4)
の個数が多いため、センサ情報(s1)の送信や診断が
効率的に行え、情報送信や診断のコストが低減される。
また、軸受の場合、振動波形や温度情報から診断が行
え、遠隔地での診断に適する。
【0016】この発明の機械部品の監視・診断・販売シ
ステムは、この発明の上記いずれかの構成の機械部品の
監視・診断システムを備えたものであって、次の事項を
備えるものである。すなわち、上記診断手段(14)の
診断結果情報に応じて診断対象の機械部品(4)に関す
る商品情報を生成し、かつこの商品情報を上記診断結果
情報に付加する商品情報付加手段(15)を設ける。上
記診断結果情報送信手段(16)は、商品情報の付加さ
れた診断結果情報である商品情報付加・診断結果情報
(s5)を送信するものとする。この構成の場合、顧客
企業が、機械部品(4)の正確な診断結果と同時に機械
部品(4)の商品情報を現地で入手できて、迅速な発
注,納品の確保が図れ、また機械部品(4)の監視,診
断の費用が軽減できる。機械部品(4)の生産販売企業
は、事前受注による在庫削減、適正な生産計画による効
率化が図れる。さらに、商談のための人員の移動時間が
不要となる。
【0017】上記商品情報付加手段(15)は、付加す
る商品情報として、価格情報および納期情報を含むもの
とすることが好ましい。寿命診断結果と同時に価格情報
および納期情報を知ることで、機械部品(4)の使用企
業は、一度の処理で機械部品(4)の交換の予算ないし
予算案が立てられる。
【0018】上記診断結果情報送信手段(16)と上記
顧客企業の診断結果情報受信手段(31)とは、上記回
線(9)による双方向通信が可能なものであり、上記診
断結果情報送信手段(16)は、送信する商品情報付加
・診断結果情報に機械部品(4)の発注意思の伺い情報
を含むものであり、上記診断結果情報受信手段(31)
は、受信した商品情報付加・診断結果情報における上記
見積もり情報に対して合意情報を送信する発注処理機能
を有するものとしても良い。このように、診断結果情報
に、商品情報だけでなく、発注意思の伺い情報を含む見
積もり情報を含ませることで、見積もり情報に対する合
意情報だけで発注が行える。そのため、発注処理が簡単
である。
【0019】上記診断結果情報受信手段(31)は、受
信した複数の商品情報付加・診断結果情報に対して、ま
とめて合意情報を送信するものとしても良い。なお、診
断結果情報送信手段(16)も、複数の機械部品(4)
に関する商品情報付加・診断結果情報をまとめて送信す
るものとしても良い。このように合意情報や商品情報付
加・診断結果情報をまとめて送信することにより、発注
や受注処理の効率化が図れる。
【0020】この発明の監視・診断・販売システムにお
いて、上記診断結果情報送信手段(16)で受信した合
意情報(s6)の発注内容に応じて、機械部品(4)の
納品の手配情報を生成する受注処理手段(24)を設け
ても良い。このように、合意情報(s6)の発注内容に
応じて、機械部品(4)の納品の手配情報を生成する手
段を設けることににより、発注処理が簡単に行える。
【0021】また、この発明の監視・診断・販売システ
ムにおいて、上記診断結果情報送信手段(16)で受信
した合意情報の発注内容に応じて、電子情報によって決
裁を行う電子決裁手段(27)を設けても良い。このよ
うに、合意情報の発注内容に応じて、電子情報によって
決裁を行う電子決裁手段(27)を設けることにより、
販売に伴う全体的な処理のより一層の効率化が得られ
る。
【0022】さらに、この発明の監視・診断・販売シス
テムにおいて、上記機械部品(4)の生産計画に、前記
診断手段(14)の診断結果を利用する診断結果利用生
産計画支援手段(28)を設けてもよい。このように、
機械部品の生産計画に診断手段の診断結果を利用する支
援手段(28)を設けることで、効率的な生産計画が実
現できる。
【0023】この発明の機械部品の監視・診断方法は、
転動体を有する機械部品(4)について、コンピュータ
ネットワークを用いて監視・診断を行う方法であって、
上記機械部品(4)を生産販売する企業の事業所(1)
において、遠隔地にある顧客企業の機械(3)に組み込
まれた機械部品(4)の寿命関係要因を検出するセンサ
(5)の検出情報(s1)を、回線(9)を介して受信
する処理と、この受信したセンサ情報(s1)から上記
機械部品(4)の寿命状況を、判定器(21)を用いて
診断する処理と、この診断により得られた診断結果情報
を回線(9)で上記顧客企業に送信する処理とを行う方
法である。この発明の機械部品の機械部品の監視・診断
・販売方法は、上記機械部品の監視・診断方法におい
て、診断により得られた診断結果情報に応じて、診断
対象の機械部品(4)に関する商品情報を生成し、その
生成した商品情報を上記診断結果情報と共に回線(9)
で上記顧客企業に送信する処理を行う方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図面と共
に説明する。図1〜図3は、この機械部品の監視・診断
・販売システムを示す。このうち、図1は大概念を示
し、図2は事業部門間の情報流れを主に示す中概念の説
明図である。図3はこの発明のより詳しい概念構成を示
すブロック図である。図3に示すように、この監視・診
断・販売システムは、機械部品の生産販売企業の事業所
1において、その顧客企業の事業所2にある機械3の機
械部品4について、監視・診断を行い、診断結果情報に
商品情報を付けて顧客企業の事業所2に送るシステムで
ある。監視,診断の対象となる各機械部品4に対して
は、センサ5を設ける。
【0025】監視,診断対象となる機械部品4は、転動
体を有するものであり、転がり軸受や、等速ジョイン
ト、ボールねじ等である。機械3は、上記機械部品4を
用いたもの、特に複数の機械部品4を用いたものであ
り、例えば鉄鋼設備や製紙機械、その他に航空機,鉄
道,自動車や、その生産ライン、整備ラインであっても
良く、また発電プラント等の各種プラントであっても良
い。ここで言う機械3は、単独の機械であっても、複数
の機械が集まった生産,整備設備の全体であって良い。
機械3がロール軸等の複数の軸5を用いたものであっ
て、機械部品4が各軸6を支持する軸受であってもよ
い。
【0026】具体例を挙げると、機械3が製紙機械であ
る場合、図9に示すように各工程の機械に多数のロール
7が用いられており、これらのロール7のロール軸6
(図10)の両端を支持する軸受である機械部品4が、
監視,診断対象となる。この機械部品4は、内外輪4
a,4bの間に転動体4cを有する軸受である。センサ
5は、図10の例では、軸受からなる機械部品4を設置
したハウジング8に設置されている。図11は監視対象
となる機械部品が等速ジョイントである例を示す。この
機械部品である等速ジョイント4Aは、4Bは、軸6A
の両端に設けられており、いずれも内輪4Aa,4Ba
と、外輪4Ab,4Abと、その間に介在した転動体4
Ac,4Bcとを備える。センサ5は、外輪4Ab,4
Abに対して配置されている。図12は監視対象となる
機械部品がボールねじである場合を示す。この機械部品
であるボールねじ4Cは、ねじ軸4Caとナット4Cb
との間にボールからなる転動体4Ccを介在させたもの
であり、ナット4Cbに転動体4Ccの循環路4Cdが
設けてある。循環路4Cdは、例えばリターンチューブ
からなる。センサ5は、ナット4Cbに対して配置され
ている。
【0027】センサ5は、機械部品4の寿命関係要因を
検出するセンサであり、例えば、振動センサ、温度セン
サ等である。センサ5は、この他に、機械部品4を撮像
する撮像素子であっても良く、また回転センサ、速度セ
ンサ、予圧検出センサ等であっても良い。
【0028】顧客企業の事業所2には、センサ5で検出
した情報(生データ)またはこの情報を加工した情報で
あるセンサ情報s1を回線9に送信するセンサ情報送信
手段10が設けられてる。回線9は、電話回線網等の公
衆回線であっても、専用回線であっても良い。センサ情
報送信手段10は、複数の機械部品4に対して設けられ
た各センサ5の検出情報を収集する情報収集部11と、
この情報収集部11で収集した情報を上記センサ情報s
1として回線9に送信する情報送信部12とを有する。
センサ情報送信手段10は、センサ5の検出情報を回線
9に送れる手段であれば良く、所定の機能に限定された
電子機器であっても、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータやその他の汎用の情報処理機器であっても良
い。また、センサ情報送信手段10は、単独の機器に限
らず、複数の機器が接続されたものであっても良い。セ
ンサ情報送信手段10が情報収集部11と情報送信部1
2とを有するものである場合、例えば情報収集部11に
電子機器であるデータ収集器を用い、情報送信部12に
別の電子機器であるコントローラを用いても良い。セン
サ情報送信手段10は、センサ5から得たセンサ情報s
1を記憶する記憶手段を有するものとすることが好まし
い。この記憶手段は、情報収集部11と情報送信部12
のいずれに設けても良く、またこれらと別個に設けても
良い。センサ5からセンサ情報送信手段10に送る情
報、およびセンサ情報送信手段10から回線9に送信す
るセンサ情報s1は、定められた規格、例えば生産販売
企業1で定めた規格に沿った形式とすることが好まし
い。
【0029】生産販売企業の事業所1には、回線9に送
信されたセンサ情報s1を受信するセンサ情報受信手段
13と、この手段13で受信したセンサ情報s1から機
械部品4の寿命状況を診断する診断手段14とを設け
る。また、その診断結果情報s2に応じて商品情報を診
断結果情報s2に付加する商品情報付加手段15と、そ
の商品情報の付加された診断結果情報s5を回線9に送
信する診断結果情報送信手段16を設ける。生産販売企
業の事業所1は、まとめて一つの事業所と称している
が、複数の事業所の集まりであっても良い。ここでは、
技術・研究部門の事業所1Aと、営業・生産部門の事業
所1Bに分けて説明する。なお、営業・生産部門の事業
所1Bは、具体的には、営業部門の事業所と生産部門の
事業所である工場とに分かれており、また営業部門の事
業所は複数設けられる。センサ情報受信手段13および
診断手段14は、生産販売企業の事業所1における技術
・研究部門の事業所1Aに設けられ、商品情報付加手段
15と診断結果情報送信手段16は営業・生産部門の事
業所1Bに設けられる。営業・生産部門の事業所1Bに
は、さらに受注処理手段25、決裁手段27、および診
断結果利用生産計画支援手段28が設けられる。
【0030】センサ情報受信手段13は、顧客企業の事
業所2におけるセンサ情報送信手段10から、回線9を
介してセンサ情報s1を受信できる手段であり、回線9
から受信される情報を、どの顧客企業の事業所2から送
信された情報であるかを区別して受信できる手段であ
る。つまり、センサ情報受信手段13は、情報管理イン
ターフェースとして機能する。センサ情報受信手段13
は、コンピュータ等の通信機能を備えた汎用の情報処理
機器であっても、また専用の電子機器であっても良い。
また、センサ情報受信手段13は、受信したセンサ情報
s1を記憶するセンサ情報記憶手段(図示せず)を有す
るものが好ましい。
【0031】センサ情報送信手段10とセンサ情報受信
手段13との情報送受は、各種の形態が採用できる。例
えば図6(A)〜(C)にそれぞれ示す形態が採用でき
る。同図(A)の例は、センサ情報s1を常時送信する
形態である。常時送信は、1日24時間の全ての時間中
に送信する形態であっても、顧客企業の事業所2または
生産販売企業の事業所1の稼働時間中のみ常時送信する
形態であっても良い。常時送信の場合、常にリアルタイ
ムで診断手段14による診断が可能である。同図(B)
は定期送信する形態を示す。この場合、センサ情報送信
手段10に設けられた送信時設定手段17で設定された
時刻にセンサ情報s1を送信する。定期送信の間隔は、
例えば、1日の所定時に1回というように、時刻や機械
稼働時期に合わせて設定しても、また1時間置き等のよ
うに送信間隔時間を定めておいても良い。定期送信の場
合、設定された送信時の他に、所定の機械異常時にもセ
ンサ情報s1を送信するようにすることが好ましい。所
定の機械異常時は、例えば、機械部品4の用いられた機
械3が緊急停止したような場合であり、機械3の制御機
器の発生する異常信号により機械異常時がセンサ情報送
信手段10で認識できる。同図(C)は、送信要求に応
答してセンサ情報s1を送信する形態を示す。センサ情
報送信手段10およびセンサ情報受信手段13は、双方
向通信が可能なものとする。この例では、センサ情報受
信手段13から送信要求を送って回線9を接続状態と
し、センサ情報送信手段10からセンサ情報s1を送信
させる。この場合、センサ情報送信手段10には、セン
サ5から得られる情報を圧縮データに加工する圧縮デー
タ生成手段18を設け、圧縮データとしてセンサ情報s
1を送信する。
【0032】図3において、診断手段14は、センサ情
報受信手段13で受信したセンサ情報s1から機械部品
4の寿命状況を診断する手段である。診断手段14は、
診断結果情報として、機械部品4が正常に使用可能か否
かの判定結果と、使用可能である場合の使用可能期間の
判定結果とを含むものであることが好ましい。診断手段
14は、データベース19に登録された機械部品4の機
種別仕様の情報を診断に利用するものとしてある。診断
手段14は、さらにデータベース19に登録された診断
事例の情報を診断に利用するものとしてある。データベ
ース19において、診断事例は機械部品4の機種別に登
録されている。機種別の機械部品の仕様情報と診断事例
とは、同じデータベース19に登録するものとして図示
してあるが、別個に設けたデータベースに登録しても良
い。診断手段14は、さらにデータベース20に登録さ
れた機械部品4の使用環境情報を診断に用いるものとし
ても、顧客情報を診断に用いるものとしても良い。使用
環境情報は、例えば機械部品4がどのような回転速度,
負荷,使用頻度等の運転条件で用いられるか、またどの
ような塵埃等の周辺環境で用いられか等の情報である。
顧客情報は、顧客企業に特有の情報であり、例えば診断
に際する基準値の要望等がある場合に、その要望の情報
である。
【0033】診断手段14は、センサ情報s1が入力さ
れることで、少なくとも機械部品4が正常に使用可能か
否かの判定を自動的に行う判定器21と、この判定器2
1による判定結果に対して、人による診断結果を付加
し、または人による診断結果で修正を行う人為診断部2
2とを備えている。判定器21は、正常に使用可能か否
かの判定結果に加えて、使用可能である場合の使用可能
期間の判定結果を出力するものであることが好ましい。
判定器21は、判定専用の電子機器であっても良く、ま
た汎用のコンピュータであっても良い。人為診断部22
は、人為診断が可能なように、センサ情報s1に応じた
振動波形等の情報を、人の目や耳で認識可能なように表
示する手段と、人が診断結果の追加または修正の入力を
施すことを可能とした手段であり、コンピュータ等で構
成される。追加の診断結果は、例えば、判定器21では
判定結果として現れないが、作業者によっては診断でき
る内容であり、コメント等として診断結果に追加しても
良い。
【0034】判定器21は、例えばセンサ情報s1が振
動情報である場合、波形分析器や周波数分析器が用いら
れる。センサ情報s1が温度情報である場合、設定値と
比較する手段等とされる。判定器21は、振動情報と温
度情報等の複数種類のセンサ情報s1の分析した結果を
総合的に判定する手段としても良い。判定器21で用い
る判定基準には、判定器21に設定された基準値であっ
ても良く、またデータベース19に登録された判定基準
であっても良い。
【0035】図13は、判定器21による波形分析例の
説明図である。同図(A)に示す欠陥信号を含むセンサ
情報s1は、同図(B)に示す主信号と、同図(C)に
示す欠陥信号とに分けられる。この欠陥信号から、寿命
判定が行われる。
【0036】診断手段14によって、現在、どの機械部
品4の診断を行っているかは、例えば次のいずれかの方
法が採用できる。 ・センサ情報s1に付随して送信される機械部品4の機
種情報を用いる。この場合に、どの顧客企業の事業所2
のどの機械3のどの位置の機械部品4であるかを識別す
る情報を付加しておくことで、診断手段14によって、
個々の機械部品4の認識が行える。 ・診断手段14またはセンサ情報受信手段13に、いま
から診断し、または今から受信するセンサ情報s1がど
の機種であるかの管理機能を与えておき、診断手段14
に入力されるセンサ情報s1を選択する。この場合に、
診断手段14またはセンサ情報受信手段13に設ける管
理機能は、どの顧客企業の事業所2のどの機械3のどの
位置の機械部品4であるかまでを管理するものとしても
良い。
【0037】商品情報付加手段15は、診断手段14の
診断結果情報に応じて診断対象の機械部品4に関する商
品情報を生成し、かつこの商品情報を診断結果情報に付
加する手段である。付加する商品情報は価格情報および
納期情報を含むものとする。商品情報付加手段15は、
データベース23に登録された機種別の在庫情報(在庫
の個数、在庫場所を含む)、価格情報、および納期情報
が登録されたものである。データベース23は、生産計
画情報を含むものであることが好ましく、商品情報付加
手段15は、在庫がない場合は、生産計画情報に含まれ
る納期情報から、商品情報として付加する納期情報を設
定する。商品情報付加手段15は、付加する商品情報
を、発注意思の伺い情報を含む見積もり情報としても良
い。なお、機械部品4が交換でなくて補修で済むような
場合に、補修で済むという診断結果情報が診断手段14
から商品情報付加手段15に与えられたときは、商品情
報付加手段15は、データベース23に登録された補修
情報を商品情報として付加する。
【0038】商品情報付加手段15で生成された商品情
報付加の診断結果情報は、診断結果情報送信手段16か
ら回線9に送られる。営業・生産部門の事業所1Bに設
けられた診断結果情報送信手段16は、商品情報の付加
された診断結果情報を送信するものであるが、これとは
別に、技術・研究部門の事業所1Aに診断結果情報送信
手段(図示せず)を設けておき、診断手段14の診断結
果情報を、そのまま回線9で顧客企業に送信するように
しても良い。
【0039】顧客企業の事業所2には、施設管理部30
等に診断結果情報受信手段31が設けられ、生産販売企
業の診断結果情報送信手段24から回線9に送られた商
品情報付加・診断結果情報を受信する。この診断結果情
報受信手段31は、発注処理部32を有していて、受信
した診断結果情報s5の商品情報に含まれる見積もり情
報に対して、合意情報s6を回線9に出力可能とされ
る。合意情報s6は、受注処理手段24で受信される。
受注処理手段24は、合意情報s6の発注内容に応じ
て、商品保管部25に納品の手配情報を送信する。商品
保管部25は、工場や、流通経路の倉庫、代理店の倉庫
等である。商品保管部25は、受信した手配情報に応じ
て、商品である機械部品4を顧客企業の事業所2にトラ
ック等で納品する。納品の後、顧客企業と生産販売企業
の決裁手段27の間で決裁が行われる。この決裁は、電
子情報による決裁であっても良い。また、銀行等の外部
決裁機関29を介して決裁を行っても良い。
【0040】診断結果利用生産計画支援手段28は、生
産部門(生産管理部門)に設けられて、診断手段14の
診断結果情報を統計的に加工した機種別の需要予測情報
を生成する手段である。
【0041】図4は、顧客企業の事業所2が複数ある場
合の生産販売企業の事業所1との関係を示す。顧客企業
の事業所2と生産販売企業の事業所1とは、一般的には
同図のように多対1とされ、または多対多となる。
【0042】図5は、この機械部品の機械部品の監視・
診断システムのハードウェア構成例を示す。生産販売企
業の技術・研究部門の事業所1Aは、判定器21と、複
数のコンピュータ52,53と、データベース19,2
0とがローカルエリアネットワークを構成しており、回
線9に対して、ターミナルアダプタ33,ルータ34お
よびハブ35を介して接続され、ウェブサーバ36で管
理される。データベース19,20は、コンピュータ3
7と大容量記憶手段38とで構成される。上記ルータ3
4,ハブ35,ウェブサーバ36等で図3のセンサ情報
受信手段13が構成される。また、診断手段14は、コ
ンピュータ52等で構成される。生産販売企業の営業・
生産部門の事業所1Bにおける主となる営業部門は、複
数のコンピュータ39,40とデータベース23等でロ
ーカルエリアネットワークを構成し、回線9に対して、
ターミナルアダプタ41,ルータ42およびハブ43を
介して接続され、ウェブサーバ44で管理される。上記
コンピュータ39,40で、図3の商品情報付加手段1
5、診断結果情報送信手段16、受注処理手段24、お
よび決裁手段27が構成される。
【0043】顧客企業の事業所2の一つは、複数のコン
ピュータ46とセンサ情報送信手段10となるコントロ
ーラ等でローカルエリアネットワークを構成し、回線9
に対して、ターミナルアダプタ47,ルータ48および
ハブ49を介して接続され、ウェブサーバ50で管理さ
れる。コンピュータ46で診断結果情報受信手段31が
構成される。顧客企業の事業所2の他の一つは、センサ
情報送信手段10となるコントローラが直接に回線9に
接続され、また回線9に直接に接続されたコンピュータ
51で診断結果情報受信手段31が構成される。
【0044】この実施形態における処理の流れを、図
3,図7と共に説明する。顧客企業の機械部品4を監視
するセンサ5の検出情報は、センサ情報送信手段10に
よって、センサ情報s1として回線9に送信される(図
7(A))。このセンサ情報s1には、部品機種および
部品使用箇所等の部品特定データが含まれている。この
センサ情報s1は、生産販売企業1のセンサ情報受信手
段13で受信されて、診断手段14で診断される。診断
には、データベース19,29の登録情報が利用され
る。その診断結果情報s2(図7(B)は、部品特定情
報と共に、使用可または使用不可の区別と共に、使用可
である場合の使用可能期間とが含まれ、必要な場合に
は、人為診断情報が付加される。この診断結果情報s2
に対して、商品情報付加手段15によって、データベー
ス23を参照して、商品情報s3が付加され、かつ発注
伺い情報s4が付加される。商品情報s3は、価格情報
および納期情報を含む。発注伺い情報s4は、発注か保
留かの意思確認の入力を促す情報と、希望納期を伺う情
報とを含む。この診断結果情報s2,商品情報s3,お
よび発注伺い情報s4が付加された情報である商品情報
付加・診断結果情報s5は、診断結果情報送信手段16
で回線9に送信される。
【0045】顧客企業では、診断結果情報受信手段31
で商品情報付加・診断結果情報s5を受信し、この情報
s5を検討して、発注処理部32で合意情報s6を回線
6に送信する。合意情報s6は、発注情報であり、発注
の意思を伝える情報と、希望納期の情報とを含む。この
合意情報s6は、受注処理手段24で受信されて受注処
理され、上記のように納品および決裁が行われる。
【0046】上記の説明は、機械部品4の1個について
の商品情報付加・診断結果情報s5として説明したが、
一般には商品情報付加・診断結果情報s5は、図8に例
示するように、複数の機械部品についてのテーブルまた
はリストからなる商品情報付加・診断結果情報群とし
て、診断結果情報送信手段16から送信される。また、
合意情報s6は、1群の商品情報付加・診断結果情報群
に対して、発注意思情報および希望納期情報を付加して
返信するようにしても良く、また複数の商品情報付加・
診断結果情報群に対して、顧客企業で編集し直して返信
しても良い。さらに、この発明において、常時は診断結
果情報送信手段は商品情報を付加せずに診断結果情報を
回線に送信し、商品情報を含む見積もり情報を、何日分
か纏めて送信するものとしても良い。
【0047】この発明の機械部品の監視・診断システム
によると、このように顧客企業が、機械部品4の正確な
診断結果と同時に機械部品4の商品情報を現地で入手で
きて、迅速な発注,納品の確保が図れ、また機械部品4
の監視,診断の費用が軽減できる。機械部品4の生産販
売企業は、事前受注による在庫削減、適正な生産計画に
よる効率化が図れる。
【0048】
【発明の効果】この発明の機械部品の監視・診断システ
ムは、機械部品の生産販売企業が、遠隔地で機械部品の
寿命状況の監視,診断を行えて、顧客企業は正確な診
断、適正な在庫,交換,予算の実現が図れ、機械部品の
生産販売企業は、受注予想が行えて在庫の削減が図れる
という効果が得られる。この発明の機械部品の監視・診
断・販売システムは、診断手段の診断結果情報に応じて
診断対象の機械部品に関する商品情報を生成し、かつこ
の商品情報を上記診断結果情報に付加する商品情報付加
手段を設け、上記診断結果情報送信手段は、商品情報の
付加された診断結果情報である商品情報付加・診断結果
情報を送信するものとしたため、顧客企業が、機械部品
の正確な診断結果と同時に機械部品の販売商品情報を現
地で入手できて、迅速な発注,納品の確保が図れ、また
機械部品の監視,診断の費用が軽減でき、生産販売企業
は事前受注による在庫削減、適正な生産計画による効率
化が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる機械部品の監視
・診断・販売システムの大概念を示す説明図である。
【図2】同監視・診断・販売システムの中概念の説明図
である。
【図3】同監視・診断・販売システムの概念構成のブロ
ック図である。
【図4】同監視・診断・販売システムの多対1の接続例
を示す概念構成のブロック図である。
【図5】同監視・診断・販売システムのハードウェア構
成例の説明図である。
【図6】同システムにおけるセンサ情報の各種の送受形
態例を示す説明図である。
【図7】同システムにおける各情報の内容例の説明図で
ある。
【図8】同システムにおける各商品情報付加・診断結果
情報群の内容例説明図である。
【図9】監視,診断対象となる機械部品を含む機械例の
構成説明図である。
【図10】監視,診断対象となる機械部品とセンサの配
置例を示す説明図である。
【図11】監視,診断対象となる他の機械部品とセンサ
の配置例を示す説明図である。
【図12】監視,診断対象となるさらに他の機械部品と
センサの配置例を示す説明図である。
【図13】診断手段の判定器の処理例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…生産販売企業の事業所 2…顧客企業の事業所 3…機械 4…機械部品 5…センサ 9…回線 10…センサ情報送信手段 11…情報収集部 12…情報送信部 13…センサ情報受信手段 14…診断手段 15…商品情報付加手段 16…診断結果情報送信手段 19,20,23…データベース 21…判定器 27…決裁手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 優孝 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 エヌティエヌ株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC05 CC08 CC21 CC27 DD00 DD05 EE01 EE56 FF09 GG04 GG07

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転動体を有する機械部品の監視・診断シ
    ステムであって、顧客企業の事業所の機械に組み込まれ
    た機械部品の寿命関係要因を検出するセンサと、このセ
    ンサで検出した情報またはこの情報を加工した情報であ
    るセンサ情報を回線に送信するセンサ情報送信手段と、
    上記機械部品を生産販売する企業の事業所に設けられ上
    記回線で送信されたセンサ情報を受信するセンサ情報受
    信手段と、この手段で受信したセンサ情報から上記機械
    部品の寿命状況を診断する診断手段と、この診断手段の
    診断結果情報を回線に送信する診断結果情報送信手段
    と、上記顧客企業の事業所に設けられ上記回線に送信さ
    れた診断結果情報を受信する診断結果情報受信手段とを
    備えた機械部品の監視・診断システム。
  2. 【請求項2】 転動体を有する機械部品の監視・診断シ
    ステムであって、上記機械部品を生産販売する企業の事
    業所に設けられ、遠隔地にある顧客企業の機械に組み込
    まれた機械部品の寿命関係要因を検出するセンサの検出
    情報を、回線を介して受信するセンサ情報受信手段と、
    この手段で受信したセンサ情報から上記機械部品の寿命
    状況を診断する診断手段と、この診断手段の診断結果情
    報を回線に送信する診断結果情報送信手段とを設けた機
    械部品の監視・診断システム。
  3. 【請求項3】 上記センサ情報送信手段は、複数の機械
    部品に対して設けられた各センサの検出情報を収集する
    情報収集部と、この情報収集部で収集した情報を上記セ
    ンサ情報として回線に送信する情報送信部とを有するも
    のとした請求項1に記載の機械部品の監視・診断システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記診断手段は、上記診断結果情報とし
    て、機械部品が正常に使用可能か否かの判定結果と、使
    用可能である場合の使用可能期間の判定結果とを含むも
    のである請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の機
    械部品の監視・診断システム。
  5. 【請求項5】 上記センサは、振動波形、温度、および
    画像の少なくとも一種を検出するものである請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の機械部品の監視・診断
    システム。
  6. 【請求項6】 上記診断手段は、機械部品の機種別仕様
    および診断事例の登録されたデータベースを診断に利用
    するものである請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の機械部品の監視・診断システム。
  7. 【請求項7】 上記診断手段は、機械部品の使用環境を
    登録したデータベースを診断に利用するものである請求
    項1ないし請求項6のいずれかに記載の機械部品の監視
    ・診断システム。
  8. 【請求項8】 上記診断手段は、センサ情報が入力され
    ることで、少なくとも機械部品が正常に使用可能か否か
    の判定を自動的に行う判定器と、この判定器による判定
    結果に対して、人による診断結果を付加し、または人に
    よる診断結果で修正する人為診断手段とを有するもので
    ある請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の機械部
    品の監視・診断システム。
  9. 【請求項9】 上記センサ情報送信手段およびセンサ情
    報受信手段は、いずれも上記回線による双方向通信が可
    能なものであり、上記センサ情報送信手段は、センサ情
    報受信手段の要求信号に呼応してセンサ情報を送信する
    ものとした請求項1に記載の機械部品の監視・診断シス
    テム。
  10. 【請求項10】 上記センサ情報送信手段は、センサ情
    報を定期的に送信し、かつ所定の異常信号受信時にも送
    信するものとした請求項1に記載の機械部品の監視・診
    断システム。
  11. 【請求項11】 上記顧客企業の事業所の機械は、複数
    の軸を有する機械であり、上記センサにより検出する機
    械部品は、上記各軸を支持する軸受であり、上記センサ
    情報送信手段は、これら複数の軸受のセンサ情報を回線
    に送信するものである請求項1または請求項3または請
    求項9または請求項10に記載の機械部品の監視・診断
    システム。
  12. 【請求項12】 機械部品の監視・診断・販売システム
    であって、顧客企業の事業所の機械に組み込まれた機械
    部品の寿命関係要因を検出するセンサと、このセンサで
    検出した情報またはこの情報を加工した情報であるセン
    サ情報を回線に送信するセンサ情報送信手段と、上記機
    械部品を生産販売する企業の事業所に設けられ上記回線
    で送信されたセンサ情報を受信するセンサ情報受信手段
    と、この手段で受信したセンサ情報から上記機械部品の
    寿命状況を診断する診断手段と、この診断手段の診断結
    果情報に応じて診断対象の機械部品に関する商品情報を
    生成し、かつこの商品情報を上記診断結果情報に付加す
    る商品情報付加手段と、上記商品情報の付加された診断
    結果情報である商品情報付加・診断結果情報を回線に送
    信する診断結果情報送信手段と、上記顧客企業の事業所
    に設けられ上記回線に送信された商品情報付加・診断結
    果情報を受信する診断結果情報受信手段とを備えた機械
    部品の監視・診断・販売システム。
  13. 【請求項13】 転動体を有する機械部品の監視・診断
    ・販売システムであって、上記機械部品を生産販売する
    企業の事業所に設けられ、遠隔地にある顧客企業の機械
    に組み込まれた機械部品の寿命関係要因を検出するセン
    サの検出情報を、回線を介して受信するセンサ情報受信
    手段と、この手段で受信したセンサ情報から上記機械部
    品の寿命状況を診断する診断手段と、この診断手段の診
    断結果情報に応じて診断対象の機械部品に関する商品情
    報を生成し、かつこの商品情報を上記診断結果情報に付
    加する商品情報付加手段と、上記商品情報の付加された
    診断結果情報である商品情報付加・診断結果情報を回線
    に送信する診断結果情報送信手段とを備えた機械部品の
    監視・診断・販売システム。
  14. 【請求項14】 上記商品情報付加手段は、付加する商
    品情報として、価格情報および納期情報を含むものとし
    た請求項12または請求項13に記載の機械部品の監視
    ・診断・販売システム。
  15. 【請求項15】 上記商品情報付加手段は、付加する商
    品情報として、発注意思を伺う情報を含めるものであ
    り、上記診断結果情報送信手段は、送信する商品情報付
    加・診断結果情報に上記発注意思の伺い情報を含むもの
    であり、上記診断結果情報送信手段は、双方向通信が可
    能なものであって、送信した商品情報付加・診断結果情
    報における上記発注伺い情報に対する合意情報を受信可
    能なものとした請求項12ないし請求項14のいずれか
    に記載の機械部品の監視・診断・販売システム。
  16. 【請求項16】 上記診断結果情報送信手段で受信した
    合意情報の発注内容に応じて、機械部品の納品の手配情
    報を生成する受注処理手段を設けた請求項15に記載の
    機械部品の監視・診断・販売システム。
  17. 【請求項17】 上記診断結果情報送信手段で受信した
    合意情報の発注内容に応じて、電子情報によって決裁を
    行う電子決裁手段を設けた請求項16に記載の機械部品
    の監視・診断・販売システム。
  18. 【請求項18】 上記機械部品の生産計画に、前記診断
    手段の診断結果を利用する診断結果利用生産計画支援手
    段を設けた請求項12ないし請求項17のいずれかに記
    載の機械部品の監視・診断・販売システム。
  19. 【請求項19】 上記センサ情報送信手段は、複数の機
    械部品に対して設けられた各センサの検出情報を収集す
    る情報収集部と、この情報収集部で収集した情報を上記
    センサ情報として回線に送信する情報送信部とを有する
    ものとした請求項12に記載の機械部品の監視・診断・
    販売システム。
  20. 【請求項20】 上記診断手段は、上記診断結果情報と
    して、機械部品が正常に使用可能か否かの判定結果と、
    使用可能である場合の使用可能期間の判定結果とを含む
    ものである請求項12ないし請求項19のいずれかに記
    載の機械部品の監視・診断・販売システム。
  21. 【請求項21】 上記センサは、振動波形、温度、およ
    び画像の少なくとも一種を検出するものである請求項1
    2ないし請求項20のいずれかに記載の機械部品の監視
    ・診断・販売システム。
  22. 【請求項22】 上記診断手段は、機械部品の機種別仕
    様および診断事例の登録されたデータベースを診断に利
    用するものである請求項12ないし請求項21のいずれ
    かに記載の機械部品の監視・診断・販売システム。
  23. 【請求項23】 上記診断手段は、機械部品の使用環境
    を登録したデータベースを診断に利用するものである請
    求項12ないし請求項22のいずれかに記載の機械部品
    の監視・診断・販売システム。
  24. 【請求項24】 上記診断手段は、センサ情報が入力さ
    れることで、少なくとも機械部品が正常に使用可能か否
    かの判定を自動的に行う判定器と、この判定器による判
    定結果に対して、人による診断結果を付加し、または人
    による診断結果で修正する人為診断手段とを有するもの
    である請求項12ないし請求項23のいずれかに記載の
    機械部品の監視・診断・販売システム。
  25. 【請求項25】 上記センサ情報送信手段およびセンサ
    情報受信手段は、いずれも上記回線による双方向通信が
    可能なものであり、上記センサ情報送信手段は、センサ
    情報受信手段の要求信号に呼応してセンサ情報を送信す
    るものとした請求項12に記載の機械部品の監視・診断
    ・販売システム。
  26. 【請求項26】 上記センサ情報送信手段は、センサ情
    報を定期的に送信し、かつ所定の異常信号受信時にも送
    信するものとした請求項12に記載の機械部品の監視・
    診断・販売システム。
  27. 【請求項27】 上記顧客企業の事業所の機械は、複数
    の軸を有する機械であり、上記センサにより検出する機
    械部品は、上記各軸を支持する軸受であり、上記センサ
    情報送信手段は、これら複数の軸受のセンサ情報を回線
    に送信するものである請求項12または請求項19また
    は請求項25または請求項26に記載の機械部品の監視
    ・診断・販売システム。
  28. 【請求項28】 転動体を有する機械部品について、コ
    ンピュータネットワークを用いて監視・診断を行う方法
    であって、上記機械部品を生産販売する企業の事業所に
    おいて、 遠隔地にある顧客企業の機械に組み込まれた機械部品の
    寿命関係要因を検出するセンサの検出情報を、回線を介
    して受信する処理と、 この受信したセンサ情報から上記機械部品の寿命状況
    を、判定器を用いて診断する処理と、 この診断により得られた診断結果情報を回線で上記顧客
    企業に送信する処理とを行う機械部品の監視・診断方
    法。
  29. 【請求項29】 転動体を有する機械部品について、コ
    ンピュータネットワークを用いて監視・診断・販売を行
    う方法であって、上記機械部品を生産販売する企業の事
    業所において、 遠隔地にある顧客企業の機械に組み込まれた機械部品の
    寿命関係要因を検出するセンサの検出情報を、回線を介
    して受信する処理と、 この受信したセンサ情報から上記機械部品の寿命状況
    を、判定器を用いて診断する処理と、 上記診断により得られた診断結果情報に応じて、診断対
    象の機械部品に関する商品情報を生成し、その生成した
    商品情報を診断結果情報と共に回線で上記顧客企業に送
    信する処理を行う機械部品の監視・診断・販売方法。
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