JP7377919B1 - リニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法及びリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得システム - Google Patents
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Abstract
Description
受信した検知信号を複数の周期(cycle)に分割する上、各周期(cycle)をそれぞれ複数の区間(period)に分割するステップ62と、
前記5種類の検知信号から選ばれる少なくとも4種類を選択して、少なくとも4種類の調整パラメータ及び実働当量Factを算出するステップ63と、
算出した実働当量Factと予めに用意された理論上稼働当量Fbasic及びシステム安全パラメータAgeneralに基づいて、寿命消耗当量Xlを算出するステップ64と、
算出した寿命消耗当量Xlと累計稼働周期数CYと理論上寿命値Lbasicとに基づいて、残り寿命参考値Lleftを算出して出力手段5に表示させるステップ65、とを含む。
20 リニア伝動装置
21 回転軸
22 可動部
221 本体
222 循環部材
223 循環通路
224 出入口
225 センサースロット
23 ローラー
24 駆動装置
241 駆動回路
242 モータ
3 センサー手段
31 センサー
4 制御手段
5 出力手段
Claims (8)
- リニア伝動装置を駆動する駆動装置に電気的に接続して制御する制御装置により実行されるリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法であって、
前記リニア伝動装置は、所定の軸線方向に沿って延伸する回転軸と、前記回転軸に沿って移動可能に前記回転軸に配置されると共に、前記回転軸との間に循環通路が画成されている可動部と、前記循環通路内に配置される複数のローラーと、前記リニア伝動装置及び前記駆動装置に配置されるセンサーを有するセンサー手段と、を有するように構成されている上、前記循環通路は、前記ローラーが出入りできる出入口を有し、前記センサーは前記出入口の温度及び前記出入口における前記ローラーが出入りする加速度を感知するように構成され、
前記可動部は、前記回転軸により挿通される本体と、前記本体に配置された2つの循環部材とを有し、各前記循環部材は、いずれも前記回転軸と共に両者の間に1つの循環通路を画成し、
前記リニア伝動装置の稼働中において、前記センサー手段が前記リニア伝動装置から検知した、各前記ローラーと前記回転軸との間に生じる応力もしくは前記循環部材の各前記ローラーとの接触面が受ける応力と、前記可動部が前記軸線方向に沿って移動する距離であるストロークと、前記可動部の前記軸線方向に沿って前記回転軸に対して移動する速度もしくは前記回転軸が回転する速度と、前記リニア伝動装置から検知する前記出入口の温度と、前記出入口における前記ローラーが出入りする加速度と、の5種類の検知信号に基づいて、応力負荷調整パラメータと、ストローク調整パラメータと、速度調整パラメータと、温度調整パラメータと、加速度調整パラメータと、の5種類の調整パラメータを算出し、この5種類の調整パラメータにおいて、少なくとも2種類の調整パラメータは、対応する検知信号とは非一次関数関係であり、そしてこの5種類の調整パラメータから前記リニア伝動装置の残り寿命参考値を算出するリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。 - 前記残り寿命参考値を算出する際において、各前記検知信号及び各前記調整パラメータに基づいて、実働当量を算出してから、該実働当量に基づいて前記残り寿命参考値を算出することを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。
- Factを前記実働当量とし、Atを前記温度調整パラメータとし、Asを前記ストローク調整パラメータとし、Aiを前記加速度調整パラメータとし、Afを前記応力負荷調整パラメータとし、Arを前記速度調整パラメータとし、且つ、Fiavgを区間平均負荷とし、Niavgを前記回転軸の区間平均回転速度とし、Navgを前記回転軸の周期平均回転速度とし、tiを区間時間とし、tcycleを周期時間とし、nを1つの周期内にある区間の数とすると、
の式により算出される実働当量Factを算出してから前記残り寿命参考値を算出することを特徴とする請求項2に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。 - 前記検知信号に基づいて算出される最大応力値をPmaxとし、afを負荷係數とし、且つ、Pmax>2.0Gpaである際、
の式で前記応力負荷調整パラメータAfを算出し、また、
Pmax≦2.0Gpaである際、Afを1とすることを特徴とする請求項3に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。 - 前記検知信号に対応する温度が80℃~200℃の範囲内にある際、
Tを温度とし、at1、at2、at3、at4をそれぞれ必要に応じて設定された温度係数として、
の式で前記温度調整パラメータAtを算出し、また、前記範囲外にある場合は、Atを1とすることを特徴とする請求項3に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。 - 2つの潤滑油消耗係数をそれぞれaoとboとし、Fmaxを許容最大負荷とし、Fopを前記検知信号により取得した実際最大負荷とし、前記回転軸の外径と回転速度の積をDNとして、DNMAXを許容最大DN値とし、DNopを前記検知信号により取得した実際最大DN値とし、
の式で潤滑油消耗パラメータfを算出することを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得方法。 - リニア伝動装置及び前記リニア伝動装置を駆動する駆動装置に電気的に接続するリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得システムであって、
前記リニア伝動装置は、所定の軸線方向に沿って延伸する回転軸と、前記回転軸に沿って移動可能に前記回転軸に配置されると共に、前記回転軸との間に循環通路が画成されている可動部と、前記循環通路内に配置される複数のローラーと、前記リニア伝動装置及び前記駆動装置に配置されるセンサーを有するセンサー手段と、を有するように構成されている上、前記循環通路は、前記ローラーが出入りできる出入口を有し、前記センサーは前記出入口の温度及び前記出入口における前記ローラーが出入りする加速度を感知するように構成され、
前記可動部は、前記回転軸により挿通される本体と、前記本体に配置された2つの循環部材とを有し、各前記循環部材は、いずれも前記回転軸と共に両者の間に1つの循環通路を画成し、
前記リニア伝動装置の稼働中において、前記センサー手段が前記リニア伝動装置から検知した、各前記ローラーと前記回転軸との間に生じる応力もしくは前記循環部材の各前記ローラーとの接触面が受ける応力と、前記可動部が前記軸線方向に沿って移動する距離であるストロークと、前記可動部の前記軸線方向に沿って前記回転軸に対して移動する速度もしくは前記回転軸が回転する速度と、前記リニア伝動装置から検知する前記出入口の温度と、前記出入口における前記ローラーが出入りする加速度と、の5種類の検知信号に基づいて、応力負荷調整パラメータと、ストローク調整パラメータと、速度調整パラメータと、温度調整パラメータと、加速度調整パラメータと、の5種類の調整パラメータを算出し、この5種類の調整パラメータにおいて、少なくとも2種類の調整パラメータは、対応する検知信号とは非一次関数関係であり、そしてこの5種類の調整パラメータから前記リニア伝動装置の残り寿命参考値を算出することを特徴とするリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得システム。 - 前記リニア伝動装置における前記センサーと前記出入口との前記軸線方向における距離は、前記ローラーの直径の3倍を超えないことを特徴とする請求項7に記載のリニア伝動装置用のメンテナンス情報取得システム。
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JP2020148242A (ja) | 2019-03-13 | 2020-09-17 | Thk株式会社 | 転がり案内装置のセンサ取付け構造及びそれに使用するセンサユニット |
WO2021090842A1 (ja) | 2019-11-08 | 2021-05-14 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械および表示装置 |
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